JPH09108225A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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Publication number
JPH09108225A
JPH09108225A JP7275552A JP27555295A JPH09108225A JP H09108225 A JPH09108225 A JP H09108225A JP 7275552 A JP7275552 A JP 7275552A JP 27555295 A JP27555295 A JP 27555295A JP H09108225 A JPH09108225 A JP H09108225A
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JP
Japan
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correlation
image
conversion table
correlation value
Prior art date
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Pending
Application number
JP7275552A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Iwasaki
雅樹 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP7275552A priority Critical patent/JPH09108225A/ja
Publication of JPH09108225A publication Critical patent/JPH09108225A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】診断に最適な画像を得られるようにする。 【解決手段】 変換テーブル5を書き換え自在に構成す
る。そして、前フレームの画像データMDn-1と新たに作
成した画像データSnとの間の相関比率αをセッティン
グダイヤル9入力手段から入力し、入力した相関比率α
に対応する相関値を制御回路8によって変換テーブル5
書き込むことで、きめ細かに相関値を設定することを可
能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム相関を行
う超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、超音波診断装置においては、表
示画像中のノイズ成分を除去することを目的としてフレ
ーム相関を行うことが行われており、このようなフレー
ム相関を行う超音波診断装置として、従来から図2に示
すものがある。
【0003】この超音波診断装置50は、超音波探触子
51によって受信した超音波信号Snを、送受信回路5
2を介してA/Dコンバータ53に送り、ここで、A/
D変換する。そして、A/Dコンバータ53でA/D変
換した超音波信号SDnを、変換テーブル54に送ってフ
レーム相関したのち、画像メモリ55に格納する。モニ
タ56は画像メモリ55に格納された画像データMDn
呼び出して表示している。
【0004】変換テーブル54によるフレーム相関は次
のようにして行われる。すなわち、変換テーブル54は
ROM(Read-Only Memory)から構成されており、ここに
は相関値データが格納されている。相関値データは前フ
レームでの画像データMDn-1とA/Dコンバータ53か
ら送られる超音波信号SDnとのフレーム相関の程度を示
すデータ、すなわち、画像データMDn-1および超音波信
号SDnを互いにどの程度の比率(重み付け)で積算する
かを示すテーブル状データである。そして、A/D変換
器53から送られる超音波信号SDnと画像メモリ55で
記憶している前フレームの画像データMDn-1とを、相関
値データに基づいて変換テーブル54で積算することで
画像メモリ55の画像データMDnを更新しており、これ
によって、突発的に発生するノイズ成分の除去を行って
いる。
【0005】フレーム相関は、静止画像においては画質
の低下(具体的には、画像の輪郭が不明確になって流れ
てしまうこと)を招くことなくノイズ成分の除去が行え
るが、動きが比較的激しい診断部位の画像においては、
画質を低下させてしまううえ、画像の動速度が早まる
程、画質低下の度合いが高まるとという特徴がある。そ
のため、変換テーブル54には、互いに段階的に相関比
率が異なる複数の相関値データが格納されており、画像
の動速度に応じて相関値データを選択することで、画質
低下を招くことなくノイズ成分の除去を行うようになっ
ている。なお、変換テーブル54内の相関値データの選
択は、セッティグボタン57を操作することで行うよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の超音波診断装置50には、相関比率をきめ細かに
設定することができず、そのために診断に最適な画像が
得られないという問題があった。すなわち、変換テーブ
ル54はROMから構成されているためにそのメモリ容
量に限りがあり、変換テーブル54には4種類程度とい
った比較的少ない種類の相関値データしか格納すること
ができない。そのため、変換テーブル54に格納してい
る相関値データの間で、相関上の間隔が開き過ぎてしま
い、画像の動速度の微妙な変化に正確に追随した相関値
データを設定することができず、これが診断に最適な画
像が得られない原因となっていた。
【0007】したがって、本発明においては、診断に最
適な画像を得ることができるようにすることを課題とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明においては、前フレームの画像データ
