JPH09109567A - インクシート、べースフィルム、熱転写記録装置及び熱転写記録方法 - Google Patents

インクシート、べースフィルム、熱転写記録装置及び熱転写記録方法

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JPH09109567A
JPH09109567A JP7272455A JP27245595A JPH09109567A JP H09109567 A JPH09109567 A JP H09109567A JP 7272455 A JP7272455 A JP 7272455A JP 27245595 A JP27245595 A JP 27245595A JP H09109567 A JPH09109567 A JP H09109567A
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JP
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layer
ink
recording
thermal transfer
transferred
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Application number
JP7272455A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Ishii
努 石井
Haruo Harada
陽雄 原田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】微小ドットを印字する場合においても記録紙に
確実にインクが転写されるインクシートの構造とする。 【解決手段】多数の微小な突起部1aが設けられたベー
スフィルム1上に、記録紙の表面を平滑にするため転写
される平滑層2と、前記平滑層2上に選択的に転写され
るインク層3a,3b,3cとを周期的に配置したイン
クシート10を用いて熱転写記録を行ない、記録紙4側
に平滑層2やインク層3を転写するに際して、その表面
に微細孔5を形成することにより、その上に転写される
インク層3の密着性の向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の発熱抵抗体
を主走査方向に並設したサーマルヘッドを用いてインク
シートに塗布されたインクを記録紙に転写する印字記録
に関し、特に、発熱抵抗体の副走査方向幅が一画素より
小さい発熱抵抗体を用いて中間調記録を行なうのに適し
た熱転写記録装置及び熱転写記録方法に関する。また、
この熱転写記録装置及び熱転写記録方法に使用されるイ
ンクシート及びインクシートの基材となるベースフィル
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写記録方法としては、複数の発熱部
をライン状に離散的に配置して構成されたサーマルヘッ
ドを用い、例えば図7の模式図に示すように、ベースフ
ィルム71上にインク72が塗布されているインクシー
ト70と記録紙80とを重ね、サーマルヘッド91とプ
ラテンローラー92との間に挿入し、プラテンローラー
92により圧力をかけながらサーマルヘッド91の発熱
部91′を電気的な走査により選択的に発熱させ、サー
マルヘッドの主走査方向においてベースフィルム71の
裏面からインク72を選択的に記録紙80に転写し、順
次記録紙を副走査方向に移動させて転写して記録紙全体
に印字するものである。
【0003】このサーマルヘッドを用いたカラー中間調
記録方式としては、インクシートに塗布されたインクの
種類により昇華型熱転写記録と溶融型熱転写記録が存在
する。昇華型熱転写記録は、サーマルヘッドの発熱抵抗
体に大きなエネルギーを印加する必要があるため印字時
間がかかる、特殊紙を用いるためコストがかかる等の問
題があった。一方、溶融型熱転写記録は、小さなエネル
ギーで印字できコストも安いが、インクシートによるイ
ンクの転写は発熱抵抗体への印加エネルギーを変化させ
ても階調がとれないため多階調記録が困難であり、ディ
ザ法等のマトリックス法や、副走査分割法,熱集中法
等、発熱領域を小さくして階調をとる方式が提案されて
いる。
【0004】例えば、特開昭60−248074号公
報、特開平3−219969号公報等には、副走査方向
の幅を主走査方向の幅より短くした発熱体素子を用い、
中間調を記録する方式(以下、副走査分割方式という)
