JP3199977B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3199977B2
JP3199977B2 JP05953895A JP5953895A JP3199977B2 JP 3199977 B2 JP3199977 B2 JP 3199977B2 JP 05953895 A JP05953895 A JP 05953895A JP 5953895 A JP5953895 A JP 5953895A JP 3199977 B2 JP3199977 B2 JP 3199977B2
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    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks

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  • Moving Of Heads (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に磁気ディスク装
置に関し、特に、磁気ヘッドに書き込み信号を供給しま
たは磁気ヘッドで読み出した信号を磁気ディスク装置外
部に取り出すための接続構造に関する。
【0002】近年、コンピュータ用外部記憶装置の一種
である磁気ディスク装置の小型化、薄型化が進んでお
り、更に低消費電力化が求められている。また、大容量
化のため磁気ディスクの記録密度の向上が要求され、装
置に搭載するディスクの枚数が増加している。
【0003】
【従来の技術】コンピュータ用磁気ディスク装置では、
ヘッドとディスクとの関係はコンタクトスタート・スト
ップ(CSS)方式が一般的に採用されている。この方
式では、ディスク回転中においては、高速回転により発
生する空気流体による浮上力とヘッドをディスクに押し
付けるサスペンションの押し付け力とのバランスで、ヘ
ッドがディスク上を微小な間隙を保って浮上する。
【0004】ディスクの回転が停止すると、ヘッドはデ
ィスク上の接触可能領域へ移動し、そこでヘッドとディ
スクが接触する。ディスクが回転停止中は、ヘッドとデ
ィスクは接触したままである。
【0005】従来ヘッドに書き込み信号を供給し、また
はヘッドで読み出した信号を磁気ディスク装置外部に取
り出したりするために、サスペンションに取り付けられ
たリード線が使用されていた。
【0006】しかし、磁気ディスク装置がダウンサイジ
ング化するにつれて、サスペンションの構造もリード線
を取り付けたタイプのものから、表面にヘッドに接続さ
れた導体パターンが一体的に形成された導体パターン付
きサスペンションの採用へと移ってきている。
【0007】導体パターン付きサスペンションを採用し
た従来の磁気ディスク装置では、磁気ディスク装置外部
に設けられたプリント配線板へ配線を引き出すためのメ
インフレキシブルプリント配線シート(以下メインFP
Cという)が装置内部に設けられている。
【0008】そして、サスペンションの基端部に設けら
れた端子と、メインFPCの端子とはリード線によって
接続されている。メインFPCの一端部は接着またはネ
ジ止めによりアクチュエータアームに固定されているた
め、前記リード線はアクチュエータアームの側面に沿っ
て配線されることになる。
【0009】最近の磁気ディスク装置のヘッドとして磁
気抵抗効果ヘッド(MRヘッド)が開発されているが、
このMRヘッドはデータの書き込み時にはインダクティ
ブ素子を使用し、データの読み出し時には磁気抵抗効果
素子(MR素子)を使用する。
【0010】よって、信号線の数が従来の一般的なヘッ
ドの2本から4本へと増加する。そのため、従来のよう
にサスペンションの端子とメインFPCの端子とをリー
ド線で接続すると、配線組立作業工数が倍に増加する。
【0011】また、端子数も増加するため、サスペンシ
ョン及びメインFPCの端子設置スペースが倍必要とな
る。しかし、最近の磁気ディスク装置は小型化・薄型化
が図られているため、十分なスペースの端子部を確保す
ることが困難となり、端子部は小さくなり且つ隣接する
端子間隔を狭めざるを得ない。
【0012】以上の理由により、サスペンション及びメ
インFPCの端子間の接続にリード線を使用することは
望ましくなく、中継用のフレキシブルプリント配線シー
ト(以下中継FPCという)によりサスペンション及び
メインFPCの端子間を接続する技術が提案されてい
る。この従来技術では、中継FPCがアクチュエータア
ームの側面に貼付され、サスペンションの導体パターン
とメインFPCの導体パターンとを接続している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、最近
の磁気ディスク装置は小型化・薄型化が進んでいるた
め、アクチュエータアームも薄くなってきている。更
に、MRヘッドの採用により中継FPCに収容する信号
線の本数も増加してきている。
