JPH09105861A - 投影光学系 - Google Patents

投影光学系

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JPH09105861A
JPH09105861A JP7263932A JP26393295A JPH09105861A JP H09105861 A JPH09105861 A JP H09105861A JP 7263932 A JP7263932 A JP 7263932A JP 26393295 A JP26393295 A JP 26393295A JP H09105861 A JPH09105861 A JP H09105861A
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lens
lens group
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projection optical
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Hitoshi Matsuzawa
均 松澤
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70241Optical aspects of refractive lens systems, i.e. comprising only refractive elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/14Optical objectives specially designed for the purposes specified below for use with infrared or ultraviolet radiation
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/22Telecentric objectives or lens systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的広い露光領域と大きな開口数とを確保つ
つ両側テレセントリックとしながらも、諸収差、特にデ
ィストーション(高次のディストーションを含む)を極
めて良好に補正する。 【解決手段】本発明の投影光学系は、物体側から順に、
正の第1レンズ群G1、負の第2レンズ群G2、正の第3レ
ンズ群G3、負の第4レンズ群G4、正の第5レンズ群G5
び正の第6レンズ群G6を有し、第2レンズ群は、負の前
方レンズと負の後方レンズとの間に配置されかつ負レン
ズのみで構成される中間レンズ群を含み、中間レンズ群
は、少なくとも2枚の負レンズを有し、第5レンズ群
は、少なくとも7枚の正レンズを有するように構成され
る。そして、本発明は、上記レンズ構成に関する最適な
条件を見出したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1物体のパター
ンを第2物体としての基板等に投影するための投影光学
系に関するものであり、特に、第1物体としてのレチク
ル(マスク)上に形成された半導体用または液晶用のパ
ターンを第2物体としての基板(ウェハ、プレート等)
上に投影露光するのに好適な投影光学系に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】集積回路のパターンの微細化が進むに従
って、ウェハの焼付けに用いられる投影光学系に対し要
求される性能もますます厳しくなってきている。このよ
うな状況の中で、投影光学系の解像力の向上について
は、露光波長λをより短くするか、あるいは投影光学系
の開口数(NA)を大きくする事が考えられる。
【0003】近年においては、転写パターンの微細化に
対応するために、露光用の光源は、g線(436nm) の露光
波長の光を発するものからi線(365nm) の露光波長の光
を発するものが主として用いられるようになってきてお
り、さらには、より短波長の光を発する光源、例えばエ
キシマレーザ(248nm,193nm)が用いられようとしてい
る。
【0004】そして、以上の各種の露光波長の光によっ
てレチクル上のパターンをウェハ上に投影露光するため
の投影光学系が提案されている。投影光学系において
は、解像力の向上と共に要求されるのは、像歪を少なく
することである。ここで、像歪とは、投影光学系に起因
するディストーション(歪曲収差)によるものの他、投
影光学系の像側で焼き付けられるウェハの反り等による
ものと、投影光学系の物体側で回路パターン等が描かれ
ているレチクルの反り等によるものがある。
【0005】近年ますます転写パターンの微細化が進
み、像歪の低減要求も一段と厳しくなってきている。そ
こで、ウェハの反りによる像歪への影響を少なくするた
めには、投影光学系の像側での射出瞳位置を像面から遠
くに位置させる、所謂像側テレセントリック光学系が従
来より用いられてきた。
【0006】一方、レチクルの反りによる像歪の軽減に
ついても、投影光学系の入射瞳位置を物体面から遠くに
位置させる、所謂物体側テレセントリック光学系にする
ことが考えられ、またそのように投影光学系の入射瞳位
置を物体面から比較的遠くに位置させる提案がなされて
いる。それらの例としては、特開昭63−118115
号、特開平4−157412号、特開平5−17306
5号等のものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の各特許公報にて
提案された光学系の中には、物体側と像側とが共にテレ
セントリックである、所謂両側テレセントリック投影光
学系が開示されている。しかしながら、以上の各特許公
報にて提案されている両側テレセントリック投影光学系
では、解像力に寄与する開口数(NA)が十分に大きく
なく、さらには各収差、特にディストーションの補正が
十分ではなかった。
【0008】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであり、比較的広い露光領域と大きな開口数とを確
保しつつ両側テレセントリックとしながらも、諸収差、
特にディストーション(高次のディストーションを含
む)が極めて良好に補正された高性能な投影光学系を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、第1物体の像を第2物体上に投影する
投影光学系において、前記投影光学系は、前記第1物体
側から順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群と、負の屈
折力を持つ第2レンズ群と、正の屈折力を持つ第3レン
ズ群と、負の屈折力を持つ第4レンズ群と、正の屈折力
を持つ第5レンズ群と、正の屈折力を持つ第6レンズ群
とを有し、前記第2レンズ群は、最も第1物体側に配置
されて前記第2物体側に凹面を向けた負の屈折力を持つ
