JP3556543B2 - 磁気消去ヘッド装置 - Google Patents
磁気消去ヘッド装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3556543B2 JP3556543B2 JP28706799A JP28706799A JP3556543B2 JP 3556543 B2 JP3556543 B2 JP 3556543B2 JP 28706799 A JP28706799 A JP 28706799A JP 28706799 A JP28706799 A JP 28706799A JP 3556543 B2 JP3556543 B2 JP 3556543B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- solder
- head device
- coil
- chip capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、VTR(ビデオテープレコーダ)等の磁気テープ装置に使用される磁気消去ヘッドに係り、特に共振点を得るためのチップコンデンサを搭載した磁気消去ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11乃至図14は、この種の磁気消去ヘッド装置の従来技術を説明するためのものであり、この磁気消去ヘッド装置41は、図11,図12に示すように、磁気消去ヘッドチップ42が端子板43を固着した取付板44の上面部に支持され、磁気消去ヘッドチップ42に巻装されたコイル45の一端45aおよび他端45bが端子板43上に形成された一対のプリント配線パターン46,47の一端部に各々形成されたコイル接続用ランド46a,47aに各々接続されている。そして、上記プリント配線パターン46,47の他端部には、上記ランド46a,47aに比べて幅広のリード線引出し用ランド46b,47bが設けられており、これらランド46b,47bからは一対のリード線48,49が引き出されるようになっている。
【0003】
このように構成された磁気消去ヘッド装置41は、図13に示すように、取付板44に穿設された取付孔44aに取付ねじ50をねじ込むことにより、一対の磁気記録再生ヘッド装置51が取り付けられた円筒状の回転シリンダ52の裏面に固定されて回転ヘッド装置53に組み込まれる。
【0004】
この回転ヘッド装置53は、図14に示すように、上記回転シリンダ52がブッシュ54を介して固定された回転軸55と、この回転軸55を回転可能に支持した円筒状の固定シリンダ56と、回転軸55を回転させる駆動モータ57を構成するロータマグネット57aおよび駆動コイル57bと、ブッシュ54に固定された円板状のロータリートランス58と、このロータリートランス58と対向して固定シリンダ56に固定されたステータトランス59と、チップコンデンサ60を搭載し回転シリンダ52に固着された中継板61とから構成されており、一対の磁気記録再生ヘッド装置51は図示せぬケーブルを介してロータリートランス58に接続されている。
【0005】
磁気消去ヘッド41装置は、コイル45の両端45a,45bがランド46b,47bから引き出された一対のリード線48,49を介して中継板61に接続されており、中継板61上においてコイル45とチップコンデンサ60とが並列に接続された共振回路を形成している。また、中継板61からは上記共振回路に接続された一対のリード線62,63が引き出され、このリード線62,63はロータリートランス58に接続された状態となっている。
【0006】
そして、駆動モータ57の駆動コイル57bに通電すると、回転シリンダ52が回転駆動され、一対の磁気記録再生ヘッド51が回転シリンダ52および固定シリンダ53に巻き付けられた図示せぬ磁気テープに情報を記録したり、既に記録されている情報を再生したりする。また、回転シリンダ52が回転駆動された状態で、消去信号がステータトランス59に入力されると、この消去信号はロータリートランス58とリード線62,63およびリード線48,49を介して上記共振回路に伝達されて、チップコンデンサ60とコイル45とで共振を起こさせる。これにより、コイル45には十分な電流が流れ、磁気消去ヘッド装置41が上記図示せぬ磁気テープに記録された情報を消去する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この磁気消去ヘッド装置41が取り付けられる回転ヘッド装置53においても、近年の傾向として大幅な部品点数の削減が要求されている。この要求に対して、図15に示すように、チップコンデンサ60を端子板43に搭載して、端子板43上で一対のリード線62,63が接続された上記共振回路を形成することにより、中継板61を除去することが考えられる。しかし、チップコンデンサ61がロータリートランス58にぶつかって破損しないように、端子板43とロータリートランス58との間には、チップコンデンサ60とロータリートランス58との間の間隙t0にチップコンデンサ60の厚みを合わせたクリアランスt1が必要となることから、回転シリンダ52の回転軸線方向(矢印A方向)に回転ヘッド装置53の寸法が大きくなり小型化できないという欠点が生じる。
【0008】
