JPH09104293A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH09104293A
JPH09104293A JP26556395A JP26556395A JPH09104293A JP H09104293 A JPH09104293 A JP H09104293A JP 26556395 A JP26556395 A JP 26556395A JP 26556395 A JP26556395 A JP 26556395A JP H09104293 A JPH09104293 A JP H09104293A
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indicator
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JP26556395A
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Inventor
Kazunari Kato
一成 加藤
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示器が筐体内部から突出して上向きに回動
する方式の表示装置では、筐体が自動車のインストルメ
ントパネルなどに設置された状態で、上方へ回動した表
示器がパネルの突出部などに当たり、実装できない場合
があった。 【解決手段】 筐体11から突出した支持部材13が筐
体11の外部で回動するものとなっている。表示器30
は、図1(A)に示す姿勢の支持部材13と、図1
(B)に示す姿勢の支持部材13との双方に対して取り
付けることが可能である。いずれの姿勢の支持部材13
に取り付けたものでも、表示器30に設けられたコネク
タ34から筐体11側に電気的に接続できる。よって、
表示器30が上向きに回動するタイプと下向きに回動す
るタイプの双方の表示装置を構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばカーナビゲー
ションシステムやテレビ受像器などとして使用される表
示装置に係り、特に筐体に収納されている表示器が筐体
外に突出して画面を目視可能な向きに回動する表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は車載用の表示装置が自動車の車内
のインストルメントパネルに取り付けられた状態を示し
ている。この車載用の表示装置は、筐体1がいわゆる1
ディンサイズであり、インストルメントパネル5の1デ
ィンの収納空間内に埋設される。筐体1内には内外に移
動する移動ブラケット2が設けられ、この移動ブラケッ
ト2に、表示器3が軸4により回動自在に支持されてい
る。使用しないときには、表示器3が水平姿勢(イ)と
なり移動ブラケット2と共に筐体1内に収納されてい
る。使用時には、移動ブラケット2および水平姿勢
(イ)の表示器3が、筐体1の開口部から前方へ突出す
る。その後に表示器3が図示上方へ回動し、表示器3の
前面3aに設けられた画面が車室内へ向けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の車載用の表示装
置は、筐体1が1ディンサイズであり、カーラジオやカ
ーオーディオ装置が設置されるのと同じ箇所にてインス
トルメントパネル5に埋設設置される。そして、使用時
には、表示器3がインストルメントパネルの前方にて立
ち上り姿勢に回動する。しかし、このとき、車種によっ
ては上向きに回動した表示器3が他の部材に当ることが
ある。例えば図6に示すように、インストルメントパネ
ル5の最上部に車内方向へ突出する突出部5aが設けら
れ、しかも1ディンの収納空間がインストルメントパネ
ル5の比較的上方に位置しているものでは、表示器3が
図示上方へ回動する際に、完全に立ち上がる以前の時点
で前記突出部5aに当たってしまう。よって、このよう
な車種には、上記車載用の表示装置を設置することがで
きない。
【0004】またいわゆるRVタイプの自動車では、車
室内の天井部に各種アクセサリーが実装され、車載用の
表示装置も、この天井に吊り下げ設置されるものがあ
る。図6に示す表示装置をこのRVタイプの自動車の天
