JPH03121058A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH03121058A
JPH03121058A JP1258352A JP25835289A JPH03121058A JP H03121058 A JPH03121058 A JP H03121058A JP 1258352 A JP1258352 A JP 1258352A JP 25835289 A JP25835289 A JP 25835289A JP H03121058 A JPH03121058 A JP H03121058A
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image data
data
tomographic
images
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Application number
JP1258352A
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English (en)
Inventor
Ken Ishihara
石原 謙
Akira Kitahata
顕 北畠
Jun Tauchi
潤 田内
Masashio Kodama
児玉 真塩
Shinji Kishimoto
真治 岸本
Norio Yokozawa
横沢 典男
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は超音波診断装置に係り、特に被検体内の血管や
心臓等の運動部位の診断を容易にすることができるよう
にした超音波診断装置に関するものである。
〔従来の技術〕
被検体内の血流や心臓等を超音波を用いてリアルタイム
で画像表示する方法は、Bモード表示。
ドプラモード表示等が知られているが、最新の手法とし
て、超音波断層像間の演算により差分画像を得る試みが
、ブリティッシュ・ハート・ジャーナル59 (198
8年)第12頁から第19頁(Britjsh t(e
art JournoL  59 (1988) tP
P (12−19))に論じられている。この手$1 法は、造影剤を用いて造影剤の注入の爾後の断層像間で
引算を行い、心臓の関心領域にコントラストを付けてa
察できるようにすることをねらっているもので、第5図
にその概念を示す。
この方法では、まず造影剤を被検体へ注入する以前に、
超音波断層像を4フレーム取り込み、この4フレームの
画像を加算平均し、マスク・フレームを作成し、引き続
いて、造影剤を被検体へ注入し、造影剤が診断部位へ到
達した時刻から経時的に断層像を取り込み、前記マスク
・フレームと造影剤注入後の各断層像との間で引算を行
って順法 数差分画像を得てゆくという方法が噂られている。
なお、この方法において、マスク・フレームとなる画像
の各画素の濃度は4枚のフレームの対応する画素の濃度
の平均値である。この理由は、差分画像にランダム・ノ
イズの影響が出るのを少なくし、より良い差分画像を得
るためである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、造影剤を被検体の血液中に注入し、血
液が移動する場所、例えば心室や心房をコン1〜ラスト
を強調して描出しようとするものである。したがって、
血流が少ない部位、例えば組織そのものの運動情報を得
ることが困難であり、また、心室や心房の内壁の運動状
況は把握できるが、外壁の運動状況は11察ができない
ものであった。また造影剤を被検8体へ注入するため、
それに耐えられない人には適用することができないもの
であった。
本発明は上記従来技術の抱えた課題を解消すること、よ
り詳しくは、運動臓器の全体の動きを描出できるととも
に、かつ造影剤を使用せずにそれを行うことができる超
音波診断装置を提供することを目的とする。そしてまた
、臓器の移動方向を亀 も欅別可能な新規の超音波診断装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、超音波送受信手
段によって運動組織を含む被検体内の断層像データを所
定周期で繰り返して得る断層走査手段と、この断層走査
手段によって得た時系列の画像間で引算を行ってそれら
の差分画像データを生成する手段と、前記差分画像デー
タを表示する画像表示手段とを備えて超音波診断装置を
構成したことを特徴としている。
そして、差分画像の生成は、超音波送受信手段によって
順次取り込まれた断層像データを少なくとも、時系列的
に隣接する画像同志で行う手段を設けると良い。
また、差分画像の生成は、超音波送受信手段によって順
次取り込まれた断層像データから、時系列的にm枚毎に
指定して行う手段を設けても良い。