が記載されている。図8は、副走査分割方式に用いられ
るサ−マルヘッドの発熱部の平面図であり、複数の櫛状
部101を有する共通電極100と、前記各櫛状部10
1間に配置された櫛状の選択電極102と、櫛状部10
1及び選択電極102上に主走査方向に1列に配置した
帯状抵抗体103とから成る交互リ−ド型の電極構造を
有している。
【0005】上記サーマルヘッドによる印字は、選択電
極102を選択・通電することにより、選択した選択電
極102とその両側の共通電極100の櫛状部101と
で挾まれた抵抗体部分(副走査方向の幅が短い発熱素
子)が発熱することにより行われる。すなわち、サーマ
ルヘッド上に配置された記録紙に対して前記サーマルヘ
ッドを相対的に連続移動させ、記録紙のサーマルヘッド
側に介在させた熱転写用インクシートのインクを各発熱
素子の発熱により熱溶融し、これを記録紙に転写して画
像データに応じた印字領域を一画素部分104に記録す
るものである。したがって、記録紙に対してサーマルヘ
ッドが一画素分の距離(副走査方向)を移動する間に、
記録すべき画素の濃度に応じて各発熱素子に与えるエネ
ルギー(駆動時間や印加電圧等)を制御することによ
り、中間調の記録が可能なようになっている。
【0006】このサーマルヘッドを用いて中間調記録を
行なったときの印字記録例を図9に示す。すなわち、一
画素部分104内に印字部105と非印字部106を混
在させることにより中間調の記録を行なう。このサーマ
ルヘッドを用いた記録方法によれば、中間調表現をする
ために副走査方向の発熱抵抗体のサイズが通常のものよ
りも小さくなっており、しかも、記録可能な最小画素サ
イズによりハイライト(低濃度部分)の特性が決定され
るので、微小な画素を安定して転写することが要求され
る。感熱転写記録では、加熱により溶融したベースフィ
ルム上のインクが記録紙と密着し、その後再び固化する
際に記録紙との粘着力によりベースフィルムから記録紙
に転写される。したがって、感熱転写記録方法において
は、記録紙の表面性が優れていないと十分な転写が行わ
れないという性質を有している。
【0007】例えば、図10(b)に示すように、複写
機等に用いられる通常の普通紙81は、その表面に紙の
繊維が現れているために凹凸が激しく、インク72と記
録紙(普通紙81)表面との十分な密着性が得られな
い。そのためインクと記録紙表面が密着できない部分で
はインクの転写が行われず、インクの白抜けが生じてし
まい記録紙として用いることができない。そのため、イ
ンクの拡散性を上げたコート紙80などを用いれば、図
10(a)に示すように、安定してインク72が転写さ
れ良好な中間調特性を得ることになる。しかし、コート
紙80は普通紙81に対してコスト高となり、消耗品と
しては適さない。そこで、普通紙81上に良好な転写を
行うべく、図10(c)のようにインク72と記録紙
(普通紙81)との間に記録紙の凹凸を平坦化する平滑
層73を転写するような記録方法が提案されている。
【0008】この記録方法は、図11に示すように、ベ
ースフィルム71上のインク層72の表面に平滑層73
を設けたインクシート70を使用し、記録紙にインク層
72を転写する際に記録紙上に平滑層73を同時に転写
し、記録紙上の凹凸を平坦化してインクと記録紙との密
着性を上げるというものである(例えば、特開平2−2
14693号公報参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一画素のサイズと発熱
抵抗体サイズとが等しい通常の2値型の熱転写記録にお
いて上記記録方式を適用すると、印字されるドットサイ
ズ(一画素のサイズ)が記録紙の凹凸サイズより大きい
ので平滑層が記録紙の凹凸を覆うため、密着性の向上を
図るという効果をあげることができる。しかしながら、
この記録方式を上述した副走査分割方式に適用すると、
微小なドットを記録する際には、印字されるドットサイ
ズが記録紙の凹凸サイズより小さい場合があり、この場
合は印字ドットと同じサイズで転写される平滑層が記録
紙の凹凸を覆うことができないため、印字ドットが記録
紙の繊維の凹凸の影響を受け、また最小印字画素サイズ
が小さいため、その不安定さが強調されてハイライト特
性を悪くするという問題があった。
【0010】すなわち、副走査分割方式の記録では、例
えば一画素のサイズ(図8及び図9における一画素部分
104)の1/4の大きさでインクを転写する必要があ
り、これが安定して行われないとハイライト特性の劣化
