JP2003235843A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

Info

Publication number
JP2003235843A
JP2003235843A JP2002043706A JP2002043706A JP2003235843A JP 2003235843 A JP2003235843 A JP 2003235843A JP 2002043706 A JP2002043706 A JP 2002043706A JP 2002043706 A JP2002043706 A JP 2002043706A JP 2003235843 A JP2003235843 A JP 2003235843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
graph
time
measurement
display
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002043706A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Murashita
賢 村下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aloka Co Ltd filed Critical Aloka Co Ltd
Priority to JP2002043706A priority Critical patent/JP2003235843A/ja
Publication of JP2003235843A publication Critical patent/JP2003235843A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 超音波画像に基づいて計測が行われる超音波
診断装置において、計測開始からの経過時間に応じて適
切な計測結果の表示を行えるようにする。 【解決手段】 超音波画像に基づいて計測が行われる
が、その計測の経過時間に応じて段階的に表示態様が切
換られる。経過時間が10分に達すると、時間軸が1/
2に圧縮され、経過時間が20分に達すると、グラフの
時間軸がさらに2/3に圧縮され、経過時間が30分に
達するとグラフの時間軸がさらに1/2に圧縮され、経
過時間が1時間に達すると、表示方式がムービング方式
からスクロール方式に切り換えられる。すなわち、その
状態では、現在から過去1時間分の計測結果がスクロー
ル方式にてグラフ表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波診断装置に関
し、特に計測機能を具備する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置においては、超音波画像
を用いた各種の計測機構が具備されている。例えば、そ
の計測機能としては、心臓における左室の断面積(及び
その時間変化)を計測する機構、同様に左室の容積(体
積)(及びその時間変化)を計測する機能、心臓におけ
る中隔の厚み(及びその時間変化)を計測する機能など
をあげることができる。それらの計測は、フリーズされ
た静止画としての超音波画像を基礎としてなされる場合
もあるし、リアルタイム表示される各フレームの超音波
画像について、心電信号などに同期させて個別的になさ
れる場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような計測によ
り得られたデータはメモリ上に記録されるが、従来の超
音波診断装置において、そのような計測データの記録時
間及び表示時間範囲は例えば数心拍分程度しかない。
【0004】例えば、手術中においては、患者の状態を
連続的に監視することが求められる。具体的には、経食
道型の超音波プローブを食道に挿入し、食道側から心臓
の動きを継続的に超音波診断することもある。また、体
内留置型の特殊な超音波プローブを外科手術後に体内
(例えば心臓部位)に埋め込んでおき(ケーブルは体外
に引き出される)、その状態で継続的に患者の状態を超
音波診断することもある。
【0005】以上のような場合、超音波診断装置の画面
上には、計測結果が表示されるが、その表示レンジが数
心拍分程度であると、過去から現在にわたる患者の状態
を評価する上では不十分である。
【0006】本発明の目的は、超音波画像を基礎として
継続的になされる計測の結果を適切な態様にてグラフ表
示できるようにすることにある。
【0007】本発明の他の目的は、計測結果をできるだ
け見やすくグラフ表示することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、生体組織に対し超音波を送受波
し、受信信号を出力する送受波手段と、前記受信信号に
基づいて前記生体組織を表す超音波画像を形成する画像
形成手段と、前記超音波画像に基づいて前記生体組織に
対する計測を行って計測値を求める計測手段と、前記計
測手段によって求められる時系列順の計測値に基づいて