井部に設置しようとしても、表示器3が立ち上り方向へ
回動したときに天井に当たってしまい、使用することが
できない。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、表示器が筐体の外部へ突出して回動するタイプの
ものにおいて、表示器が立ち上り姿勢と下向きの姿勢の
双方の状態で設置できるようにした表示装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、筐
体と、筐体内に収納された姿勢から筐体の外部に突出し
さらに一方向へ回動する姿勢となる支持部材が設けら
れ、前面に画面を有する表示器が、前記支持部材に対し
上下いずれの向きでも取り付け可能とされていることを
特徴とするものである。
【0007】上記において、支持部材側には、上下いず
れの向きの表示器であっても、この表示器と接続可能な
回路接続部が設けられているものである。
【0008】また、表示器の上面と底面の双方に、支持
部材を筐体から突出させるための操作部が設けられ、支
持部材に対する表示器の取付けの向きに応じて、支持部
材が筐体内に収納されたときに筐体の開口部に前記上面
と底面のいずれかの操作部が現れるものとすることが可
能である。
【0009】本発明では、筐体に収納されている支持部
材が、モータの動力などにより筐体の外部へ突出し、こ
の外部において一方向へ回動して停止する姿勢となる。
そして液晶表示パネルなどの画面を有する表示器は、前
記支持部材に対して上下いずれの向きであっても取り付
け可能とされている。例えば、表示器の上面を支持部材
の回動先端側に向けて設置すると、図6に示したよう
に、支持部材に取り付けられた表示器は、筐体の外にお
いて立ち上り方向へ回動する機種となる。逆に表示器の
上面を、支持部材の回動基端側に向け、表示器の向きを
前記と上下逆にして設置した場合には、筐体そのものを
図6と上下逆向きに設置することになる。この設置状態
では、筐体から突出してきた支持部材および表示器が、
筐体の外部にて下向きに回動するものとなり、この回動
姿勢で、表示器の画面が前方に向けられる。
【0010】支持部材に対して表示器を上下いずれの向
きであっても取り付けることができるようにするために
は、支持部材と表示器とを互いに固定する取付穴などの
取付機構を、表示器の中心に対して180度回転の回転
対称位置に設ければよい。また表示器に形成された取付
機構が回転対称でない場合には、支持部材にいずれの向
きの表示器であっても取り付け可能な複数組の取付機構
を形成すればよい。
【0011】また、表示器を上下いずれの向きに取り付
けたときでも、表示器から支持部材を経て筐体内の回路
に電気的な接続ができることが好ましい。例えば表示器
が上下いずれの向きに設置されても、表示器のコネクタ
と接続可能なコネクタを、支持部材に一対設け、または
支持部材にコネクタの取り付け可能な部分を形成してお
けばよい。または表示器からフレキシブルなリード線ま
たはリード基板を延ばしておき、このリード線またはリ
ード基板を、筐体側の電気接続部に接続すればよい。
【0012】また、支持部材および表示器が筐体に収納
されたときに、表示器の上面または底面が筐体の開口部
に現れる。表示器が上向きに回動する向きのものでは、
筐体に収納された状態で、表示器の上面が筐体の開口部
に現れ、表示器が下向きに回動する向きのものでは、筐
体に収納された状態で表示器の底面が開口部に現れる。
したがって、表示器の上面と底面の双方に、同じ操作部
を設けておき、いずれの操作部を操作したときでも、表
示器を突出させる動作を行なわせることにより、表示器
の向きが変わっても、同じ操作が可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一例として車載用
の表示装置を示している。図1(A)は、支持部材が立
ち上り回動する向きで筐体が設置された状態を示す斜視
図、図1(B)は、支持部材が下向きとなる姿勢で筐体
が設置された状態を示す斜視図である。すなわち、図1
(B)は図1(A)に示す装置全体を上下逆に配置した
状態を示している。図1(C)は、筐体側の支持部材に
取り付けられる表示器の斜視図、図1(D)は、図1
(C)に示す表示器を底部側から示す斜視図である。ま
