JPH09114444A - 矩形画像データ転送システム - Google Patents

矩形画像データ転送システム

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JPH09114444A
JPH09114444A JP7270288A JP27028895A JPH09114444A JP H09114444 A JPH09114444 A JP H09114444A JP 7270288 A JP7270288 A JP 7270288A JP 27028895 A JP27028895 A JP 27028895A JP H09114444 A JPH09114444 A JP H09114444A
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image data
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JP7270288A
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Tokuo Ikutomo
得雄 生友
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バス幅(バスのビット数)と異なるビット数
の矩形画像データをビットマップメモリ20に書き込む
に際して、CPUの負担が多かった。 【解決手段】 CPU1とは別に設けた補助ハードウエ
ア30のシフト手段33で入力側メモリ手段31に収納
されている矩形画像データを出力メモリ手段32に収納
されている矩形画像データのビット数だけシフトする。
シフトされた矩形画像データは出力メモリ手段32の出
力と論理和がとられて出力される。上記シフト処理で桁
上げがあった場合には、該桁上げデータは入力側メモリ
手段31を介して出力側メモリ手段32に保持される。
上記論理和処理でも得られたデータがバス幅に満たない
ときには、出力側メモリ32に保持される。これによっ
て、フォントメモリ10より順次矩形画像データを読み
出すだけでビットマップメモリ20に空白なく矩形デー
タを書き込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は矩形画像データ転送
システムに関し、特に、データバスのビット数と矩形画
像データのビット数の一致しない場合の矩形画像データ
転送システムに関するものである。
【0002】
【従来技術】図13はビットマップメモリに矩形画像デ
ータを形成する場合の概念図を示し、図14はそのフロ
ー図であり、更に図15はビットマップメモリへの矩形
画像データの展開の様子を示す説明図である。ここで、
時間的に同時に処理されるビット数(幅)は図15にお
いては横幅で表され、図15における縦幅は文字の大き
さ等を表わし、時経列的に扱われる大きさであって、こ
こでは直接扱われない。
【0003】まず、ビットマップメモリ20にはデータ
バスのビット数(以下バス幅という)Wb でのデータ書
き込み、読み出しが行われるが、該ビットマップメモリ
20に書き込まれる矩形画像データ、例えばフォントメ
モリ10よりの矩形画像データのビット数α(以下矩形
画像データ幅という)は必ずしもバス幅Wb と一致しな
い。
【0004】ここでは、Wb >αの場合であって、図1
5(a) に示す矩形画像データIn (n:矩形画像データ
の入力順序を表わす正の整数)をビットマップメモリ2
0上のバス幅Wb の矩形領域Jm (m:ビットマップメ
モリ上での矩形領域の配列順序を表わす正の整数)に展
開する場合について以下に説明する。
【0005】まず、矩形画像データI1 がフォントメモ
リ10よりCPU1のワークメモリに読み出されるとと
もに、書き込み対象となるビットマップメモリ20の矩
形領域J1 のデータが読み出される(図14−ステップ
(1) 、(2) )。次いで、CPU1はバス幅Wb と矩形画
像データ幅αが等しいか否かを判断し、その結果、この
例ではバス幅Wb と矩形画像データ幅αが等しくないと
判断される(図14−ステップ(3) )。この後、以下の
シフト処理のために矩形領域J1 に既に書き込みが完了
しているデータのビット数βが検出され、この場合は未
だ書き込みデータがないのでシフト量0となり、矩形画
像データI1 はシフト処理されないで(シフト量 零)
