JPH09108167A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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JPH09108167A
JPH09108167A JP27266195A JP27266195A JPH09108167A JP H09108167 A JPH09108167 A JP H09108167A JP 27266195 A JP27266195 A JP 27266195A JP 27266195 A JP27266195 A JP 27266195A JP H09108167 A JPH09108167 A JP H09108167A
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Wataru Uchiyama
亘 内山
Wataru Hamaguchi
渉 濱口
Takashi Komatsu
隆 小松
Takashi Miyauchi
隆 宮内
Fumihiko Sasahara
文彦 笹原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄槽に収納した食器類に洗浄水を噴射して
食器を洗浄する食器洗い機において、乾燥行程において
加熱手段の間欠動作を行う際に、温度検知手段による洗
浄槽内の温度検知の精度を向上する。 【解決手段】 洗浄槽1に収納した食器類2をヒータ9
により乾燥し、送風ファン11により洗浄槽1内の蒸気
を機外に排出する。制御手段16は、食器類2の洗浄、
すすぎ、乾燥行程の一連の逐次動作を制御するととも
に、乾燥行程にてヒータ9の間欠運転を行う際に、送風
ファン11を第1の所定時間動作させた後、送風ファン
11とヒータ9を動作させて食器類2を乾燥させ、ヒー
タ9の動作を停止した後、送風ファン11を第2の所定
時間だけ動作するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄槽に収納した
食器類に洗浄水を噴射して食器を洗浄する食器洗い機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗い機は図15に示
すように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
【0003】図15に示すように、洗浄槽1は、食器類
2を内部に収納し、給水弁3より給水された洗浄水を洗
浄槽の底部に溜めている。洗浄ノズル4は、洗浄槽1内
に回転自在に支持され、食器類2に向けて洗浄水を噴出
する。洗浄ポンプ5は、洗浄水を洗浄ノズル4に送り込
むもので、この洗浄ポンプ5はモータ6によって駆動さ
れる。排水ポンプ7は洗浄水を機外に排出するものであ
り、水位検知手段8は、洗浄槽1内の水位を検知し電気
信号として出力する。
【0004】ヒータ(加熱手段)9は洗浄槽1の底部に
配設され洗浄水を加熱する。温度検知手段10は洗浄槽
1の底部に外側より密着するように取り付け、洗浄水の
水温を検知する。送風ファン11は洗浄槽1内の蒸気を
送り出すもので、排気口12より機外へ排出される。な
お、13は食器類2を配置する食器かごであり、14は
洗浄槽1に食器類2を出し入れする際に開閉するドアで
ある。制御手段15は、食器類2の洗浄、すすぎ、乾燥
行程の一連のシーケンスプログラムにより逐次動作を制
御する。
【0005】上記構成において動作を説明すると、利用
者がドア14を開き、食器類2を食器かご13に配置し
て洗浄槽1に収納し、洗浄槽内に洗剤を入れた後、運転
を開始すると、まず洗浄槽1の底部に水位検知手段8が
所定の水位を検知するまで所定量の水道水が給水弁3よ
り給水される。そして、モータ6を駆動させ、同時にヒ
ータ9に通電され、洗浄水は加熱されながら洗浄ポンプ
5により食器類2に向けて洗浄ノズル4から噴出され
る。このとき、温度検知手段10により洗浄水の温度を
検知し、制御手段15は常に洗浄水の温度を把握してい
る。洗浄水の温度が所定温度に到達し、かつ、洗浄開始
から所定時間経過したとき、制御手段15は洗浄行程を
終了し、排水ポンプ7を動作させて一旦洗浄水を排水す
る。
【0006】つぎに、新たに水道水が給水され前述の洗
浄行程と同様の動作を数分間行い排水する。このすすぎ
行程を数回繰り返した後、加熱すすぎ行程と称する洗浄
行程と同様の動作を行い所定温度に到達した時点でこれ
を終了して排水する。最後送風ファン11を運転して洗
浄槽1内の蒸気を機外へ排出すると同時に、ヒータ9に
間欠に通電を行い食器類2を加熱して付着している水滴
を乾燥させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、洗浄行程にて洗浄水を加熱するためのヒータ9
を、乾燥行程においては空焼きして空気を暖めて食器類
2を乾燥するためにヒータ9の間欠運転を行う。
【0008】制御手段15は、温度検知手段10により
洗浄槽1内の空気の温度を把握しており、所定の温度を
検知するまで連続してヒータ9への通電を行い、所定の
温度を検知すると、ヒータ9への通電を停止するという
温度制御を行うが、乾燥行程開始時には、洗浄槽1内の
大気の流れは一定でないために、温度検知手段10によ
り検知した洗浄槽1内の温度の値と実際の洗浄槽1内の
温度の値との間には誤差が大きく、しばしばヒータ9の
過剰通電を行い、食器類2の熱変形を引き起こすという
問題を有していた。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、乾燥
行程において加熱手段の間欠動作を行う際に、温度検知
手段による洗浄槽内の温度検知の精度を向上することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の食器洗い機にお
