JP3451813B2 - 食器洗い機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄槽に収納した
食器類に洗浄水を噴射して食器を洗浄する食器洗い機に
関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の食器洗い機は図１０に示
すように構成していた。以下、その構成について説明す
る。

【０００３】図１０に示すように、洗浄槽１は、食器類
２を内部に収納し、給水弁（給水手段）３より給水され
た洗浄水を洗浄槽１の底部に溜めている。洗浄ノズル４
は、洗浄槽１内に回転自在に支持され、食器類２に向け
て洗浄水を噴出する。洗浄ポンプ５は、洗浄水を洗浄ノ
ズル４に送り込むもので、この洗浄ポンプ５はモータ６
によって駆動される。排水ポンプ７は洗浄水を機外に排
出するものであり、水位検知手段８は、洗浄槽１内の水
位を検知し電気信号として出力する。

【０００４】ヒータ９は洗浄槽１の底部に配設して洗浄
水を加熱する。温度検知手段１０は洗浄槽１の底部に外
側より密着するように取り付け、洗浄水の水温を検知す
る。送風ファン１１は洗浄槽１内の蒸気を送り出すもの
で、排気口１２より機外へ排出される。なお、１３は食
器類２を配置する食器かごであり、１４は洗浄槽１に食
器類２を出し入れする際に開閉するドアである。制御手
段１５は、食器類２の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連の
シーケンスプログラムにより逐次動作を制御する。

【０００５】上記構成において動作を説明すると、利用
者がドア１４を開き、食器類２を食器かご１３に配置し
て洗浄槽１に収納し、洗浄槽１内に洗剤を入れた後、運
転を開始すると、まず、洗浄槽１の底部に水位検知手段
８が所定の水位を検知するまで所定量の水道水が給水弁
３より給水される。そして、モータ６を駆動させ、同時
にヒータ９に通電され、洗浄水は加熱されながら洗浄ポ
ンプ５により食器類２に向けて洗浄ノズル４から噴出さ
れる。

【０００６】このとき、温度検知手段１０により洗浄水
の温度を検知し、制御手段１５は常に洗浄水の温度を把
握している。洗浄水の温度が所定温度に到達し、かつ、
洗浄開始から所定時間経過したとき、制御手段１５は洗
浄行程を終了し、排水ポンプ７を動作させて一旦洗浄水
を排水する。

【０００７】つぎに、新たに水道水が給水され、前述の
洗浄行程と同様の動作を数分間行い排水する。このすす
ぎ行程を数回繰り返した後、加熱すすぎ行程と称する洗
浄行程と同様の動作を行い、所定温度に到達した時点で
これを終了して排水する。最後に送風ファン１１を運転
して洗浄槽１内の蒸気を機外へ排出すると同時に、ヒー
タ９に間欠に通電を行い、食器類２を加熱して付着して
いる水滴を乾燥させる。

【０００８】上記逐次一連の動作において、洗浄行程中
にドア１４を開くと、制御手段１５は、シーケンスプロ
グラムを中断し、給水行程中であれば給水弁３への通電
を止め、洗浄行程中であればモータ６およびヒータ９へ
の通電を止める。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、給水行程時に、給水弁３から給水された水が洗浄
槽１の底部に溜められる際に、泡立つなどして洗浄水内
に空気を混入させるため、給水行程終了後に、直ちに洗
浄行程に移行し、洗浄ポンプ５を起動すると、洗浄水内
の多量の空気が洗浄ポンプ５内に引き込まれ、洗浄ポン
プ５が長時間にわたって空回りするなど、ポンプの能力
を著しく低下させるという問題を有していた。

【００１０】本発明は上記課題を解決するもので、給水
行程時に洗浄水に混入した空気による洗浄ポンプの能力
の低下を防ぐことを目的としている。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明の食器洗い機にお
いては、食器類の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連の逐次
動作を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、給水
行程終了後に、給水行程に要した時間に対応した所定の
時間だけ休止した後に、洗浄ポンプを動作するように構
成したものである。