た図2は、支持部材および表示器が筐体内に収納された
状態を示す斜視図である。
【0014】図1(A)(B)に示す筐体11はいわゆ
る1ディンサイズであり、自動車のインストルメントパ
ネルに形成されているカーオーディオ装置やカーラジオ
を収納する1ディンサイズの収納空間内に埋設できるも
のとなっている。筐体11内には開口部11aから突出
可能な移動ブラケット12が設けられている。支持部材
13はこの移動ブラケット12に対して回動できるよう
に支持されている。また符号14は、支持部材13を回
動させるための駆動レバーである。図1(C)に示す表
示器30は、前記支持部材13に対して上下いずれの向
きであっても取り付け可能とされている。
【0015】図4は、前記筐体11内に移動ブラケット
12および支持部材13とこれに支持された表示器30
が収納された状態を示し、図5は支持部材13および表
示器30が突出して上方へ回動した状態を示している。
図4と図5に示すように、筐体11の内部には前記移動
ブラケット12が収納されているが、この移動ブラケッ
ト12はその側面に設けられたローラ15、15により
筐体11内をA1−A2方向へ移動自在とされている。
【0016】移動ブラケット12にはA1−A2方向に
延びるガイド溝12aが形成されている。移動ブラケッ
ト12の内側には駆動ブラケット16が設けられてお
り、この駆動ブラケット16に設けられたピン17aと
17bが、前記ガイド溝12a内を摺動自在となってい
る。駆動ブラケット16には、モータ18と、モータ1
8からの出力を減速する減速機構19と、減速された回
転数で回転するピニオン歯車21が設けられている。こ
のピニオン歯車21は前記ピン17bに回動自在に支持
されている。筐体11の底部には前記ピニオン歯車21
が噛合う第1段のラック22が固定して設けられ、移動
ブラケット12の下部には第2段のラック23が固定さ
れている。
【0017】前記支持部材13の基部は、駆動ブラケッ
ト16に設けられた前記ピン17aに回動自在に支持さ
れている。また前記駆動レバー14の基端には支点ピン
24aが固定され、この支点ピン24aが、移動ブラケ
ット12に形成された上部ガイド溝12b内に摺動自在
に挿入されている。駆動レバー14の先部には案内ピン
24bが固定され、この案内ピン24bは、移動ブラケ
ット12に形成された開放ガイド溝12c内に摺動自在
に支持されている。さらに駆動レバー14の最先端部に
は連結ピン25が設けられており、駆動レバー14の最
先端部と、支持部材13は、この連結ピン25により互
いに回動自在に連結されている。
【0018】図4では、駆動ブラケット16が筐体11
内においてA2方向の終端に位置しており、移動ブラケ
ット12も駆動ブラケット16に引かれて筐体11内に
収納され、この収納状態で移動ブラケット12と駆動ブ
ラケット16は互いに軽ロックされている。またピン1
7aにより駆動ブラケット16と連結されている支持部
材13は水平姿勢となって、移動ブラケット12および
筐体11内に収納されている。
【0019】図4の状態からモータ18が始動し、減速
機構19にて減速された回転数でピニオン歯車21が時
計方向へ回動すると、ピニオン歯車21が、筐体11に
固定された第1段のラック22と噛合いながらA1方向
へ移動し、これと一緒に移動ブラケット12もA1方向
へ移動する。移動ブラケット12は図5に示す位置まで
移動すると、筐体11に対して軽ロックされる。よっ
て、その後はピニオン歯車21が、移動ブラケット12
内の第2段のラック23に噛合ってA1方向へ移動し、
図5に示す位置で停止している移動ブラケット12内を
駆動ブラケット16がA1方向へ移動する。
【0020】移動ブラケット12内を駆動ブラケット1
6がA1方向へ移行する過程で、まず駆動レバー14の
基部に設けられた支点ピン24aが、上部ガイド溝12
bのA1側の先端に当たる。さらに駆動ブラケット16
がA1方向へ移動する際、ピン17aに回動自在に支持
されている支持部材13は、ピン17aを支点として回
動し、また駆動レバー14も支点ピン24aを支点とし
て回動し、その結果、支持部材13は図5に示すように
反時計方向へ回動する。すなわち、移動ブラケット12
および駆動ブラケット16が筐体11内をA1方向へ移
