JPH04200457A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH04200457A
JPH04200457A JP32969490A JP32969490A JPH04200457A JP H04200457 A JPH04200457 A JP H04200457A JP 32969490 A JP32969490 A JP 32969490A JP 32969490 A JP32969490 A JP 32969490A JP H04200457 A JPH04200457 A JP H04200457A
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小野 英二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超音波を利用して被検体の診断部位、例えば
血管や心臓等の運動部位についてその動きの成分を抽出
し、て表示し得る超音波診断装置に関し、特に上記運動
部位の動きが速いもの或いは遅いものでも観察し易い状
態で表示することができる超音波診断装置に関する。
〔従来の技術] 従来のこの種の超音波診断装置は、特開昭62−189
054号公報に記載されているように、被検体に超音波
を送信及び受信する超音波送受信−L段(探触子及び超
音波送受信部)と、この超音波送受信手段からの反射エ
コー信号を用いて運動部位を含む被検体内の断層像デー
タを所定周期で繰り返して得る断層走査手段と、この断
層走査子ぷによって得た時系列の画像間で31算を行っ
てそれらの差分画像データを生成する手段(差分処理器
)と、この差分画像データ生成手段からの差分画像デー
タを表示する画像表示手段(テレビモニタ)とを有して
成っていた。
そして、上記断層走査手段により超音波送受信手段から
の反射エコー信号を用いて運動部位を含む被検体内の断
層像データを所定周期で繰り返して得、差分画像データ
生成手段で上記断層走査手段によって得た時系列の画像
間で計算を行ってそれらの差分画像データを生成し、こ
の差分画像データを画像表示手段に表示していた。
この場合、上記時系列の画像において前回走査時の画像
と今回走査時の画像とを取り込んだ時間経過の間に、被
検体内の運動部位が動くと、その動いた部分については
前回画像と今回画像との間で画像データに差が生じ、静
止部分については両画像間で画像データは同一であり差
分データは零となり、運動部位のみが画像表示される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような従来の超音波診断装置においては、
時相の異なる2枚の完成した断層像を取り出し、これら
の間で差分演算をして差分画像データを生成し、差分画
像を表示していたので、その差分時間は断層像取込みの
フレームレートに依存するものであった。すなわち、上
記フレームレートを30フレーム/8′と仮定した場合
には、前記特開昭62−189054号公報に記載の技
術では、隣接する画像同士で差分演算を行うためその差
分時間は約33rIv5となる。そして、上記差分演算
を行う画像間隔は、被検体について一連の検査画像を収
集する間、予め設定された値に固定されていた、しかし
、差分演算を行う画像間隔が固定されている(即ち、常
に隣接する画像同士で差分演算をする)と、動きの速い
運動部位についてはその変位量が大きいので差分画像と
して表示され、その運動状態を観察することができるが
、動きの遅い運動部位についてはその変位量が小さいの
で差分画像として残るものはほとんど無く、その運動状
態を観察することができないものであった。
このような問題に対して、本願出願人等が先に出願した
特願平1〜258352号の明細書に記載したように、
収集した一連の断層像を第1画像、第2画像、・・・第
m画像、第(m+1.)画像、・・第2m画像、・−第
n画像という具合に番号付けしたときに、これらの断層
像間で差分画像を生成するのに、隣接する画像同士で差
分を行うのではなく、第1画像と第m画像、第m画像と
第2m画像、第2m画像と第3m画像、・・のようにm
枚毎に画像を選択して差分を行う手法もある。しかし、
この場合は、断層像のフレームレートに対し差分画像の
フレームレートが低下してしまい、得られた差分画像を
表示したときにちらつきが生じ、かつリアルタイム性が
損われるという問題が新たに生ずるものであった。
そこで、本発明は、このような問題点を解決し、動きが