【0014】よって、従来のようにアクチュエータアー
ムの側面に中継FPCを貼付する方法では、アクチュエ
ータアームの厚さが薄くなるにつれて中継FPCの幅が
狭くなり、必要な本数の信号線の確保が困難になるとと
もに、信号線のパターン幅が細くなる等の問題が生じ
る。
【0015】故に本発明の目的は、ディスク装置の小型
化・薄型化に対応した信頼性の高いヘッド信号の供給及
び取り出しを可能にしたヘッドとメインFPCの接続構
造を有するディスク装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によると、ハウジ
ングと;前記ハウジング内に回転可能に取り付けられた
ディスクと;前記ディスクにデータのライト/リードを
行うヘッドと;前記ハウジング内に回転可能に取り付け
られたアクチュエータアームと;前記アクチュエータア
ームの先端部に基端部が固定され、先端部に前記ヘッド
を支持し、該ヘッドに一端が接続された第1導体パター
ンと該第1導体パターンの他端に接続された第1端子と
を有するサスペンションと;一端部が前記アクチュエー
タアームに固定された、第2導体パターンと該第2導体
パターンの一端に接続された第2端子とを有するメイン
フレキシブルプリント配線シートと;前記アクチュエー
タアームの側面に該アクチュエータアームの表面と概略
平行に取り付けられた、第3導体パターンと該第3導体
パターンの一端と前記第1端子に接続された第3端子と
該第3導体パターンの他端と前記第2端子に接続された
第4端子とを有する中継フレキシブルプリント配線シー
トと;を具備したことを特徴とするディスク装置が提供
される。
【0017】好ましくは、アクチュエータアームはその
側面にアクチュエータアームの表面と概略平行に伸長し
た溝を有する突出部を有しており、中継フレキシブルプ
リント配線シートはこの溝中に挿入されて、接着固定さ
れている。
【0018】本発明の他の側面によると、ハウジング
と;前記ハウジング内に回転可能に取り付けられたディ
スクと;前記ディスクにデータのライト/リードを行う
ヘッドと;前記ハウジング内に回転可能に取り付けられ
たアクチュエータアームと;前記アクチュエータアーム
の先端部に基端部が固定され、先端部に前記ヘッドを支
持し、該ヘッドに一端が接続された第1導体パターンと
該第1導体パターンの他端に接続された第1端子を有す
るサスペンションと;中間部分が前記アクチュエータア
ームに固定された、第2導体パターンと該第2導体パタ
ーンの一端と前記第1端子に接続された第2端子とを有
するフレキシブルプリント配線シートとを具備し;前記
フレキシブルプリント配線シートは、前記アクチュエー
タアームに固定された前記中間部分より前記サスペンシ
ョンに近い側で前記アクチュエータアームの表面と概略
平行となるように折られた先端部分を有することを特徴
とするディスク装置が提供される。
【0019】
【作用】中継フレキシブルプリント配線シートがアクチ
ュエータアームの側面にその表面と概略平行に取り付け
られているため、中継フレキシブルプリント配線シート
の幅がアクチュエータアームの厚さにより制限されるこ
とはない。
【0020】よって、幅の比較的広い中継フレキシブル
プリント配線シートが使用可能であるため、必要な本数
の信号線の確保が容易となり、信号線のパターン幅も十
分広く取ることができる。
【0021】
【実施例】図1を参照すると、本発明の接続構造を具備
した磁気ディスク装置の斜視図が示されている。符号1
2はベース14とカバー16とから構成されるハウジン
グ(ディスクエンクロージャ)である。
【0022】ベース14上にはインナーハブモータによ
って回転駆動される図示しないスピンドルハブが設けら
れている。スピンドルハブには磁気ディスク20と図示
しないスペーサが交互に挿入され、ディスククランプ1
8をスピンドルハブにネジ止めすることにより、複数枚
の磁気ディスク20が所定間隔離間してスピンドルハブ
に取り付けられる。
【0023】符号22はアクチュエータアームアセンブ
リ26と、磁気回路28とから構成されるロータリー型
ヘッドアクチュエータを示している。アクチュエータア
ームアセンブリ26は、ベース14に固定されたシャフ
ト24回りに回転可能に取り付けられており、回転中心
から一方向に伸長した複数のアクチュエータアーム30
を有している。
【0024】アクチュエータアームアセンブリ26は回
転中心に対してアクチュエータアーム30と反対側に取
り付けられたコイル38を有しており、磁気回路28と
コイル38とでボイスコイルモータ40を構成する。各
アクチュエータアーム30の先端には、先端部に磁気ヘ
ッド32を支持したサスペンション34の基端部が固定
されている。
【0025】符号42は磁気ヘッド32に書き込み信号
を供給し、磁気ヘッド32で読み出した信号を装置外部
に取り出すためのメインFPCを示しており、その一端
はアクチュエータアーム30に固定され、他端は信号を
装置外部に取り出すコネクタに接続されている。
【0026】ベース14上には環状パッキンアセンブリ