さらに、ll器の動作1周期分の断層画像データから生
成した差分画像を記憶する手段を設けると良い。
そしてさらに1時系列的に取り込んだ断層像データと、
それらの断層像データから生成した差分シ 画像データを鵜別に記憶する手段と、差分画像データに
カラー情報を付与する手段と、断層像データとカラー情
報が付与された差分画像データとを重畳して表示するカ
ラー表示手段を設けると良い。
〔発明の原理〕
本発明が前記従来技術と異なる点は、造影剤を用いるこ
となく、かつ、固定のマスク像を使うことなく、順繰り
に一方の画像が他方の画像のマスク像となる点にある。
これは対象像の時間微分を求めることに相当し、これに
より臓器の運動情報を描出するものである。
〔作用〕
超音波送受信手段は断層走査手段によって制御され、超
音波の送受信方向を順次変更し被検体内から運動組織を
含む断面の断層像データを時系列的に取り込む。そして
、取り込まれた断層像データは順次、差分画像データ生
成手段へ送られる。
差分画像データ生成手段は1時系列的に入力した画像デ
ータの一方をマスク像とし、このマスク像ともう一つの
画像とを、各画像の画素データが対応するようにして引
算を行い、その結果として差分画像データを生成する。
この差分画像データは、差分を行った各画像の静止部位
は零となり、運動部分のデータのみが残ることとなる。
差分画像データは画像表示手段へ出力されて表示される
。表示画像は結局運動情報のみを表示する。
この差分画像を時系列に入力する断層像データの隣接す
るもの同志で行うと、高速で移動する組織を表示するこ
とができ、m枚毎に行うと低速で移動する組織を適度な
速さの動画像にできるので見易くすることができる。
また、差分画像を記憶する手段を設けたので、任意の時
に、かつ繰り返して観察できる。
そして、断層像データと差分画像データとを別別に記憶
する手段と、差分画像データへカラー情報を付与する手
段とを設け、断層像データと差分画像データとを同時に
読み出してカラー表示手段へ重畳して表示すると、差分
画像データによって表示される運動部位の位置関係が解
がるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第4図により説明す
る。
〔実施例1〕 第1図は本発明の第1の実施例のブロック図を示す。図
において、1は超音波探触子で被検体20へ超音波を送
波し、被検体2o内の音響インピーダンスの異なる境界
にて反射されるエコーを受信するもの、2は超音波送受
信回路春内部に、探触子1に設けられた超音波振動子か
ら被検体20へ送波する超音波ビームを形成するための
公知の、パルサ、送波遅延回路、及び被検体20内より
のエコーを前記超音波振動子で受波し電気信号に変換し
た信号を増幅する増幅器、前記超音波振動子で受信した
各エコー信号の位相を揃えて加算し受波の超音波ビーム
を形成する受波遅延回路。
富 加算器佛より成る整相回路を備えている。
11は前記超音波送受信回路2から出力されたエコー信
号(以下、ビデオ信号という。)をディジタル信号に変
換するA/D変換器、12はA/D変換器11の出力信
号を超音波ビームの1走査線毎に(又は複数の走査線ず
つ)書き込み読み出しを返り返し、後述の画像メモリへ
出力するスキャンコンバータ、13は前記画像メモリで
、複数フレームの画像を記憶可能な記憶容量を有した半
導体メモリより成る。14は引算器で画像メモリ13か
ら出力された2つの画像間の引算を行い。
差分画像データを生成して出力するもの、ISは引算器
14から出力された差分画像データをD/A変換しビデ
オ信号とするD/A変換器、16はD/A変換器15か
ら出力されたビデオ信号をTV表示方式により表示する
表示器である。なお、図中17はコントローラである。
次に、本実施例1の動作を説明する。被検体20へ超音
波探触子1を当接し、診断部位へ超音波を送波する。こ
のとき、送波される超音波は送波遅延回路によって診断
部位において細いビームを形成するようにされる。この
送波ビームのエコーは超音波探触子1によって受波され
、前記増幅器及び受波遅延回路、加算器を介して取り込
まれ、受波ビームが形成される。そして、超音波探触子
1からは所定周期で順次超音波送受波方向を変更して、
診断部位を超音波走査するように送受波が繰り返して行
われる。
超音波送受信回路2がら出力されたエコー信号(アナロ
グ信号)はA/D変換器11でディジタル信号に変換さ
れスキャンコンバータ12へ出力される。スキャンコン
バータ12は複数のラインメモリを有し、コントローラ
17によって超音波送受波方向が変化するたびに切換え
て書込みと読出しを制御され、順次入力する各超音波受
信ビーム毎にディジタルエコー信号を画像メモリ13へ
出力する。画像メモリ13へ入力したエコー信号はコン
