JPH09114539A - クロック制御回路、システムおよび方法 - Google Patents
クロック制御回路、システムおよび方法Info
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- JPH09114539A JPH09114539A JP7355051A JP35505195A JPH09114539A JP H09114539 A JPH09114539 A JP H09114539A JP 7355051 A JP7355051 A JP 7355051A JP 35505195 A JP35505195 A JP 35505195A JP H09114539 A JPH09114539 A JP H09114539A
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- JP
- Japan
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- clock
- bus
- circuit
- signal
- input
- Prior art date
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/1613—Constructional details or arrangements for portable computers
- G06F1/1632—External expansion units, e.g. docking stations
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F1/04—Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
- G06F1/10—Distribution of clock signals, e.g. skew
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/26—Power supply means, e.g. regulation thereof
- G06F1/32—Means for saving power
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- Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】マイクロコンピュータシステムの節電のための
クロック制御及び接続系統を適切にまとめる。 【解決手段】マイクロプロセッサデバイス102は、ク
ロック入力を有する中央処理ユニット702、クロック
パルスのクロック発生器OSC,PLL、クロック制御
信号SUSPを供給するための電力管理回路708、及
び中央処理ユニットのクロック入力に結合されたクロッ
クゲート出力CPU CLKを有し、クロックパルスが
供給されるクロックゲート3610を含む。クロックゲ
ート3610は、クロック制御信号SUSPに応答し、
前記クロック制御信号の変化の1クロックサイクル以内
にクロックパルスCPU CLKが中央処理ユニットに
達するのを防止するよう作動する。
クロック制御及び接続系統を適切にまとめる。 【解決手段】マイクロプロセッサデバイス102は、ク
ロック入力を有する中央処理ユニット702、クロック
パルスのクロック発生器OSC,PLL、クロック制御
信号SUSPを供給するための電力管理回路708、及
び中央処理ユニットのクロック入力に結合されたクロッ
クゲート出力CPU CLKを有し、クロックパルスが
供給されるクロックゲート3610を含む。クロックゲ
ート3610は、クロック制御信号SUSPに応答し、
前記クロック制御信号の変化の1クロックサイクル以内
にクロックパルスCPU CLKが中央処理ユニットに
達するのを防止するよう作動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的には電子回
路、コンピュータシステムおよびそれらシステムをオペ
レートする方法に関する。
路、コンピュータシステムおよびそれらシステムをオペ
レートする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の範囲を限定することなく、例と
してコンピュータシステムに関連して本発明の背景につ
いて説明する。
してコンピュータシステムに関連して本発明の背景につ
いて説明する。
【0003】初期のコンピュータは部屋全体を占めるよ
うな広いスペースを必要としていた。それ以来、ミニコ
ンピュータやデスクトップコンピュータが市場に出回る
ようになった。人気のあるデスクトップコンピュータと
しては、(モトローラ社の680X0系マイクロプロセ
ッサに基づく)アップルコンピュータと、(インテル社
またはその他の×86系マイクロプロセッサに基づく)
IBMコンパーチブルコンピュータ系があり、これらは
オフィス用および家庭用として極めてポピュラーとなっ
たパソコン(PC)としても知られている。更に、多数
のスーパースカラーのその他の極めて高性能なマイクロ
プロセッサ、例えばスーパースパーク社のマイクロプロ
セッサに基づくワークステーションと称されるハイエン
ドなデスクトップコンピュータも導入されている。
うな広いスペースを必要としていた。それ以来、ミニコ
ンピュータやデスクトップコンピュータが市場に出回る
ようになった。人気のあるデスクトップコンピュータと
しては、(モトローラ社の680X0系マイクロプロセ
ッサに基づく)アップルコンピュータと、(インテル社
またはその他の×86系マイクロプロセッサに基づく)
IBMコンパーチブルコンピュータ系があり、これらは
オフィス用および家庭用として極めてポピュラーとなっ
たパソコン(PC)としても知られている。更に、多数
のスーパースカラーのその他の極めて高性能なマイクロ
プロセッサ、例えばスーパースパーク社のマイクロプロ
セッサに基づくワークステーションと称されるハイエン
ドなデスクトップコンピュータも導入されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】更に開発されたものと
して、ユーザーが携帯して使用できるよう、ノートブッ
クサイズまたはパームトップコンピュータがオプション
としてバッテリーで作動される。かかるノートブックお
よびより小型のコンピュータは、より小型化、高速化、
高性能化、フレキシブル化し、更にバッテリーを再充電
する間の使用時間を長くしようとする相反する目標を満
たすという技術にチャレンジしている。更に、ドッキン
グステーションと称されるデスクトップ用エンクロージ
ャーは、ドッキングステーションにはめ込むポータブル
コンピュータ用コンクタを有している。かかるポータブ
ルコンピュータ/ドッキングステーションシステムの改
良が望まれている。更に、本明細書で説明するように、
上記課題のすべてを解決する回路、集積回路デバイス、
すべてのタイプのコンピュータシステムおよび方法の改
良が望まれている。
して、ユーザーが携帯して使用できるよう、ノートブッ
クサイズまたはパームトップコンピュータがオプション
としてバッテリーで作動される。かかるノートブックお
よびより小型のコンピュータは、より小型化、高速化、
高性能化、フレキシブル化し、更にバッテリーを再充電
する間の使用時間を長くしようとする相反する目標を満
たすという技術にチャレンジしている。更に、ドッキン
グステーションと称されるデスクトップ用エンクロージ
ャーは、ドッキングステーションにはめ込むポータブル
コンピュータ用コンクタを有している。かかるポータブ
ルコンピュータ/ドッキングステーションシステムの改
良が望まれている。更に、本明細書で説明するように、
上記課題のすべてを解決する回路、集積回路デバイス、
すべてのタイプのコンピュータシステムおよび方法の改
良が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】一般に、本発明の一形態
によれば、マイクロプロセッサデバイスは、クロック入
力を有する中央処理ユニットと、クロックパルスのクロ
ック発生器と、クロック制御信号を供給するための出力
を有するロジック回路と、前記クロックパルスが送ら
れ、前記中央処理ユニットのクロック入力に結合された
クロックゲート出力を有するクロックゲートとを備え、
該クロックゲートは前記クロック制御に応答し、前記ク
ロック制御信号が変化する1クロックサイクル内に該ク
ロックパルスが前記中央処理ユニットに達することを防
止することになっている。
によれば、マイクロプロセッサデバイスは、クロック入
力を有する中央処理ユニットと、クロックパルスのクロ
ック発生器と、クロック制御信号を供給するための出力
を有するロジック回路と、前記クロックパルスが送ら
れ、前記中央処理ユニットのクロック入力に結合された
クロックゲート出力を有するクロックゲートとを備え、
該クロックゲートは前記クロック制御に応答し、前記ク
ロック制御信号が変化する1クロックサイクル内に該ク
ロックパルスが前記中央処理ユニットに達することを防
止することになっている。
【0006】本発明の別の形態では、クロック制御回路
がCPUコアサスペンド制御出力を供給するようにマス
ククロック入力、サスペンド入力、レジューム入力およ
び更にインターラプト無効入力に応答自在な第1ロジッ
ク回路およびインターラプトが生じた時、CPUコアサ
スペンドを解除するよう、インターラプト無効入力を供
給するようにイネーブリングレジスタビット、少なくと
も1つのインターラプト入力およびクロック信号に応答
する第2ロジック回路を有する。
がCPUコアサスペンド制御出力を供給するようにマス
ククロック入力、サスペンド入力、レジューム入力およ
び更にインターラプト無効入力に応答自在な第1ロジッ
ク回路およびインターラプトが生じた時、CPUコアサ
スペンドを解除するよう、インターラプト無効入力を供
給するようにイネーブリングレジスタビット、少なくと
も1つのインターラプト入力およびクロック信号に応答
する第2ロジック回路を有する。
【0007】その他デバイス、システムおよび方法につ
いても、特許請求の範囲に掲載されている。
いても、特許請求の範囲に掲載されている。
【0008】異なる図面中の対応する番号および記号
は、特に表示がないかぎり対応する部品を表示する。
は、特に表示がないかぎり対応する部品を表示する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において、ノートブックコン
ピュータとドッキングステーションのシステム5は、図
示されているように、太字の矢印の通路に沿ってドッキ
ングステーション7に挿入可能、すなわちドッキング可
能なノートグックコンピュータ6を有する。ドッキング
ステーション7の後部パネルの上の嵌合コネクタにはそ
れぞれCRT(ブラウン管)と、ディスプレイ8と、キ
ーボード9とマウス10が接続される。ドッキングステ
ーション7は図示するように4つの記憶装置アクセスド
ライブ、例えば5.25インチフロッピーディスクドラ
イブ11と、3.5インチフロッピーディスクドライブ
12と、CD(コンパクトディスク)ドライブ13と、
増設用フロッピーまたはCDドライブ14を有する。
ピュータとドッキングステーションのシステム5は、図
示されているように、太字の矢印の通路に沿ってドッキ
ングステーション7に挿入可能、すなわちドッキング可
能なノートグックコンピュータ6を有する。ドッキング
ステーション7の後部パネルの上の嵌合コネクタにはそ
れぞれCRT(ブラウン管)と、ディスプレイ8と、キ
ーボード9とマウス10が接続される。ドッキングステ
ーション7は図示するように4つの記憶装置アクセスド
ライブ、例えば5.25インチフロッピーディスクドラ
イブ11と、3.5インチフロッピーディスクドライブ
12と、CD(コンパクトディスク)ドライブ13と、
増設用フロッピーまたはCDドライブ14を有する。
【0010】ドッキングステーション7はドッキングコ
ンパートメント15を有し、ノートブックコンピュータ
6を内部の後部電気コネクタに向けて、このドッキング
コンパートメントに確実に挿入するようになっている。
本実施例のドッキングコンパートメント15は物理的な
ドッキングを経済的に有利に行うよう、最小の機械的部
品を使用して側方ガイド通路16および17に沿って、
ノートブックコンピュータ6を手動で挿入することも受
け入れるようになっている。図示するようなガイド通路
ブラケット、すなわち水平パネルの水平表面はノートブ
ックコンピュータ6に対する物理的な支持体となってい
る。別の実施例では、ドッキングコンパートメント15
に連動するモータ駆動される挿入機構が、ノートブック
コンピュータ6を保持し、後部の電気コネクタ、側方の
コネクタまたはその双方に対して後方に移動させ、挿入
するようになっている。
ンパートメント15を有し、ノートブックコンピュータ
6を内部の後部電気コネクタに向けて、このドッキング
コンパートメントに確実に挿入するようになっている。
本実施例のドッキングコンパートメント15は物理的な
ドッキングを経済的に有利に行うよう、最小の機械的部
品を使用して側方ガイド通路16および17に沿って、
ノートブックコンピュータ6を手動で挿入することも受
け入れるようになっている。図示するようなガイド通路
ブラケット、すなわち水平パネルの水平表面はノートブ
ックコンピュータ6に対する物理的な支持体となってい
る。別の実施例では、ドッキングコンパートメント15
に連動するモータ駆動される挿入機構が、ノートブック
コンピュータ6を保持し、後部の電気コネクタ、側方の
コネクタまたはその双方に対して後方に移動させ、挿入
するようになっている。
【0011】本実施例におけるドッキングステーション
7は、長方形容積の形状のうちの長さLと幅Wと高さH
の積に等しい容積V=LWHを占める。ノートブックコ
ンピュータ6も長さlと幅wと高さhの積に等しい容積
v=lwhを有する長方形の形状を有している。本実施
例におけるドッキングステーション7は、ノートブック
コンピュータ6の幅wがドッキングステーションの幅W
の少なくとも75%、好ましくは85%より大きくなる
ように比例することが好ましい。このように、キーボー
ド9に残されている余地およびキーボード9の前方のユ
ーザーの作業スペースは、ドッキングステーション7を
従来の多くのデスクトップコンピュータと同じように位
置決めに便利なよう十分大きいスペースであることが好
ましい。ドライブはペア11、12および13、14で
積み重ねられディスプレイ8を支持し、長さLを短く
し、容積Vを効率的に使用できるよう、人間工学的に好
ましい高さ(グレアの少ないユーザーの頭が位置する高
さ)を提供している。ドッキングステーション7の重量
配分は図示するようにデスクトップ上にドッキングステ
ーション7を位置決めし、また右側のサイドパネル上に
ドッキングステーション7を載せるタワー状に配置する
のに適している。いずれの配置においても、ドライブ1
1、12および13、14は、図示するように適当であ
るか、またはこれとは異なり、頂部のドライブ11およ
び13と、底部のドライブ12および14の間の中心に
ドッキングコンパートメント15が位置するように取り
付けられる。
7は、長方形容積の形状のうちの長さLと幅Wと高さH
の積に等しい容積V=LWHを占める。ノートブックコ
ンピュータ6も長さlと幅wと高さhの積に等しい容積
v=lwhを有する長方形の形状を有している。本実施
例におけるドッキングステーション7は、ノートブック
コンピュータ6の幅wがドッキングステーションの幅W
の少なくとも75%、好ましくは85%より大きくなる
ように比例することが好ましい。このように、キーボー
ド9に残されている余地およびキーボード9の前方のユ
ーザーの作業スペースは、ドッキングステーション7を
従来の多くのデスクトップコンピュータと同じように位
置決めに便利なよう十分大きいスペースであることが好
ましい。ドライブはペア11、12および13、14で
積み重ねられディスプレイ8を支持し、長さLを短く
し、容積Vを効率的に使用できるよう、人間工学的に好
ましい高さ(グレアの少ないユーザーの頭が位置する高
さ)を提供している。ドッキングステーション7の重量
配分は図示するようにデスクトップ上にドッキングステ
ーション7を位置決めし、また右側のサイドパネル上に
ドッキングステーション7を載せるタワー状に配置する
のに適している。いずれの配置においても、ドライブ1
1、12および13、14は、図示するように適当であ
るか、またはこれとは異なり、頂部のドライブ11およ
び13と、底部のドライブ12および14の間の中心に
ドッキングコンパートメント15が位置するように取り
付けられる。
【0012】ノートブックコンピュータ6はオープンエ
アおよびドッキングステーション7の強制通気環境の双
方において、有利に側方に通気するためのスリット18
を有している。ノートブックコンピュータ6は3.5イ
ンチフロッピードライブ19と、(例えばフラッシュメ
モリ、モデムまたはその他の挿入可能なカード用の)カ
ードコネクタのスロットが正面を向いているという特徴
がある。これらスロットはノートブックコンピュータ6
をドッキングしている時でもアクセス可能である。
アおよびドッキングステーション7の強制通気環境の双
方において、有利に側方に通気するためのスリット18
を有している。ノートブックコンピュータ6は3.5イ
ンチフロッピードライブ19と、(例えばフラッシュメ
モリ、モデムまたはその他の挿入可能なカード用の)カ
ードコネクタのスロットが正面を向いているという特徴
がある。これらスロットはノートブックコンピュータ6
をドッキングしている時でもアクセス可能である。
【0013】高衝撃性取り付けベース22の後方には、
高衝撃性後部パネルと組み合わされたディスプレイパネ
ル21が枢着されている。図1の左には、同一であるが
別個のノートブックコンピュータユニット6’が示され
ている(表示を簡単にするため、ノートブックコンピュ
ータユニット6’の追加参照番号には’は付けていな
い)。
高衝撃性後部パネルと組み合わされたディスプレイパネ
ル21が枢着されている。図1の左には、同一であるが
別個のノートブックコンピュータユニット6’が示され
ている(表示を簡単にするため、ノートブックコンピュ
ータユニット6’の追加参照番号には’は付けていな
い)。
【0014】ノートブックコンピュータユニット6’
は、ポータブル環境下ではベース22に対して操作位置
まで上げるディスプレイパネル21を有している。それ
ぞれの挿入スリット19および20の近くには、3.5
インチフロッピーディスク23およびフラッシュメモリ
カード24が示されている。ベース22の前方にはキー
ボード25がマウントされている。キーボード25の後
部において、キーボード25とディスプレイパネル21
との間に(右から左へ順に)リセス27内に収容された
トラックボール26と、オンオフスイッチ28と、通気
スリット29と、保護グリル下のスピーカ30、更に通
気スリット31およびサスペンド/レジウムスイッチ3
2が設けられている。
は、ポータブル環境下ではベース22に対して操作位置
まで上げるディスプレイパネル21を有している。それ
ぞれの挿入スリット19および20の近くには、3.5
インチフロッピーディスク23およびフラッシュメモリ
カード24が示されている。ベース22の前方にはキー
ボード25がマウントされている。キーボード25の後
部において、キーボード25とディスプレイパネル21
との間に(右から左へ順に)リセス27内に収容された
トラックボール26と、オンオフスイッチ28と、通気
スリット29と、保護グリル下のスピーカ30、更に通
気スリット31およびサスペンド/レジウムスイッチ3
2が設けられている。
【0015】ヒンジの近くにディスプレイパネル21と
一体的な物理的な突起、すなわちスタッド33が成形ま
たは固定されており、ディスプレイパネル21をベース
22に対して閉じると、スタッド33がサスペンド/レ
ジュームスイッチ35を押し、極めてわずかな電力しか
消費されないように、コンピュータ6’をサスペンドモ
ードにする。次に、パネル21お再び明けるとコンピュ
ータはリセットすることなく現在のアプリケーションプ
ログラムをほとんど即座に再開する。オンオフスイッチ
28はこれに連動するスタッドは有していないで、ユー
ザーが希望すればこのノートブックコンピュータをオン
オフしたりリブートするマニュアルのオプションを有し
ている。
一体的な物理的な突起、すなわちスタッド33が成形ま
たは固定されており、ディスプレイパネル21をベース
22に対して閉じると、スタッド33がサスペンド/レ
ジュームスイッチ35を押し、極めてわずかな電力しか
消費されないように、コンピュータ6’をサスペンドモ
ードにする。次に、パネル21お再び明けるとコンピュ
ータはリセットすることなく現在のアプリケーションプ
ログラムをほとんど即座に再開する。オンオフスイッチ
28はこれに連動するスタッドは有していないで、ユー
ザーが希望すればこのノートブックコンピュータをオン
オフしたりリブートするマニュアルのオプションを有し
ている。
【0016】更に別の特徴として、ノートブックコンピ
ュータ6および6’は、パネル21の右側の低い位置に
取りつけらたディスプレイ輝度(すなわちバックライ
ト)調節制御装置34を有している。ACプラグ36を
接続した商業用電源から、オプションの電源35に誘電
がされ、次にこの電源35はバッテリー充電器に給電
し、後部のパワーコネクタ37を介してノートブックコ
ンピュータ6’に電圧を送り、バッテリーを再充電す
る。
ュータ6および6’は、パネル21の右側の低い位置に
取りつけらたディスプレイ輝度(すなわちバックライ
ト)調節制御装置34を有している。ACプラグ36を
接続した商業用電源から、オプションの電源35に誘電
がされ、次にこの電源35はバッテリー充電器に給電
し、後部のパワーコネクタ37を介してノートブックコ
ンピュータ6’に電圧を送り、バッテリーを再充電す
る。
【0017】ノートブックコンピュータ6上の赤外線I
R発生器/検出機アセンブリ38は、ノートブックコン
ピュータ6’の後部に設けられた対応する赤外線発生器
/検出機アセンブリと2方向に通信するようになってい
る。これら2つのコンピュータ6および6’は、2人の
ユーザーが互いに対面している際、またはコンピュータ
6と6’との赤外線アセンブリが直線上の視野内にある
ように位置している場合、互いに直接通信できる。2つ
のコンピュータ6と6’とが横に並んでいる場合、これ
らは赤外線反射表面、例えば会議室の壁またはオーバー
ヘッドプロジェクタの側方パネルでの反射により、通信
することが好ましい。
R発生器/検出機アセンブリ38は、ノートブックコン
ピュータ6’の後部に設けられた対応する赤外線発生器
/検出機アセンブリと2方向に通信するようになってい
る。これら2つのコンピュータ6および6’は、2人の
ユーザーが互いに対面している際、またはコンピュータ
6と6’との赤外線アセンブリが直線上の視野内にある
ように位置している場合、互いに直接通信できる。2つ
のコンピュータ6と6’とが横に並んでいる場合、これ
らは赤外線反射表面、例えば会議室の壁またはオーバー
ヘッドプロジェクタの側方パネルでの反射により、通信
することが好ましい。
【0018】ドッキングステーション7はACパワープ
ラグ40を有し、このプラグはノートブックコンピュー
タ6をドッキングコンパートメント15に挿入した時、
ドッキングステーションの回路のみならずコンピュータ
6の回路も附勢するように接続されている。
ラグ40を有し、このプラグはノートブックコンピュー
タ6をドッキングコンパートメント15に挿入した時、
ドッキングステーションの回路のみならずコンピュータ
6の回路も附勢するように接続されている。
【0019】次に図2A〜2Cを参照すると、ここには
アセンブリの図2Bにおいてドッキングステーション7
のパワーコネクタ45にノートブックコンピュータ6が
挿入された状態が示されている。右側面図(図2A)お
よび平面図(図2B)には、ハードディスクドライブH
DDおよび電源P.S.を見ることができる。通気ファ
ン46は効率的に、静粛により、更に低い電磁妨害波レ
ベルで側方の空気流を吸引し、ドッキングステーション
のドッキングPCB(プリント回路ボード(基板))の
みならず、自己のプリント回路基板を有するノートブッ
クコンピュータ6を通過させる。この通気流は電源P.
S.の通気孔を連続して通過し、この電源において加熱
された空気は、ファン46により側面から、図2の側背
面図(図2C)に詳細に示されているようにドッキング
ステーション7の後部パネルから外側に排気される。
アセンブリの図2Bにおいてドッキングステーション7
のパワーコネクタ45にノートブックコンピュータ6が
挿入された状態が示されている。右側面図(図2A)お
よび平面図(図2B)には、ハードディスクドライブH
DDおよび電源P.S.を見ることができる。通気ファ
ン46は効率的に、静粛により、更に低い電磁妨害波レ
ベルで側方の空気流を吸引し、ドッキングステーション
のドッキングPCB(プリント回路ボード(基板))の
みならず、自己のプリント回路基板を有するノートブッ
クコンピュータ6を通過させる。この通気流は電源P.
S.の通気孔を連続して通過し、この電源において加熱
された空気は、ファン46により側面から、図2の側背
面図(図2C)に詳細に示されているようにドッキング
ステーション7の後部パネルから外側に排気される。
【0020】ドッキングPCBはドッキングステーショ
ン7のキャビネットの底部パネル47に対して低い高さ
に支持されている。
ン7のキャビネットの底部パネル47に対して低い高さ
に支持されている。
【0021】図2Cの背面図から判るように、このキャ
ビネットはハードディスクドライブHDDおよび電源
P.S.用の左側ベイ48と、大容量記憶ドライブ1
1、12、13、14を有するより広い中間ベイ49
と、ドッキングコンパートメント15の下方のドッキン
グPCBと、右側ベイ50を有し、右側ベイにはキャビ
ネットの頂部から底部へかなりの大きさのマルチメディ
ア用ボード51、ビデオ会議用ボード52およびその他
ボードを容易に挿入できるようになっている。
ビネットはハードディスクドライブHDDおよび電源
P.S.用の左側ベイ48と、大容量記憶ドライブ1
1、12、13、14を有するより広い中間ベイ49
と、ドッキングコンパートメント15の下方のドッキン
グPCBと、右側ベイ50を有し、右側ベイにはキャビ
ネットの頂部から底部へかなりの大きさのマルチメディ
ア用ボード51、ビデオ会議用ボード52およびその他
ボードを容易に挿入できるようになっている。
【0022】便宜上および経済性のため、ドッキングP
CBには数個のコネクタ55が物理的に取り付けられ、
電気的に接続され、キャビネットの後部に設けられたワ
イド開口部を通して物理的にアクセス可能になってい
る。図2Cの側背面図に示されるように、コネクタ55
はキーボードコネクタKBD、マウスコネクタMS、デ
ィスプレイコネクタVGA、プリンタポート、ゲームポ
ート、ローカルエリアネットワークLANコネクタおよ
びRJ−11電話ジャック、すなわちモデムポートを含
む。マルチメディア用コネクタおよび電話会議用カメラ
コネクタは右側ベイ50の後部からアクセス可能であ
る。
CBには数個のコネクタ55が物理的に取り付けられ、
電気的に接続され、キャビネットの後部に設けられたワ
イド開口部を通して物理的にアクセス可能になってい
る。図2Cの側背面図に示されるように、コネクタ55
はキーボードコネクタKBD、マウスコネクタMS、デ
ィスプレイコネクタVGA、プリンタポート、ゲームポ
ート、ローカルエリアネットワークLANコネクタおよ
びRJ−11電話ジャック、すなわちモデムポートを含
む。マルチメディア用コネクタおよび電話会議用カメラ
コネクタは右側ベイ50の後部からアクセス可能であ
る。
【0023】次に、側背面図におけるノートブックコン
ピュータ6のコネクタ構造について強調する。これら一
連のコネクタはノートブックコンピュータ6の内部プリ
ント回路基板に物理的に取り付けられ、電気的に接続さ
れている。これらコネクタは2つのドッキングステーシ
ョンおよびシステム実施例で利用される。図2A〜2C
に示すような第1実施例では、開口部を構成する長方形
のエッジ58はノートブックコンピュータ6のコネクタ
の数個に物理的にアクセスできるようにし、図3を参照
して説明する周辺ユニットにこれら組み合わされたシス
テム6、7の接続性を高めている。第2実施例では、エ
ッジ58は存在せず、図4を参照して説明するように、
ドッキングステーション7の後部コネクタがノートブッ
クコンピュータ6のこれら数個のコネクタに嵌合するよ
うになっている。
ピュータ6のコネクタ構造について強調する。これら一
連のコネクタはノートブックコンピュータ6の内部プリ
ント回路基板に物理的に取り付けられ、電気的に接続さ
れている。これらコネクタは2つのドッキングステーシ
ョンおよびシステム実施例で利用される。図2A〜2C
に示すような第1実施例では、開口部を構成する長方形
のエッジ58はノートブックコンピュータ6のコネクタ
の数個に物理的にアクセスできるようにし、図3を参照
して説明する周辺ユニットにこれら組み合わされたシス
テム6、7の接続性を高めている。第2実施例では、エ
ッジ58は存在せず、図4を参照して説明するように、
ドッキングステーション7の後部コネクタがノートブッ
クコンピュータ6のこれら数個のコネクタに嵌合するよ
うになっている。
【0024】図2Cの側背面図において、左から右へ見
ると、ドッキングステーション7に強固に取り付けられ
た電源および電話コネクタ45がノートブックコンピュ
ータ6に嵌合している。ノートブックコンピュータ6の
電話コネクタ59は、ドッキングコンパートメント15
内に適当に隠されているが、ノートブックコンピュータ
をポータブル環境下で使用する際には使用できるように
なっている。ディスプレイコネクタ60の次にプリンタ
パラレルポートコネクタ61およびディスクドライブコ
ネクタ62がノートブックコンピュータ6の背部に設け
られている。赤外線発生器/検出器38の次に、オプシ
ョンのマウスコネクタ63およびキーボードコネクタ6
4が設けられている。
ると、ドッキングステーション7に強固に取り付けられ
た電源および電話コネクタ45がノートブックコンピュ
ータ6に嵌合している。ノートブックコンピュータ6の
電話コネクタ59は、ドッキングコンパートメント15
内に適当に隠されているが、ノートブックコンピュータ
をポータブル環境下で使用する際には使用できるように
なっている。ディスプレイコネクタ60の次にプリンタ
パラレルポートコネクタ61およびディスクドライブコ
ネクタ62がノートブックコンピュータ6の背部に設け
られている。赤外線発生器/検出器38の次に、オプシ
ョンのマウスコネクタ63およびキーボードコネクタ6
4が設けられている。
【0025】ノートブックコンピュータ6の右側背部に
おいて、高速バスコネクタ65がドッキングステーショ
ン7の対応するコネクタに強固に嵌合し、よって、ノー
トブックコンピュータ6とドッキングステーション7と
の間で、例えばPCI(周辺コンポーネントインターコ
ネクト)タイプのバスによる広バンド幅の通信が確立さ
れる。このように、ノートブックコンピュータ6は、ノ
ートブックコンピュータ6とドッキングステーション7
から成る組み合わせシステム5の計算能力に大きく寄与
している。
おいて、高速バスコネクタ65がドッキングステーショ
ン7の対応するコネクタに強固に嵌合し、よって、ノー
トブックコンピュータ6とドッキングステーション7と
の間で、例えばPCI(周辺コンポーネントインターコ
ネクト)タイプのバスによる広バンド幅の通信が確立さ
れる。このように、ノートブックコンピュータ6は、ノ
ートブックコンピュータ6とドッキングステーション7
から成る組み合わせシステム5の計算能力に大きく寄与
している。
【0026】左側背部上のコネクタ45および右側背部
のコネクタ65が物理的に存在していることも、ドッキ
ングコンパートメント15内にノートブックコンピュー
タ6を整合し、座着させる上での安全性に寄与してい
る。ドッキングコンパートメント15のワイドスナップ
スプリングは、ノートブックコンピュータ6の浅い嵌合
用リセスにクリックし、ドッキングコンパートメント1
5にノートブックコンピュータ6を整合し、座着させる
上での物理的な安全性を完全にしている。
のコネクタ65が物理的に存在していることも、ドッキ
ングコンパートメント15内にノートブックコンピュー
タ6を整合し、座着させる上での安全性に寄与してい
る。ドッキングコンパートメント15のワイドスナップ
スプリングは、ノートブックコンピュータ6の浅い嵌合
用リセスにクリックし、ドッキングコンパートメント1
5にノートブックコンピュータ6を整合し、座着させる
上での物理的な安全性を完全にしている。
【0027】図3において、ドッキングステーションP
CBはドッキングステーションの部品に電源電圧VCC
を供給するドッキングステーション用電源69を有す
る。この電源69はパワーオン/オフスイッチ41およ
びパワープラグ40を有し、図5〜7、更にそれ以降の
図面を参照してより完全に説明するように、相互接続さ
れた集積回路のシステム10およびプリント回路基板を
有する、ノートブックコンピュータ6に対しコネクタ4
5を通してパワーライン70に沿って作動電力およびバ
ッテリー再充電電力を供給するようになっている。
CBはドッキングステーションの部品に電源電圧VCC
を供給するドッキングステーション用電源69を有す
る。この電源69はパワーオン/オフスイッチ41およ
びパワープラグ40を有し、図5〜7、更にそれ以降の
図面を参照してより完全に説明するように、相互接続さ
れた集積回路のシステム10およびプリント回路基板を
有する、ノートブックコンピュータ6に対しコネクタ4
5を通してパワーライン70に沿って作動電力およびバ
ッテリー再充電電力を供給するようになっている。
【0028】ドッキングステーションPCBにおいて、
ハイバンド幅PCIバスのようなメインバス71は、バ
ッファ72、コネクタ65およびバッファ73を介して
ノートブックコンピュータ6のうちのシステム100内
のハイバンド幅バス106に接続する。ドッキングステ
ーションのマイクロプロセッサユニットMPUおよびメ
モリ回路74は、バス71に接続された高度なスーパー
スカラー計算能力を提供することが好ましい。ディスプ
レイインターフェース76はバス71からのディスプレ
イデータおよびコマンドを受け、ビデオデータをCRT
ディスプレイモニタ8へ送る。SCSIインターフェー
ス77はバス71と通信し、任意の適当なSCSI周辺
機器との間でデータを送受信できる。ビデオ入力回路5
2はビデオカメラ、ビデオレコーダまたはカメラレコー
ダからのビデオデータを受信し、これらデータを処理で
きるようにバス71へ送る。LAN(ローカルエリアネ
ットワーク)回路79は、ドッキングステーション7と
LAN回路79.1、‥‥79.nを有するn個の他の
コンピュータとの間で2方向通信を行う。トークンリン
グ、イーサーネットおよびその他の高度なLANに適応
できる。内部にインターフェースチップを有するアダプ
タ80は任意のLANシステムと通信し、LANプロト
コルと無関係にシングルの同じソケットにプラグインす
るようになっている。かかるLAN回路については、1
994年3月29日発行された「ネットワークフロント
エンド回路をネットワークアダプタ回路に結合するため
の信号インターフェース」を発明の名称とする、本願出
願人に譲渡された米国特許第5,299,193号(T
I−15009)に記載されているので、この米国特許
を本明細書で参考例として引用する。
ハイバンド幅PCIバスのようなメインバス71は、バ
ッファ72、コネクタ65およびバッファ73を介して
ノートブックコンピュータ6のうちのシステム100内
のハイバンド幅バス106に接続する。ドッキングステ
ーションのマイクロプロセッサユニットMPUおよびメ
モリ回路74は、バス71に接続された高度なスーパー
スカラー計算能力を提供することが好ましい。ディスプ
レイインターフェース76はバス71からのディスプレ
イデータおよびコマンドを受け、ビデオデータをCRT
ディスプレイモニタ8へ送る。SCSIインターフェー
ス77はバス71と通信し、任意の適当なSCSI周辺
機器との間でデータを送受信できる。ビデオ入力回路5
2はビデオカメラ、ビデオレコーダまたはカメラレコー
ダからのビデオデータを受信し、これらデータを処理で
きるようにバス71へ送る。LAN(ローカルエリアネ
ットワーク)回路79は、ドッキングステーション7と
LAN回路79.1、‥‥79.nを有するn個の他の
コンピュータとの間で2方向通信を行う。トークンリン
グ、イーサーネットおよびその他の高度なLANに適応
できる。内部にインターフェースチップを有するアダプ
タ80は任意のLANシステムと通信し、LANプロト
コルと無関係にシングルの同じソケットにプラグインす
るようになっている。かかるLAN回路については、1
994年3月29日発行された「ネットワークフロント
エンド回路をネットワークアダプタ回路に結合するため
の信号インターフェース」を発明の名称とする、本願出
願人に譲渡された米国特許第5,299,193号(T
I−15009)に記載されているので、この米国特許
を本明細書で参考例として引用する。
【0029】バス71にはデジタル信号プロセッサ回路
81が接続されており、音声認識、音声合成、画像処
理、画像認識および電話会議およびビデオ会議のための
電話通信に適合している。この回路81はテキサスイン
スツルメンツ社のTMS320C25、TMS320C
5xNTMS320C3xおよびTMS320C4xお
よび/またはTMS320C80(MVP)、本願出願
人に譲渡された米国特許第5,072,418号および
同第5,099,417号および「SIMD/MIMD
再構成可能なマルチプロセッサおよびオペレーション方
法」を発明の名称とする、本願出願人に譲渡された米国
特許第5,212,777号および1993年11月3
0日出願された「相関化のための方法、装置およびシス
テム方法」を発明の名称とする本願出願人に譲渡された
米国特許 、出願番号08/160,11
6号に記載されたDSPチップを適当に使用できる。
81が接続されており、音声認識、音声合成、画像処
理、画像認識および電話会議およびビデオ会議のための
電話通信に適合している。この回路81はテキサスイン
スツルメンツ社のTMS320C25、TMS320C
5xNTMS320C3xおよびTMS320C4xお
よび/またはTMS320C80(MVP)、本願出願
人に譲渡された米国特許第5,072,418号および
同第5,099,417号および「SIMD/MIMD
再構成可能なマルチプロセッサおよびオペレーション方
法」を発明の名称とする、本願出願人に譲渡された米国
特許第5,212,777号および1993年11月3
0日出願された「相関化のための方法、装置およびシス
テム方法」を発明の名称とする本願出願人に譲渡された
米国特許 、出願番号08/160,11
6号に記載されたDSPチップを適当に使用できる。
【0030】インターフェースチップ82、例えばPC
IからISAまたはEISAのインターフェースがバス
71を異なるバス83に接続し、この異なるバスにマル
チメディア(MIDI)カード51が接続される。カー
ド51は少なくとも1つのマイク、楽器またはその他の
サウンドソース84のための入力端を有する。カード5
1はモノラル、ステレオまたはその他のサウンドトラン
スジューサ85に適した出力端を有する。SCSIカー
ド86はドキュメントスキャナをバス83にインターフ
ェースする。
IからISAまたはEISAのインターフェースがバス
71を異なるバス83に接続し、この異なるバスにマル
チメディア(MIDI)カード51が接続される。カー
ド51は少なくとも1つのマイク、楽器またはその他の
サウンドソース84のための入力端を有する。カード5
1はモノラル、ステレオまたはその他のサウンドトラン
スジューサ85に適した出力端を有する。SCSIカー
ド86はドキュメントスキャナをバス83にインターフ
ェースする。
【0031】バス83のために選択される速度にコンパ
ーチブルな更に別の周辺機器が、I/Oインターフェー
ス87を介してこのバスに接続されており、このインタ
ーフェース87はハードディスクドライブHDD、フロ
ッピーディスクドライブFDD11および12、マウス
MS10、キーボードKBD9、CD−ROMドライブ
13およびレーザープリンタのようなプリンタのための
コネクタと通信するようになっている。
ーチブルな更に別の周辺機器が、I/Oインターフェー
ス87を介してこのバスに接続されており、このインタ
ーフェース87はハードディスクドライブHDD、フロ
ッピーディスクドライブFDD11および12、マウス
MS10、キーボードKBD9、CD−ROMドライブ
13およびレーザープリンタのようなプリンタのための
コネクタと通信するようになっている。
【0032】図3におけるノートブックコンピュータ6
のブロック図は、種々の背部のコネクタ60、64が図
2の開口部58を介して物理的にアクセス可能であり、
更に別の周辺機器をオプションとして接続可能になって
いることを示している。例えば、第2モニタ194には
ディスプレイコネクタ60が接続されており、ドッキン
グステーションのユーザーにマルチスクリーンの表示が
利用可能になっている。ノートブックコンピュータ6の
コネクタ59はコネクタ45を介してドッキングステー
ション7の背面上のRJ−11電話コネクタに接続され
ており、よって、ユーザーは(ノートブックコンピュー
タ6の背部に接続することなく)ドッキングステーショ
ン7にノートブックコンピュータ6を挿入することなく
即座にノートブックコンピュータ6の回路からの機能を
得ることができる。
のブロック図は、種々の背部のコネクタ60、64が図
2の開口部58を介して物理的にアクセス可能であり、
更に別の周辺機器をオプションとして接続可能になって
いることを示している。例えば、第2モニタ194には
ディスプレイコネクタ60が接続されており、ドッキン
グステーションのユーザーにマルチスクリーンの表示が
利用可能になっている。ノートブックコンピュータ6の
コネクタ59はコネクタ45を介してドッキングステー
ション7の背面上のRJ−11電話コネクタに接続され
ており、よって、ユーザーは(ノートブックコンピュー
タ6の背部に接続することなく)ドッキングステーショ
ン7にノートブックコンピュータ6を挿入することなく
即座にノートブックコンピュータ6の回路からの機能を
得ることができる。
【0033】図4では、ドッキングステーションPCB
の別の実施例は、ノートブックコンピュータ6のコネク
タ60−64を接続する包括的なコネクタ89を有す
る。これらコネクタ60−64は図3のシステムの対照
的に、図2の開口部58を通して物理的に別々にアクセ
ス可能とはなっていない。このようにノートブックコン
ピュータ6をドッキングコンパートメント15に挿入す
ると、コネクタ60−64からコネクタ89を通る直線
貫通ラインがそれぞれディスプレイ8、プリンタ周辺機
器、フロッピーディスクドライブFDD、マウスMSお
よびキーボードKBDに接続される。包括的コネクタ8
9はバス間インターフェース90からバス104と71
の間にカスケード接続されたバスバッファ72へのライ
ンを収容するだけでなく、ノートブックコンピュータ6
からドッキングステーション7の内部ハードディスクド
ライブHDDまでのHDD通路も有している。
の別の実施例は、ノートブックコンピュータ6のコネク
タ60−64を接続する包括的なコネクタ89を有す
る。これらコネクタ60−64は図3のシステムの対照
的に、図2の開口部58を通して物理的に別々にアクセ
ス可能とはなっていない。このようにノートブックコン
ピュータ6をドッキングコンパートメント15に挿入す
ると、コネクタ60−64からコネクタ89を通る直線
貫通ラインがそれぞれディスプレイ8、プリンタ周辺機
器、フロッピーディスクドライブFDD、マウスMSお
よびキーボードKBDに接続される。包括的コネクタ8
9はバス間インターフェース90からバス104と71
の間にカスケード接続されたバスバッファ72へのライ
ンを収容するだけでなく、ノートブックコンピュータ6
からドッキングステーション7の内部ハードディスクド
ライブHDDまでのHDD通路も有している。
【0034】図3のドッキングステーションおよびノー
トブックシステムと対照的に、zu4のドッキングステ
ーションはノートブックコンピュータ6を取り除くと、
接続が外されるプリンタ、FDD、MS、KBDおよび
HDDを有している。しかしながら、この図4のドッキ
ングステーションは特にノートブックコンピュータ6を
除き、ユーザーがこれら周辺機器を使用する必要がない
ような状況下では、実質的に経済的なコストの点でかな
り有利である。図3のドッキングステーションはノート
ブックコンピュータのユーザーが他の場所でノートブッ
クコンピュータを使用し、第2ユーザーがドッキングス
テーションを使用し続けるような状況下で、特にフレキ
シビリティおよび機能性の点でかなり有利である。ノー
トブックコンピュータをドッキングステーションに再挿
入すると、ドッキングステーション7はノートブックコ
ンピュータ6から得られるデータおよび処理能力の点で
大きくなる。
トブックシステムと対照的に、zu4のドッキングステ
ーションはノートブックコンピュータ6を取り除くと、
接続が外されるプリンタ、FDD、MS、KBDおよび
HDDを有している。しかしながら、この図4のドッキ
ングステーションは特にノートブックコンピュータ6を
除き、ユーザーがこれら周辺機器を使用する必要がない
ような状況下では、実質的に経済的なコストの点でかな
り有利である。図3のドッキングステーションはノート
ブックコンピュータのユーザーが他の場所でノートブッ
クコンピュータを使用し、第2ユーザーがドッキングス
テーションを使用し続けるような状況下で、特にフレキ
シビリティおよび機能性の点でかなり有利である。ノー
トブックコンピュータをドッキングステーションに再挿
入すると、ドッキングステーション7はノートブックコ
ンピュータ6から得られるデータおよび処理能力の点で
大きくなる。
【0035】ドッキングステーションの電源69、パワ
ーオン/オフスイッチ41、パワープラグ40)ノート
ブックシステム100、メインバス71NSCSIイン
ターフェース77、ビデオ入力回路52、LAN回路7
9、インターフェースチップ82、マルチメディアカー
ド51およびSCSIカード86に関連し、図3および
4において、同様な回路装置は対応する参照番号で表示
されている。
ーオン/オフスイッチ41、パワープラグ40)ノート
ブックシステム100、メインバス71NSCSIイン
ターフェース77、ビデオ入力回路52、LAN回路7
9、インターフェースチップ82、マルチメディアカー
ド51およびSCSIカード86に関連し、図3および
4において、同様な回路装置は対応する参照番号で表示
されている。
【0036】図4において、SCSIカード77はドッ
キングスキャナー周辺機器に接続し、スキャナーからハ
ードディスクドライブHDD、フロッピーディスクドラ
イブFDDおよびマイクロプロセッサユニットMPU1
02へ有利に広バンド幅の入力を送れることが理解でき
よう。CD−ROMは図4におけるパス95により図4
内のISAまたはEISAバス83に接続されている。
バス83に接続されたカード97は図4のドッキングス
テーションがノートブックコンピュータ6を取り外した
状態で第2ユーザーにより別々に利用できるように、別
の周辺機器またはマイクロプロセッサボードに適合でき
る。
キングスキャナー周辺機器に接続し、スキャナーからハ
ードディスクドライブHDD、フロッピーディスクドラ
イブFDDおよびマイクロプロセッサユニットMPU1
02へ有利に広バンド幅の入力を送れることが理解でき
よう。CD−ROMは図4におけるパス95により図4
内のISAまたはEISAバス83に接続されている。
バス83に接続されたカード97は図4のドッキングス
テーションがノートブックコンピュータ6を取り外した
状態で第2ユーザーにより別々に利用できるように、別
の周辺機器またはマイクロプロセッサボードに適合でき
る。
【0037】図3または4のいずれかにおいて、ドッキ
ングステーションはA)においてi)ISA/EISA
スロット、ii)増設用HDDスペース、CD−RO
M、モノラル、ステレオ、4チャンネルおよびその他の
サウンドシステムを備えたマルチメディア、iii)広
バンド幅PCIバス71用ローカルバススロットによっ
て有利にシステムの拡張性を与えている。更に別の利点
B)としては、i)使用が容易な大型キーボード、i
i)より大型の高画質のCRTディスプレイ、iii)
より良好なマウス、プリンタ等により任意のポータブル
でない機器に迅速に、かつ容易に接続できる点が上げら
れる。例えば、ユーザーは迅速かつ簡単にドッキングス
テーション7にノートブックコンピュータ6を押し込
み、ユーザーが別のフックアップ操作をすることなくす
べての周辺機器をフックアップすればよい。他の利点
C)としては、ドッキングステーション7がプラットフ
ォームとなっていることがあり、ユーザーはこのプラッ
トフォームによって先の設備からのISAまたはEIS
Aアドインカードを改変し、それらカードをノートブッ
クコンピュータ6によって使用できる。
ングステーションはA)においてi)ISA/EISA
スロット、ii)増設用HDDスペース、CD−RO
M、モノラル、ステレオ、4チャンネルおよびその他の
サウンドシステムを備えたマルチメディア、iii)広
バンド幅PCIバス71用ローカルバススロットによっ
て有利にシステムの拡張性を与えている。更に別の利点
B)としては、i)使用が容易な大型キーボード、i
i)より大型の高画質のCRTディスプレイ、iii)
より良好なマウス、プリンタ等により任意のポータブル
でない機器に迅速に、かつ容易に接続できる点が上げら
れる。例えば、ユーザーは迅速かつ簡単にドッキングス
テーション7にノートブックコンピュータ6を押し込
み、ユーザーが別のフックアップ操作をすることなくす
べての周辺機器をフックアップすればよい。他の利点
C)としては、ドッキングステーション7がプラットフ
ォームとなっていることがあり、ユーザーはこのプラッ
トフォームによって先の設備からのISAまたはEIS
Aアドインカードを改変し、それらカードをノートブッ
クコンピュータ6によって使用できる。
【0038】図5、6および7において(これら図は図
3および4のシステム100を詳細に示すものであ
る)、好ましい実施例のコンピュータシステム100の
第1部分のブロック図は、32ビットバス104に接続
されたシングルチップマイクロプロセッサユニットMP
U102(図5)と、DRAM(ダイナミックランダム
アクセスメモリ)106と、FPU(不動小数点ユニッ
ト)108と、単一チップ周辺機器制御ユニットPCU
112と、シングルチップ周辺機器プロセッサユニット
PP110(図6)と、ディスプレイコントローラ11
4(図7)とを示している。図5のFPU108は、図
示するように別個のチップ上に構成されるか、例えば4
86DXチップ、586レベルのマイクロプロセッサま
たは任意のタイプのスーパースカラーまたはマルチプロ
セッサに設けられたMPU102と同じチップ上に集積
化される。
3および4のシステム100を詳細に示すものであ
る)、好ましい実施例のコンピュータシステム100の
第1部分のブロック図は、32ビットバス104に接続
されたシングルチップマイクロプロセッサユニットMP
U102(図5)と、DRAM(ダイナミックランダム
アクセスメモリ)106と、FPU(不動小数点ユニッ
ト)108と、単一チップ周辺機器制御ユニットPCU
112と、シングルチップ周辺機器プロセッサユニット
PP110(図6)と、ディスプレイコントローラ11
4(図7)とを示している。図5のFPU108は、図
示するように別個のチップ上に構成されるか、例えば4
86DXチップ、586レベルのマイクロプロセッサま
たは任意のタイプのスーパースカラーまたはマルチプロ
セッサに設けられたMPU102と同じチップ上に集積
化される。
【0039】図6において、PPU110は8ビットバ
ス116を介してキーボードコントローラと、スキャン
チップKBC/SCAN118に接続されたターミナル
と、BIOS(ベーシック入出力システム)ROM(リ
ードオンリーメモリ)120と、HDD(ハードディス
クドライブ)ユニット122と、ロジックチップ124
を有する。PPU110は更にフロッピーディスクドラ
イブ(FDD)126に接続された別のターミナル、プ
リンタ129に接続されたプリンタポートEPP/EC
F128および2つのシリアル入出力ポートSIO13
0および132を有する。
ス116を介してキーボードコントローラと、スキャン
チップKBC/SCAN118に接続されたターミナル
と、BIOS(ベーシック入出力システム)ROM(リ
ードオンリーメモリ)120と、HDD(ハードディス
クドライブ)ユニット122と、ロジックチップ124
を有する。PPU110は更にフロッピーディスクドラ
イブ(FDD)126に接続された別のターミナル、プ
リンタ129に接続されたプリンタポートEPP/EC
F128および2つのシリアル入出力ポートSIO13
0および132を有する。
【0040】信号温度レベルに対するシステムの残りに
対してロジック124を介して温度センサ140、すな
わち加熱センサが接続されており、システムのパワーマ
ネジメントに協力している。
対してロジック124を介して温度センサ140、すな
わち加熱センサが接続されており、システムのパワーマ
ネジメントに協力している。
【0041】コンピュータキーボード142およびコン
ピュータマウス入力デバイス144にはKBC/SCA
N118が接続されている。マルチプレクサ(MUX)
150を介し、バス104のMSB(最大位ビット)ま
たはLSB(最小位ビット)の16ビットの半分からの
信号による18ビットアドレスによってBIOS RO
M120がアドレス指定される。更に、2つのカスケー
ド接続された8ビットレジスタ152および154にお
けるバス116からの連続する8ビット入力により構成
された16ビットアドレスによっても、BIOS RO
Mはアドレス指定される。このように、BIOS RO
Mアドレス用の別個のPPU110ピンが好ましいこと
に不要とされる。
ピュータマウス入力デバイス144にはKBC/SCA
N118が接続されている。マルチプレクサ(MUX)
150を介し、バス104のMSB(最大位ビット)ま
たはLSB(最小位ビット)の16ビットの半分からの
信号による18ビットアドレスによってBIOS RO
M120がアドレス指定される。更に、2つのカスケー
ド接続された8ビットレジスタ152および154にお
けるバス116からの連続する8ビット入力により構成
された16ビットアドレスによっても、BIOS RO
Mはアドレス指定される。このように、BIOS RO
Mアドレス用の別個のPPU110ピンが好ましいこと
に不要とされる。
【0042】PPU110にはオーディオサウンドシス
テム160が接続されており、システム100用のサウ
ンドリソースを構成している。PPU110からのSU
SPEND#ラインに応答する電源スイッチ回路170
は、3つの対のラインANBNCを介し、電源172か
らシステム100への給電を制御するようになってお
り、ラインA、B、Cは電圧VPPおよびVCCを供給
するための電源スイッチ170からシステム100へ延
びている。電源172は電気バッテリー176および/
または外部電源174によって附勢される。
テム160が接続されており、システム100用のサウ
ンドリソースを構成している。PPU110からのSU
SPEND#ラインに応答する電源スイッチ回路170
は、3つの対のラインANBNCを介し、電源172か
らシステム100への給電を制御するようになってお
り、ラインA、B、Cは電圧VPPおよびVCCを供給
するための電源スイッチ170からシステム100へ延
びている。電源172は電気バッテリー176および/
または外部電源174によって附勢される。
【0043】クロックスイッチ制御回路180(図5)
はバス104のラインCLKを介しシステム100にク
ロック信号を供給する。
はバス104のラインCLKを介しシステム100にク
ロック信号を供給する。
【0044】再度、図5、4を参照すると、DRAM1
06のバンクは13本のメモリアドレスMAライン、8
本のCAS(コラムアドレスストローブ)ライン、4本
のRAS(行アドレスストローブ)ラインおよび1本の
WE(ライトイネーブル)ラインを通してMPU102
に接続されている。32本のメモリデータMDラインは
MPU102とDRAM106との間で、DRAM10
6にデータを送ったり、これよりデータを受信するため
の通路となっている。
06のバンクは13本のメモリアドレスMAライン、8
本のCAS(コラムアドレスストローブ)ライン、4本
のRAS(行アドレスストローブ)ラインおよび1本の
WE(ライトイネーブル)ラインを通してMPU102
に接続されている。32本のメモリデータMDラインは
MPU102とDRAM106との間で、DRAM10
6にデータを送ったり、これよりデータを受信するため
の通路となっている。
【0045】MPU102には50MHzの周波数を決
定する水晶発振子182が接続されている。ディスプレ
イコントローラ114にはPPU110からの32KH
zの出力ターミナルが接続されている。
定する水晶発振子182が接続されている。ディスプレ
イコントローラ114にはPPU110からの32KH
zの出力ターミナルが接続されている。
【0046】図7では、モノカラーまたはフルカラー構
造のLCD(液晶ディスプレイ)またはアクティーブマ
トリックスディスプレイに直接ディスプレイコントロー
ラ114が接続されている。ディスプレイコントローラ
114はCRT(ブラウン管)インターフェース(I/
F)192を介してCRTコンピュータモニタ194に
ディスプレイコントローラ114が接続されている。デ
ィスプレイコントローラ114にはブランキング調節制
御装置196が接続されており、ディスプレイコントロ
ーラ114にはアドレスライン、データラインおよび制
御ラインを介してフレームバッファ202が接続されて
いる。ディスプレイライン114には固有のアドレスラ
イン、データラインおよび制御ラインを介してディスプ
レイDRAM204および206の2つの部分Aおよび
Bも接続されている。
造のLCD(液晶ディスプレイ)またはアクティーブマ
トリックスディスプレイに直接ディスプレイコントロー
ラ114が接続されている。ディスプレイコントローラ
114はCRT(ブラウン管)インターフェース(I/
F)192を介してCRTコンピュータモニタ194に
ディスプレイコントローラ114が接続されている。デ
ィスプレイコントローラ114にはブランキング調節制
御装置196が接続されており、ディスプレイコントロ
ーラ114にはアドレスライン、データラインおよび制
御ラインを介してフレームバッファ202が接続されて
いる。ディスプレイライン114には固有のアドレスラ
イン、データラインおよび制御ラインを介してディスプ
レイDRAM204および206の2つの部分Aおよび
Bも接続されている。
【0047】システム100内のバス104には増設さ
れたバスマスターデバイス210、例えばLAN(ロー
カルエリアネットワーク)およびSCSI(スモールコ
ンピュータシステムインターフェース)が接続されてい
る。更にバス104にはスレーブデバイス220も接続
されている。
れたバスマスターデバイス210、例えばLAN(ロー
カルエリアネットワーク)およびSCSI(スモールコ
ンピュータシステムインターフェース)が接続されてい
る。更にバス104にはスレーブデバイス220も接続
されている。
【0048】図8は、図5〜7のコンピュータシステム
100の多層(例えば10層)のプリント配線ボード1
02および電子部品を有する好ましい実施例の平面図で
ある。図8は、プリント配線ボード302の部品側を示
しているが、部品側とは反対に(図示せず)にはボード
302のハンダ側が存在している。中心に位置する四辺
形303の頂点およびボード302の部品側の内側にM
PU102、PPU110、PCU112およびビデオ
またはディスプレイコントローラ114が配置されてい
る。これらすべてのコンポーネントデバイス102、1
10、112および114は高速バス104上にあり、
四辺形によりこれらデバイスは極めて接近するような構
造となっているので、高速バス104は電気的なサイズ
が小さいため、小さい物理的な寸法および低い電磁妨害
の双方の点で有利に物理的に小さくかつコンパクトとな
っている。PCU112およびボード302のコーナー
304の近くにはフラッシュメモリカードのようなPC
MCIAカードのコネクタ306がある。
100の多層(例えば10層)のプリント配線ボード1
02および電子部品を有する好ましい実施例の平面図で
ある。図8は、プリント配線ボード302の部品側を示
しているが、部品側とは反対に(図示せず)にはボード
302のハンダ側が存在している。中心に位置する四辺
形303の頂点およびボード302の部品側の内側にM
PU102、PPU110、PCU112およびビデオ
またはディスプレイコントローラ114が配置されてい
る。これらすべてのコンポーネントデバイス102、1
10、112および114は高速バス104上にあり、
四辺形によりこれらデバイスは極めて接近するような構
造となっているので、高速バス104は電気的なサイズ
が小さいため、小さい物理的な寸法および低い電磁妨害
の双方の点で有利に物理的に小さくかつコンパクトとな
っている。PCU112およびボード302のコーナー
304の近くにはフラッシュメモリカードのようなPC
MCIAカードのコネクタ306がある。
【0049】システムレベルでは図8の実施例内に実現
されたシステム100はメインマイクロプロセッサ集積
回路102と、カードインターフェース集積回路112
と、周辺プロセッサ集積回路110と、ディスプレイコ
ントローラ集積回路114と、これら集積回路102、
112、110および114の各々を相互に接続するプ
リント配線ボード上に設けられたバス104を有する。
集積回路102、112、110および114は、バス
104の境界を定める四角形103のコーナーを構成し
ている。更に四角形303の外側に平行に複数の外部バ
スコネクタが設けられ、バス104に接続されている。
四角形303の内側のほぼ中心にはクロックチップAC
244(180)が設けられ、ほぼ同じ長さのラインを
介して集積回路102、112、110および114の
各々に接続され、クロックスキューを最小にしている。
されたシステム100はメインマイクロプロセッサ集積
回路102と、カードインターフェース集積回路112
と、周辺プロセッサ集積回路110と、ディスプレイコ
ントローラ集積回路114と、これら集積回路102、
112、110および114の各々を相互に接続するプ
リント配線ボード上に設けられたバス104を有する。
集積回路102、112、110および114は、バス
104の境界を定める四角形103のコーナーを構成し
ている。更に四角形303の外側に平行に複数の外部バ
スコネクタが設けられ、バス104に接続されている。
四角形303の内側のほぼ中心にはクロックチップAC
244(180)が設けられ、ほぼ同じ長さのラインを
介して集積回路102、112、110および114の
各々に接続され、クロックスキューを最小にしている。
【0050】バンク0−3用の4つの長いDRAM10
6SIMM(単一インラインメモリモジュール)用ソケ
ットコネクタが互いに平行に、ボード302の短辺30
8に平行に、コネクタ306に垂直に設けられている。
MPU102の近くのDRAMコネクタのうちの1つに
FPU108が隣接して設けられている。DRAM用S
IMMソケットはプリント配線ボード302上の配線ト
レースに対する直接パスを提供している。
6SIMM(単一インラインメモリモジュール)用ソケ
ットコネクタが互いに平行に、ボード302の短辺30
8に平行に、コネクタ306に垂直に設けられている。
MPU102の近くのDRAMコネクタのうちの1つに
FPU108が隣接して設けられている。DRAM用S
IMMソケットはプリント配線ボード302上の配線ト
レースに対する直接パスを提供している。
【0051】ボード302の長辺310に沿ってLED
コネクタD5およびD6と、スピーカコネクタJ33と
が位置している。バッテリーB1用ホルダの次にはマウ
ス144用コネクタJ17およびキーボード142用コ
ネクタJ18があり、長辺310のエッジ上に設けられ
た電源ユニット17にはコーナー304と対角側のコー
ナー132の近くに位置している。
コネクタD5およびD6と、スピーカコネクタJ33と
が位置している。バッテリーB1用ホルダの次にはマウ
ス144用コネクタJ17およびキーボード142用コ
ネクタJ18があり、長辺310のエッジ上に設けられ
た電源ユニット17にはコーナー304と対角側のコー
ナー132の近くに位置している。
【0052】ボード302の辺308と反対側に第2の
短辺314がある。この辺314のエッジには2つのパ
ワーコネクタJ36およびJ37と、シリアルコンクタ
J22と、ZIPPYと表示されたパラレルポートコネ
クタJ38が設けられている。内部を見ると辺314と
PPU110との間で短辺314に平行にフロッピーデ
ィスクドライブコネクタJ19が設けられ、このJ19
はハードディスクドライブコネクタJ21の近くにこれ
と平行に位置している。
短辺314がある。この辺314のエッジには2つのパ
ワーコネクタJ36およびJ37と、シリアルコンクタ
J22と、ZIPPYと表示されたパラレルポートコネ
クタJ38が設けられている。内部を見ると辺314と
PPU110との間で短辺314に平行にフロッピーデ
ィスクドライブコネクタJ19が設けられ、このJ19
はハードディスクドライブコネクタJ21の近くにこれ
と平行に位置している。
【0053】ボード302の辺310と反対側に第2の
長辺316がある。この長辺316のエッジにおいて、
中央に20×2ピンヘッダーJ12に平行に15ピンコ
ネクタJ11が位置している。四角形303の下のJ1
2の横にビデオコネクタJ13がある。
長辺316がある。この長辺316のエッジにおいて、
中央に20×2ピンヘッダーJ12に平行に15ピンコ
ネクタJ11が位置している。四角形303の下のJ1
2の横にビデオコネクタJ13がある。
【0054】ビデオコントローラ114とPC112と
の間に3つのTMS45160チップがあり、これらチ
ップは互いに平行で、辺116に平行で、かつ頂点11
4および112によって構成された四角形303の辺に
ほぼ平行となっている。四角形303の外側のビデオコ
ントローラ114の横には3つのバス104用コネクタ
J14、J15、J16が互いに平行かつ長辺316に
平行に設けられている。
の間に3つのTMS45160チップがあり、これらチ
ップは互いに平行で、辺116に平行で、かつ頂点11
4および112によって構成された四角形303の辺に
ほぼ平行となっている。四角形303の外側のビデオコ
ントローラ114の横には3つのバス104用コネクタ
J14、J15、J16が互いに平行かつ長辺316に
平行に設けられている。
【0055】PPU110と電源172の近くの辺31
0との間のPPU110上には、FPGA124が位置
している。
0との間のPPU110上には、FPGA124が位置
している。
【0056】MPU102内のDOSコンパーチブルス
タティック486コアは、オンザフライのクロックスケ
ールおよびクロックストップ操作により、バッテリー電
力を節約することを可能にしている。このような特殊な
クロック制御により、キーストローク中にオプションの
クロック停止操作を可能にしている。このようなパワー
マネジメントと組み合わされた3.3ボルト以下の低電
圧動作によりシステムのバッテリー電力消費量を低くす
ることが可能となっている。バス104は高速の高バン
ド幅バスであって、バンド幅集中I/Oデバイス、例え
ばビデオのデータ転送を改善している。導線トレース長
さが短くポイント対ポイントのクロックトレースをダイ
レクトに行うこのような実施例による電気ノイズは最小
とされている。各クロックトレースは好ましくない反射
を防止するため、一連の、またはパラレルターミネーシ
ョンを有している。四角形303の内部には経済的な7
4LS244クロックドライバ180が設けられてお
り、このようなクロックドライバ180の設置はこのド
ライバから各チップ110、102、114および11
2へのクロックトレース長さをほぼ等しくし、クロック
スキューを有利に最小とするよう行われている。
タティック486コアは、オンザフライのクロックスケ
ールおよびクロックストップ操作により、バッテリー電
力を節約することを可能にしている。このような特殊な
クロック制御により、キーストローク中にオプションの
クロック停止操作を可能にしている。このようなパワー
マネジメントと組み合わされた3.3ボルト以下の低電
圧動作によりシステムのバッテリー電力消費量を低くす
ることが可能となっている。バス104は高速の高バン
ド幅バスであって、バンド幅集中I/Oデバイス、例え
ばビデオのデータ転送を改善している。導線トレース長
さが短くポイント対ポイントのクロックトレースをダイ
レクトに行うこのような実施例による電気ノイズは最小
とされている。各クロックトレースは好ましくない反射
を防止するため、一連の、またはパラレルターミネーシ
ョンを有している。四角形303の内部には経済的な7
4LS244クロックドライバ180が設けられてお
り、このようなクロックドライバ180の設置はこのド
ライバから各チップ110、102、114および11
2へのクロックトレース長さをほぼ等しくし、クロック
スキューを有利に最小とするよう行われている。
【0057】集積カードコントローラPCU112は、
例えばPCMCIA(パーソナルコンピュータメモリカ
ード国際協会)のようなポータブル周辺バスをサポート
するように構成できる。コーナー304の近くのコネク
タ306は、ボード302の長辺にある平面に1つのカ
ード挿入レベルを有し、更にボード302の底辺の平面
に第2カード挿入レベルを有する。
例えばPCMCIA(パーソナルコンピュータメモリカ
ード国際協会)のようなポータブル周辺バスをサポート
するように構成できる。コーナー304の近くのコネク
タ306は、ボード302の長辺にある平面に1つのカ
ード挿入レベルを有し、更にボード302の底辺の平面
に第2カード挿入レベルを有する。
【0058】単一の8ビットROM120サポートはシ
ステムBIOSおよびビデオBIOSを同じデバイスに
統合し、マザーボードの実装スペースおよびコストを低
減可能にしている。MPU102、PPU110および
PCU112は3つの208ピンPQFPデバイス(下
記の図58を参照)となるように、高度に集積化されて
おり、すべてのCPUおよびシステムロジックを集積化
することによってボードスペースを小さくし、アクティ
ブ時のバッテリー電力消費量を小さくしている。
ステムBIOSおよびビデオBIOSを同じデバイスに
統合し、マザーボードの実装スペースおよびコストを低
減可能にしている。MPU102、PPU110および
PCU112は3つの208ピンPQFPデバイス(下
記の図58を参照)となるように、高度に集積化されて
おり、すべてのCPUおよびシステムロジックを集積化
することによってボードスペースを小さくし、アクティ
ブ時のバッテリー電力消費量を小さくしている。
【0059】他の実施例では、PPU110およびPC
U112は2つのデバイスに集積化されている。更に別
の実施例では、MPU102、PPU110およびPC
U112はわずか1つの単一チップデバイスに集積化さ
れている。しかしながら、ピン数がほぼ等しい3チップ
実施例は、著しい経済性およびボードのレイアウトの便
利性を与えている。
U112は2つのデバイスに集積化されている。更に別
の実施例では、MPU102、PPU110およびPC
U112はわずか1つの単一チップデバイスに集積化さ
れている。しかしながら、ピン数がほぼ等しい3チップ
実施例は、著しい経済性およびボードのレイアウトの便
利性を与えている。
【0060】図5〜7に示される3チップの実施例で
は、電力消費量および熱放出量を極めて低く維持したま
ま、3.3ボルト以上で、かつ66MHzまでの周波数
で動作するように、サブミクロンプロセス技術を用いて
チップが製造されている。
は、電力消費量および熱放出量を極めて低く維持したま
ま、3.3ボルト以上で、かつ66MHzまでの周波数
で動作するように、サブミクロンプロセス技術を用いて
チップが製造されている。
【0061】図8に戻ると、ボード302の比較的小さ
い寸法により、脆弱性のない妥当な剛性および物理的強
度が得られている。バス104のためのコネクタの近く
には、増設用取り付け孔が設けられている。図1のベー
ス22と連動するか、これを含むキャビネット325内
にネジ、ボルト、リベットまたはその他の取り付け機素
により、ボード302は強固に取り付けられる。例えば
ドッキングステーションまたは他の環境内にバス104
を外部接続すると、これら増設取り付け孔内の取り付け
機素は信頼性を増すように実質的な負荷支持強度を与え
ることが好ましい。
い寸法により、脆弱性のない妥当な剛性および物理的強
度が得られている。バス104のためのコネクタの近く
には、増設用取り付け孔が設けられている。図1のベー
ス22と連動するか、これを含むキャビネット325内
にネジ、ボルト、リベットまたはその他の取り付け機素
により、ボード302は強固に取り付けられる。例えば
ドッキングステーションまたは他の環境内にバス104
を外部接続すると、これら増設取り付け孔内の取り付け
機素は信頼性を増すように実質的な負荷支持強度を与え
ることが好ましい。
【0062】図9では、マイクロプロセッサユニット
(MPU)102はブロック図で示されているような好
ましい実施例のデバイスを含む。MPU102はCPU
コア702と、8Kバイトのライトスルー32ビット命
令/データキャッシュ704と、クロックと、PLL
(位相ロックループ)と、制御回路706とを有する4
86クラスのCPU(中央処理ユニット)701を含
む。CPUコア702はTI社486マイクロプロセッ
サ:レファレンスガイド1993年に記載されているの
で、ここで参考例として引用する。キャッシュ704は
連動する2ウェイセットであり、1024セットに構成
されており、各セットは2ラインの4ビットを含む。こ
のキャッシュは内部実行パイプラインに命令およびデー
タを迅速に供給することによって全体の性能に寄与して
いる。
(MPU)102はブロック図で示されているような好
ましい実施例のデバイスを含む。MPU102はCPU
コア702と、8Kバイトのライトスルー32ビット命
令/データキャッシュ704と、クロックと、PLL
(位相ロックループ)と、制御回路706とを有する4
86クラスのCPU(中央処理ユニット)701を含
む。CPUコア702はTI社486マイクロプロセッ
サ:レファレンスガイド1993年に記載されているの
で、ここで参考例として引用する。キャッシュ704は
連動する2ウェイセットであり、1024セットに構成
されており、各セットは2ラインの4ビットを含む。こ
のキャッシュは内部実行パイプラインに命令およびデー
タを迅速に供給することによって全体の性能に寄与して
いる。
【0063】パワーマネジメントブロック708はマイ
クロプロセッサMPU102がスタンバイモードにある
時の電流消費量を大幅に低減している。PPU110の
ユニット920内のハードウェア動作またはソフトウェ
アによって開始され動作のいずれかによってスタンバイ
モードに入る。このスタンバイモードはCPUのクロッ
ク変調を可能にし、よって電力消費量を低減できる。M
PUのパワー消費量はサスペンドモードを発生し、外部
クロック入力を停止することにより更に低減できる。M
PU102はクロックを繰り返してオン/オフすること
により、クロックを変調するか、またはクロック入力を
停止した時でも内部データが失われないスタティックデ
バイスであることが好ましい。好ましい実施例では、広
範な実施例における限定を示唆することなく、このコア
は50または60MHzでクロックを発生し、クロック
を二重にした3ボルトの0.8ミクロン集積回路であ
る。
クロプロセッサMPU102がスタンバイモードにある
時の電流消費量を大幅に低減している。PPU110の
ユニット920内のハードウェア動作またはソフトウェ
アによって開始され動作のいずれかによってスタンバイ
モードに入る。このスタンバイモードはCPUのクロッ
ク変調を可能にし、よって電力消費量を低減できる。M
PUのパワー消費量はサスペンドモードを発生し、外部
クロック入力を停止することにより更に低減できる。M
PU102はクロックを繰り返してオン/オフすること
により、クロックを変調するか、またはクロック入力を
停止した時でも内部データが失われないスタティックデ
バイスであることが好ましい。好ましい実施例では、広
範な実施例における限定を示唆することなく、このコア
は50または60MHzでクロックを発生し、クロック
を二重にした3ボルトの0.8ミクロン集積回路であ
る。
【0064】コア702は付加的インターラプトを備え
たシステムマネジメントモードおよび別個のアドレス空
間を有する。このアドレス空間はシステムのパワーマネ
ジメントまたはI/O(入力/出力)周辺機器のソフト
ウェアトランスペアレトなエミュレーションを行うのに
適当に使用される。この別個のアドレス空間はオペレー
ティングシステムまたはアプリケーションによってもア
クセス可能である。システムマネジメントモードは他の
インターラプトよりも優先度が高く、マスク可能なシス
テムマネジメントインターラプトを用いて入ることがで
きる。別個のアドレス空間内で作動中にシステムマネジ
メントインターラプトルーチンはオペレーティングシス
テムまたはアプリケーションプログラムを妨害すること
なく実行することが好ましい。システムマネジメントイ
ンターラプトの受信後、CPUの一部が自動的にセーブ
され、システムマネジメントモードに入り、この別個の
アドレス空間でプログラムの実行が開始する。メインD
RAMメモリにマッピングするシステムマネジメントモ
ードのメモリがサポートされている。
たシステムマネジメントモードおよび別個のアドレス空
間を有する。このアドレス空間はシステムのパワーマネ
ジメントまたはI/O(入力/出力)周辺機器のソフト
ウェアトランスペアレトなエミュレーションを行うのに
適当に使用される。この別個のアドレス空間はオペレー
ティングシステムまたはアプリケーションによってもア
クセス可能である。システムマネジメントモードは他の
インターラプトよりも優先度が高く、マスク可能なシス
テムマネジメントインターラプトを用いて入ることがで
きる。別個のアドレス空間内で作動中にシステムマネジ
メントインターラプトルーチンはオペレーティングシス
テムまたはアプリケーションプログラムを妨害すること
なく実行することが好ましい。システムマネジメントイ
ンターラプトの受信後、CPUの一部が自動的にセーブ
され、システムマネジメントモードに入り、この別個の
アドレス空間でプログラムの実行が開始する。メインD
RAMメモリにマッピングするシステムマネジメントモ
ードのメモリがサポートされている。
【0065】MPU102はFPU108が存在してい
る時には外部FPU/IFターミナルを介し、このFP
Ul08と通信するインターフェースロジック710を
有する。
る時には外部FPU/IFターミナルを介し、このFP
Ul08と通信するインターフェースロジック710を
有する。
【0066】システムコンフィギュレーションレジスタ
712は、CPUローカルバス714を介してアクセス
可能である。このバス714はCPU701に接続さ
れ、バスブリッジ回路716に接続され、DRAMメモ
リコントローラ(MCU)718に接続されている。レ
ジスタ712はライン722を介してバスブリッジ回路
716にも双方向に接続されている。
712は、CPUローカルバス714を介してアクセス
可能である。このバス714はCPU701に接続さ
れ、バスブリッジ回路716に接続され、DRAMメモ
リコントローラ(MCU)718に接続されている。レ
ジスタ712はライン722を介してバスブリッジ回路
716にも双方向に接続されている。
【0067】DRAMメモリコントローラ718はライ
ン721を介してシステムコンフィギュレーションレジ
スタ712に接続されており、ライン724を介してバ
スブリッジ716からの信号を受信する。DRAMメモ
リコントローラ718はDRAMアドレスおよびDRA
M制御信号をシングルチップMPU102の外部ターミ
ナルに供給する。DRAMメモリコントローラ718は
ハンドシェークライン727によりパワーマネジメント
回路708に接続されており、この回路708はライン
726によりバスブリッジ716にも接続されており、
更にライン728によりクロック位相ロックループおよ
び制御回路706にも接続されている。
ン721を介してシステムコンフィギュレーションレジ
スタ712に接続されており、ライン724を介してバ
スブリッジ716からの信号を受信する。DRAMメモ
リコントローラ718はDRAMアドレスおよびDRA
M制御信号をシングルチップMPU102の外部ターミ
ナルに供給する。DRAMメモリコントローラ718は
ハンドシェークライン727によりパワーマネジメント
回路708に接続されており、この回路708はライン
726によりバスブリッジ716にも接続されており、
更にライン728によりクロック位相ロックループおよ
び制御回路706にも接続されている。
【0068】データ回路720はデータルータおよびデ
ータバッファを提供している。DRAMメモリコントロ
ーラ718はライン732を介して回路720へ信号を
供給する。データ回路720はライン730を介してバ
スブリッジ716とも双方向に通信する。データ回路7
20はデータバス734上の外部ターミナルとの間でD
RAMデータを読み出し、書き込みする。メインバス1
04はターミナルを介してMPU102に接続してお
り、パス736および738を介してそれぞれデータ回
路720およびバスブリッジ716にそれぞれ接続して
いる。データ回路720は2レベルのポスト状のDRA
M書き込みバッファ、集積化された4レべルのDRAM
リフレッシュキューを有し、3つのプルグラマブル書き
込み保護領域を提供している。
ータバッファを提供している。DRAMメモリコントロ
ーラ718はライン732を介して回路720へ信号を
供給する。データ回路720はライン730を介してバ
スブリッジ716とも双方向に通信する。データ回路7
20はデータバス734上の外部ターミナルとの間でD
RAMデータを読み出し、書き込みする。メインバス1
04はターミナルを介してMPU102に接続してお
り、パス736および738を介してそれぞれデータ回
路720およびバスブリッジ716にそれぞれ接続して
いる。データ回路720は2レベルのポスト状のDRA
M書き込みバッファ、集積化された4レべルのDRAM
リフレッシュキューを有し、3つのプルグラマブル書き
込み保護領域を提供している。
【0069】DRAMメモリコントローラ718は外部
バッファリングを行わない4つ以上の32ビットバンク
を備えた250Mバイト以上のDRAMメモリまでをサ
ポートする。例えば256K、512K、1M、2M、
4M、8Mおよび16Mの非対称および対称DRAM、
および64M以上のDRAMを容易にサポートする。シ
ャドー化されたRAMもサポートする。更に、異なるタ
イプのDRAMに対し、異なる作動電圧、例えば3.3
または5.0ボルトで作動するようにメモリインターフ
ェースバッファをプログラムすることができる。DRA
Mメモリコントローラ718は異なるアクセス時間、例
えば60または80ナノ秒(ns)をサポートするよう
にプログラムすることができる。例えば60nsは3.
3ボルトでの50および66MHzのクロック速度で極
めて有利である。種々のリフレッシュモード、例えばス
ローリフレッシュ、セルフリフレッシュ、サスペンドリ
フレッシュおよびCASビフォアRASリフレッシュを
プログラムでサポートできる。DRAMパラメータは分
解能を改善するよう、内部の高速の50/66MHzの
CPUクロックとは別に駆動されるので、最大のメモリ
スループットが得られ、DRAMコントローラを集積化
した利点をフルに活用できる
バッファリングを行わない4つ以上の32ビットバンク
を備えた250Mバイト以上のDRAMメモリまでをサ
ポートする。例えば256K、512K、1M、2M、
4M、8Mおよび16Mの非対称および対称DRAM、
および64M以上のDRAMを容易にサポートする。シ
ャドー化されたRAMもサポートする。更に、異なるタ
イプのDRAMに対し、異なる作動電圧、例えば3.3
または5.0ボルトで作動するようにメモリインターフ
ェースバッファをプログラムすることができる。DRA
Mメモリコントローラ718は異なるアクセス時間、例
えば60または80ナノ秒(ns)をサポートするよう
にプログラムすることができる。例えば60nsは3.