43が搭載されており、パッキンアセンブリ43を間に
挟んでカバー16をベース14にネジ締結することによ
り、ハウジング12内が密閉される。
【0027】図2を参照すると、本発明第1実施例の斜
視図が示されている。メインFPC42の端部はアクチ
ュエータアーム30の側面に接着されており、該端部に
はメインFPC42の導体パターンに接続された複数の
端子43が形成されている。
【0028】図3を参照すると、サスペンション34上
には一端がMRヘッド等の磁気ヘッド32に接続された
導体パターン36が形成されており、導体パターン36
の他端は複数の端子37に接続されている。
【0029】磁気ヘッド32としてMRヘッドを採用し
た場合には、導体パターン36は4本の信号線を含み、
従って4個の端子37に接続されている。一方、通常の
インダクティブヘッドの場合には、導体パターン36は
2本の信号線を含んでいるため、図2に示したように各
ヘッドあたり2個の端子37が設けられている。
【0030】例えば、サスペンション34はステンレス
鋼から形成され、その上にポリイミドを塗布して銅の導
体パターン36を形成した後、再びポリイミドで導体パ
ターン36を被覆する。
【0031】再び図2を参照すると、サスペンション3
4の端子37とメインFPC42の端子43は、アクチ
ュエータアーム30の側面に沿ってその表面と概略平行
に取り付けられた中継FPC44により接続されてい
る。
【0032】中継FPC44は図4に示すように構成さ
れている。中継FPC44は複数の導体パターン46を
有しており、各導体パターン46の両端は端子47,4
8に接続されている。
【0033】中継FPC44は長手方向に伸長する破線
50で山折りにされ、実線52の部分で長手方向にカッ
トされ、アップヘッド用FPC44aとダウンヘッド用
FPC44bとに分離される。
【0034】中継FPC44は更に、破線54,55で
谷折りされる。そして、端子47がサスペンション34
の端子37に半田付け接続され、端子48がメインFP
C42の端子43に半田付け接続される。
【0035】図5を参照すると、本発明第2実施例の斜
視図が示されている。図2に示した第1実施例では、中
継FPC44はアクチュエータアーム30の側面に沿っ
て取り付けられているだけなので、不安定である。
【0036】よってこの実施例では、各アクチュエータ
アーム30の側面に、その表面と概略平行に伸長する溝
57を有する突出部56が一体的に形成されている。中
継FPC44が溝57中に挿入される。
【0037】中継FPC44が突出部56の溝57中に
挿入されるため、中継FPC44が安定する。接着剤で
中継FPC44を溝57中で固定すると中継FPCが更
に安定する。
【0038】図6を参照すると、本発明第3実施例の斜
視図が示されている。この実施例では、第1及び第2実
施例のメインFPC42と中継FPC44を一体にした
FPC58を使用する。
【0039】即ち、FPC58の中間部分をアクチュエ
ータアーム30の側面に固定し、この固定部より先端側
を切り起こして、アクチュエータアーム30の表面と概
略平行に伸長する先端部分58a,58bを形成する。
【0040】先端部分58aの端部に形成された端子
は、サスペンション34の端子37に接続される。一
方、先端部分58bは図4に示した中継FPC44と同
様に二つ折りにされ、最先端部分はアップヘッド用FP
C58cとダウンヘッド用FPC58dに分離される。
そして、アップヘッド用のFPC58cの端子及びダウ
ンヘッド用FPC58dの端子が、それぞれ対応するサ
スペンション34の端子に接続される。
【0041】本実施例も、FPC58の先端部分58
a,58bが不安定であるため、図7に示す第4実施例
のように、各アクチュエータアーム30の突出部56中
に形成された溝57中に先端部分58a,58bを挿入
するのが望ましい。FPC58の先端部分58a,58
bがこれらの溝中で安定する。必要に応じて、先端部分
58a,58bを溝中で接着固定するようにしてもよ
い。
【0042】図8は本発明第5実施例の斜視図を示して
いる。この実施例では、樹脂等から形成されたガイドブ
ロック60を各アクチュエータアーム30の側面に接着
し、FPC58の先端部分58a,58bを各ガイドブ
ロック60で支持する。好ましくは、各先端部分58
a,58bの端部をガイドブロック60の上面に接着す
る。
【0043】これにより、FPC58の先端部分58
a,58bは安定するが、更に安定させたい場合には図
9の第6実施例に示すように、各アクチュエータアーム
30と一体的に形成した突出部56の溝中に先端部分5
8a,58bを挿入する。
【0044】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように構成したの
で、ディスク装置の小型化・薄型化に対応した信頼性の
高いヘッド信号の供給及び取り出しが可能になるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ディスク装置の斜視図である。