本発明は、上述した従来技術の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、回転ヘッド装置の部品点数を削減し、回転シリンダの回転軸線方向に回転ヘッド装置の寸法を小さくすることが可能な磁気消去ヘッド装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の磁気消去ヘッド装置は、コイルが巻装された磁気消去ヘッドチップと、この磁気消去ヘッドチップを支持し、駆動源により回転駆動される回転シリンダに固定される取付板と、この取付板に固着され、前記コイルを前記回転シリンダに固定されたロータリートランスへ中継する端子板と、前記コイルに並列に接続され、前記コイルとで共振回路を形成するチップコンデンサとを備え、
前記端子板には、前記ロータリートランスと対向する位置に位置決め孔が設けられ、前記チップコンデンサは、位置決め孔に嵌合されるとともに前記位置決め孔から突出し、
前記端子板の前記位置決め孔の周縁部には、前記チップコンデンサを前記コイルに接続するための一対の半田ランド部が設けられ、前記半田ランド部は、前記位置決め孔の周縁部に形成された広幅の第1の導電部と、この第1の導電部の近傍に形成された広幅の第2の導電部と、これら第1,第2の導電部間を連結する該第1,第2の導電部よりも細幅の連結部とを備えてなり、前記第1,第2の導電部の幅をaとし、前記連結部の幅をbとしたときに、0.3×a≦b≦0.5×aという関係を満し、
前記半田ランド部上には半田が塗布され、前記位置決め孔から突出したチップコンデンサは、一対の前記半田ランド部の前記第1の導電部上に、前記半田によって接続されていることを最も主要な特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の磁気消去ヘッド装置の一実施形態を図1乃至図10を参照して説明する。
【0012】
この磁気消去ヘッド装置1は、磁気消去ヘッドチップ2と、この磁気消去チップ2を支持する取付板9と、この取付板9に固着される端子板12とから主に構成されている。
【0013】
磁気消去ヘッドチップ2は、図3に示すように、フェライトやセンダスト等からなる一対の磁性体コア3,4をガラス系の非磁性接着剤5で接合して、ギャップ6を形成し、巻線窓7にコイル8を巻装して構成されている。
【0014】
取付板9は、黄銅等の絶縁金属材料からなり、図4,図5に示すように、取付孔10aが穿設された角形状の基部10と、この基部10の一端縁に一体に形成された突片11とを備えており、基部10の上面部10bと突片11の上面部11aとは連続した一平面となっている。そして、図2に示すように、突片11の上面部11aには、磁気消去ヘッドチップ2が接着されて支持されており、突片11の先端部からギャップ6を突出させた状態となっている。
【0015】
端子板12は、ガラスエポキシ製のU字状のプリント基板からなり、図4,図5に示すように、取付板9の下面部に固着されている。この端子板12上には、第1乃至第4のプリント配線パターン13,14,15および16が形成されており、第1のプリント配線パターン13と第4のプリント配線パターン16とが、これらの一端部で共通のコイル接続用ランド17によって連結されているとともに、第2のプリント配線パターン14と第3のプリント配線パターン15とが、これらの一端部で共通のコイル接続用ランド18によって連結されている。そして、第3,第4のプリント配線パターン15,16の他端部には、上記ランド17,18に比べて幅広のリード線引出し用ランド19,20が設けられており、これらランド19,20からは一対のリード線21,22が引き出されるようになっている。
【0016】
また、端子板12には、チップコンデンサ23を嵌入する位置決め孔12aが穿設されており、端子板12上の位置決め孔12aの周縁部には一対の半田ランド部24が形成されている。この両半田ランド部24は、位置決め孔12aの周縁部に形成された広幅の第1の導電部24aと、この第1の導電部24aの近傍に形成された広幅の第2の導電部24bと、これら第1,第2の導電部24a,24b間を連結する第1,第2の導電部24a,24bよりも細幅の連結部24cとで構成されており、一方の半田ランド部24の第1の導電部24aが第1のプリント配線パターン13の他端部と連結されているとともに、他方の半田ランド部24の第1の導電部24aが第2のプリント配線パターン14の他端部と連結されている。
【0017】
そして、図1に示すように、磁気消去ヘッドチップ2に巻装されたコイル8の一端8aおよび他端8bがコイル接続用ランド17,18に各々半田付けによって接続されている。また、位置決め孔12aにはチップコンデンサ23が嵌入されており、チップコンデンサ23は位置決め孔23から若干量突出した状態で半田25によって一対の半田ランド部24に電気的にかつ機械的に接続されている。これにより、端子板12上には、磁気消去ヘッドチップ2のコイル8とチップコンデンサ23とが並列に接続された共振回路が形成されている。
【0018】