3ボルトでの50および66MHzのクロック速度で極
めて有利である。種々のリフレッシュモード、例えばス
ローリフレッシュ、セルフリフレッシュ、サスペンドリ
フレッシュおよびCASビフォアRASリフレッシュを
プログラムでサポートできる。DRAMパラメータは分
解能を改善するよう、内部の高速の50/66MHzの
CPUクロックとは別に駆動されるので、最大のメモリ
スループットが得られ、DRAMコントローラを集積化
した利点をフルに活用できる
【0070】バスブリッジ76はバス104に望まれた
適当な仕様を満たすように製造された集積化されたイン
ターフェースとして働く。このバスブリッジ716はC
PUとバス104との間でMPU102によって開始さ
れた転送がある時には、バスマスターとして作動し、バ
ス104から開始された転送に対してはターゲットとし
て作動することが好ましい。
適当な仕様を満たすように製造された集積化されたイン
ターフェースとして働く。このバスブリッジ716はC
PUとバス104との間でMPU102によって開始さ
れた転送がある時には、バスマスターとして作動し、バ
ス104から開始された転送に対してはターゲットとし
て作動することが好ましい。
【0071】バスクワイエットモードはパワーマネジメ
ントをサポートすることが好ましい。このバスクワイエ
ットモードは、CPUがDRAM106または内部キャ
ッシュ704にアクセスする際に、バス104上のサイ
クルを禁止するのに使用される。別の方法では、データ
/アドレスバス104だけをバス転送に切り替えること
により、バスクワイエットモードによりシステムの電力
消費量が低減する。このバスクワイエットモードはMC
U718上で実行されるだけでなく、PPU110バス
ブリッジ901およびXC/IEDブロック934上で
も実行される。すべての信号、バスおよびピンは必要に
なった場合に限りステートが変えられる。例えば各デー
タバスのフリップフロップは次のステート変更までにそ
の状態をホールドする。
ントをサポートすることが好ましい。このバスクワイエ
ットモードは、CPUがDRAM106または内部キャ
ッシュ704にアクセスする際に、バス104上のサイ
クルを禁止するのに使用される。別の方法では、データ
/アドレスバス104だけをバス転送に切り替えること
により、バスクワイエットモードによりシステムの電力
消費量が低減する。このバスクワイエットモードはMC
U718上で実行されるだけでなく、PPU110バス
ブリッジ901およびXC/IEDブロック934上で
も実行される。すべての信号、バスおよびピンは必要に
なった場合に限りステートが変えられる。例えば各デー
タバスのフリップフロップは次のステート変更までにそ
の状態をホールドする。
【0072】先に述べたように、MPU102は適当な
集積回路パッケージ内で486クラスのCPU、DRA
Mコントローラおよびバスインターフェースと共に単一
チップに集積化されている。集積回路パッケージの一例
としては、208ピンのPQFP(プラスチッククァド
フラットパック)がある。PPU110およびPCU1
12もシステム機能をそれぞれの単一チップに分けてお
り、単一チップはMPU102と同じタイプのパッケー
ジ、例えばプラスチックパッケージを有することができ
る。これら後者の2つのチップは好ましい実施例では同
一の208ピンPQFPパッケージタイプからピンアウ
トすることも可能である。
集積回路パッケージ内で486クラスのCPU、DRA
Mコントローラおよびバスインターフェースと共に単一
チップに集積化されている。集積回路パッケージの一例
としては、208ピンのPQFP(プラスチッククァド
フラットパック)がある。PPU110およびPCU1
12もシステム機能をそれぞれの単一チップに分けてお
り、単一チップはMPU102と同じタイプのパッケー
ジ、例えばプラスチックパッケージを有することができ
る。これら後者の2つのチップは好ましい実施例では同
一の208ピンPQFPパッケージタイプからピンアウ
トすることも可能である。
【0073】図10ではMPU102のための好ましい
実施例のレイアウトは、辺の長さの比が約1:1の単一
基板802を備えた、集積化された回路ダイとしてMP
U102を実現されている、改善された空間形状を有す
る。この回路基板802上にはCMOS(相補的酸化金
属半導体)プロセスにより種々の回路領域またはブロッ
クを製造する。他のプロセス、例えばBiCMOS(バ
イポーラCMOS)も使用できる。
実施例のレイアウトは、辺の長さの比が約1:1の単一
基板802を備えた、集積化された回路ダイとしてMP
U102を実現されている、改善された空間形状を有す
る。この回路基板802上にはCMOS(相補的酸化金
属半導体)プロセスにより種々の回路領域またはブロッ
クを製造する。他のプロセス、例えばBiCMOS(バ
イポーラCMOS)も使用できる。
【0074】ダイの1つのコーナーに486CPUコア
702が位置し、基板802のコーナー806に直角に
形成された近くのマージン部上のボンドパッド804に
対し、短い導線長さで最大のアクセス可能なピンアウト
を可能にしている。キャッシュ704は、CPUコア7
02の近くに隣接しており、キャッシュに対し高速のC
PUアクセスが可能となっている。メモリコントローラ
718MCUは、キャッシュ704が占めているエッジ
と反対側のチップ802のエッジのほぼほとんどに沿う
マイクロコードROMおよびコア702に対し垂直で、
かつキャッシュ704に平行なストリップに沿って設け
られたほぼ長方形の回路ブロック内に設置されている。
このように、キャッシュ704およびMCU718はコ
ア702を囲んでいる。
702が位置し、基板802のコーナー806に直角に
形成された近くのマージン部上のボンドパッド804に
対し、短い導線長さで最大のアクセス可能なピンアウト
を可能にしている。キャッシュ704は、CPUコア7
02の近くに隣接しており、キャッシュに対し高速のC
PUアクセスが可能となっている。メモリコントローラ
718MCUは、キャッシュ704が占めているエッジ
と反対側のチップ802のエッジのほぼほとんどに沿う
マイクロコードROMおよびコア702に対し垂直で、
かつキャッシュ704に平行なストリップに沿って設け
られたほぼ長方形の回路ブロック内に設置されている。
このように、キャッシュ704およびMCU718はコ
ア702を囲んでいる。
【0075】コア702のマイクロコードROMと反対
側の辺818には、辺818の長さのほとんどにわたっ
て平行に延びる長いストリップ内にバスブリッジ716
が設置されている。このバスインターフェース820の
長さは図3〜7のシステム100のワイドバス104に
接続するための多数のターミナルに対し物理的に広くア
クセスできるようにする値であることが好ましい。
側の辺818には、辺818の長さのほとんどにわたっ
て平行に延びる長いストリップ内にバスブリッジ716
が設置されている。このバスインターフェース820の
長さは図3〜7のシステム100のワイドバス104に
接続するための多数のターミナルに対し物理的に広くア
クセスできるようにする値であることが好ましい。
【0076】図11において、PPU110はチップ9
02上に多数のオンチップフロップを設けるシングルチ
ップとなっている。
02上に多数のオンチップフロップを設けるシングルチ
ップとなっている。
【0077】まず最初のチップは、外部バス104から
オンチップバス904へインターフェースするためのバ
スインターフェース902であり、このバスインターフ
ェース902は内部がバス104とコンパーチブルであ
り、同時に下記の数個の周辺機器を統合するための高速
内部バスとして、バス904ともコンパーチブルであ
る。例えば、種々の実施例における周辺機器はIBMコ
ンパーチブルATコンピュータまたはアップル社のマッ
キントッシュコンピュータ、または当業者が確立した任
意の機能および作動上の定義を有する周辺機器とコンパ
ーチブルな周辺機能を適当に実施する。バスインターフ
ェース902はシステム100全体のラテンシーを最小
にするようにマスターする際に、短いバス104のオー
ナーシップを有していることが好ましい。バスインター
フェース902は内部I/Oデバイスからバス104上
のエージェント(回路)に高速DMA(ダイレクトメモ
リアクセス)転送を行う。
オンチップバス904へインターフェースするためのバ
スインターフェース902であり、このバスインターフ
ェース902は内部がバス104とコンパーチブルであ
り、同時に下記の数個の周辺機器を統合するための高速
内部バスとして、バス904ともコンパーチブルであ
る。例えば、種々の実施例における周辺機器はIBMコ
ンパーチブルATコンピュータまたはアップル社のマッ
キントッシュコンピュータ、または当業者が確立した任
意の機能および作動上の定義を有する周辺機器とコンパ
ーチブルな周辺機能を適当に実施する。バスインターフ
ェース902はシステム100全体のラテンシーを最小
にするようにマスターする際に、短いバス104のオー
ナーシップを有していることが好ましい。バスインター
フェース902は内部I/Oデバイスからバス104上
のエージェント(回路)に高速DMA(ダイレクトメモ
リアクセス)転送を行う。
【0078】バスインターフェース902はラテンシー
を更に下げるよう、低速内部アクセスのための再試行操
作を切ることを実行する。図示されたバス104の周波
数は5ボルトまたは3.3ボルトで、33MHzである
が、他の実施例ではこれよりも低い周波数および電圧ま
たはこれよりも高い周波数および電圧を使用できる。図
11の実施例では、内部バス904はバス104の周波
数の半分または4分の1で適当にクロック制御される
が、これよりも高い周波数または低い周波数の関係も利
用できる。
を更に下げるよう、低速内部アクセスのための再試行操
作を切ることを実行する。図示されたバス104の周波
数は5ボルトまたは3.3ボルトで、33MHzである
が、他の実施例ではこれよりも低い周波数および電圧ま
たはこれよりも高い周波数および電圧を使用できる。図
11の実施例では、内部バス904はバス104の周波
数の半分または4分の1で適当にクロック制御される
が、これよりも高い周波数または低い周波数の関係も利
用できる。
【0079】チップ上のバスアービッタ906は図5の
MPU102、図6のPPU110および図7の2つの
外部バスマスター210のためにバス104のアービッ
トレーションを行う。PPU110はバス104とDM
A周辺機器910との間の転送を行うDMAサイクル中
にバス104のバスマスターとして作動する。
MPU102、図6のPPU110および図7の2つの
外部バスマスター210のためにバス104のアービッ
トレーションを行う。PPU110はバス104とDM
A周辺機器910との間の転送を行うDMAサイクル中
にバス104のバスマスターとして作動する。
【0080】1つの好ましい実施例は、PC−ATアー
キテクチャとコンパーチブルなより多数の周辺機器を提
供している。バス904はこれらオンチップ周辺機器の
すベてにオンチップで共通接続するので、それらの速度
およびその他の電気的な性能が高められている。例えば
2つのDMAコントローラ910はバスインターフェー
ス902を通したDMA転送を制御する。PPU110
ではDMAコントローラ910はバス904に接続され
ており、更に別個にパス911を介してバスアービッタ
906とバスインターフェース902とにも接続されて
いる。DMAコントローラ910はチップ901上のボ
ンドパッド912からの4つのピンに対し外側にもピン
アウトしている。2つのインターラプトコントローラ9
14はレベルトリガーモードまたはエッジトリガーモー
ドに別々にプログラム可能なチャンネルを提供してい
る。インターラプトコントローラ914内にはインター
ラプトルータもあり、このルータはバス104からの外
部インターラプトまたはPCU112からソフトウェア
選択可能なインターラプトチャンネルへのインターラプ
トをルート決定する。PPU110ではインターラプト
コントローラ914およびタイマー/カウンタ916
は、バス904に接続し、更にそれぞれ9ピンおよび2
ピンとなるように外部にピンアウトもしている。RTC
(リアルタイムクロック)回路ブロック918は、集積
化された低パワーの32KHzの発振器および128バ
イトのCMOS SRAM(スタティックRAM)を有
する。DMAコントローラ910、インターラプトコン
トローラ914、タイマー−カウンタ916およびRT
C回路918で有効な特徴および回路例は、本明細書で
説明するような改良点と共に、市販されている823
7、8259、8254およびMC146818デバイ
ス内でそれぞれ見ることができる。更に、所望するシス
テム目的のためにチップ上に更に別の周辺機器を設ける
こともできる。
キテクチャとコンパーチブルなより多数の周辺機器を提
供している。バス904はこれらオンチップ周辺機器の
すベてにオンチップで共通接続するので、それらの速度
およびその他の電気的な性能が高められている。例えば
2つのDMAコントローラ910はバスインターフェー
ス902を通したDMA転送を制御する。PPU110
ではDMAコントローラ910はバス904に接続され
ており、更に別個にパス911を介してバスアービッタ
906とバスインターフェース902とにも接続されて
いる。DMAコントローラ910はチップ901上のボ
ンドパッド912からの4つのピンに対し外側にもピン
アウトしている。2つのインターラプトコントローラ9
14はレベルトリガーモードまたはエッジトリガーモー
ドに別々にプログラム可能なチャンネルを提供してい
る。インターラプトコントローラ914内にはインター
ラプトルータもあり、このルータはバス104からの外
部インターラプトまたはPCU112からソフトウェア
選択可能なインターラプトチャンネルへのインターラプ
トをルート決定する。PPU110ではインターラプト
コントローラ914およびタイマー/カウンタ916
は、バス904に接続し、更にそれぞれ9ピンおよび2
ピンとなるように外部にピンアウトもしている。RTC
(リアルタイムクロック)回路ブロック918は、集積
化された低パワーの32KHzの発振器および128バ
イトのCMOS SRAM(スタティックRAM)を有
する。DMAコントローラ910、インターラプトコン
トローラ914、タイマー−カウンタ916およびRT
C回路918で有効な特徴および回路例は、本明細書で
説明するような改良点と共に、市販されている823
7、8259、8254およびMC146818デバイ
ス内でそれぞれ見ることができる。更に、所望するシス
テム目的のためにチップ上に更に別の周辺機器を設ける
こともできる。
【0081】パワーマネジメントブロック920は、シ
ステム100を附勢した際に作動するためのバッテリー
給電される第1部分920Aと、常時バッテリー給電さ
れる部分920Bを有する。パワーマネジメントブロッ
ク920は、システムマネジメントインターラプトがな
くてもCPU702に対するブロック制御を行う。パワ
ーマネジメント機能として、組み合わせ電圧(例えば
3.3V/5V)サポートが提供される。
ステム100を附勢した際に作動するためのバッテリー
給電される第1部分920Aと、常時バッテリー給電さ
れる部分920Bを有する。パワーマネジメントブロッ
ク920は、システムマネジメントインターラプトがな
くてもCPU702に対するブロック制御を行う。パワ
ーマネジメント機能として、組み合わせ電圧(例えば
3.3V/5V)サポートが提供される。
【0082】パワーマネジメントブロック920は、ス
タンバイタイマーおよびサスペンドタイマーと称される
システムアクティビティタイマーを含み、これらタイマ
ーはDEVSEL#信号によりバス104のアクティビ
ティをモニタし、COM1信号により、ディスプレイフ
レームバッファ(例えばVGA)アクティビティ(コン
トローラ114およびフレームバッファ202参照)、
DMAリクエスト、シリアルポート130のインターラ
プトおよびチップ選択をモニタし、LPT1信号により
パラレルポート128のインターラプトおよびチップ選
択をモニタし、ハードディスクコントローラ122のイ
ンターラプトおよびチップ選択、フロッピーディスクコ
ントローラ126のインターラプトおよびチップ選択、
プログラマブルチップ選択信号、信号PCS0#および
PCS1#およびその他のインターラプトIRQ9、I
RQ10、IRQ10およびIRQ15をモニタする。
パワーマネジメントブロック920は更に、キーボード
142の短期のCPUクロックスピードアップタイマー
モニタリングおよびKBC/SCANチップ118から
のマウス144インターラプトリクエストのみならず、
バス104のバスマスターサイクルリクエストおよびマ
スクされたシステムアクティビティタイマー出力を行
う。
タンバイタイマーおよびサスペンドタイマーと称される
システムアクティビティタイマーを含み、これらタイマ
ーはDEVSEL#信号によりバス104のアクティビ
ティをモニタし、COM1信号により、ディスプレイフ
レームバッファ(例えばVGA)アクティビティ(コン
トローラ114およびフレームバッファ202参照)、
DMAリクエスト、シリアルポート130のインターラ
プトおよびチップ選択をモニタし、LPT1信号により
パラレルポート128のインターラプトおよびチップ選
択をモニタし、ハードディスクコントローラ122のイ
ンターラプトおよびチップ選択、フロッピーディスクコ
ントローラ126のインターラプトおよびチップ選択、
プログラマブルチップ選択信号、信号PCS0#および
PCS1#およびその他のインターラプトIRQ9、I
RQ10、IRQ10およびIRQ15をモニタする。
パワーマネジメントブロック920は更に、キーボード
142の短期のCPUクロックスピードアップタイマー
モニタリングおよびKBC/SCANチップ118から
のマウス144インターラプトリクエストのみならず、
バス104のバスマスターサイクルリクエストおよびマ
スクされたシステムアクティビティタイマー出力を行
う。
【0083】ゲートオン対ゲートオフ比、すなわちクロ
ックタイムオン対クロックタイムオフ比を調節するため
のプログラマブルレジスタを含むパワーマネジメントブ
ロック920のハードウェアによってCPUクロックマ
スキングまたはクロック変調が行われる。
ックタイムオン対クロックタイムオフ比を調節するため
のプログラマブルレジスタを含むパワーマネジメントブ
ロック920のハードウェアによってCPUクロックマ
スキングまたはクロック変調が行われる。
【0084】このパワーマネジメントブロック920に
よって双方向のシステムマネジメントインターラプトハ
ンドシェーキングプロトコルがサポートされている。更
に、IDEブロック122、FDD126、シリアルポ
ート130COM1、パラレルポート128、LTP
1、およびプログラマブルチップ選択PCSO#および
PCS1#に対する6つのパワーマネジメントトラップ
が設けられている。
よって双方向のシステムマネジメントインターラプトハ
ンドシェーキングプロトコルがサポートされている。更
に、IDEブロック122、FDD126、シリアルポ
ート130COM1、パラレルポート128、LTP
1、およびプログラマブルチップ選択PCSO#および
PCS1#に対する6つのパワーマネジメントトラップ
が設けられている。
【0085】図1の強度調節器34に応答して、パワー
マネジメントブロック920が作動する結果、4ビット
(16レベル)のバックライト強度調節用パルス幅変調
(PWM)が行われることが好ましい。
マネジメントブロック920が作動する結果、4ビット
(16レベル)のバックライト強度調節用パルス幅変調
(PWM)が行われることが好ましい。
【0086】パワーマネジメントブロック920がPP
U110のかなりの部分およびシステム102の残りも
除勢させると、RTCアラーム、モデムリング、サスペ
ンド/レジウムボタン、キーボードIRQ(インターラ
プトリクエスト)、マウスIRQ、オン/オフボタン、
PCU112からのカードシステムマネジメントインタ
ーラプトCRDSMIまたはバッテリー入力BATLO
W上の低レベルから高レベルへの変化に応答するブロッ
ク920内の回路によって、再附勢を開始できる。
U110のかなりの部分およびシステム102の残りも
除勢させると、RTCアラーム、モデムリング、サスペ
ンド/レジウムボタン、キーボードIRQ(インターラ
プトリクエスト)、マウスIRQ、オン/オフボタン、
PCU112からのカードシステムマネジメントインタ
ーラプトCRDSMIまたはバッテリー入力BATLO
W上の低レベルから高レベルへの変化に応答するブロッ
ク920内の回路によって、再附勢を開始できる。
【0087】パワーマネジメントブロック920内のシ
ャドーレジスタは、フルシステムステートをディスクに
セーブすることをサポートしている。
ャドーレジスタは、フルシステムステートをディスクに
セーブすることをサポートしている。
【0088】パワーマネジメントブロック920にはバ
スクワイエット化およびI/Oリーク電流制御回路も含
まれる。パワーマネジメントブロック920によって高
度なパワーマネジメントサポートも行われる。
スクワイエット化およびI/Oリーク電流制御回路も含
まれる。パワーマネジメントブロック920によって高
度なパワーマネジメントサポートも行われる。
【0089】図8において、フロッピーディスクコント
ローラブロック930、デジタルディスクコントローラ
(FDS)、ハードディスクインターフェースXD/I
DE934、シリアルインターフェースブロックSIU
936、パラレルポートインターフェース983は、す
べて内部バス904、更に外部でピンに結合されてい
る。
ローラブロック930、デジタルディスクコントローラ
(FDS)、ハードディスクインターフェースXD/I
DE934、シリアルインターフェースブロックSIU
936、パラレルポートインターフェース983は、す
べて内部バス904、更に外部でピンに結合されてい
る。
【0090】フロッピーディスクコントローラブロック
930は、3.5インチドライブ(720kB)(キロ
バイト)、1.44MB(メガバイト)、および2.8
8MBだけでなく5.25インチドライブ(360kB
および1.2MB)をサポートするように、PPU11
0内でオンチップ集積化されている。すべてのバッファ
は集積化されている。フロッピーディスクコントローラ
ブロック930は、数種のトラックフォーマット、例え
ばIBMシステム34フォーマット、垂直500kb/
s(毎秒のキロビット)フォーマット、および垂直1M
B/s(1秒当たり1メガビット)フォーマットのデー
タに合わせる回路を有する。ブロック930における読
み出しまたは書き込みコマンドの実行中に、データFI
FO(先入れ先出し)バッファが作動する。ブロック9
30は255ステップ(16ビット)の再較正コマンド
および機能も有する。このフロッピーディスクコントロ
ーラブロック930はソフトウェアによってリセットで
きる。この実施例では、このブロックは外部部品を有し
ない集積化されたフロッピーデータセパレータを有す
る。ドライブインターフェース信号は外部ドライブによ
って使用できるよう、パラレルポート938のピンに多
重化できる。
930は、3.5インチドライブ(720kB)(キロ
バイト)、1.44MB(メガバイト)、および2.8
8MBだけでなく5.25インチドライブ(360kB
および1.2MB)をサポートするように、PPU11
0内でオンチップ集積化されている。すべてのバッファ
は集積化されている。フロッピーディスクコントローラ
ブロック930は、数種のトラックフォーマット、例え
ばIBMシステム34フォーマット、垂直500kb/
s(毎秒のキロビット)フォーマット、および垂直1M
B/s(1秒当たり1メガビット)フォーマットのデー
タに合わせる回路を有する。ブロック930における読
み出しまたは書き込みコマンドの実行中に、データFI
FO(先入れ先出し)バッファが作動する。ブロック9
30は255ステップ(16ビット)の再較正コマンド
および機能も有する。このフロッピーディスクコントロ
ーラブロック930はソフトウェアによってリセットで
きる。この実施例では、このブロックは外部部品を有し
ない集積化されたフロッピーデータセパレータを有す
る。ドライブインターフェース信号は外部ドライブによ
って使用できるよう、パラレルポート938のピンに多
重化できる。
【0091】インターフェース934は完全IDEハー
ドディスクインターフェースロジックに高速のアクセス
を提供する。IDEハードディスクは別個にアイソレー
トし、電源を切ることができる。インターフェース93
4内には、図6のXDバス116のためのバスインター
フェースも含まれる。このインターフェースはBIOS
ROM(このROMは電気的に消去可能なプログラマブ
ルリードオンリーメモリであるフラッシュEEPROM
にできる)をサポートし、キーボードコントローラKB
C/SCANを接続し、2つのユーザープログラマブル
なチップ選択を有し、オーディオCODEC(コーダ/
デコーダ)に接続できる。
ドディスクインターフェースロジックに高速のアクセス
を提供する。IDEハードディスクは別個にアイソレー
トし、電源を切ることができる。インターフェース93
4内には、図6のXDバス116のためのバスインター
フェースも含まれる。このインターフェースはBIOS
ROM(このROMは電気的に消去可能なプログラマブ
ルリードオンリーメモリであるフラッシュEEPROM
にできる)をサポートし、キーボードコントローラKB
C/SCANを接続し、2つのユーザープログラマブル
なチップ選択を有し、オーディオCODEC(コーダ/
デコーダ)に接続できる。
【0092】更に、図11には、種々のその他の制御機
能のためのブロックがブロック940として示されてい
る。シリアルインターフェース936Aおよび936B
の各々は、送受信すべきシリアルデータを待ち行列化
し、バッファ化するための、16バイトFIFOを有
し、1.8461MHzまたは8MHzの選択可能なタ
イミング基準クロックを有する。
能のためのブロックがブロック940として示されてい
る。シリアルインターフェース936Aおよび936B
の各々は、送受信すべきシリアルデータを待ち行列化
し、バッファ化するための、16バイトFIFOを有
し、1.8461MHzまたは8MHzの選択可能なタ
イミング基準クロックを有する。
【0093】パラレルインターフェース938は、16
バイトのデータパスのFIFOバッファを有し、DMA
転送を行う。高速パラレルプロトコル、例えばECPお
よびEPPのためのサポートも適当に行われる。パラレ
ルポート938を備えたデジタルフロッピーディスクコ
ントローラ932の出力を多重化するよう、マルチプレ
クサ939を設けることにより、2つ以上のフロッピー
ディスクドライブFDD126.0および126.1を
適当に収容できる。PPU110のコンフィギュレーシ
ョンレジスタ1222からの制御信号PIFFDCによ
ってマルチプレクサ939がフロッピーディスクを選択
すると、FDD1261に対しパラレルポート938に
よって利用されていた外部ピンがその代わりに適当に使
用される。
バイトのデータパスのFIFOバッファを有し、DMA
転送を行う。高速パラレルプロトコル、例えばECPお
よびEPPのためのサポートも適当に行われる。パラレ
ルポート938を備えたデジタルフロッピーディスクコ
ントローラ932の出力を多重化するよう、マルチプレ
クサ939を設けることにより、2つ以上のフロッピー
ディスクドライブFDD126.0および126.1を
適当に収容できる。PPU110のコンフィギュレーシ
ョンレジスタ1222からの制御信号PIFFDCによ
ってマルチプレクサ939がフロッピーディスクを選択
すると、FDD1261に対しパラレルポート938に
よって利用されていた外部ピンがその代わりに適当に使
用される。
【0094】図12において、PPU110のための好
ましい実施例のレイアウトは空間形状が改善されてお
り、ここではPPU110は辺の長さの比がほぼ1:1
の単一基板を備えた集積化された回路ダイ901として
実現されている。この回路基板802上にはCMOS
(相補的酸化金属半導体)プロセスにより種々の回路領
域またはブロックを製造する。他のプロセス、例えばB
iCMOS(バイポーラCMOS)も使用できる。
ましい実施例のレイアウトは空間形状が改善されてお
り、ここではPPU110は辺の長さの比がほぼ1:1
の単一基板を備えた集積化された回路ダイ901として
実現されている。この回路基板802上にはCMOS
(相補的酸化金属半導体)プロセスにより種々の回路領
域またはブロックを製造する。他のプロセス、例えばB
iCMOS(バイポーラCMOS)も使用できる。
【0095】1つの辺1002にはバスアービッタ90
6とバスインターフェース902があり、これらは辺1
002の長さのほとんどにわたって平行に延びる長いス
トリップ1004内に設置されている。この回路ストリ
ップ1004の長さは図5〜7のシステム100のワイ
ドバス104に接続するための多数のターミナルに物理
的に広くアクセスできることが好ましい。
6とバスインターフェース902があり、これらは辺1
002の長さのほとんどにわたって平行に延びる長いス
トリップ1004内に設置されている。この回路ストリ
ップ1004の長さは図5〜7のシステム100のワイ
ドバス104に接続するための多数のターミナルに物理
的に広くアクセスできることが好ましい。
【0096】回路ストリップ1004に隣接してこれに
垂直にブロック936、938がコラム1006を形成
し、このコラム1006は辺1008の長さの半分以上
を占める。コラム1006と垂直にフロッピーディスク
コントローラ932およびハードディスクインターフェ
ース934Aのためのワイドストリップがあり、辺10
02と反対側の辺1000にこれと平行にPCI/AT
バスインターフェースストリップ1004が設置されて
いる。この辺1010には回路934のXDバスインタ
ーフェース部分も設けられている。
垂直にブロック936、938がコラム1006を形成
し、このコラム1006は辺1008の長さの半分以上
を占める。コラム1006と垂直にフロッピーディスク
コントローラ932およびハードディスクインターフェ
ース934Aのためのワイドストリップがあり、辺10
02と反対側の辺1000にこれと平行にPCI/AT
バスインターフェースストリップ1004が設置されて
いる。この辺1010には回路934のXDバスインタ
ーフェース部分も設けられている。
【0097】FDC/IDE I/Fを備えたエッジ1
010およびバスブリッジ1004を備えたエッジ10
02の双方に対して垂直なストリップを占めるPMU9
20回路のコラム1012の頂部の辺1010にあるダ
イのコーナーに、ラム919を備えたRTC918があ
る。異なる電源電圧VCC、例えば5ボルトで給電され
るチップ901の他のすべてとは異なる3.3ボルトウ
ェルまたは領域内の前期コーナーに、RTC918に隣
接してバッテリー給電されるPMURTC920Bが位
置する。
010およびバスブリッジ1004を備えたエッジ10
02の双方に対して垂直なストリップを占めるPMU9
20回路のコラム1012の頂部の辺1010にあるダ
イのコーナーに、ラム919を備えたRTC918があ
る。異なる電源電圧VCC、例えば5ボルトで給電され
るチップ901の他のすべてとは異なる3.3ボルトウ
ェルまたは領域内の前期コーナーに、RTC918に隣
接してバッテリー給電されるPMURTC920Bが位
置する。
【0098】ダイ901の大きな、ほぼ長方形の中心領
域はDMA910、インターラプト回路914、タイマ
ー/カウンタ916および他の場所で説明したダイナミ
ッククロック回路が占めている。これら回路を中心に設
けたことによりクロックスキューが最小となり、この中
心領域を中心とする高速AT内部バス904の効率的な
レイアウトが促進されている。中心ブロック910、9
14、916と、ストリップ1004との間に、図12
のレジスタと称される中心ブロック内にコンフィギュレ
ーションレジスタ1222のみならず、ローカルブロッ
クレジスタも効率的にグループ分けされている。更にま
わりのストリップ1004、1006、934、932
および1012に隣接して、これらストリップ内にバス
104も設けられている。これらストリップがヘビーに
使用する外部ピンの横に設けることが好ましい。
域はDMA910、インターラプト回路914、タイマ
ー/カウンタ916および他の場所で説明したダイナミ
ッククロック回路が占めている。これら回路を中心に設
けたことによりクロックスキューが最小となり、この中
心領域を中心とする高速AT内部バス904の効率的な
レイアウトが促進されている。中心ブロック910、9
14、916と、ストリップ1004との間に、図12
のレジスタと称される中心ブロック内にコンフィギュレ
ーションレジスタ1222のみならず、ローカルブロッ
クレジスタも効率的にグループ分けされている。更にま
わりのストリップ1004、1006、934、932
および1012に隣接して、これらストリップ内にバス
104も設けられている。これらストリップがヘビーに
使用する外部ピンの横に設けることが好ましい。
【0099】図13において、内部で特殊チップを利用
する更に重要なシステムの実施例を検討するためシステ
ムレベルに戻ると、好ましい実施例のコンピュータシス
テム400は、デスクトップコンピュータまたはポータ
ブル(例えばノートブック)用に選択され、構成され、
組み合わされた部品を保持するプリント配線ボードを備
えたキャビネット402を有する。MPU102はFP
U108に結合され、更にDRAMメモリ104に結合
されている。メインバス104は、MPU102、PP
U110、VGA/LCDディスプレイコントローラチ
ップ114、PCU112およびLAN(ローカルエリ
アネットワーク)コントローラ410を相互接続する。
LANコントローラ410は同軸パス412を介してイ
ーサネットプロトコルまたはステーション400.1、
400.2、‥‥400.nに対するパス414を介し
てトークンリングプロトコルまたはテキサスインスツル
メンツ社からのTMS380LAN技術を使用する双方
のプロトコルを適当にサポートする。
する更に重要なシステムの実施例を検討するためシステ
ムレベルに戻ると、好ましい実施例のコンピュータシス
テム400は、デスクトップコンピュータまたはポータ
ブル(例えばノートブック)用に選択され、構成され、
組み合わされた部品を保持するプリント配線ボードを備
えたキャビネット402を有する。MPU102はFP
U108に結合され、更にDRAMメモリ104に結合
されている。メインバス104は、MPU102、PP
U110、VGA/LCDディスプレイコントローラチ
ップ114、PCU112およびLAN(ローカルエリ
アネットワーク)コントローラ410を相互接続する。
LANコントローラ410は同軸パス412を介してイ
ーサネットプロトコルまたはステーション400.1、
400.2、‥‥400.nに対するパス414を介し
てトークンリングプロトコルまたはテキサスインスツル
メンツ社からのTMS380LAN技術を使用する双方
のプロトコルを適当にサポートする。
【0100】PPU110は、フラッシュROM120
を有し、このROMはそのいくつかのターミナルに接続
されている。このオプションのフラッシュBIOSは、
ユーザーがアップグレード可能なBIOSサポートを可
能にしている。他のターミナルには、キーボードコント
ローラ118が接続されており、このコントローラはキ
ーボード142およびマウス144の双方に接続されて
いる。PPU110は更にハードディスクドライブ12
2および挿入可能な磁気フロッピーディスクを備えたフ
ロッピーディスクドライブ125に接続されている。P
PU110は更にプリンタ129に対してインターフェ
ースしている。
を有し、このROMはそのいくつかのターミナルに接続
されている。このオプションのフラッシュBIOSは、
ユーザーがアップグレード可能なBIOSサポートを可
能にしている。他のターミナルには、キーボードコント
ローラ118が接続されており、このコントローラはキ
ーボード142およびマウス144の双方に接続されて
いる。PPU110は更にハードディスクドライブ12
2および挿入可能な磁気フロッピーディスクを備えたフ
ロッピーディスクドライブ125に接続されている。P
PU110は更にプリンタ129に対してインターフェ
ースしている。
【0101】ディスプレイコントローラチップ420
は、CRT190に外部接続されるか、またはこれと異
なり、ディスプレイパネル、例えばテキサスインスツル
メンツ社からのデジタルマイクロミラーデバイスまたは
電界放出デバイスフラットパネル技術を用いたパネルに
接続されている。PPU112はフラッシュメモリカー
ド412に外部接続されており、一実施例におけるこれ
らカードは3または5ボルトのPCMCIAカードとな
っている。
は、CRT190に外部接続されるか、またはこれと異
なり、ディスプレイパネル、例えばテキサスインスツル
メンツ社からのデジタルマイクロミラーデバイスまたは
電界放出デバイスフラットパネル技術を用いたパネルに
接続されている。PPU112はフラッシュメモリカー
ド412に外部接続されており、一実施例におけるこれ
らカードは3または5ボルトのPCMCIAカードとな
っている。
【0102】システム400内のPPU110のシリア
ルポートには、モデム430が接続されている。このモ
デム430はキャビネット432上の背面ジャックによ
る直接接続またはシステムに組み込まれたワイヤレスイ
ンターフェースのいずれかにより、電話ネットワークに
接続する。このモデム430は、PCU112のための
カードソケット433に挿入可能なPCMCIAモデム
カード432を使用しても構成できる。モデムカード4
32はDAAインターフェース434に接続し、電話回
線436に接続する。
ルポートには、モデム430が接続されている。このモ
デム430はキャビネット432上の背面ジャックによ
る直接接続またはシステムに組み込まれたワイヤレスイ
ンターフェースのいずれかにより、電話ネットワークに
接続する。このモデム430は、PCU112のための
カードソケット433に挿入可能なPCMCIAモデム
カード432を使用しても構成できる。モデムカード4
32はDAAインターフェース434に接続し、電話回
線436に接続する。
【0103】赤外線インターフェース440は、PPU
110の別のシリアルポートに接続し、発光LED45
2および光検出ダイオード454を有する発光器/検出
器アセンブリ38に接続している。一実施例におけるバ
ス104は、PCISIG(PCI特別権益グループ)
から公開されているPCI仕様2.0に記載されている
PCI(周辺コンポーネント相互接続)バスとすること
ができる。バッテリーバックアップを備えるかまたは備
えないAC電源に接続するための電源464は、PPU
110およびおシステム400内の他の回路を附勢する
ための電源電圧を供給する。
110の別のシリアルポートに接続し、発光LED45
2および光検出ダイオード454を有する発光器/検出
器アセンブリ38に接続している。一実施例におけるバ
ス104は、PCISIG(PCI特別権益グループ)
から公開されているPCI仕様2.0に記載されている
PCI(周辺コンポーネント相互接続)バスとすること
ができる。バッテリーバックアップを備えるかまたは備
えないAC電源に接続するための電源464は、PPU
110およびおシステム400内の他の回路を附勢する
ための電源電圧を供給する。
【0104】図14および15において、PPU110
の実施例における回路の仕様について更に説明する。図
11および14のバスインターフェース902はバス1
04とPPU110の内部バス904との間に接続され
ている。ライン1203を介してバス104に双方向に
接続されたバスマスター1202は、図11および15
のアービッタ906がバス104の制御を許可する際に
使用されるステートマシンおよびインターフェースロジ
ックを有する。ライン1205を介してバス104に双
方向に接続されたスレーブブロック1204は、バス1
04上で内部的に開始されたバスサイクルを変換する。
このスレーブブロック1204はスレーブブロック12
04がライン1207を介して双方向に接続されている
内部バスコントローラブロック1206にこれらバスサ
イクルを変換する。スレーブブロック1204は、非ポ
スト状の書き込みを行い、ウェイトステートの読み出し
を行う。内部バスコントローラ1206は双方向ライン
1209を介する内部バス104上での通信用の信号を
発生する。
の実施例における回路の仕様について更に説明する。図
11および14のバスインターフェース902はバス1
04とPPU110の内部バス904との間に接続され
ている。ライン1203を介してバス104に双方向に
接続されたバスマスター1202は、図11および15
のアービッタ906がバス104の制御を許可する際に
使用されるステートマシンおよびインターフェースロジ
ックを有する。ライン1205を介してバス104に双
方向に接続されたスレーブブロック1204は、バス1
04上で内部的に開始されたバスサイクルを変換する。
このスレーブブロック1204はスレーブブロック12
04がライン1207を介して双方向に接続されている
内部バスコントローラブロック1206にこれらバスサ
イクルを変換する。スレーブブロック1204は、非ポ
スト状の書き込みを行い、ウェイトステートの読み出し
を行う。内部バスコントローラ1206は双方向ライン
1209を介する内部バス104上での通信用の信号を
発生する。
【0105】データルータ/バッファ1210は、バス
104に対する双方向ライン1213および内部バス9
04に対する双方向ライン1215を介し、バス104
と内部バス904との間でデータラッチを行うラッチを
有する。内部バスコントローラ1206、スレーブ12
04およびバスマスター1202からのそれぞれの制御
信号は、それぞれのライン1217、1219および1
221を通ってデータルータ/バッファ1210へ進
む。内部バスコントローラ1206は内部バス904と
データルータ/バッファ1210の間でのデータの組み
立ておよび分解を制御する。レジスタCFG1222
は、インターフェース902のコンフィギュレーション
を指定し、ライン1225を介してスレーブ1204か
らの情報を受け、ライン1227を介しデータルータ/
バッファ1210へ双方向に接続されている。バスマス
ター1202はライン1229を介して内部バスコント
ローラ1206に双方向に接続されている。バスマスタ
ー1202はライン1231を介しスレーブ1204に
双方向に接続されている。内部バスコントローラ120
6は、減算的デコードDEVSEL#アサーションを発
生する。これらデバイスにより、内部バス904に接続
されたスレーブデバイス用のアドレスデコーディングが
実行される。
104に対する双方向ライン1213および内部バス9
04に対する双方向ライン1215を介し、バス104
と内部バス904との間でデータラッチを行うラッチを
有する。内部バスコントローラ1206、スレーブ12
04およびバスマスター1202からのそれぞれの制御
信号は、それぞれのライン1217、1219および1
221を通ってデータルータ/バッファ1210へ進
む。内部バスコントローラ1206は内部バス904と
データルータ/バッファ1210の間でのデータの組み
立ておよび分解を制御する。レジスタCFG1222
は、インターフェース902のコンフィギュレーション
を指定し、ライン1225を介してスレーブ1204か
らの情報を受け、ライン1227を介しデータルータ/
バッファ1210へ双方向に接続されている。バスマス
ター1202はライン1229を介して内部バスコント
ローラ1206に双方向に接続されている。バスマスタ
ー1202はライン1231を介しスレーブ1204に
双方向に接続されている。内部バスコントローラ120
6は、減算的デコードDEVSEL#アサーションを発
生する。これらデバイスにより、内部バス904に接続
されたスレーブデバイス用のアドレスデコーディングが
実行される。
【0106】図15において、PPU110内のDMA
回路が詳細に示されている。バスアービッタ906は2
つのピンREQ0#およびREQ1#を介し、バス10
4からのバスリクエスト信号を受信し、2つのピンGN
T0#およびGNT1#を介しバス104にバス許可信
号を供給する。バスインターフェース102内のバスマ
スター1204は、PPU110内にオンチップ状に設
けられているので、アービッタ906は内部でバスマス
ター1204に接続する2本以上のラインREQ2#お
よびGNT2#を有する。アービッタ906は入力ライ
ンHLDA/MPUREQ#(ホールドアクノレッジ高
レベル/MPU102リクエスト低レべル、CPUがバ
ス104より出たことをアクノレッジ)および出力ライ
ンHOLD/MPUGNT#(ホールド高レベル/MP
U102許可低レベル、CPUがバス104より出るこ
とをCPUに求めるアービッタ906のリクエスト)も
有している。HLDはDMAコントローラ910による
DMA動作を行うためのバス904およびバス104の
双方に対する許可信号である。内部バス制御装置120
6は、バスアイドル信号IDMAGNT#(内部バスD
MA許可、低レベルアクティブ)をスレーブブロック1
202に供給する。DMAコントローラ910はライン
1303を介し内部バス制御装置1206およびスレー
ブブロック1202の双方に対しDMAコントローラリ
クエストHREQを供給する。スレーブブロック120
2はライン1305上のDMAコントローラ910およ
び内部バス制御装置1206の双方に対する信号IHL
DAによりアクノレッジを行い、内部バス904は内部
バス制御装置1206、DMAコントローラ910およ
び第1DMAデバイス1310並びに第2DMAデバイ
ス1312を相互接続する。DMAコントローラ910
に対するDMAデバイス1310、1312リクエスト
DREQ1、DREQ2に対しそれぞれの信号およびラ
インが与えられており、DMAデバイスはDMAコント
ローラ910からDMAデバイス1310、1312へ
のDACK1、DACK2を許可する。図14および1
5は、データおよび制御パスの双方に関連させて検討す
べきである。
回路が詳細に示されている。バスアービッタ906は2
つのピンREQ0#およびREQ1#を介し、バス10
4からのバスリクエスト信号を受信し、2つのピンGN
T0#およびGNT1#を介しバス104にバス許可信
号を供給する。バスインターフェース102内のバスマ
スター1204は、PPU110内にオンチップ状に設
けられているので、アービッタ906は内部でバスマス
ター1204に接続する2本以上のラインREQ2#お
よびGNT2#を有する。アービッタ906は入力ライ
ンHLDA/MPUREQ#(ホールドアクノレッジ高
レベル/MPU102リクエスト低レべル、CPUがバ
ス104より出たことをアクノレッジ)および出力ライ
ンHOLD/MPUGNT#(ホールド高レベル/MP
U102許可低レベル、CPUがバス104より出るこ
とをCPUに求めるアービッタ906のリクエスト)も
有している。HLDはDMAコントローラ910による
DMA動作を行うためのバス904およびバス104の
双方に対する許可信号である。内部バス制御装置120
6は、バスアイドル信号IDMAGNT#(内部バスD
MA許可、低レベルアクティブ)をスレーブブロック1
202に供給する。DMAコントローラ910はライン
1303を介し内部バス制御装置1206およびスレー
ブブロック1202の双方に対しDMAコントローラリ
クエストHREQを供給する。スレーブブロック120
2はライン1305上のDMAコントローラ910およ
び内部バス制御装置1206の双方に対する信号IHL
DAによりアクノレッジを行い、内部バス904は内部
バス制御装置1206、DMAコントローラ910およ
び第1DMAデバイス1310並びに第2DMAデバイ
ス1312を相互接続する。DMAコントローラ910
に対するDMAデバイス1310、1312リクエスト
DREQ1、DREQ2に対しそれぞれの信号およびラ
インが与えられており、DMAデバイスはDMAコント
ローラ910からDMAデバイス1310、1312へ
のDACK1、DACK2を許可する。図14および1
5は、データおよび制御パスの双方に関連させて検討す
べきである。
【0107】図16において、フラッシュを使用する
際、BIOSアドレス指定回路は図6のPPU110と
BIOSフラッシュEEPROM120とを相互接続し
ている。PPU110内のXDバスインターフェースは
BIOS ROM120、キーボードコントローラKB
C/SCAN118および増設デバイス、例えばオーデ
ィオコーデックチップ160に適当に接続されている。
BIOSフラッシュメモリ120はEPU120に接続
されており、よってアドレスビットXA(1:0)、チ
ップ選択ROMCS#、読み出しストローブXDRD#
および書き込みストローブSDWR#が供給される。P
PU110がBIOSメモリ120からデータが戻され
るのを待っている間、15のアドレスラインの上部の組
はPPU110によりバス104上にドライブされるの
で、この結果、外部アドレスラッチが不要となるという
利点が得られる。BIOSメモリ120がフラッシュメ
モリであると、2つの8ビットラッチ152および15
4はBIOSアドレスをラッチするのに使用され、PP
U110のピンからラッチ152、154の双方のクロ
ック入力にラッチイネーブル信号EEACLKが与えら
れ、これらラッチをクロック制御する。
際、BIOSアドレス指定回路は図6のPPU110と
BIOSフラッシュEEPROM120とを相互接続し
ている。PPU110内のXDバスインターフェースは
BIOS ROM120、キーボードコントローラKB
C/SCAN118および増設デバイス、例えばオーデ
ィオコーデックチップ160に適当に接続されている。
BIOSフラッシュメモリ120はEPU120に接続
されており、よってアドレスビットXA(1:0)、チ
ップ選択ROMCS#、読み出しストローブXDRD#
および書き込みストローブSDWR#が供給される。P
PU110がBIOSメモリ120からデータが戻され
るのを待っている間、15のアドレスラインの上部の組
はPPU110によりバス104上にドライブされるの
で、この結果、外部アドレスラッチが不要となるという
利点が得られる。BIOSメモリ120がフラッシュメ
モリであると、2つの8ビットラッチ152および15
4はBIOSアドレスをラッチするのに使用され、PP
U110のピンからラッチ152、154の双方のクロ
ック入力にラッチイネーブル信号EEACLKが与えら
れ、これらラッチをクロック制御する。
【0108】図16に示すように、8ビットXDバスは
BIOSメモリ120のデータターミナルおよび8ビッ
トラッチ152のデータD入力のデータターミナルに直
接接続されている。ラッチ152はBIOSメモリ12
0の8MSBビットAD(17:10)に接続されたQ
出力ラインを有し、ラッチ152は8ビットラッチ15
4のデータD入力にも接続された同じQ出力ラインを有
する。ラッチ154はBIOSメモリ120の8つのL
SBビットAD(9:2)に接続されたQ出力ラインを
有する。従って、これらラッチはBIOSメモリ120
のアドレス指定の際に、好ましくはバス幅のシリアル構
造を有する。
BIOSメモリ120のデータターミナルおよび8ビッ
トラッチ152のデータD入力のデータターミナルに直
接接続されている。ラッチ152はBIOSメモリ12
0の8MSBビットAD(17:10)に接続されたQ
出力ラインを有し、ラッチ152は8ビットラッチ15
4のデータD入力にも接続された同じQ出力ラインを有
する。ラッチ154はBIOSメモリ120の8つのL
SBビットAD(9:2)に接続されたQ出力ラインを
有する。従って、これらラッチはBIOSメモリ120
のアドレス指定の際に、好ましくはバス幅のシリアル構
造を有する。
【0109】図17において、図6および11のPPU
110は、BIOS ROM120、KBC(キーボー
ドコントローラ)118およびIDEドライブ122と
接続されている。図17では図6よりも詳細に制御およ
びデータ接続ならびに信号が示されている。
110は、BIOS ROM120、KBC(キーボー
ドコントローラ)118およびIDEドライブ122と
接続されている。図17では図6よりも詳細に制御およ
びデータ接続ならびに信号が示されている。
【0110】図6および17のXDバス116は、関連
する制御信号を有し、これら信号はXDおよびIDEイ
ンターフェース信号に対し、それぞれの部分1501お
よび1502に分割されている。これら部分1501お
よび1502は、PPU110のピンVCC XDおよ
びVCC DKにおいて、電源ラインに接続されたPP
U110内に別個の電圧レールを有する(図32参
照)。好ましい実施例における構造上の特徴および電圧
レールを別にする方法により、システムコンフィギュレ
ーションにおいて有利なフレキシビリティが得られてい
る。例えば、電力消費量が少なくなるように3.3ボル
トタイプのものが選択されたキーボードコントローラK
BC/SCAN118およびBIO SROMはコスト
を低くするため、5ボルトタイプが選択されたIDEデ
ィスクドライブ122とシステム102内で適当に組み
合わされている。
する制御信号を有し、これら信号はXDおよびIDEイ
ンターフェース信号に対し、それぞれの部分1501お
よび1502に分割されている。これら部分1501お
よび1502は、PPU110のピンVCC XDおよ
びVCC DKにおいて、電源ラインに接続されたPP
U110内に別個の電圧レールを有する(図32参
照)。好ましい実施例における構造上の特徴および電圧
レールを別にする方法により、システムコンフィギュレ
ーションにおいて有利なフレキシビリティが得られてい
る。例えば、電力消費量が少なくなるように3.3ボル
トタイプのものが選択されたキーボードコントローラK
BC/SCAN118およびBIO SROMはコスト
を低くするため、5ボルトタイプが選択されたIDEデ
ィスクドライブ122とシステム102内で適当に組み
合わされている。
【0111】図15における8本の出力制御信号ライン
1515および3本の入力制御信号ライン1517は、
図2に詳細に示されているように、IDEドライブ12
2に対するPPU110のピン接続を示している。PP
U110の制御ラインIDEIOR#に応答する(更に
電源電圧VCCから給電される)8ビットバッファ15
10(例えば’245チップ)は、XDバス116をI
DEドライブ122の下方の8本のラインDD(7:
0)に結合し、一方、上方の8本のラインDD(15:
8)にはPPU110のDDピンから直接供給される。
1515および3本の入力制御信号ライン1517は、
図2に詳細に示されているように、IDEドライブ12
2に対するPPU110のピン接続を示している。PP
U110の制御ラインIDEIOR#に応答する(更に
電源電圧VCCから給電される)8ビットバッファ15
10(例えば’245チップ)は、XDバス116をI
DEドライブ122の下方の8本のラインDD(7:
0)に結合し、一方、上方の8本のラインDD(15:
8)にはPPU110のDDピンから直接供給される。
【0112】図17における6本の出力制御信号ライン
1523および2つの入力信号ライン1521は、図4
よりもより詳細に示されるようにKBC118に対する
PPU110ピン接続となっている。KBC118に対
してチップ選択および選択可能なクロック信号が与えら
れ、読み出し/書き込みストローブおよび8ビットデー
タ信号は図17のその他のXDバス周辺機器のための信
号に類似している。アドレスラインXA1は、KBC1
18の入力A2として機能し、これに接続している。X
RD#およびXWR#信号は、メモリおよびI/Oサイ
クルの双方に対して読み出しストローブおよび書き込み
ストローブとして働く。ROMチップ選択信号ROMC
S#がアクティブである時は、内部メモリ読み出し信号
MEMR#およびメモリ書き込み信号MEMW#に等価
的であり、他のすべてのアクセスに対しXRD#および
XWR#は内部I/O読み出し信号IOR#およびI/
O書き込み信号IOW#に等価的である。
1523および2つの入力信号ライン1521は、図4
よりもより詳細に示されるようにKBC118に対する
PPU110ピン接続となっている。KBC118に対
してチップ選択および選択可能なクロック信号が与えら
れ、読み出し/書き込みストローブおよび8ビットデー
タ信号は図17のその他のXDバス周辺機器のための信
号に類似している。アドレスラインXA1は、KBC1
18の入力A2として機能し、これに接続している。X
RD#およびXWR#信号は、メモリおよびI/Oサイ
クルの双方に対して読み出しストローブおよび書き込み
ストローブとして働く。ROMチップ選択信号ROMC
S#がアクティブである時は、内部メモリ読み出し信号
MEMR#およびメモリ書き込み信号MEMW#に等価
的であり、他のすべてのアクセスに対しXRD#および
XWR#は内部I/O読み出し信号IOR#およびI/
O書き込み信号IOW#に等価的である。
【0113】図17のライン1531を参照すると、ビ
ジネスオーディオチップ、例えばアナログデバイセス社
から市販されているAD1848をサポートするのに、
2つのDMAチャンネルおよびプログラマブルチップ選
択信号PCS0#が利用できる。
ジネスオーディオチップ、例えばアナログデバイセス社
から市販されているAD1848をサポートするのに、
2つのDMAチャンネルおよびプログラマブルチップ選
択信号PCS0#が利用できる。
【0114】BIOS ROM120を構成するのに、
ROM(およびフラッシュでないメモリ)を使用する
と、図15に示すように、PPU110からROM12
0の制御ピンに対し接続がなされる。バッファ150は
バス104からの16本のライン、例えばAD(17:
2)をROM120のアドレス入力A(17:2)に結
合する。別の実施例では、増設ROM用の別個のアドレ
ススペースを設けるのに、その他のADラインを使用す
る。
ROM(およびフラッシュでないメモリ)を使用する
と、図15に示すように、PPU110からROM12
0の制御ピンに対し接続がなされる。バッファ150は
バス104からの16本のライン、例えばAD(17:
2)をROM120のアドレス入力A(17:2)に結
合する。別の実施例では、増設ROM用の別個のアドレ
ススペースを設けるのに、その他のADラインを使用す
る。
【0115】図18では、図5のカードインターフェー
スチップPCU11を説明している。PCU112はバ
ス104に接続されたバスインターフェース1602を
有する。このバスインターフェース1602は、更にカ
ードスロットAおよびB用の2つの、図示するように同
じカードインターフェース回路1610および1612
に接続されている。コンフィギュレーションレジスタ1
616はラインによってバスインターフェース1602
と双方向に通信し、コンフィギュレーション情報CFG
を回路1610および1612、更にインターラプト用
ブロック1620および1630、パワーマネジメント
回路および他のロジックにも供給する。回路1610お
よび1612内の集積ホット挿入および取り外しバッフ
ァによりPCU112への電源がオンになっている間、
カードは挿入可能かつ取り外し自在であることが好まし
い。複数の選択可能な電源電圧(例えば3.3ボルトお
よび5ボルト)がサポートされている。カードコントロ
ーラはソフトウェア制御により各カードへ選択された電
源電圧を送るように、個々のスロット電力制御をするた
めの制御電圧を発生する。一実施例では、カードコント
ローラはインテル社から市販されているコントローラ8
2365SL DF交換可能カードとコンパーチブルな
レジスタとされている。PCU112はバス104上で
レプリカ可能であるので、特殊なアプリケーションシス
テムに望まれる多数のカードスロットを提供している。
スチップPCU11を説明している。PCU112はバ
ス104に接続されたバスインターフェース1602を
有する。このバスインターフェース1602は、更にカ
ードスロットAおよびB用の2つの、図示するように同
じカードインターフェース回路1610および1612
に接続されている。コンフィギュレーションレジスタ1
616はラインによってバスインターフェース1602
と双方向に通信し、コンフィギュレーション情報CFG
を回路1610および1612、更にインターラプト用
ブロック1620および1630、パワーマネジメント
回路および他のロジックにも供給する。回路1610お
よび1612内の集積ホット挿入および取り外しバッフ
ァによりPCU112への電源がオンになっている間、
カードは挿入可能かつ取り外し自在であることが好まし
い。複数の選択可能な電源電圧(例えば3.3ボルトお
よび5ボルト)がサポートされている。カードコントロ
ーラはソフトウェア制御により各カードへ選択された電
源電圧を送るように、個々のスロット電力制御をするた
めの制御電圧を発生する。一実施例では、カードコント
ローラはインテル社から市販されているコントローラ8
2365SL DF交換可能カードとコンパーチブルな
レジスタとされている。PCU112はバス104上で
レプリカ可能であるので、特殊なアプリケーションシス
テムに望まれる多数のカードスロットを提供している。
【0116】PCU112のピンアウトについては、本
明細書の他のページで詳細に説明する。要約すれば、カ
ードデータパスCDATA(AまたはB)は16ビット
幅である。各回路1610または1612はバスインタ
ーフェース1602によるCDATAラインからバス1
04ラインAD(31:0)への32ビットワードへの
8ビットまたは16ビットカードアクセスにそれぞれ類
似している。
明細書の他のページで詳細に説明する。要約すれば、カ
ードデータパスCDATA(AまたはB)は16ビット
幅である。各回路1610または1612はバスインタ
ーフェース1602によるCDATAラインからバス1
04ラインAD(31:0)への32ビットワードへの
8ビットまたは16ビットカードアクセスにそれぞれ類
似している。
【0117】回路1620はライン1611および16
13を介し、回路1610および1612と双方向にそ
れぞれ通信する。バスインターフェース1602はライ
ンAD(31:0)へのバス104の接続部、入力制御
信号CTRLINおよび出力制御信号CTRLOUTを
有する。回路1610および1612の各々はそれぞれ
A−およびB−と表示された26本のCADRアドレス
ライン、16本の双方向データライン、CDATAおよ
び20本の制御ラインを有する。データルータ回路16
15を介するバスインターフェース1602は、26本
のADRアドレスライン、32本のDATAライン(デ
ータはアセンブル状態である)および制御と表示された
ラインにより回路1610および1612の双方に並列
に接続されている。
13を介し、回路1610および1612と双方向にそ
れぞれ通信する。バスインターフェース1602はライ
ンAD(31:0)へのバス104の接続部、入力制御
信号CTRLINおよび出力制御信号CTRLOUTを
有する。回路1610および1612の各々はそれぞれ
A−およびB−と表示された26本のCADRアドレス
ライン、16本の双方向データライン、CDATAおよ
び20本の制御ラインを有する。データルータ回路16
15を介するバスインターフェース1602は、26本
のADRアドレスライン、32本のDATAライン(デ
ータはアセンブル状態である)および制御と表示された
ラインにより回路1610および1612の双方に並列
に接続されている。
【0118】ピンIRQnは、PCU112の特定の実
施例と番号nが異なっている。例えば外部からアクセス
可能なISAバスを有するシステムでは、カード機能に
応じ、適当なIRQnラインにルート化されるインター
ラプトが第1実施例において10ピンIRQnに与えら
れる。PPU110の内部のISAバスを有するシステ
ムでは、カード機能に応じ、一般に10本のISAイン
ターラプトラインのうちの適当なIRQラインに対して
PPU110にて特別なシャドー化によりインターラプ
トをルート化する第2実施例で、CRDAIORQ、C
RDBIORQ、CRDSRVRQと称される3つのピ
ンIRQだけが設けられるにすぎない。この第2実施例
は経済的およびスピードの点で利点を有する。PCU1
12の第3実施例ではCRDAIORQ、CRDBIO
RQ、CRDSRVRQにより多重化されたルート化さ
れたインターラプト用の10ピンIRQnが設けられ、
よってチップはPCU112を組み込むシステムメーカ
ーの選択に応じて、外部からアクセス可能なISA環境
またはPPU110内部バス環境のいずれかでチップを
使用することができる。図38および43の説明は、こ
の第3実施例のシャドー化回路、システムおよび方法を
更に説明している。
施例と番号nが異なっている。例えば外部からアクセス
可能なISAバスを有するシステムでは、カード機能に
応じ、適当なIRQnラインにルート化されるインター
ラプトが第1実施例において10ピンIRQnに与えら
れる。PPU110の内部のISAバスを有するシステ
ムでは、カード機能に応じ、一般に10本のISAイン
ターラプトラインのうちの適当なIRQラインに対して
PPU110にて特別なシャドー化によりインターラプ
トをルート化する第2実施例で、CRDAIORQ、C
RDBIORQ、CRDSRVRQと称される3つのピ
ンIRQだけが設けられるにすぎない。この第2実施例
は経済的およびスピードの点で利点を有する。PCU1
12の第3実施例ではCRDAIORQ、CRDBIO
RQ、CRDSRVRQにより多重化されたルート化さ
れたインターラプト用の10ピンIRQnが設けられ、
よってチップはPCU112を組み込むシステムメーカ
ーの選択に応じて、外部からアクセス可能なISA環境
またはPPU110内部バス環境のいずれかでチップを
使用することができる。図38および43の説明は、こ
の第3実施例のシャドー化回路、システムおよび方法を
更に説明している。
【0119】図19において、好ましい実施例における
PCU112はほぼ長方形の集積回路ブロックを有し、
このブロックはI/Oバッファを有するほぼ1:1の正
方形ダイ1710上の2つのコラム状ハルブ1705お
よび1707、およびダイ1710の周辺まわりの細い
周辺ストリップ1720上に設けられた小型の長方形ボ
ンドパッド1715から成るレイアウト内に取り付けら
れている。図19の下方左側コーナーには、ピン基準2
08、1が設けられている。
PCU112はほぼ長方形の集積回路ブロックを有し、
このブロックはI/Oバッファを有するほぼ1:1の正
方形ダイ1710上の2つのコラム状ハルブ1705お
よび1707、およびダイ1710の周辺まわりの細い
周辺ストリップ1720上に設けられた小型の長方形ボ
ンドパッド1715から成るレイアウト内に取り付けら
れている。図19の下方左側コーナーには、ピン基準2
08、1が設けられている。
【0120】図19において、バスインターフェース1
602はレイアウト内の上部中心に向いたPCI I/
OおよびPCIコントローラブロックを有する。上部左
側コーナーにはIRQピンおよびSMIピンへのアクセ
スを備えた制御回路1620、1630がある。コンフ
ィギュレーションレジスタ1616はコラム1705の
面積のほぼ半分を占め、コントローラ1610および1
612のためのそれぞれのアドレスデコードAおよびア
ドレスデコードBによって挟まれている。
602はレイアウト内の上部中心に向いたPCI I/
OおよびPCIコントローラブロックを有する。上部左
側コーナーにはIRQピンおよびSMIピンへのアクセ
スを備えた制御回路1620、1630がある。コンフ
ィギュレーションレジスタ1616はコラム1705の
面積のほぼ半分を占め、コントローラ1610および1
612のためのそれぞれのアドレスデコードAおよびア
ドレスデコードBによって挟まれている。
【0121】FIFO AおよびPCMCIAコントロ
ーラAのためのコラム1707コントローラ1610ブ
ロックは、コラム1707の上部半分を占め、FIFO
BおよびPCMCIAコラムBのためのコントローラ
1612ブロックは下方の半分を占めている。上部半分
のA回路は、下方の半分のB回路に対して90度だけ配
置を回転すると、高度なボンドパッドアクセス性を備え
た2つの四分円の回路が形成される。
ーラAのためのコラム1707コントローラ1610ブ
ロックは、コラム1707の上部半分を占め、FIFO
BおよびPCMCIAコラムBのためのコントローラ
1612ブロックは下方の半分を占めている。上部半分
のA回路は、下方の半分のB回路に対して90度だけ配
置を回転すると、高度なボンドパッドアクセス性を備え
た2つの四分円の回路が形成される。
【0122】図19の回路1610におけるFIFO
A(先入れ先出しバッファ)は、コラム1707の頂部
に広がる矩形領域を占め、FIFO Bはコラム170
7の底部のコーナーの横の下方右側に位置する。コント
ローラ1610内のPCMCIAコントローラブロック
AはFIFO Aに隣接する。コントローラ1012内
のPCMCIAコントローラブロックBはFIFO B
に隣接し、PCMCIAコントローラAに対し垂直とな
っている。このように、図18の回路1602C(AD
ピン)、1610(A CAおよびA CDATAピ
ン)および1612(B CAおよびB CDATAピ
ン)と同様に、多くの外部入出力端を有する回路は、図
19および図57に示すように、実質的なボンドパッド
の物理的アクセス性も有している。
A(先入れ先出しバッファ)は、コラム1707の頂部
に広がる矩形領域を占め、FIFO Bはコラム170
7の底部のコーナーの横の下方右側に位置する。コント
ローラ1610内のPCMCIAコントローラブロック
AはFIFO Aに隣接する。コントローラ1012内
のPCMCIAコントローラブロックBはFIFO B
に隣接し、PCMCIAコントローラAに対し垂直とな
っている。このように、図18の回路1602C(AD
ピン)、1610(A CAおよびA CDATAピ
ン)および1612(B CAおよびB CDATAピ
ン)と同様に、多くの外部入出力端を有する回路は、図
19および図57に示すように、実質的なボンドパッド
の物理的アクセス性も有している。
【0123】データルータ1615はFIFO AとB
との間でPCMCIAコントローラAに隣接する狭い周
辺ストリップ内にある。図18および19と比較する
と、データルータ1615はコンフィギュレーションレ
ジスタ1616内の情報が求めるブロック1602から
コントローラAおよびBコンフィギュレーション、アド
レス、制御およびデータ情報を供給し、ルート決定す
る。図18のブロック1615では、AラインとBライ
ンの内部接続は情報パスを完全にするためのマルチプレ
クサ、すなわち他のセレクタおよびルーティングロジッ
クを示している。
との間でPCMCIAコントローラAに隣接する狭い周
辺ストリップ内にある。図18および19と比較する
と、データルータ1615はコンフィギュレーションレ
ジスタ1616内の情報が求めるブロック1602から
コントローラAおよびBコンフィギュレーション、アド
レス、制御およびデータ情報を供給し、ルート決定す
る。図18のブロック1615では、AラインとBライ
ンの内部接続は情報パスを完全にするためのマルチプレ
クサ、すなわち他のセレクタおよびルーティングロジッ
クを示している。
【0124】図20において、ハードディスクHDDP
WR#、フロッピーディスクFDDPWR#およびプロ
グラマブルチップ選択PCSPWR#のためのPPU1
10パワー制御出力ピンがそれぞれのMOSFET(金
属酸化物半導体電界効果型トランジスタ1822、18
24および1826、または他の適当な電力制御素子)
に接続されており、システムパワーマネジメントに有利
なように、対応する周辺HDD122、FDD126お
よびTCSチップ、例えばモデムおよびオーディオに、
選択された電源電圧、例えば3ボルトまたは5ボルトを
制御自在に印加したり、これらから切り離したりするよ
うになっている。換言すれば、コストを低くするため、
スイッチング可能な5ボルトで作動する周辺機器もあれ
ば、パワーを少なくするため、スイッチング可能な3ボ
ルトで作動する周辺機器もあり、各々の周辺機器は自己
の電源を有している。シリアルポートのパワーマネジメ
ント用シリアルポート中のRS232EN#制御入力端
には、別のパワー制御出力ピンSIUPWR#が接続さ
れており、よってPPU110はサスペンド機能と組み
合わされた多数の電源電圧をシングルチップで制御する
という重要な利点を与えている。
WR#、フロッピーディスクFDDPWR#およびプロ
グラマブルチップ選択PCSPWR#のためのPPU1
10パワー制御出力ピンがそれぞれのMOSFET(金
属酸化物半導体電界効果型トランジスタ1822、18
24および1826、または他の適当な電力制御素子)
に接続されており、システムパワーマネジメントに有利
なように、対応する周辺HDD122、FDD126お
よびTCSチップ、例えばモデムおよびオーディオに、
選択された電源電圧、例えば3ボルトまたは5ボルトを
制御自在に印加したり、これらから切り離したりするよ
うになっている。換言すれば、コストを低くするため、
スイッチング可能な5ボルトで作動する周辺機器もあれ
ば、パワーを少なくするため、スイッチング可能な3ボ
ルトで作動する周辺機器もあり、各々の周辺機器は自己
の電源を有している。シリアルポートのパワーマネジメ
ント用シリアルポート中のRS232EN#制御入力端
には、別のパワー制御出力ピンSIUPWR#が接続さ
れており、よってPPU110はサスペンド機能と組み
合わされた多数の電源電圧をシングルチップで制御する
という重要な利点を与えている。
【0125】ディスプレイチップ114としては、市販
品のうちでC&T65530またはサイラスロジックG
D6545が適当である。ディスプレイチップ114は
附勢されると電源172に制御電圧VEE ONを送
り、電源がLCD190にコントラスト電圧VEEを送
るようにさせる。このVEEのレベルは図1のノブ34
に応答してVEE ADJブロックによって制御されて
いる。ディスプレイチップ114はアクティブ時にPP
U110へデバイス選択信号DEVSEL#を戻すよう
に内部PCIインターフェース回路およびコンフィギュ
レーションレジスタを備えたPCI適合チップとして適
当に構成されている。このディスプレイチップ114
は、LCD190に直接ビデオ情報を送るだけでなく、
バックライトインバータP.S.電源を起動するための
BL−ON制御信号を送り、電源172からの低電圧V
DCを何百ボルトもの電圧またはLCD内の蛍光バック
ライトに適した電圧に転換し、PPU110からのバッ
クライト調節BLADJ PWM信号に応答するLCD
l90へその転換電圧を供給するように接続されてい
る。
品のうちでC&T65530またはサイラスロジックG
D6545が適当である。ディスプレイチップ114は
附勢されると電源172に制御電圧VEE ONを送
り、電源がLCD190にコントラスト電圧VEEを送
るようにさせる。このVEEのレベルは図1のノブ34
に応答してVEE ADJブロックによって制御されて
いる。ディスプレイチップ114はアクティブ時にPP
U110へデバイス選択信号DEVSEL#を戻すよう
に内部PCIインターフェース回路およびコンフィギュ
レーションレジスタを備えたPCI適合チップとして適
当に構成されている。このディスプレイチップ114
は、LCD190に直接ビデオ情報を送るだけでなく、
バックライトインバータP.S.電源を起動するための
BL−ON制御信号を送り、電源172からの低電圧V
DCを何百ボルトもの電圧またはLCD内の蛍光バック
ライトに適した電圧に転換し、PPU110からのバッ
クライト調節BLADJ PWM信号に応答するLCD
l90へその転換電圧を供給するように接続されてい
る。
【0126】ディスプレイチップ114によって、図7
のディスプレイ回路192、194および196にビデ
オ状態のグラフィックおよびテキスト出力も与えられ
る。パワーマネジメント回路セクション920Aにはピ
ンSMI#、MASKCLK#、32KHZCLKおよ
びSUSPEND#にMPU102が接続されている。
最後のSUSPEND#ラインはMPU102およびP
PU110に接続しているだけでなく、PCU110に
関連するパワー制御チップU11(図52に詳細に示
す)のSUSPEND#ピンおよび電源172の5VO
Nピン(図52ではローアクティブシャットダウンSH
DN#とも称される)にも接続し、これらをせいぎょす
るようになっている。PCU112はカードシステムマ
ネジメントインターラプトCRDSMIだけでなく、カ
ードAおよびカードB用の3つのルーチング可能なイン
ターラプトリクエストライン(CRDAIORQ、CR
DBIORQ)およびカードサービスリクエストCRD
SRVRQを供給する。回路124はPPU110のG
PSMIピンを汎用SMIへ供給する。
のディスプレイ回路192、194および196にビデ
オ状態のグラフィックおよびテキスト出力も与えられ
る。パワーマネジメント回路セクション920Aにはピ
ンSMI#、MASKCLK#、32KHZCLKおよ
びSUSPEND#にMPU102が接続されている。
最後のSUSPEND#ラインはMPU102およびP
PU110に接続しているだけでなく、PCU110に
関連するパワー制御チップU11(図52に詳細に示
す)のSUSPEND#ピンおよび電源172の5VO
Nピン(図52ではローアクティブシャットダウンSH
DN#とも称される)にも接続し、これらをせいぎょす
るようになっている。PCU112はカードシステムマ
ネジメントインターラプトCRDSMIだけでなく、カ
ードAおよびカードB用の3つのルーチング可能なイン
ターラプトリクエストライン(CRDAIORQ、CR
DBIORQ)およびカードサービスリクエストCRD
SRVRQを供給する。回路124はPPU110のG
PSMIピンを汎用SMIへ供給する。
【0127】システムを区分するという見地から、パワ
ーマネジメントロジックはPPU110内の回路920
を第1チップ上の第1集積回路として有する。MPU1
02は制御入力SUSPEND#を有する第2パワーマ
ネジメント集積回路を有し、従って、この第2パワーマ
ネジメント集積回路は第1集積回路のPPU110に結
合された別のチップとしてMPU102上に設けられて
いる。このパワーマネジメント回路はPPU110内に
この機能のメインセンターとして配分されているだけで
なく、MPU102と同じように、PCU112および
ディスプレイコントローラ114内にも配分されてい
る。従ってこの実施例はパワーマネジメントの改良を各
チップで局部的に行うだけでなく、チップを相互接続し
たシステム内でグローバルにも改善している。クロック
制御用高速回路(例えば図36参照)はMPU102内
に集中化されており、PPU110のクロック制御用低
速回路(例えば図24のMASKCLKおよび32KH
z)から区分し、無線周波数の妨害(RFI)およびタ
イミングの問題も最小にすることが好ましい。
ーマネジメントロジックはPPU110内の回路920
を第1チップ上の第1集積回路として有する。MPU1
02は制御入力SUSPEND#を有する第2パワーマ
ネジメント集積回路を有し、従って、この第2パワーマ
ネジメント集積回路は第1集積回路のPPU110に結
合された別のチップとしてMPU102上に設けられて
いる。このパワーマネジメント回路はPPU110内に
この機能のメインセンターとして配分されているだけで
なく、MPU102と同じように、PCU112および
ディスプレイコントローラ114内にも配分されてい
る。従ってこの実施例はパワーマネジメントの改良を各
チップで局部的に行うだけでなく、チップを相互接続し
たシステム内でグローバルにも改善している。クロック
制御用高速回路(例えば図36参照)はMPU102内
に集中化されており、PPU110のクロック制御用低
速回路(例えば図24のMASKCLKおよび32KH
z)から区分し、無線周波数の妨害(RFI)およびタ
イミングの問題も最小にすることが好ましい。
【0128】この実施例はマイクロコンピュータ集積回
路(すなわち102)を有する改良されたシステム装置
の一例を示す。このマイクロコンピュータ集積回路は第
1パワーマネジメント回路と、前記マイクロコンピュー
タ集積回路(102)にメモリカードを結合するように
なっているインターフェース集積回路(例えば112)
と、第2パワーマネジメント回路と、前記マイクロコン
ピュータ集積回路の第1パワーマネジメント回路および
インターフェース集積回路の第2パワーマネジメント回
路の各々に結合された第3パワーマネジメント回路を有
し、該第3パワーマネジメント回路は前記マイクロコン
ピュータ集積回路の第1パワーマネジメント回路および
ディスプレイコントローラ集積回路の第2パワーマネジ
メント回路の各々に結合された制御ラインを介して、第
1および第2パワーマネジメント回路を制御するように
なっている。第1、第2および第3パワーマネジメント
回路の各々はトランジスタを含み、前記第3パワーマネ
ジメント回路は第1および第2パワーマネジメント回路
の各々のトランジスタの数よりも少なくとも4倍の数の
トランジスタを有する。更に周辺プロセッサ集積回路内
の第3パワーマネジメント回路に結合された第4パワー
マネジメント回路を有するディスプレイコントローラ集
積回路も設けられている。
路(すなわち102)を有する改良されたシステム装置
の一例を示す。このマイクロコンピュータ集積回路は第
1パワーマネジメント回路と、前記マイクロコンピュー
タ集積回路(102)にメモリカードを結合するように
なっているインターフェース集積回路(例えば112)
と、第2パワーマネジメント回路と、前記マイクロコン
ピュータ集積回路の第1パワーマネジメント回路および
インターフェース集積回路の第2パワーマネジメント回
路の各々に結合された第3パワーマネジメント回路を有
し、該第3パワーマネジメント回路は前記マイクロコン
ピュータ集積回路の第1パワーマネジメント回路および
ディスプレイコントローラ集積回路の第2パワーマネジ
メント回路の各々に結合された制御ラインを介して、第
1および第2パワーマネジメント回路を制御するように
なっている。第1、第2および第3パワーマネジメント
回路の各々はトランジスタを含み、前記第3パワーマネ
ジメント回路は第1および第2パワーマネジメント回路
の各々のトランジスタの数よりも少なくとも4倍の数の
トランジスタを有する。更に周辺プロセッサ集積回路内
の第3パワーマネジメント回路に結合された第4パワー
マネジメント回路を有するディスプレイコントローラ集
積回路も設けられている。
【0129】PCU112からのカードシステムマネジ
メントインターラプトCRDSMI出力は、PPU11
0の対応するCRDSMI入力に接続されている。カー
ドA(CRDAIORQ)、カードB(CRDBIOR
Q)およびCRDSRVRQのためのPCU112I/
Oリクエスト出力もPPU110の対応する入力に接続
されている。FPGA124のGPSMIピンとPPU
に信号を送るFPGA用PPU110との間に汎用シス
テムマネジメントラインGPSMIが設けられている。
メントインターラプトCRDSMI出力は、PPU11
0の対応するCRDSMI入力に接続されている。カー
ドA(CRDAIORQ)、カードB(CRDBIOR
Q)およびCRDSRVRQのためのPCU112I/
Oリクエスト出力もPPU110の対応する入力に接続
されている。FPGA124のGPSMIピンとPPU
に信号を送るFPGA用PPU110との間に汎用シス
テムマネジメントラインGPSMIが設けられている。
【0130】ディスプレイコントローラチップVGA1
14は電源172からのVEEON制御信号によってイ
ネーブルされる。別の制御信号であるバックライトオン
BL−ON#は低レベルアクティブであり、LCD19
0(液晶ディスプレイ)のバックライトのオンオフ状態
を制御する。モノクロームタイプのLCDディスプレイ
用のバックライトシステムは、パワーマネジメントを行
うことなくシステム100の電力消費量のうちの2〜3
ワットを使用している。従って、ディスプレイのパワー
マネジメントは重要である。
14は電源172からのVEEON制御信号によってイ
ネーブルされる。別の制御信号であるバックライトオン
BL−ON#は低レベルアクティブであり、LCD19
0(液晶ディスプレイ)のバックライトのオンオフ状態
を制御する。モノクロームタイプのLCDディスプレイ
用のバックライトシステムは、パワーマネジメントを行
うことなくシステム100の電力消費量のうちの2〜3
ワットを使用している。従って、ディスプレイのパワー
マネジメントは重要である。
【0131】ユーザ−I/Oインターフェース、例えば
キーボード、マウスおよびディスプレイがアクティビテ
ィタイマーによって決定されるようにアイドル状態にあ
る時、ディスプレイをぼんやりとつけるか、切ってしま
うことができる。パワーマネジメントモードから脱出す
るような(ディスプレイのバックライトをオンまたはフ
ルにオンさせる)キーストロークは、ユーザーに便利な
ように適当に無視する。VGALCDコントローラはL
CD VEEパワーをイネーブルまたはディスエーブル
するのに使用され、コントラストを発生するのに使用さ
れる出力信号であるVEEイネーブル信号を有する。
キーボード、マウスおよびディスプレイがアクティビテ
ィタイマーによって決定されるようにアイドル状態にあ
る時、ディスプレイをぼんやりとつけるか、切ってしま
うことができる。パワーマネジメントモードから脱出す
るような(ディスプレイのバックライトをオンまたはフ
ルにオンさせる)キーストロークは、ユーザーに便利な
ように適当に無視する。VGALCDコントローラはL
CD VEEパワーをイネーブルまたはディスエーブル
するのに使用され、コントラストを発生するのに使用さ
れる出力信号であるVEEイネーブル信号を有する。
【0132】このような便利にする第1の方法は、スク
リーンブランクステータス信号(例えばVEEイネーブ
ル信号)をキーボードコントローラ/スキャナ−KBC
118へルーチングする第1のステップを含む。次に第
2のステップでは、KBCBIOSは、VEEイネーブ
ル信号がアクティブでない時のキーストロークに対する
システム応答を無視または阻止するようにプログラムす
る。
リーンブランクステータス信号(例えばVEEイネーブ
ル信号)をキーボードコントローラ/スキャナ−KBC
118へルーチングする第1のステップを含む。次に第
2のステップでは、KBCBIOSは、VEEイネーブ
ル信号がアクティブでない時のキーストロークに対する
システム応答を無視または阻止するようにプログラムす
る。
【0133】上記のような便宜性を与える第2の別の方
法は、システムマネジメントインターラプト(SMI)
入力、例えばPPU110上のGPSMIにスクリーン
ブランクステータス信号(例えばVEEイネーブル信
号)をルーチングする第1のステップを含む。第2のス
テップでは、ディスプレイがディスエーブルされた時に
SMIを発生する。第3ステップではシステムマネジメ
ントソフトウェアがSMIに応答し、KBC118にコ
マンドを送り、次のキーストロークを無視するが、この
場合システムはKBC118に対するVEEイネーブル
信号のための独立したデータパスはなく、追加パワーマ
ネジメント機能のためにKBC118を使用することと
コンパーチブルである。SMIは更にシステムアクティ
ビティを決定する際にパワーマネジメントBIOSを使
用することが好ましい。
法は、システムマネジメントインターラプト(SMI)
入力、例えばPPU110上のGPSMIにスクリーン
ブランクステータス信号(例えばVEEイネーブル信
号)をルーチングする第1のステップを含む。第2のス
テップでは、ディスプレイがディスエーブルされた時に
SMIを発生する。第3ステップではシステムマネジメ
ントソフトウェアがSMIに応答し、KBC118にコ
マンドを送り、次のキーストロークを無視するが、この
場合システムはKBC118に対するVEEイネーブル
信号のための独立したデータパスはなく、追加パワーマ
ネジメント機能のためにKBC118を使用することと
コンパーチブルである。SMIは更にシステムアクティ
ビティを決定する際にパワーマネジメントBIOSを使
用することが好ましい。
【0134】回路1900は図20でブロックとして示
されており、図21では、図1の制御ボタン28および
32用としてのみならず、電源172とPPU110と
の間の相互接続用として詳細に示されている。図21で
は電源172は図5〜7の電子システム100の一部に
おけるPPU110のPMU920に結合されている。
第1および第2電源コネクタ、すなわちセクション19
02および1904電源マネジメントロジック回路92
0に電気的に結合され、前記第1電源コネクタ1900
に接続された第1ロジックセクション920Aおよび第
2電源コネクタ1904に接続された第2ロジックセク
ション920Bをそれぞれ附勢するようになっている。
このように前記第2電源コネクタ1904で電力を利用
でき、前記第1電源コネクタ1902で利用できない時
のように、PMU第2ロジックセクション920Bの動
作は第IPMUロジックセクション920Aと独立して
いる。制御信号VCCONがセクション920Bによっ
てクリアされ、VCCONによって電源172がその電
源電圧VCCをオン/オフする際にこのような条件が生
じる。パワーマネジメントロジック回路920はセクシ
ョン920A用のパワー入力VCCと、セクション92
0B用の別のパワー入力RTCPWRを有する。アース
接続部に対して共通な供給レールが設けられている。
されており、図21では、図1の制御ボタン28および
32用としてのみならず、電源172とPPU110と
の間の相互接続用として詳細に示されている。図21で
は電源172は図5〜7の電子システム100の一部に
おけるPPU110のPMU920に結合されている。
第1および第2電源コネクタ、すなわちセクション19
02および1904電源マネジメントロジック回路92
0に電気的に結合され、前記第1電源コネクタ1900
に接続された第1ロジックセクション920Aおよび第
2電源コネクタ1904に接続された第2ロジックセク
ション920Bをそれぞれ附勢するようになっている。
このように前記第2電源コネクタ1904で電力を利用
でき、前記第1電源コネクタ1902で利用できない時
のように、PMU第2ロジックセクション920Bの動
作は第IPMUロジックセクション920Aと独立して
いる。制御信号VCCONがセクション920Bによっ
てクリアされ、VCCONによって電源172がその電
源電圧VCCをオン/オフする際にこのような条件が生
じる。パワーマネジメントロジック回路920はセクシ
ョン920A用のパワー入力VCCと、セクション92
0B用の別のパワー入力RTCPWRを有する。アース
接続部に対して共通な供給レールが設けられている。
【0135】EPU110は電源172にそれぞれ接続
された(セクション920Aへの)制御入力PWRGD
5および(セクション920Bへの)制御入力PWRG
D3を有する。アクティブPWRGD5およびPWRG
D3は電源172からのそれぞれの5ボルトおよび3ボ
ルト電力が利用可能であることを表示している。RTC
セクション920Bのための別のPPU110ピンは、
適当なバッテリーセンサからのバッテリー低レベル警告
入力BATLOW、オンボタン28入力ONBTN、お
よびサスペンド/レジュームボタン32入力SRBTN
を発生する。
された(セクション920Aへの)制御入力PWRGD
5および(セクション920Bへの)制御入力PWRG
D3を有する。アクティブPWRGD5およびPWRG
D3は電源172からのそれぞれの5ボルトおよび3ボ
ルト電力が利用可能であることを表示している。RTC
セクション920Bのための別のPPU110ピンは、
適当なバッテリーセンサからのバッテリー低レベル警告
入力BATLOW、オンボタン28入力ONBTN、お
よびサスペンド/レジュームボタン32入力SRBTN
を発生する。
【0136】図21において、電源入力RTCPWRと
制御入力RTCRCLRとの間に抵抗器1912が接続
されており、制御入力RTCRCLRとアースGNTの
間にコンデンサ1914が接続され、よって、RTCセ
クション920Bに対しパワーオンリセット機能を与え
ている。このRTCセクション920Bは停電であるこ
とを表示するRTCRCLR制御入力上の電圧に応答し
て、特定のステートとなる内部ロジック回路として作動
できる、図22のステートマシン2030を有する。
制御入力RTCRCLRとの間に抵抗器1912が接続
されており、制御入力RTCRCLRとアースGNTの
間にコンデンサ1914が接続され、よって、RTCセ
クション920Bに対しパワーオンリセット機能を与え
ている。このRTCセクション920Bは停電であるこ
とを表示するRTCRCLR制御入力上の電圧に応答し
て、特定のステートとなる内部ロジック回路として作動
できる、図22のステートマシン2030を有する。
【0137】第1電源コネクタ1902には、住宅また
はオフィスの壁のソケットからも作動できる5ボルト電
源回路および3ボルト電池を有する図21の電源172
が接続されている。電源172は図62の回路ボード3
02の3.3ボルトおよび5ボルトパワー平面上のリセ
ット信号を利用することが望まれているすべてのデバイ
スに対し、それぞれのシステムワイドなリセット信号
(PWRGD3およびPWRGD5と表示)を発生す
る。
はオフィスの壁のソケットからも作動できる5ボルト電
源回路および3ボルト電池を有する図21の電源172
が接続されている。電源172は図62の回路ボード3
02の3.3ボルトおよび5ボルトパワー平面上のリセ
ット信号を利用することが望まれているすべてのデバイ
スに対し、それぞれのシステムワイドなリセット信号
(PWRGD3およびPWRGD5と表示)を発生す
る。
【0138】別の電源コネクタ1932には、第2電
源、例えば一時的電池(例えばコイン型セル)1940
が接続されている。電源コネクタ1922および193
2の双方、更にPPU110のパワー入力RTCPWR
にパワーチャンネル化回路1936が接続されている。
パワーチャンネル化回路1936は一対のダイオード1
942および1944を有し、これらダイオードはカソ
ード側が共に接続され、これよりパワー入力RTCPW
Rに接続されている。ダイオード1942のアノードは
電源172用のコネクタ194に別個に接続され、ダイ
オード1994のアノードはコインセル1930用のド
レイン制限抵抗器1946を介してコネクタ1932に
接続されている。
源、例えば一時的電池(例えばコイン型セル)1940
が接続されている。電源コネクタ1922および193
2の双方、更にPPU110のパワー入力RTCPWR
にパワーチャンネル化回路1936が接続されている。
パワーチャンネル化回路1936は一対のダイオード1
942および1944を有し、これらダイオードはカソ
ード側が共に接続され、これよりパワー入力RTCPW
Rに接続されている。ダイオード1942のアノードは
電源172用のコネクタ194に別個に接続され、ダイ
オード1994のアノードはコインセル1930用のド
レイン制限抵抗器1946を介してコネクタ1932に
接続されている。
【0139】パワーマネジメントロジック回路セクショ
ン920Bは、第1制御入力ONBTNに応答自在なシ
ステムオン/オフ用(図22の回路2010内の)ロジ
ックおよび抵抗器1954とコンデンサ1956の並列
な組み合わせを有する接触バウンスサプレッサーを介
し、入力ONBTNに結合された図21のオン/オフス
イッチ28を有する。図22の回路2010内の別のロ
ジックは、制御入力SRBTNに応答する作動をサスペ
ンドおよび再開するようになっており、図21のサスペ
ンド/レジュームスイッチ32は抵抗器1964とコン
デンサ1966の並列な組み合わせを有する自己の接触
バウンスサプレッサーを介し、入力SRBTNに結合さ
れている。ボタン応答回路2010の出力は、オンボタ
ントリガーパルスOBTNTGRおよびサスペンド/レ
ジュームボタントリガーパルスSRDTNTGRとなっ
ている。
ン920Bは、第1制御入力ONBTNに応答自在なシ
ステムオン/オフ用(図22の回路2010内の)ロジ
ックおよび抵抗器1954とコンデンサ1956の並列
な組み合わせを有する接触バウンスサプレッサーを介
し、入力ONBTNに結合された図21のオン/オフス
イッチ28を有する。図22の回路2010内の別のロ
ジックは、制御入力SRBTNに応答する作動をサスペ
ンドおよび再開するようになっており、図21のサスペ
ンド/レジュームスイッチ32は抵抗器1964とコン
デンサ1966の並列な組み合わせを有する自己の接触
バウンスサプレッサーを介し、入力SRBTNに結合さ
れている。ボタン応答回路2010の出力は、オンボタ
ントリガーパルスOBTNTGRおよびサスペンド/レ
ジュームボタントリガーパルスSRDTNTGRとなっ
ている。
【0140】双方のスイッチ28および32と、アース
電源レールとの間にMOSFETトランジスタ1970
が接続されている。このトランジスタ1970は、バッ
テリー放電ターミナルにおける電圧が、バッテリーが切
れた状態を表示すると、双方のスイッチ28および32
をアース電源レールから切るように、バッテリー放電タ
ーミナルBATDEAD#(コネクタ1904参照)に
おける電圧によって制御される。
電源レールとの間にMOSFETトランジスタ1970
が接続されている。このトランジスタ1970は、バッ
テリー放電ターミナルにおける電圧が、バッテリーが切
れた状態を表示すると、双方のスイッチ28および32
をアース電源レールから切るように、バッテリー放電タ
ーミナルBATDEAD#(コネクタ1904参照)に
おける電圧によって制御される。
【0141】このBATDEAD#には電源172のB
ATDEAD#ターミナルと、PMU920のピンPW
RGD3との間に接続されたターミナルが関連してお
り、バッテリーが切れた時(BATDEAD#はロー)
に、PMU920のPWRGD3を無効にする。PMU
920のPWRGD3ターミナルと電源172のPWR
GD3ターミナルとの間には抵抗器1974が設けられ
ており、BATDEAD#がローであって電源172の
PWRGD3からの電流が大きくなった時、これを制限
し、PWRGD3電源172信号を無効とする。
ATDEAD#ターミナルと、PMU920のピンPW
RGD3との間に接続されたターミナルが関連してお
り、バッテリーが切れた時(BATDEAD#はロー)
に、PMU920のPWRGD3を無効にする。PMU
920のPWRGD3ターミナルと電源172のPWR
GD3ターミナルとの間には抵抗器1974が設けられ
ており、BATDEAD#がローであって電源172の
PWRGD3からの電流が大きくなった時、これを制限
し、PWRGD3電源172信号を無効とする。
【0142】チップ110のONBTN AND SR
BTNボタン入力を通して流れるリーク電流を除くよう
にPMU920内にリーク制御回路1975がオンチッ
プ形成されている。パワー導線RTCPWR(VCC
RTCとも称される)と、オンボタン入力ピンONBT
NまたはSRボタン入力ピンSRBTNとの間にそれぞ
れ公称10マイクロアンペアのプルアップPチャンネル
FETトランジスタ1976ONおよび1976SRが
接続されている。アースすなわち共通パワー導線とON
ボタン入力ピンONBTNまたはSRボタン入力ピンS
RBTNとの間にそれぞれ公称100マイクロアンペア
のプルダウンNチャンネルFETトランジスタ1978
ONおよび1978SRが接続されている。
BTNボタン入力を通して流れるリーク電流を除くよう
にPMU920内にリーク制御回路1975がオンチッ
プ形成されている。パワー導線RTCPWR(VCC
RTCとも称される)と、オンボタン入力ピンONBT
NまたはSRボタン入力ピンSRBTNとの間にそれぞ
れ公称10マイクロアンペアのプルアップPチャンネル
FETトランジスタ1976ONおよび1976SRが
接続されている。アースすなわち共通パワー導線とON
ボタン入力ピンONBTNまたはSRボタン入力ピンS
RBTNとの間にそれぞれ公称100マイクロアンペア
のプルダウンNチャンネルFETトランジスタ1978
ONおよび1978SRが接続されている。
【0143】NANDゲート1979は、その入力が双
方のトランジスタ1978ONおよび1978SRのゲ
ートに接続されている。NANDゲート1979は更に
その出力がインバータ1977の入力に接続されてい
る。インバータ1977の出力はプルアップトランジス
タ1976ONおよび1976SRの双方のゲートに接
続されている。
方のトランジスタ1978ONおよび1978SRのゲ
ートに接続されている。NANDゲート1979は更に
その出力がインバータ1977の入力に接続されてい
る。インバータ1977の出力はプルアップトランジス
タ1976ONおよび1976SRの双方のゲートに接
続されている。
【0144】NANDゲート1979にはプログラマブ
ル入力ビットINBLRESが送られ、更に、入力に信
号SUSPENDおよびバッテリー低電圧信号BATL
OWが印加される。NANDゲート1979はNAND
ゲート1979の出力とそれらのプルアップのゲートと
の間に接続されたインバータ1977により、プルアッ
プトランジスタ1976ONおよび1976SRをディ
スエーブルすべきかどうかを決定する。INBLRES
ビットが0にリセットされていれば、プルアップトラン
ジスタはイネーブルされ、1にセットされており、BA
TLOW入力がアクティブであることを条件に、システ
ムが下記のステートマシン1030の5ボルトSUSP
ENDまたは0ボルトSUSPEND状態のいずれかに
なっていれば、プルアップトランジスタをディスエーブ
ルする。NANDゲート1979の出力はプルダウント
ランジスタ1978ONおよび1978SRの双方のゲ
ートにも接続されている。このように図22のボタン応
答回路2010への入力ONBTNおよびSRBTNは
リークがないので、システム10のバッテリー寿命は長
くなっている。
ル入力ビットINBLRESが送られ、更に、入力に信
号SUSPENDおよびバッテリー低電圧信号BATL
OWが印加される。NANDゲート1979はNAND
ゲート1979の出力とそれらのプルアップのゲートと
の間に接続されたインバータ1977により、プルアッ
プトランジスタ1976ONおよび1976SRをディ
スエーブルすべきかどうかを決定する。INBLRES
ビットが0にリセットされていれば、プルアップトラン
ジスタはイネーブルされ、1にセットされており、BA
TLOW入力がアクティブであることを条件に、システ
ムが下記のステートマシン1030の5ボルトSUSP
ENDまたは0ボルトSUSPEND状態のいずれかに
なっていれば、プルアップトランジスタをディスエーブ
ルする。NANDゲート1979の出力はプルダウント
ランジスタ1978ONおよび1978SRの双方のゲ
ートにも接続されている。このように図22のボタン応
答回路2010への入力ONBTNおよびSRBTNは
リークがないので、システム10のバッテリー寿命は長
くなっている。
【0145】図21の回路1980が図1のノートブッ
クコンピュータ6のふたが下がっており、サスペンドボ
タン32を押していてもノートブックコンピュータ6が
ドッキングステーション7に挿入され、ドッキングステ
ーションの電源がオンとなっていればコンピュータ6を
オンにし、および/またはレジュームすべきことを認識
する。
クコンピュータ6のふたが下がっており、サスペンドボ
タン32を押していてもノートブックコンピュータ6が
ドッキングステーション7に挿入され、ドッキングステ
ーションの電源がオンとなっていればコンピュータ6を
オンにし、および/またはレジュームすべきことを認識
する。
【0146】図21において、挿入時のノートブックコ
ンピュータ6は場合に応じて図3のコネクタ45または
図4のコネクタ89を介して接続する。このコネクタ4
5のアースされたピンGNDがノートブックのピンに嵌
合し、このピンが(抵抗器1981の上部の点に示され
ている)ノートブックのVCCに接続された抵抗器19
81によってプルアップされている。挿入によってピン
GNDはノートブックのピンをプルダウンし、よってN
PNバイポーラトランジスタ1982のエミッタのみな
らず、下記に説明するインバータ1982の入力もプル
ダウンする。
ンピュータ6は場合に応じて図3のコネクタ45または
図4のコネクタ89を介して接続する。このコネクタ4
5のアースされたピンGNDがノートブックのピンに嵌
合し、このピンが(抵抗器1981の上部の点に示され
ている)ノートブックのVCCに接続された抵抗器19
81によってプルアップされている。挿入によってピン
GNDはノートブックのピンをプルダウンし、よってN
PNバイポーラトランジスタ1982のエミッタのみな
らず、下記に説明するインバータ1982の入力もプル
ダウンする。
【0147】挿入時にもドッキングステーション7のコ
ネクタ45のVCCピンはノートブックコンピュータ6
内のプルダウン抵抗器1984の両端に電圧を加える。
この電圧によって電流が抵抗器1985を通ってトラン
ジスタ1982のベースに流れ、トランジスタ1982
をオンにし、トランジスタ1982のコレクタを介して
PNPバイポーラトランジスタ1986および1990
SRの対のベース、およびそれらのベースプルアップ抵
抗器1987を低レベルにする。トランジスタ1982
のコレクタはシステムのA/Oポートにおける検出に適
当に利用できる。トランジスタ1986および1990
SRのエミッタはノートブックコンピュータ6内では高
電圧に接続され、それらのベースは低電圧に接続されて
おり、トランジスタ1986および1990SRはオン
となり、それらのコレクタは高電圧となっている。NP
Nトランジスタ1990ONは、そのエミッタがアース
されており、ベースは抵抗器1991に接続され、通常
はプルダウンされている。しかしながらトランジスタ1
986のコレクタが高電圧となると、これより抵抗器1
992を介してトランジスタ1990ONのベースに電
流が流れ、トランジスタ1990ONとし、そのコレク
タは低電圧となる。一対の抵抗器1995および199
6は、トランジスタ1990ONおよび1990SRの
コレクタをそれぞれPMU920BのONBTNおよび
SRBTN入力ヘ接続している。トランジスタ1990
SRが導通状態にあると、スイッチ32の状態とは無関
係にSRBTN入力が高電圧となり、ノートブックコン
ピュータ6をレジュームする。ノートブックコンピュー
タ6がボタン28をオフにする(スイッチは開)場合、
導通トランジスタ1990ONはPMUの入力ONBT
Nを停電圧にし、ノートブックコンピュータ6をオンに
する。ノートブックコンピュータ6がドッキングステー
ション7から離されると、トランジスタ1990ONお
よび1990SRは非導通状態となり、それらの入力O
NBTN、SRBTNへの独立した接続部は、これら入
力端のいずれかにおけるクロスカップリングまたは意図
しない動作を防止する。
ネクタ45のVCCピンはノートブックコンピュータ6
内のプルダウン抵抗器1984の両端に電圧を加える。
この電圧によって電流が抵抗器1985を通ってトラン
ジスタ1982のベースに流れ、トランジスタ1982
をオンにし、トランジスタ1982のコレクタを介して
PNPバイポーラトランジスタ1986および1990
SRの対のベース、およびそれらのベースプルアップ抵
抗器1987を低レベルにする。トランジスタ1982
のコレクタはシステムのA/Oポートにおける検出に適
当に利用できる。トランジスタ1986および1990
SRのエミッタはノートブックコンピュータ6内では高
電圧に接続され、それらのベースは低電圧に接続されて
おり、トランジスタ1986および1990SRはオン
となり、それらのコレクタは高電圧となっている。NP
Nトランジスタ1990ONは、そのエミッタがアース
されており、ベースは抵抗器1991に接続され、通常
はプルダウンされている。しかしながらトランジスタ1
986のコレクタが高電圧となると、これより抵抗器1
992を介してトランジスタ1990ONのベースに電
流が流れ、トランジスタ1990ONとし、そのコレク
タは低電圧となる。一対の抵抗器1995および199
6は、トランジスタ1990ONおよび1990SRの
コレクタをそれぞれPMU920BのONBTNおよび
SRBTN入力ヘ接続している。トランジスタ1990
SRが導通状態にあると、スイッチ32の状態とは無関
係にSRBTN入力が高電圧となり、ノートブックコン
ピュータ6をレジュームする。ノートブックコンピュー
タ6がボタン28をオフにする(スイッチは開)場合、
導通トランジスタ1990ONはPMUの入力ONBT
Nを停電圧にし、ノートブックコンピュータ6をオンに
する。ノートブックコンピュータ6がドッキングステー
ション7から離されると、トランジスタ1990ONお
よび1990SRは非導通状態となり、それらの入力O
NBTN、SRBTNへの独立した接続部は、これら入
力端のいずれかにおけるクロスカップリングまたは意図
しない動作を防止する。
【0148】回路1980のCMOSトランジスタで適
当に構成されており、PPU110のPMUセクション
920B内にオンチップ状に設けられている。かかる実
施例では、ノートブックコンピュータ6を挿入するとド
ッキングステーション7のVCCに接続した入力ピンD
OCKに回路1980が応答する。
当に構成されており、PPU110のPMUセクション
920B内にオンチップ状に設けられている。かかる実
施例では、ノートブックコンピュータ6を挿入するとド
ッキングステーション7のVCCに接続した入力ピンD
OCKに回路1980が応答する。
【0149】ドッキングステーション7への挿入によっ
て上記のように生じたノートブックコンピュータ6内で
のパワーアップ時に、インバータ1983はソフトウェ
アからのポーリングリクエスト信号を検出するFPGA
チップ124(図6)からの電圧によってイネーブルさ
れる。イネーブル1983の出力は入力が低レベルとな
るため、XBUS XD上で高電圧となる。この出力の
高電圧はソフトウェアによってポーリングされるのでシ
ステム100はノートブックコンピュータ6がドッキン
グステーション7に有効に挿入されたことを検出し、そ
れによってソフトウェアはインバータ1983のイネー
ブル状態を解除する。
て上記のように生じたノートブックコンピュータ6内で
のパワーアップ時に、インバータ1983はソフトウェ
アからのポーリングリクエスト信号を検出するFPGA
チップ124(図6)からの電圧によってイネーブルさ
れる。イネーブル1983の出力は入力が低レベルとな
るため、XBUS XD上で高電圧となる。この出力の
高電圧はソフトウェアによってポーリングされるのでシ
ステム100はノートブックコンピュータ6がドッキン
グステーション7に有効に挿入されたことを検出し、そ
れによってソフトウェアはインバータ1983のイネー
ブル状態を解除する。
【0150】図2において、PPU110内のパワーマ
ネジメントセクション920Bはボタン応答回路201
0、VCCON発生器2020、ステートマシン203
0およびレジスタブロック2040を有する。ボタン応
答回路はボタン入力ONBTNおよびSRBTNをデバ
ウンスし、それぞれのボタン入力に対する第1の低レベ
ルになる過渡期に応答して、高レベルアクティブの所定
期間のボタントリガーパルスOBTNTGRおよびSR
BTNTGRを発生し、トリガーパルスよりも長い所定
時間、そのボタンに対する他の入力動作を無視する。
ネジメントセクション920Bはボタン応答回路201
0、VCCON発生器2020、ステートマシン203
0およびレジスタブロック2040を有する。ボタン応
答回路はボタン入力ONBTNおよびSRBTNをデバ
ウンスし、それぞれのボタン入力に対する第1の低レベ
ルになる過渡期に応答して、高レベルアクティブの所定
期間のボタントリガーパルスOBTNTGRおよびSR
BTNTGRを発生し、トリガーパルスよりも長い所定
時間、そのボタンに対する他の入力動作を無視する。
【0151】図23において、VCCON発生器202
0およびステートマシン2030が説明されている。図
22において、レジスタブロック2040はパワーマネ
ジメントユニット920に対する重要データを保持する
ロケーション0A0h−0A4hに5つのレジスタバイ
トを含む。これらレジスタは本明細書の他のページにお
けるPNUレジスタの表に記載されており、24ビット
レジスタのPMU制御用の0A0−0A2hにおける3
バイト、レジスタ拡張用の0A3hにおけるオープンバ
イトのみならず8ビットレジスタのマスクレジューム用
の0A4hにおける1バイトを含む。レジスタXに対す
るラインWRデータDATAx(x=レジスタ識別番号
0−4)上のバス904との間でデータの書き込みまた
は読み出しがされる。レジスタアドレスデコードブロッ
ク2045はバス904のアドレス部分ADR上のアド
レスをデコードし、ブロック2040内のレジスタxの
アドレス0A0−4が検出されると、図22のブロック
2040内のスペース7−0によって一般に表示された
適当なレジスタバイトに対し、書き込みレジスタクロッ
ク入力WREGAxhが附勢される。
0およびステートマシン2030が説明されている。図
22において、レジスタブロック2040はパワーマネ
ジメントユニット920に対する重要データを保持する
ロケーション0A0h−0A4hに5つのレジスタバイ
トを含む。これらレジスタは本明細書の他のページにお
けるPNUレジスタの表に記載されており、24ビット
レジスタのPMU制御用の0A0−0A2hにおける3
バイト、レジスタ拡張用の0A3hにおけるオープンバ
イトのみならず8ビットレジスタのマスクレジューム用
の0A4hにおける1バイトを含む。レジスタXに対す
るラインWRデータDATAx(x=レジスタ識別番号
0−4)上のバス904との間でデータの書き込みまた
は読み出しがされる。レジスタアドレスデコードブロッ
ク2045はバス904のアドレス部分ADR上のアド
レスをデコードし、ブロック2040内のレジスタxの
アドレス0A0−4が検出されると、図22のブロック
2040内のスペース7−0によって一般に表示された
適当なレジスタバイトに対し、書き込みレジスタクロッ
ク入力WREGAxhが附勢される。
【0152】図21において、ステートマシン2030
の状態遷移図は6つのステート、すなわちREADY
(0、0)ステート0と、STNDBY(0、1)ステ
ート1と、TEMPORARYステート2と、5V S
USPEND(1、0)ステート3と、0−V SUS
PEND(1、0)ステート4およびOFF(1、1)
ステート5を有する。ステートマシン2030の回路は
ランダムロジック、PLA(プログラマブルロジックア
レイ)、制御ROMまたは手持ちのアプリケーションに
適した他の形態で構成されたシーケンシャルロジックで
ある。このステートマシン2030は状態遷移図に定義
されたアルファベットによって表示された遷移信号の表
示によって決まる、現在の状態から別の状態への遷移を
開始するまで、このマシンによって達していたその時の
状態に留まる。遷移は図示された遷移矢印A、B、C、
D、E、F、G、H、I、J、K、L、M、N、O、
P、Q、Rに関連した遷移信号に応答して、6つのステ
ートのうちの1つから別のステート(状態)に生じる。
更に状態遷移図はシステム100、PPU110、PM
U920およびRPC920Bにおける好ましい動作方
法における工程を示している。
の状態遷移図は6つのステート、すなわちREADY
(0、0)ステート0と、STNDBY(0、1)ステ
ート1と、TEMPORARYステート2と、5V S
USPEND(1、0)ステート3と、0−V SUS
PEND(1、0)ステート4およびOFF(1、1)
ステート5を有する。ステートマシン2030の回路は
ランダムロジック、PLA(プログラマブルロジックア
レイ)、制御ROMまたは手持ちのアプリケーションに
適した他の形態で構成されたシーケンシャルロジックで
ある。このステートマシン2030は状態遷移図に定義
されたアルファベットによって表示された遷移信号の表
示によって決まる、現在の状態から別の状態への遷移を
開始するまで、このマシンによって達していたその時の
状態に留まる。遷移は図示された遷移矢印A、B、C、
D、E、F、G、H、I、J、K、L、M、N、O、
P、Q、Rに関連した遷移信号に応答して、6つのステ
ートのうちの1つから別のステート(状態)に生じる。
更に状態遷移図はシステム100、PPU110、PM
U920およびRPC920Bにおける好ましい動作方
法における工程を示している。
【0153】STNDBYモードは図27に示すような
MPUI02のクロックのパルス幅変調を附勢する。S
TNDBY状態またはモードへの遷移またはSTNDB
Yモードからの遷移が生じると、図33に関連して説明
したようなMPU102の内部の位相ロックループPL
Lに起因したクロック制御の検討が行われる。CPUク
ロックが完全に停止されると、DOSタイマーチック
(図43のIRQ0)は実行されず、よってSTNDB
Yモードを出る際にPPU110のバッテリー給電され
るRTC918に基づきDOSクロックが更新される。
MPUI02のクロックのパルス幅変調を附勢する。S
TNDBY状態またはモードへの遷移またはSTNDB
Yモードからの遷移が生じると、図33に関連して説明
したようなMPU102の内部の位相ロックループPL
Lに起因したクロック制御の検討が行われる。CPUク
ロックが完全に停止されると、DOSタイマーチック
(図43のIRQ0)は実行されず、よってSTNDB
Yモードを出る際にPPU110のバッテリー給電され
るRTC918に基づきDOSクロックが更新される。
【0154】5V SUSPENDモードはほとんどの
マザーボード302(図8)のロジックの給電を維持
し、スタティックな低電力状態に維持し、このモードか
らの遷移が生じると、これまで実行されていたユーザー
アプリケーションがすぐにレジュームされる。このモー
ドはバッテリーパックが単に切れているか除かれている
場合を除き、オフステートに対して好ましい。5VSU
SPENDモードではミリワットレンジ以下のシステム
パワー消費量が達成でき、この消費量はNiCadおよ
びNiH電池における自己放電電流に関連した電力ロス
に相当する。
マザーボード302(図8)のロジックの給電を維持
し、スタティックな低電力状態に維持し、このモードか
らの遷移が生じると、これまで実行されていたユーザー
アプリケーションがすぐにレジュームされる。このモー
ドはバッテリーパックが単に切れているか除かれている
場合を除き、オフステートに対して好ましい。5VSU
SPENDモードではミリワットレンジ以下のシステム
パワー消費量が達成でき、この消費量はNiCadおよ
びNiH電池における自己放電電流に関連した電力ロス
に相当する。
【0155】発振器およびPLLを動かし、ゲートクロ
ックをアウトにするスタンバイモードと対称的に5Vサ
スペンド用のクロック制御は発振器およびPLLをオフ
にする。好ましい実施例ではPCIおよびCPUクロッ
クは、最初のパルス幅を維持しながらグリッチ現象のな
い状態でクロックの遷移をオン/オフする。レジウミン
グ時にリセットされたデバイスへのクロックは明らかに
再スタートする必要はない。
ックをアウトにするスタンバイモードと対称的に5Vサ
スペンド用のクロック制御は発振器およびPLLをオフ
にする。好ましい実施例ではPCIおよびCPUクロッ
クは、最初のパルス幅を維持しながらグリッチ現象のな
い状態でクロックの遷移をオン/オフする。レジウミン
グ時にリセットされたデバイスへのクロックは明らかに
再スタートする必要はない。
【0156】5Vサスペンド/レジューム過渡現象中の
電源サージ電流は、これら遷移中に信号をVCCレール
ヘ送り続けることになり、減少または解消される。更に
電源172は大出力電流に対し、一定周波数のパルス幅
変調(pwm)モードで作動し、小出力電流に対しては
ヒステリシス制御モードで作動する制御回路によるサー
ジに順応するように適当に設計されている。
電源サージ電流は、これら遷移中に信号をVCCレール
ヘ送り続けることになり、減少または解消される。更に
電源172は大出力電流に対し、一定周波数のパルス幅
変調(pwm)モードで作動し、小出力電流に対しては
ヒステリシス制御モードで作動する制御回路によるサー
ジに順応するように適当に設計されている。
【0157】0ボルトサスペンド(0V SUSPEN
D)信号は、システムのパワーをオフにする前に、コン
ピュータのステートをディスクに記憶する。このよう
に、コンピュータのステートは5Vサスペンドモードと
同じように、再記憶できる。この場合、主な差異はHD
Dのスピンアップ時間およびトラックボール/マウス1
44のステートをセーブすることに起因して、0Vのサ
スペンドモードからレジュームするのに、より長い時間
がかかることである。
D)信号は、システムのパワーをオフにする前に、コン
ピュータのステートをディスクに記憶する。このよう
に、コンピュータのステートは5Vサスペンドモードと
同じように、再記憶できる。この場合、主な差異はHD
Dのスピンアップ時間およびトラックボール/マウス1
44のステートをセーブすることに起因して、0Vのサ
スペンドモードからレジュームするのに、より長い時間
がかかることである。
【0158】トラックボール/マウスのステートをセー
ブする第1方法は、トラックボールスキャナー118に
カスタムコマンドを加え、トラックボール/マウスのス
キャナーを読み出すようにコマンドを実行し、こうして
読み出したトラックボール/マウスのステートをセーブ
することである。
ブする第1方法は、トラックボールスキャナー118に
カスタムコマンドを加え、トラックボール/マウスのス
キャナーを読み出すようにコマンドを実行し、こうして
読み出したトラックボール/マウスのステートをセーブ
することである。
【0159】トラックボール/マウスのステートをセー
ブする第2の異なる方法は、トラックボールステートに
関連したホストCPUコマンドをトラックボールに送る
際、これらCPUコマンドを記憶するようにキーボード
コントローラにカスタムコードを加えることである。0
Vサスペンドステートに入ると、次の工程でこれらコマ
ンドが実行され、トラックボール/マウスのステートを
読み出し、更なる工程でこのように読み出したトラック
ボール/マウスのステートをセーブする。
ブする第2の異なる方法は、トラックボールステートに
関連したホストCPUコマンドをトラックボールに送る
際、これらCPUコマンドを記憶するようにキーボード
コントローラにカスタムコードを加えることである。0
Vサスペンドステートに入ると、次の工程でこれらコマ
ンドが実行され、トラックボール/マウスのステートを
読み出し、更なる工程でこのように読み出したトラック
ボール/マウスのステートをセーブする。
【0160】オンボード302VCRコンデンサおよび
/または再充電可能なリチウム電池により、5Vサスペ
ンドパワーを失うことなくバッテリーパックの交換を成
功裏に行うことができる。1ファラッドのVCRコンデ
ンサ、約30秒間5Vサスぺンドパワーを供給できる。
再充電可能なリチウムコイン型電池、例えば図21のコ
イン型電池1930は、1時間以上5Vサスペンドパワ
ーを供給できる。図21内のコイン型電池を充電するの
に増設回路が適当に設けられている。図21におけるダ
イオード1947の代わりに同じように接続されたオプ
ションのダイオード1945またはFETトランジスタ
回路は、充電時にコイン型セル1930の電圧が低くな
っている際に、これら電池を有利に充電する。ノートブ
ックコンピュータ6が挿入されている際は電源172の
CHARGE入力端にドッキングステーションのVCC
が供給される。
/または再充電可能なリチウム電池により、5Vサスペ
ンドパワーを失うことなくバッテリーパックの交換を成
功裏に行うことができる。1ファラッドのVCRコンデ
ンサ、約30秒間5Vサスぺンドパワーを供給できる。
再充電可能なリチウムコイン型電池、例えば図21のコ
イン型電池1930は、1時間以上5Vサスペンドパワ
ーを供給できる。図21内のコイン型電池を充電するの
に増設回路が適当に設けられている。図21におけるダ
イオード1947の代わりに同じように接続されたオプ
ションのダイオード1945またはFETトランジスタ
回路は、充電時にコイン型セル1930の電圧が低くな
っている際に、これら電池を有利に充電する。ノートブ
ックコンピュータ6が挿入されている際は電源172の
CHARGE入力端にドッキングステーションのVCC
が供給される。
【0161】図23においてステート(説明のためハイ
アクティブとする)を入力信号として使用する組み合わ
せロジックによりステートマシン2030からの出力信
号が発生される。例えば、ステートマシン2030がR
EADYまたはTEMPORARYステートのいずれか
にあると、高速動作を表示する信号HISPDがORゲ
ート2102の出力でアクティブとなる。ステートマシ
ン2030がSTNDBYステートまたはTEMPOR
ARYステートのいずれかにある時、ORゲート210
4の出力において、別の信号RSがアクティブとなる。
ステートマシン2030が3VSUSPENDステート
またはOVSUSPENDステートのいずれかである
と、PPU110からのSUSPEND信号出力ピン2
110はORゲート2112から信号が送られるインバ
ータの出力端でアクティブとなる。
アクティブとする)を入力信号として使用する組み合わ
せロジックによりステートマシン2030からの出力信
号が発生される。例えば、ステートマシン2030がR
EADYまたはTEMPORARYステートのいずれか
にあると、高速動作を表示する信号HISPDがORゲ
ート2102の出力でアクティブとなる。ステートマシ
ン2030がSTNDBYステートまたはTEMPOR
ARYステートのいずれかにある時、ORゲート210
4の出力において、別の信号RSがアクティブとなる。
ステートマシン2030が3VSUSPENDステート
またはOVSUSPENDステートのいずれかである
と、PPU110からのSUSPEND信号出力ピン2
110はORゲート2112から信号が送られるインバ
ータの出力端でアクティブとなる。
【0162】入力0−V SUSPENDまたはOFF
からNORゲート2122によって低レベルアクティブ
制御信号CLRVCCON#(クリアVCC ON)が
供給される。その他の有利な特徴のうちで、パワーマネ
ジメントロジック920は、オフステート(システムを
オフにすべきことを表示する)の他に、複数のステート
(図23)を有するステートマシン回路2030を有す
る。第1電源コネクタ1902からの電力がなく、図2
1の複数のステートのうちの少なくとも1つからOFF
ステートに変化すると、ステートマシン回路2030は
電源コネクタまたはセクション1904(図21)から
の電力の存在に応答するようになっている。
からNORゲート2122によって低レベルアクティブ
制御信号CLRVCCON#(クリアVCC ON)が
供給される。その他の有利な特徴のうちで、パワーマネ
ジメントロジック920は、オフステート(システムを
オフにすべきことを表示する)の他に、複数のステート
(図23)を有するステートマシン回路2030を有す
る。第1電源コネクタ1902からの電力がなく、図2
1の複数のステートのうちの少なくとも1つからOFF
ステートに変化すると、ステートマシン回路2030は
電源コネクタまたはセクション1904(図21)から
の電力の存在に応答するようになっている。
【0163】STNDBYモードはCPUクロックの低
速化、マスキングまたは停止を実行し、その他のクロッ
クも適当に制御される。MPU102はバックライト指
揮ポータブルPCシステム100のうちで2番目に大き
な電力消費部品であるので、パワーマネジメントの対象
となっている。
速化、マスキングまたは停止を実行し、その他のクロッ
クも適当に制御される。MPU102はバックライト指
揮ポータブルPCシステム100のうちで2番目に大き
な電力消費部品であるので、パワーマネジメントの対象
となっている。
【0164】図23において、PPU110の出力ピン
VCCONにおける信号の発生を示すため、図20のV
CCON発生器2022を詳細に説明している。遷移ロ
ジック2140は、組み合わせロジックであり、このロ
ジックは状態遷移図に従いステートマシン2030の6
つのステートを定義するラッチに対しクロック信号A−
Rを発生する。さらにこのロジック2140の一部はV
CCON発生器2020に対し信号WAKEUPRTC
(図の遷移Rを生じさせるものと同じ)を発生する。本
明細書の他のページで説明するMASK RESUME
レジスタは選択された事象ソース、例えばオンボタン、
S/Rボタン、モデムリング、アラーム等をマスクし、
または選択し、表に示されているように5VSUSPE
NDからREADYへの遷移「0」においてシステムを
レジュームすることを可能にしている。
VCCONにおける信号の発生を示すため、図20のV
CCON発生器2022を詳細に説明している。遷移ロ
ジック2140は、組み合わせロジックであり、このロ
ジックは状態遷移図に従いステートマシン2030の6
つのステートを定義するラッチに対しクロック信号A−
Rを発生する。さらにこのロジック2140の一部はV
CCON発生器2020に対し信号WAKEUPRTC
(図の遷移Rを生じさせるものと同じ)を発生する。本
明細書の他のページで説明するMASK RESUME
レジスタは選択された事象ソース、例えばオンボタン、
S/Rボタン、モデムリング、アラーム等をマスクし、
または選択し、表に示されているように5VSUSPE
NDからREADYへの遷移「0」においてシステムを
レジュームすることを可能にしている。
【0165】VCCON発生器2020ではNANDゲ
ート2154だけでなくNANDゲート2156にも制
御ピン2128の出力RTCRCLR#が送られる。ゲ
ート2154および2156の出力はそれぞれVCCO
N出力ピンをドライブするNANDゲート2160のそ
れぞれの入力に接続されている。NANDゲート215
6の別の入力には制御信号WAKEUPRTCが送ら
れ、この信号はNANDゲート2156の別の入力に信
号を送るインバータ2166によって反転される。信号
CLRVCCON#はNROゲート2122からの出力
からNANDゲート2156の第3ゲートへ送られる。
ート2154だけでなくNANDゲート2156にも制
御ピン2128の出力RTCRCLR#が送られる。ゲ
ート2154および2156の出力はそれぞれVCCO
N出力ピンをドライブするNANDゲート2160のそ
れぞれの入力に接続されている。NANDゲート215
6の別の入力には制御信号WAKEUPRTCが送ら
れ、この信号はNANDゲート2156の別の入力に信
号を送るインバータ2166によって反転される。信号
CLRVCCON#はNROゲート2122からの出力
からNANDゲート2156の第3ゲートへ送られる。
【0166】このように、RTCRCLR#が低レベル
である場合、この信号はNANDゲート2154および
2156の双方の出力を高レベルにし、NANDゲート
2160のVCCON出力を低レベルとし、VCCON
をクリアする。しかしながらRTCRCLR#が高レベ
ルであれば、この信号はNANDゲート2154および
2156の双方を通過する。WAKEUPRTCが高レ
ベルであれば、NANDゲート2154の出力は低レベ
ルとなり、NANDゲート2160のVCCON出力を
高レベルとし、VCCONをウェークアップ機能の一部
としてターンオンする。RTCRCLR#が高レベルで
あり、WAKEUPRTCが低レベルであれば、以前と
同じようにNANDゲート2154および2156が通
過されるが、低レベルのWAKEUPRTCがNAND
ゲート2154の出力を高レベルとし、NANDゲート
2160を通過し、インバータ2166は高レベルの通
過入力をNANDゲート2156へ送る。次にCLRV
CCON#(低レベルでアクティブ)は、NANDゲー
ト2156およびNANDゲート2160の双方が通過
されているので、出力信号VCCONを制御し、例えば
低レベルまたは高レベルの信号CLRVCCON#がそ
れぞれ出力VCCONを低または高レベルとする。
である場合、この信号はNANDゲート2154および
2156の双方の出力を高レベルにし、NANDゲート
2160のVCCON出力を低レベルとし、VCCON
をクリアする。しかしながらRTCRCLR#が高レベ
ルであれば、この信号はNANDゲート2154および
2156の双方を通過する。WAKEUPRTCが高レ
ベルであれば、NANDゲート2154の出力は低レベ
ルとなり、NANDゲート2160のVCCON出力を
高レベルとし、VCCONをウェークアップ機能の一部
としてターンオンする。RTCRCLR#が高レベルで
あり、WAKEUPRTCが低レベルであれば、以前と
同じようにNANDゲート2154および2156が通
過されるが、低レベルのWAKEUPRTCがNAND
ゲート2154の出力を高レベルとし、NANDゲート
2160を通過し、インバータ2166は高レベルの通
過入力をNANDゲート2156へ送る。次にCLRV
CCON#(低レベルでアクティブ)は、NANDゲー
ト2156およびNANDゲート2160の双方が通過
されているので、出力信号VCCONを制御し、例えば
低レベルまたは高レベルの信号CLRVCCON#がそ
れぞれ出力VCCONを低または高レベルとする。
【0167】図24において、PMU部分920Aはク
ロック分周回路2310、発振器制御回路2320、バ
ックライトPWM発生器2330、マスククロック発生
器2340、タイマー回路2350)ステータスカウン
タ回路2360、システムマネジメントインターラプト
回路2370)周辺パワー制御回路2380Nレジュー
ム5V回路2385およびリセット発生器2390を有
する。このPMU部分における回路のすべては、本実施
例では電源からのパワーによって働き、RTC920B
のような電池からの電力では働かないので、RTC92
0Bはセクション920Aないのこれらすべての回路を
ディスエーブルできる。
ロック分周回路2310、発振器制御回路2320、バ
ックライトPWM発生器2330、マスククロック発生
器2340、タイマー回路2350)ステータスカウン
タ回路2360、システムマネジメントインターラプト
回路2370)周辺パワー制御回路2380Nレジュー
ム5V回路2385およびリセット発生器2390を有
する。このPMU部分における回路のすべては、本実施
例では電源からのパワーによって働き、RTC920B
のような電池からの電力では働かないので、RTC92
0Bはセクション920Aないのこれらすべての回路を
ディスエーブルできる。
【0168】PPU110内のクロック分周回路231
0は、図1のMPU102からの32KHzクロック入
力を有するマルチステージカウンタ2312によって構
成される。クロック回路の少なくとも1つのクロックサ
イクルの終了時にシステムをターンオフする外部から供
給される制御信号PWRGD5によってカウンタ231
2はパワーが不定の時にリセット可能である。
0は、図1のMPU102からの32KHzクロック入
力を有するマルチステージカウンタ2312によって構
成される。クロック回路の少なくとも1つのクロックサ
イクルの終了時にシステムをターンオフする外部から供
給される制御信号PWRGD5によってカウンタ231
2はパワーが不定の時にリセット可能である。
【0169】カウンタ2312は14のステージを有
し、16、8、4、2および1KHz、および512、
256、128、64、32、16、8、4および2H
zで逐次2分の1となるクロックを発生する。クロック
分周器2310は更に32KHzの入力でクロック制御
される14で分周する回路3214を有し、このクロッ
クは430マイクロ秒の周期で(2KHzよりも若干速
い)出力ブロックを発生する。更に別の回路2316
は、カウンタ2312の4Hz出力を15で割り、3.
75秒の周期を有するクロックを発生する。クロック置
換回路2318はPWRGD5信号およびテスト入力に
応答して32KHzを512Hzおよび2Hzの出力に
置換し、4KHzを3.75秒のクロック出力に置換す
る。
し、16、8、4、2および1KHz、および512、
256、128、64、32、16、8、4および2H
zで逐次2分の1となるクロックを発生する。クロック
分周器2310は更に32KHzの入力でクロック制御
される14で分周する回路3214を有し、このクロッ
クは430マイクロ秒の周期で(2KHzよりも若干速
い)出力ブロックを発生する。更に別の回路2316
は、カウンタ2312の4Hz出力を15で割り、3.
75秒の周期を有するクロックを発生する。クロック置
換回路2318はPWRGD5信号およびテスト入力に
応答して32KHzを512Hzおよび2Hzの出力に
置換し、4KHzを3.75秒のクロック出力に置換す
る。
【0170】発振器制御回路2320はクロック発振器
のステートをOSCILLATORSTABLE、OS
CILLATOR OFFおよびOSC14M STA
BLEとして検出するよう、512Hzのクロック、P
WRGD5およびSUSPENDZ信号に応答する。
のステートをOSCILLATORSTABLE、OS
CILLATOR OFFおよびOSC14M STA
BLEとして検出するよう、512Hzのクロック、P
WRGD5およびSUSPENDZ信号に応答する。
【0171】PWM発生器2330はPPU110のB
LADJ出力ピンにバックライト調節制御信号を発生す
るための4ビットまたはその他のマルチビットのソフト
ウェアプログラマブル制御レジスタ2332を有する。
レジスタ2332はロジック回路2334内のクロック
制御されたANDゲートおよびクロック制御されたOR
ゲートを種々に通過し、よってクロック分周回路231
0の1KHz並びに512、256および128Hzの
クロック出力からのクロックパルスの組み合わせを制御
し、レジスタ2332内のビットによって示される2進
値に対応してBLADJ信号のデューティサイクルを決
める。例えば各クロックは50%のデューティサイクル
を有する。これら信号の2つをAND演算することによ
り、デューティサイクルを25%まで減少できる。また
はこれら信号の2つをOR演算することによりデューテ
ィサイクルを75%まで増加できる。ANDおよびOR
演算の結果と、その他のクロックとのその他のANDお
よびOR演算とを更に論理的に組み合わせて、連続的な
レンジのデューティサイクルを発生できる。ビットがす
べて1であれば、BLADJは図2のBACK LIG
HTによりシステム100のバックライトを完全にオン
するための100%のデューティサイクルを有する。
LADJ出力ピンにバックライト調節制御信号を発生す
るための4ビットまたはその他のマルチビットのソフト
ウェアプログラマブル制御レジスタ2332を有する。
レジスタ2332はロジック回路2334内のクロック
制御されたANDゲートおよびクロック制御されたOR
ゲートを種々に通過し、よってクロック分周回路231
0の1KHz並びに512、256および128Hzの
クロック出力からのクロックパルスの組み合わせを制御
し、レジスタ2332内のビットによって示される2進
値に対応してBLADJ信号のデューティサイクルを決
める。例えば各クロックは50%のデューティサイクル
を有する。これら信号の2つをAND演算することによ
り、デューティサイクルを25%まで減少できる。また
はこれら信号の2つをOR演算することによりデューテ
ィサイクルを75%まで増加できる。ANDおよびOR
演算の結果と、その他のクロックとのその他のANDお
よびOR演算とを更に論理的に組み合わせて、連続的な
レンジのデューティサイクルを発生できる。ビットがす
べて1であれば、BLADJは図2のBACK LIG
HTによりシステム100のバックライトを完全にオン
するための100%のデューティサイクルを有する。
【0172】PPU110内のマスククロック発生器2
340は、ピン出力MSKCLK#の可変デューティサ
イクルの低周波数制御信号を発生し、図25を参照して
より詳細に説明したように、MPU102内の高速クロ
ックを集計的にオン/オフする。タイマーブロック23
50は図23および26のシステムマネジメントインタ
ーラプトブロック2370および周辺パワー回路238
0にタイマー出力を発生する。タイマーブロック235
0は図25に関連してより詳細に説明する。
340は、ピン出力MSKCLK#の可変デューティサ
イクルの低周波数制御信号を発生し、図25を参照して
より詳細に説明したように、MPU102内の高速クロ
ックを集計的にオン/オフする。タイマーブロック23
50は図23および26のシステムマネジメントインタ
ーラプトブロック2370および周辺パワー回路238
0にタイマー出力を発生する。タイマーブロック235
0は図25に関連してより詳細に説明する。
【0173】ステータスカウンタブロック2360はバ
ス904からアクセス可能であり、図45のようなアク
ティーブパワーマネジメントソフトウェアで有効なソフ
トウェアが読み出しできる事象履歴統計情報を発生す
る。ステータスカウンタブロック2360はI/Oのた
めのステータス情報、例えばシリアルポートCOM1、
パラレルポートLPT1、マウスMSINT、キーボー
ドKBINT、バス104インターラプト(例えばPC
I−INTA)、ドライブトリガー信号DRVTGR、
Xドライブ信号XDRVおよびディスプレイ(例えばV
GA)を含む。例えば4ビットのKBCSカウンタ23
62(または上記のリストされた事象信号のいずれかの
カウンタ)はKBCS事象パルスをカウントし、出力ス
テータスレジスタの値STKBCS(この値はソフトウ
ェアによる最終ポーリング以来のそのタイプの事象の数
をカウントしたものである)を発生する。このレジスタ
の値は(アクティーブパワーマネジメントソフトウェア
またはBIOSにより)ソフトウェアでアクセス可能で
あり、ステータスカウントブロック2360内で発生さ
れ、このブロックからつなぎ合わされたカウンタ情報に
基づき、プログラムモニタおよびシステムの制御を容易
にする。これらカウンタは飽和し、ロールオーバーしな
いが、その代わり必要であればリセットされる。RAN
事象カウンタは、例えばアクティーブパワーマネジメン
トソフトウェアによってHDD事象カウントとは別の重
みづけがされている。
ス904からアクセス可能であり、図45のようなアク
ティーブパワーマネジメントソフトウェアで有効なソフ
トウェアが読み出しできる事象履歴統計情報を発生す
る。ステータスカウンタブロック2360はI/Oのた
めのステータス情報、例えばシリアルポートCOM1、
パラレルポートLPT1、マウスMSINT、キーボー
ドKBINT、バス104インターラプト(例えばPC
I−INTA)、ドライブトリガー信号DRVTGR、
Xドライブ信号XDRVおよびディスプレイ(例えばV
GA)を含む。例えば4ビットのKBCSカウンタ23
62(または上記のリストされた事象信号のいずれかの
カウンタ)はKBCS事象パルスをカウントし、出力ス
テータスレジスタの値STKBCS(この値はソフトウ
ェアによる最終ポーリング以来のそのタイプの事象の数
をカウントしたものである)を発生する。このレジスタ
の値は(アクティーブパワーマネジメントソフトウェア
またはBIOSにより)ソフトウェアでアクセス可能で
あり、ステータスカウントブロック2360内で発生さ
れ、このブロックからつなぎ合わされたカウンタ情報に
基づき、プログラムモニタおよびシステムの制御を容易
にする。これらカウンタは飽和し、ロールオーバーしな
いが、その代わり必要であればリセットされる。RAN
事象カウンタは、例えばアクティーブパワーマネジメン
トソフトウェアによってHDD事象カウントとは別の重
みづけがされている。
【0174】図28を参照してシステムマネジメントブ
ロック2370についてより詳細に説明する。このブロ
ックはSMI期間レジスタ制御ビットSMIPRDおよ
びタイマーブロック2350からのタイマー入力を有す
る。更に別のSMI入力は5VSUSPENDから復帰
した際に、あるPMU920回路もリセットするパワー
マネジメントユニットリセットPMURST信号を受け
る。
ロック2370についてより詳細に説明する。このブロ
ックはSMI期間レジスタ制御ビットSMIPRDおよ
びタイマーブロック2350からのタイマー入力を有す
る。更に別のSMI入力は5VSUSPENDから復帰
した際に、あるPMU920回路もリセットするパワー
マネジメントユニットリセットPMURST信号を受け
る。
【0175】周辺パワーブロック2380は1)ハード
ディスクパワーIDEPWR、2)フロッピーディスク
パワ−FDDPWR、3)シリアルインターフェースユ
ニットパワーSIUPWRおよび4)プログラマブルチ
ップ選択パワーPCSPWRに対しPPU110出力信
号を発生する。次の説明ではIDE、FDD、SIUお
よびPCSを表示する上記番号1−4はXで表示する。
周辺パワーブロック2380は出力ピンに出力信号xP
WRを発生する4つのANDゲート2382.xを有す
る。ANDゲート238.xの4つのすべては、イネー
ブルパワーマネジメントユニットENPMU信号により
第1入力で通過される。各ANDゲート2382.x
は、第2入力が対応するNANDゲート2384.xの
出力に接続され、第3入力が対応するORゲート238
6.xの出力に接続されている。各NANDゲート23
84.xは第1入力がSW PWR CNTLレジスタ
のビット7、5、3および1に対応するそれぞれのイネ
ーブル制御信号SWCNTLxに接続されており、第2
入力が本明細書の他のページで説明するSW PWRC
NTLレジスタビット6、4、2および0に対応するそ
れぞれの高レベルアクティブなパワー信号SWxPWR
に接続されている。NAND2384.xはSWxPW
Rを反転し、ソフトウェア制御されたパワーマネジメン
トにおけるブロック170内の図20のパワーをオンに
するための低レベルアクティブな出力を発生する。
ディスクパワーIDEPWR、2)フロッピーディスク
パワ−FDDPWR、3)シリアルインターフェースユ
ニットパワーSIUPWRおよび4)プログラマブルチ
ップ選択パワーPCSPWRに対しPPU110出力信
号を発生する。次の説明ではIDE、FDD、SIUお
よびPCSを表示する上記番号1−4はXで表示する。
周辺パワーブロック2380は出力ピンに出力信号xP
WRを発生する4つのANDゲート2382.xを有す
る。ANDゲート238.xの4つのすべては、イネー
ブルパワーマネジメントユニットENPMU信号により
第1入力で通過される。各ANDゲート2382.x
は、第2入力が対応するNANDゲート2384.xの
出力に接続され、第3入力が対応するORゲート238
6.xの出力に接続されている。各NANDゲート23
84.xは第1入力がSW PWR CNTLレジスタ
のビット7、5、3および1に対応するそれぞれのイネ
ーブル制御信号SWCNTLxに接続されており、第2
入力が本明細書の他のページで説明するSW PWRC
NTLレジスタビット6、4、2および0に対応するそ
れぞれの高レベルアクティブなパワー信号SWxPWR
に接続されている。NAND2384.xはSWxPW
Rを反転し、ソフトウェア制御されたパワーマネジメン
トにおけるブロック170内の図20のパワーをオンに
するための低レベルアクティブな出力を発生する。
【0176】各ORゲート2386.xは第1入力が上
記それぞれのソフトウェア制御信号に接続されており、
第2入力がハードウェアタイプのパッシブパワーマネジ
メントにおけるそれぞれのタイマーのタイムアウトハー
ドウェア制御信号xTOに制御信号されている。ソフト
ウェア制御イネーブル信号SWCNTLxが低レベル
(ソフトウェア制御信号はディスエーブルされ、ハード
ウェア制御信号はイネーブルされる)であり、更にxT
Oが周辺機器xに対しハードウェアのタイマーがタイム
アウトした際にオンとなると、図20のブロック170
内の周辺機器に対するラインへ高レベル非アクティブな
信号を供給するANDゲート2382.xを介し、タイ
ムアウトした周辺機器xへのパワーがカットされる。
記それぞれのソフトウェア制御信号に接続されており、
第2入力がハードウェアタイプのパッシブパワーマネジ
メントにおけるそれぞれのタイマーのタイムアウトハー
ドウェア制御信号xTOに制御信号されている。ソフト
ウェア制御イネーブル信号SWCNTLxが低レベル
(ソフトウェア制御信号はディスエーブルされ、ハード
ウェア制御信号はイネーブルされる)であり、更にxT
Oが周辺機器xに対しハードウェアのタイマーがタイム
アウトした際にオンとなると、図20のブロック170
内の周辺機器に対するラインへ高レベル非アクティブな
信号を供給するANDゲート2382.xを介し、タイ
ムアウトした周辺機器xへのパワーがカットされる。
【0177】レジューム5V回路2385は、図23の
ステートマシン2030の5V−SUSPENDステー
ト3からウェークアップ信号を発生する。レジスタ23
86は、このレジスタの表で説明するように、PMU
CNTRLレジスタのソフトウェアで読み出し可能な8
つの上部の16〜23ビットを有する。ここで、レジュ
ーム5V回路2385の機能は3ボルトウェル920B
内のステートマシン2030と密接に関連しているが、
レジューム5V回路2385の位置は回路920A内の
5Vウェル内にあることに留意されたい。このような物
理的なレイアウトは、3Vウェル920B内のゲートカ
ウントが低く維持し、3Vウェル920Bしか給電され
ない時に電力消費量を低く維持する。
ステートマシン2030の5V−SUSPENDステー
ト3からウェークアップ信号を発生する。レジスタ23
86は、このレジスタの表で説明するように、PMU
CNTRLレジスタのソフトウェアで読み出し可能な8
つの上部の16〜23ビットを有する。ここで、レジュ
ーム5V回路2385の機能は3ボルトウェル920B
内のステートマシン2030と密接に関連しているが、
レジューム5V回路2385の位置は回路920A内の
5Vウェル内にあることに留意されたい。このような物
理的なレイアウトは、3Vウェル920B内のゲートカ
ウントが低く維持し、3Vウェル920Bしか給電され
ない時に電力消費量を低く維持する。
【0178】リセット発生器2390は、PPU110
ピンへの出力、すなわちハードディスクリセット用ID
ERST、フロッピーディスクリセット用FDDRST
およびXDバス上の周辺機器用のXDRSTを供給す
る。パワーマネジメント回路920用の内部リセットP
MURSTおよびバス104リセットBUSRSTOU
T、例えばBUS=PCIも与えられる。
ピンへの出力、すなわちハードディスクリセット用ID
ERST、フロッピーディスクリセット用FDDRST
およびXDバス上の周辺機器用のXDRSTを供給す
る。パワーマネジメント回路920用の内部リセットP
MURSTおよびバス104リセットBUSRSTOU
T、例えばBUS=PCIも与えられる。
【0179】図15において、図23のPMUセクショ
ン829A内のタイマーブロック2350は、8つのタ
イマーカウンタを有し、各カウンタにはバス904に接
続されたソフトウェアでアクセス可能な32ビットレジ
スタPMU TIMERSの8つの対応する4ビットセ
クションからの4ビットコードが送られる。これらセク
ションおよびこのレジスタPMU TIMERSのため
の対応するタイマーは、他ページの表に記載されてい
る。更にタイムアウト値への4ビットコードの変換も作
表されている。0000コードは各タイマーをディスエ
ーブルする。スタンバイタイマーSTDBYがビット3
1−28に対して図示するように15分まで非リニアに
コード化されること、および一時タイマーTEMPがマ
イクロ秒の何十倍で非線形にコード化され、次に15.