【００１２】これにより、給水行程中に洗浄水に混入し
た空気は、給水行程終了時に設けた所定の休止時間によ
り除去できるため、給水行程時に洗浄水に混入した空気
により発生する洗浄ポンプが空回りなどのポンプ能力の
低下を防止することができる。

【００１３】

【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、食器類を収納する洗浄槽と、洗浄水を前記食器類に
向けて噴出する洗浄ノズルと、前記洗浄槽に溜めた洗浄
水を前記洗浄ノズルに送り込む洗浄ポンプと、前記洗浄
槽内に給水する給水手段と、前記洗浄槽内の洗浄水の水
位を検知する水位検知手段と、前記食器類の洗浄、すす
ぎ、乾燥行程の一連の逐次動作を制御する制御手段とを
備え、前記制御手段は、給水行程終了後、給水行程に要
した時間に対応した所定の時間だけ休止した後に、前記
洗浄ポンプを動作するようにしたものであり、給水行程
中に洗浄水に混入した空気は、給水行程終了時に設けた
所定の休止時間により除去できるため、洗浄ポンプ内部
に空気を引き込むことから発生する洗浄ポンプが空回り
などのポンプ能力の低下を防止することができる。

【００１４】請求項２に記載の発明は、上記請求項１に
記載の発明において、休止する所定の時間は、給水行程
に要した時間が長い場合は短くし、給水行程に要した時
間が短い場合は長くするようにしたものであり、給水行
程に要した時間によって泡立つ度合いが変わるため、給
水行程に要した時間によって対応した所定の時間だけ休
止した後に、洗浄ポンプを動作することによって、洗浄
ポンプの空回りなどのポンプ能力の低下を防止すること
ができ、また、給水行程に要した時間が長い場合には、
単位時間に給水される水の量が少ないので泡立つ度合い
も低く、給水行程終了後に洗浄水の除去に要する時間を
短くすることができる。

【００１５】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。なお、上記従来例と同じ構成
のものは同一符号を付して説明を省略する。

【００１６】（実施の形態１） 図１に示すように、制御手段１６は、食器類２の洗浄、
すすぎ、乾燥行程の一連の逐次動作を制御するととも
に、給水行程終了後、予め設定した所定の時間だけ休止
した後に、洗浄ポンプ５を動作するようにしている。

【００１７】上記構成において図２を参照しながら動作
を説明すると、洗浄行程を開始すると、ステップ１７に
て給水弁３に通電を開始し洗浄槽１内へ給水を開始し、
ステップ１８にて水位検知手段８が所定の水位を検知す
るまで給水を行った後、ステップ１９にて給水弁３への
通電を止め給水行程を終了する。

【００１８】つづいて、ステップ２０にて休止時間ｔ1
を５秒と決定し、ステップ２１にてタイマーｔの値をク
リアして計測を開始し、ステップ２２にてタイマーｔの
値を検知し、ステップ２３にてタイマーｔがｔ1の値に
なるまで、すなわち５秒間休止する。フローチャートに
は記載していないが、上記の例で５秒の休止を終えた後
に洗浄行程へ移行し、洗浄ポンプ５を動作させる。

【００１９】これにより、給水行程中に洗浄水に混入し
た空気は、給水行程終了時に設けた所定の休止時間によ
り除去できるため、洗浄ポンプ５の内部に空気を引き込
むことから発生する洗浄ポンプ５が空回りなどのポンプ
能力の低下を防止することができる。

【００２０】なお、以上の説明では、休止時間の数値や
決定するタイミングを具体的に示したが、これは給水行
程終了時に休止する本発明を限定するものではない。

【００２１】（実施の形態２） 図１における制御手段１６は、給水行程終了後、給水行
程に要した時間に対応した所定の時間だけ休止した後
に、洗浄ポンプ５を動作するように構成している。他の
構成は上記実施の形態１と同じである。

【００２２】上記構成において図３を参照しながら動作
を説明する、なお、図３におけるステップ１７からステ
ップ１９までは上記実施の形態１と同じであるので説明
を省略する。