いては、食器類の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連の逐次
動作を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、乾燥
行程にて加熱手段の間欠運転を行う際に、予め設定した
第1の所定時間だけ送風ファンを動作させた後、送風フ
ァンと加熱手段を動作させて食器類を乾燥させ、加熱手
段の動作を停止した後、予め設定した第2の所定時間だ
け送風ファンを動作するように構成したものである。
【0011】これにより、加熱手段を動作する前に、第
1の所定時間の送風ファンの動作を行い、洗浄槽内に一
定の空気の流れを作るため、加熱手段によって熱せられ
た空気が温度検知手段近の傍に偏ることがない、また、
加熱手段への通電を止めた後も、第2の所定時間の送風
ファンの動作を行うため、加熱手段に残った熱が過剰に
温度検知手段の近傍を熱することもないので、温度検知
手段は洗浄槽内の温度を正確に検知することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、食器類を収納する洗浄槽と、前記食器類を乾燥する
加熱手段と、前記洗浄槽内の蒸気を機外に排出する送風
ファンと、前記食器類の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連
の逐次動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
は、乾燥行程にて前記加熱手段の間欠運転を行う際に、
前記送風ファンを第1の所定時間動作させた後、前記送
風ファンと前記加熱手段を動作させて食器類を乾燥さ
せ、前記加熱手段の動作を停止した後、前記送風ファン
を第2の所定時間だけ動作するように構成したものであ
り、加熱手段を動作する前に、所定時間の送風ファンの
動作を行い洗浄槽内に一定の空気の流れを作るため、加
熱手段によって熱せられた空気が温度検知手段の近傍に
偏ることがなく、また、加熱手段への通電を止めた後
も、所定時間の送風ファンの動作を行うため、加熱手段
に残った熱が過剰に温度検知手段の近傍を熱することも
ないので、温度検知手段は洗浄槽内の温度を正確に検知
することができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明に加えて、商用電源の電圧を検知する電源電
圧検知手段を備え、制御手段は、前記電源電圧検知手段
により検知した電圧値に対応して第1の所定時間および
第2の所定時間を算出し、乾燥行程にて加熱手段の間欠
運転を行う際に、送風ファンを第1の所定時間動作させ
た後、前記送風ファンと前記加熱手段を動作させて食器
類を乾燥させ、前記加熱手段の動作を停止した後、前記
送風ファンを第2の所定時間だけ動作するように構成し
たものであり、食器洗い機の使用する様々な環境下の電
源電圧値に対しても、加熱手段へ通電を開始する前に洗
浄槽内に一定の空気の流れを作る送風時間と、加熱手段
への通電を停止してからも加熱手段の余熱を冷ますため
の空冷時間を算出することができ、温度検知手段により
洗浄槽内の温度を正確に検知することができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明に加えて、商用電源の電圧を検知する電源電
圧検知手段を備え、制御手段は、前記電源電圧検知手段
により検知した電圧の値が予め設定した所定の範囲を越
える場合、第1の所定時間および第2の所定時間を一義
的に決定し、乾燥行程にて加熱手段の間欠運転を行う際
に、送風ファンを第1の所定時間動作させた後、前記送
風ファンと前記加熱手段を動作させて食器類を乾燥さ
せ、前記加熱手段の動作を停止した後、前記送風ファン
を第2の所定時間だけ動作するように構成したものであ
り、瞬時停電やノイズにより電源電圧の値が正確に検知
できない場合にも、加熱手段へ通電を開始する前に洗浄
槽内に一定の空気の流れを作る送風時間と、加熱手段へ
の通電を停止してからも加熱手段の余熱を冷ますための
空冷時間を適切に決定することができ、温度検知手段に
より洗浄槽内の温度を正確に検知することができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明に加えて、商用電源の電圧値を記憶する記憶
手段を備え、制御手段は、前記記憶手段に記憶した一番
検知度合いの高い電圧値または記憶した電圧値の平均値
を真の電圧値とし、この電圧値に対応して第1の所定時
間および第2の所定時間を算出し、乾燥行程にて加熱手
段の間欠運転を行う際に、送風ファンを第1の所定時間
動作させた後、前記送風ファンと前記加熱手段を動作さ
せて食器類を乾燥させ、前記加熱手段の動作を停止した
後、前記送風ファンを第2の所定時間だけ動作するよう
に構成したものであり、電源電圧値のばらつきに影響を
受けずに、加熱手段へ通電を開始する前に洗浄槽内に一
定の空気の流れを作る送風時間と、加熱手段への通電を
停止してからも加熱手段の余熱を冷ますための空冷時間
を算出することができ、温度検知手段により洗浄槽内の
温度を正確に検知することができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明に加えて、商用電源の周波数を検知する電源
周波数検知手段を備え、制御手段は、前記電源周波数検
知手段により検知した周波数の値に対応して第1の所定
時間および第2の所定時間を算出し、乾燥行程にて加熱
手段の間欠運転を行う際に、送風ファンを第1の所定時
間動作させた後、前記送風ファンと前記加熱手段を動作
させて食器類を乾燥させ、前記加熱手段の動作を停止し
た後、前記送風ファンを第2の所定時間だけ動作するよ
うに構成したものであり、食器洗い機の使用する様々な
地域差による電源の周波数に対しても、加熱手段へ通電
を開始する前に洗浄槽内に一定の空気の流れを作る送風
時間と、加熱手段への通電を停止してからも加熱手段の
