JP2894119B2 - 部品収納体と部品集合体ならびに部品集合体の製造方法 - Google Patents
部品収納体と部品集合体ならびに部品集合体の製造方法Info
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- JP2894119B2 JP2894119B2 JP4311751A JP31175192A JP2894119B2 JP 2894119 B2 JP2894119 B2 JP 2894119B2 JP 4311751 A JP4311751 A JP 4311751A JP 31175192 A JP31175192 A JP 31175192A JP 2894119 B2 JP2894119 B2 JP 2894119B2
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品や機械部品を
収納する部品集合体に関するものである。
収納する部品集合体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品や機械部品を収納する部
品集合体としては、図8及び図9に示すようなものがす
でに提案されている。
品集合体としては、図8及び図9に示すようなものがす
でに提案されている。
【0003】この部品集合体51は、所定間隔置きに多
数の矩形状の挿入穴52が形成されたキャリアテープ5
3と、このキャリアテープ53の各挿入穴52内に挿入
固定されるとともに部品の収納用凹部54を有するパッ
ケージ55とから構成されている。上記パッケージ55
は、外側に突出するフランジ部56と、キャリアテープ
53側に形成された止部抜穴57を通して形成された止
部58とにより、キャリアテープ53を挟み込むように
してしっかりと固定される。
数の矩形状の挿入穴52が形成されたキャリアテープ5
3と、このキャリアテープ53の各挿入穴52内に挿入
固定されるとともに部品の収納用凹部54を有するパッ
ケージ55とから構成されている。上記パッケージ55
は、外側に突出するフランジ部56と、キャリアテープ
53側に形成された止部抜穴57を通して形成された止
部58とにより、キャリアテープ53を挟み込むように
してしっかりと固定される。
【0004】なお、上記パッケージ55は、キャリアテ
ープ53に対して、金型により一体的に複合成形される
ことにより形成及び固定が行なわれる。
ープ53に対して、金型により一体的に複合成形される
ことにより形成及び固定が行なわれる。
【0005】また、上記部品集合体51において、部品
が収納用凹部54内に収納された後は、カバーテープ5
9により収納用凹部54の開口部が覆われて部品の脱落
が防止されるとともに、キャリアテープ53の片側また
は両側縁部に形成された送り用穴53aを介して、所定
の部品装着部に供給されるようにしている。
が収納用凹部54内に収納された後は、カバーテープ5
9により収納用凹部54の開口部が覆われて部品の脱落
が防止されるとともに、キャリアテープ53の片側また
は両側縁部に形成された送り用穴53aを介して、所定
の部品装着部に供給されるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成に
よると、下記のような問題があった。
よると、下記のような問題があった。
【0007】 従来の部品集合体の構成では、部品を
供給する際、収納用凹部の開口部を覆っているカバーテ
ープをはぎ取り、巻き取る作業が必要である。その為
に、カバーテープ巻き取り手段及びリール等が必要とな
る。また、そのはぎ取ったカバーテープは再利用が不可
能で使い捨てとなるので、非常にコストもかかり、無駄
が多かった。
供給する際、収納用凹部の開口部を覆っているカバーテ
ープをはぎ取り、巻き取る作業が必要である。その為
に、カバーテープ巻き取り手段及びリール等が必要とな
る。また、そのはぎ取ったカバーテープは再利用が不可
能で使い捨てとなるので、非常にコストもかかり、無駄
が多かった。
【0008】 部品集合体がリールに巻かれている状
態あるいは搬送されている状態において、部品集合体が
曲げられたりして負荷がかかり、キャリアテープの開口
部とカバーテープとの間にすき間が生じて、収納用凹部
の開口部を密閉出来ない。そのため、収納部品が傾いた
り、そのすき間に挟まったり、飛び出したりする場合が
ある。
態あるいは搬送されている状態において、部品集合体が
曲げられたりして負荷がかかり、キャリアテープの開口
部とカバーテープとの間にすき間が生じて、収納用凹部
の開口部を密閉出来ない。そのため、収納部品が傾いた
り、そのすき間に挟まったり、飛び出したりする場合が
