JPH0672607A - 短冊状板材の反転集積装置 - Google Patents
短冊状板材の反転集積装置Info
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- JPH0672607A JPH0672607A JP22601592A JP22601592A JPH0672607A JP H0672607 A JPH0672607 A JP H0672607A JP 22601592 A JP22601592 A JP 22601592A JP 22601592 A JP22601592 A JP 22601592A JP H0672607 A JPH0672607 A JP H0672607A
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 短冊状板材の反転集積を確実かつ能率良く行
えるようにする。 【構成】 ワーク２を供給方向に送る送りローラー３を
昇降自在に配置する。そして、その供給方向前方にスト
ッパ２７を設けるとともに、ワークセンサー２８を設
け、ワーク２が所定位置まで送られたことを検知して送
りローラー３を下降させるようにする。また、送りロー
ラー３の下降時にワーク２を供給方向と直角に搬送する
搬送用ベルト７を設け、その搬送方向前方にはワーク２
を反転させつつ落下させるようガイド１２を設置すると
ともに、反転したワーク２を移送する集積用ベルト１３
を配置する。また、集積用ベルト１３の移送方向前方に
はフィーダーベルト１８とガイド壁１９，２０とフィー
ダーゲート２１とからなるワーク集積部を設けるととも
に、所定数のワーク２を一旦受け止めた後でフィーダー
ベルト１８上に落とすワーク中間受け棒２５を進退自在
に設ける。
えるようにする。 【構成】 ワーク２を供給方向に送る送りローラー３を
昇降自在に配置する。そして、その供給方向前方にスト
ッパ２７を設けるとともに、ワークセンサー２８を設
け、ワーク２が所定位置まで送られたことを検知して送
りローラー３を下降させるようにする。また、送りロー
ラー３の下降時にワーク２を供給方向と直角に搬送する
搬送用ベルト７を設け、その搬送方向前方にはワーク２
を反転させつつ落下させるようガイド１２を設置すると
ともに、反転したワーク２を移送する集積用ベルト１３
を配置する。また、集積用ベルト１３の移送方向前方に
はフィーダーベルト１８とガイド壁１９，２０とフィー
ダーゲート２１とからなるワーク集積部を設けるととも
に、所定数のワーク２を一旦受け止めた後でフィーダー
ベルト１８上に落とすワーク中間受け棒２５を進退自在
に設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は製凾用等の短冊状板材の
反転集積装置に関する。
反転集積装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】製凾用素材としてボール紙を木材に似せ
た板材に加工したものを使用することは従来から行われ
ている。その場合に、このボール紙の製凾用板材は、例
えば、表面に木目模様の化粧紙を貼ったボール紙をスリ
ッター刃で切断して短冊状にするとともに、裏面にカッ
ト刃で長手方向のＷカットを削設し、このＷカットの位
置で短冊状板材を折り込んで貼り合わせるようにする。
た板材に加工したものを使用することは従来から行われ
ている。その場合に、このボール紙の製凾用板材は、例
えば、表面に木目模様の化粧紙を貼ったボール紙をスリ
ッター刃で切断して短冊状にするとともに、裏面にカッ
ト刃で長手方向のＷカットを削設し、このＷカットの位
置で短冊状板材を折り込んで貼り合わせるようにする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにボール紙
で製凾用板材を製造するには、ボール紙を短冊状に切断
し裏面にＷカットを削設した後、Ｗカットで折り込んで
貼り合わせる前に、横列状態で送られる複数の短冊状板
材のそれぞれを上下反転させ、Ｗカットの付いた面を上
に向けて集積保持するようにする必要があり、そのた
め、横列状態で送られる短冊状板材の反転集積を確実か
つ能率良く行うことのできる装置が不可欠となる。
で製凾用板材を製造するには、ボール紙を短冊状に切断
し裏面にＷカットを削設した後、Ｗカットで折り込んで
