JP5036056B2 - タイマユニット回路及びその使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロコントローラに関し、特に、マイクロコントローラが備えるタイマユニット回路に関する。
マイクロコントローラは、多様な製品に採用されている。これらマイクロコントローラについては、ハードウエア構成を可能な限り共通化することでコストを抑制しながら、ROM(Read Only Memory)に記憶された制御プログラムに基づいて制御を実行することで多様な制御に対応してきた。
しかし、マイクロコントローラが備えるタイマユニット回路については、要求される制御、例えばモータのインバータ制御、に対応して専用品が設計されていた。そのため、マイクロコントローラの開発コストを抑制することが困難であった。
図1は、特許文献1に開示されたモータ制御用マイクロコントローラを示す。マイクロコントローラは、タイマBと、ワンショットパルスタイマA0〜A2と、タイマC0〜C2と、トグルフリップフロップTFF0〜TFF2と、D−フリップフロップDFF01〜DFF22と、ナンド回路NAND01〜NAND22と、出力停止レジスタSTR0〜STR2と、オア回路OR、OR01〜OR22と、出力極性設定バッファBF0〜BF2と、アンド回路AND01〜AND22と、フリップフロップFFとを具備する。オア回路ORには、インタラプト信号INTOと、リセッット信号REとが入力される。
マイクロコントローラは、3相モータを制御するために、U相信号、Uバー相信号、V相信号、Vバー相信号、W相信号、Wバー相信号を出力する。タイマBは、PWM(Pulse Width Modulation)のキャリア周波数に対応する信号を発生する。ワンショットパルスタイマA0〜A2は、3相のパルス幅を決定する。タイマC0〜C2は、3相における上下アーム短絡防止時間(デッドタイム)を決定する。このマイクロコントローラにおいては、各タイマの役割が固定されている。
出力停止レジスタSTR0〜STR2を設定することで、マイクロコントローラは2相運転モードの制御を実行可能である。
特許文献2は、3相インバータモータの制御に使用されるモータ制御装置を開示している。
特開平5−115193号公報 特開平10−323084号公報
本発明者の検討によると、汎用性の高いタイマユニット回路が望まれている。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
タイマユニット回路(3)は、第1選択回路(101、123、145、167)と、第1チャネル(401、423、445、467)とを具備する。第1チャネルは、第1カウンタ回路(20、22、24、26)と、第2カウンタ回路(21、23、25、27)と、第1出力回路(301、323、345、367)とを備える。第1カウンタ回路は、第1トリガ信号(START0、START2、START4、START6)に基づいて第1クロック信号(CLOCK0、CLOCK2、CLOCK4、CLOCK6)に同期したカウント動作を実行する第1カウンタ(201、221、241、261)と、第1カウンタがカウント動作を実行する際のカウント開始値を保持する第1データレジスタ(202、222、242、262)とを備える。第2カウンタ回路は、第2トリガ信号(START1、START3、START5、START7)に基づいて第2クロック信号(CLOCK1、CLOCK3、CLOCK5、CLOCK7)に同期したカウント動作を実行する第2カウンタ(211、231、251、271)と、第2カウンタがカウント動作を実行する際のカウント開始値を保持する第2データレジスタ(212、232、252、272)とを備える。第1選択回路は、第1信号を第1トリガ信号として選択し、第2信号を第1クロック信号として選択し、第3信号を第2トリガ信号として選択し、第4信号を第2クロック信号として選択する。第1出力回路は、第1出力モードと第2出力モードをとる。第1出力モードにおいて、第1出力回路は、第1カウンタ回路が第1カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第1カウンタ回路出力信号(TCOUT0、TCOUT2、TCOUT4、TCOUT6)と第2カウンタ回路が第2カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第2カウンタ回路出力信号(TCOUT1、TCOUT3、TCOUT5、TCOUT7)との両方に基づいて、正相のPWM波形を示す第1出力モード第1出力信号(TOUT0、TOUT2、TOUT4、TOUT6)と逆相のPWM波形を示す第1出力モード第2出力信号(TOUT1、TOUT3、TOUT5、TOUT7)を出力する。第2出力モードにおいて、第1出力回路は、第1カウンタ回路出力信号及び第2カウンタ回路出力信号のいずれか一方に基づき他方に基づかない第2出力モード第1出力信号(TOUT0〜TOUT7)を出力する。
タイマユニット回路の使用方法は、第1信号を第1トリガ信号(START0、START2、START4、START6)として選択するステップと、第2信号を第1クロック信号(CLOCK0、CLOCK2、CLOCK4、CLOCK6)として選択するステップと、第3信号を第2トリガ信号(START1、START3、START5、START7)として選択するステップと、第4信号を第2クロック信号(CLOCK1、CLOCK3、CLOCK5、CLOCK7)として選択するステップと、第1出力回路(301、323、345、367)の出力モードとして、第1出力モード及び第2出力モードの一方を選択するステップとを具備する。第1カウンタ(201、221、241、261)が第1トリガ信号に基づいて第1クロック信号に同期したカウント動作を実行する。第1データレジスタ(202、222、242、262)は第1カウンタがカウント動作を実行する際のカウント初期値を保持する。第2カウンタ(211、231、251、271)が第2トリガ信号に基づいて第2クロック信号に同期したカウント動作を実行する。第2データレジスタ(212、232、252、272)は第2カウンタがカウント動作を実行する際のカウント初期値を保持する。第1出力モードにおいて、第1出力回路は、第1カウンタのカウンタ値に基づいて出力される第1カウンタ回路出力信号(TCOUT0、TCOUT2、TCOUT4、TCOUT6)と第2カウンタのカウンタ値に基づいて出力される第2カウンタ回路出力信号(TCOUT1、TCOUT3、TCOUT5、TCOUT7)との両方に基づいて、正相のPWM波形を示す第1出力モード第1出力信号(TOUT0、TOUT2、TOUT4、TOUT6)と逆相のPWM波形を示す第1出力モード第2出力信号(TOUT1、TOUT3、TOUT5、TOUT7)を出力する。第2出力モードにおいて、第1出力回路は、第1カウンタ回路出力信号及び第2カウンタ回路出力信号のいずれか一方に基づき他方に基づかない第2出力モード第1出力信号(TOUT0〜TOUT7)を出力する。
本発明によれば、汎用性の高いタイマユニット回路及びその使用方法が提供される。
添付図面を参照して、本発明によるタイマユニット回路及びその使用方法を実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図2は、本発明の第1の実施形態に係るマイクロコントローラ1を示す。マイクロコントローラ1は、タイマユニット回路3と、CPU(Central Processing Unit)4と、ROM5を備える。ROM5は、制御プログラムを記憶している。制御プログラムは図示されないRAM(Random Access Memory)にロードされ、CPU4は制御プログラムを実行する。マイクロコントローラ1は、電力供給回路2を制御し、又は、外部装置9のために信号を出力する。電力供給回路2は、モータや誘導加熱のための加熱用コイルに電力を供給する。
図3Aに示すように、タイマユニット回路3は、カウント開始レジスタ6と、出力モードレジスタ7と、選択回路101及び123と、チャネル401及び423とを備える。チャネル401は、カウンタ回路20及び21と、出力回路301を備える。カウンタ回路20は、カウンタ201と、カウンタ201のカウント開始値D0を保持するデータレジスタ202を備える。カウンタ回路21は、カウンタ211と、カウンタ211のカウント開始値D1を保持するデータレジスタ212を備える。出力回路301は、出力信号生成回路30及び31と出力制御回路301Aを備える。チャネル423は、カウンタ回路22及び23と、出力回路323を備える。カウンタ回路22は、カウンタ221と、カウンタ221のカウント開始値D2を保持するデータレジスタ222を備える。カウンタ回路23は、カウンタ231と、カウンタ231のカウント開始値D3を保持するデータレジスタ232を備える。出力回路323は、出力信号生成回路32及び33と出力制御回路323Aを備える。
図3Bに示すように、タイマユニット回路3は、選択回路145及び167と、チャネル445及び467とを備える。チャネル445は、カウンタ回路24及び25と、出力回路345を備える。カウンタ回路24は、カウンタ241と、カウンタ241のカウント開始値D4を保持するデータレジスタ242を備える。カウンタ回路25は、カウンタ251と、カウンタ251のカウント開始値D5を保持するデータレジスタ252を備える。出力回路345は、出力信号生成回路34及び35と、出力制御回路345Aを備える。チャネル467は、カウンタ回路26及び27と、出力回路367を備える。カウンタ回路26は、カウンタ261と、カウンタ261のカウント開始値D6を保持するデータレジスタ262を備える。カウンタ回路27は、カウンタ271と、カウンタ271のカウント開始値D7を保持するデータレジスタ272を備える。出力回路367は、出力信号生成回路36及び37と、出力制御回路367Aを備える。
カウント開始レジスタ6は、カウントイネーブル信号EN0及びEN1を選択回路101に出力し、カウントイネーブル信号EN2及びEN3を選択回路123に出力し、カウントイネーブル信号EN4及びEN5を選択回路145に出力し、カウントイネーブル信号EN6及びEN7を選択回路167に出力する。
