JP2008288918A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手動送信時のセキュリティを向上したファクシミリ装置を提供することを課題とする。
【解決手段】電話回線との接続状態がオフフック状態であり(ステップS11)、オンフック状態への切り替えが行われる(ステップS12でYes)と、送受信判定部112は受信側と判定し、認証を要求せずにファクシミリ受信処理を行う。一方、オフフック状態で、ファクスモードへの切り替え指示が入力された場合(ステップS13でYes)、原稿読み取り台に原稿がセットされた場合(ステップS15でYes)、オフフック状態でダイヤル操作が行われた場合(ステップS16でYes)、画像データの選択操作が行われた場合(ステップS17でYes)のいずれかの場合、送受信判定部112はファクシミリ装置1が送信側であると判定する。そして、ファクシミリ装置1は、送信側の場合に認証を要求し、認証後にファクシミリ送信処理を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動送信および手動送信が可能なファクシミリ装置に関する。
オフィス等に設置されるファクシミリ装置において、印刷原稿や、予め記憶されている画像データなどをファクシミリで送信する場合、セキュリティを考慮して、認証情報の入力を要求するものがある。
たとえば、原稿読み取り台にセットされた原稿をファクシミリで送信する際に、ファクシミリ装置は、ユーザに認証情報の入力を要求する。そして、ファクシミリ装置は、入力された認証情報によって認証できたユーザに対して送信を許可する。一方、ファクシミリ装置は、入力された認証情報によって認証できないユーザに対して送信を許可しない。これにより、第三者がファクシミリ装置を不正に使用して、情報を外部に流出させたりすることを防ぐことができる。
たとえば、特許文献1では、原稿読み取り台に原稿がセットされた状態で、ユーザが各ユーザに割り当てられた暗証番号を入力することによって、ファクシミリの送信先を指定することができる通信端末装置が開示されている。
一方、ファクシミリ装置がファクシミリ通信における受信側である場合、情報が外部に流出する恐れがない。この場合、ファクシミリ装置は、ユーザに認証情報の入力を要求することなく、ファクシミリ受信処理を行う。
特開平10−28132号公報
従来のファクシミリ装置では、一般的に、原稿読み取り台にセットされた原稿を、設定されたファクシミリの送信先に自動的に接続して送信する自動送信が用いられる。また、ファクシミリ装置は、ユーザが自動送信の実行を指示する際などに、上述のようにユーザに認証情報の入力を要求する。これにより、ファクシミリ装置は、自動送信時の情報の外部への流出を防止している。
一方、従来のファクシミリ装置では、ユーザが電話回線の接続状態をオフフック状態にした後で、ユーザの指示に基づいて原稿を送信する手動送信も行われている。たとえば、手動送信では、ユーザが送信先に予め電話をかけて送信先が正しいことを確認した上で、原稿を送信することができる。したがって、手動送信は、ファクシミリの誤送信の防止や、原稿をファクシミリで送信することを予め送信先に伝える場合などに有効である。
しかしながら、手動送信において、電話回線の接続状態がオフフック状態となった際に、ファクシミリ装置はユーザに認証情報の入力を要求しない。これは、ユーザが、ファクシミリ装置が備えるハンドセットを用いて通話する際などの操作性を考慮しているためである。また、ユーザがオフフック状態から原稿の送信を指示する際にも、ファクシミリ装置は、ユーザに認証情報の入力を要求しない。すなわち、ファクシミリの手動送信では、ユーザ認証がなされていない状態で原稿が送信される。このため、第三者がファクシミリ装置を不正に使用して、情報を外部に流出させることができるという問題があった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、手動送信時のセキュリティを向上したファクシミリ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、オフフック状態から直接ファクシミリ通信を行う指示が入力された場合、前記ファクシミリ通信時において自装置が送信側であるか受信側であるかを入力された操作情報に基づいて判定する送受信判定部と、前記送受信判定部が、自装置が送信側であると判定した場合、認証情報の入力を要求する認証部と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のファクシミリ装置において、前記送受信判定部は、前記オフフック状態においてダイヤル操作が行われていた場合、自装置が送信側であると判定することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載のファクシミリ装置において、前記送受信判定部は、前記オフフック状態においてデータの選択操作が行われていた場合、自装置が送信側であると判定することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、オフフック状態から直接ファクシミリ通信を行う指示が入力された場合、認証情報の入力を要求する認証部と、CNG信号を検出するファクシミリ通信部と、前記ファクシミリ通信部が所定の時間内に前記CNG信号を検出した場合、ファクシミリ通信時において自装置が受信側であると判定する送受信判定部と、を備え、前記認証部は、自装置が受信側であると前記送受信判定部が判定した場合、前記認証情報の入力の要求を取りやめることを特徴とする。
