JP3175488B2 - 回転ヘッドシリンダー装置 - Google Patents

回転ヘッドシリンダー装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に用い
ることができる回転ヘッドシリンダー装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録再生装置、とくにビデオ
ムービーは小型、軽量化が望まれている。従ってそれに
用いる回転ヘッドシリンダー装置に対しても同様の要求
がある。
【0003】以下に従来の回転ヘッドシリンダー装置に
ついて説明する。図6は従来の回転ヘッドシリンダー装
置の斜視図であり、図7は従来の回転ヘッドシリンダー
装置の回路基板の要部拡大図であって、図8、図9はそ
れぞれ回転ヘッドシリンダー装置の平面図と側面図であ
る。
【0004】図6において、10は磁気ヘッドであり、
回転シリンダ12に取付けられている。44は固定シリ
ンダで、前記回転シリンダ12を軸承すると共に、リー
ド16で磁気テープ(図示せず)を案内する。
【0005】48は、回転シリンダ12を回すためのモ
ータの回路基板であり、その構造の要部拡大図を図7に
示す。
【0006】図7において、回路基板48は上面にモー
タを回転させるための複数の駆動コイル20が形成され
ており、その配線は凸形状の端子部62上の端子52へ
接続されている。回路基板48の裏面には、モータの回
転を制御するために図7において破線で示す櫛歯状のF
Gパターン24が形成されており、スルーホール26を
通じて上面の端子58へと接続されている。このような
回路基板48は、図6に示すように固定シリンダ44に
設けられた切り欠き部60から、端子部62が突出した
状態で固定シリンダ44の内部に固定される。
【0007】64は配線のための可とう性の接続基板
で、その端部が端子部62に面で接しており、端子5
2、58と半田接続されている。可とう性のある接続基
板64は端子部62の端で下方へ曲げられ、モータの駆
動回路部(図示せず)へ接続される。
【0008】以上のように構成された回転ヘッドシリン
ダー装置の動作について以下説明する。
【0009】衆知のようにモータの駆動回路部は、接続
基板64を介して電気接続された回路基板48上の駆動
コイル20にモータ駆動信号を送り回転シリンダ12を
回し、かつ、それによってFGパターン24によって発
生し接続基板64を介して帰還される回転制御信号に基
づいて回転シリンダ12の回転を制御する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、図8及び図9の平面図、側面図に示すよ
うに、前記端子部62に接続基板64を重ねて半田接続
するので、端子部62を含めた回転ヘッドシリンダー装
置の中心からの距離Bが大きくなり、搭載するメカニズ
ム(図示せず)の投影面積が大きくなってビデオムービ
ーの小型化を阻んでいた。さらに投影面積を小さくしよ
うとして接続基板64をほぼ直角に曲げるために接続基
板64が切れやすい問題があった。
【0011】同様に、回路基板48の端子部62は、片
持ち構造になっているために、回転ヘッドシリンダー装
置をメカニズムに搭載する時や接続基板64を駆動回路
部に接続する時に過剰なストレスがかかり、固定シリン
ダ14の外周部付近で折れたり、駆動コイル20やFG
パターン24が断線するといった問題もあった。
【0012】また、図6に示すように回路基板48の端
子部62上に端子52、58が一列に並ぶので、端子部
62の幅が広くなり、したがって固定シリンダ14の切
り欠き部60を広くとる必要があった。そのために固定
シリンダ14の強度が低下し、磁気テープの走行精度に
影響するリード16の加工精度が悪化するといった問題
点を有していた。
【0013】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、小型でありながら精度も良く、組立性に優れた回転
ヘッドシリンダー装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の回転ヘッドシリンダー装置は、磁気ヘッドを
備えた円筒状の回転シリンダと、回転シリンダと同軸で
一部の外周面に切り欠き部を有した円筒状の固定シリン
ダと、板状で、回転シリンダの底面と平行に固定シリン
ダ内に固定されており、切り欠き部で固定シリンダの外
周に突出しその両面に少なくとも1つの接続端子を持つ
端子部を有した回路基板と、開口部を有し、開口部に接
続用のランドを備えた可とう性の接続基板を備え、開口
部に端子部を挿入し、接続基板を固定シリンダの外周に
沿わせて回路基板と略々直角になるよう配置し、接続端
子とランドを電気的に接続するように構成したもので、
特に接続基板が固定シリンダに接する面に粘着剤を具備
し、固定シリンダの外周面に接続基板を接着するように
構成している。
【0015】
【作用】この構成によって、回路基板の固定シリンダ外
周からの突出はきわめて小さくなり、メカニズムの投影
面積を小さくできる。
【0016】また、回路基板の端子部を細くできるので
固定シリンダの切り欠き部も小さな幅で構成でき固定シ
リンダの加工精度を悪化させることも少なく良好な磁気
テープ走行が得られ、さらに接続基板を固定シリンダの
外周面に接着しているので回路基板や接続基板が切れた
りして断線する恐れの少ない構成が実現できる。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0018】図1は本発明の回転ヘッドシリンダー装置
の斜視図であり、図2は本発明の回転ヘッドシリンダー
装置の回路基板の要部拡大図であって、図3、図4はそ
れぞれ回転ヘッドシリンダー装置の平面図、側面図と正
面図である。
【0019】図2において、18は前記回転シリンダ1
2を回すためのモータの回路基板であり、従来例同様に
上面にモータを回転させるための複数の駆動コイル20
が形成されており、その裏面には、モータの回転を制御
するために破線で示す櫛歯状のFGパターン24が形成
されている。駆動コイル20への配線は凸形状の端子部
32上の端子22へ接続されており、またFGパターン
