JPH05144259A - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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JPH05144259A
JPH05144259A JP3302994A JP30299491A JPH05144259A JP H05144259 A JPH05144259 A JP H05144259A JP 3302994 A JP3302994 A JP 3302994A JP 30299491 A JP30299491 A JP 30299491A JP H05144259 A JPH05144259 A JP H05144259A
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昭文 川原
Toshiki Mori
俊樹 森
Akihiro Matsumoto
昭浩 松本
Keizo Sumida
圭三 隅田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクロール転送を高速でかつ簡易な構成で行
なうことができるメモリ装置を提供する。 【構成】 メモリアレイ1内の転送データを含む行デー
タを選択するローデコーダ4と、選択された行データを
増幅するセンスアンプ2と、増幅された行データをその
最上位ビットから4ビットづつFIFO8に転送するカ
ラムデコーダ3と、FIFO8からの出力データ及びソ
ースデータの何れかを選択するデータ選択ゲート10
と、データ選択ゲート10により選択されたデータのう
ち、転送先のメモリに対応するビットのみをメモリアレ
イ1に出力するライトマスクロジック5とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラフィックスに用い
られるコンピュータのメモリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】グラフィックスに用いられるコンピュー
タでは、描画速度の向上を図るため、ソフトウェアで行
っていた描画処理をハードウェアで行なうようになりつ
つある。図11に従来のメモリ装置の一例を示す。この
メモリ装置は、多数の行及び列を成すメモリを有するメ
モリアレイ1と、外部より入力されるローアドレスRo
wに基づいてメモリアレイ1内の行データを選択するロ
ーデコーダ4と、同じく外部より入力されるカラムアド
レスColに基づいて、ローデコーダ4により選択され
た行データを増幅するセンスアンプ2と、データを読み
出す場合にセンスアンプ2によって増幅された行データ
を最上位ビットから4ビットづつ内部データバス7に出
力するカラムデコーダ3と、データの書き込みの場合に
新たに書き込むべきデータ(ソースデータ)をマスクデ
ータに基づいてメモリアレイ1に書き込むライトマスク
ロジック5とを有している。
【0003】このメモリ装置におけるスクロール転送の
動作を図12に基づいて説明する。この例では、図12
(1)に示すように、メモリアレイ1内の行データの所
定のメモリ領域(aa)に格納されている12ビットの
データが、図12(2)に示す他の位置の12ビットの
メモリ領域(bb)に転送される。なお、この従来例に
おいてはデータ幅を4ビットとして説明する。
【0004】同図の図12(3)に示すように、まず、
メモリのリードサイクルにより図12(1)に示す転送
元のデータ群の最初の4ビット(a1)が読み出され、
メモリ装置の外部のレジスタに保持される。次に、4ビ
ットデータ(a1)は書き込みデータ(d1)としてメ
モリのライトサイクルにおいて転送先の(b1)に書き
込まれる。このとき、転送先の(b1)の転送データを
格納すべきビットが右端の3ビットなので、このライト
サイクルの際のマスクデータは(d2)に示すように設
定される。ここで、マスクデータ(d2)のうちの斜線
を施した部分に対応するビットにのみデータのアクセス
が行われることを示している。
【0005】以下の図12(4)、(5)、(6)に示
すサイクルにおいても同様な動作が行なわれ、図12
(1)の転送元の領域(aa)内の個々のデータが、図
12(2)の転送先の領域(bb)に転送される。この
ようにして、図12(7)に示す転送結果が得られ、ス
クロール転送が正しく行なわれる。
【0006】次に、図11の従来のメモリ装置におい
て、所定の連続したメモリ領域に格納されているデータ
群を他のメモリ領域に転送する(以下、「BitBL
T」という)場合の動作を図13〜図19を用いて説明
する。この例では、図13に示すメモリアレイ1上の行
データの所定のメモリ領域(aa)に格納されている1
2ビットのデータを、図14に示す他の位置の12ビッ
トのメモリ領域(bb)に転送する場合である。
【0007】まず、図15に示すように、メモリのリー
ドサイクルにより図13の転送データ(aa)を含む行
データの最上位4ビット(a1)が読み出され、メモリ
装置の外部のレジスタにデータ(d1)として保持され
る。このとき、格納されたデータ(d1)の上位に4ビ
ットの任意のデータ(d0)が連結される。そして、バ
レルシフトにより8ビットのデータ(d0)(d1)が
下位に2ビットシフトされ、その結果、データ(d2)
が得られる。このデータ(d2)の下位の4ビットが、
書き込みデータ(d3)としてメモリのライトサイクル
において図14の転送先のデータ(b1)が格納されて
いるメモリに書き込まれる。このとき、転送先の(b
1)の転送データを格納すべきビットが下位の1ビット
だけなので、このライトサイクルにおけるマスクデータ
も(d4)に示すように設定される。
【0008】次に、図16に示すように、メモリのリー
ドサイクルにより図13の転送データを含む行データに
おける最上位4ビットの次の4ビット(a2)が読み出
され、メモリ装置の外部のレジスタにデータ(e1)と
して保持される。このとき、先に読み出され保持されて
いたデータ(a1)が、データ(e1)の上位にデータ
(e0)として連結される。次に、バレルシフトにより
8ビットのデータ(e0)(e1)が下位に2ビットシ
フトされ、その結果、データ(e2)が得られる。デー
タ(e2)の下位の4ビットが、書き込みデータ(e
3)としてメモリのライトサイクルにおいて図14の転
送先のデータ(b2)が格納されているメモリに書き込
まれる。このとき、図14の転送先の(b2)の全ビッ
トに転送データが格納されるので、ライトサイクルにお
けるマスクデータは(e4)に示すように設定される。
【0009】以下の図17及び図18に示すサイクルに
おいても同様な動作が行なわれ、図13のメモリ領域
(aa)に格納されている転送データを構成する個々の
データが、図14の転送先のメモリ領域(bb)に転送
される。このようにして、図19の転送結果が得られ、
BitBLTが正しく行なわれる。
【0010】次に、図11の従来のメモリ装置における
ラスタ演算処理を伴うBitBLTの動作を図20〜図
26を用いて説明する。ラスタ演算とは、前述の図14
の転送先のメモリ領域(bb)に格納されているデステ
ィネーションデータと、転送元のメモリ領域(aa)に
格納されているパターンデータとの間で論理的な演算を
行うことであり、グラフィックス処理において頻繁に用
いられている処理の1つである。この例では、図20に
示すようなメモリアレイ1内のメモリ領域(aa)に格
納されている12ビットの転送データを、図21に示す
他の位置の12ビットの領域(bb)にラスタ演算処理
して転送する場合が示されている。
【0011】まず、図22に示すように、メモリのリー
ドサイクルにより図20の転送データを含む行データの
最上位4ビット(a1)が読み出され、メモリ装置の外
部のレジスタにデータ(d1)として保持される。この
とき、保持されたデータ(d1)の上位に4ビットの任