【００２３】ステップ２４にてタイマー計測を開始し、
ステップ１７からステップ１９にて給水行程を行い、ス
テップ２５にてタイマー計測時間ｔ0を検知し、給水行
程に要した時間を知る。ステップ２６からステップ２８
に示すようにタイマー計測時間ｔ0に対応した休止時間
ｔ1を決定し、ステップ２１にてタイマーｔの値をクリ
アして計測を開始し、ステップ２２にてタイマーｔの値
を検知し、ステップ２３にてタイマーｔがｔ1の値にな
るまで休止する。

【００２４】これにより、給水行程に要した時間が長い
場合には、単位時間に給水される水の量が少ないので泡
立つ度合いも低いため休止時間を短くし、給水行程に要
した時間が短い場合には、単位時間に給水される水の量
が多いので泡立つ度合いも高いため休止時間を長くし
て、給水行程に要した時間によって対応した所定の時間
だけ休止した後に、洗浄ポンプ５を動作することによっ
て、洗浄ポンプ５の空回りなどのポンプ能力の低下を防
止することができる。また、単位時間に給水される水の
量が少ない場合においても、適切に休止時間を決定する
ことができる。

【００２５】（実施の形態３） 図１における制御手段１６は、給水行程に要した時間が
予め設定した所定の範囲を越える場合、給水行程終了
後、一義的に決定した所定の時間だけ休止した後に、洗
浄ポンプ５を動作するように構成している。他の構成は
上記実施の形態１と同じである。

【００２６】上記構成において図４を参照しながら動作
を説明する。なお、図４におけるステップ１７からステ
ップ１９までは上記実施の形態１と同じであるので説明
を省略する。

【００２７】ステップ２４にてタイマー計測を開始し、
ステップ１７からテップ１９にて給水行程を行い、ステ
ップ２５にてタイマー計測時間ｔ0を検知し、給水行程
に要した時間を知る。ステップ２９にて給水に要した時
間ｔ0が標準のそれに比べて著しく短い時間、たとえば
２０秒以下の場合、ステップ２９−１にて休止時間ｔ1
を一義的に所定の時間（たとえば、１０秒）と決定す
る。

【００２８】ステップ２１にてタイマーｔの値をクリア
して計測を開始し、ステップ２２にてタイマーｔの値を
検知し、ステップ２３にてタイマーｔがｔ1の値になる
まで休止する。

【００２９】これにより、給水を始める前にすでに洗浄
槽１内に水が入っているなどして、給水時間が標準状態
のそれに比べて短い場合にも、適切に休止時間を求める
ことができ、求めた休止時間後に洗浄ポンプ５を動作す
ることによって、洗浄ポンプ５の空回りなどのポンプ能
力の低下を防止することができる。

【００３０】（実施の形態４） 図５に示すように、記憶手段３１は、給水行程に要した
時間（給水時間）を記憶するものである。制御手段３０
は、記憶手段３１に記憶した給水時間の平均値を真の給
水時間とし、この真の給水時間に対応した休止時間を決
定するようにしている。他の構成は上記実施の形態１と
同じである。

【００３１】上記構成において図６を参照しながら動作
を説明する。なお、図６におけるステップ１７からステ
ップ１９、およびステップ２４とステップ２５は上記実
施の形態２と同じであるので説明を省略する。

【００３２】ステップ３２にて前回記憶していた給水時
間の平均値ｔaveを呼び出し、ステップ３３にて平均値
ｔaveと今回測定した給水時間ｔ0とにより新たに給水時
間の平均値ｔaveを算出し、ステップ３４にてこの算出
した給水時間の平均値ｔaveを記憶手段３１に記憶す
る。そして、ステップ３５にて今回算出した給水時間の
平均値ｔaveを真の給水時間ｔ0とし、ステップ２６から
ステップ２８に示すように給水時間ｔ0に対応した休止
時間ｔ1を決定し、ステップ２１にてタイマーｔの値を
クリアして計測を開始し、ステップ２２にてタイマーｔ
の値を検知し、ステップ２３にてタイマーｔがｔ1の値
になるまで休止する。

【００３３】これにより、給水行程に要する時間を安定
して知ることができ、この給水時間を元に安定して休止
時間を求めることができ、求めた休止時間後に洗浄ポン
プ５を動作することによって、洗浄ポンプ５の空回りな
どのポンプ能力の低下を防止することができる。