前方レンズと、最も第2物体側に配置されて前記第1物
体側に凹面を向けた負の屈折力を持つ後方レンズと、前
記第2レンズ群中の前方レンズと前記第2レンズ群中の
後方レンズとの間に配置されかつ負レンズのみで構成さ
れる中間レンズ群を含み、前記中間レンズ群は、少なく
とも2枚の負レンズを有し、前記第5レンズ群は、少な
くとも7枚の正レンズを有し、前記第1レンズ群の焦点
距離をf1 とし、前記第2レンズ群の焦点距離をf2
前記第3レンズ群の焦点距離をf3 、前記第4レンズ群
の焦点距離をf4 、前記第5レンズ群の焦点距離を
5 、前記第6レンズ群の焦点距離をf6 、前記第2レ
ンズ群中の前記中間レンズ群の合成焦点距離をf2m、前
記第1物体から前記第2物体までの距離をLとすると
き、以下の条件を満足するように構成したものである。 (1) 0.1<f1 /f3 <17 (2) 0.05<f2 /f4 <7 (3) 0.01<f5 /L<0.9 (4) 0.02<f6 /L<1.6 (5) 1.1<f2m/f2 <9 以上の基本構成に基づいて、前記第1物体から前記投影
光学系全体の第1物体側焦点までの軸上距離をIとし、
前記第1物体から前記第2物体までの距離をLとすると
き、以下の条件を満足することが望ましい。 (6) 1.0<I/L また、前記第5レンズ群は、負メニスカスレンズと、該
負メニスカスレンズの凹面と隣接して配置されかつ該負
メニスカスレンズの凹面と対向する凸面を持つ正レンズ
とを有し、前記第5レンズ群中の前記負メニスカスレン
ズにおける凹面の曲率半径r5nとし、前記第5レンズ群
中の前記負メニスカスレンズの凹面に隣接して配置され
た正レンズにおける負メニスカスレンズの凹面と対向す
る凸面の曲率半径r5pとするとき、以下の条件を満足す
ることがより望ましい。 (7) 0<(r5p−r5n)/(r5p+r5n)<1 この場合、特に、前記第5レンズ群は、前記正レンズと
隣接して配置された前記負メニスカスレンズの凸面側、
及び前記負メニスカスレンズと隣接して配置された前記
正レンズの前記負メニスカスレンズとは反対側におい
て、それぞれ少なくとも1枚以上の正レンズを有するこ
とがより好ましい。また、前記第6レンズ群の最も第1
物体側のレンズ面の曲率半径をr6Fとし、第6レンズ群
の最も第1物体側のレンズ面から第2物体までの軸上距
離をd6 とするとき、以下の条件を満足することが好ま
しい。 (8) 0.50<d6 /r6F<1.50 さらに、前記第5レンズ群は、最も第2物体側に配置さ
れて第2物体側に凹面を向けた負レンズを有することが
好ましい。この場合、特に、前記第5レンズ群中の最も
第2物体側に設けられた負レンズにおける第1物体側の
曲率半径をr5F、前記第5レンズ群中の最も第2物体側
に設けられた負レンズにおける第2物体側の曲率半径を
5Rとするとき、以下の条件を満足することがより好ま
しい。 (9) 0.30<(r5F−r5R)/(r5F+r5R)<1.28 また、前記第5レンズ群は、最も第1物体側に配置され
て第2物体側に凸面を向けた第1正メニスカスレンズ
と、該第1正メニスカスレンズの第2物体側に配置され
て第2物体側に凸面を向けた第2正メニスカスレンズと
を有し、前記第5レンズ群中の最も第1物体側に設けら
れた前記第1正メニスカスレンズにおける第1物体側の
曲率半径をr51F 、前記第5レンズ群中の最も第1物体
側に設けられた前記第1正メニスカスレンズにおける第
2物体側の曲率半径をr51R 、前記第5レンズ群中の前
記第1正メニスカスレンズの第2物体側に配置された第
2正メニスカスレンズにおける第1物体側の曲率半径を
52F 、前記第5レンズ群中の前記第1正メニスカスレ
ンズの第2物体側に配置された第2正メニスカスレンズ
における第2物体側の曲率半径をr52R とするとき、以
下の条件を満足することがより望ましい。 (10) 1.2<Q52/Q51<8 但し、Q51=(r51F −r51R )/(r51F +r51R ) Q52=(r52F −r52R )/(r52F +r52R ) である。
【0010】この場合、前記第5レンズ群中の最も第1
物体側に設けられた前記第1正メニスカスレンズにおけ
る第1物体側の曲率半径をr51F 、前記第5レンズ群中
の最も第1物体側に設けられた前記第1正メニスカスレ
ンズにおける第2物体側の曲率半径をr51R とすると
き、以下の条件を満足することがより好ましい。 (11) 0.01<Q51<0.8 但し、Q51=(r51F −r51R )/(r51F +r51R
である。
【0011】さらに、前記第2レンズ群中の最も第1物
体側に配置されて前記第2物体側に凹面を向けた負の屈
折力を持つ前方レンズの焦点距離をf2F、前記第2レン
ズ群中の最も第2物体側に配置されて前記第1物体側に
凹面を向けた負の屈折力を持つ後方レンズの焦点距離を
2Rとするとき、以下の条件を満足することが好まし
い。 (12) 0≦f2F/f2R<18 また、前記第1レンズ群は、少なくとも2枚の正レンズ
を有し、前記第3レンズ群は、少なくとも3枚の正レン
ズを有し、前記第4レンズ群は、少なくとも3枚の負レ
ンズを有し、前記第5レンズ群は、少なくとも7枚の正
レンズ及び少なくとも1枚の負レンズとを有し、前記第
6レンズ群は、少なくとも1枚の正レンズを有すること
が好ましい。
【0012】また、前記第6レンズ群は、以下の条件を
満足するレンズ面を少なくとも一面有する3枚以下のレ
ンズからなることが望ましい。 (13) 1/|φL|<20 但し、φ:前記レンズ面の屈折力、 L:前記第1物体と前記第2物体までの物像間距離、 である。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施例を説明する
前に、本発明の作用並びに各条件について詳述する。本
発明の投影光学系では、第1物体側から順に、正の屈折
力を持つ第1レンズ群と、負の屈折力を持つ第2レンズ
群と、正の屈折力を持つ第3レンズ群と、負の屈折力を
持つ第4レンズ群と、正の屈折力を持つ第5レンズ群
と、正の屈折力を持つ第6レンズ群とを少なくとも有す
る構成としている。
【0014】まず、正の屈折力を持つ第1レンズ群はテ
レセントリック性を維持しながら主にディストーション
の補正に寄与しており、具体的には、第1レンズ群にて
正のディストーションを発生させて、この第1レンズ群
よりも第2物体側に位置する複数のレンズ群にて発生す
る負のディストーションをバランス良く補正している。
負の屈折力を持つ第2レンズ群及び負の屈折力を持つ第
4レンズ群は、主にペッツバール和の補正に寄与し、像
面の平坦化を図っている。負の屈折力を持つ第2レンズ
群及び正の屈折力を持つ第3レンズ群では、この2つの
レンズ群において逆望遠系を形成しており、投影光学系
のバックフォーカス(投影光学系の最も第2物体側のレ
ンズ面等の光学面から第2物体までの距離)の確保に寄
与している。正の屈折力を持つ第5レンズ群及び同じく
正の屈折力を持つ第6レンズ群は、ディストーションの
発生を抑えることと、第2物体側での高NA化に十分対
