JPH09114755A - 情報課金システム - Google Patents
情報課金システムInfo
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- JPH09114755A JPH09114755A JP26875195A JP26875195A JPH09114755A JP H09114755 A JPH09114755 A JP H09114755A JP 26875195 A JP26875195 A JP 26875195A JP 26875195 A JP26875195 A JP 26875195A JP H09114755 A JPH09114755 A JP H09114755A
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Abstract
金の一部を割り引き、情報の利用および流通を一層促進
させる情報課金システムを提供する。 【解決手段】 情報本体処理部11は、利用される情報
の情報ラベル内に広告情報が含まれているときは、広告
選択部12を呼び出し、広告の参照の可否および複数の
広告からいずれかをユーザに選択させる。情報本体処理
部11は選択結果を受け取り、それを広告表示部13へ
通知するとともに、情報本体の処理を開始する。広告表
示部13は、選択された広告をユーザに提示する。情報
の利用が終了すると、利用料金計算部14は情報本体処
理部11から利用料金の計算に必要な情報を受け取り、
広告の選択結果に基づいて利用料金を計算し、計算結果
を情報識別子とともに出力する。このとき、広告がユー
ザに提示された場合は、利用料金の割引を行なう。
Description
画、音声、あるいはコンピュータプログラムなどのデジ
タル情報を配付し、その利用権を販売する、あるいはそ
の利用に応じた利用料金を徴収する情報課金システムに
関するものである。
情報ハイウェイ構想などにより、あらゆる情報がデジタ
ル化され、ネットワークを通じて配付・流通される時代
が到来しようとしている。すでにインターネットやパソ
コン通信、あるいはCD−ROMという形態で、文字情
報はもとより、画像、動画、音声、プログラムなどの様
々な情報が配付・流通しはじめている。
画、音声、プログラムなどの様々なデジタル情報は物理
的な物とは異なって実体を持たないため、利用しなけれ
ば価値がなく、また、複写が容易でかかるコストが低
い、などの特徴を持つ。そのため、これまでの物理的な
物に対する所有を基礎とした社会経済では不都合が多
い。例えば、昨今話題となっているコンピュータプログ
ラムの不正コピーがその顕著な例である。
易でそのコストが低いという特徴を持つ。しかし、現在
はその所有に対して対価を支払っているため、一旦、あ
る人に所有された情報が複写されるということを制限し
ているのである。本来、デジタル情報の最も優れた特徴
であるはずの複写の容易性やそのコストの低さを無理や
りに封じ込めていることになる。
ラムを代表とするデジタル情報を暗号化して自由に流通
させ、利用する際には代金を支払ってデジタル情報を利
用するための復号鍵を受け取り、情報を復号化して利用
するようなシステムも登場してきている。あるいは、情
報は利用しなければ価値がないという観点から、例え
ば、特公平6−95302号公報に記載されているソフ
トウェアサービスシステムのような、情報の利用に対し
て課金するようなシステムも考えられている。この特公
平6−95302号公報に記載されているソフトウェア
サービスシステムによって、パーソナルコンピュータや
ワークステーションなどの情報処理装置上では、ユーザ
はプログラムを代表とするソフトウェアを利用する際に
は、ソフトウェアを購入してきて利用するのではなく、
無料または非常に安価に入手し、利用した時に利用に応
じて利用料金という形で、例えば、利用した回数に応じ
た課金がなされるようになった。
報に記載されているソフトウェアサービスシステムで
は、広告情報を扱うことができないため、情報は情報の
提供者から一元的に供給されることになる。そのため、
例えば、雑誌において発行元が第3者の広告を雑誌に掲
載することで広告料を徴収し、雑誌の価格そのものを引
き下げるような提供形態をとることができず、広告情報
によって情報の利用料金を引き下げることができなかっ
た。
記載されている画像情報検索システムでは、利用者が端
末から検索を行なって、その検索に応じて結果を画面に
表示するシステム(いわゆるキャプテンシステム)にお
いて、利用者が明示的に広告の検索を行なうと、その検
索の結果表示された広告の提供者が、利用者がその後に
行なった有料の検索の料金の一部を負担することによっ
て、利用者に対して広告の検索を積極的に行なってもら
うようにしたものである。これによって、利用者の利用
料金の軽減と広告情報の利用の促進を図ろうとするもの
である。
公報に記載されている画像情報検索システムでは、利用
者が自分の行ないたい検索に先立って広告の検索を行な
うことにより、自分の行なった検索料金の一部が広告検
索の結果表示された広告の提供者から支払われるもので
あって、画像情報を検索する場合の割引しか行なうこと
ができない。すなわち、検索以外のデジタル情報を利用
する際の広告による割引を行なうことはできない。さら
に、このシステムでは利用者が割引を得るためには、そ
れとは何の関連もない広告の検索を明示的に行なわねば
ならないため、利用者に余計な負担を強いていた。
載されているマルチメディア通信における課金システム
は、マルチメディア通信システムにおいて、加入者間の
通信に対して、第3者の広告情報を載せることによっ
