JPH09102247A - レバーコンビネーションスイッチ - Google Patents

レバーコンビネーションスイッチ

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JPH09102247A
JPH09102247A JP28680995A JP28680995A JPH09102247A JP H09102247 A JPH09102247 A JP H09102247A JP 28680995 A JP28680995 A JP 28680995A JP 28680995 A JP28680995 A JP 28680995A JP H09102247 A JPH09102247 A JP H09102247A
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JP
Japan
Prior art keywords
lever
contact
peripheral surface
diameter portion
rear end
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28680995A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Narita
比佐志 成田
Isao Maeda
功 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付作業が容易で、部品点数の少ないレバー
コンビネーションスイッチ30を提供すること。 【解決手段】 レバー31にインサート成形により導体
金属34,35を前端部34a,35aがレバー31の
中間部外周面に露出し後端部34b,35bがレバー3
1の後端面から突出するように埋設し、レバー31の外
周に操作ノブ32,33を回転可能に嵌込み、ノブ3
2,33の内周面にレバー31の外周面に弾力的に接触
して導体金属の前端部34a,35aに接離する可動接
点39a,40aを固着し、導体金属の後端部34b,
35bにコネクタ36を着脱自在に連結する。組付作業
におけるリード線の配線作業やリード線のハンダ付け作
業を省略できる。また、固定接点を組付けるインシュレ
ーターや固定接点と可動接点との接触圧を確保するため
のスプリングを省略してコストの低減を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレバーコンビネーシ
ョンスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】車両にはレバーコンビネーションスイッ
チの一形式であるターンシグナルスイッチやワイパスイ
ッチが装備されているが、従来のターンシグナルスイッ
チ10は図5に示すように、軸11を支点とする上下の
回動操作により方向指示器のスイッチング作動を行うパ
イプレバー12を有し、同レバー12にノブボディ13
を嵌め込んで固定すると共に、ライトノブ14を回転可
能に組付けている。ノブボディ13の中空部においてイ
ンシュレーター15をパイプレバー12の外周部に嵌め
込んで固定し、同インシュレーター15の前面に固定接
点16を固設し、リード線17をハンダ付けしている。
一方、固定接点16と対をなす可動接点18を固設した
コンタクトホルダー19をライトノブ14の中空部にお
いてパイプレバー12に回転可能に嵌め込み、同ホルダ
ー19がライトノブ14と一体に回転するように同ノブ
14の内側に設けた凸条14aをコンタクトホルダー1
9に係合し、パイプレバー12の前端部に嵌合して固定
したステーター20にて抜け止めしている。このコンタ
クトホルダー19は収納孔19aを有し、同孔19aに
コイルスプリング21とボール22を収納し、コイルス
プリング21でステーター20の後面にボール22を押
し付け、ステーター20に形成した複数箇所の凹部のい
ずれかにボール22が係合させてコンタクトホルダー1
9の回転位置を位置決めしている。また、コイルスプリ
ング21によって固定接点16と可動接点18の間に適
切な接触圧を与えている。かかる構成のレバーコンビネ
ーションスイッチ10において、ライトノブ16を回転
操作すると可動接点18と固定接点16が接離してスモ
ールライトとヘッドライトが点灯したり消灯する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のレバー
コンビネーションスイッチ10にあっては、リード線1
7をパイプレバー12の内側に通してノブボディ13の
後端側から外部に引き出しているが、このようにパイプ
レバー12中に何本ものリード線17をハンダ付部が断
線しないように注意しながら配線する作業は甚だ煩雑で
あって時間を要する。また、固定接点16を取付けるた
めのインシュレーター15や固定接点16と可動接点1
8の接触圧を確保するためのコイルスプリング21を必