速いもの或いは遅いものでも観察し易い状態で表示する
ことができると共に、差分画像のフレームレートを低下
させることがない超音波診断装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために5本発明による超音波診断装
置は、被検体に超音波を送信及び受信する超音波送受信
手段と、この超音波送受信手段からの反射エコー信号を
用いて運動部位を含む被検体内の断層像データを所定周
期で繰り返して得る断層走査手段と、この断層走査手段
によって得た時系列の画像間で引き算を行ってそれらの
差分画像データを生成する手段と、この差分画像データ
生成手段からの差分画像データを表示する画像表示手段
とを有する超音波診断装置において、上記差分画像デー
タ生成手段へ供給する画像間隔を実時間で任意に可変設
定する差分画像間隔設定手段と、この差分画像間隔設定
手段の出力信号により1組の断層像データを指定すると
共にこの1組の断層像データの一方が順次連続した断層
像フレームとなるように指定する画像選択手段とを設け
たものである。
〔作 用〕 このように構成された超音波診断装置は、差分画像間隔
設定手段により、差分画像データ生成手段によって2画
像間で引き算を行い差分画像データを生成する際の画像
間隔を、任意に変更して設定するように動作する。また
、画像選択手段は、上記差分画像間隔設定手段により設
定された画像間隔を保持した1組の画像であって、その
1組の画像のうち一方が断層走査手段によって順次得ら
れた連続した断層像フレームとなるように順次画像を選
択して行く。これにより、被検体について一連の検査画
像を収集する間においても、操作者が差分演算の画像間
隔を運動部位の動きに応じて任意に変更することができ
、上記運動部位の動きが速いもの或いは遅いものでも観
察し易い状態で表示することができる。そして、上記画
像選択手段により選択される画像の−・方が断層像を順
次連続的に使用するように選択して行くので、差分画像
のフレームレートを断層像のフレームレートと同一とす
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明による超音波診断装置の実施例を示すブ
ロック図である。この超音波診断装置は。
超音波を利用して被検体の診断部位、特に血管や心臓等
の運動部位についてその動きの成分を抽出して表示し得
るもので、図に示すように、探触子1と、超音波送受信
回路2と、ディジタルスキャンコンバータ(以下rDS
CJ と略称する)3と、引算器4と、D/A変換器5
と、画像表示器6と、コントローラ7とを有し、さらに
差分画像間隔設定器8と、切換器9とを備えて成る。
上記探触子1は、機械的または電子的にヒーム走査を行
って被検体に超音波を送信及び受信Vるもので、図示省
略(またがその中には超音波の発生源であると共に反射
エコーを受信する振動f−が内蔵されている。超音波送
受信回路2は、上記探触子1に対して駆動パルスを送出
して超音波を発生させると共に受信した反射エコーの信
号を処理するもので、図示省略したがその中には送波バ
ルサ、送波遅延回路、受渡増幅器、受波遅延回路及び加
算器、検波回路等が内蔵されている。そして、これら探
触子1と超音波送受信回路2とで超音波送受信手段を構
成しており、」二記探触子1で超音波ビームを被検体の
体内へ送受信を繰り返しなから一定方向に走査させるこ
とにより、またその走査を所定周期で繰り返し、経時的
に断層像を得るようになっている。
DSC3は、上記超音波送受信回路2から出力される反
射エコー信号を用いて運動部位を含む被検体内の断層像
データを超音波送波周期で得ると共に、このデータを表
示するためテ1/ビ同期で読み出すもので、上記超音波
送受信回路2からの反射エコー信号をディジタル信号に
変換するA/D変換器10と、このA / D変換器1
0から出力されるディジタル信号を超音波ビームの1走
査線または複数の走査線ごとにラインメモリに書込み及
び読出しを繰り返して後述の画像メモリ12へ送出する
バッファメモリ1]と、このバッファメモリ11から出
力される画像データを1フレ一ム分ずつ記憶可能で例え
ば半導体メモリから成る複数の画像メモリ12とから成
る。なお、このDSC3は、従来の超音波診断装置にお
けるものとは異なり、画像メモリ12から二つの画像を
同時に出力できるように構成されている。
引算器4は、−1−記DSC3によって得た時系列の断
層像間で引き算を行ってそれらの差分画像データを生成
する手段となるもので、」二記画像メモリ12から出力