36ミリ秒でコード化されることを除けば、0〜11分
の値であり、これらの分は二進数にコード化される。V
GAタイマーは14分まで線形にコード化され、111
1が8秒に等しい。
ン829A内のタイマーブロック2350は、8つのタ
イマーカウンタを有し、各カウンタにはバス904に接
続されたソフトウェアでアクセス可能な32ビットレジ
スタPMU TIMERSの8つの対応する4ビットセ
クションからの4ビットコードが送られる。これらセク
ションおよびこのレジスタPMU TIMERSのため
の対応するタイマーは、他ページの表に記載されてい
る。更にタイムアウト値への4ビットコードの変換も作
表されている。0000コードは各タイマーをディスエ
ーブルする。スタンバイタイマーSTDBYがビット3
1−28に対して図示するように15分まで非リニアに
コード化されること、および一時タイマーTEMPがマ
イクロ秒の何十倍で非線形にコード化され、次に15.
36ミリ秒でコード化されることを除けば、0〜11分
の値であり、これらの分は二進数にコード化される。V
GAタイマーは14分まで線形にコード化され、111
1が8秒に等しい。
【0180】更に図25において、タイマーPCS、C
IU、VGA、FDD、IDEおよびSUSPはすべて
8ビット二進カウンタであり、各カウンタはタイムアウ
トデジタル出力ラインを備え、これら出力ラインには各
カウンタの4桁のMSBと、レジスタPMU TIME
RSから供給される4ビットコードとを比較する4ビッ
トカウンタ(XORと表示)から信号が送られる。これ
ら6つの上記カウンタの各々は、図25のブロック23
16からの3.75秒の周期のクロックに接続されたク
ロック入力を有する。タイマーSTDBYは図23のブ
ロック2312からの2Hz出力に接続されたクロック
入力を有する。短期タイマーTEMPは32KHzクロ
ックにより直接クロック制御される。タイマーTEMP
およびSTDBYは、各タイマー内のカウンタ2412
および2422にそれぞれ接続されたタイマーデコード
回路2410および2420を有する。タイマーデコー
ド回路2410および2420の各々は、ORゲート2
414および2424に16本の出力ラインを接続して
いる。デコードの結果に応じ、各タイマーTEMPおよ
びSTDBYからの16本の出力ラインのうちの1つし
か、常に高レベルにならない。
IU、VGA、FDD、IDEおよびSUSPはすべて
8ビット二進カウンタであり、各カウンタはタイムアウ
トデジタル出力ラインを備え、これら出力ラインには各
カウンタの4桁のMSBと、レジスタPMU TIME
RSから供給される4ビットコードとを比較する4ビッ
トカウンタ(XORと表示)から信号が送られる。これ
ら6つの上記カウンタの各々は、図25のブロック23
16からの3.75秒の周期のクロックに接続されたク
ロック入力を有する。タイマーSTDBYは図23のブ
ロック2312からの2Hz出力に接続されたクロック
入力を有する。短期タイマーTEMPは32KHzクロ
ックにより直接クロック制御される。タイマーTEMP
およびSTDBYは、各タイマー内のカウンタ2412
および2422にそれぞれ接続されたタイマーデコード
回路2410および2420を有する。タイマーデコー
ド回路2410および2420の各々は、ORゲート2
414および2424に16本の出力ラインを接続して
いる。デコードの結果に応じ、各タイマーTEMPおよ
びSTDBYからの16本の出力ラインのうちの1つし
か、常に高レベルにならない。
【0181】8つのタイマーカウンタの各々は、ORゲ
ート2432.1−.8を有する組み合わせロジック2
430のそれぞれのブロックに応答自在なリセット入力
を有する。各ORゲート2432.1−.8の第1入力
は、共通ANDゲート2440の出力に接続され、この
ANDゲート2440はPMUリセット信号PMURS
Tがアクティブとなり、レジスタ書き込み信号WREG
BCHがアクティブとなった時に、アクティブな出力を
発生する(BC16進はアドレスである)。
ート2432.1−.8を有する組み合わせロジック2
430のそれぞれのブロックに応答自在なリセット入力
を有する。各ORゲート2432.1−.8の第1入力
は、共通ANDゲート2440の出力に接続され、この
ANDゲート2440はPMUリセット信号PMURS
Tがアクティブとなり、レジスタ書き込み信号WREG
BCHがアクティブとなった時に、アクティブな出力を
発生する(BC16進はアドレスである)。
【0182】MASK SIU VGAレジスタは他の
タイマーにより表に記載されており、(事象の名称CO
M1、LPT1、KBMS、VGAの前にMASKの単
語がついた記号で表示された)信号を発生し、これら信
号はその事象に対する信号ラインによって信号が送られ
る組み合わせロジック2430と関連したタイマーSI
UまたはVGAによるモニタを望まない時は、システム
の事象をマスクする。図24にこれらタイマーのための
リセットロジックが示されている。
タイマーにより表に記載されており、(事象の名称CO
M1、LPT1、KBMS、VGAの前にMASKの単
語がついた記号で表示された)信号を発生し、これら信
号はその事象に対する信号ラインによって信号が送られ
る組み合わせロジック2430と関連したタイマーSI
UまたはVGAによるモニタを望まない時は、システム
の事象をマスクする。図24にこれらタイマーのための
リセットロジックが示されている。
【0183】このようなリセットロジックは重要なシス
テムのフレキシビリティおよびパワーマネジメントコン
フィギュレーションを含む利点を与えている。例えばK
BMSTGRによるキーボードアクティビティは図25
のVGAディスプレイタイマーをリセットするよう、
(マスクビットMASKPKBMSに応じて)使用する
ことができるし、使用できたり、使用できなくなったり
する。種々のトリガーTGRおよび図25のタイマーに
対する回路に関連したマスクの各々に対しても、同じよ
うな説明が明らかである。
テムのフレキシビリティおよびパワーマネジメントコン
フィギュレーションを含む利点を与えている。例えばK
BMSTGRによるキーボードアクティビティは図25
のVGAディスプレイタイマーをリセットするよう、
(マスクビットMASKPKBMSに応じて)使用する
ことができるし、使用できたり、使用できなくなったり
する。種々のトリガーTGRおよび図25のタイマーに
対する回路に関連したマスクの各々に対しても、同じよ
うな説明が明らかである。
【0184】図25において更に、SUSP、TEMP
およびSTDBYタイマーのリセットロジックについて
説明する。サスペンドリセット事象SUSPTGRは、
15個のANDゲートの出力をOR演算することによ
り、組み合わせ論理MASKロジック内で実現される。
15個のANDゲートは表に記載されているように、1
5個のシステム事象信号の各々とレジスタMASK S
YSTEM内のマスクビット0−14(マスクのための
SUSPの単語が前についた事象)の組内の対応するマ
スクビットとをAND演算する。
およびSTDBYタイマーのリセットロジックについて
説明する。サスペンドリセット事象SUSPTGRは、
15個のANDゲートの出力をOR演算することによ
り、組み合わせ論理MASKロジック内で実現される。
15個のANDゲートは表に記載されているように、1
5個のシステム事象信号の各々とレジスタMASK S
YSTEM内のマスクビット0−14(マスクのための
SUSPの単語が前についた事象)の組内の対応するマ
スクビットとをAND演算する。
【0185】MASK LOGIC内の別の14個のA
NDゲートの出力をOR演算することにより、組み合わ
せロジック内でスタンバイリセット事象STDBYTG
Rを実現する。14個のANDゲートはそれぞれ14個
のシステム事象信号の各々と、レジスタMASK SY
STEMのためのタビュレーション内で説明されている
ような、このレジスタ内のMASKビット16−29
(MASK用STDBYの単語が前に付いた事象)の組
内の、対応するマスクビットとのAND演算を行う。次
に、HLDAのため図5および図25のタイマーに対す
るステートまたはモード信号に対する図23を参照す
る。
NDゲートの出力をOR演算することにより、組み合わ
せロジック内でスタンバイリセット事象STDBYTG
Rを実現する。14個のANDゲートはそれぞれ14個
のシステム事象信号の各々と、レジスタMASK SY
STEMのためのタビュレーション内で説明されている
ような、このレジスタ内のMASKビット16−29
(MASK用STDBYの単語が前に付いた事象)の組
内の、対応するマスクビットとのAND演算を行う。次
に、HLDAのため図5および図25のタイマーに対す
るステートまたはモード信号に対する図23を参照す
る。
【0186】図26において、STDBY非線形タイマ
ーを詳細に説明する。実施例におけるTEMP非線形タ
イマーの説明は同じであるので、入力クロックは図25
に示されているようなものであり、PMU TIMER
Sレジスタへの接続が類似していることを除き、説明を
省略する。別の実施例では、TEMP TIMERは図
26の上部に示されているように異なる。
ーを詳細に説明する。実施例におけるTEMP非線形タ
イマーの説明は同じであるので、入力クロックは図25
に示されているようなものであり、PMU TIMER
Sレジスタへの接続が類似していることを除き、説明を
省略する。別の実施例では、TEMP TIMERは図
26の上部に示されているように異なる。
【0187】図26において、STDBY TIMER
は2Hzのクロックでクロック制御され、図25のロジ
ックでリセットされるカウンタ2422を有する。レジ
スタPMU TIMERSにおける4ビットニブルST
DBYは、4から16への二進デコーダ2455の4ビ
ット入力へ送られる。デコーダ2455の16ビット出
力からの16本のラインは、それぞれ16個のNAND
ゲート2457.1、2457.2、‥‥2457.1
6の最初の16個の入力へ接続している。カウンタ24
22はマルチビット値を発生し、この値はNANDゲー
ト2457.nと同じ数の出力(すなわち16)を有す
るデコーダ回路2460へ送られる。デコード2460
は1回に16本のラインのうちの1つだけに高レベルの
出力を発生するようになっている組み合わせロジックを
有し、ここで各ラインはNANDゲート2457.nの
それぞれの16個の第2入力のうちの1つに接続し、明
細書の他のページにおけるPMU TIMERSレジス
タのための表内のビット31−28(STDBYTMR
3−0)の表の行に対応する。各ラインにおける高レベ
ルは16個の表内の行のうちの1つに記載された時間長
さを表すカウンタ2422の値の発生に対応する。これ
ら時間は一般に、テーブルの行の数に応じた非線形のも
のであり、図26の回路は効率的に非線形タイマー関数
(特別のケースでは線形)を演算する。この非線形関数
はデコーダ2460内にハードウェアで書き込むことが
できる。更に、第2実施例では、バス904からアクセ
ス可能なオプションのプログラムレジスタ2465は、
所望するタイマーを行うようプログラム可能な形態でデ
コーダ2460をドライブするように設けられている。
NANDゲート2457.nの16の出力は単一NAN
Dゲート2470(ORゲート2424に類似する)の
16の入力へ供給され、STDBYTO出力を発生す
る。STDBYTOがアクティブになるとこの信号はラ
ッチ2472をクロック制御し、このラッチはANDゲ
ート2474がクロックをカウンタ2424へ通過させ
ないようにANDゲートをディスエーブルし、よってカ
ウンタ2424の値を凍結する。このカウンタ2422
はラッチ2472およびカウンタ2422のリセット入
力に接続されたライン上のRESET信号によって再ス
タートできる。
は2Hzのクロックでクロック制御され、図25のロジ
ックでリセットされるカウンタ2422を有する。レジ
スタPMU TIMERSにおける4ビットニブルST
DBYは、4から16への二進デコーダ2455の4ビ
ット入力へ送られる。デコーダ2455の16ビット出
力からの16本のラインは、それぞれ16個のNAND
ゲート2457.1、2457.2、‥‥2457.1
6の最初の16個の入力へ接続している。カウンタ24
22はマルチビット値を発生し、この値はNANDゲー
ト2457.nと同じ数の出力(すなわち16)を有す
るデコーダ回路2460へ送られる。デコード2460
は1回に16本のラインのうちの1つだけに高レベルの
出力を発生するようになっている組み合わせロジックを
有し、ここで各ラインはNANDゲート2457.nの
それぞれの16個の第2入力のうちの1つに接続し、明
細書の他のページにおけるPMU TIMERSレジス
タのための表内のビット31−28(STDBYTMR
3−0)の表の行に対応する。各ラインにおける高レベ
ルは16個の表内の行のうちの1つに記載された時間長
さを表すカウンタ2422の値の発生に対応する。これ
ら時間は一般に、テーブルの行の数に応じた非線形のも
のであり、図26の回路は効率的に非線形タイマー関数
(特別のケースでは線形)を演算する。この非線形関数
はデコーダ2460内にハードウェアで書き込むことが
できる。更に、第2実施例では、バス904からアクセ
ス可能なオプションのプログラムレジスタ2465は、
所望するタイマーを行うようプログラム可能な形態でデ
コーダ2460をドライブするように設けられている。
NANDゲート2457.nの16の出力は単一NAN
Dゲート2470(ORゲート2424に類似する)の
16の入力へ供給され、STDBYTO出力を発生す
る。STDBYTOがアクティブになるとこの信号はラ
ッチ2472をクロック制御し、このラッチはANDゲ
ート2474がクロックをカウンタ2424へ通過させ
ないようにANDゲートをディスエーブルし、よってカ
ウンタ2424の値を凍結する。このカウンタ2422
はラッチ2472およびカウンタ2422のリセット入
力に接続されたライン上のRESET信号によって再ス
タートできる。
【0188】図26において、TEMP TIMERは
32KHzクロックによってクロック制御され、図25
の自己のロジックによってリセットされる9ビットカウ
ンタ2412を有する。レジスタPMU TIMERS
内の4ビットニブルTEMPは、4〜9へのマッパー回
路2484、例えばROM、PALまたは組み合わせロ
ジックの4ビット入力へ送られる。カウンタ2412お
よびマッパー2484の9ビット出力は、コンパレータ
2486の第1および第2の9ビット入力へ接続し、等
しいか等しくないかを表示するHWTOを発生する。こ
こでTEMPは、本明細書の他のページにおけるPMU
TIMERSレジスタ用の表内のビット23−20
(TEMPTMR3−6)のための表内の行をポイント
しており、9ビットマッパー2484の出力は16のテ
ーブルの行のうちの1つに記載された時間長さに対応し
ていることに留意されたい。これら時間は一般に、テー
ブルの行の数に応じた非線形であり、図26の回路は非
線形タイマー関数(特別なケースでは線形)を効率的に
演算する。この非線形関数はマッパー2484内にハー
ドウェアで書き込むことができる。コンパレータ248
6はTEMP入力が指しているマッパーの値を示すカウ
ンタ2412の値の発生を検出し、これに応答する。ハ
ードウェアタイムアウトHWTO、またはソフトウェア
タイムアウトラインSWTOまたはWSOI制御ライン
のいずれかが、ORゲート2488の入力でアクティブ
になると、ORゲート2488の出力は32KHzでク
ロック制御されているラッチ2490のD入力へ高レベ
ル信号を送り、よって、タイマーブロック2480にQ
出力TEMPTOを送る。このTEMPTOがアクティ
ブになると、この信号はゲート2492にフィードバッ
クされ、このゲートは32KHzのクロックがカウンタ
2412に達するのを阻止し、よってカウンタ2412
の値を凍結する。カウンタ2412はラッチ2490お
よびカウンタ2412の低レベルアクティブリセットR
入力へ接続されたラインRST#上のリセット信号によ
って再スタートできる。このように種々の非リニアタイ
マーの実施例はパワーマネジメントユニット、タイマ
ー、集積回路全般にスピード、プログラム性およびダイ
面積の点で利点を与えている。
32KHzクロックによってクロック制御され、図25
の自己のロジックによってリセットされる9ビットカウ
ンタ2412を有する。レジスタPMU TIMERS
内の4ビットニブルTEMPは、4〜9へのマッパー回
路2484、例えばROM、PALまたは組み合わせロ
ジックの4ビット入力へ送られる。カウンタ2412お
よびマッパー2484の9ビット出力は、コンパレータ
2486の第1および第2の9ビット入力へ接続し、等
しいか等しくないかを表示するHWTOを発生する。こ
こでTEMPは、本明細書の他のページにおけるPMU
TIMERSレジスタ用の表内のビット23−20
(TEMPTMR3−6)のための表内の行をポイント
しており、9ビットマッパー2484の出力は16のテ
ーブルの行のうちの1つに記載された時間長さに対応し
ていることに留意されたい。これら時間は一般に、テー
ブルの行の数に応じた非線形であり、図26の回路は非
線形タイマー関数(特別なケースでは線形)を効率的に
演算する。この非線形関数はマッパー2484内にハー
ドウェアで書き込むことができる。コンパレータ248
6はTEMP入力が指しているマッパーの値を示すカウ
ンタ2412の値の発生を検出し、これに応答する。ハ
ードウェアタイムアウトHWTO、またはソフトウェア
タイムアウトラインSWTOまたはWSOI制御ライン
のいずれかが、ORゲート2488の入力でアクティブ
になると、ORゲート2488の出力は32KHzでク
ロック制御されているラッチ2490のD入力へ高レベ
ル信号を送り、よって、タイマーブロック2480にQ
出力TEMPTOを送る。このTEMPTOがアクティ
ブになると、この信号はゲート2492にフィードバッ
クされ、このゲートは32KHzのクロックがカウンタ
2412に達するのを阻止し、よってカウンタ2412
の値を凍結する。カウンタ2412はラッチ2490お
よびカウンタ2412の低レベルアクティブリセットR
入力へ接続されたラインRST#上のリセット信号によ
って再スタートできる。このように種々の非リニアタイ
マーの実施例はパワーマネジメントユニット、タイマ
ー、集積回路全般にスピード、プログラム性およびダイ
面積の点で利点を与えている。
【0189】図27において、PPU110のPMUセ
クション920A内のマスククロック発生器2340
は、信号RREGD0H(D016進レジスタアドレス
のデコード)によってクロック制御される時、内部バス
904からプログラムできるソフトウェアプログラマブ
ルレジスタMASK CPUCLK(TONTOFFと
も称される)を有する。クロック分周器2310からの
クロック信号(例えば2KHzまたは430マイクロ秒
のクロック)は、0〜127までクロックサイクルをカ
ウントし、これを連続的に繰り返す7ビットカウンタ2
520へ送られる。システムリセットがこのカウンタ2
520をリセットし、コンパレータ2530はカウンタ
2520内のカウンタがレジスタ2510内のカウント
より大きくなるか、または小さくなるかに応じてロジッ
ク1または0の信号AGTBを出力する。信号AGTB
はゲート化ロジック2535へ送られる。ロジック25
35がSTNDBYモードの存在によって通過され、ロ
ジック(論理)信号が入力信号TGRIN#をトリガー
し、クロックイネーブルNC#をマスクすると、AGT
BはPPU110の出力ピンMSKCLK#へ進む。
クション920A内のマスククロック発生器2340
は、信号RREGD0H(D016進レジスタアドレス
のデコード)によってクロック制御される時、内部バス
904からプログラムできるソフトウェアプログラマブ
ルレジスタMASK CPUCLK(TONTOFFと
も称される)を有する。クロック分周器2310からの
クロック信号(例えば2KHzまたは430マイクロ秒
のクロック)は、0〜127までクロックサイクルをカ
ウントし、これを連続的に繰り返す7ビットカウンタ2
520へ送られる。システムリセットがこのカウンタ2
520をリセットし、コンパレータ2530はカウンタ
2520内のカウンタがレジスタ2510内のカウント
より大きくなるか、または小さくなるかに応じてロジッ
ク1または0の信号AGTBを出力する。信号AGTB
はゲート化ロジック2535へ送られる。ロジック25
35がSTNDBYモードの存在によって通過され、ロ
ジック(論理)信号が入力信号TGRIN#をトリガー
し、クロックイネーブルNC#をマスクすると、AGT
BはPPU110の出力ピンMSKCLK#へ進む。
【0190】図27の波形図に示されるように、MSK
CLK#は約18Hzの繰り返しレートを有し、430
ミリ秒のクロックがカウントされる際に、55ミリ秒の
周期を有する。7ビットカウンタ2520はレートを1
28で割るので、430マイクロ秒の周期が128で乗
算され、約55ミリ秒を得る。図5、6および27に示
されるように、PPU110からMPU102へこのよ
うな低周波信号が結合される。MPU102ではAND
回路2540は、好ましくは可変デューティサイクルの
MSKCLK#制御信号に応答して、MPU102の作
動部品に公称50MHzのMPU102クロックをゲー
ト操作する。MPU102の内部ではゲート操作された
クロックの波形2545は高速パルスのうちの最初のイ
ンターバル2550を有し、その次に高速でないクロッ
クパルスの別のインターバル2552が続く。この時間
インターバル2550および2552は、MSKCLK
制御信号およびゲート操作されたクロック波形2545
の双方において同一である。MSKCLKの周波数は図
8のプリント配線ボード302上のチップ102と11
0との間に結合されるので、低くなっていることが好ま
しい。ゲート操作されるクロック回路はMPU102内
の狭い面積しか占めないことが好ましい。CPUクロッ
クの極めて高い周波数を変調するMSKCLK#の低周
波数は、システムまたはデバイスレベルで重大な高調波
を発生せず、無線周波数の妨害波(RFI)または他の
電磁妨害波(EMI)を有利に防止する。
CLK#は約18Hzの繰り返しレートを有し、430
ミリ秒のクロックがカウントされる際に、55ミリ秒の
周期を有する。7ビットカウンタ2520はレートを1
28で割るので、430マイクロ秒の周期が128で乗
算され、約55ミリ秒を得る。図5、6および27に示
されるように、PPU110からMPU102へこのよ
うな低周波信号が結合される。MPU102ではAND
回路2540は、好ましくは可変デューティサイクルの
MSKCLK#制御信号に応答して、MPU102の作
動部品に公称50MHzのMPU102クロックをゲー
ト操作する。MPU102の内部ではゲート操作された
クロックの波形2545は高速パルスのうちの最初のイ
ンターバル2550を有し、その次に高速でないクロッ
クパルスの別のインターバル2552が続く。この時間
インターバル2550および2552は、MSKCLK
制御信号およびゲート操作されたクロック波形2545
の双方において同一である。MSKCLKの周波数は図
8のプリント配線ボード302上のチップ102と11
0との間に結合されるので、低くなっていることが好ま
しい。ゲート操作されるクロック回路はMPU102内
の狭い面積しか占めないことが好ましい。CPUクロッ
クの極めて高い周波数を変調するMSKCLK#の低周
波数は、システムまたはデバイスレベルで重大な高調波
を発生せず、無線周波数の妨害波(RFI)または他の
電磁妨害波(EMI)を有利に防止する。
【0191】上記回路の実施例は、電子デバイスを説明
するものであり、この電子デバイスはデューティサイク
ルデータ用レジスタ(例えばTONTOFF)およびこ
のレジスタに結合されたクロック回路および制御回路を
有し、制御回路はクロック回路に応答してデータおよび
複数の一連のクロックパルスに応答するデューティサイ
クルを有する出力を繰り返し発生するよう構成されてお
り、一連のクロックパルスの間、またはその後には、ク
ロックパルスのないインターバルが続く。各一連のパル
スは多数のクロックパルスを有し、このパルスの数はレ
ジスタ内のデータに応答する。レジスタおよびクロック
回路は1つの集積回路チップに集積化されている。マイ
クロプロセッサ(すなわちMPU102)は、マイクロ
プロセッサをクロック制御する一連のクロックパルスを
発生するための変調信号としてデューティサイクル可変
出力を受けるように接続されており、よって、その結果
生じる変調されたクロックは、レジスタ内のデータによ
って決まるデューティサイクルを有する。クロックパル
スの無いインターバルはレジスタ内のデータに応答する
相補的な長さも有する。クロック回路はあるクロックレ
ートを有し、一連のクロックパルスは同じクロックレー
トを有する。マイクロプロセッサデバイスは第1の集積
回路上に製造されており、クロック回路およびレジスタ
は前記第1集積回路チップに結合された第2集積回路チ
ップに製造されている。
するものであり、この電子デバイスはデューティサイク
ルデータ用レジスタ(例えばTONTOFF)およびこ
のレジスタに結合されたクロック回路および制御回路を
有し、制御回路はクロック回路に応答してデータおよび
複数の一連のクロックパルスに応答するデューティサイ
クルを有する出力を繰り返し発生するよう構成されてお
り、一連のクロックパルスの間、またはその後には、ク
ロックパルスのないインターバルが続く。各一連のパル
スは多数のクロックパルスを有し、このパルスの数はレ
ジスタ内のデータに応答する。レジスタおよびクロック
回路は1つの集積回路チップに集積化されている。マイ
クロプロセッサ(すなわちMPU102)は、マイクロ
プロセッサをクロック制御する一連のクロックパルスを
発生するための変調信号としてデューティサイクル可変
出力を受けるように接続されており、よって、その結果
生じる変調されたクロックは、レジスタ内のデータによ
って決まるデューティサイクルを有する。クロックパル
スの無いインターバルはレジスタ内のデータに応答する
相補的な長さも有する。クロック回路はあるクロックレ
ートを有し、一連のクロックパルスは同じクロックレー
トを有する。マイクロプロセッサデバイスは第1の集積
回路上に製造されており、クロック回路およびレジスタ
は前記第1集積回路チップに結合された第2集積回路チ
ップに製造されている。
【0192】図27には、マイクロプロセッサデバイス
およびクロック回路を有するコンピュータシステムを作
動させる方法も示されている。この方法は、まずレジス
タにデータを記憶させる第1工程と、このデータでクロ
ック回路を制御する第2工程と、次に、このデータに応
答するデューティサイクルを有する変調、すなわちマス
キング信号出力をマイクロプロセッサに供給する第3工
程と、複数の一連のクロックパルスの間にクロックパル
スのないインターバルを挿入することにより、変調すな
わちマスキング信号によりマイクロプロセッサデバイス
内のより高い周波数のクロック信号を変調する工程とか
ら成る。
およびクロック回路を有するコンピュータシステムを作
動させる方法も示されている。この方法は、まずレジス
タにデータを記憶させる第1工程と、このデータでクロ
ック回路を制御する第2工程と、次に、このデータに応
答するデューティサイクルを有する変調、すなわちマス
キング信号出力をマイクロプロセッサに供給する第3工
程と、複数の一連のクロックパルスの間にクロックパル
スのないインターバルを挿入することにより、変調すな
わちマスキング信号によりマイクロプロセッサデバイス
内のより高い周波数のクロック信号を変調する工程とか
ら成る。
【0193】図27における7ビットカウンタ2520
のリセットR入力のための制御ロジックは、システム制
御およびフレキシビリティの点で重要な利点を与えてい
る。例えば、SMIとしてLCD190を切る信号は、
図28内のSMIマスキングに依存しており、この信号
はCPUクロックを低速にするのに使用できる。
のリセットR入力のための制御ロジックは、システム制
御およびフレキシビリティの点で重要な利点を与えてい
る。例えば、SMIとしてLCD190を切る信号は、
図28内のSMIマスキングに依存しており、この信号
はCPUクロックを低速にするのに使用できる。
【0194】3入力NANDゲート2560は、カウン
タ2520のリセット入力Rへ信号を送り、2入力OR
ゲート2562は、そのカウンタ2520のクロック入
力に信号を送る。NANDゲート2560の第1入力に
はNORゲート2564により信号が送られ、NORゲ
ート2564は高レベルアクティブの信号の高速制御信
号HISPDおよびパワーマネジメントユニットリセッ
ト信号PMURSTにそれぞれ接続された2つの入力を
有する。これら後者の信号のいずれかが高レべルとなる
と、カウンタ2520がリセットされ、MASKCLK
#が強制的に非アクティブ高レベルとされるので、CP
Uクロックは高速で作動し続ける。これらの結果は、図
23のステートマシン2030が一時的またはレディ状
態のいずれかであるか、またはパワーマネジメント機能
がリセットされる場合にまさに望まれていることであ
る。
タ2520のリセット入力Rへ信号を送り、2入力OR
ゲート2562は、そのカウンタ2520のクロック入
力に信号を送る。NANDゲート2560の第1入力に
はNORゲート2564により信号が送られ、NORゲ
ート2564は高レベルアクティブの信号の高速制御信
号HISPDおよびパワーマネジメントユニットリセッ
ト信号PMURSTにそれぞれ接続された2つの入力を
有する。これら後者の信号のいずれかが高レべルとなる
と、カウンタ2520がリセットされ、MASKCLK
#が強制的に非アクティブ高レベルとされるので、CP
Uクロックは高速で作動し続ける。これらの結果は、図
23のステートマシン2030が一時的またはレディ状
態のいずれかであるか、またはパワーマネジメント機能
がリセットされる場合にまさに望まれていることであ
る。
【0195】図27の左側の制御ゲートの残りは、43
0マイクロ秒のクロックまたは図28からの選択可能な
周期的SMI(システムマネジメントインターラプト)
クロックレート(1KHz、516、256または12
8Hz)のいずれかを選択するクロックスイッチ、すな
わち選択回路を提供するように協働している。この周期
的SMIクロックPRDSMICLKは、NANDゲー
ト2570の第1入力へ送られ、430MS.CLK信
号は別のANDゲートの第1入力へ送られる。ORゲー
ト2574の出力によって表示されるクロック選択によ
り、ANDゲート2572のうちの1つしか通過されな
い。ORゲート2574への第1入力は本発明の他の場
所に作表されたMSK SMIレジスタのビット10か
ら生じる。このビット10はマスク周期SMIまたはM
SKPRDSMIと称されており、ANDゲート257
6の第1入力端へ送られ、ORゲート2474の第1入
力へ反転されて送られ、ANDゲート2578の低レベ
ルアクティブな入力へ送られる。
0マイクロ秒のクロックまたは図28からの選択可能な
周期的SMI(システムマネジメントインターラプト)
クロックレート(1KHz、516、256または12
8Hz)のいずれかを選択するクロックスイッチ、すな
わち選択回路を提供するように協働している。この周期
的SMIクロックPRDSMICLKは、NANDゲー
ト2570の第1入力へ送られ、430MS.CLK信
号は別のANDゲートの第1入力へ送られる。ORゲー
ト2574の出力によって表示されるクロック選択によ
り、ANDゲート2572のうちの1つしか通過されな
い。ORゲート2574への第1入力は本発明の他の場
所に作表されたMSK SMIレジスタのビット10か
ら生じる。このビット10はマスク周期SMIまたはM
SKPRDSMIと称されており、ANDゲート257
6の第1入力端へ送られ、ORゲート2474の第1入
力へ反転されて送られ、ANDゲート2578の低レベ
ルアクティブな入力へ送られる。
【0196】MSKPRDSMIが高レベルである時、
ORゲート2574出力が低レベルであり、ANDゲー
ト2572を通過させるので、430マイクロ秒のクロ
ックが選択される。ORゲート2574へのTEST入
力もMSKPRDSMIが高レベルの時、意識的にいず
れかのクロックを選択するのに使用できる。MSKPR
DSMIが低レベルである時、ORゲート2574の出
力は高レベルとなり、PRDSMICLKをANDゲー
ト2570およびORゲート2560に通し、カウンタ
2520をクロック制御する。
ORゲート2574出力が低レベルであり、ANDゲー
ト2572を通過させるので、430マイクロ秒のクロ
ックが選択される。ORゲート2574へのTEST入
力もMSKPRDSMIが高レベルの時、意識的にいず
れかのクロックを選択するのに使用できる。MSKPR
DSMIが低レベルである時、ORゲート2574の出
力は高レベルとなり、PRDSMICLKをANDゲー
ト2570およびORゲート2560に通し、カウンタ
2520をクロック制御する。
【0197】NANDゲート2576および2578は
カクンタ2520リセットのためのサポートする類似す
る関数を実行する。55マイクロ秒ごとにRTC918
(図11)タイマーチックIRQOが発生し、この信号
は信号遅延されたIRQO(DIRQ0)として400
ナノ秒だけ遅延されて、NANDゲート2576の第2
入力へ送られる。図28の周期的SMI(PSMI)信
号は、選択されたSMIクロックPRDSMICKLが
1KHz、512、256または128Hzであること
に応じてそれぞれ8分の1秒、4分の1秒、2分の1秒
または1秒ごとにシステム100をウェークアップでき
る。遅延された周期的SMI信号DPSMIは400ナ
ノ秒だけ遅延されて、図27内のNANDゲート257
8の第2入力へ送られる。
カクンタ2520リセットのためのサポートする類似す
る関数を実行する。55マイクロ秒ごとにRTC918
(図11)タイマーチックIRQOが発生し、この信号
は信号遅延されたIRQO(DIRQ0)として400
ナノ秒だけ遅延されて、NANDゲート2576の第2
入力へ送られる。図28の周期的SMI(PSMI)信
号は、選択されたSMIクロックPRDSMICKLが
1KHz、512、256または128Hzであること
に応じてそれぞれ8分の1秒、4分の1秒、2分の1秒
または1秒ごとにシステム100をウェークアップでき
る。遅延された周期的SMI信号DPSMIは400ナ
ノ秒だけ遅延されて、図27内のNANDゲート257
8の第2入力へ送られる。
【0198】NANDゲート2576およびNAND2
578への低レベルアクティブな入力に供給される制御
信号MSPRDSMIは、DIRQOとDPSMIリセ
ット信号の候補点の選択を行う。MSKPRDSMIが
高レベルであれば、DIRQ0はNANDゲート257
6および2560を通るようにゲー卜操作され、55ミ
リ秒ごとにリセット信号を供給する。MSKPRDSM
Iが低レベルであれば、DPSMIがNANDゲート2
570および2560を通過するようにゲート操作さ
れ、図28内の選択に応じて8分の1秒、4分の1秒、
2分の1秒または1秒のDPSMI周期ごとにリセット
信号を供給する。
578への低レベルアクティブな入力に供給される制御
信号MSPRDSMIは、DIRQOとDPSMIリセ
ット信号の候補点の選択を行う。MSKPRDSMIが
高レベルであれば、DIRQ0はNANDゲート257
6および2560を通るようにゲー卜操作され、55ミ
リ秒ごとにリセット信号を供給する。MSKPRDSM
Iが低レベルであれば、DPSMIがNANDゲート2
570および2560を通過するようにゲート操作さ
れ、図28内の選択に応じて8分の1秒、4分の1秒、
2分の1秒または1秒のDPSMI周期ごとにリセット
信号を供給する。
【0199】上記のように、MASKCLK#回路23
40がタイマーチックレートまたはシステムマネジメン
トインターラプトレートとの組み合わせのいずれかにお
いて、スタンバイモードをサポートするようにマスクク
ロックを供給することが好ましい。図28では、PPU
110のセクション920A内のシステムマネジメント
インターラプト回路2370は24個のデータビットラ
ッチ2610を有し、これらラッチは24ビットマスク
レジスタMASK SMI2620からの24のデータ
入力をそれぞれ有し、マスクレジスタは内部バス904
からの3バイトアドレス0AC−0AE(16進)にて
ソフトウェアでプログラム可能なバイト状となってお
り、これらのアドレスはすべて本発明の他のページにビ
ットとして表に記載されている。データラッチ2610
はSOURCE SMIと称されるレジスタ2614の
24個のD入力にそれぞれ接続された24個のQ出力を
有する。レジスタ2614の24個のQ出力は3バイト
アドレス0A8−0AA(16進、これらも本発明の他
のページでビット状に作表されている)において、バイ
ト状に内部バス904上で読み出し可能である。システ
ムマネジメントインターラプトをトリガーした事象につ
いての情報が不要となった時、このレジスタ2614は
ソフトウェアによってリセット可能となる。
40がタイマーチックレートまたはシステムマネジメン
トインターラプトレートとの組み合わせのいずれかにお
いて、スタンバイモードをサポートするようにマスクク
ロックを供給することが好ましい。図28では、PPU
110のセクション920A内のシステムマネジメント
インターラプト回路2370は24個のデータビットラ
ッチ2610を有し、これらラッチは24ビットマスク
レジスタMASK SMI2620からの24のデータ
入力をそれぞれ有し、マスクレジスタは内部バス904
からの3バイトアドレス0AC−0AE(16進)にて
ソフトウェアでプログラム可能なバイト状となってお
り、これらのアドレスはすべて本発明の他のページにビ
ットとして表に記載されている。データラッチ2610
はSOURCE SMIと称されるレジスタ2614の
24個のD入力にそれぞれ接続された24個のQ出力を
有する。レジスタ2614の24個のQ出力は3バイト
アドレス0A8−0AA(16進、これらも本発明の他
のページでビット状に作表されている)において、バイ
ト状に内部バス904上で読み出し可能である。システ
ムマネジメントインターラプトをトリガーした事象につ
いての情報が不要となった時、このレジスタ2614は
ソフトウェアによってリセット可能となる。
【0200】マスクレジスタ2620のビットは、回路
2370がSMIインターラプトの可能なソースに応答
すべきかすべきでないかに応じて、1または0にセット
される。24個のデータラッチ2610は、それぞれ別
のインターラプトソースから24の異なるトラップ信号
が別々に供給される24個のクロック入力を有する。可
能なインターラプトソースのうちの6つのI/Oソース
がレジスタSOURCE SMI内のビット21−16
に対して表に記載されており、レジスタSOURCE
SMIはラッチ2630に供給し、それらの出力はデー
タラッチ2610のそれぞれのクロック入力のビットラ
ッチ21−16に接続されている。
2370がSMIインターラプトの可能なソースに応答
すべきかすべきでないかに応じて、1または0にセット
される。24個のデータラッチ2610は、それぞれ別
のインターラプトソースから24の異なるトラップ信号
が別々に供給される24個のクロック入力を有する。可
能なインターラプトソースのうちの6つのI/Oソース
がレジスタSOURCE SMI内のビット21−16
に対して表に記載されており、レジスタSOURCE
SMIはラッチ2630に供給し、それらの出力はデー
タラッチ2610のそれぞれのクロック入力のビットラ
ッチ21−16に接続されている。
【0201】周期的SMI回路2650は、ラッチ26
10のうちの1つのクロック入力を供給する。回路26
50は2ビットのプログラマブルSMI周期レジスタ2
652を有し、このレジスタはクロックセレクタ265
4を制御する。クロックセレクタ2654はレジスタ2
652内の2つのビットに応じて4つのクロック信号
(1KHz、512、216、128Hz)のうちの1
つを選択し、このクロック信号をカウンタ2656のク
ロック入力に送り、カウンタ2656は128番目のク
ロックパルスごとに供給する。カウンタ2656の出力
はラッチ2610内のビット10のためのラッチのクロ
ック入力に接続されている。
10のうちの1つのクロック入力を供給する。回路26
50は2ビットのプログラマブルSMI周期レジスタ2
652を有し、このレジスタはクロックセレクタ265
4を制御する。クロックセレクタ2654はレジスタ2
652内の2つのビットに応じて4つのクロック信号
(1KHz、512、216、128Hz)のうちの1
つを選択し、このクロック信号をカウンタ2656のク
ロック入力に送り、カウンタ2656は128番目のク
ロックパルスごとに供給する。カウンタ2656の出力
はラッチ2610内のビット10のためのラッチのクロ
ック入力に接続されている。
【0202】NORゲート2634はデータラッチ26
10の24個のQ出力からの24個の入力を有する。従
って、レジスタ2610内にクロックされたマスクされ
ていないインターラプトソースからの高レベル信号はN
ORゲート2634の出力SMITGR#を低レベルに
できる。
10の24個のQ出力からの24個の入力を有する。従
って、レジスタ2610内にクロックされたマスクされ
ていないインターラプトソースからの高レベル信号はN
ORゲート2634の出力SMITGR#を低レベルに
できる。
【0203】別のNORゲート2635がMPU102
用のPPU110のSMI#ピン上の低アクティブSM
I出力を発生する。MPU102は同じSMI#ライン
上で確認をし、プロセスに応じてソフトウェア内のSM
Iルーチンを実行する。このプロセスは、プロセス工程
でSOURCE SMIレジスタ2614を適当に読み
出したり、他のプロセスエ程ではレジスタ2614上に
フラグが立てられているSMIのソースに応じてシステ
ムマネジメント操作を実行する。
用のPPU110のSMI#ピン上の低アクティブSM
I出力を発生する。MPU102は同じSMI#ライン
上で確認をし、プロセスに応じてソフトウェア内のSM
Iルーチンを実行する。このプロセスは、プロセス工程
でSOURCE SMIレジスタ2614を適当に読み
出したり、他のプロセスエ程ではレジスタ2614上に
フラグが立てられているSMIのソースに応じてシステ
ムマネジメント操作を実行する。
【0204】図28、29および30を参照して、次に
SMI回路2370の動作について詳細に説明する。従
来の表示によれば、上付きのバーまたはZまたは#記号
のいずれかは、通常、特に表示がない限り低レベルアク
ティブ信号であることを示している。
SMI回路2370の動作について詳細に説明する。従
来の表示によれば、上付きのバーまたはZまたは#記号
のいずれかは、通常、特に表示がない限り低レベルアク
ティブ信号であることを示している。
【0205】NORゲート2638はNORゲート26
34からのSMIトリガーSMITGR#、CPUリセ
ット信号CPURST、SUSPEND信号およびSM
I発生器制御信号Q6を含む4つの入力を有する。この
実施例では、SMITGR#低レベル事象が存在し、C
PUがリセットされておらず、SUSPEND状態がな
ければ、システムマネジメントインターラプトSMIO
UT#高レベルが発生される。マルチビットシフトレジ
スタ2640からのQ4により低レベルアクティブSM
I出力イネーブル信号SMIOEZによりNORゲート
2638がイネーブルされると、PPU110のSMI
#ピンにNORゲート2638の出力が送られる。
34からのSMIトリガーSMITGR#、CPUリセ
ット信号CPURST、SUSPEND信号およびSM
I発生器制御信号Q6を含む4つの入力を有する。この
実施例では、SMITGR#低レベル事象が存在し、C
PUがリセットされておらず、SUSPEND状態がな
ければ、システムマネジメントインターラプトSMIO
UT#高レベルが発生される。マルチビットシフトレジ
スタ2640からのQ4により低レベルアクティブSM
I出力イネーブル信号SMIOEZによりNORゲート
2638がイネーブルされると、PPU110のSMI
#ピンにNORゲート2638の出力が送られる。
【0206】シフトレジスタセクション2640.
1、.2、‥‥、.N(ここでNは本実施例では6であ
る)を有し、6ビット長であるマルチビットシフトレジ
スタ2640が作動される際に、制御信号Q6が発生さ
れる。このシフトレジスタセクションのいずれも、PP
U110への同じバス104クロック信号PCLKIN
(図6のPCLKB)によってクロック制御される。
1、.2、‥‥、.N(ここでNは本実施例では6であ
る)を有し、6ビット長であるマルチビットシフトレジ
スタ2640が作動される際に、制御信号Q6が発生さ
れる。このシフトレジスタセクションのいずれも、PP
U110への同じバス104クロック信号PCLKIN
(図6のPCLKB)によってクロック制御される。
【0207】シフトレジスタ2640は、上部の2ビッ
ト(すなわちQ5およびQ6)がANDゲート2642
のそれぞれの対の入力に接続されている。ゲート264
2の第3入力は外部パワー良好信号PWRGD5により
通過される。ANDゲート2642の出力は24個のデ
ータラッチ2610の各々のリセット入力に接続されて
いる。これと対照的に、記録維持レジスタSOURCE
SMI2614はデータラッチ2610とは独立して
ソフトウェアによってリセットされる。
ト(すなわちQ5およびQ6)がANDゲート2642
のそれぞれの対の入力に接続されている。ゲート264
2の第3入力は外部パワー良好信号PWRGD5により
通過される。ANDゲート2642の出力は24個のデ
ータラッチ2610の各々のリセット入力に接続されて
いる。これと対照的に、記録維持レジスタSOURCE
SMI2614はデータラッチ2610とは独立して
ソフトウェアによってリセットされる。
【0208】シフトレジスタ2640の上部に特定の2
ビットコード(例えばQ5=1、Q6=0)が生じる
と、通過が認められたANDゲート2642は24個の
ラッチ2610のすべてに高レベルアクティブなリセッ
ト信号を供給する。このように、ラッチ2610は24
個のインターラプトソースを繰り返してサンプリングで
きる。別の態様では、リクエストが再発生しない場合、
インターラプトソースがインターラプトのためのリクエ
スト、すなわちI/Oトラップ信号化を終了させた後の
所定の時間内にSMIOUTおよびシステムマネジメン
トインターラプトSMI#を終了するよう、シフトレジ
スタ2640とラッチ2610が協働する。
ビットコード(例えばQ5=1、Q6=0)が生じる
と、通過が認められたANDゲート2642は24個の
ラッチ2610のすべてに高レベルアクティブなリセッ
ト信号を供給する。このように、ラッチ2610は24
個のインターラプトソースを繰り返してサンプリングで
きる。別の態様では、リクエストが再発生しない場合、
インターラプトソースがインターラプトのためのリクエ
スト、すなわちI/Oトラップ信号化を終了させた後の
所定の時間内にSMIOUTおよびシステムマネジメン
トインターラプトSMI#を終了するよう、シフトレジ
スタ2640とラッチ2610が協働する。
【0209】特にシフトレジスタ2640に説明を集中
すると、NORゲート2638のSMIOUT出力はシ
フトレジスタ2640の第1セクションのデータ入力に
フィードバックされ、一方、シフトレジスタ2640の
頂部または最終セクションQ6の出力がNORゲート2
638の入力のうちの1つに接続される。更に、シフト
レジスタ2640の最終ビットの前のビット、すなわち
セクションQ5の出力ステートがQ1−Q4シフトレジ
スタセクションの低レベルアクティブなイネーブルE入
力へ送られ、低いセクションのすべてからQ5自体を含
むそれぞれの次に高いセクションへの転送を凍結または
イネーブルするのに使用される。
すると、NORゲート2638のSMIOUT出力はシ
フトレジスタ2640の第1セクションのデータ入力に
フィードバックされ、一方、シフトレジスタ2640の
頂部または最終セクションQ6の出力がNORゲート2
638の入力のうちの1つに接続される。更に、シフト
レジスタ2640の最終ビットの前のビット、すなわち
セクションQ5の出力ステートがQ1−Q4シフトレジ
スタセクションの低レベルアクティブなイネーブルE入
力へ送られ、低いセクションのすべてからQ5自体を含
むそれぞれの次に高いセクションへの転送を凍結または
イネーブルするのに使用される。
【0210】NANSゲート2644はレジスタ264
0セクション91−4、例えばシフトレジスタ2640
の上部セクションを除くすべて、すなわちリセットゲー
ト2642によってデコードされていないすべてのセク
ションのリセット入力Rへリセット信号を送る。信号P
WRGD5が低レベルとなると、後者の2つのセクショ
ンがリセットされる。PWRGD5が低レベルとなるか
またはPPU110のSMI#ピンに低レベルアクティ
ブなSMI#がない場合のいずれかにおいて、NAND
ゲート2644はシフトレジスタ2640セクションQ
1−4をリセットする。
0セクション91−4、例えばシフトレジスタ2640
の上部セクションを除くすべて、すなわちリセットゲー
ト2642によってデコードされていないすべてのセク
ションのリセット入力Rへリセット信号を送る。信号P
WRGD5が低レベルとなると、後者の2つのセクショ
ンがリセットされる。PWRGD5が低レベルとなるか
またはPPU110のSMI#ピンに低レベルアクティ
ブなSMI#がない場合のいずれかにおいて、NAND
ゲート2644はシフトレジスタ2640セクションQ
1−4をリセットする。
【0211】説明のため、回路2370内の動作を図2
8〜30を参照して説明するため、低レベルになってい
るQ1−Q6によってリセットされているシフトレジス
タ2640から説明を始める。レジスタ2620によっ
てマスクされていないラッチ2610内のラッチをある
事象信号がクロックするまで、SMI#は高レベルであ
り、非アクティブであり、この時、NORゲート263
4の出力SMITGR#は低レベルとなり、低レベル信
号により通過状態とされたNORゲート2638はSM
IOUTを高レベルにし、PPU回路2370のドライ
ブによってSMI#を低レベルとする。高レベルのSM
IOUTはシフトレジスタ2640のビットQ1へ送ら
れ、連続するバス104のクロックサイクルは高レベル
ビットQ1をステージQ2、Q3、Q4を通過するよう
にシフトして、ステージQ5へ送り込む。Q4が高レベ
ルとなると、Q4と同じであるSMIOEZは(3ステ
ートの)インバータ2639をディスエーブルし、これ
によりMPU102は図29のSMIIN#によって示
されるようなSMI#上での、ちょうど開始されたSM
Iに応答する低レベルドライブシングルラインアクノレ
ッジを続ける。次に、Q5が高レベルでQ6が低レベル
であって、NANDゲート2643がラッチ2610の
すべてをリセットし、図29のトラップイグノアウィン
ドーを開始させると、これによりゲート2634および
2638内のゲートの遅延によりSMIOUTは低レベ
ルに戻る。Q5は高レベルであるので、シフトレジスタ
2640Q1が低レベルとなるが、Q1−Q4のシフト
は凍結される。高レベルのQ5がQ6内にシフトされ、
SMIOUTを低レベルとするが、ANDゲート264
2およびラッチ2610からリセットを解放する。図2
9において、MPU102のドライブが高レベルに戻る
と、SMIINは低レベルとなり、NANDゲート26
44を介してシフトレジスタ2640のビットQ1−Q
4をリセットする。Q5およびQ6は低レベルに戻り、
SMIサイクルを完了し、トラップイグノアウィンドー
を終了させる。このように、ダイ面積で効率的な回路
は、MPU102と協働してSMIウェークアップおよ
びその他のシステムの目的のためにマスク可能なソース
からのSMIインターラプト信号を供給する。
8〜30を参照して説明するため、低レベルになってい
るQ1−Q6によってリセットされているシフトレジス
タ2640から説明を始める。レジスタ2620によっ
てマスクされていないラッチ2610内のラッチをある
事象信号がクロックするまで、SMI#は高レベルであ
り、非アクティブであり、この時、NORゲート263
4の出力SMITGR#は低レベルとなり、低レベル信
号により通過状態とされたNORゲート2638はSM
IOUTを高レベルにし、PPU回路2370のドライ
ブによってSMI#を低レベルとする。高レベルのSM
IOUTはシフトレジスタ2640のビットQ1へ送ら
れ、連続するバス104のクロックサイクルは高レベル
ビットQ1をステージQ2、Q3、Q4を通過するよう
にシフトして、ステージQ5へ送り込む。Q4が高レベ
ルとなると、Q4と同じであるSMIOEZは(3ステ
ートの)インバータ2639をディスエーブルし、これ
によりMPU102は図29のSMIIN#によって示
されるようなSMI#上での、ちょうど開始されたSM
Iに応答する低レベルドライブシングルラインアクノレ
ッジを続ける。次に、Q5が高レベルでQ6が低レベル
であって、NANDゲート2643がラッチ2610の
すべてをリセットし、図29のトラップイグノアウィン
ドーを開始させると、これによりゲート2634および
2638内のゲートの遅延によりSMIOUTは低レベ
ルに戻る。Q5は高レベルであるので、シフトレジスタ
2640Q1が低レベルとなるが、Q1−Q4のシフト
は凍結される。高レベルのQ5がQ6内にシフトされ、
SMIOUTを低レベルとするが、ANDゲート264
2およびラッチ2610からリセットを解放する。図2
9において、MPU102のドライブが高レベルに戻る
と、SMIINは低レベルとなり、NANDゲート26
44を介してシフトレジスタ2640のビットQ1−Q
4をリセットする。Q5およびQ6は低レベルに戻り、
SMIサイクルを完了し、トラップイグノアウィンドー
を終了させる。このように、ダイ面積で効率的な回路
は、MPU102と協働してSMIウェークアップおよ
びその他のシステムの目的のためにマスク可能なソース
からのSMIインターラプト信号を供給する。
【0212】図31は、図5〜7のコンピュータシステ
ム実施例と関連する図31、28、33の分散パワーマ
ネジメントシステムを形成するよう、図11のPPUお
よび図9のMPUと相互に接続された図18のPCU内
のシステムマネジメントインターラプト回路1620の
一部が略図である部分ブロック図である。図31では、
本発明の他の箇所で作表された、ソケットAのためのカ
ードステータス変更レジスタ(CSC REG A)お
よびソケットBのためのカードステータス変更レジスタ
(CSC REG B)は、5つの条件GPICHG、
CDCHG、RDYCG、BWARNまたはBDEAD
のいずれかが生じた場合、カードステータス変化を表示
するそれぞれの信号A CSCおよびB CSCを発生
するよう、ORゲート2672および2674によりO
R演算されたそれぞれのビット4、3、2、1、0をそ
れぞれ有する。
ム実施例と関連する図31、28、33の分散パワーマ
ネジメントシステムを形成するよう、図11のPPUお
よび図9のMPUと相互に接続された図18のPCU内
のシステムマネジメントインターラプト回路1620の
一部が略図である部分ブロック図である。図31では、
本発明の他の箇所で作表された、ソケットAのためのカ
ードステータス変更レジスタ(CSC REG A)お
よびソケットBのためのカードステータス変更レジスタ
(CSC REG B)は、5つの条件GPICHG、
CDCHG、RDYCG、BWARNまたはBDEAD
のいずれかが生じた場合、カードステータス変化を表示
するそれぞれの信号A CSCおよびB CSCを発生
するよう、ORゲート2672および2674によりO
R演算されたそれぞれのビット4、3、2、1、0をそ
れぞれ有する。
【0213】カードSMIのために信号A CSCおよ
びB CSCがSMI NANDゲート2676および
2678のそれぞれの第1入力へ送られ、更にそれぞれ
カードサービスインターラプトNANDゲート2677
および2679の第1入力へ送られる。NANDゲート
2676および2678は、ソケットAのためのインタ
ーラプトおよび汎用制御レジスタおよびソケットBのた
めのレジスタ内の高レベルのSMIイネーブルビットS
MIENによってそれぞれ通過状態とされる。それぞれ
のソケットに対するSMIEN信号が高レベルであれ
ば、SMIはこのソケットのためにイネーブルされる。
しかしながら、SMIENはソケットAまたはBのため
に低レベルであり、それぞれのNANDゲート2677
および2679をイネーブルし、対応するA CSCま
たはB CSC信号をゲート操作し、カードサービスイ
ンターラプトとして働く。
びB CSCがSMI NANDゲート2676および
2678のそれぞれの第1入力へ送られ、更にそれぞれ
カードサービスインターラプトNANDゲート2677
および2679の第1入力へ送られる。NANDゲート
2676および2678は、ソケットAのためのインタ
ーラプトおよび汎用制御レジスタおよびソケットBのた
めのレジスタ内の高レベルのSMIイネーブルビットS
MIENによってそれぞれ通過状態とされる。それぞれ
のソケットに対するSMIEN信号が高レベルであれ
ば、SMIはこのソケットのためにイネーブルされる。
しかしながら、SMIENはソケットAまたはBのため
に低レベルであり、それぞれのNANDゲート2677
および2679をイネーブルし、対応するA CSCま
たはB CSC信号をゲート操作し、カードサービスイ
ンターラプトとして働く。
【0214】図31のSMI回路では、1)カードリン
グがインターラプトおよび汎用制御レジスタ内のカード
に対し、イネーブルCRIENが高レベルであることを
表示している場合、2)このカード用の雑レジスタ内の
カードに対し、SMIイネーブル信号に対するリング表
示が高レベルである場合、および3)このカードのため
の雑レジスタ内の、そのカードに対しリング表示変更R
ISTATが高レベルであることを条件に、更に2つの
NANDゲート2680および2682はSMI目的の
ため、カードAまたはカードBの特殊出力を発生する。
グがインターラプトおよび汎用制御レジスタ内のカード
に対し、イネーブルCRIENが高レベルであることを
表示している場合、2)このカード用の雑レジスタ内の
カードに対し、SMIイネーブル信号に対するリング表
示が高レベルである場合、および3)このカードのため
の雑レジスタ内の、そのカードに対しリング表示変更R
ISTATが高レベルであることを条件に、更に2つの
NANDゲート2680および2682はSMI目的の
ため、カードAまたはカードBの特殊出力を発生する。
【0215】NANDゲート2676、2678、26
80および2682は、その出力がそれぞれNANDゲ
ート2684の4つの入力にそれぞれ接続されている。
いずれかの出力がNANDゲート2676、2678、
2680または2682から低レベルとなると、NAN
Dゲート2684の出力は高レベルとなり、これにより
連続するインバータ2686は低レベルのPCU112
カードSMI出力ピンCRDSMI#を取り込む。この
ように、PCU112はSMI目的のため、かなりの回
路および事象データが集中化されており、PPU110
へ1ピンの出力を経済的に供給するようになっている。
テスト目的のため、信号SMIENZを供給するよう
に、NAND2684の出力および信号TESTZに接
続された入力が、NANDゲート2688にも設けられ
ている。
80および2682は、その出力がそれぞれNANDゲ
ート2684の4つの入力にそれぞれ接続されている。
いずれかの出力がNANDゲート2676、2678、
2680または2682から低レベルとなると、NAN
Dゲート2684の出力は高レベルとなり、これにより
連続するインバータ2686は低レベルのPCU112
カードSMI出力ピンCRDSMI#を取り込む。この
ように、PCU112はSMI目的のため、かなりの回
路および事象データが集中化されており、PPU110
へ1ピンの出力を経済的に供給するようになっている。
テスト目的のため、信号SMIENZを供給するよう
に、NAND2684の出力および信号TESTZに接
続された入力が、NANDゲート2688にも設けられ
ている。
【0216】PCU112のインターラプト回路におい
て、ORゲート2690はNANDゲート2677また
は2679からの出力に応答し、排他的NOR(XNO
R)ゲート2692に入力信号を供給する。このXNO
Rゲート2692の第2入力には、グローバル制御レジ
スタのため、本発明の他の箇所に作表されているよう
に、レベルモード/パルスモード制御信号をCSC L
Mビット1が供給される。このCSC LMビットは有
利なレベルモードまたはパルスモード出力選択に対し、
XNORゲート2692がORゲート2690の出力を
プログラム自在に反転したり、反転しないようにさせ
る。同様に、グローバル制御レジスタビット3のカード
AのインターラプトリクエストレベルモードAIREQ
LMおよびビット4のカードBのインターラプトリクエ
ストレベルモードBIREQLMは、カードA(A I
REQ)およびカードB(B IREQ)からのインタ
ーラプトリクエストラインにより信号が送られるそれぞ
れのXNORゲート1694および2696の作動をプ
ログラムする。XNORゲート2692、2694およ
び2696の出力は、それぞれ出力ピンIRQ5、IR
Q3およびIRQ4へ結合されており、これら出力ピン
はコンパクトにカードサービスおよびカードA並びにカ
ードBインターラプト信号をCRDSRVRQ、CRD
AIORQおよびCRDBIORQとしてPPU110
へコンパクトに送る。
て、ORゲート2690はNANDゲート2677また
は2679からの出力に応答し、排他的NOR(XNO
R)ゲート2692に入力信号を供給する。このXNO
Rゲート2692の第2入力には、グローバル制御レジ
スタのため、本発明の他の箇所に作表されているよう
に、レベルモード/パルスモード制御信号をCSC L
Mビット1が供給される。このCSC LMビットは有
利なレベルモードまたはパルスモード出力選択に対し、
XNORゲート2692がORゲート2690の出力を
プログラム自在に反転したり、反転しないようにさせ
る。同様に、グローバル制御レジスタビット3のカード
AのインターラプトリクエストレベルモードAIREQ
LMおよびビット4のカードBのインターラプトリクエ
ストレベルモードBIREQLMは、カードA(A I
REQ)およびカードB(B IREQ)からのインタ
ーラプトリクエストラインにより信号が送られるそれぞ
れのXNORゲート1694および2696の作動をプ
ログラムする。XNORゲート2692、2694およ
び2696の出力は、それぞれ出力ピンIRQ5、IR
Q3およびIRQ4へ結合されており、これら出力ピン
はコンパクトにカードサービスおよびカードA並びにカ
ードBインターラプト信号をCRDSRVRQ、CRD
AIORQおよびCRDBIORQとしてPPU110
へコンパクトに送る。
【0217】図32において、MPU102のための波
形図は、遷移2702にて低レベルから高レベルまで変
わるSTOPOSC制御信号によって終了するまで続く
クロック発振器の信号OSC(例えば50MHz)を示
す。その後、STOPOSC制御信号で逆の遷移STA
RTCTが発生し、これによりMP102内の50MH
zの発振器がイネーブルされ、多数のスタートアップサ
イクル2704が開始し、これらサイクルはCPU70
2のクロック制御をすることが禁止されている。最後
に、信頼性のあるクロックサイクル2706が利用でき
る。次に、2702で高レベルとなるSTOPOSCと
一致する遷移2712にて、信号HRESUMEが低レ
ベルとなる。しかしながら、信号HRESUMEはクロ
ックサイクル2760が利用できるようになった場合に
限り、遷移2714で高レベルとされる。
形図は、遷移2702にて低レベルから高レベルまで変
わるSTOPOSC制御信号によって終了するまで続く
クロック発振器の信号OSC(例えば50MHz)を示
す。その後、STOPOSC制御信号で逆の遷移STA
RTCTが発生し、これによりMP102内の50MH
zの発振器がイネーブルされ、多数のスタートアップサ
イクル2704が開始し、これらサイクルはCPU70
2のクロック制御をすることが禁止されている。最後
に、信頼性のあるクロックサイクル2706が利用でき
る。次に、2702で高レベルとなるSTOPOSCと
一致する遷移2712にて、信号HRESUMEが低レ
ベルとなる。しかしながら、信号HRESUMEはクロ
ックサイクル2760が利用できるようになった場合に
限り、遷移2714で高レベルとされる。
【0218】図33において、図7のMPU102内の
パワーマネジメント回路はSUSPXが低レベルとなっ
た時、操作をSUSPENDするよう、図7のSUSP
#入力コア回路702に接続された出力SUSPX制御
信号を有する。
パワーマネジメント回路はSUSPXが低レベルとなっ
た時、操作をSUSPENDするよう、図7のSUSP
#入力コア回路702に接続された出力SUSPX制御
信号を有する。
【0219】MPU102の入力ピンRSTCPUから
の高レベルアクティブりせっと信号HRESETは、N
ANDゲート2804の第1入力に接続されたインバー
タ2802によって低レベルに反転される。NANDゲ
ート2804にバッファ化されたSUSPX高レベルの
信号を出力させ、MPUコアクロックが停止するのを防
止し、よって、回路702内のラッチをクロック制御
し、よってリセットする。
の高レベルアクティブりせっと信号HRESETは、N
ANDゲート2804の第1入力に接続されたインバー
タ2802によって低レベルに反転される。NANDゲ
ート2804にバッファ化されたSUSPX高レベルの
信号を出力させ、MPUコアクロックが停止するのを防
止し、よって、回路702内のラッチをクロック制御
し、よってリセットする。
【0220】NANDゲート2804はリセット信号が
低レベルで、かつORゲート2806の出力が高レベル
となった時、コアクロックをサスペンドするよう、低レ
ベルSUSPX出力を発生する。
低レベルで、かつORゲート2806の出力が高レベル
となった時、コアクロックをサスペンドするよう、低レ
ベルSUSPX出力を発生する。
【0221】NANDゲート2804の第2入力にはO
Rゲート2806の出力が送られる。ORゲート280
6はNANDゲート2808の出力が送られる第1入力
と、デュアルNANDフリップフロップ2810の出力
が送られる第2入力を有する。NANDゲート2808
は低レベルアクティブ入力に対してはORゲートとして
働く。高レベルとなった時のORゲート2806の入力
のいずれかと、低レベルとなった時のNANDゲート2
808の入力のいずれかは、SUSPXを低レべルと
し、RSTCPUピン信号HRESETがアクティブで
なければコアクロックを停止できる。
Rゲート2806の出力が送られる。ORゲート280
6はNANDゲート2808の出力が送られる第1入力
と、デュアルNANDフリップフロップ2810の出力
が送られる第2入力を有する。NANDゲート2808
は低レベルアクティブ入力に対してはORゲートとして
働く。高レベルとなった時のORゲート2806の入力
のいずれかと、低レベルとなった時のNANDゲート2
808の入力のいずれかは、SUSPXを低レべルと
し、RSTCPUピン信号HRESETがアクティブで
なければコアクロックを停止できる。
【0222】図27のPPU110マスククロック発生
器2340からのMASKCLK#の低レベルアクティ
ブなクロック制御信号がMPU102の対応する入力へ
送られ、反転されて図33内の信号HMASKCLKを
NANDゲート2812の第1入力へ供給する。このH
MASKCLKが(コアクロックをオフにするサイクル
部分内で)低レベルとなると、NANDゲート2812
の出力は高レベルとされ、これにより信号はインバータ
2814によって反転され、このインバータの出力28
16はNANDゲート2808の第1入力に進み、この
NANDゲート2808の出力をORゲート2806で
高レベルとし、最終的にコアクロックをサスペンドする
ように低レベルのSUSPXを発生する。
器2340からのMASKCLK#の低レベルアクティ
ブなクロック制御信号がMPU102の対応する入力へ
送られ、反転されて図33内の信号HMASKCLKを
NANDゲート2812の第1入力へ供給する。このH
MASKCLKが(コアクロックをオフにするサイクル
部分内で)低レベルとなると、NANDゲート2812
の出力は高レベルとされ、これにより信号はインバータ
2814によって反転され、このインバータの出力28
16はNANDゲート2808の第1入力に進み、この
NANDゲート2808の出力をORゲート2806で
高レベルとし、最終的にコアクロックをサスペンドする
ように低レベルのSUSPXを発生する。
【0223】NANDゲート2812は第2入力を有
し、この第2入力にはPPU110のSUSPEND#
出力が送られるMPU102のSUSPEND#入力ピ
ンに対応する低レベルアクティブな制御信号HSUSP
ENDXが送られる。従って、このHSUSPENDX
が低レベルであると、リセットがアクティブでない限り
低レベルSUSPX信号によってコアクロックがサスペ
ンドされる。
し、この第2入力にはPPU110のSUSPEND#
出力が送られるMPU102のSUSPEND#入力ピ
ンに対応する低レベルアクティブな制御信号HSUSP
ENDXが送られる。従って、このHSUSPENDX
が低レベルであると、リセットがアクティブでない限り
低レベルSUSPX信号によってコアクロックがサスペ
ンドされる。
【0224】通常の作動では、テストモード入力信号n
t01は低レベルであり、NORゲート2822を通過
状態にする。テストモードに限りこのテストモード入力
信号nt01は高レベルであるが、このモードが生じた
時、インバータ2824を通った入力信号nt01はN
ANDゲート2808に低レベルのサスペンド信号を供
給する。換言すれば、テストモードではこの入力信号n
t01は高レベルであり、SUSPX信号を低レベルに
ドライブすることにより、内部CPU701のコアクロ
ックを停止させる。
t01は低レベルであり、NORゲート2822を通過
状態にする。テストモードに限りこのテストモード入力
信号nt01は高レベルであるが、このモードが生じた
時、インバータ2824を通った入力信号nt01はN
ANDゲート2808に低レベルのサスペンド信号を供
給する。換言すれば、テストモードではこの入力信号n
t01は高レベルであり、SUSPX信号を低レベルに
ドライブすることにより、内部CPU701のコアクロ
ックを停止させる。
【0225】NANDゲート2808の第3入力には、
NANDゲート2808の第3入力には、図32および
34のHRESUME信号が送られる。このレジューム
信号が低レベルであって、発振器がCPUによる通常の
使用ができるレディー状態でないことを表示している
と、リセットがアクティブでない限り、SUSPX信号
は低レベルとなる。
NANDゲート2808の第3入力には、図32および
34のHRESUME信号が送られる。このレジューム
信号が低レベルであって、発振器がCPUによる通常の
使用ができるレディー状態でないことを表示している
と、リセットがアクティブでない限り、SUSPX信号
は低レベルとなる。
【0226】フリップフロップ2810に関連した回路
を説明する前に、パワーマネジメント回路708からの
ライン727による図7のメモリコントローラ718の
図33のサスペンド制御について説明する。
を説明する前に、パワーマネジメント回路708からの
ライン727による図7のメモリコントローラ718の
図33のサスペンド制御について説明する。
【0227】NORゲート2822の(バッファ化され
た)出力は、信号HSTOPTOMCUを供給するが、
この信号は高レベルの時にメモリコントローラ718を
停止させる。NORゲート2822は低レベルアクティ
ブな入力信号HSUSPENDX、テストモードnt0
1および制御信号F IDLE(反転)のAND演算を
行う。制御信号F IDLE(反転)は内部CPU70
2の信号であって、この信号にはCPU702のサスペ
ンドアクノレッジSUSPA#が論理的に関連している
(上記で引用したTI486マイクロプロセッサ:レフ
ァレンスガイド1−9ページを参照のこと)。
た)出力は、信号HSTOPTOMCUを供給するが、
この信号は高レベルの時にメモリコントローラ718を
停止させる。NORゲート2822は低レベルアクティ
ブな入力信号HSUSPENDX、テストモードnt0
1および制御信号F IDLE(反転)のAND演算を
行う。制御信号F IDLE(反転)は内部CPU70
2の信号であって、この信号にはCPU702のサスペ
ンドアクノレッジSUSPA#が論理的に関連している
(上記で引用したTI486マイクロプロセッサ:レフ
ァレンスガイド1−9ページを参照のこと)。
【0228】実施例のこの部分は、サスペンド信号HS
USPENDXが逐次、1)ロジック2804−281
6を介してCPU702のサスペンドを開始し、2)そ
の後、ロジック2822−2828を介してメモリコン
トローラMCU718の動作をサスペンドし、3)最後
に、ロジック2834を介して発振器を停止するように
信号HSTOPOSCを発生する。
USPENDXが逐次、1)ロジック2804−281
6を介してCPU702のサスペンドを開始し、2)そ
の後、ロジック2822−2828を介してメモリコン
トローラMCU718の動作をサスペンドし、3)最後
に、ロジック2834を介して発振器を停止するように
信号HSTOPOSCを発生する。
【0229】F IDLEが高レベルとなり、SUSP
ENDXおよびNT01が低レベルとなると、インバー
タ2828の出力は低レベルとなって、NORゲート2
822の入力において、CPUのサスペンドアクノレッ
ジを表示する。NORゲート2822の出力HSTOP
TOMCUが高レベルとなると、図7のメモリ制御回路
718をディスエーブルする。
ENDXおよびNT01が低レベルとなると、インバー
タ2828の出力は低レベルとなって、NORゲート2
822の入力において、CPUのサスペンドアクノレッ
ジを表示する。NORゲート2822の出力HSTOP
TOMCUが高レベルとなると、図7のメモリ制御回路
718をディスエーブルする。
【0230】メモリ制御回路718は高レベル信号HS
TOPFMMCU(MCUからの停止信号)を供給する
ことによってアクノレッジする。デュアルNORフリッ
プフロップ2830は、第1および第2NORゲート2
832および2834を有し、各々のNORの出力は他
方のNORの第1入力に結合されている。NORゲート
2834の出力はバッファ化され、図34の回路および
発振器706へ信号HSTOPOSC(図32の発振器
停止信号STOPOSCと同じ)を供給する。この信号
は、発振器自体のみならず、そのゲート制御も停止する
ので、再スタートには多くのサイクルがかかり、図33
のNANDゲート2808用の図34の回路からアクテ
ィブなHRESUME信号(図32、33、34)が受
信されるまで、発振器の確実な利用は不可能である。
TOPFMMCU(MCUからの停止信号)を供給する
ことによってアクノレッジする。デュアルNORフリッ
プフロップ2830は、第1および第2NORゲート2
832および2834を有し、各々のNORの出力は他
方のNORの第1入力に結合されている。NORゲート
2834の出力はバッファ化され、図34の回路および
発振器706へ信号HSTOPOSC(図32の発振器
停止信号STOPOSCと同じ)を供給する。この信号
は、発振器自体のみならず、そのゲート制御も停止する
ので、再スタートには多くのサイクルがかかり、図33
のNANDゲート2808用の図34の回路からアクテ
ィブなHRESUME信号(図32、33、34)が受
信されるまで、発振器の確実な利用は不可能である。
【0231】上記のように、信号HSTOPFMMCU
は、セット信号として第1NANDゲート2832の第
2入力に接続されているので、フリップフロップ283
0はこの信号が生じた時、HSTOPFMMCUのパル
スを捕捉する。PPU110からの信号HSUSPEN
DX、例えばSUSPEND#は、リセット信号として
第2NORゲート2834の第2入力に送られるので、
高レベルとなったHSUSPENDXによってサスペン
ド状態が生じると、NORゲート2834の出力は即座
に低レベルとされ、発振器の停止状態を除く。
は、セット信号として第1NANDゲート2832の第
2入力に接続されているので、フリップフロップ283
0はこの信号が生じた時、HSTOPFMMCUのパル
スを捕捉する。PPU110からの信号HSUSPEN
DX、例えばSUSPEND#は、リセット信号として
第2NORゲート2834の第2入力に送られるので、
高レベルとなったHSUSPENDXによってサスペン
ド状態が生じると、NORゲート2834の出力は即座
に低レベルとされ、発振器の停止状態を除く。
【0232】パワーアップリセット信号PWRGOOD
03(図21内のPWRGD3を参照)が、インバータ
2836を介しNORゲート2834の第3入力へ別の
リセット信号として送られるので、電源がオンとなり、
良好状態が失われると(PWRGOOD03は低レベル
となる)、インバータ2836の出力は高レベルとな
り、NORゲート2834の出力を低レベルとし、パワ
ーアップ時に発振器206が停止すること(またはスタ
ートしないこと)のを防止する。
03(図21内のPWRGD3を参照)が、インバータ
2836を介しNORゲート2834の第3入力へ別の
リセット信号として送られるので、電源がオンとなり、
良好状態が失われると(PWRGOOD03は低レベル
となる)、インバータ2836の出力は高レベルとな
り、NORゲート2834の出力を低レベルとし、パワ
ーアップ時に発振器206が停止すること(またはスタ
ートしないこと)のを防止する。
【0233】次に、NANDゲート2808上のライン
2841上に出力を発生する回路セクション2840に
ついて説明する。この回路セクション2840の入力信
号は次のとおりである。
2841上に出力を発生する回路セクション2840に
ついて説明する。この回路セクション2840の入力信
号は次のとおりである。
【0234】L REGCOH6: 6ビットのソフト
ウェア入力によりクロックマスクを行うコンフィギュレ
ーションレジスタビット6である。 HPCLK: 水晶発振器の周波数の半分の高速クロッ
クである(公称50MHz水晶発振器による25MH
z)。 SMI IN: システムマネジメントインターラプト
インターロック HNMI: ノンマスカブルインターラプトの存在 HINTR: 通常インターラプトの存在
ウェア入力によりクロックマスクを行うコンフィギュレ
ーションレジスタビット6である。 HPCLK: 水晶発振器の周波数の半分の高速クロッ
クである(公称50MHz水晶発振器による25MH
z)。 SMI IN: システムマネジメントインターラプト
インターロック HNMI: ノンマスカブルインターラプトの存在 HINTR: 通常インターラプトの存在
【0235】2つのカスケード接続されたラッチ284
2および2844により、クロックHPCLKによるク
ロック制御されることにより、高レベルとなった時のコ
ンフィギュレーションビット6がフリップフロップ28
10用の低レベルアクティブなセットパルスで変えら
れ、反転されたQx出力を発生し、この出力はNAND
ゲート2852のそれぞれの第1入力へ送られる。コン
フィギュレーションビット6自体は直接NANDゲート
2852の第2入力へ送られる。NANDゲート285
2の出力はフリップフロップ2810の低レベルアクテ
ィブなセット入力へ送られる。カスケード接続されたラ
ッチのQx出力は、ORゲート2854の第1入力へ送
られ、ビット6はORゲート2854の他方の入力へ直
接送られるので、コンフィギュレーションビット6は低
レベルとなった時、フリップフロップ2810のための
低レベルアクティブリセットパルスに変えられる。この
ORゲート2854は双方の入力が低レベルとなった時
に低レベルとなる出力を有し、よって、介在されるゲー
ト2864および2862を介してフリップフロップ2
810へ低レベルのリセット信号を送る。
2および2844により、クロックHPCLKによるク
ロック制御されることにより、高レベルとなった時のコ
ンフィギュレーションビット6がフリップフロップ28
10用の低レベルアクティブなセットパルスで変えら
れ、反転されたQx出力を発生し、この出力はNAND
ゲート2852のそれぞれの第1入力へ送られる。コン
フィギュレーションビット6自体は直接NANDゲート
2852の第2入力へ送られる。NANDゲート285
2の出力はフリップフロップ2810の低レベルアクテ
ィブなセット入力へ送られる。カスケード接続されたラ
ッチのQx出力は、ORゲート2854の第1入力へ送
られ、ビット6はORゲート2854の他方の入力へ直
接送られるので、コンフィギュレーションビット6は低
レベルとなった時、フリップフロップ2810のための
低レベルアクティブリセットパルスに変えられる。この
ORゲート2854は双方の入力が低レベルとなった時
に低レベルとなる出力を有し、よって、介在されるゲー
ト2864および2862を介してフリップフロップ2
810へ低レベルのリセット信号を送る。
【0236】フリップフロップ2810の低レベルアク
ティブなリセット入力およびNANDゲート2852の
第3入力にパワーアップリセット信号PWRGOOD0
3が送られる。このように、パワーオンとなるがまた良
好なステートにない時、PWRGOOD03は低レベル
であり、ANDゲート2852を介してフリップフロッ
プ2810へセット入力を送るが、その低いほうのNA
NDゲートのリセット入力において、フリップフロップ
2810をリセットする。
ティブなリセット入力およびNANDゲート2852の
第3入力にパワーアップリセット信号PWRGOOD0
3が送られる。このように、パワーオンとなるがまた良
好なステートにない時、PWRGOOD03は低レベル
であり、ANDゲート2852を介してフリップフロッ
プ2810へセット入力を送るが、その低いほうのNA
NDゲートのリセット入力において、フリップフロップ
2810をリセットする。
【0237】NORゲート2860により、フリップフ
ロップ2810への低レベルアクティブなリセット信号
の別のソースが設けられており、このNORゲートはイ
ンターラプト信号HINTR、ノンマスカブルインター
ラプト信号HNMIおよびNANDゲート2864の出
力に応答する3つの高レベルアクティブな入力を有す
る。NANDゲート2864は次の3つの低レベルアク
ティブな入力に対しOR機能を行うように作動する。す
なわち、1)SMI IN、2)HMASKCLK(こ
の信号はNANDゲート2812によってSUSPEN
DxとAND演算される)および3)ORゲート285
4の出力(ビット6が低レベルとなる時のコンフィギュ
レーションビット6の低レベルアクティブパルスであ
る)。
ロップ2810への低レベルアクティブなリセット信号
の別のソースが設けられており、このNORゲートはイ
ンターラプト信号HINTR、ノンマスカブルインター
ラプト信号HNMIおよびNANDゲート2864の出
力に応答する3つの高レベルアクティブな入力を有す
る。NANDゲート2864は次の3つの低レベルアク
ティブな入力に対しOR機能を行うように作動する。す
なわち、1)SMI IN、2)HMASKCLK(こ
の信号はNANDゲート2812によってSUSPEN
DxとAND演算される)および3)ORゲート285
4の出力(ビット6が低レベルとなる時のコンフィギュ
レーションビット6の低レベルアクティブパルスであ
る)。
【0238】回路2840はシステムに利点を与える機
能を奏する。これら利点のうちで高レベルのセッティン
グコンフィギュレーションビット6はインターラプトが
生じた時を除き、信号SUSPxを介してCPUクロッ
クをサスペンドさせ、これによりインターラプトが解除
されたSUSPxと共にCPUの活動のサービスを受け
る。
能を奏する。これら利点のうちで高レベルのセッティン
グコンフィギュレーションビット6はインターラプトが
生じた時を除き、信号SUSPxを介してCPUクロッ
クをサスペンドさせ、これによりインターラプトが解除
されたSUSPxと共にCPUの活動のサービスを受け
る。
【0239】第2に、セッティングコンフィギュレーシ
ョンビット6は、低レベルになった時、インターラプト
サービスの他に活動できるようにコアクロックのサスペ
ンションを解除する。第3に、PPU110がマスクク
ロックパルス(HMASKCLK)を導入すると、回路
はレジスタビットを更新する時間のかかるソフトウェア
の工程を必要とすることなく、明らかに高レベルのコン
フィギュレーションビット6を無効にする。マスククロ
ック用のゲート2812および2814をPPU110
からゲート2864におけるロジック2840へ結合
し、フリップフロップ2810をリセットし、インター
ラプトの外に課されたサスペンションをリフトすること
により、後者の利点が得られている。
ョンビット6は、低レベルになった時、インターラプト
サービスの他に活動できるようにコアクロックのサスペ
ンションを解除する。第3に、PPU110がマスクク
ロックパルス(HMASKCLK)を導入すると、回路
はレジスタビットを更新する時間のかかるソフトウェア
の工程を必要とすることなく、明らかに高レベルのコン
フィギュレーションビット6を無効にする。マスククロ
ック用のゲート2812および2814をPPU110
からゲート2864におけるロジック2840へ結合
し、フリップフロップ2810をリセットし、インター
ラプトの外に課されたサスペンションをリフトすること
により、後者の利点が得られている。
【0240】図35において、図33の回路2840へ
マスクパルスを導入する動作のプロセスがステップごと
に波形図で示されている。第1工程1では、ソフトウェ
アによりレジスタビット6が高レベルにセットされ、ラ
イン2841上のフリップフロップ2810へのセット
パルスを高レベルとし、SUSPxを低レベルとし、コ
アクロックをマスクする。不定の介入時間3002の後
に、PPU110がマスククロック信号を高レベルのま
まにしておく代わりに、マスククロックパルスの循環を
スタートさせることが好ましい。第2工程2では、MS
KCLK信号は低レベルとなり、ロジック2812、2
814、2864、2862および2810を介してフ
リップフロップライン2841を低レベルとする。低レ
ベルのマスククロックはロジック2806−2816を
介してCPUコアをサスペンド状態に維持するので、こ
のロジックは第3工程3でマスククロック活動の確認に
応答し、ここでマスククロックは高レベルとなり、よっ
てコアサスペンド信号SUSPxが高レベルとなり、ソ
フトウェアが介入することなくマスククロック活動によ
り直接サスペンションを解除する。
マスクパルスを導入する動作のプロセスがステップごと
に波形図で示されている。第1工程1では、ソフトウェ
アによりレジスタビット6が高レベルにセットされ、ラ
イン2841上のフリップフロップ2810へのセット
パルスを高レベルとし、SUSPxを低レベルとし、コ
アクロックをマスクする。不定の介入時間3002の後
に、PPU110がマスククロック信号を高レベルのま
まにしておく代わりに、マスククロックパルスの循環を
スタートさせることが好ましい。第2工程2では、MS
KCLK信号は低レベルとなり、ロジック2812、2
814、2864、2862および2810を介してフ
リップフロップライン2841を低レベルとする。低レ
ベルのマスククロックはロジック2806−2816を
介してCPUコアをサスペンド状態に維持するので、こ
のロジックは第3工程3でマスククロック活動の確認に
応答し、ここでマスククロックは高レベルとなり、よっ
てコアサスペンド信号SUSPxが高レベルとなり、ソ
フトウェアが介入することなくマスククロック活動によ
り直接サスペンションを解除する。
【0241】図34は、図33の回路にレジューム信号
HRESUMEを供給するためのMPU内のパワーマネ
ジメント回路の別の略図である。図32の時間インター
バル2310中に高レベルとなった発振器停止信号HS
TOPOSC(図33を参照のこと)は、NORゲート
2902の出力ENXを低レベルとし、これによりNA
NDゲート2904およびその後に続くインバータ29
06を介してレジューム信号HRESUMEを低レベル
とする。
HRESUMEを供給するためのMPU内のパワーマネ
ジメント回路の別の略図である。図32の時間インター
バル2310中に高レベルとなった発振器停止信号HS
TOPOSC(図33を参照のこと)は、NORゲート
2902の出力ENXを低レベルとし、これによりNA
NDゲート2904およびその後に続くインバータ29
06を介してレジューム信号HRESUMEを低レベル
とする。
【0242】レジューム信号HRESUMEはカウンタ
ロジック2920により過渡現象2714時に図32の
インバータ2910の終了から最終的に高レベルに戻る
まで可変的に遅延される。カウンタロジック2920
は、ラッチ2922に信号を送り、ラッチ2922はN
ORゲート2924の第1入力に信号を送り、このNO
RゲートはNORゲート2902の第2入力に信号を送
る。パワーオンリセット信号PWRGOOD03は高レ
ベルとなると、カウンタロジック2920を通過し、更
にインバータ2926を通ってNORゲート2924を
通過する。ラッチ2922はNORゲート2923によ
ってクロック制御されており、NORゲート2923は
双方の1×および2×クロックが低レベルとなった時、
NORゲート2923のクロック入力に高レベル変化を
与えるNORゲート2923によってラッチ2922が
クロック制御されている。
ロジック2920により過渡現象2714時に図32の
インバータ2910の終了から最終的に高レベルに戻る
まで可変的に遅延される。カウンタロジック2920
は、ラッチ2922に信号を送り、ラッチ2922はN
ORゲート2924の第1入力に信号を送り、このNO
RゲートはNORゲート2902の第2入力に信号を送
る。パワーオンリセット信号PWRGOOD03は高レ
ベルとなると、カウンタロジック2920を通過し、更
にインバータ2926を通ってNORゲート2924を
通過する。ラッチ2922はNORゲート2923によ
ってクロック制御されており、NORゲート2923は
双方の1×および2×クロックが低レベルとなった時、
NORゲート2923のクロック入力に高レベル変化を
与えるNORゲート2923によってラッチ2922が
クロック制御されている。
【0243】NORゲート2924および2902は、
高レベルアクティブな出力HRESUME1を備えたセ
ット−リセットフリップフロップとしても働き、ここで
HSTOPOSCは高レベルアクティブなリセット信号
であり、ラッチ2922の出力は高レベルアクティブな
セット信号である。ここで、HSTOPOSCは、図3
2および33のSTOPOSCおよびHSTOPOSC
と同じであることに留意されたい。
高レベルアクティブな出力HRESUME1を備えたセ
ット−リセットフリップフロップとしても働き、ここで
HSTOPOSCは高レベルアクティブなリセット信号
であり、ラッチ2922の出力は高レベルアクティブな
セット信号である。ここで、HSTOPOSCは、図3
2および33のSTOPOSCおよびHSTOPOSC
と同じであることに留意されたい。
【0244】パルス整形器2918により、スタートカ
ウント信号STARTCTが発生され、図32のSTA
RTCTラベルによって表示されるように、STOPO
SC#(反転されたSTOPOSC)の低レベルから高
レベルへの変化に応答して、図34のカウンタ2920
へ過渡的にリセット入力を送る。図33におけるSUS
PEND条件(HSUSPENDX低レベル)が解除さ
れると、例えばこのSTARTCTの応答が生じ得る。
ウント信号STARTCTが発生され、図32のSTA
RTCTラベルによって表示されるように、STOPO
SC#(反転されたSTOPOSC)の低レベルから高
レベルへの変化に応答して、図34のカウンタ2920
へ過渡的にリセット入力を送る。図33におけるSUS
PEND条件(HSUSPENDX低レベル)が解除さ
れると、例えばこのSTARTCTの応答が生じ得る。
【0245】カウンタロジック2920において、PW
RGOOD03および低レベルのHRESUMEは共に
イネーブル信号として働き、図32のSTOPOSCに
おけるSTARTCTの遷移が生じると(公称25MH
z、すなわち50MHzの水晶発振子パルスを2で割っ
た周波数の1×パルスでクロック制御された)カウンタ
2920は、0または適当な所定のマルチビットの値か
らカウントアップまたはダウンを開始する。カウント
中、カウンタ2920の出力2921は低レベルであ
る。この低レベル信号はラッチ2922によりクロック
制御され、NORゲート2924の出力は高レベルとな
る。この時、NORゲート2902の出力は低レベルと
され(インバータを介し)イネーブルENXを無効に
し、HRESUME信号を低レベルに維持する。
RGOOD03および低レベルのHRESUMEは共に
イネーブル信号として働き、図32のSTOPOSCに
おけるSTARTCTの遷移が生じると(公称25MH
z、すなわち50MHzの水晶発振子パルスを2で割っ
た周波数の1×パルスでクロック制御された)カウンタ
2920は、0または適当な所定のマルチビットの値か
らカウントアップまたはダウンを開始する。カウント
中、カウンタ2920の出力2921は低レベルであ
る。この低レベル信号はラッチ2922によりクロック
制御され、NORゲート2924の出力は高レベルとな
る。この時、NORゲート2902の出力は低レベルと
され(インバータを介し)イネーブルENXを無効に
し、HRESUME信号を低レベルに維持する。
【0246】この実施例では、図34の回路は発振器が
成功裏にスタートしたと見なされ、HRESUMEが高
レベルとなる前に水晶発振器からの所定の数のクロック
パルス1xを待つ。ここでこれらパルスは最初は間隔が
不規則でもよく、回路は発生するパルスをカウントする
だけである。カウンタが32KHzのクロックの約30
マイクロ秒の時間の間に所定の数をカウントしなけれ
ば、h32KHzの入力信号がカウントをリセットす
る。
成功裏にスタートしたと見なされ、HRESUMEが高
レベルとなる前に水晶発振器からの所定の数のクロック
パルス1xを待つ。ここでこれらパルスは最初は間隔が
不規則でもよく、回路は発生するパルスをカウントする
だけである。カウンタが32KHzのクロックの約30
マイクロ秒の時間の間に所定の数をカウントしなけれ
ば、h32KHzの入力信号がカウントをリセットす
る。
【0247】カウンタ2920内のカウントが1×オシ
レータによる多数のクロックパルスの発生を示す少なく
とも所定のスレッショルド値(例えば152)に達する
と、その出力2921は高レベルとなり、ラッチ292
2の出力は高レベルとなり、フリップフロップ2924
の出力は低レベルとなり、よってNORゲート2902
の出力HRESUMEIは(HSTOPOSCがアクテ
ィブ高レベルとなって発振器を停止させない限り)NO
Rゲート2902の出力HRESUME1は高レベルと
なる。上記とは異なり、カウンタはプリセットした値か
ら0までカウントダウンするように構成できることに留
意されたい。カウント事象が得られると、イネーブル信
号ENXがアクティブ(低レベル)となり、図36のブ
ロック3620をイネーブルし、MPU102からクロ
ックを出力できるようにする。更にNANDゲート29
04は信号HRESUME1により通過可能状態とな
り、出力HRESUMEはNANDゲート2904への
安定性信号STBL入力がクロック2倍化フェーズロッ
クループ(PLL)から高レベルとなり、PLLが安定
化したことを表示するとすぐに、高レベルとなり、デュ
ーティサイクル値(例えば50%)内に正確に制御され
たクロック2倍化クロックを発生する。
レータによる多数のクロックパルスの発生を示す少なく
とも所定のスレッショルド値(例えば152)に達する
と、その出力2921は高レベルとなり、ラッチ292
2の出力は高レベルとなり、フリップフロップ2924
の出力は低レベルとなり、よってNORゲート2902
の出力HRESUMEIは(HSTOPOSCがアクテ
ィブ高レベルとなって発振器を停止させない限り)NO
Rゲート2902の出力HRESUME1は高レベルと
なる。上記とは異なり、カウンタはプリセットした値か
ら0までカウントダウンするように構成できることに留
意されたい。カウント事象が得られると、イネーブル信
号ENXがアクティブ(低レベル)となり、図36のブ
ロック3620をイネーブルし、MPU102からクロ
ックを出力できるようにする。更にNANDゲート29
04は信号HRESUME1により通過可能状態とな
り、出力HRESUMEはNANDゲート2904への
安定性信号STBL入力がクロック2倍化フェーズロッ
クループ(PLL)から高レベルとなり、PLLが安定
化したことを表示するとすぐに、高レベルとなり、デュ
ーティサイクル値(例えば50%)内に正確に制御され
たクロック2倍化クロックを発生する。
【0248】図36は、図5のMPUのクロック制御お
よび制御回路の一部をブロックにした略図であり、図
9、33および34に関連して読むべきである。図36
において、486CPUコア702と、PLL706
と、図33のPLU708を含むブロック701を有す
る。ブロック701の外のMPU102内には、メモリ
制御ユニットMCU718、PCIバスブリッジ716
および図34のカウンタ回路2900がある。MPU7
08はSUSPENDxおよびMASKCLKxのため
の外部ターミナルピン入力、CPUコア702からの内
部入力FIDLE、MCU718からのHSTOPFM
NCUおよびブロック2900からのHRESUME、
およびMCU718への内部出力HSTOP2MCU、
サスペンド信号SUSPおよび発振器OSCおよびカウ
ンタブロック2900へのHSTOPOSCを有する。
よび制御回路の一部をブロックにした略図であり、図
9、33および34に関連して読むべきである。図36
において、486CPUコア702と、PLL706
と、図33のPLU708を含むブロック701を有す
る。ブロック701の外のMPU102内には、メモリ
制御ユニットMCU718、PCIバスブリッジ716
および図34のカウンタ回路2900がある。MPU7
08はSUSPENDxおよびMASKCLKxのため
の外部ターミナルピン入力、CPUコア702からの内
部入力FIDLE、MCU718からのHSTOPFM
NCUおよびブロック2900からのHRESUME、
およびMCU718への内部出力HSTOP2MCU、
サスペンド信号SUSPおよび発振器OSCおよびカウ
ンタブロック2900へのHSTOPOSCを有する。
【0249】重要な改良点は、PLL706の出力と、
CPUコア702のフェーズ1/フェーズ2クロック入
力との間にクロックバッファ3610が介在されている
ことである。クロックバッファ3610のイネーブル入
力にはPMU708からの出力サスペンド信号SUSP
が送られる。この改良点により、1クロックサイクル中
にコア702をサスペンドし、その後の1クロックサイ
クルでコア702をレジュームするという利点が得られ
ている。サスペンド後に高速クロック動作に戻すプロセ
スエ程であるレジューミングは、コアリセットおよびコ
アレジスタのレストア動作を行うことなく、有利に行う
ことができる。この理由は、PMU708およびバッフ
ァ3610によってクロックがサスペンドされている時
でも、コア702がデータを保持するスタティック回路
を有しているからである。パワーマネジメントプロセス
およびこのプロセスに応答するPPU102のパワーマ
ネジメント制御回路920およびPCU112内の制御
回路1620と協働して、このようなサスペンドモード
を利用できることによりパワーを節約できる。
CPUコア702のフェーズ1/フェーズ2クロック入
力との間にクロックバッファ3610が介在されている
ことである。クロックバッファ3610のイネーブル入
力にはPMU708からの出力サスペンド信号SUSP
が送られる。この改良点により、1クロックサイクル中
にコア702をサスペンドし、その後の1クロックサイ
クルでコア702をレジュームするという利点が得られ
ている。サスペンド後に高速クロック動作に戻すプロセ
スエ程であるレジューミングは、コアリセットおよびコ
アレジスタのレストア動作を行うことなく、有利に行う
ことができる。この理由は、PMU708およびバッフ
ァ3610によってクロックがサスペンドされている時
でも、コア702がデータを保持するスタティック回路
を有しているからである。パワーマネジメントプロセス
およびこのプロセスに応答するPPU102のパワーマ
ネジメント制御回路920およびPCU112内の制御
回路1620と協働して、このようなサスペンドモード
を利用できることによりパワーを節約できる。
【0250】MPU102において、オンチップ発振回
路OSCに2つのピンを介して、例えば50または60
MHzにカットされたクロック用水晶発振子X1が接続
されており、発振回路は2分の1クロック分周器361
5へ出力OSCOUTを送り、分周器はバッファ361
7に出力を送り、バッファは次にバッファブロク362
0内の反転クロックバッファ3622の入力へ送られ
る。前記ブロック3620内の第2反転クロックバッフ
ァ3624は、分周されていないOSCOUTが供給さ
れる一対のカスケード接続されたインバータ3626お
よび3628によって信号が送られている。
路OSCに2つのピンを介して、例えば50または60
MHzにカットされたクロック用水晶発振子X1が接続
されており、発振回路は2分の1クロック分周器361
5へ出力OSCOUTを送り、分周器はバッファ361
7に出力を送り、バッファは次にバッファブロク362
0内の反転クロックバッファ3622の入力へ送られ
る。前記ブロック3620内の第2反転クロックバッフ
ァ3624は、分周されていないOSCOUTが供給さ
れる一対のカスケード接続されたインバータ3626お
よび3628によって信号が送られている。
【0251】バッファ3622の出力はPCLKOUT
(またはOUT1X)と表示されたMPU102のター
ミナルピンに接続されており、このピンは図5の外部ク
ロックバッファ回路180へ信号を供給する。図36内
により詳細に示した回路180は、それぞれのクロック
バッファを有し、これらバッファはMPU102のため
のバスクロック入力PCLKA(ピンPCLKA)、P
PU110用PCLKB、PCU112用のPCLK
C、図5のデバイス210および220用PCLKDお
よびPCLKE、およびディスプレイチップ114用の
PCLKFをドライブする。
(またはOUT1X)と表示されたMPU102のター
ミナルピンに接続されており、このピンは図5の外部ク
ロックバッファ回路180へ信号を供給する。図36内
により詳細に示した回路180は、それぞれのクロック
バッファを有し、これらバッファはMPU102のため
のバスクロック入力PCLKA(ピンPCLKA)、P
PU110用PCLKB、PCU112用のPCLK
C、図5のデバイス210および220用PCLKDお
よびPCLKE、およびディスプレイチップ114用の
PCLKFをドライブする。
【0252】入力信号PCLKAは他のすべてのチップ
クロックPCLKB−Fに対するのとほぼ同じタイミン
グで、バッファ3622からのMPUの二分周されたバ
スクロックをMPU102へ戻し、システム100内の
クロックスキューが好ましいことに最小とされる。PC
LKAにより供給される内部反転クロックバッファ36
31は、ブロック2900の1×CLK入力およびPC
Iバスブリッジ716のHPCLK入力の双方へクロッ
クHPCLK(ホストクロック)を供給する。
クロックPCLKB−Fに対するのとほぼ同じタイミン
グで、バッファ3622からのMPUの二分周されたバ
スクロックをMPU102へ戻し、システム100内の
クロックスキューが好ましいことに最小とされる。PC
LKAにより供給される内部反転クロックバッファ36
31は、ブロック2900の1×CLK入力およびPC
Iバスブリッジ716のHPCLK入力の双方へクロッ
クHPCLK(ホストクロック)を供給する。
【0253】バッファ3624は、分周されていないク
ロックをMPU102の数値プロセッサユニットクロッ
クNPUCLKのための出力ターミナルピンへ送り、こ
のMPUはブロック180内のバッファおよび抵抗を介
してプリント回路基板302上でFPU108に接続さ
れている。こうしてバッファ化されたこのクロックは、
抵抗を介してMPU102のターミナルピンFB2に戻
され、反転クロックバッファ3633の入力端に接続さ
れている。バッファ3633の出力HCLK2はMPU
102内のクロック乗算PLL706、MCU718、
MPU102内のPCIバスブリッジ716およびカウ
ンタブロック2900の2Xクロック入力に接続されて
いる。カウンタブロック2900は、入力STBLを有
し、この入力はPLLが安定化したことを表示するPL
L706からの出力に接続されている。図36内のブロ
ック2900のクロック入力CLKは、CLKと表示さ
れており、インバータ3631により信号が送られ、図
34では1Xと表示されている。
ロックをMPU102の数値プロセッサユニットクロッ
クNPUCLKのための出力ターミナルピンへ送り、こ
のMPUはブロック180内のバッファおよび抵抗を介
してプリント回路基板302上でFPU108に接続さ
れている。こうしてバッファ化されたこのクロックは、
抵抗を介してMPU102のターミナルピンFB2に戻
され、反転クロックバッファ3633の入力端に接続さ
れている。バッファ3633の出力HCLK2はMPU
102内のクロック乗算PLL706、MCU718、
MPU102内のPCIバスブリッジ716およびカウ
ンタブロック2900の2Xクロック入力に接続されて
いる。カウンタブロック2900は、入力STBLを有
し、この入力はPLLが安定化したことを表示するPL
L706からの出力に接続されている。図36内のブロ
ック2900のクロック入力CLKは、CLKと表示さ
れており、インバータ3631により信号が送られ、図
34では1Xと表示されている。
【0254】カウンタブロック2900は図34に関連
して説明したように、32KHzのクロックにより図3
6の入力RSTでリセットされる。
して説明したように、32KHzのクロックにより図3
6の入力RSTでリセットされる。
【0255】図34および36のカウンタブロック29
00出力ENXはバッファブロック3620の反転クロ
ックバッファ3622および3624の2つの低レベル
アクティブなイネーブル入力の双方に接続されている。
ブロック2900ENXおよびバッファ3620によっ
て得られるクロック制御信号は、外部ボード302環境
によって遅延されるPCLKA入力に応答自在であり、
MPU102内で発生されたPCLKOUTおよびMP
UCLK出力の双方を停止および/またはレジュームす
ることが好ましい。このように、全体のチップセットお
よびシステム100に対し、チップサイクルの停止およ
びレジュームを実現しながら、タイミングを維持し、ス
キューを最小にできる。
00出力ENXはバッファブロック3620の反転クロ
ックバッファ3622および3624の2つの低レベル
アクティブなイネーブル入力の双方に接続されている。
ブロック2900ENXおよびバッファ3620によっ
て得られるクロック制御信号は、外部ボード302環境
によって遅延されるPCLKA入力に応答自在であり、
MPU102内で発生されたPCLKOUTおよびMP
UCLK出力の双方を停止および/またはレジュームす
ることが好ましい。このように、全体のチップセットお
よびシステム100に対し、チップサイクルの停止およ
びレジュームを実現しながら、タイミングを維持し、ス
キューを最小にできる。
【0256】図37は、図5〜7のシステム実施例にお
ける周波数を決定する水晶発振子の接続およびクロック
ラインのブロック図である。図37において、このクロ
ッキング方式は4つの周波数を決定する水晶発振子X1
−X4を含む。水晶発振子X1はMPU102に接続さ
れた公称50または66MHzの水晶発振子(これより
も高い周波数または低い周波数も適当に使用できる)で
ある。PPU110は、3つの水晶発振子、すなわち公
称48MHzのX2と、公称14.318MHzのX3
と、公称32.768MHzのX4を有する。当業者で
あれば、設計のためこれよりも高い周波数または低い周
波数にすることもできよう。
ける周波数を決定する水晶発振子の接続およびクロック
ラインのブロック図である。図37において、このクロ
ッキング方式は4つの周波数を決定する水晶発振子X1
−X4を含む。水晶発振子X1はMPU102に接続さ
れた公称50または66MHzの水晶発振子(これより
も高い周波数または低い周波数も適当に使用できる)で
ある。PPU110は、3つの水晶発振子、すなわち公
称48MHzのX2と、公称14.318MHzのX3
と、公称32.768MHzのX4を有する。当業者で
あれば、設計のためこれよりも高い周波数または低い周
波数にすることもできよう。
【0257】システムが5V SUSPENDモードと
なっている時、PPU110の内部のサブシステムクロ
ックのほとんどをディスエーブルする。SUSPEND
#入力信号は信号STABLEOSCを発生するのに使
用され、この信号はSUSPEND#入力信号がアサー
トされるとすぐに低レベルとなり、SUSPEND#入
力信号のアサートが解除されて58.6ミリ秒の後に高
レベルとなる。この信号は、PPU110のサブシステ
ムのほとんどに対するクロックを停止するのに使用され
る。この58.6ミリ秒の遅延は、異なるサブブロック
へのクロックがスタートされる前に、発振器の出力が安
定化するのを保証している。クロックのディスエーブル
およびイネーブル操作はブリッジが発生しないように、
すなわちクロックパルスの最小パルス幅が維持されるよ
うに行われる。更に、PPU110によって発生され、
チップを出るクロックは停止時に低論理レベルを有する
信号を有する。
なっている時、PPU110の内部のサブシステムクロ
ックのほとんどをディスエーブルする。SUSPEND
#入力信号は信号STABLEOSCを発生するのに使
用され、この信号はSUSPEND#入力信号がアサー
トされるとすぐに低レベルとなり、SUSPEND#入
力信号のアサートが解除されて58.6ミリ秒の後に高
レベルとなる。この信号は、PPU110のサブシステ
ムのほとんどに対するクロックを停止するのに使用され
る。この58.6ミリ秒の遅延は、異なるサブブロック
へのクロックがスタートされる前に、発振器の出力が安
定化するのを保証している。クロックのディスエーブル
およびイネーブル操作はブリッジが発生しないように、
すなわちクロックパルスの最小パルス幅が維持されるよ
うに行われる。更に、PPU110によって発生され、
チップを出るクロックは停止時に低論理レベルを有する
信号を有する。
【0258】次に、(回路920A、920Bに関し)
図37および24の発振器に関連した図の双方について
説明すると、48MHzおよび14.31818MHz
の発振器のPWRDNピンにOSCOFF信号が送られ
る。14MHzクロックが安定化したことを示すSTA
BLE14MHz信号が発生され、OSCOUT(OS
C CLKとも称される)ピンに14.31818MH
zクロックがゲートアウトされる。STABLE14M
Hz信号が低レベルになるとOSCOUTピンが低レベ
ルに保持され、STABLE14MHz信号が高レベル
に戻ると、OSCOUTピンはブリッジを生じることな
く、14.31818MHzのクロックの発生を開始す
る。OSCOFF信号がデアサートされる前に、STA
BLE14MHzは低レベルにデアサートされ、STA
BLEOSC(図24ではOSCSTABLE)信号が
アサートされた後、高レベルにアサートされる。この1
4.31818MHzのOSCOUTクロックは、SU
SPEND#信号がアサートされ、VGAディスプレイ
サブシステムがパワーダウンシーケンスを通過できるよ
うになって約100ミリ秒後にドライブされる。
図37および24の発振器に関連した図の双方について
説明すると、48MHzおよび14.31818MHz
の発振器のPWRDNピンにOSCOFF信号が送られ
る。14MHzクロックが安定化したことを示すSTA
BLE14MHz信号が発生され、OSCOUT(OS
C CLKとも称される)ピンに14.31818MH
zクロックがゲートアウトされる。STABLE14M
Hz信号が低レベルになるとOSCOUTピンが低レベ
ルに保持され、STABLE14MHz信号が高レベル
に戻ると、OSCOUTピンはブリッジを生じることな
く、14.31818MHzのクロックの発生を開始す
る。OSCOFF信号がデアサートされる前に、STA
BLE14MHzは低レベルにデアサートされ、STA
BLEOSC(図24ではOSCSTABLE)信号が
アサートされた後、高レベルにアサートされる。この1
4.31818MHzのOSCOUTクロックは、SU
SPEND#信号がアサートされ、VGAディスプレイ
サブシステムがパワーダウンシーケンスを通過できるよ
うになって約100ミリ秒後にドライブされる。
【0259】ほとんどの周辺サブシステムが明確なクロ
ック制御を必要としないが、フロッピーディスクサブシ
ステムFDC/FDSに対するクロック制御について説
明する。FDC/FDSサブシステムへのクロックはF
DCブロックのFDCIDLEによって制御されてい
る。FDCIDLE信号がアサートされると、FDC/
FDSモジュールへのクロックが停止される。ECPパ
ラレルポートまたはシリアルポートモジュルに対しては
クロックは停止されない。
ック制御を必要としないが、フロッピーディスクサブシ
ステムFDC/FDSに対するクロック制御について説
明する。FDC/FDSサブシステムへのクロックはF
DCブロックのFDCIDLEによって制御されてい
る。FDCIDLE信号がアサートされると、FDC/
FDSモジュールへのクロックが停止される。ECPパ
ラレルポートまたはシリアルポートモジュルに対しては
クロックは停止されない。
【0260】32.768KHzクロックがサスペンド
/レジュームシーケンスにわたって連続的に進み、RE
SET信号は全体で非アクティブな状態に留まる。外部
クロックのPCICLK、KBRDCLK、14.3M
Hzクロックはフルスピードから0または0からフルス
ピードへ切り替わる。SUSPEND#は32KHzを
除きシステム内のすべての発振器をシャットオフするの
に使用される。クロック信号SUS 32KHZは、P
PU110によりMPU102へ供給され、主としてサ
スペンドモードのDRAM106のリフレッシュタイミ
ングのために使用される32KHzのクロック信号であ
る。SUSPEND#信号がその立ち上がりエッジで立
ち上がると、回路はイネーブルされ、14MHzの発振
器が安定化することを保証する所定の下図の32KHz
クロックサイクルの後に、OSC14MHZ STAB
LE信号を発生する。非アクティブなPWRGD3はす
べての安定なクロック出力を即座にイネーブルする。
/レジュームシーケンスにわたって連続的に進み、RE
SET信号は全体で非アクティブな状態に留まる。外部
クロックのPCICLK、KBRDCLK、14.3M
Hzクロックはフルスピードから0または0からフルス
ピードへ切り替わる。SUSPEND#は32KHzを
除きシステム内のすべての発振器をシャットオフするの
に使用される。クロック信号SUS 32KHZは、P
PU110によりMPU102へ供給され、主としてサ
スペンドモードのDRAM106のリフレッシュタイミ
ングのために使用される32KHzのクロック信号であ
る。SUSPEND#信号がその立ち上がりエッジで立
ち上がると、回路はイネーブルされ、14MHzの発振
器が安定化することを保証する所定の下図の32KHz
クロックサイクルの後に、OSC14MHZ STAB
LE信号を発生する。非アクティブなPWRGD3はす
べての安定なクロック出力を即座にイネーブルする。
【0261】PPU110からのKBC CLK出力
は、キーボードコントローラおよびスキャナに送られ
る。このクロックは48MHzの水晶発振子から適当な
分周によって得られたものであり、16、12、8また
は4MHzのクロックレートのうちの選択された1つを
発生し、そのデューティサイクルは50%の近く(例え
ば40%と60%の間)に維持されることが好ましい。
は、キーボードコントローラおよびスキャナに送られ
る。このクロックは48MHzの水晶発振子から適当な
分周によって得られたものであり、16、12、8また
は4MHzのクロックレートのうちの選択された1つを
発生し、そのデューティサイクルは50%の近く(例え
ば40%と60%の間)に維持されることが好ましい。
【0262】図38は、PPU110内のインターラプ
トルーティング回路に接続された1つ以上のPCU11
2を使用するインターラプトルーティングシステムを示
すブロック図であり、出力はMPUに接続されており、
図5〜7のシステムの例を詳細にしたものである。図3
8において、システムの実施例はPPU110とPCU
112.0、‥‥PCU112.nと表示された1つ以
上のPCUブロックの組み合わせを有する。このPPU
110はブロック161内のPCU112インターラプ
トルーティングレジスタをシャドー化する。
トルーティング回路に接続された1つ以上のPCU11
2を使用するインターラプトルーティングシステムを示
すブロック図であり、出力はMPUに接続されており、
図5〜7のシステムの例を詳細にしたものである。図3
8において、システムの実施例はPPU110とPCU
112.0、‥‥PCU112.nと表示された1つ以
上のPCUブロックの組み合わせを有する。このPPU
110はブロック161内のPCU112インターラプ
トルーティングレジスタをシャドー化する。
【0263】この回路はこれまであった問題を解決する
ものである。PCUカードインターラプトおよびカード
ステータス変更インターラプトを10個の異なる標準P
Cインターラプトラインまたはチャンネルのいずれかへ
ルーティングするようにソフトウェアが書き込まれてい
る。これらPCインターラプトはIRQ3、IRQ4、
IRQ5、IRQ7、IRQ9、IRQ10、IRQ1
1、IRQ12、IRQ14およびIRQ15と称され
る。この種類のその他のチップはかかる各々のチャンネ
ルに対しPPU内に専用のピンを必要とする。これによ
り他の機能のためにPPU上で利用可能なピンの数を減
少できる。
ものである。PCUカードインターラプトおよびカード
ステータス変更インターラプトを10個の異なる標準P
Cインターラプトラインまたはチャンネルのいずれかへ
ルーティングするようにソフトウェアが書き込まれてい
る。これらPCインターラプトはIRQ3、IRQ4、
IRQ5、IRQ7、IRQ9、IRQ10、IRQ1
1、IRQ12、IRQ14およびIRQ15と称され
る。この種類のその他のチップはかかる各々のチャンネ
ルに対しPPU内に専用のピンを必要とする。これによ
り他の機能のためにPPU上で利用可能なピンの数を減
少できる。
【0264】図38に示された回路はPCU112.n
インターラプトを3本のワイヤーを使用するだけでPP
U110チップへ送信可能にしている。PPUはPCU
内部レジスタへのホストプロセッサの書き込みをモニタ
し、この情報を使って3つの入進インターラプトを、上
にリストした10個の標準PC−ATインターラプトへ
ルート化する。PCU112.nによって出力された3
つのインターラプト信号は、カードステータス変更イン
ターラプト、カードAインターラプトおよびカードBイ
ンターラプトをキャリーする。PCU112.nは2つ
の周辺カードスロットをサポートしているにすぎないの
で、2つのインターラプト信号(1つはカードステータ
ス変更用、1つはカードインターラプト用)しか必要で
ない。
インターラプトを3本のワイヤーを使用するだけでPP
U110チップへ送信可能にしている。PPUはPCU
内部レジスタへのホストプロセッサの書き込みをモニタ
し、この情報を使って3つの入進インターラプトを、上
にリストした10個の標準PC−ATインターラプトへ
ルート化する。PCU112.nによって出力された3
つのインターラプト信号は、カードステータス変更イン
ターラプト、カードAインターラプトおよびカードBイ
ンターラプトをキャリーする。PCU112.nは2つ
の周辺カードスロットをサポートしているにすぎないの
で、2つのインターラプト信号(1つはカードステータ
ス変更用、1つはカードインターラプト用)しか必要で
ない。
【0265】ホストシステムプロセッサがPCU11
2.n内のインターラプトルーティングレジスタのうち
の1つに書き込みする際、PCU112.nおよびPP
U110の双方における対応するレジスタ内に実際にデ
ータが書き込まれる。ホストシステムプロセッサがルー
ティングレジスタアドレスから読み出しする際、PCU
112.nだけが応答し、PPU110は非アクティブ
に留まる。このように、双方のチップにおけるルーティ
ングレジスタの内容は、常に同じとなり、PCU11
2.nインターラプトをルート化するためPPU110
で使用できる。
2.n内のインターラプトルーティングレジスタのうち
の1つに書き込みする際、PCU112.nおよびPP
U110の双方における対応するレジスタ内に実際にデ
ータが書き込まれる。ホストシステムプロセッサがルー
ティングレジスタアドレスから読み出しする際、PCU
112.nだけが応答し、PPU110は非アクティブ
に留まる。このように、双方のチップにおけるルーティ
ングレジスタの内容は、常に同じとなり、PCU11
2.nインターラプトをルート化するためPPU110
で使用できる。
【0266】PPU110はPCMCIAコンパーチブ
ルなインターラプトのルーティングを決定するPCU1
12 I/Oレジスタのいくつかをシャドー化するの
で、PPU110は各PCU112のために適当なイン
ターラプトリクエストIRQラインに対してインターラ
プトを内部でルート決定できる。
ルなインターラプトのルーティングを決定するPCU1
12 I/Oレジスタのいくつかをシャドー化するの
で、PPU110は各PCU112のために適当なイン
ターラプトリクエストIRQラインに対してインターラ
プトを内部でルート決定できる。
【0267】PCU112からPPU110への3つの
信号がPCU112カードA回路、PCU112カード
B回路からのインターラプト信号およびカードA回路お
よびカードB回路の双方からのステータスインターラプ
トをキャリーする。各PCU112内のカードAおよび
Bのための1616IGCおよびIGR内のコンフィギ
ュレーションレジスタ内に記憶された情報は、これらイ
ンターラプトをATタイプのIBMコンパーチブルコン
ピュータの可能なIRQラインのうちの1つにどのよう
にルート化するかを決める。
信号がPCU112カードA回路、PCU112カード
B回路からのインターラプト信号およびカードA回路お
よびカードB回路の双方からのステータスインターラプ
トをキャリーする。各PCU112内のカードAおよび
Bのための1616IGCおよびIGR内のコンフィギ
ュレーションレジスタ内に記憶された情報は、これらイ
ンターラプトをATタイプのIBMコンパーチブルコン
ピュータの可能なIRQラインのうちの1つにどのよう
にルート化するかを決める。
【0268】例えば、ATシステム内のモデムインター
ラプトリクエスト(IRQ)はシステム内の所定のIR
Qラインへ進むが、例えばハードディスクドライブのよ
うな別の周辺機器は別の所定のIRQラインに接続して
いる。異なる機能を備えたカードが異なる時間に同じP
CMCIAカードスロットに挿入されるので、PCM1
12はどのIRQラインがカードスロット内のデバイス
に対応するIRQをキャリーするかをソートする必要が
ある。
ラプトリクエスト(IRQ)はシステム内の所定のIR
Qラインへ進むが、例えばハードディスクドライブのよ
うな別の周辺機器は別の所定のIRQラインに接続して
いる。異なる機能を備えたカードが異なる時間に同じP
CMCIAカードスロットに挿入されるので、PCM1
12はどのIRQラインがカードスロット内のデバイス
に対応するIRQをキャリーするかをソートする必要が
ある。
【0269】この情報がバス104に沿って各PCUへ
送られる際に、PPU110はこの情報も捕捉するの
で、この情報は各カードAおよびBのためのPPU11
0内のレジスタセット1222内の対応するレジスタC
SINT3−ONCBINT3−0およびCAINT3
−0内でシャドー化される。レジスタセット1222内
のこれらレジスタは、次のようにレジスタセット161
6内のレジスタに対応している。ICRAおよびICR
BはCSINT3−0内でシャドー化され、IGCAは
CAINT3−0内でシャドー化され、IGCBはCB
INT3−0内でシャドー化される。PPU110内の
レジスタセット1222内のこれらレジスタは、PPU
110内のインターラプトルーティング制御回路382
0をイネーブルし、インターラプトをシングルチップP
PU110内の内部で実現された高速ISA(AT)バ
