JPH07312080A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH07312080A
JPH07312080A JP6100861A JP10086194A JPH07312080A JP H07312080 A JPH07312080 A JP H07312080A JP 6100861 A JP6100861 A JP 6100861A JP 10086194 A JP10086194 A JP 10086194A JP H07312080 A JPH07312080 A JP H07312080A
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JP
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JP6100861A
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English (en)
Inventor
Keizo Sumida
圭三 隅田
Toshiki Mori
俊樹 森
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 DRAMにおいて、高速にリードモディファ
イライトサイクルを実行する。 【構成】 指定された行アドレスに対応したワード線を
活性化させる行デコーダ21と、この行デコーダ21に
よって活性化されたワード線に接続されたメモリセルの
データを各ビット線にのせるメモリセルアレイ20と、
各ビット線のデータを増幅するセンスアンプ22と、読
みだしのために指定された列アドレスを書き込みのタイ
ミングまで記憶しておくコラム制御回路27と、一端が
ビット線に接続され他端が読みだし線および書き込み線
にそれぞれ接続される読みだし用と書き込み用の2つの
トランスファゲートを各ビット線毎に有し指定された列
アドレスに対応したビット線のデータを読み出すと同時
にコラム制御回路27に記憶されている他の列アドレス
に対応したビット線にデータを書き込む列デコーダ23
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンピュータグラフィ
ックス等に使用される半導体記憶装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年高速化するマイクロプロセッサやデ
ジタルシグナルプロセッサに対応するため、シンクロナ
スダイナミックランダムアクセスメモリ(以後、SDR
AMと略す)が製品化されつつある(例えば電子情報通
信学会1993年春期大会併催講演会p16〜p2
0)。
【0003】SDRAMはロウアクセスタイムやカラム
アクセスタイムは従来のダイナミックランダムアクセス
メモリとあまり変わらないが、パイプライン動作するこ
とで同一行アドレスのデータに対して高速にアクセスで
きるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータグラフィ
ックスにおいては、既に描画された結果を使用して新た
なデータを書き込む場合が非常に多い。例えば陰面処理
を行うゼットバッファアルゴリズム、半透明処理、ラス
ターオペレーション等である(“コンピュータディスプ
レイによる図形工学”、山口富士夫著、日刊工業社に詳
しい)。
【0005】例えばゼットバッファアルゴリズムでは、
描画するアドレスから既に書き込まれている深さ方向の
データを読みだし、描画しようとしている深さ方向のデ
ータと比較し、もし描画しようとしているデータが深け
れば何もせず、逆であれば描画データを更新するととも
に、深さ方向のデータも新に更新する。コンピュータグ
ラフィックスでは半導体記憶装置と描画装置の間の転送
速度がボトルネックになりやすいため、同一アドレスに
対して読みだしおよび書き込み(以後、リードモディフ
ァイライトと呼ぶ)をより高速に行える半導体記憶装置
が望ましい。
【0006】しかしながら、従来例で示すSDRAMで
は、読みだしおよび書き込みのどちらか一方のサイクル
が連続して行われる場合は高速な転送速度を出すことが