【００３４】なお、上記実施の形態では、記憶手段３１
に記憶した給水時間の平均値を真の給水時間としている
が、一番検知度合いの給水時間を真の給水時間としても
よい。

【００３５】（実施の形態５） 図１における制御手段１６は、給水行程中にドア１４を
開閉して給水行程を中断した場合、給水行程終了後、一
義的に決定した所定の時間だけ休止した後に、洗浄ポン
プ５を動作するように構成している。他の構成は上記実
施の形態１と同じである。

【００３６】上記構成において図７を参照しながら動作
を説明する。なお、図７におけるステップ１７からステ
ップ１９までは上記実施の形態１と同じであるので説明
を省略する。

【００３７】ドア１４は、洗浄槽１に食器類２を出し入
れする際に開閉し、シーケンスプログラムを実行してい
る際に、ドア１４を開けた場合には、制御手段１６は、
直ちにシーケンスプログラムを一時中断する。つまり、
給水行程中にドア１４を開けると、給水弁３への通電を
止め給水行程を中断し、ドア１４を閉じると再び給水弁
３への通電を行い給水行程を続行する。

【００３８】つづいて、上記動作を説明すると、図７の
ステップ３６にてドア１４の開閉を示す変数Ｄの値をク
リアし、ステップ２４にてタイマー計測を開始し、ステ
ップ３７にてドア１４が開いているかを検知し、ドア１
４が一度でも開いたことを検知すると、ステップ３８に
て変数Ｄの値を１とする。

【００３９】ドア１４の開閉の状態を常に検知しなが
ら、ステップ１７からステップ１９にて給水行程を行
い、給水行程終了時にステップ３９にて変数Ｄの値から
給水行程中にドア１４を開いたことによる一時休止が行
われたことを知ると、ステップ３９−１にて休止時間ｔ
1を一義的に所定の時間（たとえば、１５秒）を決定す
る。

【００４０】一方、給水行程中にドア１４の開閉による
一時休止が行われなかった場合には、ステップ２５から
ステップ２８に示すように給水に要した時間に対応した
休止時間ｔ1を決定し、ステップ２１にてタイマーｔの
値をクリアして計測を開始し、ステップ２２にてタイマ
ーｔの値を検知し、ステップ２３にてタイマーｔがｔ1
の値になるまで休止する。

【００４１】これにより、給水行程中に、ドア１４を開
けるなどして給水行程を一時休止して給水に要した時間
を正確に検知できない場合にも、適切に休止時間を求め
ることができ、求めた休止時間後に洗浄ポンプ５を動作
することによって、洗浄ポンプ５の空回りなどのポンプ
能力の低下を防止することができる。

【００４２】なお、上記実施例ではドア１４を開閉する
ことによる給水行程の一時休止を取り上げたが、操作ス
イッチ（図示せず）によるシーケンスの一時休止の場合
によって給水行程が中断される場合にも、休止時間を一
義的に決定してもよい。

【００４３】（実施の形態６） 図５における記憶手段３１は、機器の使用回数を記憶す
るものである。制御手段３０は、記憶手段３１により記
憶している機器の使用回数の値に対応した休止時間を算
出するようににしている。他の構成は上記実施の形態１
または４と同じである。

【００４４】上記構成において図８を参照しながら動作
を説明する。なお、図８におけるステップ１７からステ
ップ１９、およびステップ２１からステップ２３は上記
実施の形態１と同じであるので説明を省略する。

【００４５】ステップ１７からステップ１９にて給水行
程を終了すると、ステップ４０にて記憶手段３１に前回
記憶していた機器の使用回数を呼び出し、ステップ４１
にて使用回数を加算し、ステップ４２にてこの加算した
使用回数の値を記憶手段３１に記憶する。そして、ステ
ップ４３からステップ４５に示すように、使用回数の値
に対応した休止時間ｔ1を決定し、ステップ２１にてタ
イマーｔの値をクリアして計測を開始し、ステップ２２
にてタイマーｔの値を検知し、ステップ２３にてタイマ
ーｔがｔ1の値になるまで休止する。