意データ(d0)が連結される。次に、バレルシフトに
より8ビットのデータ(d0)(d1)が下位に2ビッ
トシフトされ、その結果、データ(d2)が得られる。
次に、メモリのリードサイクルにより図21の転送先の
行データの最上位4ビット(b1)が読み出され、メモ
リ装置の外部のレジスタにデスティネーションデータ
(d3)として保持される。次に、そのデスティネーシ
ョンデータ(d3)とバレルシフト後のデータ(d2)
の下位の4ビットとの間でラスタ演算が行なわれ、演算
結果(d4)が得られる。その演算結果(d4)は、ラ
イトサイクルにより図21の転送先のデータ(b1)が
格納されているメモリ領域に書き込まれる。このとき、
転送先のデータ(b1)が格納されているメモリ領域の
うち、転送データが格納されるのは下位の1ビットなの
で、ライトサイクルの際のマスクデータは(d5)に示
すように設定される。
【0012】次に、図23に示すように、メモリのリー
ドサイクルにより図20の転送データを含む行データの
最上位4ビットの次の4ビット(a2)が読み出され、
メモリ装置の外部でレジスタにデータ(e1)として保
持される。そのとき、先に読み出され保持されていたデ
ータ(a1)が、データ(e1)の上位にデータ(e
0)として連結される。次に、バレルシフトにより8ビ
ットのデータ(e0)(e1)が下位に2ビットシフト
され、その結果、データ(e2)が得られる。次に、メ
モリのリードサイクルにより図21の転送先の行データ
の最上位4ビットの次の4ビット(b2)が読み出さ
れ、メモリ装置の外部のレジスタにデスティネーション
データ(e3)として保持される。次に、そのデスティ
ネーションデータ(e3)とバレルシフト後のデータ
(e2)の下位の4ビットとの間でラスタ演算が行なわ
れ、演算結果(e4)が得られる。演算結果(e4)
は、ライトサイクルにより図21の転送先の(b2)に
書き込まれる。このとき、転送先のデータ(b2)が格
納されているメモリ領域の全ビットに転送データが格納
されるので、このライトサイクルにおけるマスクデータ
は(e5)に示すように設定される。
【0013】以下の図24及び図25に示すサイクルに
おいても同様な動作が行なわれ、図20の転送元の領域
(aa)内の個々のデータが、図21の転送先の領域
(bb)にラスタ演算処理されて転送される。このよう
にして、図26に示す転送結果が得られ、ラスタ演算処
理を伴うBitBLTが正しく行なわれる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような構成を有す
る従来のメモリ装置は、以下に示す問題点を有してい
る。第1に、スクロール転送やBitBLTを行う際
に、転送元のデータを保持しておく手段をメモリ装置の
外部に設ける必要があるため、メモリ装置と外部との間
のデータアクセスに伴う遅延時間が大きくなり、高速化
に適さない。第2に、BitBLTを行なうに際して、
転送元のデータの保持、バレルシフト等をメモリ装置の
外部で行なわなければならないため、特にグラフィック
ス処理におけるCPUの負荷が大きくなり、処理速度を
大きくすることができない。第3に、ラスタ演算をメモ
リ装置外部のCPUで行わなければならないため、CP
Uの負荷が大きくなり、処理の高速化に適さない。
【0015】本発明はかかる問題点を解決するものであ
り、本発明の目的は、スクロール転送、BitBLT、
ラスタ演算処理を伴うBitBLT等を行なうに際し
て、メモリをアクセスするための余分なサイクルを省
き、データ保持、バレルシフト処理及びラスタ演算処理
に要する時間を短縮することができ、しかも簡単な構成
を有する高速処理可能なメモリ装置を提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、スクロール転送されるべき転送
データを含む行データを一時的に記憶するデータ記憶手
段を設け、このデータ記憶手段から行データを所定ビッ
ト数づつ出力し、更にデータ記憶手段から出力される所
定ビット数のデータのうち転送データの部分のみをメモ
リアレイの転送先のメモリに書き込むものである。
【0017】具体的に請求項1の発明が講じた解決手段
は、多数の行及び列を成すメモリを有するメモリアレイ
と、該メモリアレイ中の転送データを含む行データを選
択するローデコーダと、該ローデコーダによって選択さ
れた行データを増幅するセンスアンプと、該センスアン
プにより増幅された行データを最上位ビットから所定ビ
ット数づつ順次出力するカラムデコーダと、該カラムデ
コーダから出力された前記所定ビット数のデータが順次
入力され該所定ビット数のデータを先入れ先出しによっ
て出力するデータ記憶手段と、該データ記憶手段から出
力される前記所定ビット数のデータのうち前記転送デー
タの部分のみを前記メモリアレイの転送先のメモリに書
き込む書き込み手段とを備えた構成とするものである。
【0018】また、請求項2の発明は、BitBLTを
行うべき転送データを含む行データを一時的に記憶し最
上位ビットから所定ビット数づつ出力するデータ記憶手
段と、このデータ記憶手段から出力される所定ビット数
のデータをシフトさせるバレルシフタとを設け、行デー
タを構成する所定ビット数のデータのそれぞれを最下位
側のビットとして含むデータをデータ記憶手段からバレ
ルシフタに順次出力し、バレルシフタでシフトさせた
後、このシフト後のデータのうち転送データの部分のみ
をメモリアレイの転送先に書き込むものである。
【0019】具体的に請求項2の発明が講じた解決手段
は、多数の行及び列を成すメモリを有するメモリアレイ
と、該メモリアレイ中の転送データを含む行データを選
択するローデコーダと、該ローデコーダによって選択さ
れた行データを増幅するセンスアンプと、該センスアン
プにより増幅された行データを最上位ビットから所定ビ
ット数づつ順次出力するカラムデコーダと、該カラムデ
コーダから出力された前記所定ビット数のデータが順次
入力され該所定ビット数のデータのそれぞれを最下位側
のビットとして含む前記所定ビット数よりビット数が大
きい出力データを順次出力するデータ記憶手段と、該デ
ータ記憶手段からの出力データを所定ビット数だけシフ
トさせて出力するバレルシフタと、該バレルシフタから
出力されたデータのうち前記転送データの部分のみを前
記メモリアレイの転送先のメモリに書き込む書き込み手
段とを備えた構成とするものである。
【0020】また、請求項3の発明は、ラスタ演算処理
を行い更にBitBLTを行うべき転送データを含む行
データを一時的に記憶し最上位ビットから所定ビット数
づつ出力するするデータ記憶手段と、このデータ記憶手
段から出力される所定ビット数のデータをシフトさせる
バレルシフタと、ラスタ演算処理後の演算結果が格納さ
れるべきメモリを含む行に格納されている転送先の行デ
ータを最上位ビットから所定ビット数づつ順次格納し出
力するデータ保持手段と、ラスタ演算回路とを設け、転
送データを含む行データのうち所定ビット数のデータを
最下位側のビットとして含むデータをデータ記憶手段か
らバレルシフタに順次出力しシフトさせ、シフト後のデ
ータとデータ保持手段から出力されるデータとに基づい
てラスタ演算回路においてラスタ演算処理を行い、得ら
れた演算結果のうち転送データに対応する部分のみをメ
モリアレイの転送先のメモリに書き込むものである。
【0021】具体的に請求項3の発明が講じた解決手段
は、転送データをラスタ演算処理することにより得られ
た演算結果を転送先のメモリに出力するメモリ装置を前
提とし、多数の行及び列を成すメモリを有するメモリア
レイと、該メモリアレイ中の前記転送データを含む行デ
ータを選択するローデコーダと、該ローデコーダによっ
て選択された行データを増幅するセンスアンプと、該セ
ンスアンプにより増幅された行データを最上位ビットか
ら所定ビット数づつ順次出力するカラムデコーダと、該
カラムデコーダから出力された前記所定ビット数のデー
