JP3221038B2 - フロッピーディスク用磁気ヘッド - Google Patents
フロッピーディスク用磁気ヘッドInfo
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- JP3221038B2 JP3221038B2 JP07457492A JP7457492A JP3221038B2 JP 3221038 B2 JP3221038 B2 JP 3221038B2 JP 07457492 A JP07457492 A JP 07457492A JP 7457492 A JP7457492 A JP 7457492A JP 3221038 B2 JP3221038 B2 JP 3221038B2
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- Japan
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- gimbal
- head
- bobbin
- coil
- floppy disk
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、フロッピーデ
ィスク装置などに適用して好適なフロッピーディスク用
磁気ヘッドに関する。
ィスク装置などに適用して好適なフロッピーディスク用
磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フロッピーディスク装置などに用
いられていたフロッピーディスク用磁気ヘッドにおいて
は、コイル端子はジンバル裏面側に垂直方向に(巻軸方
向)突出しており、ジンバル裏面からの突出量として、
0.5〜1mmは、半田信頼性の面からも必要であった
(図10A参照。また図10Bは、図10Aの上下を逆
にしたものである。)。
いられていたフロッピーディスク用磁気ヘッドにおいて
は、コイル端子はジンバル裏面側に垂直方向に(巻軸方
向)突出しており、ジンバル裏面からの突出量として、
0.5〜1mmは、半田信頼性の面からも必要であった
(図10A参照。また図10Bは、図10Aの上下を逆
にしたものである。)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のフロッピーディスク用磁気ヘッドでは、ヘッド
の小型薄型化に対応はできなかった。そこで、この点を
改善するものとして、コイル端子をジンバル面と平行に
位置させたものが提案されている(図11参照)。しか
し、これにおいては、フレキシブルプリント回路(以下
「FPC」という。)との半田付けは、ヘッド摺動面側
から行なわざるを得なく、ボビン構造上コイル端子とF
PCランドの距離(隙間)が0.3〜0.5mmあり、
その部分を半田付けすることは、多量の半田及びフラッ
クスを必要とするため、結果的には、ヘッド摺動面や同
方向のジンバル面を半田くず及びフラックスの飛散で汚
すことになるという問題があった。
た従来のフロッピーディスク用磁気ヘッドでは、ヘッド
の小型薄型化に対応はできなかった。そこで、この点を
改善するものとして、コイル端子をジンバル面と平行に
位置させたものが提案されている(図11参照)。しか
し、これにおいては、フレキシブルプリント回路(以下
「FPC」という。)との半田付けは、ヘッド摺動面側
から行なわざるを得なく、ボビン構造上コイル端子とF
PCランドの距離(隙間)が0.3〜0.5mmあり、
その部分を半田付けすることは、多量の半田及びフラッ
クスを必要とするため、結果的には、ヘッド摺動面や同
方向のジンバル面を半田くず及びフラックスの飛散で汚
すことになるという問題があった。
【0004】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、ジンバル裏面側は、FPC厚み分を除きほ
ぼフラットにすることができるフロッピーディスク用磁
気ヘッドを得ることを目的とする。
ものであり、ジンバル裏面側は、FPC厚み分を除きほ
ぼフラットにすることができるフロッピーディスク用磁
気ヘッドを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のフロッピーディ
スク用磁気ヘッドは、例えば、図1に示すように、コイ
ルを巻回したボビン2を設置するヘッドコア1と、この
ヘッドコア1に密着し、磁路を形成するバックコア4と
を有し、このボビン2のコイル端子2bが、ジンバル1
1を介して、FPC10と電気的接続をしているフロッ