される2フレームの断層像データ同士を画素アト1/ス
を対応させて引き算し、差分データを出力するようにな
っており、例えば上記入力した2フレームの断層像の輝
度データを対応させその差を差分データとして出力する
ような演算プログラムが書き込まれた演算RAMから成
る。
なお、この引算器4は、通常の加算器を用いてもよい。
D/A変換器5は、上記引算器4から出力される差分画
像データを入力してアナログ信号に変換するものである
。また、画像表示器6は、上記D/A変換器5から出力
されるビデオ信号を入力して画像表示するもので、例え
ばテレビモニタから成る。そして、これらD/A変換器
5と画像表示器6とで、画像表示手段を構成している。
さらに、コントローラ7は、上記各構成要素の全体の動
作を制御するもので、例えばCPUから成り、上記探触
子]及び超音波送受信回路2に対し断層走査をさせるも
のである。
ここで、本発明においては、上記コントローラ7に差分
画像間隔設定器8が接続されると共に、DSC3の出力
側にて引算器4の前段には切換器9が設けられている。
上記差分画像間隔設定器8は、前記引算器4によって2
画像間で引き算を行い差分画像データを生成する際の画
像間隔数を実時間で任意に変更して設定する手段となる
もので、例えば第2図に示すように回転形のボリウム1
3から成り、コントローラ7に複数の画像メモリ12か
ら画像データを読み出すフレーム間隔数″N”を指定す
る信号を送出するようになっている。なお、第2図にお
いて、符号14は上記回転形のボリウム]3を操作して
任意に設定した画像メモリ12上のフレーム間隔の数値
を表示する表示器を示し、符号15は上記設定されたフ
レーム間隔数における時間差を表示する表示器を示し、
ている6、また、切換器9は、上記差分画像間隔設定器
8で設定された画像間隔数の信号により、複数の画像メ
モリ12のうちからいずれか2個の画像メ干りを選択し
て切り換え、1組の断層像データを指定すると共にこの
1絹の断層像データの一方が順次連続した断層像フlノ
ームとなるように指定するものであり、−を記差分画像
間隔設定器8からの間隔信号をコントローラ7を介して
入力するようになっている。すなわち、第3図に示すよ
うに、上記コントローラ7は、カウンタ16と、デコー
ダ17と、制御回路18とを有し7、−1−記カウンタ
16でテレビ表示の垂直同期信号VDを31数してこの
垂直同期信号ごとに複数の画像メ干り]2に画像データ
を書き込み及び読み出すタイミングを作り、デコーダ1
7は上記カウンタ16からの例えば3ビツトの出力信号
を人力して8通り(Y、〜Y9)の組み合オ〕せを作り
、このデコーダ17からの8通りの信号により例えば8
個のフレームメモリ】−2,〜12.から成る画像メモ
リ12に対して画像データの書込みと読出しを順次制御
[7、さらに制御回路18により前記差分画像間隔設定
器8からの間隔信号を上記切換器0に送出するようじな
っている。
次に、このように構成された超音波診断装置の動作につ
いて説明する。まず、探触T−1からの超音波ビームの
送受信により超音波送受信回路2から出力されたエコー
信号(アナコグ信号)は、DS03内のA/D変換器1
oでディジタル信号に変換されバッファメモリ11へ出
力される。バッファメモリ】1は、複数のラインメモリ
から成り、コントローラ7によって超音波送受波方向が
変化する度に交互に切り換えて書込みと読出し、が制御
され、順次入力する各超音波受信ビーム毎にディジタル
エコー信号を画像メモリ12へ出力する。
この画像メモリ】2へ入力したエコー信号は、コントロ
ーラ7の制御信号により例えば第3図に示す第一のフレ
ームメモリ12.へ順次詔音波ビーム毎にそれらの送受
波方向を対応させて、第1画像となる1枚の超音波断層
像を形成するように書き込まれる。
次に、探触′:Pjは、超音波送受信回路2及びコント
ローラ7の制御で1画像分の超音波走査が終了すると、
再び送受波方向を初期方向へ戻し、、送受波を繰り返す
とともに、送受波方向を各送受波毎に順次変更して走査
を行う。し5たがって、エコー信号も上記と同様に、A
/D変換器10によりA / D変換され、バッファメ
モリ11を介して画像メモリ12へ出力される。画像メ
モリ12は、今回の走査によって取り込まれたエコー信
号を第3図に示す第二のフレームメモリ12.へ書き込
むようにコントローラ7によって制御される。第二のフ
レームメモリ122へのデータ書込みが超音波走査の進
行とともに終了すると、第2画像が形成される。
