JPH09114230A - 現像剤担持体、現像装置、及びプロセスカートリッジ - Google Patents

現像剤担持体、現像装置、及びプロセスカートリッジ

Info

Publication number
JPH09114230A
JPH09114230A JP7297601A JP29760195A JPH09114230A JP H09114230 A JPH09114230 A JP H09114230A JP 7297601 A JP7297601 A JP 7297601A JP 29760195 A JP29760195 A JP 29760195A JP H09114230 A JPH09114230 A JP H09114230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating layer
developing device
toner
developing sleeve
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7297601A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Hasegawa
浩人 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7297601A priority Critical patent/JPH09114230A/ja
Publication of JPH09114230A publication Critical patent/JPH09114230A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】現像スリーブの被膜層の摩耗を低減して、現像
スリーブ両端部からのトナー飛散を防止する。 【解決手段】現像スリーブ1の長手方向中央部に導電性
のコート層(被膜層)1aを形成する。このコート層1
aを、導電性粒子と、個数平均粒径が0.3〜30μm
の球状粒子と、結着樹脂とを含有する被膜剤によって構
成する。球状粒子の効果により、均一な被膜強度を持っ
た強いコート層1aが得られ、コート層1aの摩耗によ
るトナーの飛散を防止する。導電性粒子が含まれること
で、現像時におけるトナーの過剰な帯電をコート層1a
がリークサイトとして逃すことが可能である。これによ
り、トナー5のチャージアップによる濃度ダウンやスリ
ーブゴースト等を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やレーザビ
ームプリンタなどの電子写真方式の画像形成装置に使用
する現像剤担持体、現像装置、及びプロセスカートリッ
ジに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電子写真方式の複写機やレーザー
ビームプリンタの画像形成装置の現像装置において、細
線再現性や階調性に優れたトナー画像を形成すべく、小
粒径のトナーを使用して現像を行う現像装置が増えてい
る。
【0003】ところが、小粒径トナーは、一般に、現像
装置内の現像スリーブ(現像剤担持体)や弾性ブレード
(層厚規制部材)との摩擦によって過剰に帯電される場
合が多いため、現像時の濃度低下やスリーブゴーストが
発生しやすいという問題がある。
【0004】このような問題を防止しつつ、小粒径トナ
ーを使用して細線再現性や階調性に優れたトナー画像を
形成する現像装置が特開平2−306274号公報に提
案されている。
【0005】図6に示すように、この現像装置100
は、矢印R2方向に回転する感光ドラム111に対向配
設されて矢印R1方向に回転する現像スリーブ102
と、複数の磁極N1 、N2 、S1 、S2 、を有し現像ス
リーブ102内に固定的に配設された磁気ローラ103
と、現像スリーブ102に当接して現像スリーブ102
表面のトナーの層厚を規制する弾性ブレード104と、
小粒径の磁性トナー(粒径5μm以下を17〜60個数
%有し、体積平均粒径が6〜9μmのトナー)105を
収容した現像容器101等によって構成されている。
【0006】そして、上述の現像スリーブ102の外周
面には、樹脂に、カーボンブラックとカーボンブラック
ファイトとのうちの少なくとも一方を配合した導電性の
被膜層(図9の110の斜線部分)がコーティングされ
ていて、通常環境下においては小粒径トナー105を使
用した場合でも、連続プリント時にトナー画像の濃度低
下やスリーブゴーストが生じないようにしている。
【0007】上述の被膜層110は、現像スリーブ10
2にトナーの均一な薄層を形成するため、及び安定した
トナーの帯電を実現するために、表面粗度がRa=0.