タが順次入力され該所定ビット数のデータのそれぞれを
最下位側のビットとして含む前記所定ビット数よりビッ
ト数が大きい出力データを順次出力するデータ記憶手段
と、該データ記憶手段からの出力データを所定ビット数
だけシフトさせて出力するバレルシフタと、ラスタ演算
処理による演算結果が格納されるべきメモリを含む行に
格納されている転送先の行データを最上位ビットから前
記所定ビット数づつ順次保持し出力するデータ保持手段
と、少なくとも前記バレルシフタからの出力と前記デー
タ保持手段からの出力とが入力され少なくとも前記バレ
ルシフタからの出力に基づいてラスタ演算を行うラスタ
演算回路と、該ラスタ演算回路での演算結果のうち前記
転送データに対応する部分のみを前記メモリアレイの転
送先のメモリに書き込む書き込み手段とを備えた構成と
するものである。
【0022】また、請求項4の発明は、BitBLTを
行うべき転送データの最上位ビットから所定ビット数の
データを順次出力するカラムデコーダと、このカラムデ
コーダから出力された所定ビット数のデータを先入れ先
出しによって出力するデータ記憶手段とを設けて転送デ
ータをメモリアレイの転送先のメモリに書き込むもので
ある。
【0023】具体的に請求項4の発明が講じた解決手段
は、多数の行及び列を成すメモリを有するメモリアレイ
と、該メモリアレイ中の転送データを含む行データを選
択するローデコーダと、該ローデコーダによって選択さ
れた行データを増幅するセンスアンプと、該センスアン
プにより増幅された行データのうちの前記転送データを
最上位ビットから所定ビット数づつ順次出力するカラム
デコーダと、該カラムデコーダから出力された前記所定
ビット数のデータが順次入力され該所定ビット数のデー
タを先入れ先出しによって出力するデータ記憶手段と、
該データ記憶手段から出力される前記所定ビット数のデ
ータを前記メモリアレイの転送先のメモリに書き込む書
き込み手段とを備えた構成とするものである。
【0024】また、請求項5の発明は、ラスタ処理の後
BitBLTを行うべき転送データを最上位ビットから
所定ビット数づつ順次出力するカラムデコーダと、この
カラムデコーダから出力された所定ビット数のデータを
先入れ先出しによって出力するデータ記憶手段と、ラス
タ演算処理後の演算結果が格納されるべきメモリに格納
されている転送先データを最上位ビットから所定ビット
数づつ順次保持し出力するデータ保持手段と、ラスタ演
算回路とを設け、データ記憶手段からの出力データとデ
ータ保持手段からの出力データとに基づいてラスタ演算
回路においてラスタ演算処理を行い、得られた演算結果
をメモリアレイの転送先のメモリに書き込むものであ
る。
【0025】具体的に請求項5の発明が講じた解決手段
は、転送データをラスタ演算処理することにより得られ
た演算結果を転送先のメモリに出力するメモリ装置を前
提とし、多数の行及び列を成すメモリを有するメモリア
レイと、該メモリアレイ中の転送データを含む行データ
を選択するローデコーダと、該ローデコーダによって選
択された行データを増幅するセンスアンプと、該センス
アンプにより増幅された行データのうちの前記転送デー
タを最上位ビットから所定ビット数づつ順次出力するカ
ラムデコーダと、該カラムデコーダから出力された前記
所定ビット数のデータが順次入力され該所定ビット数の
データを先入れ先出しによって出力するデータ記憶手段
と、ラスタ演算処理による演算結果が格納されるべきメ
モリに格納されている転送先データを最上位ビットから
前記所定ビット数づつ順次保持し出力するデータ保持手
段と、少なくとも前記データ記憶手段からの出力と前記
データ保持手段からの出力とが入力され少なくとも前記
データ記憶手段からの出力に基づいてラスタ演算を行う
ラスタ演算回路と、該ラスタ演算回路での演算結果を前
記メモリアレイの転送先のメモリに書き込む書き込み手
段とを備えた構成とするものである。
【0026】
【作用】請求項1の発明の構成により、転送データを含
む行データはローデコーダによって選択されセンスアン
プによって増幅された後、その最上位ビットから所定ビ
ットづつカラムデコーダを介してデータ記憶手段に格納
される。データ記憶手段に格納された行データは、所定
ビット数づつ先入れ先だしによって順次書き込み手段に
出力され、書き込み手段ではデータ記憶手段から出力さ
れた所定ビット数のデータのうち転送データの部分のみ
がメモリアレイの転送先に書き込まれる。このように、
請求項1の発明に係るメモリ装置では、転送元のデータ
を保持しておく手段をメモリ装置の外部に設ける必要が
なく、CPUの負荷を増大させることなくスクロール転
送を行うことができる。
【0027】請求項2の発明の構成により、転送データ
を含む行データはローデコーダによって選択されセンス
アンプによって増幅された後、その最上位ビットから所
定ビットづつカラムデコーダを介してデータ記憶手段に
格納される。データ記憶手段からは、行データを構成す
る所定ビット数の各データを最下位側のビットとして含
みこの所定ビット数よりビット数が大きい出力データが
順次バレルシフタに出力される。バレルシフタに出力さ
れた出力データは予め決められたビット数だけシフトさ
れて書き込み手段に出力される。書き込み手段ではデー
タ記憶手段から出力された所定ビット数のデータのうち
転送データに相当する部分のみがメモリアレイの転送先
に書き込まれる。このように、請求項2の発明に係るメ
モリ装置では、転送元のデータを保持する手段をメモリ
装置の外部に設ける必要がなく、CPUの負荷を増大さ
せることなくBitBLTを行うことができる。
【0028】請求項3の発明の構成により、転送データ
を含む行データはローデコーダによって選択されセンス
アンプによって増幅された後、その最上位ビットから所
定ビットづつカラムデコーダを介してデータ記憶手段に
格納される。データ記憶手段からは、行データを構成す
る所定ビット数の各データを最下位側のビットとして含
みこの所定ビット数よりビット数が大きい出力データが
順次バレルシフタに出力される。バレルシフタに出力さ
れた出力データは予め決められたビット数だけシフトさ
れてラスタ演算回路に入力される。一方、ラスタ演算処
理による演算結果が格納されるべきメモリを含む行に格
納されている転送先の行データが最上位ビットから所定
ビット数づつデータ保持手段に順次格納されラスタ演算
回路に出力される。ラスタ演算回路では少なくともバレ
ルシフタからの出力に基づいてラスタ演算が行われる。
ラスタ演算処理後の演算結果は書き込み手段に出力さ
れ、転送データに対応する部分のみがメモリアレイの転
送先に書き込まれる。このように、請求項3の発明に係
るメモリ装置では、転送元のデータを保持しておく手段
をメモリ装置の外部に設ける必要がなく、また、ラスタ
演算をメモリ装置外部のCPUで行う必要がないので、
CPUの負荷を増大させることなくラスタ演算処理を伴
ったBitBLTを行うことができる。
【0029】請求項4の発明の構成により、転送データ
を含む行データはローデコーダによって選択されセンス
アンプによって増幅された後、その最上位ビットから所
定ビットづつカラムデコーダを介してデータ記憶手段に
格納される。データ記憶手段からは転送データが最上位
ビットから所定ビット数づつ順次書き込み手段に出力さ
れる。書き込み手段はデータ記憶手段から出力された所
定ビット数のデータをメモリアレイの転送先に書き込
む。このように、請求項4の発明に係るメモリ装置で
は、転送元のデータを保持する手段をメモリ装置の外部
に設ける必要がなく、CPUの負荷を増大させることな
くBitBLTを行うことができる。
【0030】請求項5の発明の構成により、転送データ
を含む行データはローデコーダによって選択されセンス
アンプによって増幅された後、その最上位ビットから所
定ビットづつカラムデコーダを介してデータ記憶手段に
格納される。データ記憶手段からは、転送データが最上
位ビットから所定ビット数づつ順次ラスタ演算回路に入