本発明のファクシミリ装置において、オフフック状態から直接ファクシミリ通信を行う場合、送受信判定部は、ファクシミリ通信において送信側であるか受信側であるかを、ユーザにより入力された操作情報に基づいて判断する。そして、送受信判定部が送信側であると判断した場合、認証部は認証情報の入力を要求する。このため、本発明のファクシミリ装置は、手動送信時においてもユーザに認証を要求するため、セキュリティを向上させることができる。一方、送受信判定部は受信側であると判断した場合、ユーザに認証を要求しないため、ファクシミリ受信時にユーザの操作性を損なうことがない。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態における、ファクシミリ装置1の構成図である。図1に示すファクシミリ装置1は、電話回線を介して音声通話を行うためのTELモードと、電話回線を介してファクシミリ通信を行うためのファクスモードとを有する。ユーザは、使用目的に応じていずれかのモードに切り替えて、ファクシミリ装置を使用する。
まず、図1を用いてファクシミリ装置1の構成について説明する。ファクシミリ装置1は、制御部11と、タッチパネル式ディスプレイ12と、操作部13と、ファクシミリ通信部14と、ハンドセット15と、NCU(ネットワークコントロールユニット)16と、印刷処理部17と、原稿読み取り部18と、記憶部19とを備える。
制御部11は、CPU、RAM等を含み、ファクシミリ装置1の全体制御を行う。具体的には、制御部11は、TELモード/ファクスモードに応じたNCU16の制御や、TELモードからファクスモードに切り替わった際に、ファクシミリ通信における送信側か受信側かを判定する。
タッチパネル式ディスプレイ12は、ファクシミリ装置1に関する情報表示、および各種の操作メニューを表示する。操作部13は、ファクシミリ装置1に各種の操作指示を行うためのボタン等で構成される。ユーザは、タッチパネル式ディスプレイ12および操作部13(以下、「本体操作部」という)を利用して、ファクシミリ装置1の各種操作をすることが可能である。
ファクシミリ通信部14は、ファクシミリ通信時における制御信号の送受信処理や、送受信する画像データの変復調を行う。ハンドセット15は、ユーザが音声通話をするための受話器である。NCU16は、制御部11から出力される制御信号にしたがって、ファクシミリ通信部14またはハンドセット15のいずれかと、電話回線とを接続させる。
印刷処理部17は、ファクシミリ通信部14が受信したファクシミリデータを記録用紙に出力ドキュメントとして印刷出力する。原稿読み取り部18は、原稿読み取り台(図示省略)等に載置された原稿を読み取り、画像データとして出力する。記憶部19は、たとえば、ハードディスク装置などで構成されており、原稿読み取り部18が出力する画像データなどを保存する。なお、ファクシミリ装置1は、制御部11と、印刷処理部17と、原稿読み取り部18とを協働させることによって、コピー機能を実現することも可能である。
次に、制御部11の構成について詳しく説明する。制御部11は、操作監視部111と、送受信判定部112と、認証部113と、電話回線制御部114とを有する。
操作監視部111は、ファクシミリ装置1がオフフック状態となっている間、本体操作部から入力される操作情報を監視して、操作ログを記録する。
送受信判定部112は、TELモードからファクスモードに切り替わったときに、ファクシミリ装置1がファクシミリ通信における送信側か受信側かを判定する。このとき、送受信判定部112は、操作監視部111の操作ログと、本体操作部から入力される操作情報とに基づいて送信側か受信側かを判定する。
認証部113は、ファクシミリ装置1を使用するユーザのユーザ認証に関する処理を行う。具体的には、認証部113は、ユーザごとのユーザIDやパスワードなどの認証情報を記憶しており、本体操作部を介して入力された認証情報が、記憶している認証情報と一致するかどうかを確認することで認証を行う。
電話回線制御部114は、本体操作部から入力される操作情報と、認証部113から入力される認証結果とに基づいて、ファクシミリ通信部14またはハンドセット15と、電話回線との接続状態を制御する。
以下、上述した構成を有するファクシミリ装置1の動作について説明する。