トローラ17の制御信号により第1の画像記憶エリア1
3aへ順次超音波ビーム毎にそれらの送受波方向を対応
させて、第1画像となる1枚の超音波断層像を形成する
ように書き込まれる。
超音波探触子1は送受波回路2の制御で1画像分の超音
波走査が終了すると、再び送受波方向を初期方向へ戻し
、送受波を繰り返すとともに、送受波方向を各送受波毎
に順次変更して走査を行う。
したがって、エコー信号も上記と同様に、A/D変換さ
れ、スキャンコンバータ12を介して画像メモリ13へ
出力される。画像メモリ13は今回の走査によって取り
込まれたエコー信号を第2の画像記憶エリア13bへ書
き込むようにコントローラ17によって制御される。第
2の画像記憶エリア13bへのデータ書込みが超音波走
査の進行とともに終了すると第2画像が形成される。次
いで、コントローラ17は第1の画像記憶エリア13a
及び第2の画像記憶エリア13bより、互の画像の画素
を対応させて、双方の記憶データを読み出させ、引算器
14へ出力させる。引算器14はそれぞれ対応して入力
されたデータ(画素データ)毎に引算を行って、順次第
1画像と第2画像との差分データを出力する。引算器1
4より出力された各差分データは、D/A変換器15で
アナログ変換され、順次表示器16へ出力される。
そして2表示器16は入力したビデオ信号を輝度変調し
て表示する。このとき表示された映像は、前記第1画像
と第2画像との各画素毎の差分画像となっている。した
がって、第1画像と第2画像とを取り込んだ間の時間経
過において、診断部位内の組織が運動すると1組織が動
いた部分は第1画像と第2画像間でデータに差が生じ、
一方静止した組織部位では同一データとなるので差分デ
ータは零となり、運動組織部位が表示され、静止組織部
位は何も表示されない。すなわち、差分画像として表示
されるものは、第1画像を取り込んだ時から第2画像を
取り込んだ時までに動いた部分のみが表示される。
超音波探触子1はその後も引き続いて断層走査を行って
おり、引き続いて第3画像を取り込み、そのエコー信号
はA/D変換されてスキャンコンバータ12を介して画
像メモリ13の第3の画像記憶エリア13cへ順次書き
込まれる。そして、第3画像が形成される。コントロー
ラ17は、第3画像が形成され終ると、第2の画像記憶
エリア13bと第3の画像記憶エリア13cとから各々
画素データを対応させて読み出させ、それらを引算器1
4へ出力させる。すると引算器14は前記と同様に、第
2画像と第3画像との間で引算を行い、その差分データ
を順次出力し、それらのデータを入力したD/A変換は
、それらをビデオ信号に変換して表示器15へ出力する
。そして、表示器15には第2画像と第3画像との差分
画像が表示される。この差分画像は第2画像を取り込ん
だ時刻と第3画像を取り込んだ時刻との間に組織が動い
た部分のみが表示されている。
本動作を繰り返して行い、それらを連続的に表示すると
、運動組織のみのリアルタイム画像が得られる。但し、
本発明は心臓や血管の運動部位を対象とするものであっ
て、フレームレートについては運動組織の速度をも考慮
する必要がある。例えば、本願発明者等の実験によると
、心臓の弁の動きを表示する場合には、フレームレート
を毎秒百数士フレームとすると良いことが確認されてお
り、また頚動脈のような血管はそれ以下でも良いことが
確認されている。
超音波断層装置におけるフレームレートは、通常、診断
深さを20ao、超音波走査線を100本程度とした場
合に約30フレーム/秒程度であるので、上記のように
高フレームレートを得るためには、診断深さ及び超音波
走査線の値をそれに対応できるように設定する必要があ
る。なお、上記フレームレートを得るために、診断領域
が所望通りに得られない場合には、超音波送受信技術と
して、特許第1095377号(特公昭56−2001
7号)に記載の技術を併せて用いると良い。これは、以
下の実施例についても同様である。
〔実施例2〕 第1図において画像メモリ13の記憶容量を、対象臓器
の動きの1周期分のフレーム数を記憶可能なだけ設けた
ものが本実施例2である。この実施例2は、他の構成は
第1図の構成と概略同じであるので、以下その動作を説
明する。
実施例1と同様に、探触子1にて時系列的に被検体20
から取り込んだ断層像信号は、送受波回路2からA/D
変換器11に入力され、ディジタル信号に変換され、ス
キャンコンバータ12を介して画像メモリ13に入力さ
れる。画像メモリ13は対象臓器の1周期分のフレーム
数nを記憶する容量を有しており、その記憶容量をn個
の記憶エリアに分割して使用される。本実施例は、画像
メモリ13へ入力したディジタルエコー信号を順次コン
トローラ17の制御によって、第1画像。
第2画像、・・・、第n画像まで、まず書き込みを行う
ようになっている。