出力モードレジスタ7は、出力モード選択信号MOD01を出力回路301に出力し、出力モード選択信号MOD23を出力回路323に出力し、出力モード選択信号MOD45を出力回路345に出力し、出力モード選択信号MOD67を出力回路367に出力する。
図3Aを参照して、選択回路101は、固定値を示すカウント周期伝達信号SSTI01及びカウントイネーブル信号EN0から一つをトリガ信号START0として選択し、カウンタ回路20に出力する。選択回路101は、固定値を示すカウントクロック伝達信号SCKI01及び信号CK0から一つをクロック信号CLOCK0として選択し、カウンタ回路20に出力する。
カウンタ回路20は、トリガ信号START0及びクロック信号CLOCK0により制御される。カウンタ201は、トリガ信号START0のパルスに基づいてクロック信号CLOCK0のパルスのカウントを開始する。カウンタ回路20は、カウンタ201のカウンタ値に基づいてカウンタ回路出力信号TCOUT0を出力回路301に出力する。カウンタ回路20は、カウント周期信号STOUT0及びカウントクロック信号CKOUT0を選択回路101に出力する。カウント周期信号STOUT0及びカウンタ回路出力信号TCOUT0は、カウンタ201のカウンタ値と所定の値との一致に対応するパルスを含む。カウントクロック信号CKOUT0は、クロック信号CLOCK0と同じ波形を示す。カウンタ回路20は、クロック信号CLOCK0をカウントクロック信号CKOUT0として出力してもよい。
選択回路101は、カウント周期伝達信号SSTI01及びカウント周期信号STOUT0から一つをカウント周期伝達信号SSTI23として選択し、選択回路123に出力する。選択回路101は、カウントクロック伝達信号SCKI01及びカウントクロック信号CKOUT0から一つをカウントクロック伝達信号SCKI23として選択し、選択回路123に出力する。
選択回路101は、カウント周期伝達信号SSTI23、カウント周期信号STOUT0及びカウントイネーブル信号EN1から一つをトリガ信号START1として選択し、カウンタ回路21に出力する。選択回路101は、カウントクロック伝達信号SCKI23及び信号CK1から一つをクロック信号CLOCK1として選択し、カウンタ回路21に出力する。
カウンタ回路21は、トリガ信号START1及びクロック信号CLOCK1により制御される。カウンタ211は、トリガ信号START1のパルスに基づいてクロック信号CLOCK1のパルスのカウントを開始する。カウンタ回路21は、カウンタ211のカウンタ値に基づいてカウンタ回路出力信号TCOUT1を出力回路301に出力する。カウンタ回路出力信号TCOUT1は、カウンタ211のカウンタ値と所定の値との一致に対応するパルスを含む。
出力制御回路301Aは、カウンタ回路出力信号TCOUT0及びTCOUT1を受け、セット信号PWS0及びリセット信号PWR0を出力信号生成回路30に出力し、セット信号PWS1及びリセット信号PWR1を出力信号生成回路31に出力する。出力信号生成回路30は、カウンタ回路出力信号TCOUT0、出力モード選択信号MOD01、セット信号PWS0及びリセット信号PWR0を受け、出力信号TOUT0を出力する。出力信号生成回路31は、カウンタ回路出力信号TCOUT1、出力モード選択信号MOD01、セット信号PWS1及びリセット信号PWR1を受け、出力信号TOUT1を出力する。
選択回路123は、カウント周期伝達信号SSTI23及びカウントイネーブル信号EN2から一つをトリガ信号START2として選択し、カウンタ回路22に出力する。選択回路123は、カウントクロック伝達信号SCKI23及び信号CK2から一つをクロック信号CLOCK2として選択し、カウンタ回路22に出力する。
カウンタ回路22は、トリガ信号START2及びクロック信号CLOCK2により制御される。カウンタ221は、トリガ信号START2のパルスに基づいてクロック信号CLOCK2のパルスのカウントを開始する。カウンタ回路22は、カウンタ221のカウンタ値に基づいてカウンタ回路出力信号TCOUT2を出力回路323に出力する。カウンタ回路22は、カウント周期信号STOUT2及びカウントクロック信号CKOUT2を選択回路123に出力する。カウント周期信号STOUT2及びカウンタ回路出力信号TCOUT2は、カウンタ221のカウンタ値と所定の値との一致に対応するパルスを含む。カウントクロック信号CKOUT2は、クロック信号CLOCK2と同じ波形を示す。カウンタ回路22は、クロック信号CLOCK2をカウントクロック信号CKOUT2として出力してもよい。
選択回路123は、カウント周期伝達信号SSTI23及びカウント周期信号STOUT2から一つをカウント周期伝達信号SSTI45として選択し、選択回路145に出力する。選択回路123は、カウントクロック伝達信号SCKI23及びカウントクロック信号CKOUT2から一つをカウントクロック伝達信号SCKI45として選択し、選択回路145に出力する。
選択回路123は、カウント周期伝達信号SSTI45、カウント周期信号STOUT2及びカウントイネーブル信号EN3から一つをトリガ信号START3として選択し、カウンタ回路23に出力する。選択回路123は、カウントクロック伝達信号SCKI45及び信号CK3から一つをクロック信号CLOCK3として選択し、カウンタ回路23に出力する。
カウンタ回路23は、トリガ信号START3及びクロック信号CLOCK3により制御される。カウンタ231は、トリガ信号START3のパルスに基づいてクロック信号CLOCK3のパルスのカウントを開始する。カウンタ回路23は、カウンタ231のカウンタ値に基づいてカウンタ回路出力信号TCOUT3を出力回路323に出力する。カウンタ回路出力信号TCOUT3は、カウンタ231のカウント値と所定の値との一致に対応するパルスを含む。
出力制御回路323Aは、カウンタ回路出力信号TCOUT2及びTCOUT3を受け、セット信号PWS2及びリセット信号PWR2を出力信号生成回路32に出力し、セット信号PWS3及びリセット信号PWR3を出力信号生成回路33に出力する。出力信号生成回路32は、カウンタ回路出力信号TCOUT2、出力モード選択信号MOD23、セット信号PWS2及びリセット信号PWR2を受け、出力信号TOUT2を出力する。出力信号生成回路33は、カウンタ回路出力信号TCOUT3、出力モード選択信号MOD23、セット信号PWS3及びリセット信号PWR3を受け、出力信号TOUT3を出力する。
図3Bを参照して、選択回路145は、カウント周期伝達信号SSTI45及びカウントイネーブル信号EN4から一つをトリガ信号START4として選択し、カウンタ回路24に出力する。選択回路145は、カウントクロック伝達信号SCKI45及び信号CK4から一つをクロック信号CLOCK4として選択し、カウンタ回路24に出力する。
カウンタ回路24は、トリガ信号START4及びクロック信号CLOCK4により制御される。カウンタ241は、トリガ信号START4のパルスに基づいてクロック信号CLOCK4のパルスのカウントを開始する。カウンタ回路24は、カウンタ241のカウンタ値に基づいてカウンタ回路出力信号TCOUT4を出力回路345に出力する。カウンタ回路24は、カウント周期信号STOUT4及びカウントクロック信号CKOUT4を選択回路145に出力する。カウント周期信号STOUT4及びカウンタ回路出力信号TCOUT4は、カウンタ241のカウンタ値と所定の値との一致に対応するパルスを含む。カウントクロック信号CKOUT4は、クロック信号CLOCK4と同じ波形を示す。カウンタ回路24は、クロック信号CLOCK4をカウントクロック信号CKOUT4として出力してもよい。
選択回路145は、カウント周期伝達信号SSTI45及びカウント周期信号STOUT4から一つをカウント周期伝達信号SSTI67として選択し、選択回路167に出力する。選択回路145は、カウントクロック伝達信号SCKI45及びカウントクロック信号CKOUT4から一つをカウントクロック伝達信号SCKI67として選択し、選択回路167に出力する。
選択回路145は、カウント周期伝達信号SSTI67、カウント周期信号STOUT4及びカウントイネーブル信号EN5から一つをトリガ信号START5として選択し、カウンタ回路25に出力する。選択回路145は、カウントクロック伝達信号SCKI67及び信号CK5から一つをクロック信号CLOCK5として選択し、カウンタ回路25に出力する。
カウンタ回路25は、トリガ信号START5及びクロック信号CLOCK5により制御される。カウンタ251は、トリガ信号START5のパルスに基づいてクロック信号CLOCK5のパルスのカウントを開始する。カウンタ回路25は、カウンタ251のカウンタ値に基づいてカウンタ回路出力信号TCOUT5を出力回路345に出力する。カウンタ回路出力信号TCOUT5は、カウンタ251のカウンタ値と所定の値との一致に対応するパルスを含む。
出力制御回路345Aは、カウンタ回路出力信号TCOUT4及びTCOUT5を受け、セット信号PWS4及びリセット信号PWR4を出力信号生成回路34に出力し、セット信号PWS5及びリセット信号PWR5を出力信号生成回路35に出力する。出力信号生成回路34は、カウンタ回路出力信号TCOUT4、出力モード選択信号MOD45、セット信号PWS4及びリセット信号PWR4を受け、出力信号TOUT4を出力する。出力信号生成回路35は、カウンタ回路出力信号TCOUT5、出力モード選択信号MOD45、セット信号PWS5及びリセット信号PWR5を受け、出力信号TOUT5を出力する。
選択回路167は、カウント周期伝達信号SSTI67及びカウントイネーブル信号EN6から一つをトリガ信号START6として選択し、カウンタ回路26に出力する。選択回路167は、カウントクロック伝達信号SCKI67及び信号CK6から一つをクロック信号CLOCK6として選択し、カウンタ回路26に出力する。
