JP2970507B2 - キャリアテープの送り機構 - Google Patents

キャリアテープの送り機構

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JP2970507B2
JP2970507B2 JP7310735A JP31073595A JP2970507B2 JP 2970507 B2 JP2970507 B2 JP 2970507B2 JP 7310735 A JP7310735 A JP 7310735A JP 31073595 A JP31073595 A JP 31073595A JP 2970507 B2 JP2970507 B2 JP 2970507B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャリアテープの送
り機構に関し、詳しくは、面実装型半導体装置などの電
子部品の製造において、多数の電子部品を個々に収納し
たキャリアテープを間欠的に送り出すキャリアテープの
送り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、面実装型半導体装置などの電子
部品の製造においては、その最終工程でリード成形や特
性検査が行なわれ、これら工程後に電子部品を収納する
に際しては、図4に示すように多数の電子部品1を個々
に収納する樹脂製のキャリアテープ2が使用される。こ
の長尺なキャリアテープ2は、定ピッチで電子部品1を
収納するための凹状のエンボス3をプレス成形などによ
り形成したもので、透明なカバーテープ4を熱圧着若し
くはシール圧着することにより、電子部品1を収納した
エンボス3を封止する。尚、前記キャリアテープ2の一
方の長手側縁部5には、定ピッチで送り孔6が穿設され
ている。
【0003】このキャリアテープ2を使用して多数の電
子部品1を順次収納するために移送する機構としては、
送り爪をスクウェアモーションさせることにより、その
送り爪を前記キャリアテープ2の送り孔6に嵌合させな
がらキャリアテープ2を間欠的に移送する手法がある。
しかしながら、この送り爪による送り機構では、送り爪
をスクウェアモーションさせる関係上、テープ送りの高
速化に対応することが困難であるために不適であった。
【0004】そこで、テープ送りの高速化に対応させる
ため、スプロケットを利用した送り機構が多用されてい
るのが現状である。この送り機構のスプロケット7は、
図5及び図6に示すように周面にキャリアテープ2の送
り孔6と嵌合する送りピン8を送り孔6と同一ピッチで
突設し、キャリアテープ2の一方の長手側縁部5を下方
から支持する第1回転体9と、キャリアテープ2のエン
ボス3を下方から支持する第2回転体10と、キャリア
テープ2の他方の長手側縁部11を下方から支持する第
3回転体12とを同軸的に一体形成したものである。
尚、図示しないが、スプロケット7の回転軸にはモータ
等の駆動源が接続されている。
【0005】また、スプロケット7によるテープ送り出
しの前方位置には、そのスプロケット7から送り出され
たキャリアテープ2を下方から支持して水平状態に保持
する固定レール13が配設されている。尚、固定レール
13におけるスプロケット7の第1回転体9と対向する
端部は、第1回転体9の送りピン8と干渉することを防
止するために所定の隙間mをあけて配置されている。
【0006】このキャリアテープ2の送り機構では、駆
動源の作動によりスプロケット7を回転させてキャリア
テープ2を送り出しながら、そのキャリアテープ2の先
頭部分ではテンションローラ(図示せず)によりそのキ
ャリアテープ2を弛ませることなく一定のテンションを
かけている。この状態で、前述したようにスプロケット
7の送りピン8にキャリアテープ2の送り孔6を嵌合さ
せながら、スプロケット7の回転によりキャリアテープ
2を間欠送りするようにしている。このスプロケット7
により送り出されたキャリアテープ2は、固定レール1
3にガイドされながら、電子部品1の収納、カバーテー
プ4による封止、部品有無検査などの処理が行なわれ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のキャリアテープ2の送り機構では、キャリアテープ
2を一定のテンションをかけた状態でスプロケット7の
