JPH09104493A - カセットテープ用ケース及びカセットテープ用ケース素体 - Google Patents

カセットテープ用ケース及びカセットテープ用ケース素体

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JPH09104493A
JPH09104493A JP7261572A JP26157295A JPH09104493A JP H09104493 A JPH09104493 A JP H09104493A JP 7261572 A JP7261572 A JP 7261572A JP 26157295 A JP26157295 A JP 26157295A JP H09104493 A JPH09104493 A JP H09104493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette tape
hub
case
stoppers
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7261572A
Other languages
English (en)
Inventor
Rie Nanbu
利恵 南部
Kimikatsu Nakagawa
仁克 中川
Tadatsugu Hirano
忠世 平野
Hidehisa Tokita
秀久 時田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Toppan Inc
Original Assignee
Sony Corp
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sony Corp, Toppan Printing Co Ltd filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性のあるハブ止めを有する紙製のカセッ
トテープ用ケースの開示 【解決手段】 筒型の開口部16からカセットテープが
挿入され,内壁部にカセットテープのリールのハブ穴に
係合する一対のハブ止め18,18が突設されている筒
状のカセットテープ用ケースにおいて,一対のハブ止め
18,18が硬質紙で形成され,一対のハブ止め18,
18の取付部位18a,18aの周りに,切り込み1
9,19が設けられていることを特徴とするカセットテ
ープ用ケース。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ハブ止めの耐久性並び
に起立維持機能を高めた紙製のカセットテープ用ケース
及びそのケース素体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,カセットテープ用ケースとして
は,実公平4−3944号公報に開示されたカセットテ
ープ用ケースが知られている。
【0003】この従来のカセットテープ用ケースは紙製
或いはプラスチックシート製のものであり,環境保全を
めざしているものではないが,図3に示すようなブック
ケース型形状を有するものである。このブックケース型
のカセットテープ用ケース1は,上下のフラップ2,3
の間にカセットテープを挟んで保持するものであり,上
下のフラップ2,3は細幅の側面板4によってつながっ
ており,側面板4にカセットテープのテープ面を当てて
カセットテープを挟むようになっている。フラップ2,
3はケースの内側の板部と外側の板部とによって二重構
造になっており,内側の板部と外側の板部の間にポケッ
ト5,6がそれぞれ設けられている。片方のフラップ2
の内側にはカセットテープのリールのハブ穴に差し込む
ハブ止め7,7が起立可能に設けられ,フラップ2の差
し込み片8の先端部をフラップ3のスリット9に挿入す
ることにより,カセットテープ用ケース1の閉じた状態
を保持するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカセットテープ用ケースの材質を紙とした場
合,ハブ止め7,7が一枚の舌片形状であってフラップ
2の内側の板部から折曲げるだけであるので,ハブ止め
7,7が安定せず倒れ易い。
【0005】このため,先ずフラップ2のハブ止め7,
7の起立状態を維持し,ハブ止め7,7をカセットテー
プのハブ穴に挿入した後に,フラップ3をカセットテー
プにより当てる操作をすることとなり,カセットテープ
をすばやくしまいにくく煩わしいという不具合がある。
【0006】特に,何度かカセットテープ用ケース1を
使用すると,ハブ止め7,7が繰り返し折曲げられるの
で,疲労によりハブ止め7,7が起立しなくなったり,
ちぎれたりすると共に,ハブ止めの倒れにより,ハブ止
めがカセットテープのハブ孔から外れてカセットテープ
が外れ易くなるといった問題もある。
【0007】
【発明の目的】本発明にかかるカセットテープ用ケース
は,以上のような問題に着目してなされたものであり,
紙で作成することにより環境保全に有利であり,しかも
カセットテープ格納時のハブ止め固定作業も簡単である
とともに,ハブ止めが丈夫で再使用にも十分に耐久性を
有し,さらに,カセットテープが脱落が起こり難く,テ
