JPH08280678A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH08280678A
JPH08280678A JP11772395A JP11772395A JPH08280678A JP H08280678 A JPH08280678 A JP H08280678A JP 11772395 A JP11772395 A JP 11772395A JP 11772395 A JP11772395 A JP 11772395A JP H08280678 A JPH08280678 A JP H08280678A
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JP
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mode image
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circuit
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JP11772395A
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Masahiro Nagai
雅弘 永井
Takeshi Mitsutake
毅 三竹
Akira Sasaki
明 佐々木
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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    • A61B8/48Diagnostic techniques
    • A61B8/486Diagnostic techniques involving arbitrary m-mode
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
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    • G01S7/52017Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00 particularly adapted to short-range imaging
    • G01S7/52085Details related to the ultrasound signal acquisition, e.g. scan sequences

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Abstract

(57)【要約】 【目的】超音波断層装置において、実時間中だけでなく
フリーズ後でも超音波の走査方向とは無関係に任意に設
定したビームライン上のMモード像とBモード像を同時
に同一画面上に表示可能とする。 【構成】超音波探触子10を制御してエコー信号を得る
断層走査手段100、このエコー信号に基づいてBモー
ド像及びMモード像の両方を実時間表示し、かつ所望時
には表示画像をフリーズするよう前記エコー信号の記憶
及び処理をする画像表示制御手段200、実時間表示B
モード像のデータを記憶する大容量画像メモリ57、B
モード像上の指定された方向のMモード像を実時間中は
断層走査手段側からのデータにより、フリーズ後は大容
量画像メモリ側からのデータにより再構築する任意方向
Mモード像描出手段60、Bモード像とMモード像を同
期して再生するための画像再生制御装置59を具備する
超音波断層装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波診断装置に関
し、特に、リアルタイムでの観察後に、画像記憶装置に
記憶したBモード像データにより、任意方向Mモード像
をBモード像の再生と時相を同期させて同時に同一画面
上に表示することを可能とした超音波診断装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の循環器用超音波診断装置では、弁
や心臓壁の運動状態を詳細に観察するには任意の超音波
ビームライン上の画像データを、横軸に時間、縦軸に深
度で表現したMモード像を利用して時間的な変化を観察
しているが、Mモード用ビームラインはBモード像(断
層像)の走査線方向に限定されていた。
【0003】また、特開昭55−103841号公報に
示すように、Mモード用ビームラインを任意の方向に設
定可能で、その任意方向のビームライン上のMモード像
(任意方向Mモード像)を表示可能なものもあるが、そ
の実用範囲は実時間(リアルタイム)中に限られるもの
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記の従
来技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0005】前記の従来技術では、実用範囲は実時間