回転により送り出している。また、そのスプロケット7
の第1回転体9の前方では、固定レール13の端部との
間に隙間mが存在する。
【0008】一方、スプロケット7の送りピン8とキャ
リアテープ2の送り孔6との関係では、そのキャリアテ
ープ2を精度よく位置決めする必要上、両者のクリアラ
ンスを小さく設定しなければならない。そのため、前述
したスプロケット7と固定レール13との構成の下で
は、図7に示すようにスプロケット7の回転による後方
からの押力が作用する状態で、キャリアテープ2の送り
孔6のピッチ精度のばらつきや固定レール13面とのキ
ャリアテープ2の送り抵抗などにより、キャリアテープ
2の送り孔6からスプロケット7の送りピン8が抜けき
れず、キャリアテープ2がスプロケット7と固定レール
13との間の隙間mに巻き込まれるという現象が発生す
る(尚、図中、エンボス3は省略)。このような現象が
発生すると、キャリアテープ2が切断される不具合が生
じたり、送り機構を稼働停止せざるを得ないという問題
が生じる。
【0009】尚、そのキャリアテープ2の巻き込みを防
止するためには、スプロケット7の送りピン8とキャリ
アテープ2の送り孔6とのクリアランスを大きくするこ
とも考えられるが、そのようにすると、スプロケット7
の送りピン8に対してキャリアテープ2の送り孔6が大
きくなりすぎ、がたが生じて精度よく位置決めすること
が困難となって好適な手段ではない。
【0010】そこで、本発明は上記問題点に鑑みて提案
されたもので、その目的とするところは、スプロケット
と固定レール間でテープ巻き込みが発生することを未然
に防止し得るキャリアテープの送り機構を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段として、本発明は、多数の電子部品を個々
に収納するエンボスが形成され、一方の長手側縁部に沿
って定ピッチで送り孔が穿設された長尺なキャリアテー
プを、スプロケットの送りピンに前記送り孔を嵌合させ
ながら前記スプロケットの回転によりその接線方向へ送
り出すキャリアテープの送り機構において、前記スプロ
ケットは、キャリアテープの一方の長手側縁部のみを下
方から支持し、前記キャリアテープのエンボス及び他方
の長手側縁部を支持する固定レールをスプロケット側方
でキャリアテープとの接点部位からテープ送り出し方向
へ延設させて配置したことを特徴とする。
【0012】また、前記固定レールは、スプロケットの
キャリアテープとの接点部位からテープ送り出し方向と
逆方向へ延設させてそのキャリアテープを水平状態に保
持することも可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係るキャリアテープの送
り機構の実施形態を図1乃至図3に示して説明する。
【0014】本発明のスプロケットによる送り機構は、
図1及び図2に示すように周面にキャリアテープ2の送
り孔6と嵌合する送りピン15を送り孔6と同一ピッチ
で突設し、キャリアテープ2の一方の長手側縁部5を下
方から支持する回転自在なスプロケット16と、そのス
プロケット16の側方に近接させて固定配置され、キャ
リアテープ2のエンボス3及びそのキャリアテープ2の
他方の長手側縁部11を下方から支持する断面L形状の
固定レール17とで構成される。この固定レール17
は、スプロケット側方でキャリアテープ2との接点部位
aからテープ送り出し方向へ延設させて配置され、この
実施形態では、前記キャリアテープ2の接点部位aの前
後方向で、キャリアテープ2の送り方向に沿って連続的
に設けられてキャリアテープ2を水平状態に保持する。
尚、図示しないが、スプロケット16の回転軸にはモー
タ等の駆動源が接続されている。
【0015】この送り機構を組み込んだ装置例を図3に
示す。この装置は、送り機構のスプロケット16から送
り出されたキャリアテープ2の前方にテンションローラ
18を配置し、その前段でキャリアテープ2にカバーテ
ープ4を熱圧着するヒータブロック19を配置する。
尚、場合によっては、カバーテープ4をシール圧着する
こともある。
【0016】前記送り機構を組み込んだ装置では、前工
程から供給されるキャリアテープ2の送り孔6をスプロ
ケット16の送りピン15に嵌合させながら、そのスプ