カウンタ回路26は、トリガ信号START6及びクロック信号CLOCK6により制御される。カウンタ261は、トリガ信号START6のパルスに基づいてクロック信号CLOCK6のパルスのカウントを開始する。カウンタ回路26は、カウンタ261のカウンタ値に基づいてカウンタ回路出力信号TCOUT6を出力回路367に出力する。カウンタ回路26は、カウント周期信号STOUT6及びカウントクロック信号CKOUT6を選択回路167に出力する。カウント周期信号STOUT6及びカウンタ回路出力信号TCOUT6は、カウンタ261のカウンタ値と所定の値との一致に対応するパルスを含む。カウントクロック信号CKOUT6は、クロック信号CLOCK6と同じ波形を示す。カウンタ回路26は、クロック信号CLOCK6をカウントクロック信号CKOUT6として出力してもよい。
選択回路167は、カウント周期伝達信号SSTI67、カウント周期信号STOUT6及びカウントイネーブル信号EN7から一つをトリガ信号START7として選択し、カウンタ回路27に出力する。選択回路167は、カウントクロック伝達信号SCKI67、カウントクロック信号CKOUT6及び信号CK7から一つをクロック信号CLOCK7として選択し、カウンタ回路27に出力する。
カウンタ回路27は、トリガ信号START7及びクロック信号CLOCK7により制御される。カウンタ271は、トリガ信号START7のパルスに基づいてクロック信号CLOCK7のパルスのカウントを開始する。カウンタ回路27は、カウンタ271のカウンタ値に基づいてカウンタ回路出力信号TCOUT7を出力回路367に出力する。カウンタ回路出力信号TCOUT7は、カウンタ271のカウンタ値と所定の値との一致に対応するパルスを含む。
出力制御回路367Aは、カウンタ回路出力信号TCOUT6及びTCOUT7を受け、セット信号PWS6及びリセット信号PWR6を出力信号生成回路36に出力し、セット信号PWS7及びリセット信号PWR7を出力信号生成回路37に出力する。出力信号生成回路36は、カウンタ回路出力信号TCOUT6、出力モード選択信号MOD67、セット信号PWS6及びリセット信号PWR6を受け、出力信号TOUT6を出力する。出力信号生成回路37は、カウンタ回路出力信号TCOUT7、出力モード選択信号MOD67、セット信号PWS7及びリセット信号PWR7を受け、出力信号TOUT7を出力する。
以下、図3A、3B、4及び5を用いてタイマユニット回路3の動作を説明する。
カウント開始レジスタ6は、タイマユニット回路3の外部から設定されることでカウントイネーブル信号EN0〜7の各々としてのワンショットパルスを出力する。選択回路101、123、145及び167の各々は、カウンタ回路に出力するトリガ信号として、カウント開始レジスタ6からのカウントイネーブル信号又は他のカウンタ回路のカウント周期信号を選択する。例えば、選択回路123は、カウンタ回路23に出力するトリガ信号START3として、カウントイネーブル信号EN3、カウント周期信号STOUT0及びカウント周期信号STOUT2から一つを選択する。信号CK0〜7の各々は、タイマユニット回路3の外部から供給され、互いに独立である。選択回路101、123、145及び167の各々は、カウンタ回路に出力するクロック信号として、信号CK0〜7の一つ又は他のカウンタ回路のカウントクロック信号を選択する。例えば、選択回路123は、カウンタ回路23に出力するクロック信号CLOCK3として、信号CK3、カウントクロック信号CKOUT0及びカウントクロック信号CKOUT2から一つを選択する。
図4を参照して、カウンタ201は、トリガ信号START0の入力検出後、クロック信号CLOCK0に同期してカウント開始値D0からダウンカウントを開始する。カウンタ回路20は、カウンタ201のカウンタ値のアンダーフロー発生に応答して、カウンタ回路出力信号TCOUT0としてワンショットパルスを出力し、カウント周期信号STOUT0としてワンショットパルスを出力する。
カウンタ回路22、24、26の各々は、カウンタ回路20と同様に動作する。
カウンタ211は、トリガ信号START1の入力検出後、クロック信号CLOCK1に同期してカウント開始値D1からダウンカウントを開始する。カウンタ回路21は、カウンタ211のカウンタ値のアンダーフロー発生に応答して、カウンタ回路出力信号TCOUT1としてワンショットパルスを出力する。
カウンタ回路23、25、27の各々は、カウンタ回路21と同様に動作する。
タイマユニット回路3の外部から出力モードレジスタ7に設定された値に基づいて、出力回路301、323、345及び367の各々は出力モードを選択する。出力回路301、323、345及び367の出力モードは、独立に設定することが可能である。出力回路301が2相PWM波形出力モードに設定された場合、出力回路301は、カウンタ回路出力信号TCOUT0及びTCOUT1の両方に基づいて出力信号TOUT0及びTOUT1の各々を生成する。この場合、出力信号TOUT0及びTOUT1の一方は正相のPWM波形を示し、その他方は逆相のPWM波形を示す。出力回路301が単相波形出力モードに設定された場合、出力回路301は、カウンタ回路出力信号TCOUT0及びTCOUT1の一方のみに基づいて出力信号TOUT0を生成し、その他方のみに基づいて出力信号TOUT1を生成する。この場合、出力信号TOUT0は他方の影響を受けず、出力信号TOUT1は一方の影響を受けない。2相PWM波形出力モードに設定された場合における出力回路323、345及び367の動作は、2相PWM波形出力モードに設定された出力回路301の動作と同様である。単相波形出力モードに設定された場合における出力回路323、345及び367の動作は、単相波形出力モードに設定された出力回路301の動作と同様である。
出力モードレジスタ7を2相PWM波形出力モードに設定した場合の出力回路301、323、345及び367の動作を、出力回路301を例として用いて具体的に説明する。
出力モードレジスタ7は2相PWM波形出力モードを示す出力モード選択信号MOD01を出力する。この場合、出力信号生成回路30及び31は、出力制御回路301Aにより制御される。出力制御回路301Aは、カウンタ回路出力信号TCOUT0及びTCOUT1に基づいて、出力信号生成回路30の制御信号としてのセット信号PWS0及びリセット信号PWR0を出力し、出力信号生成回路31の制御信号としてのセット信号PWS1及びリセット信号PWR1を出力する。
図4を参照して、出力制御回路301Aは、カウンタ回路出力信号TCOUT1のパルスの奇数発目に対応するパルスをセット信号PWS0として出力し、カウンタ回路出力信号TCOUT0のパルスの偶数発目に対応するパルスをリセット信号PWR0として出力し、カウンタ回路出力信号TCOUT0のパルスの奇数発目に対応するパルスをセット信号PWS1として出力し、カウンタ回路出力信号TCOUT1のパルスの偶数発目に対応するパルスをリセット信号PWR1として出力する。
出力信号生成回路30は、セット信号PWS0のパルスによってONレベルにセットされ、リセット信号PWR0のパルスによってOFFレベルにリセットされる出力信号TOUT0を出力する。同様に、出力信号生成回路31は、セット信号PWS1のパルスによってOFFレベルにセットされ、リセット信号PWR1のパルスによってONレベルにリセットされる出力信号TOUT1を出力する。出力信号TOUT0及びTOUT1は、一定のデッドタイムが設けられた2相のPWM波形を示す。デッドタイムにおいて、出力信号TOUT0及びTOUT1の両方がONレベルにない。出力信号TOUT0及びTOUT1のパルス幅は、カウンタ回路出力信号TCOUT0に基づいて決定される。出力信号TOUT0及びTOUT1のデッドタイム幅は、カウンタ回路出力信号TCOUT1に基づいて決定される。
次に、出力モードレジスタ7を単相波形出力モードに設定した場合の出力回路301、323、345及び367の動作を、出力回路301を例として用いて具体的に説明する。
出力モードレジスタ7は単相波形出力モードを示す出力モード選択信号MOD01を出力する。この場合、出力信号生成回路30及び31は、独立に動作する。出力信号生成回路30は、カウンタ回路出力信号TCOUT0により直接制御され、セット信号PWS0及びリセット信号PWR0の影響を受けない。出力信号生成回路31は、カウンタ回路出力信号TCOUT1により直接制御され、セット信号PWS1及びリセット信号PWR1の影響を受けない。
図5を参照して、出力信号生成回路30は、カウンタ回路出力信号TCOUT0のパルスの奇数発目によってONレベルにセットされ、偶数発目でOFFレベルにリセットされるパルスを出力信号TOUT0として出力する。出力信号生成回路31は、カウンタ回路出力信号TCOUT1のパルスの奇数発目によってONレベルにセットされ、偶数発目でOFFレベルにリセットされるパルスを出力信号TOUT1として出力する。出力信号TOUT0はカウンタ回路出力信号TCOUT1の影響を受けず、出力信号TOUT1はカウンタ回路出力信号TCOUT0の影響を受けない。出力信号TOUT0及びTOUT1は、互いに独立した単相波形を示す。
出力回路323、345及び367の動作は、出力回路301の動作と同様である。
(動作例1)
6相PWM制御を実現するためのタイマユニット回路3の動作例1を以下に説明する。
6相PWM制御のために、キャリア周期設定、デューティ設定、デッドタイム設定が必要とされる。キャリア周期設定がカウンタ回路20に割り当てられ、デューティ設定がカウンタ回路22、24及び26の各々に割り当てられ、デッドタイム設定がカウンタ回路23、25及び27の各々に割り当てられる。タイマユニット回路3は、図7に示された6相PWM波形を示す出力信号TOUT2〜TOUT7を出力する。6相PWM波形は、U相PWM波形、Uバー相PWM波形、V相PWM波形、Vバー相PWM波形、W相PWM波形、Wバー相PWM波形を含む。U相PWM波形及びUバー相PWM波形には、デッドタイムが設けられている。V相PWM波形及びVバー相PWM波形には、デッドタイムが設けられている。W相PWM波形及びWバー相PWM波形には、デッドタイムが設けられている。
以下、図6A、6B及び8を用いて動作例1を具体的に説明する。
図6Aを参照して、カウンタ回路20は、キャリア周期設定に用いられる。選択回路101は、カウントイネーブル信号EN0をトリガ信号START0として選択し、信号CK0をクロック信号CLOCK0として選択する。