応するために特に球面収差の発生を極力抑えることとに
主に寄与している。
【0015】以上の構成に基づいて、第2レンズ群にお
ける最も第1物体側に配置されて第2物体側に凹面を向
けた負の屈折力を持つ前方レンズ、及び第2レンズ群に
おける最も第2物体側に配置されて第1物体側に凹面を
向けた負の屈折力を持つ後方レンズは、ともに像面湾
曲、コマ収差の補正に寄与する。また、前方レンズと後
方レンズとの間に配置された負の屈折力を持つ中間レン
ズ群は、像面湾曲の補正に大きく寄与し、さらに、この
中間レンズ群を負レンズのみで構成、即ち第2レンズ群
を負レンズのみで構成することによって、中間レンズ群
にて発生しがちな高次のディストーションの発生を良好
に抑えつつ、投影光学系の全長を短くすることを可能と
している。さらに、中間レンズ群は2枚以上の負レンズ
を含む構成としているため、コマ収差の発生を十分に抑
えることができる。
【0016】さらに、第5レンズ群が少なくとも7枚以
上の正レンズを含む構成とすることにより、第5レンズ
群自身が担う屈折力を各正レンズにバランス良く分担さ
せることができるため、高開口数化(高NA化)に伴っ
て第5レンズ群にて発生しがちな負の球面収差を良好に
抑えることができる。従って、第5レンズ群が少なくと
も7枚以上の正レンズを含む構成とすることにより、投
影光学系の高解像力が保証される。
【0017】条件(1)では、正の屈折力の第1レンズ
群の焦点距離f1 と正の屈折力の第3レンズ群の焦点距
離f3 との最適な比率、即ち、第1レンズ群と第3レン
ズ群との最適な屈折力(パワー)配分を規定している。
この条件(1)は、主にディストーションをバランス良
く補正するためのものであり、この条件(1)の下限を
越えると、第3レンズ群の屈折力が第1レンズ群の屈折
力に対して相対的に弱くなるため、負のディストーショ
ンが大きく発生する。また、条件(1)の上限を越える
と、第1レンズ群の屈折力が第3レンズ群の屈折力に対
して相対的に弱くなるため、負のディストーションが大
きく発生する。
【0018】条件(2)では、負の屈折力の第2レンズ
群の焦点距離f2 と負の屈折力の第4レンズ群の焦点距
離f4 との最適な比率、即ち、複数の負レンズのみで構
成される負の屈折力の第2レンズ群と負の屈折力の第4
レンズ群との最適な屈折力(パワー)配分を規定してい
る。この条件(2)は、主にペッツバール和を小さくし
て、広い露光フィールドを確保しながら、像面湾曲を良
好に補正するためのものであり、この条件(2)の下限
を越えると、第4レンズ群の屈折力が第2レンズ群の屈
折力に対して相対的に弱くなるため、正のペッツバール
和が大きく発生する。また、条件(2)の上限を越える
と、第2レンズ群の屈折力が第4レンズ群の屈折力に対
して相対的に弱くなるため、正のペッツバール和が大き
く発生する。なお、第4レンズ群の屈折力を第2レンズ
群の屈折力に対して相対的に強くして、広い露光フィー
ルドのもとでペッツバール和をよりバランス良く補正す
るためには、上記条件(2)の下限値を0.4として、
0.4<f2 /f4 とすることが好ましい。
【0019】条件(3)では、正の屈折力の第5レンズ
群の焦点距離f5 と第1物体(レチクル等)と第2物体
(ウェハ等)までの距離(物像間距離)Lとの最適な比
率を規定している。この条件(3)は、大きな開口数を
保ちながら球面収差、ディストーション及びペッツバー
ル和をバランス良く補正するためのものである。この条
件(3)の下限を越えると、第5レンズ群の屈折力が大
きくなり過ぎ、この第5レンズ群にて負のディストーシ
ョンのみならず負の球面収差が甚大に発生する。なお、
第5レンズ群にて発生しがちな負の球面収差を十分に抑
えるためには、上記条件(3)の下限値を0.081と
して、0.081<f5 /Lとすることが好ましい。逆
に、この条件(3)の上限を越えると、第5レンズ群の
屈折力が弱くなり過ぎ、これに伴って負の屈折力の第4
レンズ群の屈折力も必然的に弱くなり、この結果、ペッ
ツバール和を良好に補正することができない。
【0020】条件(4)では、正の屈折力の第6レンズ
群の焦点距離f6 と、第1物体(レチクル等)から第2
物体(ウェハ等)までの距離(物像間距離)Lとの最適
な比率を規定している。この条件(4)は、大きな開口
数を保ちながら高次の球面収差及び負のディストーショ
ンの発生を抑えるためのものである。この条件(4)の
下限を越えると、第6レンズ群自身にて負のディストー
ションが大きく発生し、この条件(4)の上限を越える
と、高次の球面収差が発生する。
【0021】条件(5)では、第2レンズ群中の負の屈
折力を持つ中間レンズ群の合成焦点距離f2mと第2レン
ズ群の焦点距離f2 との最適な比率を規定している。こ
の条件(5)は、ディストーションの発生を抑えながら
ペッツバール和を小さく保つためのものである。この条
件(5)の下限を越えると、第2レンズ群中の中間レン
ズ群における負の合成屈折力が強くなり過ぎるため、負
のディストーションが大きく発生する。なお、ディスト
ーション並びにコマ収差の発生を十分に抑えるために
は、上記条件(5)の下限値を1.86として、1.8
6<f2m/f2 とすることが好ましい。
【0022】この条件(5)の上限を越えると、第2レ
ンズ群中の中間レンズ群における負の屈折力が弱くなり
過ぎるため、正のペッツバール和が大きく発生するのみ
ならず、第3レンズ群の屈折力も弱くなり、投影光学系
のコンパクト化が困難となる。なお、ペッツバール和を
良好に補正しつつより十分なるコンパクト化を図るに
は、上記条件(5)の上限値を2.9として、f2m/f
2 <2.9とすることが好ましい。
【0023】さらに、第1物体から投影光学系全体の第
1物体側焦点までの軸上距離をIとし、第1物体から第
2物体までの距離をLとするとき、以下の条件(6)を
満足することが好ましい。 (6) 1.0<I/L 条件(6)では、第1物体から投影光学系全体の第1物
体側焦点までの軸上距離Iと、第1物体(レチクル等)
から第2物体(ウェハ等)までの距離(物像間距離)L
との最適な比率を規定している。ここで、投影光学系全
体の第1物体側焦点とは、投影光学系の光軸に対して近
軸領域での平行光を投影光学系の第2物体側から入射さ
せ、その近軸領域の光が投影光学系を射出する時に、そ
の射出光が光軸と交わる点を意味するものである。
【0024】この条件(6)の下限を越えると、投影光
学系の第1物体側でのテレセントリック性が大幅に崩れ
て、第1物体の光軸方向のずれに起因する倍率の変動並
びにディストーションの変動が大きくなり、その結果、
第1物体の像を所望の倍率のもとで忠実に第2物体上に
投影することが困難となる。なお、第1物体の光軸方向
のずれに起因する倍率の変動並びにディストーションの
変動をより十分に抑えるためには、上記条件(6)の下
限値を1.7として、1.7<I/Lとすることが好ま
しい。さらに、投影光学系のコンパクト化を維持しなが
ら、瞳の球面収差及びディストーションを共にバランス
良く補正するためには、上記条件(6)の上限値を6.
