JPH09107191A - シールド体及び、シールド体とシールドされた回路素子の組み合わせ物 - Google Patents

シールド体及び、シールド体とシールドされた回路素子の組み合わせ物

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JPH09107191A
JPH09107191A JP8140964A JP14096496A JPH09107191A JP H09107191 A JPH09107191 A JP H09107191A JP 8140964 A JP8140964 A JP 8140964A JP 14096496 A JP14096496 A JP 14096496A JP H09107191 A JPH09107191 A JP H09107191A
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conductive
shield
flexible sheet
opening
insulating
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JP8140964A
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Daniel T Courtney
ティー コートニー ダニエル
Kenneth W Hermann
ダブリュー ハーマン ケニス
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Original Assignee
Schlegel Corp
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    • G12B17/02Screening from electric or magnetic fields, e.g. radio waves
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0007Casings
    • H05K9/0043Casings being flexible containers, e.g. pouch, pocket, bag
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K5/02Details
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シールドされた回路とのショートを防止する機
能を有する開口部の設けられた可撓性を有するシールド
体及び該シールド体と回路素子の組み合わせ物の提供。 【解決手段】電気的な絶縁部材からなる可撓性シート3
0を有し、このシート30に、シールド障壁を形成し得
る導電部材14を設け、この導電部材14は、絶縁領域
16を形成する前記シート30のうちの少なくとも一方
の表面から隔離配置されている。また、導電部材14
は、別の領域において、該導電部材14に対する電気的
接続のための接触領域を形成する形で、該シート30の
表面に露出している。可撓性シート30は、回路12に
対する実質的な包被に形成されており、この包被は開口
部を有し、該開口部においては、絶縁領域及び接触領域
は、回路12の部位が導電部材との接触から保護され、
また導電部材が導電入出力コネクタ22に接続され得る
形で選択的に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路、外被、組立部品
に関連した電磁妨害雑音(即ち、EMI)の伝播を防止
するためのシールドにおける改良品であり、EMIの発
生源又はEMIに影響され易い回路を柔軟に包み込み、
これにより高周波エネルギがシールド境界を通過するこ
とを防止する、可撓性導電シート部材を用いるタイプの
シールド体及び、シールド体とシールドされた回路素子
の組み合わせ物に関する。
【0002】
【従来の技術】接地された導電包被内に電子回路を包被
することにより、該回路によって放射され、或いは該回
路によって受け取られた電磁放射を減衰させることが知
られている。導電シールド包被は、シールドすべき周波
数によって、シールド効率又は電磁放射減衰の程度に影
響したり、或いは逆に影響しなかったりするような隙間
を有していることがある。しかし、比較的高周波の放射
を効果的に減衰するには、如何なる隙間も一様に小さく
なっていなければならない。コンピュータ機器や無線通
信機器との関連で、クロックオシレータ、多重位相閉鎖
ループ(multiplying phase locked loops)及び、これ
に類似した回路の周波数は極めて高くなることがある。
例えば、従来のパソコンにおける基本クロック速度は、
普通25〜100MHzの範囲にあり、クロック速度を高く
する方向へと進歩している。異なる周波数において信号
を発する回路は、これら周波数を統合する形で高調波を
発生させ、またこれら周波数の差周波数を発生させる。
方形波からなるデータ信号及びクロック信号は高調波に
よっても特性が付与されてしまう。こうしてコンピュー
タ等は、900MHz以上に及ぶ不都合な高調波を発生す
ることがあり、その結果、非常に厳重なシールドが必要
になる。言い替えると、完全に導電的であり、しかも電
磁放射を発したり、或いは電磁放射に敏感な回路のすぐ
そばに配置された、ほとんど隙間のない包被が必要にな
る。
【0003】シールドの最も一般的な形態は、箱型の金
属シート構造体及び、導電性のあるプラスチック部材又
は被覆材のうちの、一方或いは両方から構成されてい
る。なお、通常非導電的なプラスチックは、金属ファイ
バ又は金属粒子を含ませたり、金属被覆層を付着させた
り、或いは導電シート及び非導電シートを重ねてプラス
チック製のハウジングを被うことにより導電性をもたせ
ることができる。このような技術は、例えば、アドリエ
ンセン他による米国特許第5,137,782号(埋設導線)、
ハートによる米国特許第5,164,542号(薄板状導線遮蔽
スクリーン)、カドクラによる米国特許第5,170,009号
(電着コーティング)、コスケンマキ他による米国特許
第5,226,210号(導電ペイントコーティング)において
公知となっている。このような技術ではシールドの態様
は提示してはいるが、次の場合には、その製造に手間が
かかる。即ち、特に、シールドされている回路に面した
内側表面を、ショートを防止するために非導電的に形成
したり、また例えば、コーティングをひっかくことによ
り生じる隙間ができないように形成したり、更には、入
射領域を十分に低減するために、十分に導電的でかつ
(又は)磁気透過性のある材料で形成する必要がある場
合である。最も一般的なシールドは金属シートである
が、シールドは金属化したプラスチックによって形成す
ることもできる。AMP社から出されているクワイエッ
トシールド(QuietShield)として知られた製品は、金
属化したプラスチックと選択的に接合された絶縁層及び
接着剤からなる層板を用いており、この部材が折り曲げ
られて箱のような形になり得るようになっている。一般
的に、このような製品は、前記プラスチック部材が軽量
であることや、該部材を折り曲げ加工し易い点で優れて
いる。その他、回路、構成部分、或いは金属シールド障
壁に直接、絶縁プラスチックコーティングを貼り付ける
ことも可能である。ラシック他による米国特許第4,670,
347号においては、絶縁部材は金属インク層と共に層状
に重ねられている。また、チットウッド他による米国特
許第5,166,864号、又はクノ他による日本の平成2年特
許出願第77276号(1991年12月6日公開)におい
ては、絶縁シールド部材は、構成部分と共に配置された
回路カード上に直接取り付けられている。これにより導
電部材は構成部分上に配置され、これは半永久的なもの
となっている。
【0004】1993年12月12日に出願され、本件
出願と同一権利者による米国特許出願SN08/168,939号
によると、シールドは、電磁シールドに必要なだけの低
い抵抗率、即ち1/10〜1/102Ω/□或いはそれ以下の値
の抵抗率を提供するのに十分な、金属シート或いは導電
ファイバのような導電性部材が埋め込まれた、可撓性の
ある非導電的包被の形で好適に提供されており、この包
被はシールドされた回路に面した非導電面を有してい
る。この包被は柔軟な可撓性シールド袋に形成されてお
り、シールドされた回路の周りに配置されている。そし
て、開口方向に伸延したシールドされたネックの形の開
口部が、包被の境界を横切る入出力導体用に設けられる
ようになっている。この包被は、例えば、該包被内に含
まれた電子機器上の接地部、或いは入出力コネクタ等の
接地点に接地されている。回路カード実装部の永久的特
性として静電気放電に対する保護を設けることが知られ
ている。例えば、キクによる米国特許第5,005,106号で
は、上述したような構成が、集積回路バンクカード又は
スマートカードの回路を静電気放電から保護し、しかも
該回路と共にプラスチックハウジング内に存在するよう
になっている。このユニットは内蔵されたものとなって
おり、そのため該静電放電部材は、回路の操作や実装の
その他の態様に干渉しない。この放電保護構造は、影響
を受ける回路を包囲する形の完全なる包被には形成され
ない。キクは、電磁干渉に対するシールドにおいて必要
とされるような高い導電性を有した埋め込み部材ではな
