JP2002119004A - モータ - Google Patents
モータInfo
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- JP2002119004A JP2002119004A JP2000311649A JP2000311649A JP2002119004A JP 2002119004 A JP2002119004 A JP 2002119004A JP 2000311649 A JP2000311649 A JP 2000311649A JP 2000311649 A JP2000311649 A JP 2000311649A JP 2002119004 A JP2002119004 A JP 2002119004A
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Abstract
(フレキシブルプリント基板)3の引っ張りによる半田
接点の断線を防止するモータ(FDD用スピンドルモー
タ)を提供する。 【解決手段】モータのステータを構成するプリント基板
1の周縁部より突出する腕状の突出部7によりFPC3
を係止する構成とし、FPC3が引っ張られた場合でも
直接引っ張り力が半田接点に加わらないようにする。
Description
ible Printed Circuit:フレキシ
ブルプリント基板)等の信号供給手段を介して外部の電
気回路と接続を行うモータに関する。
基板組み立て品、特にモータに付属するプリント基板組
み立て品においては、外部回路との電気的接続を行なう
ために複数の回路端子部(接点部)をプリント基板の一
ヶ所に集中して直線状に並べて配置し、平行線束やフラ
ットケーブルやFPC等のような帯状の電路部材の接続
端を上記の回路端子部と外部回路の端子部との両方に接
続して行う構成としていた。以下に、上記の構成の一例
を具体的に説明する。従来技術に係るプリント基板組み
立て品付モータである、フロッピーディスクドライブ
(以下FDD)用スピンドルモータを図4〜図6を用いて
説明する。
ルモータの斜視図である。図4において、プリント基板
1は鉄ベースプリント基板により構成されている。プリ
ント基板1中央部にはロータ9を備えており、図示しな
いフロッピーディスクをチャッキング機構11を用いて
チャッキングしつつロータ9が回転し、フロッピーディ
スクを回転駆動させてデータの記録や読み出しを行う構
成となっている。
数発電機(FG)マグネット10が設けられ、プリント
基板面に設けたFGパターン(図4には示していない
が、後出の図1図示FGパターン13と同様の構成であ
る)との相互作用により、モータ回転時に、モータの回
転制御に必要な回転速度信号を生成出力する構成となっ
ている。
の電気的接続は、平行線束、フラットケーブル又はFP
C3のような信号供給手段により行われ、図4の構成で
はFPCが用いられている。ここで、平行線束とは、ビ
ニール等の絶縁被覆を有する導線が平行に複数並んで一
体に形成されたワイヤー束である。またフラットケーブ
ルとは、平面状の絶縁被覆で挟まれた複数平行に伸びる
金属線からなるケーブルである。またFPCとは、複数
の構成間での電気的接続を行うために細長い形状と可撓
性とを備えて形成したプリント基板である。平行線束、
フラットケーブル及びFPCはいずれも複数の導線が平
行に集合した平板状、あるいは帯状の接続部材であり、
その両端は電気的接続を行なうための端子部となってい
る。
に設けられた回路端子部2の銅箔部と、上記のリード線
や平行線束やFPC(図4図示構成ではFPC)の端子
部とが、半田付けにより固定されて電気的接続がなされ
ている。
等はプリント基板1に対して半田付の端子部分のみで機
構的に固定接続がなされているので、端子部分以外の途
中部分等のFPC3の各部位はプリント基板1からの浮
き上がりが容易に発生しうる構成となっている。そのた
めに、モータが振動したりあるいは外部から力が加わっ
てFPC3が引っ張られるなどすると、平行線束やフラ
ットケーブルやFPC3の外部回路側端部近傍がプリン
ト基板1に対し上下に容易に動かされてしまい、その結
果プリント基板の回路端子部2と、そこに半田付された
FPC3等の端部の銅線や銅箔とを分離させる方向に力
が加わって断線や破断が生じる恐れがあった。
来、プリント基板1と接続する平行線束やフラットケー
ブルやFPC3の接続方法は、例えば図5のように接着
テープ6や接着剤8を用いて、リード線部3aや、回路
端子部2に接続するFPC3の端部最外部3bをプリン
ト基板1に固定するなどしていた。
の面の内部領域に設けた貫通孔5にFPC3を通して回
路端子部2に半田4付し、FPC3端部の浮き上がりを
押さえて動きを止めるよう構成していた。あるいは又、
図示しない他の構成では、FPC3の所定の部位を外部
回路との接続点との途中の位置で他の構造物等に貼り付
けテープなどで固定するなどして、同様にFPC3等の