貼り合わせる前に、横列状態で送られる複数の短冊状板
材のそれぞれを上下反転させ、Ｗカットの付いた面を上
に向けて集積保持するようにする必要があり、そのた
め、横列状態で送られる短冊状板材の反転集積を確実か
つ能率良く行うことのできる装置が不可欠となる。
【０００４】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであって、短冊状板材の反転集積を確実かつ能率
良く行うことのできる反転集積装置を提供することを目
的とする。
たものであって、短冊状板材の反転集積を確実かつ能率
良く行うことのできる反転集積装置を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、横列状態で供
給される複数の短冊状板材のそれぞれを上下反転させ集
積させる短冊状板材の反転集積装置であって、供給され
た短冊状板材を供給方向に所定位置まで送る複数段のロ
ーラーと、これらローラーを作動位置と該作動位置より
下方の退避位置との間で上昇・下降させるローラー昇降
手段と、前記ローラーにより送られた短冊状板材の先端
位置を規制して該短冊状板材を前記所定位置に揃えるス
トッパと、前記ローラーが退避位置まで下降したときに
該ローラー上の短冊状板材を前記供給方向に対し直角に
搬送する複数列の搬送用ベルトと、前記搬送用ベルトの
搬送方向前方に該搬送用ベルトの反転部外周との間に所
定の間隙を置いて配置され、該搬送用ベルトにより搬送
された短冊状板材を上下反転させつつ下方に案内する略
半円状のガイドと、前記ガイドにより案内された短冊状
板材を反転状態のまま集積部に移送し集積させる集積用
ベルトとからなることを特徴とし、これによって短冊状
板材の確実かる能率の良い反転集積を実現した。
給される複数の短冊状板材のそれぞれを上下反転させ集
積させる短冊状板材の反転集積装置であって、供給され
た短冊状板材を供給方向に所定位置まで送る複数段のロ
ーラーと、これらローラーを作動位置と該作動位置より
下方の退避位置との間で上昇・下降させるローラー昇降
手段と、前記ローラーにより送られた短冊状板材の先端
位置を規制して該短冊状板材を前記所定位置に揃えるス
トッパと、前記ローラーが退避位置まで下降したときに
該ローラー上の短冊状板材を前記供給方向に対し直角に
搬送する複数列の搬送用ベルトと、前記搬送用ベルトの
搬送方向前方に該搬送用ベルトの反転部外周との間に所
定の間隙を置いて配置され、該搬送用ベルトにより搬送
された短冊状板材を上下反転させつつ下方に案内する略
半円状のガイドと、前記ガイドにより案内された短冊状
板材を反転状態のまま集積部に移送し集積させる集積用
ベルトとからなることを特徴とし、これによって短冊状
板材の確実かる能率の良い反転集積を実現した。
【０００６】また、ワークの詰まりや脱落等のトラブル
を防止あるいは検知するため、横列状態で供給される短
冊状板材がローラーによって所定位置まで送られたこと
を検知するワークセンサーを設け、該ワークセンサーの
検知信号により全列の短冊状板材が前記所定位置に揃っ
たときにローラー昇降手段がローラーを退避位置まで下
降させるよう該反転集積装置を構成するとよい。
を防止あるいは検知するため、横列状態で供給される短
冊状板材がローラーによって所定位置まで送られたこと
を検知するワークセンサーを設け、該ワークセンサーの
検知信号により全列の短冊状板材が前記所定位置に揃っ
たときにローラー昇降手段がローラーを退避位置まで下
降させるよう該反転集積装置を構成するとよい。
【０００７】また、反転した短冊状板材が集積用ベルト
から離れた後確実に反転状態で集積部に落下するよう
に、集積部に対し側方から進退自在で、集積用ベルトか
ら集積部に落下する短冊状板材を一旦受け止め、この受
け止めた短冊状板材が所定枚数に達したときにこれら短
冊状板材を集積部に落下させるワーク中間受け手段を設
けるとよい。
から離れた後確実に反転状態で集積部に落下するよう
に、集積部に対し側方から進退自在で、集積用ベルトか
ら集積部に落下する短冊状板材を一旦受け止め、この受
け止めた短冊状板材が所定枚数に達したときにこれら短
冊状板材を集積部に落下させるワーク中間受け手段を設
けるとよい。
【０００８】
【作用】本発明の装置は、横列状態で供給された複数の