そのまま幅Wb の矩形領域J1 中の最初のビットからα
ビット迄に書き込まれる(図14−ステップ(4) 、(5)
、(6) )。従って、図15(b) に示すように余白分W
b−αを残して、矩形画像データI1 が矩形領域J1
書き込まれることになる。
【0006】次に上記同様、書き込まれるべき矩形画像
データI2 がフォントメモリ10からCPU1のワーク
メモリに読み出されるとともに、ビットマップメモリ2
0の矩形領域J1 に既に書き込まれた矩形画像データI
1 が読み出される(図14−ステップ(1) 、(2) )。
【0007】矩形領域J1 は上記のように余白Wb −α
を残しているため、この該余白分をまず埋める必要があ
る。そこで、CPU1は、矩形領域J1 には幅αのデー
タが書き込まれている(即ちβ=α)ことを確認して、
フォントメモリ10より読み出した上記矩形画像データ
2 を上記矩形画像データI1 の幅αだけシフトする
(図14−ステップ(3) 、(4) )。次いで、上記矩形領
域J1 に書き込まれた矩形画像データI1 を下位のビッ
ト群のデータとし、上記シフトされた矩形画像データI
2 の幅Wb を超えないシフトデータI21を上位のビット
群のデータとして両者の論理和がとられて、再びビット
マップメモリ20上の矩形領域J1 に書き込まれる(図
14−ステップ(5) 、(6) )。これによって、矩形領域
1 への書き込みが完了したことになる(図15(c) 参
照) 。
【0008】ここで、上記矩形画像データI2 は上記矩
形領域J1 の余白Wb −αビットしか書き込まれていな
いので、前回のシフト処理でオーバフローした未書き込
み分のデータ(ここでは2α−Wb ビット)を次の矩形
領域J2 に書き込む必要がある。
【0009】そこで、フォントメモリ10より再び矩形
画像データI2 が読み出されるとともに、ビットマップ
メモリ20の矩形領域J2 のデータが読み出される(図
14−ステップ(1) 、(2) )。
【0010】ここで、矩形領域J2 は未だ他のデータが
書き込まれていないので、上記矩形画像データI2
中、前回のシフト処理でバス幅Wb をオーバフローした
桁上げデータI22(ビット数2α−Wb )が矩形領域J
2 の最初のビットから2α−Wb ビット迄に書き込まれ
る(図14−ステップ(3) 、(4) 、(5) 、(6) )(図1
5(d) 参照)。
【0011】このようにして矩形領域Jm に書き込まれ
たデータは空白がある限り、該矩形領域Jm に書き込ま
れた矩形画像データは読み出されて、該空白が順次埋め
られ、ある矩形領域Jm の空白が埋められてから次の矩
形領域Jm +1へのデータの書き込みがなされることにな
る(図15(e)(f)参照)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシステムに
よると、フォントメモリ10より矩形画像データを読み
出した後、更にビットマップメモリ20に書き込んだデ
ータをも読み出し、上記フォントメモリ10より読み出
した矩形画像データを必要量シフトした後、論理和処理
して再びビットマップメモリ20に書き込むことがなさ
れている。
【0013】このように、CPU1はフォントメモリ1
0より目的とする矩形画像データIn を読み出すだけで
なく、ビットマップメモリ20より書き込み対象となる
矩形領域Jm のデータをも読み出しているため、転送処
理に時間がかかる上に、バス幅Wb と矩形画像データ幅
のビット数の比較判断処理、シフト処理、論理和処理も
CPU1が行っているため、CPU1にかかる負荷は莫
大となる。
【0014】本発明は上記従来の事情に鑑みて提案され
たものであって、バス幅に対応する矩形画像データを生
成するときに、バス幅に満たないデータが生成される
と、該データを一旦保持し、次の矩形画像データの一部
のビットとの論理和をとることによって、CPUの負荷
を軽減し、従って全体の処理速度を早めようとするもの
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は図1に示すような構成の補助ハードウエア
を設け、以下に説明する手順で処理がなされる。以下矩
形画像データ幅α<バス幅Wb の場合を基準に説明す
る。
【0016】まず、補助ハードウェア30には入力側の
メモリ手段31と出力側のメモリ手段32が用意され
る。後に詳しく説明するように、入力側メモリ手段31
