JP4090730B2 - シート状物用ホルダー兼収納箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状のカレンダー等を収納でき、且つ使用時に収納したカレンダー等を立てた状態で保持することのできる組み立て式のシート状物用ホルダー兼収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シート状のカレンダー等を収納して包装し、使用時に収納したカレンダー等を起立させた状態で保持することのできるシート状物用ホルダー兼収納箱としては、種々のプラスチック成形物が使用されていたが、プラスチック成形物はコスト高となる上に、使用済み品を廃棄する際に環境汚染の原因になるという欠点がある。
【0003】
上記の欠点を改良した、シート状のカレンダー等を収納し、使用時に収納したカレンダー等を起立させた状態で保持できる構成のものとしては、例えば、特開2000−255197号公報に記載されているような、立置物本体が正面部と背面部を含み、正面部の下端縁には支持片部が連続して設けられ、支持片部が立置物本体の正面部の下端縁から背面部の下側を通って水平に延びて立置物本体の底面を構成する設置面部分と、設置面部分から斜め上前方に延びる支持傾斜面部分とから構成され、支持傾斜面部分の先端側が立置物本体の背面部に支持され、立置物本体の背面部と支持片部の支持傾斜面部分及び設置面部分とが略三角形状の起立構造が構成される紙製立置物が知られている。しかしながら、この構成の紙製立置物では、内部にシート状のカレンダー等を収納するためには、正面部と背面部を糊貼りにより接着することが必要であるとともに、内部に収納したカレンダー等を完全に被覆した状態とすることができないために、そのままの状態で流通させることができないという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ブランク板を折り曲げて組み立てるだけで、シート状のカレンダー等を収納して包装することができる収納箱を作製することが可能であり、使用時には内部に収納されているカレンダー等を起立させた状態で保持することができるシート状物用ホルダー兼収納箱を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
矩形状の背面板と、当該背面板の上端縁に順に折罫を介して連接された天面板と前面板と連結板と端縁に差込突片を有する蓋板を備え、前記背面板の両側端縁には折罫を介して折曲板が連接され、前記背面板の下端縁には折罫を介して底面板が連接され、前記底面板の左右の両端部にそれぞれ折罫を介して右枠板及び左枠板が連接され、端縁に係止片を備えた右側面板及び左側面板が前記右枠板及び前記左枠板の側端縁にそれぞれ折罫を介して連接され、前記背面板の両側端縁の前記折罫に沿って前記係止片を挿入する係止片用切目が形成されており、前記背面板には天面板側及び底面板側に前記差込突片を挿入する差込突片用切目が形成され、底面板と右枠板及び左枠板と右側面板及び左側面板をそれぞれ折り曲げて係止片を係止片用切目に挿入することにより、背面板の両側端縁及び下端縁に背面板に対して左側面板と右側面板と底面板とを垂直に立ち上げると共に、背面板に対向して左側面板と右側面板から左枠板と右枠板とが背面板と平行に内側を向くように組み立てることにより、その上側に上側開口部を備えると共にその前面側に右枠板及び左枠板に挟まれた前面側開口部を備える収納部を形成する構成からなり、収納時においては、背面板の上端縁に順に連接された天面板と前面板と連結板と差込突片を有する蓋板を収納部を巻くように折り曲げ、差込突片を背面板に形成された天面板側の差込突片用切目に差し込んで固定することにより、収納部の上側開口部を天面板で収納部の前面側開口部を前面板により完全に被覆し、使用時においては、背面板の上端縁に順に連接された天面板と前面板と連結板と差込突片を有する蓋板を収納部の裏面側に折り返して、天面板と連結板を角部にして蓋板を底面とし背面板と前面板が斜面となるように略三角形状に組み立てて、差込突片を背面板に形成された底面板側の差込突片用切目に差し込んで固定することにより、上側開口部と前面側開口部を開放した状態で収納部を背面板に沿って傾斜させて起立させることを特徴とする構成とすることにより、収納部にシート状カレンダー等の内容物を収納し、収納部の上部と左右の枠板に挟まれた前面部を、天面板と前面板により完全に被覆した状態で包装した収納箱とすることができるので、外装を必要とせずそのまま製品として取り扱うことができる。また、使用時には、収納箱の差込突片を差込突片用切目から外して、天面板と前面板と連結板と端縁に差込突片を有する蓋板を収納部の裏面側に折り返して、差込突片を背面板の差込突片用切目に差し込むことにより、蓋板を底辺とし背面板と前面板を斜辺とする3角形状に固定して起立させることができる。