尚、チップコンデンサ23と一対の半田ランド部24との接続は、一対の半田ランド部24の表面全体に予め半田25を塗布しておき、一対の半田ランド部24の各第2の導電部24bを半田ごてにて加熱して、半田25が融解した状態でチップコンデンサ23を位置決め孔12aに嵌入することによって行われる。このようにすると、チップコンデンサ23を位置決め孔12aに嵌入するだけで、一対の半田ランド部24に対するチップコンデンサ23の位置決めができるため、チップコンデンサ23と一対の半田ランド部24との接続作業の簡素化を図ることができる。
【0019】
以上のように構成された磁気消去ヘッド装置1は、図6に示すように、取付板10に穿設された取付孔10aに取付ねじ26をねじ込むことにより、一対の磁気記録再生ヘッド装置27が取り付けられた円筒状の回転シリンダ28の裏面に固定されて回転ヘッド装置29に組み込まれる。
【0020】
この回転ヘッド装置29は、図7に示すように、上記回転シリンダ28がブッシュ30を介して固定された回転軸31と、この回転軸31を回転可能に支持した円筒状の固定シリンダ32と、回転軸31を上記回転シリンダ28と一体に回転させる駆動源としての駆動モータ33を構成するロータマグネット33aおよび駆動コイル33bと、ブッシュ30に固定された円板状のロータリートランス34と、このロータリートランス34と対向して固定シリンダ32に固定されたステータトランス35とから構成されており、一対の磁気記録再生ヘッド装置27は図示せぬケーブルを介してロータリートランス34に接続されている。
【0021】
また、図8に示すように、磁気消去ヘッド装置1は、リード線引出し用ランド19,20から引き出された一対のリード線21,22をロータリートランス34に接続させることにより、コイル8が端子板12を中継してロータリートランス34に接続されており、位置決め孔12aおよびこれに嵌入されたチップコンデンサ23がロータリートランス34と対向した状態となっている。この状態でチップコンデンサ23がロータリートランス34にぶつかって破損しないように、チップコンデンサ23とロータリートランス34との間には間隙t0が形成されている。
【0022】
そして、駆動モータ33の駆動コイル33bに通電すると、回転シリンダ28が回転駆動され、一対の磁気記録再生ヘッド27が回転シリンダ28および固定シリンダ32の外周面に巻き付けられた図示せぬ磁気テープに情報を記録したり、既に記録されている情報を再生したりする。また、回転シリンダ28が回転駆動された状態で、消去信号がステータトランス35に入力されると、この消去信号はロータリートランス34およびリード線21,22を介して上記共振回路に伝達されて、コイル8とチップコンデンサ23とで共振を起こさせる。これにより、コイル8には十分な電流が流れ、磁気消去ヘッド装置1が上記図示せぬ磁気テープに記録された情報を消去する。
【0023】
しかして、この磁気消去ヘッド装置1にあっては、チップコンデンサ23が端子板12の位置決め孔12aに嵌入されているため、図8に示すように、チップコンデンサ23とロータリートランス34との間に間隙t0を形成しながらも、端子板12とロータリートランス34との間のクリアランスt2は、上述した発明が解決しようとする課題のクリアランスt1に比べて小さくなっており、その結果、回転ヘッド装置29は回転シリンダ28の回転軸線方向(矢印A方向)に小型なものとなっている。
【0024】
次に、図9にチップコンデンサ23の近傍における半田25の形状を示す。図9Aは、チップコンデンサ23が半田25に接触する面積が小さく一対の半田ランド24との機械的接続強度が弱い形状を示し、図9Bは、取付ねじ26の締め付け力により取付板9が矯正されてチップコンデンサ23が割れる虞のある、チップコンデンサ23と一対の半田ランド部24との機械的接続強度が過多な形状を示す。また、図9Cは、チップコンデンサ23が取付ねじ26の締め付けによって割れることのない、チップコンデンサ23と一対の半田ランド部24との機械的接続強度が適切な形状を示す。
【0025】
そして、図4に示す第1,第2の導電部24a,24bの幅aに対し連結部24cの幅bの寸法を変化させて、半田25の形状を観察した。結果を図10に示す。○は図9Cに示す良好な形状、×は図9Aあるいは図9Bに示す形状、△は図9Cと図9Aとの中間あるいは図9Cと図9Bとの中間を示している。これより、0.3×a≦b≦0.5×aとすることにより、半田25を機械的接続強度に優れた良好なものにできることが判る。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】
コイルが巻装された磁気消去ヘッドチップと、この磁気消去ヘッドチップを支持し、駆動源により回転駆動される回転シリンダに固定される取付板と、この取付板に固着され、前記コイルを前記回転シリンダに固定されたロータリートランスへ中継する端子板と、前記コイルに並列に接続され、前記コイルとで共振回路を形成するチップコンデンサとを備え、前記端子板には、前記ロータリートランスと対向する位置に前記チップコンデンサを嵌入する位置決め孔を設けるとともに、前記端子板の前記位置決め孔の周縁部には、前記チップコンデンサを前記コイルに接続するための半田ランド部を形成したので、従来技術で述べた如き中継板を不要となし、回転ヘッド装置の部品点数を削減できるとともに、前記端子板と前記ロータリートランスとの間のクリアランスを小さくでき、前記回転シリンダの回転軸線方向に回転ヘッド装置の寸法を小さくすることが可能な磁気消去ヘッド装置を提供することができる。
