JPS60263984A - ドツト・デ−タ展開方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ドツト・データ展開方式に関し、特に文字コ
ードを表示、或いは印字のためにドツトデータに展開す
るだめの制御方式に関するものである。

〔発明の背景〕

データをプリンタあるいはディスプレイ装置に出力する
に際しては、文字コードを表示用のトッド・データに展
開する必要がある。この場合、ドツト・データを縦方向
または横方向に拡大したり、字間にスペースを埋め込ん
で、出力したいときがある。このためには、ワード／バ
イト単位で処理を行う汎用プロセッサにより実行させる
方法と、１ワ一ド以上の長いビット単位で処理を行える
専用プロセッサにより実行させる方法等が知られている
。しかし、前者の方法は、縦横変換を行った後に拡大処
理等を行う必要があるため、処理速度が遅くなる欠点が
あり、また後者の方法では、縦横変換は不要となるが、
物量が犬となりコスト・アップを招く欠点がある。

すなわち、前者の方法により、文字コードを表示用のド
ツト・データに展開する場合、プログラムにより指定さ
れる文字拡大および字間の挿入を行うためには、フォン
ト・データの縦横変換を行い、制御装置内のコントロー
ル・ウェアが簡単に扱えるワード／バイト単位で字間デ
ータの挿入およびフォント・データの補正を行っている
。

第１図は、前者の方法によりフォント・データを横方向
に２倍に拡大する場合の手順を示す図である。

第１図（ａ）は、（８ビツト）×（８ビツト）のフォン
ト・データの例を示し、「Ａ」の文字パターンがフォン
ト・メモリに格納されている状態を示している。この場
合、バイト・データ１０１で示す単位（８ビツト）によ
り、コントロール１シエアからアクセスされる。横方向
に拡大する場合、コントロール・ウェアは行方向（横方
向）に８ビット単位でしか扱えないので、一旦絆方向に
変換してから拡大処理を行う必要がある。したがって、
。

横２倍拡大指示がプログラムより発行されると、コント
ロールウェアは、第１図（ａ）のフォント・データを、
第１図（ｂ）に示すように縦横変換を行った後、第１図
（Ｑ）に示すように拡大処理を実行する。

これは、フォント・メモリからフォント・データ。

を１行ずつ読み出してワーク・メモリの第１のエリアに
先ず縦方向に書き込んだ後、第２のエリア。

にこれを移し替える際に、２行ずつ同一データを゛書き
込むことによって実行される。次に、第１図（Ｑ）のデ
ータを再び第１のエリアに移し替える際に、第１図（ｄ
）、（ｅ）に示すように、それぞれ縦横変換を行った後
、２つのエリア分を占有して書き込な。

次に、表示１頁分のデータを蓄積するためのフルドツト
・メモリ上に、第１図（ｆ）に示す拡大されたパターン
を展開する。

このように、前者の方法では、文字拡大および字間の処
理に時間がかかる。

また、後者の方法では、専用プロセッサがフオ。

ント・メモリからフォント・データを読み出して０．１
ワーク・メモリの第１エリアに書き込も際に、１ビツト
・データを２ビツト・データに拡大して書き込むことに
より１回の処理で横方向の拡大が可能であるが、専用プ
ロセッサ自体が高価である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、このような従来の欠点を除失し、フォ
ント・データの縦横変換を必要とせず、しかも高速に、
汎用プロセッサによる文字拡大および字間データの挿入
処理が行えるドツト・データ展開方式を提供することに
ある。

〔発明の概要〕

上記目的を達成するため、本発明のドツト・データ展開
方式は、文字コードを対応するフォントデータに変換し
、該フォント・データをドツト展開して得られた文字を
ディスプレイ装置またはプリンタ装置に出力する制御装
置において、上記フォント・データをパラレルイン・シ
リアルアウトする第１のシフト・レジスタと、該第１の
シフトレジスタの出力をシリアルイン・パラレルアウト
する第２のシフト・レジスタと、上記第１．第２のシフ
ト・レジスタにシフト・タイミングを供給するシフト制
御手段とを有し、該シフト制御手段に拡大率あるいは字
間スペース量を指示することにより、該指示に応じたタ
イミング・クロックを上記第１．第２のシフト・レジス
タに供給し、上記第２レジスタからの出力をドツト・メ
モリ上にドツト展開することに特徴がある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を、図面により説明する。

第２図は、本発明の一実施例を示すドツト・データ処理
装置のブロック図であり、第３図は第２図におけるドツ
ト・データ処理手順を示す図である。

第２図において、２０１はマイクロプロセラｆ−１２０
２はワーク・メモリ、２０３はアドレス・レジスタ、２
０４はフォント・データ格納用メモリ・、２０５はフォ
ント・データ・バッファ、２ｏ６は行ドツト・メモリ人
力バッファ、２０９は行ドツ。