8として、I/L<6.8とすることが好ましい。
【0025】さて、主に3次の球面収差を良好に補正す
るためには、正の屈折力を持つ第5レンズ群は、負メニ
スカスレンズと、その負メニスカスレンズの凹面と隣接
して配置されかつその負メニスカスレンズの凹面と対向
する凸面を持つ正レンズとを有し、第5レンズ群中の負
メニスカスレンズにおける凹面の曲率半径r5nとし、第
5レンズ群中の負メニスカスレンズの凹面に隣接して配
置された正レンズにおける負メニスカスレンズの凹面と
対向する凸面の曲率半径r5pとするとき、以下の条件
(7)を満足することがより望ましい。 (7) 0<(r5p−r5n)/(r5p+r5n)<1 条件(7)の下限を越えると、3次の球面収差が補正不
足となり、逆に条件(7)の上限を越えると、3次の球
面収差が補正過剰となり、好ましくない。ここで、3次
の球面収差をより良好に補正するためには、条件(7)
の下限値を0.01として、0.01<(r5p−r5n
/(r5p+r5n)とすることがさらに好ましく、条件
(7)の上限値を0.7として、(r5p−r5n)/(r
5p+r5n)<0.7とすることがさらに好ましい。
【0026】ここで、前記第5レンズ群は、上記正レン
ズと隣接して配置された負メニスカスレンズの凸面側、
及びその負メニスカスレンズと隣接して配置された上記
正レンズの負メニスカスレンズとは反対側において、そ
れぞれ少なくとも1枚以上の正レンズを有することがよ
り好ましい。この構成により、高NAに応じて発生しが
ちな高次の球面収差の発生を抑えることができる。
【0027】また、第6レンズ群の最も第1物体側のレ
ンズ面の曲率半径をr6Fとし、第6レンズ群の最も第1
物体側のレンズ面から第2物体までの軸上距離をd6
するとき、以下の条件を満足することがより好ましい。 (8) 0.50<d6 /r6F<1.50 この条件(8)の上限を越えると、第6レンズ群の最も
第1物体側のレンズ面の正の屈折力が強くなり過ぎるた
め、負のディストーション及びコマ収差が大きく発生す
る。この条件(8)の下限を越えると、第6レンズ群の
最も第1物体側のレンズ面の正の屈折力が弱くなり過ぎ
るため、コマ収差が大きく発生する。なお、よりコマ収
差の発生を抑えるためには条件(8)の下限値を0.8
4として、0.84<d6 /r6Fとすることが望まし
い。
【0028】さらに、第5レンズ群は、これの最も第2
物体側において、第2物体側に凹面を向けた負レンズを
有することが望ましい。これによって、第5レンズ群中
の最も第2物体側に位置する負レンズにて、正のディス
トーション並びに負のペッツバール和を発生させること
が可能となるため、第5レンズ群中の正レンズにて発生
する負のディストーション並びに正のペッツバール和を
相殺することが可能となる。このとき、第5レンズ群中
の最も第2物体側に位置する負レンズにおける第1物体
側の曲率半径をr5F、第5レンズ群中の最も第2物体側
に位置する負レンズにおける第2物体側の曲率半径をr
5Rとするとき、以下の条件(9)を満足することがより
望ましい。 (9) 0.30<(r5F−r5R)/(r5F+r5R)<1.28 この条件(9)の下限を越えると、ペッツバール和及び
コマ収差を共に補正することが困難となり、この条件
(9)の上限を越えると、高次のコマ収差が大きく発生
するため好ましくない。より高次のコマ収差の発生を防
ぐためには、条件(9)の上限値を0.93とし、(r
5F−r5R)/(r5F+r5R)<0.93とすることが好
ましい。
【0029】また、第5レンズ群は、最も第1物体側に
配置されて第2物体側に凸面を向けた第1正メニスカス
レンズと、その第1正メニスカスレンズの第2物体側に
配置されて第2物体側に凸面を向けた第2正メニスカス
レンズとを有し、第5レンズ群中の最も第1物体側に設
けられた第1正メニスカスレンズにおける第1物体側の
曲率半径をr51F 、第5レンズ群中の最も第1物体側に
設けられた第1正メニスカスレンズにおける第2物体側
の曲率半径をr51R 、第5レンズ群中の第1正メニスカ
スレンズの第2物体側に配置された第2正メニスカスレ
ンズにおける第1物体側の曲率半径をr52F 、第5レン
ズ群中の第1正メニスカスレンズの第2物体側に配置さ
れた第2正メニスカスレンズにおける第2物体側の曲率
半径をr 52R とするとき、以下の条件を満足することが
より望ましい。 (10) 1.2<Q52/Q51<8 但し、Q51=(r51F −r51R )/(r51F +r51R ) Q52=(r52F −r52R )/(r52F +r52R ) である。
【0030】この条件(10)の上限及び下限を越える
と、第5レンズ群中において発生する球面収差やコマ収
差を補正することが困難となり、優れた結像性能を実現
することはできない。なお、よりバランス良く球面収差
を補正するためには、条件(10)の下限値を3.3と
し、3.3<Q52/Q51とすることが好ましい。さら
に、第5レンズ群中の最も第1物体側に設けられた第1
正メニスカスレンズにおける第1物体側の曲率半径をr
51F 、第5レンズ群中の最も第1物体側に設けられた第
1正メニスカスレンズにおける第2物体側の曲率半径を
51R とするとき、以下の条件を満足することがより一
層好ましい。 (11) 0.01<Q51<0.8 但し、Q51=(r51F −r51R )/(r51F +r51R
である。
【0031】この条件(10)の上限及び下限を越える
と、第5レンズ群中において発生する球面収差を十分に
補正することが困難となるため好ましくない。なお、よ
り十分に球面収差を補正するためには、条件(11)の
下限値を0.09とし、0.09<Q51とすることが好
ましく、より一層コマ収差をバランス良く補正するため
には、条件(11)の上限値を0.25とし、Q51
0.25とすることが好ましい。
【0032】また、第2レンズ群中の前方レンズ及び後
方レンズは、第2レンズ群中の最も第1物体側に配置さ
れて第2物体側に凹面を向けた負の屈折力を持つ前方レ
ンズの焦点距離をf2F、第2レンズ群中の最も第2物体
側に配置されて第1物体側に凹面を向けた負の屈折力を
持つ後方レンズの焦点距離をf2Rとするとき、以下の条
件を満足することが好ましい。 (12) 0≦f2F/f2R<18 条件(12)では、前記第2レンズ群中の後方レンズの
焦点距離f2Rと第2レンズ群中の前方レンズの焦点距離
をf2Fとの最適な比率を規定している。この条件(1
2)の下限及び上限を越えると、第1レンズ群或いは第
3レンズ群の屈折力のバランスが崩れ、ディストーショ
ンを良好に補正すること或いはペッツバール和と非点収
差とを同時に良好に補正することが困難となる。
【0033】なお、以上の各レンズ群において、十分な
る収差補正機能を果たさせるには、具体的には、以下の
構成とすることが望ましい。まず、第1レンズ群におい
て高次のディストーション並びに瞳の球面収差の発生を
抑える機能を持たせるには、この第1レンズ群は、少な
くとも2枚の正レンズを有することが好ましく、第3レ
ンズ群において球面収差及びペッツバール和の悪化を抑
える機能を持たせるには、この第3レンズ群は、少なく
とも3枚の正レンズを有することが好ましく、さらに
は、第4レンズ群においてペッツバール和を補正しつつ
コマ収差の発生を抑える機能を持たせるには、この第4
レンズ群は、少なくとも3枚の負レンズを有することが
好ましい。また、第5レンズ群において球面収差の発生
を抑える機能を持たせるには、この第5レンズ群は、少
なくとも7枚の正レンズを有することが好ましく、さら
に第5レンズ群において、負のディストーションとペッ
ツバール和とを補正する機能を持たせるには、この第5
レンズ群は、少なくとも1枚の負レンズとを有すること