【0006】
上記のシート状物用ホルダー兼収納箱において、右枠板及び左枠板が底面板の左右の両端部にそれぞれ折罫を介して連接され、端縁に係止片を備えた右側面板及び左側面板が右枠板及び左枠板の側端縁にそれぞれ折罫を介して連接され、背面板の両側端縁には折罫を介して折曲板が連接され、前記折罫に沿って係止片を挿入する係止片用切目が形成され、底面板と右枠板及び左枠板と右側面板及び左側面板をそれぞれ折り曲げて係止片を係止片用切目に挿入することにより前記収納部を形成した構成とすることにより、糊貼りを必要とせずに、打ち抜きにより作製されたブランク板を折り曲げるだけで組み立てて収納箱を形成することができるので、収納箱を作製する工程をきわめて簡略化することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明のシート状物用ホルダー兼収納箱の実施形態の展開した平面図、図2は実施形態の収納部を組み立てた状態の斜視図、図3は実施形態の収納部に内容物を収納して包装した状態の斜視図、図4は実施形態の包装を解いて起立させるための組み立て途中の斜視図、図5は実施形態の組み立てが完了し起立させた状態の斜視図であって、1は蓋板、2は前面板、3は背面板、4は枠板、5は連結板、6は天面板、7は底面板、8は折曲板、9は側面板、11,12,13,14,15,16,17,18は折罫、21は差込突片、22,23は係止片、31,32,33,34は差込突片用切目,35,36は係止片用切目をそれぞれ表す。
【0008】
本発明のシート状物用ホルダー兼収納箱の実施形態の展開した平面図は、図1に示すとおりであって、蓋板1と連結板5と前面板2と天面板6と背面板3と底面板7と左右の枠板4とがそれぞれ折罫11,12,13,14,15,16を介して順に連接され、蓋板1の端縁には差込突片21が連接され、背面板3の左右の側端縁には折罫17を介して折曲板8がそれぞれ連接され、背面板3の中央の天面板6に近い位置に包装する際に差込突片21を差し込むための円弧状の差込突片用切目31及び差込突片用切目32が形成されるとともに、背面板3の底面板7の近傍に使用時に起立させるために差込突片21を差し込む、一定間隔をおいて互いに平行な直線状の差込突片用切目33及び差込突片用切目34が形成され、左右の枠板4の側端縁に折罫18を介して端縁に係止片22,23が設けられた側面板9がそれぞれ連接された形状である。
【0009】
図1に示す展開した状態から、背面板3の両側端縁の折曲片8を折罫17にて折り曲げ、底面板7を折罫15にて折り曲げ、左右の枠板4を折罫16にて折り曲げるとともに枠板4に連接されている側面板9を折罫18にてそれぞれ折り曲げて、背面板3の両端の折罫17に沿って形成されている係止片用切目35及び係止片用切目36に、側面板9の端縁に設けられている係止片22及び係止片23をそれぞれ差し込んで固定することにより、背面板3と底面板7と折曲板8と側面板9と枠板4からなる収納部を形成して、図3に示す状態とする。
【0010】
組み立てられた収納部にシート状カレンダー等の内容物を収納した後、収納部の前面側を覆うように天面板6と前面板2と蓋板1を折罫14と折罫13と折罫12と折罫11にて順に折り曲げて、差込突片21を差込突片用切目31及び差込突片用切目32により形成された差し込み溝に差し込んで固定することより、収納部の上部が天面板6にて被覆されるとともに両側端部に枠板4が形成された収納部の前面側が前面板2にて被覆されて、収納部にシート状カレンダー等の内容物が収納されて包装が完了した図3に示す状態となる。この包装が完了した状態で収納部に収納された内容物が完全に被覆された状態となって保護されているので、外装を施さずにそのまま製品として使用することがてきる。
【0011】
図3に示す収納箱を使用する際は、差込突片21を差込突片用切目31及び差込突片用切目32により形成された差し込み溝から外し、図4に示すように、蓋板1と連結板5と前面板2と天面板6を背面板3の裏面側に巻くように折り曲げて、天面板6と連結板5を角部にして蓋板1を底辺とし背面板3と前面板2が斜辺となるように三角形状に組み立てて、差込突片21を折り曲げて背面板3の底面板7近傍に形成されている差込突片用切目34に外側から内側に通すとともに、更に差込突片用切目33に内側から外側に通して差込突片21を差込突片用切目34及び差込突片用切目33に差し込んで固定することにより、図5に示すように、3角形状に起立させた状態とすることができる。3角形状に起立させた状態で収納部に収納されているシート状カレンダー等の表面の印刷表示を両側端部の枠板4の間から見ることができるものである。
【0012】