(リアルタイム)中に限られるものであるので、任意方
向Mモード像を実時間中にしか表示することができない
という問題があった。
【0006】また、従来技術では、動いているBモード
像上で、Mモード像の方向を指定し、Bモード像とMモ
ード像を同時に同一画面上に表示することができないと
いう問題があった。
【0007】本発明の目的は、実時間中だけでなくフリ
ーズ後でも任意方向Mモード像を繰返し表示可能な超音
波診断装置を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、リアルタイムでの観
察後に、画像記憶装置に記憶したBモード像データによ
り、任意方向Mモード像をBモード像の再生と時相を同
期させて同時に同一画面上に表示することが可能な超音
波診断装置を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的および
新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面によって
明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願によって開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0011】被検体の所定部位に超音波パルスを送信す
ると共にそのエコー信号を受信する超音波探触子と、こ
の超音波探触子のパルス送受信動作を制御して前記エコ
ー信号を所定周期で繰返し得る断層走査手段と、この断
層走査手段から得られるエコー信号に基づいて少なくと
もBモード像及びMモード像の一方又は両方を実時間表
示可能し、かつ所望時には表示画像をフリーズするよう
前記エコー信号の記憶及び処理をする画像表示制御手段
と、実時間表示されているBモード像のデータを所定時
間分記憶する大容量画像メモリと、Mモード用ビームラ
インをBモード像上の指定された方向に設定し、この指
定方向のMモード用ビームライン上のMモード像を、実
時間中は前記断層走査手段側からのデータにより、フリ
ーズ後は前記大容量画像メモリ側からのデータにより再
構築して画像表示制御手段の記憶部に記憶する手段と、
前記Bモード像とMモード像を同期して再生するための
画像再生制御手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】前述の手段によれば、実時間中に得られた断層
像データは画像表示手段に表示されると共に大容量画像
記憶手段に所定時間記憶される。
【0013】フリーズ後は、大容量画像記憶手段から断
層像データを読み出しながら、任意方向Mモード像描出
手段により、任意方向Mモード像ビーム設定回路で設定
された任意方向Mモード像が画像表示制御手段を介して
画像表示手段に表示される。
【0014】これにより、実時間中だけでなくフリーズ
後でも任意方向Mモード像が繰返し表示可能となる。
【0015】また、画像再生制御手段で連続またはコマ
送りで再生するBモード像のフレームごとの再生の開始
を検知し、録画時のBモード像のフレームレートと表示
するMモード像の時間軸に合わせて、Bモード像1フレ
ームに対するMモード像の表示ライン数分のMモード像
の補間データを作成し、これにより得たMモード像をB
モード像に同期させて表示することにより、リアルタイ
ムのように、断層像の動きを見ながら、特定部位のMモ
ード像を観察することができる。
【0016】また、心拍同期のような特定の範囲のBモ
ード像間をループ再生するBモード像に対するMモード
像を繰り観し観察することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1は、本発明による超音波診断装置の
一実施例を示すブロック図である。図1において、10
は超音波探触子、11は被検体、20は超音波送受信回
路、30a,30bは整相回路、40a,40bは検波
回路、51はA/D変換器、52はラインメモリ、53
a,53bは画像メモリ、54は画像表示選択回路、5
5はD/A変換器、56は画像メモリ書き込み選択回
路、57は大容量画像メモリ、58はメモリ選択回路、
59はBモード像とMモード像を同期して再生するため
の中央処理装置(CPU)を有した画像再生制御装置、
60は任意方向M像(Mモード像)描出回路(任意方向
Mモード像描出手段)、61は再構築用画像メモリ、6
2は指定方向M像(Mモード像)再構築回路、62aは
指定方向Mモード像ビーム設定回路、62bは情報入力
装置、63は指定方向M像(Mモード像)再構築回路6
2の出力を切換える出力切換回路、64は第1ラインメ
モリ、65は第2ラインメモリ、66は空間補間演算回
路、70は画像表示装置(画像表示手段)、100は断
層走査手段、200は画像表示制御手段である。
【0018】前記超音波探触子10は、被検体11へ超
音波を送信し、その送信超音波が、被検体11内の音響
インピーダンスの異なる境界において反射されるエコー
信号を受信するものである。