につながってしまう。図11で説明したインクシート7
0を使って普通紙に印字する場合、一画素部分104の
1/4の発熱抵抗体91を用いた副走査分割方式で発熱
抵抗体91に等しい面積を印字すると図12(a)のよ
うな印字画素92となる。また、一画素部分104のサ
イズと発熱抵抗体サイズとが等しい発熱抵抗体93を用
いた2値型の熱転写記録方式により、発熱抵抗体93に
等しい面積を単純に印字すると図12(b)のような印
字画素94となる。図12(b)の一画素と等しいサイ
ズの印字画素94では、普通紙の表面の凹凸等の影響で
周辺部が少々歪んでも、印字部分の面積が大きいので、
大きなドットばらつきは発生しない。しかし、図12
(a)の一画素の1/4のサイズの印字画素92では、
普通紙の表面の凹凸等の影響でドットが歪み、印字記録
面積が小さいので大きなドットばらつきが発生する。ま
た、印字面積が小さいので、記録紙の凹凸により平滑層
との間に定着力の不足を招き、その結果、記録紙にイン
クが転写されないような事態が生じる。
【0011】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、微小ドットを印字する場合においても記録紙に確実
にインクが転写される熱転写記録方法及びその装置、特
に、中間調を得る場合の副走査分割方式に適した熱転写
記録方法及び熱転写記録装置を提供することを目的とす
る。また、この熱転写記録装置及び熱転写記録方法に使
用されるインクシート及びインクシートの基材となるベ
ースフィルムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1のインクシートは、ベースフィルム上に、記録
紙の表面に熱転写される層を形成し、前記層が記録紙側
に転写されるに際し、層の表面に微細孔が形成されるこ
とを特徴としている。
【0013】請求項2はインクシートに使用されるベー
スフィルムに関し、記録紙上に熱転写される層が形成さ
れるベースフィルムであって、前記層の形成面に多数の
微小な突起を設けたことを特徴としている。
【0014】請求項3のインクシートは、多数の微小な
突起が設けられたベースフィルム上に、記録紙の表面に
選択的に転写される少なくとも2色以上のインク層を、
各層が周期的に配置するように形成したことを特徴とし
ている。
【0015】請求項4のインクシートは、多数の微小な
突起が設けられたベースフィルム上に、記録紙の表面を
平滑にするため転写される平滑層と、前記平滑層上に選
択的に転写される少なくとも一層以上のインク層とを周
期的に形成したことを特徴としている
【0016】請求項5のインクシートは、請求項4のイ
ンクシートにおいて、平滑層の融点は、インク層の融点
よりも高くしたことを特徴としている。
【0017】請求項6は、印字エネルギー供給手段から
のエネルギーにより発熱するサーマルヘッドを有し、請
求項5のインクシートを用いて記録紙に熱転写により記
録を行なう熱転写記録装置であって、次の構成を含む。
前記印字エネルギー供給手段からのエネルギーを制御す
る印字エネルギー制御手段を設ける。印字エネルギー制
御手段は、平滑層を転写可能なエネルギーと、平滑層の
融点より低くインク層を転写可能なエネルギーとの少な
くとも二段階の印字エネルギーに調整可能とする。
【0018】請求項7は、印字エネルギー供給手段から
の印字エネルギーにより発熱するサーマルヘッドを有
し、請求項5のインクシートを用いて記録紙に熱転写に
より記録を行なう熱転写記録方法であって、次の手順で
行なう。先ず、前記インクシートの平滑層を所定の印字
エネルギーで記録紙に転写して平滑層の表面に微細孔を
形成する。次に、微細孔が形成された平滑層上に、前記
印字エネルギーより低い印字エネルギーでインク層を選
択的に熱転写して印字記録を得る。ことを特徴とする熱
転写記録方法。
【0019】本発明のインクシートによれば、ベースフ
ィルムのインク層の形成面側に微小な突起を設けること
により、記録紙側に印字を行なった場合、予め記録紙の
表面を平滑にするため転写される平滑層及び転写される
インク層の表面に微細孔ができるようにしている。
【0020】したがって、上記のようなインクシートを
用いる熱転写記録方法とすることにより、記録紙上に転
写された平滑層やインク層の表面に微細孔ができ、その
微細孔に次に転写されるインク層が流れ込みことにより
インク層の定着性の向上を図ることができる。その結
果、微小な面積のインク層の転写が可能となり、微小画