可能であるが、リードモディファイライトサイクルを高
速に実行することはできない。この発明は上記問題点に
鑑み、コンピュータグラフィックス等でボトルネックに
なりやすいリードモディファイライトを高速に行える半
導体記憶装置を容易な構成で実現することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体記
憶装置は、行アドレスおよび列アドレスの指定によって
データの読み書きを行うもので、指定された行アドレス
に対応したワード線を活性化させる行デコーダと、この
行デコーダによって活性化されたワード線に接続された
メモリセルのデータを各ビット線にのせるメモリセルア
レイと、前記各ビット線のデータを増幅するセンスアン
プと、読みだしのために指定された列アドレスを書き込
みのタイミングまで記憶しておく列アドレス記憶手段
と、一端がビット線に接続され他端が読みだし線および
書き込み線にそれぞれ接続される読みだし用と書き込み
用の2つのトランスファゲートを各ビット線毎に有し前
記指定された列アドレスに対応したビット線のデータを
読み出すと同時に前記列アドレス記憶手段に記憶されて
いる他の列アドレスに対応したビット線にデータを書き
込む列デコーダとを備えている。
【0008】請求項2記載の半導体記憶装置は、行アド
レスおよび列アドレスの指定によってデータの読み書き
を行うもので、指定された行アドレスに対応したワード
線を活性化させる行デコーダと、この行デコーダによっ
て活性化されたワード線に接続されたメモリセルのデー
タを各ビット線にのせるメモリセルアレイと、前記各ビ
ット線のデータを増幅するセンスアンプと、読みだし列
アドレスを順次一つずつ異なるように時系列的に発生す
るとともに書き込み列アドレスを前記読みだし列アドレ
スに対して一定の遅れを持たせた状態で発生するアドレ
ス発生手段と、一端がビット線に接続され他端が最下位
ビットが異なる列アドレスで異なる入出力線に接続され
た読みだし・書き込み共用の1つのトランスファゲート
を各ビット線毎に有し前記読みだし列アドレスに対応し
たビット線のデータを読み出すと同時に前記読みだし列
アドレスとは最下位ビットが異なる前記書き込み列アド
レスに対応したビット線にデータを書き込む列デコーダ
とを備えている。
【0009】
【作用】請求項1記載の構成によれば、列デコーダに読
みだし用と書き込み用のトランスファゲートを設けると
ともに、外部から読みだしのために指定された列アドレ
スを書き込みのタイミングまで記憶することで、読みだ
し動作とその後の書き込み動作をパイプライン処理する
ことが可能となり、結果として任意の列アドレスに対し
てリードモディファイライトサイクルを高速に実行する
ことが可能である。
【0010】請求項2記載の構成によれば、列デコーダ
に設けるトランスファゲートを従来例の半導体記憶装置
と同様にビット線毎に読みだし・書き込み共用の1個の
みとし、読みだし列アドレスを順次一つずつ異なるよう
に時系列的に発生するとともに書き込み列アドレスを読
みだし列アドレスに対して一定の遅れを持たせた状態で
発生するようにし、読みだし列アドレスに対応したビッ
ト線のデータを読み出すと同時に読みだし列アドレスと
は最下位ビットが異なる書き込み列アドレスに対応した
ビット線にデータを書き込むようにすることで、連続す
る列アドレスに対してリードモディファイライトサイク
ルを高速に実行することが可能となり、チップ面積の増
加を削減することが可能になる。
【0011】
【実施例】以下この発明の実施例の半導体記憶装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。 〔第1の実施例〕図1はこの発明の第1の実施例におけ
る半導体記憶装置の列デコーダの回路図である。図1に
おいて、9,11は正論理および負論理のビット線1,
2のデータを、読みだし選択線3が選択されているとき
に正論理および負論理の読みだし線13,14に接続す
る読みだし用のトランスファゲート(データ読みだし選
択手段)となるトランジスタである。
【0012】10,12は正論理および負論理の書き込
み線15,16のデータを、書き込み選択線4が選択さ
れているときに正論理および負論理のビット線1,2に