グラフを作成するグラフ作成手段と、前記グラフの作成
を制御する手段であって、前記計測の経過時間に応じて
前記グラフの表示態様を切り換えるグラフ作成制御手段
と、前記グラフが表示される表示手段と、を含むことを
特徴とする。
【0009】上記構成によれば、超音波画像に基づいて
計測が順次なされ、これにより計測値が時系列順で取得
される。その時系列順の計測値に基づいてグラフが作成
されるが、その場合において、そのグラフの表示態様は
計測の経過時間によって自動的に切り替わる。よって、
固定的な表示態様による問題に対処することができ、特
に長期にわたる計測にあたって好適なグラフ表示を実現
できる。
【0010】ここで、グラフは、1つの情報を表す1本
のラインからなるものであってもよいし、複数の情報を
表す複数のラインからなるものであってもよい。
【0011】望ましくは、前記グラフ作成制御手段は、
前記計測の経過時間に応じて段階的に時間軸スケールを
切り換える。時間軸スケールは例えば段階的に圧縮され
る。この場合に、時間軸方向の表示エリアを変化するよ
うにしてもよいし、維持するようにしてもよい。
【0012】望ましくは、前記グラフ作成制御手段は、
前記計測の経過時間に応じて表示方式を切り換える。例
えば、現在から過去への所定時間内の計測値をスクロー
ル表示できるようにしてもよい。
【0013】望ましくは、前記グラフ作成制御手段は、
前記計測の経過時間が所定の方式切り換え時間に到達す
るまでは段階的に時間軸スケールを切り換えつつ計測開
始から現在までの時間範囲の全部をカバーするグラフを
作成させ、前記計測の経過時間が前記所定の方式切り換
え時間に到達した以降は現在から過去の一定時間までの
時間範囲をカバーするグラフを作成させる。
【0014】この構成によれば、計測の経過時間が所定
の方式切り換え時間に達するまではグラフの時間軸が段
階的に圧縮され、計測の全期間の計測値がグラフ表示さ
れ、それ以降は、現在から過去への一定時間分のグラフ
が表示される。
【0015】望ましくは、前記グラフは、前記時系列順
の計測値に対して、単位時間当たりの最大値、最小値、
平均値、及び、最大値と最小値の差分の少なくとも1つ
を演算することにより作成される。
【0016】望ましくは、前記単位時間は表示画面上の
画素を単位として定められる時間である。単位時間は1
画素に相当するものであるのが望ましいが、複数画素に
相当するものであってもよい。
【0017】望ましくは、前記計測値は、心臓に関する
面積、体積及び長さの内の少なくとも1つに基づいて求
められる。
【0018】(2)また上記目的を達成するために、本
発明は、心臓に対して超音波を送受波し、受信信号を出
力する送受波手段と、前記受信信号に基づいて前記心臓
を表す各フレームの超音波画像を形成する画像形成手段
と、前記各フレームの超音波画像ごとに心機能を評価す
るための計測値を求める計測手段と、前記各フレームご
とに求められた計測値を時系列順で格納する記憶部と、
前記記憶部から読み出される時系列順の計測値に基づい
てグラフを作成するグラフ作成手段と、前記グラフの作
成を制御する手段であって、前記計測の時間経過に応じ
て前記グラフの表示態様を切り換えるグラフ作成制御手
段と、前記グラフが表示される表示手段と、を含むこと
を特徴とする。
【0019】上記構成によれば、時系列順の計測値が記
憶部に格納される。例えば、1〜数時間にわたって記憶
される。そして、経過時間に応じた表示態様をもって計
測値の時間変化を表すグラフが表示される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0021】図1には、本発明に係る超音波診断装置の
好適な実施形態が示されており、図1はその全体構成を
示すブロック図である。プローブ10は、例えば体表面
上に当接して用いられあるいは体腔内に挿入して用いら
れる超音波探触子である。心臓の計測を行う場合には例
えば、プローブ10は胸部表面上に当接される。プロー
ブ10には複数の振動素子からなるアレイ振動子が設け
られている。このアレイ振動子によって超音波ビームが
形成され、その超音波ビームが電子走査される。その電
子走査方式としては電子リニア走査、電子セクタ走査な
どをあげることができる。
【0022】送受信部12は、プローブ10に接続され
ており、送受信部12は送信ビームフォーマー及び受信
ビームフォーマーとして機能する。すなわち、送信部1
2から複数の振動素子に対して所定の遅延関係をもって
送信信号が供給される。一方、複数の振動素子から出力
される複数の受信信号は送受信部12において処理さ
れ、具体的には整相加算処理などがなされ、その整相加
算後の受信信号が送受信部12から出力される。
【0023】信号処理部14は、Bモード画像やカラー
ドプラ画像などを形成するための信号処理を行うユニッ
トである。本実施形態においては、二次元断層画像とし
てのBモード画像が形成されているが、各種の超音波画
像がその計測対象となりうる。走査変換部16は、例え
ばデジタルスキャンコンバータとして構成され、この走
査変換部16によって座標変換、補間処理などがなされ
る。この走査変換部16により、表示座標系に従った超