素の不安定な印字によるハイライト画質の低下を解消
し、普通紙上にも良好な中間調記録が実現できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の熱転写記録方法に
よる感熱中間調記録について、図1ないし図6を参照し
ながら説明する。図1は、本発明方法に使用するインク
シートの構成を示すものである。インクシート10は、
ポリエチレンテレフタレートなどのベースフィルム1上
にシリコン樹脂やフッソ樹脂等からなる離型層(図示せ
ず)が設けられ、その上にワックス,樹脂,添加剤の混
合物からなる平滑層2、ワックス,樹脂,顔料,添加剤
の混合物からなるインク層(イエロー)3a,インク層
(マゼンダ)3b,インク層(シアン)3cが周期的に
配置するように塗布して形成されている。平滑層2及び
インク層3は、それぞれ記録紙の記録領域面積(例え
ば、略A4の面積)に等しい大きさであり、記録紙毎に
印字記録(各インク層3は選択的に印字)するようにな
っている。
【0022】インクシート10の基材となるベースフィ
ルム1は、図11の従来例では表面が平滑なものを使用
していたが、本発明ではその表面の全面に多数の微小な
突起部1aを有するベースフィルム1を用いる。この突
起部1aは、直径が2ミクロンから20ミクロン、高さ
が1〜2ミクロン程度であり、ベースフィルム1の製造
の際のプレス工程又は微粒子を含んだペースト体の塗布
等で形成される。
【0023】上記構造のインクシート10を使用して記
録紙4に熱転写による記録を行なった場合、図1(c)
に示すように、インク層3が印字される面積より広い領
域に平滑層2が転写され、その上に願料を含む各インク
層3を選択的に印字してカラーの印字記録を得る。平滑
層2のベースフィルム1側は直径が2ミクロンから20
ミクロン、深さが1〜2ミクロン程度の微細孔5(突起
部1aに対応して存在するもの)を残したまま転写され
るので、記録紙4に転写された平滑層2上には微細孔5
が形成される。そして、選択的に印字されるインク層3
はこの平滑層2上に転写され、転写されたインク層3上
にも平滑層2と同様に微細孔5が形成される。多色印字
ではインク層3を重ねて印字するため、インク層3上に
おいても平滑層2上と同じ転写特性を要求されるので、
インク層3上にも微細孔5が形成される必要がある。こ
の構成により、微細孔5が形成された平滑層2やインク
層3上に転写されるインク層3は、微細孔5の存在によ
りこの部分にインクが浸透し、インクの定着性を向上さ
せることができる。
【0024】また、上記のインクシート10はカラー印
字が可能な例について説明したが、単色印字のインクシ
ートとしてもよい。この場合、図1(a)及び図1
(b)のインクシートにおいて、ベースフィルム上に平
滑層とインク層(黒色)とが交互に配置するように構成
する。
【0025】次に、上記インクシート10を用いた本発
明の熱転写記録方法による中間調記録について説明す
る。平滑層2及びインク層3の記録紙への転写は、従来
例で述べたように、サーマルヘッドの発熱抵抗体へ印字
エネルギーを供給し、これを発熱させることにより行な
われる。インク層3に熱溶融性インクを用いた溶融型記
録は、原理的に2値記録であり、転写されるドットの濃
度をサーマルヘッドに供給される印字エネルギーによっ
て変化させることはできない。したがって、中間調の記
録を表現するためには、インク層3が転写される面積を
変える面積階調型記録により行われる。
【0026】本発明の熱転写記録方法に使用するサーマ
ルヘッドの発熱部は、複数の櫛状部101を有する共通
電極100と、前記各櫛状部101間にそれぞれ配置さ
れる選択電極102と、共通電極100の櫛状部101
と選択電極102の先端部を覆う帯状抵抗体103と、
から構成されている。この電極構造によれば、選択電極
102を選択して通電することにより、選択された選択
電極102とその両側の櫛状部(共通電極)101で挟
まれた発熱抵抗体が発熱する。帯状抵抗体103の幅
(発熱抵抗体の副走査方向の幅)は、1画素の副走査方
向の幅よりも短く設定してある。この例では、発熱抵抗
体の副走査方向の幅を1画素の副走査方向の幅の約1/
4にして8階調の中間調記録をする場合を説明する。ま
た、発熱抵抗体の上部に接触する記録紙(図示せず)は
搬送ローラ(図示せず)により定速度で送られるように
しておき、その速度は印字周期Tで1画素の副走査方向
の幅だけ送られる速度に設定されている。
【0027】サーマルヘッドの発熱抵抗体103は、図