短冊状板材を複数段のローラーによって供給方向に所定
位置まで送り、ストッパにより先端位置を規制すること
によりこれら短冊状板材を揃えた後で、ローラー昇降手
段によりローラを下降させ、短冊状板材を複数列の搬送
用ベルトに載せ変えて供給方向に対し直角に搬送する。
そして、搬送用ベルト前方の反転部において略半円状の
ガイドにより案内しつつ短冊状板材を落下させることに
より該短冊状板材を上下反転させ、反転した短冊状板材
を反転状態のまま集積用ベルトで集積部に移送する。そ
の際、短冊状板材がローラーによって所定位置まで送ら
れたことを検知するワークセンサーを設けることによ
り、全列の短冊状板材が揃ったことを条件にローラーを
下降させて搬送用ベルトに載せるようにでき、それによ
ってワークの詰まりや脱落等のトラブルの防止あるいは
検知が可能となる。また集積用ベルトから集積部に落下
する短冊状板材を一旦受け止める中間受け手段を設け、
受け止めた短冊状板材が所定枚数に達したときに集積部
に落下させることにより、落下時のワークの再反転を防
ぎ、確実に反転状態で集積部に落下させるようにでき
る。
短冊状板材を複数段のローラーによって供給方向に所定
位置まで送り、ストッパにより先端位置を規制すること
によりこれら短冊状板材を揃えた後で、ローラー昇降手
段によりローラを下降させ、短冊状板材を複数列の搬送
用ベルトに載せ変えて供給方向に対し直角に搬送する。
そして、搬送用ベルト前方の反転部において略半円状の
ガイドにより案内しつつ短冊状板材を落下させることに
より該短冊状板材を上下反転させ、反転した短冊状板材
を反転状態のまま集積用ベルトで集積部に移送する。そ
の際、短冊状板材がローラーによって所定位置まで送ら
れたことを検知するワークセンサーを設けることによ
り、全列の短冊状板材が揃ったことを条件にローラーを
下降させて搬送用ベルトに載せるようにでき、それによ
ってワークの詰まりや脱落等のトラブルの防止あるいは
検知が可能となる。また集積用ベルトから集積部に落下
する短冊状板材を一旦受け止める中間受け手段を設け、
受け止めた短冊状板材が所定枚数に達したときに集積部
に落下させることにより、落下時のワークの再反転を防
ぎ、確実に反転状態で集積部に落下させるようにでき
る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１０】図１は本発明の一実施例の構造図である。
この実施例は、本発明をボール紙の製凾用板材を製造す
る際に、短冊状に切断し裏面にＷカットを削設した短冊
状板材を上下反転させ集積させるために使用する反転ユ
ニットに適用したものである。図に全体を１で示す反転
集積装置は、図示しないフィーダー部から供給されスリ
ッター部で１２枚に切断されＷカット部でそれぞれの裏
面にＷカットが削設されたボール紙の短冊状板材２が、
原反の形を留めたまま１２列の横列状態で供給されるも
のであって、該装置１の上部には、供給される１２列の
短冊状板材（以下、ワークと呼ぶ）２を供給方向前方に
送るよう送りローラー３が５段に並んで配置されてい
る。これらの送りローラー３はそれぞれ両端が支柱４を
介し下方の枠体５によって支持され、その枠体５は複数
のエアシリンダ６によって昇降駆動されるよう構成され
ている。また、隣接する送りローラー３の間には、これ
ら送りローラー３の軸にそれぞれ平行に計４列の搬送用
ベルト７が配置されている。これら４列の搬送用ベルト
７は、それぞれの駆動ローラー８が１本の駆動軸９に連
結されて、ワーク搬送駆動モータ１０によりチェーン１
１を介して一方向（図の矢印Ａの方向）に駆動されるも
のであって、上記エアシリンダ６によって枠体５が持ち
上げられるとローラー３が搬送用ベルト７より高くな
り、枠体５が下げられると搬送用ベルト７よりローラー
３が低くなるよう設置されている。
この実施例は、本発明をボール紙の製凾用板材を製造す
る際に、短冊状に切断し裏面にＷカットを削設した短冊
状板材を上下反転させ集積させるために使用する反転ユ
ニットに適用したものである。図に全体を１で示す反転
集積装置は、図示しないフィーダー部から供給されスリ
ッター部で１２枚に切断されＷカット部でそれぞれの裏
面にＷカットが削設されたボール紙の短冊状板材２が、
原反の形を留めたまま１２列の横列状態で供給されるも
のであって、該装置１の上部には、供給される１２列の