浮き上がりを押さえて動きを止めることにより、回路端
子部2における断線や破断の防止を図っていた。
来技術による構成では、解決すべき以下の問題が存在し
た。
品が付属するモータと外部回路との電気的接続方法は、
平行線束やフラットケーブルやFPC3等にテープを貼
ったり、更に接着剤を併用したり、プリント基板に設け
た孔にFPC3を通すなどしてFPC3の端部近傍の浮
き上がりを押さえ、万一FPC3等に外部から力が加わ
った場合でも半田付端部の断線、破断を防ごうとするも
のであった。
を塗布する、孔を通す等の作業は、工数を増大させると
ともに作業性が悪く、基板組み立て品の組立作業性を低
下させる要因ともなる恐れがあった。また接着剤を塗布
する構成とすると、接着剤の量や温度の管理に工数がか
かり生産性を低下させるとともに、さらに管理が不充分
である場合には接続部の信頼性が低下する恐れもあっ
た。
て成されたものであり、特にステータは、モータを回転
駆動させるための電子部品が搭載されており、電子部品
に信号を供給するための信号供給手段の一端を接続する
ための端子と、信号供給手段の他端を引き出すために、
信号供給手段の両端間を係止する突出部とを備えたこと
により、信号供給手段の一端を接続する端子における破
断、断線を確実に防止し、生産性が高くコストが低廉で
あり、また信頼性の向上したモータを提供することを目
的とする。
ために、本発明は、下記の構成を有するモータを提供す
る。ロータ(図4 9)を回転自在に支承するステータ
(図1 プリント基板1)を有するモータ(FDD用ス
ピンドルモータ)であって、前記ステータ1は、モータ
を回転駆動させるための電子部品が搭載されており、前
記電子部品に信号を供給するための信号供給手段(平行
線束、フラットケーブル、FPC)3の一端3bを接続
するための端子(端子部、回路端子部、接続点)2と、
前記信号供給手段3の他端3cを引き出すために、前記
信号供給手段3の両端間を係止する突出部7、7−aと
を備えたことを特徴とするモータ。
好ましい実施例を、図1〜図3を用いて説明する。図1
は本発明の実施の形態に係る第1の実施例のFDD(フ
ロッピーディスクドライブ)用スピンドルモータに付属
するプリント基板組み立て品の平面図及び側面図、図2
は図1とは細部の構成が異なる第2の実施例のプリント
基板組み立て品の平面図及び側面図、図3は図1及び図
2とは細部の構成が異なる第3の実施例のプリント基板
組み立て品の平面図及び側面図である。尚、説明の便宜
上、前記した従来の構成部分と同一部分については同一
符号を用いて説明する。
ており、しかも記録密度の向上など高性能化と高信頼性
も求められている。従ってFDDに使用されるスピンド
ルモータにもさらなる小型化、高性能化や高信頼性化が
求められてきている。
施例である、ドライブ装置部分の厚さが1/2インチで
あるFDDに用いるスピンドルモータに付属する金属ベ
ースプリント基板1の平面図及び側面図である。スピン
ドルモータは、ステータと、ステータに回転自在に取付
られたロータ(図1では図示しないものの、先に図4に
示したロータ9と同様の構成)を有する構成となってい
る。
タを構成する金属ベースプリント基板1の面上には、複
数の電子部品(図示せず)が配置接続されている。モー
タの外部にある回路との接続を行うための端子部2は、
プリント基板1の主たる面の周縁部に、集中しかつ直線
状に並べて配置されている。
以下のような構成を有する点が特徴となっている。すな
わち、プリント基板1の周縁部の所定の位置から内部へ
向かって切り込んだ構造となっている切り欠き部1aが
設けられており、切り欠き部1aの内部に向かって、一
方には上記した端子部2が設けられ、他方は基板1の周
縁部から外側へ突出する腕状の突出部7となっている。
しては、FPC3の一端3bにある接続端子部を、プリ
ント基板1に設けた上記の突出部7の下側を通して切り
欠き部1aから上側へ出し、その状態でプリント基板1
の銅箔接続端子部2にFPC3の接続端子部を半田付し
ている。半田付作業は、FPC3の銅箔の接続端子部を
プリント基板の端子部2に重ね、加熱し半田付けをして
いる。接続後のFPC3は、プリント基板1に形成され
た突出部7によりその側面が押さえられ、浮き上がりが
起こらない構成となっている。
のように構成したので、FPC3の外部接続端子部側3
cが上方(図1の側面図で紙面に平行かつ上に向かう方
向、同じく図1の平面図で紙面に垂直かつ手前に向かう
方向)に動かされたとしても、プリント基板1の突出部
7にFPC3が当接し、それ以上FPC3が上方へ動く
ことが阻止されるので、接続端子部2には接続を破断し
ようとする有害な力が加わることは無い。
が、プリント基板1より下方に動いた場合には、FPC
3自身がプリント基板1の端部に当り、同様にして接続
端子部2には有害な力が加わることは無い。
3が動かされたとしても、プリント基板1の突出部7に
よりFPC3の動きが規制されて、プリント基板1の端