て、例えば、加入者間が画面を通じて会話を行なう際に
端末の最下部に広告を表示するなどによって、加入者の
利用料金の一部を広告の提供者に負担させ、加入者の料
金負担を軽減するものである。しかし、この技術は、マ
ルチメディア通信を行なった時、その通話料金を広告に
よって軽減するものであり、ユーザがソフトウェアなど
のデジタル情報を利用する際の広告による料金割引を行
なうことはできなかった。
事情に鑑みてなされたものであり、情報の利用時に広告
を出力し、情報の利用料金の一部を広告料で賄うこと
で、情報の利用者に対して利用料金の一部を割り引いて
利用者の利用料金の負担を軽減し、デジタル情報の利用
および流通をより一層促進させる情報課金システムを提
供することを目的とするものである。
は、情報課金システムにおいて、情報の利用を実現する
情報処理手段と、前記情報の利用に対して利用料金を計
算する利用料金計算手段と、広告を出力する広告出力手
段を有し、前記情報処理手段で利用する情報が広告情報
を含んでいる場合に前記広告出力手段は前記広告情報に
基づいた広告の出力を行なうことを特徴とするものであ
る。
の情報課金システムにおいて、前記情報処理手段で利用
する情報が該情報を利用する際の広告を参照する場合の
割引後の利用料金に関する割引課金情報および広告情報
を含んでいる場合には、前記広告出力手段は前記広告情
報に基づいた広告の出力を行なうとともに、前記利用料
金計算手段は前記割引課金情報に基づいて利用料金の計
算を行なうことを特徴とするものである。
の情報課金システムにおいて、利用者が広告を参照する
か否かを選択する広告選択手段を有し、前記情報処理手
段で利用する情報が該情報を利用する際の通常の利用料
金に関する通常課金情報、広告情報、広告情報を参照し
た場合の割引に関する割引情報を含んでいる場合に、前
記広告選択手段で広告の参照が選択されているとき前記
広告出力手段は前記広告情報に基づいた広告の出力を行
なうとともに前記利用料金計算手段は前記通常課金情報
から計算された利用料金から前記割引情報に従い割引を
行なうことを特徴とするものである。
の情報課金システムにおいて、前記広告選択手段は、前
記情報処理手段で利用する情報が複数の広告情報を含む
場合に、該複数の広告情報の中から所望の広告を選択可
能であり、前記広告出力手段は前記広告選択手段で選択
されている広告の出力を行なうことを特徴とするもので
ある。
4のいずれか1項に記載の情報課金システムにおいて、
前記広告出力手段は、前記情報処理手段で利用する情報
に含まれていることを特徴とするものである。
4に記載の情報課金システムにおいて、前記広告選択手
段は、前記情報処理手段で利用する情報に含まれている
ことを特徴とするものである。
6のいずれか1項に記載の情報課金システムにおいて、
前記広告情報は、広告情報本体を含み、前記広告出力手
段は前記広告情報に含まれる広告情報本体を出力するこ
とを特徴とするものである。
6のいずれか1項に記載の情報課金システムにおいて、
前記広告情報は、広告情報本体を特定するための広告情
報識別子を含み、前記広告出力手段は前記広告情報に含
まれる広告情報識別子をもとに広告情報本体を特定して
出力することを特徴とするものである。
ムの第1の実施の形態における情報処理部の一例を示す
構成図である。図中、1は情報処理部、11は情報本体
処理部、12は広告選択部、13は広告表示部、14は
利用料金計算部である。情報処理部1は、情報本体処理
部11、広告選択部12、広告表示部13、利用料金計
算部14を有している。
用される情報を実行あるいは処理するとともに、利用さ
れる情報に広告情報が含まれているときは広告選択部1
2を呼び出し、選択された広告情報を広告表示部13へ
通知する。
報が含まれている場合に、その広告を表示させるか否か
をユーザの指示に応じて選択する。また、利用する情報
に複数の広告情報が含まれている場合には、広告の表示
の可否とともに、表示させる広告の選択も行なう。
らの指示に従い、伝達された広告を例えばディスプレイ
やスピーカーなどを通じてユーザに提示する。例えば、
ディスプレイに表示する場合には、その表示形態の一例
としては、バックグラウンド画面にユーザの利用の邪魔
にならないように広告情報を表示することができる。こ
のほかにも、情報の利用の前後や、一定の時間に、ある
いは所定のタイミングで表示させることができる。広告
表示部13は、これらのうちの一つの形式だけを扱える
ようにしてもよいし、複数の方式から一つを選択して表
示するようにしてもよい。さらに、広告情報の中に表示
形式に関する情報も追加すれば、広告情報から自動的に
表示方法を決定することも可能になる。
1から、例えば、使用した時間、どの機能を利用したの
かなど、利用料金の計算に必要な情報を受け取り、これ
らの情報を元に、広告の選択情報に従って利用料金を計
算し、その結果を情報識別子とともに出力する。
の実施の形態における情報処理部を含む情報処理装置の
一例を示すブロック図である。図中、1は情報処理部、
2は入力装置、3は出力装置、4はメモリ、5は外部記
憶装置、6は利用料金保持部、7は利用料金被回収部で
ある。情報処理部1は、図1に示したように、情報本体
処理部11とともに、広告選択部12、広告表示部1
3、利用料金計算部14などが組み込まれている。
力装置2、ディスプレイやスピーカーなどから構成され
る出力装置3、メモリ4やハードディスクなどの外部記
憶装置5などは従来より情報処理装置に備わっている構
成である。利用に供される情報は、例えば、外部記憶装
置5に格納しておくことができる。