ピーディスク用磁気ヘッドにおいて、このボビン2は、
ジンバル面より摺動面側に近く、かつ、このジンバル面
と概略平行方向のコイル端子2bを有し、このフレキシ
ブルプリント回路10は、このフレキシブルプリント回
路10の孔10cからフレキシブルプリント回路10の
外側に達するスリットを有し、このFPC10は、ジン
バル窓部11aを通じて摺動面側へ折り曲げられ、この
FPC10の孔10cとこのコイル端子2bとがかん合
され、このFPC10のランド10a部とこのコイル端
子2bとがジンバル面側から半田付けされることによ
り、ジンバル11よりも摺動面側で電気的接続されるも
のである。
スク用磁気ヘッドは、例えば、図1に示すように、コイ
ルを巻回したボビン2を設置するヘッドコア1と、この
ヘッドコア1に密着し、磁路を形成するバックコア4と
を有し、このボビン2のコイル端子2bが、ジンバル1
1を介して、FPC10と電気的接続をしているフロッ
ピーディスク用磁気ヘッドにおいて、このボビン2は、
ジンバル面より摺動面側に近く、かつ、このジンバル面
と概略平行方向のコイル端子2bを有し、このフレキシ
ブルプリント回路10は、このフレキシブルプリント回
路10の孔10cからフレキシブルプリント回路10の
外側に達するスリットを有し、このFPC10は、ジン
バル窓部11aを通じて摺動面側へ折り曲げられ、この
FPC10の孔10cとこのコイル端子2bとがかん合
され、このFPC10のランド10a部とこのコイル端
子2bとがジンバル面側から半田付けされることによ
り、ジンバル11よりも摺動面側で電気的接続されるも
のである。
【0006】また、本発明のフロッピーディスク用磁気
ヘッドは、上述構成の発明において、ボビンのコイル端
子が、途中から折曲げてあるものである。 また、本発明
のフロッピーディスク用磁気ヘッドは、上述構成の発明
において、ボビンが、リード/ライト用コイルを有する
ボビンと、消去用コイルを有するボビンとをつなげた形
状を有し、接続部は折曲がるものである。
ヘッドは、上述構成の発明において、ボビンのコイル端
子が、途中から折曲げてあるものである。 また、本発明
のフロッピーディスク用磁気ヘッドは、上述構成の発明
において、ボビンが、リード/ライト用コイルを有する
ボビンと、消去用コイルを有するボビンとをつなげた形
状を有し、接続部は折曲がるものである。
【0007】
【作用】本発明のフロッピーディスク用磁気ヘッドによ
れば、コイルを巻回したボビン2を設置するヘッドコア
1と、このヘッドコア1に密着し、磁路を形成するバッ
クコア4とを有し、このボビン2のコイル端子2bが、
ジンバル11を介して、FPC10と電気的接続をして
いるフロッピーディスク用磁気ヘッドにおいて、このボ
ビン2は、ジンバル面より摺動面側に近く、かつ、この
ジンバル面と概略平行方向のコイル端子2bを有し、こ
のFPC10は、ジンバル窓部11aを通じて摺動面側
へ折り曲げられ、このFPC10の孔10cとこのコイ
ル端子2bとがかん合され、このFPC10のランド1
0a部とこのコイル端子2bとが半田付けされることに
よって、ジンバル11よりも摺動面側で電気的接続され
ることにより、また、上述構成の発明において、FPC
10は、孔10cからFPC10の外側に達するスリッ
ト10bを有するものとすることにより、ジンバル裏面
側は、FPC厚み分を除きほぼフラットにすることがで
きるので、ジンバル裏面側の突出部がなくなることによ
り、ドライブ自体の薄型化が可能となる。
れば、コイルを巻回したボビン2を設置するヘッドコア
1と、このヘッドコア1に密着し、磁路を形成するバッ
クコア4とを有し、このボビン2のコイル端子2bが、
ジンバル11を介して、FPC10と電気的接続をして
いるフロッピーディスク用磁気ヘッドにおいて、このボ
ビン2は、ジンバル面より摺動面側に近く、かつ、この
ジンバル面と概略平行方向のコイル端子2bを有し、こ
のFPC10は、ジンバル窓部11aを通じて摺動面側
へ折り曲げられ、このFPC10の孔10cとこのコイ
ル端子2bとがかん合され、このFPC10のランド1
0a部とこのコイル端子2bとが半田付けされることに
よって、ジンバル11よりも摺動面側で電気的接続され
ることにより、また、上述構成の発明において、FPC
10は、孔10cからFPC10の外側に達するスリッ
ト10bを有するものとすることにより、ジンバル裏面
側は、FPC厚み分を除きほぼフラットにすることがで
きるので、ジンバル裏面側の突出部がなくなることによ