に上記データ幅αの矩形画像データIn が、また出力側
メモリ手段32には後に説明する前回のシフト処理によ
ってオーバフロした桁上げデータI(n-1)2又は前回の論
理和処理によるバス幅Wb に満たない論理和データI(n
-1)3(〔(n-1) 〕は前回処理を表わす)が収納されてい
る。
【0017】この状態から入力側メモリ手段31より矩
形画像データIn をシフト手段33に転送し、Sn =S
n -1+α(Sn :今回のシフト量、Sn -1:前回のシフ
ト量)〔ちなみに出力側メモリ32に収納されているデ
ータI(n-1)2、又はデータI(n-1)3のビット数はSn 〕
だけシフトする(図1(1))。
【0018】この結果、Sn +α>Wb となって、オー
バフローが生じる場合、上記シフト手段33の出力の
中、バス幅Wb のシフトデータ(実質的にはSn+1 〜W
b ビット迄が有効なデータ)In1が次段のOR手段34
に入力される(図1(2))。このOR手段34では、上記
出力側メモリ32の出力データI(n-1)2又はI(n-1)3
上記シフト手段33の出力データIn1との論理和がとら
れ、これによってバス幅Wb の矩形画像データIn3が出
力される(図1(3))。ここで、出力矩形画像データIn3
の中、下位ビット群を出力側メモリ32より出力される
矩形画像データI(n-1)2又はI(n-1)3が、また上位のビ
ット群をシフト手段33より出力される矩形画像データ
In1が占めることになる。
【0019】一方、上記シフト手段33でバス幅Wb を
オーバフローしたSn +α−Wb ビットの桁上げデータ
In2が入力側メモリ手段31を介して、出力側メモリ3
2に収納され、次の矩形画像データIn+1の一部との論
理和処理を待つことになる(図1(2')) 。
【0020】上記シフト処理の結果、得られるSn +α
ビットの矩形画像データが、バス幅Wb に満たないと
き、当然のことながら上記出力側のメモリ手段32に収
納されているSn ビットとシフト手段33に収納されて
いるαビットのデータがOR手段34で論理和されて
も、ビット数がWb に達しないことになる。このとき
は、該OR手段33の出力する矩形画像データIn3が出
力側メモリ手段32に転送され、次の矩形画像データI
n +1の一部との論理和処理を待つことになる(図1
(3')) 。
【0021】尚、初期状態すなわち、動作の最初の状
態、あるいは上記シフト手段33でオーバフローが発生
せず、しかもバス幅Wb を満たした状態となった直後で
は、入力側メモリ手段31と出力側メモリ手段32とと
もに空の状態が発生する。この時は上記の出力側メモリ
手段32に収納された処理の対象となる矩形画像データ
はフォントメモリ10より得られた矩形画像データIn-
1 となり、このとき入力側メモリ31に収納されている
矩形画像データIn との間で、上記の処理がなされる。
【0022】
【発明の実施の形態】図2は本発明を実施するシステム
の概要を示し、図3は上記図2のシステムの全体フロー
図、図4は図2に使用されている補助ハードウェアの更
に詳しい機能ブロック図、図5は上記図4を用いた本発
明のフロー図、図6、図7、図8は本発明の入力、中間
処理、出力の関係を示すフロー図、図9はビットマップ
メモリ内でのデータ展開状態を示すフロー図である。ま
た、図15に示す場合と同様ビット数(幅)は図9上横
幅に表れることになる。
【0023】まず、CPU1がフォントメモリ10より
バス幅Wb のビット数でビット数αの矩形画像データI
n を読み出して、補助ハードウェア30の入力側メモリ
手段31に入力する。ここで、上記矩形画像データIn
はI1 、I2 、I3 …の順で読み出されるものとし、説
明を簡略化するためにα<Wb の場合、具体的にはWb
=8、α=5の場合を例に以下の説明をする。
【0024】まず、補助ハードウェア30の上記入力側
メモリ手段31の前段に置かれた入力セレクタS1は制
御手段50の入力セレクタ制御部52によって制御され
ており、図11に示すように矩形画像データIn がフォ
ントメモリ10より読み出されるときはもちろん入力側
にONになっている。また、出力セレクタS2も制御手
段50の出力セレクタ制御部53によって制御されてお
り、常時はメモリ手段31側にONになっている。
【0025】この状態で、まずフォントメモリ10より
矩形画像データI1 が読み出されて、上記入力側メモリ
手段31に収納される。(図5(a) 、図6(a))。次い