ロケット16の回転によりキャリアテープ2をその接線
方向へ送り出す。この送り出されたキャリアテープ2
は、テンションローラ18により一定のテンションがか
けられた状態にある。
【0017】この時、スプロケット側方でキャリアテー
プ2との接点部位aから前後に延びて、そのキャリアテ
ープ2のエンボス3及び他方の長手側縁部11を下方か
ら支持する固定レール17が配置されているため、スプ
ロケット16の送りピン15とキャリアテープ2の送り
孔6とのクリアランスが小さくても、スプロケット16
のテープ送り出しによる押力が作用する状態で、キャリ
アテープ2の送り孔6のピッチ精度のばらつきや固定レ
ール17面とのキャリアテープ2の送り抵抗などがあっ
ても、固定レール17によりスプロケット16の送りピ
ン15からキャリアテープ2の送り孔6が強制的に抜脱
され、キャリアテープ2の巻き込みが発生することが皆
無となってキャリアテープ2がスムーズに送り出され
る。
【0018】このようにしてスプロケット16の回転に
より送り出されるキャリアテープ2に対して、キャリア
テープ2のスプロケット16との接点部位aで適宜の手
段により電子部品1が供給されてキャリアテープ2のエ
ンボス3に収納される。そして、封止ポジションでは、
間欠的に移送されるキャリアテープ2が停止した時点
で、カバーテープ4をヒータブロック19により前記キ
ャリアテープ2に熱圧着する。また、固定レール17で
もって水平状態に保持されながら間欠的に移送される途
中ポジションでは、図示しないが、キャリアテープ2の
エンボス3内に収納された電子部品1に対して有無検査
などの処理が行なわれる。
【0019】
【発明の効果】本発明に係るキャリアテープの送り機構
によれば、スプロケットは、キャリアテープの一方の長
手側縁部のみを下方から支持し、前記キャリアテープの
エンボス及び他方の長手側縁部を支持する固定レールを
スプロケット側方でキャリアテープとの接点部位からテ
ープ送り出し方向へ延設させて配置したことにより、ス
プロケットの送りピンとキャリアテープの送り孔とのク
リアランスが小さくても、固定レールによりスプロケッ
トの送りピンからキャリアテープの送り孔を強制的に抜
脱することができ、キャリアテープの巻き込みが生じる
ことなくそのキャリアテープをスムーズに送り出すこと
ができ、高速で安定したテープ送りと高精度のテープ位
置決めを容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャリアテープの送り機構の実施
形態を示す正面図
【図2】図1の側断面図
【図3】図1の送り機構を組み込んだ装置例を示す概略
構成図
【図4】キャリアテープを示す斜視図
【図5】キャリアテープの送り機構の従来例を示す正面
【図6】図5の側断面図
【図7】図6の送り機構において、テープ巻き込みが発
生した状態を示す側断面図
【符号の説明】
1 電子部品 2 キャリアテープ 3 エンボス 5 一方の長手側縁部 6 送り孔 11 他方の長手側縁部 16 スプロケット 17 固定レール a 接点部位

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の電子部品を個々に収納するエンボ
    スが形成され、一方の長手側縁部に沿って定ピッチで送
    り孔が穿設された長尺なキャリアテープを、スプロケッ
    トの送りピンに前記送り孔を嵌合させながら前記スプロ
    ケットの回転によりその接線方向へ送り出すキャリアテ
    ープの送り機構において、前記スプロケットは、キャリ
    アテープの一方の長手側縁部のみを下方から支持し、前
    記キャリアテープのエンボス及び他方の長手側縁部を支
    持する固定レールをスプロケット側方でキャリアテープ
    との接点部位からテープ送り出し方向へ延設させて配置
    したことを特徴とするキャリアテープの送り機構。
  2. 【請求項2】 前記固定レールは、スプロケットのキャ
    リアテープとの接点部位からテープ送り出し方向と逆方
    向へ延設させてそのキャリアテープを水平状態に保持す
    ることを特徴とする請求項1記載のキャリアテープの送
    り機構。
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