接続する書き込み用のトランスファゲート(データ書き
込み選択手段)となるトランジスタである。ビット線
1,2,読みだし選択線3、書き込み選択線4、トラン
ジスタ9〜12により、1ビット列デコーダ5を構成
し、複数の1ビット列デコーダ5〜8により列デコーダ
を構成している。
【0013】上記の列デコーダは、一端がビット線1,
2に接続され他端が読みだし線13,14および書き込
み線15,16にそれぞれ接続される読みだし用と書き
込み用の2つのトランスファゲート、つまりトランジス
タ9〜12を各ビット線毎に有し前記指定された列アド
レスに対応したビット線1,2のデータを読み出すと同
時に列アドレス記憶手段(後述のコラム制御回路内に設
けられる)に記憶されている他の列アドレスに対応した
ビット線にデータを書き込む機能を有する。
【0014】図2はこの発明の第1の実施例における半
導体記憶装置の全体を示すブロック図である。図2にお
いて、24はアドレス入力端子28から入力(指定)さ
れた入力アドレス31のうちの行アドレスを一時記憶す
る手段となる行アドレスラッチである。21は行アドレ
スラッチ24の出力の行アドレスをデコードし1本のワ
ード線を選択して活性化させる手段となる行デコーダで
ある。
【0015】20は指定されたワード線上に記憶してい
るデータを複数の各ビット線に接続する手段を有するメ
モリセルアレイである。22はメモリセルアレイ20の
各ビット線上のデータを増幅する手段となるセンスアン
プである。23は列デコーダで図1にその内部回路を示
しており、上記したとおりデータの読みだしおよび書き
込みを行う。
【0016】25は列デコーダ23によって読みだし線
13,14のデータを一時記憶し、データ出力端子29
に出力する記憶手段となる出力ラッチである。26はデ
ータ入力端子30から入力されるデータを一時記憶し書
き込み線15,16に出力する手段となる入力ラッチで
ある。27はアドレス端子28からの入力アドレス31
を記憶し列デコーダ23に対して読みだし選択列アドレ
ス32および書き込み選択列アドレス33を出力する手
段を持つコラム制御回路であり、特許請求の範囲におけ
る読みだしのために指定された列アドレスを書き込みの
タイミングまで記憶しておく列アドレス記憶手段の機能
を有する。なお、図を簡単にするため外部からの制御信
号、タイミング発生回路、内部制御信号は省略してい
る。
【0017】図3はこの発明の第1の実施例におけるコ
ラム制御回路27の内部回路を示している。図3におい
て、43は読みだしおよびリードモディファイライト時
に、入力アドレス31の値を一時記憶し、読みだし選択
列アドレス32を出力する手段となるレジスタである。
44はレジスタ43の出力を3クロック遅れで出力する
手段となるシフトレジスタである。
【0018】45は書き込み時は入力アドレス31の値
を記憶し、リードモディファイライト時はシフトレジス
タ44の出力を記憶し、記憶した列アドレスを書き込み
選択列アドレス33として出力するレジスタである。同
様に内部制御信号は省略している。以上のように構成さ
れた半導体記憶装置について、以下図1、図2、図3、
図4を用いてその動作を説明する。図4はこの発明の第
1の実施例における半導体記憶装置のリードモディファ
イライトサイクルのタイミングを示すものであって、以
下このタイミング図に従って説明する。
【0019】T1のタイミングで行アドレスが入力され
ると、この行アドレスが行アドレスラッチ24に記憶さ
れ、行デコーダ21に与えられる。行デコーダ21は指
定された行アドレスからメモリセルアレイ20の1本の
ワード線を選択し活性化する。ワード線が活性化される
ことでメモリセルアレイ20は選択された同一行アドレ
スのメモリセルのデータ値を各ビット線にのせる。セン
スアンプ22は各ビット線のデータを増幅する。
【0020】T4のタイミングで列アドレス“1”が入
力されると、リードモディファイライトサイクルである
ので、コラム選択回路27内部のレジスタ43に列アド
レスが記憶され、読みだし選択列アドレス32として出
力される。この結果、列デコーダ23により1本の読み
だし選択線が活性化される。本例では1ビット列デコー