図8を参照して、カウンタ201は、トリガ信号START0の入力検出後、クロック信号CLOCK0に同期してカウント開始値D0からダウンカウント動作を実行する。カウント開始値D0は、キャリア周期に対応する。カウンタ回路20は、カウント開始値D0に対応する時間の経過後にカウント周期信号STOUT0としてワンショットパルスを出力する。
図6A及び6Bを参照して、カウント周期信号STOUT0は、選択回路101及び123を経由してトリガ信号START2としてカウンタ回路22に伝播し、選択回路101、123及び145を経由してトリガ信号START4としてカウンタ回路24に伝播し、選択回路101、123、145及び167を経由してトリガ信号START6としてカウンタ回路26に伝播する。したがって、カウンタ回路20、22、24及び26は、同時にカウントを開始する。カウンタ回路20は、クロック信号CLOCK0をカウントクロック信号CKOUT0として出力する。カウントクロック信号CKOUT0は、選択回路101及び123を経由し、クロック信号CLOCK2としてカウンタ回路22に伝播し、クロック信号CLOCK3としてカウンタ回路23に伝播する。カウントクロック信号CKOUT0は、選択回路101、123及び145を経由し、クロック信号CLOCK4としてカウンタ回路24に伝播し、クロック信号CLOCK5としてカウンタ回路25に伝播する。カウントクロック信号CKOUT0は、選択回路101、123、145及び167を経由し、クロック信号CLOCK6としてカウンタ回路26に伝播し、クロック信号CLOCK7としてカウンタ回路27に伝播する。したがって、カウンタ回路20、22〜27の間でクロック信号が統一される。
選択回路101は、カウント周期信号STOUT0をカウント周期伝達信号SSTI23として選択して出力する。選択回路123は、カウント周期伝達信号SSTI23をトリガ信号START2として選択する。したがって、カウンタ回路22はカウント周期信号STOUT0によって制御される。選択回路123は、カウント周期伝達信号SSTI23をカウント周期伝達信号SSTI45として選択して出力する。選択回路145は、カウント周期伝達信号SSTI45をトリガ信号START4として選択する。したがって、カウンタ回路24はカウント周期信号STOUT0によって制御される。選択回路145は、カウント周期伝達信号SSTI45をカウント周期伝達信号SSTI67として選択して出力する。選択回路167は、カウント周期伝達信号SSTI67をトリガ信号START6として選択する。したがって、カウンタ回路26はカウント周期信号STOUT0によって制御される。
選択回路101は、カウントクロック信号CKOUT0をカウントクロック伝達信号SCKI23として選択して出力する。選択回路123は、カウントクロック伝達信号SCKI23をクロック信号CLOCK2及びCLOCK3として選択する。したがって、カウンタ回路22及び23はカウントクロック信号CKOUT0により制御される。選択回路123は、カウントクロック伝達信号SCKI23をカウントクロック伝達信号SCKI45として選択して出力する。選択回路145は、カウントクロック伝達信号SCKI45をクロック信号CLOCK4及びCLOCK5として選択する。したがって、カウンタ回路24及び25はカウントクロック信号CKOUT0により制御される。選択回路145は、カウントクロック伝達信号SCKI45をカウントクロック伝達信号SCKI67として選択して出力する。選択回路167は、カウントクロック伝達信号SCKI67をクロック信号CLOCK6及びCLOCK7として選択する。したがって、カウンタ回路26及び27はカウントクロック信号CKOUT0により制御される。
図6Aを参照して、チャネル423は、U相PWM波形を示す出力信号TOUT2と、Uバー相PWM波形を示す出力信号TOUT3を生成する。図6Bを参照して、チャネル445は、V相PWM波形を示す出力信号TOUT4と、Vバー相PWM波形を示す出力信号TOUT5を生成する。チャネル467は、W相PWM波形を示す出力信号TOUT6と、Wバー相PWM波形を示す出力信号TOUT7を生成する。
図8を用いてチャネル423の動作を説明する。カウンタ回路22は、デューティ設定に用いられる。言い換えると、カウンタ回路22は、出力信号TOUT2及びTOUT3が示すPWM波形のパルス幅の設定に用いられる。カウンタ221は、トリガ信号START2によりカウンタ201と同時にカウント動作を開始する。カウンタ221は、クロック信号CLOCK2に同期してカウント開始値D2からダウンカウント動作を実行する。ここでカウント開始値D2は、デューティ幅期間に対応する。カウンタ回路22は、デューティ幅期間の経過後に、カウンタ回路出力信号TCOUT2及びカウント周期信号STOUT2の各々としてワンショットパルスを出力する。その後、カウンタ221は、次のトリガ信号START2の入力に応答してアップカウント動作に切り替わり、ワンショットパルスが出力されてからアップカウント動作に切り替わるまでにかかった時間の経過後、カウンタ回路出力信号TCOUT2及びカウント周期信号STOUT2の各々としてワンショットパルスを出力する。カウンタ221は、トリガ信号START2の入力毎に、ダウンカウント動作とアップカウント動作とを切り換える。カウント周期信号STOUT2は、選択回路123を経由して、カウンタ231のカウント開始を制御するトリガ信号START3としてカウンタ回路23に伝播する。
カウンタ回路23は、デッドタイム設定に用いられる。言い換えると、カウンタ回路23は、出力信号TOUT2及びTOUT3が示すPWM波形が共にONレベルにないデッドタイム幅期間の設定に用いられる。カウンタ231は、トリガ信号START3の入力検出後、クロック信号CLOCK3に同期してカウント開始値D3からダウンカウント動作を実行する。カウント開始値D3は、デッドタイム幅期間に対応する。カウンタ回路23は、デッドタイム幅期間の経過後にカウンタ回路出力信号TCOUT3としてワンショットパルスを出力する。
出力回路323は、カウンタ回路出力信号TCOUT2及びTCOUT3を受ける。出力モードレジスタ7は、2相PWM波形出力モードを示す出力モード選択信号MOD23を出力する。出力モード選択信号MOD23は、出力回路323の制御信号である。2相PWM波形出力モードでは、出力制御回路323Aが有効となる。出力制御回路323Aは、カウンタ回路出力信号TCOUT2及びTCOUT3に基づいて、セット信号PWS2及びPWS3と、リセット信号PWR2及びPWR3とを出力する。出力制御回路323Aは、カウンタ回路出力信号TCOUT3のパルスの奇数発目に対応するパルスをセット信号PWS2として出力し、カウンタ回路出力信号TCOUT2のパルスの偶数発目に対応するパルスをリセット信号PWR2として出力し、カウンタ回路出力信号TCOUT2のパルスの奇数発目に対応するパルスをセット信号PWS3として出力し、カウンタ回路出力信号TCOUT3のパルスの偶数発目に対応するパルスをリセット信号PWR3として出力する。出力信号生成回路32が出力する出力信号TOUT2は、セット信号PWS2のパルスによってONレベルにセットされ、リセット信号PWR2のパルスによってOFFレベルにリセットされる。出力信号生成回路33出力する出力信号TOUT3は、セット信号PWS3のパルスによってOFFレベルにセットされ、リセット信号PWR3のパルスによってONレベルにリセットされる。
上述の動作により、出力信号TOUT2及びTOUT3は、図7に示されるU相PWM波形及びUバー相PWM波形を示す。
チャネル445及び467もチャネル423と同様に動作する。その結果、チャネル445は、図7に示されるV相PWM波形及びVバー相PWM波形を示す出力信号TOUT4及びTOUT5を出力する。チャネル467は、図7に示されるW相PWM波形及びWバー相PWM波形を示す出力信号TOUT6及びTOUT6を出力する。
電力供給回路2は、出力信号TOUT2〜7に基づいてモータに電力を供給する。
以上説明したとおり、6相PWM制御が実現され、インバータ制御が可能となる。6相PWM制御に用いられないカウンタ回路21は、後述する汎用機能として使用可能である。
(動作例2)
異なるキャリア周期でのハーフブリッジ制御を実現するためのタイマユニット回路3の動作例2を以下に説明する。
ハーフブリッジ制御のために、キャリア周期設定、デューティ設定、デッドタイム設定が必要とされる。キャリア周期設定がカウンタ回路20及び24の各々に割り当てられ、デューティ設定がカウンタ回路22及び26の各々に割り当てられ、デッドタイム設定がカウンタ回路23及び27の各々に割り当てられる。タイマユニット回路3は、図10に示されたハーフブリッジ制御波形を示す出力信号TOUT2、TOUT3、TOUT6、TOUT7を出力する。ハーフブリッジ制御波形は、A相PWM波形と、Aバー相PWM波形と、B相PWM波形と、Bバー相PWM波形を含む。A相PWM波形及びAバー相PWM波形のキャリア周期Aは、B相PWM波形及びBバー相PWM波形のキャリア周期Bと異なる。
動作例2では、チャネル401及びチャネル423を用いて出力信号TOUT2及びTOUT3を生成し、チャネル445及びチャネル467を用いて出力信号TOUT6及びTOUT7を生成する。出力信号TOUT2及びTOUT3は、A相PWM波形及びAバー相PWM波形を示す。A相PWM波形及びAバー相PWM波形にはデッドタイムが設けられている。出力信号TOUT6及びTOUT7は、B相PWM波形及びBバー相PWM波形を示す。B相PWM波形及びBバー相PWM波形にはデッドタイムが設けられている。
以下、図9A、9B及び8を用いて動作例2を具体的に説明する。
図9Aを参照して、カウンタ回路20は、キャリア周期Aを設定するために用いられる。選択回路101は、カウントイネーブル信号EN0をトリガ信号START0として選択し、信号CK0をクロック信号CLOCK0として選択する。