ト・メモリ、２１１はフルドツト・メモリ、２１０はフ
ルドツト・メモリ制御回路であり、また２ｏ７は拡大制
御レジスタ、２０８はデータ・シフ。

ト制御回路である。

本実施例においては、フォント・データ・バッフ７２０
５と行ドツト・メモリ人カバップア２０６０両バッファ
をシフト・レジスタとし、データシフト制御回路２０８
により両シフト・レジスタ２０５．２０６を制御するこ
とにより、ここで７・オント・データの拡大または字間
データ挿入の処理を行う。すなわち、本実施例では、ビ
ット操作の可能な２つのシフト・レジスタ２０５，２０
６のシフト操作の組み合わせにより、フォント・データ
の拡大および字間データの挿入等のビット処理を行った
後、行単位の表示データを蓄積するための行ドツト・メ
モリ２０９および表示１頁分のデータを蓄積するための
フルドツト・メモリ２１１にビット展開することによっ
て、縦横変換を行うことなく、ビット展開を行う。先ず
、拡大処理について、説明する。

第２図において、マイクロプルセッサ２０１　輪マイク
ロプログラムを実行することにより、外部から入力され
た文字コードを内部バスａを介してアドレス・レジスタ
２０３にセットし、フォントデータ格納用メモリ２０４
から対応するフォントデータを読み出して、フォント・
データ・バッファ２０５に取り出す。なお、外部から入
力された文字コードがフォント・データ格納用メモリ２
０４のアドレスと一致しない場合には、マイクロプルセ
ッサ２０１でその文字コードに対応する文字ドツト・パ
ターンが格納されているアドレスに変換してから、アド
レス・レジスタ２０３にセットする。

次に、プロセッサ２０１はプログラムにより指定された
文字拡大倍率ｍを、拡大制御レジスタ２０７にセットす
る。この拡大倍率ｍは、データ・シフト制御回路２０８
に転送され、フォント・ノ５ツブア２０５および行ドツ
ト・メモリ人力バッファ２０６０ビツト・シフト制御お
よび、行ドツトメモリ２０９の書き込み制御ρパラメー
タとなφ。

なお、フォント・データ・バッファ２０５は、パラレル
イン・シリアルアウト、また行ドツトメモ　”υ人カバ
ッファ２０６は、シリアルイン・パラレルアウトの各シ
フト・レジスタにより構成される。

フォント・データ・バッファ２０５にセットされた１行
ずつのフォント・データは、データ・シフト制御回路２
０８により拡大処理され、行ドツト・メモリ２０９に展
開された後、フルドツト・メモリ制御回路２１０の制御
によりフルドツト・メモリ２１１上に展開される。フル
ドツト・メーモリ２１１のフォント・データは内部バス
ａを介してプリンタあるいはディスプレイ装置に出力さ
れる。なお、ワーク・メモリ２０２は、文字コードデー
タ、拡大指示情報等を格納するだめのメモリである。

以下、第３図により、フォント・データを横２倍に拡大
する場合の手順を説明する。

第３図（ａ）は、第１図（ａ）と同じように、（８ピツ
））　Ｘ　（８ビツト）のフォント・データの例であっ
て、バイト・データ３０１で示ず単位でコントロールウ
ェアからアクセスされる。

プログラムにより横２倍拡大指示が発行されると、コン
トロールウェアは拡大倍率ｍ　＝　２を拡大制御レジス
タ２０７にセットする。拡大倍率ｍは、フォント・バッ
ファ・シフト信号すに対する行ドツト・メモリ人力バッ
ファ・シフト信号Ｃの発行回数を規定するものであって
、ｍ−２の場合にはフォント・バッファ２０５の１ビツ
トのシフト動作に対して、行ドツト・メモリ人力バッフ
ァ２゜６を２ビツト・シフトさせることにより、横２倍
拡大を行う。すなわち、フォント・バッファ２゜５にパ
ラレルにセットされた１行分のフォント・データは、シ
フト信号すに同期して１ビツトずつシフトした後、出力
信号をシフト信号Ｃに同期して２ビツトずつシリアルに
メモリ人力バッファ２０６に入力することにより、バッ
ファ２０６にセットされた時点で横２倍に拡大されたフ
ォント・データとなる。