2(c)に示すように、印字周期T当たり8個の印字パ
ルスから構成される駆動パルスで駆動される。1階調目
は、図2(b)の印字記録Aに示すように、駆動パルス
を印加せず無印字で表現する。2階調目は、印字記録B
に示すように、ほぼ帯状抵抗体103の発熱部と同じ面
積のドットを記録するようなパルス幅Tpの2個の印字
パルスから成る駆動パルスを発熱抵抗体に印加する。こ
れにより1画素の1/4(2/8)の印字ドットでの記
録が行なわれる。3階調目は、印字記録Cに示すよう
に、先ず2階調と同じ記録をした後、印字周期Tの1/
8だけ遅れたタイミング(記録紙が1画素の副走査方向
の幅の1/8だけ送られている)で、パルス幅Tpの印
字パルスを発熱抵抗体に印加する。これにより、1画素
の3/8の印字ドットでの記録が行なわれる。更に、4
階調目は、印字記録Dに示すように、先ず3階調と同じ
記録をした後、印字周期Tの1/8だけ遅れたタイミン
グ(記録紙が1画素の副走査方向の幅の1/8だけ送ら
れている)で、パルス幅Tpの印字パルスを発熱抵抗体
に印加する。これにより、1画素の1/2(4/8)の
印字ドットでの記録が行なわれる。
【0028】さらに順次加える印字パルスの数を増加さ
せていくと、図2の印字記録E〜印字記録Hに示したよ
うに、副走査方向に印字ドットが拡大し、中間調記録を
行なうことができる。図2では、説明を簡単にするため
に8階調としたが、実際には解像度300dpiのサー
マルヘッドにおいて、副走査方向の幅を約20μmと
し、20ms/lineの周期で64階調の中間調記録が可能
となる。
【0029】本発明方法では、中間調を表現する印字
(上記の例では8階調の印字)に先行して、印字領域全
面に平滑層2の転写を行なう。この平滑層2の転写は、
記録紙全体(この場合、A4面積)に対して行ない、次
に中間調記録を行なうため、記録紙の印字領域の各画素
について、ライン毎にインク層3aの印字を選択的に行
ない、その後に記録紙の印字領域の各画素について、ラ
イン毎にインク層3b,インク層3cの印字を選択的に
順次行なう。すなわち、記録紙1枚について、サーマル
ヘッドによる転写を最大で4回行なうことになる。
【0030】本発明方法によれば、記録紙の印字領域全
面に平滑層2を転写するので、図1(c)に示されるよ
うに、記録紙4の凹凸6に対して十分大きい面積で平滑
層2が転写され、記録紙4に対して平滑層2が十分に定
着可能とすることができる。平滑層2が記録紙4に転写
されるに際して、ベースフィルム1に微小な突起部1a
が設けられているので、記録紙4に転写された平滑層2
の表面上には逆に微細孔5ができる。そして、その上に
中間調表現をするインク層3が転写されるので、転写さ
れるインク層3の一部が微小な細孔に浸透し、平滑な場
合よりもインク層3の密着力を向上させる。また、転写
されたインク層3の表面にも微細孔5ができるので、こ
の上に更にインク層3を転写する場合において、転写さ
れるインク層3の一部が微細孔5に浸透してインク層3
の密着力を向上させる。
【0031】転写されるインク層3やインク層3の周辺
部分では、微細孔5の存在によりインク欠け等が発生す
るが、微細孔5が小さいために影響が少なく、密着力向
上によってインクのきれがよくなるので、総合的にはド
ットのばらつきを大きく低減できる。特に、微小ドット
でも十分な密着力が得られ、定着不良等によるドット抜
けがなくなるのでハイライト特性を大幅に改善すること
ができる。
【0032】より具体的に説明すると、普通紙(記録
紙)上には、紙の繊維などの影響によって深さが10ミ
クロン,長さが100ミクロン程度の凹凸があるので、
1〜4ミクロンの厚さで大きさ20〜30ミクロン程度
の微小ドットを転写するときには定着不良を起こす。そ
こで、記録紙4全体にインク層3の印字前に予め10ミ
クロン程度の厚さで平滑層2を転写すると、図1(c)
に示すように、記録紙4の凹凸6を埋めるように転写で
きる。また、平滑層2の内部の凝集力を大きくしておく
ことで、一部に密着力不足を発生するところがあって
も、周辺部の密着力で全面に平滑層2を均一に転写する
ことができる。
【0033】また、平滑層2を転写しベースフィルム1
を剥離する際には、ベースフィルム1に直径が2ミクロ
ンから20ミクロン、高さが1〜2ミクロン程度の突起
部1aを設けてあるので、平滑層2の表面(記録面)側
には、直径が数ミクロンから十数ミクロン、深さが1〜
2ミクロン程度の微細孔5ができる。その上に、厚さ2