が好ましい。また、第6レンズ群において球面収差を大
きく発生しないように第2物体上に集光させるには、こ
の第6レンズ群は、少なくとも1枚の正レンズを有する
ことが好ましい。
【0034】第6レンズ群において、さらに負のディス
トーションの発生を抑える機能を持たせるには、この第
6レンズ群は、以下の条件(13)を満足するレンズ面
を少なくとも1面有する3枚以下のレンズから構成され
ることが好ましい。 (13) 1/|φL|<20 但し、φ:レンズ面の屈折力、 L:第1物体から第2物体までの物像間距離、 である。尚、ここで言う、レンズ面の屈折力とは、その
レンズ面の曲率半径をrとし、そのレンズ面の第1物体
側の媒質の屈折率をn1 とし、そのレンズ面の第2物体
側の媒質をn2 とするとき、次式にて与えられるもので
ある。
【0035】φ=(n2 −n1 )/r ここで、この条件(13)を満足するレンズ面を有する
レンズが4枚以上となる場合には、第2物体の近傍に配
置されるある程度の曲率を持つレンズ面が増すことにな
り、ディストーションの発生を招くため好ましくない。
次に、本発明による実施例について詳述する。本実施例
における投影光学系は、図1に示すスキャン型の露光装
置に応用したものである。
【0036】まず、図1について簡単に説明すると、図
示の如く、投影光学系PLの物体面には所定の回路パタ
ーンが形成された投影原版としてのレチクルR(第1物
体)が配置されており、投影光学系PLの像面には、基
板としてのウェハW(第2物体)が配置されている。レ
チクルRは露光時においてX方向へ移動するレチクルス
テージRSに保持され、ウェハWは露光時においてレチ
クルステージRSとは反対の−X方向へ移動するウェハ
ステージWSに保持されている。また、レチクルRの上
方には、図1に示す如く、Y方向に長手方向を持ちX方
向に短手方向を持つスリット状(長方形状)の照明領域
IF1 をレチクルR上に形成し、そのレチクルRを均一
照明するための照明光学装置ISが配置されている。
【0037】以上の構成により、照明光学装置ISから
供給される光は、レチクルRをスリット状に照明し、投
影光学系PLの瞳位置(開口絞りAS位置)には照明光
学装置IS中の光源の像が形成され、所謂ケーラー照明
がされる。そして、投影光学系PLによって、ケーラー
照明されたレチクルRのパターン像が、投影光学系PL
によりウェハW上に露光(転写)される。
【0038】このとき、ウェハW上に露光されるレチク
ルRのパターン像の領域EF1 は、図1に示す如く、Y
方向に長手方向を持ちX方向に短手方向を持つスリット
状(長方形状)となっている。このため、投影光学系P
Lの投影倍率を1/M倍とすると、レチクルステージR
SとウェハステージWSとは、M:1の速度比のもと
で、X方向において互いに反対方向へ移動することによ
り、レチクルR全面のパターン像がウェハW上に転写さ
れる。
【0039】さて、本実施例では、照明光学装置IS内
部に配置される光源として、248.4nm の露光波長λを持
つ光を供給するエキシマレーザとしたときの投影光学系
の例を示しており、図2〜図4には本発明による第1〜
第3実施例の投影光学系のレンズ構成図を示している。
図2〜図4に示す如く、各実施例の投影光学系は、第1
物体としてのレチクルR側より順に、正の屈折力を持つ
第1レンズ群G1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群G
2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3と、負の屈折力
を持つ第4レンズ群G4と、正の屈折力を持つ第5レンズ
群G5と、正の屈折力を持つ第6レンズ群G6とを有し、物
体側(レチクルR側)及び像側(ウェハW側)において
ほぼテレセントリックとなっており、縮小倍率を有する
ものである。
【0040】図2〜図4に示す各実施例の投影光学系
は、それぞれ物像間距離(物体面から像面までの距離、
またはレチクルRからウェハWまでの距離)Lが1000、
像側の開口数NAが0.6 、投影倍率Bが1/4、投影光
学系PLのウェハW上における露光領域の直径又はウェ
ハW上におけるスリット状の露光領域の対角長が26.4で
ある。
【0041】次に、第1実施例の具体的なレンズ構成を
説明すると、図2に示す如く、まず、第1レンズ群G
1は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負レンズ
(負メニスカスレンズ)L11と、両凸形状の2枚の正レ
ンズL12及びL13と、物体側に凸面を向けた正レンズ
(両凸レンズ)L14とを有している。そして、第2レン
ズ群G2は、最も物体側に配置されて像側に凹面を向けた
負メニスカスレンズ(前方レンズ)L2Fと、最も像側に
配置されて物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ
(後方レンズ)L2Rと、第2レンズ群G2内の最も物体側
に位置する負メニスカスレンズL2Fと第2レンズ群内の
最も像側に位置する負メニスカスレンズL2Rとの間に配
置されて負の屈折力を持つ中間レンズ群G2m とから構成
されている。
【0042】その中間レンズ群G2m は、全て負レンズで
構成されており、具体的には、物体側から順に、像側に
凹面を向けた負レンズ(負メニスカスレンズ)Lm1と、
両凹形状の負レンズLm2とから構成されている。また、
第3レンズ群G3は、物体側から順に、像側に凸面を向け
た正レンズ(正メニスカスレンズ)L31と、像側に凸面
を向けた正レンズ(両凸レンズ)L32と、両凸形状の2
枚の正レンズL33及びL34と、物体側に凸面を向けた正
レンズ(正メニスカスレンズ)L35とから構成されてお
り、第4レンズ群G4は、物体側から順に、像側に凹面を
向けた2枚の負レンズ(2枚の負メニスカスレンズ)L
41及びL42と、両凹形状の負レンズL43と、物体側に凹
面を向けた負レンズ(両凹レンズ)L44とから構成され
ている。
【0043】第5レンズ群G5は、7枚の正レンズと2枚
の負レンズで構成されており、具体的には、物体側から
順に、像側に凸面を向けた2枚の正メニスカスレンズL
51及びL52と、両凸形状の2枚の正レンズL53及びL54
と、物体側に凹面を向けた負レンズ(負メニスカスレン
ズ)L55と、両凸形状の正レンズL56と、物体側に凸面
を向けた2枚の正レンズ(2枚の正メニスカスレンズ)
57及びL58と、像側に凹面を向けた負レンズ(負メニ
スカスレンズ)L59とから構成され、第6レンズ群G
6は、物体側に凸面を向けた正レンズ(正メニスカスレ
ンズ)L61のみから構成される。
【0044】ここで、第1実施例の第1レンズ群G1にお
いては、像側に凹面を向けた負レンズ(負メニスカスレ
ンズ)L11の像側のレンズ面と、両凸形状の正レンズL
12の物体側のレンズ面とが、同程度の曲率を有しかつ比
較的近接しているため、これらの2つのレンズ面が高次
のディストーションを補正している。本実施例では、第
2レンズ群G2の最も物体側に配置される負の屈折力を持
つ前方レンズL2Fは、像側に凹面を向けたメニスカス形
状で構成されているため、コマ収差の発生を軽減するこ
とができ、また、第2レンズ群G2の最も像側に配置され
る負の屈折力を持つ後方レンズL2Rは、物体側に凹面を
向けたメニスカス形状で構成されているため、前方レン
ズL2Fと共にコマ収差の発生を抑えることができる。さ
らに、第2レンズ群G2中の中間レンズ群G2mは、全て負
レンズで構成しているため、高次のディストーションの
発生を抑えることができる。
【0045】また、第4レンズ群G4では、両凹形状の負
レンズL43の物体側に凹面を像側に向けた負レンズL41
を配置し、その両凹形状の負レンズL43の像側に物体側