短冊状板材（以下、ワークと呼ぶ）２を供給方向前方に
送るよう送りローラー３が５段に並んで配置されてい
る。これらの送りローラー３はそれぞれ両端が支柱４を
介し下方の枠体５によって支持され、その枠体５は複数
のエアシリンダ６によって昇降駆動されるよう構成され
ている。また、隣接する送りローラー３の間には、これ
ら送りローラー３の軸にそれぞれ平行に計４列の搬送用
ベルト７が配置されている。これら４列の搬送用ベルト
７は、それぞれの駆動ローラー８が１本の駆動軸９に連
結されて、ワーク搬送駆動モータ１０によりチェーン１
１を介して一方向（図の矢印Ａの方向）に駆動されるも
のであって、上記エアシリンダ６によって枠体５が持ち
上げられるとローラー３が搬送用ベルト７より高くな
り、枠体５が下げられると搬送用ベルト７よりローラー
３が低くなるよう設置されている。
【００１１】上記搬送用ベルト７の搬送方向前方には、
搬送されたワーク２を上下反転させつつ下方に案内する
よう反転部外周との間に間隙を置いて略半円状のガイド
１２が設置されている。また、各駆動ローラー８の下方
には、上記ガイド１２により案内されたワーク２を反転
状態のまま移送する集積用ベルト１３が配置されてい
る。これら集積用ベルト１３は、それぞれの駆動ローラ
ー１４が１本の駆動軸１５に連結されて、ワーク集積駆
動モータ１６によりチェーン１７を介して上記搬送用ベ
ルト７とは逆の方向（図の矢印Ｂの方向）に駆動され
る。そして、これら集積用ベルト１３の移送方向前方に
は、これら集積用ベルト１３により移送されて落下する
ワーク２を受ける位置に、次工程の糊付けユニットへワ
ーク２を送り出すフィーダーベルト１８が配置され、該
フィーダーベルト１８の側方には該フィーダーベルト１
８の上面を左右から挟むようガイド壁１９，２０が設け
られ、また、これらガイド壁１９，２０の前方にはフィ
ーダーベルト１８上面との間にワーク１枚分の間隙を形
成するよう調整可能なフィーダーゲート２１が設置され
て、これらフィーダーベルト１８，ガイド壁１９，２０
およびフィーダーゲート２１によりワーク集積部が構成
されている。そして、上記フィーダーベルト１８を駆動
するフィーダー駆動ローラー２２は、フィーダー駆動ベ
ルト２３および電磁クラッチ２４を介して図示しない駆
動源に接続されている。また、各集積用ベルト１３の下
方には、集積部に落ちるワーク２をフィーダーベルト１
８上方の中間位置で一旦受け止めるよう串状のワーク中
間受け棒２５が設けられるとともに、これらワーク中間
受け棒２５を集積部に対し側方から進退駆動するワーク
中間受けシリンダ２６が設けられている。
搬送されたワーク２を上下反転させつつ下方に案内する
よう反転部外周との間に間隙を置いて略半円状のガイド
１２が設置されている。また、各駆動ローラー８の下方
には、上記ガイド１２により案内されたワーク２を反転
状態のまま移送する集積用ベルト１３が配置されてい
る。これら集積用ベルト１３は、それぞれの駆動ローラ
ー１４が１本の駆動軸１５に連結されて、ワーク集積駆
動モータ１６によりチェーン１７を介して上記搬送用ベ
ルト７とは逆の方向（図の矢印Ｂの方向）に駆動され
る。そして、これら集積用ベルト１３の移送方向前方に
は、これら集積用ベルト１３により移送されて落下する
ワーク２を受ける位置に、次工程の糊付けユニットへワ
ーク２を送り出すフィーダーベルト１８が配置され、該
フィーダーベルト１８の側方には該フィーダーベルト１
８の上面を左右から挟むようガイド壁１９，２０が設け
られ、また、これらガイド壁１９，２０の前方にはフィ
ーダーベルト１８上面との間にワーク１枚分の間隙を形
成するよう調整可能なフィーダーゲート２１が設置され
て、これらフィーダーベルト１８，ガイド壁１９，２０
およびフィーダーゲート２１によりワーク集積部が構成
されている。そして、上記フィーダーベルト１８を駆動
するフィーダー駆動ローラー２２は、フィーダー駆動ベ
ルト２３および電磁クラッチ２４を介して図示しない駆
動源に接続されている。また、各集積用ベルト１３の下
方には、集積部に落ちるワーク２をフィーダーベルト１
８上方の中間位置で一旦受け止めるよう串状のワーク中
間受け棒２５が設けられるとともに、これらワーク中間
受け棒２５を集積部に対し側方から進退駆動するワーク
中間受けシリンダ２６が設けられている。
【００１２】また、該装置１の上部には送りローラー３