24との配線は端子部32の端子22のちょうど反対面
に設けられた下側の端子28へと接続されている。回路
基板18において従来例と異なっているところは端子部
32の裏表両面に端子22、28を設けたことである。
【0020】以上のように構成された回路基板18は、
従来例同様図1に示すように固定シリンダ14に設けら
れた切り欠き部30から、端子部32が突出した状態で
固定シリンダ14の内部に固定される。図1の磁気ヘッ
ド10、回転シリンダ12、リード16は従来例と同様
なものである。
【0021】34は可とう性を有する接続基板で、その
末端には端子部32が挿入される開口部36を有し、固
定シリンダ14に接する面に粘着テープ38を備えてお
り、図3及び図4に示すように粘着テープ38で固定シ
リンダ14の外周面に接着される。
【0022】図4(a)、(b)に示すように、接続基
板34の開口部36には、回路基板18の端子部32に
設けられた上の端子22、下の端子28に対向する位置
にそれぞれ上のランド40および下のランド42が設け
られており、端子部32に開口部36を挿入し上の端子
22と上のランド40、下の端子28と下のランド42
とを半田50で接続し、引出しパターン46を通じて下
方のモータの駆動回路部(図示せず)へ接続される。
【0023】以上のように本発明の構成では、図3及び
図4(a)、(b)に示すように、端子部32に接続基
板34の開口部36を挿入して半田50で接続するの
で、端子部32を含めた回転ヘッドシリンダー装置中心
からの距離Aが小さくて済み、搭載するメカニズムの投
影面積が小さくなる。
【0024】また、図1に示すように回路基板18の端
子部32の上下に分れて上の端子22、下の端子28が
配置されるので、端子部32の幅は小さく構成できる。
これによって固定シリンダ14の切り欠き部30を幅狭
く構成でき、固定シリンダ14の強度を損うことがな
く、したがってリード16の精度が悪化するといった課
題がなくなった。
【0025】さらに、回路基板18の端子部32は、片
持ち構造になっているにもかかわらず、接続基板34と
固定シリンダ14の外周は粘着テープ38で接着されて
いるので、接続基板34を駆動回路(図示せず)に接続
する際にも過剰なストレスがかかりにくく、固定シリン
ダ14の外周部付近で折れたり、駆動コイル20やFG
パターン24が断線するといったトラブルが発生するこ
とはない。
【0026】なお、本実施例では、回路基板18と接続
基板34の間で接続される信号を4つとして説明した
が、この数に限るものでなく、例えば7信号が必要な場
合でも端子部32の上面に4つ、下面に3つの端子を設
けることで端子部32を小さくすることができ同様な効
果が得られる。
【0027】また、接続基板34の開口部36は必ずし
も穴形状でなくてもよく、図5に示す接続基板68のよ
うな凹形状の開口部66でも同様な効果を生むことはい
うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明は、回路基板の端子
部の表裏に端子を設け、開口部と粘着テープを有した接
続基板を固定シリンダの外周に接着し、開口部に端子部
が挿入されて配線するので、回路基板の固定シリンダ外
周からの突出はきわめて小さくなり、メカニズムの投影
面積を小さくできる。
【0029】また、固定シリンダの切り欠き部も小さな
幅で構成できるので固定シリンダの加工精度を悪化させ
ることも少なく、さらに接続基板を固定シリンダの外周
面に接着しているので回路基板や接続基板が断線する恐
れの少ない構成が実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回転ヘッドシリンダ
ー装置の斜視図
【図2】同、実施例における回路基板の要部拡大図
【図3】同、回転ヘッドシリンダー装置の平面図
【図4】(a)同、回転ヘッドシリンダー装置の側面図 (b)同、回転ヘッドシリンダー装置の要部正面図
【図5】同、接続基板開口部のもう1つの例を示す図
【図6】従来の回転ヘッドシリンダー装置の斜視図
【図7】同、回路基板の要部拡大図
【図8】同、回転ヘッドシリンダー装置の平面図
【図9】同、回転ヘッドシリンダー装置の側面図
【符号の説明】
10 磁気ヘッド 12 回転シリンダ 14 固定シリンダ 18 回路基板 22、28 端子 30 切り欠き部 32 端子部 34 接続基板 36 開口部 38 粘着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/02 G11B 5/52 102 G11B 15/61

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを備えた円筒状の回転シリン
    ダと、前記回転シリンダと同軸で一部の外周面に切り欠
    き部を有した円筒状の固定シリンダと、 板状で、前記回転シリンダの底面と平行に前記固定シリ
    ンダ内に固定されており、前記回転シリンダを回転させ
    るための回路を有し、前記切り欠き部で前記固定シリン
    ダの外周に突出しその両面にそれぞれ少なくとも1つの
    接続端子を持つ端子部を有した回路基板と、 開口部を有し、前記開口部に設けられ前記接続端子と電
    気的に接続する複数のランドと、前記ランドからの複数
    の配線の引き回しを全て同一方向に配した引き出しパタ
    ーンとを備えた可とう性の接続基板を備え、 前記開口部に前記端子部を挿入し、前記接続基板を前記
    固定シリンダの外周に沿わせて前記回路基板と略々直角
    になるよう配置し、前記接続端子と前記ランドを電気的
    に接続すると共に、前記接続用のランドからの配線引き
    回しを同一方向に行うように構成したことを特徴とする
    回転ヘッドシリンダー装置。
  2. 【請求項2】 接続基板が固定シリンダに接する面に粘
    着剤を具備し、前記固定シリンダの外周面に沿うように
    前記接続基板を接着するように構成した請求項1記載の
    回転ヘッドシリンダー装置。
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