3〜5.0μm、Rz=1.0〜30μmとなるように
構成されている。
【0008】さらに、現像装置100においては、図7
に示すように、現像スリーブ102の長手方向の両端部
におけるトナー飛散を防止すべく、第1のシール10
6、第2のシール107が、現像スリーブ102の両端
部を支持するように、貼り付けられている。
【0009】第1のシール106は、テフロンフェルト
等のゴム部材が使用されている。第1のシール106と
しては、現像スリーブ102表面との間の密着性及び滑
り性を一層向上すべく、図8に示すように、羊毛フェル
ト108とテフロンフェルト109とを重ね合わせ、羊
毛フェルト108側を現像スリーブ102表面に当接さ
せるように構成したものもある。
【0010】一方、第2のシール107は、弾性ブレー
ド104両端部における現像スリーブ当接面の裏面に当
接している。弾性ブレード107両端部を第2のシール
107で押え込み、一定の当接圧で現像スリーブ102
両端部に弾性ブレード104が当たることで、現像スリ
ーブ102両端部でのトナー層厚規制を安定化して現像
スリーブ102両端部でのトナー飛散を防止している。
【0011】さらに詳述する。図9に、図6、図7の現
像スリーブ102、弾性ブレード104、第1のシール
106、第2のシール107のそれぞれの、現像スリー
ブ長手方向についての位置関係を示す。同図中、110
は現像スリーブ102表面に形成した前述の被膜層であ
り、この被膜層110の両端部には、裏面に第2のシー
ル107が当接された弾性ブレード104両端部が強く
押し付けられている。弾性ブレード104両端部が強く
押し付けられたこの部分は、現像スリーブ102表面の
トナー層厚が薄くなる。したがって現像スリーブ102
両端部近傍でのトナー飛散が少なくなる。
【0012】図10は、図7の第2のシール107を長
くして第2のシール112を構成し、その一部(下端
部)を現像スリーブ102表面に当接させて、現像スリ
ーブ102表面のトナーを掻き落とし、この部分のトナ
ー量をさらに少なくして、トナー飛散の防止を一層確実
にしたものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
現像装置の構成によると、一層の長寿命化や高画質化を
図ろうとした場合、現像スリーブ102の性能、特に、
被膜層110の耐摩耗についての性能が十分なものでは
なかったために、現像スリーブ102の長手方向両端部
でトナーの飛散が発生するという問題があった。
【0014】従来、例えば、複写機等に対して着脱自在
なプロセスカートリッジは軽量コンパクト、ユーザーフ
レンドリーの思想の下に作られ、小型化ゆえに、その耐
久枚数が2000〜8000枚程度であった。これに対
し、近年、パソコン等によるプリント枚数の増加等に伴
い、プロセスカートリッジのトナー容量が増加された
り、トナー補給方式が採用されたりして、感光ドラムと
同様に現像スリーブの寿命も長くする必要性が生じてき
た。
【0015】また、画質の高画質化を図るべく、現像ス
リーブ上のトナー層厚の規制を強くして、トナー層厚を
さらに薄層にする傾向があり、トナーや現像スリーブに
対する物理的な負荷が増加している。
【0016】これらの事情により、従来例で述べた現像
装置を使用したところ、以下のような欠点があった。
【0017】図6に示す現像装置を用いてプリント(画
像形成)を行ったところ、9000枚プリント時に、現
像スリーブ102両端部からのトナー飛散が発生した。
現像装置100を調べたところ、弾性ブレード104の
現像スリーブ102への当接端部において、導電性の被
膜層110が剥れ落ちていた。すなわち、第2のシール
107によって積極的に、現像スリーブ102両端部に
対する弾性ブレード104の当接圧を高くしたいるた
め、この部分で被膜層110が削れしまい、トナーの安
定したコートができなくなり、トナー飛散が発生したと
考えられる。
【0018】同様に、図10の現像装置100を用いて
プリントしたところ、6000枚のプリントでトナー飛
散が発生した。これは第2のシール112が現像スリー
ブ102の被膜層110に直接的に当接してトナーを掻
き落とすため、これと同時に現像スリーブ102の被膜
層110に圧力を加えることで、前述の従来例よりもさ
らに早く、被膜層110が削れトナーの飛散が発生する
ためであると考えられる。
【0019】以上、現像スリーブ102や現像装置10
0の長寿命化を図った場合、従来例で説明したような被
膜層110の構成では、現像スリーブ102の耐久性を
増し、かつ現像スリーブ102両端部からのトナー飛散
を防止することは難しいことが判明した。
【0020】そこで、本発明は、長寿命化を図るととも
に、トナーの飛散を防止するようにした現像剤担持体
(上述では現像スリーブ)を提供することを目的とす
る。
【0021】さらに、他の目的は、このような現像剤担
持体を備えることで、長寿命化、トナーの飛散防止を図
るようにした現像装置、さらにはプロセスカートリッジ
を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、移動自在な移動面を有する
基体と、該基体の前記移動面を被覆する被膜層と、を備
えた現像剤担持体において、前記被膜層が、少なくとも
導電性粒子と、個数平均粒径が0.3〜30μmの球状
粒子と、結着樹脂とを含有する被膜剤によって構成され
るとともに、前記被膜層の表面にて現像剤を担持搬送す
る、ことを特徴とする。なお、個数平均粒径の定義につ
いては後述する。前記被膜層を、前記移動面の移動方向
に交差する方向についての中央部に設ける、ことができ
る。
【0023】前記基体を、円筒状のローラ部材とし、前
記移動面を前記ローラ部材の外周面とする、又は、前記
基体を、無端状のベルト部材とし、前記移動面を前記ベ
ルト部材の表面とする、ことができる。
【0024】次に、現像装置は、移動自在な移動面を有
する基体と該基体の前記移動面を被覆する被膜層とを有