め、利用料金保持部6と利用料金被回収部7が設けられ
ている。利用料金保持部6は、情報処理部1によって利
用された情報について、その情報の情報識別子と情報処
理部1内の利用料金計算部14で計算された利用料金が
対にされて渡されるので、情報識別子ごとに集計して料
金データとして保持する。利用料金保持部6は、実際に
はメモリやディスクなどの情報を記録する記憶装置で構
成される。図2では、利用料金保持部6を別の構成要素
として示しているが、もちろん、メモリ4や外部記憶装
置5を利用することができる。
に保持されている料金データを例えば情報提供者に対し
て出力する。利用料金被回収部7は、外部と通信回線を
通じて交信を行なうネットワークインタフェースや、電
話回線とモデムなどで構成することができる。この構成
も、情報処理部1が直接制御可能なネットワークインタ
フェースやモデムなどを共用することができる。
る情報の構成の一例の説明図である。図3に示すよう
に、情報は情報ラベルと情報本体とから構成される。情
報ラベルは課金情報など、情報そのもの以外の集合から
構成される。情報本体はユーザが直接利用する対象であ
り、コンピュータプログラムや動画や画像、音声など、
デジタル情報であれば何でもよい。
通常課金情報、広告情報、割引情報、情報識別子の4つ
の情報が含まれている。通常課金情報は、その情報を広
告が提示されることなく利用する場合の料金に関する課
金情報である。広告情報は、第3者の製品や企業、団体
などの宣伝を行なうための広告を表現した情報であり、
テキスト、音声、動画、画像などのデジタル情報であ
る。もちろん情報提供者自身の広告であってもよい。割
引情報は、ユーザが広告を参照して利用する際の通常料
金に対する割引率に関する情報である。情報識別子は、
どの情報が利用されたのかということを識別するため
に、情報に与えられた唯一の識別子である。なお、一般
的に情報ラベルと情報本体は分離されず、不正な利用を
防ぐために一体化して暗号化され、流通されるのが普通
である。
実施の形態における動作の一例を説明する。まず、全体
の流れを説明する。ハードディスクなどの外部記憶装置
5に格納されている情報は、情報本体処理部11によっ
てメモリ4へ格納され、情報ラベルと情報本体に分離さ
れる。情報ラベル内に広告情報が含まれているときは、
広告選択部12を呼び出し、広告を参照するか否か、複
数の広告が含まれているときは、どれにするかをユーザ
に選択してもらう。選択結果は、情報本体処理部11と
利用料金計算部14に伝達される。
り、それを広告表示部13へ通知するとともに、情報本
体の処理を開始する。情報本体処理部11において情報
本体の利用が終了すると、それが広告表示部13と利用
料金計算部14に伝達される。さらに、利用料金計算部
14は情報本体処理部11から利用料金の計算に必要な
情報、例えば、使用した時間、どの機能を利用したの
か、なども受け取る。利用料金計算部14は、それらの
情報と先に伝達された広告の選択結果に基づいて利用料
金を計算し、その結果を情報識別子とともに利用料金保
持部6へ伝達する。
用料金計算部14から渡された利用料金を、情報識別子
ごとに集計して料金データとして保持する。利用料金保
持部6内に保持された料金データは、利用料金被回収部
7を通じて情報提供者に回収される。情報提供者は、回
収した料金データに基づいて利用料金をユーザに請求す
る。このとき、不正利用を防ぐために、情報処理部1は
料金データが一定の期間以上回収されない、すなわち利
用料金が支払われない場合は処理をストップしてしまう
ようにすることができるが、ここではそれについての詳
細は省略する。
る。図4は、本発明の情報課金システムの第1の実施の
形態における情報本体処理部の動作の一例を示すフロー
チャートである。情報本体処理部11は、従来の情報処
理装置における情報処理部と基本的には同様である。こ
の第1の実施の形態の場合には、情報に対して広告が付
与されているので、広告情報の表示に関連する処理が追
加されている。
る情報が指定されると、その情報を外部記憶装置5から
メモリ4内に読み込み、S22において、情報を復号化
して情報ラベルと情報本体に分離する。S23におい
て、利用料金の計算のため、情報ラベル内に保持されて
いる通常課金情報を利用料金計算部14に伝達する。
存在するか否かを判定する。広告情報が存在しない場合
には、広告情報についての処理は必要ないので、S25
〜S27の処理を行なうことなく、S28において情報
本体の処理を行なう。
は、S25において、広告選択部12を呼び出してユー
ザに広告を選択してもらう。このとき、引数として情報
ラベル内の広告情報と割引情報が渡される。広告選択部
12では、その情報をユーザに提示して選択を行なって
もらい、その選択結果を返却する。S26において、返
却された選択結果を広告表示部13に渡す。広告表示部
13へは選択された広告情報を渡すだけで、結果の返却
を待つことはしない。広告表示部13は渡された広告情
報に従ってユーザに広告情報を提示する。一方、S27
において、選択された広告の割引情報を利用料金計算部
14に渡す。これは、利用料金計算部14が、後で利用
料金を計算するときに、その割引情報を使って計算する
ためである。そして、S28において、情報本体の処理
を行なう。
ったとき、あるいは広告の表示を拒否した場合は、選択
結果として“Null”が渡される。広告表示部13
は、“Null”が渡されたときはなにもしない。ま
た、利用料金計算部14は、“Null”が渡されたと
きは割引を行なわず、通常の課金計算を行なう。
いて、“終了”情報が広告表示部13にも伝達される。