音波画像が形成され、その画像データが表示処理部18
へ出力される。表示処理部18は、表示画面を構成する
超音波画像やグラフなどを合成し、その画像データを表
示部20へ出力する。本実施形態において、表示処理部
18には、生体信号としての心電信号100が入力され
ており、その心電信号を表す心電波形も表示部20に表
示される。ちなみに、そのような生体信号は後の長期的
な表示のために後述する記憶部28上に時系列順の計測
値と共に格納されるようにしてもよい。
【0024】図1に示されるように、超音波診断装置に
は計測ユニット22が設けられている。この計測ユニッ
ト22は、超音波画像に基づいて所定の計測を実行し、
その計測結果である計測値を時間軸上に表したグラフを
作成するユニットである。具体的に説明すると、計測部
24は、超音波画像上においてユーザーによって指定さ
れた計測を実行する。その計測には、例えば、面積計
測、体積計測、心筋長の計測などが含まれる。それらの
計測値がそのままグラフ表示されるようにしてもよい
し、それらの値に基づいてさらに他の演算を実行し、そ
の演算結果がグラフ表示されるようにしてもよい。例え
ば心機能計測を行う場合には、心臓の左室についての面
積、体積、心筋厚み、心筋長さ、その他それらの変化率
などが計測される。この場合においては、上述した心電
信号200に基づいて同期計測を行うようにしてもよ
い。また、後に説明するように、例えば心臓の左室を複
数の領域に区分し、各領域ごとに面積演算などの計測を
行うようにしてもよい。計測部24によって実行される
計測の内容は、グラフ作成制御部32によって決定され
る。なお、このグラフ作成制御部32には、図示されて
いない入力部からの信号202が入力されており、ユー
ザーはその入力部を用いてグラフ作成に関する各種の選
択や条件設定を行うことができる。
【0025】計測部24から出力される計測値は、本実
施形態において、記憶部28に出力される。この記憶部
28は例えばRAMなどのメモリによって構成され、例
えば計測値を数時間にわたって格納することが可能であ
る。記憶部28へのデータの書き込み及びデータの読み
出しはグラフ作成制御部32によって制御されている。
【0026】表示演算部30は、グラフ作成制御部32
による制御の下、記憶部28から読み出された各時刻の
計測値について単位時間当たりの最大値、最小値、平均
値、最大値と最小値との差分値などを演算する。また、
グラフ表示条件によっては、記憶部28から読み出され
た計測値をそのままグラフ作成部26などに出力する。
【0027】ここで、上記の最大値や最小値などの演算
を行う単位時間は、本実施形態において、グラフ表示さ
れるエリアの時間軸方向のピクセル数及びその表示時間
によって定められ、具体的には、1ピクセルに相当する
時間として定められる。つまり、1ピクセルに複数の計
測値が対応した場合、それらの複数の計測値に対して最
大値、最小値あるいは平均値などが演算される。その演
算結果はグラフ作成部26に出力される他、表示処理部
18にも出力されている。
【0028】グラフ作成部26は、グラフ作成制御部3
2によって設定された作成条件に従って、表示演算部3
0から出力されるデータに基づきグラフを作成する。こ
こで、そのグラフには1本のラインあるいは複数のライ
ンが含まれる。グラフ作成部26によって作成されたグ
ラフの画像データは表示処理部18に出力される。上記
のように、表示処理部18は超音波画像にグラフの画像
を合成し、それらを所定のレイアウトで配置した表示画
像のデータを表示部20へ出力する。
【0029】本実施形態において、グラフ作成制御部3
2は、計測部24による計測の実行開始からの経過時間
に基づいて、グラフ作成の条件をすなわちグラフの表示
態様を段階的に変化させている。このため、グラフ作成
制御部32にはタイマー33が接続され、そのタイマー
33によって表される計測開始からの経過時間に基づい
てグラフ作成条件が段階的に切り替えられている。これ
については後に図3を用いて詳述する。
【0030】図2には、表示部20に表示される表示画
面40の一例が示されている。表示画面40には、Bモ
ード画像42と、グラフ46と、数値表示画像44とが
含まれている。例えば左室の機能を診断する場合、Bモ
ード画像42として左室を含む画像が表示され、その左
室の心内膜43が自動的なトレースによって抽出され、
これにより左室内腔の領域が抽出される。そしてその領
域が複数のラインによって部分領域A1〜A6に分割さ
れ、各部分領域A1〜A6ごとに面積などの計測が実行
される。
【0031】ちなみに、このような演算及び計測は上記
の計測部24によって実行される。数値表示画像44内
には、例えば各領域A1〜A6ごとに求められた計測値
が1種類あるいは複数種類の数値として表示される。
【0032】グラフ46には、上記の複数の部分領域A
1〜A6に対応して各部分領域ごとの計測値の時間変化
を表す複数のラインが表示される。これと共に、そのグ
ラフの時間軸と同一の時間軸上において心電波形50が
表示される。図2において、符号100は例えば計測開
始時間を表しており、符号102は現在の時間を表して