り、ドライブ自体の薄型化が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明フロッピーディスク用磁気ヘッ
ド(以下、「FDヘッド」という。)の一実施例につい
て説明する。
ド(以下、「FDヘッド」という。)の一実施例につい
て説明する。
【0009】まず、ここで本例のFDヘッドについて具
体的な内容を説明する前に、これとの比較を容易にする
ために、従来のFDヘッドの例について説明することと
する。
体的な内容を説明する前に、これとの比較を容易にする
ために、従来のFDヘッドの例について説明することと
する。
【0010】図8は、従来例のFDヘッドの製造に用い
られる構成部品を示すものである。1はR/W(リード
/ライト)GapとErase(消去)Gapを組み込
んだヘッドコアであり、2はR/WまたはErase用
コイル(コイル端子ピンは、巻き軸方向にある)を有す
るボビンである。また、4は磁路形成のために用いるバ
ックコアであり、5はヘッドコア1とバックコア4を密
着させるために用いるバネである。
られる構成部品を示すものである。1はR/W(リード
/ライト)GapとErase(消去)Gapを組み込
んだヘッドコアであり、2はR/WまたはErase用
コイル(コイル端子ピンは、巻き軸方向にある)を有す
るボビンである。また、4は磁路形成のために用いるバ
ックコアであり、5はヘッドコア1とバックコア4を密
着させるために用いるバネである。
【0011】上述したように、ボビンのコイル端子は巻
き線軸方向と平行方向(ジンバルと垂直方向)となるよ
うに設けてあり、このヘッドコアの摺動面を下にした状
態で、コイル(R/W、Erase)及びバックコアを
順に組み込み、バネによりバックコアを固定し、瞬間接
着剤(シアノアクリレート系)にて接着固定する。図9
Aは、ヘッドコアの摺動面を下にした状態での前組完成
品を示すものであり、図9Bはこれを上下逆にしたもの
である。
き線軸方向と平行方向(ジンバルと垂直方向)となるよ
うに設けてあり、このヘッドコアの摺動面を下にした状
態で、コイル(R/W、Erase)及びバックコアを
順に組み込み、バネによりバックコアを固定し、瞬間接
着剤(シアノアクリレート系)にて接着固定する。図9
Aは、ヘッドコアの摺動面を下にした状態での前組完成
品を示すものであり、図9Bはこれを上下逆にしたもの
である。
【0012】次に、図10Aに示すように、前組完成品
の上の所定位置にジンバルをセットし、これを瞬間接着
剤で固定する。その後、ジンバル裏面にFPCを貼付け
る(FPCは前もって粘着テープが貼られている)。こ
のFDヘッドにおいては、コイル端子はジンバル裏面側
に垂直方向に(巻軸方向)突出しており、ジンバル裏面
からの突出量は、少なくとも、0.5〜1mmは、半田
信頼性の面からも必要である。図10Bは、図10Aの
上下を逆にしたものである。
の上の所定位置にジンバルをセットし、これを瞬間接着
剤で固定する。その後、ジンバル裏面にFPCを貼付け
る(FPCは前もって粘着テープが貼られている)。こ
のFDヘッドにおいては、コイル端子はジンバル裏面側
に垂直方向に(巻軸方向)突出しており、ジンバル裏面
からの突出量は、少なくとも、0.5〜1mmは、半田
信頼性の面からも必要である。図10Bは、図10Aの
上下を逆にしたものである。
【0013】次に、FPCヘッド取り付け部両側にある
ランド部に接する孔とコイル端子とをかん合させ、この
ままの状態で、ランド部とコイル端子とを半田付けし、
電気的接続を行なう。図10は、最終的な完成品を示す
ものであり、ここで、10はFPCを示し、11はジン
バルを示すものである。また、12はシールドリングで
ある。
ランド部に接する孔とコイル端子とをかん合させ、この
ままの状態で、ランド部とコイル端子とを半田付けし、
電気的接続を行なう。図10は、最終的な完成品を示す
ものであり、ここで、10はFPCを示し、11はジン
バルを示すものである。また、12はシールドリングで
ある。
【0014】次に、本発明FDヘッドの一実施例の具体
的な内容について、図1〜図4を参照して説明する。
的な内容について、図1〜図4を参照して説明する。
【0015】まず、本例FDヘッドの製造の手順につい
て説明する。図1は、本例FDヘッドの製造に必要な構
成部品を示すものであり、ここで、2は本例において特
有なボビンであり、コイルを巻回したもので、コイル端
子は巻軸と垂直方向になるようにしてある。また、10
も本例において特有なFPCであり、このFPCは、ラ
ンド部に接する孔を有し、この孔にはFPCの外側に達