更に、探触子]は、その後も引き続いて断層走査を行っ
ており、引き続いて第3画像を取り込み、エコー信号は
A / D変換器10によりA / I)変換されてバ
ッファメモリ1]を介し、7て画像メモリ12の第三の
フレームメモリ】2.へ順次書き込まれる。そして、第
3画像が形成される。以後、−1−記の動作を順次繰り
返し2、第3図に示す例においては、第へのフレームメ
モリ12.に第8画像が形成されて書き込まれるまで同
様に進む。
このような状態で、被検体の検査対象の運動部位の動き
の速さに応じて、差分画像間隔設定器8により適当な画
像間隔を設定する。すなわち、第2図に示す回転形のホ
リウム13を操作して画像メモリ12上のフレーム間隔
数”N”を例えば1枚とびの“2“と設定する。このと
き、一方の表示器14には上記フレームf−ffEを示
す数値゛2”が表示され、他方の表示器15には例えば
断層像の取込みフレームレートを30フIノ一ム/秒(
フレーム間隔33m5)としたときには上記数値“2”
に対応するフレーム間隔の時間差を示す数値” 66 
’が表示される。
すると、上記の画像間隔を示す信号がコントローラ7を
介して切換器9へ入力し、この切換器9により画像メモ
リ12のうちからいずれか2個のフレームメモリが選択
し7て切り換えられ、二つの画像データが順次読み出さ
れる。そし2で、この読み出された二つの画像データは
、次の引算器4へ入力して差分がとられ、差分画像デー
タが生成される。
次に、本発明が特徴とする差分画像データの生成状態を
第4図を参照して説明する9いま、第3図に示す第一の
フし−ムメモリ12.には両像AがMき込まれ、第二の
フレー11メモリ12.には両像■3が書き込まれ、第
三のフレームメモリ123には両像Cが書き込まれ、・
、第へのフレームメモリ12.には画像F1が書き込ま
れているとする。上記のように、引算器4で差分をとる
画像間隔数“N°゛は”2”であるので、1回目の差分
においては、マスク像が第1画像のAで変位像が第3画
像のCとなり、差分画像はA−Cどなる。次に、2回目
の差分においては、マスク像が第1画像Aに続いて得ら
れた第2.画像のBて笈゛位像が第4画像のDとなり、
差分画像はB−Dとなる。以下、同様に動作して、8回
目の差分においては、マスク像が[(で変位像がBとな
り、差分画像はI(−Bとなる。そして、9回目の差分
において、最初の1回目の差分と同じ状態に戻り、以F
こ才1な順次繰り返す。
上述の他に、変形例とし2て、画像メモリ12へ第1画
像Aから第3両像Cまで書き込まれたタイミングで差分
画像の生成を開始するようにしてもよいし、差分演算は
C−A、I)−Bのように第4図とは逆に行ってもよい
。なお、第4図のマスク像に対して画像間隔数“N”を
“′1”として実施すると、従来の隣接画像間で差分演
算を行うものとなることは明らかである。
その後、上記引算器4から出力された各差分画像データ
は、D/A変換器5へ入力してアナログビデオ信号に変
換され、画像表示器6に人力して差分画像として表示さ
れる。この場合、上記画像表示器6に表示される差分画
像の状態を観察しながら、検査対象の運動部位の動きの
速さに応じて差分画像間隔設定器8を適宜操作し、差分
画像生成に供する画像を指定しその運動状態がよく見え
る画像間隔に設定すればよい。
本実施例によれば、差分画像間隔が任意に設定できるの
で、臓器の運動速度が速いもの、或いは遅いもののどち
らにも対応できると共に、差分画像のフレームレートと
しては断層像のフレームレ−I−そのものが維持される
。従って、差分間隔を変更しても差分画像のちらつきは
防J1できる。、第5図は本発明の第二の実施例を示す
ブロック図である。この実施例は、第1図における画像
メモリ12の代わりにシネメモリ19を設けたもので、
この場合は、スキャンコンバータ23が引算器4とD 
/ A変換器5との間に設けられている。
ここで、上記シネメモリ19は、第6図に示すように、
超音波走査線]本分の超音波走査線データを書き込むラ
インメモリ20をn個有し、これらのラインメモリ20
に超音波走査線データを書き込み及び読み出すときの制
御をするアドレスゲート21及びデータゲート22を有
(、で成る。
そして、第5図に示すA/D変換器10により超音波走
査線]本分のエコー信号をA/D変換した後、そのデー
タをシネメモリ19内のラインメモリ20へ超音波走査
線毎にSき込む。その後、差分演算のため」−記ライン
メモリ20から超音波走査線データを読み出すときは、
差分画像間隔設定器8からの間隔信号により切換器9か
