JPH0911024A - シャーリングマシン - Google Patents

シャーリングマシン

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Publication number
JPH0911024A
JPH0911024A JP7165882A JP16588295A JPH0911024A JP H0911024 A JPH0911024 A JP H0911024A JP 7165882 A JP7165882 A JP 7165882A JP 16588295 A JP16588295 A JP 16588295A JP H0911024 A JPH0911024 A JP H0911024A
Authority
JP
Japan
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carry
conveyor
cut
time
driving
Prior art date
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Pending
Application number
JP7165882A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Watanabe
良範 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
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Publication of JPH0911024A publication Critical patent/JPH0911024A/ja
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  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、シャーリングマシンにより素材の
複数の被切断部に対して切断加工を行う場合に、被切断
部に対して切断加工を行ってから次の被切断部に切断加
工を行うまでの時間を調節することを目的とする。 【構成】 ワークテーブル5の前方側に素材Wを後方向
へ搬送する搬入コンベア19を設けると共に、ワークテ
ーブル5の後方側に切断片WAを後方向へ搬送する搬出
コンベア29を設け、素材Wにおける被切断部を下刃7
の後側に位置せしめると上記搬入コンベア19の駆動を
一旦停止せしめるように制御する制御装置67を設け、
この搬入コンベア19を再駆動させるまでの時間を調節
するため、この制御装置67に設定時間を変更調節可能
なタイマ69を接続し、更に上記制御装置をこのタイマ
69により設定された調節時間を経過すると前記搬入コ
ンベア19を再駆動させるように制御可能に構成してな
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上刃と下刃の協働によ
り、素材における複数の被切断部に対して切断加工を行
って、この素材から複数枚の切断片(製品、スクラップ
を含む)を切断分離せしめるシャーリングマシン、及び
このシャーリングマシンの使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシャーリングマシンについて簡単
に説明すると、本体フレームの下部には素材を支持する
ワークテーブルが設けてあり、このワークテーブルの後
側には下刃が備えてある。また、本体フレームの上部に
はラムがラムシリンダの作動によりワークテーブルに対
して昇降可能に設けてなり、このラムの下側には下刃と
協働して切断加工を行う上刃を備えている。
【0003】上記ワークテーブルの前方側には素材を後
方向へ搬送する搬入コンベアが設けてあり、この搬入コ
ンベアは、後方向へ走行可能なエンドレス状の搬入ベル
トと、この搬入ベルトを走行させる搬入モータ等を備え
ている。ワークテーブルの後方側には切断片(製品又は
スクラップ)を後方向へ搬送する搬出コンベアを設けて
あり、この搬出コンベアは、搬入コンベアと同様に、後
方向へ走行可能なエンドレス状の搬出ベルトと、この搬
出ベルトを走行させる搬出モータ等を備えている。上記
搬出コンベアの後方側には切断片を集積する切断片集積
装置が設けてある。
【0004】素材における被切断部を下刃の後側に位置
せしめるための1つの手段として、ワークテーブルの後
方側には素材の後端面が突当て可能な突当て面を備えた
バックゲージが前後方向へ位置調節自在に設けてある。
この突当て面に素材の突当てを検出する突当てセンサを
設け、突当て信号は、適宜の制御装置を介して搬入コン