するスリットを有するものである。また、ジンバルに
は、FPCをヘッドコアの摺動面側に折曲げるためのジ
ンバル窓部を設けてある。
て説明する。図1は、本例FDヘッドの製造に必要な構
成部品を示すものであり、ここで、2は本例において特
有なボビンであり、コイルを巻回したもので、コイル端
子は巻軸と垂直方向になるようにしてある。また、10
も本例において特有なFPCであり、このFPCは、ラ
ンド部に接する孔を有し、この孔にはFPCの外側に達
するスリットを有するものである。また、ジンバルに
は、FPCをヘッドコアの摺動面側に折曲げるためのジ
ンバル窓部を設けてある。
【0016】図1に示すように、コイル端子を巻き線軸
方向と垂直方向(ジンバルと平行)となるように設け、
ヘッドコア摺動面を下にした状態で、このヘッドコア
に、コイル(R/W、Erase)及びバックコアを順
に組み込み、バネによりバックコアを固定し、瞬間接着
剤(シアノアクリレート系)により接着固定する。その
上にジンバルを所定の位置にセットし、瞬間接着剤で固
定する。その後、ジンバル裏面にFPCを貼付ける(F
PCは前もって粘着テープが貼られている)。
方向と垂直方向(ジンバルと平行)となるように設け、
ヘッドコア摺動面を下にした状態で、このヘッドコア
に、コイル(R/W、Erase)及びバックコアを順
に組み込み、バネによりバックコアを固定し、瞬間接着
剤(シアノアクリレート系)により接着固定する。その
上にジンバルを所定の位置にセットし、瞬間接着剤で固
定する。その後、ジンバル裏面にFPCを貼付ける(F
PCは前もって粘着テープが貼られている)。
【0017】次に、FPCヘッド取り付け部両側にある
ランド部をヘッドコア側へ押し込み、予めランド部に設
けてあるスリットを通し、コイル端子と孔とをかん合さ
せた状態で、ランド部とコイル端子をジンバル裏面側か
ら半田付けをし、電気的接続を行なう。
ランド部をヘッドコア側へ押し込み、予めランド部に設
けてあるスリットを通し、コイル端子と孔とをかん合さ
せた状態で、ランド部とコイル端子をジンバル裏面側か
ら半田付けをし、電気的接続を行なう。
【0018】以上に述べた製造方法により、ジンバル裏
面側には、FPC自体の厚み分以外の突出部はなく、F
DDドライブの小型薄型化に対応できるFDDヘッドの
製造が可能となる。
面側には、FPC自体の厚み分以外の突出部はなく、F
DDドライブの小型薄型化に対応できるFDDヘッドの
製造が可能となる。
【0019】図2は、本例に用いたコイルの巻線からげ
部の拡大図であり、半田ディップを行なうものである
(400℃、約1秒間)。
部の拡大図であり、半田ディップを行なうものである
(400℃、約1秒間)。
【0020】図3は、本例で組み立てた完成品を表わし
たものである。
たものである。
【0021】また、図4Aは、本例での半田付け部分の
正面からの拡大図を示すものであり、図4Bは側面から
の拡大図である。FPC10は、そのスリット10bを
開くことにより、コイル端子2bを通し、その結果、F
PCの孔とコイル端子とをかん合させることができる。
この後、コイル端子の上面とランド部双方にわたって、
半田付をすることにより、電気的接続を行なうものであ
る。
正面からの拡大図を示すものであり、図4Bは側面から
の拡大図である。FPC10は、そのスリット10bを
開くことにより、コイル端子2bを通し、その結果、F
PCの孔とコイル端子とをかん合させることができる。
この後、コイル端子の上面とランド部双方にわたって、
半田付をすることにより、電気的接続を行なうものであ
る。
【0022】次に、本発明FDヘッドの他の実施例につ
いて説明する。図5は、本例のFPCの別な例(ランド
部スリット無し)である。ここでは、ランドピッチを上
述の例よりも大きくし、FPC貼付け後、折り曲げ時に
その大きい分をたわませることにより、吸収させようと
するものである(図6参照)。
いて説明する。図5は、本例のFPCの別な例(ランド
部スリット無し)である。ここでは、ランドピッチを上
述の例よりも大きくし、FPC貼付け後、折り曲げ時に
その大きい分をたわませることにより、吸収させようと
するものである(図6参照)。
【0023】一方、図7は、別例のボビン(コイル)を
示すものである。図7Aのボビンは、2個のボビンをつ
なげた形状を有するものであり、この接続部は、折り曲
がるようになっている。このボビンにコイルを巻き付け
る際には、この接続部を折曲げてコイルの巻き付け部を
直列になるようにして、一度にコイルを巻き付けること
ができるという特徴がある。一方、図7Bのボビンは、