く、むしろ極力小さな導電性をもったフィルムを使用し
ている。伸延ネックやアクセス開口部等のような、導体
を通すための手段、或いは回路素子にアクセスするため
の手段は何も設けられていない。
【0005】無線周波数シールドに、導体が通過し得る
開口部を設けることが知られている。カーレイによる米
国特許第3,383,455号では、シールドされるべき電子構
成部分を封入する、金属メッシュにより構成された伸延
スリーブの形の無線周波数シールドが開示されている。
絶縁はとめが装着されたスリーブには小さな開口部が設
けられており、該開口部が、前記構成部分から伸びてい
るリード線に対する出口を提供している。前記はとめ
は、機械的振動によりリード線とスリーブとの間で運動
が生じた際における、該リード線に対する磨滅防止を提
供していると思われる。前記リード線は、絶縁はとめに
よって前記スリーブから隔離されているので、該スリー
ブは、前記リード線と電気的に接続されることは絶対に
ないようになっている。前記はとめは環状の開口部を有
しており、いくつかの円形導体が、前記リード線とはと
めとの間に隙間をあけた形でこの開口部を通過してい
る。しかし、このタイプの構成では、高周波シールドの
用途において大幅な減衰を提供するようにはなっていな
い。モレット他による米国特許第4,785,136号では、コ
ンピュータのターミナルに対するEMIシールドカバー
が開示されている。このシールドカバーは、導電構造シ
ートから形成されている。この導電シートは、再閉鎖自
在な上・下タブを有した開口部を有しており、これによ
り1つ以上のケーブルが前記シートを通過するための手
段が提供されている。モレットは、前記導電シートが、
接地や或いは前記ケーブルのシールド層に絶対に接続さ
れることがないという点でカーレイと一致している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】高い利得、高周波のも
とでの操作、電磁結合又は静電結合に対して導電的な構
成部分及び構成の使用等により、回路が敏感になること
がある。同様な状況により、回路には、不都合な高周波
電磁放射を行うといった特性が与えられることがある。
このような状況において偶発的なEMIの発生を低減さ
せるには、例えば静電磁放電(ESD)からダメージを
受けないように保護するのに必要とされるよりも更に一
層導電性の高い包被内に配置された、十分に導電性のあ
る部材が必要になる。最近の多くの回路における操作上
の周波数及び特徴を考慮するならば、EMI用の合理的
かつ十分なシールドは、30MHz〜1.0GHz以上の周
波数帯に亙って、少なくとも放射を50〜60dB減衰させ
るものとなるであろう。これを達成するため、シールド
は実質的に連続的である必要があり、しかもシールドさ
れる回路をすぐ近くで完全に包囲しなければならない。
即ち、閉鎖された高い導電性を有した包被を形成しなけ
ればならない。静電気放電包装は、10〜1012Ω/□の表
面抵抗率において静電荷を放出できる程度に十分導電的
であればよいが、偶発的なEMIの発生を減衰させるた
めの電磁シールドは1/10〜1/107Ω/□の表面抵抗率で
ある。少なくとも部分的には、可撓性のある袋状になっ
た包被の形に形成され、しかも硬い金属シートによる板
及び(又は)箱からなるシールドと同じように高い導電
性をもった可撓性シートを提供することが望ましい。ま
た、包被の境界を横切る入出力コネクタに対する導電的
シールを可能とするガスケットを提供することが望まし
い。
【0007】そこで本発明は上記事情に鑑み、非常に低
い抵抗の可撓性導電シートと、少なくとも内側表面部分
に沿って形成された電気的な表面絶縁体及び前記シート
を偶発的なEMIの発生を低減させるための障壁に最適
にかつ実質的に形成し得る手段を有する電磁シールド体
を提供することを目的とする。また、可撓性導電シート
の形であり、少なくとも内側表面部分に沿って絶縁部が
形成された高周波電磁シールド体及び、固定されたり、
硬かったり、或いは表面がある形に従ったシールド構造
体となることなく回路をシールドすることができる、電
気的に連続した可撓性包被の形に前記シートを形成する
手段を提供することが本発明の目的である。更に本発明
の別の目的は、シールド境界を通ったアクセス及び(又
は)導体の通過が必要な装置に対するシールドを、シー
ルド境界において極力隙間を形成しない形で容易にする
ことである。更に本発明の別の目的は、コネクタの接地
部とシートとの電気的接続を容易にすることにより、シ
ールド部材からなる前記シートを通過する接地され又は
シールドされたコネクタにおけるシールドを提供するこ
とである。また本発明の別の目的は、表裏両面に導電領
域及び絶縁領域が選択的に形成されている可撓性導電シ
ートの形の高周波電磁シールドを提供することである。
また本発明の別の目的は、開口部を有した少なくとも1
つの導電領域であり、該開口部の縁端部が該導電領域か
ら隔離されている形で形成された、導電領域を有した可
撓性導電シートの形の高周波電磁シールドを提供するこ
とである。なお、前記縁端部は、前記シールドが、回路
上の電気的構成要素に対してショートを起こすことを防
止するリップ部を設ける形で絶縁処理されているものと
する。また本発明の別の目的は、安価で、かつシールド
に効果的な、しかも軽量かつコンパクトで、コンピュー
タや通信機器のようなポータブル電気製品に対して適し
たシールド構造体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】これら及びその他の目的
は、装置のハウジング内で少なくとも部分的に回路カー
ドを包囲する形の可撓性シートを用いることにより、本
発明に基づいた電磁妨害雑音に対するシールドが行なわ
れたポータブルコンピュータのような電子装置において
達成される。前記可撓性シートは少なくとも部分的なシ
ールド包被を形成しており、そしてそれは、電気的に絶
縁された可撓性シート及び、金属シート或いは前記可撓
性シートに埋設された導電ファイバなどの導電部材から
なる少なくとも1つの領域を有している。これにより、
前記可撓性シートは、前記シートのうち一方の面又は両
方の面において絶縁領域及び導電領域を形成している。
前記絶縁シートは、熱可塑性ポリマ、例えば、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル等
のように十分な可撓性を有し、柔軟な袋状の包被を形成
し得るもので構成されてもよい。前記導電材料は、単元
素金属又は合金、金属化されたポリマ、スクリーン、ワ
イヤメッシュ、織られ或いは編まれた導電性のあるフィ
ラメント(例えば、シングルフィラメントワイヤ又は、
マルチフィラメントワイヤ又は、導電的にコーティング
されたファイバ)、織ワイヤ、金属ファイバ、合金ファ
イバ、金属化ナイロンファイバ、導電的織物等から構成
されていてもよい。前記導電的な本体又はその部分は、
1/10〜1/102Ω/□の抵抗率をもつように十分に稠密に
なっている。前記シートは、少なくとも部分的に中空な
包被を形成している。この包被は、好ましくは可撓性が
あり、例えば導電ファイバを接合させる形で十分にヒー
トシールを行うと共に、必要に応じて該シールの外側を
打ち抜くことにより、継ぎ目を横切る形で該導電ファイ
バが電気的に接続された形の包被となっている。
【0009】本発明の特徴となる点について述べると、
導電的EMIシールドガスケットが前記包被に一体的に
設けられており、該ガスケットにより、シールド障壁を
通過する如何なる開口部、コネクタ、導体等の周辺にお
いてもシールドを形成することができるように前記シー
ルド包被を更に導電的な部材に固定し得る手段が提供さ
れている。前記導電的ガスケットは、前記可撓性シート
の縁端部を弾性手段の周りに折り返すことにより形成さ
れ得るようになっており、これにより導電ファイバのう
ち少なくとも1つの領域は、導電ガスケットが接合され
る導電体に向いている。前記弾性手段は、前記可撓性シ
ートに接続された一体的なEMIガスケットを形成する
形で、電気的に絶縁された該可撓性シートにより設けら
れることもできる。また、前記弾性手段或いはガスケッ
トは、部分的には、ポリウレタンフォームコア等のよう
な弾性部材を挿入する形で設けられ得るようになってお
り、前記シートは、実装された際に、導電的なハウジン
グの表面との間で押圧圧縮されるようになっている。1
つの実施例として、前記ガスケットは、可撓性シートの
幅広帯状片から形成されている。この幅広帯状片は、ポ
リウレタンフォームコアを封入する形で折り返されてい
る。そして、前記可撓性シートには、ヒートシールが施
され、或いは該シート自体が重ね合わされており、これ
により上述したフォームの封入が完全なものとなるよう
になっており、ガスケットは、前記可撓性包被と一体的
に構成されている。これらの結合された可撓性を有する
包被、埋め込まれたファイバ及びフォームコアは、必要
に応じて所望の形に打ち抜かれ得るようになっている。
前記ガスケットは、電気的接地を必要とした入出力コネ
クタと、前記導電シート部材の埋め込まれたファイバと
の間の物理的接触を提供している。実際には、前記ガス
ケットは、フォームコアを圧縮する形で前記コネクタ又
はその他の導電面に対して強く押圧される。その結果、
その反作用の力が、前記可撓性シート及び埋め込まれた
ファイバを、金属の入出力コネクタシールド等に対して
押圧し、良好でかつ連続的な電気的接触が実現される。
【0010】以上のように本発明は、低抵抗の可撓性シ