ベアを停止せしめるように制御すると共に、ラムシリン
ダを作動させてラムを下降せしめるように制御する。ま
た、制御装置は、ラムが切断加工終了後最下降位置から
上昇して所定の高さ位置を通過したことが適宜のセンサ
により検出されると、搬入コンベアにおける搬入モータ
を再駆動させ、再び素材を後方向へ搬送せしめる。
【0005】切断加工により素材から切断分離された切
断片は、搬出コンベアに落下し、集積装置に送られる。
そして、ラムが最下降位置から上昇して所定の高さ位置
を通過すると、制御装置により搬入コンベアを再駆動さ
せて搬入ベルトを後方向へ走行させる。これによって、
素材を後方向へ搬送して、素材における次の被切断部を
下刃の後側に位置せしめることができる。
【0006】以上の作用を繰り返すことにより、複数の
切断片を素材から切断分離して搬出コンベアより後方向
へ搬送(搬出)することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のシャ
ーリングマシンにおいては、搬入コンベアにおける搬入
モータの駆動を一旦停止せしめた後に、ラムが最下降位
置から所定の高さ位置を通過すると、歩留りを上げるた
めに直ちに素材を上刃と下刃の間に搬入させ、初めの切
断加工と次の切断加工を行うまでの時間が短いので、当
然搬出コンベアから複数の切断片は短い間隔(位置間
隔)で搬出せしめられる。そのため、搬出コンベアの後
方側において切断片を集積(処理の一例)する場合には
切断片の処理作業が厄介になるという問題があった。例
えば、切断幅(切断片の前後方向の長さ)が短い場合、
素材の搬入時間は一層短くなって複数の切断片はより短
い間隔で搬出されるため、切断片のパイプリング状況を
監視して処理作業を行うことができず、また必要に応じ
た品質検査をして処理作業を行うことができなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
点を解決するため、本発明において、第1の手段とし
て、後側に下刃を備えたワークテーブルを設け、下側に
上刃を備えたラムをこのワークテーブルに対して昇降可
能に設けてなり、このラムを複数回昇降させることによ
り、素材における複数の被切断部に対して切断加工を複
数回行って、この素材から複数枚の切断片(製品又はス
クラップを含む)を切断分離するシャーリングマシンに
おいて、上記ワークテーブルの前方側に素材を後方向へ
搬送する搬入コンベアを設けると共に、ワークテーブル
の後方側に切断片を後方向へ搬送する搬出コンベアを設
け、素材における被切断部を上記下刃の後側(切断位
置)に位置せしめると上記搬入コンベアの駆動を一旦停
止せしめるように制御する制御装置を設け、この搬入コ
ンベアの駆動を一旦停止せしめてから間に切断加工を挟
んでこの搬入コンベアを再駆動させるまでの時間を調節
する再駆動時間調節装置を設け、更に上記制御装置を、
この再駆動時間調節装置により調節された調節時間を経
過すると前記搬入コンベアを再駆動させるように制御可
能に構成してなることを特徴とする。
【0009】第2の手段として、第1の手段の構成要件
の他に、前記再駆動時間調節装置は、前記制御装置に接
続されかつ設定時間を変更調節可能なタイマであること
を特徴とする。
【0010】第3の手段として、第1の手段の構成要件
の他に、前記再駆動時間調節装置は、前記搬出コンベア
によって搬送される切断片の通過を検出しかつ前後方向
へ位置調節可能な通過検出センサであって、この通過検
出センサにより切断片の通過を検出すると前記搬入コン
ベアを再駆動させるように制御可能に構成してなること
を特徴とする。
【0011】第4手段として、第1〜第3の手段の構成
要件の他に、素材における被切断部を前記下刃の後側に
位置せしめるため、前記ワークテーブルの後方側に素材
の後端面が突当て可能な突当面を備えたバックゲージを
前後方向へ位置調節自在に設けてなることを特徴とす
る。
【0012】第5の手段として、第1〜第3の手段の構
成要件の他に、素材における被切断部を前記下刃の後側
に位置せしめるため、前記ワークテーブルの後方側に素
材の後端面が突当て可能な突当て面を備えたバックゲー
ジを前後方向へ位置調節自在に設け、前記制御装置を、
この突当て面に素材の後端面が突当たると前記搬入コン
ベアの駆動を停止せしめるように制御可能に構成してな
ることを特徴とする。
【0013】第6の手段として、第1〜第3の手段の構
成要件の他に、素材における被切断部を前記下刃の後側
に位置せしめるため、前記ワークテーブルの後方側に素
材の後端面が突当て可能な突当て面を備えたバックゲー
ジを前後方向へ位置調節自在に設け、前記制御装置を、
この突当て面に素材の後端面が突当たると前記搬入コン
ベアの駆動を停止せしめて前記ラムを下降せしめるよう