ダ5が選択され、読みだし選択線3が活性化されるとす
る。読みだし選択線3が活性化されると、トランジスタ
9および11が導通状態となりビット線1,2のデータ
を読みだし線13,14に出力する。
【0021】T5のタイミングで読みだし線13,14
の列アドレス“1”に対応した読みだしデータを出力ラ
ッチ25に記憶し、データ出力端子29より出力する。
またコラム制御回路27のシフトレジスタ44は内部の
データをシフトし、レジスタ43の値(列アドレス
“1”)を記憶するとともに、前回同様レジスタ43に
次の列アドレス(列アドレス“2”)を一時記憶し、読
みだし選択列アドレス32に新たな列アドレスを出力
し、以後同様に振る舞う。
【0022】T8のタイミングで読みだし線13,14
の列アドレス“4”に対応した読みだしデータを出力ラ
ッチ25に記憶し、データ出力端子29より出力すると
ともに、入力ラッチ26にデータ入力端子30の列アド
レス“1”に対応した書き込みデータを一時記憶する。
また同様に、コラム制御回路27のシフトレジスタ44
は内部のデータをシフトし、レジスタ43の値を記憶す
る。レジスタ45はリードモディファイライトサイクル
なので、シフトレジスタ44からの出力(列アドレス
“1”)を記憶し、書き込み選択列アドレス33として
出力する。この結果、列デコーダ23により1本の書き
込み選択線が活性化される。ここでは、1ビット列デコ
ーダ5が選択され、書き込み選択線4が活性化される。
書き込み選択線4が活性化されると、トランジスタ10
および12が導通状態となり、書き込み線15,16の
データをビット線1,2に出力する。また同様に、コラ
ム制御回路27のレジスタ43に次の列アドレスを一時
記憶し(列アドレス“5”)、読みだし選択列アドレス
32に新たな列アドレスを出力する。
【0023】以後列アドレスを変えながら順次アクセス
することでリードモディファイライトサイクルをパイプ
ライン処理で高速に行うことができる。以上のように、
この実施例によれば、外部制御装置から指定される列ア
ドレスをリードモディファイライトサイクル時にメモリ
セルアレイに書き込むタイミングまで記憶しておくよう
にし、異なる列アドレスのメモリセルアレイに対して同
時に読みだしおよび書き込み構成とすることにより、外
部制御装置から指定される任意の列アドレスに対してパ
イプライン処理で高速にリードモディファイライトサイ
クルを実行することができる。
【0024】〔第2の実施例〕第1の実施例に示す半導
体記憶装置では外部制御装置から任意に列アドレスを設
定することが可能であるが、1ビット列デコーダに含ま
れるトランジスタ、つまりトランスファゲートは4個と
従来例の2倍必要である。これによるチップサイズの増
加は消費電力、アクセス速度、歩留まり等の課題を引き
起こす。一方、画像処理を行う場合、連続した列アドレ
スに順次アクセスする場合が非常に多い。第2の実施例
は、このような場合に適用できるもので、連続した列ア
ドレスに順次リードモディファイライトを高速に実行す
ることができ、チップサイズの小さな半導体記憶装置を
実現できるものである。以下図面を参照しながら説明す
る。
【0025】図5はこの発明の第2の実施例における半
導体記憶装置の列デコーダの回路図である。図5におい
て、63,64は正論理および負論理の奇数ビット線5
0,52のデータを、奇数選択線51が選択されている
ときに正論理および負論理の奇数IO(入出力)線5
6,57に接続する読みだし・書き込み共用のトランス
ファゲート(データ選択手段)となるトランジスタであ
る。
【0026】65,66は正論理および負論理の偶数ビ
ット線53,55のデータを、偶数選択線54が選択さ
れているときに正論理および負論理の偶数IO線58,
59に接続する読みだし・書き込み共用のトランスファ
ゲート(データ選択手段)となるトランジスタである。
奇数ビット線50,52,偶数ビット線53,55,奇
数選択線51,偶数選択線54,トランジスタ63〜6
6により、2ビット列デコーダ60を構成し、複数の2
ビット列デコーダ60〜62により列デコーダを構成し
ている。本例では、列アドレスの最下位ビットが0のと
き偶数選択線が選択され、最下位ビットが1の時奇数選