ミクロン、副走査方向幅20ミクロン程度の微小のイン
ク層3を転写すると、微細孔5にインク層3の一部が浸
透し、面積が小さくても定着するのに十分な密着力が得
られる。したがって本発明方法によれば、記録紙の凹凸
などの影響によるドットばらつきや転写不良という画質
の低下の問題が解消され、普通紙上で良好な中間調記録
が実現可能とすることができる。
【0034】上述した熱転写記録方法では、各層の転写
に際しての平滑層2と各インク層3の融点について触れ
なかったが、インク層3を転写する時の熱で下地の平滑
層2の微細孔5が埋まってしまわないように、上に転写
される層にしたがって融点が低くなるように、平滑層2
と各インク層3の特性を材料等で調整すると、各層間の
微細孔5の存在による十分な密着力が維持でき、より良
好な印字画質を得られるようになる。すなわち、平滑層
2の融点を一番高くし、インク層3a,インク層3b,
インク層3cの順に融点が低くなるように設定すれば、
上層の印字の際に下層(平滑層2やインク層3)表面の
微細孔5が融けてなくなることがなく、微細孔5を確実
に存在させて十分な密着力を維持することができる。こ
の融点は、例えば、平滑層2が80度、インク層3aが
75度、インク層3bが70度、インク層3cが65度
のように5度間隔程度で設定する。
【0035】また、上述の例では平滑層2を記録紙4の
印字領域全体に転写したが、平滑層2が記録紙4に対し
て十分に定着できれば良いので、記録紙4の繊維(凹凸
6)よりも大きい領域に転写すれば十分な効果が得られ
る。したがって、平滑層2はインク層3の印字部分とそ
の周辺画素程度に転写するものであってもよい。
【0036】次に、上記熱転写記録方法を行なうための
熱転写装置について、図3を参照しながら説明する。熱
転写記録装置は、サーマルヘッド11と、このサーマル
ヘッド11にエネルギーを供給する印字エネルギー供給
手段12と、サーマルヘッド11に供給される印字エネ
ルギーを制御する印字エネルギー制御手段13とから構
成される。印字エネルギー制御手段13は、コンピュー
タやスキャナ等から送られてくる画像データが記憶され
る画像データメモリ14と、この画像データを本方式の
階調特性に適合するようにγ補正する画像データ処理回
路15と、この補正データをサーマルヘッド駆動用の2
値データに変換する2値変換回路16と、この2値デー
タ(サーマルヘッド用印字データ)を格納するバッファ
メモリ17と、ストローブ信号等のサーマルヘッド制御
信号等を発生させるパルス発生回路18とを有し、これ
ら各部は各部に接続された制御回路19により、一連の
処理を同期をとりながら制御されている。
【0037】印字エネルギー供給手段12は、前記バッ
ファメモリ17に格納されたサーマルヘッド用印字デー
タと、パルス発生回路18で生成されたストローブ信号
等のサーマルヘッド制御信号との論理積を取ることによ
りサーマルヘッド11へ供給される印字エネルギーを変
化させ、インク層の転写による中間調記録が行なわれ
る。すなわち、各インク層の中間調を表現するエネルギ
ーは、画像データメモリ14に基づいて前記サーマルヘ
ッド制御信号により決定される。
【0038】また、インクシート10に形成された平滑
層2や各インク層3の融点が異なる場合(上層に転写さ
れる層にしたがって融点を低くする場合)には、各層の
転写に際して印字エネルギーを変化させるようにする。
すなわち、インクシート10の平滑層2を高い温度で転
写し、インク層3を転写する場合には、発熱抵抗体(サ
ーマルヘッド11)において平滑層2に比べて低い温度
で印字させるようにする。
【0039】具体的には、平滑層2の転写に際しては、
一画素での駆動パルスにおける印字パルス投入間隔を密
にし(図4(a))、インク層3の印字に際しては平滑
層2の転写に比べて印字パルスを省き(図4(b))、
サーマルヘッド11に与えるエネルギーを小さくする。
このような駆動パルスをサーマルヘッド11に印加する
ことで、発熱抵抗体の温度を平滑層2の融点より低くイ
ンク層3aの融点より高い温度に保持することが可能と
なる。インク層3aとインク層3b、インク層3bとイ
ンク層3cの印字に際しても同様な設定を行なえば、発
熱抵抗体の温度を調整することができる。
【0040】続いて、上記のような平滑層2の転写と中
間調記録による印字を行うことができる駆動パルスの作
成について説明する。市販のドライバーを搭載したサー
マルヘッドでは、上記したように、ストローブ信号と印
字データとの論理積でサーマルヘッドに印加される駆動