に制御可能に構成してなることを特徴とする。
【0014】第7の手段として、第1の手段の構成要件
の他に、前記再駆動時間調節装置は、前記制御装置に接
続されかつ設定時間を変更可能なタイマであって、前記
ラムが下降又は上昇して所定の高さ位置を通過するとき
に(又は前記突当て面に素材の後端面が突当ったとき、
又は前記搬入コンベアの駆動を停止せしめたとき、又は
切断片が前記搬出コンベアの所定位置を通過したとき、
或いは前記ラムの下降を開始するとき)にタイマを作動
させるようにすると共に、このタイマにより設定された
時間を経過すると前記搬入コンベアを再駆動させるよう
に制御可能に構成してなることを特徴とする。
【0015】第8の手段として、第1〜第7の手段の構
成要件の他に、前記搬出コンベアの上側は前記下刃の上
側よりも低い高さ位置に位置するように構成してなるこ
とを特徴とする。
【0016】第9の手段として、第1〜第8の手段の構
成要件の他に、前記搬出コンベアの後方側に複数の切断
片を集積支持する切断片集積装置を設けてなることを特
徴とする 第10の手段として、第1の手段からなるシャーリング
マシンの使用方法において、(i) 搬入コンベアの駆動
により素材を後方向へ搬送することにより、素材の被切
断部を切断位置に位置せしめる工程と、(ii) 上記(i)
の工程の終了した後に、搬入コンベアの駆動を一旦停止
せしめる工程と、(iii) 上記(ii)の工程の終了した後
に、ラムを下降させて上刃と下刃の協働により素材の被
切断部に切断加工を行うことにより、切断片を素材から
切断分離せしめて駆動中の搬出コンベアに落下せしめる
工程と、(iV) 上記(ii)の工程の終了した後に、再駆動
時間調節装置により前記搬入コンベアの駆動を一旦停止
せしめてから搬入コンベアを再駆動させるまでの時間を
調節する工程と、(v) 上記(iv)の工程の終了した後
に、調節時間を経過すると、制御装置により搬出コンベ
アを再駆動せしめる工程とを備えてなり、上記(i) 〜
(v) の工程を複数回繰り返すことにより、素材における
複数の被切断部に切断加工を行うことを特徴とする。
【0017】
【作用】前記の構成において、搬入コンベアの駆動によ
り素材を後方向へ搬送することにより、素材の被切断部
を下刃の後側(切断位置)に位置せしめる。このとき、
第4〜第9の手段によれば、予めパックゲージを切断幅
(切断片の前後方向の長さ)に対応して前後方向へ位置
調節して、素材の後端面をバックゲージにおける突当て
面に突当てることにより、素材の位置決めを精密に行う
ことができる。
【0018】素材の被切断部を切断位置に位置せしめる
と、制御装置により搬入コンベアの駆動を一旦停止せし
めるように制御する。更に、制御装置によりラムを下降
せしめるように制御して、上刃と下刃を協働させて素材
の被切断部に切断加工を行う。これによって、切断片を
素材から切断分離せしめて駆動中の搬出コンベアに落下
せしめることができる。
【0019】また、搬入コンベアを一旦停止せしめた後
に、再駆動時間調節装置により搬入コンベアの駆動を一
旦停止せしめてから搬入コンベアを再駆動させるまでの
時間を調節する。ここで、特に第2,第4〜第9の手段
にあっては、制御装置により、ラムが下降又は上昇して
所定の高さ位置を通過するとき等に所定時間に設定した
タイマを作動させるように制御する。また、第3〜第9
の手段にあっては、調節時間に対応して通過センサを前
後方向へ位置調節する。
【0020】そして、搬入コンベアを再駆動させる調節
時間を経過すると(第2,第4〜第9の手段にあっては
タイマにより設定時間を経過すると、又第3〜第9の手
段にあっては、通過検出センサにより搬出コンベアによ
って搬送される切断片の通過を検出すると)、制御装置
により搬入コンベアを再駆動させる。これによって、素
材を後方向へ搬送して、素材における次の被切断部を下
刃の後側に位置せしめることができる。
【0021】以上の作用を複数回繰り返すことにより、
素材におけ複数の被切断部に切断加工を行うことがで
き、複数の切断片を素材から切断分離して搬出コンベア
より後方向へ搬送(搬出)することができる。
【0022】
【実施例】以下、本実施例に係る発明について図面を参
照して説明する。
【0023】本実施例に係るシャーリングマシン1は本
体フレーム3をベースにしており、この本体フレーム3
の下部には素材Wするワークテーブル5が設けてあり、
このワークテーブル5の後側(図1において左側)には
下刃7を左右方向(図1において紙面に向って表裏方
向)へ延伸して備えている。また、本体フレーム5の上
部にはラム9がラムシリンダ11の作動によりワークテ
ーブル5に対して昇降可能に設けてあり、このラム9の
下側には下刃7と協働して切断加工を行う上刃13を左