択線が選択される。
【0027】上記の列デコーダは、一端がビット線5
0,52または53,55に接続され他端が最下位ビッ
トが異なる列アドレスで異なる入出力線56,57また
は58,59に接続された読みだし・書き込み共用の1
つのトランスファゲートであるトランジスタ63,64
または65,66を各ビット線50,52または53,
55毎に有し読みだし列アドレスに対応したビット線5
0,52または53,55のデータを読み出すと同時に
読みだし列アドレスとは最下位ビットが異なる書き込み
列アドレスに対応したビット線50,52または53,
55にデータを書き込む構成となっている。
【0028】図6はこの発明の第2の実施例における半
導体記憶装置の全体を示すブロック図である。図6にお
いてその構成要素が図2における構成要素と同じものに
ついては同一番号を付し説明を省略する。81は列デコ
ーダで図5にその内部回路を示しているように、データ
の読みだしおよび書き込みの機能を有する。
【0029】82は列デコーダ81によって奇数IO線
56,57または偶数IO線58,59のデータを一時
記憶し、データ出力端子29に出力する記憶手段となる
出力ラッチである。奇数IO線56,57の値を記憶す
るか、偶数IO線58,59の値を記憶するかは、後述
するカウンタ70の出力の最下位ビットの値によって決
定し、最下位ビットの値が“0”の時は偶数IO線5
8,59が、最下位ビットの値が“1”の時は奇数IO
線56,57が選択される。
【0030】83はデータ入力端子30から入力される
データを一時記憶し奇数IO線56,57または偶数I
O線58,59に出力する手段となる入力ラッチであ
る。奇数IO線56,57に出力するか、偶数IO線5
8,59に出力するかは後述するカウンタ70の出力の
最下位ビットの値によって決定し、最下位ビットの値が
“1”の時は偶数IO線58,59が、最下位ビットの
値が“0”の時は奇数IO線56,57が選択される。
【0031】80はアドレス端子28からの入力アドレ
ス31を記憶し列デコーダ81に対して奇数選択列アド
レス73および偶数選択列アドレス74を出力する手段
を持つコラム制御回路であり、読みだし列アドレスを順
次一つずつ異なるように時系列的に発生するとともに書
き込み列アドレスを読みだし列アドレスに対して一定の
遅れを持たせた状態で発生するアドレス発生手段の機能
を有している。コラム制御回路80の内部回路を図7に
示す。なお、図を簡単にするため外部からの制御信号、
タイミング発生回路、内部制御信号は省略している。
【0032】図7はこの発明の第2の実施例におけるコ
ラム制御回路80の内部回路を示している。図7におい
て、70は入力アドレス31の値を記憶し、順次入力ア
ドレス31から列アドレスをクロックに応じて1ずつイ
ンクリメントする手段となるカウンタである。71はカ
ウンタ70の値から例えば4を減じた値を出力する手段
となる減算器である。
【0033】72はカウンタ70の出力の最下位ビット
( 以後、LSBと略す) の値が“0”のときカウンタ7
0の出力の最下位ビットを除いた値(1ビット右にシフ
トした値)を偶数選択列アドレスに出力し、減算器71
の出力のLSBを除いた値を奇数選択列アドレスに出力
し、LSBの値が“1”の時は逆に出力する選択回路で
ある。なお、図を簡単にするため内部制御信号は省略し
ている。
【0034】以上のように構成された半導体記憶装置に
ついて、以下図5、図6、図7および図8を用いてその
動作を説明する。図8はこの発明の第2の実施例におけ
る半導体記憶装置のリードモディファイライトサイクル
のタイミングを示すものであって、以下このタイミング
図に従って説明する。U1のタイミングで第1の実施例
と同様に行アドレスが入力されると、選択された同一行
アドレスのメモリセル20のデータ値をセンスアンプ2
2は各ビット線のデータを増幅する。
【0035】U4のタイミングで列アドレス(列アドレ
ス“1”)が入力されると、コラム制御回路80のカウ
ンタ70に(列アドレス“1”)記憶される。LSBが
“1”なので、選択回路72は奇数選択列アドレス73
にカウンタ70の出力からLSBを除いた値“0”が出
力される。列デコーダ81により1本の奇数選択線が活