余熱を冷ますための空冷時間を算出することができ、温
度検知手段により洗浄槽内の温度を正確に検知すること
ができる。
【0017】請求項6に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明に加えて、商用電源の周波数を検知する電源
周波数検知手段を備え、制御手段は、前記電源周波数検
知手段により検知した周波数の値が予め設定した所定の
範囲を越える場合、第1の所定時間および第2の所定時
間を一義的に決定し、乾燥行程にて加熱手段の間欠運転
を行う際に、送風ファンを第1の所定時間動作させた
後、前記送風ファンと前記加熱手段を動作させて食器類
を乾燥させ、前記加熱手段の動作を停止した後、前記送
風ファンを第2の所定時間だけ動作するように構成した
ものであり、瞬時停電やノイズにより電源周波数の値が
正確に検知できない場合にも、加熱手段へ通電を開始す
る前に洗浄槽内に一定の空気の流れを作る送風時間と、
加熱手段への通電を停止してからも加熱手段の余熱を冷
ますための空冷時間を適切に決定することができ、温度
検知手段により洗浄槽内の温度を正確に検知することが
できる。
【0018】請求項7に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明に加えて、商用電源の周波数を記憶する記憶
手段を備え、制御手段は、前記記憶手段に記憶した一番
検知度合いの高い周波数または記憶した周波数の平均値
を真の電源の周波数とし、この周波数の値に対応して第
1の所定時間および第2の所定時間を算出し、乾燥行程
にて加熱手段の間欠運転を行う際に、送風ファンを第1
の所定時間動作させた後、前記送風ファンと前記加熱手
段を動作させて食器類を乾燥させ、前記加熱手段の動作
を停止した後、前記送風ファンを第2の所定時間だけ動
作するように構成したものであり、商用電源の周波数の
ばらつきに影響を受けずに、加熱手段へ通電を開始する
前に洗浄槽内に一定の空気の流れを作る送風時間と、加
熱手段への通電を停止してからも加熱手段の余熱を冷ま
すための空冷時間を安定して算出することができ、温度
検知手段により洗浄槽内の温度を正確に検知することが
できる。
【0019】請求項8に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明に加えて、機器の使用回数を記憶する記憶手
段を備え、制御手段は、使用回数に対応して第1の所定
時間および第2の所定時間を算出し、乾燥行程にて加熱
手段の間欠運転を行う際に、送風ファンを第1の所定時
間動作させた後、前記送風ファンと前記加熱手段を動作
させて食器類を乾燥させ、前記加熱手段の動作を停止し
た後、前記送風ファンを第2の所定時間だけ動作するよ
うに構成したものであり、経年変化による送風ファンの
劣化により、送風ファンが起動までに要する時間の増加
に対しても、加熱手段へ通電を開始する前に洗浄槽内に
一定の空気の流れを作る送風時間と、加熱手段への通電
を停止してからも加熱手段の余熱を冷ますための空冷時
間を算出することができ、温度検知手段により洗浄槽内
の温度を正確に検知することができる。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。なお、上記従来例と同じ構成
のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0021】(実施の形態1)図1に示すように、制御
手段16は、食器類2の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連
の逐次動作を制御するとともに、乾燥行程にてヒータ
(加熱手段)9の間欠運転を行う際に、送風ファン11
を第1の所定時間t1動作させた後、送風ファン11と
ヒータ9を動作させて食器類2を乾燥させ、ヒータ9の
動作を停止した後、送風ファン11を第2の所定時間t
2だけ動作するように構成している。
【0022】上記構成において図2を参照しながら動作
を説明する。乾燥行程を開始すると、ステップ17にて
ヒータ9の通電回数を示す変数aをクリアし、ステップ
18にてヒータ9へ通電を開始する前に、洗浄槽1内に
一定の空気の流れを作る第1の所定時間t1(たとえ
は、10秒)と、ヒータ9への通電を停止してからもヒ
ータ9の余熱を冷ますための第2の所定時間t2(たと
えば、2秒)を決定し、ステップ19にて送風ファン1
1の動作を開始する。
【0023】ステップ20にてタイマー計測を開始し、
ステップ21にてタイマー計測時間tを検知し、ステッ
プ22にてタイマー計測時間tが第1の所定時間t1に
なるまで送風ファン11を動作させた後、ステップ23
にてヒータ9への通電を開始し、ステップ24にてタイ
マー計測を開始し、ステップ25にてタイマー計測時間
tを検知し、ステップ26にてタイマー計測時間tが6
秒になるまで送風ファン11を動作させながらヒータ9
への通電を行った後、ステップ27にてヒータ9への通
電を止める。
【0024】ステップ28にてタイマー計測を開始し、
ステップ29にてタイマー計測時間tを検知し、ステッ
プ30にてタイマー計測時間tが第2の所定時間t2に
なるまで送風ファン11を動作させてヒータの余熱を冷
まし、ステップ31にて送風ファン11の動作を停止
し、ステップ32にてヒータ9の通電回数を示す変数a
を加算し、ステップ33にて通電回数が目的の回数であ
る10回になるまで上記したヒータの間欠運転を繰り返
す。
【0025】これにより、ヒータ9を動作する前に、第
1の所定時間t1の送風ファン11の動作を行い、洗浄
槽1内に一定の空気の流れを作るため、ヒータ9によっ
て熱せられた空気が温度検知手段10の近傍に偏ること
がない。また、ヒータ9への通電を止めた後も、第2の
所定時間t2の送風ファン11の動作を行うため、ヒー
タ9に残った熱が過剰に温度検知手段10の近傍を熱す