【0028】
また、前記半田ランド部は、前記位置決め孔の周縁部に形成された広幅の第1の導電部と、この第1の導電部の近傍に形成された広幅の第2の導電部と、これら第1,第2の導電部間を連結する該第1,第2の導電部よりも細幅の連結部とを備えてなり、前記第1,第2の導電部の幅をaとし、前記連結部の幅をbとしたときに、0.3×a≦b≦0.5×aという関係を満すようにしたので、前記チップコンデンサと前記半田ランド部とを接続する半田を機械的強度に優れた良好なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気消去ヘッド装置の裏面図。
【図2】本発明の磁気消去ヘッド装置の側面図。
【図3】本発明の磁気消去ヘッド装置に係る磁気消去ヘッドチップの斜視図。
【図4】本発明の磁気消去ヘッド装置に係る端子板が固着された取付板の裏面図。
【図5】本発明の磁気消去ヘッド装置に係る端子板が固着された取付板の側面図。
【図6】本発明の磁気消去ヘッド装置が固定された回転シリンダの裏面図。
【図7】本発明の磁気消去ヘッド装置が組み込まれた回転ヘッド装置の断面図。
【図8】本発明の磁気消去ヘッド装置が組み込まれた回転ヘッド装置の要部拡大断面図。
【図9】本発明の磁気消去ヘッド装置に係るチップコンデンサの近傍における半田形状を示す説明図。
【図10】本発明の磁気消去ヘッド装置に係る半田ランド部の形状とチップコンデンサの近傍における半田形状との関係を示すグラフを表す図。
【図11】従来の磁気消去ヘッド装置の裏面図。
【図12】従来の磁気消去ヘッド装置の側面図。
【図13】従来の磁気消去ヘッド装置が固定された回転シリンダの裏面図。
【図14】従来の磁気消去ヘッド装置が組み込まれた回転ヘッド装置の断面図。
【図15】発明が解決しようとする課題を示す説明図。
【符号の説明】
1 磁気消去ヘッド装置
2 磁気消去ヘッドチップ
3 磁気コア
4 磁気コア
5 非磁性接着剤
6 ギャップ
7 巻線窓
8 コイル
9 取付板
10 基部
10a 取付孔
10b 上面部
11 突片
11a 上面部
12 端子板
12a 位置決め孔
13 第1のプリント配線パターン
14 第2のプリント配線パターン
15 第3のプリント配線パターン
16 第4のプリント配線パターン
17 コイル接続用ランド
18 コイル接続用ランド
19 リード線引出し用ランド
20 リード線引出し用ランド
21 リード線
22 リード線
23 チップコンデンサ
24 一対の半田ランド部
24a 第1の導電部
24b 第2の導電部
24c 連結部
25 半田
26 取付ねじ
27 磁気記録再生ヘッド装置
28 回転シリンダ
29 回転ヘッド装置
30 ブッシュ
31 回転軸
32 固定シリンダ
33 駆動モータ
33a ロータマグネット
33b 駆動コイル
34 ロータリートランス
35 ステータトランス
【発明の属する技術分野】
本発明は、VTR(ビデオテープレコーダ)等の磁気テープ装置に使用される磁気消去ヘッドに係り、特に共振点を得るためのチップコンデンサを搭載した磁気消去ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11乃至図14は、この種の磁気消去ヘッド装置の従来技術を説明するためのものであり、この磁気消去ヘッド装置41は、図11,図12に示すように、磁気消去ヘッドチップ42が端子板43を固着した取付板44の上面部に支持され、磁気消去ヘッドチップ42に巻装されたコイル45の一端45aおよび他端45bが端子板43上に形成された一対のプリント配線パターン46,47の一端部に各々形成されたコイル接続用ランド46a,47aに各々接続されている。そして、上記プリント配線パターン46,47の他端部には、上記ランド46a,47aに比べて幅広のリード線引出し用ランド46b,47bが設けられており、これらランド46b,47bからは一対のリード線48,49が引き出されるようになっている。
【0003】
このように構成された磁気消去ヘッド装置41は、図13に示すように、取付板44に穿設された取付孔44aに取付ねじ50をねじ込むことにより、一対の磁気記録再生ヘッド装置51が取り付けられた円筒状の回転シリンダ52の裏面に固定されて回転ヘッド装置53に組み込まれる。
【0004】
この回転ヘッド装置53は、図14に示すように、上記回転シリンダ52がブッシュ54を介して固定された回転軸55と、この回転軸55を回転可能に支持した円筒状の固定シリンダ56と、回転軸55を回転させる駆動モータ57を構成するロータマグネット57aおよび駆動コイル57bと、ブッシュ54に固定された円板状のロータリートランス58と、このロータリートランス58と対向して固定シリンダ56に固定されたステータトランス59と、チップコンデンサ60を搭載し回転シリンダ52に固着された中継板61とから構成されており、一対の磁気記録再生ヘッド装置51は図示せぬケーブルを介してロータリートランス58に接続されている。
【0005】