【0019】前記超音波送受信回路20は、前記探触子
10に設けられた超音波振動子から被検体11へ送信す
る超音波ビームを形成するためのパルサ、送信遅延回
路、及び被検体11内よりの受信エコー信号を探触子1
0で受信し変換して得られた電気信号を増幅する増幅器
等を備えてなる。
【0020】前記一対の整相回路30a,30bは、そ
れぞれ独立に受信ビーム方向を設定可能であり、探触子
10で受信した各エコー信号の位相を揃えて加算し、受
信超音波ビームを形成する受信遅延回路及び加算器等か
らなる。
【0021】前記一対の検波回路40a,40bは、前
記整相回路30a,30bで位相合成された受信エコー
信号を検波するためのゲインコントロール回路、LOG
アンプ回路、ダイナミックレンジ設定回路、全波整流回
路及びエンベロープ検波回路等を備えてなる。
【0022】前記の超音波送受信回路20、整相回路3
0a,30b及び検波回路40a,40bは断層走査手
段100を構成している。
【0023】前記A/D変換器51は、前記検波回路4
0a,40bに対応しており、図1では1個しか記載し
ていないが、2個である。このA/D変換器51は、前
記検波回路40a、40bから出力されたエコー信号を
ディジタル信号に変換するものである。ラインメモリ5
2は、A/D変換器51の出力信号を超音波ビームの1
走査線毎に(又は複数の走査線ずつ)書込み・読出しを
繰り返し、L側(Bモード像用)画像メモリ53a、R
側(Mモード像用)画像メモリ53b及び大容量画像メ
モリ59へ出力するものである。
【0024】前記画像メモリ書込み選択回路56は、R
側(Mモード像用)画像メモリ53bへ格納する画像デ
ータを、任意方向Mモード像描出回路60(空間補間演
算回路66の出力データ)側からのものか、ラインメモ
リ52側からのものかを選択するものである。
【0025】前記座標変換回路53cは、L側(Bモー
ド像用)画像メモリ53aから読み出された画像データ
を表示画像データに変換するためのものである。
【0026】前記大容量画像メモリ57は、数秒間ある
いは数十秒間(少なくとも1スクロール可能な時間)分
の断層像データを記憶、ここでは数秒間分の断層像デー
タをサイクリックに記憶するものである。メモリ選択回
路58は、実時間中はラインメモリ52からの画像デー
タを、フリーズ後には大容量画像メモリ57に記憶され
た画像データを、選択して後段の前記画像メモリ書き込
み選択回路56や任意方向Mモード像描出回路60の再
構築用画像メモリ61に出力するものである。
【0027】前記L側(Bモード像用)画像メモリ53
aおよびR側(Mモード像用)画像メモリ53bは、前
記メモリ選択回路58からの画像データを格納するもの
であり、複数フレームの画像を記憶可能な記憶容量を有
する半導体メモリからなる。
【0028】前記画像表示選択回路54は、前記2つの
画像メモリ53a,53bから出力される画像データの
表示の選択、すなわち、画像表示装置70上にL側メモ
リ画像のみの表示、R側メモリ画像のみの表示、L側/
R側画像の左右2分割表示による同時同一画面上表示の
うちいずれの表示を行うかを選択するものである。
【0029】前記D/A変換器55は、前記画像表示選
択回路54の出力、すなわち、前記2つの画像メモリ5
3a,53bから出力された画像データをD/A変換し
てビデオ信号とするものである。画像表示装置70は、
D/A変換器55から出力されたビデオ信号をTV表示
方式により表示するものである。
【0030】なお、前記回路54,56、画像メモリ5
3a,53b、座標変換回路53c及びD/A変換器5
5は画像表示制御手段200を構成している。
【0031】前記任意方向Mモード像描出回路60は、
指定された方向のMモード用ビームライン上のMモード
像データを描出して画像表示装置70に表示するための
ものであり、再構築用画像メモリ61、指定方向M像
(Mモード像)再構築回路62、指定方向M像(Mモー
ド像)ビーム設定回路62a、出力切換回路63、第1
の指定方向のMモード像データを記憶するラインメモリ
64、第2の指定方向のMモード像データを記憶するラ
インメモリ65、及び空間補間演算回路66からなって
いる。
【0032】ここで、前記指定方向M像ビーム設定回路
62aは、断層像と指定方向Mモード用ビームラインと
の幾何学的な位置関係を元に再構築用画像メモリ61に
格納されている受信エコーデータから、指定方向M像再
構築回路62において指定方向のMモード像データを再
構築させるよう制御するものであり、後述する画像表示
装置70に表示されたBモード像(断層像)上で指定方
向のMモード用ビームラインを設定するためのものであ
る。Mモード用ビームラインの方向の指定は、トラック
ボールやジョイスティック等の位置設定手段あるいはつ
まみやキー等による回転手段からなる情報入力装置62
bにより指定され、指定方向Mモード像ビーム設定回路
62aで指定方向Mモード像ビームが設定される。
【0033】次に、本実施例の超音波診断装置の動作を
説明する。まず、図1に示すように、被検体11へ超音
