JPH0436528Y2 - - Google Patents

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JPH0436528Y2
JPH0436528Y2 JP20316786U JP20316786U JPH0436528Y2 JP H0436528 Y2 JPH0436528 Y2 JP H0436528Y2 JP 20316786 U JP20316786 U JP 20316786U JP 20316786 U JP20316786 U JP 20316786U JP H0436528 Y2 JPH0436528 Y2 JP H0436528Y2
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melting point
point metal
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low melting
electrodes
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は基板型温度ヒユーズの改良に関するも
のである。
(従来の技術) 基板型温度ヒユーズにおいては、絶縁基板上に
一対の電極を設け、これらの電極間に箔状低融点
金属体を橋設してあり、各電極と箔状低融点金属
体との接合には、通常溶接を用いている。
(考案により解決しようとする問題点) しかしながら、この溶接時、電極まぎわの箔状
低融点金属体部分に溶接熱のためにくびれが生じ
易く、このくびれが大きいときは温度ヒユーズの
作動特性に重大な影響を及ぼし、問題がある。
かかるくびれ防止のために、低融点金属体を通
常の箔状から丸線に変更すれば、基板型温度ヒユ
ーズの基本的特徴である薄型性が毀損されてしま
い、この場合も問題がある。
本考案の目的は基板型温度ヒユーズの薄型性を
充分に保持して、上記低融点金属体の溶融時での
くびれ発生を効果的に防止することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る基板型温度ヒユーズは、絶縁基板
上に一対の電極を設け、電極間に低融点金属体を
配置し、各電極と低融点金属体とを溶接せる温度
ヒユーズにおいて、上記低融点金属体の断面形状
を、高さhと巾bとの比:h/bが0.25〜0.8で
ある矩形としたことを特徴とする構成である。
(実施例) 以下、図面により本考案を説明する。
第1図は本考案に係る基板型温度ヒユーズを示
す上面説明図、第2図は第1図における−断
面説明図である。
図において、1は耐熱性に秀れた絶縁基板例え
ばセラミツクス基板である。2,2は絶縁基板上
に設けた一対の電極であり、導電ペーストのスク
リーン印刷、金属箔積層板のエツチング、金属蒸
着等により形成できる。3,3は電極に接続した
リード線である。4は電極間に橋設せる低融点金
属体であり、各電極と低融点金属体との間は溶接
により接合してある。この低融点金属体の断面積
は、電気抵抗値との関係上、制約を受け、通常
0.06〜0.20mm2である。低融点金属体の断面形状は
矩形であり、高さhと巾bとの比h/bを0.25〜
0.8好ましくは0.5〜0.7にしてある。5は低融点金
属体上に被覆せるフラツクス層である。6は絶縁
基板上にモールド被覆せる硬化樹脂層、例えば、
エポキシ樹脂層である。
上記において、低融点金属体と電極との溶接
時、電極まぎわの低融点金属体部分のくびれ防止
には、h/bを1にすることが有利であるが、こ
の場合は、低融点金属体の高さが高くなつて、基
板型温度ヒユーズの薄型性に不利となり、他方、
この薄型性の追求にはh/bを零に近づけること
が有利であるが、これでは、上記のくびれ防止に
不利となる。而るに、本考案においては、これら
の比較考量により実験的にh/bを0.25〜0.8に
選定してある。
(考案の効果) このように本考案に係る基板型温度ヒユーズに
おいては、低融点金属体の断面のh/bを0.25以
上にしているから、電極まぎわの低融点金属体部
分の溶接熱によるくびれを充分に防止でき、ま
た、同上h/bを0.8以下にしているから基板型
温度ヒユーズの薄型性を充分に保持できる。従つ
て、本考案によれば、低融点合金の溶接による作
動特性の変動のない、薄型の基板型温度ヒユーズ
を提供できる。
なお、本考案は、絶縁基板の片面に低融点金属
体と共に抵抗体(例えば膜上抵抗)を設ける構成
の基板型温度ヒユーズや、絶縁基板の片面には低
融点金属体を、同基板の他面には抵抗体をそれぞ
れ設ける構成の基板型温度ヒユーズにも適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る基板型温度ヒユーズを示
す説明図、第2図は第1図における−断面図
である。 図において、1は絶縁基板、2,2は電極、4
は低融点金属体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁基板上に一対の電極を設け、電極間に低融
    点金属体を配置し、各電極と低融点金属体とを溶
    接せる温度ヒユーズにおいて、上記低融点金属体
    の断面形状を、高さhと巾bとの比h/bが0.25
    〜0.8である矩形としたことを特徴とする基板型
    温度ヒユーズ。
JP20316786U 1986-12-26 1986-12-26 Expired JPH0436528Y2 (ja)

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JPS63106041U JPS63106041U (ja) 1988-07-08
JPH0436528Y2 true JPH0436528Y2 (ja) 1992-08-28

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