図8を参照して、カウンタ201は、トリガ信号START0の入力検出後、クロック信号CLOCK0に同期してカウント開始値D0からダウンカウント動作を実行する。カウント開始値D0は、キャリア周期Aに対応する。カウンタ回路20は、カウント開始値D0に対応する時間の経過後にカウント周期信号STOUT0としてワンショットパルスを出力する。図9Aを参照して、カウント周期信号STOUT0は、選択回路101及び123を経由してトリガ信号START2としてカウンタ回路22に伝播する。したがって、カウンタ回路20及び22は、同時にカウントを開始する。カウンタ回路20は、クロック信号CLOCK0をカウントクロック信号CKOUT0として出力する。カウントクロック信号CKOUT0は、選択回路101及び123を経由し、クロック信号CLOCK2としてカウンタ回路22に伝播し、クロック信号CLOCK3としてカウンタ回路23に伝播する。したがって、カウンタ回路20、22及び23の間でクロック信号が統一される。
選択回路101は、カウント周期信号STOUT0をカウント周期伝達信号SSTI23として選択して出力する。選択回路123は、カウント周期伝達信号SSTI23をトリガ信号START2として選択する。したがって、カウンタ回路22はカウント周期信号STOUT0によって制御される。
選択回路101は、カウントクロック信号CKOUT0をカウントクロック伝達信号SCKI23として選択して出力する。選択回路123は、カウントクロック伝達信号SCKI23をクロック信号CLOCK2及びCLOCK3として選択する。したがって、カウンタ回路22及び23はカウントクロック信号CKOUT0により制御される。
カウンタ回路22は、デューティ設定に用いられる。言い換えると、カウンタ回路22は、出力信号TOUT2及びTOUT3が示すPWM波形のパルス幅の設定に用いられる。カウンタ221は、トリガ信号START2によりカウンタ201と同時にカウント動作を開始する。カウンタ221は、クロック信号CLOCK2に同期してカウント開始値D2からダウンカウント動作を実行する。ここでカウント開始値D2は、デューティ幅期間に対応する。カウンタ回路22は、デューティ幅期間の経過後に、カウンタ回路出力信号TCOUT2及びカウント周期信号STOUT2の各々としてワンショットパルスを出力する。その後、カウンタ221は、次のトリガ信号START2の入力に応答してアップカウント動作に切り替わり、ワンショットパルスが出力されてからアップカウント動作に切り替わるまでにかかった時間の経過後、カウンタ回路出力信号TCOUT2及びカウント周期信号STOUT2の各々としてワンショットパルスを出力する。カウンタ221は、トリガ信号START2の入力毎に、ダウンカウント動作とアップカウント動作とを切り換える。カウント周期信号STOUT2は、選択回路123を経由して、カウンタ231のカウント開始を制御するトリガ信号START3としてカウンタ回路23に伝播する。
カウンタ回路23は、デッドタイム設定に用いられる。言い換えると、カウンタ回路23は、出力信号TOUT2及びTOUT3が示すPWM波形が共にONレベルにないデッドタイム幅期間の設定に用いられる。カウンタ231は、トリガ信号START3の入力検出後、クロック信号CLOCK3に同期してカウント開始値D3からダウンカウント動作を実行する。カウント開始値D3は、デッドタイム幅期間に対応する。カウンタ回路23は、デッドタイム幅期間の経過後にカウンタ回路出力信号TCOUT3としてワンショットパルスを出力する。
出力回路323は、カウンタ回路出力信号TCOUT2及びTCOUT3を受ける。出力モードレジスタ7は、2相PWM波形出力モードを示す出力モード選択信号MOD23を出力する。出力モード選択信号MOD23は、出力回路323の制御信号である。2相PWM波形出力モードでは、出力制御回路323Aが有効となる。出力制御回路323Aは、カウンタ回路出力信号TCOUT2及びTCOUT3に基づいて、セット信号PWS2及びPWS3と、リセット信号PWR2及びPWR3とを出力する。出力制御回路323Aは、カウンタ回路出力信号TCOUT3のパルスの奇数発目に対応するパルスをセット信号PWS2として出力し、カウンタ回路出力信号TCOUT2のパルスの偶数発目に対応するパルスをリセット信号PWR2として出力し、カウンタ回路出力信号TCOUT2のパルスの奇数発目に対応するパルスをセット信号PWS3として出力し、カウンタ回路出力信号TCOUT3のパルスの偶数発目に対応するパルスをリセット信号PWR3として出力する。出力信号生成回路32が出力する出力信号TOUT2は、セット信号PWS2のパルスによってONレベルにセットされ、リセット信号PWR2のパルスによってOFFレベルにリセットされる。出力信号生成回路33出力する出力信号TOUT3は、セット信号PWS3のパルスによってOFFレベルにセットされ、リセット信号PWR3のパルスによってONレベルにリセットされる。
上述の動作により、出力信号TOUT2及びTOUT3は、図8に示されるU相PWM波形及びUバー相PWM波形を示す。出力信号TOUT2及びTOUT3が示す波形は、図10のA相PWM波形及びAバー相PWM波形に相当する。
図9Bを参照して、カウンタ回路24は、キャリア周期Bを設定するために用いられる。選択回路145は、カウントイネーブル信号EN4をトリガ信号START4として選択し、信号CK4をクロック信号CLOCK4として選択する。
カウンタ241は、トリガ信号START4の入力検出後、クロック信号CLOCK4に同期してカウント開始値D4からダウンカウント動作を実行する。カウント開始値D4は、キャリア周期Bに対応する。カウンタ241の動作は、図8に示されたカウンタ201の動作に対応する。ここで、カウント開始値D4はカウント開始値D0に対応する。カウンタ回路24は、カウント開始値D4に対応する時間の経過後にカウント周期信号STOUT4としてワンショットパルスを出力する。カウント周期信号STOUT4の波形は、図8に示されたカウント周期信号STOUT0の波形に対応する。カウント周期信号STOUT4は、選択回路145及び167を経由してトリガ信号START6としてカウンタ回路26に伝播する。したがって、カウンタ回路24及び26は、同時にカウントを開始する。カウンタ回路24は、クロック信号CLOCK4をカウントクロック信号CKOUT4として出力する。カウントクロック信号CKOUT4は、選択回路145及び167を経由し、クロック信号CLOCK6としてカウンタ回路26に伝播し、クロック信号CLOCK7としてカウンタ回路27に伝播する。したがって、カウンタ回路24、26及び27の間でクロック信号が統一される。
選択回路145は、カウント周期信号STOUT4をカウント周期伝達信号SSTI67として選択して出力する。選択回路167は、カウント周期伝達信号SSTI67をトリガ信号START6として選択する。したがって、カウンタ回路26はカウント周期信号STOUT4によって制御される。
選択回路145は、カウントクロック信号CKOUT4をカウントクロック伝達信号SCKI67として選択して出力する。選択回路167は、カウントクロック伝達信号SCKI67をクロック信号CLOCK6及びCLOCK7として選択する。したがって、カウンタ回路26及びカウンタ回路27はカウントクロック信号CKOUT4により制御される。
カウンタ回路26は、デューティ設定に用いられる。言い換えると、カウンタ回路26は、出力信号TOUT6及びTOUT7が示すPWM波形のパルス幅の設定に用いられる。カウンタ261は、トリガ信号START6によりカウンタ241と同時にカウント動作を開始する。カウンタ261は、クロック信号CLOCK6に同期してカウント開始値D6からダウンカウント動作を実行する。ここでカウント開始値D6は、デューティ幅期間に対応する。カウンタ回路26は、デューティ幅期間の経過後に、カウンタ回路出力信号TCOUT6及びカウント周期信号STOUT6の各々としてワンショットパルスを出力する。その後、カウンタ261は、次のトリガ信号START6の入力に応答してアップカウント動作に切り替わり、ワンショットパルスが出力されてからアップカウント動作に切り替わるまでにかかった時間の経過後、カウンタ回路出力信号TCOUT6及びカウント周期信号STOUT6の各々としてワンショットパルスを出力する。カウンタ261は、トリガ信号START6の入力毎に、ダウンカウント動作とアップカウント動作とを切り換える。カウンタ261の動作は、図8に示されたカウンタ221の動作に対応する。ここで、カウント開始値D6はカウント開始値D2に対応する。カウンタ回路出力信号TCOUT6及びカウント周期信号STOUT6の波形は、図8に示されたカウンタ回路出力信号TCOUT2及びカウント周期信号STOUT2の波形にそれぞれ対応する。カウント周期信号STOUT6は、選択回路167を経由して、カウンタ271のカウント開始を制御するトリガ信号START7としてカウンタ回路27に伝播する。
カウンタ回路27は、デッドタイム設定に用いられる。言い換えると、カウンタ回路27は、出力信号TOUT6及びTOUT7が示すPWM波形が共にONレベルにないデッドタイム幅期間の設定に用いられる。カウンタ271は、トリガ信号START7の入力検出後、クロック信号CLOCK7に同期してカウント開始値D7からダウンカウント動作を実行する。カウント開始値D7は、デッドタイム幅期間に対応する。カウンタ回路27は、デッドタイム幅期間の経過後にカウンタ回路出力信号TCOUT7としてワンショットパルスを出力する。カウンタ271の動作は、図8に示されたカウンタ231の動作に対応する。ここで、カウント開始値D7はカウント開始値D3に相当する。カウンタ回路出力信号TCOUT7の波形は、図8に示されたカウンタ回路出力信号TCOUT3の波形に対応する。