波探触子10を当接し診断部位へ超音波を送信する。こ
のとき、送信される超音波は、超音波送受信回路20中
の送信遅延回路により診断部位において細いビームを形
成するように制御される。この送信ビームのエコー信号
は、超音波探触子10によって受信され、超音波送受信
回路20中の増幅器、受信遅延回路及び加算器を介して
取り込まれ、受信ビームが形成される。
【0034】超音波探触子10は、所定周期で順次超音
波送受信方向を変更して、診断部位を超音波走査するよ
うに送受信が繰り返して行われ、前記受信ビームも同様
に繰り返し形成される。
【0035】超音波送受信回路20から出力されたエコ
ー信号(アナログ信号)は、一対をなす整相回路30
a,30bによって、図2の(a)に示すように、送信
ビームTに対して対称系をなすよう、受信ビームの方向
R1,R2が僅かに偏向するように設定される。これに
より、送信ビームと受信ビームとの合成ビーム(C1,
C2)は両方のビームの中心に形成され、1回の送信で
異なる2方向からの受信エコーが同時に得られることに
なり、1枚の断層像を得るための走査線密度を一定とす
ると送信回数は半分ですみ、走査時間が半分になりフレ
ームレートは2倍になる。
【0036】検波回路40a,40bは、そのゲインコ
ントロール回路によって前記整相回路30a,30bで
位相合成された受信エコーの感度調整を行う。また、受
信エコー信号は60〜90dBのダイナミックレンジを
有しているが、画像表示装置70は20〜30dB程度
のダイナミックレンジしかないため、検波回路40a,
40bのLOGアンプ・ダイナミックレンジ設定回路で
最適な圧縮率を設定している。また、検波回路40a,
40bは、その全波整流回路及びエンベロープ検波回路
により高周波の受信エコー信号の搬送波成分を除去して
いる。
【0037】前記検波回路40a,40bから出力され
た受信エコー信号は、A/D変換器51でディジタル信
号に変換され、ラインメモリ52へ出力される。ライン
メモリ52は複数のラインメモリを有し、超音波送受信
方向が変化する毎に切り換えられて書込みと読出しが制
御され、順次入力する各超音波受信ビーム毎にディジタ
ルエコー信号を画像メモリ53a,53bへ出力する。
【0038】通常、画像メモリ53a,53bに入力し
たディジタルエコー信号は、順次超音波ビーム毎にそれ
らの送受信方向を対応させて1枚の超音波断層像を形成
するように書き込まれる。超音波探触子10は、超音波
送受信回路20の制御で1画像分の超音波走査が終了す
ると、再び走査方向を初期方向に戻し、送受信を繰り返
すと共に、送受信方向を各送受信毎に順次変更して走査
を行うが、画像メモリ53a,53bは、これに同期し
て超音波断層像の書込みが更新される。
【0039】画像メモリ53a,53bより出力された
画像データは、画像表示選択回路54を介してD/A変
換器55に与えられ、D/A変換器55でアナログ変換
された後、順次画像表示装置70へ出力される。画像表
示装置70は入力したビデオ信号を輝度変調して表示す
る。
【0040】また、前記ラインメモリ52の出力信号は
画像メモリ53a,53bへ書き込まれると同時に大容
量画像メモリ57へも書き込まれる。
【0041】実時間中に指定方向Mモード像を描出して
表示する場合には、メモリ選択回路58からの出力を任
意方向Mモード像描出回路60の再構築用画像メモリ6
1へ入力する。ここでは、指定方向Mモード像を描出す
るために1フレーム分の画像データが再構築用画像メモ
リ61へ記憶され、指定方向断層像上に指定された方向
のMモード用ビームラインに従って指定方向Mモード像
再構築回路62によりMモード像が再構築され、出力切
換回路63を介して第1ラインメモリ64もしくは第2
ラインメモリ65に格納される。第1ラインメモリ64
もしくは第2ラインメモリ65に格納されている指定方
向Mモード像データは、空間補間演算回路66に出力さ
れ、空間補間演算回路66で指定方向Mモード像の表示
画像データが作成される。この作成された指定方向Mモ
ード像の表示画像データは、画像メモリ書き込み選択回
路56を介してR側(Mモード像用)画像メモリ53b
へ出力される。
【0042】再構築用画像メモリ61は、ここでは説明
を簡単にするために1フレーム分の画像データを記憶す
ることとしているが、最小限のメモリ構成として走査線
2本分としてもよい。この場合には、その再構築用画像
メモリ61に書き込まれた2本分の走査線上の断層像デ
ータによって検出可能な任意方向Mモード像データを全
て検出し、順次再構築用画像メモリ61の内容を書き換
えながら1本分の任意方向Mモード像データを検出すれ
ばよい。
【0043】一方、フリーズ後には数秒間以上、例えば
2〜10秒間、記憶された画像データを大容量画像メモ
リ57から読み出し、メモリ選択回路58を介して任意
方向Mモード像描出回路60や画像メモリ書き込み選択
回路56へ入力することにより、フリーズ後に断層像デ
ータを再生したり、断層像上にMモード用ビームライン