ある。
【0009】 上記2点を解決するために、カバーテ
ープをなくし、部品が飛び出さないように部品を押圧す
る方法が考えられる。しかし、直接部品を固定押圧する
ため、部品を取出す際、かなりの力が必要であり、力の
加減が難しく、部品がはじいたりして取出すことが困難
となる。部品をキャリアテープに収納する際も、機械作
業ではうまく収納できず、手作業で行なわなければなら
なかった。
ープをなくし、部品が飛び出さないように部品を押圧す
る方法が考えられる。しかし、直接部品を固定押圧する
ため、部品を取出す際、かなりの力が必要であり、力の
加減が難しく、部品がはじいたりして取出すことが困難
となる。部品をキャリアテープに収納する際も、機械作
業ではうまく収納できず、手作業で行なわなければなら
なかった。
【0010】また、常に一定の強い力が部品にかかって
いるため、キャリアテープを何度も再利用した場合、部
品をパッケージにはめ込んだり、はずしたりすると押圧
部に非常に負荷がかかり、押圧力が低下したり、破損し
ていた。
いるため、キャリアテープを何度も再利用した場合、部
品をパッケージにはめ込んだり、はずしたりすると押圧
部に非常に負荷がかかり、押圧力が低下したり、破損し
ていた。
【0011】 部品を一定の強い力で押圧しているた
め、収納されている部品に傷等が付き、部品の不良も多
発していた。
め、収納されている部品に傷等が付き、部品の不良も多
発していた。
【0012】
【課題を解決するための手段】部品を収納する収納用凹
部を有する容器単体の開口部に、部品が飛び出さない程
度に部品との隙間を設けて、すくなくとも収納部品上面
上の一部を覆い、樹脂材による一体成形された飛出し防
止手段を、前記樹脂材の弾性力により前記飛出し防止手
段が閉状態で収納部品を保持し、かつ外部からの係止力
により前記飛出し防止手段を水平方向に開状態となるよ
う形成し、かつ容器単体の端部には他の容器単体との連
結を可能とする接続部を設けたものである。
部を有する容器単体の開口部に、部品が飛び出さない程
度に部品との隙間を設けて、すくなくとも収納部品上面
上の一部を覆い、樹脂材による一体成形された飛出し防
止手段を、前記樹脂材の弾性力により前記飛出し防止手
段が閉状態で収納部品を保持し、かつ外部からの係止力
により前記飛出し防止手段を水平方向に開状態となるよ
う形成し、かつ容器単体の端部には他の容器単体との連
結を可能とする接続部を設けたものである。
【0013】
【作用】上記の構成によると、パッケージの開口部に部
品飛出し防止手段を設けることにより、カバーテープの
代役をはたし、直接部品を保持押圧しないので、部品に
無理な力がかからず、部品に傷等がつかない。また、部
品飛出し防止手段の開閉により、無理なく部品を出し入
れが可能となり、自動化が計れるようになった。
品飛出し防止手段を設けることにより、カバーテープの
代役をはたし、直接部品を保持押圧しないので、部品に
無理な力がかからず、部品に傷等がつかない。また、部
品飛出し防止手段の開閉により、無理なく部品を出し入
れが可能となり、自動化が計れるようになった。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0015】図1(a)は部品集合体の平面図、図1
(b)はその正面図であり、図2は部品集合体の斜視図
である。
(b)はその正面図であり、図2は部品集合体の斜視図
である。
【0016】1はキャリアテープ、2は部品飛出し防止
手段(以下、シャッターと称す)であり、そのシャッタ
ー2の上面には突起部3を有している。キャリアテープ
1には図5に示す部品供給装置の搬送機構である巻き取
りリール16に係合させて間欠送りするための送り穴4
があり、部品5を収納するための部品収納部(部品収納
用凹部)6はキャリアテープ1と一体化形成されてい
る。そのキャリアテープ1の開口部7にシャッター2が
同じく一体化形成されており、樹脂の弾圧を利用して開
閉が可能となっている。この一体化形成されたものが部
品収納体8である。部品収納体8は、部品1個に対して
1個のパッケージとなっており、それぞれの部品収納体
8の搬送方向に形成された接続部9によって互いを接続
することにより、部品集合体をなすよう構成されてい
る。
手段(以下、シャッターと称す)であり、そのシャッタ
ー2の上面には突起部3を有している。キャリアテープ
1には図5に示す部品供給装置の搬送機構である巻き取
りリール16に係合させて間欠送りするための送り穴4
があり、部品5を収納するための部品収納部(部品収納
用凹部)6はキャリアテープ1と一体化形成されてい
る。そのキャリアテープ1の開口部7にシャッター2が
同じく一体化形成されており、樹脂の弾圧を利用して開