ープを痛めにくいカセットテープ用ケースを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明にかかるカセットテープ用ケースは,筒型の
開口部からカセットテープが挿入され,内壁部にカセッ
トテープのリールのハブ穴に係合する一対のハブ止めが
突設されている筒状のカセットテープ用ケースにおい
て,前記一対のハブ止めの取付部位の周りに,この取付
部位を箱の内外方向に撓ませる切り込みが設けられてい
ることを特徴とする。
【0009】本発明のカセットテープ用ケース素体は,
筒型の開口部からカセットテープが挿入される筒の展開
形状のケース本体と,カセットテープのリールのハブ穴
に係合するように,ケース本体の内壁部に突設される一
対のハブ止めピースとからなるカセットテープ用ケース
素体において,前記一対のハブ止めの取付部位の周り
に,この取付部位を撓ませる切り込みが設けられている
ことを特徴とする。
【0010】本発明にかかるカセットテープ用ケースに
よれば,カセットテープを開口部からスライドさせて挿
入するとき,カセットテープの端部がハブ止めに当たる
と,ハブ止めの取付部位が撓んでカセットテープがハブ
止めを乗り越える。カセットテープがカセットテープ内
に完全に入ると,一対のハブ止めの各々がそれぞれのハ
ブ穴に入って係合する。ハブ止めは取付部位が撓むた
め,変形や傷みがなく耐久性があり,ハブ止めが崩れて
紙粉ができたり,倒れたままにならず,しっかりとカセ
ットテープを支持してその脱落を防止できる。
【0011】本発明のカセットテープ用ケース素体によ
れば,ケース本体を筒状に組み立てる前に,ハブ止めピ
ースを切り込みに囲まれた部位に固着し,その後でケー
ス本体を筒状に組み立てれば,カセットテープ用ケース
ができ,開口部からカセットテープを挿入すると,ハブ
止めが撓んでカセットテープが格納される。
【0012】
【実施例】以下,本発明の実施例にかかるカセットテー
プ用ケースを図面に基づいて説明する。
【0013】図1は本実施例のカセットテープ用ケース
を示したものであり,この図において,カセットテープ
用ケース10はケント紙等の硬い紙からなるものであ
る。カセットテープ用ケース10は,筒体形状に形成さ
れており,カセットテープを支える上下の平面部11,
12と,上下の平面部11,12の側端部同士を連設す
る側壁部13,14と,平面部11,12並びに側壁部
13,14の奥部を閉鎖する奥壁部15とからなる。
【0014】平面部11,12並びに側壁部13,14
はカセットテープがガタつきなく収納されるように,偏
平な断面形状の挿入開口部16を有している。カセット
テープを挿入する挿入開口部16の上下の縁にはカセッ
トテープの側端部を把握するための切欠き17,17が
形成されている。
【0015】上の平面部11にはカセットテープのリー
ルに設けられたハブ穴の位置に合わせて三角断面のハブ
止め18,18が突設されている。ハブ止め18から側
壁部13までの距離はハブ止め18から側壁部14まで
の距離より少し長く設定されており,ハブ止め18,1
8と側壁部13までの距離は,側壁部13からカセット
テープのハブ穴までの距離に合わせて取り付けられてい
る。ハブ止め18は先端部が鋭角になる三角断面形状を
有しており,ファイバーボードなどの硬質紙でできてい
る。なお,ハブ止め18,18の材質はケント紙やケン
ト紙より厚い板紙を用いても良い。ハブ止め18,18
の各々の取付部位18a,18aの周りにはコ字状の切
り込み19,19が形成されている。このコ字状の切り
込み19,19は互いに取付部位18a,18aの自由
端部が外向きになるように形成され,取付部位18a,
18aの強度を確保している。
【0016】挿入開口部16のハブ止め18が形成され
たほうの縁部には,カセットテープの肉厚の薄いほうの
みをいれるための規制板部20が折り畳まれて固着され
ており,側壁部13側にカセットテープのテープ走行部
が位置したときにのみ,ハブ止め18,18がハブ穴に
係合して,カセットテープの挿入間違いが起こることを
防止している。
【0017】カセットテープ用ケース10は,図2
(a),(b)に示すケース本体21とハブ止めピース
22とからなるケース素体で形成される。ケース本体2
1は,平面部11と平面部12とが側壁部13を介して
連なっており,平面部12の右側の端部に側壁部14が
連設されている。平面部11に左側の端部には側壁部1
4と接着される側壁部14aが形成されている。平面部
11の上部にはミシン目11aを介して蓋部23が連な
り,ミシン目11aには切欠き17を形成する台形状の
ミシン目11bが形成されている。平面部11の左側上
部には規制板部20が形成されている。規制板部20は
平面部11に接着される。平面部11の下部には奥壁部
15が形成されている。平面部12の上部にはミシン目
12aを介して蓋部24が連なり,ミシン目12aに切
欠き17を形成する台形状のミシン目12bが形成され
ている。また,平面部12の下部には奥壁部15と接着
される接着板部15aが形成されている。側壁部13,
14の下部には奥壁部15に接着される接着板部13
a,14aが形成されている。
【0018】ハブ止めピース22は,切り込み19より
小さな矩形状の一対の基部25と,一対の基部25,2