ールドシートに関するものである。なお、該可撓性シー
ルドシートは、少なくとも部分的には包被の形に形成さ
れており、該包被は、ポータブルコンピュータ等のよう
な装置において、内蔵された回路組立品をシールドする
ために、或いは該回路組立品の一部を形成する組立部品
をシールドするために実装され得るようになっている。
前記シートには、表裏両面において導電領域及び絶縁領
域が形成されてもよい。少なくとも1つの導電領域に
は、EMIエネルギを前記シートから接地に向けて排出
させる手段が設けられ得るようになっている。少なくと
も1つの開口部が、前記シートの導電領域に設けられ得
るようになっており、該開口部は、前記回路へのアクセ
ス及び(又は)、シールド障壁を通過して信号ラインや
電源ラインを通すための手段を提供している。導電部材
は、前記開口部の縁端部から隔離されており、これによ
りこの縁端部は、前記回路上及び(又は)他の高感度な
周辺領域上の電子構成要素のショートを防止する絶縁端
を形成している。
【0011】即ち本発明のうち第1の発明は、電気的な
絶縁部材からなる可撓性シート(30)を有し、該可撓
性シート(30)と実質的に同一の広がりをもち、かつ
シールド障壁を形成し得る導電部材(14)を設け、前
記導電部材(14)は、前記可撓性シート(30)のう
ちの少なくとも一方の側の領域上の該可撓性シート(3
0)のうちの少なくとも一方の表面から隔離配置される
と共に、これにより絶縁領域が形成されており、前記導
電部材(14)は、前記可撓性シート(30)のうちの
別の領域上で、該導電部材(14)に対する電気的接続
のための接触領域を形成する形で、該可撓性シート(3
0)の表面に露出されており、前記可撓性シート(3
0)は、回路素子に対する包被を実質的に形成してお
り、前記包被(10)は開口部を有し、前記開口部にお
いては、前記絶縁領域及び前記接触領域は、前記回路素
子の部位が前記導電部材(14)との接触から保護さ
れ、また前記導電部材(14)が導電体(22)に接続
され得る形で選択的に配置されている。
【0012】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明によるシールド体において、前記絶縁領域は、前記回
路素子の前記部位を前記導電部材(14)との接触から
保護し得る形で、前記開口部の周囲に沿って伸びた形の
所定の幅をもった絶縁リップ(62)を有している。
【0013】また本発明のうち第3の発明は、第1の発
明によるシールド体において、前記可撓性シート(3
0)は、前記開口部と対応した形のフランジを有し、前
記接触領域の一部は、前記フランジ上に配置されてい
る。
【0014】また本発明のうち第4の発明は、第3の発
明によるシールド体において、前記フランジは、弾性的
に圧縮自在な導電ガスケットに形成されている。
【0015】また本発明のうち第5の発明は、第4の発
明によるシールド体において、前記ガスケットは、少な
くとも部分的には、前記可撓性シート(30)のうち前
記開口部に隣接した部分を折り曲げた形で形成されてい
る。
【0016】また本発明のうち第6の発明は、第5の発
明によるシールド体において、前記ガスケットは内部に
弾性コア(32)を有しており、前記可撓性シート(3
0)は、前記接触領域を弾性的に保ち得る形で、該弾性
コア(32)の周りに折り返されている。
【0017】また本発明のうち第7の発明は、第1の発
明によるシールド体において、前記可撓性シート(3
0)は、少なくとも1つの継ぎ目(24、41)を介し
て、中空な包被(10)の形に形成されており、前記導
電部材(14)を、前記継ぎ目(24、41)を横切る
形で接続する手段を有する。
【0018】また本発明のうち第8の発明は、第7の発
明によるシールド体において、前記導電部材(14)
は、前記絶縁面とは背向した前記包被(10)の導電側
に露出されており、前記継ぎ目(24、41)は、前記
可撓性シート(30)の隣接する部位の前記導電側が互
いに重なった形で形成される折り目を有する。
【0019】また本発明のうち第9の発明は、第1の発
明によるシールド体において、前記開口部は、前記シー
ルド障壁を横切るための導体を有した電気的コネクタ
(22)の周りに係合する形で設けられている。
【0020】また本発明のうち第10の発明は、第9の
発明によるシールド体において、前記電気的コネクタ
(22)は外部導電シールドを有しており、前記接触領
域は、前記シールド障壁を前記コネクタ(22)に沿っ
て連続させるために前記外部導電シールドに対して向い
た形で配置されている。
【0021】また本発明のうち第11の発明は、シール
ド体及びシールドされた回路素子からなる組み合わせ物
であり、前記シールド体は電気的な絶縁部材からなる可
撓性シート(30)を有し、該可撓性シート(30)と
実質的に同一の広がりをもち、かつシールド障壁を形成
し得る導電部材(14)を設け、前記導電部材(14)
は、前記可撓性シート(30)のうちの少なくとも一方
の側の領域上の該可撓性シート(30)のうちの少なく
とも一方の表面から隔離配置されると共に、これにより
絶縁領域が形成されており、前記導電部材(14)は、
前記可撓性シート(30)のうちの別の領域上で、該導
電部材(14)に対する電気的接続のための接触領域を
形成する形で、該可撓性シート(30)の表面に露出さ
れており、前記可撓性シート(30)は、前記回路素子
に対する包被を実質的に形成しており、前記包被(1
0)は開口部を有し、前記開口部においては、前記絶縁
領域及び前記接触領域は、前記回路素子の部位が前記導
電部材(14)との接触から保護され、また前記導電部
材(14)が導電体(22)に接続され得る形で選択的
に配置されている。
【0022】また本発明のうち第12の発明は、第11
の発明による組み合わせ物において、前記絶縁領域は、
前記回路素子の前記部位を前記導電部材(14)との接
触から保護し得る形で、前記開口部の周囲に沿って伸び
た所定の幅をもった絶縁リップ(62)を有している。
【0023】また本発明のうち第13の発明は、第11
の発明による組み合わせ物において、前記可撓性シート
(30)は、前記開口部と対応した形のフランジを有
し、前記接触領域の一部は、前記フランジ上に配置され
ている。
【0024】また本発明のうち第14の発明は、第13
の発明による組み合わせ物において、前記フランジは、
弾性的に圧縮自在な導電ガスケットに形成されている。
【0025】また本発明のうち第15の発明は、第14
の発明による組み合わせ物において、前記ガスケット
は、少なくとも部分的には、前記可撓性シート(30)
のうち前記開口部に隣接した部分を折り曲げた形で形成
されている。
【0026】また本発明のうち第16の発明は、第15
の発明による組み合わせ物において、前記ガスケットは
内部に弾性コア(32)を有しており、前記可撓性シー
ト(30)は、前記接触領域を弾性的に保ち得る形で、
該弾性コア(32)の周りに折り返されている。
【0027】また本発明のうち第17の発明は、第11
の発明による組み合わせ物において、前記可撓性シート
(30)は、少なくとも1つの継ぎ目(24、41)を
介して、中空な包被(10)の形に形成されており、前
記導電部材(14)を前記継ぎ目(24、41)を横切
る形で接続する手段を有する。
【0028】また本発明のうち第18の発明は、第17
の発明による組み合わせ物において、前記導電部材(1
4)は、前記絶縁面とは背向した前記包被(10)の導
電側に露出されており、前記継ぎ目(24、41)は、
前記可撓性シート(30)の隣接する部位の前記導電側
が重なった形で形成される折り目を有する。
【0029】また本発明のうち第19の発明は、第11
の発明による組み合わせ物において、前記開口部は、前
記シールド障壁を横切るための導体を有した電気的コネ
クタ(22)の周りに係合する形で設けられている。
【0030】また本発明のうち第20の発明は、第19
の発明による組み合わせ物において、前記電気的コネク
タ(22)は外部導電シールドを有しており、前記接触
領域は、前記シールド障壁を前記コネクタ(22)に沿
って連続させるために前記外部導電シールドに対して向
いた形で配置されている。
【0031】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0032】
【作用】上記した構成により本発明のうち第1及び第1
1の発明では、開口部が包被(10)を貫通して該包被
(10)の内外間のアクセス等を可能にし、しかも選択
的に配置された絶縁領域が開口部付近の導電部材(1
4)と内部の回路素子とのショートを防止する。
【0033】また本発明のうち第2及び第12の発明で
は、絶縁リップ(62)により、前記導電性部材(1
4)は、開口部の縁端部から隔離されるか、或いは該縁
端部に隣接した絶縁表面部材によりカバーされる。
【0034】また本発明のうち第3及び第13の発明で
は、フランジを介してシールド包被(10)を外部に対
して導電的に接続する。
【0035】また本発明のうち第4及び第14の発明で
は、フランジの圧縮による反作用により、フランジと外
部との間で所定の接触圧力を得る。
【0036】また本発明のうち第5及び第15の発明で
は、ガスケットが可撓性シート(30)の一部を利用し
て形成され、該ガスケット側と、該可撓性シート(3
0)の導電部材(14)側との間の電気的連続性が維持
される。
【0037】また本発明のうち第6及び第16の発明で