閉が可能となっている。この一体化形成されたものが部
品収納体8である。部品収納体8は、部品1個に対して
1個のパッケージとなっており、それぞれの部品収納体
8の搬送方向に形成された接続部9によって互いを接続
することにより、部品集合体をなすよう構成されてい
る。
【0017】つぎに、図3および図4,図5,図6,図
7を参照しながらシャッターの開閉機構の説明をする。
7を参照しながらシャッターの開閉機構の説明をする。
【0018】図3は、部品集合体が間欠送りされて、部
品取出し位置でのシャッター開閉の動作図であり、図4
は、その動作位置においての断面図である。また、図5
は、部品供給部(以下、パーツカセットと称す)の部品
取出し位置での斜視図であり、図6は、部品集合体の接
続部の接続状態を示す平面図及び断面図、図7は、パー
ツカセットの全体斜視図である。
品取出し位置でのシャッター開閉の動作図であり、図4
は、その動作位置においての断面図である。また、図5
は、部品供給部(以下、パーツカセットと称す)の部品
取出し位置での斜視図であり、図6は、部品集合体の接
続部の接続状態を示す平面図及び断面図、図7は、パー
ツカセットの全体斜視図である。
【0019】レバー10の駆動によりリール11から部
品収納体8を連結してなる部品集合体が間欠的に搬送さ
れ、部品取出位置12まで1個ずつ送られる。搬送中の
部品収納体8は、図3に示すようにシャッター2が部品
5を飛び出さないように両端を押さえている。
品収納体8を連結してなる部品集合体が間欠的に搬送さ
れ、部品取出位置12まで1個ずつ送られる。搬送中の
部品収納体8は、図3に示すようにシャッター2が部品
5を飛び出さないように両端を押さえている。
【0020】このシャッター2は、部品5を押圧してい
るのではなく、部品5が部品収納部6内で傾いたり、飛
出したりしない程度の隙間が設けられており、非接触と
なっている。しかし、部品5に負荷のかからない程度の
接触であれば可能である。部品取出位置12に送られて
きたとき、パーツカセットのテープ押さえ13に溝カム
14が設けられているので、その溝カム14にシャッタ
ー2の突起部3が入り込み、シャッター2が両側に押し
広げられる。最大に押し広げられた状態の時に、部品収
納部6より部品5を取り出す。取り出し後、溝カム14
のガイドによりもとの状態まで戻され、その後はシャッ
ター2自身の弾性により正常位置に戻る。また、溝カム
14は、部品収納体8の間欠送りによりスムーズに突起
部3がかみ合うように部品取出位置12の少し手前付近
でテープ押さえ13が少し浮いた状態になっている。そ
して部品を取り出し後は、部品集合体はスプロケットホ
イール15の曲線に添って搬送され、再利用のため、巻
き取りリール16に巻き取られたり、あるいはそのまま
収納される。そのため、溝カム14に噛みこんだ突起部
3は部品集合体がスプロケットホイール15に添ってテ
ープ押さえ13から離れていくので、スムーズに自然に
はずれる。
るのではなく、部品5が部品収納部6内で傾いたり、飛
出したりしない程度の隙間が設けられており、非接触と
なっている。しかし、部品5に負荷のかからない程度の
接触であれば可能である。部品取出位置12に送られて
きたとき、パーツカセットのテープ押さえ13に溝カム
14が設けられているので、その溝カム14にシャッタ
ー2の突起部3が入り込み、シャッター2が両側に押し
広げられる。最大に押し広げられた状態の時に、部品収
納部6より部品5を取り出す。取り出し後、溝カム14
のガイドによりもとの状態まで戻され、その後はシャッ
ター2自身の弾性により正常位置に戻る。また、溝カム
14は、部品収納体8の間欠送りによりスムーズに突起
部3がかみ合うように部品取出位置12の少し手前付近
でテープ押さえ13が少し浮いた状態になっている。そ
して部品を取り出し後は、部品集合体はスプロケットホ
イール15の曲線に添って搬送され、再利用のため、巻
き取りリール16に巻き取られたり、あるいはそのまま
収納される。そのため、溝カム14に噛みこんだ突起部
3は部品集合体がスプロケットホイール15に添ってテ
ープ押さえ13から離れていくので、スムーズに自然に
はずれる。
【0021】また、部品収納部6に部品5のリード17
を収納できる溝18(あるいは挿入穴)を設ける。この
溝18がリード17を挟みこむような力が加わっていた
り、スポンジ状の物に差し込む場合は、リード17自身
が収納する際に曲がってしまうことがあるので、収納す
る部品の形状により、あらかじめ決められた部品収納部
6に部品のリード17より少し大きめの溝18を設け、
部品のリード曲りが発生しないような構成になってい
る。そのため、溝18を有する部品収納部6に部品5が