要とするなど、多くの部品を必要とする。本発明はかか
る問題点に鑑み、組付作業が容易で、部品点数も少ない
レバーコンビネーションスイッチを提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
レバーコンビネーションスイッチにおいて、回動操作に
よりスイッチング作動を行うレバーにインサート成形に
より導体金属を前端部が同レバーの中間部外周面に露出
し後端部がレバーの後端面から突出するように埋設し、
前記レバーの外周に操作ノブを回転可能に嵌込み、同ノ
ブの内周面に前記レバーの外周面に弾力的に接触して前
記導体金属の前端部に接離する可動接点を固着し、前記
導体金属の後端部にコネクタを着脱自在に連結したこと
を特徴とする。請求項2に係る発明は、レバーコンビネ
ーションスイッチにおいて、回動操作によりスイッチン
グ作動を行うレバーに大径部と小径部を連設し、インサ
ート成形により第1の導体金属を前端部が前記大径部の
外周面に露出し後端部がレバーの後端面から突出するよ
うに埋設すると共に第2の金属導体を前端部が前記小径
部の外周面に露出し後端部がレバーの後端面から突出す
るように埋設し、前記大径部の外周に第1操作ノブを回
転可能に嵌込み、第1操作ノブの内周面に前記大径部の
外周面に弾力的に接触して前記第1導体金属の前端部に
接離する可動接点を固着し、前記小径部の外周に第2操
作ノブを回転可能に嵌込み、第2操作ノブの内周面に前
記小径部の外周面に弾力的に接触して前記第2導体金属
の前端部に接離する可動接点を固着し、前記第1及び第
2の導体金属の後端部にコネクタを着脱自在に連結した
ことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】請求項1に係る発明によれば、リ
ード線に代えて導体金属をレバーに埋設するので、組付
作業におけるリード線の配線作業やリード線のハンダ付
け作業を省略できる。また、導体金属のレバー外周面に
露出した前端部が固定接点となり、レバー自体がインシ
ュレーターとして機能するので、従来固定接点を組付け
ていたインシュレーターを省略できる。さらに、可動接
点が有する弾力で固定接点との間の接触圧を確保できる
ので、従来接触圧を得るために必要であったコイルスプ
リングを省略できる。このため、組付作業が容易になる
とともに部品点数も少なくできるので、コストの低減が
可能となる。請求項2に係る発明によれば、リード線、
インシュレーター、コイルスプリング等を省略できるこ
とに加え、レバーに大径部と小径部を形成し、それぞれ
に第1操作ノブと第2操作ノブという種類の異なる操作
ノブを組付けるように構成したので、フォグランプとヘ
ッドライトのように種類の異なる電装品に各操作ノブを
対応させてそのスイッチング作動を行うことが可能であ
り、簡単な構成でレバーコンビネーションスイッチの機
能を高めることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に基づき説明
するに、図1及び図2には本発明の一実施形態に係るレ
バーコンビネーションスイッチ30が示されている。当
該レバーコンビネーションスイッチ30はプラスチック
成形したレバー31とフォグノブ32及びライトノブ3
3を備えている。レバー31は基部31aと大径部31
b及び小径部31cを連設した構造を有し、インサート
成形により長短2種類の導体金属片34,35が埋設さ
れている。短い金属片34は2個埋設され、前端部34
aが大径部31bの外周面に露出し、後端部34bがレ
バー31の後端面から突出している。一方、長い金属片
35は3個埋設され、前端部35aが小径部31cの外
周面に露出し、後端部35bがレバー31の後端面から
突出している。金属片34,35の後端部34a,35
aにサブコネクタ36が着脱自在に連結され、サブコネ
クタ36とメインコネクタ37がリード線38で接続さ
れている。
【0007】フォグノブ32は大径部31bが回転可能
に嵌合する通孔32aを有する。この通孔32aの内周
面には凹所が形成され、該凹所に断面形状が円弧形の導
体金属片39が嵌着されている。導体金属片39は図3
に詳細に示すように、弾力性を有する2本の接片39a
を有し、大径部31bの外周面に弾力的に接触して導体
金属34の前端部34aに接離する可動接点を構成して
いる。ライトノブ33は小径部31cに回転可能に嵌合
する孔33aを有し、この孔33aの内周面にリング形
の導体金属片40が嵌着されている。導体金属片40は
図4に詳細に示すように、弾力性を有する3本の接片4
0aを有し、小径部31cの外周面に弾力的に接触して
導体金属35の前端部35aに接離する可動接点を構成
している。また、孔33aの内周面には突起33bが設
けられ、小径部31cの外周面に形成したリング状の溝
31dに係合することにより、ライトノブ33がレバー
31から抜け止めされている。
【0008】本実施形態に係るレバーコンビネーション
スイッチ30は以上の構成を有し、レバー31の上下ま