右方向へ延伸して備えている。なお、ラム9が最下降位
置から上昇(又は下降)して所定の高さ位置を通過した
ことを検出するため、ラム9の適宜位置にはドク15が
設けてあると共に、本体フレーム5の上部適宜位置には
リミットスイッチ17が設けてある。
【0024】上記ワークテーブル5の前方側には素材W
を後方向へ搬送する搬入コンベア19が設けてあり、こ
の搬入コンベア19は、後方向へ走行可能なエンドレス
状の搬入ベルト21と、この搬入ベルト21を掛回支持
するプーリ23,25と、一方のプーリ23に連動連結
した搬入モータ27等を備えている。そして、搬入ベル
ト21の上側部分と下側部分の間には複数の電磁石28
が適宜に設けてある。
【0025】上記ワークテーブル5の後方側には切断片
(製品、スクラップを含むが、本実施例では特に製品)
を後方向へ搬送する搬出コンベア29が設けてあり、こ
の搬出コンベア29は、搬入コンベア19と同様に、後
方向へ走行可能なエンドレス状の搬出ベルト31と、こ
の搬出ベルト31を掛回支持するプーリ33,35と、
一方のプーリ33に連動連結した搬出モータ37等を備
えている。ここで、上記搬出ベルト31の上側部分は下
刃7の上側よりも低い高さ位置に位置するように構成し
てあり、搬出ベルト31の後方適宜位置にはワークシュ
ータ38が設けてある。
【0026】そして、搬出コンベア29の後方側には複
数の切断片WAを集積支持する公知の切断片集積装置3
9が設けてある。この切断片集積装置39は、複数の車
輪41を有する走行台43と、この走行台43に設けた
昇降可能なリフタテーブル45と、このリフタテーブル
45に立設したストッパ47等を備えている。
【0027】本体フレーム3の上部におけるワークテー
ブル5の後側には素材Wにおける切断片に相当する部分
(切断分離されて切断片になる部分)WAを上方向から
吸着保持するワーク吸着保持装置49が設けてある。こ
のワーク吸着保持装置49は、前後方向へ走行可能なエ
ンドレス状の保持ベルト51と、この保持ベルト51を
掛回支持するプーリ53,55と、一方のプーリ55に
連動連結して移送モータ57等を備えている。そして、
保持ベルト51の上側部分と下側部分の間には複数の電
磁石59が適宜に設けてある。
【0028】素材Wにおける被切断部を下刃7の後側
(切断位置)に位置せしめるため、ワーク吸着保持装置
49における保持ベルト51の適宜位置には素材Wの後
端面が突当て可能な突当て面61を備えたバックゲージ
63が設けてあり、このバックゲージ63には、突当て
面61に素材Wの後端面が突当たったことを検出する突
当てセンサ65が設けてある。この突当てセンサ65は
図2に示すように制御装置67に接続してあり、この制
御装置67には前記ラムシリンダ11、搬入コンベア1
9における搬入モータ27、リミットスイッチ17が接
続してある。そして、制御装置65は、バックゲージ6
3における突当て面61に素材Wの後端面が突当たる
と、搬入モータ27の駆動を一旦停止せしめると共にラ
ムシリンダ11を作動させてラム9を下降せしめように
制御するものである。
【0029】なお、保持ベルト51を前後方向へ走行さ
せることによりパックケージ63を前後方向へ位置調節
する代わりに、ボールねじ、サーボモータの作用により
パックゲージ63を前後方向へ位置調節することができ
る。
【0030】搬入モータ27の駆動を一旦停止せしめて
から間に切断加工を挟んで搬入モータ27を再駆動させ
るまでの時間を調節するため、上記制御装置67には更
に設定時間を調節変更可能なタイマ69が接続してあ
り、制御装置67は、このタイマ69により設定された
時間を経過すると搬入モータ27を再駆動させるように
制御するものである。ここで、制御装置67は、前記リ
ミットスイッチ17によりラム9が最下降位置から上昇
して所定の高さ位置を通過したことが検出されると、タ
イマ69を作動させるように制御するものであるが、突
当てセンサ65により突当て面61に素材Wの後端面が
突当ったことが検出されるとき、又は搬入モータ27の
駆動を停止せしめたとき、切断片WAが搬出コンベア2
9における前後方向の所定位置を通過したことを適宜の
光センサ(図示省略)により検出されるとき、或いはラ
ムシリンダ11を作動させてラム9の下降を開始すると
きに、タイマ69を作動させるように制御しても差し支
えない。
【0031】なお、搬入コンベア19における搬入モー
タ27を再駆動させるまでの時間を調節するためにタイ
マ69を制御装置67に接続する代わりに、図3に示す
ように搬出コンベア29の適宜位置に切断片WAの通過
を検出する一対の光センサ(一方は投光器、他方は受光
器)71が設けてあり、一対の光センサ71を調節時間