動する間に、支持部材13は、筐体11の開口部11a
から前方へ突出しながら反時計方向へ回動する動作を行
なう。なお、筐体11外での支持部材13の回動角度
は、クリック部材26上のいずれかの溝にピン17aが
嵌合することにより決められる。
【0021】図1(A)(B)に示すように、前記支持
部材13は、板金材料によりコの字形状に折曲げられた
ものであり、表示器30の背面が当たる支持底板13a
と、両側板13b、13bとから構成されている。支持
底板13aには、表示器30を固定する取付機構の一例
として一対の取付穴13c、13cが形成されている。
この取付穴13c、13cは、支持底板13aの高さ方
向の中心位置で且つ幅方向に対しては中心Oに対して左
右対称な位置に設けられている。すなわち、取付穴13
c、13cは、支持底板13aにおいてその中心Oに対
して回転対称となるように形成されている。
【0022】また、支持底板13aの2箇所に、表示器
30との回路接続部を構成するコネクタ27aと27b
が設けられている。表示器30が支持部材13に対して
上向きに取り付けられるか下向きに取り付けられるか
で、一対のコネクタ27aと27bのいずれかが選択し
て使用されることになる。よって、この一対のコネクタ
27aと27bも、支持底板13aの中心Oに対して回
転対称位置に設けられている。
【0023】図3に示すように、上記両コネクタ27a
と27bは、いずれかが選択されて使用されるものであ
るために、共通の配線がなされ、例えばフレキシブルプ
リント基板28により互いに接続され、さらに筐体11
内の回路または回路中継部に接続されている。ただし、
コネクタ27aと27bは、支持底板13aの中心Oに
対して回転対称な配線となっており、コネクタ27aの
最も右側の端子は、ライン28aにより、コネクタ27
bの最も左側の端子に接続され、またコネクタ27aの
最も左側の端子は、ライン28bにより、コネクタ27
bの最も右側の端子に接続されている。ライン28aと
28bの間にはコネクタの端子数だけラインが存在して
おり、これらのラインも、両コネクタ27aと27bと
で中心Oに対して回転対称な状態に配線されている。
【0024】図1(C)に示す表示器30は、その前面
30aに液晶表示パネルにより形成されたカラー画面3
1が設けられ、カラー画面31の下部には、各種操作部
32aおよび32bが設けられている。表示器30の背
面30bには一対の取付用のねじ穴33、33が形成さ
れており、このねじ穴33、33は、表示器30の背面
30aにおいて、上下高さ寸法の中心位置で、且つ幅方
向に関しては中心位置から左右均等な位置に形成されて
いる。また、背面30bでは、回路接続部としてのコネ
クタ34が設けられている。このコネクタ34は、背面
30bにおいて図示右斜め上方の角部に設けられてい
る。
【0025】上記表示器30は、支持部材13に対して
上下いずれの向きであっても取り付け可能である。ま
ず、表示器30が上向きに取り付ける場合には、筐体1
1および支持部材13の向きが図1(A)に示す通りで
且つ表示器30の向きも図1(C)に示す通りである。
すなわち、表示器30の上面30cが、支持部材13の
回動先端側に向けられて設置される。表示器30の背面
30bは、支持部材13の支持底板13aに当てられ、
両側板13b、13bにより、表示器30の両側面が保
持される。そして、支持底板13aに形成された取付穴
13c、13cに固定ねじが挿入されて表示器30の背
面30bのねじ穴33、33に螺着され、表示器30が
支持部材13に固定される。このとき、表示器30に設
けられているコネクタ34が、支持底板13aに設けら
れた一方のコネクタ27aに嵌着され、表示器30がコ
ネクタ34と27aおよびフレキシブルプリント基板2
8を介して、筐体11の内部回路に導通される。
【0026】図1(B)は、筐体11および支持部材1
3が、図1(A)と上下逆向きとなった状態を示してい
る。図1(B)の支持部材13に対し、図1(C)の姿
勢の表示器30を取り付けると、筐体11および支持部
材13に対して、表示器30が下向きに取り付けられる
ことになる。すなわち、表示器30の上面30cが、支
持部材13の回動基端側に向けられて設置される。この