【図2】第1実施例斜視図である。
【図3】サスペンション平面図である。
【図4】中継FPCを示す図である。
【図5】第2実施例斜視図である。
【図6】第3実施例斜視図である。
【図7】第4実施例斜視図である。
【図8】第5実施例斜視図である。
【図9】第6実施例斜視図である。
【符号の説明】
30 アクチュエータアーム 32 磁気ヘッド 34 サスペンション 42 メインFPC 44 中継FPC 56 突出部 58 一体型FPC 58a,58b 先端部分
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/60 G11B 21/21 G11B 25/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと; ディスクにデータのライト/リードを行うヘッドと; 回転軸に対して概略直角方向に伸長した長手方向平面
    と、該長手方向平面に対して概略直角方向に伸長した側
    面を有し、前記ハウジング内に回転可能に取り付けられ
    たアクチュエータアームと; 複数の信号線を収容するのに十分な幅の主表面を有し、
    前記アクチュエータアームの上面と下面の間で前記アク
    チュエータアームの前記側面に沿って取り付けられた、
    前記ヘッドと電気的に接続されたプリント配線シートと
    を具備し; 前記プリント配線シートの前記主表面は前記アクチュエ
    ータアームの前記長手方向平面と概略平行であることを
    特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記プリント配線シートはフレキシブル
    であることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータアームは前記側面上
    に少なくとも一つの突起を有しており、前記少なくとも
    一つの突起は前記アクチュエータアームの前記長手方向
    平面に概略平行に伸長した支持表面を有しており、前記
    プリント配線シートは前記支持表面により支持されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエータアームの前記側面は
    前記アクチュエータアームの前記長手方向平面に概略平
    行に伸長した溝を有しており、前記プリント配線シート
    は前記溝中に挿入されていることを特徴とする請求項1
    記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記プリント配線シートは前記溝中に挿
    入されて接着剤により固定されていることを特徴とする
    請求項4記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記プリント配線シートは、 前記アクチュエータアームの前記側面上に取り付けられ
    た分岐部分と、 一端で前記分岐部分の一端に接続され、他端で前記ディ
    スク装置に接続されたメイン部分とから構成されること
    を特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記アクチュエータアームの前記側面上
    に取り付けられた案内ブロックを更に具備し、 前記案内ブロックは前記アクチュエータアームの前記長
    手方向平面に概略平行に伸長した支持表面を有してお
    り、前記支持表面が前記プリント配線シートを支持して
    いることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 ハウジングと; ディスクにデータのライト/リードを行うヘッドと; ディスク表面に概略平行方向に伸長した長手方向平面
    と、該長手方向平面に対して概略直角方向に伸長した側
    面とを有し、前記ディスク表面に沿って前記ハウジング
    中に移動可能に取り付けられたアクチュエータアーム
    と; 複数の信号線を収容するのに十分な幅の主表面を有し、
    前記アクチュエータアームの上面と下面の間で前記アク
    チュエータアームの前記側面に沿って取り付けられた、
    前記ヘッドと電気的に接続されたプリント配線シートと
    を具備し; 前記プリント配線シートの前記主表面は前記アクチュエ
    ータアームの前記長手方向平面と該略平行であることを
    特徴とするディスク装置。
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US09/244,142 USRE37869E1 (en) 1995-03-17 1999-02-02 Head signal supply/retrieval structure for magnetic disc drive

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