と新たに作成した画像データとの間でフレーム相関を行
う変換テーブルを備えた超音波診断装置であって、前記
変換テーブルを書き換え自在に構成する一方、前フレー
ムの画像データと新たに作成した画像データとの間の相
関比率を入力する入力手段と、前記入力手段に入力され
た相関比率に対応する相関値を前記変換テーブルに書き
込む書き込み手段とを備えることに特徴を有している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施の形態である超音
波判断装置1の構成を示すブロック図である。この超音
波診断装置1は、超音波探触子2と、送受信回路3と、
A/Dコンバータ4と、変換テーブル5と、画像メモリ
6と、モニタ7と、制御回路8と、セッティングダイヤ
ル9とを備えている。
【0011】送受信回路3は超音波探触子2によって超
音波信号Snの送受波を行っている。A/Dコンバータ
4は送受信回路3で受波された超音波信号SnをA/D
変換している。
【0012】変換テーブル5は随時書き換え可能なRA
M(Ramdom acces memory)から構成されており、A/D
コンバータ4から送られる超音波信号SDnと前フレーム
における画像データMDn-1とのフレーム相関を行って画
像データMDnを更新している。変換テーブル5は自身が
記憶している相関値データに基づいてフレーム相関を行
っている。また、変換テーブル5は一対のテーブル5
a、5bを備えている。
【0013】画像メモリ6は変換テーブル5でフレーム
相関が行われて更新された画像データMDnを格納すると
ともに、格納している前フレームの画像データMDn-1
変換テーブル5に供給している。また、画像メモリ6
は、一対のメモリ6a,6bを備えている。
【0014】モニタ7は、画像メモリ6から画像データ
Dnを呼び出して画像表示している。セッティングダイ
ヤル9は、超音波信号SDnと前フレームの画像データM
Dn-1との相関比率をほぼ無段階的に入力するものであっ
て、例えば、ロータリエンコーダから構成されている。
【0015】制御回路8は、セッティングダイヤル9に
入力された相関比率に対応する相関値データを算出して
変換テーブル5に書き込んでいる。
【0016】次に、この超音波診断装置1による超音波
診断操作を説明する。まず、セッティングダイヤル9を
操作しておおよその相関比率を設定する。設定された相
関比率は制御回路8に入力されて、ここで、相関比率に
対応する相関値データが設定される。
【0017】相関値データは例えば次の式のようにし
て設定される。
【0018】MDn=Sn・α+MDn-1・(1−α)… MDn:変換テーブル5でフレーム相関したのち画像メモ
リ6に入力される画像データ MDn-1:画像メモリ6から変換テーブル5に供給される
前フレームの画像データ Sn:新たに作成されてA/Dコンバータ4から画像メ
モリ6に入力される1フレーム分の超音波信号 α:画像データMDn中における超音波信号Snの相関比
率(0≦α≦1) 以上のようにして設定された相関値データは制御回路8
によって変換テーブル5に書き込まれる。相関値データ
はデータバス10を介して変換テーブル5に書き込まれ
る。
【0019】このよな準備操作が終了したのち、送受信
回路3によって超音波探触子2が超音波の送受波を行
う。そして、得られた超音波信号SnはA/Dコンバー
タ4でA/D変換されたのち、1フレーム分の超音波信
号Snとして変換テーブル5に供給される。超音波信号
nが供給された変換テーブル5では、画像メモリ6か
ら前フレームでの画像データMDn-1が供給されており、
変換テーブル5では、供給された超音波信号Snおよび
前フレームでの画像データMDn-1と、記憶している相関
値データ[MDn=Sn・α+MDn-1・(1−α)]とに
よって画像データMDnを算出したのち、算出した画像デ
ータMDnを画像メモリ6に書き込んで、画像メモリ6に
格納している画像データMDn-1を画像データMDnに更新
する。
【0020】画像データMDnの更新操作が終了したのち
もしくは更新操作と並行して次のフレームの超音波信号
n’が変換テーブル5に供給される。すると上述した
のと同様にして、画像データMDnの更新操作が行われ
る。すなわち、変換テーブル5には、画像メモリ6から
前フレームでの画像データMDn-1’(上述した画像デー
タMDnが相当する)が供給されており、変換テーブル5
では、供給された超音波信号Sn’および画像データM
Dn-1’と、記憶している相関値データ[MDn=Sn・α
+MDn-1・(1−α)]とによって画像データMDn’を
算出したのち、画像メモリ6に書き込んで、格納されて
いる画像データMDn-1’を画像データMDn’に更新す
る。
【0021】このようにして画像メモリ6に格納された
画像データMDn、MDn’はモニタ7によって順次読み出
されて画像表示される。
【0022】なお、画像メモリ6に対する画像データの
書き込み、読み出しは、次のようにしてなされる。すな
わち、一方のメモリ6a(6b)において、画像データ
Dnの読み出しを行っている間に、他方のメモリ6b
(6a)において、次のフレームの画像データMDn’の
書き込みを行っている。このように、超音波診断装置1
では、画像データの書き込み操作と読み出し操作とを並
行して処理することで、処理時間の短縮化を図ってい
る。
【0023】そして、表示された画像を目視しながら、
画像ノイズの有無および画質の低下(具体的には、画像
の輪郭が不明確になって流れてしまうこと)の有無を確
認する。
【0024】画像ノイズの発生が確認されると、超音波
信号Snの相関比率αが高まるようにセッティングダイ
ヤル9を操作する。セッティングダイヤル9はほぼ無段
階的に操作できるために、相関比率αの設定はきめ細か
に行える。
【0025】セッティングダイヤル9によって設定され
た相関比率α’は制御回路9に送られる。すると、制御
回路9は、その相関比率α’に対応する値相関データ