子接続部2には有害な力が加わることは無いので、リー
ド線やFPC3及びプリント基板1の端子部2の銅箔が
切断することは無い。このため接続部の信頼性が高く維
持できる。しかもプリント基板1に突出部7を設けるの
に要するコストは低減することが可能であり、プリント
基板1のコストに与える影響は小さく、組み立てに要す
る作業もテープを貼ったり接着剤を塗付したりする等の
従来必要であった作業が不用となり、作業性向上、コス
トの低減、及び信頼性の向上が実現するものである。
施例を、図2を用いて説明する。図2は本実施例のFD
D用スピンドルモータの要部平面図及び側面図である。
は、プリント基板と同一面に形成した第1の突出部7の
他に、第1の突出部7に平行に延びる第2の突出部7−
aを設けてある。FPC3は、第1の突出部7と第2の
突出部7−aとの間を互い違いに通過してプリント基板
1の端子部2に半田付けにより装着がなされている。
路接続端子12部側が動かされてもプリント基板1側の
端子部2には力が加わることは無く、端子部2が断線す
ることがない。さらに突出部を2ヶ所設けたことで上下
両方向へのFPC3の動きをより確実に押さえることが
できる効果が加わる。
いるFDD用スピンドルモータである、本発明の実施の
形態に係る第3の実施例である。本実施例では図3の如
く、突出部7がプリント基板の周縁部から切り欠き部を
内部へ向かう方向へ延びて設けられているので、FPC
3は上下方向の他に横方向の位置規制が行われ、より信
頼性が高まる効果が加わるものである。
ば、モータのステータを構成するPWB(プリント基板
組み立て品)に突出部を設けることで特別な作業や部材
が不要で、外部と電気的に接続するリード線束やFPC
が高い信頼性で簡単に固定できる。特に、振動が発生し
高い信頼性を要求されるFDDモータには最適の構成が
実現する。尚、上記した本発明実施例の説明では、FD
D用スピンドルモータ、及び半田付けにより電気的接続
を行なう構成に集中して説明を行なったが、スピンドル
モータに限らずプリント基板と他のプリント基板の接続
や、プリント基板とコネクタ端子の接続など幅広い分野
での回路接続において、上記した本発明の構成が信頼性
の高い効果が得られることは言うまでもなく、それらの
構成もまた本発明に含まれるものである。
は、モータを回転駆動させるための電子部品が搭載され
ており、電子部品に信号を供給するための信号供給手段
の一端を接続するための端子と、信号供給手段の他端を
引き出すために、信号供給手段の両端間を係止する突出
部とを備えたことにより、信号供給手段の一端を接続す
る端子における破断、断線を確実に防止し、生産性が高
くコストが低廉であり、また信頼性の向上したモータを
提供することが出来る。
る、FDD用スピンドルモータに付属するプリント基板
組み立て品の平面図及び側面図である。
プリント基板組み立て品の平面図及び側面図である。
実施例のプリント基板組み立て品の平面図及び側面図で
ある。
斜視図である。
部分図である。
部分図である。
段) 3a FPCのリード線部 3b FPCの一端側 3c FPCの外部接続端子側(FPCの他端) 4 半田 5 貫通孔 6 接着テープ 7、7−a 突出部 8 接着剤 9 ロータ 10 FGマグネット 11 チャッキング機構 12 外部接続端子 13 FGパターン
Claims (1)
- 【請求項1】ロータを回転自在に支承するステータを有
するモータであって、 前記ステータは、モータを回転駆動させるための電子部
品が搭載されており、前記電子部品に信号を供給するた
めの信号供給手段の一端を接続するための端子と、前記
信号供給手段の他端を引き出すために、前記信号供給手
段の両端間を係止する突出部とを備えたことを特徴とす
るモータ。
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JP2015095945A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 東京パーツ工業株式会社 | ブラシレスモータ |
CN109792183A (zh) * | 2016-09-30 | 2019-05-21 | 日本电产株式会社 | 马达和电动助力转向装置 |
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WO2010087637A3 (en) * | 2009-01-30 | 2010-10-21 | Lg Innotek Co., Ltd. | Spindle motor |
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CN109792183A (zh) * | 2016-09-30 | 2019-05-21 | 日本电产株式会社 | 马达和电动助力转向装置 |
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