JPH09102105A - 磁気ヘッドのコイルボビン端子構造 - Google Patents

磁気ヘッドのコイルボビン端子構造

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JPH09102105A
JPH09102105A JP28676295A JP28676295A JPH09102105A JP H09102105 A JPH09102105 A JP H09102105A JP 28676295 A JP28676295 A JP 28676295A JP 28676295 A JP28676295 A JP 28676295A JP H09102105 A JPH09102105 A JP H09102105A
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JP
Japan
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coil bobbin
terminal
bobbin terminal
wire
magnetic head
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Application number
JP28676295A
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English (en)
Inventor
Toshiro Atobe
敏郎 跡部
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SHIMEO SEIMITSU KK
Original Assignee
SHIMEO SEIMITSU KK
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3447Lead-in-hole components

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  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライダアセンブリからHGA工程迄の半田
接続作業の軽減により、作業ミスによる導通不良を半減
させ、製品の信頼性を向上させると供に、製造コストが
安い磁気ヘッドのコイルボビン端子構造を提供する。 【構成】 コイルボビン端子の先端部に切欠溝や破断残
り等のマグネットワイヤの掛止部を設けた。 【効果】 HGA工程での半田接続作業が従来の2回か
ら1回に半減する為、半田接続作業ミスによる導通不良
が半減し、製品の信頼性を格段に向上することが出来
る。さらには前記の半田接続作業の半減に加え、コイル
ボビン端子の先端部を切断する等の付帯作業も不要とな
るので、作業工数の大幅な削減による製造コストの低減
が達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFDD装置の磁気ヘ
ッド組立体(HGA)のコイルボビン端子に絡げられた
マグネットワイヤの端末とフレキシブルプリント回路基
板(FPC)のランド部との半田接続に関し、特にコイ
ルボビン端子の先端部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ヘッドのスライダアセンブリ
工程からHGA工程に至る間の半田接続作業は、コイル
ボビン端子に巻回されて絡げられたマグネットワイヤの
端末とコイルボビン端子とを半田接続する第1回目の半
田処理(第1半田処理)、およびマグネットワイヤが半
田接続されたコイルボビン端子とFPCのランド部とを
半田付けする第2回目の半田処理(第2半田処理)の合
計2回の半田接続作業が行われていた。また、その開示
例としては、特開平5ー166159号公報(開示例
A)が挙げられる。
【0003】以下に従来のHGAの組立工程を図面を用
いて説明する。図3は従来のスライダアセンブリを、メ
ディア摺動面の反対側から見た斜視図である。スライダ
アセンブリ1において、まず、リードライトおよびイレ
ーズ用の複合型の磁気ヘッドコア(HCP)2を、セラ
ミック製の一体成型品で、ジンバルと接着するためのス
ライダ平坦部3aを有するスライダ3にガラス融着す
る。次に、マグネットワイアの端末(ワイヤ端末)4が
巻回されて第1半田処理が施された表面に半田14が被
着したコイルボビン端子5を有する一対のコイルボビン
6をHCP2の脚部に挿入固着し、一対のバックバー7
をHCP2の脚部を挟持するようにコイルボビン6に嵌
合させて、HCP2とバックバー7により閉磁路を形成
する。
【0004】図4はコイルボビン端子にワイヤ端末を絡
げて第1半田処理を行うまでの工程図である。同図
(a)において円筒状のコイルボビン端子5は真鍮等の
金属からなり、インサート成型によりコイルボビン6に
突設され、表面はNiメッキが施されている。同図
(b)において銅製のポリウレタン被覆されたマグネッ
トワイヤのワイヤ端末4は夫々コイルボビン端子5に絡