[MDn=Sn・α’+MDn-1・(1−α’)]を算定し
て変換テーブル5に書き込むことで、変換テーブル5の
相関値データを更新する。
【0026】相関値データの更新は次にようにして行わ
れる。すなわち、相関値データの更新時には、更新前の
相関値データを保持している一方のテーブル5a(5
b)でフレーム相関操作を行い、その間に、新しい相関
値データを他方のテーブル5b(5a)に格納する。そ
して、他方のテーブル5b(5a)に対する新しい相関
値データの格納が終了すると、この他方のテーブル5b
(5a)でフレーム相関操作を行い、その間に、新しい
相関値データを一方のテーブル5a(5b)に格納す
る。さらには、制御回路8には、フレーム同期信号tが
入力されており、上述した相関値データの更新操作はフ
レーム同期信号tに同期して行われる。
【0027】このように、超音波診断装置1では、変換
テーブル5を一対のテーブル5a,5bから構成すると
ともに、相関値データの更新をフレーム同期信号tに同
期して行うことで、1フレームの画像表示中に相関値デ
ータが変動することに起因する画像の乱れを防止してい
る。
【0028】そして、モニタ7に表示された画像を目視
しながら、画像ノイズの有無および画質の低下の有無を
再度確認し、診断に支障を来す画像ノイズがある場合に
は、再度、上述した相関比率αの更新操作を繰り返し行
い、最終的には、画質低下を許容できる範囲でノイズの
除去効果が最大になる相関比率αを設定する。
【0029】なお、この実施の形態では、RAMからな
る二つのテーブル5a、5bによって変換テーブル5を
構成することで相関値データ更新時の画像の乱れを防止
していたが、一つのRAMからなるテーブルで変換テー
ブル5を構成しても画像乱れを防止することができる。
この場合、変換テーブル(RAM)5に2つのテーブルブ
ロックを構成しておき、上位アドレスでテーブルブロッ
クを切り換えることで2つのRAMを備えたのと同等の
操作を行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、診断部位
の動きの程度に合わせて、きめ細かく相関値データを設
定することができるようになり、これによって、画質低
下を許容できる範囲でノイズの除去効果が最大になる相
関比率を正確に設定することが可能となって、診断部位
に最適な超音波画像を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る超音波診断装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】従来例の超音波診断装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
5 変換テーブル 6 画像メモリ 8 制御回路 9 セッティングダイヤル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前フレームの画像データと新たに作成し
    た画像データとの間でフレーム相関を行う変換テーブル
    を備えた超音波診断装置であって、 前記変換テーブルを書き換え自在に構成する一方、 前フレームの画像データと新たに作成した画像データと
    の間の相関比率を入力する入力手段と、 前記入力手段に入力された相関比率に対応する相関値を
    前記変換テーブルに書き込む書き込み手段とを備えたこ
    とを特徴とする超音波診断装置。
JP7275552A 1995-10-24 1995-10-24 超音波診断装置 Pending JPH09108225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7275552A JPH09108225A (ja) 1995-10-24 1995-10-24 超音波診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7275552A JPH09108225A (ja) 1995-10-24 1995-10-24 超音波診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09108225A true JPH09108225A (ja) 1997-04-28

Family

ID=17557045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7275552A Pending JPH09108225A (ja) 1995-10-24 1995-10-24 超音波診断装置

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JP (1) JPH09108225A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6298153B1 (en) 1998-01-16 2001-10-02 Canon Kabushiki Kaisha Digital signature method and information communication system and apparatus using such method
JP2007312832A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Pentax Corp 内視鏡装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6298153B1 (en) 1998-01-16 2001-10-02 Canon Kabushiki Kaisha Digital signature method and information communication system and apparatus using such method
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