正常に収納されている場合は、リード17が曲がってい
ないという保証になり、不良品が事前に判別可能とな
る。
を収納できる溝18(あるいは挿入穴)を設ける。この
溝18がリード17を挟みこむような力が加わっていた
り、スポンジ状の物に差し込む場合は、リード17自身
が収納する際に曲がってしまうことがあるので、収納す
る部品の形状により、あらかじめ決められた部品収納部
6に部品のリード17より少し大きめの溝18を設け、
部品のリード曲りが発生しないような構成になってい
る。そのため、溝18を有する部品収納部6に部品5が
正常に収納されている場合は、リード17が曲がってい
ないという保証になり、不良品が事前に判別可能とな
る。
【0022】さらに、図6に示すように、それぞれの部
品収納体8の搬送方向に接続部19と20を設けて、接
続部19の先端部を次の部品収納体8の接続部20が包
むように、部品集合体を形成する金型内で接続される。
部品収納体8が1つづつ形成されるたびに、その都度接
続していき、部品集合体を形成する。この場合の接続方
法は、取りはずしが不可能であるが、接続部19と20
の先端にそれぞれ凹凸部を設けることにより、取り外し
が可能となり、必要個数の部品収納体8を接続すること
ができる。部品収納体の取り外しができれば、部品点数
の調節、管理も可能となる。
品収納体8の搬送方向に接続部19と20を設けて、接
続部19の先端部を次の部品収納体8の接続部20が包
むように、部品集合体を形成する金型内で接続される。
部品収納体8が1つづつ形成されるたびに、その都度接
続していき、部品集合体を形成する。この場合の接続方
法は、取りはずしが不可能であるが、接続部19と20
の先端にそれぞれ凹凸部を設けることにより、取り外し
が可能となり、必要個数の部品収納体8を接続すること
ができる。部品収納体の取り外しができれば、部品点数
の調節、管理も可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、カバーテープを失くすことで起こる部品の
飛び出しに対してシャッター手段を設けたことにより、
部品の飛び出しを防止することができ、省資源,材料費
の低減が同時に実現した。また、押圧することもないの
で部品を傷つけずに搬送が可能となった。更に、部品を
取出す際も余分な力が不要となり、部品の取出しミスが
なくなり、何度も部品集合体を再利用してもシャッター
に負荷がかからないため破損しない。シャッターの開閉
も樹脂の弾性を利用しているので、簡単な機構となって
いる。
に本発明は、カバーテープを失くすことで起こる部品の
飛び出しに対してシャッター手段を設けたことにより、
部品の飛び出しを防止することができ、省資源,材料費
の低減が同時に実現した。また、押圧することもないの
で部品を傷つけずに搬送が可能となった。更に、部品を
取出す際も余分な力が不要となり、部品の取出しミスが
なくなり、何度も部品集合体を再利用してもシャッター
に負荷がかからないため破損しない。シャッターの開閉
も樹脂の弾性を利用しているので、簡単な機構となって
いる。
【図1】(a)本発明の一実施例における部品集合体の
平面図 (b)本発明の一実施例における部品集合体の正面図
平面図 (b)本発明の一実施例における部品集合体の正面図
【図2】同部品集合体の斜視図
【図3】同部品集合体のシャッターの動作平面図
【図4】(a)同部品集合体のシャッター閉の断面図 (b)同部品集合体のシャッター開の断面図
【図5】同部品集合体のパーツカセット搭載時の部品取
出し位置の斜視図
出し位置の斜視図
【図6】(a)同部品集合体の接続部の平面図 (b)同断面図 (c)他の実施例における部品集合体の平面図 (d)同断面図
【図7】本発明の一実施例における部品集合体を搭載し
たパーツカセットの斜視図
たパーツカセットの斜視図
【図8】従来例における部品集合体の断面図
【図9】従来例における部品集合体の斜視図
1 キャリアテープ 2 シャッター 3 突起部 4 送り穴 5 部品 6 部品収納部 7 開口部 8 部品収納体 9 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角陸 晋二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 成田 正力 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−311468(JP,A) 実開 平2−59169(JP,U) 実開 平3−212368(JP,U) 実開 昭57−161299(JP,U) 実開 平2−15464(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 85/86 B65D 85/00 H05K 13/02