ることもないので、温度検知手段10は洗浄槽1内の温
度を正確に検知することができる。
【0026】なお、以上の説明では、第1の所定時間t
1や第2の所定時間t2の数値や決定するタイミングを具
体的に示したが、これはヒータ9へ通電を開始する前に
送風ファン11を動作し、ヒータ9への通電を止めてか
らも送風ファン11を動作する本発明を限定するもので
はない。
【0027】(実施の形態2)図3に示すように、電源
電圧検知手段34は、機器を使用する商用電源の電圧値
を検知するもので、制御手段35は、電源電圧検知手段
34にて検知した電圧値に対応して第1の所定時間t1
および第2の所定時間t2を算出し、乾燥行程にてヒー
タ9の間欠運転を行う際に、送風ファン11を第1の所
定時間t1動作させた後、送風ファン11とヒータ9を
動作させて食器類2を乾燥させ、ヒータ9の動作を停止
した後、送風ファン11を第2の所定時間t2だけ動作
するように構成している。他の構成は上記実施の形態1
と同じである。
【0028】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明する。なお、図4におけるステップ17およびス
テップ19からステップ33までは上記実施の形態1と
同じであるので説明を省略する。
【0029】図4のステップ17にてヒータ9の通電回
数を示す変数aをクリアし、ステップ36にて制御手段
35は電源電圧検知手段34にて電源の電圧値を検知
し、ステップ37からステップ39に示すように電圧値
に応じてヒータ9へ通電を開始する前に、洗浄槽1内に
一定の空気の流れを作る第1の所定時間t1と、ヒータ
9への通電を停止してからもヒータ9の余熱を冷ますた
めの第2の所定時間t2を算出する。
【0030】電源の電圧値が標準のそれに比べて高い場
合には、短時間で送風ファン11を駆動して洗浄槽1内
に一定の空気の流れを作ることができるので、電源電圧
値が標準のそれに比べて高い場合には、ヒータ9へ通電
を開始する前に洗浄槽1内に一定の空気の流れを作る第
1の所定時間t1や、ヒータ9への通電を停止してから
もヒータの余熱を冷ますための第2の所定時間t2を標
準のそれに比べて短くすることができる。
【0031】つづいて、ステップ19からステップから
ステップ33にて上記実施の形態1と同様に、ヒータ9
と送風ファン11の間欠運転を行う。
【0032】これにより、食器洗い機の使用する様々な
環境下の電源電圧値に対しても、ヒータ9へ通電を開始
する前に洗浄槽1内に一定の空気の流れを作る送風時間
(第1の所定時間)と、ヒータ9への通電を停止してか
らもヒータ9の余熱を冷ますための空冷時間(第2の所
定時間)を算出することができ、温度検知手段10によ
り洗浄槽1内の温度を正確に検知することができる。
【0033】(実施の形態3)図3における制御手段3
5は、電源電圧検知手段34により検知した電圧の値が
予め設定した所定の範囲を越える場合、第1の所定時間
t1および第2の所定時間t2を一義的に決定し、乾燥行
程にてヒータ9の間欠運転を行う際に、送風ファン11
を第1の所定時間t1動作させた後、送風ファン11と
ヒータ9を動作させて食器類2を乾燥させ、ヒータ9の
動作を停止した後、送風ファン11を第2の所定時間t
2だけ動作するように構成している。他の構成は上記実
施の形態2と同じである。
【0034】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明する。なお、図5におけるステップ17からステ
ップ33までは上記実施の形態1と同じであるので説明
を省略する。
【0035】図5のステップ17にてヒータ9の通電回
数を示す変数aをクリアし、ステップ36にて制御手段
35は電源電圧検知手段34にて電源の電圧値を検知
し、ステップ40またはステップ41にて、検知した電
圧値が115V以上の値または85V以下の値であり、
標準のそれと比べて著しく逸脱した値の場合、ステップ
42にてヒータ9へ通電を開始する前に、洗浄槽1内に
一定の空気の流れを作る第1の所定時間t1と、ヒータ
への通電を停止してからもヒータ9の余熱を冷ますため
の第2の所定時間t2を一義的に決定する。
【0036】これにより、瞬時停電やノイズにより電源
電圧の値が正確に検知できない場合にも、ヒータ9へ通
電を開始する前に、洗浄槽1内に一定の空気の流れを作
る送風時間(第1の所定時間)と、ヒータ9への通電を
停止してからもヒータ9の余熱を冷ますための空冷時間
(第2の所定時間)を適切に決定することができ、温度
検知手段10により洗浄槽1内の温度を正確に検知する
ことができる。
【0037】(実施の形態4)図6に示すように、電源
電圧検知手段43は、機器を使用する商用電源の電圧の
値を検知するものであり、記憶手段44は、電源電圧検
知手段43にて検知した電源の電圧値を記憶する。制御
手段45は、記憶手段44に記憶した電圧値の平均値を
真の電圧値とし、この電圧値に対応して第1の所定時間
t1および第2の所定時間t2を算出し、乾燥行程にてヒ
ータ9の間欠運転を行う際に、送風ファン11を第1の
所定時間t1動作させた後、送風ファン11とヒータ9
を動作させて食器類2を乾燥させ、ヒータ9の動作を停
止した後、送風ファン11を第2の所定時間t2だけ動
作するように構成している。他の構成は上記実施の形態
1と同じである。
【0038】上記構成において図7を参照しながら動作
を説明する。なお、図7におけるステップ17、および
ステップ19からステップ33までは上記実施の形態1
と同じであるので説明を省略する。
【0039】図7のステップ17にてヒータ9の通電回
数を示す変数aをクリアし、ステップ36にて制御手段
45は電源電圧検知手段43にて電源の電圧値Vを検知
し、ステップ46にて前回記憶していた電圧値の平均値
Vaveを呼び出し、ステップ47にてVaveと今回測定し
た電圧値Vとにより新たに電圧値の平均値Vaveを算出