げられた後、同図(c)の如く第1半田処理が行われ、
半田14によりコイルボビン端子5にワイヤ端末4が電
気的に接続固定される。
【0005】次に、図5は従来のHGAをコイルボビン
端子側から見た斜視図である。HGA10において、ス
ライダアセンブリ1は金属薄板からなるジンバル11の
ジンバル表面11aにスライダ3のスライダ平坦部3a
により接着固定されると同時に、コイルボビン端子5
は、ジンバル11の挿通窓11c,11dに挿入され、
ジンバル11のジンバル裏面11b側に突出する。次
に、ジンバル11を介して挿通窓11c,11dから突
出したコイルボビン端子5に、コイルボビン端子5の挿
通孔12を有するFPC15のランド部16をそれぞれ
挿入すると供に、ジンバル11のジンバル裏面11bに
FPC15を接着固定する。その後、ランド部16とコ
イルボビン端子5とを半田14により半田接続し、これ
が第2半田処理となる。以上の説明から明らかなよう
に、従来のHGA組立工程では合計2回の半田接続作業
が必要になっている。
【0006】さらに、開示例Aには以下の構成が開示さ
れている。 (1).コイルボビンと同一材質からなる一体成型され
たガイド部と窪み部のあるコイルボビン端子が用いられ
る。 (2).半田処理が、コイルボビン端子の絡げ部および
コイルボビン端子とフレキシブルプリント基板のランド
部との間で合計2回行われる。 (3).コイルボビン端子とランド部との半田接続後、
コイルボビン端子先端の不要部をカットする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半田接
続回数が多いほど作業ミスや導通不良が増え、製品の信
頼性が低下するばかりではなく、作業工数が増すことに
よりコスト削減は期待できない。図6は従来のコイルボ
ビン端子に第1半田処理を行わずにFPCのランド部と
コイルボビン端子の半田接続作業を行う場合の状態説明
図であり、同図(a)はFPCの挿通孔にコイルボビン
端子を挿入前の状態、同図(b)はFPCの挿通孔にコ
イルボビン端子を挿入後第2半田処理をした状態を示
す。
【0008】同図(a)の如く、挿入方向13にジンバ
ル11の挿通窓11c,11dを介してコイルボビン6
を押し、ワイヤ端末4の巻回されたコイルボビン端子5
をFPC15のランド部16の挿通孔12に挿入する
と、同図(b)の如く、ワイヤ端末4はランド部16の
挿通孔12の側壁12aに引っ掛かり、ランド部16の
上面まで届かずにコイルボビン端子5の根本部分に移動
してしまう場合がある。この場合、第2半田処理を施し
ても、半田14はコイルボビン端子5とランド部16と
を接続するのみで、ランド部16とワイヤ端末4とは接
続されないことになり、導通不良という重大な品質問題
が発生する恐れがある。
【0009】また、開示例Aでは、以下のような問題点
がある。 (1).コイルボビンとコイルボビン端子が樹脂製の同
一材質であり、強度を保つためにその断面形状が大きく
なり、磁気ヘッド全体の小形化には不利である。 (2).第1半田処理と第2半田処理の必ず2回の半田
接続作業が必要な為、作業ミスや導通不良が増えて製品
の信頼性が低下したり、工数削減が困難なので製造コス
ト増になる。 (3).ガイド部付きのコイルボビン端子である為、コ
イルボビン端子の全長が長くなるので、磁気ヘッド全体
の薄型化のためにはコイルボビン端子の先端部のカット
作業を必ずしなければないので、上記同様に製造コスト
増になる。
【0010】本発明の目的は、上記問題を解決し、スラ
イダアセンブリからHGA工程迄の半田接続作業の軽減
により、作業ミスや導通不良を半減させ、製品の信頼性
を向上させると供に、製造コストが安い磁気ヘッドのコ
イルボビン端子構造を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の要旨は、コイルボビン端子の先端部にマグネ
ットワイヤの掛止部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0012】上記の掛止部はコイルボビン端子の先端部
上面または側面に形成した切欠溝であることを特徴とす
るものである。
【0013】上記の掛止部はコイルボビン端子の稜線部
に形成されたプレス成型で生じる破断残りであることを
特徴とするものである。
【0014】すなわちコイルボビン端子は先端部に切欠
溝や破断残り等の掛止部を有するので、絡げられたワイ
ヤ端末をその掛止部に挿嵌して保持することにより、第
1回目の半田接続作業をしなくても、コイルボビン端子
をFPCのランド部の孔に挿入する際に、ワイヤ端末が
コイルボビン端子の根本の方へ移動することはなく、そ
の後FPCのランド部とコイルボビン端子との半田接続
作業によりランド部とワイヤ端末、即ちマグネットワイ
ヤとFPCのランド部とが確実に接続されることにな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施例を
詳述する。図1は本発明の一実施例であり、掛止部が切
欠溝である場合の断面図である。同図(a)は切欠溝が