を任意に設定して任意方向Mモード像データを再生す
る。これにより、画像表示装置70上にL側画像メモリ
53aに格納されているBモードの画像のみの表示、R
側画像メモリ53bに格納されているMモードの画像の
みの表示、あるいはL側/R側画像の左右2分割表示が
なされる。
【0044】前記Bモード像と同期して指定方向のMモ
ード像を再生するために、画像再生制御装置59は、大
容量画像メモリ57から再生を開始するBモード像のデ
ータをメモリ選択回路58を介して再構築用画像メモリ
61へ送る。そして、指定方向Mモード像再構築回路6
2で再構築されたMモード像のデータと1フレーム前の
Bモード像の再構築されたMモード像のデータと録画時
のBモード像のフレームレートから再構築されたMモー
ド像の表示時間軸に合わせた補間処理を前記空間補間演
算回路66で行うように制御する。このようにしてBモ
ード像の再生に同期して指定方向のMモード像を観察す
ることができる。
【0045】また、心電図波のR波トリガに、同期した
R波−R波間ループのBモード像の再生を行えば、同時
に、R波−R波間を繰り返す任意方向のMモード像が観
察できる。
【0046】次に、前記画像再生制御装置59による前
記Bモード像と同期して指定方向のMモード像を再生す
る制御手段ついて詳細に説明する。図3はBモード像と
同期して指定方向のMモード像を再生する制御手順を示
すフローチャートである。
【0047】いま、L1は1画面に表示するMモード像
のライン本数(ライン)、TsはMモード像の1画面の
スクロール時間(秒:sec)、TbはBモード像の録
画特の1フレーム当りの走査時間(秒:sec)、1/
NはBモード像の再生スピード(例えば、N=2は1/
2スロー再生)とすると、Bモード像の再生は、Tb×
N(秒:sec)ごとに1フレーム再生する。
【0048】そこで、図3に示すように、Tb×N
(秒:sec)ごとに1フレーム再生するようにタイマ
等の割り込みを設定するか、時間監視により、Tb×N
/L1ごとに再生することにより、Bモード像と時相が
同期した再生が実現できる。
【0049】また、Mモード像は、Bモード像の1フレ
ームに対し、Tb÷Ts/L1=Tb×L1/Tsが必
要となる。そこで、図1に示す第1ラインメモリ64と
第2ラインメモリ65に交互に格納されている前フレー
ムのBモード像から再構成したMモード像と、現再生フ
レームのBモード像から再構築したMモード像より、空
間補間演算回路66において前記求めたMモード像1ラ
インの再生間隔をもとに、Tb×L1/Ts(ライン)
を順次再生していく。このようにして再生するBモード
像と同期して指定方向のMモード像を再生することがで
きる。
【0050】また、前記Bモード像と同期して指定方向
のMモード像を再生する制御手順を図4に示すフローチ
ャートの手順により制御してもよい。
【0051】したがって、図5に示すように、Bモード
像1フレームの再生時間t1の間にMモード像はそれに
相当するL本を再生し、Bモード像と同期して指定方向
のMモード像を再生することができる。
【0052】なお、大容量画像メモリ57を画像メモリ
53a,53bの前段に配置したのは次のような利点が
得られるからである。
【0053】すなわち、断層像の走査速度(フレームレ
イト)が画像表示装置70の走査速度(画像表示装置7
0としてTVモニタ等を用いたときには30フレーム/
秒)を越える場合は、表示系で間引きが行われ全ての画
像を画像表示装置70では観察することができない。
【0054】しかし、画像メモリ53a,53bの前段
では全ての画像データを記憶しておくことができるの
で、実時間中に高速走査した断層像の生データを元に、
フリーズ後に任意方向のMモード像を描出することがで
きる。したがって、これによれば、断層像の走査速度が
高くなるほど、任意方向Mモード像の時間分解能を向上
させることができることになる。
【0055】ここで、任意方向Mモード像の描出方法に
ついて、画像表示装置70上に表示されている断層像上
に設定された任意方向Mモード用ビームラインデータを
再構築するために、画像表示装置70上の座標系から実
画像データが格納されている大容量画像メモリ57の座
標系への座標変換を行う例として、以下に示す代表的な
演算処理を組み合わせて走査変換する方式について説明
する。
【0056】図6は、画像表示装置70の画面上に設定
された任意方向のMモード用ビームラインデータの算出
を説明するための図である。ここで、個々の座標系を変
換するための各種変換手段の主な役割は次の通りであ
る。 1)アフィン変換 画像の拡大・縮小、回転及び平行移動を行う幾何学的変
換である。 2)極座標変換 画像表示装置70の直交座標系を超音波走査の極座標系
に変換する。 3)単位変換 極座標アドレスをメモリアドレスに変換し、空間補間係
数を発生する。 4)空間補間(Bilinear Interpolation) 任意方向Mモード像データの輝度を周囲4点の実画像デ
ータを利用して2次元補間処理によって算出する。
【0057】まず、画像表示装置70の画面上の任意方