に凹面を向けた負レンズL44を配置する構成であるた
め、コマ収差の発生を抑えつつペッツバール和を補正す
ることができる。第5レンズ群G5では、7枚の正レンズ
(L51、L52、L53、L54、L56、L57、L58)を含む
構成としているため、高NA化に伴って第5レンズ群G5
自身で発生する負の球面収差を抑えることができる。さ
らに、第5レンズ群G5では、物体側から第4番目の正レ
ンズL54が、物体側に凹面を向けた負レンズ(負メニス
カスレンズ)L55に対向する凸面を有し、かつ物体側に
凹面を向けた負レンズ(負メニスカスレンズ)L55と反
対側(物体側)のレンズ面も凸面である両凸形状のた
め、高NA化に伴う高次の球面収差の発生を抑えること
ができる。なお、第1実施例では、高NA化に伴う高次
の球面収差の発生を抑えるために、物体側から順に、両
凸形状の正レンズL54と、物体側に凹面を向けた負レン
ズ(負メニスカスレンズ)L55とを配置した例を示した
が、この順番とは逆に、物体側から順に、負レンズL55
の凹面を逆に向けて像側に凹面を向けた負レンズ(負メ
ニスカスレンズ)L55と両凸形状の正レンズL54とを配
置しても良い。
【0046】なお、開口絞りASは、第5レンズ群G5
の物体側に位置する2枚の正メニスカスレンズ(L51
52)間に配置されているが、この配置に限ることな
く、基本的には、第5レンズ群G5中の最も物体側に位置
する正レンズL51よりも像側に配置されていれば良い。
このような開口絞りASの配置によって、高NA化に伴
い第5レンズ群G5で発生しがちな高次の球面収差を抑え
ることができる。
【0047】次に、図3を参照しながら、第2実施例の
投影光学系のレンズ構成について説明する。図3に示す
第2実施例の投影光学系の具体的なレンズ構成は、先に
述べた図2に示す第1実施例と類似したレンズ構成を有
するが、第2レンズ群G2、第4レンズ群G4及び第6レン
ズ群G6での構成が若干異なる。まず、第2レンズ群G2
の中間レンズ群G2m は、第1実施例と比べて負レンズが
1枚増えて、3枚の負レンズで構成されており、具体的
には、物体側から順に、像側に凹面を向けた負レンズ
(負メニスカスレンズ)Lm1と、同じく像側に凹面を向
けた負レンズ(平凹レンズ)Lm2と、両凹形状の負レン
ズLm3とから構成されている。この中間レンズ群G2m
3枚の負レンズからなる構成は、中間レンズ群G2m にて
発生しがちなコマ収差を抑えるのにより有利となってい
る。
【0048】また、第4レンズ群G4において、物体側か
ら第4番目の物体側に凹面を向けた負レンズL44を、第
1実施例では両凹レンズで構成していたが、第2実施例
では、この負レンズL44を平凹レンズで構成している。
また、第6レンズ群G6は、第1実施例と比べて正レンズ
が1枚増えて、2枚の正レンズで構成され、具体的に
は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた2枚の正レ
ンズ(正メニスカスレンズ)L61及びL62で構成され
る。
【0049】次に、図4を参照しながら、第3実施例の
投影光学系のレンズ構成について説明する。図4に示す
第3実施例の投影光学系の具体的なレンズ構成は、先に
述べた図2に示す第1実施例と類似したレンズ構成を有
するが、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との構成が若
干異なる。まず、第1レンズ群G1は、第1実施例と比べ
て正レンズが1枚減って、1枚の負レンズと2枚の正レ
ンズで構成されており、物体側から順に、像側に凹面を
向けた負レンズ(負メニスカスレンズ)L11と、両凸形
状の1枚の正レンズL12と、物体側に凸面を向けた正レ
ンズ(両凸レンズ)L13とを有している。
【0050】第2レンズ群G2中の中間レンズ群G2m は、
第1実施例と比べて負レンズが1枚増えて、第2実施例
と同様に3枚の負レンズで構成されており、具体的に
は、物体側から順に、像側に凹面を向けた2枚の負レン
ズ(2枚の負メニスカスレンズ)Lm1及びLm2と、両凹
形状の負レンズLm3とから構成されている。この中間レ
ンズ群G2m の3枚からなる負レンズの構成は、中間レン
ズ群G2m にて発生しがちなコマ収差を抑えるのにより有
利となっている。さて、以下の表1乃至表12におい
て、それぞれ本発明における各実施例の諸元の値並びに
条件対応数値を掲げる。
【0051】但し、左端の数字は物体側(レチクル側)
からの順序を表し、rはレンズ面の曲率半径、dはレン
ズ面間隔、nは露光波長λが248.4nm における合成石英
SiO2 の屈折率、d0 は物体面(レチクル面)から第
1レンズ群G1の最も物体側(レチクル側)のレンズ面
(第1レンズ面)までの距離、Bfは第6レンズ群G6
最も像側(ウェハ側)のレンズ面から像面(ウェハ面)
までの距離、Bは投影光学系の投影倍率、NAは投影光
学系の像側での開口数、Lは物体面(レチクル面)から
像面(ウェハ面)までの物像間距離、Iは物体面(レチ
クル面)から投影光学系全体の第1物体側焦点までの軸
上距離(但し、投影光学系全体の第1物体側焦点とは、
投影光学系の光軸に関する近軸領域での平行光を投影光
学系の第2物体側から入射させ、その近軸領域の光が投
影光学系を射出する時に、その射出光が光軸と交わる点
を意味する)、f1 は第1レンズ群G1の焦点距離、f2
は第2レンズ群G2の焦点距離、f3 は第3レンズ群G3
焦点距離、f4 は第4レンズ群G4の焦点距離、f5 は第
5レンズ群G5の焦点距離、f6 は 第6レンズ群G6の焦
点距離、f2Fは第2レンズ群中の最も物体側に配置され
て像側に凹面を向けた負の屈折力を持つ前方レンズの焦
点距離、f2Rは第2レンズ群中の最も像側に配置されて
物体側に凹面を向けた負の屈折力を持つ後方レンズの焦
点距離、f2mは第2レンズ群における前方レンズと後方
レンズとの間の中間レンズ群の合成焦点距離、r51F
第5レンズ群中の最も物体側に設けられた第1正メニス
カスレンズにおける物体側の曲率半径、r51R は第5レ
ンズ群中の最も物体側に設けられた第1正メニスカスレ
ンズにおける像側の曲率半径、r52F は第5レンズ群中
の第1正メニスカスレンズの像側に配置された第2正メ
ニスカスレンズにおける物体側の曲率半径、r52R は第
5レンズ群中の第1正メニスカスレンズの像側に配置さ
れた第2正メニスカスレンズにおける像側の曲率半径、
5nは第5レンズ群内部に設けられた負メニスカスレン
ズにおける凹面の曲率半径、r5pは第5レンズ群内部に
設けられた負メニスカスレンズの凹面に隣接して配置さ
れた正レンズにおける負メニスカスレンズの凹面と対向
する凸面の曲率半径、r5Fは第5レンズ群中の最も像側
に設けられた負レンズにおける物体側の曲率半径、r5R
は第5レンズ群の最も像側に配置される負レンズの像側
の曲率半径、r6Fは第6レンズ群の最も物体側に配置さ
れるレンズの物体側の曲率半径、d6 は第6レンズ群の
最も物体側のレンズ面から像面までの軸上距離、φは第
6レンズ群を構成するレンズのレンズ面の屈折力を表し
ている。但し、Q51=(r51F −r51R )/(r 51F
51R )、Q52=(r52F −r52R )/(r52F +r
52R )である。
【0052】
【表1】 〔第1実施例〕 d0 = 95.002 B=1/4 NA= 0.6 Bf= 20.930 L= 1000
【0053】
【表2】 〔第1実施例の条件対応値〕 (1)f1 /f3 = 1.405 (2)f2 /f4 = 0.636 (3)f5 /L= 0.0816 (4)f6 /L= 0.101 (5)f2m/f2 = 2.049 (6)I/L= 3.498 (7)(r5p−r5n)/(r5p+r5n)= 0.300 (8)d6 /r6F= 0.863 (9)(r5F−r5R)/(r5F+r5R)= 0.924 (10)Q52/Q51= 3.901 (11)Q51= 0.171 (12)f2F/f2R= 1.829 (13)1/(φ・L)= 0.0985 (正レンズL61の物