Claims (11)
- 【請求項1】 部品を収納する収納用凹部を有する容器
単体の開口部に、少なくとも収納部品上面上の一部を覆
い、樹脂材による一体成形された飛出し防止手段を、前
記樹脂材の弾性力により前記飛出し防止手段が閉状態で
収納部品を保持し、かつ外部からの係止力により前記飛
出し防止手段を水平方向に開状態となるよう形成し、か
つ容器単体の端部には他の容器単体との連結を可能とす
る接続部を設けたことを特徴とする部品収納体。 - 【請求項2】 部品を収納する収納用凹部を有する容器
単体底部に、収納部品より小なる大きさの、穴もしくは
溝を形成したことを特徴とする請求項1記載の部品収納
体。 - 【請求項3】 部品飛出し防止手段は、閉状態におい
て、収納部品上面との間に所定の隙間を有していること
を特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の部
品収納体。 - 【請求項4】 部品飛出し防止手段に、部品収納体外部
に配された開閉手段に当接可能な突起部を設けたことを
特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の部品収
納体。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の部品
収納体を帯状に連結してなる部品集合体。 - 【請求項6】 個々の部品収納体が着脱可能に連結して
なる請求項5記載の部品集合体。 - 【請求項7】 少なくとも一方の側縁に沿い、搬送機構
に係脱する係合部が全長にわたり一定間隔で設けられて
なる請求項4〜6のいずれか1項に記載の部品集合体。 - 【請求項8】 請求項1記載の部品収納体を帯状に連結
してなる部品集合体の製造方法であって、部品収納体の
成形と、先行する部品収納体に設けられた接続部との接
続を、同時に同一成形金型内で行うことを特徴とする部
品集合体の製造方法。 - 【請求項9】 部品を収納する収納用凹部を有する容器
単体の開口部に、少なくとも収納部品上面上の一部を覆
い、樹脂材による一体成形された飛出し防止手 段を、前
記樹脂材の弾性力により前記飛出し防止手段が閉状態で
収納部品を保持し、かつ外部からの係止力により前記飛
出し防止手段を水平方向に開状態となるよう形成し、か
つ容器単体の端部には他の容器単体との連結を可能とす
る接続部を設けた部品収納体が連結されて帯状体を呈し
たものであって、該帯状体の少なくとも一方の側縁に沿
い、搬送機構に係脱する係合部が帯状体全長にわたり一
定間隔で設けられ、各部品収納体の対向した二辺には該
二辺を結んだ方向に接続部が外方かつ互いに逆向きに連
接されていて、いずれか一方または両方の接続部が屈曲
可能に形成されているとともに、隣接部品収納体の接続
部どうし重ねられて接合されていることを特徴とする部
品集合体。 - 【請求項10】 部品を収納する凹部を有した樹脂製の
部品収納体が連結されて帯状体を呈していて、該帯状体
の少なくとも一方の側縁に沿い、搬送機構に係脱する係
合部が帯状体全長にわたり一定間隔で設けられていて、
該帯状体の長さ方向に交差する部品収納体の相対向した
二辺において隣接部品収納体どうしが屈曲角度変更自在
に連結されているものであって、該二辺に直交する互い
に平行な二直線に沿いそれぞれ一つ以上の接続部が連接
され、前記二辺のうち一方の辺から延長した接続部の先
端近傍には小突起が一体的に突出形成され、前記二辺の
うちの他方の辺から延長した接続部の先端近傍には、前
記小突起が勘合すべき穴が、隣接した部品収納間での屈
伸を自在とすべく形成されていることを特徴とする部品
集合体。 - 【請求項11】 樹脂材による一体成型品であって、部
品を収納する平面視略四角形の収納凹部を備えた部品収
納体を含み、前記部品収納体の収納凹部を有する容器単
体の開口部に、少なくとも収納部品上面上の一部を覆
い、樹脂材による一体成形された飛出し防止手段を、前
記樹脂材の弾性力により前記飛出し防止手段が閉状態で
収納部品を保持し、かつ外部からの係止力により前記飛
出し防止手段を水平方向に開状態となるよう形成し、か
つ容器単体の端部には他の容器単体との連結を可能とす
る接続部を設けた部品収納体が連結されており、該部品
収納体の水平な左右側縁の少なくとも一方に搬送機構に
係脱する係合部が形成され、部品収納体の前端部並びに
後端部には部品収納体相互を屈曲可能に連結するための
接続部が形成されており、さらに前記収納凹部には、収
納される部品の上端面 に係合する水平な弾性舌片が設け
られており、該弾性舌片は収納凹部に延出した可動片の