出力回路367は、カウンタ回路出力信号TCOUT6及びTCOUT7を受ける。出力モードレジスタ7は、2相PWM波形出力モードを示す出力モード選択信号MOD67を出力する。出力モード選択信号MOD67は、出力回路367の制御信号である。2相PWM波形出力モードでは、出力制御回路367Aが有効となる。出力制御回路367Aは、カウンタ回路出力信号TCOUT6及びTCOUT7に基づいて、セット信号PWS6及びPWS7と、リセット信号PWR6及びPWR7とを出力する。出力制御回路367Aは、カウンタ回路出力信号TCOUT7のパルスの奇数発目に対応するパルスをセット信号PWS6として出力し、カウンタ回路出力信号TCOUT6のパルスの偶数発目に対応するパルスをリセット信号PWR6として出力し、カウンタ回路出力信号TCOUT6のパルスの奇数発目に対応するパルスをセット信号PWS7として出力し、カウンタ回路出力信号TCOUT7のパルスの偶数発目に対応するパルスをリセット信号PWR7として出力する。出力信号生成回路36が出力する出力信号TOUT6は、セット信号PWS6のパルスによってONレベルにセットされ、リセット信号PWR6のパルスによってOFFレベルにリセットされる。出力信号生成回路37出力する出力信号TOUT7は、セット信号PWS7のパルスによってOFFレベルにセットされ、リセット信号PWR7のパルスによってONレベルにリセットされる。セット信号PWS6の波形は、図8に示されたセット信号PWS2の波形に対応する。リセット信号PWR6の波形は、図8に示されたリセット信号PWR2の波形に対応する。セット信号PWS7の波形は、図8に示されたセット信号PWS3の波形に対応する。リセット信号PWR7の波形は、図8に示されたリセット信号PWR3の波形に対応する。出力信号TOUT6の波形は、図8に示された出力信号TOUT2の波形に対応する。出力信号TOUT7の波形は、図8に示された出力信号TOUT3の波形に対応する。出力信号TOUT6及びTOUT7が示す波形は、図10のB相PWM波形及びBバー相PWM波形に相当する。
以上説明したとおり、異なるキャリア周期でのハーフブリッジ制御が実現される。異なるキャリア周期でのハーフブリッジ制御に用いられないカウンタ回路21及び25は、後述する汎用機能として使用可能である。
異なるキャリア周期でのハーフブリッジ制御においては、互いに異なるクロック信号としての信号CK0及びCK4が用いられ、カウント開始レジスタ6はカウントイネーブル信号EN0及びEN4を任意のタイミングで出力する。図10に示す例では、カウント開始レジスタ6がカウントイネーブル信号EN0及びEN4を同時に出力し、カウンタ201及びカウンタ241が同時にカウント動作を開始する。
(動作例3)
フルブリッジ制御を実現するためのタイマユニット回路3の動作例3を以下に説明する。
動作例3は、以下の点が動作例2から変更されている。信号CK0及び信号CK4として共通のクロック信号が用いられる。更に、カウント開始レジスタ6は、カウントイネーブル信号EN0を出力してから一定の遅延時間の経過後、カウントイネーブル信号EN4を出力する。
その結果、出力信号TOUT2、TOUT3、TOUT6及びTOUT7は、図11に示されるフルブリッジ制御波形を示す。フルブリッジ制御波形は、A相PWM波形と、Aバー相PWM波形と、B相PWM波形と、Bバー相PWM波形を含む。B相PWM波形及びBバー相PWM波形は、A相PWM波形及びAバー相PWM波形に対して遅延時間だけ位相が遅れている。
電力供給回路2は、出力信号TOUT2、TOUT3、TOUT6及びTOUT7に基づいて誘導加熱のための加熱用コイルに電力を供給する。この場合、A相PWM波形及びAバー相PWM波形のキャリア周期AはB相PWM波形及びBバー相PWM波形のキャリア周期Bと異なる。
(動作例4)
汎用機能を実現するためのタイマユニット回路3の動作例4を以下に説明する。汎用機能として、インターバル機能、イベントカウント機能、ワンカウント機能、基本PWMパルス出力機能が挙げられる。
動作例4において、カウンタ回路20がインターバル機能に設定され、カウンタ回路21がイベントカウント機能に設定され、カウンタ回路22がワンカウント機能に設定され、カウンタ回路23がインターバル機能に設定され、カウンタ回路24〜26が基本PWM出力機能に設定され、カウンタ回路27がワンカウント機能に設定される。基本PWM出力機能のために、キャリア周期設定、デューティ設定が必要とされる。キャリア周期設定がカウンタ回路24に割り当てられ、デューティ設定がカウンタ回路25及びカウンタ回路26に割り当てられる。
以下、図12A及び図13を用いてインターバル機能を実現するためのタイマユニット回路3の動作を説明する。
インターバル機能において、外部から入力される信号CK0を用いて特定のインターバルが周期的に生成され、インターバル間隔が一定に保たれ、割り込み信号又はトグル波形を示す出力信号TOUT0が出力される。
選択回路101は、カウントイネーブル信号EN0をトリガ信号START0として選択し、信号CK0をクロック信号CLOCK0として選択する。
図13を参照して、カウンタ201は、トリガ信号START0の入力検出後、1発目のクロック信号CLOCK0に同期してカウント開始値D0をロードする。その後、カウンタ201は、クロック信号CLOCK0に同期してカウント開始値D0からダウンカウント動作を実行する。カウント開始値D0は、インターバル周期に対応する。カウンタ回路20は、インターバル周期の経過後にカウンタ回路出力信号TCOUT0としてワンショットパルスを出力する。カウンタ回路出力信号TCOUT0は、CPU4又は外部装置9の割り込み信号として用いられる。また、出力モードレジスタ7は、単相波形出力モードを示す出力モード選択信号MOD01を出力する。したがって、出力信号生成回路30は、カウンタ回路出力信号TCOUT0のパルスの奇数発目でONレベルにセットされ、偶数発目でOFFレベルにリセットされるパルスを出力信号TOUT0として出力する。
カウンタ回路23及び出力信号生成回路33もカウンタ回路20及び出力信号生成回路30と同様に動作する。
以下、図12A及び図14を用いてイベントカウント機能を実現するためのタイマユニット回路3の動作を説明する。
イベントカウント機能において、外部から入力される信号CK1を所定の回数カウントし、カウント終了により割り込み信号又はトグル波形を示す出力信号TOUT1が出力される。
選択回路101は、カウントイネーブル信号EN1をトリガ信号START1として選択し、信号CK1をクロック信号CLOCK1として選択する。
図14を参照して、カウンタ211は、トリガ信号START1の入力に応答して、カウント開始値D1をロードする。その後、カウンタ211は、クロック信号CLOCK1に同期してカウント開始値D1からダウンカウント動作を実行する。カウント開始値D1は、上述の所定の回数に対応する。カウンタ回路21は、カウンタ211が所定の回数カウントした後にカウンタ回路出力信号TCOUT1としてワンショットパルスを出力する。カウンタ回路出力信号TCOUT1は、CPU4又は外部装置9の割り込み信号として用いられる。また、出力モードレジスタ7は、単相波形出力モードを示す出力モード選択信号MOD01を出力する。したがって、出力信号生成回路31は、カウンタ回路出力信号TCOUT1のパルスの奇数発目でONレベルにセットされ、偶数発目でOFFレベルにリセットされるパルスを出力信号TOUT1として出力する。
以下、図12A及び図15を用いてワンカウント機能を実現するためのタイマユニット回路3の動作を説明する。
ワンカウント機能において、外部から入力されるトリガに基づいて1回だけ所定の回数のカウントが実行され、割り込み信号又はトグル波形を示す出力信号TOUT2が出力される。
選択回路123は、カウントイネーブル信号EN2をトリガ信号START2として選択し、信号CK2をクロック信号CLOCK2として選択する。
図15を参照して、カウンタ221は、トリガ信号START2の入力検出後、クロック信号CLOCK2に同期してカウント開始値D2からダウンカウント動作を実行する。カウント開始値D2は、上述の所定の回数に対応する。カウンタ221が所定の回数カウントした後、カウンタ221はダウンカウント動作を停止し、カウンタ回路22はカウンタ回路出力信号TCOUT2としてワンショットパルスを出力する。カウンタ回路出力信号TCOUT2は、CPU4又は外部装置9の割り込み信号として用いられる。また、出力モードレジスタ7は、単相波形出力モードを示す出力モード選択信号MOD23を出力する。したがって、出力信号生成回路32は、カウンタ回路出力信号TCOUT2のパルスの奇数発目でONレベルにセットされ、偶数発目でOFFレベルにリセットされるパルスを出力信号TOUT2として出力する。
カウンタ回路27及び出力信号生成回路37もカウンタ回路22及び出力信号生成回路32と同様に動作する。
以下、図12B及び図16を用いて基本PWMパルス出力機能を実現するためのタイマユニット回路3の動作を説明する。
選択回路145は、カウントイネーブル信号EN4をトリガ信号START4として選択し、信号CK4をクロック信号CLOCK4として選択する。
図16を参照して、カウンタ回路24はキャリア周期設定に用いられる。カウンタ241は、トリガ信号START4の入力検出後、クロック信号CLOCK4に同期してカウント開始値D4からダウンカウント動作を実行する。カウント開始値D4は、キャリア周期に対応する。カウンタ回路24は、カウント開始値D4に対応する時間の経過後にカウント周期信号STOUT4としてワンショットパルスを出力する。カウント周期信号STOUT4は、選択回路145を経由してトリガ信号START5としてカウンタ回路25に伝播し、選択回路145及び選択回路167を経由してトリガ信号START6としてカウンタ回路26に伝播する。したがって、カウンタ回路24、25及び26は、同時にカウントを開始する。カウンタ回路24は、クロック信号CLOCK4をカウントクロック信号CKOUT4として出力する。カウントクロック信号CKOUT4は、選択回路145を経由してクロック信号CLOCK5としてカウンタ回路25に伝播し、選択回路145及び167を経由してクロック信号CLOCK6としてカウンタ回路26に伝播する。したがって、カウンタ回路24、25及び26の間でクロック信号が統一される。
カウンタ回路25は、デューティ設定に用いられる。カウンタ251は、トリガ信号START5の入力検出時にカウンタ回路出力信号TCOUT5としてワンショットパルスを出力する。また、カウンタ251は、クロック信号CLOCK5に同期してカウント開始値D5からダウンカウント動作を実行する。ここでカウント開始値D5は、デューティ幅期間に対応する。カウンタ回路25は、デューティ幅期間の経過後にもTCOUT5としてワンショットパルスを出力する。出力モードレジスタ7は、単相波形出力モードを示す出力モード選択信号MOD45を出力する。したがって、出力信号生成回路35は、カウンタ回路出力信号TCOUT5のパルスの奇数発目でONレベルにセットされ、偶数発目でOFFレベルにリセットされるパルスを出力信号TOUT5として出力する。