場合も、表示器30の背面30bが、図1(B)の向き
の支持部材13の支持底板13aに当てられ、取付穴1
3c、13cに挿入された固定ねじがねじ穴33、33
に螺着されて、表示器30が支持部材13に支持されて
固定される。またコネクタ34は、図1(A)の場合と
逆側に位置するコネクタ27bに嵌着され、表示器30
が筐体11内の回路に接続される。
【0027】このように、表示器30は、支持部材13
に対して上下いずれの向きでも設置できるものとなって
いる。言い換えれば、筐体11と支持部材13が図1
(A)に示す向きであっても図1(B)に示す上下逆向
きであっても、支持部材13に対しては、表示器30を
図1(C)に示す向きで取り付けることができ、いずれ
の向きの取り付けであっても、同じ取付機構すなわち取
付穴13c、13cを用いることができ、また表示器3
0側の同じコネクタ34で、筐体11側の回路への導通
が可能になる。
【0028】なお、図1(A)に示す向きの支持部材1
3に表示器30が取り付けられるときは一方のコネクタ
27aのみが使用され、図1(B)に示す向きの支持部
材13に表示器30が取り付けられるときには、他方の
コネクタ27bのみが使用される。このように表示器3
0の取り付け向きによりコネクタ27aと27bのいず
れか一方のみしか使用されない。したがって、支持部材
13にコネクタを2個設けておく必要はなく、支持底板
13aにコネクタを取付できる穴などを2箇所に形成し
ておき、表示器30を取り付ける向きに応じて、支持底
板13aのいずれかの箇所に1個のコネクタを取り付け
るようにしてもよい。
【0029】図1(A)に示す向きの支持部材13に対
して図1(C)に示す向きで表示器30が取り付けられ
たものは、筐体11が、自動車のインストルメントパネ
ルの1ディンの収納空間内に取り付けられる。そして、
筐体11から支持部材13および表示器30が突出して
上方へ回動することにより、表示器30のカラー画面3
1が車室内に向けられる。この場合に、支持部材13と
表示器30が筐体11内に収納された状態を示している
のが図2である。図1(A)と(C)の向きの組み合せ
では、支持部材13と表示器30が筐体11内に収納さ
れたときに、筐体11の開口部11aには、表示器30
の上面30cが現れる。
【0030】図1(C)にも示すように、表示器30の
上面30cは装飾面となっており、ここにはメーカー名
などを印刷表示した表示部35aと、その下に位置する
一対の押釦から成る操作部36aが設けられている。図
2に示す状態で、前記操作部36aのうちの一方の突出
操作用釦を押すと、図4に示すモータ18が始動して、
駆動ブラケット16が移動し始め、支持部材13および
表示器30が、図5に示すように筐体11の外で上方へ
回動する。また、表示器30の上面30cに設けられた
前記操作部36aのうちの収納操作用釦を押すと、前記
モータ18が逆転方向へ動作し、支持部材13および表
示器30が図2および図4に示す状態に収納される。ま
た、図1(D)に示すように、表示器30の底面30d
も上面30cと同様の装飾面となっており、ここにも、
メーカなどを印刷表示した表示部35bと、一対の押釦
から成る操作部36bが設けられている。この操作部3
6bは、上面30cに設けられた操作部36aとは、同
じ機能を発揮するものである。
【0031】図1(B)に示す姿勢の支持部材13に対
し図1(C)に示す向きの表示器30が取り付けられた
ものでは、筐体11がインストルメントパネルの1ディ
ンの収納空間に埋設されたときに、筐体11から突出し
た支持部材13および表示器30が、下向きに回動し、
その結果、表示器30のカラー画面31は上下正常な向
きで車室内に向けられる。したがって、図6に示すよう
にインストルメントパネル5の上方に突出部5aが設け
られている車種であっても、突出部5aが表示器30の
回動の妨げになることはなく、この表示装置を搭載する
ことが可能である。また筐体11をRVタイプの自動車
などの天井部に設置することも可能である。
【0032】この場合に、支持部材13と表示器30と
が筐体11内に収納されると、筐体11の開口部11a
に表示器30の底面30dが現れる。前述のようにこの
底面30dには表示部35bと操作部36bとが設けら