によって送られたワーク２を所定位置に止めるストッパ
２７が設けられるとともに、このストッパ２７に当たる
位置までワーク２が送られたことを検知するよう、１２
列の各ワーク２に対応してそれぞれワークセンサー２８
が設置されている。また、各搬送用ベルト７の従動ロー
ラー２９には、それぞれのローラー軸を前後に移動させ
ることによってベルト張力を調整するテンショナー３０
が付設されている。
によって送られたワーク２を所定位置に止めるストッパ
２７が設けられるとともに、このストッパ２７に当たる
位置までワーク２が送られたことを検知するよう、１２
列の各ワーク２に対応してそれぞれワークセンサー２８
が設置されている。また、各搬送用ベルト７の従動ロー
ラー２９には、それぞれのローラー軸を前後に移動させ
ることによってベルト張力を調整するテンショナー３０
が付設されている。
【００１３】上記実施例において、搬送用ベルト７およ
び集積用ベルト１３は連続駆動される。そして、１２枚
に切断され横列状態で供給されたワーク２は、上方作動
位置に保持された送りローラー５に載ってそのまま供給
方向前方に送られ、ストッパ２７に当たって先端位置が
規制され保持される。そして、全列のワーク２がストッ
パ２７によって規制される所定位置に揃ったことがワー
クセンサー２８によって検出されると、送りローラー５
が退避位置に下降し、ワーク２は搬送用ベルト７に載せ
変えられて供給方向に対し直角に搬送される。また、ワ
ーク２の搬送が開始されると、ワーク中間受け棒２５が
側方から集積部内に進出し、同時にタイマーが起動す
る。そして、搬送用ベルト７に載って搬送されたワーク
２は前方反転部においてガイド１２に案内されて上下反
転しながら落下し、次いで、反転状態のまま集積用ベル
ト１３に載って移送され、その移送方向の終端で該集積
用ベルト１３から落下して、一旦ワーク中間受け棒２５
の上に集積する。そして、１２枚のワーク２がワーク中
間受け棒２５の上に揃ったところでタイマーがオフとな
ってワーク中間受け棒２５が側方に後退し、１２枚のワ
ーク２が集積状態のままフィーダーベルト１８上に落下
する。この状態でフィーダーベルト１８が駆動され、集
積部に集積したワーク２が下から順に１枚ずつ次工程の
ユニットに送り出される。
び集積用ベルト１３は連続駆動される。そして、１２枚
に切断され横列状態で供給されたワーク２は、上方作動
位置に保持された送りローラー５に載ってそのまま供給
方向前方に送られ、ストッパ２７に当たって先端位置が
規制され保持される。そして、全列のワーク２がストッ
パ２７によって規制される所定位置に揃ったことがワー
クセンサー２８によって検出されると、送りローラー５
が退避位置に下降し、ワーク２は搬送用ベルト７に載せ
変えられて供給方向に対し直角に搬送される。また、ワ
ーク２の搬送が開始されると、ワーク中間受け棒２５が
側方から集積部内に進出し、同時にタイマーが起動す
る。そして、搬送用ベルト７に載って搬送されたワーク
２は前方反転部においてガイド１２に案内されて上下反
転しながら落下し、次いで、反転状態のまま集積用ベル
ト１３に載って移送され、その移送方向の終端で該集積
用ベルト１３から落下して、一旦ワーク中間受け棒２５
の上に集積する。そして、１２枚のワーク２がワーク中
間受け棒２５の上に揃ったところでタイマーがオフとな
ってワーク中間受け棒２５が側方に後退し、１２枚のワ
ーク２が集積状態のままフィーダーベルト１８上に落下
する。この状態でフィーダーベルト１８が駆動され、集
積部に集積したワーク２が下から順に１枚ずつ次工程の
ユニットに送り出される。
【００１４】上記のようにワークセンサー２８によって
全列の短冊状板材が揃ったことを検知して送りローラー
３を下降させるので、前工程のトラブルでワーク２が一
部送られてこなかったり、何らかの原因で送りローラー
３の間にワーク２が引っ掛かったり脱落したような場合
には、該装置１の運転が中断される。したがって、ワー
クの詰まりや脱落等のトラブルを速やかに検知でき、ト
ラブルのそれ以上の進行を防止できる。また集積用ベル
ト１３から集積部に落下するワーク２を一旦ワーク中間
受け棒２５に受けた後フィーダーベルト１８上に落下さ
せるので、それぞれの落下距離が小さくなり、落下時の
ワーク２の再反転が防がれる。
全列の短冊状板材が揃ったことを検知して送りローラー