は、ガスケットの弾性コア(32)が圧縮変形する。
【0038】また本発明のうち第7及び第17の発明で
は、シールド包被(10)の電気的連続性は継ぎ目(2
4、41)においても失われない。
【0039】また本発明のうち第8及び第18の発明で
は、可撓性シート(30)の重ね合わせにより導電部材
(14)の連続接続が実現される。
【0040】また本発明のうち第9及び第19の発明で
は、開口部が、電気的コネクタ(22)の周りに係合す
る形で設けられ、該電気的コネクタ(22)の周りに導
電的な遮蔽包被が連続形成される。
【0041】また本発明のうち第10及び第20の発明
では、開口部と電気的コネクタ(22)との係合は、外
部導電シールドを介して導電的に行われる。
【0042】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。なお、これらの図面には、本発明における典型的な
実施例が例示的に示されている。本発明は、例として開
示されたこれら実施例に限定されるものではなく、添付
された請求の範囲の中での様々な変形、改良が可能であ
ると解釈されるべきである。図1は、本発明による薄い
可撓性電磁シールド包被に包まれた回路カードの透視
図、図2は、図1のII−II線による正断面図、図3は、
図1のIII−III線による側断面図、図4は、本発明に関
するガスケットを作る工程を示した図、図5は、本発明
に関するガスケットが設けられた、打ち抜き用に作られ
た可撓性シートの正面図、図6は、可撓性シートが、第
1及び第2フラップが設けられた包被の形に形成された
別の実施例を示した図、図7は、第1及び第2フラップ
が折り返されて第1及び第2ガスケットを形成している
状態の、図6に示す包被を示した図、図8は、図7に示
す第1及び第2ガスケットの側面図、図9は、可撓性シ
ートが開口部を有し、導電層の縁端部が、導電フラップ
の周りで絶縁処理されている形の別の実施例を示した
図、図10は、フラップの導電層の縁端部が該フラップ
の下の開口部において保持された状態の、図9に示す可
撓性シートの断面図、図11(a)及び図11(b)
は、可撓性シートに、導電層面及び非導電層面が、該部
材の互いに背向する層面及び縁端部において選択的に形
成された形の別の実施例を示した図である。
【0043】本発明は、包被の中への或いは包被から外
への電磁放射の伝播を防止する減衰障壁を形成した可撓
性シールド手段を提供している。このシールド手段は、
導電部材及び非導電部材の混成体からなっており、これ
ら導電部材及び非導電部材は、該導電部材が、回路の一
部又はハウジングの一部と不都合な接触を行わないよう
に保護される形で配置されている。また、このシールド
手段は、所望の位置での接触が容易になるようにできて
いる。前記シールド部材は、EMIに対するシールドを
行うための、導電材片又はファイバ又はフィラメントか
ら構成することができ、例えば単元素金属又は合金、金
属化されたポリマファイバ、結合剤内における導電粒子
の分散物(suspensions)等のようなものから構成する
ことができる。この部材は、通常、可撓性のある包被或
いは部分的な包被に形成されており、この包被は、金属
シート箱からなるものと同様にEMIに対して効果的と
なっている。ところで、この包被が可撓性をもち、しか
も柔軟な袋又はカバー状の外形に形成されていることに
より、本発明によるシールドは、金属や金属化されたプ
ラスチック等による形状の定まった箱に比べて、製作時
における手間が大幅に軽減され、またコストも低減され
る。
【0044】図1に示した実施例では、本発明によるシ
ールド器具は、可撓性のある導電的な包被10の形に形
成されており、これにより回路12がシールドされてい
る。このシールド器具は、電気的に絶縁された、1枚の
可撓性シートから形成されており、この可撓性シートは
複数の導電ファイバがその中に埋め込まれた1枚のシー
トを有している。これら導電ファイバは十分に稠密で、
かつ互いに接触した形で配置されており、従って、例え
ば1/10〜1/102Ω/□の抵抗率を得ている。これにより
電磁妨害雑音(即ちEMI)を、30MHz〜1.0GHz
の周波数帯において、50〜60dBの範囲で低減させるよ
うになっている。導電領域14を形成している前記複数
の導電ファイバは、前記可撓性シートのうち、シールド
された回路に直接面した少なくとも一つの側面、即ち絶
縁領域16を形成している側面から隔離されている(図
2参照)。また、これら導電ファイバは適宜な接続要素
(図1には図示せず)を介して回路接地18に接続され
ている。この接続要素は、例えば前記シールド包被を貫
通した形のネジのようなものであったり、或いはこれ以
外にも、前記可撓性シートの導電部が、接地されている
表面又は入出力コネクタ等の外面に対して強く押しつけ
られた形のものであってもよい。図1に示した実施例で
は、2重に重ねられた前記シート及びこれに埋め込まれ
たファイバは、それらの縁端部において接合されて障壁
10を形成している。この障壁10は、図に示すように
2つ以上の側面を有し、かつ変形自在な袋状に形成され
ており、これにより少なくとも1つの電子回路或いは装
置、即ちプリント回路カード、ディスクドライブ、パワ
ーサプライ又はその他の組立部品、或いは(外被のなか
で)コンピュータ等のような全体装置の処理部を形成す
る組立部品による完成品を収納し得るようになってい
る。前記絶縁層16(図2参照)は前記電子回路に向か
って内方に向けられており、しかも前記導電ファイバ
は、前記非導電可撓性シート16により電気的な接触が
起こらないよう絶縁されているので、前記シールド包被
は、前記回路素子に対して近接して配置されることがで
き、好ましくは前記回路素子のうちのある部分にもたれ
かかったり、また回路素子上を動くことができ、また電
気素子から僅かな間隙を残すことができる。この構成
は、変形自在なシールドバッグに似ている。実際、回路
に対してシールドの導電部分14を近接して配置するこ
とは、シールドされるべき素子からの間隔がより大なる
ものと比較するとそのシールド効果は改善される。
【0045】再び図1を参照すると、前記包被の一端に
は、導電入出力コネクタ22が設けられており、これに
より外部の要素は、前記包まれた回路カードに対して有
効に接続できるようになっている。前記包被のうち別の
位置には、伸延部又はネック部(図示せず)が設けられ
ており、これにより前記シールド包被は、該包被の外部
に向かって伸延し、例えば導体(図示せず)を収納し得
るようになっている。前記ネック部により、導体がハウ
ジング内の他の要素と接続できるようになるので、例え
ば入出力コネクタが、装置をシールドしている導電的な
ハウジングの壁を通過して信号を伝送する形で配設され
る際には、このようなネック部は有効である。前記導電
部材は、金属シート、スクリーン、ワイヤメッシュ、織
られ又は編まれたワイヤ、その他の導電ファイバ又はフ
ィラメント、織ワイヤ、金属ファイバ、合金ファイバ、
金属化されたナイロンファイバ、導電性織物等であって
もよい。前記導電部材は、前記可撓性シートに、導電層
を形成するのに十分なだけ、かつ前記可撓性シートの可
撓性を維持する程度に埋め込まれている。実施例の1つ
として、この導電部材は、銀により金属化されたナイロ
ンファイバ、例えば重量で24〜30%の銀が無電解メッキ
によりメッキされたものから形成された導電ファイバで
ある。なお、銅又は銅・ニッケル合金も採用可能である
(例えば、重量で40〜60%)。前記複数の導電ファイバ
は、1/10〜1/102Ω/□の抵抗率をもつように、互いに
導電的な接触状態にある隣接したファイバが十分な割合
に配置された不織フェルトを形成することが好ましい。
前記シールド部材中の複数の導電ファイバ間には、小寸
法の隙間しか存在していないので、前記シールド障壁は
比較的高周波のエネルギを減衰させるのに効果的であ
る。前記可撓性絶縁シートは、ポリエチレン、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリ塩化ビニル等のような熱可塑
性ポリマ部材であってもよい。なお、このうちポリエチ
レンが最も望ましい。本発明の特徴としては、前記絶縁
層の熱可塑性の性質により、隣接した部分が熱溶接によ
って互いに付着されるようになっている。それゆえ、図
2に示すように、導電ファイバ等の導電部材は、前記可
撓性シート及びこれに埋め込まれた導電ファイバの、互
いに隣接した縁端部が出会う形で形成された、1つ以上
の継ぎ目24を横切り、従ってシールド障壁を連続させ
る形で設けられるようになっている。前記隣接部位は、
縫合接合、テープ接合、適切な導電性をもった接着剤に
よる接着接合或いは、スロット・ビード手段(即ち、ジ
ップロック "Zip-lock")のような機械的締結によって
接合されてもよい。構成の一例として、前記継ぎ目24
において、前記導電ファイバが電気的に接続するよう
に、これら部材の縁端部を熱溶接することにより、これ
ら部材の導電的性質を、継ぎ目24を横切る形で連続さ
せることができる。これは、前記絶縁シートにおける熱
可塑性の性質及び、適切な導電ファイバにより容易に実
現され得るようになっている。また、導電フィラメント
を前記継ぎ目を横切って電気的に接続させるには、熱処
理を採用し、前記継ぎ目において前記シートを押圧して
溶かすようにしてもよい。また、この継ぎ目は、該継ぎ
目を横切る形で電気的接触がなされている個所の外側に
おいて、例えば打ち抜きによってトリミングされてもよ
い。