これは、広告の種類によってはユーザが情報を利用して
いる間、ずっとディスプレイ画面のバックグラウンドに
広告情報を表示し続ける種類のものであるかもしれない
からである。そのようなタイプの広告の処理を終了させ
るために、ここでは“終了”が伝達される。もちろん、
広告がなかったときや広告が選択されず、あるいは広告
の表示が拒否された場合には、広告表示部13は何も処
理を行なっていないはずであり、特に“終了”情報を受
け取っても何もしないようになっている。あるいは、こ
のS29を飛ばすように構成してもよい。最後にS30
において、利用料金計算部14へ利用量のデータととも
に“終了”を伝達する。利用料金計算部14では、これ
を受けて、利用料金の計算を行なう。
ら呼び出され、ユーザに広告を参照するか否か、および
参照するとしたらどの広告を参照するのかを選択しても
らい、その結果を情報本体処理部11へ返すという処理
を行なう。何も選択されない場合は、広告を参照しない
ということを選択したとみなすように構成することがで
きる。選択された結果は、情報本体処理部11へ返され
るとともに、利用料金計算部14に送られる。何も選択
されなかった場合には“Null”が返される。
づいてディスプレイやスピーカーなどにその内容を表示
・出力する。上述のように種々の表示形態が可能であ
り、この切り替えはユーザによって明示的に行なった
り、あるいは、情報ラベル内の広告情報の中に表示形式
に関する情報を追加することによって、広告情報から自
動的に表示方法を決定することが可能である。あるい
は、利用している情報によって表示している画面中に、
その情報によって広告がはめ込まれるように構成しても
よい。
の実施の形態における利用料金計算部の動作の一例を示
すフローチャートである。利用料金計算部14は、S3
1,S32において、情報の利用開始時に、情報本体処
理部11から通常課金情報と、選択された広告の割引情
報を受け取り、それぞれ変数unit,offに格納す
る。S33において、受け取った割引情報、すなわち変
数offが“Null”の場合には、変数offの値を
1とする。S34において、割引後の単位料金unit
×offを計算し、変数unitに格納する。そして、
S35において、情報本体処理部11からの“終了”情
報の伝達を待つ。
1から“終了”情報の伝達を受け取り、S36,S37
において、それとともに伝達される利用料金の計算に必
要な利用量、例えば、使用した時間、どの機能を利用し
たのかなどと、利用された情報の情報識別子を受け取っ
て、それぞれ、変数usage,infoldに格納す
る。そして、S38において、それらに基づいて利用料
金を計算する。ここでは、利用量と単位料金の積、すな
わちusage×unitを計算し、これを利用料金と
して変数usageに格納する。S39において、その
計算結果を情報識別子とともに利用料金保持部6へ伝達
する。
について説明する。図6は、本発明の第1の実施の形態
における情報ラベルの具体例の説明図である。図6に示
す情報ラベルでは、通常の利用料金は1分当たり5円、
第1の広告情報として“X社の製品Yはあなたの財産を
守ります”というテキストデータ、第1の割引情報とし
て通常の8割に割り引くことを意味する0.8、第2の
広告情報として“Commercial Film o
f Z Corporation”というタイトルの動
画情報、第2の割引情報として0.7、そしてこの情報
ラベルの付与されている情報の固有の情報識別子として
“87287”というIDから構成されている。つま
り、“87287”という情報識別子を持つ情報は2つ
の広告情報を持ち、片方は利用料金を0.8の割合に割
り引き、もう一方は0.7の割合に割り引くということ
を示している。
金の割合を格納したが、例えば、割引率を格納しておい
てもよい。すなわち「利用量の総額の2割引」という形
式の割引情報として0.2を格納しておいてもよい。あ
るいは、「1回の利用につき100円の割引」のような
定額の割引を行なうのであれば、その金額を割引情報と
して格納するようにしてもよい。さらに、関数式を格納
しておくなど、種々の割引種別に応じた情報を格納可能
に構成することができる。もちろん、複数の割引情報を
組み合わせるような指示を行なってもよい。例えば、
「500円までは2割引、それ以上は一律100円引
き」、というようにしてもよい。どのような割引情報が
格納されているのかを示す割引種別の情報を割引情報の
一部として格納しておくこともできる。
用が指示されると、情報本体処理部11が動作し、図4
のS25において広告選択部12が呼び出される。図7
は、本発明の情報課金システムの第1の実施の形態にお
ける広告選択部による表示の一具体例の説明図である。
図6に示した情報ラベルには、2つの広告情報が含まれ
ているので、広告選択部12は出力装置3に2つの広告
情報を表示させ、ユーザに広告を参照するか否か、参照
する場合にはどちらの広告を参照するかを選択してもら
う。
よる割引情報を表示するとともに、左側にボックスを表
示している。このボックスをユーザが選択することによ
って、対応する広告を選択する。図7においてボックス
が黒く表示されている広告が選択されたことを示してい
る。その後、右上の「完了」を指示することによって、
広告の選択が決定され、広告選択部12におけるユーザ
による選択処理は終了する。選択結果は情報本体処理部
11へ返されるとともに、利用料金計算部14へ送られ
る。なお、何も選択されないで「完了」が指示された場
合は、広告を参照しないことが選択されたものとみな
し、情報本体処理部11には“Null”が返される。
を追加して表示したり、表示する情報を変更することが