向Mモード用ビームラインを画像表示装置70の直交座
標系アドレス(x,y)とすると、(x,y)をアフィ
ン変換にて仮の直交座標系アドレス(u,v)に変換す
る。得られた(u,v)を極座標系アドレス(r,θ)
に変換する。ここで、θは超音波ビームの角度、rは深
度に対応している。
【0058】前記rの単位はラジアンであるため、ラジ
アンからメモリアドレスへの単位変換を行い、実画像デ
ータが格納されている画像メモリ上のアドレス(r´,
θ´)を得る。画像メモリのアドレスは小数点以下まで
演算し、この小数点以下の値を用いて空間補間を行う。
【0059】以下に、代表的なセクタ走査の場合につい
て各演算処理部分の動作を説明する。 例えば、表示画
像上の任意方向Mモード用ビームラインデータを実画像
データが格納されている画像メモリから演算する場合に
ついて考えてみる。
【0060】1)画像表示装置70の直交メモリアドレ
ス(x,y)から仮の直交メモリアドレス(u,v)へ
の変換 前記アフィン変換により、画像表示装置70の直交メモ
リアドレス(x,y)から、図7の(a)に示すように
仮の直交メモリアドレス(u,v)へ変換する。これは
画像表示装置70の画面上に表示されている画像が拡大
・縮小されていたり、回転していた場合でも容易に対応
可能とするためである。アフィン変換式は、次式(1)
で表示される。
【0061】
【数1】
【0062】ここで、A〜Dは拡大・縮小や回転のパラ
メータでありXof,Yofは平行移動パラメータである。
【0063】2)直交座標系アドレス(u,v)から極
座標系アドレス(r,θ)への変換 コンベックス走査やセクタ走査において、超音波ビーム
は1点を中心とした放射状にビーム走査されるため、超
音波データは極座標系で得られる。これに対して、画像
表示装置70の表示フォーマットは直交座標系なので、
超音波データと表示画像データとの対応をとるため、図
7の(a)に示すように、極座標変換を行う必要があ
る。変換式は、次式(2)で与えられる。
【0064】
【数2】
【0065】3)極座標系アドレス(r,θ)から実メ
モリアドレス(r´,θ´)への変換実際にメモリに格
納されている超音波データは、探触子10の種類、曲率
等によってメモリ内部の格納ピッチが異なる。また、コ
ンベックス走査等では、ビームの走査中心点と体表まで
のオフセットを考慮しなければならない。そこで、前記
単位変換を行って、図7の(b)に示すような実メモリ
アドレス(r´,θ´)に変換する。単位変換における
変換式は次式(3),(4)で与えられる。
【0066】
【数3】r´=r−r0 ……(3) (r0=曲率/Δr、Δr:実メモリのr方向ピッチ)
【0067】
【数4】θ´=θ/Δθ+θ0 ……(4) (Δθ:実メモリのθ方向ピッチ、θ0:実メモリ方向
θオフセット)
【0068】得られた実メモリアドレス(r´,θ´)
から前記空間補間によって画像表示装置70の直交メモ
リアドレス(x,y)の画像データを演算する。
【0069】座標変換(極座標変換、単位変換)で求め
られた実メモリアドレス(r´,θ´)は、一般に整数
アドレス位置をとらない。すなわち、表示メモリアドレ
ス(x,y)に対応する画像データが存在しないので、
前記空間補間によって画像データを算出する。空間補間
とは4点補間とも呼ばれ、図7の(c)に示すように、
(r´,θ´)の周囲の4画素の存在する超音波輝度デ
ータPl,m、Pl+1,m、Pl,m+1、Pl+1,m+1を用い
て行う2次元補間である。
【0070】ここで、(l,m)は(r´,θ´)の整
数化を意味し、
【0071】
【数5】 (l,m)={int(r´),int(θ´)} ……(5) で表される。
【0072】また、(r´,θ´)の位置を格子一辺の
長さをlしたときのPl,mからの水平,垂直方向まで
の距離をe,fとすると、
【0073】
【数6】e=θ´−m,f=r´−l ……(6) と表される。
【0074】したがって、画像表示装置70の表示位置
(r´,θ´)の空間補間によって得られる輝度をQと
すると、Qは次式(7)で求められる。
【0075】
【数7】
【0076】このようにして、断層像上に設定された任
意方向Mモード像ビームラインに従って、再構築用画像
メモリ61から指定方向Mモード像再構築回路62によ
りMモード像データが描出され、出力切換回路63を介
して第1ラインメモリ64及び第2ラインメモリ65へ
書き込まれる。
【0077】このように整相回路以降に一対の受信系を
設け、1回の送信で異なる2方向からの受信エコー信号
が同時に得られるように設定することにより、走査線密
度を一定とすれば1枚の断層像を得るための送信回数を
半分にすることができ、断層像のフレームレートを2倍
にすることができる。その結果、1枚の断層像に対して
1本のMモード像しか得られない任意方向Mモード像の
場合にも同画質のMモード像データを2倍の表示角度の
断層像で得ることができる。
【0078】なお、前述の実施例では、一対の受信系を
設け、同時に2方向からの受信エコー信号を得る方式に
