JPH09120903A - 抵抗器 - Google Patents

抵抗器

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Publication number
JPH09120903A
JPH09120903A JP27740995A JP27740995A JPH09120903A JP H09120903 A JPH09120903 A JP H09120903A JP 27740995 A JP27740995 A JP 27740995A JP 27740995 A JP27740995 A JP 27740995A JP H09120903 A JPH09120903 A JP H09120903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
insulator
lead
electrically connected
resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP27740995A
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English (en)
Inventor
Masaaki Ito
政昭 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード線溶接条件の過酷な抵抗器において、
溶接性の向上した抵抗器を提供することを目的とするも
のである。 【解決手段】 表面に抵抗皮膜12を有する碍子の端面
にキャップ13を備え、このキャップ13と電気的に接
続するリード線14とからなり、このキャップ13に凹
部15を備えることにより、キャップ13とリード線1
4との溶接性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の電子回路に
使用され、特にリード線溶接条件の過酷な抵抗器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の抵抗器について、図面を参
照しながら説明する。
【0003】図2は従来の抵抗器の断面図である。図に
おいて、1はセラミックからなる柱状碍子で、支持体で
ある。2は碍子1の表面に設けられた抵抗皮膜で、厚膜
系、薄膜系、酸化物系等により着膜されている。3は碍
子1の端面のそれぞれに抵抗皮膜2と電気的に接続する
ように設けられた金属製のキャップである。4はキャッ
プ3と電気的に接続するように溶接されたリード線であ
る。5は少なくとも抵抗皮膜2を覆うようにシリコン塗
料により保護層を設けて、従来の抵抗器を構成してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、キャップ3とリード線4との溶接時の熱的
バランスが均等でないため、リード線4の溶接時に大電
流を印加する際、抵抗値が高いリード線4に電流が集中
して溶けてしまうということがあった。
【0005】本発明は、キャップとリード線との接続性
に優れた抵抗器を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、キャップは碍子の長手方向に凹部を有する
構成としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、表面に抵抗皮膜を設けられた柱状の碍子と、この碍
子の端面のそれぞれに前記抵抗皮膜と電気的に接続する
ように設けられたキャップと、このキャップと電気的に
接続するように設けられたリード線と、少なくとも前記
抵抗皮膜を覆うように設けられた保護層とからなり、前
記キャップは前記碍子の長手方向に凹部を設けてなるも
のである。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、表面に
抵抗皮膜を設けられた柱状の碍子と、この碍子の端面の
それぞれに前記抵抗皮膜と電気的に接続するように設け
られたキャップと、このキャップと電気的に接続するよ
うに設けられたリード線と、少なくとも前記抵抗皮膜を
覆うように設けられた保護層とからなり、前記抵抗皮膜
と保護層間に凹部を設けてなるものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明にリード線を銅被覆電線とするものであ
る。
【0010】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形態
における抵抗器の断面図である。図において、11はセ
ラミックからなる柱状の碍子で、支持体である。12は
碍子11の表面に設けられた抵抗皮膜で、厚膜系、薄膜
系、酸化物系等により着膜されている。13は碍子11
の端面のそれぞれに抵抗皮膜12と電気的に接続するよ
うに設けられた金属製のキャップである。14はキャッ
プ13と電気的に接続するように設けられた銅被覆線
(CP線)からなるリード線で、好ましくはキャップ1
3とリード線14とは溶接により接続されている。15
はキャップ13に碍子11の長手方向に設けられた凹部
である。16は少なくとも抵抗皮膜12を覆うようにシ
リコン塗料により保護層を設けて、抵抗器を構成するも
のである。
【0011】上記実施の形態によれば、キャップ13の
底面部にCP線であるリード線14を溶接する際、抵抗
溶接による発熱はキャップ13の凹部15とリード線1
4との先端の接点で発生するが、その発熱はリード線1
4の先端部とキャップ13の凹部15の両方に均等に伝
わり、両金属が融点に達して固まるため堅牢に溶接す
る。
【0012】このようにキャップ13に凹部15を設け
ることで溶接時の発熱がリード線14の先端部だけでな
く、キャップ13にも均等に伝わるようになり安定かつ
堅牢な溶接が可能となる効果を有する。
【0013】なお、本実施の形態ではキャップ13に凹
部15を設けたが、キャップ自体に凹部を設けても抵抗
皮膜とキャップ間に凹部を有しても良い。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、キャップ
とリード線の溶接性の向上した抵抗器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における抵抗器の断面図
【図2】従来の抵抗器の断面図
【符号の説明】
11 碍子 12 抵抗皮膜 13 キャップ 14 リード線 15 凹部 16 保護層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に抵抗皮膜を設けられた柱状の碍子
    と、この碍子の端面のそれぞれに前記抵抗皮膜と電気的
    に接続するように設けられたキャップと、このキャップ
    と電気的に接続するように設けられたリード線と、少な
    くとも前記抵抗皮膜を覆うように設けられた保護層とか
    らなり、前記キャップは前記碍子の長手方向に凹部を設
    けてなる抵抗器。
  2. 【請求項2】 表面に抵抗皮膜を設けられた柱状の碍子
    と、この碍子の端面のそれぞれに前記抵抗皮膜と電気的
    に接続するように設けられたキャップと、このキャップ
    と電気的に接続するように設けられたリード線と、少な
    くとも前記抵抗皮膜を覆うように設けられた保護層とか
    らなり、前記抵抗皮膜と保護層間に凹部を設けてなる抵
    抗器。
  3. 【請求項3】 リード線は、銅被覆線である請求項1ま
    たは2記載の抵抗器。
JP27740995A 1995-10-25 1995-10-25 抵抗器 Pending JPH09120903A (ja)

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JP27740995A JPH09120903A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 抵抗器

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JP27740995A JPH09120903A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 抵抗器

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