JPH09102859A - ファクシミリ通信端末 - Google Patents

ファクシミリ通信端末

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JPH09102859A
JPH09102859A JP7284659A JP28465995A JPH09102859A JP H09102859 A JPH09102859 A JP H09102859A JP 7284659 A JP7284659 A JP 7284659A JP 28465995 A JP28465995 A JP 28465995A JP H09102859 A JPH09102859 A JP H09102859A
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communication terminal
time
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facsimile
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JP7284659A
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Satoshi Ishikawa
智 石川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はファクシミリ通信端末の接続された回
線に接続された他の通信端末との自動切換を適切に行う
ファクシミリ通信端末を提供する。 【解決手段】リンギングがあり、外付け電話機がオフフ
ックすると(ステップS1、S12)、予め留守の時間
帯に合わせて設定されたCNG検出時間帯にのみオンに
設定されるCNG検出情報がオンであるかチェックし
(ステップS13)、CNG検出情報がオフであると、
外付け電話機がオンフックされることにより着信制御処
理を終了する(ステップS15)。ステップS13で、
CNG検出情報がオンであると、オペレータの留守の時
間帯であると判断してCNG信号の検出処理を行い(ス
テップS14)、CNG信号を検出すると、外付け電話
機が留守番応答中であっても、ファクシミリ通信である
と判断して、ファクシミリ受信を行う(ステップS1
6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ通信
端末に関し、詳細には、他の通信端末と同じ回線に接続
されたファクシミリ通信端末の自動受信の適切化を図っ
たファクシミリ通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ファクシミリ装置等のファクシミ
リ通信端末は、その普及に伴って、小型化するとともに
機能が向上し、家庭及び小規模の会社や商店等の事業所
にも普及し、また、ファクシミリ通信機能のみを備え、
パーソナルコンピュータ等の通信端末に接続されたファ
クシミリ通信端末が出現している。
【0003】このような家庭や小規模の事業所において
は、1つの回線をファクシミリ装置のみに使用せず、他
の通信端末、例えば、電話機等にも接続して、使用する
ことが行われている。
【0004】このような従来のファクシミリ装置として
は、例えば、特開昭62−116077号公報に記載さ
れたものがある。このファクシミリ装置は、電話機と同
じ回線に接続され、ファクシミリ通信の発呼の信号を検
出するCNG検出手段を設け、その検出信号によって回
線を切り換えることにより、自動的にファクシミリ通信
を行えるようにしたものである。
【0005】このファクシミリ装置によれば、相手先が
音声端末、例えば、電話機である場合には、電話機が鳴
動して、オペレータがオフフックすることにより会話を
行ったり、オペレータが留守のときには、電話機として
留守番機能を有した電話機が接続されていると、留守録
を行うことができ、また、相手先がファクシミリ装置で
あるときには、CNG信号を検出して、自動受信を行う
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、ファクシミリ
装置と同じ回線に他の通信端末が接続されている場合
に、ファクシミリ装置と他の通信端末との適切な接続の
切り替えを行う上で、なお、不十分であるという問題が
あった。
【0007】すなわち、従来のファクシミリ装置にあっ
ては、CNG信号を検出すると、電話機の使用状況にか
かわらず、直ちに着信を開始するようになっていたた
め、電話機がオフフック中(通話中)であっても、ファ
クシミリ受信に切り換えて着信してしまい、ファクシミ
リ装置や電話機の利用性が悪いという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、ファクシミリ通信端末
と同じ回線に他の通信端末が接続されている場合に、フ
ァクシミリ通信端末や他の通信端末の利用時間に基づい
て、適切にファクシミリ通信端末と他の通信端末との切
り換えを行うことにより、適切な利用性の良好なファク
シミリ通信端末を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ通信端末は、1つの回線に他の通信端末とと
もに接続されたファクシミリ通信端末において、前記他
の通信端末がオフフック中であるか否かを検出するオフ
フック検出手段と、コーリングトーンを検出するコーリ
ングトーン検出手段と、時間を計時する計時手段と、フ
ァクシミリ着信を行う着信時間帯を記憶する着信時間記
憶手段と、前記オフフック検出手段が前記他の通信端末
がオフフック中であることを検出すると、前記計時手段
の計時する現在時間が前記着信時間記憶手段に記憶され
ている着信時間帯であるときのみ、前記コーリングトー
ン検出手段による前記コーリングトーンの検出を行わせ
る制御手段と、を備えることにより、上記目的を達成し
ている。
【0010】上記構成によれば、着信時間帯として、例
えば、ファクシミリ通信端末のオペレータが留守の時間
帯が設定されていると、この着信時間帯でないときに、
リンギングがあって、他の通信端末、例えば、外付け電
話機をオペレータがオフフックして通話している途中
に、コーリングトーン検出手段が誤ってコーリングトー
ンを検出して、ファクシミリ通信端末が着信することを
防止することができるとともに、着信時間帯において
は、例えば、外付け電話機がオフフックして留守録中で
あっても、コーリングトーンを検出すると、着信して、
ファクシミリ受信を行うことができ、適切にファクシミ
リ通信端末と他の通信端末との切り換えを行うことがで
きる。その結果、ファクシミリ通信端末及び他の通信端
末の利用性を向上させることができる。
【0011】請求項2記載の発明のファクシミリ通信端
末は、1つの回線に他の通信端末とともに接続されたフ
ァクシミリ端末において、前記他の通信端末がオフフッ
ク中であるか否かを検出するオフフック検出手段と、コ
ーリングトーンを検出するコーリングトーン検出手段
と、時間を計時する計時手段と、ファクシミリ着信を行
う着信時間帯を記憶する着信時間記憶手段と、前記オフ
フック検出手段が前記他の通信端末がオフフック中であ
ることを検出した後、前記コーリングトーン検出手段が
コーリングトーンを検出すると、前記計時手段が、当該
コーリングトーンの検出時間が前記着信時間記憶手段に
記憶されている前記着信時間帯であることを計時してい
るときのみ、着信を行う制御手段と、を備えることによ
り、上記目的を達成している。
【0012】上記構成によれば、着信時間帯として、例
えば、ファクシミリ通信端末のオペレータが留守の時間
帯が設定されていると、この着信時間帯でないときに、
リンギングがあって、他の通信端末、例えば、外付け電
話機をオペレータがオフフックして通話している途中
に、コーリングトーン検出手段が誤ってコーリングトー
ンを検出しても、ファクシミリ通信端末が着信すること
を防止することができるとともに、着信時間帯において
は、例えば、外付け電話機がオフフックして留守録中で
あっても、コーリングトーンを検出すると、着信して、
ファクシミリ受信を行うことができ、適切にファクシミ
リ通信端末と他の通信端末との切り換えを行うことがで
きる。その結果、ファクシミリ通信端末及び他の通信端
末の利用性を向上させることができる。
【0013】上記各場合において、例えば、請求項3に
記載するように、前記ファクシミリ通信端末は、ファク
シミリ通信端末の各種操作を行う操作手段と、前記操作
手段が触れられたことを検出するタッチ検出手段と、
を、さらに備え、前記着信時間記憶手段は、所定の待ち
時間をも記憶し、前記制御手段は、前記タッチ検出手段
が前記操作手段が触れられたことを検出すると、当該検
出時間から前記着信時間記憶手段に記憶されている前記
所定の待ち時間が経過するまで、前記コーリングトーン
検出手段による前記コーリングトーンの検出あるいは前
記着信を行わないことにより、上記目的を達成してもよ
い。
【0014】ここで、タッチ検出手段は、操作手段の操
作信号を検出することにより、操作手段に触れられたこ
とを検出してもよいし、操作手段の操作自体だけでな
く、ファクシミリ通信端末自体に触れたことやファクシ
ミリ通信端末の近くに人がいることを検出するセンサー
等であってもよい。
【0015】上記構成によれば、操作手段が触れられる
と所定の待ち時間の間は、オペレータがファクシミリ通
信端末の近くにいると判断して、その間は、他の通信端
末がオフフックされると、コーリングトーンの検出や着
信を行わないので、他の通信端末、例えば、外付け電話
機をオフフックして、通話している途中に、ファクシミ
リ通信端末が着信することを防止することができるとと
もに、着信時間帯においては、オフフックして外付け電
話機が留守録中であっても、コーリングトーンを検出す
ると、着信して、ファクシミリ受信を行うことができ、
適切にファクシミリ通信端末と他の通信端末との切り換
えを行うことができる。その結果、ファクシミリ通信端
末及び他の通信端末の利用性を向上させることができ
る。
【0016】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記ファクシミリ通信端末は、ファクシミリ通信端
末の各種操作を行う操作手段を、さらに備え、前記制御
手段は、前記操作手段から新たな着信時間帯が入力され
ると、当該入力された新たな着信時間帯により前記着信
時間記憶手段の記憶する前記着信時間帯を更新すること
により、上記目的を達成しもよい。
【0017】上記構成によれば、着信時間を適宜設定す
ることができ、汎用性を向上させることができる。
【0018】さらに、請求項5に記載するように、前記
ファクシミリ通信端末は、ファクシミリ通信端末の各種
操作を行う操作手段を、さらに備え、前記制御手段は、
前記操作手段から新たな待ち時間が入力されると、当該
入力された新たな待ち時間により前記着信時間記憶手段
の記憶する前記待ち時間を更新することにより、上記目
的を達成してもよい。
【0019】上記構成によれば、待ち時間を適宜設定す
ることができ、汎用性を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0021】尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の
好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の
限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明に
おいて特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これ
らの態様に限られるものではない。
【0022】図1〜図3は、本発明のファクシミリ通信
端末の第1の実施の形態を示す図である。
【0023】図1は、本発明のファクシミリ通信端末の
第1の実施の形態を適用したファクシミリ通信端末1の
回路ブロック図である。
【0024】図1において、ファクシミリ通信端末1
は、制御部2、システムメモリ3、パラメータメモリ
4、時間管理部5、網制御部6、G3FAXモデム/ト
ーン検出部7及び操作部8等を備えており、各部は、バ
ス10により接続されている。
【0025】システムメモリ3は、ROM(Read Only
Memory)及びRAM(Random Access Memory)等で構成
され、ファクシミリ通信端末1の基本処理プログラム及
び後述する着信制御処理プログラムが格納されていると
ともに、これらの各処理プログラムを実行するのに必要
な各種データやシステムデータ等が格納されている。ま
た、システムメモリ3は、システム制御部2のワークメ
モリとしても利用される。さらに、システムメモリ3に
は、タイマー領域が形成されており、後述する着信制御
処理での着信時間帯の管理を行うのに使用される。
【0026】制御部2は、システムメモリ3をワークメ
モリとして使用して、ファクシミリ通信端末1を構成す
る各部を制御し、ファクシミリ通信制御処理を行うとと
もに、後述する着信制御処理を行う。
【0027】パラメータメモリ(検出時間記憶手段)4
は、RAM等の読み/書き可能なメモリで構成され、G
3ファクシミリ通信に固有の各種情報や送信先電話番
号、名称及び自己の電話番号、名称等の各種管理情報を
記憶するとともに、特に、着信制御処理で使用するCN
G信号(コーリングトーン)の検出を開始するCNG検
出開始時間とCNG信号の検出を終了するCNG検出終
了時間(すなわち、着信時間帯)、操作部8にタッチさ
れてからCNG信号の検出あるいはファクシミリの着信
を行わない待ち時間及び現在時間がCNG検出開始時間
とCNG検出終了時間の間にあるか否かにより(すなわ
ち、着信時間帯にあるか否かにより)設定されCNG信
号の検出を行うか否かの情報(オン/オフ情報)である
CNG検出情報を記憶する。
【0028】パラメータメモリ4に記憶されている上記
CNG検出開始時間、CNG検出終了時間及び待ち時間
は、予め所定の初期CNG検出開始時間、初期CNG検
出終了時間及び初期待ち時間が登録されているが、後述
する操作部8の操作によりオペレータが適宜設定可能で
ある。すなわち、制御部2は、操作部8のキー操作によ
り、時間設定モードに設定されて、新たなCNG検出開
始時間、CNG検出終了時間あるいは、待ち時間が入力
されると、入力された新たなCNG検出開始時間、CN
G検出終了時間、あるいは、待ち時間によりパラメータ
メモリ4内に記憶されているCNG検出開始時間、CN
G検出終了時間、あるいは、待ち時間を書き換えて更新
する。
【0029】なお、パラメータメモリ4は、図外のバッ
テリにより、停電やファクシミリ通信端末1の電源がオ
フされているときにも、パラメータメモリ4内の管理情
報が保持されるように、バックアップされている。
【0030】時間管理部(計時手段)5は、発振回路や
分周回路を有し、現在時間の計時やシステムタイミング
をとるための各種クロックを発生して、制御部2に出力
する。
【0031】網制御部6には、回線Lが接続されている
とともに、図示しない切換器等を介して、外付け電話機
が接続されている。網制御部6は、図示しないが、リン
ギング検出回路やオフフック検出回路等を備え、制御部
2の制御下で動作して、回線Lからの発呼(リンギング
信号)をリンギング検出回路で検出して自動着呼し、ま
た、回線Lへの自動発呼処理を行うとともに、オフフッ
ク検出回路により、外付け電話機がオフフックされてい
るか否かを検出して、オフフック検出信号を制御部2に
出力する。
【0032】G3FAXモデム/トーン検出部7は、制
御部2の制御下で動作して、送信信号の変調及び受信信
号の復調を行うモデム機能を実行するとともに、各種ト
ーン信号の検出、特に、CNG信号の検出を行う。すな
わち、G3FAXモデム/トーン検出部7は、伝送手順
信号を送受信するための低速モデム機能(例えば、V.
21)、主に画情報を送信するための高速モデム機能
(例えば、V.14、V.33、V.29、V27te
r等)及びトーンを検出するためのトーン検出フィル
タ、周波数カウンタ等を備えている。
【0033】操作部(操作手段)8は、テンキーやスタ
ートキー及びファンクションキー等の各種操作キーを備
えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレ
イ)及びディスプレイに重ね合わされて配設されている
タッチパネル等を備え、操作キー及びタッチパネルから
は、送信操作等の各種命令が入力され、ディスプレイに
は、操作キーやタッチパネルから入力された命令内容や
ファクシミリ通信端末1からオペレータに通知する各種
情報が表示される。操作部8へのタッチ操作、例えば、
操作キーの操作やタッチパネルへのタッチ操作は、制御
部2により検出され、制御部2は、タッチ操作に対応し
た処理を行うとともに、後述するタッチ操作の時間に基
づく着信制御処理を行う。
【0034】次に、作用を説明する。
【0035】上記ファクシミリ通信端末1は、リンギン
グがあると、その後のCNG信号の有無により、外付け
電話機とファクシミリ通信端末1の自動切換を行うが、
このファクシミリ通信端末1への切り換えを時間に基づ
いて行うところにその特徴がある。
【0036】すなわち、ファクシミリ通信端末1は、回
線Lからリンギング信号が入力されると、網制御部6の
リンギング検出回路がリンギング信号を検出して、リン
ギング検出信号を制御部2に出力する。
【0037】制御部2は、図2に示すように、網制御部
6からリンギング検出信号が入力されないときには、図
3に示すように、時間管理部5から現在時間を取得し
て、現在時間がパラメータメモリ4に登録されているC
NG検出開始時間と比較して、現在時間がCNG検出開
始時間になっているかチェックし(ステップS2)、現
在時間がCNG検出開始時間になっていると、CNG信
号の検出を行うか否かを示すパラメータメモリ4のCN
G検出情報をオンにセットする(ステップS3)。
【0038】次に、制御部2は、現在時間をパラメータ
メモリ4に登録されているCNG検出終了時間と比較し
て、現在時間がCNG検出終了時間になっているかチェ
ックし(ステップS4)、現在時間がCNG検出終了時
間になっていると、CNG検出情報をオフにセットして
(ステップS5)、操作部8がタッチされたかどうかチ
ェックする(ステップS6)。
【0039】したがって、CNG検出情報は、現在時間
がCNG検出開始時間になると、オンにセットされ、現
在時間がCNG検出終了時間になると、オフにセットさ
れる。制御部2は、後述するように、このCNG検出情
報がオンになっているかオフになっているかに基づい
て、着信時間帯であるか否かを判断して、G3FAXモ
デム/トーン検出部7によるCNG信号の検出を制御す
る。
【0040】また、制御部2は、上記ステップS2で、
現在時間がCNG検出開始時間でないときには、ステッ
プS4に移行して、現在時間がCNG検出終了時間であ
るかチェックし(ステップS4)、CNG検出終了時間
でないときには、ステップS6に移行して、操作部8が
タッチされたかどうかをチェックする(ステップS
6)。
【0041】なお、この操作部8がタッチされたかどう
かは、操作部8から各種操作キーの操作信号やタッチパ
ネルのタッチ信号が入力されたかどうかにより、判別し
てもよいし、その他、操作部8自体に触れたかどうか、
あるいは、操作部8やファクシミリ通信端末1の近くに
人がいるかどうかを検出するセンサー等を設けて、当該
センサー等からの信号に基づいて判別するようにしても
よい。
【0042】ステップS6で、操作部8がタッチされた
ことを検出すると、制御部2は、CNG検出情報をオフ
にセットし(ステップS7)、パラメータメモリ4に記
憶されている待ち時間をシステムメモリ4の待ち時間タ
イマーにセットして、当該待ち時間タイマーをスタート
させた後、図2のステップS1に戻る(ステップS
8)。
【0043】また、ステップS6で、操作部8がタッチ
されたことを検出しないと、制御部2は、待ち時間タイ
マーがセットされているかチェックし(ステップS
9)、待ち時間タイマーがセットされていると、待ち時
間タイマーがセットされた待ち時間をカウントして、待
ち時間タイマーがタイムアウトしたかどうかチェックす
る(ステップS10)。
【0044】ステップS10で、タイムアウトしている
ときには、CNG検出情報にオンをセットして(ステッ
プS11)、図1のステップS1に戻り、タイムアウト
していないときには、そのまま図1のステップS1に戻
る。
【0045】また、ステップS9で、待ち時間タイマー
がセットされていないときには、そのまま図1のステッ
プS1に戻る。
【0046】したがって、操作部8がタッチされると、
待ち時間が経過するまで、CNG検出情報をオフにセッ
トし、待ち時間の間はファクシミリ通信端末1の近くに
人がいると判断して、G3FAXモデム/トーン検出部
7によるCNG信号の検出を停止させることができる。
その結果、オペレータが外付け電話機を使用して会話し
ている途中にCNG信号を検出して、ファクシミリ受信
動作を行ってしまうことを防止することができ、外付け
電話機を使用した会話をファクシミリ受信により中断さ
れることを防止して、ファクシミリ通信端末1及び外付
け電話機の利用性を向上させることができる。
【0047】再び、図2において、ステップS1で、リ
ンギングがあると、制御部2は、網制御部6のオフフッ
ク回路からオフフック状態であることを示すオフフック
検出信号が入力されたかどうかにより、外付け電話機が
オフフックされたかどうかチェックし(ステップS1
2)、オフフックされないときには、ステップS1に戻
って、リンギングの検出を行う。
【0048】ステップS12で、オフフックを検出する
と、制御部2は、CNG検出情報がオンであるかチェッ
クし(ステップS13)、オンのときには、着信時間帯
であると判断して、G3FAXモデム/トーン検出部7
からCNG検出信号が入力されるかどうかにより、CN
G信号を検出したかどうかチェックする(ステップS1
4)。
【0049】ステップS14で、CNG信号を検出しな
いときには、制御部2は、網制御部6のオフフック検出
回路からオフフック検出信号が入力されているかどうか
により、オンフックされたかどうかチェックし(ステッ
プS15)、オンフックされていないときには、ステッ
プS13に戻って、CNG検出情報がオンかどうかの判
別処理から上記同様に処理を行う。
【0050】ステップS15で、オンフックされたとき
には、回線Lは切断されたので、制御部2は、そのまま
着信制御処理を終了する。
【0051】ステップS14で、G3FAXモデム/ト
ーン検出部7からCNG検出信号が入力されると、制御
部2は、CNG信号を検出したと判断して、着信してフ
ァクシミリ受信を行い、着信制御処理を終了する(ステ
ップS16)。
【0052】このように、本実施の形態によれば、CN
G信号の検出を開始するCNG検出開始時間とCNG信
号の検出を終了するCNG検出終了時間により、オペレ
ータが留守にしている時間帯をCNG信号の検出を行う
CNG検出時間帯(すなわち、着信時間帯)として設定
すると、現在時間が設定されたCNG検出時間帯にある
ときのみ、留守番電話機能を有している外付け電話機が
オフフックした後においても、CNG信号を検出する
と、着信を行ってファクシミリ受信を行うことができ
る。
【0053】その結果、オペレータが通話中にCNG信
号を検出して、ファクシミリ受信を開始してしまうこと
により、外付け電話機の利用性が損なわれることなく、
適切に外付け電話機とファクシミリ通信端末1との切り
換えを行うことができ、ファクシミリ通信端末1及び外
付け電話機の利用性を向上させることができる。
【0054】また、本実施の形態によれば、ファクシミ
リ通信端末1の操作部8がタッチされたときには、設定
された所定の待ち時間の間は、オペレータが居て留守で
はないと判断して、CNG信号を検出しないので、CN
G検出時間帯であっても、オペレータがファクシミリ通
信端末1をタッチすることにより、所定の待ち時間の間
は、オペレータが外付け電話機で通話中にCNG信号を
検出して、ファクシミリ受信を開始してしまうことによ
り、外付け電話機の利用性が損なわれることなく、適切
に外付け電話機とファクシミリ通信端末1との切り換え
を行うことができ、ファクシミリ通信端末1及び外付け
電話機の利用性を向上させることができる。
【0055】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0056】例えば、上記各実施の形態においては、フ
ァクシミリ通信端末1と同じ回線Lに他の通信端末とし
て外付け電話機が接続されている場合について説明した
が、外付け電話機に限るものではなく、ファクシミリ通
信端末1の内蔵電話機であってもよいし、パーソナルコ
ンピュータ等であってもよい。
【0057】また、ファクシミリ通信端末1は、ファク
シミリ装置に限るものではなく、例えば、上記図1に示
したようにファクシミリ通信機能のみを備え、パーソナ
ルコンピュータ等に接続されたファクシミリ通信端末で
あってもよい。
【0058】さらに、上記実施の形態においては、CN
G検出開始時間からCNG検出終了時間の間のCNG検
出時間帯(着信時間帯)のみ、外付け電話機がオフフッ
クした後、G3FAXモデム/トーン検出部7にCNG
信号の検出処理を行わせ、CNG検出時間帯以外の時間
帯では、G3FAXモデム/トーン検出部7によるCN
G信号の検出自体を行わせないようにしているが、これ
に限るものではなく、G3FAXモデム/トーン検出部
7には、常にCNG信号の検出を行わせ、外付け電話機
がオフフックした後は、G3FAXモデム/トーン検出
部7がCNG検出時間帯にCNG信号を検出したときの
み、制御部2がファクシミリ受信を行うようにしてもよ
い。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ通信
端末によれば、着信時間帯として、例えば、ファクシミ
リ通信端末のオペレータが留守の時間帯が設定されてい
ると、この着信時間帯でないときに、リンギングがあっ
て、他の通信端末、例えば、外付け電話機をオペレータ
がオフフックして通話している途中に、コーリングトー
ン検出手段が誤ってコーリングトーンを検出して、ファ
クシミリ通信端末が着信することを防止することができ
るとともに、着信時間帯においては、例えば、外付け電
話機がオフフックして留守録中であっても、コーリング
トーンを検出すると、着信して、ファクシミリ受信を行
うことができ、適切にファクシミリ通信端末と他の通信
端末との切り換えを行うことができる。その結果、ファ
クシミリ通信端末及び他の通信端末の利用性を向上させ
ることができる。
【0060】請求項2記載の発明のファクシミリ通信端
末によれば、着信時間帯として、例えば、ファクシミリ
通信端末のオペレータが留守の時間帯が設定されている
と、この着信時間帯でないときに、リンギングがあっ
て、他の通信端末、例えば、外付け電話機をオペレータ
がオフフックして通話している途中に、コーリングトー
ン検出手段が誤ってコーリングトーンを検出しても、フ
ァクシミリ通信端末が着信することを防止することがで
きるとともに、着信時間帯においては、例えば、外付け
電話機がオフフックして留守録中であっても、コーリン
グトーンを検出すると、着信して、ファクシミリ受信を
行うことができ、適切にファクシミリ通信端末と他の通
信端末との切り換えを行うことができる。その結果、フ
ァクシミリ通信端末及び他の通信端末の利用性を向上さ
せることができる。
【0061】請求項3記載の発明のファクシミリ通信端
末によれば、操作手段が触れられると所定の待ち時間の
間は、オペレータがファクシミリ通信端末の近くにいる
と判断して、その間は、他の通信端末がオフフックされ
ると、コーリングトーンの検出や着信を行わないので、
他の通信端末、例えば、外付け電話機をオペレータがオ
フフックして通話している途中に、ファクシミリ通信端
末が着信することを防止することができるとともに、着
信時間帯においては、例えば、外付け電話機がオフフッ
クして留守録中であっても、コーリングトーンを検出す
ると、着信して、ファクシミリ受信を行うことができ、
適切にファクシミリ通信端末と他の通信端末との切り換
えを行うことができる。その結果、ファクシミリ通信端
末及び他の通信端末の利用性を向上させることができ
る。
【0062】請求項4記載の発明のファクシミリ通信端
末によれば、着信時間を適宜設定することができ、汎用
性を向上させることができる。
【0063】請求項5記載の発明のファクシミリ通信端
末によれば、待ち時間を適宜設定することができ、汎用
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ通信端末の第1の実施の
形態を適用したファクシミリ通信端末の回路ブロック
図。
【図2】図1のファクシミリ通信端末による着信制御処
理を示すフローチャート。
【図3】図2の着信制御処理の続きの処理を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ通信端末 2 制御部 3 システムメモリ 4 パラメータメモリ 5 時間管理部 6 網制御部 7 G3FAXモデム/トーン検出部 8 操作部 10 バス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの回線に他の通信端末とともに接続さ