スのように正しくPPU110のIRQラインヘルート
化する。
送られる際に、PPU110はこの情報も捕捉するの
で、この情報は各カードAおよびBのためのPPU11
0内のレジスタセット1222内の対応するレジスタC
SINT3−ONCBINT3−0およびCAINT3
−0内でシャドー化される。レジスタセット1222内
のこれらレジスタは、次のようにレジスタセット161
6内のレジスタに対応している。ICRAおよびICR
BはCSINT3−0内でシャドー化され、IGCAは
CAINT3−0内でシャドー化され、IGCBはCB
INT3−0内でシャドー化される。PPU110内の
レジスタセット1222内のこれらレジスタは、PPU
110内のインターラプトルーティング制御回路382
0をイネーブルし、インターラプトをシングルチップP
PU110内の内部で実現された高速ISA(AT)バ
スのように正しくPPU110のIRQラインヘルート
化する。
【0270】レジスタセット1222内のシャドーレジ
スタ内に記憶された情報によって決定されるように、定
義されたIRQチャンネルのアイデンティファイアをイ
ンターラプト制御部ロック914内にローディングする
ことにより、インターラプト制御ブロック914は従来
のISAインターラプト信号化方法に従って、後にMP
U102によって質問された時、ロジックユニット38
20内のPCU112.nからのインターラプトの受信
に応答して、ラインINTR上のMPU102に送られ
るインターラプトに対する定義されたIRQチャンネル
をMPU102に識別することができる。
スタ内に記憶された情報によって決定されるように、定
義されたIRQチャンネルのアイデンティファイアをイ
ンターラプト制御部ロック914内にローディングする
ことにより、インターラプト制御ブロック914は従来
のISAインターラプト信号化方法に従って、後にMP
U102によって質問された時、ロジックユニット38
20内のPCU112.nからのインターラプトの受信
に応答して、ラインINTR上のMPU102に送られ
るインターラプトに対する定義されたIRQチャンネル
をMPU102に識別することができる。
【0271】PPU110は、I/Oアドレス3E0h
(h=16進)および3E1hにそれぞれあるPCU1
12のインデックスレジスタおよびデータレジスタを宛
て先とするバス104上への、PCI I/Oの書き込
みを識別する。I/Oロケーション3E0hに書き込ま
れたインデックスがCAINT3−0(03h)、CB
INT3−0(43h)およびCSINT3−0(05
hおよび45h)を示す03h、43h、05hまたは
45hに一致した場合、データレジスタ3E1hに書き
込まれたデータはPPU110によりレジスタセット1
222内の対応するレジスタ内部に記憶される。この情
報は下記のようにインターラプトのルーティングを制御
するのに使用される。この情報はPCUインターラプト
シャドーレジスタに関連して説明するように、PCIベ
ースアドレス50−51にてPPU110から読み戻す
ことができる。ここで、1222内のPCUインターラ
プトシャドーレジスタは、PCIの取引のようにPCI
バスヘハンドシェイクを行うことなくI/Oアクセスを
使用して1616内の対応するPCU112レジスタに
書き込みが行われるたびに更新されるが、レジスタはI
/Fブロック902によって認識されるPPU110コ
ンフィギュレーションベースアドレス50−51へ直接
書き込むことによっても、レジスタを更新できる。よっ
て、先にシャドー化された情報が失われる。このように
して、(PCIコンフィギュレーションサイクルを通し
てPCUレジスタをプログラムすることを選択できる)
PCMCIAカードサービスおよびソケットサービスソ
フトウェアは、PPUインターラプトルーティング制御
レジスタへ適当なインターラプトルーティング情報を書
き込むことができる。
(h=16進)および3E1hにそれぞれあるPCU1
12のインデックスレジスタおよびデータレジスタを宛
て先とするバス104上への、PCI I/Oの書き込
みを識別する。I/Oロケーション3E0hに書き込ま
れたインデックスがCAINT3−0(03h)、CB
INT3−0(43h)およびCSINT3−0(05
hおよび45h)を示す03h、43h、05hまたは
45hに一致した場合、データレジスタ3E1hに書き
込まれたデータはPPU110によりレジスタセット1
222内の対応するレジスタ内部に記憶される。この情
報は下記のようにインターラプトのルーティングを制御
するのに使用される。この情報はPCUインターラプト
シャドーレジスタに関連して説明するように、PCIベ
ースアドレス50−51にてPPU110から読み戻す
ことができる。ここで、1222内のPCUインターラ
プトシャドーレジスタは、PCIの取引のようにPCI
バスヘハンドシェイクを行うことなくI/Oアクセスを
使用して1616内の対応するPCU112レジスタに
書き込みが行われるたびに更新されるが、レジスタはI
/Fブロック902によって認識されるPPU110コ
ンフィギュレーションベースアドレス50−51へ直接
書き込むことによっても、レジスタを更新できる。よっ
て、先にシャドー化された情報が失われる。このように
して、(PCIコンフィギュレーションサイクルを通し
てPCUレジスタをプログラムすることを選択できる)
PCMCIAカードサービスおよびソケットサービスソ
フトウェアは、PPUインターラプトルーティング制御
レジスタへ適当なインターラプトルーティング情報を書
き込むことができる。
【0272】PCU112のあるコンフィギュレーショ
ンは、ソケットからカードAまたはBのようなカードを
抜いた時、レジスタのうちのいくつかをリセットし、自
動的にインターラプトルーティングをディスエーブルで
きるようにする。PPU110はPCUソケットから既
にPCMCIAカードが抜かれているかどうかを判断で
きないので、これは自動的にインターラプトルーティン
グをディスエーブルできない。従って、システムはカー
ドが抜かれた時に、カードサービスインターラプトCR
DSRVRQを適当に発生し、PPU110内でインタ
ーラプトルーティングをディスエーブルするよう、コン
ピュータコード内に実現されたプロセス工程を含むよう
に、プロセス内にソフトウェア内のインターラプトサー
ビスルーチンを適当にプログラムする。
ンは、ソケットからカードAまたはBのようなカードを
抜いた時、レジスタのうちのいくつかをリセットし、自
動的にインターラプトルーティングをディスエーブルで
きるようにする。PPU110はPCUソケットから既
にPCMCIAカードが抜かれているかどうかを判断で
きないので、これは自動的にインターラプトルーティン
グをディスエーブルできない。従って、システムはカー
ドが抜かれた時に、カードサービスインターラプトCR
DSRVRQを適当に発生し、PPU110内でインタ
ーラプトルーティングをディスエーブルするよう、コン
ピュータコード内に実現されたプロセス工程を含むよう
に、プロセス内にソフトウェア内のインターラプトサー
ビスルーチンを適当にプログラムする。
【0273】PCU110レジスタのためのこの詳細な
説明における表では、インターラプトおよび汎用制御
(IGC)レジスタは8ビットであり、各ビットは各カ
ードAまたはBに対応している。IGC−A内における
LSBの4ビットCINT3−0は、カードAのための
PCカードI/Oインターラプト用のルーティングを選
択する。IGC−B内のLSB4ビットCINT3−0
は、カードBのためのPCカードのI/Oインターラプ
トのためのルーティングを選択する。
説明における表では、インターラプトおよび汎用制御
(IGC)レジスタは8ビットであり、各ビットは各カ
ードAまたはBに対応している。IGC−A内における
LSBの4ビットCINT3−0は、カードAのための
PCカードI/Oインターラプト用のルーティングを選
択する。IGC−B内のLSB4ビットCINT3−0
は、カードBのためのPCカードのI/Oインターラプ
トのためのルーティングを選択する。
【0274】カードステータス変更CSCインターラプ
トコンフィギュレーションレジスタICRは8ビットで
あり、各ビットは各カードAまたはBに対応する。IC
R−A内のLSBの4ビットSINT3−0は、カード
AのためのCSCインターラプトのためのルーティング
を選択し、ICR−B内のLSBの4つのビットSIN
T3−0はカードBのためのCSCインターラプトのた
めのルーティングを選択する。
トコンフィギュレーションレジスタICRは8ビットで
あり、各ビットは各カードAまたはBに対応する。IC
R−A内のLSBの4ビットSINT3−0は、カード
AのためのCSCインターラプトのためのルーティング
を選択し、ICR−B内のLSBの4つのビットSIN
T3−0はカードBのためのCSCインターラプトのた
めのルーティングを選択する。
【0275】IGCおよびICRレジスタを説明するた
めの本明細書の他の場所におけるより大きな表内のビッ
トに対しはめ込まれた表0000−1111内には、A
のためのこの4ビットCINT3−0およびAのための
SINT3−0、同様に、Bのための4ビットの各々に
おけるコードによって構成されたインターラプトルーテ
ィングのための表が示されている。
めの本明細書の他の場所におけるより大きな表内のビッ
トに対しはめ込まれた表0000−1111内には、A
のためのこの4ビットCINT3−0およびAのための
SINT3−0、同様に、Bのための4ビットの各々に
おけるコードによって構成されたインターラプトルーテ
ィングのための表が示されている。
【0276】CPU112がコンピュータシステム内で
スタンドアローンデバイスとして使用される時、このP
CUは、IRQ3、4、5プラス7つのその他のIRQ
として、図38に示されている10のインターラプトラ
インおよびピンへ選択マルチプレクサ3810を介して
それぞれ選択するよう、カードAおよびカードBからの
ステータス変更インターラプトを適当にルート化する。
しかしながらPCU112が図38に示され、チップセ
ット名環境(チップセット名イネーブルビット=1)と
称されるシステム100の環境内で使用される際、図3
1のXNORゲート2692、2694、2696から
の3つのインターラプト出力は、直接セレクタ3810
を介し3つの対応する所定のIRQピン、ここではIR
Q3、4、5へルート化される。チップセット名イネー
ブルビットは初期化レジスタ内ではビット0であり、こ
の初期化レジスタは本発明の別のページでPCU112
に対する拡張レジスタと共に表に記載されている。この
チップセット名イネーブルビットは、値を0にホールド
するようにデフォルトまたはソフトウェアによりリセッ
トされると、セレクタマルチプレクサ3810のための
スタンドアローンデバイスモードが選択される。
スタンドアローンデバイスとして使用される時、このP
CUは、IRQ3、4、5プラス7つのその他のIRQ
として、図38に示されている10のインターラプトラ
インおよびピンへ選択マルチプレクサ3810を介して
それぞれ選択するよう、カードAおよびカードBからの
ステータス変更インターラプトを適当にルート化する。
しかしながらPCU112が図38に示され、チップセ
ット名環境(チップセット名イネーブルビット=1)と
称されるシステム100の環境内で使用される際、図3
1のXNORゲート2692、2694、2696から
の3つのインターラプト出力は、直接セレクタ3810
を介し3つの対応する所定のIRQピン、ここではIR
Q3、4、5へルート化される。チップセット名イネー
ブルビットは初期化レジスタ内ではビット0であり、こ
の初期化レジスタは本発明の別のページでPCU112
に対する拡張レジスタと共に表に記載されている。この
チップセット名イネーブルビットは、値を0にホールド
するようにデフォルトまたはソフトウェアによりリセッ
トされると、セレクタマルチプレクサ3810のための
スタンドアローンデバイスモードが選択される。
【0277】PPU110は、カードAおよびカードB
に対するステータス変更インターラプトルーティングを
決めるPCU112レジスタのロケーションをシャドー
化するが、好ましい実施例ではPPU110の内部の1
つのシャドーレジスタ(PPU110の1222内のP
CUインターラプトシャドーレジスタ)が維持される。
この結果、PCU112がカードAおよびカードBのス
テータス変更インターラプトを別のIRQラインへルー
ト化するようにセットアップされると、PPUは最も最
近にプログラムされたインターラプトルーティングリク
エストに応答するだけである。例えば、PCU112が
カードAステータス変更インターラプトをIRQ4へル
ート化するようにプログラムされており、その後、カー
ドBステータス変更インターラプトがIRQ7へルート
化されると、PPU110はすべてのステータス変更イ
ンターラプトをIRQ7へルート化する。しかしなが
ら、現在のPCUCIAカードサービスおよびソケット
サービスソフトウェアは、レジスタICRAおよびIC
RBの双方に同じ値を書き込むことが求められている。
いずれの場合でも、このように少なくとも1つのカード
がステータス変更を有していた重要なシステム情報は、
カードサービスインターラプトリクエストCRDSRV
RIORQのための1本だけのラインによりPPU11
0へ効率的にルート化される。
に対するステータス変更インターラプトルーティングを
決めるPCU112レジスタのロケーションをシャドー
化するが、好ましい実施例ではPPU110の内部の1
つのシャドーレジスタ(PPU110の1222内のP
CUインターラプトシャドーレジスタ)が維持される。
この結果、PCU112がカードAおよびカードBのス
テータス変更インターラプトを別のIRQラインへルー
ト化するようにセットアップされると、PPUは最も最
近にプログラムされたインターラプトルーティングリク
エストに応答するだけである。例えば、PCU112が
カードAステータス変更インターラプトをIRQ4へル
ート化するようにプログラムされており、その後、カー
ドBステータス変更インターラプトがIRQ7へルート
化されると、PPU110はすべてのステータス変更イ
ンターラプトをIRQ7へルート化する。しかしなが
ら、現在のPCUCIAカードサービスおよびソケット
サービスソフトウェアは、レジスタICRAおよびIC
RBの双方に同じ値を書き込むことが求められている。
いずれの場合でも、このように少なくとも1つのカード
がステータス変更を有していた重要なシステム情報は、
カードサービスインターラプトリクエストCRDSRV
RIORQのための1本だけのラインによりPPU11
0へ効率的にルート化される。
【0278】シャドー化された交換可能なカードアーキ
テクチャオフセットロケーション03h、43hのSM
IENビット(ビット4)は、PCU112のカードス
テータス変更CSCインターラプトをPCU112のS
MIピンへルート化するのか、またはATコンパーチブ
ルなIRQピンへルート化するのかを決定する。ATコ
ンパーチブルなIRQルーティングが選択されると、I
GRレジスタ(レジスタ05および45)のSINT3
−0ビット(ビット7、6、5、4(7:4))が、こ
れらレジスタのためのSINT3−0の表に示されるよ
うに、どのようにカードステータスインターラプトをル
ート化すべきかを決定する。
テクチャオフセットロケーション03h、43hのSM
IENビット(ビット4)は、PCU112のカードス
テータス変更CSCインターラプトをPCU112のS
MIピンへルート化するのか、またはATコンパーチブ
ルなIRQピンへルート化するのかを決定する。ATコ
ンパーチブルなIRQルーティングが選択されると、I
GRレジスタ(レジスタ05および45)のSINT3
−0ビット(ビット7、6、5、4(7:4))が、こ
れらレジスタのためのSINT3−0の表に示されるよ
うに、どのようにカードステータスインターラプトをル
ート化すべきかを決定する。
【0279】図39は、カードAおよびB、並びにカー
ドサービスのための3つのインターラプトリクエストに
応答する図38のロジック回路3820内の選択された
信号の波形および動作プロセスの図である。ロジック3
820はこれら信号を選択マルチプレクサ3830へ送
り、マルチプレクサは図43に示すように、インターラ
プト制御信号に対するシャドー化情報に従って、3つの
インターラプトCSINT3−0、CBINT3−0、
CAINT3−0をルート化する。3つのインターラプ
トリクエストは予測できない長さを有していることがあ
り、インターラプト回路は所定長さの信号を使用するこ
とが好ましいので、ロジック3820はカードA用の所
定長さの信号QAのような信号、およびその他の2つの
インターラプトリクエストCRDBIORQおよびCR
DSRVRQのための類似する信号QAを発生するよう
に応答できる。
ドサービスのための3つのインターラプトリクエストに
応答する図38のロジック回路3820内の選択された
信号の波形および動作プロセスの図である。ロジック3
820はこれら信号を選択マルチプレクサ3830へ送
り、マルチプレクサは図43に示すように、インターラ
プト制御信号に対するシャドー化情報に従って、3つの
インターラプトCSINT3−0、CBINT3−0、
CAINT3−0をルート化する。3つのインターラプ
トリクエストは予測できない長さを有していることがあ
り、インターラプト回路は所定長さの信号を使用するこ
とが好ましいので、ロジック3820はカードA用の所
定長さの信号QAのような信号、およびその他の2つの
インターラプトリクエストCRDBIORQおよびCR
DSRVRQのための類似する信号QAを発生するよう
に応答できる。
【0280】図40および41は、図11のPPU11
0と関連させて他ページで説明したアービッタ906に
よるアービットレーション中のフェアなローテーション
を行うための操作プロセスを説明するものである。図4
2は、パラレルポート938と関連して他ページで説明
したような、図11のPPUのパラレルポート938の
実施例を備えた高速内部PPUバス904のより詳細な
ブロック図である。パラレルポートインターフェース4
245に対する外部ターミナルへのピンアウトは他ペー
ジに作表されていることに留意されたい。オンチップ改
良された高速ATバス904に対するインターフェース
4210への接続について説明を集中する。16ビット
データサブバスSDOおよびSDIの2つの組はそれぞ
れバスSDI上の入力をI/F4210の入力SDI1
5−0へキャリーすること、およびI/F4210から
バスSDOの下位バイトレーンSDO7−0へキャリー
することに特殊化されている。SDI/SDOインター
フェースI/F4250により、SDIデータバスとS
DOデータバスとの間でデータが転送される。外部入力
のステートおよび外部へ送られる内部で発生されたSD
Oバス出力のステートを表すように、SDI−データバ
スが接続されている。これと対照的に、SDOデータバ
スが内部で発生された信号を内部の宛て先にキャリーす
る際、SDIのステートとSDOのステートが異なる。
この構造は、1つの実施例における多くの3ステート回
路を有利に除いている。このように、図11および42
においてバス904およびこれに接続された周辺機器を
オンチップで実現したことにより、バス904のクロッ
ク速度は対応するATタイプの外部ボードに基づくバス
のクロック速度よりも速くなるだけでなく、データバス
の幅も2倍になる。
0と関連させて他ページで説明したアービッタ906に
よるアービットレーション中のフェアなローテーション
を行うための操作プロセスを説明するものである。図4
2は、パラレルポート938と関連して他ページで説明
したような、図11のPPUのパラレルポート938の
実施例を備えた高速内部PPUバス904のより詳細な
ブロック図である。パラレルポートインターフェース4
245に対する外部ターミナルへのピンアウトは他ペー
ジに作表されていることに留意されたい。オンチップ改
良された高速ATバス904に対するインターフェース
4210への接続について説明を集中する。16ビット
データサブバスSDOおよびSDIの2つの組はそれぞ
れバスSDI上の入力をI/F4210の入力SDI1
5−0へキャリーすること、およびI/F4210から
バスSDOの下位バイトレーンSDO7−0へキャリー
することに特殊化されている。SDI/SDOインター
フェースI/F4250により、SDIデータバスとS
DOデータバスとの間でデータが転送される。外部入力
のステートおよび外部へ送られる内部で発生されたSD
Oバス出力のステートを表すように、SDI−データバ
スが接続されている。これと対照的に、SDOデータバ
スが内部で発生された信号を内部の宛て先にキャリーす
る際、SDIのステートとSDOのステートが異なる。
この構造は、1つの実施例における多くの3ステート回
路を有利に除いている。このように、図11および42
においてバス904およびこれに接続された周辺機器を
オンチップで実現したことにより、バス904のクロッ
ク速度は対応するATタイプの外部ボードに基づくバス
のクロック速度よりも速くなるだけでなく、データバス
の幅も2倍になる。
【0281】I/O読み出し信号IOR#およびIOR
#書き込みIOW#のための制御CTRLラインは、I
/F4210に接続している。バス904のSAアドレ
スサブバスからの3本のアドレスラインSA2−0は、
I/F4210へのアドレス入力として供給されてい
る。パラレルポートチップ選択PPCS#および拡張能
力ポートECPチップ選択ECPCS#のためのチップ
選択信号は、SAバスのフル状態の幅からブロックAD
R DECODEによってデコードされる。DMAリク
エストPDRQは、パラレルポートのI/F4210か
らDMAブロックへ送られ、DMAアクノーリッジライ
ンPDACK#がDMAからI/F4210へ戻されて
いる。パラレルポートインターラプトリクエストライン
PIRQも設けられており、SYSCLOCKによりク
ロッキングも行われている。データルータ1210には
パラレルデータ出力イネーブルPDOEN#およびパラ
レルポート読み出しイネーブルPPRDEN#のための
I/F4210からの信号が送られる。
#書き込みIOW#のための制御CTRLラインは、I
/F4210に接続している。バス904のSAアドレ
スサブバスからの3本のアドレスラインSA2−0は、
I/F4210へのアドレス入力として供給されてい
る。パラレルポートチップ選択PPCS#および拡張能
力ポートECPチップ選択ECPCS#のためのチップ
選択信号は、SAバスのフル状態の幅からブロックAD
R DECODEによってデコードされる。DMAリク
エストPDRQは、パラレルポートのI/F4210か
らDMAブロックへ送られ、DMAアクノーリッジライ
ンPDACK#がDMAからI/F4210へ戻されて
いる。パラレルポートインターラプトリクエストライン
PIRQも設けられており、SYSCLOCKによりク
ロッキングも行われている。データルータ1210には
パラレルデータ出力イネーブルPDOEN#およびパラ
レルポート読み出しイネーブルPPRDEN#のための
I/F4210からの信号が送られる。
【0282】図43および44は、図38のPPUイン
ターラプトブロック914を参照して他ページで説明し
たようなインターラプトルーティング回路のより詳細な
ブロック図である。図70および65のドッキングステ
ーション7内のISAカードからのインターラプトも、
PPU110内のサイドバンドシリアルポート7010
との間でシリアルに通信される。これらインターラプト
IRQxは、インターラプトルータブロック3830を
介して特定のIRQの番号のついたインターラプト入力
ライン(コントローラ914に対する)へルート化さ
れ、この入力ラインにはISA技術により各ISAカー
ドのアイデンティティが対応している。このルーティン
グは所定の態様でドッキングステーション内のISAカ
ードを単にジャンパリングし、次にカードA、Bおよび
カードサービスのインターラプトのルーティングが予め
既知にできること、または特定かできることを条件に、
コントローラ914の対応するIRQ番号のついた入力
ラインへのブロック3830内のすべてのIRQxライ
ンをOR演算することにより、第1実施例で確立されて
いる。第2実施例では、バス904からのBIOSによ
って設定された追加制御レジスタが、このルーティング
のための制御情報を供給し、ルーティング回路3830
がこの制御情報に応答して2つのインターラプトドッキ
ングステーションから隠し、コントローラ914に対す
る同じIRQ番号の付いた入力をPCU112がドライ
ブしないようにする。
ターラプトブロック914を参照して他ページで説明し
たようなインターラプトルーティング回路のより詳細な
ブロック図である。図70および65のドッキングステ
ーション7内のISAカードからのインターラプトも、
PPU110内のサイドバンドシリアルポート7010
との間でシリアルに通信される。これらインターラプト
IRQxは、インターラプトルータブロック3830を
介して特定のIRQの番号のついたインターラプト入力
ライン(コントローラ914に対する)へルート化さ
れ、この入力ラインにはISA技術により各ISAカー
ドのアイデンティティが対応している。このルーティン
グは所定の態様でドッキングステーション内のISAカ
ードを単にジャンパリングし、次にカードA、Bおよび
カードサービスのインターラプトのルーティングが予め
既知にできること、または特定かできることを条件に、
コントローラ914の対応するIRQ番号のついた入力
ラインへのブロック3830内のすべてのIRQxライ
ンをOR演算することにより、第1実施例で確立されて
いる。第2実施例では、バス904からのBIOSによ
って設定された追加制御レジスタが、このルーティング
のための制御情報を供給し、ルーティング回路3830
がこの制御情報に応答して2つのインターラプトドッキ
ングステーションから隠し、コントローラ914に対す
る同じIRQ番号の付いた入力をPCU112がドライ
ブしないようにする。
【0283】図45は図5−7の好ましい実施例のシス
テムの作動のプロセスまたは方法のフロー図である。図
45において、PPU110内のPMU(パワーマネジ
メントユニット)ハードウェアがBIOSソフトウェア
4510を実行するMPUI02へSMIインターラプ
トを送ることにより、システムマネジメント事象のBI
OSソフトウェア4510を通知する。BIOSソフト
ウェアはPCU112のPPU110、1616のMP
U102、1222のコンフィギュレーションレジスタ
712およびバス104に接続された他のデバイスの各
々内のコンフィギュレーションレジスタをプログラムす
ることによりコマンドを送る。パワーマネジメント機能
を有するオペレーティングシステム(OS)4520、
例えばDOSまたはウィンドウズまたはその他のオペレ
ーティングシステムは、BIOS4510によって供給
された情報からの事象をポーリングし、CPU IDL
E通知をBIOS4510へ戻す。オペレーティングシ
ステムはシステムの事象の通知をアプリケーションソフ
トウェア4530へ送る。OSおよび/またはアプリケ
ーションの一方または双方は、パワーマネジメントソフ
トウェア4540にインターラプトを送る。パワーマネ
ジメントソフトウェア4540はPPU110のPMU
920ハードウェア内のTONTFFのT(オン)/T
(オフ)調節するための出力を発生する。
テムの作動のプロセスまたは方法のフロー図である。図
45において、PPU110内のPMU(パワーマネジ
メントユニット)ハードウェアがBIOSソフトウェア
4510を実行するMPUI02へSMIインターラプ
トを送ることにより、システムマネジメント事象のBI
OSソフトウェア4510を通知する。BIOSソフト
ウェアはPCU112のPPU110、1616のMP
U102、1222のコンフィギュレーションレジスタ
712およびバス104に接続された他のデバイスの各
々内のコンフィギュレーションレジスタをプログラムす
ることによりコマンドを送る。パワーマネジメント機能
を有するオペレーティングシステム(OS)4520、
例えばDOSまたはウィンドウズまたはその他のオペレ
ーティングシステムは、BIOS4510によって供給
された情報からの事象をポーリングし、CPU IDL
E通知をBIOS4510へ戻す。オペレーティングシ
ステムはシステムの事象の通知をアプリケーションソフ
トウェア4530へ送る。OSおよび/またはアプリケ
ーションの一方または双方は、パワーマネジメントソフ
トウェア4540にインターラプトを送る。パワーマネ
ジメントソフトウェア4540はPPU110のPMU
920ハードウェア内のTONTFFのT(オン)/T
(オフ)調節するための出力を発生する。
【0284】本明細書に説明した実施例は、パッシブお
よびアクティブなパワーマネジメントアルゴリズムとコ
ンパーチブルであり、パッシブなパワーマネジメントア
ルゴリズムはシステムアクティビティ(非アクティビテ
ィ)タイマー、例えば図25のタイマーに基づき、CP
Uクロックを反作用的に調節する。アクティブパワーマ
ネジメントアルゴリズムはCPUアクティビティを推定
し、特性を適応的にできる。
よびアクティブなパワーマネジメントアルゴリズムとコ
ンパーチブルであり、パッシブなパワーマネジメントア
ルゴリズムはシステムアクティビティ(非アクティビテ
ィ)タイマー、例えば図25のタイマーに基づき、CP
Uクロックを反作用的に調節する。アクティブパワーマ
ネジメントアルゴリズムはCPUアクティビティを推定
し、特性を適応的にできる。
【0285】図46は、図5−7の好ましい実施例のシ
ステムにおける図27のTONTOFFレジスタのパワ
ーマネジメント調節用のプロセスすなわち作動方法のフ
ロー図である。BEGINおよび初期化値、例えばステ
ップ4605における50%デューティサイクルへのT
ONTOFFの初期化の後に、システムアイドルステー
タスのためのテストステップ4610と共にオペレーシ
ョンが進み、このオぺレーションがアイドルステータス
が見つかるまで繰り返され、アイドルステータスが見つ
かると、オペレーションはステップ4620まで進み、
55msのタイマーチックインターラプトIRQ0をチ
ェックする。このインターラプトが検出されるとステッ
プ4630に進み、PPU110内のPMU920のキ
ーボード、マウス、ディスプレイVGA、ハードディス
ク、タイマーおよびステータスカウンタだけでなく、P
CU112内のアクティビティタイマーもモニタする。
このようなアプローチでは、ステップ4630に従うソ
フトウェア(例えば各IRQ0DOSタイマーチック上
のバス904を介し、図25の8つのカウンタの各々に
おける高位の4ビット(または所望する場合にはすて
べ)がつなぎ合わされ、読み出される。
ステムにおける図27のTONTOFFレジスタのパワ
ーマネジメント調節用のプロセスすなわち作動方法のフ
ロー図である。BEGINおよび初期化値、例えばステ
ップ4605における50%デューティサイクルへのT
ONTOFFの初期化の後に、システムアイドルステー
タスのためのテストステップ4610と共にオペレーシ
ョンが進み、このオぺレーションがアイドルステータス
が見つかるまで繰り返され、アイドルステータスが見つ
かると、オペレーションはステップ4620まで進み、
55msのタイマーチックインターラプトIRQ0をチ
ェックする。このインターラプトが検出されるとステッ
プ4630に進み、PPU110内のPMU920のキ
ーボード、マウス、ディスプレイVGA、ハードディス
ク、タイマーおよびステータスカウンタだけでなく、P
CU112内のアクティビティタイマーもモニタする。
このようなアプローチでは、ステップ4630に従うソ
フトウェア(例えば各IRQ0DOSタイマーチック上
のバス904を介し、図25の8つのカウンタの各々に
おける高位の4ビット(または所望する場合にはすて
べ)がつなぎ合わされ、読み出される。
【0286】次にステップ4640では、プロセスがタ
イマーおよびカウンタ内の値の基準関数Fを計算する。
この基準関数Fの一例としては、適当に重みづけされた
タイマー内の種々の値の最小値(最小関数)がある。図
47は、このアプローチの1つのバージョンに対するデ
ータを供給するための構造を示す。ここでは、マスクレ
ジスタ4710に対するソフトウェアの書き込みによ
り、図47のリストされたシステムトリガー信号が適当
に選択され、またはマスクされ、次に選択された(マス
クされない)トリガー信号がカウンタ4720の共通T
RIGGERリセット入力へのORゲート4715によ
りOR演算される。連続するキーストロークトリガー事
象の間でモニタされた、すなわちマスクされていないシ
ステムアクティビティはCLOCK内のゲート操作によ
る読み出しおよび入力信号RESETBにおけるその後
のリセットをし、再スタートするためのカウンタをフリ
ーズするための自己のトリガーも発生する。従って、こ
のカウンタはすべてのマスクされていないシステムソー
スのためのシステム情報を組み合わせ、ある事象と次の
事象(この事象はシステム事象と同じタイプまたは別の
タイプとなる可能性がある)との間に時間を設ける。各
トリガー事象が生じた時のカウンタ内の値はステップ4
630のソフトウェアによりデータバス904上に読み
出され、ステップ4640で変換され、関数Fの最新値
を発生する。システムの定常状態でも、このアプローチ
におけるカウンタデータの散乱性、すなわち可変性を予
測すべきであるので、実施例では複数の連続するカウン
タ値の平均値を利用している。カウンタ4630内の低
い所定の値は、関数Fの0値または低いスレッショルド
値Th0に変換される。より高い所定値、すなわちカウ
ンタ4630がカウントできる最大値は、減算またはス
ケーリングにより停止スレッショルドまたは高いスレッ
ショルド値Th1(例えばユニットにスケーリングされ
る)に変換される。ステップ4640のための基準関数
Fの一例としては、タイマー内の値の重みづけされた合
計値が挙げられ、この重みは電力消費量を最小にするよ
う、プロセスが作動するように決定される。重みづけさ
れた合計値の概念の特別な例は、あるタイマーに対し0
の重みを適用する(すなわち無視する)ことが挙げられ
る。簡単な特別なケースは、単に図25のVGAタイマ
ーをモニタし、キーボードおよびマウスのアクティビテ
ィを追跡する。
イマーおよびカウンタ内の値の基準関数Fを計算する。
この基準関数Fの一例としては、適当に重みづけされた
タイマー内の種々の値の最小値(最小関数)がある。図
47は、このアプローチの1つのバージョンに対するデ
ータを供給するための構造を示す。ここでは、マスクレ
ジスタ4710に対するソフトウェアの書き込みによ
り、図47のリストされたシステムトリガー信号が適当
に選択され、またはマスクされ、次に選択された(マス
クされない)トリガー信号がカウンタ4720の共通T
RIGGERリセット入力へのORゲート4715によ
りOR演算される。連続するキーストロークトリガー事
象の間でモニタされた、すなわちマスクされていないシ
ステムアクティビティはCLOCK内のゲート操作によ
る読み出しおよび入力信号RESETBにおけるその後
のリセットをし、再スタートするためのカウンタをフリ
ーズするための自己のトリガーも発生する。従って、こ
のカウンタはすべてのマスクされていないシステムソー
スのためのシステム情報を組み合わせ、ある事象と次の
事象(この事象はシステム事象と同じタイプまたは別の
タイプとなる可能性がある)との間に時間を設ける。各
トリガー事象が生じた時のカウンタ内の値はステップ4
630のソフトウェアによりデータバス904上に読み
出され、ステップ4640で変換され、関数Fの最新値
を発生する。システムの定常状態でも、このアプローチ
におけるカウンタデータの散乱性、すなわち可変性を予
測すべきであるので、実施例では複数の連続するカウン
タ値の平均値を利用している。カウンタ4630内の低
い所定の値は、関数Fの0値または低いスレッショルド
値Th0に変換される。より高い所定値、すなわちカウ
ンタ4630がカウントできる最大値は、減算またはス
ケーリングにより停止スレッショルドまたは高いスレッ
ショルド値Th1(例えばユニットにスケーリングされ
る)に変換される。ステップ4640のための基準関数
Fの一例としては、タイマー内の値の重みづけされた合
計値が挙げられ、この重みは電力消費量を最小にするよ
う、プロセスが作動するように決定される。重みづけさ
れた合計値の概念の特別な例は、あるタイマーに対し0
の重みを適用する(すなわち無視する)ことが挙げられ
る。簡単な特別なケースは、単に図25のVGAタイマ
ーをモニタし、キーボードおよびマウスのアクティビテ
ィを追跡する。
【0287】続くテストステップ4650では、ステッ
プ4640で計算された基準関数Fの値は、所定の第1
スレッショルド値、例えば0と比較される。基準値が実
質的なユーザーの要求およびシステムアクティビティが
例えば図25のタイマー内での短い経過時間を生じさせ
ることにより、第1スレッショルド値よりも低い(YE
S条件)と、オペレーションはステップ4650から記
録維持ステップを通ってステップ4610へループす
る。この記録維持ステップでは、基準値を第1スレッシ
ョルド値(例えば0)に等しいとみなす旨のノートを作
成する。しかしながら基準値Fがユーザーの要求が少な
いこと(すなわちキーストロークおよびマウスのアクテ
ィビティがないこと)、およびシステムのアクティビテ
ィが低いことによりスレッショルド値よりも大きくなる
場合、オペレーションは上記の代わりにステップ465
0からステップ4660へ進む。
プ4640で計算された基準関数Fの値は、所定の第1
スレッショルド値、例えば0と比較される。基準値が実
質的なユーザーの要求およびシステムアクティビティが
例えば図25のタイマー内での短い経過時間を生じさせ
ることにより、第1スレッショルド値よりも低い(YE
S条件)と、オペレーションはステップ4650から記
録維持ステップを通ってステップ4610へループす
る。この記録維持ステップでは、基準値を第1スレッシ
ョルド値(例えば0)に等しいとみなす旨のノートを作
成する。しかしながら基準値Fがユーザーの要求が少な
いこと(すなわちキーストロークおよびマウスのアクテ
ィビティがないこと)、およびシステムのアクティビテ
ィが低いことによりスレッショルド値よりも大きくなる
場合、オペレーションは上記の代わりにステップ465
0からステップ4660へ進む。
【0288】ステップ4660において、システムを単
にスローダウンすべきか、または停止すべきかを判断す
るように、基準関数と第2スレッショルド値を比較す
る。システムアクティビティが低くて、すべてのタイマ
ーで極めて長いタイマー値が生じていれば、ステップ4
670まで進み、停止、例えばサスペンドボタン32の
使用をシミュレートするよう、レジスタSOURCE
SMIのビット13(SUSPBTN)を書き込むこと
により、サスペンドステートまたはモードにアクティブ
に入ることを始める。ステップ4675において記録維
持によりFoを第2スレッショルドまたはステップ46
60のホールト数に等しいみなし値にセットし、これに
よりステップ4610へループバックする。
にスローダウンすべきか、または停止すべきかを判断す
るように、基準関数と第2スレッショルド値を比較す
る。システムアクティビティが低くて、すべてのタイマ
ーで極めて長いタイマー値が生じていれば、ステップ4
670まで進み、停止、例えばサスペンドボタン32の
使用をシミュレートするよう、レジスタSOURCE
SMIのビット13(SUSPBTN)を書き込むこと
により、サスペンドステートまたはモードにアクティブ
に入ることを始める。ステップ4675において記録維
持によりFoを第2スレッショルドまたはステップ46
60のホールト数に等しいみなし値にセットし、これに
よりステップ4610へループバックする。
【0289】ステップ4660の基準値Fが停止を正当
化するのに不十分であれば、ステップ4680へ分岐
し、図27内のTONTOFFレジスタ2510を更新
する。更新する値は選択された計算に従って計算され、
この計算は1つ以上の利点、例えばシステムの定常状態
での計算結果が安定であること、TONTOFF値内の
ハンチングまたは奇妙な挙動がないこと、新しい条件に
適応化する相対的速度が得られること、電力消費量が低
減されること、ユーザーに便利なこと、最適なパワーマ
ネジメント制御に少なくとも近似していること、等の利
点が得られる。
化するのに不十分であれば、ステップ4680へ分岐
し、図27内のTONTOFFレジスタ2510を更新
する。更新する値は選択された計算に従って計算され、
この計算は1つ以上の利点、例えばシステムの定常状態
での計算結果が安定であること、TONTOFF値内の
ハンチングまたは奇妙な挙動がないこと、新しい条件に
適応化する相対的速度が得られること、電力消費量が低
減されること、ユーザーに便利なこと、最適なパワーマ
ネジメント制御に少なくとも近似していること、等の利
点が得られる。
【0290】第1実施例では、更新値は次のように計算
される。
される。
【数1】 TONTOFF=〔(Th1−F)/(Th1−Th0)〕×128‥‥(1) ここでTh1はステップ4660の停止番号スレッショ
ルドであり、Th0はステップ4650の基準第1スレ
ッショルド(例えば0)である。Th0が0であれば、
第2の例の更新値は1から基準関数FをTh1で割った
値を引いた値となる。この第1実施例は上記列挙した利
点のすべてを与え、Fの1つの値を使用するので、速度
変化に対するわずかな平滑度の変化をなくしている。
ルドであり、Th0はステップ4650の基準第1スレ
ッショルド(例えば0)である。Th0が0であれば、
第2の例の更新値は1から基準関数FをTh1で割った
値を引いた値となる。この第1実施例は上記列挙した利
点のすべてを与え、Fの1つの値を使用するので、速度
変化に対するわずかな平滑度の変化をなくしている。
【0291】第2実施例では、現在のF値と記録維持値
F0とを平均し、第1実施例の式(1)内のFの代わり
に使用する平均化フィルタプロセスを使用する。すなわ
ち次のようになる。
F0とを平均し、第1実施例の式(1)内のFの代わり
に使用する平均化フィルタプロセスを使用する。すなわ
ち次のようになる。
【数2】 TONTOFF= {〔Th1−(F+Fo)/2〕/(Th1−Th0)〕}×128‥‥(2)
【0292】この第2実施例は、上記列挙した利点のす
べてを与え、Fの2つの値を使用しているので、より大
きな平滑性の変化に対するわずかな速度変化をなくして
いる。計算をより複雑にし、速度変化を小さくすること
が認められれば、プロセス4540のn回のループをウ
ィンドー化するより大きなF値を使用できる。これらの
例のプロセスは、システムアクティビティのセンサに応
答し、システムアクティビティを示す第1のスレッショ
ルド値と第2のスレッショルド値の間の1つまたは複数
の値を発生し、1つまたは複数の前記値の関数としてク
ロックマスキングの際のデューティサイクルを表示する
制御値を繰り返して発生し、これによりクロックマスキ
ング回路はこの制御値に連続的に応答してシステムのオ
ペレーションをパワーマネジメントするためのクロック
マスキング関数を確立し、連続的に変更する。適応的な
CPUクロック制御を行うため、CPUアクティビティ
の予想エラーに基づき、スレッショルドTh0およびT
h1および/または基準関数F自体をダイナミックに調
節する。
べてを与え、Fの2つの値を使用しているので、より大
きな平滑性の変化に対するわずかな速度変化をなくして
いる。計算をより複雑にし、速度変化を小さくすること
が認められれば、プロセス4540のn回のループをウ
ィンドー化するより大きなF値を使用できる。これらの
例のプロセスは、システムアクティビティのセンサに応
答し、システムアクティビティを示す第1のスレッショ
ルド値と第2のスレッショルド値の間の1つまたは複数
の値を発生し、1つまたは複数の前記値の関数としてク
ロックマスキングの際のデューティサイクルを表示する
制御値を繰り返して発生し、これによりクロックマスキ
ング回路はこの制御値に連続的に応答してシステムのオ
ペレーションをパワーマネジメントするためのクロック
マスキング関数を確立し、連続的に変更する。適応的な
CPUクロック制御を行うため、CPUアクティビティ
の予想エラーに基づき、スレッショルドTh0およびT
h1および/または基準関数F自体をダイナミックに調
節する。
【0293】ステップ4680のTONTOFF更新の
後に、記録維持ステップ4685に進み、ここで記録維
持値Foに基準値Fの現在値が与えられ、これによりス
テップ4610へループバックする。
後に、記録維持ステップ4685に進み、ここで記録維
持値Foに基準値Fの現在値が与えられ、これによりス
テップ4610へループバックする。
【0294】簡単な例では、普遍性を失うことなく、T
h1=1、Th0=0とする。最初に記録維持値Fo=
0とすると、TONTOFF=50%となり、低速での
ユーザーの一連のキーストロークにより、Fは最初に
0.4と大きい値に計算される。第2実施例の式を使用
すると次のようになる。
h1=1、Th0=0とする。最初に記録維持値Fo=
0とすると、TONTOFF=50%となり、低速での
ユーザーの一連のキーストロークにより、Fは最初に
0.4と大きい値に計算される。第2実施例の式を使用
すると次のようになる。
【0295】
【数3】 TONTOFF= {〔1−(.4+0)/2〕/(1−0)}×128=102 (10進) プロセス4540を通る次のループでは、Fo=.4と
なり、Fの第1の値を記録維持する。ここで、システム
が調節し、演算し、Fの新しい値がスローダウンを示す
0.6となると仮定する。次にデクリメントの第2の繰
り返しは次のとおりとなる。
なり、Fの第1の値を記録維持する。ここで、システム
が調節し、演算し、Fの新しい値がスローダウンを示す
0.6となると仮定する。次にデクリメントの第2の繰
り返しは次のとおりとなる。
【数4】 TONTOFF= {〔1−(.4+.6)/2〕/(1−0)}×128=64 (10進)
【0296】従って、プロセス4540はサーボループ
を実行し、このサーボループはTONTOFF、従って
ユーザーの要求を満たすシステムのパワーマネジメント
に対し、時間変化する最適挙動に落ち着く。他のサーボ
ループまたはフィルタリング式およびステップを使用す
るプロセス4540の異なるバージョンが、より高速の
制御挙動またはパワーマネジメントシステムをチューニ
ングする場合は、このような異なるプロセスバージョン
を考える。
を実行し、このサーボループはTONTOFF、従って
ユーザーの要求を満たすシステムのパワーマネジメント
に対し、時間変化する最適挙動に落ち着く。他のサーボ
ループまたはフィルタリング式およびステップを使用す
るプロセス4540の異なるバージョンが、より高速の
制御挙動またはパワーマネジメントシステムをチューニ
ングする場合は、このような異なるプロセスバージョン
を考える。
【0297】図49は、パワーマネジメント用の適応化
CPUクロック制御の構造図を示す。時間に対しこれら
値をサンプリングまたは検出することにより、異なる観
測結果、例えばカウンタおよびタイマー値が得られる。
ハードウェアまたはソフトウェアのいずれかは観測の機
能およびシステム、デバイスおよびプロセスまたは方法
の実施例におけるサンプリングを提供できる。図46の
プロセスまたは方法の実施例では、ステップ4630の
モニタリングの際にサンプリングおよび観測が行われ
る。次に、図46のステップ4640に関連して説明す
るように、こうして得られた値、すなわちサンプルをハ
ードウェアで重みづけしたり、または計算で重みづけす
る。次にこれら値をフィルタすなわちサーボ装置へ与え
る。図46は、プロセスループ4540におけるステッ
プの残りとして、この動作を実行する。
CPUクロック制御の構造図を示す。時間に対しこれら
値をサンプリングまたは検出することにより、異なる観
測結果、例えばカウンタおよびタイマー値が得られる。
ハードウェアまたはソフトウェアのいずれかは観測の機
能およびシステム、デバイスおよびプロセスまたは方法
の実施例におけるサンプリングを提供できる。図46の
プロセスまたは方法の実施例では、ステップ4630の
モニタリングの際にサンプリングおよび観測が行われ
る。次に、図46のステップ4640に関連して説明す
るように、こうして得られた値、すなわちサンプルをハ
ードウェアで重みづけしたり、または計算で重みづけす
る。次にこれら値をフィルタすなわちサーボ装置へ与え
る。図46は、プロセスループ4540におけるステッ
プの残りとして、この動作を実行する。
【0298】図47は、図46を参照して上で説明した
図25の実施例と別のシステムアクティビティタイマー
の実施例のブロック図である。
図25の実施例と別のシステムアクティビティタイマー
の実施例のブロック図である。
【0299】図48は、図28のSMI回路実施例23
70へトラップ信号を供給するのに使用されるキーボー
ドポーリングモニタ回路実施例のブロック図である。図
48において、カウンタ4810はキーボードチップ選
択信号KBCSおよびバス904からのSA2アドレス
入力が送られるANDゲート4820の出力によりクロ
ック制御される。このカウンタ4810はクロック入力
の変化をカウントし、カウンタ4810の出力イネーブ
ル入力への読み出しキーボードポーリングモニタREA
DKPM#のアサート時にバス904上でのパワーマネ
ジメントのために読み出しがされる。更にSMIのため
にカウンタ4810の選択されたすべてのビットがマス
クされ、SMI回路2370にビットが送られ、このビ
ットはSMI目的のために十分有利に使用される。
70へトラップ信号を供給するのに使用されるキーボー
ドポーリングモニタ回路実施例のブロック図である。図
48において、カウンタ4810はキーボードチップ選
択信号KBCSおよびバス904からのSA2アドレス
入力が送られるANDゲート4820の出力によりクロ
ック制御される。このカウンタ4810はクロック入力
の変化をカウントし、カウンタ4810の出力イネーブ
ル入力への読み出しキーボードポーリングモニタREA
DKPM#のアサート時にバス904上でのパワーマネ
ジメントのために読み出しがされる。更にSMIのため
にカウンタ4810の選択されたすべてのビットがマス
クされ、SMI回路2370にビットが送られ、このビ
ットはSMI目的のために十分有利に使用される。
【0300】更に、図48において、図6のXDバス1
16を介してクリーンアップラッチ4830へ送られる
キーボードコントローラ118からのOBF出力によっ
て、カウンタ4810内でカウントがリセットされる。
ラッチ4830のクリーンアップOBF出力は、NOR
ゲート4840の第1入力に供給される。このNORゲ
ートの出力はカウント4810の低レベルアクティブリ
セット入力RST#へ送られる。NORゲート4840
の第2入力には適当に長い期間のクロックが送られ、O
BFがカウンタとリセットしない場合のデフォルトリセ
ットソースとして働く。
16を介してクリーンアップラッチ4830へ送られる
キーボードコントローラ118からのOBF出力によっ
て、カウンタ4810内でカウントがリセットされる。
ラッチ4830のクリーンアップOBF出力は、NOR
ゲート4840の第1入力に供給される。このNORゲ
ートの出力はカウント4810の低レベルアクティブリ
セット入力RST#へ送られる。NORゲート4840
の第2入力には適当に長い期間のクロックが送られ、O
BFがカウンタとリセットしない場合のデフォルトリセ
ットソースとして働く。
【0301】図49は、図46を参照して上で説明した
ような、パワーマネジメントのための適応型CPUクロ
ック制御システムおよび方法のブロック図である。
ような、パワーマネジメントのための適応型CPUクロ
ック制御システムおよび方法のブロック図である。
【0302】図50はシステム環境検出回路の略図であ
る。図50において、システム環境検出回路3400は
基準電源3410、3.3ボルトパワー良好センサ34
20および5ボルトパワー良好センサ3430(いずれ
も電源172内にある)および(温度センサ140内
の)アナログコンパレータ3440を有する。
る。図50において、システム環境検出回路3400は
基準電源3410、3.3ボルトパワー良好センサ34
20および5ボルトパワー良好センサ3430(いずれ
も電源172内にある)および(温度センサ140内
の)アナログコンパレータ3440を有する。
【0303】基準電源3410は一対のダイオード34
11および3412を有し、これらのアノードはそれぞ
れ5ボルトおよび3ボルトの電源に接続され、ダイオー
ドのカソードは共に接続されて電解コンデンサ3413
に接続され、コンパレータ回路の電源電圧VCOMPを
供給するようになっている。VCOMPよりも低い基準
電圧VREFは電界コンデンサ3413の両端にあるア
バランシュ型ダイオード3418に直列に接続された電
圧降下抵抗器3416によって発生する。アバランシュ
ダイオード3418の両端にはコンデンサ3417が接
続されており、ダイオード3418のアノードはアース
に接続され、そのカソードは基準電圧VREFを供給す
るよう、1本のラインに接続されている。
11および3412を有し、これらのアノードはそれぞ
れ5ボルトおよび3ボルトの電源に接続され、ダイオー
ドのカソードは共に接続されて電解コンデンサ3413
に接続され、コンパレータ回路の電源電圧VCOMPを
供給するようになっている。VCOMPよりも低い基準
電圧VREFは電界コンデンサ3413の両端にあるア
バランシュ型ダイオード3418に直列に接続された電
圧降下抵抗器3416によって発生する。アバランシュ
ダイオード3418の両端にはコンデンサ3417が接
続されており、ダイオード3418のアノードはアース
に接続され、そのカソードは基準電圧VREFを供給す
るよう、1本のラインに接続されている。
【0304】3.3ボルトのパワー良好センサ3420
は、コンパレータのオペアンプ3452を有し、このオ
ペアンプの非反転(+)入力が電圧分圧器3454に接
続されており、この分圧器には3.3ボルトの電源電圧
が供給されている。オペアンプ3452の反転(−)入
力は基準電圧VREFに接続されており、オペアンプ3
452は電源電圧として電圧VCOMPを有し、その出
力はPWRGD3出力ラインに接続されており、出力と
(+)入力との間に接続されたヒステリシス抵抗器34
56を有する。スイッチ3460はディスエーブルまた
はテスト目的のため、入力を0ボルトとする。
は、コンパレータのオペアンプ3452を有し、このオ
ペアンプの非反転(+)入力が電圧分圧器3454に接
続されており、この分圧器には3.3ボルトの電源電圧
が供給されている。オペアンプ3452の反転(−)入
力は基準電圧VREFに接続されており、オペアンプ3
452は電源電圧として電圧VCOMPを有し、その出
力はPWRGD3出力ラインに接続されており、出力と
(+)入力との間に接続されたヒステリシス抵抗器34
56を有する。スイッチ3460はディスエーブルまた
はテスト目的のため、入力を0ボルトとする。
【0305】5ボルトのパワー良好センサ3430は、
センサ3420に対して示された回路と同じ内部回路を
有するので、この回路は簡潔にするためブロックとして
示してある。スイッチ3460から独立したスイッチ3
465は、センサ3430内のオペアンプに対する入力
を低レベルとし、3.3および5ボルトパワー面に対し
システムワイドなリセットを発生する。センサ3430
の出力はパワー良好信号PWRGD5となっている。
センサ3420に対して示された回路と同じ内部回路を
有するので、この回路は簡潔にするためブロックとして
示してある。スイッチ3460から独立したスイッチ3
465は、センサ3430内のオペアンプに対する入力
を低レベルとし、3.3および5ボルトパワー面に対し
システムワイドなリセットを発生する。センサ3430
の出力はパワー良好信号PWRGD5となっている。
【0306】温度センサ140では、PCB302に取
り付けられたMPU102のチップパッケージ3475
に温度応答素子3470、例えばサーミスタが熱接触ま
たは熱導電可能に固定されている。別の実施例では、素
子3470はパッケージ3475自体の内部でパッケー
ジ内に物理的に存在しているMPU102集積回路の実
際の基板に接触している。
り付けられたMPU102のチップパッケージ3475
に温度応答素子3470、例えばサーミスタが熱接触ま
たは熱導電可能に固定されている。別の実施例では、素
子3470はパッケージ3475自体の内部でパッケー
ジ内に物理的に存在しているMPU102集積回路の実
際の基板に接触している。
【0307】抵抗器3477と直列なサーミスタ347
0を含む分圧器の両端にジャンパーによって5ボルト電
源電圧が接続されている。オペアンプ3440の反転入
力は3470と3477との接続部からの分圧された電
圧を受けるように接続されている。オペアンプ3440
の非反転入力は抵抗器3483によって基準電圧VRE
Fに接続されている。オペアンプ3440の出力とその
非反転入力とをヒステリシス抵抗器3481がリンクし
ている。オペアンプ3440の出力は低レベルアクティ
ブ出力TEMHEAT#を図6のFPGA124へ供給
し、プルアップ抵抗器3478を介してXDバス回路の
ためのVCCXD電源電圧に接続されている。図50に
おけるヒステリシス抵抗器3456および3481の利
点は、アクティブ信号が与えられる前に第1スレッショ
ルドを発生し、次にアクティブ信号が除勢される前に条
件が処理しなければならない第2スレッショルドを発生
することである。これにより、回路動作およびシステム
制御の安定性が増す。
0を含む分圧器の両端にジャンパーによって5ボルト電
源電圧が接続されている。オペアンプ3440の反転入
力は3470と3477との接続部からの分圧された電
圧を受けるように接続されている。オペアンプ3440
の非反転入力は抵抗器3483によって基準電圧VRE
Fに接続されている。オペアンプ3440の出力とその
非反転入力とをヒステリシス抵抗器3481がリンクし
ている。オペアンプ3440の出力は低レベルアクティ
ブ出力TEMHEAT#を図6のFPGA124へ供給
し、プルアップ抵抗器3478を介してXDバス回路の
ためのVCCXD電源電圧に接続されている。図50に
おけるヒステリシス抵抗器3456および3481の利
点は、アクティブ信号が与えられる前に第1スレッショ
ルドを発生し、次にアクティブ信号が除勢される前に条
件が処理しなければならない第2スレッショルドを発生
することである。これにより、回路動作およびシステム
制御の安定性が増す。
【0308】図51は図5−7のシステムのための電源
接続のブロック図である。PPU110は図55に関連
して説明したような同じダイ上の異なるVCC電圧レベ
ルを有していることに留意されたい。標準ATコンピュ
ータ用の電源コネクタ5110は、電圧ラインを供給
し、VCC 3を与える3.3Vのリニア安定化電源5
120に給電している。バッテリー電源コネクタ513
0は、種々のチップVCCの目標のための各電源および
ラインが有効にルート化されるように、ジャンパー51
40の一組、マニュアルスイッチまたはソフトウェアプ
ログラマブルVCCスイッチに供給される5V、3.3
V、液晶制御、EPROMプログラミングのための12
V、およびMPU102、PPU110、PCU11
2、VGA114およびシステム100内のその他のチ
ップ用の電圧のためのラインを有する。図55を参照
し、MPU、PPUおよびPCUのピンアウトの表およ
びVCCの表を参照のこと。
接続のブロック図である。PPU110は図55に関連
して説明したような同じダイ上の異なるVCC電圧レベ
ルを有していることに留意されたい。標準ATコンピュ
ータ用の電源コネクタ5110は、電圧ラインを供給
し、VCC 3を与える3.3Vのリニア安定化電源5
120に給電している。バッテリー電源コネクタ513
0は、種々のチップVCCの目標のための各電源および
ラインが有効にルート化されるように、ジャンパー51
40の一組、マニュアルスイッチまたはソフトウェアプ
ログラマブルVCCスイッチに供給される5V、3.3
V、液晶制御、EPROMプログラミングのための12
V、およびMPU102、PPU110、PCU11
2、VGA114およびシステム100内のその他のチ
ップ用の電圧のためのラインを有する。図55を参照
し、MPU、PPUおよびPCUのピンアウトの表およ
びVCCの表を参照のこと。
【0309】図52は図6、8、20および21のシス
テム内のPCU112のための電源回路の一部をブロッ
クにした部分略図である。図52において、市販のTP
S220X回路を使用するPCU112の制御により、
電源電圧3.3V、5Vおよび12Vが分配される。ジ
ャンパーブロックJP5(またはソフトウェアプログラ
マブルな電源スイッチ)は、3.3Vまたは5VをU1
1、更にコンデンサ5210によって適当に高周波をバ
イパスしたラインPOWER1に沿って、PCU112
のVCCピンへ選択的に分配している。カードAまたは
B用のPCU112の電圧プログラミング出力は、図5
2上のU11のマークのついた対応する入力と同じであ
る。ピンアウト表および図18も参照のこと。カードA
およびBの電源電圧AVCCおよびBVCCは、回路U
11によってPCU112および図8のコネクタ306
の上部レベルカードコネクタAおよび下部レベルカード
コネクタBへ供給されている。カードAおよびBのプロ
グラミング電圧AVPPおよびBVPPは、チップU1
1によってそれぞれ上部レベルカードコネクタAおよび
下部レベルカードコネクタBへ供給されている。回路U
11のVPPGOODA#およびVPPGOODB#出
力はそれぞれPCU112のピン入力A GPIおよび
B GPIに接続しており、これらピン入力については
他のページでPCU112と関連して更に説明する。
テム内のPCU112のための電源回路の一部をブロッ
クにした部分略図である。図52において、市販のTP
S220X回路を使用するPCU112の制御により、
電源電圧3.3V、5Vおよび12Vが分配される。ジ
ャンパーブロックJP5(またはソフトウェアプログラ
マブルな電源スイッチ)は、3.3Vまたは5VをU1
1、更にコンデンサ5210によって適当に高周波をバ
イパスしたラインPOWER1に沿って、PCU112
のVCCピンへ選択的に分配している。カードAまたは
B用のPCU112の電圧プログラミング出力は、図5
2上のU11のマークのついた対応する入力と同じであ
る。ピンアウト表および図18も参照のこと。カードA
およびBの電源電圧AVCCおよびBVCCは、回路U
11によってPCU112および図8のコネクタ306
の上部レベルカードコネクタAおよび下部レベルカード
コネクタBへ供給されている。カードAおよびBのプロ
グラミング電圧AVPPおよびBVPPは、チップU1
1によってそれぞれ上部レベルカードコネクタAおよび
下部レベルカードコネクタBへ供給されている。回路U
11のVPPGOODA#およびVPPGOODB#出
力はそれぞれPCU112のピン入力A GPIおよび
B GPIに接続しており、これらピン入力については
他のページでPCU112と関連して更に説明する。
【0310】PPU110からの図20のSUSPEN
D#ラインは、回路U11の低レベルアクティブなシャ
ットダウン入力SHDWN#へ送られる。図52の回路
U11は本実施例におけるPCU112と密接に協働す
るので、これらは図20の1ブロックの112、U11
に示されている。
D#ラインは、回路U11の低レベルアクティブなシャ
ットダウン入力SHDWN#へ送られる。図52の回路
U11は本実施例におけるPCU112と密接に協働す
るので、これらは図20の1ブロックの112、U11
に示されている。
【0311】図53は、図6のMPU102またはPP
U110を実現するためのCPUクロックレートの温度
検出および制御回路実施例のブロック図である。この図
は、例えば設置サイトとしてMPU102を示す。
U110を実現するためのCPUクロックレートの温度
検出および制御回路実施例のブロック図である。この図
は、例えば設置サイトとしてMPU102を示す。
【0312】図53において、図36のCPUクロック
CPU CLK(バッファ3610のPH1/PH2と
も表示されている)は、実際のMPU102のアクティ
ビティを有利にモニタする温度検出回路5300に送ら
れる。回路5300はCPUCLKによってクロック制
御されるカウンタ5310を有する。ラッチ5315は
32KHzのクロックによってクロック制御され、一
方、カウンタ5310は十分に遅延された32KHzの
クロックに接続されたリセット入力を有し、カウンタ5
310がスタートする前にラッチAがカウントを捕捉で
きるようにしている。カウンタ5310内のビットNの
数は、少なくとも2のN乗がカウンタリセットクロック
の周波数(ここでは32KHz)に対する100%のM
ASKCLKデューティサイクルでのCPU公称コアク
ロック周波数の比以上となるような値となっている。6
6MHzのCPUクロックおよび32KHzのリセット
クロックに対しては、比は2048、すなわち2の11
乗に近似する2062となる。従って、カウンタ531
0は本実施例では少なくとも11ビット長である。リセ
ットクロックはカウンタビットを5312内に保存する
のに十分高くセットされ、かつ、CPUクロックパルス
の実質的なサンプルを取り込むのに十分低くセットされ
る。
CPU CLK(バッファ3610のPH1/PH2と
も表示されている)は、実際のMPU102のアクティ
ビティを有利にモニタする温度検出回路5300に送ら
れる。回路5300はCPUCLKによってクロック制
御されるカウンタ5310を有する。ラッチ5315は
32KHzのクロックによってクロック制御され、一
方、カウンタ5310は十分に遅延された32KHzの
クロックに接続されたリセット入力を有し、カウンタ5
310がスタートする前にラッチAがカウントを捕捉で
きるようにしている。カウンタ5310内のビットNの
数は、少なくとも2のN乗がカウンタリセットクロック
の周波数(ここでは32KHz)に対する100%のM
ASKCLKデューティサイクルでのCPU公称コアク
ロック周波数の比以上となるような値となっている。6
6MHzのCPUクロックおよび32KHzのリセット
クロックに対しては、比は2048、すなわち2の11
乗に近似する2062となる。従って、カウンタ531
0は本実施例では少なくとも11ビット長である。リセ
ットクロックはカウンタビットを5312内に保存する
のに十分高くセットされ、かつ、CPUクロックパルス
の実質的なサンプルを取り込むのに十分低くセットされ
る。
【0313】ローカルバス714(図9)からラッチA
5315内の数を表示する値がスレッショルドレジスタ
B5317にロードされる。ラッチA5315はMPU
102に対する周辺温度、熱抵抗および対流冷却レベル
を考慮してMPU102の温度を一定に維持する。次
に、減算ユニット5320は、ラッチAの内容とラッチ
Bの内容の差A−Bを、アキュムレータ回路5330へ
出力し、この回路は入力の実行合計を正の値に制限し、
負の合計(単なる負の入力ではない)を0にする。アキ
ュムレータ5330の内容はアクティブレベルと共に上
昇し、降下するMPU102の温度をモデル化する。
5315内の数を表示する値がスレッショルドレジスタ
B5317にロードされる。ラッチA5315はMPU
102に対する周辺温度、熱抵抗および対流冷却レベル
を考慮してMPU102の温度を一定に維持する。次
に、減算ユニット5320は、ラッチAの内容とラッチ
Bの内容の差A−Bを、アキュムレータ回路5330へ
出力し、この回路は入力の実行合計を正の値に制限し、
負の合計(単なる負の入力ではない)を0にする。アキ
ュムレータ5330の内容はアクティブレベルと共に上
昇し、降下するMPU102の温度をモデル化する。
【0314】アキュムレータ5330の出力は一対のコ
ンパレータ5340および5345の各オペランドA入
力へ送られる。バス714を介し、ソフトウェアに供給
されるオーバー/アンダー温度制限値は、それぞれのレ
ジスタ5350および5355にロードされ、これらレ
ジスタは次にそれぞれコンパレータ5340および53
45のBオペランド入力を送る。コンパレータ5340
のBロジックレベルよりも大きい出力およびコンパレー
タ5345AのBロジックレベルよりも小さい出力はそ
れぞれ一対の1ビットラッチ5360および5365の
Dデータ入力へ送られる。これら2ビットのTEMP
HIGHおよびCOOLED−DOWNは、パワーマネ
ジメントソフトウェアによりバス714上で読み出し可
能である。アキュムレータ回路5330およびラッチ5
360および5365は32KHzクロックによってク
ロック制御されている。
ンパレータ5340および5345の各オペランドA入
力へ送られる。バス714を介し、ソフトウェアに供給
されるオーバー/アンダー温度制限値は、それぞれのレ
ジスタ5350および5355にロードされ、これらレ
ジスタは次にそれぞれコンパレータ5340および53
45のBオペランド入力を送る。コンパレータ5340
のBロジックレベルよりも大きい出力およびコンパレー
タ5345AのBロジックレベルよりも小さい出力はそ
れぞれ一対の1ビットラッチ5360および5365の
Dデータ入力へ送られる。これら2ビットのTEMP
HIGHおよびCOOLED−DOWNは、パワーマネ
ジメントソフトウェアによりバス714上で読み出し可
能である。アキュムレータ回路5330およびラッチ5
360および5365は32KHzクロックによってク
ロック制御されている。
【0315】例えばアクティブな条件TEMP HIG
Hによって表示されるようなオーバー温度条件が生じる
場合、パワーマネジメントソフトウェアまたはPMU9
20はCOOLED−DOWNビットが高レベルとな
り、TEMP HIGHビットが低レベルとなり、シス
テム100がレジュームされるまで、MPU102を冷
却するためのSUSPEND#信号を発生するプロセス
または方法を実行する。図50のTEMHEAT#回路
と比較して、図53の回路実施例はレジスタ5350お
よび5355内のプログラマブルヒステリシスレベルだ
けでなく、実際に熱接触することなく電子回路により直
接電子検出ができるという利点を与えている。他方、図
50のTEMHEAT#回路は特殊なモデル化回路53
10、5315、5317、5320、5330を使用
することなく、周辺温度、チップアクティビティ、熱抵
抗および対流レベルを固有に考慮する利点、例えば直接
熱接触を得ている。
Hによって表示されるようなオーバー温度条件が生じる
場合、パワーマネジメントソフトウェアまたはPMU9
20はCOOLED−DOWNビットが高レベルとな
り、TEMP HIGHビットが低レベルとなり、シス
テム100がレジュームされるまで、MPU102を冷
却するためのSUSPEND#信号を発生するプロセス
または方法を実行する。図50のTEMHEAT#回路
と比較して、図53の回路実施例はレジスタ5350お
よび5355内のプログラマブルヒステリシスレベルだ
けでなく、実際に熱接触することなく電子回路により直
接電子検出ができるという利点を与えている。他方、図
50のTEMHEAT#回路は特殊なモデル化回路53
10、5315、5317、5320、5330を使用
することなく、周辺温度、チップアクティビティ、熱抵
抗および対流レベルを固有に考慮する利点、例えば直接
熱接触を得ている。
【0316】図54はMPU102またはより少数のブ
ロックを有する図6のPPU110内で実現するための
別の温度検出および制御回路の実施例5400のブロッ
ク図である。ローカルバス714は、OVER TEM
Pレジスタ5350およびCOOLED−DOWNレジ
スタ5355に書き込みでき、更にTEMP HIGH
およびCOOLED−DOWNのための出力ビットを読
み出しできる。
ロックを有する図6のPPU110内で実現するための
別の温度検出および制御回路の実施例5400のブロッ
ク図である。ローカルバス714は、OVER TEM
Pレジスタ5350およびCOOLED−DOWNレジ
スタ5355に書き込みでき、更にTEMP HIGH
およびCOOLED−DOWNのための出力ビットを読
み出しできる。
【0317】図54において、32KHzのクロックは
分周器5415によって分周され、分周器はワンショッ
トパルス発生器5417をロールオーバーし、トリガー
し、LOAD信号を周期的にカウンタ5410のLOA
Dターミナルへ供給し、これによりOVER TEMP
レジスタ5350の値がカウンタ5410にロードされ
る。高速のCPUクロックCPU CLKは、ダウンカ
ウンタモードでカウンタ5410をクロックする。カウ
ンタ5410が0にカウントダウンする程度多くのクロ
ックパルスをカウントすると、BORROW出力がアク
ティブとなりラッチ5420をクロック制御する。ラッ
チ5420はそのD入力が高レベルに固定されているの
で、不定期のソフトウェアポーリングリセットRの後
に、BORROW出力が高レベルD入力を通ってQ出力
へ進み、TEMP HIGH条件をアクティブに表示す
る。
分周器5415によって分周され、分周器はワンショッ
トパルス発生器5417をロールオーバーし、トリガー
し、LOAD信号を周期的にカウンタ5410のLOA
Dターミナルへ供給し、これによりOVER TEMP
レジスタ5350の値がカウンタ5410にロードされ
る。高速のCPUクロックCPU CLKは、ダウンカ
ウンタモードでカウンタ5410をクロックする。カウ
ンタ5410が0にカウントダウンする程度多くのクロ
ックパルスをカウントすると、BORROW出力がアク
ティブとなりラッチ5420をクロック制御する。ラッ
チ5420はそのD入力が高レベルに固定されているの
で、不定期のソフトウェアポーリングリセットRの後
に、BORROW出力が高レベルD入力を通ってQ出力
へ進み、TEMP HIGH条件をアクティブに表示す
る。
【0318】32KHzによってクロック制御されてダ
ウンカウントする分周器5425、分周器5425のB
ORROW信号が送られるラッチ5430および分周器
5425に負荷を与えるCOOLED−DOWNレジス
タ5355は、ラッチ5420にてTEMP HIGH
がアクティブになると附勢されるプログラマブルタイミ
ング回路を構成している。このように、ラッチ5430
のCOOLED DOWN出力の前にTEMP HIG
Hがアクティブになると、プログラマブル時間が経過す
るパワーマネジメントソフトウェアまたはハードウェア
は、あるシステム、デバイスおよび方法の実施例内のラ
ッチ5420および5430を、パワーマネジメントソ
フトウェアまたはハードウェアがリセットする。更に別
の実施例では、COOLED−DOWN出力からリセッ
ト信号が生じる。
ウンカウントする分周器5425、分周器5425のB
ORROW信号が送られるラッチ5430および分周器
5425に負荷を与えるCOOLED−DOWNレジス
タ5355は、ラッチ5420にてTEMP HIGH
がアクティブになると附勢されるプログラマブルタイミ
ング回路を構成している。このように、ラッチ5430
のCOOLED DOWN出力の前にTEMP HIG
Hがアクティブになると、プログラマブル時間が経過す
るパワーマネジメントソフトウェアまたはハードウェア
は、あるシステム、デバイスおよび方法の実施例内のラ
ッチ5420および5430を、パワーマネジメントソ
フトウェアまたはハードウェアがリセットする。更に別
の実施例では、COOLED−DOWN出力からリセッ
ト信号が生じる。
【0319】図55は、図6、11、12および20−
22にも示されているPPU110の電圧の異なる領域
920Aと920Bとの間の境界におけるパワー散逸を
減少するための回路実施例の略図である。ローパワーの
マルチ電源電圧およびこれらに関連する領域を同一デバ
イスの基板上に集積化できるように、同一シリコンデバ
イス(例えばPPU110)上にデュアル電圧VCCが
共存する。ダイは異なるVCCウェルまたは領域となる
ように物理的に区分されており、特殊なデュアル電圧イ
ンターフェース回路5515が対になったVCCウェル
5510の各々の境界で使用されている。
22にも示されているPPU110の電圧の異なる領域
920Aと920Bとの間の境界におけるパワー散逸を
減少するための回路実施例の略図である。ローパワーの
マルチ電源電圧およびこれらに関連する領域を同一デバ
イスの基板上に集積化できるように、同一シリコンデバ
イス(例えばPPU110)上にデュアル電圧VCCが
共存する。ダイは異なるVCCウェルまたは領域となる
ように物理的に区分されており、特殊なデュアル電圧イ
ンターフェース回路5515が対になったVCCウェル
5510の各々の境界で使用されている。
【0320】単一VCCデバイスに関し、ダイ、すなわ
ちチップの周辺部にあるI/Oバッファ領域の回りにV
CCおよびアースGNDのリングが設けられている。マ
ルチVCCに対してはVCCリングが異なるピースとな
るようにセグメント化されており、GNDリングは連続
状または非セグメント状のままになっている。図2のP
PU110の実施例では数個のリングが使用されてい
る。
ちチップの周辺部にあるI/Oバッファ領域の回りにV
CCおよびアースGNDのリングが設けられている。マ
ルチVCCに対してはVCCリングが異なるピースとな
るようにセグメント化されており、GNDリングは連続
状または非セグメント状のままになっている。図2のP
PU110の実施例では数個のリングが使用されてい
る。
【0321】 V 3: (5Vを使用しない場合の)PMU920
A、PCI/AT I/F902、906、910、9
14、916用中心領域のための3.3ボルト電源 V XD: XDポート用3.3/5V選択可能な電圧 V DK: IDE IF/FDC932、934用
3.3/5V選択可能な電圧 V 5: SIU936およびPIU938用、更にP
MU920Aに対してて3.3ボルトを使用しない場合
の、PMU920A用の5V電源 V bat: PMU920A、RTC918およびR
AM919用の3ボルトバッテリー電源
A、PCI/AT I/F902、906、910、9
14、916用中心領域のための3.3ボルト電源 V XD: XDポート用3.3/5V選択可能な電圧 V DK: IDE IF/FDC932、934用
3.3/5V選択可能な電圧 V 5: SIU936およびPIU938用、更にP
MU920Aに対してて3.3ボルトを使用しない場合
の、PMU920A用の5V電源 V bat: PMU920A、RTC918およびR
AM919用の3ボルトバッテリー電源
【0322】図11のPPU110ダイのエッジ上の中
間のピン番号はI/Oサイト位置でVCCリングが遮断
される場所を特に示している。単一VCCデバイスに対
してVCCおよびGNDのグリッドは、デバイスのコア
内に適当に存在するが、デバイスのエッジまわりのI/
Oバッファストリップ領域には存在していない。マルチ
VCCではVCCグリッドは電源のショートを防止する
ため、各々の作表された「V」VCCにそれぞれ対応す
る領域内に適当にアイソレートされている。
間のピン番号はI/Oサイト位置でVCCリングが遮断
される場所を特に示している。単一VCCデバイスに対
してVCCおよびGNDのグリッドは、デバイスのコア
内に適当に存在するが、デバイスのエッジまわりのI/
Oバッファストリップ領域には存在していない。マルチ
VCCではVCCグリッドは電源のショートを防止する
ため、各々の作表された「V」VCCにそれぞれ対応す
る領域内に適当にアイソレートされている。
【0323】次の説明では、5ボルトのVCC PMU
920Aと、3.3ボルトバッテリーで給電されるP
MU920Bとの境界部が一例として使用されている。
別の、同じように適用可能なエリアとしては、910、
914、916のための3.3ボルト中心領域と、SI
U936、PIU938用の隣接する5ボルト領域と、
FDC932、IDE I/F934用の隣接する選択
可能な3V/5V領域との間の境界がある。
920Aと、3.3ボルトバッテリーで給電されるP
MU920Bとの境界部が一例として使用されている。
別の、同じように適用可能なエリアとしては、910、
914、916のための3.3ボルト中心領域と、SI
U936、PIU938用の隣接する5ボルト領域と、
FDC932、IDE I/F934用の隣接する選択
可能な3V/5V領域との間の境界がある。
【0324】図55では、5ボルトのVCCを備えたイ
ンバータ5512は、より高い電源電圧VCC領域92
0Aからより低いVCC領域920Bまで続く単一パス
内の3.3ボルトVCCをインバータ5514に給電し
ている。反対側のパスでは3.3ボルトVCCを備えた
インバータ5516が、より低い電源電圧VCC領域9
20Bからより高いVCC領域920Aへ続く内部単一
パスINT内の5ボルトVCCをインバータ5598に
送っている。3.3ボルトインバータ5516上での信
号の振れは、上部のPチャンネルFETが部分的にオン
になり、下部のNチャンネルFETも部分的にオンとな
る、5ボルトインバータ5518内での高電流事象を防
止するには不十分となる。
ンバータ5512は、より高い電源電圧VCC領域92
0Aからより低いVCC領域920Bまで続く単一パス
内の3.3ボルトVCCをインバータ5514に給電し
ている。反対側のパスでは3.3ボルトVCCを備えた
インバータ5516が、より低い電源電圧VCC領域9
20Bからより高いVCC領域920Aへ続く内部単一
パスINT内の5ボルトVCCをインバータ5598に
送っている。3.3ボルトインバータ5516上での信
号の振れは、上部のPチャンネルFETが部分的にオン
になり、下部のNチャンネルFETも部分的にオンとな
る、5ボルトインバータ5518内での高電流事象を防
止するには不十分となる。
【0325】図55の実施例は、まず、境界5510の
より高いVCC側のデバイス5518に正のフィードバ
ック回路または素子を設けることにより、このような電
力が無駄となる熱散逸を防止している。かかる回路は、
例えばゲートがインバータ5518の出力に接続され、
ソースおよびドレインターミナルが5ボルトのVCCと
インバータ5518入力との間に接続されたPチャンネ
ルFETトランジスタ5520であることが好ましい。
インバータ5516の出力とインバータ5518の入力
との間には別のデバイス5522、オープンコレクタ
(OC)またはオープンドレインインバータが設けられ
る。このOCデバイス5522とは、NチャンネルFE
T5524が協働し、高VCCインバータ5518の入
力での高レベルから低レベルへの変化を助ける。FET
5524はそのゲートがインバータ5518の出力に接
続されており、そのソース対ドレインパスはインバータ
5518入力とアースとの間に接続されている。
より高いVCC側のデバイス5518に正のフィードバ
ック回路または素子を設けることにより、このような電
力が無駄となる熱散逸を防止している。かかる回路は、
例えばゲートがインバータ5518の出力に接続され、
ソースおよびドレインターミナルが5ボルトのVCCと
インバータ5518入力との間に接続されたPチャンネ
ルFETトランジスタ5520であることが好ましい。
インバータ5516の出力とインバータ5518の入力
との間には別のデバイス5522、オープンコレクタ
(OC)またはオープンドレインインバータが設けられ
る。このOCデバイス5522とは、NチャンネルFE
T5524が協働し、高VCCインバータ5518の入
力での高レベルから低レベルへの変化を助ける。FET
5524はそのゲートがインバータ5518の出力に接
続されており、そのソース対ドレインパスはインバータ
5518入力とアースとの間に接続されている。
【0326】インバータ5516の高レベルから低レベ
ルへの変化は、3.3ボルトインバータ5526をドラ
イブし、次に、このインバータはオープンコレクタ(単
一NチャンネルFET)インバータ5528をドライブ
し、次にこのインバータはインバータ5518の出力ノ
ードおよびFET5520のゲートを低レベルにドライ
ブする。このようにインバータ5516における高レベ
ルから低レベルへの変化は、インバータ5518の出力
をプルダウンするので、トランジスタ5520は信号I
NTを5ボルトにする。
ルへの変化は、3.3ボルトインバータ5526をドラ
イブし、次に、このインバータはオープンコレクタ(単
一NチャンネルFET)インバータ5528をドライブ
し、次にこのインバータはインバータ5518の出力ノ
ードおよびFET5520のゲートを低レベルにドライ
ブする。このようにインバータ5516における高レベ
ルから低レベルへの変化は、インバータ5518の出力
をプルダウンするので、トランジスタ5520は信号I
NTを5ボルトにする。
【0327】逆にインバータ5516により低レベルか
ら高レベルに変化すると、オープンコレクタインバータ
LET5522によりインバータ5518の入力は低レ
ベルとされ、これによりインバータ5518の出力は高
レベルとなり始め、フィードバックトランジスタ552
4をオンにし、インバータ5518の出力における低レ
ベルから高レベルへの変化を加速し、電力散逸を大幅に
低減する。OCインバータ5522および5528は、
本明細書に説明した動作をドライブするよう、FET5
520および5524に対して十分大きな大きさとなっ
ている。
ら高レベルに変化すると、オープンコレクタインバータ
LET5522によりインバータ5518の入力は低レ
ベルとされ、これによりインバータ5518の出力は高
レベルとなり始め、フィードバックトランジスタ552
4をオンにし、インバータ5518の出力における低レ
ベルから高レベルへの変化を加速し、電力散逸を大幅に
低減する。OCインバータ5522および5528は、
本明細書に説明した動作をドライブするよう、FET5
520および5524に対して十分大きな大きさとなっ
ている。
【0328】このような構造のため、5V領域520A
のVCCが3.3Vまで変化またはこれより低い電圧に
変化した場合でも良好な性能が得られる。NANDゲー
ト5530は境界5510をまたぐ高レベルから低レベ
ルへのVCCパス内のNORゲート5532に信号を送
る。ゲート5532が高いVCC側からの他方の入力、
例えば5534および低いVCC側からの5536を有
している時でも、この実施例ではこれら2つのゲートの
いずれにも特別なフィードバック要素が印加されること
はない。しかしながら、境界をまたぐ低レベルから高レ
ベルへのVCC回路はブロック5515と同じように、
更に次に説明するように、印加されるフィードバック要
素を有する。
のVCCが3.3Vまで変化またはこれより低い電圧に
変化した場合でも良好な性能が得られる。NANDゲー
ト5530は境界5510をまたぐ高レベルから低レベ
ルへのVCCパス内のNORゲート5532に信号を送
る。ゲート5532が高いVCC側からの他方の入力、
例えば5534および低いVCC側からの5536を有
している時でも、この実施例ではこれら2つのゲートの
いずれにも特別なフィードバック要素が印加されること
はない。しかしながら、境界をまたぐ低レベルから高レ
ベルへのVCC回路はブロック5515と同じように、
更に次に説明するように、印加されるフィードバック要
素を有する。
【0329】より低いVCCのNANDゲート5542
は、5ボルト側でより高いVCCの2入力NANDゲー
ト5544の第1入力に信号を送っている。従って、N
ANDゲート5542の出力とNANDゲート5544
の第1入力との間には、回路5515と同一な電力低減
回路5515Aが介在されている。より低いVCCのN
ORゲート5548は、5ボルト側のより高いVCCの
2入力NANDゲート5544の第2入力へ信号を送っ
ている。従って、NORゲート5548の出力とNAN
Dゲート5544の第2入力との間には第2の同じ電力
低減回路5515Bが接続されている。
は、5ボルト側でより高いVCCの2入力NANDゲー
ト5544の第1入力に信号を送っている。従って、N
ANDゲート5542の出力とNANDゲート5544
の第1入力との間には、回路5515と同一な電力低減
回路5515Aが介在されている。より低いVCCのN
ORゲート5548は、5ボルト側のより高いVCCの
2入力NANDゲート5544の第2入力へ信号を送っ
ている。従って、NORゲート5548の出力とNAN
Dゲート5544の第2入力との間には第2の同じ電力
低減回路5515Bが接続されている。
【0330】次に高いVCCのNORゲート5560の
3入力をそれぞれ、1)低いVCCのNORゲート55
52、2)低いVCCのNANDゲート5554および
3)低いVCCのインバータ5556によりドライブす
ることを仮説的に意図する。より低いVCCのゲート5
552、5554、5556と、高いVCCのNORゲ
ート5560の3入力との間に、回路5515C、D、
E(5515と同じ)を介在することにより、より大電
力の散逸を防止している。
3入力をそれぞれ、1)低いVCCのNORゲート55
52、2)低いVCCのNANDゲート5554および
3)低いVCCのインバータ5556によりドライブす
ることを仮説的に意図する。より低いVCCのゲート5
552、5554、5556と、高いVCCのNORゲ
ート5560の3入力との間に、回路5515C、D、
E(5515と同じ)を介在することにより、より大電
力の散逸を防止している。
【0331】NORゲート5560の出力は更にフィー
ドバックを行うことなく、より低いVCCの2入力NA
NDゲート5570の入力に信号を送るよう、境界55
10を横断するように結合されている。図66では、よ
り低いVCCのオープンコレクタインバータ6610
は、そのゲートが信号INに接続されている。FET6
610のソースドレインパスは別のFET6612のソ
ースドレインパスに直列接続されており、境界部551
0を横断して、より高いVCCのインバータ6620に
信号を送っている。インバータ6610はオープンコレ
クタであるので、これはINT信号をプルダウンでき、
インバータ6620がOUT信号を高レベルとするよう
にさせる。別のオープンコレクタインバータ6640お
よびイネーブリングトランジスタ6642が他方向に協
働し、次に説明するようにINTモードをプルアップす
る。FET6612および6642の双方は、イネーブ
リング信号ENに接続されており、この信号がアクティ
ブになるとこれらFETは導通状態となる。
ドバックを行うことなく、より低いVCCの2入力NA
NDゲート5570の入力に信号を送るよう、境界55
10を横断するように結合されている。図66では、よ
り低いVCCのオープンコレクタインバータ6610
は、そのゲートが信号INに接続されている。FET6
610のソースドレインパスは別のFET6612のソ
ースドレインパスに直列接続されており、境界部551
0を横断して、より高いVCCのインバータ6620に
信号を送っている。インバータ6610はオープンコレ
クタであるので、これはINT信号をプルダウンでき、
インバータ6620がOUT信号を高レベルとするよう
にさせる。別のオープンコレクタインバータ6640お
よびイネーブリングトランジスタ6642が他方向に協
働し、次に説明するようにINTモードをプルアップす
る。FET6612および6642の双方は、イネーブ
リング信号ENに接続されており、この信号がアクティ
ブになるとこれらFETは導通状態となる。
【0332】pMOS FET6630およびnMOS
FET6635からなるインバータは、双方のゲート
がOUTおよびFET6642を介してオープンコレク
タインバータ6640の出力に接続されている。FET
6630のソースおよびドレインは、INTノードおよ
び5V VCCとの間に接続され、FET6635のソ
ースおよびドレインはINTノードとGNDとの間に接
続されている。内部に上部FETおよび下部FETを有
する別のインバータ6650は、その入力がOCインバ
ータ6610の入力INに接続されている。インバータ
6650はその出力がOCインバータ6640のゲート
すなわち入力に接続されている。
FET6635からなるインバータは、双方のゲート
がOUTおよびFET6642を介してオープンコレク
タインバータ6640の出力に接続されている。FET
6630のソースおよびドレインは、INTノードおよ
び5V VCCとの間に接続され、FET6635のソ
ースおよびドレインはINTノードとGNDとの間に接
続されている。内部に上部FETおよび下部FETを有
する別のインバータ6650は、その入力がOCインバ
ータ6610の入力INに接続されている。インバータ
6650はその出力がOCインバータ6640のゲート
すなわち入力に接続されている。
【0333】INが高レベルから低レベルとなると、イ
ンバータ6610はオフ状態となり、インバータ665
0の出力は高レベルとなって、OCインバータ6640
の出力と低レベルにし、これによりトランジスタ664
2を直接介して出力OUTを低レベルとする。更にこの
ことにより、トランジスタ6635は遮断され、トラン
ジスタ6630が導通状態となるので、信号INTをよ
り高いVCC5V電源電圧に昇圧し、より高いVCCの
インバータ6620がその出力を低レベルとするように
させる。
ンバータ6610はオフ状態となり、インバータ665
0の出力は高レベルとなって、OCインバータ6640
の出力と低レベルにし、これによりトランジスタ664
2を直接介して出力OUTを低レベルとする。更にこの
ことにより、トランジスタ6635は遮断され、トラン
ジスタ6630が導通状態となるので、信号INTをよ
り高いVCC5V電源電圧に昇圧し、より高いVCCの
インバータ6620がその出力を低レベルとするように
させる。
【0334】上記実施例として、図55および66に開
示した原理および回路は、マルチ電源用途のためのデュ
アルVCC電圧回路におけるすべての種類のゲートおよ
び回路変形例に適用可能なPMU920の電力を低減で
きるという改良点を提供するものである。更に図66
は、境界のより高いVCC側のOUTにおいて、データ
バスと接続するためのイネーブリング/ディスエーブリ
ングトランジスタ6612、6642のために、3ステ
ート(フローティング)動作を行うのに有効な回路例も
示している。
示した原理および回路は、マルチ電源用途のためのデュ
アルVCC電圧回路におけるすべての種類のゲートおよ
び回路変形例に適用可能なPMU920の電力を低減で
きるという改良点を提供するものである。更に図66
は、境界のより高いVCC側のOUTにおいて、データ
バスと接続するためのイネーブリング/ディスエーブリ
ングトランジスタ6612、6642のために、3ステ
ート(フローティング)動作を行うのに有効な回路例も
示している。
【0335】図56は、MPUおよびPPUに使用され
る208ピンPQFPパッケージのためのピンの図であ
る。このピン割り当ては、本明細書の他のページの各チ
ップごとに表に記載されている。
る208ピンPQFPパッケージのためのピンの図であ
る。このピン割り当ては、本明細書の他のページの各チ
ップごとに表に記載されている。
【0336】図57は、カードインターフェースMCU
に使用され、MCUの作動領域に関連する208ピンの
PQFPパッケージのためのピン図である。これらピン
割り当ては他のページにて領域ごとに作表されている。
に使用され、MCUの作動領域に関連する208ピンの
PQFPパッケージのためのピン図である。これらピン
割り当ては他のページにて領域ごとに作表されている。
【0337】図58は、図5〜7および図8のための好
ましいシステム実施例を決定する方法における、あるシ
ーケンスのコスト関数グラフを示す図である。第1グラ
フ5810は、第1の小さい傾斜上昇部分5812と、
大きい傾斜上昇部分5814と、別の傾斜の小さい上昇
部分5816を有する、チップ対ピン数の組み立てコス
トを定性的に示している。第2グラフ5820は、ピン
数と妥協する2つのチップの組み合わせコストを示して
いる。第1チップはグラフ5810のように傾斜部分5
812、5814および5816を有し、第2チップは
妥協の結果、第1部分と鏡像関係にある相補的な傾斜部
分5822、5824および5826を有する。第1の
2つの曲線を合計したカーブ5828は、2つのチップ
のピンの平均数±平均値の約10%〜20%のデルタの
低コストゾーンの近くで最小値を有する。分析における
次の工程では、グラフ5830を検討しており、ここで
は、3つのチップ、例えばMPU102、PPU110
およびMCU112が、システム100の機能を含むす
べての種々のパーティション内でのピン数と妥協してい
る。メリット関数は3つのチップの各々に対するピン数
N1、N2、N3の関数として表されるCOSTであ
り、ここでN1、N2、N3の合計は定数である。一般
にメリット関数は0よりも小さいか、0に等しい関数F
(N1、N2、N3)によって拘束される。グラフ58
20と同様に、グラフ5830は図58において、クロ
スハッチングで表示した最小コスト領域を有するコスト
の三次元凹部領域を示す。この領域は3つのチップのピ
ンの平均値AVGNR=(N1+N2+N3)/3を中
心としている。この領域はこの平均値の約±10%〜2
0%の間の大きさを有する。このシステム100の実施
例では、ピン数は208ピンに等しくなるように選択さ
れている。システム100との関連いおいて、ほぼ均等
なこのピンの関係により、チップおよびボードのコスト
の双方の観点から、低コストのシステムを提供してい
る。
ましいシステム実施例を決定する方法における、あるシ
ーケンスのコスト関数グラフを示す図である。第1グラ
フ5810は、第1の小さい傾斜上昇部分5812と、
大きい傾斜上昇部分5814と、別の傾斜の小さい上昇
部分5816を有する、チップ対ピン数の組み立てコス
トを定性的に示している。第2グラフ5820は、ピン
数と妥協する2つのチップの組み合わせコストを示して
いる。第1チップはグラフ5810のように傾斜部分5
812、5814および5816を有し、第2チップは
妥協の結果、第1部分と鏡像関係にある相補的な傾斜部
分5822、5824および5826を有する。第1の
2つの曲線を合計したカーブ5828は、2つのチップ
のピンの平均数±平均値の約10%〜20%のデルタの
低コストゾーンの近くで最小値を有する。分析における
次の工程では、グラフ5830を検討しており、ここで
は、3つのチップ、例えばMPU102、PPU110
およびMCU112が、システム100の機能を含むす
べての種々のパーティション内でのピン数と妥協してい
る。メリット関数は3つのチップの各々に対するピン数
N1、N2、N3の関数として表されるCOSTであ
り、ここでN1、N2、N3の合計は定数である。一般
にメリット関数は0よりも小さいか、0に等しい関数F
(N1、N2、N3)によって拘束される。グラフ58
20と同様に、グラフ5830は図58において、クロ
スハッチングで表示した最小コスト領域を有するコスト
の三次元凹部領域を示す。この領域は3つのチップのピ
ンの平均値AVGNR=(N1+N2+N3)/3を中
心としている。この領域はこの平均値の約±10%〜2
0%の間の大きさを有する。このシステム100の実施
例では、ピン数は208ピンに等しくなるように選択さ
れている。システム100との関連いおいて、ほぼ均等
なこのピンの関係により、チップおよびボードのコスト
の双方の観点から、低コストのシステムを提供してい
る。
【0338】図59は、図6のPPU110およびキー
ボードコントローラ118の改良されたシステムの組み
合わせのための改良されたスヌーピング実施例である。
この実施例のバックグラウンドは、テキサスインスツル
メンツ社1992年のTACT84500EISAチッ
プセット6〜48、49ページに記載されており、これ
を参考例として引用する。キーボードコントローラKB
C118は、8042コンパーチブル態様またはIBM
PC ATコンパーチブル態様で作動し、比較的低速
度のマスクROMプログラムされる(すなわち再プログ
ラム可能な)マイクロコントローラである。従来システ
ムにおけるKBC118は、8086CPUに対するリ
セット信号をアサートすることによって保護モードから
リアルモードに従来の8086CPUを時々切り替えて
いた。初期の8086CPUは、わずかIM(2の20
乗)まで広がるアドレス空間を有していたが、最近のx
86CPUはIMを越える拡張アドレス空間を有してい
るので、アドレスビットA20に対しマスクビットを設
ける必要が生じた。例えばページングを行う場合、シス
テムは1M−32Kから1M+32KまでのページPを
セットアップできる。A20Mマスク信号を使用するだ
けで、CPUは保護モードでは1Mから1M+32Kま
でのエリア5950にアクセスでき、またはリアルモー
ドでは(1M+32Kの代わりに)0から32Kまでの
エリア5955にアクセスできる。従って、信号A20
MおよびRSTCPUは共にこのx86システムの特徴
をサポートするように働く。
ボードコントローラ118の改良されたシステムの組み
合わせのための改良されたスヌーピング実施例である。
この実施例のバックグラウンドは、テキサスインスツル
メンツ社1992年のTACT84500EISAチッ
プセット6〜48、49ページに記載されており、これ
を参考例として引用する。キーボードコントローラKB
C118は、8042コンパーチブル態様またはIBM
PC ATコンパーチブル態様で作動し、比較的低速
度のマスクROMプログラムされる(すなわち再プログ
ラム可能な)マイクロコントローラである。従来システ
ムにおけるKBC118は、8086CPUに対するリ
セット信号をアサートすることによって保護モードから
リアルモードに従来の8086CPUを時々切り替えて
いた。初期の8086CPUは、わずかIM(2の20
乗)まで広がるアドレス空間を有していたが、最近のx
86CPUはIMを越える拡張アドレス空間を有してい
るので、アドレスビットA20に対しマスクビットを設
ける必要が生じた。例えばページングを行う場合、シス
テムは1M−32Kから1M+32KまでのページPを
セットアップできる。A20Mマスク信号を使用するだ
けで、CPUは保護モードでは1Mから1M+32Kま
でのエリア5950にアクセスでき、またはリアルモー
ドでは(1M+32Kの代わりに)0から32Kまでの
エリア5955にアクセスできる。従って、信号A20
MおよびRSTCPUは共にこのx86システムの特徴
をサポートするように働く。
【0339】KBC118は、比較的低速のマイクロコ
ントローラであり、ある種のオペレーティングシステム
の機能は保護モードとリアルモードとの間の多数の切り
替え動作を必要とするので、KBC118に応答する際
のラテンシー(遅延)のために、これまではシステムの
性能がスローダウンしてきた。実際に、ラテンシーが保
護モードからリアルモードへの切り替え動作を行い、ソ
フトウェアがラテンシー期間の第1の部分の間でコード
の実行をし続けた後に、まずキーボードコントローラ出
力を発生することにより、このラテンシーを活用するよ
うなソフトウェアもある。
ントローラであり、ある種のオペレーティングシステム
の機能は保護モードとリアルモードとの間の多数の切り
替え動作を必要とするので、KBC118に応答する際
のラテンシー(遅延)のために、これまではシステムの
性能がスローダウンしてきた。実際に、ラテンシーが保
護モードからリアルモードへの切り替え動作を行い、ソ
フトウェアがラテンシー期間の第1の部分の間でコード
の実行をし続けた後に、まずキーボードコントローラ出
力を発生することにより、このラテンシーを活用するよ
うなソフトウェアもある。
【0340】PPU110は、PPU110のアドレス
A8のためのPCIコンフィギュレーションスペース内
にコンフィギュレーションビットKBCSNPENビッ
ト7を有する。このKBCSNPENビットはバス90
4からPORT92hを通る入力コマンドを待つ回路を
イネーブルまたはディスエーブルし、A20MおよびR
STCPUピンを附勢する。BIOSソフトウェアのオ
ペレーションは、このKBCSNPENビットをセット
すべきかしないかを決定する。
A8のためのPCIコンフィギュレーションスペース内
にコンフィギュレーションビットKBCSNPENビッ
ト7を有する。このKBCSNPENビットはバス90
4からPORT92hを通る入力コマンドを待つ回路を
イネーブルまたはディスエーブルし、A20MおよびR
STCPUピンを附勢する。BIOSソフトウェアのオ
ペレーションは、このKBCSNPENビットをセット
すべきかしないかを決定する。
【0341】システム100およびPPU110の実施
例は、PPU110内の高速ATバス904を直接モニ
タリングすることにより、KBC118の高速エミュレ
ーションを行うためのキーボードエミュレーションKB
C EMUを含む。このKBC EMUは高速ATバス
904、PCIバスインターフェースおよびPCIコン
フィギュレーションレジスタと同じシングルチップ上に
ある。ソフトウェアにコンパーチビリティを与えるた
め、このKBC EMUには、そのA20MおよびRS
TCPU出力上の、所定のまたはレジスタプログラマブ
ルな遅延が適当に与えられ、あるシステム内でKBC1
18のラテンシー期間の一部に侵入する現存するソフト
ウェアのオペレーションによって占められるインターバ
ルだけをカバーしている。KBC EMUはシステムの
オペレーションを改良するよう、できるだけ高速でこれ
ら信号を発生するハードウェアを有するようになってい
る。かかるソフトウェアがシステムにない場合、ハード
ウェアによって認められる範囲でできるだけ高速となる
ようにKBC EMUのインターバルを確立する。
例は、PPU110内の高速ATバス904を直接モニ
タリングすることにより、KBC118の高速エミュレ
ーションを行うためのキーボードエミュレーションKB
C EMUを含む。このKBC EMUは高速ATバス
904、PCIバスインターフェースおよびPCIコン
フィギュレーションレジスタと同じシングルチップ上に
ある。ソフトウェアにコンパーチビリティを与えるた
め、このKBC EMUには、そのA20MおよびRS
TCPU出力上の、所定のまたはレジスタプログラマブ
ルな遅延が適当に与えられ、あるシステム内でKBC1
18のラテンシー期間の一部に侵入する現存するソフト
ウェアのオペレーションによって占められるインターバ
ルだけをカバーしている。KBC EMUはシステムの
オペレーションを改良するよう、できるだけ高速でこれ
ら信号を発生するハードウェアを有するようになってい
る。かかるソフトウェアがシステムにない場合、ハード
ウェアによって認められる範囲でできるだけ高速となる
ようにKBC EMUのインターバルを確立する。
【0342】この構造および方法は、ライン5920上
での表示されたシーケンスの入力コマンド、例えばコマ
ンドがキーボードコントローラ118に達するのを防止
したり、A20GおよびCPUリセットRC#信号に関
連したコマンドをフィルタで除いたり、かかるコマンド
が送られた際にPPUがかかるコマンドに対するKBC
118のA20GおよびRC#出力5910によってK
BCが応答しないようにPPU110からKBC118
への禁止信号を送らないようにする別のタイプの初期の
方法とは異なっている。
での表示されたシーケンスの入力コマンド、例えばコマ
ンドがキーボードコントローラ118に達するのを防止
したり、A20GおよびCPUリセットRC#信号に関
連したコマンドをフィルタで除いたり、かかるコマンド
が送られた際にPPUがかかるコマンドに対するKBC
118のA20GおよびRC#出力5910によってK
BCが応答しないようにPPU110からKBC118
への禁止信号を送らないようにする別のタイプの初期の
方法とは異なっている。
【0343】一実施例におけるキーボードコントローラ
118としては、三菱電機のM38802E2FPチッ
プが適当である。KBC118上の入力DQ0−7に
は、XDバス116上の8ビットワイドなデータが結合
されている。PPU110によりPPU110のKBD
CLKピンからKBC118のXIN入力にキーボード
クロックソースラインLKBDCLKが供給される。P
PU110によって出力されるライン5930内の第2
ラインRSTXD#はKBC118のRESET#入力
をPPU110のRSTXD#ピンに接続している。
118としては、三菱電機のM38802E2FPチッ
プが適当である。KBC118上の入力DQ0−7に
は、XDバス116上の8ビットワイドなデータが結合
されている。PPU110によりPPU110のKBD
CLKピンからKBC118のXIN入力にキーボード
クロックソースラインLKBDCLKが供給される。P
PU110によって出力されるライン5930内の第2
ラインRSTXD#はKBC118のRESET#入力
をPPU110のRSTXD#ピンに接続している。
【0344】KBC118とキーボードKBDまたはマ
ウスMSとの間のライン5910は次のとおりである。 KBDIRQ キーボードインターラプトリクエスト KCLK キーボードクロック KDATA キーボードデータ MSIRQ マウスインターラプトリクエスト MSCLK マウスクロック MSDATA マウスデータ PPU110をKBC118との間のライン5920は
次のとおりである。 XD0−7 データ XDWR♯ KBCのIOW#へのXDの書き込み XDRD♯ KBCのIOR#へのXDの読み出し KBDCS♯ KBCのCS#へのKBCチップ選択 XA1 KBCのSA2ピンへのアドレスライ
ン
ウスMSとの間のライン5910は次のとおりである。 KBDIRQ キーボードインターラプトリクエスト KCLK キーボードクロック KDATA キーボードデータ MSIRQ マウスインターラプトリクエスト MSCLK マウスクロック MSDATA マウスデータ PPU110をKBC118との間のライン5920は
次のとおりである。 XD0−7 データ XDWR♯ KBCのIOW#へのXDの書き込み XDRD♯ KBCのIOR#へのXDの読み出し KBDCS♯ KBCのCS#へのKBCチップ選択 XA1 KBCのSA2ピンへのアドレスライ
ン
【0345】システム100およびPPU110の動作
の結果は、制御信号のスウィフト発生だけでなく、フィ
ルタリングをすることなく意図する態様でキーボードコ
ントローラ118の作動でもあるので、コントローラ1
18をポーリングするアプリケーションソフトウェアは
意図するオペレーションからの出発点を探すことができ
ない。
の結果は、制御信号のスウィフト発生だけでなく、フィ
ルタリングをすることなく意図する態様でキーボードコ
ントローラ118の作動でもあるので、コントローラ1
18をポーリングするアプリケーションソフトウェアは
意図するオペレーションからの出発点を探すことができ
ない。
【0346】図6のシステム100では、キーボードコ
ントローラ118への入力は禁止もされなければ、フィ
ルタで除かれることもない。A20G(ゲートA20)
およびRC#(リセットCPU)と称されるキーボード
コントローラKBCの2つの出力は、単に切り離された
ままである。このように、KBCA20GおよびRC#
信号のための回路をルート化するオンチップPPU11
0は不要とされ、この実施例ではポート92hを備えた
出力ロジックに直接KBC EMU回路が結合される。
ントローラ118への入力は禁止もされなければ、フィ
ルタで除かれることもない。A20G(ゲートA20)
およびRC#(リセットCPU)と称されるキーボード
コントローラKBCの2つの出力は、単に切り離された
ままである。このように、KBCA20GおよびRC#
信号のための回路をルート化するオンチップPPU11
0は不要とされ、この実施例ではポート92hを備えた
出力ロジックに直接KBC EMU回路が結合される。
【0347】PPU110内のPCIコンフィギュレー
ション空間内の雑レジスタ内で、更にビット1と表示さ
れたキーボードコントローラエミュレータイネーブル信
号KBC EM ENが構成される。ロジック(論理)
1となった時のこのエミュレータイネーブルビット1
は、図57のハードウェアエミュレータKBC EMU
の動作をイネーブルし、ロジック(論理)0となった
時、KBC EMUをディスエーブルする。このよう
に、更に別の実施例におけるプリント回路ボード302
上のKBC118出力A20GおよびRC#により、P
PU110の出力A20MおよびRSTCPUが適当に
OR演算され、一方、PPU110へのA20Gおよび
RC#入力が複雑になること、および不要なピンの出費
を防止している。
ション空間内の雑レジスタ内で、更にビット1と表示さ
れたキーボードコントローラエミュレータイネーブル信
号KBC EM ENが構成される。ロジック(論理)
1となった時のこのエミュレータイネーブルビット1
は、図57のハードウェアエミュレータKBC EMU
の動作をイネーブルし、ロジック(論理)0となった
時、KBC EMUをディスエーブルする。このよう
に、更に別の実施例におけるプリント回路ボード302
上のKBC118出力A20GおよびRC#により、P
PU110の出力A20MおよびRSTCPUが適当に
OR演算され、一方、PPU110へのA20Gおよび
RC#入力が複雑になること、および不要なピンの出費
を防止している。
【0348】図60は、図11のPPU内のオーディオ
出力のタイマー制御のためのオーディオタイマー実施例
である。ANDゲート6010は2つの入力、デジタル
状のスピーカオーディオデータのための第1入力および
PCU112のSPKROUTピンに接続された出力を
有する。ANDゲート6010の第2入力は他のぺージ
に作表したPCU112内の雑レジスタのビット1(S
PKEN)に結合されている。ソフトウェアはPCU1
12内のレジスタビット1をオペレートし、図6のサウ
ンド回路160に接続された図5内のサウンド出力を制
御することが好ましい。
出力のタイマー制御のためのオーディオタイマー実施例
である。ANDゲート6010は2つの入力、デジタル
状のスピーカオーディオデータのための第1入力および
PCU112のSPKROUTピンに接続された出力を
有する。ANDゲート6010の第2入力は他のぺージ
に作表したPCU112内の雑レジスタのビット1(S
PKEN)に結合されている。ソフトウェアはPCU1
12内のレジスタビット1をオペレートし、図6のサウ
ンド回路160に接続された図5内のサウンド出力を制
御することが好ましい。
【0349】図61は、図5〜7のシステムのパワーマ
ネジメント回路に接続するための、図8、61および6
2のボード300のセグメント化されたパワー導体面内
のセグメントに接続された電流センサ6105の電気図
である。電流センサ6105はセンサ選択カウンタCT
Rに応答するアナログサンプリングマルチプレクサ61
10により多重化され、キーボード302の別セグメン
トの電流消費量、よって電力消費量を表示するデジタル
信号のうちの1ビットまたは所望する2−3ビットへア
ナログ−デジタルコンバータADC6115によって変
換される電流レベルを有する。余分な出費が正当なもの
であれば、より多いビットのアナログ対デジタル変換を
使用できる。クロック信号CLK1およびCLK2は、
必要なようにカウンタCTRおよびADC6115へ送
られ、これらの機能によりこれらをステップする。次
に、こうして得られたデジタル情報のビットは、デマル
チプレクサ6120およびCTRによりデマルチプレク
ス化され、バス904によりアクセス可能なアクティビ
ティレジスタ6105のセクションへ入力され、メモリ
106に記憶され、図46のステップ4640の基準関
数Fに直接、または時間平均値として組み込まれる。低
電流はシステムアクティビティへの寄与が低いことを示
唆しているので、ADC6115からのビットはデマル
チプレクサ6120により適当に相補化され、またはあ
るプロセス実施例においては基準関数に対する逆タイプ
の寄与分を発生するように使用される。
ネジメント回路に接続するための、図8、61および6
2のボード300のセグメント化されたパワー導体面内
のセグメントに接続された電流センサ6105の電気図
である。電流センサ6105はセンサ選択カウンタCT
Rに応答するアナログサンプリングマルチプレクサ61
10により多重化され、キーボード302の別セグメン
トの電流消費量、よって電力消費量を表示するデジタル
信号のうちの1ビットまたは所望する2−3ビットへア
ナログ−デジタルコンバータADC6115によって変
換される電流レベルを有する。余分な出費が正当なもの
であれば、より多いビットのアナログ対デジタル変換を
使用できる。クロック信号CLK1およびCLK2は、
必要なようにカウンタCTRおよびADC6115へ送
られ、これらの機能によりこれらをステップする。次
に、こうして得られたデジタル情報のビットは、デマル
チプレクサ6120およびCTRによりデマルチプレク
ス化され、バス904によりアクセス可能なアクティビ
ティレジスタ6105のセクションへ入力され、メモリ
106に記憶され、図46のステップ4640の基準関
数Fに直接、または時間平均値として組み込まれる。低
電流はシステムアクティビティへの寄与が低いことを示
唆しているので、ADC6115からのビットはデマル
チプレクサ6120により適当に相補化され、またはあ
るプロセス実施例においては基準関数に対する逆タイプ
の寄与分を発生するように使用される。
【0350】図62は、ボードの異なるセグメントに異
なる電源電圧を選択的に供給するための、図8のプリン
ト回路ボードにおけるセグメント化された電力導体面の
平面図である。異なるVCCのセグメントまたは領域
の、ジグソーのような関係に留意されたい。
なる電源電圧を選択的に供給するための、図8のプリン
ト回路ボードにおけるセグメント化された電力導体面の
平面図である。異なるVCCのセグメントまたは領域
の、ジグソーのような関係に留意されたい。
【0351】図63は、回路1936の代わりに図21
で使用するための電源回路1936Aの別の実施例であ
る。コインセル形ダイオード1944、抵抗器1946
およびRCネットワーク1912、1914からRTC
RCLR#は図12に関連している。入力RTCPWR
はRTCPWR抵抗器6310が抵抗器1912への電
源側に接続されている第2RCネットワークを設けたこ
とにより、入力RTCPWRはRTCRCLR#から結
合が外されている。ピンRTCPWRと共通GNDとの
間にはバイパスコンデンサ6312が接続されている。
で使用するための電源回路1936Aの別の実施例であ
る。コインセル形ダイオード1944、抵抗器1946
およびRCネットワーク1912、1914からRTC
RCLR#は図12に関連している。入力RTCPWR
はRTCPWR抵抗器6310が抵抗器1912への電
源側に接続されている第2RCネットワークを設けたこ
とにより、入力RTCPWRはRTCRCLR#から結
合が外されている。ピンRTCPWRと共通GNDとの
間にはバイパスコンデンサ6312が接続されている。
【0352】トランジスタネットワーク6320は、電
源VCCをコインセル形ダイオード1944のカソード
および抵抗器1912および6310に結合している。
PNPバイポーラ電源スイッチングトランジスタ633
0は、そのエミッタが電源172VCCに接続され、そ
のコレクタがコインセル形ダイオード1944に接続さ
れ、そのベースがベースドライブNPNバイポーラトラ
ンジスタ6335のコレクタに接続されている。トラン
ジスタ6335のベース自体は、電源VCCとアースと
の間に直列接続された抵抗器6337および6339を
有する分圧器によって信号が送られている。このよう
に、VCCがパワーアップ時に上昇するか、またはパワ
ーダウン時に降下すると、トランジスタ6335内のベ
ース電流が大きくなり、このトランジスタをオンにし、
よってトランジスタ6330においてベース電流が大き
くなり、このトランジスタをオンにするだけでなく、コ
ネクタ1932におけるコインセルからのバックアップ
電力のための、代わりのRTC回路にVCCを供給す
る。この構造は電源電圧の信頼性のあるグリッジのない
電源となっている。
源VCCをコインセル形ダイオード1944のカソード
および抵抗器1912および6310に結合している。
PNPバイポーラ電源スイッチングトランジスタ633
0は、そのエミッタが電源172VCCに接続され、そ
のコレクタがコインセル形ダイオード1944に接続さ
れ、そのベースがベースドライブNPNバイポーラトラ
ンジスタ6335のコレクタに接続されている。トラン
ジスタ6335のベース自体は、電源VCCとアースと
の間に直列接続された抵抗器6337および6339を
有する分圧器によって信号が送られている。このよう
に、VCCがパワーアップ時に上昇するか、またはパワ
ーダウン時に降下すると、トランジスタ6335内のベ
ース電流が大きくなり、このトランジスタをオンにし、
よってトランジスタ6330においてベース電流が大き
くなり、このトランジスタをオンにするだけでなく、コ
ネクタ1932におけるコインセルからのバックアップ
電力のための、代わりのRTC回路にVCCを供給す
る。この構造は電源電圧の信頼性のあるグリッジのない
電源となっている。
【0353】図64は、図3のドッキングステーション
の実施例におけるバスインターフェース回路実施例のブ
ロック図である。PCI/ISAインターフェース64
10およびPCI/PCIインターフェース6420の
双方は、コネクタ65への同じPCIラインに接続され
ており、最後に、左側のノートブックコンピュータ6に
接続されている。制御ライン6430は、インターフェ
ース6410と6420とを接続している。
の実施例におけるバスインターフェース回路実施例のブ
ロック図である。PCI/ISAインターフェース64
10およびPCI/PCIインターフェース6420の
双方は、コネクタ65への同じPCIラインに接続され
ており、最後に、左側のノートブックコンピュータ6に
接続されている。制御ライン6430は、インターフェ
ース6410と6420とを接続している。
【0354】図65は、図3のドッキングステーション
の実施例における別のバスインターフェースの回路の実
施例のブロック図である。コネクタ65へのラインには
PCI/PCIインターフェースしか接続されていな
い。ここでドッキングステーションPCIバス71は、
PCI/ISAインターフェース6520への接続点で
ある。制御ライン6530はインターフェース6510
と6520とを接続している。その他の番号は比較のた
め図3のシステム要素に対応している。
の実施例における別のバスインターフェースの回路の実
施例のブロック図である。コネクタ65へのラインには
PCI/PCIインターフェースしか接続されていな
い。ここでドッキングステーションPCIバス71は、
PCI/ISAインターフェース6520への接続点で
ある。制御ライン6530はインターフェース6510
と6520とを接続している。その他の番号は比較のた
め図3のシステム要素に対応している。
【0355】図66は、図55と共にこれまで説明した
別のデュアルVCC電力低減回路の実施例の略図であ
る。
別のデュアルVCC電力低減回路の実施例の略図であ
る。
【0356】図67は、ビデオテレ会議機能およびバッ
テリープラットフォームを備えた2つのワイヤレスノー
トブックコンピュータの図である。図1の要素に対応す
る要素は同じままである。図67および68において、
LCDディスプレイの上の蓋21の中央に小型ビデオC
CDカメラ6710またはその他の適当なカメラが取り
付けられている。このカメラ6710はビデオインター
フェース回路52に結合されており、この回路は次に、
図68のノートブックコンピュータ6のワイドバンドの
PCIバス104に結合されている。更にLCDディス
プレイの上方の蓋21に取り付けられた図67のマイク
6720は、AUDIO回路に接続され、そのマイクの
オーディオ出力は図68のPPU110およびMPU1
02による更なる音声認識および応答ができるよう、デ
ジタル処理され、結合されている。
テリープラットフォームを備えた2つのワイヤレスノー
トブックコンピュータの図である。図1の要素に対応す
る要素は同じままである。図67および68において、
LCDディスプレイの上の蓋21の中央に小型ビデオC
CDカメラ6710またはその他の適当なカメラが取り
付けられている。このカメラ6710はビデオインター
フェース回路52に結合されており、この回路は次に、
図68のノートブックコンピュータ6のワイドバンドの
PCIバス104に結合されている。更にLCDディス
プレイの上方の蓋21に取り付けられた図67のマイク
6720は、AUDIO回路に接続され、そのマイクの
オーディオ出力は図68のPPU110およびMPU1
02による更なる音声認識および応答ができるよう、デ
ジタル処理され、結合されている。
【0357】ノートブックコンピュータ6用のバッテリ
ー寿命は、ポータブルバッテリーB2によって長くされ
ている。このバッテリーは平らな、すなわちプレート状
のシールされた頑丈なコンテナを有し、このコンテナは
ノートブックコンピュータのプラットフォームを兼ねて
いる。ゴムの脚6730は6735のような導電性のネ
ジまたはスナップスタッドを有し、これらスタッドは通
路6735および6740を通って突出している。左側
の前方および後方の通路はバッテリーの電極に内部接続
するよう、絶縁性の容器兼プラットフォームの本体に成
形されたねじ切りされた導電性金属カラーである。右側
の前方および後方の通路も同じであるが、ここでは貫通
孔として示されている。図68では、バッテリーB2へ
の電気接続部はノートブックコンピュータ6のP.S.