できる。例えば、広告の全部あるいは一部を表示した
り、情報ラベル中の広告情報として広告提供者が格納さ
れていれば、その広告提供者を表示することができる。
および広告を表示する場合は表示する広告が選択される
と、情報本体処理部11は図4のS26において、広告
表示部13へ選択された広告情報を伝達する。広告表示
部13は、伝達された広告を表示する。図8は、本発明
の情報課金システムの第1の実施の形態における広告表
示部による表示の一具体例の説明図である。この例では
文書エディタという情報(アプリケーションプログラ
ム)を利用したとき、選択された広告が画面の最下部に
テロップのような形式で表示されている。図7におい
て、広告1が選択されたので、広告1の内容“X社の製
品Yはあなたの財産を守ります”が、バックグラウンド
画面にユーザの利用の邪魔にならないように表示されて
いる。
エディタの利用が終了すると、“終了”情報が情報本体
処理部11から広告表示部13および利用料金計算部1
4に送られる。広告表示部13では、図8に示すように
表示していた広告を消去する。また、利用料金計算部1
4では、情報の利用開始時に送られてきた通常課金情報
および割引情報と、情報の利用終了時に送られてきた利
用量をもとに利用料金を計算し、利用した情報の情報識
別子とともに利用料金保持部6へ出力する。利用料金保
持部6では、利用料金計算部14から出力された利用料
金を情報識別子ごとに集計して保持する。図9は、本発
明の情報課金システムの第1の実施の形態における利用
料金保持部に保持された料金データの一具体例の説明図
である。図9に示した料金データの例では、3つの情
報、すなわち情報識別子が87277、672、128
3の情報を利用し、それぞれ1365円、27円、98
7円使ったことを意味している。結果的に、このユーザ
はその合計額2379円を情報提供者に支払うことにな
る。
ユーザが独占的に利用する場合を示している。そのた
め、利用料金保持部6に保持された料金データはそのユ
ーザに対する利用料金を示すものとなる。1台の情報処
理装置を複数人で共同利用する場合には、各ユーザごと
に例えば図9に示す料金データを保持したり、あるいは
各ユーザを特定するユーザIDを料金データに含ませる
ように構成することができる。
表示部12や広告選択部13、利用料金計算部14が情
報処理装置側の情報処理部1に組み込まれている形式で
実現されている。本発明はこれに限らず、これらの一部
あるいは全部を情報本体に組み込むことも可能である。
あるいは、利用料金保持部6などと同様に情報処理部1
とは別の構成要素として構成することも可能である。こ
れらの構成においても、処理内容は大きな差はないの
で、ここではその説明を省略する。
実施の形態について説明する。この第2の実施の形態
は、広告情報そのものは情報に付与せず、広告情報を独
立した情報とし、情報本体にはその広告情報の情報識別
子を付与する例を示している。このような構成にするこ
とによって、複数の情報から一つの広告情報を共有でき
るので、全体としての情報のサイズを圧縮することがで
きる。また、広告情報のみを入れ替えることで、同じ情
報を利用していても、例えば、月によって異なる広告を
表示させたりすることが可能になる。さらに、広告情報
そのものの利用履歴を取ることで、その広告がどれだけ
参照されているのかといった情報を直接的に得ることが
できる、などの効果を持つ。この第2の実施の形態にお
ける構成は、上述の第1の実施の形態における構成と同
様であるので、ここでは省略する。
ける情報の構成の一例の説明図である。上述の第1の実
施の形態において図3に示した構成とほぼ同一である
が、図3の例では広告情報そのものを保持していたのに
対し、この第2の実施の形態では広告情報の情報識別
子、すなわち広告情報識別子を保有している。広告情報
識別子は、図10に示す情報とは別に存在する独立広告
情報を一意に特定するための識別子である。
ける独立広告情報の構成の一例の説明図である。図11
に示すように、独立広告情報は広告情報本体と情報ラベ
ルからなり、情報ラベル中に独立広告情報の情報識別子
が含まれている。つまり、図10に示した情報の情報ラ
ベルから課金に関する情報と広告に関する情報を除いた
形態である。もちろん、有料の広告の場合には独立広告
情報に課金情報を付与してもよく、場合によってはマイ
ナスの課金情報を付与し、その広告を参照することによ
ってユーザに利用料金が割り戻されるようにしてもよ
い。
ける独立広告情報の構成の別の例の説明図である。図1
2には、情報側に保持していた割引情報を独立広告情報
側で保持するようにした例を示している。この場合は、
情報側には割引情報を付与する必要がなくなり、情報の
種類にかかわらず、広告情報側に記載された、例えば、
一律X円とか、Y割引、というような割引情報が適用さ
れることになる。情報と独立広告情報の両方に割引情報
が保持されていたら、例えば、どちらかの割引情報を優
先して適用したり、Z割を限度として両方の割引を適用
するというようにしてもよい。
ける独立広告情報の具体例の説明図、図14は、同じく
情報の具体例の説明図である。図13(A)に示す独立
広告情報では、情報ラベルに、情報識別子として“09
90−1876”、割引情報として通常の8割に割り引
くことを意味する0.8と、これが割引後の利用料金の
割合を意味することを示す割引種別0が保持され、広告
情報本体に“X社の製品Yはあなたの財産を守ります”
というテキストデータが保持されている。また、図13
(B)に示す独立広告情報では、情報ラベルに、情報識
別子として“0990−1877”、割引情報として一