し、ステップ48にてこの算出した電圧値の平均値Vav
eを記憶手段に記憶する。
【0040】そして、ステップ49にて今回算出した電
圧値の平均値Vaveを真の電圧値Vとし、ステップ37
からステップ39に示したように電圧値Vに応じてヒー
タ9へ通電を開始する前に、洗浄槽1内に一定の空気の
流れを作る第1の所定時間t1と、ヒータ9への通電を
停止してからもヒータ9の余熱を冷ますための第2の所
定時間t2を算出する。
【0041】これにより、電源電圧値のばらつきに影響
を受けずに、ヒータ9へ通電を開始する前に、洗浄槽1
内に一定の空気の流れを作る送風時間(第1の所定時
間)と、ヒータ9への通電を停止してからもヒータ9の
余熱を冷ますための空冷時間(第2の所定時間)を算出
することができ、温度検知手段10により洗浄槽1内の
温度を正確に検知することができる。
【0042】なお、上記説明では、制御手段45は、記
憶手段44に記憶した電圧値の平均値を真の電圧値とし
ているが、一番検知度合いの高い電圧値を真の電圧値と
してもよい。
【0043】(実施の形態5)図8に示すように、電源
周波数検知手段50は、機器を使用する商用電源の周波
数を検知するもので、制御手段51は電源周波数検知手
段50にて検知した電源の周波数の値を把握している。
制御手段51は、電源周波数検知手段50により検知し
た周波数の値に対応して第1の所定時間t1および第2
の所定時間t2を算出し、乾燥行程にてヒータ9の間欠
運転を行う際に、送風ファン11を第1の所定時間t1
動作させた後、送風ファン11とヒータ9を動作させて
食器類2を乾燥させ、9ヒータの動作を停止した後、送
風ファン11を第2の所定時間t2だけ動作するように
構成している。他の構成は上記実施の形態1と同じであ
る。
【0044】上記構成において図9を参照しながら動作
を説明する。なお、図9におけるステップ17、および
ステップ19からステップ33までは上記実施の形態1
と同じであるので説明を省略する。
【0045】図9のステップ17にてヒータ9の通電回
数を示す変数aをクリアし、ステップ52にて制御手段
51は電源周波数検知手段50にて電源の周波数を検知
し、ステップ53からステップ55に示したように、電
源の周波数の値に応じてヒータ9へ通電を開始する前
に、洗浄槽1内に一定の空気の流れを作る第1の所定時
間t1と、ヒータ9への通電を停止してからもヒータ9
の余熱を冷ますための第2の所定時間t2を算出する。
【0046】電源の周波数が標準のそれに比べて高い場
合には、短時間で送風ファン11を駆動して洗浄槽1内
に一定の空気の流れを作ることができるので、電源周波
数の値が標準のそれに比べて高い場合には、ヒータ9へ
通電を開始する前に洗浄槽1内に一定の空気の流れを作
る第1の所定時間t1や、ヒータ9への通電を停止して
からもヒータ9の余熱を冷ますための第2の所定時間t
2を標準のそれに比べて短くすることができる。
【0047】つづいて、ステップ19からステップから
ステップ33にて上記実施の形態1と同様に、ヒータ9
と送風ファン11の間欠運転を行う。
【0048】これにより、食器洗い機の使用する様々な
地域差による電源の周波数に対しても、ヒータ9へ通電
を開始する前に、洗浄槽1内に一定の空気の流れを作る
送風時間(第1の所定時間)と、ヒータ9への通電を停
止してからもヒータ9の余熱を冷ますための空冷時間
(第2の所定時間)を算出することができ、温度検知手
段10により洗浄槽1内の温度を正確に検知することが
できる。
【0049】(実施の形態6)図8における制御手段5
1は、電源周波数検知手段50により検知した周波数の
値が予め設定した所定の範囲を越える場合、第1の所定
時間t1および第2の所定時間t2を一義的に決定し、乾
燥行程にてヒータ9の間欠運転を行う際に、送風ファン
11を第1の所定時間t1動作させた後、送風ファン1
1とヒータ9を動作させて食器類2を乾燥させ、ヒータ
9の動作を停止した後、送風ファン11を第2の所定時
間t2だけ動作するように構成している。他の構成は上
記実施の形態5と同じである。
【0050】上記構成において図10を参照しながら動
作を説明する。なお、図10におけるステップ17から
ステップ33までは上記実施の形態1と同じであるので
説明を省略する。
【0051】図10のステップ17にてヒータ9の通電
回数を示す変数aをクリアし、ステップ52にて制御手
段51は電源周波数検知手段50にて電源の周波数を検
知し、ステップ56またはステップ57にて検知した周
波数の値が65Hz以上の値または45Hz以下の値で
あり、標準のそれと比べて著しく逸脱した値の場合、ス
テップ58にてヒータ9へ通電を開始する前に、洗浄槽
1内に一定の空気の流れを作る第1の所定時間t1と、
ヒータ9への通電を停止してからもヒータ9の余熱を冷
ますための第2の所定時間t2を一義的に決定する。
【0052】これにより、瞬時停電やノイズにより電源
周波数の値が正確に検知できない場合にも、ヒータ9へ
通電を開始する前に、洗浄槽1内に一定の空気の流れを
作る送風時間(第1の所定時間)と、ヒータ9への通電
を停止してからもヒータ9の余熱を冷ますための空冷時
間(第2の所定時間)を適切に決定することができ、温
度検知手段10により洗浄槽1内の温度を正確に検知す
ることができる。
【0053】(実施の形態7)図11に示すように、電
源周波数検知手段60は、機器を使用する商用電源の周
波数を検知するものであり、記憶手段61は、電源周波
数検知手段60にて検知した電源の周波数の値を記憶す
る。制御手段62は、記憶手段61に記憶した周波数の
平均値を真の電源の周波数とし、この周波数の値に対応
して第1の所定時間t1および第2の所定時間t2を算出
し、乾燥行程にてヒータ9の間欠運転を行う際に、送風
ファン11を第1の所定時間t1動作させた後、送風フ
ァン11とヒータ9を動作させて食器類2を乾燥させ、
ヒータ9の動作を停止した後、送風ファン11を第2の