/システム制御ブロックに結合されている。
ー寿命は、ポータブルバッテリーB2によって長くされ
ている。このバッテリーは平らな、すなわちプレート状
のシールされた頑丈なコンテナを有し、このコンテナは
ノートブックコンピュータのプラットフォームを兼ねて
いる。ゴムの脚6730は6735のような導電性のネ
ジまたはスナップスタッドを有し、これらスタッドは通
路6735および6740を通って突出している。左側
の前方および後方の通路はバッテリーの電極に内部接続
するよう、絶縁性の容器兼プラットフォームの本体に成
形されたねじ切りされた導電性金属カラーである。右側
の前方および後方の通路も同じであるが、ここでは貫通
孔として示されている。図68では、バッテリーB2へ
の電気接続部はノートブックコンピュータ6のP.S.
/システム制御ブロックに結合されている。
【0358】バッテリーB2はリチウムイオン、ニッケ
ルカドミウム、水素化ニッケル、アルカリおよび鉛酸等
の種のグループから選択された化学薬品を含む。バッテ
リーの化学薬品のタイプの選択は電流密度、電流および
電圧レベル、ピークレベルおよび平均レベルでの電力消
費レートおよびバッテリー寿命等のファクタに応じて決
まる。プラットフォーム用には鉛酸が多少好ましいが、
上記バッテリーの化学薬品およびその他の化学薬品も適
当である。
ルカドミウム、水素化ニッケル、アルカリおよび鉛酸等
の種のグループから選択された化学薬品を含む。バッテ
リーの化学薬品のタイプの選択は電流密度、電流および
電圧レベル、ピークレベルおよび平均レベルでの電力消
費レートおよびバッテリー寿命等のファクタに応じて決
まる。プラットフォーム用には鉛酸が多少好ましいが、
上記バッテリーの化学薬品およびその他の化学薬品も適
当である。
【0359】プラットフォームの形状はノートブックコ
ンピュータ6に対する無線エネルギーを受信できるよう
な輻射性および誘導性を備えるだけでなく、その他のコ
ンピュータの特性を高める機能を有する。ここで、コン
ピュータプラットフォームの要素は重要な製造物である
だけでなく、電気的なプラットフォームの要素と組み合
わされたコンピュータの組み合わせにも寄与している。
ンピュータ6に対する無線エネルギーを受信できるよう
な輻射性および誘導性を備えるだけでなく、その他のコ
ンピュータの特性を高める機能を有する。ここで、コン
ピュータプラットフォームの要素は重要な製造物である
だけでなく、電気的なプラットフォームの要素と組み合
わされたコンピュータの組み合わせにも寄与している。
【0360】内部のワイヤレスモデムによって、ノート
ブックコンピュータ6のコードレス操作ができ、この内
部モデムは電話回線に接続するためのワイヤレスウォー
ルインターフェース6750と通信する。電話接続回線
を使用するかどうかはオプションであり、ワイヤレスウ
ォールインターフェースはかかる回線接続のための電話
ジャックを含む。
ブックコンピュータ6のコードレス操作ができ、この内
部モデムは電話回線に接続するためのワイヤレスウォー
ルインターフェース6750と通信する。電話接続回線
を使用するかどうかはオプションであり、ワイヤレスウ
ォールインターフェースはかかる回線接続のための電話
ジャックを含む。
【0361】ノートブックコンピュータ6の左側前方の
背部にコネクタ6760が設けられており、図1のフロ
ッピーディスクドライブを手動で引き出したり挿入した
りできるようになっており、更に同じ挿入可能な横断面
のCD−ROMドライブまたはバッテリーパックをその
左側開口部に手動で置換できるようになっている。
背部にコネクタ6760が設けられており、図1のフロ
ッピーディスクドライブを手動で引き出したり挿入した
りできるようになっており、更に同じ挿入可能な横断面
のCD−ROMドライブまたはバッテリーパックをその
左側開口部に手動で置換できるようになっている。
【0362】図1のトラックボール26は、図67のフ
ィンガーおよび/またはペン感応面およびセンサ回路6
780と置換し、カーソルを制御し、データ入力および
認識が可能となっている。表面を横断するよう、手動で
移動するようになっているか、またはユーザーの手の中
のワイヤレスマウストラックボールを手動操作するよう
な形状になっている、図67内のワイヤレスマイクは、
図68のワイヤレスマウスインターフェース6790と
通信する。
ィンガーおよび/またはペン感応面およびセンサ回路6
780と置換し、カーソルを制御し、データ入力および
認識が可能となっている。表面を横断するよう、手動で
移動するようになっているか、またはユーザーの手の中
のワイヤレスマウストラックボールを手動操作するよう
な形状になっている、図67内のワイヤレスマイクは、
図68のワイヤレスマウスインターフェース6790と
通信する。
【0363】図68は、ちょうど説明したバッテリープ
ラットフォームの接続部の一部を略図にした、図67の
ノートブックの各々のブロック図である。
ラットフォームの接続部の一部を略図にした、図67の
ノートブックの各々のブロック図である。
【0364】図69は、ノートブックコンピュータおよ
びドッキングステーションシステムのための別の回路お
よび接続部のブロック図である。図69において、コネ
クタ60−64は極めて低コストとなり、最小の回数の
接続および切り離しですむような寿命となるように選択
されている。コネクタ45および65は、頑丈で、かつ
何回も接続と切り離しを行うことができるように選択さ
れている。付加導線6905は、コネクタ45または6
5、またはその双方を通してワイドバンドのバス104
の他に信号を送るように配線されている。コネクタ60
−45をバックアップするためのラインを含み、これら
コネクタのラインはドッキングステーション7の周辺機
器、例えばプリンタ、FDD、MS、KBD、モニタ8
およびHDDに接続されている。更に、ライン6905
はノートブックコンピュータ6およびドッキングステー
ション7内の所定のサイドバンド信号化ライン6910
を含み、PPU110とPCI/ISAバスインターフ
ェース回路、すなわちチップ6920との間で双方向に
通信するようになっている。図69の実施例における物
理的および電気的な構造の改良の結果、信頼性、経済性
および性能上の利点が得られている。
びドッキングステーションシステムのための別の回路お
よび接続部のブロック図である。図69において、コネ
クタ60−64は極めて低コストとなり、最小の回数の
接続および切り離しですむような寿命となるように選択
されている。コネクタ45および65は、頑丈で、かつ
何回も接続と切り離しを行うことができるように選択さ
れている。付加導線6905は、コネクタ45または6
5、またはその双方を通してワイドバンドのバス104
の他に信号を送るように配線されている。コネクタ60
−45をバックアップするためのラインを含み、これら
コネクタのラインはドッキングステーション7の周辺機
器、例えばプリンタ、FDD、MS、KBD、モニタ8
およびHDDに接続されている。更に、ライン6905
はノートブックコンピュータ6およびドッキングステー
ション7内の所定のサイドバンド信号化ライン6910
を含み、PPU110とPCI/ISAバスインターフ
ェース回路、すなわちチップ6920との間で双方向に
通信するようになっている。図69の実施例における物
理的および電気的な構造の改良の結果、信頼性、経済性
および性能上の利点が得られている。
【0365】図70は、図69のシステム内で使用され
るサイドバンド信号化回路および方法のより詳細なブロ
ック図である。図70において、PCIバス104はマ
イクロプロセッサMPU102、カードインターフェー
スチップPCU112、周辺ユニットPPU110およ
びバッファ73に接続されている。バッファ73はノー
トブックコンピュータ6のバス104をドッキングステ
ーション7のPCI/PCIインターフェース72に接
続し、このインターフェースは次にライン6910を介
してPCI/ISAブリッジ回路6920、更に種々の
スロットおよび回路ボードまたはカード79、77等へ
のドッキングステーションのPCIスロットバス71に
も接続されている。PCI/ISAブリッジ6920
は、ドッキングステーションISAスロットバス83お
よびISAスロットおよび回路カード51、97等に接
続している。
るサイドバンド信号化回路および方法のより詳細なブロ
ック図である。図70において、PCIバス104はマ
イクロプロセッサMPU102、カードインターフェー
スチップPCU112、周辺ユニットPPU110およ
びバッファ73に接続されている。バッファ73はノー
トブックコンピュータ6のバス104をドッキングステ
ーション7のPCI/PCIインターフェース72に接
続し、このインターフェースは次にライン6910を介
してPCI/ISAブリッジ回路6920、更に種々の
スロットおよび回路ボードまたはカード79、77等へ
のドッキングステーションのPCIスロットバス71に
も接続されている。PCI/ISAブリッジ6920
は、ドッキングステーションISAスロットバス83お
よびISAスロットおよび回路カード51、97等に接
続している。
【0366】PPU110は、図15のDMAコントロ
ーラ910、図11、38および43のインターラプト
コントローラ回路914、XD/IDEインターフェー
ス934、フロッピーディスクコントローラ932、図
11の他の回路のうちのシリアルポートSIO936お
よびパラレルポート938を有する。更に、(SIO9
36とは別の)シリアルポート回路7010が結合され
ており、この回路はサイドバンド信号ライン6910を
介してドッキングステーション内のインターフェース回
路6920内のシリアルポート回路7020と双方向に
通信する。サイドバンド信号ライン6910では、クロ
ック信号ラインCLKはタイミングを行い、1つ(また
は所望すればそれ以上の)シリアルデータラインSER
IALDATAがドッキングステーション7からの所定
のISA制御信号をシリアルに表示する時間多重化され
たビットを送り、ドッキングステーション7はノートブ
ックコンピュータ6内のPPU110内のDMAコント
ローラ910およびインターラプトコントローラ914
によって利用されることが好ましい。
ーラ910、図11、38および43のインターラプト
コントローラ回路914、XD/IDEインターフェー
ス934、フロッピーディスクコントローラ932、図
11の他の回路のうちのシリアルポートSIO936お
よびパラレルポート938を有する。更に、(SIO9
36とは別の)シリアルポート回路7010が結合され
ており、この回路はサイドバンド信号ライン6910を
介してドッキングステーション内のインターフェース回
路6920内のシリアルポート回路7020と双方向に
通信する。サイドバンド信号ライン6910では、クロ
ック信号ラインCLKはタイミングを行い、1つ(また
は所望すればそれ以上の)シリアルデータラインSER
IALDATAがドッキングステーション7からの所定
のISA制御信号をシリアルに表示する時間多重化され
たビットを送り、ドッキングステーション7はノートブ
ックコンピュータ6内のPPU110内のDMAコント
ローラ910およびインターラプトコントローラ914
によって利用されることが好ましい。
【0367】ISAバスは下記のように作表された名称
および入出力数字を備えた多数のラインを有する。前に
−のついた名称の信号は低レベルアクティブであること
を示す。
および入出力数字を備えた多数のラインを有する。前に
−のついた名称の信号は低レベルアクティブであること
を示す。
【0368】
【表1】 信号の名称 I/O IRQ15,14,12−9,7−3 I DRQ7−5,3−0 I −DACK7−5,3−0 O −MASTER I OWS I −SMEMW O −SMEMR O −MEMW I/O −MEMR I/O −MEM CS16 I −I/O CS16 I −IOW I/O −IOR I/O −I/O CH CK I SD15−0 I/O −I/O CH RDY I AEN O SA19−0 I/O RESET DRV O CLK O LA23−17 I/O −Refresh I/O T/C O BALE O OSC O SBHE I/O
【0369】この例におけるドッキングステーション7
のISAスロットバス83は、上記ラインを有する。ブ
リッジ回路6920はISAバス83を制御する。PP
U110は図11および14のブリッジ回路902によ
って制御される改良された高速のオンチップISAバス
904を有する。PPU110はドッキングされていな
い場合(これは他のPCIエージェントが応答しなけれ
ばPCIサイクルに応答することを意味する)、更にP
CIバス104上で減算デコードされ、ドッキングステ
ーション7にドッキングされている時は、加算デコード
される。ハードウェアトラップピンまたはレジスタビッ
トはPPU110が加算デコードするかどうかをプログ
ラムするのに使用される。減算的にデコードされるドッ
キングステーション7のチップまたはカードの識別は、
ブリッジ回路6920によって決定される。
のISAスロットバス83は、上記ラインを有する。ブ
リッジ回路6920はISAバス83を制御する。PP
U110は図11および14のブリッジ回路902によ
って制御される改良された高速のオンチップISAバス
904を有する。PPU110はドッキングされていな
い場合(これは他のPCIエージェントが応答しなけれ
ばPCIサイクルに応答することを意味する)、更にP
CIバス104上で減算デコードされ、ドッキングステ
ーション7にドッキングされている時は、加算デコード
される。ハードウェアトラップピンまたはレジスタビッ
トはPPU110が加算デコードするかどうかをプログ
ラムするのに使用される。減算的にデコードされるドッ
キングステーション7のチップまたはカードの識別は、
ブリッジ回路6920によって決定される。
【0370】本明細書に説明するシステムのいずれかを
改良するための、次に説明するドッキングステーション
とノートブックコンピュータのDMA/IRQ制御実施
例では、DMAコントローラまたは1組のカスケード接
続されたDMAコントローラが経済的な設計をするよう
にシステム内に確立されている。図69ではシステムと
してのノートブックおよびドッキングステーションのた
めのDMAコントローラは、ノートブックコンピュータ
内のPPU110内のDMAコントローラ910となっ
ている。
改良するための、次に説明するドッキングステーション
とノートブックコンピュータのDMA/IRQ制御実施
例では、DMAコントローラまたは1組のカスケード接
続されたDMAコントローラが経済的な設計をするよう
にシステム内に確立されている。図69ではシステムと
してのノートブックおよびドッキングステーションのた
めのDMAコントローラは、ノートブックコンピュータ
内のPPU110内のDMAコントローラ910となっ
ている。
【0371】ノートブックのPPU110とドッキング
ステーションPCI/ISAブリッジチップ6920と
の間には、サイドバンドシリアルインターフェース信号
ライン6910が設けられている。ライン6920は2
線式モデムタイプのインターフェースまたは3線式RS
−232装置のような作動的インターフェースであるの
が適当である。
ステーションPCI/ISAブリッジチップ6920と
の間には、サイドバンドシリアルインターフェース信号
ライン6910が設けられている。ライン6920は2
線式モデムタイプのインターフェースまたは3線式RS
−232装置のような作動的インターフェースであるの
が適当である。
【0372】高速シリアルインターフェース7010、
6910、7020を通して通信される信号は次のとお
りである。 信号名 方向(NB=ノートブック、 DS=ドッキングステーション) インターラプリクエスト IRQ15、14、12−9、7−3 DSからNBへ DMAリクエスト DRQ7−5、3−0 DSからNBへ DMAアクノレッジ −DACK7−5、3−0 NBからDSへ マスターリクエスト信号 −MASTER DSからNBへ ターミナルカウント(DMA910 からの完了信号) T/C NBからDSへ DMAコントローラ910内のDMA 24ビットの現在アドレス(スタート または終了DMAアドレスは不要) NBからDSへ
6910、7020を通して通信される信号は次のとお
りである。 信号名 方向(NB=ノートブック、 DS=ドッキングステーション) インターラプリクエスト IRQ15、14、12−9、7−3 DSからNBへ DMAリクエスト DRQ7−5、3−0 DSからNBへ DMAアクノレッジ −DACK7−5、3−0 NBからDSへ マスターリクエスト信号 −MASTER DSからNBへ ターミナルカウント(DMA910 からの完了信号) T/C NBからDSへ DMAコントローラ910内のDMA 24ビットの現在アドレス(スタート または終了DMAアドレスは不要) NBからDSへ
【0373】これら信号のいずれかが値を変えると、こ
の信号は発振場所に応じてドッキングステーション7か
らノートブックコンピュータ6またはその逆方向に自動
的に送信される。各シリアルポート7010および70
20はシリアルライン6910に接続されたシリアル送
信/受信回路7030を有し、データインターフェース
はそれぞれのポートで受信されるための情報のためのシ
リアル−パラレルインターフェース7035およびそれ
ぞれのポートからシリアル状に送るべきパラレルデータ
を時間多重するパラレル−シリアルインターフェース7
030を有する。従って、例えば上記表に記載されたN
BからDSへの情報は、ブロック7010ではパラレル
ーシリアルインターフェース7030に送られるが、ブ
ロック7020ではシリアルーパラレルインターフェー
ス7035から送られる。逆に、上記表に記載されたD
SからNDへの情報は、ブロック7020ではパラレル
−シリアルインターフェース7030へ送られるが、ブ
ロック7010ではシリアルーパラレルインターフェー
ス7035から送られる。
の信号は発振場所に応じてドッキングステーション7か
らノートブックコンピュータ6またはその逆方向に自動
的に送信される。各シリアルポート7010および70
20はシリアルライン6910に接続されたシリアル送
信/受信回路7030を有し、データインターフェース
はそれぞれのポートで受信されるための情報のためのシ
リアル−パラレルインターフェース7035およびそれ
ぞれのポートからシリアル状に送るべきパラレルデータ
を時間多重するパラレル−シリアルインターフェース7
030を有する。従って、例えば上記表に記載されたN
BからDSへの情報は、ブロック7010ではパラレル
ーシリアルインターフェース7030に送られるが、ブ
ロック7020ではシリアルーパラレルインターフェー
ス7035から送られる。逆に、上記表に記載されたD
SからNDへの情報は、ブロック7020ではパラレル
−シリアルインターフェース7030へ送られるが、ブ
ロック7010ではシリアルーパラレルインターフェー
ス7035から送られる。
【0374】有利に通信できる別の情報としては、ドッ
キングステーションへのノートブックコンピュータの挿
入時に正のデコードエージェントとして(DSからND
へ)PPU110のブロック6920より発生される識
別信号およびNB DMAからDSへのBUSYステー
タス信号がある。
キングステーションへのノートブックコンピュータの挿
入時に正のデコードエージェントとして(DSからND
へ)PPU110のブロック6920より発生される識
別信号およびNB DMAからDSへのBUSYステー
タス信号がある。
【0375】NB、DSシステム内で1つのDMAとし
てDMA910を使用する利点としては、PC/AT
IBMのコンパーチビリティおよびブリッジ6920内
のゲートカウントが少ないことが挙げられる。
てDMA910を使用する利点としては、PC/AT
IBMのコンパーチビリティおよびブリッジ6920内
のゲートカウントが少ないことが挙げられる。
【0376】図71は、図70のサイドバンド信号化回
路および方法の異なる作動例に対する一組の波形図であ
る。
路および方法の異なる作動例に対する一組の波形図であ
る。
【0377】図71では、ドッキングステーション7内
のブリッジ6920からのすべてのDMA/MASTE
RはDMAアービットレーションためシリアルインター
フェースを通ってPPU110へ進む。チップ6920
からのDMAリクエストが一旦許可される(DACKが
戻される)と、DMAの現在アドレスがPPU110か
らシリアルインターフェースサイドバンドラインを介し
てチップ6920へ転送される。DMAの現在アドレス
はチップ6920のアドレスラッチCURRENT A
DR7050にロードされると、DMAサイクルがスタ
ートされる。DMA転送の2つのケースを表にし、下記
のようにサブ分割している。
のブリッジ6920からのすべてのDMA/MASTE
RはDMAアービットレーションためシリアルインター
フェースを通ってPPU110へ進む。チップ6920
からのDMAリクエストが一旦許可される(DACKが
戻される)と、DMAの現在アドレスがPPU110か
らシリアルインターフェースサイドバンドラインを介し
てチップ6920へ転送される。DMAの現在アドレス
はチップ6920のアドレスラッチCURRENT A
DR7050にロードされると、DMAサイクルがスタ
ートされる。DMA転送の2つのケースを表にし、下記
のようにサブ分割している。
【0378】ケース1: メモリの読み出し−−I/O
書き込みサイクル
書き込みサイクル
【0379】1.1:ノートブックシステム内のI/O
デバイス PPU110内にターゲットDMA I/Oデバイスが
ある場合、バスブリッジ902を介するDMAコントロ
ーラ910は、PCIバス104からメモリ(すなわち
106)を読み出し、ターゲットI/Oデバイスへメモ
リ読み出しI/O書き込みサイクルを発生する。
デバイス PPU110内にターゲットDMA I/Oデバイスが
ある場合、バスブリッジ902を介するDMAコントロ
ーラ910は、PCIバス104からメモリ(すなわち
106)を読み出し、ターゲットI/Oデバイスへメモ
リ読み出しI/O書き込みサイクルを発生する。
【0380】1.2:ISAドッキングステーションサ
ブシステム内のI/Oデバイス しかしながら、PPU110内にI/Oデバイスがない
場合、メモリ読み出し中にDMAコントローラ190お
よび内部のDMAページレジスタによってメモリ読み出
しアドレスがドライブされる。2つの条件について次の
ように説明する。
ブシステム内のI/Oデバイス しかしながら、PPU110内にI/Oデバイスがない
場合、メモリ読み出し中にDMAコントローラ190お
よび内部のDMAページレジスタによってメモリ読み出
しアドレスがドライブされる。2つの条件について次の
ように説明する。
【0381】1.2.1:条件1:PCIデバイスまた
はメインメモリによってメモリサイクルが許可される
と、メモリ読み出しサイクルが完了した後、PPU11
0はデータを記憶する。PPU110は内部サイクルを
発生し、サイドバンドライン6910でなくてPCIバ
ス10を通して記憶データをチップ6920の書き込み
バッファへ書き込む。チップ6920は疑似的メモリの
読み出しおよび実際のI/O書き込みサイクルを開始
し、ISAバスサイクル波形に対する図71の条件1.
2.1波形図に示すように、DMA転送を完了するよう
にデータを発生する。
はメインメモリによってメモリサイクルが許可される
と、メモリ読み出しサイクルが完了した後、PPU11
0はデータを記憶する。PPU110は内部サイクルを
発生し、サイドバンドライン6910でなくてPCIバ
ス10を通して記憶データをチップ6920の書き込み
バッファへ書き込む。チップ6920は疑似的メモリの
読み出しおよび実際のI/O書き込みサイクルを開始
し、ISAバスサイクル波形に対する図71の条件1.
2.1波形図に示すように、DMA転送を完了するよう
にデータを発生する。
【0382】1.2.2:条件2:メモリ106または
PCIデバイスによってメモリ読み出しサイクルが許可
されない場合、ドッキングISAバス83に対しDMA
サイクル全体が再び向けられる。チップ6920はドッ
キングISAバス83上にメモリ読み出しおよびI/O
書き込みDMAサイクルを発生するが、この理由は、チ
ップはサイドバンドライン6910によって先に供給さ
れたばかりのDMA現在アドレスをラッチ7050内に
ラッチしているからである。このサイクルは図71の条
件1.2.2に示されている。
PCIデバイスによってメモリ読み出しサイクルが許可
されない場合、ドッキングISAバス83に対しDMA
サイクル全体が再び向けられる。チップ6920はドッ
キングISAバス83上にメモリ読み出しおよびI/O
書き込みDMAサイクルを発生するが、この理由は、チ
ップはサイドバンドライン6910によって先に供給さ
れたばかりのDMA現在アドレスをラッチ7050内に
ラッチしているからである。このサイクルは図71の条
件1.2.2に示されている。
【0383】ケース2: I/O読み出し−−メモリ書
き込みサイクル 2.1:ノートブックコンピュータ6システム内のI/
Oデバイス
き込みサイクル 2.1:ノートブックコンピュータ6システム内のI/
Oデバイス
【0384】2.1.1:PCIバス上のメモリデバイ
ス PPU110内にリクエスト中のDMA I/Oデバイ
スがある場合、PPU110は対応するI/Oデバイス
からI/O読み出し信号を発生し、図71の条件2.
1.1に示されるように、PCIバス104へのメモリ
書き込みサイクルを開始する。
ス PPU110内にリクエスト中のDMA I/Oデバイ
スがある場合、PPU110は対応するI/Oデバイス
からI/O読み出し信号を発生し、図71の条件2.
1.1に示されるように、PCIバス104へのメモリ
書き込みサイクルを開始する。
【0385】2.1.2:ISAドッキングISAバス
83上のメモリデバイス ノートブックコンピュータ6またはドッキングステーシ
ョン7のいずれかのPCIエージェントがメモリサイク
ルを許可しない場合、チップ6920は現在のPCIサ
イクルをアボートし、サイドバンドライン6910を介
してラッチ7050内に入っていたDMAデータおよび
メモリアドレスと共に、このメモリ書き込みサイクルを
ドッキングステーション内のISAバス83へ再び向け
る。このメモリ書き込みサイクルは図71の条件2.
1.2に示されている。
83上のメモリデバイス ノートブックコンピュータ6またはドッキングステーシ
ョン7のいずれかのPCIエージェントがメモリサイク
ルを許可しない場合、チップ6920は現在のPCIサ
イクルをアボートし、サイドバンドライン6910を介
してラッチ7050内に入っていたDMAデータおよび
メモリアドレスと共に、このメモリ書き込みサイクルを
ドッキングステーション内のISAバス83へ再び向け
る。このメモリ書き込みサイクルは図71の条件2.
1.2に示されている。
【0386】2.2:ISAドッキングステーションの
サブシステム内のI/Oデバイス PPU110内にリクエスト中のデバイスがない場合、
チップ6920はこのチップ6920自体がPPU D
MAコントローラ910へ送ったDMAリクエストに対
するDMAアクノレッジに応答し、バス83上に標準的
なISA I/O読み出し−−メモリ書き込みDMAサ
イクルを発生する。このサイクル中、ブリッジチップ6
920にはデータもラッチされる。ISAバス83は減
算的デコードバスであるので、メモリ書き込みサイクル
もPCIバス71および104へ向けられ、サイクルを
許可しているデバイスがあるかどうかを見る。PCIデ
バイスによってメモリサイクルが許可されていれば、D
MAサイクル全体を完了する。許可されていない場合、
ISAサイクルは最初に完了されているので、ブリッジ
チップ6920はターゲットアボートサイクルを実行す
るだけである。
サブシステム内のI/Oデバイス PPU110内にリクエスト中のデバイスがない場合、
チップ6920はこのチップ6920自体がPPU D
MAコントローラ910へ送ったDMAリクエストに対
するDMAアクノレッジに応答し、バス83上に標準的
なISA I/O読み出し−−メモリ書き込みDMAサ
イクルを発生する。このサイクル中、ブリッジチップ6
920にはデータもラッチされる。ISAバス83は減
算的デコードバスであるので、メモリ書き込みサイクル
もPCIバス71および104へ向けられ、サイクルを
許可しているデバイスがあるかどうかを見る。PCIデ
バイスによってメモリサイクルが許可されていれば、D
MAサイクル全体を完了する。許可されていない場合、
ISAサイクルは最初に完了されているので、ブリッジ
チップ6920はターゲットアボートサイクルを実行す
るだけである。
【0387】このように、PCIバスインターフェース
設計が最小となり、ISA DMAサイクルが完全にコ
ンパーチブルであるという利点が得られる。
設計が最小となり、ISA DMAサイクルが完全にコ
ンパーチブルであるという利点が得られる。
【0388】ケース3: ISAマスターモード PPU110がDMAアクノレッジサイクル中にアクテ
ィブなドッキングMASTER#信号をサンプリングす
るときはいつも、このMASTERがデアサートされる
まで、ブリッジチップ6920にPCIバス制御信号が
転送される。換言すれば、PPU110はDMAタスク
を行うようにはサポートされない。MASTER#信号
は一実施例内のDMAコントローラ910へ適当にルー
ト化されるか、またはPCIアービッタ906へルート
化される。このアービッタでは、新しいマスターである
ドッキングステーション7内のISAカードにマスター
シップが許可される。
ィブなドッキングMASTER#信号をサンプリングす
るときはいつも、このMASTERがデアサートされる
まで、ブリッジチップ6920にPCIバス制御信号が
転送される。換言すれば、PPU110はDMAタスク
を行うようにはサポートされない。MASTER#信号
は一実施例内のDMAコントローラ910へ適当にルー
ト化されるか、またはPCIアービッタ906へルート
化される。このアービッタでは、新しいマスターである
ドッキングステーション7内のISAカードにマスター
シップが許可される。
【0389】ISAの仕様はメモリ間またはI/O間の
転送を要求していないので、このための手段は説明しな
いこととする。本明細書には数個の好ましい実施例が記
載されている。本発明の範囲は特許請求の範囲内で記載
した実施例と異なる実施例も含むと解すべきである。
転送を要求していないので、このための手段は説明しな
いこととする。本明細書には数個の好ましい実施例が記
載されている。本発明の範囲は特許請求の範囲内で記載
した実施例と異なる実施例も含むと解すべきである。
【0390】例えば、カラーディスプレイデバイスは、
ラスタースキャンされるブラウン管またはその他のラス
タースキャンされるデバイス;ラスタースキャンされ
ず、平行ラインまたはフレームドライブを有するデバイ
ス;カラープリンタ、フィルムフォーマッタまたはその
他のハードコピーディスプレイ;液晶、プラズマ、ホロ
グラフィ、変形可能なマイクロミラー、電界放出または
他のCRTの他のディスプレイ、または非CRT技術;
または非平面画像形成技術を使用した三次元または他の
デバイスとすることができる。
ラスタースキャンされるブラウン管またはその他のラス
タースキャンされるデバイス;ラスタースキャンされ
ず、平行ラインまたはフレームドライブを有するデバイ
ス;カラープリンタ、フィルムフォーマッタまたはその
他のハードコピーディスプレイ;液晶、プラズマ、ホロ
グラフィ、変形可能なマイクロミラー、電界放出または
他のCRTの他のディスプレイ、または非CRT技術;
または非平面画像形成技術を使用した三次元または他の
デバイスとすることができる。
【0391】本明細書の説明内のマイクロコンピュータ
なる用語は、マイクロコンピュータはメモリを必要とす
るが、マイクロプロセッサはメモリを必要としないこと
を意味するのに用いられている。本明細書におけるこの
ような用語は、これら用語を同義語にすることもでき、
均等物を意味するように使用されている。「処理回路」
なる用語はASIC(特殊アプリケーション用集積回
路)、PAL(プログラマブルアレイロジック)、PL
A(プログラマブルロジックアレイ)、デコーダ、メモ
リ、ソフトに基づかないプロセッサ、または他の回路も
しくは任意のアーキテクチャのマイクロプロセッサおよ
びマイクロコンピュータ、またはそれらの組み合わせを
含むデジタルコンピュータを包括する。これら用語は、
本発明の範囲を解釈するに当たり、非限定的なものであ
ると解釈すべきである。
なる用語は、マイクロコンピュータはメモリを必要とす
るが、マイクロプロセッサはメモリを必要としないこと
を意味するのに用いられている。本明細書におけるこの
ような用語は、これら用語を同義語にすることもでき、
均等物を意味するように使用されている。「処理回路」
なる用語はASIC(特殊アプリケーション用集積回
路)、PAL(プログラマブルアレイロジック)、PL
A(プログラマブルロジックアレイ)、デコーダ、メモ
リ、ソフトに基づかないプロセッサ、または他の回路も
しくは任意のアーキテクチャのマイクロプロセッサおよ
びマイクロコンピュータ、またはそれらの組み合わせを
含むデジタルコンピュータを包括する。これら用語は、
本発明の範囲を解釈するに当たり、非限定的なものであ
ると解釈すべきである。
【0392】内部および外部の接続はオーミック接触、
容量性結合、介在回路を介する直接または間接的な接続
とすることができる。さらにシリコン、ヒ化ガリウムま
たはその他の電子材料群によるディスクリート部品また
は完全に集積化された回路のみならず、光をベースとす
るか、またはその他の技術に基づく形態で実現が可能で
ある。本発明の種々の実施例は、ハードウェア、ソフト
ウェア、またはマイクロコード化されたファームウェア
を使用できるし、またこれらによって実施できる。プロ
セス図は、マイクロコードおよびソフトウェアに基づく
実施例のためのフローチャートを示すものである。
容量性結合、介在回路を介する直接または間接的な接続
とすることができる。さらにシリコン、ヒ化ガリウムま
たはその他の電子材料群によるディスクリート部品また
は完全に集積化された回路のみならず、光をベースとす
るか、またはその他の技術に基づく形態で実現が可能で
ある。本発明の種々の実施例は、ハードウェア、ソフト
ウェア、またはマイクロコード化されたファームウェア
を使用できるし、またこれらによって実施できる。プロ
セス図は、マイクロコードおよびソフトウェアに基づく
実施例のためのフローチャートを示すものである。
【0393】以上で、図示した実施例を参照して本発明
について説明したが、これら説明は限定的な意味に解釈
すべきものではない。当業者が説明を読めば、図示した
実施例の種々の変形例およびそれらの組み合わせだけで
なく、本発明の他の実施例が明らかとなろう。従って、
添付した特許請求の範囲はかかる変形例または実施例を
含むものである。
について説明したが、これら説明は限定的な意味に解釈
すべきものではない。当業者が説明を読めば、図示した
実施例の種々の変形例およびそれらの組み合わせだけで
なく、本発明の他の実施例が明らかとなろう。従って、
添付した特許請求の範囲はかかる変形例または実施例を
含むものである。
【0394】図9において、MPU102はマイクロプ
ロセッサと、メモリコントローラと、PCIブリッジユ
ニットとを含み、これらはすべて単一集積回路チップ上
に設けられる。
ロセッサと、メモリコントローラと、PCIブリッジユ
ニットとを含み、これらはすべて単一集積回路チップ上
に設けられる。
【0395】この好ましい実施例の特徴は次のとおりで
ある。 集積化された486クロック2倍スタティックコア 3.3Vでの50MHzおよび66MHzの動作 内部486CPUバスへの直接高速バスインターフェー
ス 集積化された8Kバイトのキャッシュ
ある。 集積化された486クロック2倍スタティックコア 3.3Vでの50MHzおよび66MHzの動作 内部486CPUバスへの直接高速バスインターフェー
ス 集積化された8Kバイトのキャッシュ
【0396】高度なパワーマネジメントソフトウェアを
サポートしていること システムマネジメントモードのハードウェア 高優先度のシステムマネジメントインターラプト(SM
I) サスペンドモード(ハードウェアおよびソフトウェアで
介しされる)
サポートしていること システムマネジメントモードのハードウェア 高優先度のシステムマネジメントインターラプト(SM
I) サスペンドモード(ハードウェアおよびソフトウェアで
介しされる)
【0397】集積化された50MHzおよび66MHz
のメモリコントローラ 50および66MHzでの60nsでのアクセスに対し
て最適化されたプログラマブルDRAM 3.3Vおよび5VのDRAMをサポートしていること 外部バッファ化を行うことなく4つの32ビットバンク
内の256MバイトまでのDRAMをサポートしている
こと 250K、512K、1M、2M、4M、8Mおよび1
6Mの非対称および対照的DRAMをサポートしている
こと。 シャドー化されたRAMをサポートしていること メインメモリ(DRAM)へSMMメモリがマッピング
されていること 2レベルのDRAM書き込みバッファ 集積化された4レベルのDRAMリフレッシュ待ち行列 プログラマブル書き込み保護領域
のメモリコントローラ 50および66MHzでの60nsでのアクセスに対し
て最適化されたプログラマブルDRAM 3.3Vおよび5VのDRAMをサポートしていること 外部バッファ化を行うことなく4つの32ビットバンク
内の256MバイトまでのDRAMをサポートしている
こと 250K、512K、1M、2M、4M、8Mおよび1
6Mの非対称および対照的DRAMをサポートしている
こと。 シャドー化されたRAMをサポートしていること メインメモリ(DRAM)へSMMメモリがマッピング
されていること 2レベルのDRAM書き込みバッファ 集積化された4レベルのDRAMリフレッシュ待ち行列 プログラマブル書き込み保護領域
【0398】DRAMのための高度なパワーマネジメン
ト サスペンドリフレッシュ セルフリフレッシュ スローリフレッシュ RASリフレッシュ前のCAS
ト サスペンドリフレッシュ セルフリフレッシュ スローリフレッシュ RASリフレッシュ前のCAS
【0399】マスター/スレーブ操作のための集積化さ
れたPCIバスインターフェース図9のマイクロプロセ
ッサ、メモリ制御ユニットおよびPCIブリッジユニッ
ト(MPU)102は、486CPU701に集積化さ
れており、DRAMコントローラ718およびPCIイ
ンターフェース716は、208ピンのPQFP(プラ
スチッククワッドフラットパック)パッケージ内に収容
された1つのチップに集積化されている。
れたPCIバスインターフェース図9のマイクロプロセ
ッサ、メモリ制御ユニットおよびPCIブリッジユニッ
ト(MPU)102は、486CPU701に集積化さ
れており、DRAMコントローラ718およびPCIイ
ンターフェース716は、208ピンのPQFP(プラ
スチッククワッドフラットパック)パッケージ内に収容
された1つのチップに集積化されている。
【0400】486CPUコアは、8Kバイトの書き込
みスルーな32ビットの命令/データキャッシュ704
を含む。このキャッシュ704は1024個のセットと
して構成された2方向セットであり、各セットは各4バ
イトの2ラインを含む。このキャッシュはCPUコア7
02の内部実行パイプラインに迅速に命令およびデータ
を供給することによって、性能全体に貢献している。
みスルーな32ビットの命令/データキャッシュ704
を含む。このキャッシュ704は1024個のセットと
して構成された2方向セットであり、各セットは各4バ
イトの2ラインを含む。このキャッシュはCPUコア7
02の内部実行パイプラインに迅速に命令およびデータ
を供給することによって、性能全体に貢献している。
【0401】MPU102のパワーマネジメント機能に
よって、マイクロプロセッサが3倍モードにある時の電
流消費量を大幅に低減できる。図23内のPPU110
に関連して説明したようなハードウェアまたはソフトウ
ェアで開始される動作のいずれかによってこのスタンバ
イモードに入る。このスタンバイモードは図27に示す
ようなMPU102のマスククロックMSKCLK入力
ピンを介し、CPUクロックを変調可能とするので、電
力消費量を低減できる。一旦スタンバイモードとなる
と、図33を参照して説明したように、サスペンドモー
ドを発生し、外部クロック入力を停止することによっ
て、さらにMPUの電力消費量を低減できる。MPU1
02はスタティックデバイスであるので、クロック入力
が停止されても内部データは失われることはない。
よって、マイクロプロセッサが3倍モードにある時の電
流消費量を大幅に低減できる。図23内のPPU110
に関連して説明したようなハードウェアまたはソフトウ
ェアで開始される動作のいずれかによってこのスタンバ
イモードに入る。このスタンバイモードは図27に示す
ようなMPU102のマスククロックMSKCLK入力
ピンを介し、CPUクロックを変調可能とするので、電
力消費量を低減できる。一旦スタンバイモードとなる
と、図33を参照して説明したように、サスペンドモー
ドを発生し、外部クロック入力を停止することによっ
て、さらにMPUの電力消費量を低減できる。MPU1
02はスタティックデバイスであるので、クロック入力
が停止されても内部データは失われることはない。
【0402】システムマネジメントモード(SMM)は
追加インターラプト信号SMI#およびアドレス空間を
提供し、この空間はI/O周辺機器のシステムパワーマ
ネジメントまたはソフトウェアトランスペアレントエミ
ュレーションまたはその他の目的に使用できる。他のイ
ンターラプトよりも優先度の高いシステムマネジメント
インターラプト(SMI)を使用することによって、S
MMに入ることができる。プロテクトされたSMMアド
レススペース内で作動中、SMIインターラプトルーチ
ンはオペレーティングシステムまたはアプリケーション
プログラムと干渉することなく実行できる。SMIの受
信後、CPUの一部を自動的にセーブし、SMMに入
り、SMMアドレス空間でプログラムの実行を開始す
る。SMMのメモリのロケーションおよびサイズは、プ
ログラマブルである。486コア命令セットのうちの7
つのSMM命令は、SMMモードとなっている時の全C
PUステートのセーブおよび回復を可能にする。
追加インターラプト信号SMI#およびアドレス空間を
提供し、この空間はI/O周辺機器のシステムパワーマ
ネジメントまたはソフトウェアトランスペアレントエミ
ュレーションまたはその他の目的に使用できる。他のイ
ンターラプトよりも優先度の高いシステムマネジメント
インターラプト(SMI)を使用することによって、S
MMに入ることができる。プロテクトされたSMMアド
レススペース内で作動中、SMIインターラプトルーチ
ンはオペレーティングシステムまたはアプリケーション
プログラムと干渉することなく実行できる。SMIの受
信後、CPUの一部を自動的にセーブし、SMMに入
り、SMMアドレス空間でプログラムの実行を開始す
る。SMMのメモリのロケーションおよびサイズは、プ
ログラマブルである。486コア命令セットのうちの7
つのSMM命令は、SMMモードとなっている時の全C
PUステートのセーブおよび回復を可能にする。
【0403】図9において、MPU102は256Mバ
イトまでのDRAMメモリ106をサポートする高性能
DRAMコントローラ718を統合している。更に、メ
モリインターフェースバッファ720は3.3Vまたは
5Vで作動するようにプログラムできる。DRAMコン
トローラ718は60nsおよび80nsのアクセスを
サポートするようにプログラムできる。スロー、セル
フ、サスペンドおよびRAS前のCASリフレッシュを
含む種々のリフレッシュモードがサポートされている。
イトまでのDRAMメモリ106をサポートする高性能
DRAMコントローラ718を統合している。更に、メ
モリインターフェースバッファ720は3.3Vまたは
5Vで作動するようにプログラムできる。DRAMコン
トローラ718は60nsおよび80nsのアクセスを
サポートするようにプログラムできる。スロー、セル
フ、サスペンドおよびRAS前のCASリフレッシュを
含む種々のリフレッシュモードがサポートされている。
【0404】PCI2.0仕様に合致するオンチップP
CIインターフェース716(バスブリッジ)が適当に
設けられている。PCIインターフェース716は、C
PUと高速PCIバス104との間でCPUによって開
始される転送がなされる時のバスマスターおよびPCI
で開始される転送用のターゲットとして働く。パワーマ
ネジメントをサポートする重要な特徴は、CPUがDR
AM106または内部キャッシュ704をアクセスして
いる際のPCIバスサイクルを禁止するのに使用される
バスクワイエットモードである。
CIインターフェース716(バスブリッジ)が適当に
設けられている。PCIインターフェース716は、C
PUと高速PCIバス104との間でCPUによって開
始される転送がなされる時のバスマスターおよびPCI
で開始される転送用のターゲットとして働く。パワーマ
ネジメントをサポートする重要な特徴は、CPUがDR
AM106または内部キャッシュ704をアクセスして
いる際のPCIバスサイクルを禁止するのに使用される
バスクワイエットモードである。
【0405】MPU信号ピンの機能の説明を次の表に示
す。
す。
【0406】
【表2】
【0407】
【表3】
【0408】
【表4】
【0409】
【表5】
【0410】
【表6】
【0411】
【表7】
【0412】
【表8】
【0413】
【表9】
【0414】
【表10】
【0415】
【表11】
【0416】
【表12】
【0417】
【表13】
【0418】
【表14】
【0419】
【表15】
【0420】
【表16】 注 1) ピン1,8,17,21,34,43,47,5
4,140,149,156,162,166,17
2,175,183,190,199,201,および
208(計20個) 2) ピン6,10,19,32,36,45,52,
53,60,69,73,86,95,99,104,
110,114,123,132,138,147,1
51,157,158,159,160,161,16
4,173,174,177,188,192,および
203(計34個) 3) ピン77,103,および122(計3個) 4) ピン58,62,71,84,88,97,10
5,112,121,125,および136(計11
個) 5) ピン168,170,187,および189(計
4個)
4,140,149,156,162,166,17
2,175,183,190,199,201,および
208(計20個) 2) ピン6,10,19,32,36,45,52,
53,60,69,73,86,95,99,104,
110,114,123,132,138,147,1
51,157,158,159,160,161,16
4,173,174,177,188,192,および
203(計34個) 3) ピン77,103,および122(計3個) 4) ピン58,62,71,84,88,97,10
5,112,121,125,および136(計11
個) 5) ピン168,170,187,および189(計
4個)
【0421】RESET信号がアサートされると、埋め
込まれた486コアプロセッサ702が初期化される。
プロセッサ702はリアルモード(8686モード)と
なり、次の表に示された信号ステートが確立され、次の
表内にリストされたレジスタがそれらの初期化された値
にセットされる。RESETはキャッシュ704を無効
にし、ディスエーブルし、ページングをオフにしてプロ
セッサ706のクロック回路を非クロック倍化モードに
戻す。RESETがアサートされるとマイクロプロセッ
サ102はすべてのローカルバスアクティビティおよび
すべての内部実行を終了させる。RESETがアサート
される時間中、内部パイプラインがフラッシュされ、命
令の実行またはバスアクティビティは行われない。
込まれた486コアプロセッサ702が初期化される。
プロセッサ702はリアルモード(8686モード)と
なり、次の表に示された信号ステートが確立され、次の
表内にリストされたレジスタがそれらの初期化された値
にセットされる。RESETはキャッシュ704を無効
にし、ディスエーブルし、ページングをオフにしてプロ
セッサ706のクロック回路を非クロック倍化モードに
戻す。RESETがアサートされるとマイクロプロセッ
サ102はすべてのローカルバスアクティビティおよび
すべての内部実行を終了させる。RESETがアサート
される時間中、内部パイプラインがフラッシュされ、命
令の実行またはバスアクティビティは行われない。
【0422】RESETのデアサートから約350〜4
50のCLK2クロックサイクル(図36のHCLK
2)(セルフテストが必要であれば更に220+60サ
イクル)の後にプロセッサ702は物理的メモリの頂部
(アドレスロケーションFFFF FFF01)にて命
令の実行を開始する。第1インターセグメントJUMP
またはCALLが実行されると、図9におけるローカル
バス714のアドレスラインA31−A20はコードセ
グメントの相対的メモリアクセスサイクル中に低レベル
にドライブされる。これらアドレスラインが低レベルで
ある間、マイクロプロセッサ102はプログラムの実行
を介してシステムの特殊な初期化が行われるまで、物理
的アドレス空間のうちの最も低い1Mバイト内だけにあ
る命令を実行する。
50のCLK2クロックサイクル(図36のHCLK
2)(セルフテストが必要であれば更に220+60サ
イクル)の後にプロセッサ702は物理的メモリの頂部
(アドレスロケーションFFFF FFF01)にて命
令の実行を開始する。第1インターセグメントJUMP
またはCALLが実行されると、図9におけるローカル
バス714のアドレスラインA31−A20はコードセ
グメントの相対的メモリアクセスサイクル中に低レベル
にドライブされる。これらアドレスラインが低レベルで
ある間、マイクロプロセッサ102はプログラムの実行
を介してシステムの特殊な初期化が行われるまで、物理
的アドレス空間のうちの最も低い1Mバイト内だけにあ
る命令を実行する。
【0423】
【表17】
【0424】
【表18】
【0425】486CPUコア702の内部回路は、テ
キサスインスツルメンツ社から入手できるTI486マ
イクロプロセッサ;レファレンスガイド1993に図解
され、詳細に説明されており、このレファレンスガイド
を参考例として引用する。
キサスインスツルメンツ社から入手できるTI486マ
イクロプロセッサ;レファレンスガイド1993に図解
され、詳細に説明されており、このレファレンスガイド
を参考例として引用する。
【0426】このクロック回路706は「電源の変動に
よる影響を少なくした電圧制御式発振器およびシステ
ム」を発明の名称とし、1993年10月8日こ出願さ
れた米国特許出願第08/133,497号に記載され
ており、この出願を参考例として引用する。
よる影響を少なくした電圧制御式発振器およびシステ
ム」を発明の名称とし、1993年10月8日こ出願さ
れた米国特許出願第08/133,497号に記載され
ており、この出願を参考例として引用する。
【0427】図9において、PCIバスブリッジ716
は、MPU102の他の部分とPCIバス104との間
のインターフェースとなっている。集積された486コ
アプロセッサ701およびメモリコントローラ718、
720のサブシステムは、PCIブリッジ716を介し
てPCIバス104に接続されている。PCIブリッジ
716は集積486コアプロセッサ701のローカルバ
ス714のアドレス空間をPCI104のアドレス空間
にマップ化し、486コアプロセッサがPCIコンフィ
ギュレーション空間にアクセスできるようにするメカニ
ズムとなっている。PCIブリッジ716は低ラテンシ
ーなパスとなっており、486コアプロセッサはメモリ
I/O空間にマップ化された他のPCIエージェントに
このパスを通して直接アクセスする。更にPCIブリッ
ジ716はMPU102外のPCIマスターが直接メイ
ンメモリにアクセスできるようにする高バンド幅パスを
提供している。MPU102は本明細書に記載した原理
に従い、0MHzから25または33MHz、更に何百
MHzもの高い周波数で作動するバスマスター(イニシ
エータ)またはPCIスレーブ(ターゲット)として作
動できる。
は、MPU102の他の部分とPCIバス104との間
のインターフェースとなっている。集積された486コ
アプロセッサ701およびメモリコントローラ718、
720のサブシステムは、PCIブリッジ716を介し
てPCIバス104に接続されている。PCIブリッジ
716は集積486コアプロセッサ701のローカルバ
ス714のアドレス空間をPCI104のアドレス空間
にマップ化し、486コアプロセッサがPCIコンフィ
ギュレーション空間にアクセスできるようにするメカニ
ズムとなっている。PCIブリッジ716は低ラテンシ
ーなパスとなっており、486コアプロセッサはメモリ
I/O空間にマップ化された他のPCIエージェントに
このパスを通して直接アクセスする。更にPCIブリッ
ジ716はMPU102外のPCIマスターが直接メイ
ンメモリにアクセスできるようにする高バンド幅パスを
提供している。MPU102は本明細書に記載した原理
に従い、0MHzから25または33MHz、更に何百
MHzもの高い周波数で作動するバスマスター(イニシ
エータ)またはPCIスレーブ(ターゲット)として作
動できる。
【0428】MPU102は256バイトコンフィギュ
レーション空間を実現しており、この空間はPCIエー
ジェントを構成するためのレジスタ712のための物理
的アドレス空間である。このコンフィギュレーションレ
ジスタ712は、インデックス/データレジスタペアを
介してアクセスされる。
レーション空間を実現しており、この空間はPCIエー
ジェントを構成するためのレジスタ712のための物理
的アドレス空間である。このコンフィギュレーションレ
ジスタ712は、インデックス/データレジスタペアを
介してアクセスされる。
【0429】メインメモリアクセスに対するPCIバス
104にとって、MPU102はPCIバス104上の
ターゲットである。周辺コンポーネントのアクセスへの
ホストに対し、MPUはPCIバス104上のマスター
となっている。このホストはコンフィギュレーションア
ドレス空間および非コンフィギュレーションアドレス空
間の双方に読み出しおよび書き込みできる。ホストがM
PUコンフィギュレーションレジスタ712にアクセス
しているとき、MPU102はマスター兼ターゲットの
となっている。ブリッジ716からMPUコンフィギュ
レーションレジスタ712内のMPPU102回路によ
りアボートされるコンフィギュレーションサイクルは、
PCIバス104には送られない。
104にとって、MPU102はPCIバス104上の
ターゲットである。周辺コンポーネントのアクセスへの
ホストに対し、MPUはPCIバス104上のマスター
となっている。このホストはコンフィギュレーションア
ドレス空間および非コンフィギュレーションアドレス空
間の双方に読み出しおよび書き込みできる。ホストがM
PUコンフィギュレーションレジスタ712にアクセス
しているとき、MPU102はマスター兼ターゲットの
となっている。ブリッジ716からMPUコンフィギュ
レーションレジスタ712内のMPPU102回路によ
りアボートされるコンフィギュレーションサイクルは、
PCIバス104には送られない。
【0430】FRAME、IRDYおよびTRDYは、
ある種のPCI制御信号である。FRAMEはPCI転
送の開始および終了を表示するよう、イニシエータ(マ
スター)によってアサートされる。IRDYはデータが
有効(書き込み)であること、またはデータをアクセプ
ト(読み出し)するよう、レディー状態であることを表
示するようイニシエータによってアサートされる。TR
DYはPCIターゲットによりデータが有効(読み出
し)である、またはデータをアクセプト(書き込み)す
るようレディー状態であるかを表示するよう、PCIタ
ーゲットによりアサートされる。
ある種のPCI制御信号である。FRAMEはPCI転
送の開始および終了を表示するよう、イニシエータ(マ
スター)によってアサートされる。IRDYはデータが
有効(書き込み)であること、またはデータをアクセプ
ト(読み出し)するよう、レディー状態であることを表
示するようイニシエータによってアサートされる。TR
DYはPCIターゲットによりデータが有効(読み出
し)である、またはデータをアクセプト(書き込み)す
るようレディー状態であるかを表示するよう、PCIタ
ーゲットによりアサートされる。
【0431】FRAMEのアサートによりすべてのPC
Iトランザクションが始まり、それによりマスターはア
ドレスおよび制御情報をアドレス/データADおよびC
/BEコマンド/バイトイネーブルラインへ載せる。ト
ランザクションが読み出しである場合、バスの方向を回
転し、ターゲットによってドライブできるように次のサ
イクルを使用する。トランザクションが書き込みである
場合、次のサイクルはターゲットに転送すべきデータを
含むデータフェーズとすることができる。
Iトランザクションが始まり、それによりマスターはア
ドレスおよび制御情報をアドレス/データADおよびC
/BEコマンド/バイトイネーブルラインへ載せる。ト
ランザクションが読み出しである場合、バスの方向を回
転し、ターゲットによってドライブできるように次のサ
イクルを使用する。トランザクションが書き込みである
場合、次のサイクルはターゲットに転送すべきデータを
含むデータフェーズとすることができる。
【0432】IRDYおよびTRDYの双方がアサート
されるとデータフェーズが完了する。データフェーズ中
にIRDYまたはTRDYのいずれかが否定されれば、
例えばバスブリッジ716によてウェイトステートが挿
入される。イニシエータが1つのデータ転送しか有して
おらず、マルチプルデータフェーズ、例えばバーストサ
イクルによるサイクル中のようにIRDYがアサートさ
れると、FRAMEが否定される。バーストサイクルが
生じない場合において、IRDYがアサートされるとF
RAMEが否定される。FRAMEおよびIRDYの双
方が否定される(高レベル)と、データ転送が完了し、
バス104はアイドルサイクルとなる。
されるとデータフェーズが完了する。データフェーズ中
にIRDYまたはTRDYのいずれかが否定されれば、
例えばバスブリッジ716によてウェイトステートが挿
入される。イニシエータが1つのデータ転送しか有して
おらず、マルチプルデータフェーズ、例えばバーストサ
イクルによるサイクル中のようにIRDYがアサートさ
れると、FRAMEが否定される。バーストサイクルが
生じない場合において、IRDYがアサートされるとF
RAMEが否定される。FRAMEおよびIRDYの双
方が否定される(高レベル)と、データ転送が完了し、
バス104はアイドルサイクルとなる。
【0433】MPU102がFRAMEをアサートする
と、システム内のその他のPCIエージェントがバス1
04のADラインにドライブされているアドレスをデコ
ードする。図5〜7のPCU112、ディスプレイコン
トローラ114およびデバイス210および220は、
システム100内のアドレスを除くアドレスを確実にデ
コードし、PPU110は他のデバイスによって請求さ
れていないアドレスを減算的にデコードする。エージェ
ントデバイスがアドレスを自己のものとしてデコードす
ると、そのデバイスは選択ライン上のアクティブ信号D
EVSELをアサートすることにより、ターゲットとし
て自らを識別する。5つのクロック内でデバイスが応答
しなければ、MPU102はマスターアボートによりサ
イクルを終了する。MPU102がメインメモリ106
の転送に対するPPU110のケースのように別のPC
Iマスターのターゲットとなっていると、MPU102
はDEVSELをアサートし、サイクルをクレームす
る。
と、システム内のその他のPCIエージェントがバス1
04のADラインにドライブされているアドレスをデコ
ードする。図5〜7のPCU112、ディスプレイコン
トローラ114およびデバイス210および220は、
システム100内のアドレスを除くアドレスを確実にデ
コードし、PPU110は他のデバイスによって請求さ
れていないアドレスを減算的にデコードする。エージェ
ントデバイスがアドレスを自己のものとしてデコードす
ると、そのデバイスは選択ライン上のアクティブ信号D
EVSELをアサートすることにより、ターゲットとし
て自らを識別する。5つのクロック内でデバイスが応答
しなければ、MPU102はマスターアボートによりサ
イクルを終了する。MPU102がメインメモリ106
の転送に対するPPU110のケースのように別のPC
Iマスターのターゲットとなっていると、MPU102
はDEVSELをアサートし、サイクルをクレームす
る。
【0434】バスコマンドは次の表に示されているよう
なマスターPCIデバイスがMPU102にリクエスト
しているトランザクションのタイプをPCIターゲット
デバイスに表示する。入力は1つの実施例に適用し、他
の実施例は各システムの実施例のコマンドおよびアーキ
テクチャに対し適当に選択されたターゲットおよびイニ
シエータとしてのサポートとなる。
なマスターPCIデバイスがMPU102にリクエスト
しているトランザクションのタイプをPCIターゲット
デバイスに表示する。入力は1つの実施例に適用し、他
の実施例は各システムの実施例のコマンドおよびアーキ
テクチャに対し適当に選択されたターゲットおよびイニ
シエータとしてのサポートとなる。
【0435】
【表19】
【0436】MPUはマスターとしてバーストサイクル
をサポートできるが、サポートする必要はない。CPU
コア702のメモリマネジメントユニットMMUには適
当にバーストインターフェースが設けられている。別の
PCIマスターがメモリにデータをバーストすることを
試みようとしている場合、MPUのPCIブリッジ71
6も第1データが転送された後に非バーストモードでP
CIバーストサイクルを終了することもできる。しかし
ながらバーストモードでは、バーストサイクルは完了す
るように実行する。MPUがバースト転送中にPCIバ
スを使用できる時間長さを制限するのにラテンシータイ
マーを適当に使用する。
をサポートできるが、サポートする必要はない。CPU
コア702のメモリマネジメントユニットMMUには適
当にバーストインターフェースが設けられている。別の
PCIマスターがメモリにデータをバーストすることを
試みようとしている場合、MPUのPCIブリッジ71
6も第1データが転送された後に非バーストモードでP
CIバーストサイクルを終了することもできる。しかし
ながらバーストモードでは、バーストサイクルは完了す
るように実行する。MPUがバースト転送中にPCIバ
スを使用できる時間長さを制限するのにラテンシータイ
マーを適当に使用する。
【0437】説明の主題をステータスおよびエラーリポ
ートへ変えると、MPU102はエラーを取り扱うため
の2つの信号PERRおよびSERRを有する。PER
Rは特別サイクルを除き、すべてのPCIトランザクシ
ョン中、データパリティエラーをリポートするのに使用
される。SERRはアドレスパリティエラーおよび特別
サイクルデータパリティエラーをデコードするのに使用
される。データを受けるPCIエージェントがデータパ
リティエラーを検出すると、PERRがアサートされる
アドレスパリティエラーまたは特別サイクルデータパリ
ティエラーを検出するPCIエージェントによってSE
RRがアサートされる。エラーが生じた場合、後のレジ
スタの表に記載したように、ブロック712内のステー
タスおよびコマンドレジスタ内で適当なステータスビッ
トがセットされる。
ートへ変えると、MPU102はエラーを取り扱うため
の2つの信号PERRおよびSERRを有する。PER
Rは特別サイクルを除き、すべてのPCIトランザクシ
ョン中、データパリティエラーをリポートするのに使用
される。SERRはアドレスパリティエラーおよび特別
サイクルデータパリティエラーをデコードするのに使用
される。データを受けるPCIエージェントがデータパ
リティエラーを検出すると、PERRがアサートされる
アドレスパリティエラーまたは特別サイクルデータパリ
ティエラーを検出するPCIエージェントによってSE
RRがアサートされる。エラーが生じた場合、後のレジ
スタの表に記載したように、ブロック712内のステー
タスおよびコマンドレジスタ内で適当なステータスビッ
トがセットされる。
【0438】更に別のMPUエラーとして、1)存在し
ていないデバイスへのアクセス、または2)リクエスト
を処理できないターゲットへのアクセスがある。MPU
102がマスターとして所定時間内にDEVSELに応
答しないデバイスまたは存在しないデバイスにアクセス
しようとする時、MPU102はマスターアボートを実
行する。MPUがターゲットデバイスおよびリクエスト
を処理できないターゲットデバイスにアクセスする場
合、ターゲットはアボートする。いずれのケースでもス
テータスおよびコマンドレジスタ内のステータスビット
はマスターアボート(MABTビット)またはターゲッ
トアボートが生じたことを表示するようにセットされ
る。
ていないデバイスへのアクセス、または2)リクエスト
を処理できないターゲットへのアクセスがある。MPU
102がマスターとして所定時間内にDEVSELに応
答しないデバイスまたは存在しないデバイスにアクセス
しようとする時、MPU102はマスターアボートを実
行する。MPUがターゲットデバイスおよびリクエスト
を処理できないターゲットデバイスにアクセスする場
合、ターゲットはアボートする。いずれのケースでもス
テータスおよびコマンドレジスタ内のステータスビット
はマスターアボート(MABTビット)またはターゲッ
トアボートが生じたことを表示するようにセットされ
る。
【0439】MPU102にはマスターにより開始され
たターミネーションのみならず、ターゲットにより開始
されたターミネーションの双方もサポートする。FRA
MEおよびIRDYの双方がバスがアイドル状態にある
ことが表示されるとすべてのトランザクションが終了さ
れる。マスターにより開始されるターミネーションとし
ては、1)サイクルの終了、または2)上記のようなマ
スターのアボート、3)タイムアウトにより終了があ
る。サイクルの完了はPCIトランザクションの正常な
完了である。
たターミネーションのみならず、ターゲットにより開始
されたターミネーションの双方もサポートする。FRA
MEおよびIRDYの双方がバスがアイドル状態にある
ことが表示されるとすべてのトランザクションが終了さ
れる。マスターにより開始されるターミネーションとし
ては、1)サイクルの終了、または2)上記のようなマ
スターのアボート、3)タイムアウトにより終了があ
る。サイクルの完了はPCIトランザクションの正常な
完了である。
【0440】タイムアウトターミネーションとは、トラ
ンザクションを完了できる前にラテンシータイマーが終
了することにより、終了したトランザクションを意味す
る。MPUは、1)再試行、2)アボート、または3)
切り離しのいずれかにより、ターゲットにより開始され
たターミネーションに応答する。
ンザクションを完了できる前にラテンシータイマーが終
了することにより、終了したトランザクションを意味す
る。MPUは、1)再試行、2)アボート、または3)
切り離しのいずれかにより、ターゲットにより開始され
たターミネーションに応答する。
【0441】再試行とは、現在ではトランザクションに
応答できず、後にトランザクションを再度試みなければ
ならないことを、イニシエータに通知するターゲットに
よるターミネーションを意味する。
応答できず、後にトランザクションを再度試みなければ
ならないことを、イニシエータに通知するターゲットに
よるターミネーションを意味する。
【0442】アボートとは、致命的なエラーが生じたこ
と、またはトランザクションに応答できないとターゲッ
トが判断した時にターゲットにより行われるターミネー
ションである。PCIステータスレジスタ内でターゲッ
トのアボートを受信したステータスビット(TABT)
がセットされ、MPUがPCUターゲットアボート条件
を受けたことを表示する。
と、またはトランザクションに応答できないとターゲッ
トが判断した時にターゲットにより行われるターミネー
ションである。PCIステータスレジスタ内でターゲッ
トのアボートを受信したステータスビット(TABT)
がセットされ、MPUがPCUターゲットアボート条件
を受けたことを表示する。
【0443】切り離しとは、第1データフェーズが転送
された後に、ラテンシー時間内にターゲットが応答でき
ないためリクエストされるターミネーションを意味す
る。対照的に、再試行中にはデータは転送されない。M
PU102は単一データしか転送しない時、この切り離
しはSTOPがアサートされることを除き、正常なサイ
クルの完了に似ている。ターゲットとしてMPUはトラ
ンザクションを完了する。再試行、切り離しまたはアボ
ート信号は発生されない。
された後に、ラテンシー時間内にターゲットが応答でき
ないためリクエストされるターミネーションを意味す
る。対照的に、再試行中にはデータは転送されない。M
PU102は単一データしか転送しない時、この切り離
しはSTOPがアサートされることを除き、正常なサイ
クルの完了に似ている。ターゲットとしてMPUはトラ
ンザクションを完了する。再試行、切り離しまたはアボ
ート信号は発生されない。
【0444】MPU102はHALTおよびSHUTD
OWNをサポートしている。このホールト命令(HL
T)はプログラムの実行を停止し、スタートするまでロ
ーカルバス714をプロセッサ102が使用することを
防止する。HALT内のCPU702は小パワーサスペ
ンドモードに入る。INTR入力ピンで外部ハードウェ
アインターラプトが検出され、インターラプトがイネー
ブルされる(EFLAGS内のIFビット=1)と、S
MI、NMIまたはRESETはCPUをホールトステ
ートから出す。PCIブリッジ716は、PCIバス1
04上で特別サイクルとしてHALTをブロードキャス
トする。
OWNをサポートしている。このホールト命令(HL
T)はプログラムの実行を停止し、スタートするまでロ
ーカルバス714をプロセッサ102が使用することを
防止する。HALT内のCPU702は小パワーサスペ
ンドモードに入る。INTR入力ピンで外部ハードウェ
アインターラプトが検出され、インターラプトがイネー
ブルされる(EFLAGS内のIFビット=1)と、S
MI、NMIまたはRESETはCPUをホールトステ
ートから出す。PCIブリッジ716は、PCIバス1
04上で特別サイクルとしてHALTをブロードキャス
トする。
【0445】更に処理することを禁止するような苛酷な
エラーが発見されると、シャットダウンが生じる。PC
IブリッジはPCI特別サイクルとしてシャットダウン
サイクルをブロードキャストしない。その代わりにPC
Iブリッジロジックは内部でCPUにリセットを発生す
る。
エラーが発見されると、シャットダウンが生じる。PC
IブリッジはPCI特別サイクルとしてシャットダウン
サイクルをブロードキャストしない。その代わりにPC
Iブリッジロジックは内部でCPUにリセットを発生す
る。
【0446】PPU110によりINTR出力がMPU
INTR入力にアサートされると、MPU102のブリ
ッジ716によりインターラプトアクノレッジサイクル
が発生される。インターラプトアクノレッジサイクル
中、内部バスサイクル定義信号(M/IO(ピン)、D
/C(内部)、およびWR(ピン))が000にドライ
ブされる。インターラプトアクノレッジサイクルは2つ
の8ビット読み出しオぺレーションを有し、アドレスは
それぞれ第1および第2サイクルで4および0にドライ
ブされる。インターラプトアクノレッジサイクル中、第
1バイトの読み出しは無視され、第2バイトの読み出し
により8ビットのインターラプトベクトルが発生され
る。2つの読み出しが背面実行されるようにROCKも
アサートされる。
INTR入力にアサートされると、MPU102のブリ
ッジ716によりインターラプトアクノレッジサイクル
が発生される。インターラプトアクノレッジサイクル
中、内部バスサイクル定義信号(M/IO(ピン)、D
/C(内部)、およびWR(ピン))が000にドライ
ブされる。インターラプトアクノレッジサイクルは2つ
の8ビット読み出しオぺレーションを有し、アドレスは
それぞれ第1および第2サイクルで4および0にドライ
ブされる。インターラプトアクノレッジサイクル中、第
1バイトの読み出しは無視され、第2バイトの読み出し
により8ビットのインターラプトベクトルが発生され
る。2つの読み出しが背面実行されるようにROCKも
アサートされる。
【0447】PCIバスではCPUバス714上での2
つの背面読み出しサイクルと対照的に、インターラプト
アクノレッジサイクルは単一サイクルとなっている。こ
のサイクルはADSにより開始され、RDYによって終
了される内部サイクルである。PCIバス上ではPPU
にFRAMEが発生され、インターラプトアクノレッジ
(INTA)サイクルをスタートする。これらCPUバ
スサイクル定義信号はPCIインターラプトアクノレッ
ジ(INTA)コマンドに変換される。PPU110は
図11、38、43および44の内部インターラプトコ
ントローラ14から単一インターラプトベクトルバイト
を発生することにより、FRAMEおよびINTAコマ
ンドに応答する。IRDY/TRDYハンドシェイクに
基づき、CPUに第2RDYが発生され、サイクルが完
了する。
つの背面読み出しサイクルと対照的に、インターラプト
アクノレッジサイクルは単一サイクルとなっている。こ
のサイクルはADSにより開始され、RDYによって終
了される内部サイクルである。PCIバス上ではPPU
にFRAMEが発生され、インターラプトアクノレッジ
(INTA)サイクルをスタートする。これらCPUバ
スサイクル定義信号はPCIインターラプトアクノレッ
ジ(INTA)コマンドに変換される。PPU110は
図11、38、43および44の内部インターラプトコ
ントローラ14から単一インターラプトベクトルバイト
を発生することにより、FRAMEおよびINTAコマ
ンドに応答する。IRDY/TRDYハンドシェイクに
基づき、CPUに第2RDYが発生され、サイクルが完
了する。
【0448】PCコンパーチブルアドレスマップでは、
ビデオメモリ(VRAMまたはDRAM)、ROMおよ
びシステム拡張メモリに対してアドレス空間512K−
1M(00080000h−000FFFFFh)が保
留されている。MPU102のPCIブリッジ716
は、ブロック712内でDRAMシャドーおよびタイミ
ング制御レジスタを実現しており、このレジスタはアド
レスレンジ512K−640K(00080000h−
0009FFFFh)を除くこの空間内のメモリブロッ
クに対し、読み出しオンリー、書き込みオンリー、読み
出し/書き込み、またはディスエーブル属性をプログラ
ムできるようにする。ほとんどの現在のPCシステムで
は、アドレス空間00000000h−0009FFF
Fhに広がる640KBのDRAMメモリが設けられて
いる。
ビデオメモリ(VRAMまたはDRAM)、ROMおよ
びシステム拡張メモリに対してアドレス空間512K−
1M(00080000h−000FFFFFh)が保
留されている。MPU102のPCIブリッジ716
は、ブロック712内でDRAMシャドーおよびタイミ
ング制御レジスタを実現しており、このレジスタはアド
レスレンジ512K−640K(00080000h−
0009FFFFh)を除くこの空間内のメモリブロッ
クに対し、読み出しオンリー、書き込みオンリー、読み
出し/書き込み、またはディスエーブル属性をプログラ
ムできるようにする。ほとんどの現在のPCシステムで
は、アドレス空間00000000h−0009FFF
Fhに広がる640KBのDRAMメモリが設けられて
いる。
【0449】次の表は、640K−1M空間(000A
0000h−000FFFFFh)内のメモリに対する
DRAMシャドーおよびタイミング制御レジスタによっ
て決められる粒度を示している。
0000h−000FFFFFh)内のメモリに対する
DRAMシャドーおよびタイミング制御レジスタによっ
て決められる粒度を示している。
【0450】640K−1M空間内のメモリブロックに
は読み出しオンリー、書き込みオンリー、読み出し/書
き込み、またはディスエーブル属性も割り当てられてい
る。アクセスがCPUの主要バス714で生じたのか、
または第2(PCI)バス104上で生じているのかに
応じて、ホストPCIブリッジ716はメモリアクセス
に応答する。例えば書き込みオンリーに対して属性ビッ
ト(メモリ空間に対するシャドーレジスタのSRRn、
SRWnビット内のコード01)がセットされるメモリ
ブロックに対して、ホストブリッジ主要バス714上で
発生される書き込みアクセスは、ブリッジ716を通っ
てPCIバス104に達するのでなく、MCU718に
よって制御されている主システムメモリ106にバス7
14を介してメモリアクセスが向けられる。バス714
上で発生されるこの同じメモリブロックへの読み出しア
クセスは、ブリッジを通って、例えば図6のBIOSR
AM120へのPCIバス104へ進み、システムDR
AM106によっては応答しない。ブリッジ716内の
このロジックは下記に説明するようなBIOS RAM
からDRAMへのコピーをサポートすることが好まし
い。
は読み出しオンリー、書き込みオンリー、読み出し/書
き込み、またはディスエーブル属性も割り当てられてい
る。アクセスがCPUの主要バス714で生じたのか、
または第2(PCI)バス104上で生じているのかに
応じて、ホストPCIブリッジ716はメモリアクセス
に応答する。例えば書き込みオンリーに対して属性ビッ
ト(メモリ空間に対するシャドーレジスタのSRRn、
SRWnビット内のコード01)がセットされるメモリ
ブロックに対して、ホストブリッジ主要バス714上で
発生される書き込みアクセスは、ブリッジ716を通っ
てPCIバス104に達するのでなく、MCU718に
よって制御されている主システムメモリ106にバス7
14を介してメモリアクセスが向けられる。バス714
上で発生されるこの同じメモリブロックへの読み出しア
クセスは、ブリッジを通って、例えば図6のBIOSR
AM120へのPCIバス104へ進み、システムDR
AM106によっては応答しない。ブリッジ716内の
このロジックは下記に説明するようなBIOS RAM
からDRAMへのコピーをサポートすることが好まし
い。
【0451】
【表20】
【0452】ホストブリッジ716の第2バス(PCI
バス104)からのアクセスが、異なる態様でブリッジ
716によって応答される。所定のアドレスブロックが
ディスエーブルされていなければ、そのブロック内のア
クセスに応答する第2バス(PCIバス)上のPCIエ
ージェントがある。換言すれば、ホストブリッジの主要
バス714まで達したホストブリッジ第2バス104上
で生じたアクセスだけが、ディスエーブルされた属性を
有するアドレスブロックへのアクセスとなる。読み出し
/書き込み、読み出しオンリー、書き込みオンリーにセ
ットされたメモリブロックに対するホストブリッジ第2
バス104からのアクセスは、第2バス104上のPC
Iエージェントによって応答されるが、主要バス701
には送られない。下記の表はホストPCIブリッジ71
6がどのように640K−1M空間内のアクセスに応答
するかを示している。
バス104)からのアクセスが、異なる態様でブリッジ
716によって応答される。所定のアドレスブロックが
ディスエーブルされていなければ、そのブロック内のア
クセスに応答する第2バス(PCIバス)上のPCIエ
ージェントがある。換言すれば、ホストブリッジの主要
バス714まで達したホストブリッジ第2バス104上
で生じたアクセスだけが、ディスエーブルされた属性を
有するアドレスブロックへのアクセスとなる。読み出し
/書き込み、読み出しオンリー、書き込みオンリーにセ
ットされたメモリブロックに対するホストブリッジ第2
バス104からのアクセスは、第2バス104上のPC
Iエージェントによって応答されるが、主要バス701
には送られない。下記の表はホストPCIブリッジ71
6がどのように640K−1M空間内のアクセスに応答
するかを示している。
【0453】
【表21】
【0454】メモリコントローラユニット(MCU71
8)は、DRAMアレイ106にタイミング制御信号を
発生する。MCU718はMPU102と同じシングル
チップに集積化されており、外部バッファを有すること
なく1〜4個のDRAMバンクおよび256Mバイトま
で、またはそれ以上をサポートしている。MPU718
はDRAMタイプ、すなわち256K、512K、1
M、2M、4M、8Mまたは16Mの組み合わせをサポ
ートする。3つのタイプのリフレッシュモード、すなわ
ち正常なモード、サスペンドリフレッシュモードおよび
セルフリフレッシュモードがサポートされている。DR
AMタイミングパラメータは50MHzおよび66MH
zのシステムスピードで60nsおよび80nsのDR
AMに対し最適なアクセスができるようにプログラムで
きる。MCU718はCPU702から生じたメモリア
クセスと、PCIインターフェースブリッジ716から
生じたメモリアクセスとをコーディネートするようにな
っている。メインメモリ106へのPCIマスターアク
セスは、メインメモリ106へのCPU702のアクセ
スよりも優先度が高い。ペンディング中のより高い優先
度のリフレッシュリクエストがないことを条件に、PC
Iマスターがスルーバースティングするまで、CPU7
02はホールド状態とされる。
8)は、DRAMアレイ106にタイミング制御信号を
発生する。MCU718はMPU102と同じシングル
チップに集積化されており、外部バッファを有すること
なく1〜4個のDRAMバンクおよび256Mバイトま
で、またはそれ以上をサポートしている。MPU718
はDRAMタイプ、すなわち256K、512K、1
M、2M、4M、8Mまたは16Mの組み合わせをサポ
ートする。3つのタイプのリフレッシュモード、すなわ
ち正常なモード、サスペンドリフレッシュモードおよび
セルフリフレッシュモードがサポートされている。DR
AMタイミングパラメータは50MHzおよび66MH
zのシステムスピードで60nsおよび80nsのDR
AMに対し最適なアクセスができるようにプログラムで
きる。MCU718はCPU702から生じたメモリア
クセスと、PCIインターフェースブリッジ716から
生じたメモリアクセスとをコーディネートするようにな
っている。メインメモリ106へのPCIマスターアク
セスは、メインメモリ106へのCPU702のアクセ
スよりも優先度が高い。ペンディング中のより高い優先
度のリフレッシュリクエストがないことを条件に、PC
Iマスターがスルーバースティングするまで、CPU7
02はホールド状態とされる。
【0455】メモリ106内の4つのDRAMバンクの
各々は、1Mバイトのインクリメントで1〜64Mバイ
トをサポートする。DRAMバンクサイズはDRAMサ
イズまたは物理的位置を組み合わせることを制限するこ
となく、バンクの組み合わせを可能にするように別々に
プログラム可能である。
各々は、1Mバイトのインクリメントで1〜64Mバイ
トをサポートする。DRAMバンクサイズはDRAMサ
イズまたは物理的位置を組み合わせることを制限するこ
となく、バンクの組み合わせを可能にするように別々に
プログラム可能である。
【0456】DRAMに対するメモリの読み出しまたは
書き込みは、ダブルワードの整合された32ビット幅の
アクセスである。MCU718はDRAMメモリバンク
(ここでRASO−3は直接バンク0−3に対応する)
ごとに1本のRASラインを有する。バンク0は最も低
いアドレスを含み、バンク3は最も高いアドレスを含
む。MCU718は8本のCASラインを提供してい
る。各DRAMバンクは4本のCASラインを利用して
おり、バイトごとに1本のCASラインが対応してい
る。CAS3およびCAS7は高位のバイトを制御する
が、一方CAS0およびCAS4は低位のバイトを制御
する。CAS3−0はDRAMバンク0および2をドラ
イブし、CAS7−4はDRAMバンク1および3をド
ライブする。
書き込みは、ダブルワードの整合された32ビット幅の
アクセスである。MCU718はDRAMメモリバンク
(ここでRASO−3は直接バンク0−3に対応する)
ごとに1本のRASラインを有する。バンク0は最も低
いアドレスを含み、バンク3は最も高いアドレスを含
む。MCU718は8本のCASラインを提供してい
る。各DRAMバンクは4本のCASラインを利用して
おり、バイトごとに1本のCASラインが対応してい
る。CAS3およびCAS7は高位のバイトを制御する
が、一方CAS0およびCAS4は低位のバイトを制御
する。CAS3−0はDRAMバンク0および2をドラ
イブし、CAS7−4はDRAMバンク1および3をド
ライブする。
【0457】MCU718はすべてのDRAMメモリバ
ンクに接続された共通書き込みイネーブル(WE)ライ
ンを提供する。DRAM制御信号相互接続はメモリコン
トローラによってサポートされた種々のDRAM技術を
示している。メモリアレイタイプはメモリアレイタイプ
レジスタをプログラムすることによって選択されてい
る。各バンクはDRAMアレイタイプのいずれかをサポ
ートするように別々にプログラム可能である。
ンクに接続された共通書き込みイネーブル(WE)ライ
ンを提供する。DRAM制御信号相互接続はメモリコン
トローラによってサポートされた種々のDRAM技術を
示している。メモリアレイタイプはメモリアレイタイプ
レジスタをプログラムすることによって選択されてい
る。各バンクはDRAMアレイタイプのいずれかをサポ
ートするように別々にプログラム可能である。
【0458】
【表22】
【0459】DRAMタイミング このDRAMインターフェースタイミングはいくつかの
DRAM速度をサポートするよう、バンクごとにプログ
ラム可能である。MCUはDRAMタイミングをプログ
ラムするのに使用される2つのパラメータを発生する。
これらパラメータはDRAMシャドーおよびタイミング
制御レジスタ内のDTMG1−0ビットをセットするこ
とによってプログラム可能である。第1パラメータはD
RAMアクセス時間(DTMG1)に対するRS附勢で
あり、第2パラメータはREADYサンプリング時間
(DTMG0)に対するCASである。次の表は、DT
MG0タイミングタイプ0、1および2をプログラムす
るためのある値である。全DTMG0アレイに対してタ
イミングタイプを選択する。次の表は、異なるメモリサ
イクルおよびタイミングタイプに対するアクセスウェイ
トステートの数を示す。
DRAM速度をサポートするよう、バンクごとにプログ
ラム可能である。MCUはDRAMタイミングをプログ
ラムするのに使用される2つのパラメータを発生する。
これらパラメータはDRAMシャドーおよびタイミング
制御レジスタ内のDTMG1−0ビットをセットするこ
とによってプログラム可能である。第1パラメータはD
RAMアクセス時間(DTMG1)に対するRS附勢で
あり、第2パラメータはREADYサンプリング時間
(DTMG0)に対するCASである。次の表は、DT
MG0タイミングタイプ0、1および2をプログラムす
るためのある値である。全DTMG0アレイに対してタ
イミングタイプを選択する。次の表は、異なるメモリサ
イクルおよびタイミングタイプに対するアクセスウェイ
トステートの数を示す。
【0460】
【表23】
【0461】
【表24】
【0462】図6のシステムROM120は640Kと
1Mとの間のメモリ空間内にある。シャドー化により、
ROMの内容は同じアドレスにあるDRAM104にR
OMの内容をコピーでき、よって、BIOSコードに対
するその後のアクセスをDRAMコピーに向けることが
できる。BIOSコードは低速のROMスピードでなく
てメモリコントローラの速度でDRAM104から実行
されるので、システム性能が増している。
1Mとの間のメモリ空間内にある。シャドー化により、
ROMの内容は同じアドレスにあるDRAM104にR
OMの内容をコピーでき、よって、BIOSコードに対
するその後のアクセスをDRAMコピーに向けることが
できる。BIOSコードは低速のROMスピードでなく
てメモリコントローラの速度でDRAM104から実行
されるので、システム性能が増している。
【0463】DRAMシャドーおよびタイミング制御レ
ジスタは、アドレスレンジ768K−1M(000C0
000h−000FFFFFh)内のメモリのブロック
をシャドー化できる。システムの初期化の間に、ある領
域のDRAMメモリ106は書き込みオンリー(010
1コード)にセットでき、このアドレスへの読み出しを
BIOS ROM120へ向け、一方、書き込みをDR
AMメモリ106へ向ける。同じROMアドレスへの読
み出しおよび書き込みは、ROMからデータを読み出
し、このデータをシャドー化されたメモリロケーション
へ書き込む。このように、全ROM120の内容はDR
AM106にコピーされる。ROMの内容がDRAMに
コピーされた後、DRAM内のシャドー化された領域は
読み出しオンリーモード(DRAMのシャドーおよびタ
イミング制御レジスタ内の10)にセットできる。これ
により、DRAMのコピーが破壊されるのを防止でき
る。その後のROM120へのアクセスはシャドー化さ
れたDRAM106へ向けられる。
ジスタは、アドレスレンジ768K−1M(000C0
000h−000FFFFFh)内のメモリのブロック
をシャドー化できる。システムの初期化の間に、ある領
域のDRAMメモリ106は書き込みオンリー(010
1コード)にセットでき、このアドレスへの読み出しを
BIOS ROM120へ向け、一方、書き込みをDR
AMメモリ106へ向ける。同じROMアドレスへの読
み出しおよび書き込みは、ROMからデータを読み出
し、このデータをシャドー化されたメモリロケーション
へ書き込む。このように、全ROM120の内容はDR
AM106にコピーされる。ROMの内容がDRAMに
コピーされた後、DRAM内のシャドー化された領域は
読み出しオンリーモード(DRAMのシャドーおよびタ
イミング制御レジスタ内の10)にセットできる。これ
により、DRAMのコピーが破壊されるのを防止でき
る。その後のROM120へのアクセスはシャドー化さ
れたDRAM106へ向けられる。
【0464】ビデオRAM/SMMメモリサポート留保
されたメモリ空間640K−768K(000A000
0h−000BFFFFh)には、適当にビデオRAM
が位置する。DRAMシャドーおよびタイミング制御レ
ジスタ内のビット11(VRAM)は、そのアドレスレ
ンジ内のアクセスにMCUが応答すべきかどうかをプロ
グラムするのに使用される。VRAMビットコンフィギ
ュレーションビットが0にセットされていれば(デフォ
ルト)、通常のADSまたはPCIによって開始された
サイクルによってビットRAMアドレス空間がアクセス
されることはない。このアドレス空間に開始されたサイ
クルはPCIブリッジ716に送られ、次にバス104
へ送られ、図7のディスプレイデバイス114によって
デコードされる。しかしながら、システムマネジメント
モード信号のストローブ(SMADS)によって開始さ
れたサイクルは、(VRAMビットの値とは無関係に)
ビットRAMアドレス空間にアクセスできる。これによ
って、A0000h−BFFFFhからのDRAM空間
部分を使用してシステムマネジメントモード(SMM)
二進コードを記憶できる。好ましいシステム初期化方法
では、DRAMシャドーおよびタイミング制御レジスタ
のVRAMビット11を適当に1にセットして、MCU
718がビットRAM空間内のアクセスに応答できるよ
うにする。これにより、SMMコードをA0000h−
BFFFFhからDRAMへシャドー化できる。次に、
VRAMビット11を0に戻すようセットし、ビットR
AM空間でMCUが応答しないようにディスエーブルで
きる。システムマネジメントインターラプト(SIM)
が検出されると、SMABSが発生され、DRAM内で
シャドー化されたSMMコードが実行される。
されたメモリ空間640K−768K(000A000
0h−000BFFFFh)には、適当にビデオRAM
が位置する。DRAMシャドーおよびタイミング制御レ
ジスタ内のビット11(VRAM)は、そのアドレスレ
ンジ内のアクセスにMCUが応答すべきかどうかをプロ
グラムするのに使用される。VRAMビットコンフィギ
ュレーションビットが0にセットされていれば(デフォ
ルト)、通常のADSまたはPCIによって開始された
サイクルによってビットRAMアドレス空間がアクセス
されることはない。このアドレス空間に開始されたサイ
クルはPCIブリッジ716に送られ、次にバス104
へ送られ、図7のディスプレイデバイス114によって
デコードされる。しかしながら、システムマネジメント
モード信号のストローブ(SMADS)によって開始さ
れたサイクルは、(VRAMビットの値とは無関係に)
ビットRAMアドレス空間にアクセスできる。これによ
って、A0000h−BFFFFhからのDRAM空間
部分を使用してシステムマネジメントモード(SMM)
二進コードを記憶できる。好ましいシステム初期化方法
では、DRAMシャドーおよびタイミング制御レジスタ
のVRAMビット11を適当に1にセットして、MCU
718がビットRAM空間内のアクセスに応答できるよ
うにする。これにより、SMMコードをA0000h−
BFFFFhからDRAMへシャドー化できる。次に、
VRAMビット11を0に戻すようセットし、ビットR
AM空間でMCUが応答しないようにディスエーブルで
きる。システムマネジメントインターラプト(SIM)
が検出されると、SMABSが発生され、DRAM内で
シャドー化されたSMMコードが実行される。
【0465】図7において、メモリコントローラ回路7
18はDRAMへの書き込み前にデータを位置時的に記
憶するブロック720内の2つの32ビット幅の書き込
みバッファと関連している。これら書き込みバッファは
シャドーおよびタイミング制御レジスタ内のビット10
(WBE)をセットすることによってイネーブルされ
る。ホストCPU702からの書き込みが生じると、メ
モリコントローラ718はホストアドレスとブロック7
20内のバッファのアドレスとを比較する。ホストアド
レスがかかる書き込みバッファアドレスと一致すれば、
ホストデータがその書き込みバッファに書き込まれる。
書き込みバッファに書き込まれるバイトは、ホストバイ
トイネーブルBEラインによって決定される。ブロック
720内の書き込みバッファ内の4バイトロケーション
のすべてがホストデータによって満たされると、ブロッ
ク720内のバッファはDRAM106に即座にフラッ
シュされる。ブロック720内の書き込みバッファが満
たされていない場合(すなわち1〜3バイト)、メモリ
コントローラ718は後の書き込みサイクルが書き込み
バッファを満たすか、またはホストアドレスとバッファ
化されたデータアドレスとの不一致が生じるまで、DR
AMにデータをフラッシュしない。アドレスが不一致の
場合、バッファは即座にDRAM106へフラッシュさ
れ、現在のホストデータが次の利用可能なバッファに書
き込まれる。書き込みバッファが利用できない場合、ホ
スト702は書き込みバッファが利用可能となり、ホス
ト702が書き込みを完了できるまで、メモリコントロ
ーラ718によりホールドされる。
18はDRAMへの書き込み前にデータを位置時的に記
憶するブロック720内の2つの32ビット幅の書き込
みバッファと関連している。これら書き込みバッファは
シャドーおよびタイミング制御レジスタ内のビット10
(WBE)をセットすることによってイネーブルされ
る。ホストCPU702からの書き込みが生じると、メ
モリコントローラ718はホストアドレスとブロック7
20内のバッファのアドレスとを比較する。ホストアド
レスがかかる書き込みバッファアドレスと一致すれば、
ホストデータがその書き込みバッファに書き込まれる。
書き込みバッファに書き込まれるバイトは、ホストバイ
トイネーブルBEラインによって決定される。ブロック
720内の書き込みバッファ内の4バイトロケーション
のすべてがホストデータによって満たされると、ブロッ
ク720内のバッファはDRAM106に即座にフラッ
シュされる。ブロック720内の書き込みバッファが満
たされていない場合(すなわち1〜3バイト)、メモリ
コントローラ718は後の書き込みサイクルが書き込み
バッファを満たすか、またはホストアドレスとバッファ
化されたデータアドレスとの不一致が生じるまで、DR
AMにデータをフラッシュしない。アドレスが不一致の
場合、バッファは即座にDRAM106へフラッシュさ
れ、現在のホストデータが次の利用可能なバッファに書
き込まれる。書き込みバッファが利用できない場合、ホ
スト702は書き込みバッファが利用可能となり、ホス
ト702が書き込みを完了できるまで、メモリコントロ
ーラ718によりホールドされる。
【0466】説明の主題をDRAMリフレッシュに変え
ると、プログラムされたインターバル(一般に通常のリ
フレッシュモードでは15.6マイクロ秒)でDRAM
リクエストが生じる。各リフレッシュリクエストに対
し、メモリコントローラはRASリフレッシュの前にC
ASを実行する。すなわち、まずCASがアサートさ
れ、次にRASが続く。システムノイズおよび電流サー
ジを除くため、バンク0で開始するスタガー状のシーケ
ンシャル順に多数のDRAMバンクがリフレッシュされ
る。更にRASリフレッシュ前のCASは、RASオン
リーリフレッシュよりも少ないパワーを利用する。より
長いリフレッシュ時間によるDRAMをサポートするた
め、メモリコントローラ718はプログラマブルなリフ
レッシュレート能力を提供する。このDRAMリフレッ
シュレートは、DRAMシャドーおよびタイミング制御
レジスタのビット1−0(REFDIV1−0)に対す
る適当な値をセットすることにより、16μs、32μ
S、62μsまたは128μsのインターバルとなるよ
うにプログラムできる。
ると、プログラムされたインターバル(一般に通常のリ
フレッシュモードでは15.6マイクロ秒)でDRAM
リクエストが生じる。各リフレッシュリクエストに対
し、メモリコントローラはRASリフレッシュの前にC
ASを実行する。すなわち、まずCASがアサートさ
れ、次にRASが続く。システムノイズおよび電流サー
ジを除くため、バンク0で開始するスタガー状のシーケ
ンシャル順に多数のDRAMバンクがリフレッシュされ
る。更にRASリフレッシュ前のCASは、RASオン
リーリフレッシュよりも少ないパワーを利用する。より
長いリフレッシュ時間によるDRAMをサポートするた
め、メモリコントローラ718はプログラマブルなリフ
レッシュレート能力を提供する。このDRAMリフレッ
シュレートは、DRAMシャドーおよびタイミング制御
レジスタのビット1−0(REFDIV1−0)に対す
る適当な値をセットすることにより、16μs、32μ
S、62μsまたは128μsのインターバルとなるよ
うにプログラムできる。
【0467】ホストサイクルとの干渉を最小にするた
め、メモリコントローラ718は、4レベルのリフレッ
シュ待ち行列をサポートしている。このリフレッシュ待
ち行列はシャドーおよびタイミング制御レジスタのビッ
ト2(QUEEN)をセットすることによりイネーブル
される。リフレッシュ待ち行列がイネーブルされると、
メモリコントローラは4つまでのリフレッシュリクエス
トを待ち行列化する。次に、メモリをリフレッシュする
ようホストアイドルサイクルが生じるまで、メモリコン
トローラが待機する。
め、メモリコントローラ718は、4レベルのリフレッ
シュ待ち行列をサポートしている。このリフレッシュ待
ち行列はシャドーおよびタイミング制御レジスタのビッ
ト2(QUEEN)をセットすることによりイネーブル
される。リフレッシュ待ち行列がイネーブルされると、
メモリコントローラは4つまでのリフレッシュリクエス
トを待ち行列化する。次に、メモリをリフレッシュする
ようホストアイドルサイクルが生じるまで、メモリコン
トローラが待機する。
【0468】セルフリフレッシュモードでは、メモリコ
ントローラ718はセルフリフレッシュ能力を備えたD
RAMをサポートする。このモードはシャドーおよびタ
イミング制御レジスタ内のビット3(セルフREF)を
1にセットすることによってイネーブルされる。このセ
ルフリフレッシュはDRAMが自己のリフレッシュリク
エストおよびリフレッシュアドレスを発生できるRAS
前のCASリフレッシュの特殊なケースである。このタ
イプのリフレッシュはMPU102のピンSUSPEN
Dが附勢され、32KHzのリフレッシュクロックがク
ロックだけで走るサスペンドモードで使用される。セル
フリフレッシュに入ることは、拡張されたRAS前のC
ASリフレッシュに類似している。CASが最初に低レ
ベルにドライブされ、DRAMがテストモードに入るの
を防止する時、WEは高レベルとなる。CASおよびR
ASの双方が所定の期間(一般に16ミリ秒よりも長
い)だけ低レベルに保持されている場合、セルフリフレ
ッシュをサポートしているDRAMは自己のリフレッシ
ュリクエストおよびリフレッシュアドレスの発生を開始
する。セルフリフレッシュモードでCASおよびRAS
信号を低レベルに留めなければならない時、WEおよび
OEは高レベルであり、MAメモリアドレスラインは高
インピーダンス(3ステート)にディスエーブルされ
る。CASおよびRASが高レベルになると自動的にセ
ルフリフレッシュから出る。
ントローラ718はセルフリフレッシュ能力を備えたD
RAMをサポートする。このモードはシャドーおよびタ
イミング制御レジスタ内のビット3(セルフREF)を
1にセットすることによってイネーブルされる。このセ
ルフリフレッシュはDRAMが自己のリフレッシュリク
エストおよびリフレッシュアドレスを発生できるRAS
前のCASリフレッシュの特殊なケースである。このタ
イプのリフレッシュはMPU102のピンSUSPEN
Dが附勢され、32KHzのリフレッシュクロックがク
ロックだけで走るサスペンドモードで使用される。セル
フリフレッシュに入ることは、拡張されたRAS前のC
ASリフレッシュに類似している。CASが最初に低レ
ベルにドライブされ、DRAMがテストモードに入るの
を防止する時、WEは高レベルとなる。CASおよびR
ASの双方が所定の期間(一般に16ミリ秒よりも長
い)だけ低レベルに保持されている場合、セルフリフレ
ッシュをサポートしているDRAMは自己のリフレッシ
ュリクエストおよびリフレッシュアドレスの発生を開始
する。セルフリフレッシュモードでCASおよびRAS
信号を低レベルに留めなければならない時、WEおよび
OEは高レベルであり、MAメモリアドレスラインは高
インピーダンス(3ステート)にディスエーブルされ
る。CASおよびRASが高レベルになると自動的にセ
ルフリフレッシュから出る。
【0469】サスペンドリフレッシュこのメモリコント
ローラは小パワーサスペンドモードをサポートする、こ
のモードではMPUおよびDRAMへのパワーが維持さ
れるたMPUクロックが停止され、MPUがスタティッ
クステートにされる。自己のセルフリフレッシュをサポ
ートしないDRAMに対し、サスペンドリフレッシュは
有効でない。サスペンドリフレッシュモードに入るとR
AS前のCASのリフレッシュが実行される。MPUが
サスペンドモードとなっている間、DRAMはリフレッ
シュされ続ける。サスペンドモードを出るとアプリケー
ションプログラムがレジュームする。このモードはシャ
ドーおよびタイミングレジスタ内のビット3SELFR
EFを1にセットすることによってイネーブルされる。
ローラは小パワーサスペンドモードをサポートする、こ
のモードではMPUおよびDRAMへのパワーが維持さ
れるたMPUクロックが停止され、MPUがスタティッ
クステートにされる。自己のセルフリフレッシュをサポ
ートしないDRAMに対し、サスペンドリフレッシュは
有効でない。サスペンドリフレッシュモードに入るとR
AS前のCASのリフレッシュが実行される。MPUが
サスペンドモードとなっている間、DRAMはリフレッ
シュされ続ける。サスペンドモードを出るとアプリケー
ションプログラムがレジュームする。このモードはシャ
ドーおよびタイミングレジスタ内のビット3SELFR
EFを1にセットすることによってイネーブルされる。
【0470】ここに開示された図5〜7のチップセット
は、0ボルトサスペンドと称される小パワーサスペンド
モードもサポートしており、このモードではDRAM1
06を含むシステム100へのすべてのパワーが除かれ
る。このステートではPPU110内のPMU920B
と称されるレジュームステートマシンロジックだけが給
電される。ハードディスクまたは他の不揮発性メモリア
レイのいずれかにシステム情報のすべてが記憶される。
は、0ボルトサスペンドと称される小パワーサスペンド
モードもサポートしており、このモードではDRAM1
06を含むシステム100へのすべてのパワーが除かれ
る。このステートではPPU110内のPMU920B
と称されるレジュームステートマシンロジックだけが給
電される。ハードディスクまたは他の不揮発性メモリア
レイのいずれかにシステム情報のすべてが記憶される。
【0471】シャドーおよびタイミング制御レジスタ内
のビット4(PGMOD)をセットすることによりペー
ジモードがイネーブルされる。ページモードは正常なメ
モリサイクルよりも高速のアクセスおよび小パワーの散
逸をサポートする。ページモードサイクルは正常なサイ
クルで開始する。RASがロー(行)アドレスを維持す
るように、低レベルに維持されている間、CASは別の
コラムアドレス内のストローブに対してサイクル化され
る。これによって、同じページのためのシーケンシャル
ロー(行)アドレスをセットアップし、ストローブする
のに必要な時間が除かれる。