する現像剤担持体と、前記被膜層の表面にて担持搬送さ
れる現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、前記被膜
層表面に当接されて該被膜層上の現像剤を掻き落とす掻
き取り部材と、を備える、ことを特徴とする。
【0025】前記掻き取り部材を、前記被膜層における
両端部にそれぞれ当接させるようにしてもよい。
【0026】前記掻き取り部材によって掻き落とされた
現像剤を回収する現像容器を備える、こともできる。
【0027】前記被膜層を、前記移動面の移動方向に交
差する方向についての中央部に設ける、ようにしてもよ
い。
【0028】前記掻き取り部材を、前記被膜層における
両端部にぞれぞれ複数個、当接させる、こともできる。
【0029】前記層厚規制部材が、前記現像剤担持体の
被膜層に当接配置された弾性体であり、前記掻き取り部
材を前記弾性体の両端部に配置する、ようにしてもよ
い。
【0030】前記層厚規制部材が、前記現像剤担持体の
被膜層に対して微小間隙を介して対向配置された磁性体
であり、前記掻き取り部材を前記磁性体の両端部に配置
する、ようにしてもよい。
【0031】前記掻き取り部材は、発泡ウレタンによっ
て形成することも、また発泡ウレタン及び樹脂によって
形成することもできる。
【0032】次に、プロセスカートリッジは、カートリ
ッジ容器に、請求項5ないし請求項15のいずれか記載
の現像装置を一体的に組み込んで構成するとともに、画
像形成装置本体に対して着脱自在に装着する、ことがで
きる。
【0033】前記カートリッジ容器に対して一体的に組
み込まれた感光体を備える、ようにしてもよい。
【0034】〔作用〕現像剤担持体表面の被膜層を、例
えば、カーボンブラック及びまたはグラファイト等から
なる導電性粒子と熱硬化性フェノール樹脂等からな結着
樹脂で構成し、表面粗さRa=0.3〜5.0、Rz=
1.0〜30.0μmの被膜層を得た場合、従来例と同
様に現像スリーブの削れによるトナー飛散が発生した。
【0035】現像スリーブ表面の粗さは不定形であるカ
ーボン及びまたはグラファイトからなる凹凸によって形
成されている。図10に示す第2のシール112が現像
スリーブ102表面に当接して、現像スリーブ102両
端部のトナーを掻き落として、現像スリーブ102両端
部からのトナー飛散を防止した場合、以下に述べる原因
から現像スリーブ102が削れ、逆にトナーが飛散が発
生すると考えられる。
【0036】不定形であるカーボン及びまたはグラファ
イトからなる導電性粒子で被膜層を形成した場合、導電
性粒子と結着樹脂との密着性、接着性が低く、第2のシ
ール部材112が現像スリーブ102表面に当接した
際、導電性粒子が結着樹脂から剥れ落ち被膜層110が
破損し安定したトナーコートができないためである。
【0037】そこで、先に述べたように、現像剤担持体
表面の被膜層を、導電性粒子と、個数平均粒径が0.3
〜30μmである球状粒子と、結着樹脂で構成した場
合、粒径がほぼ均一な球状粒子は結着樹脂との密着性が
向上する。加えて、現像剤担持体(現像スリーブ10
2)表面の粗さも部分的に球状粒子の形状を用いて形成
することも可能である。これにより、被膜層形成時、カ
ーボン及びまたはグラファイト等から成る導電性粒子の
入れ目量を減らすことが可能である。よって、掻き取り
部材が現像剤担持体表面に当接した際、被膜層強度は上
がっており、被膜層が削れて剥れ落ちることはなく、合
わせて長期にわたって現像剤担持体両端部からのトナー
漏れを防止できる。
【0038】加えて、カーボン及びまたはグラファイト
等からなる導電性粒子による、現像剤の過剰な帯電時に
おけるリークサイト効果により、現像剤のチャージアッ
プによる濃度ダウン、スリーブゴーストを防止し、高品
位な画像を形成することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。 〈実施の形態1〉図1、図2に、実施の形態1を示す。
図1は、本発明に係る現像装置10を構成する部材のう
ちの、現像スリーブ(現像剤担持体)1、弾性ブレード
(層厚規制部材としての弾性体)2、第1のシール3
A、そして第2のシール(掻き取り部材)3Bの、現像
装置長手方向の位置関係、すなわち現像スリーブ1の軸
方向についての位置関係を示す図であり、また、図2
は、現像装置10における、長手方向中央部の近傍の縦
断面図である。
【0040】図2に示す現像装置10は、その主要構成
部材として、現像スリーブ1、弾性ブレード2、第1の
シール3A(図2には不図示、図1参照)、第2のシー
ル3B、現像容器4、マグネットローラ6を備えてお
り、現像容器4内にはトナー5が収納されている。な
お、同図の現像装置10が現像対象とする静電潜像は、
同図中、現像スリーブ1の左方に、現像スリーブ1表面
と所定間隙を介して対向配置された感光ドラム(同図で
は不図示、図6参照)表面に形成されるものである。
【0041】現像スリーブ1は、現像容器4の開口部4
aに配置されている。現像容器4は、横長(図2の紙面
に直角な方向を「横」とする。以下同じ。)の箱状に形
成されるとともに、感光ドラムに対向する部分に横長の
開口部4aを有する。現像スリーブ1は、軸方向に長い
円筒状に形成されるとともに、上述の開口部4aを塞ぐ
ようにして配置されている。さらに、現像スリーブ1
は、開口部4aの両端部にそれぞれ取り付けられた第1
のシール3Aによって矢印R1方向に回転自在に支持さ
れている。第1のシール3Aは、材質的には、例えば、
テフロンフェルト又は羊毛フェルトとテフロンフェルと
を重ねた構成となっている。第1のシール3Aは、その
幅がCに設定されている。
【0042】現像スリーブ1は、円筒状のローラ部材に
よって形成された基体とその表面(移動面)を被覆する
被膜層(以下「コート層」という)1aとを備えてい
る。このコート層1aは導電性を有し、基体表面のうち
の両端部を除く、中央部(表面の移動方向に交差する方
向についての中央部)に幅Bにわたって設けられてい