カウンタ回路26及び出力信号生成回路36もカウンタ回路25及び出力信号生成回路35と同様に動作する。
以上説明したように、カウンタ回路20〜27及び出力モードレジスタ7を設定することにより、タイマユニット回路3は様々な汎用機能を実現可能である。
上述の動作例1〜4の各々において、カウント開始レジスタ6は、カウントイネーブル信号EN0〜EN7から選択される複数のカウントイネーブル信号を同時に出力してもよい。この場合、複数のカウントイネーブル信号に対応する複数のカウンタ回路は、同時にカウントを開始する。カウントイネーブル信号EN0〜EN7の全てが選択されてもよい。
第1の実施形態によれば、トリガ信号及びクロック信号の選択により、カウンタ回路の役割が変更される。また、出力回路の出力モードも選択可能である。したがって、タイマユニット回路3は、動作例1〜4のような様々な動作を実行可能である。したがって、タイマユニット回路3及びタイマユニット回路3を備えたマイクロコントローラ1の汎用性が高い。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係るタイマユニット回路3は、信号間引き機能を実現可能なように、第1の実施形態に係るタイマユニット回路3から選択回路101、123、145及び167の構成が変更されている。
図17を参照して、第2の実施形態に係る選択回路101は、カウントクロック伝達信号SCKI23、信号CK1及びカウント周期伝達信号SSTI23から一つをクロック信号CLOCK1として選択してカウンタ回路21に出力する。他の点については、第2の実施形態に係る選択回路101の構成は第1の実施形態に係る選択回路101の構成と同じである。第2の実施形態に係る選択回路123は、カウントクロック伝達信号SCKI45、信号CK3及びカウント周期伝達信号SSTI45から一つをクロック信号CLOCK3として選択してカウンタ回路23に出力する。他の点については、第2の実施形態に係る選択回路123の構成は第1の実施形態に係る選択回路123の構成と同じである。
同様に、第2の実施形態に係る選択回路145は、カウントクロック伝達信号SCKI67、信号CK5及びカウント周期伝達信号SSTI67から一つをクロック信号CLOCK5として選択してカウンタ回路25に出力する。他の点については、第2の実施形態に係る選択回路145の構成は第1の実施形態に係る選択回路145の構成と同じである。第2の実施形態に係る選択回路167は、カウントクロック伝達信号SCKI67、信号CK7、カウント周期伝達信号SSTI67及びカウント周期伝達信号SSTI6から一つをクロック信号CLOCK7として選択してカウンタ回路27に出力する。他の点については、第2の実施形態に係る選択回路167の構成は第1の実施形態に係る選択回路167の構成と同じである。
(動作例5)
信号間引き機能を実現するためのタイマユニット回路3の動作例5を以下に説明する。動作例5は、動作例2が部分的に変更されたものである。
以下、図17及び図18を用いて、動作例5に係る選択回路101及びチャネル401の動作を説明する。
カウンタ回路20は、キャリア周期Aを設定するために用いられる。選択回路101は、カウントイネーブル信号EN0をトリガ信号START0として選択し、信号CK0をクロック信号CLOCK0として選択する。
カウンタ201は、トリガ信号START0の入力検出後、クロック信号CLOCK0に同期してカウント開始値D0からダウンカウント動作を実行する。カウント開始値D0は、キャリア周期Aに対応する。カウンタ回路20は、カウント開始値D0に対応する時間の経過後にカウント周期信号STOUT0としてワンショットパルスを出力する。
カウント周期信号STOUT0は、選択回路101を経由し、クロック信号CLOCK1としてカウンタ回路21に伝播する。
カウンタ回路21は、カウント周期信号STOUT0に基づいて信号間引き機能を実行する。
選択回路101は、カウント周期信号STOUT0をクロック信号CLOCK1として選択し、カウントイネーブル信号EN1をトリガ信号START1として選択する。
カウンタ211は、トリガ信号START1の入力検出後、カウント開始値D1をロードし、その後、クロック信号CLOCK1に同期してカウント開始値D1からダウンカウント動作を実行する。カウント開始値D1は、所定の信号間引き回数に対応する。図18において、カウント開始値D1は7である。カウンタ回路21は、カウンタ211が信号間引き回数カウントした後にカウンタ回路出力信号TCOUT1としてワンショットパルスを出力する。カウンタ回路出力信号TCOUT1は、CPU4又は外部装置9の割り込み信号として用いられる。
カウンタ回路出力信号TCOUT2及びTCOUT3は、図18に示されたA相PWM波形及びAバー相PWM波形を示す。
CPU4又は外部装置9は、割り込み信号としてのカウンタ回路出力信号TCOUT1に応答し、カウント開始値D2、D3、D6及びD7の各々に対応する値を演算し、カウント開始値D2、D3、D6及びD7の各々を演算した値に更新する。したがって、A相PWM波形及びAバー相PWM波形は、カウンタ回路出力信号TCOUT1のパルスの前の部分と後の部分で波形が異なる。
動作例5は、上述の点以外は動作例2と同様である。
動作例5においては、パルスの間隔がキャリア周期に対応するカウント周期信号STOUT0をCPU4又は外部装置9の割り込み信号として用いる場合に比べて、値を演算するための時間が長時間確保される。したがって、動作例5は、キャリア周期が短い場合、CPU4又は外部装置9の処理速度が遅い場合、値の演算が複雑な場合に好適である。なお、信号間引き機能を動作例1、3又は4に適用することも可能である。
図1は、従来のモータ制御用マイクロコントローラのブロック図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るマイクロコントローラのブロック図である。 図3Aは、第1の実施形態に係るタイマユニット回路のブロック図である。 図3Bは、第1の実施形態に係るタイマユニット回路のブロック図である。 図4は、2相PWM波形出力モードを説明する波形図である。 図5は、単相PWM波形出力モードを説明する波形図である。 図6Aは、タイマユニット回路の動作例1を説明するブロック図である。 図6Bは、タイマユニット回路の動作例1を説明するブロック図である。 図7は、動作例1の概要を説明する波形図である。 図8は、動作例1の詳細を説明する波形図である。 図9Aは、タイマユニット回路の動作例2を説明するブロック図である。 図9Bは、タイマユニット回路の動作例2を説明するブロック図である。 図10は、動作例2に係る波形図である。 図11は、タイマユニット回路の動作例3に係る波形図である。 図12Aは、タイマユニット回路の動作例4を説明するブロック図である。 図12Bは、タイマユニット回路の動作例4を説明するブロック図である。 図13は、インターバル機能に係る波形図である。 図14は、イベントカウント機能に係る波形図である。 図15は、ワンカウント機能に係る波形図である。 図16は、基本PWMパルス出力機能に係る波形図である。 図17は、本発明の第2の実施形態に係るタイマユニット回路のブロック図である。 図18は、信号間引き機能に係る波形図である。
符号の説明
1…マイクロコントローラ
2…電力供給回路
9…外部装置
3…タイマユニット回路
4…CPU
5…ROM
6…カウント開始レジスタ
7…出力モードレジスタ
101、123、145、167…選択回路
20〜27…カウンタ回路
201、211、221、231、241、251、261、271…カウンタ
202、212、222、232、242、252、262、272…データレジスタ
301、323、345、367…出力回路
30〜37…出力信号生成回路
301A、323A、345A、367A…出力制御回路
401、423、445、467…チャネル
CK0〜CK7…信号
CLOCK0〜CLOCK7…クロック信号
SCKI01、SCKI23、SCKI45、SCKI67…カウントクロック伝達信号
CKOUT0、CKOUT2、CKOUT4、CKOUT6…カウントクロック信号
EN0〜EN7…カウントイネーブル信号
START0〜START7…トリガ信号
SSTI01〜SSTI67…カウント周期伝達信号
STOUT0、STOUT2、STOUT4、STOUT6…カウント周期信号
MOD01、MOD23、MOD45、MOD67…出力モード選択信号
TCOUT0〜TCOUT7…カウンタ回路出力信号
PWS0〜PWS7…セット信号
PWR0〜PWR7…リセット信号
TOUT0〜TOUT7…出力信号

Claims (7)

  1. 第1選択回路と、
    第1チャネルと
    を具備し、
    前記第1チャネルは、
    第1カウンタ回路と、
    第2カウンタ回路と、
    第1出力回路と
    を備え、
    前記第1カウンタ回路は、第1トリガ信号に基づいて第1クロック信号に同期したカウント動作を実行する第1カウンタと、前記第1カウンタがカウント動作を実行する際のカウント開始値を保持する第1データレジスタとを備え、
    前記第2カウンタ回路は、第2トリガ信号に基づいて第2クロック信号に同期したカウント動作を実行する第2カウンタと、前記第2カウンタがカウント動作を実行する際のカウント開始値を保持する第2データレジスタとを備え、
    前記第1選択回路は、第1信号を前記第1トリガ信号として選択し、第2信号を前記第1クロック信号として選択し、第3信号を前記第2トリガ信号として選択し、第4信号を前記第2クロック信号として選択し、
    前記第1出力回路は、第1出力モードと第2出力モードをとり、