いる。また符号T1はグラフの時間軸上の範囲を表して
いる。上述したように、このグラフ46の表示形態は、
計測開始からの経過時間に応じて段階的に切換られる。
【0033】図3には、そのような表示形態の段階的な
切換の概念が示されている。図3に示されるように、こ
の例では、計測開始から10分までの期間においては、
符号120で示されるような表示形態が設定される。具
体的には、グラフ120の時間軸の幅は10分であり、
計測開始から現在時刻までの各計測値がラインによって
表示される。なお、図3に示す各表示例においては1本
のラインが示されているが、もちろん複数の情報が同時
表示される場合には、その情報の個数に応じた本数分の
ラインが表示されることになる。また、それに併せて場
合によっては心電信号あるいは他の信号を同時表示する
ことも可能である。経過時間が10分に到達すると、符
号122に示されるように、グラフの横軸が1/2に圧
縮され、10分をスタート点としてラインが経過時間に
応じて描かれていくことになる。これと同様に、経過時
間が20分に到達すると、符号122で表されるグラフ
の横軸が2/3に圧縮され、その上で符号124に示さ
れるように20分以降の計測値が経過時間に応じて表示
されることになる。すなわちラインが時間軸方向に伸長
する。さらに、経過時間が30分に到達すると、符号1
24で表されるグラフの横軸がさらに1/2に圧縮さ
れ、符号126で示されるように、グラフ全体として1
時間の時間レンジをもったグラフとなる。すなわち1時
間分のラインに対してその後の計測値が順次付加されラ
インが延長されることになる。
【0034】そして、経過時間が1時間に到達すると、
表示形態が符号126で示されるものから符号128で
示されるものへ切換えられる。符号128に示すグラフ
は現在から1時間前までの計測値をスクロール表示する
ものであり、すなわちグラフの表示方式がムービング方
式からスクロール方式へ切換えられる。
【0035】もちろん、以上あげた各時間は一例であっ
て、例えば表示方式を切換える時間についてはユーザー
によって可変設定できるようにしてもよく、これと同様
に、段階的に時間軸レンジを圧縮していく際の各切換時
間についてもユーザーによって可変設定できるように構
成するのが望ましい。
【0036】いずれにしても、図3に示すような段階的
な時間軸の圧縮及び表示方式の変更によれば、計測の開
始からの経過時間に応じて、診断目的にかなった適切な
情報表示を行うことができ、特に数十分あるいは数時間
にわたって超音波診断及び計測を連続的に行うような場
合において、計測値の変化の履歴を一目瞭然に把握する
ことが可能となる。
【0037】ここで、図4に示した数値表示画像44に
ついては、通常は現在計測されている計測値が一覧表示
されるが、例えばグラフ上においてある時間を選択し、
当該時間についての計測値を数値表示させるようにして
もよい。また図2において、複数のライン48を同時表
示するような場合には、各ラインの輝度や色を変化さ
せ、それぞれのラインの視認性を向上させてもよい。
【0038】本実施形態においては上述したように、各
ピクセルごとにユーザー選択された条件に従って複数の
計測値に基づく最大値や平均値などが演算され、それが
グラフとして表示されるため、ラインが上下に激しく変
動したりあるいは特定の現象が見逃されてしまったりす
るような問題を未然に防止することもできる。通常は単
位時間当たりの平均値をグラフとして表示させるのが望
ましいが、例えば特定の臨床上の評価を行う場合には最
大値あるいは最小値あるいはそれらの差分を表示させる
ようにしてもよい。
【0039】図4には、表示画面40の他の構成例が示
されている。なお、図2に示したものと同様の構成には
同一の符号を付しその説明を省略する。図4において
は、2つのグラフ52,54が表示される。ここでグラ
フ52はリアルタイムグラフであり、最新の10分間の
計測値を表したものである。符号106は現在時刻を表
しており、符号104は10分前の時刻を表している。
そして符号T2は例えば10分間であるがもちろんそれ
をユーザーによって選択させるようにしてもよい。この
リアルタイムグラフ52においては、例えば左室の部位
ごと面積変化などが複数のライン56によって表示さ
れ、これと共に心電信号の波形58が同時表示される。
またグラフ54は、例えば図3に示したような表示形態
の切換にしたがって作成される長期表示用のグラフであ
り、その選択された表示形態に従って、符号108は例
えば計測開始を表し、かつ、符号110は当該表示形態
における最大時間を表している。また経過時間に伴っ
て、その時間軸についても段階的に圧縮され、また表示
形態が切換えられる。符号60に示されるように、リア
ルタイムグラフ52の複数のライン56に対応させて複
数のラインを表示するのが望ましい。
【0040】この図2に示す表示例によれば、最近の計
測値の推移の他、長期的な計測値の変動傾向を同時に把
握することができるという利点がある。もちろん、図2
及び図4に示した表示内容は一例であって、これ以外に
も各種の表示パターンを採用することが可能である。い
ずれにしても、計測開始からの経過時間に従って時間軸