力される。一方、ラスタ演算処理による演算結果が格納
されるべきメモリを含む行に格納されている転送先のデ
ータは最上位ビットから所定ビット数づつデータ保持手
段に格納され、この所定ビット数のデータが順次ラスタ
演算回路に出力される。ラスタ演算回路では少なくとも
データ記憶手段からの出力に基づいてラスタ演算が行わ
れる。ラスタ演算処理後の演算結果は書き込み手段に出
力され、メモリアレイの転送先のメモリに書き込まれ
る。このように、請求項5の発明に係るメモリ装置で
は、転送元のデータを保持しておく手段をメモリ装置の
外部に設ける必要がなく、また、ラスタ演算をメモリ装
置外部のCPUで行う必要がないので、CPUの負荷を
増大させることなくラスタ演算処理を伴ったBitBL
Tを行うことができる。
【0031】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。
【0032】図1に本発明の第1の実施例に係るメモリ
装置の構成を示す。本実施例のメモリ装置は転送データ
のスクロール転送を行うものである。本実施例のメモリ
装置は、多数の行及び列を成すメモリを有するメモリア
レイ1と、メモリアレイ1中の転送データを含む行デー
タを選択するローデコーダ4と、ローデコーダによって
選択された行データを増幅するセンスアンプ2と、セン
スアンプ2により増幅された行データを最上位ビットか
ら4ビットづつ順次出力するカラムデコーダ3とを有し
ている。更に、本実施例のメモリ装置は、カラムデコー
ダ3から出力される4ビットのデータを順次入力しこの
4ビットのデータを先入れ先出しによって出力するデー
タ記憶手段としてのFIFO8と、FIFO8から出力
される4ビットのデータ及びソースデータの何れかを選
択するデータ選択ゲート10と、マスクデータに基づい
て、データ選択ゲート10からのデータのうち転送デー
タの部分のみを書き込むライトマスクロジック5とを備
えている。データ選択ゲート10とライトマスクロジッ
ク5とによって書き込み手段が構成されている。
【0033】本実施例のメモリ装置の動作について説明
する。まず、外部よりローアドレスRow及びカラムア
ドレスColがローデコーダ4及びカラムデコーダ3に
それぞれ入力される。これにより、ローデコーダ4によ
ってメモリアレイ1内の行データが選択され、センスア
ンプ2により増幅される。センスアンプ2により増幅さ
れた行データは、4ビットづつカラムデコーダ3によっ
て内部データバス7に順次読み出され、内部データバス
7に読み出された4ビットのデータはFIFO8に順次
保持される。FIFO8に保持された各4ビットのデー
タは、先入れ先だしによってデータ選択ゲート10に出
力される。次に、データ選択ゲート10により、ソース
データまたはFIFO8の出力のうちどちらかがライト
マスクロジック5に出力される。ライトマスクロジック
5ではデータ選択ゲート10の出力によってメモリアレ
イ1内のデータを更新するかどうかが決定され、更新す
る場合にはライトマスクロジック5からの出力がマスク
データに基づいてメモリアレイ1に書き込まれる。
【0034】次に、本実施例のメモリ装置におけるスク
ロール転送の動作について図2を参照しながら説明す
る。図2に示す例では、同図(1)に示すように、メモ
リアレイ1内の行データの所定のメモリ領域(aa)に
格納されている12ビットの転送データが、同図(2)
に示す他の12ビットのメモリ領域(bb)に転送され
る。なお、本発明の実施例においてはデータ幅を4ビッ
トとして説明する。
【0035】まず、メモリのページサイクルにより、図
2(3)に示すように、図2(1)の転送元の行データ
の全て、即ち、(a1)(a2)(a3)(a4)が図
1の内部データバス7に読み出され、同図のFIFO8
に(c1)(c2)(c3)(c4)として順次保持さ
れる。次に、図2(4)に示すように、メモリのライト
サイクルにより、図1のFIFO8内の最初の4ビット
のデータ(c1)がデータ(d1)として図1のデータ
選択ゲート10に入力され、ライトマスクロジック5に
出力される。このとき、図2(2)の転送先の(b1)
が格納されているメモリ領域のうち転送データが格納さ
れるのは下位の3ビットなので、ライトサイクルにおけ
るマスクデータは(d2)に示すように設定される。
【0036】以下、図2の(5)、(6)及び(7)示
すサイクルにおいても同様な動作が行なわれ、図2
(1)の転送元メモリの領域(aa)に格納されている
転送データを構成する個々の4ビットのデータ(a
2)、(a3)及び(a4)が、図2(2)の転送先の
メモリ領域(bb)に転送される。このようにして図2
(8)に示す転送結果が(h1)(h2)(h3)(h
4)として得られる。以上のようにしてスクロール転送
が正しく行なわれる。
【0037】図3に本発明の第2の実施例に係るメモリ
装置の構成を示す。本実施例のメモリ装置は転送データ
のBitBLTを行うものである。本実施例のメモリ装
置は、前述の図1に示す第1の実施例の構成に加えて、
FIFO8とデータ選択ゲート10との間に、入力され
たデータを2ビットだけ下位にシフトさせるバレルシフ
タ9が設けられている。それ以外の構成は図1と同様で
あり、対応する部分には同じ符号が付してある。
【0038】本実施例のメモリ装置の動作について説明
する。まず、外部よりローアドレスRow及びカラムア
ドレスColがローデコーダ4とカラムデコーダ3にそ
れぞれ入力される。これにより、ローデコーダ4によっ
てメモリアレイ1内の行データが選択され、センスアン
プ2により増幅される。センスアンプ2により増幅され
た行データが、4ビットづつカラムデコーダ3によって
内部データバス7に順次読み出され、内部データバス7
に読み出された4ビットのデータはFIFO8に順次保
持される。次に、FIFO8に保持されている各4ビッ
トのデータとその4ビットのデータの上位に位置する3
ビットとが、バレルシフタ9に入力される。即ち、FI
FO8上で連続する7ビットがバレルシフタ9に入力さ
れることになる。また、最上位の4ビットが出力される
場合には、任意の3ビットのデータがその上位側に付加
されてバレルシフタ9に入力される。バレルシフタ9で
は入力された7ビットのデータが下位へ2ビットだけシ
フトされ、シフト後の下位4ビットがデータ選択ゲート
10に出力される。
【0039】次に、データ選択ゲート10により、ソー
スデータまたはバレルシフタ9の出力のうちどちらかが
ライトマスクロジック5に出力される。ライトマスクロ
ジック5ではデータ選択ゲート10の出力によってメモ
リアレイ1内のデータを更新するかどうかが決定され、
更新する場合にはライトマスクロジック5からの出力が
マスクデータに基づいてメモリアレイ1に書き込まれ
る。
【0040】次に、本実施例のメモリ装置におけるBi
tBLTの動作について図4を参照しながら説明する。
図4に示す例では、同図(1)に示すように、メモリア
レイ1内の行データの所定のメモリ領域(aa)に格納
されている12ビットの転送データが、同図(2)に示
す他の位置の12ビットの領域(bb)に転送される。
なお、本発明の実施例においてもデータ幅を4ビットと
して説明する。
【0041】まず、メモリのページサイクルにより、図
4(3)に示すように、同図(1)の転送元の行データ
の全て、即ち、(a1)(a2)(a3)(a4)が図
3の内部データバス7に読み出され、同図のFIFO8
に(c1)(c2)(c3)(c4)として順次保持さ
れる。次に、図4(4)に示すように、図3のFIFO
8に保持されている最上位4ビットのデータ(c1)の
上位に、任意の4ビットのデータが連結される。更に、
このように連結された8ビットデータのうちの下位7ビ
ット(d1)が図3のバレルシフタ9に入力される。バ
レルシフタ9では7ビットのデータ(d1)が下位に2
ビットシフトされる。次に、シフトされたデータの下位