    前記第1出力モードにおいて、前記第1出力回路は、前記第1カウンタ回路が前記第1カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第1カウンタ回路出力信号と前記第2カウンタ回路が前記第2カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第2カウンタ回路出力信号との両方に基づいて、正相のPWM波形を示す第1出力モード第1出力信号と逆相のPWM波形を示す第1出力モード第2出力信号とを出力し、
    前記第2出力モードにおいて、前記第1出力回路は、前記第1カウンタ回路出力信号及び前記第2カウンタ回路出力信号のいずれか一方に基づき他方に基づかない第2出力モード第1出力信号を出力する
    タイマユニット回路。
  2. 第2乃至第4選択回路と、第2乃至第4チャネルを更に具備し、
    前記第2チャネルは、第3カウンタ回路と、第4カウンタ回路と、第2出力回路とを備え、
    前記第3カウンタ回路は、第3トリガ信号に基づいて第3クロック信号に同期したカウント動作を実行する第3カウンタと、前記第3カウンタがカウント動作を実行する際のカウント開始値を保持する第3データレジスタとを備え、
    前記第4カウンタ回路は、第4トリガ信号に基づいて第4クロック信号に同期したカウント動作を実行する第4カウンタと、前記第4カウンタがカウント動作を実行する際のカウント開始値を保持する第4データレジスタとを備え、
    前記第3チャネルは、第5カウンタ回路と、第6カウンタ回路と、第3出力回路とを備え、
    前記第5カウンタ回路は、第5トリガ信号に基づいて第5クロック信号に同期したカウント動作を実行する第5カウンタと、前記第5カウンタがカウント動作を実行する際のカウント開始値を保持する第5データレジスタとを備え、
    前記第6カウンタ回路は、第6トリガ信号に基づいて第6クロック信号に同期したカウント動作を実行する第6カウンタと、前記第6カウンタがカウント動作を実行する際のカウント開始値を保持する第6データレジスタとを備え、
    前記第4チャネルは、第7カウンタ回路と、第8カウンタ回路と、第4出力回路とを備え、
    前記第7カウンタ回路は、第7トリガ信号に基づいて第7クロック信号に同期したカウント動作を実行する第7カウンタと、前記第7カウンタがカウント動作を実行する際のカウント開始値を保持する第7データレジスタとを備え、
    前記第8カウンタ回路は、第8トリガ信号に基づいて第8クロック信号に同期したカウント動作を実行する第8カウンタと、前記第8カウンタがカウント動作を実行する際のカウント開始値を保持する第8データレジスタとを備え、
    第1の場合において、
    前記第2出力回路は、前記第3カウンタ回路が前記第3カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第3カウンタ回路出力信号と前記第4カウンタ回路が前記第4カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第4カウンタ回路出力信号との両方に基づいて、正相のPWM波形を示す第2出力回路第1出力信号と逆相のPWM波形を示す第2出力回路第2出力信号とを出力し、
    前記第3出力回路は、前記第5カウンタ回路が前記第5カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第5カウンタ回路出力信号と前記第6カウンタ回路が前記第6カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第6カウンタ回路出力信号との両方に基づいて、正相のPWM波形を示す第3出力回路第1出力信号と逆相のPWM波形を示す第3出力回路第2出力信号とを出力し、
    前記第4出力回路は、前記第7カウンタ回路が前記第7カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第7カウンタ回路出力信号と前記第8カウンタ回路が前記第8カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第8カウンタ回路出力信号との両方に基づいて、正相のPWM波形を示す第4出力回路第1出力信号と逆相のPWM波形を示す第2出力回路第4出力信号とを出力し、
    前記第2選択回路は、前記第3及び第4クロック信号の各々として前記第1クロック信号を選択し、前記第1カウンタ回路が前記第1カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第1カウント周期信号を前記第3トリガ信号として選択し、前記第3カウンタ回路が前記第3カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第3カウント周期信号を前記第4トリガ信号として選択し、
    前記第3選択回路は、前記第5及び第6クロック信号の各々として前記第1クロック信号を選択し、前記第5トリガ信号として前記第1カウント周期信号を選択し、前記第5カウンタ回路が前記第5カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第5カウント周期信号を前記第6トリガ信号として選択し、
    前記第4選択回路は、前記第7及び第8クロック信号の各々として前記第1クロック信号を選択し、前記第7トリガ信号として前記第1カウント周期信号を選択し、前記第7カウンタ回路が前記第7カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第7カウント周期信号を前記第8トリガ信号として選択する
    請求項1のタイマユニット回路。
  3. 前記第1の場合と異なる第2の場合において、
    前記第2出力回路は、前記第3カウンタ回路が前記第3カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第3カウンタ回路出力信号と前記第4カウンタ回路が前記第4カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第4カウンタ回路出力信号との両方に基づいて、正相のPWM波形を示す第2出力回路第1出力信号と逆相のPWM波形を示す第2出力回路第2出力信号とを出力し、
    前記第4出力回路は、前記第7カウンタ回路が前記第7カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第7カウンタ回路出力信号と前記第8カウンタ回路が前記第8カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第8カウンタ回路出力信号との両方に基づいて、正相のPWM波形を示す第4出力回路第1出力信号と逆相のPWM波形を示す第2出力回路第4出力信号とを出力し、
    前記第2選択回路は、前記第3及び第4クロック信号の各々として前記第1クロック信号を選択し、前記第1カウンタ回路が前記第1カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第1カウント周期信号を前記第3トリガ信号として選択し、前記第3カウンタ回路が前記第3カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第3カウント周期信号を前記第4トリガ信号として選択し、
    前記第3選択回路は、第5信号を前記第5トリガ信号として選択し、第6信号を前記第5クロック信号として選択し、
    前記第4選択回路は、前記第7及び第8クロック信号の各々として前記第5クロック信号を選択し、前記第5カウンタ回路が前記第5カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第5カウント周期信号を前記第7トリガ信号として選択し、前記第7カウンタ回路が前記第7カウンタのカウンタ値に基づいて出力する第7カウント周期信号を前記第8トリガ信号として選択する
    請求項2のタイマユニット回路。
  4. 前記第4信号は前記第1カウント周期信号である
    請求項2又は3のタイマユニット回路。
  5. 前記第1乃至第8カウンタは、同時にカウントを開始する
    請求項2乃至4のいずれかに記載のタイマユニット回路。
  6. 出力モードレジスタを更に具備し、
    前記第1出力回路は、前記出力モードレジスタに設定された値に基づいて前記第1出力モード又は前記第2出力モードを選択する
    請求項1乃至5のいずれかに記載のタイマユニット回路。
  7. 第1信号を第1トリガ信号として選択するステップと、
    第2信号を第1クロック信号として選択するステップと、
    第3信号を第2トリガ信号として選択するステップと、
    第4信号を第2クロック信号として選択するステップと、
    第1出力回路の出力モードとして、第1出力モード及び第2出力モードの一方を選択するステップと
    を具備し、
    第1カウンタが前記第1トリガ信号に基づいて前記第1クロック信号に同期したカウント動作を実行し、
    第1データレジスタは前記第1カウンタがカウント動作を実行する際のカウント初期値を保持し、
    第2カウンタが前記第2トリガ信号に基づいて前記第2クロック信号に同期したカウント動作を実行し、
    第2データレジスタは前記第2カウンタがカウント動作を実行する際のカウント初期値を保持し、
    前記第1出力モードにおいて、前記第1出力回路は、前記第1カウンタのカウンタ値に基づいて出力される第1カウンタ回路出力信号と前記第2カウンタのカウンタ値に基づいて出力される第2カウンタ回路出力信号との両方に基づいて、正相のPWM波形を示す第1出力モード第1出力信号と逆相のPWM波形を示す第1出力モード第2出力信号とを出力し、
    前記第2出力モードにおいて、前記第1出力回路は、前記第1カウンタ回路出力信号及び前記第2カウンタ回路出力信号のいずれか一方に基づき他方に基づかない第2出力モード第1出力信号を出力する
    タイマユニット回路の使用方法。
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