律に100円割り引くことを意味する100と、これが
絶対額であることを示す割引種別1が保持され、広告情
報本体に“Commercial Film of Z
Corporation”というタイトルの動画情報
が保持されている。このように、この例では、割引情報
として割引後の利用料金の割合の他に割り引く絶対金額
を保持することができる。そして、これらの割引の形態
を区別するために、割引種別を有している。ここでは、
割引種別として、絶対額を意味する場合は1、割引後の
利用料金の割合を意味する場合は0という情報を保持さ
せている。もちろん、割引形態が1つしか存在しない場
合には、割引種別は必要ない。
に、通常の利用料金は1分当たり5円であるという通常
課金情報と、独立広告情報を参照するための広告情報識
別子として“0990−1876”、“0990−18
77”の2つ、および、この情報の情報識別子として
“87287”が保持されている。このように、この例
では、情報ラベル中には広告情報そのものや割引情報は
保持せず、図13に示した2つの独立広告情報の情報識
別子を保持している。
実施に形態における動作の一例について説明する。この
第2の実施の形態における動作は、ほぼ上述の第1の実
施の形態と同様であるが、この第2の実施の形態では広
告情報を独立させているので、情報本体処理部11の処
理は一部変更が必要である。また、割引形態が2つ以上
存在する場合には、それぞれの割引形態ごとに利用料金
を計算する必要があるため、利用料金計算部14の処理
が一部変更される。それ以外の広告選択部12や広告表
示部13における処理は上述の第1の実施の形態と同様
であるのでここでは省略する。
2の実施の形態における情報本体処理部の動作の一例を
示すフローチャートである。図15において、図4と同
様のステップには同じ番号を付して説明を省略する。基
本的には、広告情報そのものを扱うのではなく、情報識
別子を扱うようにしたことと、独立広告情報と情報が分
離されたので、情報中の広告情報識別子で指し示される
独立広告情報がないときはネットワークを通じて取得す
る処理を行なうように変更を加えただけである。
ル中に広告情報識別子が存在するか否かを判定する。広
告情報識別子が存在しない場合には広告を提示すること
はないので、そのままS28における情報本体の処理に
移行する。広告情報識別子が存在する場合には、さらに
S42において、外部記憶装置5内にその広告情報識別
子で示される独立広告情報がすべて存在するか否かを判
定する。外部記憶装置5内に存在しない独立広告情報が
ある場合には、S43において、その独立広告情報をネ
ットワークを通じて取得する。
してユーザに広告を選択してもらう。このとき、引数と
して情報ラベル内の広告情報識別子と割引情報が渡され
る。広告選択部12では、広告情報識別子をもとに独立
広告情報を参照し、独立広告情報中の各種データをユー
ザに提示して、広告の選択を行なってもらい、その選択
結果が返却される。S45において、返ってきた選択結
果に基づき、選択された広告に対応する広告情報識別子
を広告表示部13に渡す。広告表示部13へは選択され
た広告情報識別子を渡すだけで、結果の返却を待つこと
はしない。広告表示部13は、渡された広告情報識別子
に従って独立広告情報を参照し、ユーザに広告情報を提
示する。一方、S46において、選択された広告に対応
する広告情報識別子をもとに独立広告情報を参照し、割
引情報を取り出して利用料金計算部14に渡す。このと
き、割引種別が存在する場合には、その割引種別も取り
出して利用料金計算部14へ渡す。そして、S28にお
いて、情報本体の処理を行なう。以下、第1の実施の形
態の場合と同様である。
をネットワークを通じて取得する処理の代わりに、指定
の広告情報を取得するようにユーザに注意を促すように
してもよい。
2の実施の形態における利用料金計算部の動作の一例を
示すフローチャートである。この第2の実施の形態で
は、第1の実施の形態とは異なる割引形態、つまり絶対
額による割引も用いているために、割引情報の種類によ
って割引料金の計算方法を変えるような処理を行なうよ
うに、処理が追加されている。図5と同様のステップに
は同じ番号を付してある。
おいて、情報の利用開始時に、情報本体処理部11から
通常課金情報と、選択された広告の割引情報、割引種別
を受け取り、それぞれ変数unit,off,kind
に格納する。S52において、受け取った割引情報、す
なわち変数offの値が“Null”の場合には、変数
offの値を1、変数kindの値を0とする。そし
て、S35において、情報本体処理部11からの“終
了”情報の伝達を待つ。
1から“終了”情報の伝達を受け取り、S36,S37
において、それとともに伝達される利用料金の計算に必
要な利用量、例えば、使用した時間、どの機能を利用し
たのかなどと、利用された情報の情報識別子を受け取っ
て、それぞれ、変数usage,infoldに格納す
る。そして、S53〜S56において、それらに基づい
て利用料金を計算する。ここでは、S53において、変
数kindが0、すなわち割引情報が割引後の利用料金
の割合を示す場合には、S54において、利用量と通常
課金情報と割合の3つの積、すなわちusage×un
it×offを計算し、これを利用料金として変数us
ageに格納する。変数kindが1、すなわち割引情
報が定額の割引金額を示している場合には、S55にお
いて、通常の利用料金から割引金額を差し引く、すなわ
ち(usage×unit)−offを計算し、これを
利用料金として変数usageに格納する。この場合、