の4ビットのデータ(d2)がバレルシフタ9から出力
される。バレルシフタ9から出力された4ビットのデー
タ(d2)はデータ選択ゲート10を経由してライトマ
スクロジック5に出力される。このとき、図4(2)に
示す転送先の(b1)が格納されているメモリ領域のう
ち転送データが格納されるのは下位の1ビットだけなの
で、ライトサイクルにおけるマスクデータは(d3)に
示すように設定される。
【0042】次に、図4(5)に示すように、図3のF
IFO8に保持されている4ビットのデータ(c2)の
上位に、同じくFIFO8に保持されている(c2)よ
り上位側の4ビットのデータ(c1)が連結される。更
に、このように連結された8ビットデータのうちの下位
7ビット(e1)が図3のバレルシフタ9に入力され
る。バレルシフタ9では7ビットのデータ(e1)が下
位に2ビットだけシフトされる。次に、シフトされたデ
ータの下位の4ビットのデータ(e2)がバレルシフタ
9から出力される。バレルシフタ9から出力された4ビ
ットのデータ(e2)はデータ選択ゲート10を経由し
ライトマスクロジック5に出力される。このとき、図4
(2)に示す転送先の(b2)が格納されているメモリ
領域の全ビットに転送データが格納されるので、ライト
サイクルにおけるマスクデータは(e3)に示すように
設定される。
【0043】以下、図4の(6)及び(7)に示すサイ
クルにおいても同様な動作が行なわれ、図4(1)の転
送元のメモリ領域(aa)に格納されている転送データ
を構成する個々の4ビットのデータ(a2)、(a3)
及び(a4)が、図4(2)の転送先のメモリ領域(b
b)に転送される。このようにして図4(8)に示すの
転送結果が(h1)(h2)(h3)(h4)として得
られる。以上のようにしてBitBLTが正しく行なわ
れる。
【0044】図5に本発明の第3の実施例に係るメモリ
装置の構成を示す。本実施例のメモリ装置は、転送デー
タのラスタ演算処理を行った後、BitBLTを行うも
のである。本実施例の演算処理装置は、前述の図3に示
すメモリアレイ1、ローデコーダ4、センスアンプ2及
びカラムデコーダ3、FIFO8及びバレルシフタ9に
加えて、ラスタ演算処理後の演算結果が格納されるメモ
リを含む転送先の行データを格納するデータ保持手段と
してのデスティネーションデータラッチ6と、バレルシ
フタ9の出力、デスティネーションデータラッチ6の出
力及びソースデータが入力されるラスタ演算回路11と
を備えている。ラスタ演算回路11はバレルシフタ9の
出力、デスティネーションデータラッチ6の出力及びソ
ースデータの少なくとも1つに基づいてラスタ演算処理
を行う。また、本実施例のメモリ装置のライトマスクロ
ジック5には、ラスタ演算回路11の出力と、デスティ
ネーションデータラッチ6の出力と、マスクデータとが
入力されている。
【0045】本実施例のメモリ装置の動作について説明
する。まず、外部よりローアドレスRow及びカラムア
ドレスColがローデコーダ4とカラムデコーダ3にそ
れぞれ入力される。これにより、ローデコーダ4によっ
てメモリアレイ1内の行データが選択され、センスアン
プ2により増幅される。センスアンプ2により増幅され
た行データは、4ビットづつカラムデコーダ3によって
内部データバス7に順次読み出され、内部データバス7
に読み出された4ビットのデータはFIFO8に順次保
持される。次に、FIFO8に保持されている各4ビッ
トのデータとその4ビットのデータの上位に位置する3
ビットとが、バレルシフタ9に入力される。即ち、FI
FO8上で連続する7ビットがバレルシフタ9に入力さ
れることになる。また、最上位の4ビットが出力される
場合には、任意の3ビットのデータがその上位側に付加
されてバレルシフタ9に入力される。バレルシフタ9で
は入力された7ビットのデータが下位へ2ビットだけシ
フトされ、シフト後の下位4ビットがラスタ演算処理回
路11に入力される。
【0046】一方、ラスタ演算処理後の演算結果が書き
込まれるメモリを含む行に格納されている転送先の行デ
ータは、最上位から4ビットづつ内部データバス7を介
してデスティネーションデータラッチ6に保持される。
デスティネーションデータラッチ6に保持されている4
ビットのデータは、同じく前記ラスタ演算回路11に入
力される。次に、ラスタ演算回路11により、ソースデ
ータバレルシフタ9の出力とデスティネーションデータ
ラッチ6の出力とに基づいてラスタ演算が行なわれ、そ
の演算結果がライトマスクロジック5に出力される。ラ
イトマスクロジック5においてラスタ演算回路11での
演算結果によりメモリアレイ1内のデータを更新するか
どうかが決定され、更新する場合には演算結果がマスク
データに基づいてメモリアレイ1に書き込まれる。
【0047】次に、本実施例のメモリ装置におけるラス
タ演算処理を伴うBitBLTの動作を図6を参照しな
がら説明する。図6に示す例では、同図(1)に示すよ
うに、メモリアレイ1上の行データの所定領域(aa)
に格納されている12ビットの転送データがラスタ演算
処理された後、同図(2)に示す他の位置の12ビット
の領域(bb)に転送される。なお、本発明の実施例に
おいてもデータ幅を4ビットとして説明する。
【0048】まず、メモリのページサイクルにより、図
6(3)に示すように、同図(1)の転送元の行データ
の全て、即ち、(a1)(a2)(a3)(a4)が図
5の内部データバス7に読み出され、同図のFIFO8
に(c1)(c2)(c3)(c4)として保持され
る。次に、図6(4)に示すように、図5のFIFO8
に保持されている最上位4ビットのデータ(c1)の上
位に、任意の4ビットのデータが連結される。更に、こ
のように連結された8ビットデータのうちの下位7ビッ
ト(d1)が図5のバレルシフタ9に入力される。バレ
ルシフタ9では7ビットのデータ(d1)が下位に2ビ
ットだけシフトされる。次に、シフトされたデータの下
位の4ビットのデータ(d2)がバレルシフタ9から出
力される。バレルシフタ9から出力された4ビットのデ
ータ(d2)は図5のラスタ演算回路11に入力され
る。
【0049】一方、ラスタ演算処理後の演算結果が格納
される図6(2)の転送先のメモリ領域に格納されてい
る行データに含まれるデスティネーションデータのうち
のデータ(b1)は、メモリアレイ1から内部データバ
ス7を介してデスティネーションデータラッチ6に(d
3)として格納され、同じくラスタ演算回路11に入力
される。次に、ラスタ演算回路11において、ソースデ
ータとバレルシフタ9の出力(d2)とデスティネーシ
ョンデータラッチ6の出力(d3)との間でラスタ演算
が行なわれ、その演算結果(d4)がライトマスクロジ
ック5に出力される。このとき、図6(2)の転送先の
(b1)が格納されているメモリ領域のうちラスタ演算
処理の演算結果が格納されるのは下位の1ビットだけな
ので、ライトサイクルにおけるマスクデータは(d5)
に示すように設定される。
【0050】次に、図6(5)に示すように、図5のF
IFO8に保持されている4ビットのデータ(c2)の
上位に、同じくFIFO8に保持されている(c2)よ
り上位に位置する4ビットのデータ(c1)が連結され
る。更に、このように連結された8ビットデータのうち
の下位7ビット(e1)が図5のバレルシフタ9に入力
される。バレルシフタ9では7ビットのデータ(e1)
が下位に2ビットだけシフトされる。次に、シフトされ
たデータの下位の4ビットのデータ(e2)がバレルシ
フタ9から出力される。バレルシフタ9から出力された
4ビットのデータ(e2)は図5のラスタ演算回路11
に入力される。
【0051】一方、ラスタ演算処理後の演算結果が格納
される図6(2)の転送先のメモリ領域に格納されてい
る行データのうちのデータ(b2)は、メモリアレイ1
から内部データバス7を介してデスティネーションデー
タラッチ6に(e3)として格納され、同じくラスタ演