に対応して前後方向(図3において左右方向)へ位置調
節自在に構成し、かつ光センサ71を制御装置67に接
続しても差し支えない。そして、制御装置67は、光セ
ンサ63により切断片WAの通過を検出すると搬入モー
タ27を再駆動させるように制御する。
【0032】次に、本実施例に係るシャーリングマシン
1の使用方法について図4、図5を参照して説明する。
【0033】まず、搬入コンベア19における搬入コン
ベア21に素材を支持せしめ、複数の電磁石28を励磁
して素材Wを搬入ベルト21の上側部分に固定せしめ
る。そして、搬入モータ27の駆動させて素材Wを後方
向へ搬送すると共に(図5においてステップ1)、搬出
コンベア19における搬出モータ37を駆動させる(ス
テップ2)。
【0034】搬入コンベア19により素材Wを後方向へ
搬送することにより、切断幅(切断片WAの前後方向の
長さ)に対応して予め前後方向へ位置調節したバックゲ
ージ63における突当て面61に図4(a)に示すよう
に素材Wの後端面を突当てて、素材Wにおける被切断部
を下刃7の後側に位置せしめる。そして、素材Wの後端
面を突当て面61に突当てることにより突当てセンサ6
5がONになると(ステップ3)、制御装置67により
搬入モータ27の駆動を一旦停止せしめると共に(ステ
ップ4)、ラムシリンダ11を作動させてラム9を下降
せしめる(ステップ5)。なお、このとき、適宜の固定
装置(図示省略)により素材Wをワークテーブル5に固
定せしめておく。
【0035】更に、ラム9が最下降位置まで下降するこ
とにより、上刃13と下刃7を協働させて素材Wの被切
断部に対して切断加工を行うことができ(ステップ
6)、切断片WAを素材Wから切断分離せしめて、図4
(b)に示すように駆動中の搬出コンベア29における
搬出ベルト31に落下せしめることができる。ここで、
素材Wの位置決めをしてから切断加工を終了するまで電
磁石59を励磁しておき、切断加工終了後は電磁石59
を消磁しておく。
【0036】ラム9が最下降位置から上昇して所定の高
さ位置を通過するとリミットスイッチ17がONになり
(ステップ7)、制御装置67によりタイマ69の作動
を開始される(ステップ8)。そして、このタイマ69
により設定された時間を経過すると(ステップ9)、切
断片WAの枚数が所定の枚数に達していない場合には
(ステップ9)、ステップ2にフィードバックして再度
搬入コンベア19における搬入モータ27を再駆動させ
る。これによって、図4(c)に示すように素材Wを後
方向へ搬送して素材における次の被切断部を下刃の後側
に位置せしめることができる。
【0037】切断片WAの枚数が所定の枚数に達するま
でステップ2からステップ10までの作用を複数回繰り
返すことにより、素材Wにおける複数の被切断部に切断
加工を行うことができ、複数の切断片WAを素材Wから
切断分離して搬出コンベア29より後方向へ搬送(搬
出)することができる。
【0038】一方、ステップ10において切断片WAの
数が所定の枚数に達していると判断されると、搬入モー
タ27及び搬出モータ37の駆動を停止せしめる(ステ
ップ11)。
【0039】なお、搬出コンベア29により後方向へ搬
送された複数の切断片WAはワークシュータ38を介し
て切断片集積装置39における走行台43に集積支持せ
しめられる。
【0040】以上のごとき本実施例に係る発明によれ
ば、搬入コンベア19を一旦停止せしめてからこの搬入
コンベア19を再駆動させるまでに時間を調節すること
ができ、換言すれば素材Wにおける被切断部に対して切
断加工を行ってから次の被切断部に対して切断加工を行
うまでの時間を調節することができる。そのため、搬出
コンベア29により複数の切断片WAを必要最低限以上
の間隔の下で搬出することができ、搬出コンベア29の
後方側において切断片WAの処理作業が容易になり、作
業能率向上を図ることができる。
【0041】また、次の被切断部に対して切断加工を行
うまでの時間を比較的長く調節することにより、搬出コ
ンベア29上において切断片WAに対して簡易な品質検
査を行うことも可能となり、より一層の作業効率の向上
を図ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明により理解さ
れるように、本発明によれば、搬入コンベアを一旦停止
せしめてからこの搬入コンベアを再駆動させるまでに時
間を調節することができ、換言すれば素材における被切
断部に対して切断加工を行ってから次の被切断部に対し
て切断加工を行うまでの時間を調節することができる。
そのため、搬出コンベアにより複数の切断片を必要最低
限以上の間隔の下で搬出することができ、搬出コンベア
の後方側において切断片の処理作業が容易になり、作業
能率向上を図ることができる。