る。なお、コート層1aについては後に詳述する。
【0043】現像スリーブ1の内側には、周方向に複数
の磁極N1 、S1 、N2 、S2 を有するマグネットロー
ラ6が固定的に配置されている。このマグネットローラ
6によって、小粒径の磁性トナー(粒径5μm以下を1
7〜60個数%有し、体積平均粒径が6〜9μmのトナ
ー)5は、現像スリーブ1表面に担持され、現像スリー
ブ1の矢印R1方向の回転に伴って同方向に移動する。
【0044】現像スリーブ1の表面には、弾性ブレード
2が当接されている。弾性ブレード2は、長板状に形成
されるとともに、その長手方向の幅Aが、上述のコート
層1aの幅Bとほぼ同じに設定されている。したがっ
て、弾性ブレード2は、コート層1aのほぼ全幅にわた
って当接している。弾性ブレード2は、現像スリーブ1
のコート層1a表面に担持されたトナー5の層厚を規制
して薄層とする。
【0045】弾性ブレード2の長手方向両端部は、掻き
取り部材としての第2のシール3Bによって、裏面側か
らコート層1aに押し付けられている。このため、弾性
ブレード2は、この第2のシール3Bによって押圧され
た両端部が、他の部分よりも強くコート層1aに押し付
けられており、したがって、コート層1a表面のトナー
の層厚は、弾性ブレード2の両端部において、さらに薄
く規制され、前述のように、トナーの飛散が防止されて
いる。
【0046】さらに、第2のシール3Bの一部(下端
部)が、コート層1aの両端部に直接的に当接されてお
り、この部分のトナーを掻き落とす。このことによって
も、コート層1a表面の層厚は、弾性ブレード2の両端
部において、さらに一層薄く規制され、トナー飛散の一
層の防止が図られている。
【0047】次に、上述のコート層1aについて詳述す
る。
【0048】コート層1aは、導電性粒子と、個数平均
粒径が0.3〜30μmである球状粒子と、結着樹脂と
を含んだ構成となっている。
【0049】ここで個数平均粒径とは、長さ平均粒径の
ことをいい、この長さ平均粒径をD1 としたときに、D
1 =ΣnD/Σnで定義される。
【0050】また、以下に、球状粒子の平均粒径及び粒
度分布の測定方法の一例として、コールターマルチサイ
ザーII(コールター社製の測定装置)を用いた測定方法
について説明する。
【0051】まず、電解液として、1級塩化ナトリウム
を用いて、約1%のNaCl水溶液を調整する。次に、
この電界水溶液100〜150ml中に分散剤として、
界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩
を、0.1〜5ml加え、さらに測定試料として上述の
球状粒子を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液
は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行い、上述
の測定装置により、アパーチャーとして100μmアパ
ーチャーを用いて、球状粒子の個数分布を算出した。
【0052】コート層1aの表面粗さは、従来例と同様
にRa=0.3〜5.0μm、Rz=1.0〜30.0
μmである。
【0053】このように構成されたコート層1aは、ま
ず、球状粒子の効果により、均一な被膜強度を持ったコ
ート層が得られる。このため、弾性ブレード2の両端部
がコート層1aに強く当接された場合であっても、多数
枚のプリント(画像形成)時に、コート層1aが剥れ落
ちることはなく、現像スリーブ1両端部のトナー5の層
厚の乱れに伴うトナー飛散を有効に防止することができ
る。
【0054】また、コート層1a中に導電性粒子が含ま
れることで、現像時におけるトナー5の過剰な帯電をコ
ート層1aがリークサイトとして逃すことが可能であ
る。これにより、トナー5のチャージアップによる濃度
ダウンやスリーブゴースト等を防止できる。
【0055】本発明のコート層1aに含まれる導電性粒
子としては、一般に公知の導電性微粒子粉末を使用する
ことが可能である。例えば、銅、ニッケル、銀、アルミ
ニウム等の金属又は合金の粉体:酸化アンチモン、酸化
インジウム、酸化スズ、酸化チタン等の金属酸化物:カ
ーボンファイバー、カーボンブラック、グラファイト等
の炭素系導電材等が挙げられる。
【0056】ここで、材料のコスト、作業性等を考慮し
た場合、カーボンブラック、グラファイト等の炭素系導
電材を使用するのが好ましい。また、カーボンブラック
とグラファイトとを混合して所望の導電性粒子として使
用することも可能である。
【0057】本発明のコート層1aに含まれる球状粒子
としては、メチルメタクリレート系樹脂(PMMA)、
スチレンブタジエン系共重合体、含窒素樹脂などの樹脂
化合物:アルミナ酸化亜鉛などの金属酸化物が挙げられ
る。しかし、これらに限定されるものではない。
【0058】また、さらなる検討を行った結果、球状粒
子における「球状」については、粒子の長径/短径の比
が1.0〜1.5のものがよく、さらには、1.0〜
1.2のものが好適である。特に、真球状の粒子が最も
好ましいことが判明した。
【0059】本発明のコート層1aに含まれる結着樹脂
としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂等が挙げられる。
【0060】このうち、熱硬化性樹脂は、製造面、耐久
面において好ましい。トナーの帯電安定性については、
フェノール樹脂が最も好ましく用いられる。フェノール
樹脂にはフェノールとホルムアルデヒドから生成される
純フェノール樹脂、エステルガムと純フェノール系樹脂
とを組み合わせた変性フェノール樹脂があり、いずれを
も使用することができる。フェーノル樹脂は熱硬化反応
により、密な三次元の架橋構造を形成するため、他の熱
硬化性樹脂(ポリウレタン、ポリアミド等)に比べ非常
に硬い塗膜を形成することができることから好ましく用
いられる。
【0061】また、掻き落とし部材としての第2のシー
ル3Bの材質としては、第1のシール3Aと同材料であ