第３図（ａ）に示すように、フォント・メモリ２゜４に
は１〜８０フオント・データ・ナンバが各哲に割当てら
れており、フォント・データ・ナンバごとに１行分のデ
ータが読み出されて、フォントデータ・バッファ２０５
．メモリ人力バッファ２０６な経由して行ドツト・メモ
リ２０９上に展開された後、フルドツト・メモリ２１１
の対応する行位置に移される。第３図（ｂ）は、フォン
ト・データ・ナンバ５のデータを行ドツト・メモリ２０
９上に展開した図であり、第３図（０）はフォント・デ
ータ・ナンバｌＮ５をフルドツト・メモリ２１１に展開
した図である。

なお、実施例では横方向の拡大のみについて説明したが
、縦方向の拡大については、同一フォント・データ・ナ
ンバのドツト展開を、複数行にわたり行うことにより実
現できる。すなわち、シフトＫＫｌｊ　ｂ　、ｃを、フ
ォント・データ・バッファ２０５にセットされた１行分
のデータに対しそれぞれ２倍のビット数分たけ与えて、
同一フォント・データを２回ずつ行ドツト・メモリ２０
９に書き込もことにより、縦２倍拡大処理を行うことが
できる。

第２図では、汎用のマイクロプロセッサ２０１を用いて
、縦横変換を行わずに、文字拡大処理が簡単に行えるた
め、高速処理が可能である。

次に、字間データの挿入処理を行う場合にも、前述のよ
うに、フォント・データ格納用メモリ２０４から、入力
されたスペース・コードに対応すルア’、ｉ　ント・デ
ータ（スペース・データ）を読み出し、フォント・デー
タ・バッファ２０５に取り出ス。プロセッサ２０１は、
プログラムにより字間スペース挿入量が指定されると、
拡大制御レジスタ２０７にスペース埋込み量をセットす
る。

この指定情報がデータ・シフト制御回路２０８に転送さ
れると、制御回路２０８はフォント・データ・バッファ
２０５とメモリ人力バッファ２０６に与えるシフト信号
す、ｃとして、指定されたスペース量（例えばキビット
）分〃けクロックを供給することにより、スペース・デ
ータをメモリ人カバツ７ア２０６の一部に格納する。次
に、挿入される後方の文字をフォント・メモリ２０４か
ら読み出し、フォント・デー々・バッファ２０５にセッ
トした後、シフト信号す、ｃを供給してメモリ人力バッ
ファ２０６に移せば、メモリ人力バッファ２０６には挿
入されるスペース・データの後に文字フォント・データ
が格納される。このようにして、任意の量のスペース・
データを文字と文字間に挿入することができる。この場
合にも、行ドツト・メモリ２０９上にスペース・データ
とそノ両側の文字ドツト・データを展開した後、フルド
ツト・メモリ２１１に全性分の文字ドツト・データとス
ペース・データを展開する。第２図においては、拡大お
よび字間データの挿入等の処理が簡単に行えるので、高
速処理が可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、簡単な。

回路構成により、縦横変換を行うことなく、ドツト展開
を行えるので、文字コードから表示データへの拡大処理
等を含も変換処理能力を向上させる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の横２倍拡大手順を示す図、第２図は本発
明の一実施例を示すドツト・データ展開処理装置のブロ
ック図、第３図は第２図の横２倍拡大手順を示す図であ
る。 ２０１：マイクロプロセッサ、２ｏ２＋ワークメモリ、
２０３ニアドレス・レジスタ、２０４：フォント・デー
タ格納用メモリ、２０５　：フォント・データ・バッフ
ァ、２０６　：行ドツト・メモリ人力バッファ、２０７
：拡大制御レジスタ、２０８：データ・シフト制御回路
、２０９：行ドツト・メモリ、２１０：フルドツト・メ
モリ制御口Ｍ、２１１Ｆフルドツト・メモリ。 第　１　図 第　２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. α）文字コードを対応するフォント・データに変換し、
   該フォント・データをドツト展開して得られた文字をデ
   ィスプレイ装置またはプリンタ装置に出力する装置にお
   いて、−上記フォント・データをパラレルイン・シリア
   ルアウトする第１のシフト・レジスタと、該第１のシフ
   ト・レジスタの出力をシリアルイン・パラレルアウトす
   る第２のシフト・レジスタと、上記第１．第２のシフト
   ・レジスタにシフト・タイミングを供給するシフト制御
   手段とを有し、該シフト制御手段に拡大倍率あるいは字
   間スペース量を指示することにより、該指示に応じたタ
   イミング・クロックを上記第１゜ｆｔ′ｉ２のシフト・
   レジスタに供給し、上記第２レジスタからの出力をドツ
   ト・メモリ上にドツト展開することを特徴とするドツト
   ・データ展間方式。