体側のレンズ面での値)
【0054】
【表3】 〔第2実施例〕 d0 = 95.002 B=1/4 NA= 0.6 Bf= 18.512 L= 1000
【0055】
【表4】 〔第2実施例の条件対応値〕 (1)f1 /f3 = 1.492 (2)f2 /f4 = 0.714 (3)f5 /L= 0.0933 (4)f6 /L= 0.138 (5)f2m/f2 = 1.883 (6)I/L= 3.609 (7)(r5p−r5n)/(r5p+r5n)= 0.259 (8)d6 /r6F= 0.900 (9)(r5F−r5R)/(r5F+r5R)= 0.909 (10)Q52/Q51= 4.094 (11)Q51= 0.177 (12)f2F/f2R= 1.899 (13)1/(φ・L)= 0.122(正レンズL61の物体
側のレンズ面での値) 1/(φ・L)= 0.383(正レンズL62の物体側のレン
ズ面での値)
【0056】
【表5】 〔第3実施例〕 d0 = 95.003 B=1/4 NA= 0.6 Bf= 16.467 L= 1000
【0057】
【表6】 〔第3実施例の条件対応値〕 (1)f1 /f3 = 1.851 (2)f2 /f4 = 0.844 (3)f5 /L= 0.0816 (4)f6 /L= 0.108 (5)f2m/f2 = 1.953 (6)I/L= 3.560 (7)(r5p−r5n)/(r5p+r5n)= 0.680 (8)d6 /r6F= 0.846 (9)(r5F−r5R)/(r5F+r5R)= 0.924 (10)Q52/Q51= 3.320 (11)Q51= 0.201 (12)f2F/f2R= 2.793 (13)1/(φ・L)= 0.0966 (正レンズL61の物
体側のレンズ面での値) なお、上述の第1実施例において、正レンズL61の物体
側のレンズ面では1/|φL|= 0.0985 であり、条件
(13)を満足している。第2実施例において、正レン
ズL61の物体側のレンズ面では1/|φL|= 0.122で
あり、正レンズL62の物体側のレンズ面では1/|φL
|= 0.383であり、条件(13)を満足している。第3
実施例において、正レンズL61の物体側のレンズ面では
1/|φL|= 0.0966 であり、条件(13)を満足し
ている。このように、各実施例の第6レンズ群G6は、条
件(13)を満足するレンズ面を持つ3枚以下のレンズ
から構成されている。
【0058】以上の各実施例の諸元の値より、各実施例
のものは、比較的広い露光領域と大きな開口数とを確保
しながら、物体側(レチクル側)及び像側(ウェハ側)
においてテレセントリックが達成されている事が理解で
きる。また、図5、図6及び図7はそれぞれ本発明によ
る第1乃至第3実施例における諸収差図を示している。
【0059】ここで、各収差図において、NAは投影光
学系の開口数、Yは像高を示しており、また、各非点収
差図中において、点線は子午的像面(メリジオナル像
面)、実線は球欠的像面(サジタル像面)を示してい
る。各収差図の比較より、各実施例とも諸収差がバラン
ス良く補正され、特にディストーションが像全体にわた
り殆ど零に近い状態まで極めて良好に補正されながら、
0.6 に達する大きな開口数を持つ高解像力な投影光学系
が実現されていることが理解される。
【0060】なお、以上の各実施例では、248.4nm の光
を供給するKrFエキシマレーザを光源として用いた例
を示したがこれに限ることなく、193nm の光を供給する
ArFエキシマレーザ等の極紫外光源や、g線(436n
m),i線(365nm)の光を供給する水銀アークランプ、さ
らにはそれ以外の紫外領域の光を供給する光源を用いた
ものにも応用し得ることは言うまでもない。
【0061】また、各実施例では、投影光学系を構成す
るレンズは、非貼合せであり全て単一の光学材料、すな
わち石英(SiO2 )から構成されている。ここで、上
述の各実施例では単一の光学材料で構成されているた
め、低コスト化を達成している。しかしながら、露光光
がある半値幅を持つ場合には、石英(SiO2 )と蛍石
(CaF2 )との組み合わせ、あるいはその他の光学材
料の組み合わせにより、色収差を補正することも可能で
ある。さらに、露光光源が広帯域な場合には、複数種の
光学材料を組み合わせて色収差を補正することも可能で
ある。
【0062】さらに、第1〜第3実施例の投影光学系
は、図1に示す如く、スキャン型の露光装置に用いられ
るものとして示したが、本発明の投影光学系は、これに
限ることなく、例えば、図8に示す如く、レチクルRの
パターンをウエハW上に一括露光する一括露光方式の露
光装置に適用できることは言うまでもない。
【0063】
【効果】以上のように、本発明による投影光学系によれ
ば、比較的広い露光領域を確保して、両側テレセントリ
ックな光学系としながら、諸収差がバランス良く補正さ
れ、しかも大きな開口数を持つ高解像力な投影光学系が
達成できる。特に、本発明の投影光学系では、ディスト
ーション(高次のディストーションを含む)が極めて良
好に補正されている。従って、本発明では、両側テレセ
ントリック性の達成のみならず、ディストーションも極
めて良好に補正されているため、像歪を非常に低減でき
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による投影光学系をスキャン型露光装置
に適用した際の概略的な構成を示す図である。
【図2】本発明による第1実施例のレンズ構成図であ
る。
【図3】本発明による第2実施例のレンズ構成図であ
る。
【図4】本発明による第3実施例のレンズ構成図であ
る。
【図5】本発明による第1実施例の諸収差図である。
【図6】本発明による第2実施例の諸収差図である。
【図7】本発明による第3実施例の諸収差図である。
【図8】本発明による投影光学系を一括露光方式の露光
装置に適用した際の概略的な構成を示す図である。
【符号の説明】
G1 … 第1レンズ群、 G2 … 第2レンズ群、 G3 … 第3レンズ群、 G4 … 第4レンズ群、 G5 … 第5レンズ群、 G6 … 第6レンズ群、 L2F … 第2レンズ群中の前方レンズ、 L2R … 第2レンズ群中の後方レンズ、 G2m … 第2レンズ群中の中間レンズ群、

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1物体の像を第2物体上に投影する投影
    光学系において、前記投影光学系は、前記第1物体側か
    ら順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群と、負の屈折力
    を持つ第2レンズ群と、正の屈折力を持つ第3レンズ群
    と、負の屈折力を持つ第4レンズ群と、正の屈折力を持
    つ第5レンズ群と、正の屈折力を持つ第6レンズ群とを
    有し、 前記第2レンズ群は、最も第1物体側に配置されて前記
    第2物体側に凹面を向けた負の屈折力を持つ前方レンズ
    と、最も第2物体側に配置されて前記第1物体側に凹面
    を向けた負の屈折力を持つ後方レンズと、前記第2レン
    ズ群中の前方レンズと前記第2レンズ群中の後方レンズ
    との間に配置されかつ負レンズのみで構成される中間レ
    ンズ群を含み、 前記中間レンズ群は、少なくとも2枚の負レンズを有
    し、 前記第5レンズ群は、少なくとも7枚の正レンズを有