パルスを構成する印字パルスが作成される。したがっ
て、このような構造のサーマルヘッドにおいては、駆動
パルスにおける印字パルスのパルス数は、2値変換回路
16で得られる印字データにより制御される。すなわ
ち、図5に示すように、ストローブ信号(図5(a))
をパルス密度が密である平滑層2の転写の密度にしてお
き、印字データの「1」,「0」比率を変化させること
で印字パルスのON/OFFの比率を、例えば4/5
(インク層3aによる記録部分),3/5(インク層3
bによる記録部分),2/5(インク層3cによる記録
部分)と変化させることができる。
【0041】図5(b)が平滑層2を転写する場合であ
り、印字データを連続して「1」にしておく。インク層
3aの印字記録部分では、図5(c)のように、印字デ
ータにおいて一定間隔(パルス5個毎に)で「0」を存
在させている(インク層3aを一画素部分の全面に印字
する場合)。また、図5(d)のように、図5(c)に
おける印字時間の後半部分のパルスを階調に応じて除去
してパルス数自体を変化させことにより、図2で説明し
たように、インク層3aによる中間調の印字を行なうこ
とができる。
【0042】尚、上述の例では、平滑層2と各インク層
3の転写に際して、また各インク層3の中間調記録に際
して、それぞれ印字パルスのパルス密度やパルス数を変
化させてサーマルヘッド11に与えられるエネルギーを
調整したが、パルスの高さ(電圧)やパルス幅(オン時
間)を調整することにより、又は電圧やオン時間とパル
ス密度との両方を組み合わせて変化させることによりエ
ネルギーを調整させてもよい。
【0043】次に、上記熱転写記録装置において、中間
調の印字記録を行なう際のサーマルヘッド用印字データ
の作成の一例について、図6を参照しながら説明する。
画像データの解像度は主走査・副走査方向共に300d
piとし、1画素を88個のパルスで表現することにす
る。すなわち、画像データの解像度を主走査・副走査方
向ともに300dpiとし、1画素を88個のパルスで
表現して階調数を256階調とする(ステップ61)。
次に、階調変換回路で画像データ(1〜256階調)を
本方式の階調特性に適合するようにγ補正しながら中間
調用パルスデータ(0〜88のパルスデータ)に変換す
る(ステップ62)。
【0044】次に、この中間調用パルスデータにしたが
って、印字データ発生部でサーマルヘッドに適合するよ
うに「1」か「0」の88個の2値データに変換する
(ステップ63)。この2値データは、パルス数に応じ
て中間調の印字が可能なように設定される。そして、前
記2値データをサーマルヘッドに転送し中間調記録の印
字を行なう(ステップ64)。これら一連の処理は、サ
ーマルヘッド制御用のマイクロプロセッサやROMを用
いたルックアップテーブル等で行なわれる。
【0045】上述した熱転写記録方法及び熱転写記録装
置は、微小ドットの印字が必要な副走査分割方式により
中間調を得る場合について説明したが、発熱抵抗体の面
積が一画素の面積に等しい通常のサーマルヘッドによる
熱転写記録に上記インクシート10を適用しても、記録
紙に対する印字ドットの定着性の向上が図れることは勿
論である。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、ベースフィルムに微小
な突起を設けることで、ベースフィルム上に形成された
平滑層等の層(下層)を記録紙に転写すると、層の表面
に多数の微細孔が形成でき、その層上に転写されるイン
ク層(上層)は、微細孔にその一部が浸透するので下層
と上層との間に十分な密着力が得られ、インク層を微小
ドットとしても安定した定着が可能となり、定着不良等
によるドット抜けや印字ドット周辺で発生するドット切
れの悪さを解消し、安定した印字を可能にすることがで
きる。その結果、印字ドットの大きさにかかわらず、普
通紙に安定したドットが記録できるので、副走査分割方
式を用いた中間調記録において、ドットばらつきなどに
よる画質劣化、特にハイライト特性での画質劣化が解消
され、普通紙を用いて良好な画質を実現することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクシートの一例を示すもので、
(a)はインクシートの平面説明図、(b)はインクシ
ートの断面説明図、(c)はこのインクシートを用いて
記録紙に平滑層やインク層を転写(印字)した場合の断
面説明図である。
【図2】 (a)(b)(c)は中間調記録の原理を説