磁気消去ヘッド41装置は、コイル45の両端45a,45bがランド46b,47bから引き出された一対のリード線48,49を介して中継板61に接続されており、中継板61上においてコイル45とチップコンデンサ60とが並列に接続された共振回路を形成している。また、中継板61からは上記共振回路に接続された一対のリード線62,63が引き出され、このリード線62,63はロータリートランス58に接続された状態となっている。
【0006】
そして、駆動モータ57の駆動コイル57bに通電すると、回転シリンダ52が回転駆動され、一対の磁気記録再生ヘッド51が回転シリンダ52および固定シリンダ53に巻き付けられた図示せぬ磁気テープに情報を記録したり、既に記録されている情報を再生したりする。また、回転シリンダ52が回転駆動された状態で、消去信号がステータトランス59に入力されると、この消去信号はロータリートランス58とリード線62,63およびリード線48,49を介して上記共振回路に伝達されて、チップコンデンサ60とコイル45とで共振を起こさせる。これにより、コイル45には十分な電流が流れ、磁気消去ヘッド装置41が上記図示せぬ磁気テープに記録された情報を消去する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この磁気消去ヘッド装置41が取り付けられる回転ヘッド装置53においても、近年の傾向として大幅な部品点数の削減が要求されている。この要求に対して、図15に示すように、チップコンデンサ60を端子板43に搭載して、端子板43上で一対のリード線62,63が接続された上記共振回路を形成することにより、中継板61を除去することが考えられる。しかし、チップコンデンサ61がロータリートランス58にぶつかって破損しないように、端子板43とロータリートランス58との間には、チップコンデンサ60とロータリートランス58との間の間隙t0にチップコンデンサ60の厚みを合わせたクリアランスt1が必要となることから、回転シリンダ52の回転軸線方向(矢印A方向)に回転ヘッド装置53の寸法が大きくなり小型化できないという欠点が生じる。
【0008】
本発明は、上述した従来技術の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、回転ヘッド装置の部品点数を削減し、回転シリンダの回転軸線方向に回転ヘッド装置の寸法を小さくすることが可能な磁気消去ヘッド装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の磁気消去ヘッド装置は、コイルが巻装された磁気消去ヘッドチップと、この磁気消去ヘッドチップを支持し、駆動源により回転駆動される回転シリンダに固定される取付板と、この取付板に固着され、前記コイルを前記回転シリンダに固定されたロータリートランスへ中継する端子板と、前記コイルに並列に接続され、前記コイルとで共振回路を形成するチップコンデンサとを備え、
前記端子板には、前記ロータリートランスと対向する位置に位置決め孔が設けられ、前記チップコンデンサは、位置決め孔に嵌合されるとともに前記位置決め孔から突出し、
前記端子板の前記位置決め孔の周縁部には、前記チップコンデンサを前記コイルに接続するための一対の半田ランド部が設けられ、前記半田ランド部は、前記位置決め孔の周縁部に形成された広幅の第1の導電部と、この第1の導電部の近傍に形成された広幅の第2の導電部と、これら第1,第2の導電部間を連結する該第1,第2の導電部よりも細幅の連結部とを備えてなり、前記第1,第2の導電部の幅をaとし、前記連結部の幅をbとしたときに、0.3×a≦b≦0.5×aという関係を満し、
前記半田ランド部上には半田が塗布され、前記位置決め孔から突出したチップコンデンサは、一対の前記半田ランド部の前記第1の導電部上に、前記半田によって接続されていることを最も主要な特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の磁気消去ヘッド装置の一実施形態を図1乃至図10を参照して説明する。
【0012】
この磁気消去ヘッド装置1は、磁気消去ヘッドチップ2と、この磁気消去チップ2を支持する取付板9と、この取付板9に固着される端子板12とから主に構成されている。
【0013】
磁気消去ヘッドチップ2は、図3に示すように、フェライトやセンダスト等からなる一対の磁性体コア3,4をガラス系の非磁性接着剤5で接合して、ギャップ6を形成し、巻線窓7にコイル8を巻装して構成されている。
【0014】
取付板9は、黄銅等の絶縁金属材料からなり、図4,図5に示すように、取付孔10aが穿設された角形状の基部10と、この基部10の一端縁に一体に形成された突片11とを備えており、基部10の上面部10bと突片11の上面部11aとは連続した一平面となっている。そして、図2に示すように、突片11の上面部11aには、磁気消去ヘッドチップ2が接着されて支持されており、突片11の先端部からギャップ6を突出させた状態となっている。
【0015】
端子板12は、ガラスエポキシ製のU字状のプリント基板からなり、図4,図5に示すように、取付板9の下面部に固着されている。この端子板12上には、第1乃至第4のプリント配線パターン13,14,15および16が形成されており、第1のプリント配線パターン13と第4のプリント配線パターン16とが、これらの一端部で共通のコイル接続用ランド17によって連結されているとともに、第2のプリント配線パターン14と第3のプリント配線パターン15とが、これらの一端部で共通のコイル接続用ランド18によって連結されている。そして、第3,第4のプリント配線パターン15,16の他端部には、上記ランド17,18に比べて幅広のリード線引出し用ランド19,20が設けられており、これらランド19,20からは一対のリード線21,22が引き出されるようになっている。