    し、 前記第1レンズ群の焦点距離をf1 とし、前記第2レン
    ズ群の焦点距離をf2、前記第3レンズ群の焦点距離を
    3 、前記第4レンズ群の焦点距離をf4 、前記第5レ
    ンズ群の焦点距離をf5 、前記第6レンズ群の焦点距離
    をf6 、前記第2レンズ群中の前記中間レンズ群の合成
    焦点距離をf2m、前記第1物体から前記第2物体までの
    距離をLとするとき、以下の条件を満足することを特徴
    とする投影光学系。 (1) 0.1<f1 /f3 <17 (2) 0.05<f2 /f4 <7 (3) 0.01<f5 /L<0.9 (4) 0.02<f6 /L<1.6 (5) 1.1<f2m/f2 <9
  2. 【請求項2】前記第1物体から前記投影光学系全体の第
    1物体側焦点までの軸上距離をIとし、前記第1物体か
    ら前記第2物体までの距離をLとするとき、以下の条件
    を満足することを特徴とする請求項1記載の投影光学
    系。 (6) 1.0<I/L
  3. 【請求項3】前記第5レンズ群は、負メニスカスレンズ
    と、該負メニスカスレンズの凹面と隣接して配置されか
    つ該負メニスカスレンズの凹面と対向する凸面を持つ正
    レンズとを有し、前記第5レンズ群中の前記負メニスカ
    スレンズにおける凹面の曲率半径r5nとし、前記第5レ
    ンズ群中の前記負メニスカスレンズの凹面に隣接して配
    置された正レンズにおける負メニスカスレンズの凹面と
    対向する凸面の曲率半径r5pとするとき、以下の条件を
    満足することを特徴とする請求項1又は請求項2の何れ
    か一項記載の投影光学系。 (7) 0<(r5p−r5n)/(r5p+r5n)<1
  4. 【請求項4】前記第5レンズ群は、前記正レンズと隣接
    して配置された前記負メニスカスレンズの凸面側、及び
    前記負メニスカスレンズと隣接して配置された前記正レ
    ンズの前記負メニスカスレンズとは反対側において、そ
    れぞれ少なくとも1枚以上の正レンズを有することを特
    徴とする請求項3記載の投影光学系。
  5. 【請求項5】前記第6レンズ群の最も第1物体側のレン
    ズ面の曲率半径をr 6Fとし、第6レンズ群の最も第1物
    体側のレンズ面から第2物体までの軸上距離をd6 とす
    るとき、以下の条件を満足することを特徴とする請求項
    1乃至請求項4の何れか一項記載の投影光学系。 (8) 0.50<d6 /r6F<1.50
  6. 【請求項6】前記第5レンズ群は、最も第2物体側に配
    置されて第2物体側に凹面を向けた負レンズを有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項記載
    の投影光学系。
  7. 【請求項7】前記第5レンズ群中の最も第2物体側に設
    けられた負レンズにおける第1物体側の曲率半径を
    5F、前記第5レンズ群中の最も第2物体側に設けられ
    た負レンズにおける第2物体側の曲率半径をr5Rとする
    とき、以下の条件を満足することを特徴とする請求項6
    記載の投影光学系。 (9) 0.30<(r5F−r5R)/(r5F+r5R)<1.28
  8. 【請求項8】前記第5レンズ群は、最も第1物体側に配
    置されて第2物体側に凸面を向けた第1正メニスカスレ
    ンズと、該第1正メニスカスレンズの第2物体側に配置
    されて第2物体側に凸面を向けた第2正メニスカスレン
    ズとを有し、前記第5レンズ群中の最も第1物体側に設
    けられた前記第1正メニスカスレンズにおける第1物体
    側の曲率半径をr51F 、前記第5レンズ群中の最も第1
    物体側に設けられた前記第1正メニスカスレンズにおけ
    る第2物体側の曲率半径をr51 R 、前記第5レンズ群中
    の前記第1正メニスカスレンズの第2物体側に配置され
    た第2正メニスカスレンズにおける第1物体側の曲率半
    径をr52F 、前記第5レンズ群中の前記第1正メニスカ
    スレンズの第2物体側に配置された第2正メニスカスレ
    ンズにおける第2物体側の曲率半径をr52R とすると
    き、以下の条件を満足することを特徴とする請求項1乃
    至請求項7の何れか一項記載の投影光学系。 (10) 1.2<Q52/Q51<8 但し、Q51=(r51F −r51R )/(r51F +r51R ) Q52=(r52F −r52R )/(r52F +r52R ) である。
  9. 【請求項9】前記第5レンズ群中の最も第1物体側に設
    けられた前記第1正メニスカスレンズにおける第1物体
    側の曲率半径をr51F 、前記第5レンズ群中の最も第1
    物体側に設けられた前記第1正メニスカスレンズにおけ
    る第2物体側の曲率半径をr51R とするとき、以下の条
    件を満足することを特徴とする請求項8記載の投影光学
    系。 (11) 0.01<Q51<0.8 但し、Q51=(r51F −r51R )/(r51F +r51R
    である。
  10. 【請求項10】前記第2レンズ群中の最も第1物体側に
    配置されて前記第2物体側に凹面を向けた負の屈折力を
    持つ前方レンズの焦点距離をf2F、前記第2レンズ群中
    の最も第2物体側に配置されて前記第1物体側に凹面を
    向けた負の屈折力を持つ後方レンズの焦点距離をf2R
    するとき、以下の条件を満足することを特徴とする請求
    項1乃至9の何れか一項記載の投影光学系。 (12) 0≦f2F/f2R<18
  11. 【請求項11】前記第1レンズ群は、少なくとも2枚の
    正レンズを有し、前記第3レンズ群は、少なくとも3枚
    の正レンズを有し、前記第4レンズ群は、少なくとも3
    枚の負レンズを有し、前記第5レンズ群は、少なくとも
    7枚の正レンズ及び少なくとも1枚の負レンズとを有
    し、前記第6レンズ群は、少なくとも1枚の正レンズを
    有することを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れ
    か一項記載の投影光学系。
  12. 【請求項12】前記第6レンズ群は、以下の条件を満足
    するレンズ面を少なくとも一面有する3枚以下のレンズ
    からなることを特徴とする請求項1乃至請求項11の何
    れか一項記載の投影光学系。 (13) 1/|φL|<20 但し、φ:前記レンズ面の屈折力、 L:前記第1物体と前記第2物体までの物像間距離、 である。
  13. 【請求項13】前記投影光学系のレンズ面の曲率半径を
    rとし、前記投影光学系のレンズ面間隔をdとし、屈折
    率をnとするとき、以下の諸元を満足することを特徴と
    する請求項1乃至12の何れか一項記載の投影光学系。
  14. 【請求項14】前記投影光学系のレンズ面の曲率半径を
    rとし、前記投影光学系のレンズ面間隔をdとし、屈折
    率をnとするとき、以下の諸元を満足することを特徴と
    する請求項1乃至12の何れか一項記載の投影光学系。
  15. 【請求項15】前記投影光学系のレンズ面の曲率半径を
    rとし、前記投影光学系のレンズ面間隔をdとし、屈折
    率をnとするとき、以下の諸元を満足することを特徴と
    する請求項1乃至12の何れか一項記載の投影光学系。
  16. 【請求項16】前記投影光学系の倍率は、1/4である
    ことを特徴とする請求項13乃至15の何れか一項記載
    の投影光学系。
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