のスケールや表示形式を適宜切り替えることにより、診
断目的にかなった計測結果の表示を実現することができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
継続的になされる計測の結果を適切な表示態様にてグラ
フ表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る超音波診断装置の好適な実施形
態を示すブロック図である。
【図2】 表示部に表示される表示画面の一例を示す図
である。
【図3】 計測開始からの経過時間に伴う表示条件の変
化を説明するための図である。
【図4】 表示部に表示される他の表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 プローブ、12 送受信部、14 信号処理部、
16 走査変換部、18 表示処理部、20 表示部、
22 計測ユニット、24 計測部、28 記憶部、2
6 グラフ作成部、30 表示演算部、32 グラフ作
成制御部、33タイマー。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体組織に対し超音波を送受波し、受信
    信号を出力する送受波手段と、 前記受信信号に基づいて前記生体組織を表す超音波画像
    を形成する画像形成手段と、 前記超音波画像に基づいて前記生体組織に対する計測を
    行って計測値を求める計測手段と、 前記計測手段によって求められる時系列順の計測値に基
    づいてグラフを作成するグラフ作成手段と、 前記グラフの作成を制御する手段であって、前記計測の
    経過時間に応じて前記グラフの表示態様を切り換えるグ
    ラフ作成制御手段と、 前記グラフが表示される表示手段と、 を含むことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記グラフ作成制御手段は、前記計測の経過時間に応じ
    て段階的に時間軸スケールを切り換えることを特徴とす
    る超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 前記グラフ作成制御手段は、前記計測の経過時間に応じ
    て表示方式を切り換えることを特徴とする超音波診断装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記グラフ作成制御手段は、 前記計測の経過時間が所定の方式切り換え時間に到達す
    るまでは段階的に時間軸スケールを切り換えつつ計測開
    始から現在までの時間範囲の全部をカバーするグラフを
    作成させ、 前記計測の経過時間が前記所定の方式切り換え時間に到
    達した以降は現在から過去の一定時間までの時間範囲を
    カバーするグラフを作成させることを特徴とする超音波
    診断装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の装置において、 前記グラフは、前記時系列順の計測値に対して、単位時
    間当たりの最大値、最小値、平均値、及び、最大値と最
    小値の差分の少なくとも1つを演算することにより作成
    されることを特徴とする超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の装置において、 前記単位時間は表示画面上の画素を単位として定められ
    る時間であることを特徴とする超音波診断装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の装置において、 前記計測値は、心臓に関する面積、体積及び長さの内の
    少なくとも1つに基づいて求められることを特徴とする
    超音波診断装置。
  8. 【請求項8】 心臓に対して超音波を送受波し、受信信
    号を出力する送受波手段と、 前記受信信号に基づいて前記心臓を表す各フレームの超
    音波画像を形成する画像形成手段と、 前記各フレームの超音波画像ごとに心機能を評価するた
    めの計測値を求める計測手段と、 前記各フレームごとに求められた計測値を時系列順で格
    納する記憶部と、 前記記憶部から読み出される時系列順の計測値に基づい
    てグラフを作成するグラフ作成手段と、 前記グラフの作成を制御する手段であって、前記計測の
    時間経過に応じて前記グラフの表示態様を切り換えるグ
    ラフ作成制御手段と、 前記グラフが表示される表示手段と、 を含むことを特徴とする超音波診断装置。
JP2002043706A 2002-02-20 2002-02-20 超音波診断装置 Pending JP2003235843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002043706A JP2003235843A (ja) 2002-02-20 2002-02-20 超音波診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002043706A JP2003235843A (ja) 2002-02-20 2002-02-20 超音波診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003235843A true JP2003235843A (ja) 2003-08-26