る羊毛フェルトとテフロンフェルトとを組み合わせた構
成で、羊毛フェルト面を現像スリーブ1のコート層1a
に当接させることでトナーの掻き落としは十分に可能で
ある。しかし、密着性の高い第1のシール3A、第2の
シール3Bがコート層1aに当接することで、現像スリ
ーブ1の駆動トルクが上昇することが考えられる。よっ
て、さらなる検討を行った結果、第2のシール3Bにつ
いては、トナー掻き落とし部材として発泡ウレタン等の
材質を使用した場合であってもトナーの掻き落とし効果
が十分に発揮でき、さらに、現像スリーブ1の駆動トル
クについても、第2のシール3Bの有無によってはほと
んど変化がないことが判明した。なお、発泡ウレタンに
代えて、発泡ウレタン及び樹脂によって形成することも
できる。
【0062】次に、現像スリーブ1表面へのコート層1
aの形成方法としては、前述の導電性粒子、球状粒子、
結着樹脂をメタノール及びメチルセロソルブ等の溶剤に
希釈、分散させた後、現像スリーブ1上にスプレー法、
ディッピング法、ロールコート法等によってコートする
方法が挙げられる。ここで、コート層1aを形成する前
述の被膜剤中に球状粒子を入れることで、被膜剤の希釈
時、溶剤の凝集を防止することができ、分散性が向上す
るため、均一な表面のコート層1aが得られることにな
る。
【0063】以上説明したように、現像スリーブ1上の
コート層1aを少なくとも導電粒子、球状粒子、結着樹
脂を含む被膜剤によって形成し、このコート層1aに掻
き取り部材としての第2のシール3Bを当接させること
で、多数枚のプリント時におけるコート層1aの摩耗に
よる削れ、及び現像スリーブ1両端部からのトナー飛散
を防止し、かつ、濃度低下、スリーブゴーストのない高
品位な画像を形成することができる。 〈実施の形態2〉図3、図4に、実施の形態2を示す。
【0064】実施の形態1では、現像スリーブ1上のト
ナー層の層厚を規制する層規制部材として、弾性ブレー
ド(弾性体)2を使用していた。以下では、これに代え
て、層規制部材として磁性ブレード(磁性体)8を用い
た例を述べる。
【0065】図3は、前述の実施の形態1における図1
に相当する図、すなわち磁性ブレード8を用いた現像装
置10を構成する主要構成部材の長手方向の位置関係を
示す図である。同図において、現像スリーブ7のコート
層7a(幅F)の両端部には、掻き取り部材として第2
のシール9B(幅H)、同じく掻き取り部材としての第
3のシール9C(幅I)が当接されている。その他の第
1のシール9A(幅G)は、実施の形態1の第1のシー
ル3Aと同様のものである。また、現像スリーブ7及び
そのコート層7aについては、実施の形態1の、現像ス
リーブ1及びそのコート層1aと同様である。さらに、
コート層7aの材質や形成方法についても、実施の形態
1の場合と同様であり、これらについての重複説明は省
略するものとする。
【0066】図4は、主要構成部材が図3に示すような
長手方向の位置関係を有する現像装置10の縦断面図で
ある。
【0067】同図中、7は現像スリーブ、8は磁性ブレ
ード、9B掻き取り部材としての第2のシール、9Cは
同じく掻き取り部材としての第3のシール、11は現像
容器、12は磁性トナー、13はマグネットローラであ
る。磁性ブレード8は、強磁性金属を長板状に形成した
ものであり、その長手方向を現像スリーブ7の軸方向に
向けて配置されている。磁性ブレード8の下端縁は、現
像スリーブ7表面から約50〜500μmのギャップ幅
をもった位置に配置されている。つまり、磁性ブレード
8の下端縁と現像スリーブ7表面の母線とが、約50〜
500μmの距離をもって平行になるように構成されて
いる。これにより、現像スリーブ7表面に担持されて矢
印R7方向に回転するトナーの層厚を規制する。この
際、マグネットローラ13の磁極N1 からの磁力線が磁
性ブレード8に集中することで現像スリーブ7表面にト
ナーの薄層が形成される。
【0068】前述の弾性ブレード2を用いた実施の形態
1に比べ、磁性ブレード8の下端縁と現像スリーブ7表
面との間のギャップが大きいため、磁性ブレード8の長
手方向両端部でトナーが飛散しやすくなっている。この
ため、実施の形態1の場合と同様に、第2のシール9B
を掻き取り部材として現像スリーブ7両端部のトナーを
掻き落とすようにした場合でも、多数枚のプリント時に
は、磁性ブレード8の下端縁と現像スリーブ7表面との
間のギャップから、トナーが飛散することがあった。
【0069】そこで、図3、図4に示すように、掻き取
り部材としての第3のシール9Cを追加することで、現
像スリーブ7両端部における、磁性ブレード8の下端縁
と現像スリーブ7表面との間のギャップにトナーが搬送
されることがなくなり、現像スリーブ7両端部でのトナ
ー飛散を有効に防止することができる。
【0070】上述の第3のシール9Cは、現像スリーブ
7の回転方向(矢印R7方向)に対して、カウンタ状態
で当接されており、現像スリーブ7上のトナーを掻き落
として現像装置10の現像容器11内に回収するように
している。この第3のシール9Cの形状は板状であり、
材質的にはポリアセタール等の樹脂が使用されている。
【0071】本実施の形態2においても、前述の実施の
形態1と同様に、現像スリーブ7上のコート層7aが少
なくとも導電性粒子と、個数平均粒径が0.3〜30μ
mである球状粒子と、結着樹脂とを含むように構成する
ことで、被膜強度が上昇し、均一な表面を形成すること
が可能である。したがって、コート層7aの両端部の表
面に第2のシール9b、第3のシール9C等の複数のシ
ール(トナー掻き取り部材)が当接された場合であって
も、多数枚のプリント時にコート層7aが摩耗により剥
れ落ちることはなく、現像スリーブ7両端部でのトナー
飛散も発生しない。また、コート層7a中の導電性粒子
により、トナーのチャージアップによる、濃度ダウンや
スリーブゴーストが防止できることは前述の実施の形態
1の場合と同様である。
【0072】以上説明したように、磁性ブレード8を用