先端に形成されていることを特徴とする部品集合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4311751A JP2894119B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 部品収納体と部品集合体ならびに部品集合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4311751A JP2894119B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 部品収納体と部品集合体ならびに部品集合体の製造方法 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8173238A Division JP2894284B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 多数部品の供給方法 |
JP8173237A Division JP2800790B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 部品集合体の部品供給装置および部品集合体の使用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06156562A JPH06156562A (ja) | 1994-06-03 |
JP2894119B2 true JP2894119B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=18021042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4311751A Expired - Fee Related JP2894119B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 部品収納体と部品集合体ならびに部品集合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2894119B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6863177B2 (en) | 1996-05-13 | 2005-03-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electrically conductive propylene resin composition and part-housing container |
JP3558651B2 (ja) | 1996-10-17 | 2004-08-25 | 松下電器産業株式会社 | 部品収納体及びその部品収納体を用いた部品検査方法及び装置 |
WO1998022371A1 (fr) * | 1996-11-18 | 1998-05-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Support pour equipements |
JP3749585B2 (ja) | 1997-01-17 | 2006-03-01 | 松下電器産業株式会社 | 部品のテーピング方法と装置 |
KR100536897B1 (ko) | 2003-07-22 | 2005-12-16 | 삼성전자주식회사 | 배선기판의 연결 구조 및 연결 방법 |
DE202012101847U1 (de) * | 2012-05-21 | 2013-08-22 | Weidmüller Interface GmbH & Co. KG | Trägertape zum Halten und Transportieren mehrerer, wenigstens einen Pin aufweisender elektronischer Bauteile |
JP7008129B2 (ja) | 2018-04-12 | 2022-01-25 | ヤマハ発動機株式会社 | 部品供給装置および部品実装装置 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP4311751A patent/JP2894119B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06156562A (ja) | 1994-06-03 |
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