所定時間t2だけ動作するように構成している。他の構
成は上記実施の形態1と同じである。
【0054】上記構成において図12を参照しながら動
作を説明する。なお、図12におけるステップ17、お
よびステップ19からステップ33までは上記実施の形
態1と同じであるので説明を省略する。
【0055】図12のステップ17にてヒータ9の通電
回数を示す変数aをクリアし、ステップ52にて制御手
段62は電源周波数検知手段60にて商用電源の周波数
fを検知し、ステップ63にて記憶手段61に前回記憶
していた周波数の平均値faveを呼び出し、ステップ6
4にてfaveと今回測定した周波数fとにより新たに周
波数の平均値faveを算出し、ステップ65にてこの算
出した周波数の平均値faveを記憶手段61に記憶す
る。
【0056】そして、ステップ66にて今回算出した周
波数の平均値faveを真の周波数fとし、ステップ53
からステップ55に示したように、周波数fに対応して
ヒータ9へ通電を開始する前に、洗浄槽1内に一定の空
気の流れを作る第1の所定時間t1と、ヒータ9への通
電を停止してからもヒータ9の余熱を冷ますための第2
の所定時間t2を算出する。
【0057】これにより、商用電源の周波数のばらつき
に影響を受けずに、ヒータへ9通電を開始する前に、洗
浄槽1内に一定の空気の流れを作る送風時間(第1の所
定時間)と、ヒータ9への通電を停止してからもヒータ
9の余熱を冷ますための空冷時間(第2の所定時間)を
安定して算出することができ、温度検知手段10により
洗浄槽1内の温度を正確に検知することができる。
【0058】なお、上記説明では、制御手段62は、記
憶手段61に記憶した周波数の平均値を真の電源の周波
数としているが、一番検知度合いの高い周波数を真の電
源の周波数としてもよい。
【0059】(実施の形態8)図13に示すように、記
憶手段67は、機器の使用回数を記憶するものである。
制御手段68は、使用回数に対応して第1の所定時間t
1および第2の所定時間t2を算出し、乾燥行程にてヒー
タ9の間欠運転を行う際に、送風ファン11を第1の所
定時間t1動作させた後、送風ファン11とヒータ9を
動作させて食器類2を乾燥させ、ヒータ9の動作を停止
した後、送風ファン11を第2の所定時間t2だけ動作
するように構成している。他の構成は上記実施の形態1
と同じである。
【0060】上記構成において図14を参照しながら動
作を説明する。なお、図14におけるステップ17、お
よびステップ19からステップ33までは上記実施の形
態1と同じであるので説明を省略する。
【0061】図14のステップ17にてヒータ9の通電
回数を示す変数aをクリアし、ステップ69にて記憶手
段67に前回記憶していた機器の使用回数を呼び出し、
ステップ70にて使用回数を加算し、ステップ71にて
この加算した使用回数の値を記憶手段67に記憶する。
そして、ステップ72からステップ74に示すように使
用回数の値に対応したヒータ9へ通電を開始する前に、
洗浄槽1内に一定の空気の流れを作る第1の所定時間t
1と、ヒータ9への通電を停止してからもヒータ9の余
熱を冷ますための第2の所定時間t2を算出する。
【0062】使用回数が多くなると、経年変化による送
風ファン11の劣化により、送風ファン11が起動まで
に要する時間の増加するため、ヒータ9へ通電を開始す
る前に洗浄槽1内に一定の空気の流れを作る送風時間
(第1の所定時間)を長くする。
【0063】これにより、経年変化による送風ファン1
1の劣化により、送風ファン11が起動までに要する時
間の増加に対しても、ヒータ9へ通電を開始する前に、
適切な洗浄槽1内に一定の空気の流れを作る送風時間
(第1の所定時間)と、ヒータ9への通電を停止してか
らもヒータ9の余熱を冷ますための空冷時間(第2の所
定時間)を算出することができ、温度検知手段10によ
り洗浄槽1内の温度を正確に検知することができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、食器類の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連
の逐次動作を制御する制御手段を備え、前記制御手段
は、乾燥行程にて加熱手段の間欠運転を行う際に、送風
ファンを第1の所定時間動作させた後、前記送風ファン
と前記加熱手段を動作させて食器類を乾燥させ、前記加
熱手段の動作を停止した後、前記送風ファンを第2の所
定時間だけ動作するように構成したから、加熱手段を動
作する前に、所定時間の送風ファンの動作を行い洗浄槽
内に一定の空気の流れを作るため、加熱手段によって熱
せられた空気が温度検知手段の近傍に偏ることがなく、
また、加熱手段への通電を止めた後も、所定時間の送風
ファンの動作を行うため、加熱手段に残った熱が過剰に
温度検知手段の近傍を熱することもないので、温度検知
手段は洗浄槽内の温度を正確に検知することができ、加
熱手段の温度制御を的確に行うことができるので、食器
類の乾燥性能を向上させることができる。
【0065】また、請求項2に記載の発明によれば、商
用電源の電圧を検知する電源電圧検知手段を備え、制御
手段は、前記電源電圧検知手段により検知した電圧値に
対応して第1の所定時間および第2の所定時間を算出
し、乾燥行程にて加熱手段の間欠運転を行う際に、送風
ファンを第1の所定時間動作させた後、前記送風ファン
と前記加熱手段を動作させて食器類を乾燥させ、前記加
熱手段の動作を停止した後、前記送風ファンを第2の所
定時間だけ動作するように構成したからね、食器洗い機
の使用する様々な環境下の電源電圧値に対しても、加熱
手段へ通電を開始する前に洗浄槽内に一定の空気の流れ
を作る送風時間と、加熱手段への通電を停止してからも
加熱手段の余熱を冷ますための空冷時間を算出すること
ができ、温度検知手段により洗浄槽内の温度を正確に検
知することができる。
【0066】また、請求項3に記載の発明によれば、商