のビット4(PGMOD)をセットすることによりペー
ジモードがイネーブルされる。ページモードは正常なメ
モリサイクルよりも高速のアクセスおよび小パワーの散
逸をサポートする。ページモードサイクルは正常なサイ
クルで開始する。RASがロー(行)アドレスを維持す
るように、低レベルに維持されている間、CASは別の
コラムアドレス内のストローブに対してサイクル化され
る。これによって、同じページのためのシーケンシャル
ロー(行)アドレスをセットアップし、ストローブする
のに必要な時間が除かれる。
【0472】メモリコントローラユニット718は、異
なるDRAMサイズをサポートするメモリアドレス多重
化方法を使用する。次の表には種々のDRAMに対する
多重化方法が詳細に示されている。表の上部を横断する
ようにメモリアドレス(MA)が示されており、MAの
列内にある番号は再マップ化されたメモリ行に対応する
ホストアドレス(HA)ラインおよび行アドレスとなっ
ている。DRAMアレイタイプを選択するのに使用され
るメモリアレイタイプのレジスタに位置する4つのメモ
リバンクの各々に対して、2つのビットMATx1およ
びMATx0(xはメモリバンク番号)がある。
なるDRAMサイズをサポートするメモリアドレス多重
化方法を使用する。次の表には種々のDRAMに対する
多重化方法が詳細に示されている。表の上部を横断する
ようにメモリアドレス(MA)が示されており、MAの
列内にある番号は再マップ化されたメモリ行に対応する
ホストアドレス(HA)ラインおよび行アドレスとなっ
ている。DRAMアレイタイプを選択するのに使用され
るメモリアレイタイプのレジスタに位置する4つのメモ
リバンクの各々に対して、2つのビットMATx1およ
びMATx0(xはメモリバンク番号)がある。
【0473】
【表25】
【0474】図9において、MPU102の数値コプロ
セッサインターフェース710は、先に示したFPUイ
ンターフェーステーブル内の浮動小数点または他の高速
計算用数値コプロセッサ108に接続するためのピンを
有する。MPU102の数値コプロセッサインターフェ
ース710、387DXまたは487DLC数値コプロ
セッサ108と、PPU110入力FPUERRとの間
を信号ピンが接続している。PPU110は図11およ
び43の集積化されたインターラプトコントローラ91
4を有する。数値コプロセッサ108によりMPUピン
NPERRORにエラー信号が送られると、MPU10
2はそのFPUERRピンにおけるIRQ13に応答し
てアサートする。IRQ13信号はPPU110のFP
UERRピンへ送られる。PPU110は、図43にお
けるコントローラ914によるインターラプトリクエス
トを処理し、数値プロセッサエラーインターラプトサー
ビスルーチンを実行させる。
セッサインターフェース710は、先に示したFPUイ
ンターフェーステーブル内の浮動小数点または他の高速
計算用数値コプロセッサ108に接続するためのピンを
有する。MPU102の数値コプロセッサインターフェ
ース710、387DXまたは487DLC数値コプロ
セッサ108と、PPU110入力FPUERRとの間
を信号ピンが接続している。PPU110は図11およ
び43の集積化されたインターラプトコントローラ91
4を有する。数値コプロセッサ108によりMPUピン
NPERRORにエラー信号が送られると、MPU10
2はそのFPUERRピンにおけるIRQ13に応答し
てアサートする。IRQ13信号はPPU110のFP
UERRピンへ送られる。PPU110は、図43にお
けるコントローラ914によるインターラプトリクエス
トを処理し、数値プロセッサエラーインターラプトサー
ビスルーチンを実行させる。
【0475】数値コプロセッサ108が演算を実行して
いる時、そのBUSY出力は低レべルにアサートされ
る。このコプロセッサ108がデータ転送を必要とする
場合、そのPEREQ出力が高レベルにアサートされ
る。コプロセッサ108からのBUSYおよびPERE
Q出力はそれぞれMPU入力のNPBUSYおよびPE
REQに接続されている。MPU102のNPBUSY
およびPEREQ入力は内部で486コアプロセッサ7
02の入力BUSY486およびPEREQ486にそ
れぞれ接続されている。
いる時、そのBUSY出力は低レべルにアサートされ
る。このコプロセッサ108がデータ転送を必要とする
場合、そのPEREQ出力が高レベルにアサートされ
る。コプロセッサ108からのBUSYおよびPERE
Q出力はそれぞれMPU入力のNPBUSYおよびPE
REQに接続されている。MPU102のNPBUSY
およびPEREQ入力は内部で486コアプロセッサ7
02の入力BUSY486およびPEREQ486にそ
れぞれ接続されている。
【0476】正常なサイクル中、エラーが生じない時、
コプロセッサ108がBUSYをアサートすると、内部
BUSY486がアサートされ、コプロセッサ108が
BUSYをデアサートすると内部BUSY486がデア
サートされる。コプロセッサがPEREQをアサートす
るとPEREQ486もアサートされ、コプロセッサ1
08がPEREQをデアサートするとPEREQ486
もデアサートされる。
コプロセッサ108がBUSYをアサートすると、内部
BUSY486がアサートされ、コプロセッサ108が
BUSYをデアサートすると内部BUSY486がデア
サートされる。コプロセッサがPEREQをアサートす
るとPEREQ486もアサートされ、コプロセッサ1
08がPEREQをデアサートするとPEREQ486
もデアサートされる。
【0477】数値コプロセッサのエラーが生じると、こ
のコプロセッサ108はそのエラー出力を低レベルにア
サートする。この信号の降下エッジはBUSYラッチ内
に内部BUSY486をラッチさせ、IRQ13をアク
ティブにし、IRQ13インターラプトリクエストFP
UERRをPPU110へトリガーする。コプロセッサ
108がBUSYをデアサートすると、内部PEREQ
486信号がアサートされる。次に、インターラプトコ
ントローラ914によって供給されるインターラプトベ
クトルアドレスにて始まるインターラプトサービスルー
チンが、MPU102上で実行され、MPU102がI
RQ13、PEREQ486およびBUSY486をデ
アサートするI/Oアドレス00F0hへ書き込む。
のコプロセッサ108はそのエラー出力を低レベルにア
サートする。この信号の降下エッジはBUSYラッチ内
に内部BUSY486をラッチさせ、IRQ13をアク
ティブにし、IRQ13インターラプトリクエストFP
UERRをPPU110へトリガーする。コプロセッサ
108がBUSYをデアサートすると、内部PEREQ
486信号がアサートされる。次に、インターラプトコ
ントローラ914によって供給されるインターラプトベ
クトルアドレスにて始まるインターラプトサービスルー
チンが、MPU102上で実行され、MPU102がI
RQ13、PEREQ486およびBUSY486をデ
アサートするI/Oアドレス00F0hへ書き込む。
【0478】図9、27、36および33のパワーマネ
ジメントインターフェース708について説明すると、
MPU102は2つの小パワーモード、すなわちTof
fモードおよびサスペンドモードをサポートしている。
ToffモードではMPU102のコアプロセッサ部分
702への図33のクロックph1/ph2は、MAS
KCLK(HMASKCLK)に応答して、図33の信
号(susp)によってストップされる。サスペンドモ
ードは3KHzクロックを除くすべてのクロックが停止
され、発振器OSCおよびクロック逓倍位相ロックルー
プPLL706がディスエーブルされる。DRAM10
6をリフレッシュするMCU718内の回路を除き、サ
スペンドモードではMPU102は完全にスタティック
となる。レディーモードではSUSPENDおよびMA
SKCLK信号は非アクティブとなり、コアプロセッサ
702はフルスピードで作動する。
ジメントインターフェース708について説明すると、
MPU102は2つの小パワーモード、すなわちTof
fモードおよびサスペンドモードをサポートしている。
ToffモードではMPU102のコアプロセッサ部分
702への図33のクロックph1/ph2は、MAS
KCLK(HMASKCLK)に応答して、図33の信
号(susp)によってストップされる。サスペンドモ
ードは3KHzクロックを除くすべてのクロックが停止
され、発振器OSCおよびクロック逓倍位相ロックルー
プPLL706がディスエーブルされる。DRAM10
6をリフレッシュするMCU718内の回路を除き、サ
スペンドモードではMPU102は完全にスタティック
となる。レディーモードではSUSPENDおよびMA
SKCLK信号は非アクティブとなり、コアプロセッサ
702はフルスピードで作動する。
【0479】Toffモードに入るには、SUSPEN
D信号ピン(図33のHSUSPENDx)が非アクテ
ィブに保持され、MASKCLK(HMASKCLK)
信号が図27内のハードウェアでアサートされるか、ま
たはソフトウェアによってCPU702レジスタCCR
0のビット6が0〜1へ(領域6)へ切り替えられる。
コアプロセッサ702は現在の命令およびバスサイクル
を終了させ、図33の回路2840によってそのクロッ
クを停止する。図36に示すように、PCIブリッジ7
16およびメモリコントローラMCU718は影響され
ない。図33の回路2840へのハードウェアインター
ラプト、図33の(すなわちINTR(HINTR)、
NMI(HNMI)またはSMI IN)またはMAS
KCLKのデアサート、PCIマスターリクエストまた
はHOLDのアサートは、図36のコアプロセッサクロ
ックph1/ph2を再スタートさせる。CPUコア7
02とPLL706との間のクロックゲート3610の
ロケーションの結果、コアプロセッサのクロックph1
/ph2は、1発振器のクロックサイクルの最大ラテン
シーで再スタートする。Toffモードに入ったり出た
りする変化の間、コアプロセッサのクロックの安定性お
よびデューティサイクルの条件が維持される。
D信号ピン(図33のHSUSPENDx)が非アクテ
ィブに保持され、MASKCLK(HMASKCLK)
信号が図27内のハードウェアでアサートされるか、ま
たはソフトウェアによってCPU702レジスタCCR
0のビット6が0〜1へ(領域6)へ切り替えられる。
コアプロセッサ702は現在の命令およびバスサイクル
を終了させ、図33の回路2840によってそのクロッ
クを停止する。図36に示すように、PCIブリッジ7
16およびメモリコントローラMCU718は影響され
ない。図33の回路2840へのハードウェアインター
ラプト、図33の(すなわちINTR(HINTR)、
NMI(HNMI)またはSMI IN)またはMAS
KCLKのデアサート、PCIマスターリクエストまた
はHOLDのアサートは、図36のコアプロセッサクロ
ックph1/ph2を再スタートさせる。CPUコア7
02とPLL706との間のクロックゲート3610の
ロケーションの結果、コアプロセッサのクロックph1
/ph2は、1発振器のクロックサイクルの最大ラテン
シーで再スタートする。Toffモードに入ったり出た
りする変化の間、コアプロセッサのクロックの安定性お
よびデューティサイクルの条件が維持される。
【0480】サスペンドモードでは、図33内のMPU
102へのSUSPEND入力(HSUSPENDx)
のピン信号のアサートは、ゲート3610を介しコアプ
ロセッサ702をマスクするだけでなく、PCIブリッ
ジおよびメモリコントローラMCU718は、対362
0になった別のクロックゲート3622および3624
によってそれぞれのクロックhc1k2、hpc1kを
マスクするだけでなく、すべてのクロック出力(PCL
KOUTおよびNPUCLK)もマスクする。図33の
内部MPUブロック718は予め(信号HSTOPFM
MCU)によりMPUブロックがストップできることを
アクノレッジし、それにより信号HSTOPOSCが発
生され、ゲート3620からのクロック出力が図34お
よび36の制御信号HOUT2xによって停止される。
SUSPENDがデアサートされると、サスペンドモー
ドが終了され、制御信号HRESUMEによって発振器
がイネーブルされる。短時間の後にMPU102へのク
ロック信号が再スタートされ、PLL706が再スター
トする。サスペンドモードに入ったり出たりする変化の
間、すべてのクロックに対し安定性およびデューティサ
イクルの条件が維持される。
102へのSUSPEND入力(HSUSPENDx)
のピン信号のアサートは、ゲート3610を介しコアプ
ロセッサ702をマスクするだけでなく、PCIブリッ
ジおよびメモリコントローラMCU718は、対362
0になった別のクロックゲート3622および3624
によってそれぞれのクロックhc1k2、hpc1kを
マスクするだけでなく、すべてのクロック出力(PCL
KOUTおよびNPUCLK)もマスクする。図33の
内部MPUブロック718は予め(信号HSTOPFM
MCU)によりMPUブロックがストップできることを
アクノレッジし、それにより信号HSTOPOSCが発
生され、ゲート3620からのクロック出力が図34お
よび36の制御信号HOUT2xによって停止される。
SUSPENDがデアサートされると、サスペンドモー
ドが終了され、制御信号HRESUMEによって発振器
がイネーブルされる。短時間の後にMPU102へのク
ロック信号が再スタートされ、PLL706が再スター
トする。サスペンドモードに入ったり出たりする変化の
間、すべてのクロックに対し安定性およびデューティサ
イクルの条件が維持される。
【0481】次のレジスタの表では、特に注釈が常時と
表示していない限り、各ビット内のデフォルト値は0で
ある。
表示していない限り、各ビット内のデフォルト値は0で
ある。
【0482】インデックス/データレジスタ対を使用す
ることにより、PCIコンフィギュレーションレジスタ
712にアクセスする。インデックスレジスタはPCI
コンフィギュレーション空間内の特別なレジスタを選択
するのに使用され、データレジスタはインデックスレジ
スタによって選択された特殊レジスタとの間でデータを
書き込み、読み出しするのに使用される。インデックス
レジスタは32ビットで、アドレス0CF8h−0CF
BhにてI/Oマップ内に位置しており、フルダブルワ
ードI/Oとしてのみアクセスできる。データレジスタ
はアドレス0CFCh−0CFFhにおいてI/Oマッ
プ内に位置する32ビットレジスタであり、バイト、ワ
ードで、またはダブルワードとしてアクセスすることが
できる。
ることにより、PCIコンフィギュレーションレジスタ
712にアクセスする。インデックスレジスタはPCI
コンフィギュレーション空間内の特別なレジスタを選択
するのに使用され、データレジスタはインデックスレジ
スタによって選択された特殊レジスタとの間でデータを
書き込み、読み出しするのに使用される。インデックス
レジスタは32ビットで、アドレス0CF8h−0CF
BhにてI/Oマップ内に位置しており、フルダブルワ
ードI/Oとしてのみアクセスできる。データレジスタ
はアドレス0CFCh−0CFFhにおいてI/Oマッ
プ内に位置する32ビットレジスタであり、バイト、ワ
ードで、またはダブルワードとしてアクセスすることが
できる。
【0483】インデックスレジスタ内のビットは次のよ
うに定義される。ビット31はPCIコンフィギュレー
ションサイクルの発生をイネーブルするため、1でなけ
ればならない。ビット30−24は保留する。ビット2
3−16はPCIバス番号を定義する。この番号は階層
的PCIバスをサポートするシステムにしか使用されな
い。ビット15−11はPCIデバイス番号を定義す
る。このPCIデバイス番号はユニークなADラインに
変換され、このラインはPCIデバイスのIDSELラ
インに接続され、PCIコンフィギュレーションサイク
ル中にチップセレクトとして使用される。ビット10−
8はターゲットPCIデバイス内の機能グループを定義
する。ビット7−0はターゲットデバイスPCIコンフ
ィギュレーションスペースを備えたダブルワードロケー
ションのインデックスを定義する。ビット1−0はハー
ドウェアの配線により0とされており、内部でBE3−
4はデータレジスタからどのバイトにアクセスするかを
決定するのに使用される。
うに定義される。ビット31はPCIコンフィギュレー
ションサイクルの発生をイネーブルするため、1でなけ
ればならない。ビット30−24は保留する。ビット2
3−16はPCIバス番号を定義する。この番号は階層
的PCIバスをサポートするシステムにしか使用されな
い。ビット15−11はPCIデバイス番号を定義す
る。このPCIデバイス番号はユニークなADラインに
変換され、このラインはPCIデバイスのIDSELラ
インに接続され、PCIコンフィギュレーションサイク
ル中にチップセレクトとして使用される。ビット10−
8はターゲットPCIデバイス内の機能グループを定義
する。ビット7−0はターゲットデバイスPCIコンフ
ィギュレーションスペースを備えたダブルワードロケー
ションのインデックスを定義する。ビット1−0はハー
ドウェアの配線により0とされており、内部でBE3−
4はデータレジスタからどのバイトにアクセスするかを
決定するのに使用される。
【0484】PCIコンフィギュレーションブロック7
12にはメモリ制御ユニットとPCIブリッジを含むM
PU102の特徴をプログラムするのに使用できる。こ
れらレジスタをプログラムすることは、2工程のプロセ
スである。まず、ダブルワードのI/O書き込み操作と
して、アドレスレジスタ(CF8h−CFBh)へバス
番号、物理的デバイス番号、機能番号およびおデータレ
ジスタインデックスを書き込む。
12にはメモリ制御ユニットとPCIブリッジを含むM
PU102の特徴をプログラムするのに使用できる。こ
れらレジスタをプログラムすることは、2工程のプロセ
スである。まず、ダブルワードのI/O書き込み操作と
して、アドレスレジスタ(CF8h−CFBh)へバス
番号、物理的デバイス番号、機能番号およびおデータレ
ジスタインデックスを書き込む。
【0485】データレジスタ(CFCh−CFFh)と
の間でI/O読み出しまたは書き込みを行う。インデッ
クスレジスタ(CF8h−CFBh)のビット31は1
にセットし、データレジスタに対するホストI/Oサイ
クルをPCIバス104上のPCIコンフィギュレーシ
ョンサイクルに変換しなければならない。発生されるP
CIコンフィギュレーションサイクルはPCIローカル
バス仕様、改正2.0によって決められたタイプ0、メ
カニズム#1である。次の表はホストPCIブリッジに
よってアドレスレジスタ内の情報がどのようにPCIコ
ンフィギュレーションサイクルへ変換されるかを示して
いる。
の間でI/O読み出しまたは書き込みを行う。インデッ
クスレジスタ(CF8h−CFBh)のビット31は1
にセットし、データレジスタに対するホストI/Oサイ
クルをPCIバス104上のPCIコンフィギュレーシ
ョンサイクルに変換しなければならない。発生されるP
CIコンフィギュレーションサイクルはPCIローカル
バス仕様、改正2.0によって決められたタイプ0、メ
カニズム#1である。次の表はホストPCIブリッジに
よってアドレスレジスタ内の情報がどのようにPCIコ
ンフィギュレーションサイクルへ変換されるかを示して
いる。
【0486】
【表26】
【0487】リロケーションレジスタ(PCIコンフィ
ギュレーション空間内のデータインデックス50)の上
部の4ビットに値を書き込むことにより、インデックス
/データレジスタ対のロケーションをリロケートでき
る。これら4ビットはインデックス/データレジスタ対
のアドレスの上部4ビットとなる。例えば、インデック
スレジスタのためのデフォルトアドレスは、0CF8h
−0CFBhであって、その後に0CFCh−0CFF
hにてデータレジスタが続く。リロケーションレジスタ
の上部4ビットに値1を書き込めば、インデックス/デ
ータ対はI/Oロケーション1CF8h−1CFFhに
移動し、値2はアドレスをI/Oロケーション2CF8
h−2CFFhに移動させる、等が行われる。リロケー
ションレジスタへの初期の書き込みはデフォルトアドレ
スにおいてインデックス/データレジスタを通して行わ
れる。
ギュレーション空間内のデータインデックス50)の上
部の4ビットに値を書き込むことにより、インデックス
/データレジスタ対のロケーションをリロケートでき
る。これら4ビットはインデックス/データレジスタ対
のアドレスの上部4ビットとなる。例えば、インデック
スレジスタのためのデフォルトアドレスは、0CF8h
−0CFBhであって、その後に0CFCh−0CFF
hにてデータレジスタが続く。リロケーションレジスタ
の上部4ビットに値1を書き込めば、インデックス/デ
ータ対はI/Oロケーション1CF8h−1CFFhに
移動し、値2はアドレスをI/Oロケーション2CF8
h−2CFFhに移動させる、等が行われる。リロケー
ションレジスタへの初期の書き込みはデフォルトアドレ
スにおいてインデックス/データレジスタを通して行わ
れる。
【0488】I/Oマッピングプロセスは、インデック
ス/データレジスタ対によるPCIコンフィギュレーシ
ョンレジスタへの別の方法である。I/Oマッピング機
能により、各PCIデバイスの256バイトのコンフィ
ギュレーション空間は、I/OアドレスCx00h−C
xFFh(ここでXはPCIデバイス番号を示す)へマ
ッピングされ得るようになっている。従って、ホストP
CIデバイス用のPCIコンフィギュレーション空間は
I/OアドレスC000h−C0FFhでアクセスさ
れ、PCIデバイス1のためのPCIコンフィギュレー
ション空間はI/OアドレスC100h−C1FFhで
アクセスされる。I/Oマッピング機能はリロケーショ
ンレジスタの1からビット3の書き込みによりイネーブ
ルされる。リロケーションレジスタへの初期の書き込み
はデフォルトアドレスにおいてインデックス/データレ
ジスタを通して行われる。
ス/データレジスタ対によるPCIコンフィギュレーシ
ョンレジスタへの別の方法である。I/Oマッピング機
能により、各PCIデバイスの256バイトのコンフィ
ギュレーション空間は、I/OアドレスCx00h−C
xFFh(ここでXはPCIデバイス番号を示す)へマ
ッピングされ得るようになっている。従って、ホストP
CIデバイス用のPCIコンフィギュレーション空間は
I/OアドレスC000h−C0FFhでアクセスさ
れ、PCIデバイス1のためのPCIコンフィギュレー
ション空間はI/OアドレスC100h−C1FFhで
アクセスされる。I/Oマッピング機能はリロケーショ
ンレジスタの1からビット3の書き込みによりイネーブ
ルされる。リロケーションレジスタへの初期の書き込み
はデフォルトアドレスにおいてインデックス/データレ
ジスタを通して行われる。
【0489】
【表27】
【0490】
【表28】
【0491】
【表29】
【0492】
【表30】
【0493】
【表31】
【0494】
【表32】
【0495】
【表33】
【0496】DRAMシャドーおよびタイミング制御レ
ジスタ データーレジスタインデックス(16進):A4 このDRAMシャドーおよびタイミング制御レジスタは
アドレスレンジ000C0000h−000DFFFF
h内のどの16Kバイトのブロックをシャドー化するか
を定める。各ブロックに対応するSRRn/SRWnビ
ットは下記のビット31−30に対して示すようなアド
レスレンジ内のDRAMに、どのタイプのアクセスを許
可するかを定める。
ジスタ データーレジスタインデックス(16進):A4 このDRAMシャドーおよびタイミング制御レジスタは
アドレスレンジ000C0000h−000DFFFF
h内のどの16Kバイトのブロックをシャドー化するか
を定める。各ブロックに対応するSRRn/SRWnビ
ットは下記のビット31−30に対して示すようなアド
レスレンジ内のDRAMに、どのタイプのアクセスを許
可するかを定める。
【0497】
【表34】
【0498】
【表35】
【0499】
【表36】
【0500】PPU110の特徴は次のとおりである。
PCI用のバス104インターフェースであって、この
インターフェースはAT周辺機器の統合のための高速内
部バスとなっている。システム全体のラテンシーを最小
にするようにマスターする際に、短いPCIバスにオー
ナーシップがあること。内部I/OデバイスからPCI
エージェントに高速DMA転送されること。ラテンシー
を改善するため内部の低速アクセスに対する切り離し
(再試行による)をサポートすること。5Vおよび3.
3Vの双方でPCIクロック周波数が33MHz以上と
なっていること。高速内部ATクロックレンジがPCL
K/2からPCLK/4までとなっていること(バス1
04クロックの分周)。CPU、PPUおよび2つ以上
の外部PCIバスマスターのため、PCIバス104が
アービットレーションされること。PC−ATアーキテ
クチャと完全にコンパーチブルとなっていること。82
37コンパーチブルDMAコントローラが2つ設けられ
ていること。8259コンパーチブルインターラプトコ
ントローラが2つ設けられていること。各チャンネルは
レベルまたはエッジトリガーモードヘ別々にプログラム
できるようになっていること。外部PCIおよびPCM
CIAインターラプトをソフトウェアで選択可能なイン
ターラプトチャンネルへルート化するインターラプトル
ータが設けられていること。8254コンパーチブルタ
イマー/カウンタが設けられていること。集積化された
低パワー32KHz発振器および128バイトCMOS
RAMが備えられたMC146818コンパーチブル
RTCが設けられていること。
PCI用のバス104インターフェースであって、この
インターフェースはAT周辺機器の統合のための高速内
部バスとなっている。システム全体のラテンシーを最小
にするようにマスターする際に、短いPCIバスにオー
ナーシップがあること。内部I/OデバイスからPCI
エージェントに高速DMA転送されること。ラテンシー
を改善するため内部の低速アクセスに対する切り離し
(再試行による)をサポートすること。5Vおよび3.
3Vの双方でPCIクロック周波数が33MHz以上と
なっていること。高速内部ATクロックレンジがPCL
K/2からPCLK/4までとなっていること(バス1
04クロックの分周)。CPU、PPUおよび2つ以上
の外部PCIバスマスターのため、PCIバス104が
アービットレーションされること。PC−ATアーキテ
クチャと完全にコンパーチブルとなっていること。82
37コンパーチブルDMAコントローラが2つ設けられ
ていること。8259コンパーチブルインターラプトコ
ントローラが2つ設けられていること。各チャンネルは
レベルまたはエッジトリガーモードヘ別々にプログラム
できるようになっていること。外部PCIおよびPCM
CIAインターラプトをソフトウェアで選択可能なイン
ターラプトチャンネルへルート化するインターラプトル
ータが設けられていること。8254コンパーチブルタ
イマー/カウンタが設けられていること。集積化された
低パワー32KHz発振器および128バイトCMOS
RAMが備えられたMC146818コンパーチブル
RTCが設けられていること。
【0501】電源管理 SMI干渉のないCPUクロック制御 3.5V/5Vの混在に対応 以下の動作を監視するシステム動作タイマ(STAND
BYタイマおよびSUSPENDタイマ): PCIバス動作(DEVSEL) VGAフレームバッファ動作 ダイレクトメモリアクセス(DMA)要求 シリアルポート割り込みおよびチップセレクト(COM
1) パラレルポート割り込みおよびチップセレクト(LPT
1) ハードディスクコントローラおよびチップセレクト フロッピーディスクコントローラおよびチップセレクト プログラム可能チップセレクト(PCSOおよびPCS
1) その他の割り込み(IRQ9、IRQ10、IRQ1
1、およびIRQ15)
BYタイマおよびSUSPENDタイマ): PCIバス動作(DEVSEL) VGAフレームバッファ動作 ダイレクトメモリアクセス(DMA)要求 シリアルポート割り込みおよびチップセレクト(COM
1) パラレルポート割り込みおよびチップセレクト(LPT
1) ハードディスクコントローラおよびチップセレクト フロッピーディスクコントローラおよびチップセレクト プログラム可能チップセレクト(PCSOおよびPCS
1) その他の割り込み(IRQ9、IRQ10、IRQ1
1、およびIRQ15)
【0502】以下の事項を監視する短期間CPUクロッ
ク高速化タイマ: キーボードIRQまたはマウスIRQ PCIバスマスタサイクル要求 マスクシステム動作タイマ出力 周辺動作タイマ IDE FDD COM1 プログラム可能CSO、CS1 VGAフレームバッファ
ク高速化タイマ: キーボードIRQまたはマウスIRQ PCIバスマスタサイクル要求 マスクシステム動作タイマ出力 周辺動作タイマ IDE FDD COM1 プログラム可能CSO、CS1 VGAフレームバッファ
【0503】ゲートオン/ゲートオフ比双方向SMIハ
ンドシェーキングプロトコルに対応するための、プログ
ラム可能レジスタを用いたハードウエアによる、CPU
クロックマスキング: 6つのI/O捕獲SMI対応:IDE、FDC、COM
1、LPT1、プログラム可能チップセレクト0および
1 4ビットのバックライト強度調節パルス幅変調(PW
M) 完全にスタティックな解法(100μA/チップ最大ド
レイン3.3V) リジュームは、RTC警報、モデム呼び出し、保留/再
開ボタン、キーボードIRQ、マウスIRQ、ON/O
FFボタン、PCUのCRDSMI、またはBATLO
W入力上でのローからハイへの移行によって行わせるこ
とができる。ディスクに全システム状態をセーブするた
めのシャドウレジスタ(shadow registe
r) マイクロソフトの先進電源管理ソフトウエアのための全
ハードウエア FDC(フロッピーディスクコントローラ) インテル82077SLとの機能的互換性 3.5インチドライブ(720kB、1.44MBおよ
び2.88MB)に対応 5.25インチドライブ(360kBおよび1.2M
B)に対応 全バッファの一体化 対応するトラックフォーマット:IBMシステム34フ
ォーマット(MFM) 直角500kb/sフォーマット(MFM) 直角1−Mb/sフォーマット(MFM) リード/ライトコマンドの実行段階におけるデータFI
FO 255ステップ再較正コマンド ソフトウエアリセット 外部構成物がない一体化フロッピーデータ分離部 少なくとも1台のフロッピードライブに対応 ドライブインターフェース信号は、外部ドライブで用い
るために、パラレルポートピンに多重化することができ
る。 シリアルインターフェース 16c55Oと互換性があるシリアルポート 16バイトのFIFO 選択可能タイミング基準クロック:1.8461MHz
または8MHz パラレルポート 標準セントロニクスパラレルインターフェースと互換性
あり 高速パラレルプロトコル、ECPおよびEPPに対応 16ビットデータ経路FIFOバッファ ダイレクトメモリアクセス(DMA)転送 ECP逆転モードにおけるランレングス符号化データの
伸張 IDEインターフェース(ハードディスク) 完全なIDEインターフェースロジック。IDEハード
ディスクを分離し、独立して給電の停止が可能。 高速IDEアクセスに対応 XD−バスインターフェース BIOS ROM(フラッシュEEPROMの使用が可
能)に対応 キーボードコントローラとの接続可能 ユーザがプログラム可能な2種類のチップセレクト オーディオCODECに対応
ンドシェーキングプロトコルに対応するための、プログ
ラム可能レジスタを用いたハードウエアによる、CPU
クロックマスキング: 6つのI/O捕獲SMI対応:IDE、FDC、COM
1、LPT1、プログラム可能チップセレクト0および
1 4ビットのバックライト強度調節パルス幅変調(PW
M) 完全にスタティックな解法(100μA/チップ最大ド
レイン3.3V) リジュームは、RTC警報、モデム呼び出し、保留/再
開ボタン、キーボードIRQ、マウスIRQ、ON/O
FFボタン、PCUのCRDSMI、またはBATLO
W入力上でのローからハイへの移行によって行わせるこ
とができる。ディスクに全システム状態をセーブするた
めのシャドウレジスタ(shadow registe
r) マイクロソフトの先進電源管理ソフトウエアのための全
ハードウエア FDC(フロッピーディスクコントローラ) インテル82077SLとの機能的互換性 3.5インチドライブ(720kB、1.44MBおよ
び2.88MB)に対応 5.25インチドライブ(360kBおよび1.2M
B)に対応 全バッファの一体化 対応するトラックフォーマット:IBMシステム34フ
ォーマット(MFM) 直角500kb/sフォーマット(MFM) 直角1−Mb/sフォーマット(MFM) リード/ライトコマンドの実行段階におけるデータFI
FO 255ステップ再較正コマンド ソフトウエアリセット 外部構成物がない一体化フロッピーデータ分離部 少なくとも1台のフロッピードライブに対応 ドライブインターフェース信号は、外部ドライブで用い
るために、パラレルポートピンに多重化することができ
る。 シリアルインターフェース 16c55Oと互換性があるシリアルポート 16バイトのFIFO 選択可能タイミング基準クロック:1.8461MHz
または8MHz パラレルポート 標準セントロニクスパラレルインターフェースと互換性
あり 高速パラレルプロトコル、ECPおよびEPPに対応 16ビットデータ経路FIFOバッファ ダイレクトメモリアクセス(DMA)転送 ECP逆転モードにおけるランレングス符号化データの
伸張 IDEインターフェース(ハードディスク) 完全なIDEインターフェースロジック。IDEハード
ディスクを分離し、独立して給電の停止が可能。 高速IDEアクセスに対応 XD−バスインターフェース BIOS ROM(フラッシュEEPROMの使用が可
能)に対応 キーボードコントローラとの接続可能 ユーザがプログラム可能な2種類のチップセレクト オーディオCODECに対応
【0504】PCIバスインターフェース902は、マ
スタインターフェースおよびスレーブインターフェース
の双方を、PCIバス104に提供する。PCIマスタ
として、PPUはDMAマスタの代わりにサイクルを実
行し、内部データ転送を管理する。
スタインターフェースおよびスレーブインターフェース
の双方を、PCIバス104に提供する。PCIマスタ
として、PPUはDMAマスタの代わりにサイクルを実
行し、内部データ転送を管理する。
【0505】PCIバスからデータを読み出したり、P
CIバスにデータを書き込む場合、PPUは2重ワード
を転送する。PPUは、マスタとしてPCI I/Oサ
イクルを発生する必要はない。PCIスレーブとして、
PPUは、PPUの内部レジスタセットまたは内部高速
ATバスに向けられPCIマスタによって開始されたサ
イクルを受け入れる。
CIバスにデータを書き込む場合、PPUは2重ワード
を転送する。PPUは、マスタとしてPCI I/Oサ
イクルを発生する必要はない。PCIスレーブとして、
PPUは、PPUの内部レジスタセットまたは内部高速
ATバスに向けられPCIマスタによって開始されたサ
イクルを受け入れる。
【0506】リソースとして、PPUはいずれのPCI
マスタによってロックすることも可能である。ロックさ
れたサイクルの場合、PPUサブシステム全体(内部高
速ATバスを含む)が、単一リソースとして見なされ
る。
マスタによってロックすることも可能である。ロックさ
れたサイクルの場合、PPUサブシステム全体(内部高
速ATバスを含む)が、単一リソースとして見なされ
る。
【0507】PCIアービタ906は、4つのPCIマ
スタ、即ち、MPU(ホスト)、PPU、および2つの
他のPCIマスタに対する対応を可能にする。アービタ
906は、HOLD/HLDAハンドシェーク・プロト
コルを用いることによって、PCIブリッジへのホスト
アクセスを制御する。これは、ホストが常にPCIバス
上に配置されていることを暗示している。PCIバスへ
のPPUアクセスは内部要求/許可信号によって制御さ
れ、一方外部PCIマスタによるアクセスは外部要求/
許可信号によって制御される。調停(arbitrat
ion)は、公正な循環方式に基づいて行われ、1つの
マスタエージェントをスーパーエージェントとして割り
当てることを可能にする。アービタは、PCIバスロッ
クを実施することによって、サイクル固定に対応する。
スタ、即ち、MPU(ホスト)、PPU、および2つの
他のPCIマスタに対する対応を可能にする。アービタ
906は、HOLD/HLDAハンドシェーク・プロト
コルを用いることによって、PCIブリッジへのホスト
アクセスを制御する。これは、ホストが常にPCIバス
上に配置されていることを暗示している。PCIバスへ
のPPUアクセスは内部要求/許可信号によって制御さ
れ、一方外部PCIマスタによるアクセスは外部要求/
許可信号によって制御される。調停(arbitrat
ion)は、公正な循環方式に基づいて行われ、1つの
マスタエージェントをスーパーエージェントとして割り
当てることを可能にする。アービタは、PCIバスロッ
クを実施することによって、サイクル固定に対応する。
【0508】PPUは、完全にチップ上にある内部高速
ATバス904を含む。この内部高速ATバス904は
ISAバスに類似するものである。しかしながら、この
チップ上の高速ATバスは動的にプログラム可能であ
り、典型的なISAバスの速度よりも高速に処理可能で
ある。IDEアクセスおよび非IDEアクセスについて
は、高速バス速度を独立してプログラムし、バス104
のPCIクロック速度の1/2、1/3または1/4で
処理することができる。
ATバス904を含む。この内部高速ATバス904は
ISAバスに類似するものである。しかしながら、この
チップ上の高速ATバスは動的にプログラム可能であ
り、典型的なISAバスの速度よりも高速に処理可能で
ある。IDEアクセスおよび非IDEアクセスについて
は、高速バス速度を独立してプログラムし、バス104
のPCIクロック速度の1/2、1/3または1/4で
処理することができる。
【0509】PPUは、82206周辺制御チップの機
能(functionality)を内蔵した部分91
2を有する。これに含まれるのは、82C37と互換性
のある2つのDMAコントローラ910、82C59と
互換性のある2つの割り込みコントローラ914、82
C54と互換性のある1つのタイマ/カウンタ916、
および114バイトのSIOSを有しMC146818
と互換性のあるリアル・タイム・クロック918であ
る。ハイページレジスタがDMAサブシステム内に含ま
れ、DMAを32ビット・メモリ・アドレスに対応させ
ている。PPUは、XDバスを提供すると共に、BIO
S ROM(フラッシュEEPROMを含む)とキーボ
ード・コントローラとを支援するために用いられる制御
信号を発生する。加えて、2種類のプログラム可能なチ
ップセレクトが用意され、オーディオCODECチップ
のような周辺デバイスの追加に対応するために使用可能
である。XDバスはIDEハード・ディスク・インター
フェースと共用され、IDEデータ・バスの下位バイト
として用いられる。
能(functionality)を内蔵した部分91
2を有する。これに含まれるのは、82C37と互換性
のある2つのDMAコントローラ910、82C59と
互換性のある2つの割り込みコントローラ914、82
C54と互換性のある1つのタイマ/カウンタ916、
および114バイトのSIOSを有しMC146818
と互換性のあるリアル・タイム・クロック918であ
る。ハイページレジスタがDMAサブシステム内に含ま
れ、DMAを32ビット・メモリ・アドレスに対応させ
ている。PPUは、XDバスを提供すると共に、BIO
S ROM(フラッシュEEPROMを含む)とキーボ
ード・コントローラとを支援するために用いられる制御
信号を発生する。加えて、2種類のプログラム可能なチ
ップセレクトが用意され、オーディオCODECチップ
のような周辺デバイスの追加に対応するために使用可能
である。XDバスはIDEハード・ディスク・インター
フェースと共用され、IDEデータ・バスの下位バイト
として用いられる。
【0510】直列/並列ポート PPUは、16C550と互換性のある1つの直列イン
ターフェース・ポートと、1つの並列ポートとを提供す
る。並列ポートは、拡張機能ポートECP、増設並列ポ
ート(EPP)、および標準セントロニクス双方向ポー
トのプロトコルを支援することができる。DMAアクセ
スは、ECPおよびEPPプロトコルの下で対応がなさ
れる。
ターフェース・ポートと、1つの並列ポートとを提供す
る。並列ポートは、拡張機能ポートECP、増設並列ポ
ート(EPP)、および標準セントロニクス双方向ポー
トのプロトコルを支援することができる。DMAアクセ
スは、ECPおよびEPPプロトコルの下で対応がなさ
れる。
【0511】電源管理部 電源管理部(PMU)920サブシステムは、動作タイ
マ(activitytimer)とI/O捕獲システ
ム管理割り込みとを用いることによって、システム周辺
装置への配電管理を行う。
マ(activitytimer)とI/O捕獲システ
ム管理割り込みとを用いることによって、システム周辺
装置への配電管理を行う。
【0512】CPUクロックを制御するために主に使用
される中央集中電源管理ロジックが、システム待機タイ
マ2410および中止SUSPタイマによって設けられ
る。加えて、一時的オンタイマTEMPをイネーブルす
ることにより、ソフトウエアの介入なしに、キーストロ
ーク間のCPUクロック速度を低下させることができ
る。これらのタイマは、CPUクロックを最大速度に回
復する際に短いラテンシ(latency)を伴うが、
システム性能への影響は最少に抑えつつ、動的に電力を
節約することができる。
される中央集中電源管理ロジックが、システム待機タイ
マ2410および中止SUSPタイマによって設けられ
る。加えて、一時的オンタイマTEMPをイネーブルす
ることにより、ソフトウエアの介入なしに、キーストロ
ーク間のCPUクロック速度を低下させることができ
る。これらのタイマは、CPUクロックを最大速度に回
復する際に短いラテンシ(latency)を伴うが、
システム性能への影響は最少に抑えつつ、動的に電力を
節約することができる。
【0513】
【表37】
【0514】
【表38】
【0515】
【表39】 * 括弧内の名称は、業界標準のパラレルポートとして
用いられる場合の信号名を示す。 * TTL=TTLスレシホールド、hys=ヒステリ
シス、およびFS=入力バッファに対するフェールーセ
ーフ。TTL=TTLスレシホールド、FS=フェール
ーセーフ、駆動電流は、出力バッファに対して、mAで
示されている。
用いられる場合の信号名を示す。 * TTL=TTLスレシホールド、hys=ヒステリ
シス、およびFS=入力バッファに対するフェールーセ
ーフ。TTL=TTLスレシホールド、FS=フェール
ーセーフ、駆動電流は、出力バッファに対して、mAで
示されている。
【表40】
【0516】
【表41】
【0517】
【表42】
【表43】
【0518】
【表44】
【0519】
【表45】
【表46】
【0520】
【表47】
【0521】
【表48】
【0522】
【表49】
【表50】
【0523】
【表51】
【0524】
【表52】
【0525】
【表53】
【表54】
【0526】
【表55】
【0527】
【表56】
【0528】
【表57】
【0529】
【表58】
【0530】
【表59】
【0531】
【表60】
【0532】
【表61】
【0533】
【表62】
【0534】PCIバスインターフェース912は、P
PUとPCIバスとの間のインターフェースを提供す
る。一体化されたPPUサブシステムは、PCIブリッ
ジを介してPCIバスに接続されている。PCIブリッ
ジの基本機能は、PCIバス104と内部高速ATバス
904との間の、アドレスとプロトコルの変換である。
PUとPCIバスとの間のインターフェースを提供す
る。一体化されたPPUサブシステムは、PCIブリッ
ジを介してPCIバスに接続されている。PCIブリッ
ジの基本機能は、PCIバス104と内部高速ATバス
904との間の、アドレスとプロトコルの変換である。
【0535】図14は、PCIインターフェース902
の主要な機能ブロックを示す。PCIマスタおよびスレ
ーブアクセスは、別個の論理ブロック1202および1
204によってそれぞれ取り扱われる。PCIスレーブ
ブロック1204は、PPUサブシステムまたは内部レ
ジスタを目標としてPCIマスタによって開始されたP
CIサイクルを変換する。PCIマスタブロック120
2は、PCIアービタ906によってPCIバスの所有
権(owenership)を付与された後、PCIバ
ス104上でのPCIマスタサイクルを実行することが
できる、状態機械ロジックを実施する。PPUについて
言えば、DMAサイクルがDMAコントローラによって
要求されたとき、マスタとしてPCIバスを要求する。
の主要な機能ブロックを示す。PCIマスタおよびスレ
ーブアクセスは、別個の論理ブロック1202および1
204によってそれぞれ取り扱われる。PCIスレーブ
ブロック1204は、PPUサブシステムまたは内部レ
ジスタを目標としてPCIマスタによって開始されたP
CIサイクルを変換する。PCIマスタブロック120
2は、PCIアービタ906によってPCIバスの所有
権(owenership)を付与された後、PCIバ
ス104上でのPCIマスタサイクルを実行することが
できる、状態機械ロジックを実施する。PPUについて
言えば、DMAサイクルがDMAコントローラによって
要求されたとき、マスタとしてPCIバスを要求する。
【0536】高速AT制御ブロックは、内部高速ATバ
ス904上で通信するために用いられる必要な信号を発
生する。PCIバス104と高速ATバス904との間
を転送されるデータは、データルータ/バッファロジッ
ク1210によってラッチされる。高速ATコントロー
ラ1206は、データルータ/バッファロジック121
0と共に、要求されたときに、PCIおよび高速ATバ
ス間を転送されるデータの組み立ておよび分解を行う。
例えば、PCIバス上で発生し高速ATサブシステムに
向けられる二重ワードアクセスは、高速ATバス上では
4バイト幅のアクセスに変換される。
ス904上で通信するために用いられる必要な信号を発
生する。PCIバス104と高速ATバス904との間
を転送されるデータは、データルータ/バッファロジッ
ク1210によってラッチされる。高速ATコントロー
ラ1206は、データルータ/バッファロジック121
0と共に、要求されたときに、PCIおよび高速ATバ
ス間を転送されるデータの組み立ておよび分解を行う。
例えば、PCIバス上で発生し高速ATサブシステムに
向けられる二重ワードアクセスは、高速ATバス上では
4バイト幅のアクセスに変換される。
【0537】PPUは1組の構成レジスタ1222から
成り、これらを用いてPPUが構成される。かかるレジ
スタは、MPUのような、PCI構成サイクルを発生す
ることができるPCIマスタによって、PCIバスから
アクセスすることができる。PCI構成レジスタおよび
それらのデフォルトビット値は、後に提示することにす
る。全てのビットについて、表で特に示されていないも
のは、デフォルト値がゼロとする。
成り、これらを用いてPPUが構成される。かかるレジ
スタは、MPUのような、PCI構成サイクルを発生す
ることができるPCIマスタによって、PCIバスから
アクセスすることができる。PCI構成レジスタおよび
それらのデフォルトビット値は、後に提示することにす
る。全てのビットについて、表で特に示されていないも
のは、デフォルト値がゼロとする。
【0538】PPUは、減算式デコーディングを用いて
PCIバスアクセスをデコードする。これが意味するの
は、指定された時間期間内にシステム内で他のエージェ
ントから応答がなければ、PPUはPCIトランザクシ
ョンに応答するということである。PCIバス上でライ
トトランザクションが発生したとき、PPUは次の4つ
の方法の内の1つで応答する。 −PCIバスからのデータを内部構成レジスタ(構成サ
イクル)に書き込む。 −サイクルを内部高速ATバスに送る。 −PPUが現在応答不能の場合、トランザクションの再
試行を行う。 −サイクルを無視する。
PCIバスアクセスをデコードする。これが意味するの
は、指定された時間期間内にシステム内で他のエージェ
ントから応答がなければ、PPUはPCIトランザクシ
ョンに応答するということである。PCIバス上でライ
トトランザクションが発生したとき、PPUは次の4つ
の方法の内の1つで応答する。 −PCIバスからのデータを内部構成レジスタ(構成サ
イクル)に書き込む。 −サイクルを内部高速ATバスに送る。 −PPUが現在応答不能の場合、トランザクションの再
試行を行う。 −サイクルを無視する。
【0539】リードトランザクションがPCIバス上で
発生したとき、PPUは次の3つの方法の内の1つで応
答する。 −内部構成レジスタからのデータをPCIバス上に配置
する(構成サイクル)。 −サイクルを内部高速ATバスに送る。 −サイクルを無視する。
発生したとき、PPUは次の3つの方法の内の1つで応
答する。 −内部構成レジスタからのデータをPCIバス上に配置
する(構成サイクル)。 −サイクルを内部高速ATバスに送る。 −サイクルを無視する。
【0540】PPUは256バイトの構成レジスタ空間
を含む。PCIから主メモリへのアクセスでは、PPU
はPCIバス上でマスタとなる。また、ホストからPC
Iへのアクセスでは、PPUは、PCIバス上の目標と
なる。ホストによってPPU構成アドレス空間に開始さ
れた構成サイクルは、PCIバスに送られ、PPUによ
って応答される。
を含む。PCIから主メモリへのアクセスでは、PPU
はPCIバス上でマスタとなる。また、ホストからPC
Iへのアクセスでは、PPUは、PCIバス上の目標と
なる。ホストによってPPU構成アドレス空間に開始さ
れた構成サイクルは、PCIバスに送られ、PPUによ
って応答される。
【0541】PCI命令セット バス命令は、マスタが要求しているトランザクションの
タイプをスレーブに示す。バス命令は、PCIサイクル
のアドレス段階の間に、C/BE3〜0線上でエンコー
ドされる。
タイプをスレーブに示す。バス命令は、PCIサイクル
のアドレス段階の間に、C/BE3〜0線上でエンコー
ドされる。
【表63】
【表64】
【0542】DEVSEの発生 PCIスレーブとして、PPUはDEVSEL信号をア
サートして、それがPCIトランザクションの目標であ
ることを示す。DEVSELは、PPUが減算式にPC
Iトランザクションをデコードするときに、PPUによ
ってアサートされる。
サートして、それがPCIトランザクションの目標であ
ることを示す。DEVSELは、PPUが減算式にPC
Iトランザクションをデコードするときに、PPUによ
ってアサートされる。
【0543】PPUはDEVSELを入力としてサンプ
ルし、他のPCI目標が現PCIトランザクションを主
張しているか否か判定する。PPUが減算式デコードポ
イントに達する前に、他のPCI目標がDESVELを
アサートしていなければ、PPUはDEVSELをアサ
ートすることによってサイクルを主張し、PCIトラン
ザクションを内部高速ATバスに送ることができる。
ルし、他のPCI目標が現PCIトランザクションを主
張しているか否か判定する。PPUが減算式デコードポ
イントに達する前に、他のPCI目標がDESVELを
アサートしていなければ、PPUはDEVSELをアサ
ートすることによってサイクルを主張し、PCIトラン
ザクションを内部高速ATバスに送ることができる。
【0544】FRAMEがアサートされた後1または2
クロック以内でシステム内の他の全PCI目標デバイス
がデコードを完了しDEVSELをアサートすることが
できるシステムでは、構成オプションが発生され、DE
VSELサンプル点を順方向に移動する。これによっ
て、高速ATバス上のスレーブへの高速アクセスが可能
となる。
クロック以内でシステム内の他の全PCI目標デバイス
がデコードを完了しDEVSELをアサートすることが
できるシステムでは、構成オプションが発生され、DE
VSELサンプル点を順方向に移動する。これによっ
て、高速ATバス上のスレーブへの高速アクセスが可能
となる。
【0545】DEVSELサンプリング点を変更するに
は、PPUのPCI構成レジスタ1222内に配置され
ていいるPCIバス制御レジスタ(PCICTRL)の
SDSPビット(ビット24)をセットする。SDSP
ビットをゼロにセットすると(デフォルト)、PPU
は、アドレス段階に続く3個の連続するPCIクロック
で、DEVSELをサンプリングする。DEVSELを
アサートするPCI目標素子がない場合、PPUはDE
VSELをアサートする。DEVSELは、4番目のP
CIクロックにおいて、PCIマスタデバイスによって
サンプリングすることができる。SDSPビットを1に
セットすると、PPUは、アドレス段階に続く2個の連
続するPCIクロックの間に、DEVSELのサンプリ
ングを行う。DEVSELをアサートするPCI目標デ
バイスが他にない場合、PPUがDEVSELをアサー
トし、3番目のPCIクロックの間にPCIマスタによ
ってサンプリングされる。
は、PPUのPCI構成レジスタ1222内に配置され
ていいるPCIバス制御レジスタ(PCICTRL)の
SDSPビット(ビット24)をセットする。SDSP
ビットをゼロにセットすると(デフォルト)、PPU
は、アドレス段階に続く3個の連続するPCIクロック
で、DEVSELをサンプリングする。DEVSELを
アサートするPCI目標素子がない場合、PPUはDE
VSELをアサートする。DEVSELは、4番目のP
CIクロックにおいて、PCIマスタデバイスによって
サンプリングすることができる。SDSPビットを1に
セットすると、PPUは、アドレス段階に続く2個の連
続するPCIクロックの間に、DEVSELのサンプリ
ングを行う。DEVSELをアサートするPCI目標デ
バイスが他にない場合、PPUがDEVSELをアサー
トし、3番目のPCIクロックの間にPCIマスタによ
ってサンプリングされる。
【0546】減算式デコードサンプリング点においてイ
ンアクティブのDEVSELをサンプリングすることに
加えて、PPUは、PCIトランザクションが以下のも
ののいずれかのとき、DEVSELをアサートすること
によって応答する。64Kバイトアドレス空間OOOO
h−FFFFhへのI/Oリードまたはライト。PCI
命令レジスタ内のIOSE ビット(ビットXX)を1
にセットし、PCIが発したI/OサイクルにPPUが
応答できるようにする。メモリの下位16MバイトOO
OOOOh−FFFFFFh(メモリマップされたデバ
イス)内のアドレスへのメモリリードまたはライト。P
CI命令レジスタ内のMSEビット(ビットXX)が1
にセットされているなら、PCIが発したメモリサイク
ルにPPUが応答することができる。アドレスFFFC
OOOOh−FFFFFFFFhまたはOOOCOOO
Oh−OOOFFFFFhへのメモリリードまたはライ
ト。4Gバイトビット(ビットXX)および1Mバイト
ビット(ビットXX)は、ROMチップセレクトレジス
タにおいて1にセットされているなら(デフォルト)、
PPUがこれらのアドレス範囲に応答可能となる。割り
込み承認サイクル。PCIバス制御レジスタ内のINT
ACRENビット(ビット0)が1にセットされている
場合、PPUは割り込み承認サイクルに応答可能とな
る。PPU構成レジスタへの構成リードまたはライト。
ンアクティブのDEVSELをサンプリングすることに
加えて、PPUは、PCIトランザクションが以下のも
ののいずれかのとき、DEVSELをアサートすること
によって応答する。64Kバイトアドレス空間OOOO
h−FFFFhへのI/Oリードまたはライト。PCI
命令レジスタ内のIOSE ビット(ビットXX)を1
にセットし、PCIが発したI/OサイクルにPPUが
応答できるようにする。メモリの下位16MバイトOO
OOOOh−FFFFFFh(メモリマップされたデバ
イス)内のアドレスへのメモリリードまたはライト。P
CI命令レジスタ内のMSEビット(ビットXX)が1
にセットされているなら、PCIが発したメモリサイク
ルにPPUが応答することができる。アドレスFFFC
OOOOh−FFFFFFFFhまたはOOOCOOO
Oh−OOOFFFFFhへのメモリリードまたはライ
ト。4Gバイトビット(ビットXX)および1Mバイト
ビット(ビットXX)は、ROMチップセレクトレジス
タにおいて1にセットされているなら(デフォルト)、
PPUがこれらのアドレス範囲に応答可能となる。割り
込み承認サイクル。PCIバス制御レジスタ内のINT
ACRENビット(ビット0)が1にセットされている
場合、PPUは割り込み承認サイクルに応答可能とな
る。PPU構成レジスタへの構成リードまたはライト。
【0547】一旦PPUがPCIトランザクションに応
答してDEVSELをアサートしたなら、当該サイクル
を完了するかまたはその再試行を行う。PPUは、現P
CIトランザクションを実行不能である場合、そのサイ
クルの再試行を行う。PCIマスタは、後にPCIトラ
ンザクションを試行する。PPUがDMAサイクルの最
中であり現要求に答えることができない場合に、これが
発生する場合がある。
答してDEVSELをアサートしたなら、当該サイクル
を完了するかまたはその再試行を行う。PPUは、現P
CIトランザクションを実行不能である場合、そのサイ
クルの再試行を行う。PCIマスタは、後にPCIトラ
ンザクションを試行する。PPUがDMAサイクルの最
中であり現要求に答えることができない場合に、これが
発生する場合がある。
【0548】マスタとして、PPUはFRAMEのアサ
ートの後5PCIクロックの間、スレーブがDEVSE
Lをアサートするのを待つ。この時間期間内にPPUが
DEVSELを受信しなければ、マスタはそのサイクル
を終了させる。
ートの後5PCIクロックの間、スレーブがDEVSE
Lをアサートするのを待つ。この時間期間内にPPUが
DEVSELを受信しなければ、マスタはそのサイクル
を終了させる。
【0549】マスタから発せられる終了には第3のタイ
プがあるが、PPUによる対応はない。このタイプは、
タイムアウト終了として知られている。タイムアウト終
了とは、トランザクションが完了可能となる前にラテン
シタイマが満了したことによって終了したトランザクシ
ョンのことを言う。PPUは、ラテンシタイマを含むこ
とができるが、本実施例ではその必要はない。
プがあるが、PPUによる対応はない。このタイプは、
タイムアウト終了として知られている。タイムアウト終
了とは、トランザクションが完了可能となる前にラテン
シタイマが満了したことによって終了したトランザクシ
ョンのことを言う。PPUは、ラテンシタイマを含むこ
とができるが、本実施例ではその必要はない。
【0550】マスタとしてのPPU−目標によって発せ
られた終了 ・再試行 ・途中終了 ・切断
られた終了 ・再試行 ・途中終了 ・切断
【0551】目標としてのPPU−目標によって発せら
れた終了 目標として、PPUは、目標によって発せられた終了の
内以下の形態のものを支援する。 ・再試行 ・切断
れた終了 目標として、PPUは、目標によって発せられた終了の
内以下の形態のものを支援する。 ・再試行 ・切断
【0552】再試行とは、PPUによる終了であり、P
PUは、現在トランザクションに応答不可能であるこ
と、および後に再試行すべきことを開始側に知らせる。
このトランザクションの間、データ転送は行われない。
PPUが現在DMA転送を実行中の場合、DMAが完了
するまで、他のPCIトランザクションに応答できない
場合がある。この場合、PPUはPCIトランザクショ
ンを再試行する。
PUは、現在トランザクションに応答不可能であるこ
と、および後に再試行すべきことを開始側に知らせる。
このトランザクションの間、データ転送は行われない。
PPUが現在DMA転送を実行中の場合、DMAが完了
するまで、他のPCIトランザクションに応答できない
場合がある。この場合、PPUはPCIトランザクショ
ンを再試行する。
【0553】切断は、所定のラテンシ期間内に目標が応
答不能であるために要求された終了のことである。この
タイプの終了が発生するのは、最初のデータ段階が転送
された後である。再試行と切断との相違は、再試行の間
にはデータが転送されないことである。PPUは単一デ
ータのみを転送するので、切断を行った場合、STOP
がアサートされることを除いて、通常のサイクル完了と
同じ結果となる。
答不能であるために要求された終了のことである。この
タイプの終了が発生するのは、最初のデータ段階が転送
された後である。再試行と切断との相違は、再試行の間
にはデータが転送されないことである。PPUは単一デ
ータのみを転送するので、切断を行った場合、STOP
がアサートされることを除いて、通常のサイクル完了と
同じ結果となる。
【0554】目標として、本実施例では、PPUは目標
からの途中終了は行わない。PPUはPCIアービタ9
06を含み、これが次の4つのPCIマスタに対応す
る。それらは、ホストブリッジ(MPU)PPU、およ
びその他の2つのPCIマスタである。PPUのREQ
/GNT線は内部のものである。アービタは、HOLD
およびHLDA信号によって、MPUとのインターフェ
ースを行う。アービタは更に1対のREQ/GNT信号
を発生し、これらを用いて2つの外部PCIマスタを受
け入れることができる。リセット時に、PCIアービタ
906はディゼーブルされ、更にHOLD信号がディア
サートされるので、MPUはPCIバスへのデフォルト
アクセスを有する。これによって、MPUはPPUの制
御の下にあるBIOS ROMをアクセス可能となるこ
とが保証される。PCIアービタをイネーブルするに
は、PCIアービタ制御レジスタ内のARBENビット
(ビットXX)をセットする。
からの途中終了は行わない。PPUはPCIアービタ9
06を含み、これが次の4つのPCIマスタに対応す
る。それらは、ホストブリッジ(MPU)PPU、およ
びその他の2つのPCIマスタである。PPUのREQ
/GNT線は内部のものである。アービタは、HOLD
およびHLDA信号によって、MPUとのインターフェ
ースを行う。アービタは更に1対のREQ/GNT信号
を発生し、これらを用いて2つの外部PCIマスタを受
け入れることができる。リセット時に、PCIアービタ
906はディゼーブルされ、更にHOLD信号がディア
サートされるので、MPUはPCIバスへのデフォルト
アクセスを有する。これによって、MPUはPPUの制
御の下にあるBIOS ROMをアクセス可能となるこ
とが保証される。PCIアービタをイネーブルするに
は、PCIアービタ制御レジスタ内のARBENビット
(ビットXX)をセットする。
【0555】次に、調停の優先順位について述べる。P
CIバスへのMPUアクセスは、HOLD/HLDA信
号プロトコルによって制御される。HOLDがMPUに
対してアサートされるのは、他のPCIマスタがPCI
バスを要求したときである。基本的に、これによってM
PUがPCIバス上で停止モード(parked mo
de)に置かれる。「停止(parked)」という用
語は、PCIバスを用いたり要求しているバスが他にな
いときに、MPUがPCIバスへのデフォルトアクセス
を有することを意味する。これはPCIバスを要求する
必要がないので、MPUのPCIラテンシが短縮され
る。
CIバスへのMPUアクセスは、HOLD/HLDA信
号プロトコルによって制御される。HOLDがMPUに
対してアサートされるのは、他のPCIマスタがPCI
バスを要求したときである。基本的に、これによってM
PUがPCIバス上で停止モード(parked mo
de)に置かれる。「停止(parked)」という用
語は、PCIバスを用いたり要求しているバスが他にな
いときに、MPUがPCIバスへのデフォルトアクセス
を有することを意味する。これはPCIバスを要求する
必要がないので、MPUのPCIラテンシが短縮され
る。
【0556】他の3つのPCIマスタ(PPU、および
2つの外部デバイス)間の調停は、図40に示す循環方
式に基づく。アービタは、全要求を等しい優先度で扱
い、アクティブな要求を通じて、これらが全て実行され
るまで、順番に処理する。以下の表は、公正な循環方式
を変更し得る事象または条件を示す。未処理のPCI要
求が他にない場合、アービタはHOLDをディアサート
し、MPUはPCIバスへのアクセスを再度獲得する。
2つの外部デバイス)間の調停は、図40に示す循環方
式に基づく。アービタは、全要求を等しい優先度で扱
い、アクティブな要求を通じて、これらが全て実行され
るまで、順番に処理する。以下の表は、公正な循環方式
を変更し得る事象または条件を示す。未処理のPCI要
求が他にない場合、アービタはHOLDをディアサート
し、MPUはPCIバスへのアクセスを再度獲得する。
【表65】
【0557】PCIマスタは、例えば、非常に低いラテ
ンシを必要とするPCIデバイスのような、スーパーエ
ージェントとして指定することができる。本システムの
内、1つのデバイスがスーパーエージェントとして割り
当てられる。PCIアービタ制御レジスタのビット7〜
5を用いて、どのデバイスがスーパーエージェントかを
選択する。アービタがスーパーエージェントからのPC
Iバス要求を検出したとき、現マスタがそのアクセスを
完了しバスが使用可能であれば、当該デバイスにPCI
バスが付与される。スーパーエージェントの要求は、公
正循環方式における他のデバイスよりも高い優先度で処
理される。図41は、REQI/GNT1に割り当てら
れたスーパーエージェントの一例を示す。
ンシを必要とするPCIデバイスのような、スーパーエ
ージェントとして指定することができる。本システムの
内、1つのデバイスがスーパーエージェントとして割り
当てられる。PCIアービタ制御レジスタのビット7〜
5を用いて、どのデバイスがスーパーエージェントかを
選択する。アービタがスーパーエージェントからのPC
Iバス要求を検出したとき、現マスタがそのアクセスを
完了しバスが使用可能であれば、当該デバイスにPCI
バスが付与される。スーパーエージェントの要求は、公
正循環方式における他のデバイスよりも高い優先度で処
理される。図41は、REQI/GNT1に割り当てら
れたスーパーエージェントの一例を示す。
【0558】PCIマスタタイムアウトについてこれよ
り説明する。次の状態が発生した場合、外部PCIマス
タは動作不能と見なされる。 ・PCIマスタが要求を発行した(REQx)場合。 ・PCIアービタがマスタに付与(GNTx)を発行し
た場合。 ・16PCIクロックの間PCIバスがアイドル状態に
ある(FRAMEおよびIRDYがディアサートされて
いる)。
り説明する。次の状態が発生した場合、外部PCIマス
タは動作不能と見なされる。 ・PCIマスタが要求を発行した(REQx)場合。 ・PCIアービタがマスタに付与(GNTx)を発行し
た場合。 ・16PCIクロックの間PCIバスがアイドル状態に
ある(FRAMEおよびIRDYがディアサートされて
いる)。
【0559】一旦PCIマスタが動作不能であると判断
したなら、その付与は除去され、その要求はアービタに
よって永久にマスクされる。この機構によって、MPU
がPCIマスタへのアクセスを再度獲得できることを保
証する。PCIマスタタイムアウトは、マスタとしての
PPUまたはMPUに適用される。
したなら、その付与は除去され、その要求はアービタに
よって永久にマスクされる。この機構によって、MPU
がPCIマスタへのアクセスを再度獲得できることを保
証する。PCIマスタタイムアウトは、マスタとしての
PPUまたはMPUに適用される。
【0560】PPUのPCI/高速ATブロック902
は、動的SYSCLK機構を用いて、高速ATバスクロ
ック、SYSCLKを発生する。これらは、とりわけI
DEドライブのスループット向上に寄与するという利点
がある。IDEドライブへのアクセスは、「高速」また
は「低速」SYSCLKレートで処理される。同様に、
非IDEアクセスも高速または低速のいずれかとするこ
とができる。
は、動的SYSCLK機構を用いて、高速ATバスクロ
ック、SYSCLKを発生する。これらは、とりわけI
DEドライブのスループット向上に寄与するという利点
がある。IDEドライブへのアクセスは、「高速」また
は「低速」SYSCLKレートで処理される。同様に、
非IDEアクセスも高速または低速のいずれかとするこ
とができる。
【0561】図11および図14のPCI/高速ATブ
ロック902は、クロック分周器1201によるPCL
Kの分割として、SYSC’を発生する。**PPU
PCI構成レジスタ1222空間内の3ビットのレジス
タビット、および高速ATバス上でのトランザクション
のタイプによって、SYSCLKは、PCLX/2、P
CLK/3またはPCLK/4として、周波数分割によ
って発生される。高速ATバスSYSCLKには、高速
または低速が考えられる。SYSCLKが高速で発生さ
れるとき、PCLK/2として発生される。SYSCL
Kが低速で発生されるとき、PCIバスPCLK速度に
応じて、PCLK/3またはPCLK/4として発生さ
れる。
ロック902は、クロック分周器1201によるPCL
Kの分割として、SYSC’を発生する。**PPU
PCI構成レジスタ1222空間内の3ビットのレジス
タビット、および高速ATバス上でのトランザクション
のタイプによって、SYSCLKは、PCLX/2、P
CLK/3またはPCLK/4として、周波数分割によ
って発生される。高速ATバスSYSCLKには、高速
または低速が考えられる。SYSCLKが高速で発生さ
れるとき、PCLK/2として発生される。SYSCL
Kが低速で発生されるとき、PCIバスPCLK速度に
応じて、PCLK/3またはPCLK/4として発生さ
れる。
【0562】PPUのPCI構成レジスタ空間レジスタ
(PCICTRL)は、動的なSYSCLKの発生を制
御するために3ビットを提供する。これらのビットにつ
いては以下で述べるが、次の表に示すように、機能的に
関係付けられている。
(PCICTRL)は、動的なSYSCLKの発生を制
御するために3ビットを提供する。これらのビットにつ
いては以下で述べるが、次の表に示すように、機能的に
関係付けられている。
【0563】ビットPCLK33MXZ:PCLKが3
3MHzか否かを示す。このビットがアクティブ(1)
の場合、PCLKは33MHzと考えられる。このビッ
トがインアクティブ(0)の場合、PCLKは25MH
zと考えられる。このビットは、SYSCLKがPCL
Rからいかに発生されるかについてのみ影響を与えるも
のであり、PCLK自体には影響がないことに注意され
たい。
3MHzか否かを示す。このビットがアクティブ(1)
の場合、PCLKは33MHzと考えられる。このビッ
トがインアクティブ(0)の場合、PCLKは25MH
zと考えられる。このビットは、SYSCLKがPCL
Rからいかに発生されるかについてのみ影響を与えるも
のであり、PCLK自体には影響がないことに注意され
たい。
【0564】ビットIDEfast:IDEドライブへ
の高速ATバスアクセスが高速SYSCLKレートで動
作すべきか否かを示す。1にセットされると、SYSC
LKはIDEアクセスのために高速レートで発生する。
0にセットされると、SYSCLKはIDEアクセスの
ために低速SYSCLKレートで発生する。IDEアク
セスは、1F0hないし1F7hおよび3F6hないし
3F7hのI/O空間アドレスへのアクセスとして定義
される。
の高速ATバスアクセスが高速SYSCLKレートで動
作すべきか否かを示す。1にセットされると、SYSC
LKはIDEアクセスのために高速レートで発生する。
0にセットされると、SYSCLKはIDEアクセスの
ために低速SYSCLKレートで発生する。IDEアク
セスは、1F0hないし1F7hおよび3F6hないし
3F7hのI/O空間アドレスへのアクセスとして定義
される。
【0565】ビットXDfast:IDEドライブに対
するのではない高速ATバスアクセスが、高速SYSC
LKレートで実行すべきか否かを示す。1にセットされ
ると、SYSCLKは非IDEアクセスのために高速レ
ートで発生する。0にセットされると、SYSCLKは
非IDEアクセスに対して低速SYSCLKレートで発
生する。
するのではない高速ATバスアクセスが、高速SYSC
LKレートで実行すべきか否かを示す。1にセットされ
ると、SYSCLKは非IDEアクセスのために高速レ
ートで発生する。0にセットされると、SYSCLKは
非IDEアクセスに対して低速SYSCLKレートで発
生する。
【表66】
【0566】周辺コントローラモデュール912は、他
の場合にはシステム基板上での実施を必要とする、周辺
分の一実施形態である。ここで、周辺層は、PC−AT
と互換性のある機能を与える周辺ブロックで構成され
る。ここで、制御層は2つのサブシステム、即ち、デコ
ードサブシステムと、クロックおよび待機状態制御サブ
システムとで構成される。デコードサブシステムは周辺
サブシステムをイネーブルし、データバスバッファを制
御する。クロックおよび待機状態制御サブシステムは、
DMA待機状態発生およびI/Oチャネル準備完了(I
OCHRDY)線を取り扱う。
の場合にはシステム基板上での実施を必要とする、周辺
分の一実施形態である。ここで、周辺層は、PC−AT
と互換性のある機能を与える周辺ブロックで構成され
る。ここで、制御層は2つのサブシステム、即ち、デコ
ードサブシステムと、クロックおよび待機状態制御サブ
システムとで構成される。デコードサブシステムは周辺
サブシステムをイネーブルし、データバスバッファを制
御する。クロックおよび待機状態制御サブシステムは、
DMA待機状態発生およびI/Oチャネル準備完了(I
OCHRDY)線を取り扱う。
【0567】周辺層は、DMA機能、メモリマッパ(m
emory mapper)、割り込みコントローラ、
カウンタ/タイマ、およびRTCで構成される。2つの
8237と互換性のあるDMAコントローラ910は4
チャネルを有し、各々4つの8ビットチャネルと3つの
16ビットチャネルの合計7つのDMAチャネルを許可
する。最初の16ビットチャネルである第8のチャネル
が、図15に示すようなカスケード(cascadin
g)に用いられる。コントローラ1310および131
2を、それぞれDMAIおよびDMA2と命名すること
にする。74L5612ページレジスタ(DMA−PA
GE)は、DMAを補強するDMAサブシステムの一部
であり、要求されると、上位アドレス線を駆動する。
emory mapper)、割り込みコントローラ、
カウンタ/タイマ、およびRTCで構成される。2つの
8237と互換性のあるDMAコントローラ910は4
チャネルを有し、各々4つの8ビットチャネルと3つの
16ビットチャネルの合計7つのDMAチャネルを許可
する。最初の16ビットチャネルである第8のチャネル
が、図15に示すようなカスケード(cascadin
g)に用いられる。コントローラ1310および131
2を、それぞれDMAIおよびDMA2と命名すること
にする。74L5612ページレジスタ(DMA−PA
GE)は、DMAを補強するDMAサブシステムの一部
であり、要求されると、上位アドレス線を駆動する。
【0568】8259Aと互換性のある割り込みコント
ローラ914は、16チャネルの割り込みを発生する。
これは図43の2つのカスケード状コントローラINT
C1およびINTC2に分割される。これらは各々8ビ
ット入力を有する。図11、図38、図43および図4
4を参照のこと。これらのチャネルの内、13のチャネ
ルは特定のシステム機能のためにユーザが定義可能であ
り、他の3チャネルは内部で他のデバイスに接続されて
いる。
ローラ914は、16チャネルの割り込みを発生する。
これは図43の2つのカスケード状コントローラINT
C1およびINTC2に分割される。これらは各々8ビ
ット入力を有する。図11、図38、図43および図4
4を参照のこと。これらのチャネルの内、13のチャネ
ルは特定のシステム機能のためにユーザが定義可能であ
り、他の3チャネルは内部で他のデバイスに接続されて
いる。
【0569】8254と互換性のあるカウンタ/タイマ
(CTC)ブロック916は、3つの独立したカウンタ
を有する。1つの独立したクロックがこれらのカウンタ
を駆動する。カウンタ0は、時間測定およびタスク切り
替えのために、システムマルチレベル割り込みとして使
用可能である。その出力は、INTC1の割り込み0に
接続されている。方形波またはパルス発生は、カウンタ
1においてプログラムすることができる。カウンタ2
は、それ自体を制御するためのゲート入力を有し、内部
カウンタ、タイマ、またはゲートレート/パルス発生器
(gated rate/pulsegenerato
r)として機能することができる。
(CTC)ブロック916は、3つの独立したカウンタ
を有する。1つの独立したクロックがこれらのカウンタ
を駆動する。カウンタ0は、時間測定およびタスク切り
替えのために、システムマルチレベル割り込みとして使
用可能である。その出力は、INTC1の割り込み0に
接続されている。方形波またはパルス発生は、カウンタ
1においてプログラムすることができる。カウンタ2
は、それ自体を制御するためのゲート入力を有し、内部
カウンタ、タイマ、またはゲートレート/パルス発生器
(gated rate/pulsegenerato
r)として機能することができる。
【0570】MC146818と互換性のあるRTCブ
ロック918は、時間および日付を維持するものであ
り、ユーザがアクセス可能な114バイトのRAMを有
する。システムの電源がオフのとき、外部バッテリを用
いてクロック/カレンダ情報およびRAMをアクティブ
状態に保持することができる。
ロック918は、時間および日付を維持するものであ
り、ユーザがアクセス可能な114バイトのRAMを有
する。システムの電源がオフのとき、外部バッテリを用
いてクロック/カレンダ情報およびRAMをアクティブ
状態に保持することができる。
【0571】次に、制御層に移り、デコード、クロッ
ク、および待機状態制御ブロックについて説明する。デ
コードサブシステムは基板上の全レジスタ、82206
と互換性のある部分、およびPC−ATとのI/Oデコ
ード互換性の維持を扱う。このタスクは、多重レベルの
デコーディングによって実行すれば有利である。以下に
デコード真理値表を示す。
ク、および待機状態制御ブロックについて説明する。デ
コードサブシステムは基板上の全レジスタ、82206
と互換性のある部分、およびPC−ATとのI/Oデコ
ード互換性の維持を扱う。このタスクは、多重レベルの
デコーディングによって実行すれば有利である。以下に
デコード真理値表を示す。
【0572】クロックおよび待機状態制御は全て、構成
レジスタによって行われる。構成レジスタの位置023
hへの書き込みによってDMA命令幅、CPUリードお
よびライトサイクル長、およびDMAクロックレートの
各機能が、ユーザ制御可能となる。構成レジスタへの書
き込みおよび構成レジスタからの読み出しのために、ユ
ーザは01hを位置022hに書き込み、次に位置02
3hの書き込みまたは読み出しを行う。
レジスタによって行われる。構成レジスタの位置023
hへの書き込みによってDMA命令幅、CPUリードお
よびライトサイクル長、およびDMAクロックレートの
各機能が、ユーザ制御可能となる。構成レジスタへの書
き込みおよび構成レジスタからの読み出しのために、ユ
ーザは01hを位置022hに書き込み、次に位置02
3hの書き込みまたは読み出しを行う。
【表67】
【0573】図15において、DMAサブシステムは、
2つの8237と互換性のあるコントローラ、DMA1
1310とDMA2 1312とで構成されている。
これらは、D2上のチャネル0によって互いにカスケー
ド接続されている。DMAチャネル0および1は、要求
ピンAUDDRQ0およびAUDDRQ1、ならびに承
認ピンAUDDACKOおよびAUDDACK1によ
り、外部3ビットオーディオデバイス専用とされる。D
MA1チャネル2およびチャネル3は、それぞれ、PP
UフロッピーディスクコントローラおよびPPU EC
Pパラレルポート専用とされる。DMA2チャネル1、
2および3は、他の周辺デバイスが使用可能である。D
MAチャネル割り当てを、次の表に示す。
2つの8237と互換性のあるコントローラ、DMA1
1310とDMA2 1312とで構成されている。
これらは、D2上のチャネル0によって互いにカスケー
ド接続されている。DMAチャネル0および1は、要求
ピンAUDDRQ0およびAUDDRQ1、ならびに承
認ピンAUDDACKOおよびAUDDACK1によ
り、外部3ビットオーディオデバイス専用とされる。D
MA1チャネル2およびチャネル3は、それぞれ、PP
UフロッピーディスクコントローラおよびPPU EC
Pパラレルポート専用とされる。DMA2チャネル1、
2および3は、他の周辺デバイスが使用可能である。D
MAチャネル割り当てを、次の表に示す。
【表68】
【0574】DMAサイクルの間、PPUはPCIバス
マスタとなり、PCIメモリリードおよびライトサイク
ルを実行することによって、システムメモリとの間でデ
ータ転送を行う。PPUは、他のPCI接続されたI/
Oデバイスと本システム実施例内のシステムメモリとの
間では、DMAデータ転送を行わない。
マスタとなり、PCIメモリリードおよびライトサイク
ルを実行することによって、システムメモリとの間でデ
ータ転送を行う。PPUは、他のPCI接続されたI/
Oデバイスと本システム実施例内のシステムメモリとの
間では、DMAデータ転送を行わない。
【0575】最初に、DMA動作および制御が、基本ア
ーキテクチャを用いて開始される。他に注記がなけれ
ば、ここに記載する機能(functionalit
y)は、DMA1およびDMA2の双方に適用されるも
のとする。次の章で、いくつかの動作状態とアドレス領
域への転送モードとを纏めておく。
ーキテクチャを用いて開始される。他に注記がなけれ
ば、ここに記載する機能(functionalit
y)は、DMA1およびDMA2の双方に適用されるも
のとする。次の章で、いくつかの動作状態とアドレス領
域への転送モードとを纏めておく。
【0576】3つの動作状態 アイドル プログラム アクティブ
【0577】3つの転送モード 単一転送モード ブロック転送モード 要求転送モード
【0578】3つの転送タイプ リード転送(メモリからI/O) ライト転送(I/Oからメモリ) 確認転送
【0579】以下の構造は、DMA動作条件には重要で
ある。 −自動初期化によって、動作パラメータの再プログラミ
ングの必要性がない。 −優先順位によって、DMA要求の実行を決定する。 −アドレス発生によって、いかにしてDMAアドレスを
発生するかを決定する。 −タイミングの圧縮によって、最も少ないDMAクロッ
クサイクル数で動作する方法を提供する。
ある。 −自動初期化によって、動作パラメータの再プログラミ
ングの必要性がない。 −優先順位によって、DMA要求の実行を決定する。 −アドレス発生によって、いかにしてDMAアドレスを
発生するかを決定する。 −タイミングの圧縮によって、最も少ないDMAクロッ
クサイクル数で動作する方法を提供する。
【0580】これらの条件(転送モード、転送タイプ、
および構造)は、10個のレジスタタイプおよび5つの
特別なデバイス命令の制御および使用によって管理され
る。レジスタのあるものは各チャネルに使用可能である
が、他のものは全DMAサブシステムに対してより包括
的である。これらのレジスタについて、後に表に纏めて
説明する。これらは次の通りである。 −現アドレスレジスタ −現ワードカウントレジスタ −ベースアドレスレジスタ −ベースワードカウントレジスタ −命令レジスタ −モードレジスタ −要求レジスタ −要求マスクレジスタ −状態レジスタ −一時的レジスタ
および構造)は、10個のレジスタタイプおよび5つの
特別なデバイス命令の制御および使用によって管理され
る。レジスタのあるものは各チャネルに使用可能である
が、他のものは全DMAサブシステムに対してより包括
的である。これらのレジスタについて、後に表に纏めて
説明する。これらは次の通りである。 −現アドレスレジスタ −現ワードカウントレジスタ −ベースアドレスレジスタ −ベースワードカウントレジスタ −命令レジスタ −モードレジスタ −要求レジスタ −要求マスクレジスタ −状態レジスタ −一時的レジスタ
【0581】上述の特別なデバイス命令は、通常1つ以
上のレジスタまたはサブシステム状態の内容に影響を与
える。かかる命令には次の5つがある。 −バイトポインタフリップフロップをクリアする。 −バイトポインタフリップフロップをセットする。 −マスタをクリアする。 −要求マスクレジスタをクリアする。 −モードレジスタカウンタをクリアする。
上のレジスタまたはサブシステム状態の内容に影響を与
える。かかる命令には次の5つがある。 −バイトポインタフリップフロップをクリアする。 −バイトポインタフリップフロップをセットする。 −マスタをクリアする。 −要求マスクレジスタをクリアする。 −モードレジスタカウンタをクリアする。
【0582】これらの命令は、種々の動作モードおよび
状態についての検討において扱うことにする。これらの
適用可能な具体的なビット割り当てについては、後に論
ずることにする。いずれの特別な命令も、プログラム状
態の一部として記述される。
状態についての検討において扱うことにする。これらの
適用可能な具体的なビット割り当てについては、後に論
ずることにする。いずれの特別な命令も、プログラム状
態の一部として記述される。
【0583】通常動作では、DMAコントローラは、3
つの状態、即ち、アイドル、プログラムまたはアクティ
ブの内の1つで動作する。アイドルの間、DMAコント
ローラは単一の一状態サイクルを実行する。デバイスが
初期化され、CPU(例えばMPU102)が10個の
内部レジスタの1つへのアクセスを試行するか、あるい
はDMA要求がアクティブになるまで、コントローラは
デフォルトによってアイドル状態を保持する。
つの状態、即ち、アイドル、プログラムまたはアクティ
ブの内の1つで動作する。アイドルの間、DMAコント
ローラは単一の一状態サイクルを実行する。デバイスが
初期化され、CPU(例えばMPU102)が10個の
内部レジスタの1つへのアクセスを試行するか、あるい
はDMA要求がアクティブになるまで、コントローラは
デフォルトによってアイドル状態を保持する。
【0584】DMAサブシステムは、DMA要求を受信
するとアクティブとなり、アービタ906ブロックにバ
ス要求を発行する。すると、アービタはHOLDをアサ
ートしてCPUに送り、CPUは現サイクルを完了しH
LDAをアサートすることによってこれに応答する。こ
れによって、アービタ906はバス付与をDMAサブシ
ステムに返すことができ、PPUが新たなバスマスタと
なる。DMAコントローラはメモリアドレスと制御信号
とを発生する。メモリアドレスと制御信号は、PCIに
よって高速ATブリッジ902からPCIメモリアクセ
スに変換される。コントローラは、FDCNECPパラ
レルポート、またはオーディオデバイス1または2への
DMAを実行することができる。これらI/Oデバイス
に関連する転送は、単一PCIサイクルで完了する。
するとアクティブとなり、アービタ906ブロックにバ
ス要求を発行する。すると、アービタはHOLDをアサ
ートしてCPUに送り、CPUは現サイクルを完了しH
LDAをアサートすることによってこれに応答する。こ
れによって、アービタ906はバス付与をDMAサブシ
ステムに返すことができ、PPUが新たなバスマスタと
なる。DMAコントローラはメモリアドレスと制御信号
とを発生する。メモリアドレスと制御信号は、PCIに
よって高速ATブリッジ902からPCIメモリアクセ
スに変換される。コントローラは、FDCNECPパラ
レルポート、またはオーディオデバイス1または2への
DMAを実行することができる。これらI/Oデバイス
に関連する転送は、単一PCIサイクルで完了する。
【0585】アイドルの間、DMAコントローラ910
内のオンチップ状態機械は、各クロックサイクル毎に、
DMA DREQ要求1および2をサンプリングする。
また、DMAサブシステムはHLDAおよびPCIサイ
クルアドレスを監視し、CPUが内部レジスタにアクセ
スしようとしているのか否か判定する。このCPUのア
クセスはプログラム状態への移行につながる。
内のオンチップ状態機械は、各クロックサイクル毎に、
DMA DREQ要求1および2をサンプリングする。
また、DMAサブシステムはHLDAおよびPCIサイ
クルアドレスを監視し、CPUが内部レジスタにアクセ
スしようとしているのか否か判定する。このCPUのア
クセスはプログラム状態への移行につながる。
【0586】CPUがオンチップレジスタへのアクセス
を試行するプログラム状態について述べると、プログラ
ム状態に移行し、CPUがいずれかのプログラミングの
変更を完了するまでプログラム状態が続く。プログラム
状態の間に、デバイス動作パラメータを変更することが
できる。
を試行するプログラム状態について述べると、プログラ
ム状態に移行し、CPUがいずれかのプログラミングの
変更を完了するまでプログラム状態が続く。プログラム
状態の間に、デバイス動作パラメータを変更することが
できる。
【0587】CPUはI/OアドレスOOOhないしO
OFhおよびOCOhないしODEhの読み出しおよび
書き込みによって、DMA1およびDMA2の内部レジ
スタにアクセスすることができる。次の表にアドレス割
り当てを纏めておく。
OFhおよびOCOhないしODEhの読み出しおよび
書き込みによって、DMA1およびDMA2の内部レジ
スタにアクセスすることができる。次の表にアドレス割
り当てを纏めておく。
【表69】
【表70】
【表71】
【0588】DMAサブシステム内の内部レジスタが大
量にあるために、カウンタまたはアドレスレジスタのア
ドレッシングは、バイトポインタフリップフロップによ
って増やされる。このビットは、リードまたはライトが
これらレジスタの1つに行われる毎に切り替ることによ
り、ハイおよび低ビットの間で選択が行われる。フリッ
プフロップはハードウエアによるRESETまたはマス
タクリア命令によってクリアされ、CPUが適当な命令
を発行することによってクリアまたはセットすることも
できる。
量にあるために、カウンタまたはアドレスレジスタのア
ドレッシングは、バイトポインタフリップフロップによ
って増やされる。このビットは、リードまたはライトが
これらレジスタの1つに行われる毎に切り替ることによ
り、ハイおよび低ビットの間で選択が行われる。フリッ
プフロップはハードウエアによるRESETまたはマス
タクリア命令によってクリアされ、CPUが適当な命令
を発行することによってクリアまたはセットすることも
できる。
【0589】以下の表は特殊デバイス命令について述べ
たものであり、図15のDMAコントローラ910にお
いて、これらに応答する論理回路による対応が行われ
る。
たものであり、図15のDMAコントローラ910にお
いて、これらに応答する論理回路による対応が行われ
る。
【表72】
【0590】これら5つの命令は、デバイス上でのプロ
グラミングタスクを簡素化する。これらのコマンドは、
指定されたアドレスおよびIORDまたはIOWRのい
ずれかをアサートした結果として実行される。IOWR
で活性化された命令が発行されたときはいつでも、デー
タ線はブロック912によって無視されるので有利であ
る。したがって、IOWRで活性化されたコマンドに戻
るいずれのデータも無効となる。次の章では、アドレス
および信号状態の詳細について述べる。これらの状態に
応じて、DMA回路は内部レジスタ機能を実行するか、
あるいは特別な命令を発行する。各チャネルに使用可能
なレジスタおよび、コントローラに特定されたレジスタ
も示される。
グラミングタスクを簡素化する。これらのコマンドは、
指定されたアドレスおよびIORDまたはIOWRのい
ずれかをアサートした結果として実行される。IOWR
で活性化された命令が発行されたときはいつでも、デー
タ線はブロック912によって無視されるので有利であ
る。したがって、IOWRで活性化されたコマンドに戻
るいずれのデータも無効となる。次の章では、アドレス
および信号状態の詳細について述べる。これらの状態に
応じて、DMA回路は内部レジスタ機能を実行するか、
あるいは特別な命令を発行する。各チャネルに使用可能
なレジスタおよび、コントローラに特定されたレジスタ
も示される。
【0591】アクティブ状態に移ると、DMAサブシス
テムはアクティブ状態に入り、デバイスがプログラム状
態にないときにDMA要求がマスクされていないチャネ
ル上で発生したとき、またはソフトウエア要求が発生し
たときのいずれかの場合に、DMA転送サイクルを開始
する。
テムはアクティブ状態に入り、デバイスがプログラム状
態にないときにDMA要求がマスクされていないチャネ
ル上で発生したとき、またはソフトウエア要求が発生し
たときのいずれかの場合に、DMA転送サイクルを開始
する。
【0592】リード転送サイクルのためのアクティブ状
態における動作の好適なプロセスまたは方法の一例を以
下に示す。 1)DMA制御ブロック910がDMA要求DREQI
または2を周辺デバイス1310または1312から受
信する。 2)DMA制御ブロック910がバス要求HREQNR
EQ2#をアービタ906に発行する。 3)PCIアービタ906がCPUへの保持要求HOL
Dをアサートする。 4)CPUが保持承認HLDAで応答する。 5)アービタ906がバス付与GNT2#をDMA制御
ブロック910に返す。 6)DMAサブシステムがDMA承認DACK1または
2を周辺デバイス1310または1312に返す。 7)DMAサブシステムが、PCIバス104を介し
て、メモリ106との間で単一または多重DMA転送を
実行する。 8)DMAサブシステムが転送を完了し、保持要求HR
EQをディアサートする。 9)アービタ906がCPUへの保持要求HOLDを解
放する。 10)CPUが保持承認HLDAをディアサートする。 11)DMAサブシステムが周辺デバイス1310また
は1312へのDMA承認DACK1または2をディア
サートする。
態における動作の好適なプロセスまたは方法の一例を以
下に示す。 1)DMA制御ブロック910がDMA要求DREQI
または2を周辺デバイス1310または1312から受
信する。 2)DMA制御ブロック910がバス要求HREQNR
EQ2#をアービタ906に発行する。 3)PCIアービタ906がCPUへの保持要求HOL
Dをアサートする。 4)CPUが保持承認HLDAで応答する。 5)アービタ906がバス付与GNT2#をDMA制御
ブロック910に返す。 6)DMAサブシステムがDMA承認DACK1または
2を周辺デバイス1310または1312に返す。 7)DMAサブシステムが、PCIバス104を介し
て、メモリ106との間で単一または多重DMA転送を
実行する。 8)DMAサブシステムが転送を完了し、保持要求HR
EQをディアサートする。 9)アービタ906がCPUへの保持要求HOLDを解
放する。 10)CPUが保持承認HLDAをディアサートする。 11)DMAサブシステムが周辺デバイス1310また
は1312へのDMA承認DACK1または2をディア
サートする。
【0593】DMA転送モードでは、各DMAチャネル
は、単一、ブロックまたは要求転送モードで動作するよ
うに構成することができる。単一転送モードでは、DM
Aコントローラ910はPPUアービタ906へのバス
要求を不活性化する前に、単一転送のみを実行する。そ
の後、アービタはDMAコントローラへのバス付与GN
T2を不活性化することによって応答する。この時点
で、周辺デバイスが未だにDMA要求をアサートしてい
る場合、DMAコントローラ910は一旦アービタ90
6からのPCIバスの制御を再び要求する。
は、単一、ブロックまたは要求転送モードで動作するよ
うに構成することができる。単一転送モードでは、DM
Aコントローラ910はPPUアービタ906へのバス
要求を不活性化する前に、単一転送のみを実行する。そ
の後、アービタはDMAコントローラへのバス付与GN
T2を不活性化することによって応答する。この時点
で、周辺デバイスが未だにDMA要求をアサートしてい
る場合、DMAコントローラ910は一旦アービタ90
6からのPCIバスの制御を再び要求する。
【0594】ブロック転送モードでは、DMAコントロ
ーラ910は、ワードカウントがFFFFhに達するま
で、一連のDMAサイクルを実行する。これが発生する
と、DMAコントローラ910はDMA周辺デバイスに
終了カウント指示(terminal count i
ndication)を与える。最初のサイクルが完了
すれば直ちにDMA要求をデアサートすることができ
る。このモードでは、アービタは転送の開始時にPCI
バス制御をDMAサブシステムに付与し、一連のサイク
ルが完了したときにのみホストに制御を返す。
ーラ910は、ワードカウントがFFFFhに達するま
で、一連のDMAサイクルを実行する。これが発生する
と、DMAコントローラ910はDMA周辺デバイスに
終了カウント指示(terminal count i
ndication)を与える。最初のサイクルが完了
すれば直ちにDMA要求をデアサートすることができ
る。このモードでは、アービタは転送の開始時にPCI
バス制御をDMAサブシステムに付与し、一連のサイク
ルが完了したときにのみホストに制御を返す。
【0595】要求転送モードでは、DMAコントローラ
910は、ワードカウントがFFFFhに達するまで、
またはDMA要求がディアサートされるまで、一連のD
MAサイクルを実行する。最初にワードカウントが終わ
った場合、コントローラはDMA周辺デバイスに終了カ
ウント指示を与える。このモードでは、アービタは転送
の開始時にDMAサブシステムにPCIバス制御を付与
し、一連のサイクルが完了したときにのみホストに制御
を返す。
910は、ワードカウントがFFFFhに達するまで、
またはDMA要求がディアサートされるまで、一連のD
MAサイクルを実行する。最初にワードカウントが終わ
った場合、コントローラはDMA周辺デバイスに終了カ
ウント指示を与える。このモードでは、アービタは転送
の開始時にDMAサブシステムにPCIバス制御を付与
し、一連のサイクルが完了したときにのみホストに制御
を返す。
【0596】DMA転送タイプの説明に移る。DMAサ
ブシステムによって提供される3つの転送タイプは、リ
ード、ライトおよび確認である。リード転送はシステム
メモリからデータを読み出し、PPUの内部のまたはそ
れに接続されているI/Oデバイスにそのデータを書き
込む。ライト転送は逆の動作を行い、I/Oデバイスか
ら読み出し、システムメモリに書き込む。確認転送は、
DMA承認を要求側I/Oデバイスに供給するが、デー
タ転送は発生しない。PPUはHOLDをアサートする
ことによってPCIバス制御を獲得するが、PCIメモ
リサイクルは全く発生しない。
ブシステムによって提供される3つの転送タイプは、リ
ード、ライトおよび確認である。リード転送はシステム
メモリからデータを読み出し、PPUの内部のまたはそ
れに接続されているI/Oデバイスにそのデータを書き
込む。ライト転送は逆の動作を行い、I/Oデバイスか
ら読み出し、システムメモリに書き込む。確認転送は、
DMA承認を要求側I/Oデバイスに供給するが、デー
タ転送は発生しない。PPUはHOLDをアサートする
ことによってPCIバス制御を獲得するが、PCIメモ
リサイクルは全く発生しない。
【0597】自動初期化の間、4つのDMAチャネルの
各々は、所与のチャネル上で終了カウントに達したとき
に、再度初期化する。自動初期化は、モードレジスタ内
の1ビットによってイネーブルされる。元来CPUによ
って書き込まれたベースアドレスおよびワードカウント
レジスタは、現アドレスおよびワードカウントレジスタ
に再ロードされる。ベースレジスタは、CPUによって
のみ変えることができ、DMAアクティブサイクルの間
無変化のままである。要求マスクビットが終了カウント
に達したとき、チャネルが自動初期化を行うようにプロ
グラムされている場合、要求マスクビットはセットされ
ない。DMAはCPUの介入なしに動作することができ
る。
各々は、所与のチャネル上で終了カウントに達したとき
に、再度初期化する。自動初期化は、モードレジスタ内
の1ビットによってイネーブルされる。元来CPUによ
って書き込まれたベースアドレスおよびワードカウント
レジスタは、現アドレスおよびワードカウントレジスタ
に再ロードされる。ベースレジスタは、CPUによって
のみ変えることができ、DMAアクティブサイクルの間
無変化のままである。要求マスクビットが終了カウント
に達したとき、チャネルが自動初期化を行うようにプロ
グラムされている場合、要求マスクビットはセットされ
ない。DMAはCPUの介入なしに動作することができ
る。
【0598】DMA要求DREQ優先度は、2つの方法
の一方で決定される。第1の方法は、固定優先度であ
り、チャネル0の優先度が最も高く、残りのチャネル
は、最も低い優先度のチャネル3まで、順番に低くな
る。第2の方法は、優先度を循環するものであり、チャ
ネルは固定優先度で用いられる0から3までの順番を維
持するが、実際の優先度の割り当ては変化するというも
のである。次の調停において、最後に処理されたチャネ
ルに最も低い優先度が与えられる。この方法の一例を以
下に示す。
の一方で決定される。第1の方法は、固定優先度であ
り、チャネル0の優先度が最も高く、残りのチャネル
は、最も低い優先度のチャネル3まで、順番に低くな
る。第2の方法は、優先度を循環するものであり、チャ
ネルは固定優先度で用いられる0から3までの順番を維
持するが、実際の優先度の割り当ては変化するというも
のである。次の調停において、最後に処理されたチャネ
ルに最も低い優先度が与えられる。この方法の一例を以
下に示す。
【表73】
【0599】DMAサブシステムは、保持承認HOLD
AがCPUから受信されるまで優先度の調停が解決しな
いが、多重要求が同時に発生した場合に、アービタにバ
ス要求を発行する。アドレス発生では、DMAサブシス
テムは、DMAの間にPPUによって発生されたPCI
メモリサイクルに対して、32ビットのメモリアドレス
を発生する。8ビットDMAサイクルに対しては、DM
A1が直接A15〜0を発生し、16ビットDMAサイ
クルに対しては、DMA2がA16〜1を発生し、A0
をゼロに等しくする(アドレッシングの整合)。上位ア
ドレスビットは、各DMAチャンネルに関連する下位ペ
ージレジスタから供給される。8ビットDMAサイクル
では、A23〜16は下位ページレジスタから供給さ
れ、A31〜24は上位ページレジスタから供給され
る。16ビットDMAサイクルでは、A23〜17は下
位ページレジスタから供給され、A31〜24は上ペー
ジレジスタから供給される。各チャネルの下位および上
位ページレジスタは、DMAページレジスタ位置として
示されるI/O位置において、ホストによってアクセス
される。
AがCPUから受信されるまで優先度の調停が解決しな
いが、多重要求が同時に発生した場合に、アービタにバ
ス要求を発行する。アドレス発生では、DMAサブシス
テムは、DMAの間にPPUによって発生されたPCI
メモリサイクルに対して、32ビットのメモリアドレス
を発生する。8ビットDMAサイクルに対しては、DM
A1が直接A15〜0を発生し、16ビットDMAサイ
クルに対しては、DMA2がA16〜1を発生し、A0
をゼロに等しくする(アドレッシングの整合)。上位ア
ドレスビットは、各DMAチャンネルに関連する下位ペ
ージレジスタから供給される。8ビットDMAサイクル
では、A23〜16は下位ページレジスタから供給さ
れ、A31〜24は上位ページレジスタから供給され
る。16ビットDMAサイクルでは、A23〜17は下
位ページレジスタから供給され、A31〜24は上ペー
ジレジスタから供給される。各チャネルの下位および上
位ページレジスタは、DMAページレジスタ位置として
示されるI/O位置において、ホストによってアクセス
される。
【表74】
【0600】ページレジスタは全てPCUによって書き
込みおよび読み出しが行われ、デバイスリセットによっ
てクリアされる。
込みおよび読み出しが行われ、デバイスリセットによっ
てクリアされる。
【0601】このレジスタの説明の章はDMAサブシス
テムによって用いられるレジスタタイプについて詳細に
述べる。
テムによって用いられるレジスタタイプについて詳細に
述べる。
【0602】現アドレスレジスタ(CAR) 転送中に各チャネルによって用いられるアドレスは、こ
の16ビット現アドレスレジスタに記憶される。各転送
の後にこのレジスタが自動的に増分または減分するよう
に、チャネルをプログラムすることができる。また、チ
ャネル0は、CARレジスタの内容が、命令レジスタ内
のアドレス保持ビットによって固定されるようにセット
することもできる。このレジスタのリードまたはライト
アクセスはCPUが使用可能であり、連続バイトアクセ
スによって行われる。自動初期化がイネーブルされる
と、現ワードカウントレジスタが終了カウントに達した
ときに、レジスタの再ロードを行う。
の16ビット現アドレスレジスタに記憶される。各転送
の後にこのレジスタが自動的に増分または減分するよう
に、チャネルをプログラムすることができる。また、チ
ャネル0は、CARレジスタの内容が、命令レジスタ内
のアドレス保持ビットによって固定されるようにセット
することもできる。このレジスタのリードまたはライト
アクセスはCPUが使用可能であり、連続バイトアクセ
スによって行われる。自動初期化がイネーブルされる
と、現ワードカウントレジスタが終了カウントに達した
ときに、レジスタの再ロードを行う。
【0603】現ワードカウントレジスタ このレジスタは、転送すべきワードカウント、即ち実行
すべき転送の回数を含む。1回付加転送が実行される
と、このレジスタを0から終了カウントのFFFFhま