そして、第1画像から第n画像までが画像メモリ13へ
書き込まれた後に、次のように2通りの差分画像表示を
行う。
第1の方法は、画像メモリ13から相隣接する画像と第
n画像というように読み出し、それらの画像を引算器1
4で引算し、差分画像を順次生成する。そして、その差
分画像を順次表示器16へ表示する。この方法で高速で
動く臓器を表示できる。
第2の方法は、必要に応じてm枚目毎の画像間で、つま
り、第1画像と第m画像、第m画像と第2m画像、第2
m画像と第3m画像、・・・のように指定して、それら
の画像同志で引算を行う。そして、その差分画像を表示
器16へ表示する。診断部位の動きが遅い場合には、こ
の方が適度な速度の動画像となり、Il察し易い場合が
ある。
この実施例2によれば、[1に必要なフレーム数の断層
像を先に取り込んで、それらを全て記憶しておくので、
繰り返して上記の読出し方法により差分画像を表示する
ことが可能である。
〔実施例3〕 第2図に実施例3の主要部のブロック図を示す。
第2図に示す構成の特徴とするところは、上記実施例2
における引算器14の後段に、差分画像を記憶する画像
メモリ(B)18を設けた点にある。
そして、画像メモリ(B)18は実施例2における差分
画像のフレーム数を記憶するに必要な記憶容量を持たせ
ておくのである。
本実施例3は、時系列的に被検体20より取り込まれた
断層像データを画像メモリ13Aへ対象臓器の1周期分
に相当するn個のフレーム数を書き込み、それが終了し
た後、上記実施例2の方法により差分画像データを生成
する。この差分画像データを順次画像メモリ(B)18
へ記憶する。
そして、必要に応じて画像メモリ(B)18から差分画
像データを順次読み出し、それらを表示する。
この実施例3によれば、差分画像を表示する際に、差分
画像を得るための演算処理を表示器のリフレッシュ動作
に同期させる必要がなくなり、このため、差分画像の処
理を独自のタイムチャートに則って行うことができる。
〔実施例4〕 上記実施例1乃至実施例3は表示器16へ差分画像のみ
を表示するようにしたものであるが、本実施例4は断層
像と差分画像とを同時表示又はいずれか一方の表示とを
可能にしたものである。
第3図は本実施例4の主要部を示すブロック図である。
第3図において1画像メモリ13A及び画像メモリ(B
)18は上記実施例3と同様に構成されている。41は
カラーエンコーダ、42は画像合成を行う加算器、46
はカラー表示器、47はコントローラである。
次に、本実施例4の動作を説明する。実施例3と同様に
、時系列的に被検体20から取り込まれた断層像データ
はA/D変換器11にてディジタル信号に変換され、ス
キャンコンバータ12を介して画像メモリ13Aへ記憶
される0画像メモリ13Aへは、実施例3と同様に、対
象S器の動きの1周期分のフレーム数nの画像が、第1
画像から第n画像まで先ず記憶される。この後、第1画
像と第2画像との引算、第2画像と第3画像との引算、
・・・、第(n−1)画像と第n画像との引算を順次行
い、それらの差分画像を画像メモリ(B)18へ書き込
む。以上の動作が終了すると、次のようにコントローラ
47により表示を行う。本実施例4は前述のように断層
像と差分画像とを同時に又は択一的に表示可能としたも
のであるが、同時表示を主として詳細に説明する。
第4図は、断層像と差分画像との表示対応を示している
。断層像は画像メモリ13Aに第1画像11から第n画
像I。まで順次記憶されており、差分画像は第1差分画
像l51(=II  I2)から第(。−1,)差分画
像I 5(n−t) (= I (。−t)  I n
)まで順次記憶されている。
コントローラ47が画像メモリ13A及び画像メモリ(
B)18へ読出し信号を出力すると、画像メモリ13A
からは第1画像1が読み出され、一方画像メモリ(B)
18からは第1差分画像ISIが読み出される。第1差
分画像Isxはカラーエンコーダにて、R(赤)、G(
緑)、B(青)のいずれかの色相情報が付与されて、第
1画像Irとともに加算器42へ入力される。加算器4
2は第1画像11と色相情報が付与された第1差分画像
1sc1との各々のアドレス対応の画素毎に加算して、
そのデータをD/A変換器15へ出力する。そして、ア
ナログ化された合成ビデオ信号がカラー表示器46の表
示画面へ表示される。
この動作を順次行うことによって、断層像中に心臓の弁
等の運動部位をカラーで表示することができ、また、そ
の動きを鮮明に表示することができる。さらに、運動部
位の位置関係を把握しながら観察が可能となる。
なお、断層像のみの表示又は差分画像のみの表示を行う
には、コントローラ47からの画像メモリへの読出し信
号を適宜出力すれば可能であることは容易に理解される
ので、詳細な説明は省略する。