算回路11に入力される。次に、ラスタ演算回路11に
おいて、ソースデータとバレルシフタ9の出力(e2)
とデスティネーションデータラッチ6の出力(e3)と
の間でラスタ演算が行なわれ、その演算結果(e4)が
ライトマスクロジック5に出力される。このとき、図6
(2)の転送先の(b2)が格納されているメモリ領域
の全てにラスタ演算処理の演算結果が格納されるので、
ライトサイクルにおけるマスクデータは(e5)に示す
ように設定される。
【0052】以下、図6の(6)及び(7)に示すサイ
クルにおいても同様な動作が行なわれ、図6(1)の転
送元のメモリ領域(aa)に格納されている転送データ
を構成する個々の4ビットのデータ(a2)、(a3)
及び(a4)が、図6(2)の転送先のメモリ領域(b
b)に転送される。このようにして図6(8)に示すの
転送結果が(h1)(h2)(h3)(h4)として得
られる。以上のようにしてラスタ演算処理が行われた
後、BitBLTが正しく行なわれる。
【0053】図7に本発明の第4の実施例に係るメモリ
装置の構成を示す。本実施例のメモリ装置は転送データ
のBitBLTを行うものである。本実施例のメモリ装
置は、カラムレコーダ2に代えてピクセルアライン機能
を有するカラムレコーダ12が設けられている点を除い
て、前述の図1に示す第1の実施例と同様である。即
ち、前述の図1のメモリ装置に設けられているカラムレ
コーダ2はローレコーダ4によって選択された行データ
の最上位ビットから所定数のビットデータづつを選択し
て出力し得るのみであったが、本実施例におけるカラム
デコーダ12はローレコーダ4によって選択された行デ
ータのうち、任意のビット位置からのビットデータを選
択する機能(以下、「ピクセルアライン機能」という)
を有している。
【0054】本実施例のメモリ装置の動作について説明
する。まず、外部よりローアドレスRow及びカラムア
ドレスColがローデコーダ4及びカラムデコーダ3に
それぞれ入力される。これにより、ローデコーダ4によ
ってメモリアレイ1内の行データが選択され、センスア
ンプ2により増幅される。センスアンプ2により増幅さ
れた行データのうち、転送データの最上位ビットから4
ビットづつカラムデコーダ3によって内部データバス7
に順次読み出され、内部データバス7に読み出された4
ビットのデータはFIFO8に順次保持される。FIF
O8に保持された各4ビットのデータは、先入れ先だし
によってデータ選択ゲート10に順次入力される。次
に、データ選択ゲート10により、ソースデータまたは
FIFO8の出力のうちどちらかがライトマスクロジッ
ク5に出力される。ライトマスクロジック5ではデータ
選択ゲート10の出力によってメモリアレイ1内のデー
タを更新するかどうかが決定され、更新する場合にはラ
イトマスクロジック5からの出力がマスクデータに基づ
いてメモリアレイ1に書き込まれる。
【0055】次に、本実施例のメモリ装置を用いたBi
tBLTの動作について図8を参照しながら説明する。
図8に示す例では、同図(1)に示すように、メモリア
レイ1上の行データの所定領域(aa)に格納されてい
る12ビットの転送データが、同図(2)に示す他の位
置の12ビットのメモリ領域(bb)に転送される。な
お、本発明の実施例においてもデータ幅を4ビットとし
て説明する。
【0056】まず、メモリのページサイクルにより、図
8(3)に示すように、図8(1)の転送データ、即
ち、(a1)(a2)(a3)(a4)のうちの領域
(aa)に格納されているデータのみが最上位ビットか
ら4ビットづつ図7のピクセルアライン機能を有するカ
ラムデコーダ12によって内部データバス7に読み出さ
れ、同図のFIFO8に(c1)(c2)(c3)(c
4)として保持される。このようなカラムデコーダ12
のピクセルアラインの機能により、転送元の各4ビット
のデータ(a1)、(a2)、(a3)、(a4)は転
送後の各4ビットのデータ(c1)、(c2)、(c
3)、(c4)と同じにはならない。
【0057】次に、図8(4)に示すように、メモリの
ライトサイクルにより、図7のFIFO8内の最上位4
ビットのデータ(c1)がデータ(d1)として図7の
データ選択ゲート10に入力され、ライトマスクロジッ
ク5に出力される。このとき、ライトマスクロジック5
から出力される転送データの全てが図8(2)の転送先
のメモリ領域(bb)の最上位4ビットに格納されるの
で、ライトサイクルにおけるマスクデータは(d2)に
示すように設定される。
【0058】以下、図8の(5)及び(6)に示すサイ
クルにおいても同様な動作が行なわれ、図8(1)の転
送元の領域に格納されている転送データ(aa)を構成
する個々の4ビットのデータ(a2)、(a3)及び
(a4)が、図8(2)の転送先の領域(bb)に転送
される。このようにして図8(7)に示す転送結果が
(h1)(h2)(h3)(h4)として得られる。以
上のようにしてBitBLTが正しく行なわれる。
【0059】図9に本発明の第5の実施例に係るメモリ
装置の構成を示す。本実施例のメモリ装置は、転送デー
タのラスタ演算処理を行った後、BitBLTを行うも
のである。本実施例のメモリ装置は、前述の図5に示す
第3の実施例と同様であるが、以下の点で異なってい
る。即ち、カラムレコーダ2に代えてピクセルアライン
機能を有するカラムレコーダ12が設けられている点
と、バレルシフタ9が設けられていない点で異なってい
る。従って、本実施例では、前述の第4の実施例と同様
に、カラムデコーダ12はローレコーダ4によって選択
された行データのうち、任意のビット位置からのビット
データを選択する機能を有している。
【0060】本実施例のメモリ装置の動作について説明
する。まず、外部よりローアドレスRow及びカラムア
ドレスColがローデコーダ4及びカラムデコーダ3に
それぞれ入力される。これにより、ローデコーダ4によ
ってメモリアレイ1内の行データが選択され、センスア
ンプ2により増幅される。センスアンプ2により増幅さ
れた行データのうち、転送データの最上位ビットから4
ビットづつカラムデコーダ3によって内部データバス7
に順次読み出され、内部データバス7に読み出された4
ビットのデータはFIFO8に順次保持される。FIF
O8に保持された各4ビットのデータは、先入れ先だし
によってラスタ演算処理回路11に順次入力される。
【0061】一方、ラスタ演算処理後の演算結果が書き
込まれるメモリ領域(bb)に格納されている転送先の
データは、ピクセルアライン機能を有するカラムデコー
ダ12によって最上位から4ビットづつ内部データバス
7を介してデスティネーションデータラッチ6に格納さ
れる。デスティネーションデータラッチ6に保持されて
いる転送先の4ビットのデータは、同じく前記ラスタ演
算回路11に入力される。次に、ラスタ演算回路11に
より、ソースデータバレルシフタ9の出力とデスティネ
ーションデータラッチ6の出力とに基づいてラスタ演算
処理が行なわれ、その演算結果がライトマスクロジック
5に出力される。ライトマスクロジック5においてラス
タ演算回路11での演算結果によってメモリアレイ1内
のデータを更新するかどうかが決定され、更新する場合
には演算結果がマスクデータに基づいてメモリアレイ1
に書き込まれる。
【0062】次に、本実施例のメモリ装置におけるラス
タ演算処理を伴うBitBLTの動作を図10を参照し
ながら説明する。図10に示す例では、同図(1)に示
すように、メモリアレイ1上の行データの所定領域(a
a)に格納されている12ビットの転送データがラスタ
演算処理された後、同図(2)に示す他の12ビットの
メモリ領域(bb)に転送される。なお、本発明の実施
例においてもデータ幅を4ビットとして説明する。
【0063】まず、メモリのページサイクルにより、図
10(3)に示すように、同図(1)の転送元の転送デ
ータ、即ち、(a1)(a2)(a3)(a4)のうち
の領域(aa)に格納されている部分のみが4ビットづ