で、矩形画像データI2 が読み出されて、入力側メモリ
手段31に収納されるとともに、上記矩形画像データI
1 は出力セレクタS2を介して出力側メモリ手段32に
初期矩形画像データとして転送される(図3−ステップ
(11)、図5(b) 、図6(b))。
【0026】この状態で出力側メモリ手段32に収納さ
れているデータI1 をこのままビットマップメモリ20
の矩形領域J1 に書き込んでも、該矩形領域J1 にはバ
ス幅Wb と矩形画像データ幅αの相違によってWb −α
ビットの余白が出来ることになり、不都合である。そこ
で、上記余白Wb −αビットを埋める手順がとられる。
【0027】すなわち、制御手段50のシフト制御部5
1は図10ステップS12→S13に示すように、出力
側メモリ手段32と入力側メモリ手段31に矩形画像デ
ータが収納されているか否かを検索し、出力側メモリ3
2に入力されている矩形画像データのビット数βをシフ
ト量Sn としてレジスタ51rに設定する。
【0028】一般に、シフト量Sn (=β)はSn =S
n -1+αで与えられるが、この場合(n=2の場合)、
前回のシフト量Sn -1=S1 は0となる。従って、レジ
スタ51rには初期シフト量として、上記出力側メモリ
手段32に収納されている矩形画像データI1 のデータ
数α=5が初期設定される(図10−ステップS1
4)。この状態で、入力側メモリ手段31に収納された
矩形画像データI2 がシフト手段33に転送され、上記
シフト量の初期値αのビット数だけバス幅方向にシフト
処理される(図3−ステップ(12)、図9(b1)) 。
【0029】このシフト処理の結果得られるデータは、
バス幅Wb 迄のシフトデータIn1とバス幅Wb をオーバ
フローした桁上げデータIn2(この場合In1=I21、I
n2=I22)となる。ただし、上記シフトデータI21も桁
上げデータI22もWb ビットのデータとして扱われる
が、現実にはシフトデータI21の有効なデータはSn +
1(5+1)ビット目からWb (=8)ビット目迄とな
り、また桁上げデータI 22中、有効なデータはSn +α
−Wb ビット(この場合Sn =5、α=5、Wb=8)
迄となる。
【0030】上記シフト手段33でのシフト処理の結
果、得られたシフトデータIn1(この場合I21)は次段
のOR手段34に入力され、上記出力側メモリ手段32
に収納されている矩形画像データIn -1(=I1)との論
理和がとられる。出力セレクト制御部53はOR手段3
4に収納されたデータがバス幅Wb になっているとき、
出力レディ信号をONにし、OR手段34を開く(図1
2−ステップS31〜S34)。この結果、出力側メモ
リ手段32よりの矩形画像データIn -1(=I1)が下位
のビット群を構成し、またシフト手段33よりのシフト
データIn1(=I 21)が上位のビット群を構成する矩形
画像データIn3(=I23)がOR手段34より出力さ
れ、ビットマップメモリ20に入力される(図3−ステ
ップ(12)、図5(c))。これによってビットマップメモリ
20上の矩形領域J1 に余白なく矩形画像データが書き
込まれたことになる(図3−ステップ(13)、図9(b3))
【0031】尚、ここでは出力側メモリ32に保持され
ている矩形画像データはI1 であるが、一般的には以下
の記述より明らかなように、前回のシフト処理による桁
上げデータI(n-1)2、又は前回の論理和処理によるバス
幅Wb に満たないデータI(n -1)3となる。
【0032】一方、入力セレクタ制御部52は図11に
示すように、フォントメモリ10よりの矩形画像データ
In が入力状態でない場合はシフト手段33側にONに
なっている。従って、上記シフト手段33で矩形画像デ
ータI2 がシフトされた結果、生成された桁上げデータ
22が入力側メモリ手段31に入力セレクタS1を介し
て転送される(図5(c) 、図6(b) →(c))。
【0033】この後、3番目の矩形画像データI3 が入
力側メモリ手段31に入力されるとともに、上記桁上げ
データI22が出力側メモリ手段32に転送される(図5
(d))。これによってシフト制御部51が出力側メモリ手
段32のビット数β=Sn(Sn=Sn-1+α) をシフト量
として、レジスタ51rに設定する(図10−ステップ
S12→S13→S14)。
【0034】次いで、上記と同様入力側メモリ手段31
に収納されている矩形画像データI 3 が上記シフト量S
n (この場合、n=3、S3 =S2 +α=5+5=2)
シフトされ、シフトデータI31(図9(c1))と桁上げデ
ータI32(下記のように実際には生成されない)とより
なるデータを得る。
【0035】ここで、シフトデータI31はOR手段34
に入力され、該OR手段34で出力側メモリ手段33に
収納された上記データI22と、当該データI31が論理和
され、論理和データI33を得る(図6(c))。
【0036】一方、上記2ビットのシフトの結果、最大
ビットSn +αは2+5=7となって、シフト手段33
では桁上げはないことになり、上記桁上げデータI32
生成されないことになる。従ってここでは、シフト手段
33より出力側メモリ31への転送はないことになる。
【0037】また、当然のことながら出力側メモリ32
の出力データI(n-1)2(=I22)と、上記シフトデータ
In1(=I31)とのOR手段34での論理和処理の結
果、得られるデータIn3(=I33)もバス幅Wb に満た
ないことになる(図6(c) 、図9(c2)) 。従って、この
矩形画像データI33をこのまま出力すると意図しない余
白が発生する。この場合図12のステップS31→S3
5に示すように、セレクト制御部53が出力セレクタS
2をOR手段34側にONとなり、上記論理和データI
33を出力セレクタS2を介して一旦出力側メモリ手段3
2に保持しておく(図5(e) 、図6(c) →(d))。
【0038】このとき、同時に新たな矩形画像データI
4 がフォントメモリ10より入力側メモリ手段31に読
み出されており(図5(e))、このデータI4 を次いでシ
フト手段33に転送する。ここでは出力側メモリ手段3
2に収納されているデータI 33のビット数Sn =Sn -1
+α(7=2+5)だけシフトされて、シフトデータI
41と桁上げデータI42とよりなるデータを得る(図6
(d))。シフトデータI41は前記のようにOR手段34に
入力されて、出力側メモリ手段32で保持されている矩
形画像データI33との論理和がとられて矩形画像データ
43となって出力される。
【0039】一方、シフト手段33でバス幅Wb よりオ
ーバした桁上げデータI42は入力側メモリ31に転送さ
れ、以下同様の手続きが繰返されることになる。尚、図
10ステップS13→ステップS11の初期化は出力側
メモリ32に収納されたデータがない場合にレジスタ5
1rに零が設定される。この初期化が実行される場合と
しては、初期状態すなわち、動作の最初の状態、あるい
は上記シフト手段33でオーバフローが発生せず、しか
もバス幅Wb を満たした状態となった直後となる。
【0040】尚、転送タイミングの関係上、上記の例で
桁上げデータIn2は入力側メモリ手段31を介して出力
側メモリ手段32に保持され、直接シフト手段33より
出力側メモリ32には入力されない。すなわち、図5
(c) の前の段階では、出力側メモリ手段32には未だ矩
形画像データIn -1が残っているため、該出力側メモリ
32の矩形画像データIn -1とシフト手段33のシフト
データIn1との論理和データIn3がOR手段34に出力
されると同時に、上記桁上げデータIn2は一旦入力側メ
モリに転送され、次の矩形画像データIn +1がフォント
メモリ10より入力側メモリに転送されるときに出力側
メモリ手段32に転送される。
【0041】基本的には上記のような動作手順となる
が、更に別の例として矩形画像データのビット数αがバ
ス幅Wb (=8)の半分(=4)である場合を図7に示
す。この場合、図7に示すように2つの矩形画像データ
(I1、I2)、(I3、I4)…が入力される毎にOR手段
34によるOR処理の結果、バス幅Wb の出力データを
得ることができる。
【0042】ここで、矩形画像データIn のビット数α
はWb /2であるので、シフト手段33でのシフト処理
の結果はバス幅Wb よりオーバフローすることはなく、
またOR手段34での論理和処理の結果、バス幅Wb に
満たない場合は生じない。従って、桁上げデータIn2
入力側メモリ31を介して、出力側メモリ32に保持さ
れることもなく、またバス幅Wb に満たない論理和デー
タIn3が出力側メモリ32に保持されることもないの
で、出力側メモリ32は上記2つの矩形画像データが論
理和処理された後、一旦空の状態になり、図10ステッ
プS11に示すレジスタ51rの初期化がなされ、その
後再び初期矩形画像データが入力される。この初期矩形