【0016】
また、端子板12には、チップコンデンサ23を嵌入する位置決め孔12aが穿設されており、端子板12上の位置決め孔12aの周縁部には一対の半田ランド部24が形成されている。この両半田ランド部24は、位置決め孔12aの周縁部に形成された広幅の第1の導電部24aと、この第1の導電部24aの近傍に形成された広幅の第2の導電部24bと、これら第1,第2の導電部24a,24b間を連結する第1,第2の導電部24a,24bよりも細幅の連結部24cとで構成されており、一方の半田ランド部24の第1の導電部24aが第1のプリント配線パターン13の他端部と連結されているとともに、他方の半田ランド部24の第1の導電部24aが第2のプリント配線パターン14の他端部と連結されている。
【0017】
そして、図1に示すように、磁気消去ヘッドチップ2に巻装されたコイル8の一端8aおよび他端8bがコイル接続用ランド17,18に各々半田付けによって接続されている。また、位置決め孔12aにはチップコンデンサ23が嵌入されており、チップコンデンサ23は位置決め孔23から若干量突出した状態で半田25によって一対の半田ランド部24に電気的にかつ機械的に接続されている。これにより、端子板12上には、磁気消去ヘッドチップ2のコイル8とチップコンデンサ23とが並列に接続された共振回路が形成されている。
【0018】
尚、チップコンデンサ23と一対の半田ランド部24との接続は、一対の半田ランド部24の表面全体に予め半田25を塗布しておき、一対の半田ランド部24の各第2の導電部24bを半田ごてにて加熱して、半田25が融解した状態でチップコンデンサ23を位置決め孔12aに嵌入することによって行われる。このようにすると、チップコンデンサ23を位置決め孔12aに嵌入するだけで、一対の半田ランド部24に対するチップコンデンサ23の位置決めができるため、チップコンデンサ23と一対の半田ランド部24との接続作業の簡素化を図ることができる。
【0019】
以上のように構成された磁気消去ヘッド装置1は、図6に示すように、取付板10に穿設された取付孔10aに取付ねじ26をねじ込むことにより、一対の磁気記録再生ヘッド装置27が取り付けられた円筒状の回転シリンダ28の裏面に固定されて回転ヘッド装置29に組み込まれる。
【0020】
この回転ヘッド装置29は、図7に示すように、上記回転シリンダ28がブッシュ30を介して固定された回転軸31と、この回転軸31を回転可能に支持した円筒状の固定シリンダ32と、回転軸31を上記回転シリンダ28と一体に回転させる駆動源としての駆動モータ33を構成するロータマグネット33aおよび駆動コイル33bと、ブッシュ30に固定された円板状のロータリートランス34と、このロータリートランス34と対向して固定シリンダ32に固定されたステータトランス35とから構成されており、一対の磁気記録再生ヘッド装置27は図示せぬケーブルを介してロータリートランス34に接続されている。
【0021】
また、図8に示すように、磁気消去ヘッド装置1は、リード線引出し用ランド19,20から引き出された一対のリード線21,22をロータリートランス34に接続させることにより、コイル8が端子板12を中継してロータリートランス34に接続されており、位置決め孔12aおよびこれに嵌入されたチップコンデンサ23がロータリートランス34と対向した状態となっている。この状態でチップコンデンサ23がロータリートランス34にぶつかって破損しないように、チップコンデンサ23とロータリートランス34との間には間隙t0が形成されている。
【0022】
そして、駆動モータ33の駆動コイル33bに通電すると、回転シリンダ28が回転駆動され、一対の磁気記録再生ヘッド27が回転シリンダ28および固定シリンダ32の外周面に巻き付けられた図示せぬ磁気テープに情報を記録したり、既に記録されている情報を再生したりする。また、回転シリンダ28が回転駆動された状態で、消去信号がステータトランス35に入力されると、この消去信号はロータリートランス34およびリード線21,22を介して上記共振回路に伝達されて、コイル8とチップコンデンサ23とで共振を起こさせる。これにより、コイル8には十分な電流が流れ、磁気消去ヘッド装置1が上記図示せぬ磁気テープに記録された情報を消去する。
【0023】
しかして、この磁気消去ヘッド装置1にあっては、チップコンデンサ23が端子板12の位置決め孔12aに嵌入されているため、図8に示すように、チップコンデンサ23とロータリートランス34との間に間隙t0を形成しながらも、端子板12とロータリートランス34との間のクリアランスt2は、上述した発明が解決しようとする課題のクリアランスt1に比べて小さくなっており、その結果、回転ヘッド装置29は回転シリンダ28の回転軸線方向(矢印A方向)に小型なものとなっている。
【0024】