最後に本発明の表示における特徴事項の1.っについて
触れておく。本発明は基本的には、医療用X線診断技術
分野におけるディジタル・サブI−ラクション・アンギ
オクラフイ(DigitalSubtraction 
Angiography)の応用ではあるが、非常に高
フレームレートで断層像を取り込み、隣接する断層像間
で差分画像を生成する際に、移動部分の新しいデータと
旧データとが残るが、それらを輝度レベルを異らせて表
示することができ、例に表示すると、臓器がどの方向へ
動いているかが識別できるという効果を生ずるのである
明度によって臓器の移動方向が識別され得るのである。
それゆえに、実施例4において、カラーエンコーダ41
でR,G、Bの色相を複数使用しても良いが、そこまで
せずども充分であろう。
〔発明の効果〕
本発明によれば、以上説明したように次の優れた効果が
もたらされるものである。すなわち、(イ)造影剤を用
いることなく安全に、心臓や血管のように運動する臓器
の内壁及び外壁をも明瞭に描出することができ、なおか
つ、その臓器の運動方向をも併せて表示することができ
る。
この基本的な効果に加え、 (ロ)請求項2によれば、高フレームレートで断M像デ
ータを取り込む技術を併せて用いることにより、心臓の
弁の動きを明瞭に描出することができる。
(ハ)請求項3によれば、腹部血管のように動きの遅い
碍管を適度な速さの動画焔として表示することができ、
観察し易くすることができる。
(ニ)請求項4によれば、差分画像を予め作成して記憶
しておくので、表示の際に引算を表示装置の掃引に同期
させる必要がなく、また差分画像を所望のときにIIm
することができる。
(ホ)請求項5によれば、断層像中に運動する臓器をカ
ラー表示するので、運動臓器の位置関係を把握しながら
観察することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図は本発明の第3の実施例を示すブロック図、第3図は
本発明の第4の実施例を示すブロック図、第4図は第3
図に示す第4の実施例における断層像と差分画像との対
応を示す図、第5図は従来技術の差分画像生成概念を示
す図である。 1・・・超音波探触子、2・・・超音波送受信回路、1
1・・A/Da換器、12・・・スキャンコンバータ、
13・・・画像メモリ、14・・・引算器、15・・・
D/A変換器、16・・・表示器、17・・・コントロ
ーラ、18・・・画像メモリB、41・・・カラーエン
コーダ。 42・・・加算器、46・・・カラー表示器。 高1図 造隻制志N ↓ 表介昌傳

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、超音波送受信手段によつて運動組織を含む被検体内
    の断層像データを所定周期で繰り返して得る断層走査手
    段と、この断層走査手段によつて得た時系列の画像間で
    計算を行つてそれらの差分画像データを生成する手段と
    、前記差分画像データを表示する画像表示手段とを備え
    たことを特徴とする超音波診断装置。 2、差分画像データを生成する手段は、超音波送受信手
    段によつて順次取り込まれた断層像データを、時系列的
    に隣接する画像同志で引算を行う手段を含むことを特徴
    とする請求項1に記載の超音波診断装置。 3、差分画像データを生成する手段は、超音波送受信手
    段によつて順次取り込まれた断層像デーから、時系列的
    にm枚(mは2≧なる整数)ごとに指定して行う手段を
    含むことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置
    。 4、対象とする運動臓器の1周期分に相当する複数の断
    層画像データより生成した差分画像データを記憶する手
    段と、この記憶手段から差分画像データを時系列的に読
    み出す手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3
    に記載の超音波診断装置。 5、超音波送受信手段によつて運動組織を含む被検体内
    の断層像データを所定周期で繰り返して得る断層走査手
    段と、この断層走査手段によつて得た時系列の断層画像
    データとそれらの断層画像データから生成した差分画像
    データとを別個に記憶する手段と、この記憶手段から読
    み出した差分画像データへカラー情報を付与する手段と
    、前記記憶手段から読み出した断層画像データと前記カ
    ラー情報を付与された差分画像データとを重畳させて表
    示するカラー表示手段とを備えたことを特徴とする超音
    波診断装置。
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