で減分する。これが発生すると、転送カウントが発生さ
れ、当該チャネル上でのDMA動作が保留され、自動初
期化がイネーブルされなければ、それ以上の要求はマス
クされる。
すべき転送の回数を含む。1回付加転送が実行される
と、このレジスタを0から終了カウントのFFFFhま
で減分する。これが発生すると、転送カウントが発生さ
れ、当該チャネル上でのDMA動作が保留され、自動初
期化がイネーブルされなければ、それ以上の要求はマス
クされる。
【0604】ベースアドレスおよびベースワードカウン
トレジスタ これら2つのライトオンリレジスタは、それぞれ現アド
レスおよび現ワードカウントレジスタの初期値を保存す
る。これらは、自動初期化があるチャネル上でイネーブ
ルされたとき、再ロードデータを供給する。
トレジスタ これら2つのライトオンリレジスタは、それぞれ現アド
レスおよび現ワードカウントレジスタの初期値を保存す
る。これらは、自動初期化があるチャネル上でイネーブ
ルされたとき、再ロードデータを供給する。
【0605】命令レジスタ DMAサブシステム全体の動作は、ユニットDMIおよ
び2のためのこのレジスタ対によって制御される。これ
は、RSET即ちマスタクリア命令によってクリアさ
れ、CPUによって読み出しまたは書き込みが行われ
る。
び2のためのこのレジスタ対によって制御される。これ
は、RSET即ちマスタクリア命令によってクリアさ
れ、CPUによって読み出しまたは書き込みが行われ
る。
【表75】
【0606】チャネルセレクトビット 残りのレジスタのいくつかにおいて、ビット1および0
がチャネルセレクトを決定する。かかるビット名および
それらの値を割り当て特定のチャネルを選択する際に、
次に示す規定が用いられる。
がチャネルセレクトを決定する。かかるビット名および
それらの値を割り当て特定のチャネルを選択する際に、
次に示す規定が用いられる。
【表76】
【0607】モードレジスタ 各チャネルはそれ自体のモードレジスタを有し、以下に
述べるように、オペレータモード、転送タイプなどを選
択する。4つのモードレジスタは全て同一I/Oアドレ
スに常駐し、どのチャネルのレジスタに書き込むかをビ
ット0および1が決定する。あるI/O位置への連続リ
ードを実行すると、これらレジスタの各々から読み出す
ことになる。ビット0および1はこれらのリードの間1
なので、クリアモードレジスタカウンタ命令によって、
CPUは最初のチャネルのレジスタでリードを再開する
ことができる。
述べるように、オペレータモード、転送タイプなどを選
択する。4つのモードレジスタは全て同一I/Oアドレ
スに常駐し、どのチャネルのレジスタに書き込むかをビ
ット0および1が決定する。あるI/O位置への連続リ
ードを実行すると、これらレジスタの各々から読み出す
ことになる。ビット0および1はこれらのリードの間1
なので、クリアモードレジスタカウンタ命令によって、
CPUは最初のチャネルのレジスタでリードを再開する
ことができる。
【0608】
【表77】
【0609】要求レジスタ 要求レジスタは4ビットのレジスタであり、ソフトウエ
ア要求を発生し、CPUによって独立してセットまたは
リセットが可能である。DMAの実行(servic
e)は、外部からまたはソフトウエア制御によって要求
することができる。4ビット全てが1回の動作で読み取
られ、そのバイトの下位4ビットに現われ、RESET
によってクリアされる。ビット4〜7は、1として読み
取られる。要求マスクは、ソフトウエアによって発生さ
れる要求には影響を与えない。
ア要求を発生し、CPUによって独立してセットまたは
リセットが可能である。DMAの実行(servic
e)は、外部からまたはソフトウエア制御によって要求
することができる。4ビット全てが1回の動作で読み取
られ、そのバイトの下位4ビットに現われ、RESET
によってクリアされる。ビット4〜7は、1として読み
取られる。要求マスクは、ソフトウエアによって発生さ
れる要求には影響を与えない。
【表78】
【表79】
【0610】要求マスクレジスタ 要求マスクレジスタは4ビットのレジスタであり、外部
DMA要求の転送サイクル発生を禁止するものであり、
2つの異なる方法でプログラムすることができる。各チ
ャネルは、ライト単一マスクビットアドレスに書き込む
ことによって、独立してマスクすることができる。この
動作のデータフォーマットを以下に示す。
DMA要求の転送サイクル発生を禁止するものであり、
2つの異なる方法でプログラムすることができる。各チ
ャネルは、ライト単一マスクビットアドレスに書き込む
ことによって、独立してマスクすることができる。この
動作のデータフォーマットを以下に示す。
【0611】ベースアドレス(16進):DMA1=O
OA,DMA2=OD4
OA,DMA2=OD4
【0612】
【表80】
【0613】他のプログラミング方法を用いて、ライト
全マスクビットアドレスに書き込むことにより、1回の
動作で4つのマスクビットに書き込むことができる。こ
の全ライト/全リードのフォーマットは以下の通りであ
る。
全マスクビットアドレスに書き込むことにより、1回の
動作で4つのマスクビットに書き込むことができる。こ
の全ライト/全リードのフォーマットは以下の通りであ
る。
【表81】
【0614】RESETまたはマスタクリア命令によっ
て、4ビットのマスクビット全てをセットする。終了カ
ウントに達したとき、自動初期化がディゼーブルされて
いれば、個々のチャネルマスクビットがセットされる。
クリアマスクレジスタ動作が実行されると、このレジス
タはクリアされ、4チャネル全てがイネーブルされる。
て、4ビットのマスクビット全てをセットする。終了カ
ウントに達したとき、自動初期化がディゼーブルされて
いれば、個々のチャネルマスクビットがセットされる。
クリアマスクレジスタ動作が実行されると、このレジス
タはクリアされ、4チャネル全てがイネーブルされる。
【0615】状態レジスタ 状態レジスタは終了カウントを含む4つのチャネル全て
の状態、外部サービス要求が保留中か否かを判定する読
み取りのみのレジスタである。RESET、マスタクリ
ア、または状態リードによって、このレジスタのビット
0〜3がクリアされる。リセット、マスタクリア、また
は保留要求がディアサートされていると、ビット4〜7
がクリアされるが、マスクレジスタビットの状態には影
響されない。状態レジスタのフォーマットを以下に示
す。チャネル番号はビット名の中の番号に対応する。
の状態、外部サービス要求が保留中か否かを判定する読
み取りのみのレジスタである。RESET、マスタクリ
ア、または状態リードによって、このレジスタのビット
0〜3がクリアされる。リセット、マスタクリア、また
は保留要求がディアサートされていると、ビット4〜7
がクリアされるが、マスクレジスタビットの状態には影
響されない。状態レジスタのフォーマットを以下に示
す。チャネル番号はビット名の中の番号に対応する。
【表82】
【0616】プログラム可能割り込みコントローラ91
4は、システム100全体の割り込み管理部として動作
する。コントローラ914は、周辺デバイスからの要求
を受け入れ、CPUに割り込み要求を発行し、割り込み
優先度を解決し、どの割り込みを実行すべきかを判断す
るためのベクトルを与える。加えて、割り込みサブシス
テムを再構築するために、優先度割り当てモードが使用
可能であり、システム動作の間いつでも再構成を行うこ
とができる。図43に示すように、割り込みコントロー
ラは2つのブロックINTC1およびINTC2を有
し、これらは相互接続され16チャネルのためにカスケ
ードモードで実行するようにプログラムされている。I
NIC1はマスタ動作のためにカスケードモードで構成
され、I/Oアドレスの020h〜021hに配置され
ている。INTC2はI/Oアドレス0A0h〜0A1
hに配置されたスレーブである。INTC2割り込み要
求出力信号は、内部でINTC1割り込み要求入力チャ
ネル2に接続されている。
4は、システム100全体の割り込み管理部として動作
する。コントローラ914は、周辺デバイスからの要求
を受け入れ、CPUに割り込み要求を発行し、割り込み
優先度を解決し、どの割り込みを実行すべきかを判断す
るためのベクトルを与える。加えて、割り込みサブシス
テムを再構築するために、優先度割り当てモードが使用
可能であり、システム動作の間いつでも再構成を行うこ
とができる。図43に示すように、割り込みコントロー
ラは2つのブロックINTC1およびINTC2を有
し、これらは相互接続され16チャネルのためにカスケ
ードモードで実行するようにプログラムされている。I
NIC1はマスタ動作のためにカスケードモードで構成
され、I/Oアドレスの020h〜021hに配置され
ている。INTC2はI/Oアドレス0A0h〜0A1
hに配置されたスレーブである。INTC2割り込み要
求出力信号は、内部でINTC1割り込み要求入力チャ
ネル2に接続されている。
【0617】割り込みコントローラは16の割り込み入
力IRQ0−IRQ15に対応する。16の割り込みチ
ャネルの構成を図43に示す。
力IRQ0−IRQ15に対応する。16の割り込みチ
ャネルの構成を図43に示す。
【0618】16の割り込みの内、以下のチャネルが予
め割り当てられている。IRQ0はタイマ/カウンタ専
用である。IRQ1は、外部キーボードコントローラ専
用である。IRQ2はINTC2をINTC1にカスケ
ード接続するために用いられる。IRQ6はフロッピー
ディスクコントローラ専用である。IRQ8はリアルタ
イムクロック専用である。IRQ13は入力FPUER
R上でのFPUエラーのために用いられる。残りの10
チャネルは、以下の異なる割り込み源のいずれかに用い
られるように、プログラムによって制御することができ
る。 パラレルポート シリアルポート マウス ハードディスク PCMCIAコントローラ112
め割り当てられている。IRQ0はタイマ/カウンタ専
用である。IRQ1は、外部キーボードコントローラ専
用である。IRQ2はINTC2をINTC1にカスケ
ード接続するために用いられる。IRQ6はフロッピー
ディスクコントローラ専用である。IRQ8はリアルタ
イムクロック専用である。IRQ13は入力FPUER
R上でのFPUエラーのために用いられる。残りの10
チャネルは、以下の異なる割り込み源のいずれかに用い
られるように、プログラムによって制御することができ
る。 パラレルポート シリアルポート マウス ハードディスク PCMCIAコントローラ112
【0619】以下の3つのレジスタは、制御割り込み経
路を制御する。 PCI割り込みマッピングレジスタ 割り込みイネーブルレジスタ PCU割り込みシャドウレジスタ
路を制御する。 PCI割り込みマッピングレジスタ 割り込みイネーブルレジスタ PCU割り込みシャドウレジスタ
【0620】これらのレジスタは、PCI構成レジスタ
1222の空間に配置され、特定の割り込み源を特定の
割り込みコントローラチャネルに接続するようにプログ
ラムすることができる。
1222の空間に配置され、特定の割り込み源を特定の
割り込みコントローラチャネルに接続するようにプログ
ラムすることができる。
【0621】PCI割り込みマッピングレジスタは、P
PU110のピンINTAおよびINTB上のバス10
4からのPCI割り込みを、どのようにPPU110の
内部割り込み要求線(IRQ)に到達させるかを制御す
る。
PU110のピンINTAおよびINTB上のバス10
4からのPCI割り込みを、どのようにPPU110の
内部割り込み要求線(IRQ)に到達させるかを制御す
る。
【0622】
【表83】 割り込みイネーブルレジスタは、シリアルポート割り込
みSINTおよびパラレルポート割り込みPINT用内
部線、ならびにマウス割り込み(MSIRQまたはMS
INT)およびIDE割り込み(IDEIRQまたはH
DCINT)用PPUピンが、いかにしてPPU110
の内部IRQに到達するかを制御する。
みSINTおよびパラレルポート割り込みPINT用内
部線、ならびにマウス割り込み(MSIRQまたはMS
INT)およびIDE割り込み(IDEIRQまたはH
DCINT)用PPUピンが、いかにしてPPU110
の内部IRQに到達するかを制御する。
【0623】
【表84】
【0624】
【表85】
【0625】
【表86】 注意:以下の割り当てはプログラム可能なINTOでは
ない。INTO:タイマ、INT1:KBD,INT
2:カスケード、INT6:フロッピー、INT8:R
TC,INT13,FPU。
ない。INTO:タイマ、INT1:KBD,INT
2:カスケード、INT6:フロッピー、INT8:R
TC,INT13,FPU。
【0626】PCU割り込みシャドウレジスタは、PC
MCIA割り込みCRDAIORQ、CRDBIORQ
およびCRDSRVRQを、いかに内部PC−AT I
RQに到達させるかを制御する。このレジスタは、PC
U PCMCIAコントローラ内の他のレジスタを覆
う。CPUがこれらの位置に書き込むと、PPUインタ
ーフェース902はこのレジスタの内容を更新する。
MCIA割り込みCRDAIORQ、CRDBIORQ
およびCRDSRVRQを、いかに内部PC−AT I
RQに到達させるかを制御する。このレジスタは、PC
U PCMCIAコントローラ内の他のレジスタを覆
う。CPUがこれらの位置に書き込むと、PPUインタ
ーフェース902はこのレジスタの内容を更新する。
【表87】
【0627】エッジ/レベル割り込みチャネル PPUは、I/Oレジスタ4D0hおよび4D1hに、
EISAと互換性のあるエッジ/レベル割り込みチャネ
ル制御レジスタを構成する。これらのレジスタは、割り
込みがエッジに感応するのかまたはレベルに感応するの
かを判断するための1ビットを、各IRQに供給する。
両レジスタは、デフォルトであるエッジ感応動作へのリ
セットによってクリアされる。いずれかのビットをセッ
トすることにより、それに関連する割り込みがレベル感
応割り込みとして構成される。これらのコントローラ
は、これらの線上のアクティブローレベルを、割り込み
要求として認識する。ローレベルは、PCI割り込み承
認サイクルまで維持されていなければならず、更に割り
込みサービスルーチンがEOI命令を発行する前にニゲ
ートしなければならない。IRQ0、IRQ1、IRQ
2、IRQ8、およびIRQ13は、好適実施例におけ
るように、エッジ感応とするために結線(hardwi
re)し、変更不可能とすることができる。あるいは再
プログラム可能のままにしておくこともできる。
EISAと互換性のあるエッジ/レベル割り込みチャネ
ル制御レジスタを構成する。これらのレジスタは、割り
込みがエッジに感応するのかまたはレベルに感応するの
かを判断するための1ビットを、各IRQに供給する。
両レジスタは、デフォルトであるエッジ感応動作へのリ
セットによってクリアされる。いずれかのビットをセッ
トすることにより、それに関連する割り込みがレベル感
応割り込みとして構成される。これらのコントローラ
は、これらの線上のアクティブローレベルを、割り込み
要求として認識する。ローレベルは、PCI割り込み承
認サイクルまで維持されていなければならず、更に割り
込みサービスルーチンがEOI命令を発行する前にニゲ
ートしなければならない。IRQ0、IRQ1、IRQ
2、IRQ8、およびIRQ13は、好適実施例におけ
るように、エッジ感応とするために結線(hardwi
re)し、変更不可能とすることができる。あるいは再
プログラム可能のままにしておくこともできる。
【0628】IRQ6に対するレジスタビットについて
述べると、このチャネルはフロッピーディスクコントロ
ーラ専用なので、ソフトウエアではセットされない。こ
れは正のエッジ割り込みを出力する。
述べると、このチャネルはフロッピーディスクコントロ
ーラ専用なので、ソフトウエアではセットされない。こ
れは正のエッジ割り込みを出力する。
【表88】
【0629】
【表89】
【0630】
【表90】
【0631】
【表91】
【表92】
【0632】図44において、割り込み要求レジスタ
は、サービスを要求している全チャネルからの要求を記
憶する。そのビットは、チャネル名IR7〜0を用いて
命名されている。チャネル名に対応して、インサービス
レジスタビットは、IS7〜0と命名される。これらの
ビットはどのチャネルが現在応対を受けているか(se
rviced)を示す。割り込みマスクレジスタは、C
PUが割り込みチャネルのいずれかまたは全てをディゼ
ーブル可能にする。優先度調整部(priority
resolver)は、上記3つのレジスタからの入力
を評価し、割り込みを発行し、対応するビットをインサ
ービスG54レジスタにラッチする。図43のマスタコ
ントローラは、割り込み承認サイクルの間に、スレーブ
デバイスにコードを出力する。この出力は、カスケード
バッファ比較器において、3ビットの識別コード(既に
記載した)と比較される。これらのコードが一致した場
合、スレーブコントローラは割り込みベクトルを発生す
る。ベクトルレジスタの内容は、CPUに適切な割り込
みベクトルを供給する。
は、サービスを要求している全チャネルからの要求を記
憶する。そのビットは、チャネル名IR7〜0を用いて
命名されている。チャネル名に対応して、インサービス
レジスタビットは、IS7〜0と命名される。これらの
ビットはどのチャネルが現在応対を受けているか(se
rviced)を示す。割り込みマスクレジスタは、C
PUが割り込みチャネルのいずれかまたは全てをディゼ
ーブル可能にする。優先度調整部(priority
resolver)は、上記3つのレジスタからの入力
を評価し、割り込みを発行し、対応するビットをインサ
ービスG54レジスタにラッチする。図43のマスタコ
ントローラは、割り込み承認サイクルの間に、スレーブ
デバイスにコードを出力する。この出力は、カスケード
バッファ比較器において、3ビットの識別コード(既に
記載した)と比較される。これらのコードが一致した場
合、スレーブコントローラは割り込みベクトルを発生す
る。ベクトルレジスタの内容は、CPUに適切な割り込
みベクトルを供給する。
【0633】割り込みシーケンス 完全なシステム割り込みおよびサービスは、以下に示す
一連の4つの方法ステップから成る。 1)周辺デバイスがその割り込み線をアサートする。こ
れがPPU IRQの1つに達する。割り込みチャネル
が割り込みマスクレジスタ(IR)内にマスクされてい
ない場合、割り込みコントローラは、割り込み要求レジ
スタ(IRR)内の対応するビットをセットする。 2)割り込みコントローラ内の優先度調整部は、要求を
評価し、適切であればCPU割り込み出力INTRをア
サートする。 3)CPUはPCI割り込みサイクルを実行することに
より、割り込み要求に対応する。PPU PCIインタ
ーフェースは、バス命令をデコードし、2つの割り込み
承認パルスを割り込みコントローラに送る。 4)割り込みコントローラは割り込みサービスレジスタ
In−Service(ISR)内の関連するビット
をセットし、IRRビットをクリアする。コントローラ
は8ビットベクトルを出力し、PCI割り込み承認サイ
クルのデータ段階の間に、AD7〜0を通じてCPUに
返す。自動割り込み終了(EOI)モードが選択されて
いる場合、ISRビットはクリアされる。その他の場
合、割り込みサービスルーチンは、終了前に、EOI命
令を発行しなければならない。
一連の4つの方法ステップから成る。 1)周辺デバイスがその割り込み線をアサートする。こ
れがPPU IRQの1つに達する。割り込みチャネル
が割り込みマスクレジスタ(IR)内にマスクされてい
ない場合、割り込みコントローラは、割り込み要求レジ
スタ(IRR)内の対応するビットをセットする。 2)割り込みコントローラ内の優先度調整部は、要求を
評価し、適切であればCPU割り込み出力INTRをア
サートする。 3)CPUはPCI割り込みサイクルを実行することに
より、割り込み要求に対応する。PPU PCIインタ
ーフェースは、バス命令をデコードし、2つの割り込み
承認パルスを割り込みコントローラに送る。 4)割り込みコントローラは割り込みサービスレジスタ
In−Service(ISR)内の関連するビット
をセットし、IRRビットをクリアする。コントローラ
は8ビットベクトルを出力し、PCI割り込み承認サイ
クルのデータ段階の間に、AD7〜0を通じてCPUに
返す。自動割り込み終了(EOI)モードが選択されて
いる場合、ISRビットはクリアされる。その他の場
合、割り込みサービスルーチンは、終了前に、EOI命
令を発行しなければならない。
【0634】割り込み終了(EOI)動作 割り込み終了(EOI)によって、IRSビットがリセ
ットされる。特定のCPU EOI命令、または最高優
先度ISRビット(不特定EOI)をクリアする優先度
調整部は、どのISRビットをリセットすべきかを判定
することができる。割り込みコントローラが、完全にネ
スト状の構造を変更しないモードで動作しているのであ
れば、リセットすべき正しいISRビットを決定するこ
とができる。完全にネスト状の構造が維持されない場
合、割り込みサービスルーチンの終了時に、特定のEO
Iが発生されなければならない。不特定のEOIは、I
MRビットによる特別マスクモードでマスクされている
ISRビットをクリアしない。PCI割り込み承認サイ
クルの終了時に、割り込みコントローラは任意に割り込
み自動終了(AEOI)を発生することもできる。
ットされる。特定のCPU EOI命令、または最高優
先度ISRビット(不特定EOI)をクリアする優先度
調整部は、どのISRビットをリセットすべきかを判定
することができる。割り込みコントローラが、完全にネ
スト状の構造を変更しないモードで動作しているのであ
れば、リセットすべき正しいISRビットを決定するこ
とができる。完全にネスト状の構造が維持されない場
合、割り込みサービスルーチンの終了時に、特定のEO
Iが発生されなければならない。不特定のEOIは、I
MRビットによる特別マスクモードでマスクされている
ISRビットをクリアしない。PCI割り込み承認サイ
クルの終了時に、割り込みコントローラは任意に割り込
み自動終了(AEOI)を発生することもできる。
【0635】割り込みコントローラは、次の2タイプの
命令を受け入れる。 初期化命令ワード(ICW) 動作命令ワード(OCW) 以下でこれらの命令について論じる際、アドレスまたは
INTCIレジスタを最初に掲げ、それに続いてアドレ
スまたはINTC2レジスタを括弧内に示すこととす
る。
命令を受け入れる。 初期化命令ワード(ICW) 動作命令ワード(OCW) 以下でこれらの命令について論じる際、アドレスまたは
INTCIレジスタを最初に掲げ、それに続いてアドレ
スまたはINTC2レジスタを括弧内に示すこととす
る。
【0636】初期化プロセスについて記述する際、4つ
の初期化命令ワード(ICW)(ICW1〜4)が用い
られる。ICW1は、アドレス020h(0A0h)の
データバイトのビット4上に1を書き込むことによっ
て、このプロセスを開始する。次に、割り込みコントロ
ーラは、以下の方法ステップを実行する。初期化命令ワ
ードカウンタを0にリセットする。ICW1をデバイス
にラッチする。固定優先度モードをイネーブルする。I
R7に最高優先度を割り当てる。割り込みマスクレジス
タをクリアする。スレーブモードアドレスを7にセット
する。特別マスクモードをディゼーブルする。状態リー
ド動作のためにIRRを選択する。
の初期化命令ワード(ICW)(ICW1〜4)が用い
られる。ICW1は、アドレス020h(0A0h)の
データバイトのビット4上に1を書き込むことによっ
て、このプロセスを開始する。次に、割り込みコントロ
ーラは、以下の方法ステップを実行する。初期化命令ワ
ードカウンタを0にリセットする。ICW1をデバイス
にラッチする。固定優先度モードをイネーブルする。I
R7に最高優先度を割り当てる。割り込みマスクレジス
タをクリアする。スレーブモードアドレスを7にセット
する。特別マスクモードをディゼーブルする。状態リー
ド動作のためにIRRを選択する。
【0637】残った3つのI/Oは、アドレス021h
(0A1h)負荷ICW1〜ICW4に書き込む。
(0A1h)負荷ICW1〜ICW4に書き込む。
【0638】ICWおよびOCWは、「TACT830
00 AT Chip Set:Users Guid
e」(テキサスインスツルメンツインコーポレーテッド
(Texas Instruments Inc))の
2−31頁ないし2−37頁(1991年発行)に記載
されている通りであり、このユーザズマニュアル全体
は、本願に含まれているものとする。
00 AT Chip Set:Users Guid
e」(テキサスインスツルメンツインコーポレーテッド
(Texas Instruments Inc))の
2−31頁ないし2−37頁(1991年発行)に記載
されている通りであり、このユーザズマニュアル全体
は、本願に含まれているものとする。
【0639】PPUカウンタ/タイマサブシステム PPUは、インテル9254と互換性のあるプログラム
可能なカウンタ/タイマ(CTC)を含む。このサブシ
ステムは別個に3つのカウンタと1つの制御レジスタと
を含み、これらにはI/Oアドレス040hないし04
3hでアクセスすることができる。カウンタ0はIRQ
0に接続され、システムタイマ割り込みを発生する。カ
ウンタ1はポートBレジスタにおけるリフレッシュタイ
ミングビットを発生し、カウンタ2は図60のスピーカ
出力信号SPRROUTを発生する。
可能なカウンタ/タイマ(CTC)を含む。このサブシ
ステムは別個に3つのカウンタと1つの制御レジスタと
を含み、これらにはI/Oアドレス040hないし04
3hでアクセスすることができる。カウンタ0はIRQ
0に接続され、システムタイマ割り込みを発生する。カ
ウンタ1はポートBレジスタにおけるリフレッシュタイ
ミングビットを発生し、カウンタ2は図60のスピーカ
出力信号SPRROUTを発生する。
【0640】カウンタの説明 各CTCカウンタは以下の構成要素を含む。 −制御レジスタ −状態レジスタ −16ビット計数素子(CE) −2つの8ビットカウンタ入力ラッチ(CILおよびC
IH) −2つの8ビットカウンタ出力ラッチ(COLおよびC
OH)
IH) −2つの8ビットカウンタ出力ラッチ(COLおよびC
OH)
【0641】制御レジスタは制御モードを決定するもの
であり、制御ワードをアドレス043hに書き込むこと
によってプログラムすることができる。状態レジスタは
カウンタモードと出力情報とを収容するもので、リード
バック命令を用いて読み取られる。入力ラッチCILお
よびCIHは初期カウント値を保持するものであり、ラ
イトコマンドを用いてロードされる。16ビット計数素
子CEは実同期ダウンカウンタ(actual syn
chronous down counter)であ
り、モード特定事象に続くカウンタ入力ラッチ内に保持
されている値がロードされる。カウンタ内容は、リード
命令を用いて読み出すことができる。出力ラッチCOL
およびCOHは、カウンタラッチ命令を用いることによ
って、カウンタ動作を妨害することなく、ソフトウエア
がカウンタ内容を読むことができるようにするものであ
る。
であり、制御ワードをアドレス043hに書き込むこと
によってプログラムすることができる。状態レジスタは
カウンタモードと出力情報とを収容するもので、リード
バック命令を用いて読み取られる。入力ラッチCILお
よびCIHは初期カウント値を保持するものであり、ラ
イトコマンドを用いてロードされる。16ビット計数素
子CEは実同期ダウンカウンタ(actual syn
chronous down counter)であ
り、モード特定事象に続くカウンタ入力ラッチ内に保持
されている値がロードされる。カウンタ内容は、リード
命令を用いて読み出すことができる。出力ラッチCOL
およびCOHは、カウンタラッチ命令を用いることによ
って、カウンタ動作を妨害することなく、ソフトウエア
がカウンタ内容を読むことができるようにするものであ
る。
【0642】CTC制御レジスタ、カウンタレジスタ、
およびカウンタ出力の状態は起動時には定義されていな
いので、各カウンタは、それが用いられる前に、適切に
プログラムされる。CTC命令は全てI/Oアドレス0
43hに書き込まれ、カウントおよび状態情報は全て、
カウンタ0、1および2に対応する別個のI/Oアドレ
スにおいて、読み書きが行われる。カウンタ0のリード
/ライトレジスタのI/Oアドレスは040hであり、
カウンタ1および2のリード/ライトレジスタのI/O
アドレスは、それぞれ041hおよび042hである。
初期カウントを書き込むのに先だって、制御ワード(ラ
イトのみの場所)が制御レジスタに書き込まれる。
およびカウンタ出力の状態は起動時には定義されていな
いので、各カウンタは、それが用いられる前に、適切に
プログラムされる。CTC命令は全てI/Oアドレス0
43hに書き込まれ、カウントおよび状態情報は全て、
カウンタ0、1および2に対応する別個のI/Oアドレ
スにおいて、読み書きが行われる。カウンタ0のリード
/ライトレジスタのI/Oアドレスは040hであり、
カウンタ1および2のリード/ライトレジスタのI/O
アドレスは、それぞれ041hおよび042hである。
初期カウントを書き込むのに先だって、制御ワード(ラ
イトのみの場所)が制御レジスタに書き込まれる。
【0643】リード/ライトカウンタ命令 ライト命令によってカウンタが起動され、これにつづい
て適切なカウンタリード/ライトレジスタにカウンタデ
ータの書き込みを行わなければならない。ライト命令ワ
ードの内F3ないしF0ビットは、後続のカウンタデー
タバイト(単数または複数)が、カウンタMSB、LS
B、またはこれら双方のどこに行くのかを指定する。リ
ード命令はカウンタを読み取り、これに続いて適切なカ
ウンタリード/ライトレジスタからのカウンタデータの
読み出しが行われなければならない。リード命令は計数
素子から直接読み出す。カウントが変更過程にある場
合、リードは未定義の可能性がある。カウンタ2をディ
ゼーブルするには、ソフトウエアがリード命令を発行し
読み取ったデータが有効であることを保証する前に、ポ
ートBのレジスタビット0(TM2GATE)をクリア
する。カウンタ0および1は永続的にイネーブルされ、
リード命令は有効データを戻さない。リード/ライトカ
ウンタ命令の間、M2〜0は、ビット3〜1のための制
御レジスタの定義に示されるように定義される。
て適切なカウンタリード/ライトレジスタにカウンタデ
ータの書き込みを行わなければならない。ライト命令ワ
ードの内F3ないしF0ビットは、後続のカウンタデー
タバイト(単数または複数)が、カウンタMSB、LS
B、またはこれら双方のどこに行くのかを指定する。リ
ード命令はカウンタを読み取り、これに続いて適切なカ
ウンタリード/ライトレジスタからのカウンタデータの
読み出しが行われなければならない。リード命令は計数
素子から直接読み出す。カウントが変更過程にある場
合、リードは未定義の可能性がある。カウンタ2をディ
ゼーブルするには、ソフトウエアがリード命令を発行し
読み取ったデータが有効であることを保証する前に、ポ
ートBのレジスタビット0(TM2GATE)をクリア
する。カウンタ0および1は永続的にイネーブルされ、
リード命令は有効データを戻さない。リード/ライトカ
ウンタ命令の間、M2〜0は、ビット3〜1のための制
御レジスタの定義に示されるように定義される。
【0644】ラッチカウンタ命令 COLおよびCOHは、ソフトウエアがラッチカウント
命令を発行した後のCEにおける現状態をラッチする。
かかる状態は、CPUがそれらを読み取るまで、または
ソフトウエアがカウンタを再度プログラムするまで、ラ
ッチされたままである。次いで、ラッチは透明状態に戻
ると、ソフトウエアがそれらをイネーブルし、その内容
を直接読み取ることができる。ソフトウエアは、最初の
命令を読み取る前に、2つ以上のカウンタにラッチカウ
ンタ命令を発行する。しかしながら、命令が同一カウン
タに発行された場合、ソフトウエアは最初の命令のみを
読み取る。リードバック命令レジスタは、計数値、モー
ド、カウンタ出力状態、およびカウンタヌルフラグを返
す。状態バイトレジスタは、OUTの状態、ヌルカウン
トフラグの状態、初期化命令ビット、カウンタモード、
および計数素子フォーマットを収容する。
命令を発行した後のCEにおける現状態をラッチする。
かかる状態は、CPUがそれらを読み取るまで、または
ソフトウエアがカウンタを再度プログラムするまで、ラ
ッチされたままである。次いで、ラッチは透明状態に戻
ると、ソフトウエアがそれらをイネーブルし、その内容
を直接読み取ることができる。ソフトウエアは、最初の
命令を読み取る前に、2つ以上のカウンタにラッチカウ
ンタ命令を発行する。しかしながら、命令が同一カウン
タに発行された場合、ソフトウエアは最初の命令のみを
読み取る。リードバック命令レジスタは、計数値、モー
ド、カウンタ出力状態、およびカウンタヌルフラグを返
す。状態バイトレジスタは、OUTの状態、ヌルカウン
トフラグの状態、初期化命令ビット、カウンタモード、
および計数素子フォーマットを収容する。
【0645】カウンタの動作 カウンタ0、1および2は全て、1.193MHz(1
4.31818MHzを12で除算する)のクロックで
駆動される。カウンタ0、1および2は以下の要項にし
たがって使用されることを意図したものである。
4.31818MHzを12で除算する)のクロックで
駆動される。カウンタ0、1および2は以下の要項にし
たがって使用されることを意図したものである。
【0646】カウンタ0はIRQ0を発生するもので、
モード3でプログラムされ方形波を発生する。初期化に
続いて、カウンタ0はIRQ0をハイにし、クロック周
期毎に2ずつカウントを減分し始める。カウンタが0に
達したとき、ソフトウエアは初期カウントを再度ロード
し、IRQ0をローにする。この過程は、カウンタがゼ
ロまで減分する毎にIPQ0を切り替える(flip)
ことによって連続的に繰り返す。これによって、初期カ
ウント値にクロック周期(838ns)を乗算した数に
等しい周期を有する方形波が、IRQ0上で発生され
る。
モード3でプログラムされ方形波を発生する。初期化に
続いて、カウンタ0はIRQ0をハイにし、クロック周
期毎に2ずつカウントを減分し始める。カウンタが0に
達したとき、ソフトウエアは初期カウントを再度ロード
し、IRQ0をローにする。この過程は、カウンタがゼ
ロまで減分する毎にIPQ0を切り替える(flip)
ことによって連続的に繰り返す。これによって、初期カ
ウント値にクロック周期(838ns)を乗算した数に
等しい周期を有する方形波が、IRQ0上で発生され
る。
【0647】カウンタ1はポートBのレジスタビット4
リフレッシュ検出(REFDET)を切り替えるために
用いられ、モード2でプログラムされる。初期化に続い
て、カウンタ1がREFDETをハイにし、各クロック
周期毎に1ずつカウントを減分する。カウンタが1に達
すると、ソフトウエアは1クロック周期REFDETを
ローにし、次いで初期カウントを再度ロードする。この
過程は連続的に繰り返され、REFDETは、初期カウ
ント値にクロック周期(838ns)を乗算した数に等
しい周期でローに切り替えられる。
リフレッシュ検出(REFDET)を切り替えるために
用いられ、モード2でプログラムされる。初期化に続い
て、カウンタ1がREFDETをハイにし、各クロック
周期毎に1ずつカウントを減分する。カウンタが1に達
すると、ソフトウエアは1クロック周期REFDETを
ローにし、次いで初期カウントを再度ロードする。この
過程は連続的に繰り返され、REFDETは、初期カウ
ント値にクロック周期(838ns)を乗算した数に等
しい周期でローに切り替えられる。
【0648】カウンタ2は、図60に示すように、スピ
ーカ出力SPKROUTを発生するものであり、通常モ
ード3でプログラムされる。SPKROUTは、初期カ
ウント値にクロック周期(838ns)を乗算した値に
等しい周期でローに切り替えられる。ソフトウエアは、
ポートBレジスタビット0(TM2GATE)をセット
することによって、カウンタ2をイネーブルする。カウ
ンタ2の出力は、ポートBレジスタビット5(OUT
2)から読み出される。ソフトウエアは、ポートBレジ
スタビット1(SPKDATA)をセットすることによ
って、SPKROUT出力をイネーブルする。
ーカ出力SPKROUTを発生するものであり、通常モ
ード3でプログラムされる。SPKROUTは、初期カ
ウント値にクロック周期(838ns)を乗算した値に
等しい周期でローに切り替えられる。ソフトウエアは、
ポートBレジスタビット0(TM2GATE)をセット
することによって、カウンタ2をイネーブルする。カウ
ンタ2の出力は、ポートBレジスタビット5(OUT
2)から読み出される。ソフトウエアは、ポートBレジ
スタビット1(SPKDATA)をセットすることによ
って、SPKROUT出力をイネーブルする。
【0649】リアルタイムクロックサブシステム カウンタ/タイマは、「TACT83000 AT C
hip Set:Users Guide」(テキサス
インスツルメンツインコーポレーテッド(Texas
Instruments Inc))の2−42頁ない
し2−47頁(1991年発行)に記載されている通り
であり、このユーザズマニュアル全体は、本願に含まれ
ているものとする。
hip Set:Users Guide」(テキサス
インスツルメンツインコーポレーテッド(Texas
Instruments Inc))の2−42頁ない
し2−47頁(1991年発行)に記載されている通り
であり、このユーザズマニュアル全体は、本願に含まれ
ているものとする。
【0650】図11のリアルタイムクロック(RTC)
918は、アラーム、プログラム可能な周期的割り込
み、100年カレンダ、114バイトのおよびユーザが
プログラム可能な低電カスタティックRAM919を備
えた、日時クロック(time−of−day clo
ck)を有する。RTCを補強することによって、低消
費電力(電池給電モード(図12のレイアウトを参照)
で動作可能となると共に、システム起動およびシステム
停止の際に、RAMおよびクロック双方の内容を保証す
ることができる。RTCレジスタおよびRAMにアクセ
スするには、I/Oアドレス70hおよび71hのイン
デックス/データレジスタ対を用いる。データレジスタ
から値を読み出したり値を書き込む前に、ソフトウエア
は最初に8ビットのオフセットをインデックスレジスタ
に書き込まなければならない。RTC内の128箇所の
アドレス可能位置を10バイトに分割する。これらの場
所は、時間、カレンダおよびアラームデータ、4バイト
の制御バイトおよび4バイトの状態バイト、ならびに1
14バイトのRAMバイトを含む。CPUは128バイ
ト全てを読み出し、レジスタCおよびD、レジスタAの
ビット7、ならびに第2バイトのビット7(常に0)に
書き込むことができる。割り込み発生時刻を3バイトの
アラームバイトにプログラムすることによって、特定の
時刻に割り込みが発生する。ソフトウエアで1をアラー
ムレジスタの上位2ビットにセットすることにより、周
期的な割り込みを発生することができる。例えば、1時
間毎に割り込みを発生する場合、C0hをレジスタ5に
プログラムする。1秒ごとに割り込みを発生するために
は、3つのアラームレジスタ全てに同一値をプログラム
する。
918は、アラーム、プログラム可能な周期的割り込
み、100年カレンダ、114バイトのおよびユーザが
プログラム可能な低電カスタティックRAM919を備
えた、日時クロック(time−of−day clo
ck)を有する。RTCを補強することによって、低消
費電力(電池給電モード(図12のレイアウトを参照)
で動作可能となると共に、システム起動およびシステム
停止の際に、RAMおよびクロック双方の内容を保証す
ることができる。RTCレジスタおよびRAMにアクセ
スするには、I/Oアドレス70hおよび71hのイン
デックス/データレジスタ対を用いる。データレジスタ
から値を読み出したり値を書き込む前に、ソフトウエア
は最初に8ビットのオフセットをインデックスレジスタ
に書き込まなければならない。RTC内の128箇所の
アドレス可能位置を10バイトに分割する。これらの場
所は、時間、カレンダおよびアラームデータ、4バイト
の制御バイトおよび4バイトの状態バイト、ならびに1
14バイトのRAMバイトを含む。CPUは128バイ
ト全てを読み出し、レジスタCおよびD、レジスタAの
ビット7、ならびに第2バイトのビット7(常に0)に
書き込むことができる。割り込み発生時刻を3バイトの
アラームバイトにプログラムすることによって、特定の
時刻に割り込みが発生する。ソフトウエアで1をアラー
ムレジスタの上位2ビットにセットすることにより、周
期的な割り込みを発生することができる。例えば、1時
間毎に割り込みを発生する場合、C0hをレジスタ5に
プログラムする。1秒ごとに割り込みを発生するために
は、3つのアラームレジスタ全てに同一値をプログラム
する。
【0651】更新サイクルの間、インデックスレジスタ
0Ehないし7FhからのRAMの144バイトにアク
セスすることができ、これらは汎用である。これらはR
TCによる影響を受けず、システムがオフのとき、デバ
イスは通常電池による給電を受ける。これらのバイト
は、較正パラメータおよび構成用不揮発性記憶部として
用いるのに適している。
0Ehないし7FhからのRAMの144バイトにアク
セスすることができ、これらは汎用である。これらはR
TCによる影響を受けず、システムがオフのとき、デバ
イスは通常電池による給電を受ける。これらのバイト
は、較正パラメータおよび構成用不揮発性記憶部として
用いるのに適している。
【0652】RTCサブシステム内の4つの状態レジス
タには、いつでもCPUによるアクセスが可能である。
これらは、インデックスアドレス0Ah−0Dhに配置
されており、RTCの動作を制御すると共にその状態を
監視する。
タには、いつでもCPUによるアクセスが可能である。
これらは、インデックスアドレス0Ah−0Dhに配置
されており、RTCの動作を制御すると共にその状態を
監視する。
【0653】RTC状態レジスタA〜D レジスタAは、プログレスフラグ、分周器/プリスケラ
制御、および周期的割り込み制御に供する。レジスタB
は更新サイクルをイネーブルし、割り込み発生を制御
し、アラーム割り込みをイネーブルし、時間および時間
アラームをフォーマットし、そして昼間と標準時との切
り替えを行う。レジスタCは、付加的な割り込み、アラ
ーム、および更新終了割り込みフラグ情報を提供する。
レジスタDはRTCデータの有効性をチェックする手段
を提供する。
制御、および周期的割り込み制御に供する。レジスタB
は更新サイクルをイネーブルし、割り込み発生を制御
し、アラーム割り込みをイネーブルし、時間および時間
アラームをフォーマットし、そして昼間と標準時との切
り替えを行う。レジスタCは、付加的な割り込み、アラ
ーム、および更新終了割り込みフラグ情報を提供する。
レジスタDはRTCデータの有効性をチェックする手段
を提供する。
【0654】通常動作の間、RTCは1秒に1回更新サ
イクルを実行する。更新サイクルは、ソフトウエアに従
い、分周器ビットDV2〜0をクリアすると共に、レジ
スタB内のSETビットをクリアする。更新サイクルは
クロック/カレンダレジスタを増分し、これらをアラー
ムレジスタと比較する。このサイクルではレジスタを比
較するが、これは一致を発見するためである。一致が得
られた場合、アラームおよび割り込み制御ビットの双方
がイネーブルされていれば、アラームが送出され割り込
みが発行される。更新の間、10個の下位レジスタはC
PUには使用不可となっており、これによってレジスタ
内で発生し得るデータの転化または不正確なデータの読
み出しを防止している。CPUとRTCとの間の競合と
いう問題を回避するために、更新サイクルの禁止を通知
するフラグがレジスタA内にある。プログレス(UI
P)ビット内の更新は、更新サイクルの開始より244
ms前にアサートされ、更新サイクルが完了するまで存
続する。完了時に、ソフトウエアはUIPビットをクリ
アし、レジスタC内の更新フラグビットをセットする。
更新サイクルの間、CPUは常にレジスタAないしDへ
のアクセスを許されている。
イクルを実行する。更新サイクルは、ソフトウエアに従
い、分周器ビットDV2〜0をクリアすると共に、レジ
スタB内のSETビットをクリアする。更新サイクルは
クロック/カレンダレジスタを増分し、これらをアラー
ムレジスタと比較する。このサイクルではレジスタを比
較するが、これは一致を発見するためである。一致が得
られた場合、アラームおよび割り込み制御ビットの双方
がイネーブルされていれば、アラームが送出され割り込
みが発行される。更新の間、10個の下位レジスタはC
PUには使用不可となっており、これによってレジスタ
内で発生し得るデータの転化または不正確なデータの読
み出しを防止している。CPUとRTCとの間の競合と
いう問題を回避するために、更新サイクルの禁止を通知
するフラグがレジスタA内にある。プログレス(UI
P)ビット内の更新は、更新サイクルの開始より244
ms前にアサートされ、更新サイクルが完了するまで存
続する。完了時に、ソフトウエアはUIPビットをクリ
アし、レジスタC内の更新フラグビットをセットする。
更新サイクルの間、CPUは常にレジスタAないしDへ
のアクセスを許されている。
【0655】RTCに対する時間および日付情報の読み
書きを行う方法には2種類あり、どちらもユーザにCP
UとRTCとの間の競合を回避させるものである。 1)レジスタAを読み出し、UIPビットの状態が00
であることを判断し、リードまたはライト動作を実行す
る。首尾良く動作するためには、リードまたはライト動
作全体が244ms未満で完了することが好ましい。 2)レジスタCを一旦読み出し、更新フラグビットが1
になるまで、このレジスタを読み出し続ける。次のサイ
クルの開始までに、リードまたはライト動作を完了する
ことができる。
書きを行う方法には2種類あり、どちらもユーザにCP
UとRTCとの間の競合を回避させるものである。 1)レジスタAを読み出し、UIPビットの状態が00
であることを判断し、リードまたはライト動作を実行す
る。首尾良く動作するためには、リードまたはライト動
作全体が244ms未満で完了することが好ましい。 2)レジスタCを一旦読み出し、更新フラグビットが1
になるまで、このレジスタを読み出し続ける。次のサイ
クルの開始までに、リードまたはライト動作を完了する
ことができる。
【0656】図17を参照すると、IDX/XD信号
は、バス ブリッジ902に対して図11のPPU内部
ペリフェラルを接続するために用いる内部高速ATバス
信号のサブセットである。バス904は、通常、PCL
K/4バスデータ速度クロックのPCLK/2、又はP
CLK/3により動作する。XD及びIDEインタフェ
ースに接続された外部デバイスに対するアクセスは、内
部バス クロックSYSCLKの速度を調整することに
より、異なる速度で動作するように構築可能である。図
17において、XDバス及びIDEインタフェース信号
は、別個の電圧レールにより接続された2つの部分、即
ちVCC XDと、VCC DKとに分割される。柔軟
性がシステムの構成要素を選択する際に利点をもたらし
ており、例えば5−V IDEドライブ(ロー・コスト
用)と共に、3.3−Vキーボードコントローラ及びB
IOS ROM(低電力用)の使用を可能にしている。
は、バス ブリッジ902に対して図11のPPU内部
ペリフェラルを接続するために用いる内部高速ATバス
信号のサブセットである。バス904は、通常、PCL
K/4バスデータ速度クロックのPCLK/2、又はP
CLK/3により動作する。XD及びIDEインタフェ
ースに接続された外部デバイスに対するアクセスは、内
部バス クロックSYSCLKの速度を調整することに
より、異なる速度で動作するように構築可能である。図
17において、XDバス及びIDEインタフェース信号
は、別個の電圧レールにより接続された2つの部分、即
ちVCC XDと、VCC DKとに分割される。柔軟
性がシステムの構成要素を選択する際に利点をもたらし
ており、例えば5−V IDEドライブ(ロー・コスト
用)と共に、3.3−Vキーボードコントローラ及びB
IOS ROM(低電力用)の使用を可能にしている。
【0657】XDインタフェース1501は、以下の外
部ペリフェラル:BIOS ROM1501(フラシュ
EEPROMであってもよい。)、キーボードコントロ
ーラ118、及び付加的な2つのデバイスをサポートす
る。2つのDMAチャネル及びプログラマブルチップセ
レクトPCSOは、アナログ デバイセスAD1848
のようなビジネスオーディオチップをサポートするのに
利用可能である。第2のプログラマブルチップセレクト
PCS1も利用可能である。
部ペリフェラル:BIOS ROM1501(フラシュ
EEPROMであってもよい。)、キーボードコントロ
ーラ118、及び付加的な2つのデバイスをサポートす
る。2つのDMAチャネル及びプログラマブルチップセ
レクトPCSOは、アナログ デバイセスAD1848
のようなビジネスオーディオチップをサポートするのに
利用可能である。第2のプログラマブルチップセレクト
PCS1も利用可能である。
【0658】BIOS ROM120はアドレス ビッ
ト1〜0、チップセレクトCS#、及び読み出し書き込
みストローブが供給されている。上側15アドレス ラ
インは、BIOS ROMから戻されるデータを待機し
ている間に、PPU110によりPCIアドレス/デー
タ・バス104へ駆動される。PPUはPCI ADバ
スを介して書き込み不可のBIOS120にアドレスを
供給する。PPUがPCI I/O又はメモリマップド
リードに応答すると、DEVSELを主張した後に、P
CIバスからPCI ADバスへアドレスを送出する。
アドレスサイクル中にAD31−2からのアドレスは、
データフェーズ中にAD31−2へ送出される。システ
ム インプリメンテーションでは、選択したADバスラ
インにEPROM BIOSのアドレスラインを接続し
てもよい。
ト1〜0、チップセレクトCS#、及び読み出し書き込
みストローブが供給されている。上側15アドレス ラ
インは、BIOS ROMから戻されるデータを待機し
ている間に、PPU110によりPCIアドレス/デー
タ・バス104へ駆動される。PPUはPCI ADバ
スを介して書き込み不可のBIOS120にアドレスを
供給する。PPUがPCI I/O又はメモリマップド
リードに応答すると、DEVSELを主張した後に、P
CIバスからPCI ADバスへアドレスを送出する。
アドレスサイクル中にAD31−2からのアドレスは、
データフェーズ中にAD31−2へ送出される。システ
ム インプリメンテーションでは、選択したADバスラ
インにEPROM BIOSのアドレスラインを接続し
てもよい。
【0659】図17において、XRD信号及びXWR信
号は、ROMCS#がアクティブか又はアクティブでな
いかに従って、メモリサイクル又はI/Oサイクルの両
方でそれぞれ読み出し及び書き込みストローブとして用
いられる。
号は、ROMCS#がアクティブか又はアクティブでな
いかに従って、メモリサイクル又はI/Oサイクルの両
方でそれぞれ読み出し及び書き込みストローブとして用
いられる。
【0660】図11において、PPU FDCサブシス
テム930はフロピーディスク制御に必要な全てのロジ
ックを統合している。これは、プログラマブル電力管理
機能を含むインテル82077SLと完全に互換性のあ
るソフトウェアである。全ての信号及びバッファは、
(360KB及び1.2MB)において5.25、又は
(720KB、1.44MB及び2.88MB)におい
て3.5をサポートするように設けられている。統合ハ
イパフォーマンスのディジタルデータセパレータ(外部
構成要素なし)は1Mビット/秒までのデータ速度をサ
ポートする。16バイトFIFOはバスの待ち時間を減
少させるようにFDCバスインタフェースに設けられて
いる。
テム930はフロピーディスク制御に必要な全てのロジ
ックを統合している。これは、プログラマブル電力管理
機能を含むインテル82077SLと完全に互換性のあ
るソフトウェアである。全ての信号及びバッファは、
(360KB及び1.2MB)において5.25、又は
(720KB、1.44MB及び2.88MB)におい
て3.5をサポートするように設けられている。統合ハ
イパフォーマンスのディジタルデータセパレータ(外部
構成要素なし)は1Mビット/秒までのデータ速度をサ
ポートする。16バイトFIFOはバスの待ち時間を減
少させるようにFDCバスインタフェースに設けられて
いる。
【0661】状態、データ及び制御レジスタ 下記のテーブルはホストによりアクセス可能なFDCレ
ジスタの概要である。
ジスタの概要である。
【0662】
【表93】
【0663】FDCは下記の24インテル82077S
Lコンパチブル コマンドをサポートする。 1.データ読み出し 13.割込検出 2.削除データ読み出し 14.デバイス状態検出 3.データ書き込み 15.指定 4.削除データ書き込み 16.構成 5.ID読み出し 17.レジスタのダンプ 6.ID書き込み 18.垂直モード 7.診断読み出し 19.相対シーク 8.等号スキャン 20.検定 9.小さい又は等号走査 21.バージョン図 10.大きい又は等号走査 22.バーセット 11.シーク 23.ロック 12.再較正 24.パワーダウンモード
Lコンパチブル コマンドをサポートする。 1.データ読み出し 13.割込検出 2.削除データ読み出し 14.デバイス状態検出 3.データ書き込み 15.指定 4.削除データ書き込み 16.構成 5.ID読み出し 17.レジスタのダンプ 6.ID書き込み 18.垂直モード 7.診断読み出し 19.相対シーク 8.等号スキャン 20.検定 9.小さい又は等号走査 21.バージョン図 10.大きい又は等号走査 22.バーセット 11.シーク 23.ロック 12.再較正 24.パワーダウンモード
【0664】FDCは下記のトラック フォーマットを
サポートする。 IBMシステム3740 FM 垂直MFM500Kビット/秒 垂直MFM IMビット/秒
サポートする。 IBMシステム3740 FM 垂直MFM500Kビット/秒 垂直MFM IMビット/秒
【0665】フォーマット1及び2はデフォールト フ
ォーマットである。他のフォーマットは垂直モードコマ
ンドを発行することにより選択される。
ォーマットである。他のフォーマットは垂直モードコマ
ンドを発行することにより選択される。
【0666】FDCにはデータスプレッド効果用のディ
スク書き込みデータの予備補償をする位相シフタが含ま
れる。進み補正、遅れ補正、又は予備補正なしは、ビッ
トパターンに従ってダイナミックに選択される。位相シ
フトの量は下記に示すように、データ速度選択レジスタ
における予備補正選択ビットにより判断される。
スク書き込みデータの予備補償をする位相シフタが含ま
れる。進み補正、遅れ補正、又は予備補正なしは、ビッ
トパターンに従ってダイナミックに選択される。位相シ
フトの量は下記に示すように、データ速度選択レジスタ
における予備補正選択ビットにより判断される。
【0667】
【表94】
【0668】データ速度選択レジスタにおけるDRS1
及びDRS0ビットは、ここで示すように、必要とする
データ速度、及びデフォールト補償を選択する。
及びDRS0ビットは、ここで示すように、必要とする
データ速度、及びデフォールト補償を選択する。
【0669】
【表95】
【0670】FDCサブシステム930にはディスクか
らの原始データストリームの周波数及び位相に同期した
クロックを供給するディジタルデータセパレータが含ま
れている。このデータセパレータは8バイト内でデータ
にロックし、公称周波数の±12.5%において40%
以上のジッタを許容する。FM及びMFMデータ符号化
は125Kビット/秒から1Mビット/秒までのデータ
速度でサポートされている。
らの原始データストリームの周波数及び位相に同期した
クロックを供給するディジタルデータセパレータが含ま
れている。このデータセパレータは8バイト内でデータ
にロックし、公称周波数の±12.5%において40%
以上のジッタを許容する。FM及びMFMデータ符号化
は125Kビット/秒から1Mビット/秒までのデータ
速度でサポートされている。
【0671】FDCのパワーダウンの動作は、以下で詳
細に説明するいくつかの改良により、82077SLの
ものと互換性がある。
細に説明するいくつかの改良により、82077SLの
ものと互換性がある。
【0672】直接パワーダウンモードには、データ速度
選択(DRS)レジスタにおけるPOWDビットをセッ
トすることにより、移行する。これは動作を直ちに終結
させるので、ディスクに書き込みをするコマンド実行中
は避ける必要がある。直接パワーダウンモードでは、F
DCクロックがディセーブルされて、FDCがソフトウ
ェアリセット状態に保持される。このモードはソフトウ
ェアリセット又はハードウエアリセットにより、起動可
能される。
選択(DRS)レジスタにおけるPOWDビットをセッ
トすることにより、移行する。これは動作を直ちに終結
させるので、ディスクに書き込みをするコマンド実行中
は避ける必要がある。直接パワーダウンモードでは、F
DCクロックがディセーブルされて、FDCがソフトウ
ェアリセット状態に保持される。このモードはソフトウ
ェアリセット又はハードウエアリセットにより、起動可
能される。
【0673】自動パワーダウンモードはパワーダウンモ
ードコマンドを用いて選択される。このモードが選択さ
れると、自動パワーダウン状態には。以下のアイドル条
件が満足されるときに移行する。MRSレジスタは80
hの値を有する(メイン状態レジスタ、RQM=1、そ
の他は全て=0)。
ードコマンドを用いて選択される。このモードが選択さ
れると、自動パワーダウン状態には。以下のアイドル条
件が満足されるときに移行する。MRSレジスタは80
hの値を有する(メイン状態レジスタ、RQM=1、そ
の他は全て=0)。
【0674】ヘッドアンロード時間が経過した。保留中
の割込は存在しない。
の割込は存在しない。
【0675】FDCは直ちに自動パワーダウン状態に入
ること、及び抜け出すことができるので、遅延時間は必
要でない。
ること、及び抜け出すことができるので、遅延時間は必
要でない。
【0676】自動パワーダウン中は、FDCクロックが
停止されるが、リセットは発生しない。自動パワーダウ
ンは、データFIFOレジスタに対する書き込みによ
り、又はDORレジスタにおけるモータイネーブルビッ
トME0、1、又は3をセットすることにより、起動さ
れる。
停止されるが、リセットは発生しない。自動パワーダウ
ンは、データFIFOレジスタに対する書き込みによ
り、又はDORレジスタにおけるモータイネーブルビッ
トME0、1、又は3をセットすることにより、起動さ
れる。
【0677】FDC信号は、下記のテーブルとしてFD
C並列ポート(FPP)モードにおいて並列ポート端子
にマップされる。
C並列ポート(FPP)モードにおいて並列ポート端子
にマップされる。
【0678】
【表96】
【0679】この表はリーダによりPPU信号ピン説明
表と比較される必要がある。
表と比較される必要がある。
【0680】図11に示すように、FPPモードは並列
インタフェース構成レジスタのビット6、PIFFDC
を1にセットすることにより選択される。このレジスタ
は、PCI構成空間におけるベースアドレス78hに配
置されており、以下でその表に示されている。PIFF
DC=1のときは、並列ポート938はディセーブルさ
れ(クロックが停止され、かつ内部チップ選択がインア
クティブにされ)、以上で示したようにして並列ポート
938に使用される端子ピンが、代わって、マルチプレ
クサ939を介しFDC932に接続される。
インタフェース構成レジスタのビット6、PIFFDC
を1にセットすることにより選択される。このレジスタ
は、PCI構成空間におけるベースアドレス78hに配
置されており、以下でその表に示されている。PIFF
DC=1のときは、並列ポート938はディセーブルさ
れ(クロックが停止され、かつ内部チップ選択がインア
クティブにされ)、以上で示したようにして並列ポート
938に使用される端子ピンが、代わって、マルチプレ
クサ939を介しFDC932に接続される。
【0681】FFPモードでは、2台のフロピードラブ
126.0及び126.1は、PPU110端子ピンの
数を増加させることなくサポートされ、従って2つのモ
ータイネーブル信号(MEN1、MEN0)及び2つの
ドライブ選択信号(DR1、DR0)が供給される。
126.0及び126.1は、PPU110端子ピンの
数を増加させることなくサポートされ、従って2つのモ
ータイネーブル信号(MEN1、MEN0)及び2つの
ドライブ選択信号(DR1、DR0)が供給される。
【0682】単一の濃度選択信号(DENSEL)は、
互換性を理由として、標準モードによるHD及びEDに
代わって、FPPモードにより供給される。DENSE
Lは高いデータ速度(1Mバイト/秒又は500Kバイ
ト/秒)に対して真(1)であり、低いデータ速度(3
00Kバイト/秒又は250Kバイト/秒)に対して偽
(0)である。このようにして、フロピーディスクコン
トローラ用のPPU信号ピン説明表に既に表示されてい
るPPU110のピンは、更なる当該セットの並列ポー
トピンが加わり、代替の又は付加的なフロピーディスク
ドライブによる付加的なフロピーアクセスに用いられ
る。このような利点を持つ構成では、フロピードライブ
を並列ポートコネクタに接続してFPPモードで使用す
ることにより、更にシステム実施の形態の多様性を増加
させることができる。
互換性を理由として、標準モードによるHD及びEDに
代わって、FPPモードにより供給される。DENSE
Lは高いデータ速度(1Mバイト/秒又は500Kバイ
ト/秒)に対して真(1)であり、低いデータ速度(3
00Kバイト/秒又は250Kバイト/秒)に対して偽
(0)である。このようにして、フロピーディスクコン
トローラ用のPPU信号ピン説明表に既に表示されてい
るPPU110のピンは、更なる当該セットの並列ポー
トピンが加わり、代替の又は付加的なフロピーディスク
ドライブによる付加的なフロピーアクセスに用いられ
る。このような利点を持つ構成では、フロピードライブ
を並列ポートコネクタに接続してFPPモードで使用す
ることにより、更にシステム実施の形態の多様性を増加
させることができる。
【0683】図11の直列ポート936は、ペリフェラ
ルデバイス又はモデムから受け取ったデータキャラクタ
についての直並列変換、及びMPU102により送信さ
れたデータキャラクタについての並直列変換を同時的に
実行する2つの直列I/Oチャネルに用いられる。得ら
れた情報には、実行している転送動作の形式及び条件
と、誤り条件とが含まれている。プログラマブルボーレ
ート発生器が含まれており、タイミング基準クロック入
力を1と216−1との間で割算することにより分周す
ることができる。この回路はM16C550、又は拡張
TL16C450直列ポートと互換性を有するように適
当に作成される。
ルデバイス又はモデムから受け取ったデータキャラクタ
についての直並列変換、及びMPU102により送信さ
れたデータキャラクタについての並直列変換を同時的に
実行する2つの直列I/Oチャネルに用いられる。得ら
れた情報には、実行している転送動作の形式及び条件
と、誤り条件とが含まれている。プログラマブルボーレ
ート発生器が含まれており、タイミング基準クロック入
力を1と216−1との間で割算することにより分周す
ることができる。この回路はM16C550、又は拡張
TL16C450直列ポートと互換性を有するように適
当に作成される。
【0684】下記概要の直列ポート内部レジスタでは、
直列ポート0用の3F8hのベースアドレス、及び直列
ポート1用の2F8hのベースアドレスにI/Oアドレ
スを付加する必要がある。いくつかのレジスタのアクセ
スは、除数ラッチアクセスビット(DLAB)の状態に
より制御される。
直列ポート0用の3F8hのベースアドレス、及び直列
ポート1用の2F8hのベースアドレスにI/Oアドレ
スを付加する必要がある。いくつかのレジスタのアクセ
スは、除数ラッチアクセスビット(DLAB)の状態に
より制御される。
【0685】
【表97】
【0686】
【表98】
【0687】受信バッファレジスタ(RBR)及び送信
ホールディングレジスタ(THR)は、データの5ビッ
トから8ビットを保持するデータレジスタである。8デ
ータビットより少ないビットを送信するときは、データ
がLSBへ右寄せ調整される。データレジスタは二重バ
ッファ化されており、従って直列ポートが並直列変換又
は直並列変換を実行している間に、読み出し動作及び書
き込み動作が実行される。
ホールディングレジスタ(THR)は、データの5ビッ
トから8ビットを保持するデータレジスタである。8デ
ータビットより少ないビットを送信するときは、データ
がLSBへ右寄せ調整される。データレジスタは二重バ
ッファ化されており、従って直列ポートが並直列変換又
は直並列変換を実行している間に、読み出し動作及び書
き込み動作が実行される。
【0688】
【表99】
【0689】
【表100】
【0690】
【表101】
【0691】
【表102】
【0692】
【表103】
【0693】
【表104】
【0694】
【表105】
【0695】
【表106】
【0696】
【表107】
【0697】
【表108】
【0698】
【表109】
【0699】
【表110】
【0700】除数ラッチラッチレジスタは16ビット数
を保持し、このビット数は、タイミング基準クロック入
力からサンプリングクロックを得るために用いられる。
サンプリングクロックは16×所望ボーレートである。
を保持し、このビット数は、タイミング基準クロック入
力からサンプリングクロックを得るために用いられる。
サンプリングクロックは16×所望ボーレートである。
【0701】並列ポートインタフェース PPU並列ポート938は、付加的な拡張並列ポート
(EPP)プロトコルサポートを備えた付加的な拡張機
能並列(ECP)ポートである。ECPモジュール00
0及び001はセントロニックス及び双方向セントロニ
ックスポートと互換性があり、ECPモード100(通
常は未使用)はEPPモードに定義されている。従っ
て、PPU並列ポートは、ECPプロトコルモードと共
に、別個的な3つの転送プロトコルをサポートする。ピ
ンカウントは、PPU信号ピン説明表(前述のもの)に
おいて同一のピンを使用することにより、任意のモード
において最小化される利点がある。(ピン1〜5及び1
95〜208を参照)。図42において、並列ポート9
38は8ビットのホストインタフェース4210(DM
Aサポートを含む)を有し、このホストインタフェース
4210はFast ATバス904、3つの異なるプ
ロトコル用の状態マシンを含むシーケンサ4220、1
6バイトFIFOデータパス4230、及び並列インタ
フェース4240に接続されている。
(EPP)プロトコルサポートを備えた付加的な拡張機
能並列(ECP)ポートである。ECPモジュール00
0及び001はセントロニックス及び双方向セントロニ
ックスポートと互換性があり、ECPモード100(通
常は未使用)はEPPモードに定義されている。従っ
て、PPU並列ポートは、ECPプロトコルモードと共
に、別個的な3つの転送プロトコルをサポートする。ピ
ンカウントは、PPU信号ピン説明表(前述のもの)に
おいて同一のピンを使用することにより、任意のモード
において最小化される利点がある。(ピン1〜5及び1
95〜208を参照)。図42において、並列ポート9
38は8ビットのホストインタフェース4210(DM
Aサポートを含む)を有し、このホストインタフェース
4210はFast ATバス904、3つの異なるプ
ロトコル用の状態マシンを含むシーケンサ4220、1
6バイトFIFOデータパス4230、及び並列インタ
フェース4240に接続されている。
【0702】「セントニックス」モードでは、並列ポー
トがセントニックス単又は双方向並列ポートと互換性が
ある。これは、ポートデータラインへ/からデータを書
き込む/読み出すために用いられる単一のデータバイト
ポートと、並列ポート信号の状態を制御し、かつ反映さ
せる複数のレジスタとからなる。信号プロトコルは、条
件ストローブを主張し、かつ肯定応答それ自体用のポー
リングをしなければならないソフトウェアにより取り扱
われる。最大の帯域幅は約150キロバイト/秒であ
る。
トがセントニックス単又は双方向並列ポートと互換性が
ある。これは、ポートデータラインへ/からデータを書
き込む/読み出すために用いられる単一のデータバイト
ポートと、並列ポート信号の状態を制御し、かつ反映さ
せる複数のレジスタとからなる。信号プロトコルは、条
件ストローブを主張し、かつ肯定応答それ自体用のポー
リングをしなければならないソフトウェアにより取り扱
われる。最大の帯域幅は約150キロバイト/秒であ
る。
【0703】エンハンスド並列ポート(EPP)モード
では、SLIN及びAFDが自動的に発生され、かつそ
れぞれアドレスストローブ及びデータストローブとなる
ように再定義され、一方STBは書き込み又は読み出し
サイクルを表す。付加的なI/Oアドレスは、データ及
びアドレスアクセスに対して定義され、これらの位置を
使用するときは、ハードウエアにより自動的にハンドシ
ェイキングを実行する。これはより速いインタフェース
タイミングと共に、データスループットを2メガバイト
/秒まで可能とする。
では、SLIN及びAFDが自動的に発生され、かつそ
れぞれアドレスストローブ及びデータストローブとなる
ように再定義され、一方STBは書き込み又は読み出し
サイクルを表す。付加的なI/Oアドレスは、データ及
びアドレスアクセスに対して定義され、これらの位置を
使用するときは、ハードウエアにより自動的にハンドシ
ェイキングを実行する。これはより速いインタフェース
タイミングと共に、データスループットを2メガバイト
/秒まで可能とする。
【0704】拡張機能ポート(ECP)プロトコルはI
EEEP1284に対する強化である。これは、順方向
チャネルと同様の速度の逆チャネルを提供し、かついず
れの方向にもデータ転送速度に制限を設けない転送プロ
トコル及びタイミングを定義する。ソフトウェアのオー
バヘッドは、直接メモリ・アクセス(DMA)サポー
ト、データバッファリング、及び自動ストローブ発生に
より減少される。ECPはアドレス及びデータアクセス
に対する独立I/O位置を定義し、プラグ・アンド・プ
レイに対して標準構成のレジスタを指定し、将来の拡張
を可能にし、かつFIFO動作を指定する。
EEEP1284に対する強化である。これは、順方向
チャネルと同様の速度の逆チャネルを提供し、かついず
れの方向にもデータ転送速度に制限を設けない転送プロ
トコル及びタイミングを定義する。ソフトウェアのオー
バヘッドは、直接メモリ・アクセス(DMA)サポー
ト、データバッファリング、及び自動ストローブ発生に
より減少される。ECPはアドレス及びデータアクセス
に対する独立I/O位置を定義し、プラグ・アンド・プ
レイに対して標準構成のレジスタを指定し、将来の拡張
を可能にし、かつFIFO動作を指定する。
【0705】並列ポートの動作モードは、図42のブロ
ック4240における拡張制御レジスタのビット7〜5
により選択され、その図に下記の説明と共に以下でその
レジスタについて表にされている。
ック4240における拡張制御レジスタのビット7〜5
により選択され、その図に下記の説明と共に以下でその
レジスタについて表にされている。
【0706】標準並列ポートモード(000)はデフォ
ールトモードであり、このモードでは並列ポート動作が
標準セントニックスポートと互換性がある。このFIF
Oはリセットされ、かつデバイス制御レジスタにおける
方向ビットは無効となる。
ールトモードであり、このモードでは並列ポート動作が
標準セントニックスポートと互換性がある。このFIF
Oはリセットされ、かつデバイス制御レジスタにおける
方向ビットは無効となる。
【0707】双方向並列ポートモード(001)は、方
向ビットのセットによりデータラインを浮動(トライス
テート:three−states)にすることとまた
データレジスタの読み出しによりデータライン上に値を
復帰させることを除けば、モード000と同一である。
向ビットのセットによりデータラインを浮動(トライス
テート:three−states)にすることとまた
データレジスタの読み出しによりデータライン上に値を
復帰させることを除けば、モード000と同一である。
【0708】並列ポートFIFOモード(010)にお
いて、FIFOに書き込まれた又は直接メモリ・アクセ
スされたデータは、「セントニックス」プロトコルを用
いて自動的に送信される。順方向のみが有効である。
いて、FIFOに書き込まれた又は直接メモリ・アクセ
スされたデータは、「セントニックス」プロトコルを用
いて自動的に送信される。順方向のみが有効である。
【0709】ECP並列ポートモード(011)は、E
CPデータFIFOに書き込まれた順方向(方向=0)
データを有する。ECPアドレスFIFOに書き込まれ
たアドレスは、単一のFIFOに配置され、ECPプロ
トコルを用いて自動的に送信される。逆方向(方向=
1)では、データバイトがEPC並列ポートから転送さ
れて、FIFOに配置される。
CPデータFIFOに書き込まれた順方向(方向=0)
データを有する。ECPアドレスFIFOに書き込まれ
たアドレスは、単一のFIFOに配置され、ECPプロ
トコルを用いて自動的に送信される。逆方向(方向=
1)では、データバイトがEPC並列ポートから転送さ
れて、FIFOに配置される。
【0710】エンハンスド並列ポートモード(100)
では、EPP読み出し、書き込み、又はアドレスサイク
ルを実行することができる、又はEPPサイクルがペン
ディングのときは、互換性のある「セントニックス」ア
クセスを行うことができる(モード001にある)。ソ
フトウェア処理は、EPP書き込みサイクルを実行しよ
うとする前に、方向=0をセットしなければならない。
では、EPP読み出し、書き込み、又はアドレスサイク
ルを実行することができる、又はEPPサイクルがペン
ディングのときは、互換性のある「セントニックス」ア
クセスを行うことができる(モード001にある)。ソ
フトウェア処理は、EPP書き込みサイクルを実行しよ
うとする前に、方向=0をセットしなければならない。
【0711】モード101は、習熟する作業者が所望す
る付加的なモード用に利用可能である。
る付加的なモード用に利用可能である。
【0712】FIFOテストモード(110)では、F
IFOを書き込み、かつ読み出すことができるが、並列
ポートにデータが転送されることはない。FIFOは、
フル条件又は空条件が発生したときは、データの受け入
れ又は送出を停止することはなく、FIFO読み出し及
び書き込みアドレスカウンタは単にラップ アラウンド
するだけである。
IFOを書き込み、かつ読み出すことができるが、並列
ポートにデータが転送されることはない。FIFOは、
フル条件又は空条件が発生したときは、データの受け入
れ又は送出を停止することはなく、FIFO読み出し及
び書き込みアドレスカウンタは単にラップ アラウンド
するだけである。
【0713】構成モード(111)では、EPC構成レ
ジスタA及びBがアクセス可能である。
ジスタA及びBがアクセス可能である。
【0714】モードの切り換えはモード000及び00
1へ遷移すること、又はこれらから抜け出すことのみが
許容される。全てのP1284折衝はこれら2つのモー
ドにおいて実行される。モードを011(ECP)にセ
ットすると、ハードウエアがデータ転送を開始させる。
転送の途中で、又はデータがFIFOに残っているとき
にモード011又は010から切り換えると、転送が中
断されて、データを喪失することになる。
1へ遷移すること、又はこれらから抜け出すことのみが
許容される。全てのP1284折衝はこれら2つのモー
ドにおいて実行される。モードを011(ECP)にセ
ットすると、ハードウエアがデータ転送を開始させる。
転送の途中で、又はデータがFIFOに残っているとき
にモード011又は010から切り換えると、転送が中
断されて、データを喪失することになる。
【0715】PPU並列ポートは、ECPモード(01
1)、逆方向におけるランレングス符号化(RLE)デ
ータのデコンプレションをサポートしている。逆方向転
送中は、コマンドバイトはPeriphAck(BUS
Y)をローにセットすることにより転送されるべきこと
を、ペリフェラルが表示している。コマンドバイトのビ
ット6〜0は、次のデータバイトを何回複写すべきかを
表示している。ビット7は0である。
1)、逆方向におけるランレングス符号化(RLE)デ
ータのデコンプレションをサポートしている。逆方向転
送中は、コマンドバイトはPeriphAck(BUS
Y)をローにセットすることにより転送されるべきこと
を、ペリフェラルが表示している。コマンドバイトのビ
ット6〜0は、次のデータバイトを何回複写すべきかを
表示している。ビット7は0である。
【0716】ポート938の並列ポート内部レジスタ
は、下記の表が与えられている。
は、下記の表が与えられている。
【0717】
【表111】
【0718】データポートレジスタ(ブロック4240
内) I/Oアドレス(16進):378 これは、標準並列データポートレジスタである。標準モ
ードにおいて、このレジスタに書き込みをすると並列ポ
ートデータラインにデータが送出される。他の全てのモ
ードにおいて、ドライブ制御レジスタにおける方向ビッ
ト(5)をセットすると、ドライバをトライステートに
することができる。このレジスタを読み出すと、データ
ライン上に値を復帰させる。
内) I/Oアドレス(16進):378 これは、標準並列データポートレジスタである。標準モ
ードにおいて、このレジスタに書き込みをすると並列ポ
ートデータラインにデータが送出される。他の全てのモ
ードにおいて、ドライブ制御レジスタにおける方向ビッ
ト(5)をセットすると、ドライバをトライステートに
することができる。このレジスタを読み出すと、データ
ライン上に値を復帰させる。
【0719】
【表112】
【0720】
【表113】
【0721】
【表114】
【0722】
【表115】
【0723】
【表116】
【0724】
【表117】
【0725】
【表118】
【0726】
【表119】
【0727】
【表120】
【0728】
【表121】
【0729】
【表122】
【0730】
【表123】
【0731】
【表124】
【0732】IDEインタフェース Xバスのデータビット<7:0>はIDEインタフェー
スと共有されるが、外部4245バッファはIDEデー
タをXDデータから絶縁するために用いられるので、I
DEインタフェースがまだ機能している間は、エネルギ
を節約するようにIDEドライブをパワーダウンさせる
ことができる。IDEデータビット<15:8>を含む
通常のIDEインタフェース信号の残りは、IDEイン
タフェースに含まれる。
スと共有されるが、外部4245バッファはIDEデー
タをXDデータから絶縁するために用いられるので、I
DEインタフェースがまだ機能している間は、エネルギ
を節約するようにIDEドライブをパワーダウンさせる
ことができる。IDEデータビット<15:8>を含む
通常のIDEインタフェース信号の残りは、IDEイン
タフェースに含まれる。
【0733】CS1FXはI/Oアドレス1F0−1F
7hをデコードし、CS3Fはアドレス3F6〜3F7
hをデコードする。
7hをデコードし、CS3Fはアドレス3F6〜3F7
hをデコードする。
【0734】IOCHRDY入力は、IDEアクセスサ
イクルを長くするために、待機状態を挿入するドライブ
によって、使用がサポートされる。
イクルを長くするために、待機状態を挿入するドライブ
によって、使用がサポートされる。
【0735】電力管理ユニット(PMU) 図23では、PMU状態定義は以下のようである。レデ
ィーでは、システムは完全にパワーアップされ、全速度
で動作する。個々のデバイスをパワーダウンすることは
可能である。
ィーでは、システムは完全にパワーアップされ、全速度
で動作する。個々のデバイスをパワーダウンすることは
可能である。
【0736】STANDBY状態では、図27のマスク
クロック回路によりCPUのターンオン時間を調整して
パワーを節約する。
クロック回路によりCPUのターンオン時間を調整して
パワーを節約する。
【0737】TEMPORARY状態は、レディー状態
と同様であり、(システム事象、KBC又はマウスによ
り)STANDBY状態を介して遷移する状態である。
短期間のタイマがタイムアウトした後、システムはST
ANDBY状態に戻る。
と同様であり、(システム事象、KBC又はマウスによ
り)STANDBY状態を介して遷移する状態である。
短期間のタイマがタイムアウトした後、システムはST
ANDBY状態に戻る。
【0738】3−V SUBSPEND状態は、下記の
観点からSTANDBY状態のT(オフ)期間と異な
る。単にCPUクロックではなく、全てのクロックを停
止する。MPU水晶発振回路はディセーブルされる。周
辺タイマの状態に無関係に、全てのペリフェラルデバイ
スをパワーダウンする。
観点からSTANDBY状態のT(オフ)期間と異な
る。単にCPUクロックではなく、全てのクロックを停
止する。MPU水晶発振回路はディセーブルされる。周
辺タイマの状態に無関係に、全てのペリフェラルデバイ
スをパワーダウンする。
【0739】3−V SUSPENDからの再開は、R
TCアラーム、モデムのリング、キーボード又はマウス
割込、中断/再開ボタン、オン/オフボタン、PCU1
12からのCRDSMI、又はBATLOW信号におけ
るローからハイへの遷移により発生可能にされる。
TCアラーム、モデムのリング、キーボード又はマウス
割込、中断/再開ボタン、オン/オフボタン、PCU1
12からのCRDSMI、又はBATLOW信号におけ
るローからハイへの遷移により発生可能にされる。
【0740】0−VSUSPEND状態は、利用可能な
パワー消費の最低レベルを有する。システム状態はソフ
トウェアによるディスクに記憶される。RTC918及
びPMUの再開ロジックを除き、全ての構成要素はパワ
ーダウンされる。システムは図21のSRBTN入力、
ONBTN入力、又はRTCアラームにより再開可能で
ある。
パワー消費の最低レベルを有する。システム状態はソフ
トウェアによるディスクに記憶される。RTC918及
びPMUの再開ロジックを除き、全ての構成要素はパワ
ーダウンされる。システムは図21のSRBTN入力、
ONBTN入力、又はRTCアラームにより再開可能で
ある。
【0741】OFF状態は、システム状態をディスクに
記憶せず、かつSRBTN入力はシステムをオンにしな
いことを除き、0−VSUSPENDと同一である。
記憶せず、かつSRBTN入力はシステムをオンにしな
いことを除き、0−VSUSPENDと同一である。
【0742】図23用の状態遷移A、B、、、、Q、R
は、次の表に示されている。図23の状態マシン制御ロ
ジック2035は、この表内のロジックにより定義さ
れ、このロジックは表内のロジック情報による電子ロジ
ックとして単純に実行される。接続詞「かつ」及び「又
は」はブール代数の「AND」及び「OR」を指す。括
弧()、カギ括弧及び中括弧は、複数のブール代数式を
まとめるものである。
は、次の表に示されている。図23の状態マシン制御ロ
ジック2035は、この表内のロジックにより定義さ
れ、このロジックは表内のロジック情報による電子ロジ
ックとして単純に実行される。接続詞「かつ」及び「又
は」はブール代数の「AND」及び「OR」を指す。括
弧()、カギ括弧及び中括弧は、複数のブール代数式を
まとめるものである。
【0743】
【表125】
【0744】
【表126】
【0745】
【表127】
【0746】
【表128】
【0747】
【表129】
【0748】
【表130】
【0749】
【表131】
【0750】
【表132】 注: (1)PMU「他のロジック」は、再開ロジックを除き
PNUサブシステムにおける全てのロジックからなる。 (2)PMU再開ロジックは0−V SUSPEND状
態(ONBTN、RTCアラーム、及び中断/再開ボタ
ン監視回路)から再開し、かつOFF状態(ONBTN
及びRTCアラーム監視回路)から目覚めるロジックか
らなる。 (3)周辺デバイス用パワーは3−V中断に入る前に、
ソフトウェアによりイネーブル/ディセーブルされる。 (4)前の表を参照して、“A”〜“B”は、状態遷移
表において項目A−Dを包むこと等を意味する。
PNUサブシステムにおける全てのロジックからなる。 (2)PMU再開ロジックは0−V SUSPEND状
態(ONBTN、RTCアラーム、及び中断/再開ボタ
ン監視回路)から再開し、かつOFF状態(ONBTN
及びRTCアラーム監視回路)から目覚めるロジックか
らなる。 (3)周辺デバイス用パワーは3−V中断に入る前に、
ソフトウェアによりイネーブル/ディセーブルされる。 (4)前の表を参照して、“A”〜“B”は、状態遷移
表において項目A−Dを包むこと等を意味する。
【0751】システムがREADY又はTEMPORA
RY状態にあるときは、図27のHISPD入力がハイ
であり、かつMASKCLKは常時インアクティブ(ハ
イ)である。
RY状態にあるときは、図27のHISPD入力がハイ
であり、かつMASKCLKは常時インアクティブ(ハ
イ)である。
【0752】システムが3.3−V SUSPENDに
あるときは、0−V SUSPEND又はOFF状態M
ASKCLKは常時アクティブ(ロー)である。
あるときは、0−V SUSPEND又はOFF状態M
ASKCLKは常時アクティブ(ロー)である。
【0753】システムがSTANDBY状態にあるとき
は、図27に示すように、MASKCLKが隣接する2
つのシステムタイマ割込(IRQ0)間、又は隣接する
2つの期間SMI間で変調される。この信号は一部の時
間でインアクティブであり、次に残りの期間でアクティ
ブとなる。インアクティブ/アクティブ(Ton/To
ff)比はTONTOFFレジスタ2510により決定
される。更に、キーボード割込、マウス割込、PCIバ
スマスタ要求、又は(オプションにより)システム事象
が発生すると、MASKCLKは、PMU TIMER
レジスタの一時タイマTEMPプログラミング ビット
20〜23により決定される期間においてインアクティ
ブとなる。
は、図27に示すように、MASKCLKが隣接する2
つのシステムタイマ割込(IRQ0)間、又は隣接する
2つの期間SMI間で変調される。この信号は一部の時
間でインアクティブであり、次に残りの期間でアクティ
ブとなる。インアクティブ/アクティブ(Ton/To
ff)比はTONTOFFレジスタ2510により決定
される。更に、キーボード割込、マウス割込、PCIバ
スマスタ要求、又は(オプションにより)システム事象
が発生すると、MASKCLKは、PMU TIMER
レジスタの一時タイマTEMPプログラミング ビット
20〜23により決定される期間においてインアクティ
ブとなる。
【0754】ここでクロックの実体に注目し、図37を
参照すると、全てのPPUクロック信号は4つの一次ク
ロック信号から導き出される。これらの一次クロック
は、 PCLK:これはPCI改定2.0仕様において指定さ
れているPCIクロック信号である。 14MHz CLK:14.31818MHzクロック
信号がPPUオン・チップ発振器及び外部水晶により発
生される。 32KHz CLK:32.768KHzのクロック信
号がPPUオン・チップ発振器及び外部水晶により発生
される。 48KHz CLK:48MHzのクロック信号がPP
Uオン・チップ発振器及び外部水晶により発生される。 32KHz CLKはRTCPWRにより電力供給され
ており、常時アクティブである。他の一次クロックは、
パワー・オン・リセット中でアクティブであり、SUS
PEND中は停止している。再開事象が発生すると、P
MUからのクロック安定の表示は、一次クロックの安定
したバージョンを発生するために用いられる。
参照すると、全てのPPUクロック信号は4つの一次ク
ロック信号から導き出される。これらの一次クロック
は、 PCLK:これはPCI改定2.0仕様において指定さ
れているPCIクロック信号である。 14MHz CLK:14.31818MHzクロック
信号がPPUオン・チップ発振器及び外部水晶により発
生される。 32KHz CLK:32.768KHzのクロック信
号がPPUオン・チップ発振器及び外部水晶により発生
される。 48KHz CLK:48MHzのクロック信号がPP
Uオン・チップ発振器及び外部水晶により発生される。 32KHz CLKはRTCPWRにより電力供給され
ており、常時アクティブである。他の一次クロックは、
パワー・オン・リセット中でアクティブであり、SUS
PEND中は停止している。再開事象が発生すると、P
MUからのクロック安定の表示は、一次クロックの安定
したバージョンを発生するために用いられる。
【0755】全ての二次クロックは一次クロックの安定
した3つのバージョンから導き出される。即ち、これら
はリセット中にアクティブであり、中断中、及び再開事
象後の所定時間でインアクティブである。次の表は種々
の内部PPUクロック及びそれらの導き出しを示す。
した3つのバージョンから導き出される。即ち、これら
はリセット中にアクティブであり、中断中、及び再開事
象後の所定時間でインアクティブである。次の表は種々
の内部PPUクロック及びそれらの導き出しを示す。
【0756】
【表133】
【0757】第2のクロックは、(PCI空間構成レジ
スタから)対応するブロックイネーブル信号がインアク
ティブのときに、ディセーブルされる。第2のクロック
周波数の切り換え及びイネーブル/ディセーブルは、グ
リッチを防止する回路により実行される。各クロック分
周器は、パワーアップ及び0−V再開後にPMUにより
短いリセットが供給される。
スタから)対応するブロックイネーブル信号がインアク
ティブのときに、ディセーブルされる。第2のクロック
周波数の切り換え及びイネーブル/ディセーブルは、グ
リッチを防止する回路により実行される。各クロック分
周器は、パワーアップ及び0−V再開後にPMUにより
短いリセットが供給される。
【0758】ポートB及び図60を参照すると、PPU
はI/Oポート(ポートB)及びスピーカ出力を制御す
るロジックを備えている。PPUはNMI(ノンマスカ
ブル割込)を発生しないので、信号ENIOCK及びE
NPRCKが冗長であるが、互換性は備えている。
はI/Oポート(ポートB)及びスピーカ出力を制御す
るロジックを備えている。PPUはNMI(ノンマスカ
ブル割込)を発生しないので、信号ENIOCK及びE
NPRCKが冗長であるが、互換性は備えている。
【0759】
【表134】
【0760】SPKDATA及びTM2GATEは図6
0に示すように接続されている。 PPUレジスタ要約 PPU110の構成レジスタ1222は次の長い表にリ
ストされている。構成レジスタ1222は、どのように
してPPU機能がシステムの残りと相互作用するのかを
定義する(イネーブ化、割込構成、I/Oマップ等)。
定義されていない全てのレジスタは、予備スペースとみ
なすべきである。PPUにおけるアドレスデコード回路
の設計は、表におけるレジスタアドレスの行き先上にパ
ターン化されている。
0に示すように接続されている。 PPUレジスタ要約 PPU110の構成レジスタ1222は次の長い表にリ
ストされている。構成レジスタ1222は、どのように
してPPU機能がシステムの残りと相互作用するのかを
定義する(イネーブ化、割込構成、I/Oマップ等)。
定義されていない全てのレジスタは、予備スペースとみ
なすべきである。PPUにおけるアドレスデコード回路
の設計は、表におけるレジスタアドレスの行き先上にパ
ターン化されている。
【0761】
【表135】
【0762】
【表136】
【0763】
【表137】
【0764】
【表138】
【0765】
【表139】
【0766】
【表140】
【0767】
【表141】
【0768】
【表142】
【0769】
【表143】
【0770】*これらのレジスタはIDEドライブに存
在しており、PPUに対して内部ではない。−− **DLAB(LCRビット7)=0ときは、RBP及
びTHRがアクセスされる。DLAB=1ときは、DL
Lがアクセスされる。§IDE機能とFDC機能との間
で共有される。
在しており、PPUに対して内部ではない。−− **DLAB(LCRビット7)=0ときは、RBP及
びTHRがアクセスされる。DLAB=1ときは、DL
Lがアクセスされる。§IDE機能とFDC機能との間
で共有される。
【0771】
【表144】
【0772】
【表145】
【0773】
【表146】
【0774】
【表147】
【0775】
【表148】
【0776】
【表149】
【0777】
【表150】
【0778】
【表151】
【0779】
【表152】
【0780】
【表153】
【0781】
【表154】
【0782】
【表155】
【0783】
【表156】
【0784】
【表157】
【0785】
【表158】
【0786】
【表159】
【0787】
【表160】
【0788】
【表161】
【0789】
【表162】
【0790】並列インターフェース構成レジスタ(PI
F) ベースアドレス(16進):78
F) ベースアドレス(16進):78
【表163】
【0791】
【表164】
【0792】
【表165】
【0793】
【表166】
【0794】
【表167】
【0795】
【表168】
【0796】
【表169】
【0797】
【表170】
【0798】
【表171】
【0799】
【表172】
【0800】
【表173】
【0801】PMU_CNTRLレジスタ このレジスタにおける読み出し専用ビット(ビット23
〜16)をこのレジスタに書き込むことによりクリアす
ることができる。 ベースアドレス=0A0h−0A2h
〜16)をこのレジスタに書き込むことによりクリアす
ることができる。 ベースアドレス=0A0h−0A2h
【0802】
【表174】
【0803】
【表175】
【0804】
【表176】
【0805】
【表177】
【0806】
【表178】
【0807】
【表179】
【0808】SOURCE_SMIレジスタ ベースアドレス=0A8h−0AAh このレジスタにおけるビットは、どの事象がSMIをト
リガしたのかを表示する。これらのビットは、このレジ
スタに書き込むことによりクリアされても、又は図46
の電力管理ソフトウェアによりセットされてもよい。
リガしたのかを表示する。これらのビットは、このレジ
スタに書き込むことによりクリアされても、又は図46
の電力管理ソフトウェアによりセットされてもよい。
【0809】
【表180】
【0810】
【表181】
【0811】
【表182】
【0812】
【表183】
【0813】
【表184】
【0814】
【表185】
【0815】
【表186】
【0816】ベースアドレス=0B0h〜0B3h このレジスタにおけるビットは、STANDBY及びS
USPENDタイマにより監視することを意図しないシ
ステム事象をマスクするために用いられる。ビットが1
にセットされると、その特定事象がマスクされる。
USPENDタイマにより監視することを意図しないシ
ステム事象をマスクするために用いられる。ビットが1
にセットされると、その特定事象がマスクされる。
【0817】
【表187】
【0818】
【表188】
【0819】
【表189】
【0820】
【表190】
【0821】
【表191】
【0822】
【表192】
【0823】SW_PWR_CNTL_レジスタ ベースアドレス=0B8h このレジスタにおけるビットは、ハードウエアに代わっ
て、ソフトウェアにペリフェラルデバイスに対する電力
を制御する。このレジスタにおける奇数ビットは、0に
リセット(制御をハードウエアに戻す)され、対応する
ハードウエアタイマもリセットされる。
て、ソフトウェアにペリフェラルデバイスに対する電力
を制御する。このレジスタにおける奇数ビットは、0に
リセット(制御をハードウエアに戻す)され、対応する
ハードウエアタイマもリセットされる。
【0824】
【表193】
【0825】
【表194】
【0826】
【表195】
【0827】
【表196】
【0828】
【表197】
【0829】
【表198】
【0830】
【表199】
【0831】
【表200】
【0832】
【表201】
【0833】
【表202】
【0834】
【表203】
【0835】
【表204】
【0836】
【表205】
【0837】
【表206】
【0838】
【表207】
【0839】MASK CPUCLKレジスタ ベースアドレス=0CCh STANDBYストにおいてこのレジスタに任意の値を
書き込むと、MASKCLK出力をインアクティブに
し、かつCPUコアへのクロックを停止する。
書き込むと、MASKCLK出力をインアクティブに
し、かつCPUコアへのクロックを停止する。
【0840】シャドウレジスタ シャドウレジスタは、システムが中断状態から再開され
ると、ロジック状態を保持する。
ると、ロジック状態を保持する。
【0841】
【表208】
【0842】
【表209】
【0843】
【表210】
【0844】
【表211】
【0845】
【表212】
【0846】
【表213】
【0847】PCU112は、図18で示すようなPC
Iインターフェイスを有するPCMCIAカードコント
ローラであり、これには以下に示すような典型的な特徴
が存在する。即ち、ホットな挿入/排出付き、2個のP
CMCIA(パーソナルコンピュータメモリカード国際
協会−−コンパチブル)スロット。ATAインターフェ
イスのサポート。
Iインターフェイスを有するPCMCIAカードコント
ローラであり、これには以下に示すような典型的な特徴
が存在する。即ち、ホットな挿入/排出付き、2個のP
CMCIA(パーソナルコンピュータメモリカード国際
協会−−コンパチブル)スロット。ATAインターフェ
イスのサポート。
【0848】PCMCIA 2.1/JEIDA(日本
電子工業振興協会*)4.1交換可能カードアーキテク
チュアとコンパチブル。3.5Vと5Vのカードの両方
をサポート。プログラマブルインターラプトルーティン
グ。各カードスロットに対して、電源電圧Vccおよび
不揮発性プログラミング電圧Vppのプログラマブルコ
ントロール。32ビットの4段階深度の書込バッファ。
PCI構造レジスタを介して実行されるデバイスの選択
(カスケード処理用)。インターラプト出力をエッジト
リガーするか(ISAタイプ)またはレベルトリガー可
能な構成。交換可能なカードアーキテクチュアレジスタ
をPCIコンフィギュレーションスペースおよびI/O
スペース中でマッピングできること。PCIインターフ
ェイス3.3−V PCIインターフェイスおよびコア
ロジック中でマッピングされた拡張レジスタ。
電子工業振興協会*)4.1交換可能カードアーキテク
チュアとコンパチブル。3.5Vと5Vのカードの両方
をサポート。プログラマブルインターラプトルーティン
グ。各カードスロットに対して、電源電圧Vccおよび
不揮発性プログラミング電圧Vppのプログラマブルコ
ントロール。32ビットの4段階深度の書込バッファ。
PCI構造レジスタを介して実行されるデバイスの選択
(カスケード処理用)。インターラプト出力をエッジト
リガーするか(ISAタイプ)またはレベルトリガー可
能な構成。交換可能なカードアーキテクチュアレジスタ
をPCIコンフィギュレーションスペースおよびI/O
スペース中でマッピングできること。PCIインターフ
ェイス3.3−V PCIインターフェイスおよびコア
ロジック中でマッピングされた拡張レジスタ。
【0849】PCU112によって、2枚のPCカード
をPCIバス104に対してインターフェイスする。P
CU112コアロジックおよびPCIインターフェイス
を3.3Vで付勢する。カードインターフェイスを、カ
ードVCC選択的に付勢して、3.3Vと5Vカードの
あらゆる組合せに対してサポートする。
をPCIバス104に対してインターフェイスする。P
CU112コアロジックおよびPCIインターフェイス
を3.3Vで付勢する。カードインターフェイスを、カ
ードVCC選択的に付勢して、3.3Vと5Vカードの
あらゆる組合せに対してサポートする。
【0850】すべてのカード信号を個別にバッファする
ことによって、外部のバッファリングを用いずに、ホッ
トな挿入/排出(hot insertion/rem
oval)が可能となる。PCU112は、インテル社
のE82365 SL−DF交換可能なカードアーキテ
クチュアEXCA(TM)コントローラとコンパチブル
なレジスタであり、またカスケード(縦続)接続して、
8個までのPCカードスロットをサポートできる。PC
U内部データパスロジックによって、その最高性能にお
いて、完全な32ビットPCIサイクルを利用して、ホ
ストは、8ビットおよび16ビットカードにアクセス可
能となる。32ビットによる独立した4深度(4−de
ep)書込バッファによって、高速での後続の書込みが
可能となって、システムバスの利用度が改善されるよう
になる。
ことによって、外部のバッファリングを用いずに、ホッ
トな挿入/排出(hot insertion/rem
oval)が可能となる。PCU112は、インテル社
のE82365 SL−DF交換可能なカードアーキテ
クチュアEXCA(TM)コントローラとコンパチブル
なレジスタであり、またカスケード(縦続)接続して、
8個までのPCカードスロットをサポートできる。PC
U内部データパスロジックによって、その最高性能にお
いて、完全な32ビットPCIサイクルを利用して、ホ
ストは、8ビットおよび16ビットカードにアクセス可
能となる。32ビットによる独立した4深度(4−de
ep)書込バッファによって、高速での後続の書込みが
可能となって、システムバスの利用度が改善されるよう
になる。
【0851】低電圧サブミクロンCMOSプロセスを利
用して、33MHzまでおよびそれ以上のPCIクロッ
クレートで動作の下で低システム消費電力が達成でき
る。パワーダウンモードでは、ホストのソフトウェアに
よって、更に、消費電力を低下させることが可能で、こ
れは、内部レジスタ内容を保持すると共に、PCカード
によってホストをインタラプトすることができるように
なる。
用して、33MHzまでおよびそれ以上のPCIクロッ
クレートで動作の下で低システム消費電力が達成でき
る。パワーダウンモードでは、ホストのソフトウェアに
よって、更に、消費電力を低下させることが可能で、こ
れは、内部レジスタ内容を保持すると共に、PCカード
によってホストをインタラプトすることができるように
なる。
【0852】PC112は、図57に示すようなピン出
力を有している。PCU信号ターミナル説明が、次に、
表で表わされている。ここで、デュアルファンクショ
ン、即ち、マルチファンクションピンは、スラッシュ
“/”またはカッコ“( )”を用いて、種々の信号お
よび特徴を表わすものとする。このPCUは、かなり大
きく相違した種類のカード、例えば、フラッシュメモリ
EEPROMメモリカードおよびモデムカードと一緒に
使用できるので、多数の機能は、柔軟性および経済的利
益を考慮できる。
力を有している。PCU信号ターミナル説明が、次に、
表で表わされている。ここで、デュアルファンクショ
ン、即ち、マルチファンクションピンは、スラッシュ
“/”またはカッコ“( )”を用いて、種々の信号お
よび特徴を表わすものとする。このPCUは、かなり大
きく相違した種類のカード、例えば、フラッシュメモリ
EEPROMメモリカードおよびモデムカードと一緒に
使用できるので、多数の機能は、柔軟性および経済的利
益を考慮できる。
【0853】
【表214】
【0854】
【表215】
【0855】
【表216】
【0856】
【表217】
【0857】
【表218】
【0858】
【表219】
【0859】
【表220】
【0860】
【表221】
【0861】
【表222】
【0862】PCMCIA2.1は、クレジットカード
寸法のメモリおよびI/Oカードをパーソナルコンピュ
ータに接続するためのハードウェア/ソフトウェアイン
ターフェイススタンダードを提供する。柔軟なカードス
ロットを実行することによって、PCメーカーは、種々
のベンダーからの産業上の標準のPCMCIAメモリお
よびI/Oカードを、カストマーが利用できるようにす
る。このPCMCIA2.1スタンダードは、前述のP
CMCIA1.01およびJEIDA4.1スタンダー
ドの拡張である。
寸法のメモリおよびI/Oカードをパーソナルコンピュ
ータに接続するためのハードウェア/ソフトウェアイン
ターフェイススタンダードを提供する。柔軟なカードス
ロットを実行することによって、PCメーカーは、種々
のベンダーからの産業上の標準のPCMCIAメモリお
よびI/Oカードを、カストマーが利用できるようにす
る。このPCMCIA2.1スタンダードは、前述のP
CMCIA1.01およびJEIDA4.1スタンダー
ドの拡張である。
【0863】PCMCIAカードは、以下の2つのタイ
プのメモリを有することができる。即ち、1)カードコ
ンフィギュレーションレジスタおよびデータを包含した
属性メモリ、および2)アプリケーションによって利用
される共通メモリ。属性メモリには、PCMCIA2.
1によって規定されたカード情報ストラクチャ(CI
S)が含まれている。これは、PCシステムソフトウェ
アによって読出されて、このカードの能力を決定する。
カードメモリにアプリケーションがアクセスできるよう
にするため、PCカードアダプタは、ウィンドウマッピ
ングアーキテクチュアをサポートし、ここでは、MPU
102によってカードメモリの領域をPCメモリスペー
スの未使用領域にマッピングする。各カードスロットに
対して、少なくとも5個のメモリウィンドウが実行され
る。
プのメモリを有することができる。即ち、1)カードコ
ンフィギュレーションレジスタおよびデータを包含した
属性メモリ、および2)アプリケーションによって利用
される共通メモリ。属性メモリには、PCMCIA2.