コイルボビン端子の上面、同図(b)は切欠溝がコイル
ボビン端子の側面に形成された場合を示す。同図におい
てコイルボビン端子17は先端部にワイヤ端末4の外径
とほぼ同じ幅数十μmの切欠溝18を有する。この切欠
溝18にワイヤ端末4を挿嵌して固定する。次にワイヤ
端末4が挿嵌されたコイルボビン端子17をジンバル1
1の挿通窓11c,11dを介してFPC15のランド
部16の挿通孔12に挿入する。しかる後半田14をラ
ンド部16とコイルボビン端子17に施すことによりコ
イルボビン端子17を介してワイヤ端末4とFPC15
のランド部16との電気的接続が確実に行われる。
【0016】次に、図2は本発明の他の実施例であり、
掛止部がコイルボビン端子の稜線部に形成されたプレス
成型で生じる破断残りである場合の断面図である。同図
(a)は上面図、同図(b)は側面図を示す。プレス抜
きされた真鍮製のコイルボビン端子17はプレス抜き方
向8に幅十数μm、高さ数十μmのバリ状の破断残り9
が生じる。この破断残り9に外径数十μmの銅材からな
るワイヤ端末4を絡げると同時に押し当てて食い込ま
せ、固定する。この状態のまま上記と同様の作業を行う
ことによりコイルボビン端子17のワイヤ端末4とラン
ド部16との電気的接続が確実に行われる。
【0017】尚、上記コイルボビン端子17内、掛止部
(切欠溝18や破断残り9等)を形成している部分より
も下側(コイルボビン6側)の部分に、掛止部を形成し
ている部分の外形よりも太い断付き部を形成して併用し
ても、本発明と同様の目的を達成し得るものである。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、磁気ヘッドのスライダ
アセンブリ工程でのコイルボビン端子とワイヤ端末との
半田接続を行わずに、HGA工程でのみFPCのランド
部とワイヤ端末とをコイルボビン端子を介して半田接続
するので、HGA工程での半田接続作業が従来の2回か
ら1回に半減する為、半田接続作業ミスによる導通不良
が半減し、製品の信頼性を格段に向上することが出来
る。さらには前記の半田接続作業の半減に加え、コイル
ボビン端子の先端部を切断する等の付帯作業も不要とな
るので、作業工数の大幅な削減による製造コストの低減
が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であり、掛止部が切欠溝であ
るコイルボビン端子の側断面図である。
【図2】本発明の他の実施例であり、掛止部が破断残り
であるコイルボビン端子の側断面図である。
【図3】従来のスライダアセンブリのコイルボビン端子
側から見た斜視図である。
【図4】従来のコイルボビン端子とワイヤ端末との半田
接続工程図である。
【図5】従来のHGAのコイルボビン端子側から見た斜
視図である。
【図6】従来のワイヤ端末が巻回されたコイルボビン端
子に第1半田処理を施さなかった場合のHGA工程にお
ける状態説明図である。
【符号の説明】
4 ワイヤ端末 6 コイルボビン 8 プレス抜き方向 9 破断残り 11c,11d 挿通窓 12 挿通孔 14 半田 15 FPC 16 ランド部 17 コイルボビン端子 18 切欠溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネットワイヤが絡げられたコイルボ
    ビン端子を、フレキシブルプリント回路基板のランド部
    に半田接続する磁気ヘッドのコイルボビン端子構造にお
    いて、前記コイルボビン端子の先端部に前記マグネット
    ワイヤの掛止部を設けたことを特徴とする磁気ヘッドの
    コイルボビン端子構造。
  2. 【請求項2】 前記掛止部は前記コイルボビン端子の先
    端部上面または側面に形成した切欠溝であることを特徴
    とする請求項1記載の磁気ヘッドのコイルボビン端子構
    造。
  3. 【請求項3】 前記掛止部は前記コイルボビン端子の稜
    線部に形成されたプレス成型で生じる破断残りであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドのコイルボビ
    ン端子構造。
JP28676295A 1995-10-05 1995-10-05 磁気ヘッドのコイルボビン端子構造 Pending JPH09102105A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114257926A (zh) * 2021-11-30 2022-03-29 歌尔股份有限公司 发声器件和电子设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114257926A (zh) * 2021-11-30 2022-03-29 歌尔股份有限公司 发声器件和电子设备
CN114257926B (zh) * 2021-11-30 2024-01-02 歌尔股份有限公司 发声器件和电子设备

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