いた現像装置10において、現像スリーブ7上のコート
層7aを少なくとも、導電性粒子、球状粒子、結着樹脂
を含ませて形成し、このコート層7a両端部に複数のシ
ール(掻き取り部材)を当接させることで、多数枚のプ
リント時におけるコート層7aの摩耗による削れ、及び
現像スリーブ7両端部からのトナー飛散を防止し、か
つ、濃度低下、スリーブゴーストのない高品位な画像を
形成することができる。 〈実施の形態3〉図5に、実施の形態3の構成を示す。
【0073】同図は、実施の形態1の図2に示す現像装
置10を、カートリッジ容器21に一体的に組み込ん
で、プロセスカートリッジPCを構成したものであり、
その縦断面図を示している。
【0074】同図中、現像装置10については、図2に
示すものと同様の構成である。すなわち、図5中、1は
現像スリーブ、2は弾性ブレード、4は現像容器、5は
小粒径の磁性トナー、6はマグネットローラである。な
お、同図においては第1のシール3A、第2のシール3
Bは省略してあり、また、現像スリーブ1の表面には、
図1に示すコート層1aが形成されている。
【0075】さらに、図5中、21は上述のようにカー
トリッジ容器、22はその表面にトナー像が形成される
感光ドラム(感光体)、23は感光ドラム22表面を一
様に帯電する帯電ローラ、24はクリーニング装置、2
5は感光ドラム22表面に当接して感光ドラム22表面
に付着している転写残トナー等の異物を除去するクリー
ニングブレードである。
【0076】上述構成のプロセスカートリッジPCは、
複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置の装
置本体に対して着脱自在に装着され、例えば、感光ドラ
ム22、現像スリーブ1等の消耗品が寿命に達した場
合、あるいは消費剤としてのトナー5がなくなった場合
等に、プロセスカートリッジPC全体が新規なものと交
換される。このようなプロセスカートリッジPCにおい
て、上述の現像装置10が組み込まれることにより、多
数枚のプリント時において、実施の形態1と同様、現像
スリーブ7両端部からのトナー飛散、すなわち第2のシ
ール(掻き取り部材)3Bによる現像スリーブ1のコー
ト層1aの削れに伴うトナー飛散を防止し、かつ、チャ
ージアップによる濃度低下やスリーブゴーストのない高
品位な画像を形成することが可能となる。さらに、第2
のシール3Bによるコート層1aの削れが少なくなるこ
とから、現像スリーブ1の寿命を延ばす、すなわちプロ
セスカートリッジPCの寿命を延長することが可能とな
る。なお、この場合には、現像スリーブ1の寿命延長に
合わせて、感光ドラム1等の他の消耗品の寿命をも延長
するとともに、現像容器4に収納されるトナー5の収容
量を増加させることが必要となる。
【0077】なお、本発明に係るプロセスカートリッジ
PCとしては、カートリッジ容器21に少なくとも現像
装置10を一体的に組み込んだ構成であれば足り、その
他の部材、例えば、感光ドラム22、帯電器23、クリ
ーニング装置24等は、必要に応じて適宜に組み込むよ
うにすればよい。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
現像剤担持体を被覆する被膜層の摩耗を低減して現像剤
担持体の寿命を延長することができる。
【0079】また、この現像剤担持体を有する現像装
置、プロセスカートリッジにあっては、現像剤担持体両
端部からのトナーの飛散を長期にわたって防止すること
ができるとともに、現像剤のチャージアップによる濃度
ダウン、スリーブゴーストを防止し、高品位な画像を形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における現像装置の主要構成部材
の、長手方向の位置関係を示す図。
【図2】実施の形態1における現像装置の縦断面図。
【図3】実施の形態2における現像装置の主要構成部材
の、長手方向の位置関係を示す図。
【図4】実施の形態2における現像装置の縦断面図。
【図5】実施の形態3のプロセスカートリッジの構成を
示す縦断面図。
【図6】従来の現像装置の構成を示す縦断面図。
【図7】従来の第1のシール、第2のシールの構成を示
す図。
【図8】従来の第1のするの構成を示す斜視図。
【図9】従来の現像装置の主要構成部材の、長手方向の
位置関係を示す図。
【図10】従来のプロセスカートリッジの構成を示す縦
断面図。
【符号の説明】
1、7 現像剤担持体(現像スリーブ) 1a、7a 被膜層(コート層) 2 層厚規制部材(弾性体、弾性ブレード) 3A、9A 第1のシール部材 3B、9A 掻き取り部材(第2のシール) 4 現像容器 5、12 トナー 6、13 マグネットローラ 8 層厚規制部材(磁性体、磁性ブレード) 9C 掻き取り部材(第3のシール) 10 現像装置 11 現像容器 21 カートリッジ容器 22 感光体(感光ドラム) 23 帯電ローラ 24 クリーニング装置 25 クリーニングブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/10 G03G 21/00 310

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動自在な移動面を有する基体と、該基
    体の前記移動面を被覆する被膜層と、を備えた現像剤担
    持体において、 前記被膜層が、 少なくとも導電性粒子と、個数平均粒径が0.3〜30
    μmの球状粒子と、結着樹脂とを含有する被膜剤によっ
    て構成されるとともに、 前記被膜層の表面にて現像剤を担持搬送する、 ことを特徴とする現像剤担持体。
  2. 【請求項2】 前記被膜層を、前記移動面の移動方向に
    交差する方向についての中央部に設ける、 ことを特徴とする請求項1記載の現像剤担持体。
  3. 【請求項3】 前記基体が、円筒状のローラ部材であ