コイル端子部分を途中から折曲げてあり、この結果、F
PCの孔とコイル端子をかん合させる際、容易にできる
ようにしたものである。
示すものである。図7Aのボビンは、2個のボビンをつ
なげた形状を有するものであり、この接続部は、折り曲
がるようになっている。このボビンにコイルを巻き付け
る際には、この接続部を折曲げてコイルの巻き付け部を
直列になるようにして、一度にコイルを巻き付けること
ができるという特徴がある。一方、図7Bのボビンは、
コイル端子部分を途中から折曲げてあり、この結果、F
PCの孔とコイル端子をかん合させる際、容易にできる
ようにしたものである。
【0024】以上のことから、本例によれば、コイルを
巻回したボビン2を設置するヘッドコア1と、このヘッ
ドコア1に密着し、磁路を形成するバックコア4とを有
し、このボビン2のコイル端子2bが、ジンバル11を
介して、FPC10と電気的接続をしているフロッピー
ディスク用磁気ヘッドにおいて、このボビン2は、ジン
バル面より摺動面側に近く、かつ、このジンバル面と概
略平行方向のコイル端子2bを有し、このFPC10
は、ジンバル窓部11aを通じて摺動面側へ折り曲げら
れ、このFPC10の孔10cとこのコイル端子2bと
がかん合され、このFPC10のランド10a部とこの
コイル端子2bとが半田付けされることによって、ジン
バル11よりも摺動面側で電気的接続されることによ
り、また、上述構成の発明において、FPC10は、孔
10cからFPC10の外側に達するスリット10bを
有するものとすることにより、ジンバル裏面側は、FP
C厚み分を除きほぼフラットにすることができるので、
ジンバル裏面側の突出部がなくなることにより、ドライ
ブ自体の薄型化が可能となる。また、ジンバル裏面側か
ら少量の半田付けで済み、その際のフラックスや半田く
ずなどの発生が少なくすることができる。
巻回したボビン2を設置するヘッドコア1と、このヘッ
ドコア1に密着し、磁路を形成するバックコア4とを有
し、このボビン2のコイル端子2bが、ジンバル11を
介して、FPC10と電気的接続をしているフロッピー
ディスク用磁気ヘッドにおいて、このボビン2は、ジン
バル面より摺動面側に近く、かつ、このジンバル面と概
略平行方向のコイル端子2bを有し、このFPC10
は、ジンバル窓部11aを通じて摺動面側へ折り曲げら
れ、このFPC10の孔10cとこのコイル端子2bと
がかん合され、このFPC10のランド10a部とこの
コイル端子2bとが半田付けされることによって、ジン
バル11よりも摺動面側で電気的接続されることによ
り、また、上述構成の発明において、FPC10は、孔
10cからFPC10の外側に達するスリット10bを
有するものとすることにより、ジンバル裏面側は、FP
C厚み分を除きほぼフラットにすることができるので、
ジンバル裏面側の突出部がなくなることにより、ドライ
ブ自体の薄型化が可能となる。また、ジンバル裏面側か
ら少量の半田付けで済み、その際のフラックスや半田く
ずなどの発生が少なくすることができる。
【0025】なお、本発明は上述の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得
ることはもちろんである。
明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得
ることはもちろんである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ジンバル裏面側は、FPC厚み分を除きほぼフラットに
することができるので、ジンバル裏面側の突出部がなく
なることにより、ドライブ自体の薄型化が可能となる。
また、ジンバル裏面側から少量の半田付けで済み、その
際のフラックスや半田くずなどの発生が少なくすること
ができる。
ジンバル裏面側は、FPC厚み分を除きほぼフラットに
することができるので、ジンバル裏面側の突出部がなく
なることにより、ドライブ自体の薄型化が可能となる。
また、ジンバル裏面側から少量の半田付けで済み、その
際のフラックスや半田くずなどの発生が少なくすること
ができる。
【図1】本発明FDヘッドの一実施例を示す分解斜視図
である。
である。
【図2】コイルの巻線からげ部の拡大図である。
【図3】本発明FDヘッドの一実施例を示す構成図であ
る。
る。
【図4】本発明FDヘッドの半田付け部の拡大図であ
る。
る。
【図5】本発明FDヘッドの他の実施例の要部を示す構
成図である。
成図である。
【図6】本発明FDヘッドの他の実施例を示す構成図で