次に、図9にチップコンデンサ23の近傍における半田25の形状を示す。図9Aは、チップコンデンサ23が半田25に接触する面積が小さく一対の半田ランド24との機械的接続強度が弱い形状を示し、図9Bは、取付ねじ26の締め付け力により取付板9が矯正されてチップコンデンサ23が割れる虞のある、チップコンデンサ23と一対の半田ランド部24との機械的接続強度が過多な形状を示す。また、図9Cは、チップコンデンサ23が取付ねじ26の締め付けによって割れることのない、チップコンデンサ23と一対の半田ランド部24との機械的接続強度が適切な形状を示す。
【0025】
そして、図4に示す第1,第2の導電部24a,24bの幅aに対し連結部24cの幅bの寸法を変化させて、半田25の形状を観察した。結果を図10に示す。○は図9Cに示す良好な形状、×は図9Aあるいは図9Bに示す形状、△は図9Cと図9Aとの中間あるいは図9Cと図9Bとの中間を示している。これより、0.3×a≦b≦0.5×aとすることにより、半田25を機械的接続強度に優れた良好なものにできることが判る。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】
コイルが巻装された磁気消去ヘッドチップと、この磁気消去ヘッドチップを支持し、駆動源により回転駆動される回転シリンダに固定される取付板と、この取付板に固着され、前記コイルを前記回転シリンダに固定されたロータリートランスへ中継する端子板と、前記コイルに並列に接続され、前記コイルとで共振回路を形成するチップコンデンサとを備え、前記端子板には、前記ロータリートランスと対向する位置に前記チップコンデンサを嵌入する位置決め孔を設けるとともに、前記端子板の前記位置決め孔の周縁部には、前記チップコンデンサを前記コイルに接続するための半田ランド部を形成したので、従来技術で述べた如き中継板を不要となし、回転ヘッド装置の部品点数を削減できるとともに、前記端子板と前記ロータリートランスとの間のクリアランスを小さくでき、前記回転シリンダの回転軸線方向に回転ヘッド装置の寸法を小さくすることが可能な磁気消去ヘッド装置を提供することができる。
【0028】
また、前記半田ランド部は、前記位置決め孔の周縁部に形成された広幅の第1の導電部と、この第1の導電部の近傍に形成された広幅の第2の導電部と、これら第1,第2の導電部間を連結する該第1,第2の導電部よりも細幅の連結部とを備えてなり、前記第1,第2の導電部の幅をaとし、前記連結部の幅をbとしたときに、0.3×a≦b≦0.5×aという関係を満すようにしたので、前記チップコンデンサと前記半田ランド部とを接続する半田を機械的強度に優れた良好なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気消去ヘッド装置の裏面図。
【図2】本発明の磁気消去ヘッド装置の側面図。
【図3】本発明の磁気消去ヘッド装置に係る磁気消去ヘッドチップの斜視図。
【図4】本発明の磁気消去ヘッド装置に係る端子板が固着された取付板の裏面図。
【図5】本発明の磁気消去ヘッド装置に係る端子板が固着された取付板の側面図。
【図6】本発明の磁気消去ヘッド装置が固定された回転シリンダの裏面図。
【図7】本発明の磁気消去ヘッド装置が組み込まれた回転ヘッド装置の断面図。
【図8】本発明の磁気消去ヘッド装置が組み込まれた回転ヘッド装置の要部拡大断面図。
【図9】本発明の磁気消去ヘッド装置に係るチップコンデンサの近傍における半田形状を示す説明図。
【図10】本発明の磁気消去ヘッド装置に係る半田ランド部の形状とチップコンデンサの近傍における半田形状との関係を示すグラフを表す図。
【図11】従来の磁気消去ヘッド装置の裏面図。
【図12】従来の磁気消去ヘッド装置の側面図。
【図13】従来の磁気消去ヘッド装置が固定された回転シリンダの裏面図。
【図14】従来の磁気消去ヘッド装置が組み込まれた回転ヘッド装置の断面図。
【図15】発明が解決しようとする課題を示す説明図。
【符号の説明】
1 磁気消去ヘッド装置
2 磁気消去ヘッドチップ
3 磁気コア
4 磁気コア
5 非磁性接着剤
6 ギャップ
7 巻線窓
8 コイル
9 取付板
10 基部
10a 取付孔
10b 上面部
11 突片
11a 上面部
12 端子板
12a 位置決め孔
13 第1のプリント配線パターン
14 第2のプリント配線パターン
15 第3のプリント配線パターン
16 第4のプリント配線パターン
17 コイル接続用ランド
18 コイル接続用ランド
19 リード線引出し用ランド
20 リード線引出し用ランド
21 リード線
22 リード線
23 チップコンデンサ
24 一対の半田ランド部
24a 第1の導電部
24b 第2の導電部
24c 連結部
25 半田
26 取付ねじ
27 磁気記録再生ヘッド装置
28 回転シリンダ
29 回転ヘッド装置
30 ブッシュ
31 回転軸
32 固定シリンダ
33 駆動モータ
33a ロータマグネット
33b 駆動コイル
34 ロータリートランス
35 ステータトランス
Claims (1)
- コイルが巻装された磁気消去ヘッドチップと、この磁気消去ヘッドチップを支持し、駆動源により回転駆動される回転シリンダに固定される取付板と、この取付板に固着され、前記コイルを前記回転シリンダに固定されたロータリートランスへ中継する端子板と、前記コイルに並列に接続され、前記コイルとで共振回路を形成するチップコンデンサとを備え、