画像データによってレジスタ51rに初期値(=4)が
設定される(図7(b) →(c) 、(d) →(e) 参照)。
【0043】次いで、バス幅Wb より矩形画像データ幅
αが大きい場合の例、α=NWb +M(N≧1、M<W
b )を図8に示す。この場合も基本的には図6で説明し
た動作と変わりないが、図8(c) →(d) 、図8(e) →
(f) 等に示すように、Sn =Sn -1+M0 (M0 :N回
はWb 、N+1回目はM)〔但しS1 =0〕となる。
【0044】上記の記述をまとめると、まず、通常の状
態では入力側メモリ手段31に上記データ幅αの矩形画
像データIn が、また出力側メモリ手段32には、前回
のシフト処理によってオーバフローしたデータI(n-1)2
又は前回の論理和処理によるバス幅Wb に満たないデー
タI(n-1)3(〔n-1 〕は前回処理を表わす)が収納さ
れ、この入力側メモリ手段31の矩形画像データIn と
出力側メモリ32に収納されているデータI(n-1)2、又
はI(n-1)3との間で上記の処理がなされる。
【0045】初期状態すなわち、動作の最初の状態、あ
るいは上記シフト手段33でオーバフローが発生せず、
しかもバス幅Wb を満たした状態となった直後では、入
力側メモリ手段31と出力側メモリ手段32が空の状態
が発生する。この時は上記の出力側メモリ手段32に収
納された処理の対象となる矩形画像データはフォントメ
モリ10より得られた矩形画像データIn-1 となり、こ
の入力側メモリ31に収納されている矩形画像データI
n との間で、上記の処理がなされる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フォント
メモリより読み出した矩形画像データをバス幅のデータ
に形成してビットマップメモリに書き込むときにバス幅
に満たないデータが生成された場合、該データをビット
マップメモリに書き込まないで、一旦メモリ手段に保持
しておいて、次に入力された矩形画像データの一部又は
全部との論理和をとるようにしているので、ビットマッ
プメモリのアクセス回数が少なくなり、CPUの負荷を
軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明のシステム概念図である。
【図3】本発明のシステムの動作手順を示すフロー図で
ある。
【図4】本発明の補助ハードウェアのブロック図であ
る。
【図5】図4を用いた本発明のフロー図である。
【図6】本発明の入力、中間処理出力の関係を示すフロ
ー図である。
【図7】本発明の入力、中間処理出力の関係を示すフロ
ー図である。
【図8】本発明の入力、中間処理出力の関係を示すフロ
ー図である。(図9に続く)
【図9】本発明の入力、中間処理出力の関係を示すフロ
ー図である。(図8より続く)
【図10】本発明のビットマップメモリへの展開図であ
る。
【図11】制御手段のシフト制御部の動作手順を示すフ
ロー図である。
【図12】制御手段の入力セレクタ制御部の動作手順を
示すフロー図である。
【図13】制御手段の出力セレクタ制御部の動作手順を
示すフロー図である。
【図14】従来例概念図である。
【図15】従来例フロー図である。
【図16】従来のビットマップメモリへの展開図であ
る。
【符号の説明】
In 矩形画像データ 10 フォントメモリ 20 ビットマップメモリ 30 補助ハードウエア 31 入力側メモリ手段 32 出力側メモリ手段 33 シフト手段 34 OR手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット数αの矩形画像データをデータバ
    スと同じビット数Wb のビットマップメモリ上の矩形領
    域に余白なく展開する矩形画像データ転送システムにお
    いて、 入力側と出力側に配置された2つのメモリ手段と、 入力側メモリ手段に収納されたビット数αの矩形画像デ
    ータに対して、出力側メモリ手段に収納された矩形画像
    データのビット数だけシフト処理するシフト手段、 上記出力側メモリ手段の出力の矩形画像データと、上記
    シフト手段によるシフトの結果のデータバスのビット数
    Wb 以下のシフトデータとの論理和をとるOR手段と、
    よりなる矩形画像データ転送システム。
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