明するためのもので、(a)はサーマルヘッドの構造を
示す平面説明図、(b)は印字パルスの数を変化させた
場合の印字ドットを示し、(c)は(b)に対応する駆
動パルスを示すものである。
【図3】 本発明による熱転写記録装置の一例を示すブ
ロック図である。
【図4】 (a)(b)は、本発明の熱転写記録方法に
よる平滑層、インク層をそれぞれ転写(印字)する場合
の駆動パルスの説明図である。
【図5】 (a)(b)(c)(d)は印字パルスの作
成を説明するためのタイミングチャートであり、(a)
はストローブ信号、(b)は平滑層2を転写する場合の
駆動パルス、(c)はインク層3aを印字する場合の駆
動パルス、(d)はインク層3aを中間調で印字する場
合の駆動パルスを示す説明図である。
【図6】 中間調記録を行なう場合の印字データを作成
する手順を説明するフロ−チャート図である。
【図7】 熱転写記録装置の原理を説明するための模式
図である。
【図8】 サーマルヘッドの構造を示す平面説明図であ
る。
【図9】 中間調記録による印字例を示す説明図であ
る。
【図10】(a)〜(c)は熱転写記録を説明するため
の記録紙の断面説明図であり、(a)は表面が平滑なコ
ート紙を示し、(b)及び(c)は普通紙を示す。
【図11】従来のインクシートの構造を示す断面説明図
である。
【図12】従来例による熱転写記録の印字例を示すもの
で、(a)は副走査分割方式による1/4の面積の発熱
抵抗体とその印字記録、(b)は通常の方式による発熱
抵抗体とその印字記録を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ベースフィルム、 1a…突起部、 2…平滑層、
3a,3b,3c…インク層、 5…微細孔、 10
…インクシート、 11…サ−マルヘッド、12…印字
エネルギー供給手段、 13…印字エネルギー制御手
段、 18…パルス発生器、 20…記録紙、 100
…共通電極、 101…櫛状部、 102…選択電極、
103…発熱抵抗体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースフィルム上に、記録紙の表面に熱転
    写される層を形成し、前記層が記録紙側に転写されるに
    際し、層の表面に微細孔が形成されることを特徴とする
    インクシート。
  2. 【請求項2】記録紙上に熱転写される層が形成されるベ
    ースフィルムであって、前記層の形成面に多数の微小な
    突起を設けたことを特徴とするベースフィルム。
  3. 【請求項3】多数の微小な突起が設けられたベースフィ
    ルム上に、記録紙の表面に選択的に転写される少なくと
    も2色以上のインク層を、各層が周期的に配置するよう
    に形成したことを特徴とするインクシート。
  4. 【請求項4】多数の微小な突起が設けられたベースフィ
    ルム上に、記録紙の表面を平滑にするため転写される平
    滑層と、前記平滑層上に選択的に転写される少なくとも
    一層以上のインク層とを周期的に形成したことを特徴と
    するインクシート。
  5. 【請求項5】平滑層の融点は、インク層の融点よりも高
    くした請求項4に記載のインクシート。
  6. 【請求項6】印字エネルギー供給手段からのエネルギー
    により発熱するサーマルヘッドを有し、請求項5のイン
    クシートを用いて記録紙に熱転写により記録を行なう熱
    転写記録装置であって、 前記印字エネルギー供給手段からのエネルギーを制御す
    る印字エネルギー制御手段を設け、 印字エネルギー制御手段は、平滑層を転写可能なエネル
    ギーと、平滑層の融点より低くインク層を転写可能なエ
    ネルギーとの少なくとも二段階の印字エネルギーに調整
    可能とすることを特徴とする熱転写記録装置。
  7. 【請求項7】印字エネルギー供給手段からの印字エネル
    ギーにより発熱するサーマルヘッドを有し、請求項5の
    インクシートを用いて記録紙に熱転写により記録を行な
    う熱転写記録方法であって、 前記インクシートの平滑層を所定の印字エネルギーで記
    録紙に転写して平滑層の表面に微細孔を形成し、 微細孔が形成された平滑層上に、前記印字エネルギーよ
    り低い印字エネルギーでインク層を選択的に熱転写して
    印字記録を得ることを特徴とする熱転写記録方法。
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