ある。
ある。
【図7】本発明FDヘッドの他の実施例の要部を示す構
成図である。
成図である。
【図8】従来のFDヘッドの構成を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図9】従来のFDヘッドの例の要部を示す構成図であ
る。
る。
【図10】従来のFDヘッドの例を示す構成図である。
【図11】従来のFDヘッドの例を示す構成図である。
1 ヘッドコア 2 ボビン 2b コイル端子 4 バックコア 10 FPC 10a ランド 10b スリット 10c 孔 11 ジンバル 11a ジンバル窓部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/60 G11B 17/32
Claims (3)
- 【請求項1】 コイルを巻回したボビンを設置するヘッ
ドコアと、 上記ヘッドコアに密着し、磁路を形成するバックコアと
を有し、 上記ボビンのコイル端子が、ジンバルを介して、フレキ
シブルプリント回路と電気的接続をしているフロッピー
ディスク用磁気ヘッドにおいて、 上記ボビンは、ジンバル面より摺動面側に近く、かつ、
該ジンバル面と概略平行方向のコイル端子を有し、上記フレキシブルプリント回路は、上記フレキシブルプ
リント回路の孔からフレキシブルプリント回路の外側に
達するスリットを有し、 上記フレキシブルプリント回路は、ジンバル窓部を通じ
て摺動面側へ折り曲げられ、 上記フレキシブルプリント回路の孔と上記コイル端子と
がかん合され、 上記フレキシブルプリント回路のランド部と上記コイル
端子とがジンバル面側から半田付けされることにより、 ジンバルよりも摺動面側で電気的接続されることを特徴
とするフロッピーディスク用磁気ヘッド。 - 【請求項2】 請求項1のフロッピーディスク用磁気ヘ
ッドにおいて、 上記ボビンのコイル端子が、途中から折曲げてあること
を特徴とするフロッピーディスク用磁気ヘッド。 - 【請求項3】 請求項1のフロッピーディスク用磁気ヘ
ッドにおいて、 ボビンは、リード/ライト用コイルを有するボビンと、
消去用コイルを有するボビンとをつなげた形状を有し、
接続部は折曲がることを特徴とするフロッピーディスク
用磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07457492A JP3221038B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | フロッピーディスク用磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07457492A JP3221038B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | フロッピーディスク用磁気ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05274637A JPH05274637A (ja) | 1993-10-22 |
JP3221038B2 true JP3221038B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=13551102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07457492A Expired - Fee Related JP3221038B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | フロッピーディスク用磁気ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3221038B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108282043A (zh) * | 2018-03-21 | 2018-07-13 | 苏州阿福机器人有限公司 | 一种电机焊接绕组 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP07457492A patent/JP3221038B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05274637A (ja) | 1993-10-22 |
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