最初に、ファクシミリ装置1の自動送信時における、ファクシミリ装置1の動作について、図2を用いてユーザの操作手順とともに説明する。図2は、ファクシミリ装置1の本体操作部における、ボタン等の配置の一例を示す図である。なお、図2に示すタッチパネル式ディスプレイ12は、ファクスモードの初期画面を表示した状態を示している。
まず、ユーザは、モード切り替えキー133のうちファクスボタンを押下して、ファクシミリ装置1をファクスモードに切り替える。そして、ユーザは、原稿読み取り台(図示省略)に原稿をセットする。そして、ユーザは、テンキー132やタッチパネル式ディスプレイ12に表示される電話帳などを操作して、送信先の電話番号を指定する。
次に、ユーザがスタートキー131を押下すると、原稿読み取り部18は原稿の読み取りを開始し、ファクシミリ通信部14は読み取った原稿を指定された送信先に送信する。なお、上記のユーザの操作中のいずれかのタイミングで、認証部113がユーザに認証を要求する。たとえば、スタートキー131が押下されたときに、認証部113は、認証情報の入力要求画面をタッチパネル式ディスプレイ12に表示させる。
このように、ファクシミリ装置1は、ユーザの操作中に、認証情報の入力を要求することによって、自動送信時の情報の流出等を防いでいる。
次に、ファクシミリ装置1の手動送信時における、ファクシミリ装置1の動作について、図3を用いて説明する。図3は、ファクシミリ装置1の手動送信時の動作を示すフローチャートである。なお、初期状態として、ファクシミリ装置1は、ファクスモード以外のモード(たとえば、コピーモードなど)にあるものとする。
まず、ユーザがハンドセット15を持ち上げたり、ユーザが図2に示すオフフックキー121を押下したりすることによって、ファクシミリ装置1は、TELモードとなり、電話回線との接続状態をオンフック状態からオフフック状態に切り替える(ステップS11)。以下、上述したファクシミリの自動送信以外の手順で、オンフック状態からオフフック状態に切り替わった状態も、TELモードに含めるものとする。また、操作監視部111は、TELモードとなったタイミングから、操作ログの記録を開始する。
ファクシミリ装置1がTELモードとなった後、オンフック状態への切り替え操作が行われた場合(ステップS12においてYes)、制御部11は、ファクシミリ装置1をTELモードからファクスモードに切り替える(ステップS20)。そして、送受信判定部112は、ファクシミリ装置1がファクシミリ通信における受信側であると判定し、ファクシミリ装置1は、ファクシミリ受信処理を実行する(ステップS21)。なお、ここで述べた処理は、ユーザによるオンフック状態への切り替え操作(ハンドセットを戻すなど)を、ファクスモードへの切り替え指示とみなす、いわゆるオンフック受信に相当する。
一方、ファクシミリ装置1がTELモードとなった後、オンフック状態への切り替え操作が行われない場合(ステップS12においてNo)、操作監視部111は、ファクスモードへの切り替え指示が入力されたかどうかを確認する(ステップS13)。ファクスモードへの切り替え指示とは、たとえば、TELモードにおける、ユーザによるスタートキー131の押下や、モード切り替えキー133のうちファクスキーの押下、原稿読み取り台への原稿のセットなどの操作が挙げられる。
ファクスモードへの切り替え指示が入力された場合(ステップS13においてYes)、制御部11は、ファクシミリ装置1をTELモードからファクスモードに切り替える(ステップS14)。このとき、電話回線の接続状態は、ステップS11からオフフック状態のままである。
次に、送受信判定部112は、操作ログやファクスモードへの切り替え後のユーザの操作に基づいて、ファクシミリ装置1がファクシミリ通信における送信側か受信側かを判定する。まず、送受信判定部112は、原稿読み取り台に原稿がセットされているかどうかで、送信側か受信側かを判定する(ステップS15)。
原稿読み取り台に原稿がセットされている場合(ステップS15においてYes)、送受信判定部112は、ファクシミリ装置1がファクシミリ通信における送信側であると判定し、認証部113は、タッチパネル式ディスプレイ12に認証要求画面(図示省略)を表示させる(ステップS18)。ユーザ認証が行われた後、ファクシミリ装置1は、ファクシミリ送信処理を実行する(ステップS19)。
一方、原稿読み取り台に原稿がセットされていない場合(ステップS15においてNo)、送受信判定部112は、オフフック状態においてダイヤル操作が行われていたかどうかを、操作ログに基づいて判定する(ステップS16)。
ファクシミリ装置1がTELモードからファクスモードに切り替わり、かつ、ユーザがダイヤル操作をして通信先を指定するということは、ユーザがファクシミリ送信を行う可能性が高いと考えることができる。したがって、オフフック状態においてダイヤル操作が行われていた場合(ステップS16においてYes)、送受信判定部112は、ファクシミリ装置1がファクシミリ通信における送信側であると判定し、ファクシミリ装置1は、上述したステップS18およびステップS19に示す処理を実行する。なお、ユーザがダイヤル操作をするタイミングについては、ステップS11からステップS16に示す処理の間であれば、どこで行われていてもよい。
一方、オフフック状態において、ダイヤル操作が行われていない場合(ステップS16においてNo)、送受信判定部112は、オフフック状態において、記憶部19に記憶されている画像データの選択操作が行われたかどうかを、操作ログに基づいて判定する(ステップS17)。
具体的には、画像データの選択操作が行われた場合(ステップS17においてYes)、送受信判定部112は、ファクシミリ装置1がファクシミリ通信における送信側であると判定し、ファクシミリ装置1は、上述したステップS18およびステップS19に示す処理を実行する。
一方、画像データの選択操作が行われていない場合(ステップS17においてNo)、送受信判定部112は、ファクシミリ装置1がファクシミリ通信における受信側であると判定し、ファクシミリ装置1は、ファクシミリ受信処理を行う(ステップS21)。
このように、本実施の形態のファクシミリ装置1は、TELモードからファクスモードに切り替わった後に、操作ログ、および切り替え後のユーザの操作に基づいて、ファクシミリ通信における送信側か受信側かを判断する。そして、ファクシミリ装置1は、送信側であると判断した場合、ユーザに認証を要求する。このため、ファクシミリ装置1は、手動送信時にも、ユーザに認証を要求するため、セキュリティを向上させることができる。なお、ファクシミリ装置1は、TELモードからファクスモードに切り替わったときに受信側と判断した場合、認証を要求しないため、ファクシミリ受信時にユーザの操作性を損なうことがない。
なお、本実施の形態において、TELモードからファクスモードへ切り替わった場合、ファクシミリ装置1は、操作ログまたは切り替え後のユーザの操作に基づいて送信側か受信側かを判定するものとして説明したが、これに限られるものではなく、ファクシミリの送信/受信を設定する送信/受信設定キーを設けてもよい。これにより、ファクシミリ装置1は、確実に送信側か受信側かを判定することができる。送信/受信設定キーは、タッチパネル式ディスプレイ12上にソフトウェアキーとして表示させてもよいし、操作部13のハードウェアキーとして形成されてもよい。
また、本実施の形態において、ファクシミリ装置1は、手動送信時にユーザ認証を行うものとして説明したが、これに限られるものではなく、ファクシミリ装置1は、たとえば図3に示した手順でファクシミリ通信における送信側であると判定した場合、原稿の送信を禁止してもよい。これにより、手動送信が行われることがないため、情報の流出を防止することができる。
また、本実施の形態において、TELモードからファクスモードに切り替えることができるものとして説明したが、これに限られるものではなく、ファクシミリ装置1において、TELモードからファクスモードへの切り替えを禁止してもよい。たとえば、TELモードにおいて、ユーザがスタートキー131を押下しても、ファクスモードに切り替わらないようにすればよい。これにより、手動送信を禁止することができるため、情報の流出を防止することができる。この場合、TELモードからファクスモードに切り替えることができないため、TELモードからファクシミリ受信を行うこともできなくなる。
また、本実施の形態において、認証部113は、ユーザがTELモードに変更する際に認証を要求しないものとして説明したが、これに限られるものではなく、認証部113は、ユーザがTELモードに変更する際に認証を要求してもよい。たとえば、発呼または着呼時にユーザがハンドセット15を持ち上げるなどのオフフック操作を行ったときに、ファクシミリ装置1は、認証を要求し、認証後にオフフック状態とすればよい。これにより、TELモードからファクスモードに切り替わったときに、ファクシミリ装置1が既に認証済みの状態となっているため、手動送信時のセキュリティを向上させることができる。
また、本実施の形態において、ステップS15において、原稿読み取り台に原稿がセットされていない場合、送受信判定部112は、操作ログを参照して送信側か受信側かを判定するものとして説明したが、これに限られるものではなく、原稿読み取り台に原稿がセットされていない場合、送受信判定部112は、受信側であると判定してもよい。この場合、ステップS16、ステップS17に示す処理を、ステップS15に示す処理の前に実行してもよい。
また、本実施の形態において、図3に示すステップS17のように、ユーザが記憶部19に記憶されている画像データの選択操作をしたかどうかで、送受信判定部112は、送信側か受信側かを判定するものとして説明したが、これに限られるものではない。たとえば、ファクシミリ装置1がLANなどのネットワークに接続されている場合、ネットワーク上の共有フォルダに保存された画像データなどの選択操作をしたかどうかで、送信側か受信側かを判定してもよい。
また、本実施の形態において、ファクシミリ装置1は、TELモードからファクスモードに切り替わった後にファクシミリ通信の送信側か受信側かを判定するものとして説明したが、これに限られるものではなく、たとえば、ステップS13およびS14に示す処理を省略してもよい。この場合、ファクシミリ装置1は、ステップS15〜ステップS17に示すユーザの操作を検出した際に、ファクスモードに切り替えればよい。
次に、本実施の形態のファクシミリ装置1の変形例について、図4を用いて説明する。
{変形例}
図4は、ファクシミリ装置1の手動送信時の動作の変形例を示すフローチャートである。なお、ステップS31、ステップS32、およびステップS33における処理は、ステップS11、ステップS13、およびステップS14における処理とそれぞれ同じであるため、その説明を省略する。
ステップS33において、TELモードからファクスモードへ切り替わると、ファクシミリ通信部14は、CNG(コーリングトーン)信号の検出を開始し、認証部113は、タッチパネル式ディスプレイ12に、認証要求画面を表示させる(ステップS34)。
そして、ファクシミリ通信部14が一定期間内にCNG信号を検出すると(ステップS35においてYes)、送受信判定部112は、ファクシミリ通信における受信側であると判定し、認証部113は、認証要求画面を取り消す(ステップS36)。そして、ファクシミリ装置1は、ファクシミリ受信処理を行う(ステップS37)。
一方、ステップS35において、ファクシミリ通信部14がCNG信号を検出する前に、認証が行われる(ステップS35においてNo)と、ファクシミリ装置1は、ファクシミリ通信処理を行う(ステップS38)。この場合、送受信判定部112は、上述したステップS12、ステップS15〜ステップS17(図3参照)のいずれかの処理に基づいて、ファクシミリ通信における送信側か受信側かを判断すればよい。
このように、ファクシミリ装置1は、図4に示すフローチャートに基づいて動作した場合でも、ユーザ認証を得た状態で手動送信することができる。
なお、本変形例で説明した、ファクシミリ装置1において、ステップS35に示す処理を実行する前に、図3に示すステップS15〜ステップS17の処理を実行してもよい。この場合、送受信判定部112は、受信側であると判定した場合、認証要求画面の表示を取り消し、送信側であると判定した場合、認証要求画面を引き続き表示させればよい。
本発明の一実施の形態における、ファクシミリ装置1の構成図である。 本体操作部のボタン等の配置の一例を示す図である。 ファクシミリ装置1の手動送信時の動作を示すフローチャートである。 ファクシミリ装置1の手動送信時の動作の変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ファクシミリ装置
11 制御部
12 タッチパネル式ディスプレイ
13 操作部
14 ファクシミリ通信部
15 ハンドセット
111 操作監視部
112 送受信判定部
113 認証部
114 電話回線制御部

Claims (4)

  1. オフフック状態から直接ファクシミリ通信を行う指示が入力された場合、前記ファクシミリ通信時において自装置が送信側であるか受信側であるかを入力された操作情報に基づいて判定する送受信判定部と、
    前記送受信判定部が、自装置が送信側であると判定した場合、認証情報の入力を要求する認証部と、
    を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 請求項1に記載のファクシミリ装置において、
    前記送受信判定部は、前記オフフック状態においてダイヤル操作が行われていた場合、自装置が送信側であると判定することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 請求項1に記載のファクシミリ装置において、
    前記送受信判定部は、前記オフフック状態においてデータの選択操作が行われていた場合、自装置が送信側であると判定することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. オフフック状態から直接ファクシミリ通信を行う指示が入力された場合、認証情報の入力を要求する認証部と、
    CNG信号を検出するファクシミリ通信部と、
    前記ファクシミリ通信部が所定の時間内に前記CNG信号を検出した場合、ファクシミリ通信時において自装置が受信側であると判定する送受信判定部と、
    を備え、
    前記認証部は、自装置が受信側であると前記送受信判定部が判定した場合、前記認証情報の入力の要求を取りやめることを特徴とするファクシミリ装置。
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