ら出力されるゲート制御信号によって、アドレスゲート
2]とデータゲート22の差分対象画像となる2画面分
のゲートだけを開き、その超音波走査線データを読み出
す。これらの超音波走査線データは、その後引算器4へ
人力し、ここで差分をとった後にスキャンコンバータ2
3へ送出する。スキャンコンバータ23は、順次入力す
る超音波走査線毎の差分データを1フレ一ム分の画像構
成として、次のD/A変換器5へ送出するように動作す
る。
この実施例の場合は、シネメモリ19が超音波走査線1
本分のデータを書き込むラインメモリ20から成ってい
るので、テレビフレームの同期時間以下で]フレームを
構成することができる。例えば、超音波走査線数が40
本、エコー信号表示深度が101とした場合、生体内の
音速が1500m/s程度であることを考慮すると、超
音波断層像の1枚は約6msで得られ、表示信号系がN
TSC方式のテレビフレーム同期時間であり約33m5
毎の時相であるにもかかわらず、33m5より小さい差
分時間でより細かな差分画像をリアルタイムで表示する
ことができる。また、この実施例では、断層像1フレ一
ム分のシネメモリ】9への書き込みの超音波走査線数を
自由に変更できるため、差分画像間隔を一定にして断層
像のフレームレイトを変化させることができる。さらに
、断層像の画像領域を超音波走査線数位で選択できるの
で、所望の診断領域のみを差分画像として表示すること
もできる。
〔発明の効果1 本発明は以上のように構成されたので、差分画像間隔設
定手段(8)により、差分画像データ生成手段(4)に
よって2画像間で引き算を行い差分画像データを生成す
る際の画像間隔を、実時間で任意に変更して設定するこ
とができる。これにより、被検体について一連の検査画
像を収集する間においても、操作者が差分演算の画像間
隔を運動部位の動きに応じて任意に変更することができ
、」−記運動部位の動きが速いもの或いは遅いものでも
観察し易い状態で表示することができる。
そして、画像選択手段(9)は、差分画像データ生成手
段(・1)へ供給する1組の断層像データを、差分画像
間隔設定手段(8)の出力に対応した画像間隔を有した
画像であって、かつその1組の画像のうちの一方が断層
走査手段によって順次得られた断層像フレームを用いる
ようにしているので、差分画像のフレームレートは、差
分画像間隔を任意に可変設定しても断層像のフレームレ
ートが維持される。すなわち、差分画像間隔を変えても
フレームレートは低下することがないので、表示された
差分画像のちらつきを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による超音波診断装置の実施例を示すブ
ロック図、第2図は差分画像間隔設定器の外観例を示す
説明図、第3図はコントローラの内部構成例を示す回路
図、第4図は引算器による差分演算の一例を示す説明図
、第5図は本発明の第二の実施例を示すブロック図、第
6図はシネメモリの内部構成例を示すブロック図である
。 1・・・探触子、  2・超音波送受信回路、  3・
DSCl  ・1・引算器、  5−D/A変換器、6
 画像表示器、  7 コントローラ、  8 差分画
像間隔設定器、  9・切換器、  ]、0−A/D変
換器、  ]1・・バッファメモリ、  12・画像メ
モリ、  19 シネメモリ、  23 スキャンコン
バータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  被検体に超音波を送信及び受信する超音波送受信手段
    と、この超音波送受信手段からの反射エコー信号を用い
    て運動部位を含む被検体内の断層像データを所定周期で
    繰り返して得る断層走査手段と、この断層走査手段によ
    って得た時系列の画像間で引き算を行ってそれらの差分
    画像データを生成する手段と、この差分画像データ生成
    手段からの差分画像データを表示する画像表示手段とを
    有する超音波診断装置において、上記差分画像データ生
    成手段へ供給する画像間隔を実時間で任意に可変設定す
    る差分画像間隔設定手段と、この差分画像間隔設定手段
    の出力信号により1組の断層像データを指定すると共に
    この1組の断層像データの一方が順次連続した断層像フ
    レームとなるように指定する画像選択手段とを設けたこ
    とを特徴とする超音波診断装置。
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