ついて述べたが、受信系を3つ以上設けて同時に得られ
る受信エコー信号の数を増加させてもよい。
【0079】また、整相回路30a,30bをアナログ
回路ではなくディジタル回路で構成してもよい。これに
よれば、1系統の受信系でも時系列に受信ビームを設定
することにより同時に多方向受信が可能である。
【0080】前述の図2の(b)に、4方向同時受信時
の送信ビームと4方向の受信ビームと4つの合成ビーム
の位置関係例が示されている。
【0081】高周波数の探触子10を使用した場合に
は、表示深度が浅くなり、超音波の繰り返し周波数を高
く設定できるので断層像のフレームレイトを向上させる
ことができる。そのため、多方向同時受信方式を併用し
なくても十分実用に耐えうる任意方向Mモード像を描出
可能である。もちろん併用してもよいことはいうまでも
ない。
【0082】また、前述の説明以外のフレームレートを
向上させる手段として、繰り返し周波数を高くする方法
や走査線密度を粗くする方法を併用してもよい。
【0083】更に上述実施例では、任意方向Mモード像
ビームラインを便宜上直線として説明しているが、図8
の(a)に示すように、曲線で設定した任意方向Mモー
ド像ビームライン511上のMモード像データも検出で
きることはいうまでもない。また、図8の(b)に示す
ように、断層像上に複数の任意方向Mモード用ビームラ
イン512,513を設定し、Mモード像の画面を分割
して同時に表示することも可能である。例えば、直交す
る心腔内の長軸と短軸像を表示することにより、面積計
測や体積計測に利用することも可能である。
【0084】前記図1の任意方向Mモード像描出回路6
0では、指示方向Mモード像再構築回路62の出力の1
つの指示方向Mモード像を格納する第1のラインメモリ
64と、もう1つの指示方向Mモード像を格納する第2
のラインメモリ65を設け、更にこれらの出力を空間補
間演算回路66に入力するようにし、図9に示すよう
に、実画像データ(n)と実画像データ(m)との中間
時間のデータを空間補間処理によって演算することがで
きる。
【0085】このとき、jライン上のi番目の画像デー
タは以下の式(8)でその輝度データが演算される。
【0086】
【数8】
【0087】実画像データ(n)と実画像データ(m)
との間のデータ(j)は、1ラインだけでなく、補間係
数を変えることにより無限に算出させることができる。
これによれば、スクロール速度が速い場合に実画像デー
タと実画像データとの間に生じた欠落した部分のMモー
ド像データを空間補間により表示可能とすることができ
る。
【0088】なお、図9では、任意のPi,jの画像デー
タを求める際、両サイドの6点を利用して空間補間する
例について示しているが、空間補間を行う点数を増加さ
せてもよいことはいうまでもない。より多くの実画像デ
ータを利用することにより、周辺とのつながりのよさを
向上させることができる。
【0089】また、フリーズ後に任意方向Mモード像を
得ることを考慮し、任意方向Mモード選択時につながり
のよいMモード像を得るために、図10に示すように構
成してもよい。すなわち、Mモード像のスクロール速度
情報91から、新しいMモード像が表示される前に断層
像を1画像スキャン可能なように、実時間中に断層像の
表示角度を自動設定する表示角度設定回路90を設けて
もよい。
【0090】表示角度設定回路90では、任意方向Mモ
ード選択時につながりのよいMモード像を得るために、
Mモード像のスクロール速度情報91から新しいMモー
ド像が表示される前に断層像を1画像スキャン可能なよ
うに、次式(9)にて表示角度Bθを設定している。
【0091】
【数9】
【0092】ここで、TSWPはMモード像のスクロール
時間、TPRは超音波の送信繰り返し周期、LNはMモー
ド像の表示ライン数、NRは同時受信可能なライン数、
Δθは断層像の走査線ピッチを表している。
【0093】これによれば、Mモード像のスクロール速
度情報91から断層像の表示角度を適宜値に自動設定す
るため、フリーズ後の任意方向Mモード像を凹凸の少な
い画像にすることができる。断層像の表示角度の設定条
件として、Mモード像のスクロール速度情報から、複数
回に1回の割で新しいMモード像が表示されるような条
件に設定することも可能であり、これによれば断層像の
表示角度を広く設定することができ、自由度の高い任意
方向のMモード像を得ることができる。
【0094】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得ること
は言うまでもない。
【0095】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すると、以
下のとおりである。
【0096】(1)超音波診断において、例えば、弁や
心臓壁の時間的変化を観察するのに断層像の走査線上の
Mモード像だけでなく、任意方向のMモード像を描出可
能で、しかも長時間の断層像データを大容量画像メモリ
中に記録しておくことができるので、実時間中だけでな
くフリーズ後でも任意方向Mモード像データを得ること