    り、 前記移動面が前記ローラ部材の外周面である、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の現像剤担
    持体。
  4. 【請求項4】 前記基体が、無端状のベルト部材であ
    り、 前記移動面が前記ベルト部材の表面である、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の現像剤担
    持体。
  5. 【請求項5】 移動自在な移動面を有する基体と該基体
    の前記移動面を被覆する被膜層とを有する現像剤担持体
    と、 前記被膜層の表面にて担持搬送される現像剤の層厚を規
    制する層厚規制部材と、 前記被膜層表面に当接されて該被膜層上の現像剤を掻き
    落とす掻き取り部材と、を備える、 ことを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 前記掻き取り部材を、前記被膜層におけ
    る両端部にそれぞれ当接させる、 ことを特徴とする請求項5記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 前記掻き取り部材によって掻き落とされ
    た現像剤を回収する現像容器を備える、 ことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の現像装
    置。
  8. 【請求項8】 前記被膜層を、前記移動面の移動方向に
    交差する方向についての中央部に設ける、 ことを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか1
    項記載の現像装置。
  9. 【請求項9】 前記基体が、円筒状のローラ部材であ
    り、 前記移動面が前記ローラ部材の外周面である、 ことを特徴とする請求項5ないし請求項8のいずれか1
    項記載の現像装置。
  10. 【請求項10】 前記基体が、無端状のベルト部材であ
    り、 前記移動面が前記ベルト部材の表面である、 ことを特徴とする請求項5ないし請求項8のいずれか1
    項記載の現像装置。
  11. 【請求項11】 前記掻き取り部材を、前記被膜層にお
    ける両端部にぞれぞれ複数個、当接させる、 ことを特徴とする請求項6ないし請求項10のいずれか
    1項記載の現像装置。
  12. 【請求項12】 前記層厚規制部材が、前記現像剤担持
    体の被膜層に当接配置された弾性体であり、 前記掻き取り部材を前記弾性体の両端部に配置する、 ことを特徴とする請求項請求項5ないし請求項11のい
    ずれか記載の現像装置。
  13. 【請求項13】 前記層厚規制部材が、前記現像剤担持
    体の被膜層に対して微小間隙を介して対向配置された磁
    性体であり、 前記掻き取り部材を前記磁性体の両端部に配置する、 ことを特徴とする請求項請求項5ないし請求項11のい
    ずれか記載の現像装置。
  14. 【請求項14】 前記掻き取り部材が、発泡ウレタンに
    よって形成されている、 ことを特徴とする請求項5ないし請求項13のいずれか
    1項記載の現像装置。
  15. 【請求項15】 前記掻き取り部材が、発泡ウレタン及
    び樹脂によって形成されている、 ことを特徴とする請求項5ないし請求項13のいずれか
    1項記載の現像装置。
  16. 【請求項16】 カートリッジ容器に、請求項5ないし
    請求項15のいずれか記載の現像装置を一体的に組み込
    んで構成するとともに、画像形成装置本体に対して着脱
    自在に装着する、 ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  17. 【請求項17】 前記カートリッジ容器に対して一体的
    に組み込まれた感光体を備える、 ことを特徴とする請求項16記載のプロセスカートリッ
    ジ。
JP7297601A 1995-10-20 1995-10-20 現像剤担持体、現像装置、及びプロセスカートリッジ Pending JPH09114230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7297601A JPH09114230A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 現像剤担持体、現像装置、及びプロセスカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7297601A JPH09114230A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 現像剤担持体、現像装置、及びプロセスカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09114230A true JPH09114230A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17848678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7297601A Pending JPH09114230A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 現像剤担持体、現像装置、及びプロセスカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09114230A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012118189A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Brother Ind Ltd 現像装置