計算の結果、変数usageが負になる場合もあるの
で、そのときにはS56において変数usageを0と
する。S39において、このようにして得られた計算結
果を情報識別子とともに利用料金保持部6へ伝達する。
報を入れ替えることによって、同じ情報を利用した場合
でも異なる広告をユーザに提示することができる。この
広告の入れ替えを例えば有効期限ごとに行なうように構
成することもできる。図17は、本発明の第2の実施の
形態における独立広告情報の構成のさらに別の例の説明
図である。この例では、独立広告情報の情報ラベル内
に、図17に示すように有効期限を示す有効期限情報を
付加している。これにより、広告情報に有効期限を設け
ることが可能になる。このようにすると、広告情報を表
示する際に有効期限をチェックし、期限が切れていたら
新しい広告情報を自動的に取得することが可能になる。
その場合は、情報本体処理部11の処理の内容を一部変
更する必要がある。具体的には、図15に示したフロー
チャートのうち、S42の処理の内容を「外部記憶装置
内にその広告情報識別子で示された広告情報がすべて存
在し、かつすべて有効期限内か?」という判断を行なう
処理に変更すればよい。これによって有効期限の切れて
いる広告情報は新たに取得され、広告が更新されるよう
になる。
告に入れ替えたり、広告提供者からの広告の入れ替えの
指示を監視し、指示を受けた場合に自動的に広告を入れ
替えるなど、種々のタイミングにおいて広告の入れ替え
を行なうことが可能である。
の形態で説明した構成に対して情報を配付し、情報の利
用によって得られた料金データをもとに、情報の利用料
金を回収する回収システムの一例について説明する。図
18は、情報の配付および利用料金回収システムの一例
を示す概念図である。この例においては、各ユーザは情
報を利用するための情報処理装置をそれぞれ有してい
る。この情報処理装置は、上述の各実施の形態で説明し
た構成のものである。図18では、ユーザAは情報処理
装置aを、ユーザBは情報処理装置bをそれぞれ利用す
るものとする。情報処理装置は1台以上で構成され、ま
た、広告提供者も1以上であればいくつでもよい。
広告提供者から広告として載せるためのデジタル情報を
提供してもらう。その際に広告提供者は広告掲載の見返
りとして広告料金を情報提供者に支払う()。そし
て、情報提供者は広告入りの情報を作成する。
を通じて、あるいはCD−ROMなどによってなど、あ
らかじめ何らかの方法によって、広告入りの情報を各情
報処理装置に配付しておく()。そして、各ユーザは
自分の情報処理装置上で、配付されている情報が気に入
れば、その情報を利用する。利用した情報に関して、各
ユーザの情報処理装置上で利用料金が計算され、料金デ
ータとして利用料金保持部6に記録される。ここでいう
利用料金とは、情報を永遠に利用する権利を買い取るよ
うな利用権の買い取り料金、あるいは情報を利用するご
との情報の利用量に応じた利用料金の2つの場合が考え
られるが、本発明ではどちらの場合にでも適用可能であ
り、上述の各実施の形態においても同様である。
情報提供者によって回収され、回収された料金データに
基づいて情報提供者は各ユーザに利用料金を請求する。
各ユーザは請求された利用料金を情報提供者に対して支
払う()。
支払う例を示したが、これに限らず、例えば、ユーザに
対する広告の提示時間や回数に応じて広告提供者から広
告料を徴収したり、有料の広告では広告の参照の料金を
徴収し、徴収した料金を広告提供者に分配するなどのシ
ステムも考えられる。
において利用料金を計算するようなシステムを構成して
いるが、これは本発明の本質ではない。図18に示すよ
うな情報の配付および利用料金の回収システムでは、個
々の情報処理装置では利用量あるいは通常の課金料金だ
けを記録しておき、それを情報提供者が回収し、回収し
た料金データをもとに後から実際にユーザが支払う利用
料金を計算して請求するようにしてもよい。この場合、
情報の利用ごとに割引を行なう代わりに、積算した利用
時間や利用回数に応じた割引などを容易に行なうことが
可能である。
提供者は各自の配付した情報の利用に対してのみ利用料
金を請求する必要がある。この場合、情報提供者が料金
データを回収する際に、料金データ中の情報識別子を用
いることができる。情報提供者は、自分が配付した情報
の情報識別子を有する料金データを回収し、利用料金の
計算を行なえばよい。あるいはまた、料金を回収するの
が情報提供者ではなく、複数の情報提供者の提供する情
報の利用料金を一括して回収し、後から利用料金を各情
報提供者に分配するようなシステムとしてもよい。
としては、請求に応じてユーザが振り込んだり、あるい
はユーザの銀行口座から自動的に利用料金を引き落とす
など、種々の金銭の授受方法を用いることができる。
能な情報を配付したが、例えば、ネットワークに接続さ
れた情報処理装置では、他の情報処理装置上の情報を利
用することも可能である。このようなネットワークを用
いたシステムの場合には、料金データは各情報処理装置
に保持せず、ある特定の情報処理装置などに保持するよ
うに構成してもよい。また、1台の情報処理装置を複数
のユーザが用いたり、1人のユーザが複数台の情報処理
装置を用いてもよい。このような構成の場合には、料金
データをユーザ別に特定する必要があるが、例えば、料
金データにユーザ識別子を付することによって識別可能
である。
ステムは一例であって、各ユーザが情報を利用し、情報
の利用に関する料金データを回収し、それをもとにして
利用料金を回収する、というシステムの基本的な機能を
有する限り、種々の回収システムを構築することが可能
である。