性化される。本例では2ビット列デコーダ60が選択さ
れ、奇数選択線51が活性化されるとする。奇数選択線
51が活性化されると、トランジスタ63および64が
導通状態となり、奇数ビット線50,52の値が奇数I
O線56,57に出力する。つまり、読みだしが行われ
る。
【0036】U5のタイミングで奇数IO線56,57
の列アドレス“1”に対応した読みだしデータを出力ラ
ッチ82に記憶しデータ出力端子29より出力する。ま
たコラム制御回路80のカウンタ70は値をインクリメ
ントして値“2”を新たな列アドレスとして出力する。
LSBが“0”であるので、選択回路72は偶数選択列
アドレス74にカウンタ70の出力からLSBを除いた
値“1”が出力され、以後同様に振る舞う。
【0037】U9のタイミングで奇数IO線56,57
の列アドレス“5”に対応した読みだしデータを出力ラ
ッチ82に記憶しデータ出力端子29より出力するとと
もに、入力ラッチ83にデータ入力端子30の列アドレ
ス“1”に対応した書き込みデータを一時記憶する。ま
た同様に、コラム制御回路80のカウンタ70は1イン
クリメントされ値“6”を出力する。このとき、LSB
が“0”であるので、選択回路72は偶数選択列アドレ
ス74に値“3”を出力し、奇数選択列アドレス73に
減算器71からの出力として値“0”を出力する。列デ
コーダ81により1本の奇数選択線と偶数選択線が活性
化される。奇数選択線は2ビット列デコーダ60が選択
され、奇数選択線51が活性化される。奇数選択線51
が活性化されるとトランジスタ63および64が導通状
態となり入力ラッチ83の出力が奇数ビット線50,5
2に書き込まれる。
【0038】以後列アドレスを変えながら順次アクセス
することでリードモディファイライトサイクルをパイプ
ライン処理で高速に行うことができる。以上のように、
この実施例によれば、読みだし列アドレスを順次一つず
つ異なるように時系列的に発生するとともに書き込み列
アドレスを読みだし列アドレスに対して一定の遅れを持
たせた状態で発生するとともに、最下位ビットが異なる
2つの列アドレスに対して同時に読みだしおよび書き込
みを行う構成とすることにより、連続する列アドレスに
対してパイプライン処理で高速にリードモディファイラ
イトサイクルを実行し、かつ列デコーダのチップ面積の
増加を抑えることが可能となる。
【0039】なお、第2の実施例では、書き込み選択列
アドレスの発生に演算手段を用いたが、第1の実施例と
同様に読みだし選択列アドレスを記憶する手段を用いて
も同様の効果が得られる。またデータ入力端子を別途設
けているが、ページサイクル中は使用しないアドレス入
力端子をデータの入力に用いても同様な効果が得られ
る。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の半導体記憶装置によれ
ば、列デコーダに読みだし用と書き込み用のトランスフ
ァゲートを設けるとともに、外部から読みだしのために
指定された列アドレスを書き込みのタイミングまで記憶
することで、読みだし動作とその後の書き込み動作をパ
イプライン処理することが可能となり、結果として任意
の列アドレスに対してリードモディファイライトサイク
ルを高速に実行することが可能である。
【0041】請求項2記載の半導体記憶装置によれば、
列デコーダに設けるトランスファゲートを従来例の半導
体記憶装置と同様にビット線毎に読みだし・書き込み共
用の1個のみとし、読みだし列アドレスを順次一つずつ
異なるように時系列的に発生するとともに書き込み列ア
ドレスを読みだし列アドレスに対して一定の遅れを持た
せた状態で発生するようにし、読みだし列アドレスに対
応したビット線のデータを読み出すと同時に読みだし列
アドレスとは最下位ビットが異なる書き込み列アドレス
に対応したビット線にデータを書き込むようにすること
で、連続する列アドレスに対してリードモディファイラ
イトサイクルを高速に実行することが可能となり、チッ
プ面積の増加を削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の半導体記憶装置の列
デコーダのブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施例の半導体記憶装置のブ
ロック図である。
【図3】この発明の第1の実施例の半導体記憶装置のコ
ラム制御回路の回路図である。
【図4】この発明の第1の実施例の半導体記憶装置のタ
イミング図である。
【図5】この発明の第2の実施例の半導体記憶装置の列
デコーダのブロック図である。
【図6】この発明の第2の実施例の半導体記憶装置のブ
ロック図である。
【図7】この発明の第2の実施例の半導体記憶装置のコ
ラム制御回路の回路図である。
【図8】この発明の第2の実施例の半導体記憶装置のタ
イミング図である。
【符号の説明】
20 メモリセルアレイ 21 行デコーダ 22 センスアンプ 23,81 列デコーダ 24 行アドレスラッチ 25,82 出力ラッチ 26,83 入力ラッチ 27,80 コラム制御回路 43,45 レジスタ 44 シフトレジスタ 70 カウンタ 71 減算器 72 選択回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行アドレスおよび列アドレスの指定によ
    ってデータの読み書きを行う半導体記憶装置であって、 指定された行アドレスに対応したワード線を活性化させ
    る行デコーダと、この行デコーダによって活性化された
    ワード線に接続されたメモリセルのデータを各ビット線
    にのせるメモリセルアレイと、前記各ビット線のデータ
    を増幅するセンスアンプと、読みだしのために指定され
    た列アドレスを書き込みのタイミングまで記憶しておく
    列アドレス記憶手段と、一端がビット線に接続され他端
    が読みだし線および書き込み線にそれぞれ接続される読
    みだし用と書き込み用の2つのトランスファゲートを各
    ビット線毎に有し前記指定された列アドレスに対応した
    ビット線のデータを読み出すと同時に前記列アドレス記
    憶手段に記憶されている他の列アドレスに対応したビッ
    ト線にデータを書き込む列デコーダとを備えた半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 行アドレスおよび列アドレスの指定によ
    ってデータの読み書きを行う半導体記憶装置であって、 指定された行アドレスに対応したワード線を活性化させ
    る行デコーダと、この行デコーダによって活性化された
    ワード線に接続されたメモリセルのデータを各ビット線
    にのせるメモリセルアレイと、前記各ビット線のデータ
    を増幅するセンスアンプと、読みだし列アドレスを順次
    一つずつ異なるように時系列的に発生するとともに書き
    込み列アドレスを前記読みだし列アドレスに対して一定
    の遅れを持たせた状態で発生するアドレス発生手段と、
    一端がビット線に接続され他端が最下位ビットが異なる
    列アドレスで異なる入出力線に接続された読みだし・書
    き込み共用の1つのトランスファゲートを各ビット線毎
    に有し前記読みだし列アドレスに対応したビット線のデ
    ータを読み出すと同時に前記読みだし列アドレスとは最
    下位ビットが異なる前記書き込み列アドレスに対応した
    ビット線にデータを書き込む列デコーダとを備えた半導
    体記憶装置。
JP6100861A 1994-05-16 1994-05-16 半導体記憶装置 Pending JPH07312080A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000076845A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Sony Corp 記憶装置および記憶装置の制御方法
US8248866B2 (en) 2009-08-27 2012-08-21 Renesas Electronics Corporation Semiconductor storage device and its control method

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