【0046】別の実施例として、前記シートは、好まし
くは圧縮を伴なった形で、剪断しヒートシールしてもよ
い。これにより、2つに重なったシートを一度に剪断す
ると同時に、前記継ぎ目に隣接した縁端部に位置した前
記導電ファイバを電気的に係合接続させることができ
る。ホットカットにより、前記熱可塑性絶縁部材及びこ
れに埋め込まれた導電ファイバは、前記継ぎ目の線に沿
って溶解変形するようになる。或いは、前記シートを加
熱圧縮するための他の特別な方法、即ち圧縮を伴った超
音波溶接法のような方法によっても、ヒートナイフを採
用した場合と類似した結果を得ることが可能であろう。
そして、この技術によれば、シールド包被を2つ以上の
副包被に細分する形でシールド部材を形成することもで
きるようになる。前記絶縁シートは、好ましくは可撓性
を有した薄いポリエチレンシートであり、しかし不用意
な衝撃に対して耐え得る十分な厚みをもってできたシー
ト、例えば40〜60lbs./ream(即ち、0.2〜0.3g/cm2)、
好ましくは48lbs./ream(即ち、0.25g/cm2)でできたシ
ートである。前記埋め込まれた導電部材は、例えば金属
メッキされたナイロンファイバであってもよい。HCl
によりボンドされた(HCl bonded)銀メッキの不織
ナイロンファイバは好ましいファイバ部材であり、これ
は例えば、シルバーセレックス(米国コネチカット州ノ
ーウォークの、ジェームス リバー・ノーウォーク社の
商標)等である。採用可能な別の部材としては、PBN
−II(米国サウスカロライナ州グリーンビルの、ファイ
バウェブノースアメリカ社の商標)のような、ポイント
ボンドされた(point-bonded)銀メッキの不織ナイロン
ファイバがある。これらの部材を採用することで、加熱
圧縮を行い、2つ以上の層を通して導電ファイバを電気
的に接続させることにより、導電性のある継ぎ目が簡単
に形成されるようになる。前記構造体は一般的に中空な
可撓性包被の形に形成され、シールドされる回路カード
又は他の構成要素を、柔軟に、かつ好ましくは近接して
包むようになっており、しかも前記回路やハウジング等
における接地箇所に接続されるようになっている。金属
化されたファイバは、例えば前記金属化された不織ファ
イバフェルトをポリエチレン又はその他の絶縁部材と共
に押出しコーティングすることにより、前記絶縁シート
に埋め込まれるようになっている。
【0047】図3には、可撓性シート30と、電気的接
地箇所を提供している導電入出力コネクタ22との間の
物理的接触が示されている。第1及び第2ガスケット
が、前記可撓性シート及びこれに埋め込まれたファイバ
の縁端部に形成されている。接触部では、前記ガスケッ
トは、前記導電入出力コネクタの外面に対して強く押圧
されており、この押圧は例えば、図に示すように、一般
的にはフランジ33による外部圧力により、フォームコ
ア32を押圧する形で生じるようになっている。これに
より生じる反作用の力は、前記可撓性シート及び埋め込
まれたファイバを、前記入出力導電コネクタの外面に対
して押圧するようになる。図4に示す実施例では、前記
ガスケットは、ポリウレタンフォーム等の細片のような
フォームコア32を、前記可撓性シート及び埋め込まれ
たファイバの縁端部或いは幅広帯部に沿って配置するこ
とにより、前記可撓性シート及び埋め込まれたファイバ
に形成されている。前記幅広帯部は、前記フォームコア
を封入する形で折り返されている。そして、前記可撓性
シート及び埋め込まれたファイバは、ヒートシーリング
ロール33によりヒートシールされるか或いは、自らを
層状に重ね合わせることにより、前記フォームの封入を
完全なものとしている。更に、図5に示す重ね合わされ
た可撓性シート、埋め込まれたファイバ及び、フォーム
体は所望の形状に打ち抜きされ得る。前記フォームは、
1〜6lbs/ft3(即ち、0.016〜0.1g/cm3)の密度をもった
形で、5〜60ポンド(即ち、2.3〜27kg)のILD範囲に
おいて、ポリエチレンから構成され得るようになってお
り、この範囲のうち極力軽いものを採用すれば、ポータ
ブル電子装置の軽量化に適するようになっている。
【0048】別の実施例として、前記ガスケットは、前
記可撓性シート及び埋め込まれたファイバにおいて、ポ
リウレタンフォーム等の弾性コアを用いない形でも形成
され得る。即ち、前記可撓性シートは、適切な圧縮自在
な部材から製造され、その結果、圧縮自在な部材からな
る付加的なコアを不要とするようにしてもよい。例え
ば、前記シートは分厚いフォームから形成されてもよ
い。即ち、前記シートが折り曲げられて分厚い2重の厚
さのフォームが形成された際、これは圧縮自在となり、
かつ該フォームの圧縮性によりガスケットを形成するよ
うになる。本発明は、前記可撓性シートが、一端におい
て開口した包被を通常構成しているような応用例にも適
している。この場合、該一端は、好ましくは該包被の壁
部の部材と一体的になるように端部に形成された導電ガ
スケットを介して、前記包被を他のシールド表面又は実
装表面に接続するための手段を提供するように形成され
ている。前記「包被」は、袋の要領で、縁端部及び角隅
部を形成する継ぎ目構造を有している。或いは、回路カ
ードのような比較的薄い構成要素に対しては、前記包被
は、図6乃至図8に示すように、同一平面上に存在する
周辺継ぎ目に沿って接合された2つの平坦なシートによ
って構成されている。例えば、図6における包被40
は、開口端部44における第1及び第2フラップ42を
除いて、2つのシートの周部に沿った継ぎ目41を有す
る形で形成されている。前記フラップ42は、電気的接
続をなす形で導電性のあるフランジ等(図6には図示せ
ず)の下に接合され得るようになっている。図7に示す
ように、前記フラップ42は、2重の厚さに折り曲げら
れて、圧縮自在なガスケットの形状(これは前記フォー
ムの圧縮自在な性質による)を提供しており、このガス
ケットは、2つの対向した導電性のある要素(図示せ
ず)の間に収納され得るようになっている。これに加え
て、図3での図示及び上述のように、弾性コア要素(図
3では32)が、図7に示す折り曲げられたフラップ4
2内に設置されてもよい。こうして、前記ガスケットに
より、前記包被と、シールド表面又は実装表面の間にお
いて圧縮自在な結合構造が実現する。この結合構造は、
前記包被のシールド部材と、ハウジング或いは回路カー
ドフランジ等の導電部材との間において、実質的に隙間
のない電気的接続を実現するのに特に有効である。前記
第1及び第2ガスケットは、該ガスケットの圧縮によっ
て、シールド表面又は実装表面に対して押圧される。図
8は、導電部材14を有した、折り返されたガスケット
フラップ42の側面図であり、この導電部材14は、絶
縁層16により互いに向かい合っているシート間の領域
から隔離されている。この構成では、部材14は導電外
表面を形成しており、前記包被の内部は絶縁されてい
る。この可撓性包被は、前記ガスケットをクランプで締
め付けることにより、或いは導電性の接着剤を介して該
ガスケットを接着することにより、外部の表面に接続さ
れ得るようになっている。別の実施例では、前記ガスケ
ットは、該ガスケットを外部装置又は外部表面等に固定
するために、少なくとも1つの穴46を有した形で形成
され得るようになっており、これにより留め具48が、
前記ガスケットを通過し得るように、また必要ならば連
続した電気的接続を実現し得るようになっている。
【0049】特定の応用例において必要となるように、
前記内部表面及び外部表面のうち、一方又は両方に、導
電的或いは絶縁的となる領域をそれぞれ選択的に設ける
ことも可能である。例えば、図9に示すように、装置が
操作状態にあり、シールドが達成されている一方で、シ
ールド包被を貫通したアクセス開口部を提供することが
望まれることがある。図9に示すように、アクセス開口
部は、前記シールド部材に切り込まれて形成されたフラ
ップであり、好ましくは該フラップ及び開口部の縁端部
は、前記シールド部材を前記回路(図9には図示せず)
上の一点とショートさせるような電気的接触をなさない
ように保護絶縁するための手段を有した形で設けられ
る。このようなアクセス開口部は、例えば、コンピュー
タにおけるメモリーチップやサポートチップ、アップグ
レードプロセッサ、マスコプロセッサ等のような様々な
構成要素を取り除いたり或いは挿入したりするための手
段として有効である。図9及び図10に示すように、3
つの縁端部の周囲をカットし、4番目の縁端部において
接続した形の簡易フラップ60によって前記アクセス開
口部が設けられている。これら縁端部に沿った前記導電
層14の、前記回路(図示せず)に対するショートを防
止するために、絶縁縁端62の形で形成された手段が、
図10に示すようにフラップ60の外縁端部に、或いは
前記アクセス開口部の内縁端部に、或いはこれら両方
に、該フラップの外周に沿って設けられ得るようになっ
ている。そして、この絶縁縁端62は、導電層14の縁
端部をカバーし、フラップ60を、前記アクセス開口部
内に落とし込むことなく、実質的に導電層14の表面上
に保持することにより、これら導電層14及び回路の両
者が接触しないようにしている。前記絶縁縁端62は、
導電層の縁端部にのみ設けることもでき、又は前記フラ
ップ60もしくは前記アクセス開口部のうち、その上部
側又は下部側の短い周辺領域上にも形成され得る。前記
絶縁縁端は、シリコンによるビード、絶縁的に接着され
たテープ、或いはショートを防止するための別の絶縁部