ができ、任意方向Mモード像を繰返し表示可能である。
【0097】(2)リアルタイムのように、断層像の動
きを見ながら、特定部位のMモード像を観察することが
できる。
【0098】(3)指定方向Mモード像再構築回路と、
その出力の複数の指定方向Mモード像ラインデータをそ
れぞれ1つづつ格納する複数のラインメモリと、それら
の出力から空間補間処理を行う空間補間演算回路と、再
生Bモード像とMモード像との同期再生制御を行う画像
再生制御装置を追加することにより、心拍同期のような
特定の範囲のBモード像間をループ再生するBモード像
に対するMモード像を同時に同一画面上で観察すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による超音波診断装置の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】本実施例の多方向同時受信方式の原理を説明す
るための図である。
【図3】本実施例のBモード像と同期して指定方向のM
モード像の再生する制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明のBモード像と同期して指定方向のMモ
ード像を再生する他の実施例の制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】本実施例のBモード像と同期して指定方向のM
モード像を描出を説明するための図である。
【図6】本実施例の指定方向Mモード像描出のための各
種変換方式動作を説明するための図である。
【図7】本実施例の指定方向Mモード像描出のための各
種変換方式動作を説明するための図である。
【図8】本実施例のビームラインの種類及び方向の設定
による表示画面を説明するための図である。
【図9】本実施例の指定方向M像描出回路の動作を説明
するための図である。
【図10】本発明による他の実施例の概略構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 超音波探触子 11 被検体 20 超音波送受信回路 30a,30b 整相回路 40a,40b 検波回路 51 A/D変換器 52 ラインメモリ 53a,53b 画像メモリ 54 画像表示選択回路 55 D/A変換器 56 画像メモリ書き込み選択回路 57 大容量画像メモリ 58 メモリ選択回路 59 画像再生制御装置 60 任意方向M像(Mモード像)描出回路(任意方向
Mモード像描出手段) 61 再構築用画像メモリ 62 指定方向M像(Mモード像)再構築回路 62a 指定方向M像(Mモード像)ビーム設定回路 62b 情報入力装置 63 出力切換回路 64 第1ラインメモリ 65 第2ラインメモリ 66 空間補間演算回路 70 画像表示装置(画像表示手段) 100 断層走査手段 200 画像表示制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体の所定部位に超音波パルスを送信す
    ると共にそのエコー信号を受信する超音波探触子と、こ
    の超音波探触子のパルス送受信動作を制御して前記エコ
    ー信号を所定周期で繰返し得る断層走査手段と、この断
    層走査手段から得られるエコー信号に基づいて少なくと
    もBモード像及びMモード像の一方又は両方を実時間表
    示可能し、かつ所望時には表示画像をフリーズするよう
    前記エコー信号の記憶及び処理をする画像表示制御手段
    と、実時間表示されているBモード像のデータを所定時
    間分記憶する大容量画像メモリと、Mモード用ビームラ
    インをBモード像上の指定された方向に設定し、この指
    定方向のMモード用ビームライン上のMモード像を、実
    時間中は前記断層走査手段側からのデータにより、フリ
    ーズ後は前記大容量画像メモリ側からのデータにより再
    構築する任意方向Mモード像描出手段と、前記Bモード
    像とMモード像を同期して再生するための画像再生制御
    手段とを具備することを特徴とする超音波診断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002306474A (ja) * 2001-04-05 2002-10-22 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波撮像装置、超音波撮像方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
EP4302702A1 (en) 2022-07-04 2024-01-10 FUJI-FILM Corporation Ultrasound diagnostic apparatus and control method of ultrasound diagnostic apparatus

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