３を下降させるので、前工程のトラブルでワーク２が一
部送られてこなかったり、何らかの原因で送りローラー
３の間にワーク２が引っ掛かったり脱落したような場合
には、該装置１の運転が中断される。したがって、ワー
クの詰まりや脱落等のトラブルを速やかに検知でき、ト
ラブルのそれ以上の進行を防止できる。また集積用ベル
ト１３から集積部に落下するワーク２を一旦ワーク中間
受け棒２５に受けた後フィーダーベルト１８上に落下さ
せるので、それぞれの落下距離が小さくなり、落下時の
ワーク２の再反転が防がれる。
【００１５】なお、上記実施例ではボール紙の製凾用板
材を製造する装置に関するものを説明したが、本発明は
その他の短冊状板材を扱う装置に対しても適用すること
が可能である。
材を製造する装置に関するものを説明したが、本発明は
その他の短冊状板材を扱う装置に対しても適用すること
が可能である。
【００１６】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、短冊状板材の反転集積を確実かつ能率良く行うこと
ができる。
で、短冊状板材の反転集積を確実かつ能率良く行うこと
ができる。
【図１】本発明の一実施例の構造図
１ 反転集積装置 ２ 短冊状板材（ワーク） ３ 送りローラー ６ エアシリンダ ７ 搬送用ベルト １２ ガイド １３ 集積用ベルト １８ フィーダーベルト １９，２０ ガイド壁 ２１ フィーダーゲート ２５ ワーク中間受け棒 ２６ ワーク中間受けシリンダ ２７ ストッパ ２８ ワークセンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｇ 57/18 Ｚ 2124−3Ｆ Ｂ６５Ｈ 15/00 Ｅ 8922−3Ｆ 29/16 Ｚ
Claims (3)
- 【請求項１】 横列状態で供給される複数の短冊状板材
のそれぞれを上下反転させ集積させる短冊状板材の反転
集積装置であって、供給された短冊状板材を供給方向に
所定位置まで送る複数段のローラーと、これらローラー
を作動位置と該作動位置より下方の退避位置との間で上
昇・下降させるローラー昇降手段と、前記ローラーによ
り送られた短冊状板材の先端位置を規制して該短冊状板
材を前記所定位置に揃えるストッパと、前記ローラーが
退避位置まで下降したときに該ローラー上の短冊状板材
を前記供給方向に対し直角に搬送する複数列の搬送用ベ
ルトと、前記搬送用ベルトの搬送方向前方に該搬送用ベ
ルトの反転部外周との間に所定の間隙を置いて配置さ
れ、該搬送用ベルトにより搬送された短冊状板材を上下
反転させつつ下方に案内する略半円状のガイドと、前記
ガイドにより案内された短冊状板材を反転状態のまま集
積部に移送し集積させる集積用ベルトとからなることを
特徴とする短冊状板材の反転集積装置。 - 【請求項２】 短冊状板材がローラーによって前記所定
位置まで送られたことを検知するワークセンサーを設
け、該ワークセンサーの検知信号により全列の短冊状板
材が前記所定位置に揃ったときに前記ローラー昇降手段
が前記ローラーを退避位置まで下降させるよう構成した
請求項１記載の短冊状板材の反転集積装置。 - 【請求項３】 前記集積部に対し側方から進退自在で、
前記集積用ベルトから前記集積部に落下する短冊状板材
を一旦受け止め、この受け止めた短冊状板材が所定枚数
に達したときにこれら短冊状板材を前記集積部に落下さ
せるワーク中間受け手段を設けた請求項１記載の短冊状
板材の反転集積装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22601592A JP3254495B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 短冊状板材の反転集積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22601592A JP3254495B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 短冊状板材の反転集積装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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