材であってもよい。
【0050】図11(a)及び図11(b)は、開口部
の縁端部の周囲で導電層14を絶縁するための、2つの
別の実施例を示している。絶縁処理は、図9及び図10
に示すようなこうしたアクセス開口部にとって適切であ
るかもしれないが、これ以外にも、このような絶縁処理
は、内側及び外側の表面のうち一方或いは両方において
選択的に行うような際に必要であるかもしれない。図1
1(a)に示すように、絶縁部材62からなるビード部
が、導電部材14の縁端表面を十分にカバーできる形で
設けられている。図11(b)に示すように、グロメッ
ト状の絶縁体63が設けられており、該絶縁体63は、
導電シート14の縁端部を覆ってカバーしていると共
に、該導電表面14及び非導電表面16に対し、両面に
おいて重なっている。図11(b)に示すように、層1
6により別途に絶縁された側において、選択的に導電性
のある層を設けることも望ましいかも知れない。例え
ば、通常、ポスト65のように一般的に示される回路素
子に対する接続が、接地を行う際に望まれることがあ
る。そして、ネジ67及びワッシャ69を用いてこのよ
うな接続を形成するのに加えて、導電層14とポスト6
5の間の電気的接続を、絶縁層16を通過する形で実現
するためには、このような接触がなされ得るように、シ
ールドの内側に導電領域を選択的に設けることにより、
導電層14の下側又はその内側と前記ポストとの間に表
面接触を実現することが更に一層望まれるかもしれな
い。これは、例えば絶縁部材16が、導電シート14に
付着され又はこれと重ねられることにより達成され得
る。そしてこれは、重ね合わせに先だって、予め絶縁部
材の打ち抜きを行なって、該絶縁部材を選択的に付着さ
せることにより、或いは適所に保持される形でフォーム
又は他の絶縁部材を選択的に付着させることにより行わ
れる。前記導電部材は、金属シート、スクリーン、ワイ
ヤメッシュ、織られ又は編まれたワイヤ或いは、その他
の導電ファイバ又はフィラメント又は繊維、織ワイヤ又
は不織ワイヤ、金属ファイバ、合金ファイバ、金属化さ
れたナイロンファイバ、導電性織物等であってもよい。
前記導電部材は、少なくとも1つの導電部材の領域を形
成する形で前記可撓性シートに埋め込まれている。そし
て、この導電部材の領域には、少なくとも1つの縁端部
を有した開口部が形成されている。前記導電部材は、前
記可撓性シートの可撓性を維持しつつ、導電層を形成し
ている。前記可撓性絶縁シートは、ポリエチレン、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル等のような熱
可塑性部材であってもよい。なお、このうちポリエチレ
ンが最も望ましい。このコーティングの厚さは、コーテ
ィングの硬さ、重ねられた絶縁シートと導電部材に要求
される硬さ或いは柔らかさ、絶縁シートの絶縁耐力、及
び望まれるリフロー量などの様々な要因に応じて様々で
あってよい。例えば回路アクセス又は導体の通過のため
に必要な全ての開口部は、好ましくは前記可撓性シート
及び埋め込まれた導電部材を所望の形状に切断すること
により形成される。図9に示す開口部は、基本的に方形
となっているが、勿論、その他の形状も可能であり、特
別な用途においては他の形状が適切となることもある。
前記導電層及び絶縁層のうち、一方又は両方の縁端部
は、導電部材を覆う形で又はこれを露出させる形で、或
いは可撓性絶縁シートを前記導電部材の縁端部を越えて
伸延させる形で、或いはそれ以外の適切な形で選択的に
配置されている。縁端部等に沿って絶縁部材を付加する
代わりに、熱、押圧、超音波、熱押圧を介して前記絶縁
部材を再溶出させることにより、或いは前記絶縁部材を
溶流させて必要とされる縁端部を絶縁処理するための適
切なその他の方法により、該縁端部に隣接した絶縁部材
を再加工してもよい。この再加工の手順は、開口部周辺
において露出されていた導電縁端部を単にカバーする形
で、或いは電気的接触を実現するように所定の領域の絶
縁部材を取り除く形で、再溶出させるなどのように選択
的であってよい。再溶出作業の最中又は該作業の後、切
断、導電部材又は非導電部材の添加、包被を装着し或い
は形成するための接着剤の使用等のような追加的ステッ
プがそれぞれの要求に応じて行われる。前記導電部材は
1/10〜1/102Ω/□の抵抗率を得るように十分に稠密と
なっているので、前記導電部材から形成されたシールド
包被は、少なくとも50〜60dBの範囲で、発生した高周
波の電磁放射を減衰させ得るようになっている。このよ
うな放射は、典型的には、異なった周波数部品からの生
成により、及びスイッチ回路のリンギングの発生によっ
て生じる高調波と同様に、コンピュータのクロック速度
(例えば16〜100MHz以上)に応じて発生する。上述
した部材は、30MHz〜1.0GHzの周波数帯に亙って
上述したような減衰を行なうことができる。前記導電部
材において残っている隙間は可撓性部材で満たされて、
空隙等を低減させ、耐炎性を向上させるようにしてもよ
い。前記導電部材を満たすのに適した好ましい可撓性部
材は、ウレタン、CPE、PVC、ネオプレン、ラテッ
クス等である。前記可撓性絶縁部材は、前記導電部材に
選択的に付着されており、この可撓性絶縁部材は、好ま
しくは難燃性を有し、100C°までの耐熱性があり、しか
も2〜10ミルの厚さで、約2500ボルトの絶縁耐力をもっ
たシートとなっている。
【0051】上述したような前記シールド包被は、一体
的で、好ましくは圧縮可能で、導電的なフラップ又は、
電気的接続のための周辺部ガスケットを有していてもよ
い。或いは、該シールド包被は、電気的接続を維持する
のに適切な、他のガスケット、導電的な接着剤、締め付
け手段等と共に使用されてもよい。本発明は、上述した
いくつかの例により開示されているので、本発明の更な
る変形は当業者にとっては自明のものである。本発明
は、ここに説明された実施態様に限定されるべきもので
はなく、従って、本発明の範囲、即ち排他的権利が請求
される範囲を評価するには上述した適切な実施例を考察
するよりも、添付された請求項を参照しなければならな
い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第1の
発明は、電気的な絶縁部材からなる可撓性シート30等
の可撓性シートを有し、該可撓性シートと実質的に同一
の広がりをもち、かつシールド障壁を形成し得る導電部
材14等の導電部材を設け、前記導電部材は、前記可撓
性シートのうちの少なくとも一方の側の領域上の該可撓
性シートのうちの少なくとも一方の表面から隔離配置さ
れると共に、これにより絶縁領域16が形成されてお
り、前記導電部材は、前記可撓性シートのうちの別の領
域上で、該導電部材に対する電気的接続のための接触領
域を形成する形で、該可撓性シートの表面に露出されて
おり、前記可撓性シートは、回路素子に対する包被を実
質的に形成しており、前記包被は開口部を有し、前記開
口部においては、前記絶縁領域及び前記接触領域は、前
記回路素子の部位が前記導電部材との接触から保護さ
れ、また前記導電部材が導電入出力コネクタ22等の導
電体に接続され得る形で選択的に配置されている。可撓
性導電シート部材は、開口部にガスケット等を組み合わ
せたり、又はこのようなガスケットを形成することがで
きる。このガスケットは、ハウジング又は背面パネルの
ような対向する導電要素に対して導電的にシールするこ
とができる。これは、開口部の周囲、例えばその他の多
くの例が可能であるが、シールド境界を横切る入出力コ
ネクタ等の周囲などを導電的にシールした包被を維持す
るのに有効である。このシート部材は、該シート部材の
表裏両面のうちの一方の面において、露出した導電面が
形成され得るようになっており、他方の面は、シールド
された回路との接触によりショートが起きないように絶
縁されている。なお、ある目的を達成するためには、導
電領域と絶縁領域が、前記シートの両面に選択的に設け
られていることが望ましいこともある。例えば、前記シ
ート部材のうち、少なくとも一方の側に露出した導電性
表面を介して、1つ以上の電子装置や該シートによりシ
ールドされた回路やシールド境界を横切っているコネク
タを接触させるために、典型的な例としては回路接地へ
の接続をなすために、積極的な接続を実現することがで
きる。前記シートは、ノート型或いは手のひらサイズの
ポータブル・コンピュータやディスクドライブ、パワー
サプライ、そして内部の回路組立部品のプリント基板、
更には信号又は電源用の導体がシールド境界を通過する
形の同様なコンパクト電子機器に限らず様々なタイプの
電子回路をシールドするのに向いている。本発明によ
り、略連続的で、かつ実質的に隙間のない包被が製作さ
れ、最近の電子装置により発生する比較的高周波のエネ
ルギをシールドするために好適に使用され得るようにな
る。また本発明によれば、前記包被を貫通して該包被の
内外間のアクセス等を可能にする開口部が設けられてお
り便利である。そして、この開口部では、回路素子の部
位が導電部材と接触しないように、また導電部材が導電
体に接続され得るようになっていることにより、本発明
では前記開口部を設けたにもかかわらず、回路素子の部
位に対するショートなどの不都合が防止され、しかも導
電部材による電気的連続性を前記開口部においても失う
ことなく適切なシールドが行える。
【0053】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明によるシールド体において、前記絶縁領域は、前記回