    れたファクシミリ通信端末において、 前記他の通信端末がオフフック中であるか否かを検出す
    るオフフック検出手段と、 コーリングトーンを検出するコーリングトーン検出手段
    と、 時間を計時する計時手段と、 ファクシミリ着信を行う着信時間帯を記憶する着信時間
    記憶手段と、 前記オフフック検出手段が前記他の通信端末がオフフッ
    ク中であることを検出すると、前記計時手段の計時する
    現在時間が前記着信時間記憶手段に記憶されている着信
    時間帯であるときのみ、前記コーリングトーン検出手段
    による前記コーリングトーンの検出を行わせる制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするファクシミリ通信端末。
  2. 【請求項2】1つの回線に他の通信端末とともに接続さ
    れたファクシミリ端末において、 前記他の通信端末がオフフック中であるか否かを検出す
    るオフフック検出手段と、 コーリングトーンを検出するコーリングトーン検出手段
    と、 時間を計時する計時手段と、 ファクシミリ着信を行う着信時間帯を記憶する着信時間
    記憶手段と、 前記オフフック検出手段が前記他の通信端末がオフフッ
    ク中であることを検出した後、前記コーリングトーン検
    出手段がコーリングトーンを検出すると、前記計時手段
    が、当該コーリングトーンの検出時間が前記着信時間記
    憶手段に記憶されている前記着信時間帯であることを計
    時しているときのみ、着信を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とするファクシミリ通信端末。
  3. 【請求項3】前記ファクシミリ通信端末は、 ファクシミリ通信端末の各種操作を行う操作手段と、 前記操作手段が触れられたことを検出するタッチ検出手
    段と、 を、さらに備え、 前記着信時間記憶手段は、所定の待ち時間をも記憶し、 前記制御手段は、前記タッチ検出手段が前記操作手段が
    触れられたことを検出すると、当該検出時間から前記着
    信時間記憶手段に記憶されている前記所定の待ち時間が
    経過するまで、前記コーリングトーン検出手段による前
    記コーリングトーンの検出あるいは前記着信を行わない
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のファク
    シミリ通信端末。
  4. 【請求項4】前記ファクシミリ通信端末は、 ファクシミリ通信端末の各種操作を行う操作手段を、さ
    らに備え、 前記制御手段は、 前記操作手段から新たな前記着信時間帯が入力される
    と、当該入力された新たな着信時間帯により前記着信時
    間記憶手段の記憶する前記着信時間帯を更新することを
    特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のフ
    ァクシミリ通信端末。
  5. 【請求項5】前記ファクシミリ通信端末は、 ファクシミリ通信端末の各種操作を行う操作手段を、さ
    らに備え、 前記制御手段は、 前記操作手段から新たな前記待ち時間が入力されると、
    当該入力された新たな待ち時間により前記着信時間記憶
    手段の記憶する前記待ち時間を更新することを特徴とす
    る請求項3記載のファクシミリ通信端末。
JP7284659A 1995-10-05 1995-10-05 ファクシミリ通信端末 Pending JPH09102859A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008288918A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Murata Mach Ltd ファクシミリ装置

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JP2008288918A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Murata Mach Ltd ファクシミリ装置

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