実施形態のシート状物用ホルダー兼収納箱を作製するための材料としては、白ボール、マニラボール、アイボリー、ポストカード等の板紙、着色板紙、樹脂含浸板紙等が使用できる。板紙の厚さとしては坪量が250〜500g/m2 のものが適している。印刷効果を良くし外観を良くして意匠性を高めるために片面ないしは両面塗工した板紙を使用してもよいし、また、外面にプラスチック層を積層した構成としてもよい。
【0013】
【発明の効果】
本発明のシート状物用ホルダー兼収納箱は、糊貼りによる製函を必要とせず、打ち抜きにより作製されたブランク板を折り曲げるだけで組み立てて作製することができるので、シート状物用ホルダー兼収納箱を作製する工程をきわめて簡略化してコストダウンを図ることが可能な構成であり、本発明のシート状物用ホルダー兼収納箱は、ブランク板を組み立てて形成した収納部にシート状のカレンダー等の内容物を収納して、収納部の上部及び左右に枠板を備えた前面側を完全に被覆した状態で包装して収納箱とすることができるので、外装を施す必要がなくそのまま製品として取り扱うことができ、且つ、使用時には、差込突片を差込突片用切目から外して、天面板と前面板と連結板と端縁に差込突片を有する蓋板を収納部の裏面側に折り返して、蓋板を底面とし収納部と前面板を斜辺とする3角形状に起立させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシート状物用ホルダー兼収納箱の実施形態の展開した平面図。
【図2】 実施形態の収納部を組み立てた状態の斜視図。
【図3】 実施形態の収納部に内容物を収納して包装した状態の斜視図。
【図4】 実施形態の包装を解いて起立させるための組み立て途中の斜視図。
【図5】 実施形態の組み立てが完了し起立させた状態の斜視図。
【符号の説明】
1 蓋板
2 前面板
3 背面板
4 枠板
5 連結板
6 天面板
7 底面板
8 折曲板
9 側面板
11,12,13,14,15,16,17,18 折罫
21 差込突片
22,23 係止片
31,32,33,34 差込突片用切目
35,36 係止片用切目
Claims (1)
- 矩形状の背面板と、当該背面板の上端縁に順に折罫を介して連接された天面板と前面板と連結板と端縁に差込突片を有する蓋板を備え、前記背面板の両側端縁には折罫を介して折曲板が連接され、前記背面板の下端縁には折罫を介して底面板が連接され、前記底面板の左右の両端部にそれぞれ折罫を介して右枠板及び左枠板が連接され、端縁に係止片を備えた右側面板及び左側面板が前記右枠板及び前記左枠板の側端縁にそれぞれ折罫を介して連接され、前記背面板の両側端縁の前記折罫に沿って前記係止片を挿入する係止片用切目が形成されており、前記背面板には天面板側及び底面板側に前記差込突片を挿入する差込突片用切目が形成され、底面板と右枠板及び左枠板と右側面板及び左側面板をそれぞれ折り曲げて係止片を係止片用切目に挿入することにより、背面板の両側端縁及び下端縁に背面板に対して左側面板と右側面板と底面板とを垂直に立ち上げると共に、背面板に対向して左側面板と右側面板から左枠板と右枠板とが背面板と平行に内側を向くように組み立てることにより、その上側に上側開口部を備えると共にその前面側に右枠板及び左枠板に挟まれた前面側開口部を備える収納部を形成する構成からなり、収納時においては、背面板の上端縁に順に連接された天面板と前面板と連結板と差込突片を有する蓋板を収納部を巻くように折り曲げ、差込突片を背面板に形成された天面板側の差込突片用切目に差し込んで固定することにより、収納部の上側開口部を天面板で収納部の前面側開口部を前面板により完全に被覆し、使用時においては、背面板の上端縁に順に連接された天面板と前面板と連結板と差込突片を有する蓋板を収納部の裏面側に折り返して、天面板と連結板を角部にして蓋板を底面とし背面板と前面板が斜面となるように略三角形状に組み立てて、差込突片を背面板に形成された底面板側の差込突片用切目に差し込んで固定することにより、上側開口部と前面側開口部を開放した状態で収納部を背面板に沿って傾斜させて起立させることを特徴とするシート状物用ホルダー兼収納箱。
Priority Applications (1)
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| JP2001372377A JP4090730B2 (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | シート状物用ホルダー兼収納箱 |
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2001
- 2001-12-06 JP JP2001372377A patent/JP4090730B2/ja not_active Expired - Fee Related
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