路素子の前記部位を前記導電部材との接触から保護し得
る形で、前記開口部の周囲に沿って伸びた形の所定の幅
をもった絶縁縁端62等の絶縁リップを有している。上
述したように、前記シート部材には、導電領域を貫通し
てアクセスするための開口部が1つ以上形成され得るよ
うになっており、例えば該シート部材には、該開口部に
おいて、該シート部材における穴に覆い被さった導電性
のフラップが設けられている。このような開口部の場合
には、該開口部を包囲する形で絶縁リップが設けられる
ようになっている。この絶縁リップにより、前記導電性
部材は、開口部の縁端部から隔離されるか、或いは該縁
端部に隣接した絶縁表面部材によりカバーされ得るよう
になっている。従って、この絶縁リップにより前記開口
部に隣接する形のショートが防止され都合がよい。
【0054】また本発明のうち第3の発明は、第1の発
明によるシールド体において、前記可撓性シートは、前
記開口部と対応した形のフランジを有し、前記接触領域
の一部は、前記フランジ上に配置されているので、本発
明によると、第1の発明による効果に加えて、このフラ
ンジを介してシールド体を、外部に対して導電的に接続
することができ都合がよい。
【0055】また本発明のうち第4の発明は、第3の発
明によるシールド体において、前記フランジは、弾性的
に圧縮自在な導電ガスケットに形成されているので、本
発明によると、第3の発明による効果に加えて、前記フ
ランジの圧縮による反作用により、フランジと外部との
間で所定の接触圧力を得ることができ、これらの接合箇
所では実質的に隙間のない電気的接続が実現する。
【0056】また本発明のうち第5の発明は、第4の発
明によるシールド体において、前記ガスケットは、少な
くとも部分的には、前記可撓性シートのうち前記開口部
に隣接した部分を折り曲げた形で形成されているので、
第4の発明による効果に加えて、ガスケットが可撓性シ
ートの一部を利用して形成されるので、該ガスケット側
と、該可撓性シートの導電部材側との間の電気的連続性
が維持されやすく都合がよい。
【0057】また本発明のうち第6の発明は、第5の発
明によるシールド体において、前記ガスケットは内部に
フォームコア32等の弾性コアを有しており、前記可撓
性シートは、前記接触領域を弾性的に保ち得る形で、該
弾性コアの周りに折り返されている。即ち、ガスケット
は、弾性コアを圧縮する形で導電体に対して押圧される
ようになるが、この際、弾性コアにより、ガスケットの
導電体に対する押圧は効果的に行われる。従って、第5
の発明による効果に加えて、ガスケットと導電体の間に
おける良好な電気的接触が実現される。
【0058】また本発明のうち第7の発明は、第1の発
明によるシールド体において、前記可撓性シートは、少
なくとも1つの継ぎ目24、41等の継ぎ目を介して、
中空な包被の形に形成されており、前記導電部材を、前
記継ぎ目を横切る形で接続する手段を有しているので、
該シールド体の電気的連続性は継ぎ目においても失われ
ず、第1の発明による効果に加えて、より高性能のシー
ルドが実現する。
【0059】また本発明のうち第8の発明は、第7の発
明によるシールド体において、前記導電部材は、前記絶
縁面とは背向した前記包被の導電側に露出されており、
前記継ぎ目は、前記可撓性シートの隣接する部位の前記
導電側が互いに重なった形で形成される折り目を有する
ので、可撓性シートの重ね合わせにより導電部材の連続
接続が実現されるので、第7の発明による効果に加え
て、製作が簡単となり都合がよい。
【0060】また本発明のうち第9の発明は、第1の発
明によるシールド体において、前記開口部は、前記シー
ルド障壁を横切るための導体を有した導電入出力コネク
タ22等の電気的コネクタの周りに係合する形で設けら
れているので、第1の発明による効果に加えて、本発明
によるシールド体は、該シールド体の内外間を電気的に
貫通連絡した電気的コネクタを有した形で設けられ都合
がよいばかりでなく、前記開口部が、該電気的コネクタ
の周りに係合する形で設けられていることにより、該電
気的コネクタの周りに導電的な遮蔽包被が連続形成され
るので都合がよい。
【0061】また本発明のうち第10の発明は、第9の
発明によるシールド体において、前記電気的コネクタは
外部導電シールドを有しており、前記接触領域は、前記
シールド障壁を前記コネクタに沿って連続させるために
前記外部導電シールドに対して向いた形で配置されてい
るので、第9の発明による効果に加えて、前記開口部と
電気的コネクタとの係合は、外部導電シールドを介して
導電的に行われるので、該電気的コネクタの周りにおけ
る遮蔽包被の電気的連続性は更に一層向上する。また、
前記導電部材に対する接地は、該外部導電シールドを介
して行うことができるので、シールド包被用の接地を別
個に設ける必要がなく便利である。
【0062】また本発明のうち第11の発明は、シール
ド体及びシールドされた回路等からなる組み合わせ物で
あり、前記シールド体は電気的な絶縁部材からなる可撓
性シートを有し、該可撓性シートと実質的に同一の広が
りをもち、かつシールド障壁を形成し得る導電部材を設
け、前記導電部材は、前記可撓性シートのうちの少なく
とも一方の側の領域上の該可撓性シートのうちの少なく
とも一方の表面から隔離配置されると共に、これにより
絶縁領域が形成されており、前記導電部材は、前記可撓
性シートのうちの別の領域上で、該導電部材に対する電
気的接続のための接触領域を形成する形で、該可撓性シ
ートの表面に露出されており、前記可撓性シートは、前
記回路素子に対する包被を実質的に形成しており、前記
包被は開口部を有し、前記開口部においては、前記絶縁
領域及び前記接触領域は、前記回路素子の部位が前記導
電部材との接触から保護され、また前記導電部材が導電
体に接続され得る形で選択的に配置されている。よっ
て、第1の発明による効果と同様に、前記包被を貫通し
て該包被の内外間のアクセス等を可能にする開口部が設
けられており便利である。そして、この開口部では、回
路素子の部位が導電部材と接触しないように、また導電
部材が導電体に接続され得るようになっていることによ
り、回路素子の部位に対するショートなどの不都合が防
止され、しかも導電部材による電気的連続性を前記開口
部においても失うことなく適切なシールドが行える。
【0063】また本発明のうち第12の発明は、第11
の発明による組み合わせ物において、前記絶縁領域は、
前記回路素子の前記部位を前記導電部材との接触から保
護し得る形で、前記開口部の周囲に沿って伸びた所定の
幅をもった絶縁リップを有しているので、第11の発明
による効果に加えて、この絶縁リップにより前記開口部
に隣接する形のショートが防止され都合がよい。
【0064】また本発明のうち第13の発明は、第11
の発明による組み合わせ物において、前記可撓性シート
は、前記開口部と対応した形のフランジを有し、前記接
触領域の一部は、前記フランジ上に配置されているの
で、第11の発明による効果に加えて、このフランジを
介してシールド体を、シールド表面或いは実装表面に対
して容易に接合することができ、しかもこの接合は、フ
ランジ上に配置された接触領域を介して電気的に接続し
た形で行え都合がよい。
【0065】また本発明のうち第14の発明は、第13
の発明による組み合わせ物において、前記フランジは、
弾性的に圧縮自在な導電ガスケットに形成されているの
で、第13の発明による効果に加えて、前記フランジを
介したシールド体と、前記ハウジング或いは前記実装表
面との間の接合が圧縮自在な結合構造を形成する形で実
現され、従ってこれらの接合箇所では実質的に隙間のな
い電気的接続が実現する。
【0066】また本発明のうち第15の発明は、第14
の発明による組み合わせ物において、前記ガスケット
は、少なくとも部分的には、前記可撓性シートのうち前
記開口部に隣接した部分を折り曲げた形で形成されてい
るので、第14の発明による効果に加えて、ガスケット
が可撓性シートの一部を利用して形成されるので、該ガ
スケット側と、該可撓性シートの導電部材側との間の電
気的連続性が維持されやすく都合がよい。
【0067】また本発明のうち第16の発明は、第15
の発明による組み合わせ物において、前記ガスケットは
内部に弾性コアを有しており、前記可撓性シートは、前
記接触領域を弾性的に保ち得る形で、該弾性コアの周り
に折り返されているので、第15の発明による効果に加
えて、ガスケットと導電体の間における良好な電気的接
触が実現される。
【0068】また本発明のうち第17の発明は、第11
の発明による組み合わせ物において、前記可撓性シート
は、少なくとも1つの継ぎ目を介して、中空な包被の形
に形成されており、前記導電部材を前記継ぎ目を横切る
形で接続する手段を有するので、第11の発明による効
果に加えて、より高性能のシールドが実現する。
【0069】また本発明のうち第18の発明は、第17
の発明による組み合わせ物において、前記導電部材は、
前記絶縁面とは背向した前記包被の導電側に露出されて
おり、前記継ぎ目は、前記可撓性シートの隣接する部位
の前記導電側が重なった形で形成される折り目を有する
ので、可撓性シートの重ね合わせにより導電部材の連続
接続が実現されるので、第17の発明による効果に加え
て、製作が簡単となり都合がよい。
【0070】また本発明のうち第19の発明は、第11
の発明による組み合わせ物において、前記開口部は、前
記シールド障壁を横切るための導体を有した電気的コネ
クタの周りに係合する形で設けられているので、第11