5同士を連結する連結部26とで構成されており,ケー
ス本体21には一対のハブ止めピース22が固着され
る。ハブ止めピース22は,連結部26が三角断面に折
曲げられるように,一対の基部25,25同士を少しず
らして重ね合わせて接着する。連結部26の長さはカセ
ットテープのハブ穴の深さのほぼ2倍程度に設定されて
いる。また,一対のハブ止め22は,基部25同士を延
長し,一体に連結させておくこともできる。
【0019】このケース素体は,先ずハブ止めピース2
2の基部25,25同士を少しずらして連結部26を三
角断面に形成し,基部25,25同士を接着すると共
に,切り込み19,19の中の取付部位18a,18a
にそれぞれハブ止めピース22,22を固着することに
より,ハブ止め18,18が形成される。,ハブ止め形
成後は,平面部11に規制板部20を折曲げて接着し,
平面部11,12と側壁部23,24,接着板部14a
及び接着板部13a,14b,並びに,奥壁部15,奥
壁部の接着板部15aをそれぞれ接着固定すると,筒状
のケースができるので,カセットテープを挿入する。カ
セットテープの挿入時にはハブ止め18,18の取付部
位18a,18aが撓んでハブ止め18,18がハブ穴
に係合する。カセットテープ及び紙類をケース内に挿入
したら,まず接着板部23で開口部を塞ぎ接着板部23
の上から接着板部24を接着すると,カセットテープの
封印が完了する。カセットテープの封印後は必要により
フィルムなどでラップすると,カセットテープが商品と
してできあがる。
【0020】カセットテープの取り出し時には,ミシン
目12a及び12に沿って接着板部23,24を破り取
ると,カセットテープを引き出したり,再度挿入したり
することができる。
【0021】この場合,カセットテープの着脱時にハブ
止め18の取付部位18a,18aが撓むために,カセ
ットテープの挿脱が容易であり,また,ハブ穴にハブ止
め18,18が確実に係合するので,カセットテープが
脱落したり,リールが回転してテープに緩みが出たりす
ることが防止される。また,ハブ止め18は取付部位1
8a,18aが撓むために,傷つき難く,高い耐久性を
有する。
【0022】
【発明の効果】本発明にかかるカセットテープ用ケース
によれば,ハブ止めの取付部位が可撓性を有し,かつ切
り込みを設けたので,ハブ穴との嵌合を繰り返しても損
傷が少なく,倒れ難い。また,ハブ止めはこの取付部位
が撓むことで,変形や傷みがなく耐久性があり,ハブ止
めが崩れて紙粉ができたり,倒れたままにならず,しっ
かりとカセットテープを支持してその脱落を防止でき,
テープを痛め難い。
【0023】本発明のカセットテープ用ケース素体によ
れば,ケース本体を筒状に組み立てる前に,ハブ止めピ
ースを切り込みに囲まれた部位に固着し,その後でケー
ス本体を筒状に組み立てれば,カセットテープ用ケース
ができるので,組立が容易である。できあがったカセッ
トテープ用ケースのハブ止めが倒れ難く且つ耐摩耗性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は図1のカセットテープ用ケース素体を組
み立てたカセットテープ用ケースの斜視図。
【図2】図2(a)は本発明の第1実施例にかかるカセ
ットテープ用ケース素体の展開図,図2(b)はハブ止
めピースの展開図
【図3】従来のカセットテープ用ケースの展開図
【符号の説明】
10 カセットテープ用ケース 11 平面部 12 平面部 13 側壁部 14 側壁部 15 奥壁部 16 挿入開口部 17 切欠き 18 ハブ止め 19 切り込み 20 規制板部 21 ケース本体 22 ハブ止めピース 25 基部 26 連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 忠世 東京都台東区台東1丁目5番1号凸版印刷 株式会社内 (72)発明者 時田 秀久 東京都台東区台東1丁目5番1号凸版印刷 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒型の開口部からカセットテープが挿入さ
    れ,内壁部にカセットテープのリールのハブ穴に係合す
    る一対のハブ止めが突設されている筒状のカセットテー
    プ用ケースにおいて,前記一対のハブ止めの取付部位の
    周りに,この取付部位を箱の内外方向に撓ませる切り込
    みが設けられていることを特徴とするカセットテープ用
    ケース。
  2. 【請求項2】筒型の開口部からカセットテープが挿入さ
    れる筒の展開形状のケース本体と,カセットテープのリ
    ールのハブ穴に係合するように,ケース本体の内壁部に
    突設される一対のハブ止めピースとからなるカセットテ
    ープ用ケース素体において, 前記一対のハブ止めの取付部位の周りに,この取付部位
    を撓ませる切り込みが設けられていることを特徴とする
    カセットテープ用ケース素体。
JP7261572A 1995-10-09 1995-10-09 カセットテープ用ケース及びカセットテープ用ケース素体 Pending JPH09104493A (ja)

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