CN108693737A (zh) * 2017-03-30 2018-10-23 佳能株式会社 显影装置、盒和图像形成装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03200986A (ja) * 1989-10-02 1991-09-02 Canon Inc 現像剤担持体、現像装置及び装置ユニツト
JPH0440247U (ja) * 1990-08-01 1992-04-06
JPH04208961A (ja) * 1990-11-30 1992-07-30 Toshiba Corp 現像装置
JPH04251271A (ja) * 1991-01-09 1992-09-07 Minolta Camera Co Ltd 現像装置
JPH0561333A (ja) * 1991-08-30 1993-03-12 Canon Inc 現像装置及びプロセスカートリツジ
JPH05134539A (ja) * 1991-11-14 1993-05-28 Ricoh Co Ltd 現像装置
JPH05188762A (ja) * 1992-01-09 1993-07-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH06289702A (ja) * 1993-03-30 1994-10-18 Canon Inc 現像装置及び現像装置を備えたプロセスカートリッジ
JPH06337593A (ja) * 1993-05-28 1994-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03200986A (ja) * 1989-10-02 1991-09-02 Canon Inc 現像剤担持体、現像装置及び装置ユニツト
JPH0440247U (ja) * 1990-08-01 1992-04-06
JPH04208961A (ja) * 1990-11-30 1992-07-30 Toshiba Corp 現像装置
JPH04251271A (ja) * 1991-01-09 1992-09-07 Minolta Camera Co Ltd 現像装置
JPH0561333A (ja) * 1991-08-30 1993-03-12 Canon Inc 現像装置及びプロセスカートリツジ
JPH05134539A (ja) * 1991-11-14 1993-05-28 Ricoh Co Ltd 現像装置
JPH05188762A (ja) * 1992-01-09 1993-07-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH06289702A (ja) * 1993-03-30 1994-10-18 Canon Inc 現像装置及び現像装置を備えたプロセスカートリッジ
JPH06337593A (ja) * 1993-05-28 1994-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012118189A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Brother Ind Ltd 現像装置
CN108693737A (zh) * 2017-03-30 2018-10-23 佳能株式会社 显影装置、盒和图像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5086728A (en) Developing apparatus
JP2007148388A (ja) 画像形成装置
US6144820A (en) Developing apparatus with a sealing member having an insulating layer and a conductive portion
JP4467944B2 (ja) 現像剤担持体及び現像装置
JP2000112225A (ja) 現像剤担持体、現像装置及び画像形成装置
JPH09114230A (ja) 現像剤担持体、現像装置、及びプロセスカートリッジ
JPH0455872A (ja) 現像装置
US7949284B2 (en) Image forming apparatus
EP0636950A2 (en) Developing apparatus having rotatable developer supply member for developer carrying member
JP2843651B2 (ja) 現像装置
JP5147578B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2008076945A (ja) 現像ローラ
JP2002099141A (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP4208395B2 (ja) 現像装置、装置ユニット及び画像形成装置
JP3817377B2 (ja) 現像装置
JP2010020168A5 (ja)
JP2001356593A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP3112539B2 (ja) 現像装置
JP3138406B2 (ja) 現像剤担持体及びこれを用いた現像装置
JP2000122416A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP3817384B2 (ja) 画像形成装置
JP3814427B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2000039766A (ja) 現像装置
JPH09190071A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ
JP2009151084A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