Family

ID=27783391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002043706A Pending JP2003235843A (ja) 2002-02-20 2002-02-20 超音波診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003235843A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006087640A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Shimadzu Corp 超音波診断装置
JP2007068726A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Toshiba Corp 心機能診断装置
JP2008132095A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Aloka Co Ltd 超音波診断装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006087640A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Shimadzu Corp 超音波診断装置
JP4649925B2 (ja) * 2004-09-22 2011-03-16 株式会社島津製作所 超音波診断装置
JP2007068726A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Toshiba Corp 心機能診断装置
JP2008132095A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Aloka Co Ltd 超音波診断装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3268396B2 (ja) 超音波診断装置
JP4172962B2 (ja) 参照画像を同期させた超音波画像取得法
JP3410843B2 (ja) 超音波診断装置
JP4667394B2 (ja) 超音波診断装置
KR20030078760A (ko) 화상 처리 장치 및 초음파 진단 장치
US20060170714A1 (en) Ultrasound diagnosis apparatus and ultrasound data generating method
KR20050084366A (ko) 동맥 벽의 움직임을 결정하는 초음파 도플러 시스템
JP4694930B2 (ja) 超音波診断装置
EP1514516B1 (en) Ultrasonic diagnostic equipment
CN100475150C (zh) 超声波诊断装置
JP2010534501A (ja) ドップラー超音波撮像システムにおける自動画像選択のためのシステム及び方法
JPH05305083A (ja) 超音波診断装置
CN103153197B (zh) 超声波诊断装置、图像处理装置以及图像处理方法
JP4275573B2 (ja) 超音波診断装置
JP2005334196A (ja) 超音波診断装置
JPH11221210A (ja) 超音波診断装置
EP2005890A2 (en) Image processing device, ultrasonic imaging device using the same, and image processing method
JP2003235843A (ja) 超音波診断装置
JPH10328179A (ja) 超音波診断装置
JPH08336531A (ja) 超音波診断装置
JPH09140711A (ja) 時相自動判定方法及び超音波診断装置
CN115243621A (zh) 三维超声成像数据的背景多平面重建以及相关联的设备、系统和方法
JP2002336255A (ja) 超音波診断装置
JP3558586B2 (ja) 超音波診断装置
JP4679141B2 (ja) 超音波診断装置および超音波診断画像の表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040706

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20040831

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20040831

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041005