用電源の電圧を検知する電源電圧検知手段を備え、制御
手段は、前記電源電圧検知手段により検知した電圧の値
が予め設定した所定の範囲を越える場合、第1の所定時
間および第2の所定時間を一義的に決定し、乾燥行程に
て加熱手段の間欠運転を行う際に、送風ファンを第1の
所定時間動作させた後、前記送風ファンと前記加熱手段
を動作させて食器類を乾燥させ、前記加熱手段の動作を
停止した後、前記送風ファンを第2の所定時間だけ動作
するように構成したから、瞬時停電やノイズにより電源
電圧の値が正確に検知できない場合にも、加熱手段へ通
電を開始する前に洗浄槽内に一定の空気の流れを作る送
風時間と、加熱手段への通電を停止してからも加熱手段
の余熱を冷ますための空冷時間を適切に決定することが
でき、温度検知手段により洗浄槽内の温度を正確に検知
することができる。
【0067】また、請求項4に記載の発明によれば、商
用電源の電圧値を記憶する記憶手段を備え、制御手段
は、前記記憶手段に記憶した一番検知度合いの高い電圧
値または記憶した電圧値の平均値を真の電圧値とし、こ
の電圧値に対応して第1の所定時間および第2の所定時
間を算出し、乾燥行程にて加熱手段の間欠運転を行う際
に、送風ファンを第1の所定時間動作させた後、前記送
風ファンと前記加熱手段を動作させて食器類を乾燥さ
せ、前記加熱手段の動作を停止した後、前記送風ファン
を第2の所定時間だけ動作するように構成したから、電
源電圧値のばらつきに影響を受けずに、加熱手段へ通電
を開始する前に洗浄槽内に一定の空気の流れを作る送風
時間と、加熱手段への通電を停止してからも加熱手段の
余熱を冷ますための空冷時間を算出することができ、温
度検知手段により洗浄槽内の温度を正確に検知すること
ができる。
【0068】また、請求項5に記載の発明によれば、商
用電源の周波数を検知する電源周波数検知手段を備え、
制御手段は、前記電源周波数検知手段により検知した周
波数の値に対応して第1の所定時間および第2の所定時
間を算出し、乾燥行程にて加熱手段の間欠運転を行う際
に、送風ファンを第1の所定時間動作させた後、前記送
風ファンと前記加熱手段を動作させて食器類を乾燥さ
せ、前記加熱手段の動作を停止した後、前記送風ファン
を第2の所定時間だけ動作するように構成したから、食
器洗い機の使用する様々な地域差による電源の周波数に
対しても、加熱手段へ通電を開始する前に洗浄槽内に一
定の空気の流れを作る送風時間と、加熱手段への通電を
停止してからも加熱手段の余熱を冷ますための空冷時間
を算出することができ、温度検知手段により洗浄槽内の
温度を正確に検知することができる。
【0069】また、請求項6に記載の発明によれば、商
用電源の周波数を検知する電源周波数検知手段を備え、
制御手段は、前記電源周波数検知手段により検知した周
波数の値が予め設定した所定の範囲を越える場合、第1
の所定時間および第2の所定時間を一義的に決定し、乾
燥行程にて加熱手段の間欠運転を行う際に、送風ファン
を第1の所定時間動作させた後、前記送風ファンと前記
加熱手段を動作させて食器類を乾燥させ、前記加熱手段
の動作を停止した後、前記送風ファンを第2の所定時間
だけ動作するように構成したから、瞬時停電やノイズに
より電源周波数の値が正確に検知できない場合にも、加
熱手段へ通電を開始する前に洗浄槽内に一定の空気の流
れを作る送風時間と、加熱手段への通電を停止してから
も加熱手段の余熱を冷ますための空冷時間を適切に決定
することができ、温度検知手段により洗浄槽内の温度を
正確に検知することができる。
【0070】また、請求項7に記載の発明によれば、商
用電源の周波数を記憶する記憶手段を備え、制御手段
は、前記記憶手段に記憶した一番検知度合いの高い周波
数または記憶した周波数の平均値を真の電源の周波数と
し、この周波数の値に対応して第1の所定時間および第
2の所定時間を算出し、乾燥行程にて加熱手段の間欠運
転を行う際に、送風ファンを第1の所定時間動作させた
後、前記送風ファンと前記加熱手段を動作させて食器類
を乾燥させ、前記加熱手段の動作を停止した後、前記送
風ファンを第2の所定時間だけ動作するように構成した
から、商用電源の周波数のばらつきに影響を受けずに、
加熱手段へ通電を開始する前に洗浄槽内に一定の空気の
流れを作る送風時間と、加熱手段への通電を停止してか
らも加熱手段の余熱を冷ますための空冷時間を安定して
算出することができ、温度検知手段により洗浄槽内の温
度を正確に検知することができる。
【0071】また、請求項8に記載の発明によれば、機
器の使用回数を記憶する記憶手段を備え、制御手段は、
使用回数に対応して第1の所定時間および第2の所定時
間を算出し、乾燥行程にて加熱手段の間欠運転を行う際
に、送風ファンを第1の所定時間動作させた後、前記送
風ファンと前記加熱手段を動作させて食器類を乾燥さ
せ、前記加熱手段の動作を停止した後、前記送風ファン
を第2の所定時間だけ動作するように構成したから、経
年変化による送風ファンの劣化により、送風ファンが起
動までに要する時間の増加に対しても、加熱手段へ通電
を開始する前に洗浄槽内に一定の空気の流れを作る送風
時間と、加熱手段への通電を停止してからも加熱手段の
余熱を冷ますための空冷時間を算出することができ、温
度検知手段により洗浄槽内の温度を正確に検知すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の食器洗い機のシス
テム構成図
【図2】同食器洗い機の要部動作フローチャート
【図3】本発明の第2の実施の形態の食器洗い機のシス
テム構成図
【図4】同食器洗い機の要部動作フローチャート
【図5】本発明の第3の実施の形態の食器洗い機の要部
動作フローチャート
【図6】本発明の第4の実施の形態の食器洗い機のシス
テム構成図
【図7】同食器洗い機の要部動作フローチャート
【図8】本発明の第5の実施の形態の食器洗い機のシス
テム構成図
【図9】同食器洗い機の要部動作フローチャート