つ図7のピクセルアライン機能を有するカラムデコーダ
12によって内部データバス7に読み出され、同図のF
IFO8に(c1)(c2)(c3)(c4)として保
持される。このようなカラムデコーダ12のピクセルア
ラインの機能により、転送元の4ビットの各データ(a
1)、(a2)、(a3)、(a4)は転送後の各4ビ
ットのデータ(c1)、(c2)、(c3)、(c4)
と同じにはならない。次に、図10(4)に示すよう
に、メモリのライトサイクルにより、図9のFIFO8
内の最上位4ビットのデータ(c1)がデータ(d1)
として図9のラスタ演算回路11に入力される。
【0064】一方、ラスタ演算処理後の演算結果が格納
される図10(2)の転送先のメモリ領域(bb)に格
納されているデスティネーションデータのうち最上位ビ
ットから4ビットのデータは、メモリアレイ1から内部
データバス7を介してデスティネーションデータラッチ
6に(d2)として格納され、同じくラスタ演算回路1
1に入力される。次に、ラスタ演算回路11において、
ソースデータとFIFO8の出力(d1)とデスティネ
ーションデータラッチ6の出力(d2)との間でラスタ
演算が行なわれ、その演算結果(d4)がライトマスク
ロジック5に出力される。このとき、ラスタ演算処理の
演算結果の全てが図10(2)の転送先のメモリ領域
(bb)の最上位4ビットに格納されるので、ライトサ
イクルにおけるマスクデータは(d4)に示すように設
定される。
【0065】以下、図10の(5)及び(6)に示すサ
イクルにおいても同様な動作が行なわれ、図10(1)
の転送元の領域に格納されている転送データ(aa)を
構成する個々の4ビットのデータ(a2)、(a3)及
び(a4)が、図10(2)の転送先の領域(bb)に
転送される。このようにして図10(7)に示す転送結
果が(h1)(h2)(h3)(h4)として得られ
る。以上のようにしてBitBLTが正しく行なわれ
る。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係るメモリ装置は、ローデコーダによって選択されセン
スアンプによって増幅された転送データを含む行データ
を、その最上位ビットから所定ビットづつ格納し、所定
ビット数づつ先入れ先だしによって順次出力するデータ
記憶手段を備えているので、転送元のデータを保持して
おく手段をメモリ装置の外部に設ける必要がなく、メモ
リ装置と外部とのデータアクセスによる遅延時間を低減
することができる。また、データ記憶手段から出力され
た所定ビット数のデータのうち転送データに相当する部
分のみをメモリアレイの転送先に書き込む書き込み手段
を備えているので、CPUの負荷を増大させることな
く、ページモードを用いて高速かつ簡単にスクロール転
送を行なうことができる。
【0067】請求項2の発明に係るメモリ装置は、転送
データを含む行データを構成する所定ビット数のデータ
を最下位側のビットとして含み、この所定ビット数より
ビット数が大きいデータを出力するデータ記憶手段と、
データ記憶手段からの出力データを予め決められたビッ
ト数だけシフトさせて出力するバレルシフタとを備えて
いるので、BitBLTに際してデータのバレルシフト
をCPUで行なう必要がなくなり、CPUの負荷が低減
され、しかもページモードを用いてアクセスすることが
できるので高速処理を実現できる。
【0068】請求項3の発明に係るメモリ装置は、転送
データを含む行データを構成する所定ビット数のデータ
を最下位側のビットとして含み、この所定ビット数より
ビット数が大きいデータを出力するデータ記憶手段と、
データ記憶手段からの出力データを予め決められたビッ
ト数だけシフトさせて出力するバレルシフタと、ラスタ
演算処理の演算結果が格納されるべきメモリを含む行に
格納されている転送先の行データを最上位ビットから所
定ビット数づつ格納しラスタ演算回路に出力するデータ
保持手段とを備えているので、ラスタ演算処理を伴うB
itBLTに際してデータのバレルシフトをCPUで行
なう必要がなくなり、CPUの負荷が低減され、しかも
ページモードを用いてアクセスすることができるので、
高速処理を実現できる。
【0069】請求項4の発明に係るメモリ装置は、転送
データの最上位ビットから所定ビットづつデータ記憶手
段に格納するカラムデコーダと、データ記憶手段から出
力された所定ビット数のデータをメモリアレイの転送先
に書き込む書き込み手段とを備えているので、BitB
LTに際してデータのバレルシフトを行なう必要がなく
なり、CPUの負荷が低減され、しかもページモードを
用いてアクセスすることができるので高速処理を実現で
きる。更に、バレルシフタが設けられていないため、請
求項2のメモリ装置に比較して回路が簡単になり、処理
速度を更に向上させることができる。
【0070】請求項5の発明に係るメモリ装置は、転送
データの最上位ビットから所定ビットづつデータ記憶手
段に格納するカラムデコーダと、ラスタ演算処理の演算
結果が格納されるべきメモリに格納されている転送先デ
ータを最上位ビットから所定ビット数づつ格納しラスタ
演算回路に出力するデータ保持手段と、データ記憶手段
から出力される転送データの所定ビット数のデータとデ
ータ保持手段から出力される転送先データの所定ビット
数のデータとを用いてラスタ演算処理を行うラスタ演算
回路とを備えているので、ラスタ演算処理を伴うBit
BLTに際してデータのバレルシフトを行なう必要がな
くなり、CPUの負荷が低減され、しかもページモード
を用いてアクセスすることができるので高速処理を実現
できる。更に、バレルシフタが設けられていないため、
請求項3のメモリ装置に比較して回路が簡単になり、処
理速度を更に向上させることができる。
【0071】このように、本発明のメモリ装置は従来の
構成のメモリ装置に比べてスクロール転送、BitBL
T及びラスタ演算処理を伴うBitBLTを高速で行う
ことができ、更にパターンフィル動作を高速かつ簡単に
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るメモリ装置の構成
図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるスクロール転送
の動作を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係るメモリ装置の構成
図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるBitBLTの
動作を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係るメモリ装置の構成
図である。
【図6】本発明の第3の実施例におけるラスタ転送を伴
うBitBLTの動作を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施例に係るメモリ装置の構成
図である。
【図8】本発明の第4の実施例におけるBitBLTの
動作を示す図である。
【図9】本発明の第5の実施例に係るメモリ装置の構成
図である。
【図10】本発明の第5の実施例におけるラスタ転送を
伴うBitBLTの動作を示す図である。
【図11】従来のメモリ装置の構成図である。
【図12】従来のメモリ装置におけるスクロール転送の
動作を示す図である。
【図13】従来のメモリ装置のBitBLTの動作にお
ける転送データを含む行データを示す図である。
【図14】従来のメモリ装置のBitBLTの動作にお
ける転送先のメモリを含む行データを示す図である。
【図15】従来のメモリ装置におけるBitBLTの動
作を示す図である。
【図16】従来のメモリ装置におけるBitBLTの動
作を示す図である。
【図17】従来のメモリ装置におけるBitBLTの動
作を示す図である。
【図18】従来のメモリ装置におけるBitBLTの動
作を示す図である。