の発明による効果に加えて、本発明によるシールド体
は、包被の内外間を電気的に貫通連絡した電気的コネク
タを有した形で設けられ都合がよいばかりでなく、前記
開口部が、該電気的コネクタの周りに係合する形で設け
られていることにより、該電気的コネクタの周りに導電
的な遮蔽包被が連続形成されるので都合がよい。
【0071】また本発明のうち第20の発明は、第19
の発明による組み合わせ物において、前記電気的コネク
タは外部導電シールドを有しており、前記接触領域は、
前記シールド障壁を前記コネクタに沿って連続させるた
めに前記外部導電シールドに対して向いた形で配置され
ているので、第19の発明による効果に加えて、前記開
口部と電気的コネクタとの係合は、外部導電シールドを
介して導電的に行われるので、該電気的コネクタの周り
における遮蔽包被の電気的連続性は更に一層向上する。
また、前記導電部材に対する接地は、該外部導電シール
ドを介して行うことができるので、シールド体用の接地
を別個に設ける必要がなく便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による薄い可撓性電磁シールド
包被に包まれた回路カードの透視図である。
【図2】図2は、図1のII−II線による正断面図であ
る。
【図3】図3は、図1のIII−III線による側断面図であ
る。
【図4】図4は、本発明に関するガスケットを作る工程
を示した図である。
【図5】図5は、本発明に関するガスケットが設けられ
た、打ち抜き用に作られた可撓性シートの正面図であ
る。
【図6】図6は、可撓性シートが、第1及び第2フラッ
プが設けられた包被の形に形成された別の実施例を示し
た図である。
【図7】図7は、第1及び第2フラップが折り返されて
第1及び第2ガスケットを形成している状態の、図6に
示す包被を示した図である。
【図8】図8は、図7に示す第1及び第2ガスケットの
側面図である。
【図9】図9は、可撓性シートが開口部を有し、導電層
の縁端部が、導電フラップの周りで絶縁処理されている
形の別の実施例を示した図である。
【図10】図10は、フラップの導電層の縁端部が該フ
ラップの下の開口部において保持された状態の、図9に
示す可撓性シートの断面図である。
【図11】図11(a)及び図11(b)は、可撓性シ
ートに、導電層面及び非導電層面が、該部材の互いに背
向する層面及び縁端部において選択的に形成された形の
別の実施例を示した図である。
【符号の説明】
10……障壁 12……回路 14……導電領域 16……絶縁領域 22……導電入出力コネクタ 24……継ぎ目 30……可撓性シート 32……フォームコア 41……継ぎ目

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的な絶縁部材からなる可撓性シートを
    有し、 該可撓性シートと実質的に同一の広がりをもち、かつシ
    ールド障壁を形成し得る導電部材を設け、 前記導電部材は、前記可撓性シートのうちの少なくとも
    一方の側の領域上の該可撓性シートのうちの少なくとも
    一方の表面から隔離配置されると共に、これにより絶縁
    領域が形成されており、 前記導電部材は、前記可撓性シートのうちの別の領域上
    で、該導電部材に対する電気的接続のための接触領域を
    形成する形で該可撓性シートの表面に露出されており、 前記可撓性シートは、回路素子に対する包被を実質的に
    形成しており、 前記包被は開口部を有し、 前記開口部においては、前記絶縁領域及び前記接触領域
    は、前記回路素子の部位が前記導電部材との接触から保
    護され、また前記導電部材が導電体に接続され得る形で
    選択的に配置されている電磁シールド体。
  2. 【請求項2】前記絶縁領域は、前記回路素子の前記部位
    を前記導電部材との接触から保護し得る形で、前記開口
    部の周囲に沿って伸びた形の所定の幅をもった絶縁リッ
    プを有した請求項1記載のシールド体。
  3. 【請求項3】前記可撓性シートは、前記開口部と対応し
    た形のフランジを有し、 前記接触領域の一部は、前記フランジ上に配置されてい
    る請求項1記載のシールド体。
  4. 【請求項4】前記フランジは、弾性的に圧縮自在な導電
    ガスケットに形成されている請求項3記載のシールド
    体。
  5. 【請求項5】前記ガスケットは、少なくとも部分的に
    は、前記可撓性シートのうち前記開口部に隣接した部分
    を折り曲げた形で形成されている請求項4記載のシール
    ド体。
  6. 【請求項6】前記ガスケットは内部に弾性コアを有して
    おり、 前記可撓性シートは、前記接触領域を弾性的に保ち得る
    形で、該弾性コアの周りに折り返されている請求項5記
    載のシールド体。
  7. 【請求項7】前記可撓性シートは、少なくとも1つの継
    ぎ目を介して、中空な包被の形に形成されており、 前記導電部材を前記継ぎ目を横切る形で接続する手段を
    有する請求項1記載のシールド体。
  8. 【請求項8】前記導電部材は、前記絶縁面とは背向した
    前記包被の導電側に露出されており、 前記継ぎ目は、前記可撓性シートの隣接する部位の前記
    導電側が重なった形で形成される折り目を有する請求項
    7記載のシールド体。
  9. 【請求項9】前記開口部は、前記シールド障壁を横切る
    ための導体を有した電気的コネクタの周りに係合する形
    で設けられている請求項1記載のシールド体。
  10. 【請求項10】前記電気的コネクタは外部導電シールド
    を有しており、 前記接触領域は、前記シールド障壁を前記コネクタに沿
    って連続させるために前記外部導電シールドに対して向
    いた形で配置されている請求項9記載のシールド体。
  11. 【請求項11】シールド体及びシールドされた回路素子
    からなる組み合わせ物であり、 前記シールド体は電気的な絶縁部材からなる可撓性シー
    トを有し、 該可撓性シートと実質的に同一の広がりをもち、かつシ
    ールド障壁を形成し得る導電部材を設け、 前記導電部材は、前記可撓性シートのうちの少なくとも
    一方の側の領域上の該可撓性シートのうちの少なくとも
    一方の表面から隔離配置されると共に、これにより絶縁
    領域が形成されており、 前記導電部材は、前記可撓性シートのうちの別の領域上
    で、該導電部材に対する電気的接続のための接触領域を
    形成する形で、該可撓性シートの表面に露出されてお
    り、 前記可撓性シートは、前記回路素子に対する包被を実質
    的に形成しており、 前記包被は開口部を有し、 前記開口部においては、前記絶縁領域及び前記接触領域
    は、前記回路素子の部位が前記導電部材との接触から保
    護され、また前記導電部材が導電体に接続され得る形で
    選択的に配置されていることを特徴とする。
  12. 【請求項12】前記絶縁領域は、前記回路素子の前記部
    位を前記導電部材との接触から保護し得る形で、前記開
    口部の周囲に沿って伸びた所定の幅をもった絶縁リップ
    を有する請求項11記載の組み合わせ物。
  13. 【請求項13】前記可撓性シートは、前記開口部と対応
    した形のフランジを有し、 前記接触領域の一部は、前記フランジ上に配置されてい
    る請求項11記載の組み合わせ物。
  14. 【請求項14】前記フランジは、弾性的に圧縮自在な導
    電ガスケットに形成されている請求項13記載の組み合
    わせ物。
  15. 【請求項15】前記ガスケットは、少なくとも部分的に
    は、前記可撓性シートのうち前記開口部に隣接した部分
    を折り曲げた形で形成されている請求項14記載の組み
    合わせ物。
  16. 【請求項16】前記ガスケットは内部に弾性コアを有し
    ており、 前記可撓性シートは、前記接触領域を弾性的に保ち得る
    形で、該弾性コアの周りに折り返されている請求項15
    記載の組み合わせ物。
  17. 【請求項17】前記可撓性シートは、少なくとも1つの
    継ぎ目を介して、中空な包被の形に形成されており、 前記導電部材を前記継ぎ目を横切る形で接続する手段を
    有する請求項11記載の組み合わせ物。
  18. 【請求項18】前記導電部材は、前記絶縁面とは背向し
    た前記包被の導電側に露出されており、 前記継ぎ目は、前記可撓性シートの隣接する部位の前記
    導電側が重なった形で形成される折り目を有する請求項
    17記載の組み合わせ物。
  19. 【請求項19】前記開口部は、前記シールド障壁を横切
    るための導体を有した電気的コネクタの周りに係合する
    形で設けられている請求項11記載の組み合わせ物。
  20. 【請求項20】前記電気的コネクタは外部導電シールド
    を有しており、 前記接触領域は、前記シールド障壁を前記コネクタに沿
    って連続させるために前記外部導電シールドに対して向
    いた形で配置されている請求項19記載の組み合わせ
    物。
JP8140964A 1995-05-12 1996-05-10 シールド体及び、シールド体とシールドされた回路素子の組み合わせ物 Pending JPH09107191A (ja)

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