たは左右の回動操作により方向指示器のスイッチング作
動を行い、フォグノブ32の回転操作により接片39a
が導体金属34の露出端部34aに接離してフォグラン
プのスイッチング作動がなされ、またライトノブ33の
回転操作によって接片40aが導体金属35の露出端部
35aに接離してヘッドライトのスイッチング作動を行
うことができる。しかして本実施形態に係るレバーコン
ビネーションスイッチによれば、リード線に代えて導体
金属34,35をレバー31に埋設したので、組付作業
におけるリード線の配線作業やリード線のハンダ付け作
業を省略できる。また、導体金属34,35のレバー3
1外周面に露出した前端部34a,35aが固定接点と
なり、レバー31自体がインシュレーターとして機能す
るので、固定接点を組付けていたインシュレーター15
を省略できる。さらに、接片39a,40a自身が有す
る弾力で固定接点となる導体金属34,35の前端部3
4a,35aとの接触圧を確保し、従来のスイッチ10
では接触圧を得るために必要であったコイルスプリング
21を省略したほか、ノブボディ13とレバー12、ラ
イトノブ14とコンタクトホルダー19をそれぞれ別体
で構成していたものを一体にしてノブボディ13やコン
タクトホルダー19を省略した。このため、組付作業が
容易になると共に、部品点数も少なくなり、コストの顕
著な低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るレバーコンビネー
ションスイッチを示す断面図である。
【図2】 同レバーコンビネーションスイッチを示す分
解斜視図である。
【図3】 同レバーコンビネーションスイッチのフォグ
ノブに固着される導体金属片を示す斜視図である。
【図4】 同レバーコンビネーションスイッチのライト
ノブに固着される導体金属片を示す斜視図である。
【図5】 従来のレバーコンビネーションスイッチを示
す断面図である。を示す断面図である。
【符号の説明】
30…レバーコンビネーションスイッチ、31…レバ
ー、31b…大径部、31c…小径部、32…フォグノ
ブ、33…ライトノブ、34,35…導体金属片、34
a,35a…導体金属片の前端部、34b,35b…導
体金属片の後端部、36…コネクタ、39a,40a…
可動接点。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動操作によりスイッチング作動を行う
    レバーにインサート成形により導体金属を前端部が同レ
    バーの中間部外周面に露出し後端部がレバーの後端面か
    ら突出するように埋設し、前記レバーの外周に操作ノブ
    を回転可能に嵌込み、同ノブの内周面に前記レバーの外
    周面に弾力的に接触して前記導体金属の前端部に接離す
    る可動接点を固着し、前記導体金属の後端部にコネクタ
    を着脱自在に連結したことを特徴とするレバーコンビネ
    ーションスイッチ。
  2. 【請求項2】 回動操作によりスイッチング作動を行う
    レバーに大径部と小径部を連設し、インサート成形によ
    り第1の導体金属を前端部が前記大径部の外周面に露出
    し後端部がレバーの後端面から突出するように埋設する
    と共に第2の金属導体を前端部が前記小径部の外周面に
    露出し後端部がレバーの後端面から突出するように埋設
    し、前記大径部の外周に第1操作ノブを回転可能に嵌込
    み、第1操作ノブの内周面に前記大径部の外周面に弾力
    的に接触して前記第1導体金属の前端部に接離する可動
    接点を固着し、前記小径部の外周に第2操作ノブを回転
    可能に嵌込み、第2操作ノブの内周面に前記小径部の外
    周面に弾力的に接触して前記第2導体金属の前端部に接
    離する可動接点を固着し、前記第1及び第2の導体金属
    の後端部にコネクタを着脱自在に連結したことを特徴と
    するレバーコンビネーションスイッチ。
JP28680995A 1995-10-06 1995-10-06 レバーコンビネーションスイッチ Withdrawn JPH09102247A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005038843A1 (ja) * 2003-10-20 2005-04-28 Omron Corporation 回転・押圧操作型電子部品およびそれを用いた電子機器

Cited By (2)

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WO2005038843A1 (ja) * 2003-10-20 2005-04-28 Omron Corporation 回転・押圧操作型電子部品およびそれを用いた電子機器
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Effective date: 20030107