【図19】従来のメモリ装置のBitBLTの後におけ
る転送先の行データを示す図である。
【図20】従来のメモリ装置のラスタ演算処理を伴うB
itBLTの動作における転送データを含む行データを
示す図である。
【図21】従来のメモリ装置のラスタ演算処理を伴うB
itBLTの動作における転送先のメモリを含む行デー
タを示す図である。
【図22】従来のメモリ装置におけるラスタ演算処理を
伴うBitBLTの動作を示す図である。
【図23】従来のメモリ装置におけるラスタ演算処理を
伴うBitBLTの動作を示す図である。
【図24】従来のメモリ装置におけるラスタ演算処理を
伴うBitBLTの動作を示す図である。
【図25】従来のメモリ装置におけるラスタ演算処理を
伴うBitBLTの動作を示す図である。
【図26】従来のメモリ装置のラスタ演算処理を伴うB
itBLTの後における転送先の行データを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 メモリアレイ 2 センスアンプ 3 カラムデコーダ 4 ローデコーダ 5 ライトマスクロジック 6 デスティネーションデータラッチ(データ保持手
段) 7 内部データバス 8 FIFO(記憶手段) 9 バレルシフタ 10 データ選択ゲート 11 ラスタ演算回路 12 カラムデコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 隅田 圭三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の行及び列を成すメモリを有するメ
    モリアレイと、該メモリアレイ中の転送データを含む行
    データを選択するローデコーダと、該ローデコーダによ
    って選択された行データを増幅するセンスアンプと、該
    センスアンプにより増幅された行データを最上位ビット
    から所定ビット数づつ順次出力するカラムデコーダと、
    該カラムデコーダから出力された前記所定ビット数のデ
    ータが順次入力され該所定ビット数のデータを先入れ先
    出しによって出力するデータ記憶手段と、該データ記憶
    手段から出力される前記所定ビット数のデータのうち前
    記転送データの部分のみを前記メモリアレイの転送先の
    メモリに書き込む書き込み手段とを備えたことを特徴と
    するメモリ装置。
  2. 【請求項2】 多数の行及び列を成すメモリを有するメ
    モリアレイと、該メモリアレイ中の転送データを含む行
    データを選択するローデコーダと、該ローデコーダによ
    って選択された行データを増幅するセンスアンプと、該
    センスアンプにより増幅された行データを最上位ビット
    から所定ビット数づつ順次出力するカラムデコーダと、
    該カラムデコーダから出力された前記所定ビット数のデ
    ータが順次入力され該所定ビット数のデータのそれぞれ
    を最下位側のビットとして含む前記所定ビット数よりビ
    ット数が大きい出力データを順次出力するデータ記憶手
    段と、該データ記憶手段からの出力データを所定ビット
    数だけシフトさせて出力するバレルシフタと、該バレル
    シフタから出力されたデータのうち前記転送データの部
    分のみを前記メモリアレイの転送先のメモリに書き込む
    書き込み手段とを備えたことを特徴とするメモリ装置。
  3. 【請求項3】 転送データをラスタ演算処理することに
    より得られた演算結果を転送先のメモリに出力するメモ
    リ装置であって、多数の行及び列を成すメモリを有する
    メモリアレイと、該メモリアレイ中の前記転送データを
    含む行データを選択するローデコーダと、該ローデコー
    ダによって選択された行データを増幅するセンスアンプ
    と、該センスアンプにより増幅された行データを最上位
    ビットから所定ビット数づつ順次出力するカラムデコー
    ダと、該カラムデコーダから出力された前記所定ビット
    数のデータが順次入力され該所定ビット数のデータのそ
    れぞれを最下位側のビットとして含む前記所定ビット数
    よりビット数が大きい出力データを順次出力するデータ
    記憶手段と、該データ記憶手段からの出力データを所定
    ビット数だけシフトさせて出力するバレルシフタと、ラ
    スタ演算処理による演算結果が格納されるべきメモリを
    含む行に格納されている転送先の行データを最上位ビッ
    トから前記所定ビット数づつ順次保持し出力するデータ
    保持手段と、少なくとも前記バレルシフタからの出力と
    前記データ保持手段からの出力とが入力され少なくとも
    前記バレルシフタからの出力に基づいてラスタ演算を行
    うラスタ演算回路と、該ラスタ演算回路での演算結果の
    うち前記転送データに対応する部分のみを前記メモリア
    レイの転送先のメモリに書き込む書き込み手段とを備え
    たことを特徴とするメモリ装置。
  4. 【請求項4】 多数の行及び列を成すメモリを有するメ
    モリアレイと、該メモリアレイ中の転送データを含む行
    データを選択するローデコーダと、該ローデコーダによ
    って選択された行データを増幅するセンスアンプと、該
    センスアンプにより増幅された行データのうちの前記転
    送データを最上位ビットから所定ビット数づつ順次出力
    するカラムデコーダと、該カラムデコーダから出力され
    た前記所定ビット数のデータが順次入力され該所定ビッ
    ト数のデータを先入れ先出しによって出力するデータ記
    憶手段と、該データ記憶手段から出力される前記所定ビ
    ット数のデータを前記メモリアレイの転送先のメモリに
    書き込む書き込み手段とを備えたことを特徴とするメモ
    リ装置。
  5. 【請求項5】 転送データをラスタ演算処理することに
    より得られた演算結果を転送先のメモリに出力するメモ
    リ装置であって、多数の行及び列を成すメモリを有する
    メモリアレイと、該メモリアレイ中の転送データを含む
    行データを選択するローデコーダと、該ローデコーダに
    よって選択された行データを増幅するセンスアンプと、
    該センスアンプにより増幅された行データのうちの前記
    転送データを最上位ビットから所定ビット数づつ順次出
    力するカラムデコーダと、該カラムデコーダから出力さ
    れた前記所定ビット数のデータが順次入力され該所定ビ
    ット数のデータを先入れ先出しによって出力するデータ
    記憶手段と、ラスタ演算処理による演算結果が格納され
    るべきメモリに格納されている転送先データを最上位ビ
    ットから前記所定ビット数づつ順次保持し出力するデー
    タ保持手段と、少なくとも前記データ記憶手段からの出
    力と前記データ保持手段からの出力とが入力され少なく
    とも前記データ記憶手段からの出力に基づいてラスタ演
    算を行うラスタ演算回路と、該ラスタ演算回路での演算
    結果を前記メモリアレイの転送先のメモリに書き込む書
    き込み手段とを備えたことを特徴とするメモリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5680361A (en) * 1993-06-14 1997-10-21 Rambus, Inc. Method and apparatus for writing to memory components
JP2010044786A (ja) * 1994-01-21 2010-02-25 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置

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