【0043】また、次の被切断部に対して切断加工を行
うまでの時間を比較的長く調節することにより、搬出コ
ンベア上において切断片に対して簡易な品質検査を行う
ことも可能となり、より一層の作業効率の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るシャーリングマシンの概略的な
側面図である。
【図2】本実施例の制御ブロック図である。
【図3】タイマを用いる他に光センサを用いた他の態様
を示す図である。
【図4】本実施例の作用説明図である。
【図5】本実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
1 シャーリングマシン 5 ワークテーブル 7 下刃 9 ラム 13 上刃 19 搬入コンベア 29 搬出コンベア 61 突当て面 63 パックゲージ 67 制御装置 69 タイマ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後側に下刃を備えたワークテーブルを設
    け、下側に上刃を備えたラムをこのワークテーブルに対
    して昇降可能に設けてなり、このラムを複数回昇降させ
    ることにより、素材における複数の被切断部に対して切
    断加工を複数回行って、この素材から複数枚の切断片を
    切断分離するシャーリングマシンにおいて、 上記ワークテーブルの前方側に素材を後方向へ搬送する
    搬入コンベアを設けると共に、ワークテーブルの後方側
    に切断片を後方向へ搬送する搬出コンベアを設け、素材
    における被切断部を上記下刃の後側に位置せしめると上
    記搬入コンベアの駆動を一旦停止せしめるように制御す
    る制御装置を設け、この搬入コンベアを再駆動させるま
    での時間を調節する再駆動時間調節装置を設け、更に上
    記制御装置を、この再駆動時間調節装置により調節され
    た調節時間を経過すると前記搬入コンベアを再駆動させ
    るように制御可能に構成してなることを特徴とするシャ
    ーリングマシン。
  2. 【請求項2】 前記再駆動時間調節装置は、前記制御装
    置に接続されかつ設定時間を変更調節可能なタイマであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のシャーリングマシ
    ン。
  3. 【請求項3】 前記再駆動時間調節装置は、前記搬出コ
    ンベアによって搬送される切断片の通過を検出しかつ前
    後方向へ位置調節可能な通過検出センサであって、この
    通過検出センサにより切断片の通過を検出すると前記搬
    出コンベアを再駆動させるように制御可能に構成してな
    ることを特徴とする請求項1記載のシャーリングマシ
    ン。
  4. 【請求項4】 前記再駆動時間調節装置は、前記制御装
    置に接続されかつ設定時間を変更調節可能なタイマであ
    って、前記ラムが下降又は上昇して所定の高さ位置を通
    過するときにタイマを作動させるようにすると共に、こ
    のタイマにより設定された時間を経過すると前記コンベ
    アを再駆動させるように制御可能に構成してなることを
    特徴とする請求項1に記載のシャーリングマシン。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のシャーリングマシンの
    使用方法において、 (i) 搬入コンベアの駆動により素材を後方向へ搬送す
    ることにより、素材の被切断部を切断位置に位置せしめ
    る工程と、 (ii) 上記(i) の工程の終了した後に、搬入コンベアの
    駆動を一旦停止せしめる工程と、 (iii) 上記(ii)の工程の終了した後に、ラムを下降させ
    て上刃と下刃の協働により素材の被切断部に切断加工を
    行うことにより、切断片を素材から切断分離せしめて駆
    動中の搬出コンベアに落下せしめる工程と、 (iV) 上記(ii)の工程の終了した後に、再駆動時間調節
    装置により前記搬入コンベアの駆動を一旦停止せしめて
    から搬入コンベアを再駆動させるまでの時間を調節する
    工程と、 (v) 上記(iv)の工程の終了した後に、調節時間を経過
    すると、制御装置により搬出コンベアを再駆動せしめる
    工程とを備えてなり、 上記(i) 〜(v) の工程を複数回繰り返すことにより、素
    材における複数の被切断部に切断加工を行うことを特徴
    とする請求項1に記載のシャーリングマシンの使用方
    法。
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