1によって規定されたカード情報ストラクチャ(CI
S)が含まれている。これは、PCシステムソフトウェ
アによって読出されて、このカードの能力を決定する。
カードメモリにアプリケーションがアクセスできるよう
にするため、PCカードアダプタは、ウィンドウマッピ
ングアーキテクチュアをサポートし、ここでは、MPU
102によってカードメモリの領域をPCメモリスペー
スの未使用領域にマッピングする。各カードスロットに
対して、少なくとも5個のメモリウィンドウが実行され
る。
【0864】CISを読取ることによって、PCは、カ
ードはメモリのみか、またはI/Oが可能であるかどう
かを決定できる。I/Oカードによって、ホストをイン
ターラプトする。図18において、PCUカードスロッ
トハードウェアには、ロジック1630が設けられてお
り、これによって、単一のカードインターラプト出力
を、10本のIRQnインターラプトラインの1本にル
ート付けされる。一般に、I/Oカードには、少数のI
/Oカードが設けられており、これらI/Oポートを、
デバイスドライバーおよびアプリケーションによって、
アクセス用のI/Oスペースにマッピングする必要があ
る。
ードはメモリのみか、またはI/Oが可能であるかどう
かを決定できる。I/Oカードによって、ホストをイン
ターラプトする。図18において、PCUカードスロッ
トハードウェアには、ロジック1630が設けられてお
り、これによって、単一のカードインターラプト出力
を、10本のIRQnインターラプトラインの1本にル
ート付けされる。一般に、I/Oカードには、少数のI
/Oカードが設けられており、これらI/Oポートを、
デバイスドライバーおよびアプリケーションによって、
アクセス用のI/Oスペースにマッピングする必要があ
る。
【0865】PCU112は、3.3Vまたは5Vで付
勢されたカードインターフェイスと共に、3.3Vで動
作するように、適切に設計されている。カードA/Bイ
ンターフェイスは、別個のVccターミナルが設けられ
ており、これらターミナルをカードVccに接続する。
このことは、3.3Vのカードと5Vのカードの両者
を、PCUに直接的に接続できることを意味する(外部
のレベルシフト用バッファを必要としない)。カードV
ccターミナルが完全に独立なので、一方のカードを5
Vで付勢できると共に、他方のカードを3.3Vで付勢
できる。
勢されたカードインターフェイスと共に、3.3Vで動
作するように、適切に設計されている。カードA/Bイ
ンターフェイスは、別個のVccターミナルが設けられ
ており、これらターミナルをカードVccに接続する。
このことは、3.3Vのカードと5Vのカードの両者
を、PCUに直接的に接続できることを意味する(外部
のレベルシフト用バッファを必要としない)。カードV
ccターミナルが完全に独立なので、一方のカードを5
Vで付勢できると共に、他方のカードを3.3Vで付勢
できる。
【0866】PCUは、2つのVccコントロール信号
VCC−3およびVCC−5をこれらカードAとBの各
々に出力し、これらを利用して、外部のカード電源をコ
ントロールできる。このことによって、ソフトウェア
は、デバイスの動作中、カードおよびPCUカードイン
ターフェイスVccをダイナミック的に変化させること
ができる。PCUコントロールインターフェイスは、ま
た、3.5Vまたは5Vでも付勢することが可能とな
る。しかし乍ら、通常、このインターフェイスをシステ
ム内において、結線すると共に、このような動作をする
ようにプログラムできるが、ダイナミック的に変化させ
る必要がない。
VCC−3およびVCC−5をこれらカードAとBの各
々に出力し、これらを利用して、外部のカード電源をコ
ントロールできる。このことによって、ソフトウェア
は、デバイスの動作中、カードおよびPCUカードイン
ターフェイスVccをダイナミック的に変化させること
ができる。PCUコントロールインターフェイスは、ま
た、3.5Vまたは5Vでも付勢することが可能とな
る。しかし乍ら、通常、このインターフェイスをシステ
ム内において、結線すると共に、このような動作をする
ようにプログラムできるが、ダイナミック的に変化させ
る必要がない。
【0867】図18において、PCUは、PCIバスに
対して、特に、外部のバッファリングを用いず、ブロッ
ク1602を介して直接的にインターフェイスする。ソ
フトウェアの観点から考慮すると、PCUは、1)PC
Iコンフィギュレーションスペース、2)I/Oスペー
ス、および3)メモリスペースを占有する。PCUは、
標準の64バイトヘッダ領域と一緒に、コンフィギュレ
ーションレジスタ1616を利用して、単一のPCIコ
ンフィギュレーションスペースを実行する。上記2)に
関しては、PCUは、I/Oアドレス3E0、3E1
(または3E2、3E3)において、インデックスおよ
びデータポートをマッピングする。また、上記3)に関
しては、ホストのソフトウェアによって、PCIメモリ
スペースの16Mバイトページにおける、いずれかの4
KバイトバウンダリにおけるプログラムPCカードウィ
ンドウをプログラムできる。16Mバイトページが、P
CIコンフィギュレーションスペースにおいて、メモリ
ウィンドウページレジスタを利用して、選ばれる。
対して、特に、外部のバッファリングを用いず、ブロッ
ク1602を介して直接的にインターフェイスする。ソ
フトウェアの観点から考慮すると、PCUは、1)PC
Iコンフィギュレーションスペース、2)I/Oスペー
ス、および3)メモリスペースを占有する。PCUは、
標準の64バイトヘッダ領域と一緒に、コンフィギュレ
ーションレジスタ1616を利用して、単一のPCIコ
ンフィギュレーションスペースを実行する。上記2)に
関しては、PCUは、I/Oアドレス3E0、3E1
(または3E2、3E3)において、インデックスおよ
びデータポートをマッピングする。また、上記3)に関
しては、ホストのソフトウェアによって、PCIメモリ
スペースの16Mバイトページにおける、いずれかの4
KバイトバウンダリにおけるプログラムPCカードウィ
ンドウをプログラムできる。16Mバイトページが、P
CIコンフィギュレーションスペースにおいて、メモリ
ウィンドウページレジスタを利用して、選ばれる。
【0868】PCUは、PCIクロック立上りエッジの
後の予じめ決められた最長インターバル(例えば、11
ナノ秒)以内において、すべての有効な出力を持ってい
る。PCUは正のアドレスデコードを用いて、PCIア
ドレスが、イネーブル状態のカードメモリまたはI/O
ウィンドウのいずれか以内に存在するか、または、コン
パチビリティレジスタ1616にアクセスするために用
いられるI/Oデータ/インデックスポートにマッチン
グするかどうかを決定する。このマッチングが検出され
ると、PCUは、第4番目のクロックサイクルの最初に
おいてDEVSELを、中間スピードの周辺機器として
表明する。
後の予じめ決められた最長インターバル(例えば、11
ナノ秒)以内において、すべての有効な出力を持ってい
る。PCUは正のアドレスデコードを用いて、PCIア
ドレスが、イネーブル状態のカードメモリまたはI/O
ウィンドウのいずれか以内に存在するか、または、コン
パチビリティレジスタ1616にアクセスするために用
いられるI/Oデータ/インデックスポートにマッチン
グするかどうかを決定する。このマッチングが検出され
ると、PCUは、第4番目のクロックサイクルの最初に
おいてDEVSELを、中間スピードの周辺機器として
表明する。
【0869】また、PCUは、第1データフェーズ中
に、STOPおよびTRDYを一緒に表明することによ
って、切離しを強行する。PCU112は、I/Oサイ
クルに対して、ターゲットアボートを表示し、このサイ
クル中では、バスマスタによるバイトイネーブル出力
は、デコードヒットレンジ外のアドレスに相当する。こ
の場合、PCUは、TRDYを表明しないで、DEVS
ELを表明しないと共に、STOPを表明する。
に、STOPおよびTRDYを一緒に表明することによ
って、切離しを強行する。PCU112は、I/Oサイ
クルに対して、ターゲットアボートを表示し、このサイ
クル中では、バスマスタによるバイトイネーブル出力
は、デコードヒットレンジ外のアドレスに相当する。こ
の場合、PCUは、TRDYを表明しないで、DEVS
ELを表明しないと共に、STOPを表明する。
【0870】カードインターフェイスの1つに対して、
ヒットを表わす有効なPCIサイクルの全部を、適当な
PCMCIAサイクルに変換する。これには、8ビッ
ト、16ビットおよび32ビットの読出/書込サイクル
(接近または分離している)が包含されている。次の表
は、所定のPCIサイクルに対して発生される多数のP
CMCIAサイクルを表示している。一旦、変換が選択
されると、このサイクルはPCMCIAカードに対し
て、連続番号付けされる。
ヒットを表わす有効なPCIサイクルの全部を、適当な
PCMCIAサイクルに変換する。これには、8ビッ
ト、16ビットおよび32ビットの読出/書込サイクル
(接近または分離している)が包含されている。次の表
は、所定のPCIサイクルに対して発生される多数のP
CMCIAサイクルを表示している。一旦、変換が選択
されると、このサイクルはPCMCIAカードに対し
て、連続番号付けされる。
【0871】
【表223】
【0872】PCIサイクルは、サイクルのアドレスフ
ェイズに基いて、2つのI/Oサイクル状態の下で打ち
切られる。 最初として、BE3−0ビットによって、
サイクルが無効となるようにされる。各カードに対する
I/Oウィンドウセットアップには、バイトの粒状形態
を有しているので、I/Oサイクルに対して、バイトレ
ーンが一旦、イネーブルとなった場合には、ウィンドウ
バウンダリ(境界)を横切って延びるようになる。例え
ば、32ビットPCI I/Oサイクルの第1ワード
は、I/Oウィンドウバウンダリ内に存在しているもの
と考えられるが、第2ワードは、このバウンダリを越え
ることができ、カードによってマッピングできない。こ
の場合、PCIバスサイクルアボート(打ち切り)プロ
トロルを用いて、デバイスによって打ち切られる。この
シナリオは、4Kバイトウィンドウの粒状形態(gra
nularity)を有するメモリサイクルでは存在し
ていない。
ェイズに基いて、2つのI/Oサイクル状態の下で打ち
切られる。 最初として、BE3−0ビットによって、
サイクルが無効となるようにされる。各カードに対する
I/Oウィンドウセットアップには、バイトの粒状形態
を有しているので、I/Oサイクルに対して、バイトレ
ーンが一旦、イネーブルとなった場合には、ウィンドウ
バウンダリ(境界)を横切って延びるようになる。例え
ば、32ビットPCI I/Oサイクルの第1ワード
は、I/Oウィンドウバウンダリ内に存在しているもの
と考えられるが、第2ワードは、このバウンダリを越え
ることができ、カードによってマッピングできない。こ
の場合、PCIバスサイクルアボート(打ち切り)プロ
トロルを用いて、デバイスによって打ち切られる。この
シナリオは、4Kバイトウィンドウの粒状形態(gra
nularity)を有するメモリサイクルでは存在し
ていない。
【0873】第2番目として、内部ステートマシーンに
よって、BE3−0とAD1−0との比較チェックが行
われると共に、サイクルの有効性が確認される(即ち、
バイトイネーブルが、アドレスの下位の2ビットと一致
すること)。不一致が検出されると、I/Oサイクルが
無効となると共に、打ち切られる。
よって、BE3−0とAD1−0との比較チェックが行
われると共に、サイクルの有効性が確認される(即ち、
バイトイネーブルが、アドレスの下位の2ビットと一致
すること)。不一致が検出されると、I/Oサイクルが
無効となると共に、打ち切られる。
【0874】図18において、PCU112ブロック1
602は、PCIバス104とPCMCIAバス160
4との間でバスサイクル変換を実行すると共に、すべて
のカードアドレスおよびコントロール信号を発生する。
MPU102は、イネーブル状態のメモリまたはI/O
ウィンドウに対して、読出し、または書込みを行なう。
PCUブロック1602適当なカードインターフェイス
コントローラ1610または1612をイネーブルする
と共に、PCMCIA読出または書込サイクルを実行す
る。
602は、PCIバス104とPCMCIAバス160
4との間でバスサイクル変換を実行すると共に、すべて
のカードアドレスおよびコントロール信号を発生する。
MPU102は、イネーブル状態のメモリまたはI/O
ウィンドウに対して、読出し、または書込みを行なう。
PCUブロック1602適当なカードインターフェイス
コントローラ1610または1612をイネーブルする
と共に、PCMCIA読出または書込サイクルを実行す
る。
【0875】PCMCIA2.0によって、メモリまた
はI/Oの何れかであっても、最初に挿入されたすべて
のカードが、メモリカードとして振舞うことを特定す
る。このことは、I/Oカードが、当初、I/Oサイク
ルに応答しないと共に、これらカードは、デュアルファ
ンクション(双機能)PCMCIA信号ピンを、メモリ
カード信号としてドライブすることを意味する。MPU
102が、カード属性メモリからカード情報構造(CI
S)を読取った後に、オンカードコンフィギュレーショ
ンオプションレジスタに対して書込みを行なうことによ
って、I/Oケーパブルカードをイネーブルする。ここ
では、I/Oカードによって、デュアルファンクション
信号ピンをI/Oモードでドライブする。PCUブロッ
ク1602は、これらカード信号を、メモリまたはI/
Oモードとして解釈する。これは、ブロック1616中
のインターラプト/ゼネラルコントロールレジスタ内の
ビットCTYPEの値に依存して解釈する。
はI/Oの何れかであっても、最初に挿入されたすべて
のカードが、メモリカードとして振舞うことを特定す
る。このことは、I/Oカードが、当初、I/Oサイク
ルに応答しないと共に、これらカードは、デュアルファ
ンクション(双機能)PCMCIA信号ピンを、メモリ
カード信号としてドライブすることを意味する。MPU
102が、カード属性メモリからカード情報構造(CI
S)を読取った後に、オンカードコンフィギュレーショ
ンオプションレジスタに対して書込みを行なうことによ
って、I/Oケーパブルカードをイネーブルする。ここ
では、I/Oカードによって、デュアルファンクション
信号ピンをI/Oモードでドライブする。PCUブロッ
ク1602は、これらカード信号を、メモリまたはI/
Oモードとして解釈する。これは、ブロック1616中
のインターラプト/ゼネラルコントロールレジスタ内の
ビットCTYPEの値に依存して解釈する。
【0876】PCU112はPCMCIAとリーズ21
0によって規定されるATAインターフェイスをサポー
トすると共に、ATAドライブアドレスレジスタ67用
の特別なロジックを含んでいる。ATAハードディスク
ドライブアドレスレジスタ用の標準PC/AT I/O
アドレスは、フロッピィディスクドライブステータスレ
ジスタ用のアドレスと同一であり、これは、両方のドラ
イブが第1(3F7)ロケーションまたは第2(37
7)ロケーションに存在している場合に成立する。この
アドレスからの読出中、ATAドライブは、ビット6−
0を供給すると共に、フロッピィドライブはビット7、
ディスクチェンジビットを供給する。PC/ATコンピ
ュータアーキテクチュアにおいては、フロッピィおよび
ハードディスクを同一の物理的なデータバスに接続す
る。フロッピィディスクは、ビットd7をドライブする
ように動作すると共に、出力d6〜d0を3・ステート
処理(電気的に浮かせる処理)を行なう。他方、ハード
ディスクは、ビットd7を3・ステート処理するが、出
力d6〜d0をドライブする。PCMCIAを介して接
続されたATAドライブおよび別個のシステム周辺バス
に接続されたフロッピィドライブを有するシステムにお
いては、PCU112は、システムフロッピィディスク
コントローラからd7を入力すると共に、ATAドライ
ブアドレスレジスタからの読出中に、PCIバス上にd
7を出力する。I/Oアドレス3F7と377を、読出
し専用として構成することによって、PCU112は、
フロッピィディスクへの書込中に、応答しなくなる。こ
れら両方の特徴は、ブロック1616の特別汎用レジス
タにビットATAENをセットすることによって可能と
なる。
0によって規定されるATAインターフェイスをサポー
トすると共に、ATAドライブアドレスレジスタ67用
の特別なロジックを含んでいる。ATAハードディスク
ドライブアドレスレジスタ用の標準PC/AT I/O
アドレスは、フロッピィディスクドライブステータスレ
ジスタ用のアドレスと同一であり、これは、両方のドラ
イブが第1(3F7)ロケーションまたは第2(37
7)ロケーションに存在している場合に成立する。この
アドレスからの読出中、ATAドライブは、ビット6−
0を供給すると共に、フロッピィドライブはビット7、
ディスクチェンジビットを供給する。PC/ATコンピ
ュータアーキテクチュアにおいては、フロッピィおよび
ハードディスクを同一の物理的なデータバスに接続す
る。フロッピィディスクは、ビットd7をドライブする
ように動作すると共に、出力d6〜d0を3・ステート
処理(電気的に浮かせる処理)を行なう。他方、ハード
ディスクは、ビットd7を3・ステート処理するが、出
力d6〜d0をドライブする。PCMCIAを介して接
続されたATAドライブおよび別個のシステム周辺バス
に接続されたフロッピィドライブを有するシステムにお
いては、PCU112は、システムフロッピィディスク
コントローラからd7を入力すると共に、ATAドライ
ブアドレスレジスタからの読出中に、PCIバス上にd
7を出力する。I/Oアドレス3F7と377を、読出
し専用として構成することによって、PCU112は、
フロッピィディスクへの書込中に、応答しなくなる。こ
れら両方の特徴は、ブロック1616の特別汎用レジス
タにビットATAENをセットすることによって可能と
なる。
【0877】パワーダウンモードに移ると、グローバル
コントロールレジスタ中に60 PWRDNをソフトウ
ェアによってセットする。パワーダウンモードでは、P
CMACIA出力とバイディレクショナル(bidir
ectionals)のすベてが3・ステート処理され
る。これらのターミナルは、以下に示したものである: A_CA〔25:0〕,A_CDATA〔15:0〕,
A_IORD,A_IOWR,A_REG,A_OE,
A_WE/PRGM,A_RESET,A_CE1,A
_CE2 B_CA〔25:0〕,B_CDATA〔15:0〕,
B_IORD,B_IOWR,B_REG,A_OE,
B_WE/PRGM,B_RESET,B_CE1,B
_CE2 他のすべてのターミナルは、通常の動作として機能す
る。すべての内部レジスタは、それらの内容を保持する
と共に、PCIバス104を介して完全にアクセス可能
である。すべてのカードおよびステータスチェンジイン
タラプトは、イネーブル状態のままである。PCU11
2は、PCIカードアクセスに応答するが、PCMCI
Aインターフェイス上のサイクルを実行しない。
コントロールレジスタ中に60 PWRDNをソフトウ
ェアによってセットする。パワーダウンモードでは、P
CMACIA出力とバイディレクショナル(bidir
ectionals)のすベてが3・ステート処理され
る。これらのターミナルは、以下に示したものである: A_CA〔25:0〕,A_CDATA〔15:0〕,
A_IORD,A_IOWR,A_REG,A_OE,
A_WE/PRGM,A_RESET,A_CE1,A
_CE2 B_CA〔25:0〕,B_CDATA〔15:0〕,
B_IORD,B_IOWR,B_REG,A_OE,
B_WE/PRGM,B_RESET,B_CE1,B
_CE2 他のすべてのターミナルは、通常の動作として機能す
る。すべての内部レジスタは、それらの内容を保持する
と共に、PCIバス104を介して完全にアクセス可能
である。すべてのカードおよびステータスチェンジイン
タラプトは、イネーブル状態のままである。PCU11
2は、PCIカードアクセスに応答するが、PCMCI
Aインターフェイス上のサイクルを実行しない。
【0878】PCU112は、カードメモリのエリアを
ホストメモリスペース中にマッピングする。10個の独
立したメモリウィンドウと、カードAとBの各々に対す
る専用の5個のウィンドウが、ホストメモリ内の、最初
の64Kバイトより上の、いずれの4Kバイトアドレス
バウンダリ上で開始および停止すると共に、16ビット
または8ビットカードメモリにアクセス可能となる。こ
れら5つのウィンドウは、ブロック1616中のカード
当り、6個から成るレジスタの5組によって、以下に示
す表によって、メモリーウィンドウ(0,1,2,3ま
たは4)スタート/エンド/オフセットアドレスロー/
ハイバイトレジスタとして規定される。プログラマブル
アドレスオフセットによって、各ウィンドウは、それの
ホストメモリスペース内での位置に拘らず、64Mバイ
トカードメモリスペース中の何れにおいても存在するこ
とができる。
ホストメモリスペース中にマッピングする。10個の独
立したメモリウィンドウと、カードAとBの各々に対す
る専用の5個のウィンドウが、ホストメモリ内の、最初
の64Kバイトより上の、いずれの4Kバイトアドレス
バウンダリ上で開始および停止すると共に、16ビット
または8ビットカードメモリにアクセス可能となる。こ
れら5つのウィンドウは、ブロック1616中のカード
当り、6個から成るレジスタの5組によって、以下に示
す表によって、メモリーウィンドウ(0,1,2,3ま
たは4)スタート/エンド/オフセットアドレスロー/
ハイバイトレジスタとして規定される。プログラマブル
アドレスオフセットによって、各ウィンドウは、それの
ホストメモリスペース内での位置に拘らず、64Mバイ
トカードメモリスペース中の何れにおいても存在するこ
とができる。
【0879】メモリウィンドウを、カード属性または共
通メモリスペースにマッピングする。カードAおよびB
に対して、MPU102によって、1つのウィンドウを
適切にセットアットして、属性メモリ中に存在するカー
ド情報ストラクチュア(CIS)にアクセスすると共
に、もう1つのウィンドウをセットアップして、共通メ
モリ中にストアされたデータをアクセスする。
通メモリスペースにマッピングする。カードAおよびB
に対して、MPU102によって、1つのウィンドウを
適切にセットアットして、属性メモリ中に存在するカー
ド情報ストラクチュア(CIS)にアクセスすると共
に、もう1つのウィンドウをセットアップして、共通メ
モリ中にストアされたデータをアクセスする。
【0880】各メモリウィンドウは、上述した6個の内
部レジスタの組を、それのサイズ、位置、オフセット、
データ幅およびサイクル属性を規定するレジスタと共に
有している。レジスタビットの大部分を利用して、ホス
トメモリウインドスタート/エンドアドレスおよびカー
ドメモリオフセットをプログラムする。ウィンドウスタ
ート/エンドアドレスは、16ビット長のもので、ホス
トアドレスビットAD23−12に相当して、4Kバイ
トの最低ウィンドウ解像度を与える。オフセットアドレ
スは2ビット長のもので、カードアドレスビットCA2
5−12に相当する。
部レジスタの組を、それのサイズ、位置、オフセット、
データ幅およびサイクル属性を規定するレジスタと共に
有している。レジスタビットの大部分を利用して、ホス
トメモリウインドスタート/エンドアドレスおよびカー
ドメモリオフセットをプログラムする。ウィンドウスタ
ート/エンドアドレスは、16ビット長のもので、ホス
トアドレスビットAD23−12に相当して、4Kバイ
トの最低ウィンドウ解像度を与える。オフセットアドレ
スは2ビット長のもので、カードアドレスビットCA2
5−12に相当する。
【0881】PCUには、また、2個のページレジスタ
が設けられており、カードAとBの各々に対して1つの
レジスタが設けられ、このレジスタによって、メモリウ
ィンドウを、システムアドレススペースの最初の16M
バイトの上方に配置できる。システムアドレスビットA
D31−24をページレジスタ値と比較し、これらがマ
ッチングした場合には、PCU112メモリーウィンド
ウデコードロジックがイネーブルされる。このことによ
って、PCMCIAメモリウィンドウが、256個の独
立した16M−バイドページのいずれかに設定でき、こ
れらヘージによって、4G(ギガ)バイトPCIアドレ
ススペースを作り上げる。
が設けられており、カードAとBの各々に対して1つの
レジスタが設けられ、このレジスタによって、メモリウ
ィンドウを、システムアドレススペースの最初の16M
バイトの上方に配置できる。システムアドレスビットA
D31−24をページレジスタ値と比較し、これらがマ
ッチングした場合には、PCU112メモリーウィンド
ウデコードロジックがイネーブルされる。このことによ
って、PCMCIAメモリウィンドウが、256個の独
立した16M−バイドページのいずれかに設定でき、こ
れらヘージによって、4G(ギガ)バイトPCIアドレ
ススペースを作り上げる。
【0882】カードメモリ中のウィンドウに対するスタ
ート/ストップアドレスは、オフセットをホストメモリ
スタート/エンドアドレスに加えることによって演算さ
れる。ホストメモリ−ウィンドウアクセスの各々に対し
て、PCUは、オフセットを到来するホストアドレスに
加えて、正しい26ビットのカードアドレスを発生す
る。ブロック1602中のPCUアダーは、64Mバイ
トカードアドレススペースの頂部において、ゼロまで巻
回して、その結果、2s補数算術を利用して、正および
負のアドレスオフセットが許容される。
ート/ストップアドレスは、オフセットをホストメモリ
スタート/エンドアドレスに加えることによって演算さ
れる。ホストメモリ−ウィンドウアクセスの各々に対し
て、PCUは、オフセットを到来するホストアドレスに
加えて、正しい26ビットのカードアドレスを発生す
る。ブロック1602中のPCUアダーは、64Mバイ
トカードアドレススペースの頂部において、ゼロまで巻
回して、その結果、2s補数算術を利用して、正および
負のアドレスオフセットが許容される。
【0883】また、PCU112は、カードI/Oスペ
ースのエリアをホストI/Oスペースにマッピングす
る。4個の独立したI/Oウィンドウと一緒に、カード
AとBの各々に専用の2つのI/Oウィンドウは、ホス
トメモリ中の最初の64Kバイト内のいずれのバイトア
ドレスバウンダリ上でスタートおよびストップすると共
に、16ビットまたは8ビットカードポートにアクセス
できる。
ースのエリアをホストI/Oスペースにマッピングす
る。4個の独立したI/Oウィンドウと一緒に、カード
AとBの各々に専用の2つのI/Oウィンドウは、ホス
トメモリ中の最初の64Kバイト内のいずれのバイトア
ドレスバウンダリ上でスタートおよびストップすると共
に、16ビットまたは8ビットカードポートにアクセス
できる。
【0884】I/Oの再度のマッピングを可能とするた
めに、カードは最小限のカードアドレスラインのみをデ
コードする必要がある。これらアドレスラインは、これ
らカードが有しているI/O位置の数をアドレスするの
に必要である。このことは、6個のI/O位置を有する
I/Oカードによって、CA0,CA1,CA2をデコ
ードする必要があると共に、より高いアドレスビットの
全部を無視する必要がある。PCMCIA INPAC
K信号は、PCU112によってサポートする必要がな
いと共に、MPU102ホストI/OアドレスがI/O
スタート/エンドアドレスレンジ内に存在する場合に、
I/Oカードがアクセスされる。
めに、カードは最小限のカードアドレスラインのみをデ
コードする必要がある。これらアドレスラインは、これ
らカードが有しているI/O位置の数をアドレスするの
に必要である。このことは、6個のI/O位置を有する
I/Oカードによって、CA0,CA1,CA2をデコ
ードする必要があると共に、より高いアドレスビットの
全部を無視する必要がある。PCMCIA INPAC
K信号は、PCU112によってサポートする必要がな
いと共に、MPU102ホストI/OアドレスがI/O
スタート/エンドアドレスレンジ内に存在する場合に、
I/Oカードがアクセスされる。
【0885】I/Oウィンドウの各々は、4つの内部レ
ジスタから成る1組を有している(これらレジスタのそ
れぞれは、ブロック1616のカードA,Bの各々に対
して、以下に表でI/Oウィンドウ(0,1)スタート
/エンド/ロー/ハイバイトレジスタとして、表わされ
る)。これらレジスタによって、I/Oウィンドウサイ
ズ、位置、データ幅およびサイクル属性が規定される。
レジスタビットの大部分を用いて、ホストI/O−ウィ
ンドウスタート/エンドアドレスをプログラムする。ウ
ィンドウスタート/エンドアドレスは、16ビット長で
あり、また、ホストアドレスビットAD15−0に対応
して、1バイトの最小ウィンドウ解像度を与えるように
なる。
ジスタから成る1組を有している(これらレジスタのそ
れぞれは、ブロック1616のカードA,Bの各々に対
して、以下に表でI/Oウィンドウ(0,1)スタート
/エンド/ロー/ハイバイトレジスタとして、表わされ
る)。これらレジスタによって、I/Oウィンドウサイ
ズ、位置、データ幅およびサイクル属性が規定される。
レジスタビットの大部分を用いて、ホストI/O−ウィ
ンドウスタート/エンドアドレスをプログラムする。ウ
ィンドウスタート/エンドアドレスは、16ビット長で
あり、また、ホストアドレスビットAD15−0に対応
して、1バイトの最小ウィンドウ解像度を与えるように
なる。
【0886】図38で示すように、インターラプトの趣
旨に戻り、PCU112は、3つのタイプのインターラ
プトを以下のように発生する: 1) I/Oカードインターラプト。I/Oモードで構
成されたPCカードによって、レベルモードインターラ
プトまたはパルス(エッジ)モードインターラプトをP
CMCIAターミナルRDY/BSY(IREQ)上に
出力する。 2) ステータス・チェンジインターラプト。カード信
号RDY/BSY(IREQ),BVD1(STSCH
G),BVD2(SPKR)またはカード検出ラインC
D1,CD2がステートを変化する時に、これらインタ
ーラプトが起る。
旨に戻り、PCU112は、3つのタイプのインターラ
プトを以下のように発生する: 1) I/Oカードインターラプト。I/Oモードで構
成されたPCカードによって、レベルモードインターラ
プトまたはパルス(エッジ)モードインターラプトをP
CMCIAターミナルRDY/BSY(IREQ)上に
出力する。 2) ステータス・チェンジインターラプト。カード信
号RDY/BSY(IREQ),BVD1(STSCH
G),BVD2(SPKR)またはカード検出ラインC
D1,CD2がステートを変化する時に、これらインタ
ーラプトが起る。
【0887】3) リング表示。PCモデムカードから
のリング表示を利用して、システムマネージメントイン
ターラプトSMIを発生して、ホストを起動させる。I
/Oカードインターラプトでは、PCUによって、カー
ドAおよびB I/Oインターラプトを、ターミナルI
RQ3,4,5,7,9,10,11,12,14また
は15のいずれかに対して、独立して、ルート処理す
る。使用するカードのタイプに依存して、RDY/BS
Y(IREQ)上のカードインターラプトを、レベルま
たはパルス(エッジ)モードにすることができる。両方
の場合では、カードはRDY/BSY(IREQ)がア
クティブローであることを表明する。レベルモードイン
ターラプトの場合において、このインターラプトがホス
トによってサービス提供されるまで、カードは、RDY
/BSY(IREQ)をローにドライブする。パルスモ
ードインターラプトの場合に、固定長の遅延の後に、カ
ードは、RDY/BSY(IREQ)を表明しない。
のリング表示を利用して、システムマネージメントイン
ターラプトSMIを発生して、ホストを起動させる。I
/Oカードインターラプトでは、PCUによって、カー
ドAおよびB I/Oインターラプトを、ターミナルI
RQ3,4,5,7,9,10,11,12,14また
は15のいずれかに対して、独立して、ルート処理す
る。使用するカードのタイプに依存して、RDY/BS
Y(IREQ)上のカードインターラプトを、レベルま
たはパルス(エッジ)モードにすることができる。両方
の場合では、カードはRDY/BSY(IREQ)がア
クティブローであることを表明する。レベルモードイン
ターラプトの場合において、このインターラプトがホス
トによってサービス提供されるまで、カードは、RDY
/BSY(IREQ)をローにドライブする。パルスモ
ードインターラプトの場合に、固定長の遅延の後に、カ
ードは、RDY/BSY(IREQ)を表明しない。
【0888】デバイスのリセットの後で、PCU112
は、デフォルト(defoult)によってセットアッ
プされ、到来したカードインターラプトを、出力する前
に選択したIRQターミナル上で反転する。IRQター
ミナルはアクティブハイ状態であると共に、PC−AT
コンパチブルホストに対して、正のエッジインターラプ
トを、アクティブローのカードAまたはBのパルスモー
ドおよびレベルモードインターラプト(RDY/BSY
(IREQ)上の)を出力する。
は、デフォルト(defoult)によってセットアッ
プされ、到来したカードインターラプトを、出力する前
に選択したIRQターミナル上で反転する。IRQター
ミナルはアクティブハイ状態であると共に、PC−AT
コンパチブルホストに対して、正のエッジインターラプ
トを、アクティブローのカードAまたはBのパルスモー
ドおよびレベルモードインターラプト(RDY/BSY
(IREQ)上の)を出力する。
【0889】レベルモードインターラプトをサポートす
るホストシステムに対して、PCUカードスロットを、
グローバルコントロールレジスタ中のAIREQLMま
たはBIREQLMをセットすることによってレベルモ
ードのためにプログラムする。また、レベルモードのた
めに、カードコンフィギュレーションレジスタ中のビッ
トLevIREQをセットすることによって、MPU1
02をプログラムする。このようなコンフィギュレーシ
ョンにおいて、IRQは、カードAまたはBが、インタ
ーラプトサービスに続くRDY/BSY(IREQ)を
表明しなくなるまで、ローにドライブされる。
るホストシステムに対して、PCUカードスロットを、
グローバルコントロールレジスタ中のAIREQLMま
たはBIREQLMをセットすることによってレベルモ
ードのためにプログラムする。また、レベルモードのた
めに、カードコンフィギュレーションレジスタ中のビッ
トLevIREQをセットすることによって、MPU1
02をプログラムする。このようなコンフィギュレーシ
ョンにおいて、IRQは、カードAまたはBが、インタ
ーラプトサービスに続くRDY/BSY(IREQ)を
表明しなくなるまで、ローにドライブされる。
【0890】PCU112 IRQ出力は、インターラ
プトラインが、ハイレベルおよびローレベル出力状態中
に、アクティブ状態にドライブされるプッシュプルを意
味するものである。共用レベルモードインターラプトを
サポートするシステムにおいて、外部の3・ステートバ
ッファを、PCUと共用インターラプトラインとの間に
接続する。バッファデータ入力およびアクティブローイ
ネーブルの両方を、選択したIRQによってドライブす
ることによって、インターラプト共用化のオープンドレ
イン出力を与える。
プトラインが、ハイレベルおよびローレベル出力状態中
に、アクティブ状態にドライブされるプッシュプルを意
味するものである。共用レベルモードインターラプトを
サポートするシステムにおいて、外部の3・ステートバ
ッファを、PCUと共用インターラプトラインとの間に
接続する。バッファデータ入力およびアクティブローイ
ネーブルの両方を、選択したIRQによってドライブす
ることによって、インターラプト共用化のオープンドレ
イン出力を与える。
【0891】ステータスチェンジインターラプトにおい
ては、PCUによって、カードA/Bステータスチェン
ジインターラプトを、ターミナルIRQ3,4,5,
7,9,10,11,12,14,15のいずれか、ま
たはSMIに対して、独立的およびプログラム可能的に
ルート処理する。すべてのインターラプトを、レベルま
たはパルスモードとして出力できる。ステータスチェン
ジインターラプトを発生できるイベントは、カードがI
/Oまたはメモリカードとして構成されるかに依存す
る。I/O構成されたカードに対しては、カードステー
タスチェンジ(CSC)として認識できるようにプログ
ラムされたイベントは、以下の通りである。即ち、バッ
テリ電圧検出入力、BVD1(STSCHG)、バッテ
リ電圧における変化をローバッテリで表示、書込プロテ
クション、またはレディー/ビジーステータスである。
ては、PCUによって、カードA/Bステータスチェン
ジインターラプトを、ターミナルIRQ3,4,5,
7,9,10,11,12,14,15のいずれか、ま
たはSMIに対して、独立的およびプログラム可能的に
ルート処理する。すべてのインターラプトを、レベルま
たはパルスモードとして出力できる。ステータスチェン
ジインターラプトを発生できるイベントは、カードがI
/Oまたはメモリカードとして構成されるかに依存す
る。I/O構成されたカードに対しては、カードステー
タスチェンジ(CSC)として認識できるようにプログ
ラムされたイベントは、以下の通りである。即ち、バッ
テリ電圧検出入力、BVD1(STSCHG)、バッテ
リ電圧における変化をローバッテリで表示、書込プロテ
クション、またはレディー/ビジーステータスである。
【0892】メモリ構成されたカードに対しては、CS
Cイベントを以下のようにプログラムできる。即ち、バ
ッテリ電圧検出入力の一方または両方、BVDI(ST
SCHG)および/またはBVD2(SPKR)、バッ
テリ劣化のローバッテリ表示、または、レディー/ビジ
ー入力、RDY/BSY(IREQ)、レディー/ビジ
ーステータスチェンジを表示するトランジション(転
移)に対してプログラムてきる。
Cイベントを以下のようにプログラムできる。即ち、バ
ッテリ電圧検出入力の一方または両方、BVDI(ST
SCHG)および/またはBVD2(SPKR)、バッ
テリ劣化のローバッテリ表示、または、レディー/ビジ
ー入力、RDY/BSY(IREQ)、レディー/ビジ
ーステータスチェンジを表示するトランジション(転
移)に対してプログラムてきる。
【0893】I/Oまたはメモリカード用に対して、カ
ード検出入力の一方または両方、CD1および/または
CD2、カードの挿入または排出を表わすトランジショ
ンをプログラムできる。デフォルトパルス(エッジ)モ
ードにおいては、IRQ出力を、ステータスチェンジが
検出されるとすぐに、アクティブハイにドライブする。
これによって、MPU112に対して、ポジティブ(正
の)エッジが与えられて、インターラプトがトリガされ
る。レベル感応インターラプトをサポートするホストシ
ステム実施例に対して、PCU112を、レベルモード
のためにプログラムする。これは、CSCLMをグロー
バルコントロールレジスタにセットすることによってプ
ログラムする。このモードでは、ステータスチェンジが
起った時に、選択されたIRQをアクティブローにドラ
イブする。
ード検出入力の一方または両方、CD1および/または
CD2、カードの挿入または排出を表わすトランジショ
ンをプログラムできる。デフォルトパルス(エッジ)モ
ードにおいては、IRQ出力を、ステータスチェンジが
検出されるとすぐに、アクティブハイにドライブする。
これによって、MPU112に対して、ポジティブ(正
の)エッジが与えられて、インターラプトがトリガされ
る。レベル感応インターラプトをサポートするホストシ
ステム実施例に対して、PCU112を、レベルモード
のためにプログラムする。これは、CSCLMをグロー
バルコントロールレジスタにセットすることによってプ
ログラムする。このモードでは、ステータスチェンジが
起った時に、選択されたIRQをアクティブローにドラ
イブする。
【0894】いずれかのカードステータスチェンジイン
ターラプトのソースを決定するために、MPU102
は、PCU112中のカードステータスチェンジレジス
タ内のフラグビット(以下の表を参照)を読取る。これ
らフラグを、それ自身の読取動作によって自動的にクリ
アできるか、または、“1”をこのフラグに書込むこと
によって明確にクリアできる。このオプションはグロー
バルコントロールレジスタ内のビットXWBCSCによ
ってコントロールされる。すべてのフラグがクリアされ
ると、選択されたIRQが非アクティブステートに戻る
ようになる。
ターラプトのソースを決定するために、MPU102
は、PCU112中のカードステータスチェンジレジス
タ内のフラグビット(以下の表を参照)を読取る。これ
らフラグを、それ自身の読取動作によって自動的にクリ
アできるか、または、“1”をこのフラグに書込むこと
によって明確にクリアできる。このオプションはグロー
バルコントロールレジスタ内のビットXWBCSCによ
ってコントロールされる。すべてのフラグがクリアされ
ると、選択されたIRQが非アクティブステートに戻る
ようになる。
【0895】図31において、システムマネージメント
インタラプト(SMI)出力は、オープンドレインイタ
ーラプトであり、これをプログラム的に利用して、カー
ドステータスチェンジ(CSC)またはモデムリング検
出を、ホストに通知する。ビットSMIENをインター
ラプト/ジェネラルコントロールレジスタ中にセットす
ることによって、カードステータスチェンジインターラ
プトをSMIにルード処理できる。SMIは、いずれか
のカードステータスチェンジが起った場合に、アクティ
ブローであると表明され、すべてのステータスチェンジ
インターラプトフラグがクリアになるまでローに維持さ
れる。
インタラプト(SMI)出力は、オープンドレインイタ
ーラプトであり、これをプログラム的に利用して、カー
ドステータスチェンジ(CSC)またはモデムリング検
出を、ホストに通知する。ビットSMIENをインター
ラプト/ジェネラルコントロールレジスタ中にセットす
ることによって、カードステータスチェンジインターラ
プトをSMIにルード処理できる。SMIは、いずれか
のカードステータスチェンジが起った場合に、アクティ
ブローであると表明され、すべてのステータスチェンジ
インターラプトフラグがクリアになるまでローに維持さ
れる。
【0896】モデムリング表示を、BVD1(STSC
HG)(RI)に入力すると共に、利用してSMIイン
ターラプトを発生する。このメカニズムは、ビットCR
IENをインターラプト/ジェネラルコントロールレジ
スタ中にセットすると共に、ビットRISMIをTI汎
用レジスタ中にセットすることによってイネーブルされ
る。BVEI(STSHG)(RI)がハイからローへ
移行すると、TI汎用レジスタ中のリング表示インター
ラプトフラグ、RISTATビットをセットすると共
に、SMIがアクティブローであると表明する。
HG)(RI)に入力すると共に、利用してSMIイン
ターラプトを発生する。このメカニズムは、ビットCR
IENをインターラプト/ジェネラルコントロールレジ
スタ中にセットすると共に、ビットRISMIをTI汎
用レジスタ中にセットすることによってイネーブルされ
る。BVEI(STSHG)(RI)がハイからローへ
移行すると、TI汎用レジスタ中のリング表示インター
ラプトフラグ、RISTATビットをセットすると共
に、SMIがアクティブローであると表明する。
【0897】図31において、CSCフラグをカードA
とB用にCSCレジスタ内にストアする。これらCSC
フラグを、NANDゲート2672の入力またはNAN
Dゲート2674の入力に、各カードAまたはB用に供
給する。これらCSCフラグのいずれかがローに向う
と、対応するNANDゲート2672または2674に
よって、ハイアクティブ出力A_CSCまたはB_CS
Cが発生され、これら出力のそれぞれを、対応するNA
NDゲート2676および2678の入力に供給する。
カードAおよびB用のインターラプト/汎用コントロー
ルレジスタのSMIENビットを、それぞれ対応するN
ANDゲート2676および2678の第2入力に供給
する。NANDゲート2676,2678の各々の出力
および更に、2つのNANDゲート2680,2682
の出力を、NANDゲート2684の4つの入力にすべ
て供給する。このNANDゲート2684によって、イ
ンバータ2686からローアクティブSMI#出力を発
生する。NANDゲート2688は、NANゲート26
84の出力に接続された第1入力と、テスト信号TES
TZによってイネーブルされた第2入力とを有し、これ
によって出力SMIENZ#を発生する。
とB用にCSCレジスタ内にストアする。これらCSC
フラグを、NANDゲート2672の入力またはNAN
Dゲート2674の入力に、各カードAまたはB用に供
給する。これらCSCフラグのいずれかがローに向う
と、対応するNANDゲート2672または2674に
よって、ハイアクティブ出力A_CSCまたはB_CS
Cが発生され、これら出力のそれぞれを、対応するNA
NDゲート2676および2678の入力に供給する。
カードAおよびB用のインターラプト/汎用コントロー
ルレジスタのSMIENビットを、それぞれ対応するN
ANDゲート2676および2678の第2入力に供給
する。NANDゲート2676,2678の各々の出力
および更に、2つのNANDゲート2680,2682
の出力を、NANDゲート2684の4つの入力にすべ
て供給する。このNANDゲート2684によって、イ
ンバータ2686からローアクティブSMI#出力を発
生する。NANDゲート2688は、NANゲート26
84の出力に接続された第1入力と、テスト信号TES
TZによってイネーブルされた第2入力とを有し、これ
によって出力SMIENZ#を発生する。
【0898】カードAおよびB用のTI汎用レジスタと
呼ばれている2つのレジスタは、RISTAT(リング
インディケータステータス)ビットおよびRISMI
(リングレジスタSMI)ビットを有しており、これら
ビットを、カードA,B用にNANDゲート2680と
2682の入力に供給する。A/Bインターラプト/汎
用コントロールレジスタ中のGRIENイネーブルビッ
トの各々によって、NANDゲート2680と2682
とをイネーブルする。
呼ばれている2つのレジスタは、RISTAT(リング
インディケータステータス)ビットおよびRISMI
(リングレジスタSMI)ビットを有しており、これら
ビットを、カードA,B用にNANDゲート2680と
2682の入力に供給する。A/Bインターラプト/汎
用コントロールレジスタ中のGRIENイネーブルビッ
トの各々によって、NANDゲート2680と2682
とをイネーブルする。
【0899】モデムリング表示は、BVD1(STSC
HG)(RI)上の入力であると共に、これを利用し
て、SMIインターラプトを発生する。このメカニズム
は、インターラプト/汎用コントロールレジスタ中のビ
ットCRIENおよびTI汎用レジスタ中にビットRI
SMIをセットすることによってイネーブルされる。B
VD1(STSCHG)(RI)がハイからローに向う
と、TI汎用レジスタ中のリング表示インターラプトフ
ラグ、RISTATビットをセットすると共に、SMI
がアクティブローであると表明する。
HG)(RI)上の入力であると共に、これを利用し
て、SMIインターラプトを発生する。このメカニズム
は、インターラプト/汎用コントロールレジスタ中のビ
ットCRIENおよびTI汎用レジスタ中にビットRI
SMIをセットすることによってイネーブルされる。B
VD1(STSCHG)(RI)がハイからローに向う
と、TI汎用レジスタ中のリング表示インターラプトフ
ラグ、RISTATビットをセットすると共に、SMI
がアクティブローであると表明する。
【0900】図31において、説明された回路によっ
て、システムのフレキシビリティを有効的に確立でき、
これは、システムソフトウェアにより、種々のフラグを
セットできることにより確立でき、また、システムデザ
イナによって所望されるようにイネーブルすることによ
り確立できる。PCU112,PPU110,MPU1
02および同様に、ディスプレイコントローラ114上
のシステムマネージメントインターラプトSMI回路に
よって、以下のことが確認される。即ち、システムの特
定領域内の異なったシステムパワーマネジメント信号
を、特別なグループに貸与し、このグループ内で、ロジ
ック回路を特定の集積回路チップ上に集中または分割す
ることができ、この結果として、チップ間での相互接続
が相当少なくなるような、フレキシブルおよび有効なシ
ステムマネージメントパワーコントロールが得られる。
他の方法によれば、システム100のチップ間におい
て、SMIシステムを分割することによって、多数のパ
ワーマネージメント関連信号源は、チップ間の通信用に
1つまたは、少数のピン出力信号に収れんされる情報を
有ることが可能であることが確認される。この方法にお
いて、本実施例によって、柔軟性を有すると共に安価な
パワーマネージメントシステムにおいて、分散されたパ
ワーマネージメント機能を実現できる。
て、システムのフレキシビリティを有効的に確立でき、
これは、システムソフトウェアにより、種々のフラグを
セットできることにより確立でき、また、システムデザ
イナによって所望されるようにイネーブルすることによ
り確立できる。PCU112,PPU110,MPU1
02および同様に、ディスプレイコントローラ114上
のシステムマネージメントインターラプトSMI回路に
よって、以下のことが確認される。即ち、システムの特
定領域内の異なったシステムパワーマネジメント信号
を、特別なグループに貸与し、このグループ内で、ロジ
ック回路を特定の集積回路チップ上に集中または分割す
ることができ、この結果として、チップ間での相互接続
が相当少なくなるような、フレキシブルおよび有効なシ
ステムマネージメントパワーコントロールが得られる。
他の方法によれば、システム100のチップ間におい
て、SMIシステムを分割することによって、多数のパ
ワーマネージメント関連信号源は、チップ間の通信用に
1つまたは、少数のピン出力信号に収れんされる情報を
有ることが可能であることが確認される。この方法にお
いて、本実施例によって、柔軟性を有すると共に安価な
パワーマネージメントシステムにおいて、分散されたパ
ワーマネージメント機能を実現できる。
【0901】図38および図18において、PCU11
2.1によって、カードAとB用に、I/Oカードイン
ターラプトおよびカードステータスチェンジ(CSC)
インターラプトが、ターミナルIRQ3,4,5,7,
9,10,11,12,14または15のいずれかに向
って、ブロック1630内のセレクタロジック3810
によってルード処理できるようにする。このルート処理
は、ブロック1616内のインターラプト/汎用コント
ロールレジスタIGCおよびカードステータスチェンジ
インターラプトコンフィギュレーション(ICR)レジ
スタ中のSINT3−0およびCINT3−0をプログ
ラミングすることによって選択される。これらレジスタ
は、カードAおよびBに対して複製される。1つ以上の
インターラプトを同一IRQターミナルに対してルート
処理する場合に、PCU112.1は、これらを論理的
に組合せることによって、共有のインターラプトを生成
する。これを実行するために、PCU112.1は、組
合わされたインターラプトは、パルスモード(アクティ
ブハイ)またはレベルモード(アクティブロー)である
かどうかを決定する。好適実施例において実行されるル
ール(規則)は、以下の通りである。即ち、IRQに対
してルート処理されたインターラプトのいずれかを、レ
ベルモード(アクティブロー)となるようにプログラム
する場合に、このターミナルにルート処理されたインタ
ーラプトのすべては、レベルモードであるというルール
である。この場合、これらインターラプトを、ブロック
1630のロジック3810中で、AND処理して、I
RQを発生する。
2.1によって、カードAとB用に、I/Oカードイン
ターラプトおよびカードステータスチェンジ(CSC)
インターラプトが、ターミナルIRQ3,4,5,7,
9,10,11,12,14または15のいずれかに向
って、ブロック1630内のセレクタロジック3810
によってルード処理できるようにする。このルート処理
は、ブロック1616内のインターラプト/汎用コント
ロールレジスタIGCおよびカードステータスチェンジ
インターラプトコンフィギュレーション(ICR)レジ
スタ中のSINT3−0およびCINT3−0をプログ
ラミングすることによって選択される。これらレジスタ
は、カードAおよびBに対して複製される。1つ以上の
インターラプトを同一IRQターミナルに対してルート
処理する場合に、PCU112.1は、これらを論理的
に組合せることによって、共有のインターラプトを生成
する。これを実行するために、PCU112.1は、組
合わされたインターラプトは、パルスモード(アクティ
ブハイ)またはレベルモード(アクティブロー)である
かどうかを決定する。好適実施例において実行されるル
ール(規則)は、以下の通りである。即ち、IRQに対
してルート処理されたインターラプトのいずれかを、レ
ベルモード(アクティブロー)となるようにプログラム
する場合に、このターミナルにルート処理されたインタ
ーラプトのすべては、レベルモードであるというルール
である。この場合、これらインターラプトを、ブロック
1630のロジック3810中で、AND処理して、I
RQを発生する。
【0902】代表的なPCシステムでは、すべてのI/
Oカードおよびカードステータスチェンジインターラプ
トを、パルス(エッジ)モード(アクティブハイ)とし
てプログラムすることが可能となる。これらインターラ
プトをNORゲート処理してIRQを発生させるような
場合には、ホストが、レベル感応性より、むしろエッジ
感応性である場合には、インターラプトを互いにマスク
することができる。好適な方法においては、システム用
のインターラプトサービスルーティンは、新しいインタ
ーラプト用のチェックを終了する前に、すべてのカード
およびPCUカードステータスチェンジフラグに対して
ポリングする。
Oカードおよびカードステータスチェンジインターラプ
トを、パルス(エッジ)モード(アクティブハイ)とし
てプログラムすることが可能となる。これらインターラ
プトをNORゲート処理してIRQを発生させるような
場合には、ホストが、レベル感応性より、むしろエッジ
感応性である場合には、インターラプトを互いにマスク
することができる。好適な方法においては、システム用
のインターラプトサービスルーティンは、新しいインタ
ーラプト用のチェックを終了する前に、すべてのカード
およびPCUカードステータスチェンジフラグに対して
ポリングする。
【0903】レベルモードインターラプトをサポートす
るシステムに対しては、共通のIRQにルート処理され
た、すべてのI/Oカード/カードステータスチェンジ
インターラプトを、レベルモードとして適当にプログラ
ムする。またカードAまたはBからのI/Oカードイン
ターラプトをレベルモードとしてプログラムし、これ
は、カードコンフィギュレーションオプションレジスタ
中にビットLevIREQをセットすることによって可
能となる。この場合、これらインターラプトを一緒にA
NDゲート(論理積)処理して、コンポジットレベルモ
ードIRQを発生する。
るシステムに対しては、共通のIRQにルート処理され
た、すべてのI/Oカード/カードステータスチェンジ
インターラプトを、レベルモードとして適当にプログラ
ムする。またカードAまたはBからのI/Oカードイン
ターラプトをレベルモードとしてプログラムし、これ
は、カードコンフィギュレーションオプションレジスタ
中にビットLevIREQをセットすることによって可
能となる。この場合、これらインターラプトを一緒にA
NDゲート(論理積)処理して、コンポジットレベルモ
ードIRQを発生する。
【0904】2個のPCカードスロットより多い数を必
要とするシステムに対しては、図38の多数のPCU1
12.0,112.1,112.2・・・112.nを
並列に接続することが好ましい。I/Oアクセスの衝突
を回避するために、これらPCUを異なったアドレスお
よびインデックスレンジで割当てる。これは、以下の表
で示されたシステムコンフィギュレーション中におい
て、エクステンションレジスタグループ内の特別な初期
化レジスタ内に、IOSELおよびDEVIDビットを
プログラミングすることによって実行される。(初期化
レジスタビットについては後述する)。
要とするシステムに対しては、図38の多数のPCU1
12.0,112.1,112.2・・・112.nを
並列に接続することが好ましい。I/Oアクセスの衝突
を回避するために、これらPCUを異なったアドレスお
よびインデックスレンジで割当てる。これは、以下の表
で示されたシステムコンフィギュレーション中におい
て、エクステンションレジスタグループ内の特別な初期
化レジスタ内に、IOSELおよびDEVIDビットを
プログラミングすることによって実行される。(初期化
レジスタビットについては後述する)。
【0905】
【表224】
【0906】デバイス112.0,112.1,11
2.2および112.3間でインデックスレジスタバス
の衝突を回避するために、各PCUは、特別なレジスタ
シャドースキームを実行する。IOSELビットおよび
DEVIDビットがどのようにプログラムされているか
に応じて、PCUは、インデックスレジスタアクセス
(デバイス0および2)に直接的に応答するか、また
は、他のPCI信号(デバイス1および3)をドライブ
することなく、受動的にシャドーインデックス書込みに
応答する。これらPCUをシステムに追加した場合に
は、デバイス番号(IOSELおよびDEVID内にエ
ンコードされている)を、シーケンス0,1,2,3ま
たは2,3,0,1において利用する必要があり、これ
によって1つのデバイスが常時、インデックスレジスタ
アクセスに応答することが確保される。
2.2および112.3間でインデックスレジスタバス
の衝突を回避するために、各PCUは、特別なレジスタ
シャドースキームを実行する。IOSELビットおよび
DEVIDビットがどのようにプログラムされているか
に応じて、PCUは、インデックスレジスタアクセス
(デバイス0および2)に直接的に応答するか、また
は、他のPCI信号(デバイス1および3)をドライブ
することなく、受動的にシャドーインデックス書込みに
応答する。これらPCUをシステムに追加した場合に
は、デバイス番号(IOSELおよびDEVID内にエ
ンコードされている)を、シーケンス0,1,2,3ま
たは2,3,0,1において利用する必要があり、これ
によって1つのデバイスが常時、インデックスレジスタ
アクセスに応答することが確保される。
【0907】数個のPCUを並列動作させることによっ
て、デバイスインターラプト出力を、図38において、
図43のインターラプトコントローラに接続するため
に、適当に組合わせる。SMI出力は、オープンドレイ
ンであると共に、ワイヤードOR構造において、外部プ
ルアップに直接接続する。デバイスIRQ出力はプッシ
ュプルであり、パルスモード(アクティブハイ)に構成
される場合には、これら出力を、外部PALまたはロジ
ックチップ内で、一緒にORゲート処理する。共有レベ
ルモードインターラプトをサポートするホストシステム
に対して、多数のPCU IRQ出力を、外部の3ステ
ートバッファを用いて、並列化して、共通のシステムイ
ンターラプトラインを与える。バッファデータ入力およ
びアクティブローイネーブルの両方を、選択したIRQ
でドライブして、インターラプト分配のためにオープン
ドレイン出力を与える。
て、デバイスインターラプト出力を、図38において、
図43のインターラプトコントローラに接続するため
に、適当に組合わせる。SMI出力は、オープンドレイ
ンであると共に、ワイヤードOR構造において、外部プ
ルアップに直接接続する。デバイスIRQ出力はプッシ
ュプルであり、パルスモード(アクティブハイ)に構成
される場合には、これら出力を、外部PALまたはロジ
ックチップ内で、一緒にORゲート処理する。共有レベ
ルモードインターラプトをサポートするホストシステム
に対して、多数のPCU IRQ出力を、外部の3ステ
ートバッファを用いて、並列化して、共通のシステムイ
ンターラプトラインを与える。バッファデータ入力およ
びアクティブローイネーブルの両方を、選択したIRQ
でドライブして、インターラプト分配のためにオープン
ドレイン出力を与える。
【0908】図18において、PCU112のブロック
1602は、単一の256バイトPCIコンフィグレー
ションスペースを、底部の64バイトを占有するヘッダ
と一緒に与える。PCUによって、次の表に存在するす
べてのレジスタを、コンフィギュレーションスペースの
頂部の128バイトにマッピングする。残りの64バイ
トのいくつかを、特別なエキステンションレジスタ用に
利用する。
1602は、単一の256バイトPCIコンフィグレー
ションスペースを、底部の64バイトを占有するヘッダ
と一緒に与える。PCUによって、次の表に存在するす
べてのレジスタを、コンフィギュレーションスペースの
頂部の128バイトにマッピングする。残りの64バイ
トのいくつかを、特別なエキステンションレジスタ用に
利用する。
【0909】MPU102は、PCIコンフィギュレー
ション読出/書込サイクルを利用して、PCU112コ
ンフィギュレーションレジスタスペースにアクセスす
る。コンフィギュレーションサイクルのアドレスフェー
ズ中に、ホストPCIブリッジ716は、MPU102
によってアクセス希望するデバイスに依存して、バス1
04のラインAD31−11上のアドレスを表明する。
PCU入力ピンIDSELをADバスラインに接続す
る。このバスラインは、PCUに割当てられた物理的な
PCIデバイス番号に相当している。アドレスビットA
D10−8によって、ファンクショナルPCIデバイス
番号を伝送すると共に、これらビットは、単一ファンク
ションデバイスであるPCUによって無視される。ま
た、アドレスビットAD7−2によって、いずれかのコ
ンフィギュレーションレジスタのダブルワードアドレス
を伝送すると共に、これらビットは、PCU112によ
って内部的にデコードされる。
ション読出/書込サイクルを利用して、PCU112コ
ンフィギュレーションレジスタスペースにアクセスす
る。コンフィギュレーションサイクルのアドレスフェー
ズ中に、ホストPCIブリッジ716は、MPU102
によってアクセス希望するデバイスに依存して、バス1
04のラインAD31−11上のアドレスを表明する。
PCU入力ピンIDSELをADバスラインに接続す
る。このバスラインは、PCUに割当てられた物理的な
PCIデバイス番号に相当している。アドレスビットA
D10−8によって、ファンクショナルPCIデバイス
番号を伝送すると共に、これらビットは、単一ファンク
ションデバイスであるPCUによって無視される。ま
た、アドレスビットAD7−2によって、いずれかのコ
ンフィギュレーションレジスタのダブルワードアドレス
を伝送すると共に、これらビットは、PCU112によ
って内部的にデコードされる。
【0910】図18のブロック1602において、8ビ
ットの読出/書込インデックスレジスタは、ブロック1
616内の256個のロケーションの1つに対するバス
104ADアドレスを受信する。データは、バス104
から8ビットの読出/書込データレジスタヘ向う。いず
れかのレジスタにアクセスするために、MPU102
は、インデックス値をインデックスレジスタに書込み、
次に、データレジスタを読出すか、または書込む。
ットの読出/書込インデックスレジスタは、ブロック1
616内の256個のロケーションの1つに対するバス
104ADアドレスを受信する。データは、バス104
から8ビットの読出/書込データレジスタヘ向う。いず
れかのレジスタにアクセスするために、MPU102
は、インデックス値をインデックスレジスタに書込み、
次に、データレジスタを読出すか、または書込む。
【0911】以下に示すテーブルは、コンフィギュレー
ションブロック1616の各レジスタに対するインデッ
クスオフセットを、対応するPCIコンフィギュレーシ
ョンスペース内のアドレスと一緒に表示され、これは、
エキステンションレジスタ用の
ションブロック1616の各レジスタに対するインデッ
クスオフセットを、対応するPCIコンフィギュレーシ
ョンスペース内のアドレスと一緒に表示され、これは、
エキステンションレジスタ用の
【0912】
【表225】
【0913】
【表226】
【0914】
【表227】
【0915】
【表228】 インターフェイスステータスレジスタ 読出専用インターフェイスステータスレジスタによっ
て、カードA又はBソケットインターフェイス信号の最
新ステータスを提供する。
て、カードA又はBソケットインターフェイス信号の最
新ステータスを提供する。
【0916】
【表229】
【0917】
【表230】
【0918】
【表231】
【0919】カードステータスチェンジレジスタには、
カードステータスチェンジの各タイプに対するフラグビ
ットを包含している。カードステータスチェンジインタ
ーラプトコンフィギュレーションレジスタに書込むこと
によって、各フラグをインターラプトソースとしてイネ
ーブルできる。これらステータスフラグは、レジスタの
読出しによって自動的にクリアできるか、または、ゼロ
(0)を各セットフラグに書込むことによって明確にク
リアできる。利用した方法は、グローバルコントロール
レジスタのビットXWBCSCがセットまたはクリアさ
れたかに依存する。カードステータスチェンジインター
ラプトを、システムバスインターラプトリクエストライ
ンの1つにイネーブルする場合には、これに対応するI
RQ信号は、レジスタが読出されるまで、アクティブハ
イのままとなる。
カードステータスチェンジの各タイプに対するフラグビ
ットを包含している。カードステータスチェンジインタ
ーラプトコンフィギュレーションレジスタに書込むこと
によって、各フラグをインターラプトソースとしてイネ
ーブルできる。これらステータスフラグは、レジスタの
読出しによって自動的にクリアできるか、または、ゼロ
(0)を各セットフラグに書込むことによって明確にク
リアできる。利用した方法は、グローバルコントロール
レジスタのビットXWBCSCがセットまたはクリアさ
れたかに依存する。カードステータスチェンジインター
ラプトを、システムバスインターラプトリクエストライ
ンの1つにイネーブルする場合には、これに対応するI
RQ信号は、レジスタが読出されるまで、アクティブハ
イのままとなる。
【0920】
【表232】
【0921】アドレスウィンドウイネーブルレジスタに
よって、メモリおよびI/Oマッピングウィンドウの、
PCカードメモリマッピングI/Oスペースへのイネー
ブル動作をコントロールする。I/Oウィンドウイネー
ブルによって、特定されたウィンドウに対するI/Oア
ドレス内のI/Oアクセスをコントロールする。PCカ
ードイネーブルを発生させると、I/Oアクセスは、シ
ステムバスからのアドレスをPCカードに直接通過す
る。
よって、メモリおよびI/Oマッピングウィンドウの、
PCカードメモリマッピングI/Oスペースへのイネー
ブル動作をコントロールする。I/Oウィンドウイネー
ブルによって、特定されたウィンドウに対するI/Oア
ドレス内のI/Oアクセスをコントロールする。PCカ
ードイネーブルを発生させると、I/Oアクセスは、シ
ステムバスからのアドレスをPCカードに直接通過す
る。
【0922】
【表233】
【0923】
【表234】
【0924】
【表235】
【0925】この読出/書込インタラプトおよび汎用コ
ントロールレジスタによって、PCカードI/Oインタ
ーラプト用のインターラプトステアリングおよびPCU
の汎用コントロールをコントロールする。
ントロールレジスタによって、PCカードI/Oインタ
ーラプト用のインターラプトステアリングおよびPCU
の汎用コントロールをコントロールする。
【0926】
【表236】
【0927】
【表237】 このレジスタによって、カードステータスチェンジイン
ターラプトのステアリングおよびカードステータスチェ
ンジインターラプトイネーブルをコントロールする。
ターラプトのステアリングおよびカードステータスチェ
ンジインターラプトイネーブルをコントロールする。
【0928】
【表238】
【0929】
【表239】
【0930】
【表240】
【0931】
【表241】
【0932】
【表242】 I/Oウィンドウ0スタート/アドレスローバイトレジ
スタ。 このレジスタには、I/Oアドレスウィンドウ0のスタ
ートアドレスを決定するのに使用した低位アドレスビッ
トが含まれている。これによりI/Oアドレスウィンド
ウ0用の最小1バイトウィンドウが提供される。
スタ。 このレジスタには、I/Oアドレスウィンドウ0のスタ
ートアドレスを決定するのに使用した低位アドレスビッ
トが含まれている。これによりI/Oアドレスウィンド
ウ0用の最小1バイトウィンドウが提供される。
【0933】
【表243】 I/Oウィンドウ0スタート/アドレスハイバイトレジ
スタ。 このレジスタには、I/Oアドレスウィンドウ0のスタ
ートアドレスを決定するのに使用した上位のアドレスビ
ットが含まれる。
スタ。 このレジスタには、I/Oアドレスウィンドウ0のスタ
ートアドレスを決定するのに使用した上位のアドレスビ
ットが含まれる。
【0934】
【表244】 I/Oウィンドウ0エンド/アドレスローバイトレジス
タ。 このレジスタには、I/Oアドレスウィンドウ0のエン
ドアドレスを決定するのに使用した低位のアドレスビッ
トが含まれている。これによって、I/Oアドレスウィ
ンドウ0用の最小1バイトウィンドウを提供する。
タ。 このレジスタには、I/Oアドレスウィンドウ0のエン
ドアドレスを決定するのに使用した低位のアドレスビッ
トが含まれている。これによって、I/Oアドレスウィ
ンドウ0用の最小1バイトウィンドウを提供する。
【0935】
【表245】 I/Oウィンドウ0エンド/アドレスハイバイトレジス
タ。 このレジスタには、I/Oアドレスウィンドウ0のエン
ドアドレスを決定するために利用した上位のアドレスビ
ットを含まれている。
タ。 このレジスタには、I/Oアドレスウィンドウ0のエン
ドアドレスを決定するために利用した上位のアドレスビ
ットを含まれている。
【0936】
【表246】 メモリウィンドウレジスタ。メモリウィンドウ0スター
ト/アドレスローバイトレジスタ。 このレジスタには、対応するシステムメモリアドレスマ
ッピングウィンドウのスタートアドレスを決定するのに
使用した低位アドレスビットが含まれている。これによ
って、4Kバイトの最小メモリマッピングウィンドウが
提供される。
ト/アドレスローバイトレジスタ。 このレジスタには、対応するシステムメモリアドレスマ
ッピングウィンドウのスタートアドレスを決定するのに
使用した低位アドレスビットが含まれている。これによ
って、4Kバイトの最小メモリマッピングウィンドウが
提供される。
【0937】以下の条件が満されると、メモリPCカー
ドが選択される。メモリウィンドウがイネーブル。PC
IアドレスビットA23−12が、メモリウィンドウス
タートアドレスより大きいか、または等しい。PCIア
ドレスビットA23−12が、メモリウィンドウエンド
アドレスより小さいかまたは等しい。PCIアドレスビ
ットAD31−24が、メモリウィンドウページレジス
タ値に等しい(デフォルトがゼロ)。すべてのシステム
メモリアドレスマッピングウィンドウを、独立して使用
するためにソフトウェアによって構成することができ、
またLIM/EMS(Lotns−Intel−Mic
rosoft/Extended Memory Sp
ecification)またはXIP(Execut
e in place)のような特別のメモリマッピン
グ要求用にマッピングを協調して実行するために使用で
きる。
ドが選択される。メモリウィンドウがイネーブル。PC
IアドレスビットA23−12が、メモリウィンドウス
タートアドレスより大きいか、または等しい。PCIア
ドレスビットA23−12が、メモリウィンドウエンド
アドレスより小さいかまたは等しい。PCIアドレスビ
ットAD31−24が、メモリウィンドウページレジス
タ値に等しい(デフォルトがゼロ)。すべてのシステム
メモリアドレスマッピングウィンドウを、独立して使用
するためにソフトウェアによって構成することができ、
またLIM/EMS(Lotns−Intel−Mic
rosoft/Extended Memory Sp
ecification)またはXIP(Execut
e in place)のような特別のメモリマッピン
グ要求用にマッピングを協調して実行するために使用で
きる。
【0938】
【表247】 メモリウィンドウ0スタート/アドレスハイバイトレジ
スタ。 このレジスタには、対応するシステムメモリアドレスマ
ッピングウィンドウのスタートアドレスを決定するのに
使用した上位のアドレスビットが含まれている。各シス
テムメモリウィンドウは、このレジスタのビットによっ
てコントロールされるデータパス幅と共にデータパス幅
を有している。
スタ。 このレジスタには、対応するシステムメモリアドレスマ
ッピングウィンドウのスタートアドレスを決定するのに
使用した上位のアドレスビットが含まれている。各シス
テムメモリウィンドウは、このレジスタのビットによっ
てコントロールされるデータパス幅と共にデータパス幅
を有している。
【0939】
【表248】 メモリウィンドウ0エンドアドレスローバイトレジス
タ。 このレジスタには、対応するシステムメモリアドレスマ
ッピングウィンドウのエンドアドレスを決定するために
使用した低位のアドレスビットを含んでいる。これによ
って、4Kバイトの最小メモリマッピングウィンドウを
提供する。
タ。 このレジスタには、対応するシステムメモリアドレスマ
ッピングウィンドウのエンドアドレスを決定するために
使用した低位のアドレスビットを含んでいる。これによ
って、4Kバイトの最小メモリマッピングウィンドウを
提供する。
【0940】
【表249】 メモリウィンドウ0エンドアドレスハイバイトレジス
タ。 このレジスタには、対応するシステムメモリアドレスマ
ッピングウィンドウのエンドアドレスを決定するのに使
用した上位のアドレスビットが含まれている。
タ。 このレジスタには、対応するシステムメモリアドレスマ
ッピングウィンドウのエンドアドレスを決定するのに使
用した上位のアドレスビットが含まれている。
【0941】
【表250】 メモリウィンドウ0オフセットアドレスローバイトレジ
スタ。 このレジスタには、低位のアドレスビットが含まれてお
り、これらアドレスビットをシステムアドレスビットA
19−12に追加して、PCカード用のメモリアドレス
を発生する。
スタ。 このレジスタには、低位のアドレスビットが含まれてお
り、これらアドレスビットをシステムアドレスビットA
19−12に追加して、PCカード用のメモリアドレス
を発生する。
【0942】
【表251】 メモリウィンドウ0オフセットアドレスハイバイトレジ
スタ。 このレジスタには、上位のアドレスビットが含まれてお
り、これらビットをシステムアドレスビットA23−2
0に追加することによって、PCカード用のメモリアド
レスを発生する。対応するシステムメモリウィンドウ用
のPCカードメモリのソフトウェア書込プラクトが、こ
のレジスタによってコントロールされている。また、こ
のレジスタによって、対応するシステムメモリウィンド
ウを、PCカード内の属性メモリまたは共通メモリにマ
ッピングするかどうかをコントロールする。
スタ。 このレジスタには、上位のアドレスビットが含まれてお
り、これらビットをシステムアドレスビットA23−2
0に追加することによって、PCカード用のメモリアド
レスを発生する。対応するシステムメモリウィンドウ用
のPCカードメモリのソフトウェア書込プラクトが、こ
のレジスタによってコントロールされている。また、こ
のレジスタによって、対応するシステムメモリウィンド
ウを、PCカード内の属性メモリまたは共通メモリにマ
ッピングするかどうかをコントロールする。
【0943】
【表252】 コンフィギュレーションヘッダ。 PCUによって、PCI規定された64Kバイトヘッダ
をサポートする。確保されるかまたは、実行されていな
いレジスタからの読出しがゼロに戻る。 デバイス識別1レジスタ。 PCIアドレス(8):00 この32ビットレジスタには、デバイスおよびベンダI
Dが含まれている。
をサポートする。確保されるかまたは、実行されていな
いレジスタからの読出しがゼロに戻る。 デバイス識別1レジスタ。 PCIアドレス(8):00 この32ビットレジスタには、デバイスおよびベンダI
Dが含まれている。
【表253】 コマンダレジスタ。 PCIアドレス(8):04 この32ビットレジスタには、ステータスおよびコマン
ドフィールドが含まれている。
ドフィールドが含まれている。
【0944】
【表254】 デバイス識別2レジスタ。 PCIアドレス(8): PCIアドレス
(8):08 この32ビットレジスタには、クラスコードおよび改訂
フィールドが含まれている。
(8):08 この32ビットレジスタには、クラスコードおよび改訂
フィールドが含まれている。
【0945】
【表255】 汎用機能1レジスタ。 PCIアドレス(8):0C この32ビットレジスタには、BIST、ヘッダタイ
プ、ラテンシィタイプおよびキャッシュラインフィール
ドが含まれている。
プ、ラテンシィタイプおよびキャッシュラインフィール
ドが含まれている。
【表256】 ベースアドレスレジスタ0〜5。 PCIアドレス(8):10,14,18,1C,2
0,24。 これら32ビットレジスタがPCIによって提供され
て、I/O/メモリスぺースへのデバイスのソフトウェ
アによる再マッピングが可能となる。PCUはこの特徴
を実現しない。
0,24。 これら32ビットレジスタがPCIによって提供され
て、I/O/メモリスぺースへのデバイスのソフトウェ
アによる再マッピングが可能となる。PCUはこの特徴
を実現しない。
【0946】
【表257】 拡張ROMベースアドレスレジスタ。 PCIアドレス(8):30。 この32ビットレジスタは、PCIによって提供され
て、デバイス拡張ROMのソフトウェアによる再マッピ
ングが許容する。PCUは、この特徴を実現しない。
て、デバイス拡張ROMのソフトウェアによる再マッピ
ングが許容する。PCUは、この特徴を実現しない。
【表258】 汎用機能2レジスタ。 PCIアドレス(8):3C この32ビットレジスタには、MAX_LAT,MAX
_GNT、インターラプトピンおよびインターラプトラ
インフィールドが含まれている。
_GNT、インターラプトピンおよびインターラプトラ
インフィールドが含まれている。
【0947】
【表259】 PCIヘッダ確保用レジスタ。 PCIアドレス(8):28,2C,34,38 これら32ビットレジスタを、ハードワイヤー値0での
み読出す。拡張レジスタ。これら拡張レジスタは、PC
Iコンフィギュレーションスペス内においてのみアクセ
ス可能であり、これらを用いて特別な特徴をコントロー
ルする。初期化レジスタ。 このレジスタによって、デバイスI/Oアドレス処理お
よびソフトウェアのリセットをコントロールする。
み読出す。拡張レジスタ。これら拡張レジスタは、PC
Iコンフィギュレーションスペス内においてのみアクセ
ス可能であり、これらを用いて特別な特徴をコントロー
ルする。初期化レジスタ。 このレジスタによって、デバイスI/Oアドレス処理お
よびソフトウェアのリセットをコントロールする。
【0948】
【表260】 書込バッファコントロールレジスタ。 このレジスタによって、内部書込バッファをコントロー
ルする。
ルする。
【0949】
【表261】 汎用レジスタ。 このレジスタによって、ソケットPCカードリング表示
スピーカ、およびカード電圧検出をコントロールする。
スピーカ、およびカード電圧検出をコントロールする。
【0950】
【表262】 メモリウィンドウページレジスタ。 このレジスタには、8ビットのページ番号が含まれてお
り、これと、PCIアドレス信号AD31−24とをメ
モリサイクル中に比較する。ページビットP7−0がア
ドレス信号AD31−24に一致した場合には、PCU
メモリウィンドウデコードロジックをイネーブルする。
このことによって、メモリウィンドウを、システムアド
レススペースの最初の16Mバイトの上側に配置するこ
とができ、これによって、ISAバスの制限を克服でき
る。ページレジスタを利用することによって、プログラ
マは、PCMCIAメモリウィンドウを、256個の独
立した16Mバイトページのいずれかに配置でき、これ
らページによって4GバイトのPCIアドレススペース
を確立できる。
り、これと、PCIアドレス信号AD31−24とをメ
モリサイクル中に比較する。ページビットP7−0がア
ドレス信号AD31−24に一致した場合には、PCU
メモリウィンドウデコードロジックをイネーブルする。
このことによって、メモリウィンドウを、システムアド
レススペースの最初の16Mバイトの上側に配置するこ
とができ、これによって、ISAバスの制限を克服でき
る。ページレジスタを利用することによって、プログラ
マは、PCMCIAメモリウィンドウを、256個の独
立した16Mバイトページのいずれかに配置でき、これ
らページによって4GバイトのPCIアドレススペース
を確立できる。
【0951】
【表263】 PCMCIAサイクルタイミングを、コンパチブルメモ
リウィンドウおよびI/Oウィンドウレジスタ中のウェ
イトステート(待機状態)ビットによってコントロール
する。PCMCIAサイクル発生器は、PCIクロック
を用いて、正しいカードアドレスセットアップ/ホール
ド、およびPCMCIAコマンドアクティブ(ロー)イ
ンターバルを発生する。PCUをシステム内で、異なっ
たPCIクロック周波数で利用できるので、このPCM
CIAサイクル発生器は、サイクルタイミングを最適化
するために、最高PCIクロック周波数を認識する必要
がある。このような情報をサイクル発生器に通信するた
めに、TI初期化レジスタ内で実現される2つの追加の
レジスタビットが存在する。これらのビットTS1とT
S0を、最大クロック周波数に従ってソフトウェアでプ
ログラムする必要がある。
リウィンドウおよびI/Oウィンドウレジスタ中のウェ
イトステート(待機状態)ビットによってコントロール
する。PCMCIAサイクル発生器は、PCIクロック
を用いて、正しいカードアドレスセットアップ/ホール
ド、およびPCMCIAコマンドアクティブ(ロー)イ
ンターバルを発生する。PCUをシステム内で、異なっ
たPCIクロック周波数で利用できるので、このPCM
CIAサイクル発生器は、サイクルタイミングを最適化
するために、最高PCIクロック周波数を認識する必要
がある。このような情報をサイクル発生器に通信するた
めに、TI初期化レジスタ内で実現される2つの追加の
レジスタビットが存在する。これらのビットTS1とT
S0を、最大クロック周波数に従ってソフトウェアでプ
ログラムする必要がある。
【0952】PCMCIAアドレスセットアップおよび
ホールド回数は、ウエイトステートビットおよびPCI
クロック周波数ビットTS1,TS0の関数である。以
下の表は、I/Oおよびメモリサイクルに対して、PC
LKサイクルおよびナノ秒(ns)でのアドレスセット
アップ時間と、I/Oおよびメモリサイクルに対して、
PCKKサイクルおよびナノ秒でのコマンドアクティブ
時間、ならびにI/Oおよびメモリサイクルに対して、
PCLKサイクルおよびナノ秒でのアドレスホールド時
間を表わす。
ホールド回数は、ウエイトステートビットおよびPCI
クロック周波数ビットTS1,TS0の関数である。以
下の表は、I/Oおよびメモリサイクルに対して、PC
LKサイクルおよびナノ秒(ns)でのアドレスセット
アップ時間と、I/Oおよびメモリサイクルに対して、
PCKKサイクルおよびナノ秒でのコマンドアクティブ
時間、ならびにI/Oおよびメモリサイクルに対して、
PCLKサイクルおよびナノ秒でのアドレスホールド時
間を表わす。
【0953】
【表264】
【0954】
【表265】
【表266】
【0955】
【表267】
【表268】
【0956】上記の説明に関し、以下の項を開示する。 (1)クロック入力を有する中央処理ユニットと、クロ
ックパルスのクロック発生器と、クロック制御信号を供
給するための出力を有するロジック回路と、前記クロッ
クパルスが送られ、前記中央処理ユニットのクロック入
力に結合されたクロックゲート出力を有するクロックゲ
ートとを備え、該クロックゲートは前記クロック制御信
号に応答し、前記クロック制御信号が変化する1クロッ
クサイクル内に該クロックパルスが前記中央処理ユニッ
トに達することを防止するようになっているマイクロプ
ロセッサデバイス。 (2)前記クロック発生器は発振器と位相ロックループ
とを備え、該位相ロックループが前記クロックパルスの
ための出力を有する、前項(1)に記載のマイクロプロ
セッサデバイス。 (3)前記中央処理ユニットと、前記発振器および前記
位相ロックループを含む前記クロック発生器と、前記ロ
ジック回路と、前記クロックゲートとが、すべて単一の
集積回路上に製造されている、前項(2)記載のマイク
ロプロセッサデバイス。 (4)前記集積回路が前記発振器の出力からの外部接続
のための第1ターミナルおよび前記位相ロックループの
入力に結合された第2ターミナルを有し、前記第1ター
ミナルおよび第2ターミナルがチップ外で外部に結合さ
れていなければ、前記発振器の前記出力と前記位相ロッ
クループの前記入力とは電気的に分離される、前項
(3)記載のマイクロプロセッサデバイス。 (5)前記集積回路が前記発振器の出力からの外部接続
のための第1ターミナルを有し、前記デバイスが更に前
記発振器の前記出力と前記第1ターミナルとの間に介在
されたクロックゲートを含む、前項(3)記載のマイク
ロプロセッサデバイス。 (6)前記ロジック回路が前記クロックゲートを制御す
るよう結合された第2クロック制御信号のための第2出
力を有する、前項(5)記載のマイクロプロセッサデバ
イス。 (7)前記発振器が、該発振器のための別のクロック分
周出力を備えたクロック分周器を含み、前記クロックゲ
ートが前記発振器の出力および前記クロック分周出力の
双方のためのクロックバッファを備え、前記ロジック回
路が前記クロックゲート内の前記バッファの双方を同時
に制御するように送られる第2クロック制御信号を有す
る、前項(6)記載のマイクロプロセッサデバイス。 (8)前記集積回路が前記位相ロックループの入力に結
合された第2ターミナルを有し、前記第1ターミナルお
よび前記第2ターミナルはチップ外で外部に結合されて
いなければ、前記発振器の前記出力と前記位相ロックル
ープの前記入力とは電気的に分離される、前項(5)記
載のマイクロプロセッサデバイス。
ックパルスのクロック発生器と、クロック制御信号を供
給するための出力を有するロジック回路と、前記クロッ
クパルスが送られ、前記中央処理ユニットのクロック入
力に結合されたクロックゲート出力を有するクロックゲ
ートとを備え、該クロックゲートは前記クロック制御信
号に応答し、前記クロック制御信号が変化する1クロッ
クサイクル内に該クロックパルスが前記中央処理ユニッ
トに達することを防止するようになっているマイクロプ
ロセッサデバイス。 (2)前記クロック発生器は発振器と位相ロックループ
とを備え、該位相ロックループが前記クロックパルスの
ための出力を有する、前項(1)に記載のマイクロプロ
セッサデバイス。 (3)前記中央処理ユニットと、前記発振器および前記
位相ロックループを含む前記クロック発生器と、前記ロ
ジック回路と、前記クロックゲートとが、すべて単一の
集積回路上に製造されている、前項(2)記載のマイク
ロプロセッサデバイス。 (4)前記集積回路が前記発振器の出力からの外部接続
のための第1ターミナルおよび前記位相ロックループの
入力に結合された第2ターミナルを有し、前記第1ター
ミナルおよび第2ターミナルがチップ外で外部に結合さ
れていなければ、前記発振器の前記出力と前記位相ロッ
クループの前記入力とは電気的に分離される、前項
(3)記載のマイクロプロセッサデバイス。 (5)前記集積回路が前記発振器の出力からの外部接続
のための第1ターミナルを有し、前記デバイスが更に前
記発振器の前記出力と前記第1ターミナルとの間に介在
されたクロックゲートを含む、前項(3)記載のマイク
ロプロセッサデバイス。 (6)前記ロジック回路が前記クロックゲートを制御す
るよう結合された第2クロック制御信号のための第2出
力を有する、前項(5)記載のマイクロプロセッサデバ
イス。 (7)前記発振器が、該発振器のための別のクロック分
周出力を備えたクロック分周器を含み、前記クロックゲ
ートが前記発振器の出力および前記クロック分周出力の
双方のためのクロックバッファを備え、前記ロジック回
路が前記クロックゲート内の前記バッファの双方を同時
に制御するように送られる第2クロック制御信号を有す
る、前項(6)記載のマイクロプロセッサデバイス。 (8)前記集積回路が前記位相ロックループの入力に結
合された第2ターミナルを有し、前記第1ターミナルお
よび前記第2ターミナルはチップ外で外部に結合されて
いなければ、前記発振器の前記出力と前記位相ロックル
ープの前記入力とは電気的に分離される、前項(5)記
載のマイクロプロセッサデバイス。
【0957】(9)CPUコアサスペンド制御出力を供
給するよう、マスククロック入力とサスペンド入力とレ
ジューム入力と更にインターラプト無効入力とに応答自
在な第1ロジック回路と、インターラプトが生じた時、
前記インターラプト無効入力を供給してCPUコアサス
ペンドを解除するようイネーブリングレジスタビットと
少なくとも1つのインターラプト入力とクロック信号と
に応答する第2ロジック回路とを備えたクロック制御回
路。 (10)メモリコントローラ用停止出力を供給するよ
う、サスペンド入力に応答し、更に発振器停止出力を供
給してクロック信号を停止させるよう、前記メモリコン
トローラからの停止アクノレッジ入力に応答する第3ロ
ジック回路を更に含む、前項(9)記載のクロック制御
回路。 (11)前記第2ロジック回路が更にソフトウェアの介
入と独立してマスククロックアクティビティにより直接
CPUコアのサスペンドを解除するよう、マスククロッ
ク入力に応答する、前項(9)記載のクロック制御回
路。 (12)発振器停止出力を供給し、クロック信号を停止
し、その後、停止状態を解除するようにサスペンド入力
の変化に応答する第3ロジック回路と、所定の数のサイ
クルのクロック信号が生じた後にレジューム信号を供給
するよう、第3ロジック回路の停止の解除に応答してス
タートされるクロックパルスカウンタ回路とを更に含
む、前項(9)記載のクロック制御回路。
給するよう、マスククロック入力とサスペンド入力とレ
ジューム入力と更にインターラプト無効入力とに応答自
在な第1ロジック回路と、インターラプトが生じた時、
前記インターラプト無効入力を供給してCPUコアサス
ペンドを解除するようイネーブリングレジスタビットと
少なくとも1つのインターラプト入力とクロック信号と
に応答する第2ロジック回路とを備えたクロック制御回
路。 (10)メモリコントローラ用停止出力を供給するよ
う、サスペンド入力に応答し、更に発振器停止出力を供
給してクロック信号を停止させるよう、前記メモリコン
トローラからの停止アクノレッジ入力に応答する第3ロ
ジック回路を更に含む、前項(9)記載のクロック制御
回路。 (11)前記第2ロジック回路が更にソフトウェアの介
入と独立してマスククロックアクティビティにより直接
CPUコアのサスペンドを解除するよう、マスククロッ
ク入力に応答する、前項(9)記載のクロック制御回
路。 (12)発振器停止出力を供給し、クロック信号を停止
し、その後、停止状態を解除するようにサスペンド入力
の変化に応答する第3ロジック回路と、所定の数のサイ
クルのクロック信号が生じた後にレジューム信号を供給
するよう、第3ロジック回路の停止の解除に応答してス
タートされるクロックパルスカウンタ回路とを更に含
む、前項(9)記載のクロック制御回路。
【0958】(13)シングルチップマイクロプロセッ
サユニット(MPU)と、該MPUにマスククロック信
号を供給する、前記MPUの外部に設けられた周辺処理
ユニット(PPU)とを含み、前記MPUは、クロック
入力を有する中央処理ユニットと、発振器および位相ロ
ックループを有するクロック発生器とを含み、前記位相
ロックループはクロックパルスのための出力を有し、前
記単一チップのMPUは前記発振器の出力からの、外部
接続のための第1ターミナルおよび前記位相ロックルー
プの入力に結合された第2ターミナルを有し、前記発振
器の前記入力および前記位相ロックループの前記入力が
チップ外で電気的に分離されているが、前記第1ターミ
ナルおよび第2ターミナルはチップ外で外部にバッファ
結合されており、前記MPUは更に、クロック制御信号
を供給するための出力を有する前記マスククロック信号
に応答するロジック回路と、前記クロックパルスが供給
され、前記中央処理ユニットのクロック入力に結合され
たクロックゲート出力を有するクロックゲートとを含
み、該クロックゲートは前記クロック制御信号の変化の
1クロックサイクル内に前記クロックパルスが前記中央
処理ユニットに達するのを防止するよう、前記クロック
制御信号に応答するようになっているコンピュータシス
テム。 (14)前記MPUは更に第2ロジック回路を含み、該
第2ロジック回路はインターラプトが生じた時、前記イ
ンターラプト無効入力を供給してCPUコアのサスペン
ドを解除するように、イネーブリングレジスタビットと
少なくとも1つのインターラプト入力と、クロック信号
とに応答するようになっている、前項(13)記載のコ
ンピュータシステム。 (15)前記MPUは更に停止入力および停止アクノレ
ッジ出力を有するメモリコントローラおよび別のロジッ
ク回路を更に含み、該別のロジック回路は前記メモリコ
ントローラのための停止出力を供給するようサスペンド
入力に応答し、更に発振器停止出力を供給してクロック
信号を停止するよう、前記メモリコントローラからの停
止アクノレッジに応答する、前項(14)記載のコンピ
ュータシステム。 (16)前記第2ロジック回路が更にソフトウェアの介
入と独立してマスククロックアクティビティにより直接
CPUコアのサスペンドを解除するよう、マスククロッ
ク入力に応答する、前項(14)記載のコンピュータシ
ステム。 (17)前記MPUからのクロックバッファユニットオ
フチップを含み、該クロックバッファユニットは第1タ
ーミナルに接続された入力と、前記第2ターミナルに結
合された第1出力および前記PPUへのクロック入力と
して前記PPUに結合された第2出力を含む出力を有
し、よってクロックスキューを減少する、前項(13)
記載のコンピュータシステム。
サユニット(MPU)と、該MPUにマスククロック信
号を供給する、前記MPUの外部に設けられた周辺処理
ユニット(PPU)とを含み、前記MPUは、クロック
入力を有する中央処理ユニットと、発振器および位相ロ
ックループを有するクロック発生器とを含み、前記位相
ロックループはクロックパルスのための出力を有し、前
記単一チップのMPUは前記発振器の出力からの、外部
接続のための第1ターミナルおよび前記位相ロックルー
プの入力に結合された第2ターミナルを有し、前記発振
器の前記入力および前記位相ロックループの前記入力が
チップ外で電気的に分離されているが、前記第1ターミ
ナルおよび第2ターミナルはチップ外で外部にバッファ
結合されており、前記MPUは更に、クロック制御信号
を供給するための出力を有する前記マスククロック信号
に応答するロジック回路と、前記クロックパルスが供給
され、前記中央処理ユニットのクロック入力に結合され
たクロックゲート出力を有するクロックゲートとを含
み、該クロックゲートは前記クロック制御信号の変化の
1クロックサイクル内に前記クロックパルスが前記中央
処理ユニットに達するのを防止するよう、前記クロック
制御信号に応答するようになっているコンピュータシス
テム。 (14)前記MPUは更に第2ロジック回路を含み、該
第2ロジック回路はインターラプトが生じた時、前記イ
ンターラプト無効入力を供給してCPUコアのサスペン
ドを解除するように、イネーブリングレジスタビットと
少なくとも1つのインターラプト入力と、クロック信号
とに応答するようになっている、前項(13)記載のコ
ンピュータシステム。 (15)前記MPUは更に停止入力および停止アクノレ
ッジ出力を有するメモリコントローラおよび別のロジッ
ク回路を更に含み、該別のロジック回路は前記メモリコ
ントローラのための停止出力を供給するようサスペンド
入力に応答し、更に発振器停止出力を供給してクロック
信号を停止するよう、前記メモリコントローラからの停
止アクノレッジに応答する、前項(14)記載のコンピ
ュータシステム。 (16)前記第2ロジック回路が更にソフトウェアの介
入と独立してマスククロックアクティビティにより直接
CPUコアのサスペンドを解除するよう、マスククロッ
ク入力に応答する、前項(14)記載のコンピュータシ
ステム。 (17)前記MPUからのクロックバッファユニットオ
フチップを含み、該クロックバッファユニットは第1タ
ーミナルに接続された入力と、前記第2ターミナルに結
合された第1出力および前記PPUへのクロック入力と
して前記PPUに結合された第2出力を含む出力を有
し、よってクロックスキューを減少する、前項(13)
記載のコンピュータシステム。
【0959】(18)複数の集積回路チップを有するコ
ンピュータシステムをオペレートする方法であって、第
1チップにて第1クロックパルスを発生する工程と、前
記第1チップのチップ外で前記第1クロックパルスを送
り、バッファ化する工程と、前記システム内の少なくと
も1つの別のチップのみならず、前記第1チップにもバ
ッファ化されたクロックパルスを供給する工程と、CP
Uクロックを発生するよう、前記第1チップに送り戻さ
れた前記バッファ化されたクロックパルスを前記第1チ
ップ内でクロックを逓倍する工程と、前記CPUクロッ
クを前記システム内の別のチップからのマスククロック
パルスでゲート制御する工程とを備えた、コンピュータ
システムをオペレートする方法。
ンピュータシステムをオペレートする方法であって、第
1チップにて第1クロックパルスを発生する工程と、前
記第1チップのチップ外で前記第1クロックパルスを送
り、バッファ化する工程と、前記システム内の少なくと
も1つの別のチップのみならず、前記第1チップにもバ
ッファ化されたクロックパルスを供給する工程と、CP
Uクロックを発生するよう、前記第1チップに送り戻さ
れた前記バッファ化されたクロックパルスを前記第1チ
ップ内でクロックを逓倍する工程と、前記CPUクロッ
クを前記システム内の別のチップからのマスククロック
パルスでゲート制御する工程とを備えた、コンピュータ
システムをオペレートする方法。
【0960】(19)マイクロプロセッサデバイス(1
02)はクロック入力を有する中央処理ユニット(70
2)と、クロックパルスのクロック発生器(OSC、P
LL)と、クロック制御信号(SUSP)を供給するた
めの出力を有するロジック回路(708)と、中央処理
ユニットのクロック入力に結合されたクロックゲート出
力(CPU CLK)を有し、クロックパルスが供給さ
れるクロックゲート(3610)を含む。クロックゲー
ト(3610)はクロック制御信号(SUSP)に応答
し、前記クロック制御信号の変化の1クロックサイクル
内に前記クロックパルス(CPU CLK)が中央処理
ユニットに達するのを防止するよう作動する。その他の
デバイス、システムおよび方法も開示されている。
02)はクロック入力を有する中央処理ユニット(70
2)と、クロックパルスのクロック発生器(OSC、P
LL)と、クロック制御信号(SUSP)を供給するた
めの出力を有するロジック回路(708)と、中央処理
ユニットのクロック入力に結合されたクロックゲート出
力(CPU CLK)を有し、クロックパルスが供給さ
れるクロックゲート(3610)を含む。クロックゲー
ト(3610)はクロック制御信号(SUSP)に応答
し、前記クロック制御信号の変化の1クロックサイクル
内に前記クロックパルス(CPU CLK)が中央処理
ユニットに達するのを防止するよう作動する。その他の
デバイス、システムおよび方法も開示されている。
【0961】注意:テキサスインスツルメンツ社の著作
権(1994年)について 本特許明細書の開示の一部には著作権およびマスクワー
ク保護の対象となる内容が含まれている。この著作権お
よびマスクワークの所有者は米国特許庁のファイルおよ
び記録にある特許明細書または特許開示を他人がコピー
することに意義を申し立てるものではないが、これら著
作権およびマスクワークの権利をすべて留保するもので
ある。
権(1994年)について 本特許明細書の開示の一部には著作権およびマスクワー
ク保護の対象となる内容が含まれている。この著作権お
よびマスクワークの所有者は米国特許庁のファイルおよ
び記録にある特許明細書または特許開示を他人がコピー
することに意義を申し立てるものではないが、これら著
作権およびマスクワークの権利をすべて留保するもので
ある。
【図1】組み合わせたシステムとなるように、2つのノ
ートブックコンピュータのうちの一方をドッキングステ
ーションに挿入した状態を示す、2つのノートブックコ
ンピュータの実施例の図である。
ートブックコンピュータのうちの一方をドッキングステ
ーションに挿入した状態を示す、2つのノートブックコ
ンピュータの実施例の図である。
【図2】Aは図1のノートブックとドッキングステーシ
ョンとを組み合わせたシステムの右側面図である。Bは
組み合わせたシステムの平面図である。Cは組み合わせ
たシステムの側背面図である。
ョンとを組み合わせたシステムの右側面図である。Bは
組み合わせたシステムの平面図である。Cは組み合わせ
たシステムの側背面図である。
【図3】改良されたノートブックコンピュータと、その
ノートブックコンピュータシステムを接続するドッキン
グステーションとの、図1の組み合わせシステムの電気
ブロック図である。
ノートブックコンピュータシステムを接続するドッキン
グステーションとの、図1の組み合わせシステムの電気
ブロック図である。
【図4】デスクトップ、ノートブックコンピュータおよ
びドッキングステーション用の改良されたコンピュータ
システムの別の実施例の電気ブロック図である。
びドッキングステーション用の改良されたコンピュータ
システムの別の実施例の電気ブロック図である。
【図5】MPUおよびPCUを示す、図3および図4の
システムを含む実施例で使用するための好ましい実施例
の電子コンピュータシステムの一部を略図にし、一部を
ブロック図にした、より詳細な回路図である。
システムを含む実施例で使用するための好ましい実施例
の電子コンピュータシステムの一部を略図にし、一部を
ブロック図にした、より詳細な回路図である。
【図6】PPUおよび周辺機器を示す、図3および図4
のシステムを含む実施例で使用するための好ましい実施
例の電子コンピュータシステムの一部を略図にし、一部
をブロック図にした、より詳細な回路図である。
のシステムを含む実施例で使用するための好ましい実施
例の電子コンピュータシステムの一部を略図にし、一部
をブロック図にした、より詳細な回路図である。
【図7】ディスプレイおよびその他要素を示す、図3お
よび図4のシステムを含む実施例で使用するための好ま
しい実施例の電子コンピュータシステムの一部を略図に
し、一部をブロック図にした、より詳細な回路図であ
る。
よび図4のシステムを含む実施例で使用するための好ま
しい実施例の電子コンピュータシステムの一部を略図に
し、一部をブロック図にした、より詳細な回路図であ
る。
【図8】図5〜7のコンピュータシステムのプリント配
線ボードおよび電子部品を有する、好ましい実施例の装
置の平面図である。
線ボードおよび電子部品を有する、好ましい実施例の装
置の平面図である。
【図9】図9は、図5〜7のシステムのためのマイクロ
プロセッサユニット(MPU)デバイスのブロック図で
ある。
プロセッサユニット(MPU)デバイスのブロック図で
ある。
【図10】図9のマイクロプロセッサユニットを構成す
るための改良された空間形状を備えた集積回路の平面図
である。
るための改良された空間形状を備えた集積回路の平面図
である。
【図11】図5〜7のシステム内のPPUを構成するた
めの周辺処理ユニット(PPU)デバイスのブロック図
である。
めの周辺処理ユニット(PPU)デバイスのブロック図
である。
【図12】図11の周辺処理ユニットを構成するための
改良された空間形状を備えた集積回路の平面図である。
改良された空間形状を備えた集積回路の平面図である。
【図13】デスクトップおよびその他用途のための改善
されたコンピュータシステムの別の実施例の電気ブロッ
ク図である。
されたコンピュータシステムの別の実施例の電気ブロッ
ク図である。
【図14】図11の実施例のためのバスインターフェー
スブロックのより詳細なブロック図である。
スブロックのより詳細なブロック図である。
【図15】図11および14の回路の実施例に関連する
DMA(ダイレクトメモリアクセス)回路のより詳細な
ブロック図である。
DMA(ダイレクトメモリアクセス)回路のより詳細な
ブロック図である。
【図16】図11のPPUとBIOSフラッシュメモリ
とを接続する改良されたBIOSアドレス指定回路のブ
ロック図である。
とを接続する改良されたBIOSアドレス指定回路のブ
ロック図である。
【図17】図5〜7のシステム実施例におけるBIOS
ROM、KBC(キーボードコントローラ)、アドオン
チップおよびIDEハードディスクドライブと、図11
のPPUの相互接続のブロック図である。
ROM、KBC(キーボードコントローラ)、アドオン
チップおよびIDEハードディスクドライブと、図11
のPPUの相互接続のブロック図である。
【図18】図5〜7のシステムのための挿入可能なカー
ドを受け入れるための周辺制御ユニット(PCU)デバ
イス実施例のブロック図である。
ドを受け入れるための周辺制御ユニット(PCU)デバ
イス実施例のブロック図である。
【図19】図18の周辺制御ユニットを構成するための
改善された空間形状を備えた集積回路の平面図である。
改善された空間形状を備えた集積回路の平面図である。
【図20】図5〜7のシステム実施例におけるMPU、
PCU、PPU、電源、ディスプレイ回路と周辺機器と
の間の選択されたパワーおよび制御相互接続のブロック
図である。
PCU、PPU、電源、ディスプレイ回路と周辺機器と
の間の選択されたパワーおよび制御相互接続のブロック
図である。
【図21】種々の回路実施例におけるON/OFFおよ
びSUSPEND/RESUMEボタン回路、ドッキン
グステーションコネクタ回路および電源に接続するPP
U回路実施例の一部をブロック図とし、一部を略図とし
た図である。
びSUSPEND/RESUMEボタン回路、ドッキン
グステーションコネクタ回路および電源に接続するPP
U回路実施例の一部をブロック図とし、一部を略図とし
た図である。
【図22】図11のPPUで使用するためのパワーマネ
ジメント回路実施例の部分290Bのブロック図であ
る。
ジメント回路実施例の部分290Bのブロック図であ
る。
【図23】図22のパワーマネジメントシステムのみな
らず、このシステムのための回路および作動方法の好ま
しい実施例におけるパワーマネジメントステートの状態
遷移図である。
らず、このシステムのための回路および作動方法の好ま
しい実施例におけるパワーマネジメントステートの状態
遷移図である。
【図24】図11のPPUにおけるパワーマネジメント
回路実施例の別の部分920Aのブロック図である。
回路実施例の別の部分920Aのブロック図である。
【図25】図24におけるタイマーブロック2350の
一部略図、一部ブロック図である。
一部略図、一部ブロック図である。
【図26】図25のタイマーの一部で使用するための非
線形タイマー実施例の一部略図、一部ブロック図であ
る。
線形タイマー実施例の一部略図、一部ブロック図であ
る。
【図27】図5、9、33および36のMPU内のクロ
ック回路に接続された図23内のマスククロック発生器
2340の実施例の一部略図、および一部ブロック図と
波形図である。
ック回路に接続された図23内のマスククロック発生器
2340の実施例の一部略図、および一部ブロック図と
波形図である。
【図28】図24のシステムマネジメントインターラプ
ト回路2370の実施例の一部略図、一部ブロック図で
ある。
ト回路2370の実施例の一部略図、一部ブロック図で
ある。
【図29】改善された作動方法を示し、更に図28のS
MI回路の作動を説明するクロック信号および制御信号
の波形図である。
MI回路の作動を説明するクロック信号および制御信号
の波形図である。
【図30】改善された作動方法を示し、更に図28のS
MI回路の作動を説明するクロック信号および制御信号
の別の波形図である。
MI回路の作動を説明するクロック信号および制御信号
の別の波形図である。
【図31】図5〜7のコンピュータシステム実施例に関
連した図31、28、33および34の分散パワーマネ
ジメントシステムの実施例を形成するよう、図11のP
PUおよび図9のMPUに相互接続された図18のPC
U内のシステムマネジメントインターラプト回路162
0の一部略図、一部ブロック図である。
連した図31、28、33および34の分散パワーマネ
ジメントシステムの実施例を形成するよう、図11のP
PUおよび図9のMPUに相互接続された図18のPC
U内のシステムマネジメントインターラプト回路162
0の一部略図、一部ブロック図である。
【図32】図5のMPU内の図34の回路内のクロック
信号および制御信号の波形および作動プロセス図であ
る。
信号および制御信号の波形および作動プロセス図であ
る。
【図33】図32および34の信号が供給されるMPU
内のパワーマネジメント回路実施例の略図である。
内のパワーマネジメント回路実施例の略図である。
【図34】図33の回路にレジューム信号を供給するた
めのMPU内のパワーマネジメント回路実施例の別の略
図である。
めのMPU内のパワーマネジメント回路実施例の別の略
図である。
【図35】図33の回路内の所定の信号波形図および作
動プロセス図である。
動プロセス図である。
【図36】図5のMPUのブロックおよび制御回路実施
例の一部ブロック、一部略図である。
例の一部ブロック、一部略図である。
【図37】図5〜7のシステム実施例における周波数を
決定する水晶発振子の接続およびクロックラインのブロ
ック図である。
決定する水晶発振子の接続およびクロックラインのブロ
ック図である。
【図38】図5〜7のシステム実施例を詳細にするよ
う、MPUに出力が接続された、PPU内のインターラ
プトルーティング回路に接続された1つ以上のPCUを
使用するインターラプトルーティングシステムを示すブ
ロック図である。
う、MPUに出力が接続された、PPU内のインターラ
プトルーティング回路に接続された1つ以上のPCUを
使用するインターラプトルーティングシステムを示すブ
ロック図である。
【図39】図38の回路における所定の信号の波形図お
よび作動プロセス図である。
よび作動プロセス図である。
【図40】アービットレーションにおいて、フェアロー
テーションをするための作動プロセス図である。
テーションをするための作動プロセス図である。
【図41】図11のPPUアービッタ906によるアー
ビットレーションのためのより詳細なプロセス図であ
る。
ビットレーションのためのより詳細なプロセス図であ
る。
【図42】図11のPPUのパラレルポート938の実
施例を備えた高速内部PPUバス904のより詳細なブ
ロック図である。
施例を備えた高速内部PPUバス904のより詳細なブ
ロック図である。
【図43】図38のPPUにおけるインターラプトルー
ティング回路のより詳細なブロック図である。
ティング回路のより詳細なブロック図である。
【図44】図43の各インターラプトコントローラブロ
ックのより詳細なブロック図である。
ックのより詳細なブロック図である。
【図45】図5〜7の好ましい実施例のシステムのプロ
セスまたは作動方法のフロー図である。
セスまたは作動方法のフロー図である。
【図46】図5〜7の好ましい実施例のシステムにおけ
る図27のTONTOFFレジスタのパワーマネジメン
ト調節のためのプロセスまたは作動方法のフロー図であ
る。
る図27のTONTOFFレジスタのパワーマネジメン
ト調節のためのプロセスまたは作動方法のフロー図であ
る。
【図47】図25の実施例の別のシステムアクティビテ
ィタイマーの実施例のブロック図である。
ィタイマーの実施例のブロック図である。
【図48】図28のSMI回路実施例で使用するための
キーボードポーリングモニタ回路実施例のブロック図で
ある。
キーボードポーリングモニタ回路実施例のブロック図で
ある。
【図49】適応型CPUクロック制御システムおよびパ
ワーマネジメント方法のブロック図である。
ワーマネジメント方法のブロック図である。
【図50】システム環境検出回路の略図である。
【図51】図5〜7のシステムのための電源接続のブロ
ック図である。
ック図である。
【図52】図6、8、20および21のシステムにおけ
る電源回路の一部ブロック図、一部略図である。
る電源回路の一部ブロック図、一部略図である。
【図53】図6のFPGA128で実現するための温度
検出制御回路実施例のブロック図である。
検出制御回路実施例のブロック図である。
【図54】図6のFPGA128で実現するための別の
温度検出制御回路実施例のブロック図である。
温度検出制御回路実施例のブロック図である。
【図55】図6、11、12および20〜22にも示さ
れている、PPUの異なる電圧領域の間の境界における
パワー散逸を低減するための回路実施例の略図である。
れている、PPUの異なる電圧領域の間の境界における
パワー散逸を低減するための回路実施例の略図である。
【図56】MPUおよびPPUに使用される208ピン
のPQFPパッケージのためのピンの図であり、ピン割
り当ては詳細な説明に作表されている。
のPQFPパッケージのためのピンの図であり、ピン割
り当ては詳細な説明に作表されている。
【図57】カードインターフェースMCUに使用され、
MCUの作動領域に関連する208ピンのPQFPパッ
ケージのためのピンの図であり、ピン割り当ては詳細な
説明に作表されている。
MCUの作動領域に関連する208ピンのPQFPパッ
ケージのためのピンの図であり、ピン割り当ては詳細な
説明に作表されている。
【図58】図5〜7および図8のための好ましいシステ
ム実施例を決定するための方法における、あるシーケン
スのコスト関数グラフを示す図である。
ム実施例を決定するための方法における、あるシーケン
スのコスト関数グラフを示す図である。
【図59】図6のPPUおよびキーボードコントローラ
の改良されたシステムの組み合わせのためのスヌーピン
グ実施例である。
の改良されたシステムの組み合わせのためのスヌーピン
グ実施例である。
【図60】図11のPPUにおけるオーディオ出力のタ
イマー制御用のオーディオ回路実施例である。
イマー制御用のオーディオ回路実施例である。
【図61】ボードの異なるセグメントへ異なる電源電圧
を選択的に供給するための、図8のプリント回路ボード
におけるセグメント化されたパワー導体平面の平面図で
ある。
を選択的に供給するための、図8のプリント回路ボード
におけるセグメント化されたパワー導体平面の平面図で
ある。
【図62】図5〜7のシステムのパワーマネジメント回
路に接続するための、図61のセグメント化されたパワ
ー導体平面における、セグメントに接続された電流セン
サの電気略図である。
路に接続するための、図61のセグメント化されたパワ
ー導体平面における、セグメントに接続された電流セン
サの電気略図である。
【図63】図21で使用するためのパワー回路の別の実
施例である。
施例である。
【図64】図3のドッキングステーション実施例におけ
るバスインターフェース回路実施例のブロック図であ
る。
るバスインターフェース回路実施例のブロック図であ
る。
【図65】図3のドッキングステーション実施例におけ
る別のバスインターフェース回路実施例のブロック図で
ある。
る別のバスインターフェース回路実施例のブロック図で
ある。
【図66】図55により上で説明した別のデュアルVC
C電力低減回路の略図である。
C電力低減回路の略図である。
【図67】ビデオテレ会議能力およびバッテリープラッ
トフォームを備えた2つのワイヤレスノートブックコン
ピュータの図である。
トフォームを備えた2つのワイヤレスノートブックコン
ピュータの図である。
【図68】バッテリープラットフォームへの接続部を示
す、一部を図にした略図と、図67のノートブックの各
々のブロック図である。
す、一部を図にした略図と、図67のノートブックの各
々のブロック図である。
【図69】ノートブックコンピュータとドッキングステ
ーションのシステムのための別の回路および接続部のブ
ロック図である。
ーションのシステムのための別の回路および接続部のブ
ロック図である。
【図70】図69のシステムで使用されるサイドバンド
信号化回路および方法のより詳細なブロック図である。
信号化回路および方法のより詳細なブロック図である。
【図71】図70のサイドバンド信号化回路および方法
の異なる作動係数に対する一組の波形図である。
の異なる作動係数に対する一組の波形図である。
102 マイクロプロセッサデバイス 702 中央処理ユニット 708 ロジック回路 3610 クロックゲート OSC,PLL クロック発生器 SUSP クロック制御信号 CPU CLK クロックゲート出力
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月23日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図5】
【図39】
【図56】
【図3】
【図4】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図16】
【図29】
【図51】
【図57】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図30】
【図32】
【図28】
【図31】
【図35】
【図37】
【図33】
【図34】
【図40】
【図41】
【図49】
【図36】
【図43】
【図44】
【図45】
【図48】
【図60】
【図38】
【図42】
【図46】
【図65】
【図47】
【図50】
【図52】
【図53】
【図54】
【図59】
【図55】
【図58】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図66】
【図67】
【図69】
【図68】
【図70】
【図71】
フロントページの続き (72)発明者 イアン チェン アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン, ストーニーブルック 1809,アパートメン ト ナンバー 105 (72)発明者 ジョセフ ジョウ アメリカ合衆国テキサス州プラノ,レイク ストリーム1109 (72)発明者 高橋 豊 神奈川県横浜市泉区泉町4399−1
Claims (2)
- 【請求項1】 クロック入力を有する中央処理ユニット
と、 クロックパルスのクロック発生器と、 クロック制御信号を供給するための出力を有するロジッ
ク回路と、 前記クロックパルスが送られ、前記中央処理ユニットの
クロック入力に結合されたクロックゲート出力を有する
クロックゲートとを備え、該クロックゲートは前記クロ
ック制御に応答し、前記クロック制御信号が変化する1
クロックサイクル内に該クロックパルスが前記中央処理
ユニットに達することを防止することになっているマイ
クロプロセッサデバイス。 - 【請求項2】 複数の回路チップを有するコンピュータ
システムをオペレートする方法であって、 第1チップにて第1クロックパルスを発生する工程と、 前記第1チップのチップ外で前記第1クロックパルスを
送り、バッファ化する工程と、 前記システム内の少なくとも1つの別のチップのみなら
ず、前記第1チップにもバッファ化されたクロックパル
スを供給する工程と、 CPUクロックを発生するよう、前記第1チップに送り
戻された前記バッファ化されたクロックパルスを、前記
第1チップ内でクロック逓倍する工程と、 前記CPUクロックを前記システム内の別のチップから
のマスククロックパルスでゲート制御する工程を備え
た、コンピュータシステムをオペレートする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US363198 | 1994-12-22 | ||
US08/363,198 US5754837A (en) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | Clock control circuits, systems and methods |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09114539A true JPH09114539A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=23429240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7355051A Pending JPH09114539A (ja) | 1994-12-22 | 1995-12-22 | クロック制御回路、システムおよび方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US5754837A (ja) |
EP (1) | EP0718747B1 (ja) |
JP (1) | JPH09114539A (ja) |
DE (1) | DE69530663D1 (ja) |
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