【図10】本発明の第6の実施の形態の食器洗い機の要
部動作フローチャート
【図11】本発明の第7の実施の形態の食器洗い機のシ
ステム構成図
【図12】同食器洗い機の要部動作フローチャート
【図13】本発明の第8の実施の形態の食器洗い機のシ
ステム構成図
【図14】同食器洗い機の要部動作フローチャート
【図15】従来の食器洗い機のシステム構成図
【符号の説明】
1 洗浄槽 2 食器類 9 ヒータ(加熱手段) 11 送風ファン 16 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 笹原 文彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器類を収納する洗浄槽と、前記食器類
    を乾燥する加熱手段と、前記洗浄槽内の蒸気を機外に排
    出する送風ファンと、前記食器類の洗浄、すすぎ、乾燥
    行程の一連の逐次動作を制御する制御手段とを備え、前
    記制御手段は、乾燥行程にて前記加熱手段の間欠運転を
    行う際に、前記送風ファンを第1の所定時間動作させた
    後、前記送風ファンと前記加熱手段を動作させて食器類
    を乾燥させ、前記加熱手段の動作を停止した後、前記送
    風ファンを第2の所定時間だけ動作するように構成した
    食器洗い機。
  2. 【請求項2】 商用電源の電圧を検知する電源電圧検知
    手段を備え、制御手段は、前記電源電圧検知手段により
    検知した電圧値に対応して第1の所定時間および第2の
    所定時間を算出し、乾燥行程にて加熱手段の間欠運転を
    行う際に、送風ファンを第1の所定時間動作させた後、
    前記送風ファンと前記加熱手段を動作させて食器類を乾
    燥させ、前記加熱手段の動作を停止した後、前記送風フ
    ァンを第2の所定時間だけ動作するように構成した請求
    項1記載の食器洗い機。
  3. 【請求項3】 商用電源の電圧を検知する電源電圧検知
    手段を備え、制御手段は、前記電源電圧検知手段により
    検知した電圧の値が予め設定した所定の範囲を越える場
    合、第1の所定時間および第2の所定時間を一義的に決
    定し、乾燥行程にて加熱手段の間欠運転を行う際に、送
    風ファンを第1の所定時間動作させた後、前記送風ファ
    ンと前記加熱手段を動作させて食器類を乾燥させ、前記
    加熱手段の動作を停止した後、前記送風ファンを第2の
    所定時間だけ動作するように構成した請求項1記載の食
    器洗い機。
  4. 【請求項4】 商用電源の電圧値を記憶する記憶手段を
    備え、制御手段は、前記記憶手段に記憶した一番検知度
    合いの高い電圧値または記憶した電圧値の平均値を真の
    電圧値とし、この電圧値に対応して第1の所定時間およ
    び第2の所定時間を算出し、乾燥行程にて加熱手段の間
    欠運転を行う際に、送風ファンを第1の所定時間動作さ
    せた後、前記送風ファンと前記加熱手段を動作させて食
    器類を乾燥させ、前記加熱手段の動作を停止した後、前
    記送風ファンを第2の所定時間だけ動作するように構成
    した請求項1記載の食器洗い機。
  5. 【請求項5】 商用電源の周波数を検知する電源周波数
    検知手段を備え、制御手段は、前記電源周波数検知手段
    により検知した周波数の値に対応して第1の所定時間お
    よび第2の所定時間を算出し、乾燥行程にて加熱手段の
    間欠運転を行う際に、送風ファンを第1の所定時間動作
    させた後、前記送風ファンと前記加熱手段を動作させて
    食器類を乾燥させ、前記加熱手段の動作を停止した後、
    前記送風ファンを第2の所定時間だけ動作するように構
    成した請求項1記載の食器洗い機。
  6. 【請求項6】 商用電源の周波数を検知する電源周波数
    検知手段を備え、制御手段は、前記電源周波数検知手段
    により検知した周波数の値が予め設定した所定の範囲を
    越える場合、第1の所定時間および第2の所定時間を一
    義的に決定し、乾燥行程にて加熱手段の間欠運転を行う
    際に、送風ファンを第1の所定時間動作させた後、前記
    送風ファンと前記加熱手段を動作させて食器類を乾燥さ
    せ、前記加熱手段の動作を停止した後、前記送風ファン
    を第2の所定時間だけ動作するように構成した請求項1
    記載の食器洗い機。
  7. 【請求項7】 商用電源の周波数を記憶する記憶手段を
    備え、制御手段は、前記記憶手段に記憶した一番検知度
    合いの高い周波数または記憶した周波数の平均値を真の
    電源の周波数とし、この周波数の値に対応して第1の所
    定時間および第2の所定時間を算出し、乾燥行程にて加
    熱手段の間欠運転を行う際に、送風ファンを第1の所定
    時間動作させた後、前記送風ファンと前記加熱手段を動
    作させて食器類を乾燥させ、前記加熱手段の動作を停止
    した後、前記送風ファンを第2の所定時間だけ動作する
    ように構成した請求項1記載の食器洗い機。
  8. 【請求項8】 機器の使用回数を記憶する記憶手段を備
    え、制御手段は、使用回数に対応して第1の所定時間お
    よび第2の所定時間を算出し、乾燥行程にて加熱手段の
    間欠運転を行う際に、送風ファンを第1の所定時間動作
    させた後、前記送風ファンと前記加熱手段を動作させて
    食器類を乾燥させ、前記加熱手段の動作を停止した後、
    前記送風ファンを第2の所定時間だけ動作するように構
    成した請求項1記載の食器洗い機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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