【００４６】これにより、経年変化による給水経路の目
つまりなどにより、給水行程に要した時間が長くなった
場合には、単位時間に給水される水の量が少ないので泡
立つ度合いも低いため休止時間を短くし、単位時間に給
水される水の量の変化に対しても、安定して休止時間を
求めることができ、給水行程に要した時間によって対応
した所定の時間だけ休止した後に、洗浄ポンプ５を動作
することによって、洗浄ポンプ５の空回りなどのポンプ
能力の低下を防止することができる。

【００４７】（実施の形態７） 図１における制御手段１６は、給水行程開始時に、水位
検知手段８が所定の水位を検知した場合、給水弁３を動
作せず、一義的に決定した所定の時間だけ休止した後
に、洗浄ポンプ５を動作するように構成している。他の
構成は上記実施の形態１と同じである。

【００４８】上記構成において図９を参照しながら動作
を説明する。なお、図９におけるステップ１７からステ
ップ２３までは上記実施の形態１と同じであるので説明
を省略する。

【００４９】ステップ４６にて給水行程を行う前に水位
検知手段８にて洗浄槽１内の水位を検知し、既に所定水
位まで水が給水されている場合、ステップ４７にて休止
時間ｔ1を一義的に決定する。

【００５０】これにより、停電復帰時など、給水行程開
始時に、既に洗浄槽１内に十分に水が満たされている場
合にも、適切に適切に休止時間を求めることができる。

【００５１】なお、この例では、既に洗浄槽１内に水が
所定水位まで給水されて時間が経過しているから、つま
り、給水中に水に混入した泡が抜けているため、給水終
了後の休止時間を０秒としているが、給水経路や洗浄槽
１内の形状に対応した休止時間ｔ1の値を決定してもよ
い。

【００５２】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、給水行程
中に洗浄水に混入した空気は、給水行程終了後に給水行
程に要した時間に対応した所定の休止時間を設けること
により除去できるため、洗浄ポンプ内部に空気を引き込
むことから発生する洗浄ポンプが空回りなどのポンプ能
力の低下を防止することができ、併せて、洗浄ポンプの
空回りなどの異常動作に伴う振動や騒音を防止すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態の食器洗い機のシス
テム構成図

【図２】同食器洗い機の要部動作フローチャート

【図３】本発明の第２の実施の形態の食器洗い機の要部
動作フローチャート

【図４】本発明の第３の実施の形態の食器洗い機の要部
動作フローチャート

【図５】本発明の第４の実施の形態の食器洗い機のシス
テム構成図

【図６】同食器洗い機の要部動作フローチャート

【図７】本発明の第５の実施の形態の食器洗い機のフロ
ーチャート

【図８】本発明の第６の実施の形態の食器洗い機のフロ
ーチャート

【図９】本発明の第７の実施の形態の食器洗い機のフロ
ーチャート

【図１０】従来の食器洗い機のシステム構成図

【符号の説明】

１ 洗浄槽 ２ 食器類 ３ 給水弁（給水手段） ４ 洗浄ノズル ５ 洗浄ポンプ ８ 水位検知手段 １６ 制御手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 乾 浩章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平６−22896（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−183428（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−5519（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) A47L 15/42 A47L 15/46

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 食器類を収納する洗浄槽と、洗浄水を前
   記食器類に向けて噴出する洗浄ノズルと、前記洗浄槽に
   溜めた洗浄水を前記洗浄ノズルに送り込む洗浄ポンプ
   と、前記洗浄槽内に給水する給水手段と、前記洗浄槽内
   の洗浄水の水位を検知する水位検知手段と、前記食器類
   の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連の逐次動作を制御する
   制御手段とを備え、前記制御手段は、給水行程終了後、
   給水行程に要した時間に対応した所定の時間だけ休止し
   た後に、前記洗浄ポンプを動作するように構成した食器
   洗い機。
2. 【請求項２】 休止する所定の時間は、給水行程に要し
   た時間が長い場合は短くし、給水行程に要した時間が短
   い場合は長くするようにした請求項１記載の食器洗い
   機。