れているため、表示器30が筐体に収納された状態で、
図2に示したのと同様に操作部36bの一方の突出操作
用釦を押すことにより、モータ18を始動して表示器3
0を筐体11から突出させることができる。また表示器
30を収納するときには、上面30cに設けられた操作
部36aの収納操作用釦、または底面30dに設けられ
た操作部36bの収納操作用釦のいずれかを押すこと
で、モータ18を逆転させ、支持部材13および表示器
30を筐体11に収納させることが可能である。すなわ
ち、表示器30が筐体11に収納されたときに、筐体1
1の開口部11aに上面30cが現れても、底面30d
が現れても、筐体11の開口部11aでの外観はほぼ同
じであり、また筐体11から表示器30を突出させるた
めの操作は、いずれの場合でも同じである。
【0033】なお、表示器30に取り付けのためのねじ
穴が偏った位置に設けられている場合には、支持部材1
3に、表示器30が上下いずれの向きであっても前記ね
じ穴にねじを螺着できる2組の取付穴を形成すればよ
い。また表示器30を電気的に接続する構造としてコネ
クタを用いず、表示器30からフレキシブルケーブルを
延ばしておき、支持部材30が上下どの向きで取り付け
られた場合であっても、筐体11の内部の回路に対して
前記フレキシブルケーブルを接続できるようにしてもよ
い。また図では、支持部材13がコの字形状で表示器3
0を囲む構造であるため、支持部材13に表示器30を
確実に保持できるものとなっているが、例えば支持部材
が表示器30の側面にのみ固定される構造であってもよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明では、支持部材が上
向きに回動する状態に筐体を設置したときと、支持部材
が下向きに回動する状態に筐体を設置したときとで、表
示器を常に同じ向きで取り付けることができる。よっ
て、支持部材が突出して回動する表示装置をどのような
車種にも取り付けることができ、またインストルメント
パネルに設置したり天井部に設置したり、その取り付け
位置を任意に選択できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置を示すものであり、(A)は
支持部材が上向きに回動した姿勢で筐体を示す斜視図、
(B)は筐体と支持部材を(A)と上下逆の向きで設置
した状態を示す斜視図、(C)は表示器の斜視図、
(D)は(C)に示す表示器の底面を示す斜視図、
【図2】支持部材と表示器が筐体内に収納された状態を
示す斜視図、
【図3】支持部材に設けられた一対のコネクタの配線を
示す説明図、
【図4】支持部材と表示器が筐体に収納された状態を示
す側面図、
【図5】支持部材と表示器が筐体の外で回動した状態を
示す側面図、
【図6】従来の表示器が車内に設置されたときの問題点
を示す説明図、
【符号の説明】
11 筐体 12 移動ブラケット 13 支持部材 13c 取付穴 14 駆動レバー 27a、27b コネクタ. 30 表示器 31 画面 30c 上面 30d 底面 36a、36b 操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、筐体内に収納された姿勢から筐
    体の外部に突出しさらに一方向へ回動する姿勢となる支
    持部材が設けられ、前面に画面を有する表示器が、前記
    支持部材に対し上下いずれの向きでも取り付け可能とさ
    れていることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 支持部材側には、上下いずれの向きの表
    示器であっても、この表示器と接続可能な回路接続部が
    設けられている請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 表示器の上面と底面の双方に、支持部材
    を筐体から突出させるための操作部が設けられ、支持部
    材に対する表示器の取付けの向きに応じて、支持部材が
    筐体内に収納されたときに筐体の開口部に前記上面と底
    面のいずれかの操作部が現れる請求項1または2記載の
    表示装置。
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