によれば、利用される情報に広告情報を付加しておき、
利用の際に広告をユーザに提示することができる。その
際に広告料の一部をユーザの情報の利用料金の一部に当
て、請求項2に記載の発明のように利用料金を割り引い
てユーザの負担を軽減し、情報の利用および流通を、よ
り一層促進させることができる。さらに、ユーザは情報
の利用に連携して広告情報を参照できるため、本来の情
報の利用とは何の関連もない操作などによるユーザの負
担を軽減することができる。
発明のように、利用者の意志により広告参照の可否を設
定でき、また、請求項4に記載の発明のように、複数の
広告から選択可能に構成することができる。そのため、
広告をユーザに押しつけることなく、ユーザが利用料金
との兼ね合いで広告参照の可否および好みの広告を決定
することが可能になる。
の提示を行なう広告出力手段などは、請求項5、6に記
載の発明のように利用される情報に含ませておいたり、
あるいはシステムの一部として構成するなど、実際に装
置を構成する際の柔軟性を確保している。
記載の発明のように利用される情報に含ませておいた
り、あるいは、請求項8に記載の発明のように広告情報
本体を利用される情報から独立させ、広告情報として広
告情報本体を特定する情報識別子を付与するように構成
することができる。後者の場合、複数の情報から一つの
広告情報を共有できるので、全体としての情報のサイズ
を圧縮することができ、情報の流通全体の効率を向上さ
せることができる。また、広告情報のみを入れ替えるこ
とで、同じ情報を利用していてもある時点から異なる広
告を表示させることが可能になる。さらに、広告情報そ
のものの利用履歴を取ることで、その広告がどれだけ参
照されているのかといった情報を直接的に得ることがで
きる、などの効果がある。
態における情報処理部の一例を示す構成図である。
態における情報処理部を含む情報処理装置の一例を示す
ブロック図である。
成の一例の説明図である。
態における情報本体処理部の動作の一例を示すフローチ
ャートである。
態における利用料金計算部の動作の一例を示すフローチ
ャートである。
ルの具体例の説明図である。
態における広告選択部による表示の一具体例の説明図で
ある。
態における広告表示部による表示の一具体例の説明図で
ある。
態における利用料金保持部に保持された料金データの一
具体例の説明図である。
構成の一例の説明図である。
告情報の構成の一例の説明図である。
告情報の構成の別の例の説明図である。
告情報の具体例の説明図である。
具体例の説明図である。
形態における情報本体処理部の動作の一例を示すフロー
チャートである。
形態における利用料金計算部の動作の一例を示すフロー
チャートである。
告情報の構成のさらに別の例の説明図である。
一例を示す概念図である。
モリ、5…外部記憶装置、6…利用料金保持部、7…利
用料金被回収部、11…情報本体処理部、12…広告選
択部、13…広告表示部、14…利用料金計算部。
Claims (8)
- 【請求項1】 情報の利用を実現する情報処理手段と、
前記情報の利用に対して利用料金を計算する利用料金計
算手段と、広告を出力する広告出力手段を有し、前記情
報処理手段で利用する情報が広告情報を含んでいる場合
に前記広告出力手段は前記広告情報に基づいた広告の出
力を行なうことを特徴とする情報課金システム。 - 【請求項2】 前記情報処理手段で利用する情報が該情
報を利用する際の広告を参照する場合の割引後の利用料
金に関する割引課金情報および広告情報を含んでいる場
合には、前記広告出力手段は前記広告情報に基づいた広
告の出力を行なうとともに、前記利用料金計算手段は前
記割引課金情報に基づいて利用料金の計算を行なうこと
を特徴とする請求項1に記載の情報課金システム。 - 【請求項3】 利用者が広告を参照するか否かを選択す
る広告選択手段を有し、前記情報処理手段で利用する情
報が該情報を利用する際の通常の利用料金に関する通常
課金情報、広告情報、広告情報を参照した場合の割引に
関する割引情報を含んでいる場合に、前記広告選択手段
で広告の参照が選択されているとき前記広告出力手段は
前記広告情報に基づいた広告の出力を行なうとともに前
記利用料金計算手段は前記通常課金情報から計算された
利用料金から前記割引情報に従い割引を行なうことを特
徴とする請求項1に記載の情報課金システム。 - 【請求項4】 前記広告選択手段は、前記情報処理手段
で利用する情報が複数の広告情報を含む場合に、該複数
の広告情報の中から所望の広告を選択可能であり、前記
広告出力手段は前記広告選択手段で選択されている広告
の出力を行なうことを特徴とする請求項3に記載の情報
課金システム。 - 【請求項5】 前記広告出力手段は、前記情報処理手段
で利用する情報に含まれていることを特徴とする請求項
1ないし4のいずれか1項に記載の情報課金システム。 - 【請求項6】 前記広告選択手段は、前記情報処理手段
で利用する情報に含まれていることを特徴とする請求項
3または4に記載の情報課金システム。 - 【請求項7】 前記広告情報は、広告情報本体を含み、
前記広告出力手段は前記広告情報に含まれる広告情報本
体を出力することを特徴とする請求項1ないし6のいず
れか1項に記載の情報課金システム。 - 【請求項8】 前記広告情報は、広告情報本体を特定す
るための広告情報識別子を含み、前記広告出力手段は前
記広告情報に含まれる広告情報識別子をもとに広告情報
本体を特定して出力することを特徴とする請求項1ない
し6のいずれか1項に記載の情報課金システム。
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