前記端子板には、前記ロータリートランスと対向する位置に位置決め孔が設けられ、前記チップコンデンサは、位置決め孔に嵌合されるとともに前記位置決め孔から突出し、
前記端子板の前記位置決め孔の周縁部には、前記チップコンデンサを前記コイルに接続するための一対の半田ランド部が設けられ、前記半田ランド部は、前記位置決め孔の周縁部に形成された広幅の第1の導電部と、この第1の導電部の近傍に形成された広幅の第2の導電部と、これら第1,第2の導電部間を連結する該第1,第2の導電部よりも細幅の連結部とを備えてなり、前記第1,第2の導電部の幅をaとし、前記連結部の幅をbとしたときに、0.3×a≦b≦0.5×aという関係を満し、
前記半田ランド部上には半田が塗布され、前記位置決め孔から突出したチップコンデンサは、一対の前記半田ランド部の前記第1の導電部上に、前記半田によって接続されていることを特徴とする磁気消去ヘッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28706799A JP3556543B2 (ja) | 1999-10-07 | 1999-10-07 | 磁気消去ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28706799A JP3556543B2 (ja) | 1999-10-07 | 1999-10-07 | 磁気消去ヘッド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001110025A JP2001110025A (ja) | 2001-04-20 |
JP3556543B2 true JP3556543B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=17712632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28706799A Expired - Fee Related JP3556543B2 (ja) | 1999-10-07 | 1999-10-07 | 磁気消去ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3556543B2 (ja) |
-
1999
- 1999-10-07 JP JP28706799A patent/JP3556543B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001110025A (ja) | 2001-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05207717A (ja) | ブラシレスモータ | |
JPH01130509A (ja) | 回転トランスフォーマ | |
JPH10241132A (ja) | ヘッドアセンブリ及び磁気ディスク装置 | |
JP3556543B2 (ja) | 磁気消去ヘッド装置 | |
JPH1064737A (ja) | チップ形コモンモードチョークコイル | |
JPS60255028A (ja) | コイル板構体 | |
JPH1145423A (ja) | 磁気ヘッドスライダ及び磁気ヘッドアセンブリ | |
JP2567884Y2 (ja) | 磁気ヘッド装置 | |
JP2002119004A (ja) | モータ | |
JPH0760502B2 (ja) | 磁気ヘツド | |
KR200251721Y1 (ko) | 하드디스크드라이브의보이스코일모터구조 | |
JP2002183922A (ja) | 磁気ヘッドアッセンブリ | |
JPH0210791Y2 (ja) | ||
JPH11219584A (ja) | 磁気情報再生装置 | |
JP3298774B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JP2814508B2 (ja) | 回転ヘッド装置 | |
KR100323041B1 (ko) | Dvc용 캡스턴 모터의 코일 접착방법 | |
JP3351150B2 (ja) | 薄膜磁気ヘッドアッセンブリ | |
JP3175488B2 (ja) | 回転ヘッドシリンダー装置 | |
JPH04351712A (ja) | 磁気ヘッド装置 | |
JPH10312558A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JP2001101638A (ja) | ヘッド装置 | |
JPH1049848A (ja) | 磁気ヘッドキャリッジ装置 | |
JPH11149601A (ja) | 回転トランスおよびこれを用いた回転ヘッドドラム装置 | |
JP2003187411A (ja) | 磁気ヘッド装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040511 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040512 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |