JP3344925B2 - 再生装置、及び、記憶装置 - Google Patents

再生装置、及び、記憶装置

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JP3344925B2
JP3344925B2 JP13511997A JP13511997A JP3344925B2 JP 3344925 B2 JP3344925 B2 JP 3344925B2 JP 13511997 A JP13511997 A JP 13511997A JP 13511997 A JP13511997 A JP 13511997A JP 3344925 B2 JP3344925 B2 JP 3344925B2
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    • G11B5/012Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
    • GPHYSICS
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  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録再生装置用
再生回路に係り、特に、再生ヘッドにより再生された信
号を増幅して信号処理回路に供給する磁気記録再生装置
用再生回路に関する。近年、磁気ディスク装置の高密度
化、データの高速転送化にともない、再生信号が高周波
数となっている。このため、高周波特性の改善が望まれ
ている。
【0002】一方、磁気ディスク装置では、磁気ヘッド
からの再生信号は、アームからCAPSやリード線、F
PC(Flexible Pattern Circuit)などを介してヘッド
ICに供給され、増幅される。CAPSやリード線、F
PCなどは静電容量を持ち、再生信号の高周波特性を劣
化され、カットオフ周波数が低くなる。また、ヘッドI
Cも周波数特性を持ち、高周波特性の劣化を招いてい
た。
【0003】したがって、高周波特性の改善には、CA
PSやリード線、FPC、ヘッドICにおける高周波特
性の改善が求められている。
【0004】
【従来の技術】図7に従来の磁気ディスク装置の一例の
ブロック構成図を示す。従来の磁気ディスク装置100
は、磁気ディスク101に磁気的に情報を記録する。磁
気ディスク101は、スピンドルモータ102により矢
印A方向に回転される。
【0005】磁気ディスク101の表面には、磁気ディ
スク101に磁気的に作用し、磁気ディスク101に情
報を記録するとともに、磁気ディスク101に記録され
た情報を読み出す磁気ヘッド103が対向して配置され
る。磁気ヘッド103は、アーム104に固定され、磁
気ディスク101の回転により磁気ディスク101の表
面からわずかに浮上した状態で、磁気ディスク101に
情報の記録再生を行う。
【0006】アーム104は、回転軸105を中心に回
動自在に保持されており、先端に磁気ヘッド103が保
持され、回転軸105を挟んで反対側にはボイスコイル
モータ106とされている。アーム104は、ボイスコ
イルモータ106により回転軸105を中心に矢印B方
向に回動して、磁気ヘッド103を磁気ディスク101
の半径方向に移動させる。
【0007】磁気ヘッド103は、接続線107を介し
てヘッドIC(Integrated Circuit)108に接続され
る。接続線107は、リード線、及び、FPC(Flexib
le Pattern Circuit)から構成される。ヘッドIC10
8は、アーム104の矢印B方向の回動に配線がフレキ
シブルに対応できるように配置されたFPC上に設けら
れ、磁気ディスク101への情報の記録時にライト電流
を増幅したり、磁気ディスク101の磁束の変化により
磁気ヘッド103に発生するリード電流を増幅する。
【0008】図8に磁気ディスク装置のアーム部の構成
図を示す。図8(A)は平面図、図8(B)は側面図を
示す。アーム104は、回転軸105を中心に矢印B方
向に回動可能に保持され、先端には磁気ヘッド103が
設けられ、他端はボイスコイルモータ106に固定され
る。アーム104は、ボイスコイルモータ106により
回転軸105を中心に回動され、磁気ヘッド103を矢
印B方向に移動させる。
【0009】磁気ヘッド103には、接続線107を構
成するリード線107aの一端が接続される。リード線
107aは、一端が磁気ヘッド103に接続され、アー
ム104上を引き回され、他端がFPC107bの一端
に接続される。FPC107bには、プリント配線が施
されており、プリント配線の途中にヘッドIC108が
半田付けされる。リード線107aを介してFPC10
7bに接続された磁気ヘッド103は、FPC107b
上に配置されたヘッドIC108に接続される。ヘッド
IC108の出力は、FPC200のプリント配線を介
してプリント配線板に接続される。
【0010】図9に従来の磁気ディスク装置の一例のF
PCの構成図を示す。図9(A)は全体の平面図、図9
(B)は磁気ヘッド側の接続部の平面図、図9(C)は
プリント基板側の接続部の平面図を示す。FPC107
bは、樹脂製のフレキシブル基板201上にプリント配
線202を形成してなる。磁気ヘッド103に一端が接
続されたリード線107aの他端は、FPC107bの
接続部203に形成されたプリント配線202の一端で
ある端子部204に半田付けされ、接続される。
【0011】端子部204は、プリント配線202を介
してヘッドIC108が搭載されるヘッドIC搭載部2
05に接続される。ヘッドIC搭載部205には、ヘッ
ドIC205が半田付けされており、端子部204から
プリント配線202に供給された信号は、ヘッドIC1
08に供給される。ヘッドIC108は、磁気ヘッド1
03からリード線107a、及び、プリント配線202
を介して供給された再生信号を増幅して、FPC107
bの出力側プリント配線206の出力側に供給する。F
PC107bのプリント配線206は接続部207に導
出される。
【0012】FPC107bの接続部207は、プルア
ップ回路109、及び、RDC(Read Channel)110
が搭載された回路基板210に接続される。プルアップ
回路109は、ヘッドIC108の出力をプリアップし
てRDC110に供給する。図10に従来の磁気ディス
ク装置の一例のプルアップ回路109の回路構成図を示
す。
【0013】プルアップ回路109は、プルアップ抵抗
R1 、R2 、ACカップリングコンデンサC1 、C2 か
ら構成される。プルアップ抵抗R1 、R2 は、一端が電
源電圧Vccに接続され、他端がヘッドIC108に接続
され、ヘッドIC108の出力信号をプルアップする。
また、ACカップリングコンデンサC1 、C2 は、ヘッ
ドIC108とプルアップ抵抗R1 、R2 との接続点に
一端が接続され、他端がRDC110に接続され、プル
アップ抵抗R1 、R2 によりプルアップされたヘッドI
C108の出力信号から直流成分を除去してRDC10
9に供給する。
【0014】RDC110は、ヘッドIC108からプ
ルアップ回路109を介して供給された信号を復調す
る。RDC110で復調された信号は、MPU111に
供給される。MPU111は、RDC110、DSP
(Digital Signal Processor)112、HDC(Hard d
isk Drive Contorler )113に接続される。MPU1
11は、磁気ディスク101に記録再生する情報の処理
を行うとともに、磁気ヘッド103により磁気ディスク
101から読み取られた情報に応じて磁気ディスク10
1の回転、及び、磁気ヘッド103の位置決めの制御を
行う。
【0015】DSP112は、MPU111から供給さ
れる磁気ディスク101の回転速度を決定するディジタ
ルデータに応じてスピンドルモータ102の回転を制御
するディジタルデータを生成する。また、DSP112
は、MPU111から供給される磁気ヘッド103の位
置を決定するディジタルデータに応じてボイスコイルモ
ータ106を制御するディジタルデータを生成する。
【0016】DSP112で生成されたスピンドルモー
タ102の回転を制御するディジタルデータ、及び、ボ
イスコイルモータ106の回動位置を制御するディジタ
ルデータは、それぞれにDAC(Digital Analog Conve
rter)114に供給される。DAC114は、DSP1
12から供給されたスピンドルモータ102の回転を制
御するディジタルデータ、及び、ボイスコイルモータ1
06の回動位置を制御するディジタルデータをそれぞれ
にアナログ信号に変換する。
【0017】DSP112からDAC114に供給され
たスピンドルモータ102の回転を制御するディジタル
データは、DAC114でアナログ信号に変換された
後、スピンドル駆動回路115に供給される。スピンド
ル駆動回路115は、DAC114から供給されたアナ
ログ信号に応じてスピンドルモータ102を駆動する駆
動信号を生成してスピンドルモータ102に供給する。
スピンドルモータ102は、スピンドルモータ駆動回路
115から供給される駆動信号により回転され、磁気デ
ィスク101を矢印A方向に一定の回転速度で回転させ
る。
【0018】DSP112からDAC114に供給され
たボイスコイルモータ106の回動位置を制御するディ
ジタルデータは、DAC114でアナログ信号に変換さ
れた後、ボイスコイルモータ駆動回路116に供給され
る。ボイスコイルモータ駆動回路116は、DAC11
4から供給されたアナログ信号に応じてボイスコイルモ
ータ106を駆動する駆動信号を生成してボイスコイル
モータ106に供給する。ボイスコイルモータ106
は、ボイスコイルモータ駆動回路116から供給される
駆動信号により矢印B方向にアーム104の回動位置を
制御して、磁気ヘッド103の位置決めを行う。
【0019】一方、HDC113は、MPU111と外
部との接続を行うコネクタ117との間に接続され、磁
気ディスク装置100とコネクタ117に接続される外
部機器とのデータの送受信を制御する。コネクタ117
には、ホストコンピュータ120が接続される。ホスト
コンピュータ120は、磁気ディスク装置100にデー
タの書き込み、読み出しを行い、データの処理を行う。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の磁気
ディスク装置では、磁気ヘッドからの再生信号は、アー
ムからCAPSやリード線、FPC(Flexible Pattern
Circuit)などを介してヘッドICに供給されており、
長い信号経路を有する。CAPSやリード線、FPCな
どは静電容量を持ち、再生信号のカットオフ周波数を低
減させ、高周波特性を劣化させる。また、ヘッドICも
独自の周波数特性を持ち、高周波特性の劣化の原因とな
っていた。
【0021】図11に従来の磁気ディスク装置の一例の
RDCに供給される信号の周波数特性図を示す。図11
に示すように従来の磁気ディスク装置では、CAPSや
リード線、FPCなどは静電容量、また、ヘッドICの
周波数特性により、周波数特性が矢印C方向に変移し、
高周波成分が劣化されていた。
【0022】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、再生信号の高周波特性を改善できる磁気録再生装置
用再生回路を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、記
録媒体からヘッドにより再生された再生信号を増幅する
第1の増幅手段と、前記第1の増幅手段で増幅された再
生信号を元の信号に再生する再生手段とを有する再生装
置において、高周波増幅回路からなり、前記第1の増幅
手段で増幅された再生信号を高周波増幅する第2の増幅
手段と、前記第2の増幅手段の出力信号を増幅し、前記
再生手段に供給する第3の増幅手段とを有することを特
徴とする。
【0024】請求項1によれば、第1及び第2の増幅手
段によりカスコードアンプが構成されるので、再生信号
が第1及び第2の増幅手段により高周波特性が改善さ
れ、第3の増幅手段で増幅され、安定化された後、再生
手段に供給することができるため、高周波特性の優れた
再生信号を得ることができるので、記録媒体への記録を
高密度化した場合でも、再生手段により確実に元の信号
を再生できる。
【0025】請求項2は、前記第1の増幅手段の出力段
を、エミッタ接地増幅回路で構成し、前記第2の増幅手
段を、ベース接地増幅回路で構成することとにより、前
記第1の増幅手段と前記第2の増幅手段とでカスコード
アンプを構成することを特徴とする。
【0026】請求項2によれば、第1の増幅手段の出力
段のエミッタ接地増幅回路と、第2の増幅手段のベース
接地増幅回路とで、カスコードアンプを構成することが
できる。カスコードアンプは、エミッタ接地増幅回路の
利得と、ベース接地増幅回路の高周波特性を合わせ持
ち、高周波特性の改善を図ることができる。よって、磁
気ヘッドから第1の増幅手段、及び、第1の増幅手段か
ら第2の増幅手段での劣化する高周波特性を第2の増幅
手段、第3の増幅手段で改善した後、再生手段に供給す
ることができる。したがって、高周波特性の優れた再生
信号を得ることができるので、記録媒体への記録を高密
度化した場合でも、再生手段により確実に元の信号を再
生できる。
【0027】請求項3は、前記第2の増幅手段、及び、
前記第3の増幅手段は、前記再生手段に近接して設けら
れたことを特徴とする。請求項3によれば、第2の増幅
手段、及び、第3の増幅手段を、再生手段に近接して設
けることにより、第3の増幅手段と再生手段との間での
高周波特性の劣化を最小限にできるので、再生手段には
第2の増幅手段と第3の増幅手段により高周波特性が改
善され、劣化ない、高周波特性の優れた再生信号を供給
できるので、記録媒体への記録を高密度化した場合で
も、再生手段により確実に元の信号を再生できる。
【0028】請求項4は、前記第2の増幅手段が、前記
第1の増幅手段の出力端子に一端が接続されたダンピン
グ抵抗と、一端に電源電圧が印加された負荷抵抗と、バ
イアス電圧を生成するバイアス電圧生成手段と、前記ダ
ンピング抵抗の他端にエミッタ接続され、前記付加抵抗
の他端にコレクタが接続され、前記バイアス電圧生成手
段で生成された前記バイアス電圧がベースに供給される
トランジスタとを有し、前記負荷抵抗と前記トランジス
タのコレクタとの接続点から出力信号を得ることを特徴
とする。
【0029】請求項4によれば、トランジスタのベース
にバイアス電圧生成手段で生成された定電圧を供給し、
コレクタに負荷抵抗を介して電源電圧に接続し、エミッ
タ側からダンピング抵抗を介して第1の増幅手段の出力
信号を供給することによりエミッタ側の電流に応じた信
号をコレクタ側から出力する、いわゆる、ベース接地増
幅回路が構成できる。ベース接地増幅回路は、一般に、
高周波特性に優れるので、第1の増幅手段の出力信号に
対して高周波特性を改善して、第3の増幅手段に供給で
きる。したがって、高周波特性の優れた再生信号を再生
手段に供給できるため、記録媒体への記録を高密度化し
た場合でも、再生手段により確実に元の信号を再生でき
る。
【0030】請求項5は、前記ダンピング抵抗により前
記第2の増幅手段の出力信号の高周波特性を補正するこ
とを特徴とする。請求項5によれば、ダンピング抵抗に
より第2の増幅手段の出力信号の高周波特性を補正する
ことにより再生信号の高周波特性を最適化できる。請求
項6は、前記第3の増幅手段が、コレクタ接地増幅回路
から構成されることを特徴とする。
【0031】請求項6によれば、第3の増幅手段をコレ
クタ接地増幅回路(エミッタフォロワ)とすることによ
り、最適なインピーダンスで再生手段に接続できる。し
たがって、再生信号波形の測定時などに測定回路を接続
しても、測定回路の容量などの影響なく測定が可能とな
る。請求項7は、前記第3の増幅手段が、前記第2の増
幅手段の出力信号がベースに供給され、コレクタに前記
電源電圧が供給されたトランジスタと、前記トランジス
タのエミッタに一端が接続され、他端が共通基準電位に
接続された負荷抵抗とを有することを特徴とする。
【0032】請求項7によれば、トランジスタ及び負荷
抵抗によりコレクタ接地増幅回路が構成され、負荷抵抗
により最適なインピーダンスで再生手段に接続できる。
このため、再生信号波形の測定時などに測定回路を接続
しても、測定回路の容量などの影響なく測定が可能とな
る。請求項8は、前記電源電圧を整流するフィルタを有
することを特徴とする。
【0033】請求項8によれば、電源電圧をフィルタに
より整流して第2、第3の増幅手段に供給することによ
り、第2、及び、第3の増幅手段の駆動電圧を一定にで
きるので、第2、及び、第3の増幅手段を安定して動作
させることができる。請求項9は、前記第1乃至第3の
増幅手段が、極性毎に設けられたことを特徴とする。
【0034】請求項9によれば、第1乃至第3の増幅手
段を極性毎に設けることにより、両極性で高周波特性を
改善できる。請求項10は、記録媒体から情報を読み出
す再生ヘッドと、該再生ヘッドにより該記録媒体から読
み出された信号を導出するフレキシブルプリント配線板
と、該フレキシブルプリント配線板上に設けられ、該磁
気ヘッドにより該記録媒体から読み出された再生信号を
増幅する第1の増幅手段と、該フレキシブルプリント配
線板が接続され、該第1の増幅手段により増幅された再
生信号を復調する再生手段が搭載されたプリント配線板
とを有する記憶装置において、高周波増幅回路からな
り、前記第1の増幅手段で増幅された再生信号を高周波
増幅する第2の増幅回路と、前記第2の増幅手段の出力
信号を増幅し、前記再生手段に供給する第3の増幅手段
とを有することを特徴とする。
【0035】請求項10によれば、第1及び第2の増幅
手段によりカスコードアンプが構成されるので、再生信
号が第1及び第2の増幅手段により高周波特性が改善さ
れ、第3の増幅手段で増幅され、安定化された後、再生
手段に供給することができるため、高周波特性の優れた
再生信号を得ることができるので、記録媒体への記録を
高密度化した場合でも、再生手段により確実に元の信号
を再生できる。
【0036】請求項11は、前記第1の増幅手段の出力
段を、エミッタ接地増幅回路から構成し、前記第2の増
幅手段を、ベース接地増幅回路から構成することによ
り、前記第1の増幅手段と前記第2の増幅手段とでカス
コードアンプを構成することを特徴とする。
【0037】請求項11によれば、第1の増幅手段の出
力段のエミッタ接地増幅回路と、第2の増幅手段のベー
ス接地増幅回路とで、カスコードアンプを構成すること
ができる。カスコードアンプは、エミッタ接地増幅回路
の利得と、ベース接地増幅回路の高周波特性を合わせ持
ち、高周波特性の改善を図ることができる。請求項12
は、前記第2の増幅手段、及び、前記第3の増幅手段
が、前記再生手段に近接して設けられたことを特徴とす
る。
【0038】請求項12によれば、第2の増幅手段、及
び、第3の増幅手段を、再生手段に近接して設けること
により、第3の増幅手段と再生手段との間での高周波特
性の劣化を最小限にできるので、再生手段には第2の増
幅手段と第3の増幅手段により高周波特性が改善され、
劣化ない、高周波特性の優れた再生信号を供給できるの
で、記録媒体への記録を高密度化した場合でも、再生手
段により確実に元の信号を再生できる。
【0039】請求項13は、前記第2の増幅手段が、前
記ヘッドアンプの出力端子に一端が接続されたダンピン
グ抵抗と、一端に電源電圧が印加された負荷抵抗と、バ
イアス電圧を生成するバイアス電圧生成手段と、前記ダ
ンピング抵抗の他端にエミッタ接続され、前記付加抵抗
の他端にコレクタが接続され、前記バイアス電圧生成手
段で生成された前記バイアス電圧がベースに供給される
トランジスタとを有し、前記負荷抵抗と前記トランジス
タのコレクタとの接続点から出力信号を得ることを特徴
とする。
【0040】請求項13によれば、トランジスタのベー
スにバイアス電圧生成手段で生成された定電圧を供給
し、コレクタに負荷抵抗を介して電源電圧に接続し、エ
ミッタ側からダンピング抵抗を介して第1の増幅手段の
出力信号を供給することによりエミッタ側の電流に応じ
た信号をコレクタ側から出力する、いわゆる、ベース接
地増幅回路が構成できる。ベース接地増幅回路は、一般
に、高周波特性に優れるので、第1の増幅手段の出力信
号に対して高周波特性を改善して、第3の増幅手段に供
給できる。したがって、高周波特性の優れた再生信号を
再生手段に供給できるため、記録媒体への記録を高密度
化した場合でも、再生手段により確実に元の信号を再生
できる。
【0041】請求項14は、前記ダンピング抵抗により
前記第2の増幅手段の出力信号の高周波特性を補正する
ことを特徴とする。請求項14によれば、ダンピング抵
抗により第2の増幅手段の出力信号の高周波特性を補正
することにより再生信号の高周波特性を最適化できる。
請求項15は、前記第3の増幅手段が、コレクタ接地増
幅回路から構成されることを特徴とする。
【0042】請求項15によれば、第3の増幅手段をコ
レクタ接地増幅回路(エミッタフォロワ)とすることに
より、最適なインピーダンスで再生手段に接続できる。
したがって、再生信号波形の測定時などに測定回路を接
続しても、測定回路の容量などの影響なく測定が可能と
なる。請求項16は、前記第3の増幅手段が、前記第2
の増幅手段の出力信号がベースに供給され、コレクタに
前記電源電圧が供給されたトランジスタと、前記トラン
ジスタのエミッタに一端が接続され、他端が共通基準電
位に接続された負荷抵抗とを有することを特徴とする。
【0043】請求項16によれば、トランジスタ及び負
荷抵抗によりコレクタ接地増幅回路が構成され、負荷抵
抗により最適なインピーダンスで再生手段に接続でき
る。このため、再生信号波形の測定時などに測定回路を
接続しても、測定回路の容量などの影響なく測定が可能
となる。請求項17は、前記電源電圧を整流するフィル
タを有することを特徴とする。
【0044】請求項17によれば、電源電圧をフィルタ
により整流して第2、第3の増幅手段に供給することに
より、第2、及び、第3の増幅手段の駆動電圧を一定に
できるので、第2、及び、第3の増幅手段を安定して動
作させることができる。請求項18は、前記第1乃至第
3の増幅手段が、極性毎に設けられたことを特徴とす
る。
【0045】請求項18によれば、第1乃至第3の増幅
手段を極性毎に設けることにより、両極性で高周波特性
を改善できる。請求項19は、前記第2の増幅手段、及
び、前記第3の増幅手段が、前記プリント配線板上に搭
載されたことを特徴とする。請求項19によれば、第2
の増幅手段、及び、第3の増幅手段を、プリント配線板
上に搭載することにより、再生手段に近接して設けるこ
とができるので、ヘッド、フレキシブルプリント配線板
での高周波特性の劣化を改善した後、改善され、劣化の
ない再生信号を直接的に再生手段に供給できるので、高
周波特性に優れた記憶装置を実現できる。
【0046】請求項20は、前記第2の増幅手段、及
び、前記第3の増幅手段が、前記フレキシブルプリント
配線板上に搭載されたこと特徴とする。請求項20によ
れば、第2の増幅手段、及び、第3の増幅手段が、フレ
キシブルプリント配線板上に搭載することにより、従来
のプリント配線板をそのまま用いることができ、簡単な
構成で高周波特性に優れた記憶装置を実現できる。
【0047】請求項21は、前記第2の増幅手段、及
び、前記第3の増幅手段は、半導体装置として前記再生
手段と一体に形成されたことを特徴とする。請求項21
によれば、第2の増幅手段、及び、第3の増幅手段を半
導体装置として再生手段と一体に形成することにより、
フレキシブルプリント配線板、及び、プリント配線板を
変更することなく、半導体装置の回路構成を換えるだけ
で、高周波特性に優れた記憶装置が実現できる。また、
再生手段に一体に形成するため、再生手段に近接して設
けることができるので、ヘッド、フレキシブルプリント
配線板での高周波特性の劣化を改善した後、改善され、
劣化のない再生信号を直接的に再生手段に供給できるの
で、高周波特性に優れた記憶装置を実現できる。
【0048】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例のブロッ
ク構成図を示す。同図中、図7と同一構成部分には同一
符号を付し、その説明は省略する。本実施例の磁気ディ
スク装置300は、図7の磁気ディスク装置100のプ
ルアップ回路109に代えて、プリアンプ301を設け
てなる。すなわち、ヘッドIC108は、プリアンプ3
01、及び、RDC110を介してMPU110に接続
される。プリアンプ301は、後で、図5とともに説明
するように磁気ヘッド103からヘッドIC108、ヘ
ッドIC108からプリアンプ301の間の静電容量、
回路の周波数特性による高周波特性の劣化を改善する回
路構成とされている。
【0049】プリアンプ301は、ヘッドIC108と
RDC110との間に設けられ、ヘッドIC108から
の信号の高周波特性の改善を行うとともに、従来のプル
アップ回路109と同様にRDC110に供給する信号
のプルアップを行う。プリアンプ301は、RDC11
0が搭載された回路基板500上に搭載され、回路基板
500上で、RDC110の入力端子の直前に設けられ
る。
【0050】図2に本発明の一実施例の斜視図を示す。
本実施例の磁気ディスク装置300は、主に、ディスク
エンクロージャ部400、及び、回路基板500から構
成される。ディスクエンクロージャ部400は、ベース
410、及び、カバー420を有する。ベース410に
は磁気ディスク101がスピンドルモータ102の回転
軸に固定されて収納されるとともに、磁気ヘッド103
を磁気ディスク101の半径方向(矢印B方向)に移動
させるためのアーム104、回転軸105、VCM10
6からなるアクチュエータユニットが収納される。カバ
ー420は、ベース410の開口部を覆い、内部を密閉
状態とする。
【0051】磁気ヘッド103は、アーム104の先端
に取り付け、接続線130を介して回路基板500に接
続される。アーム104は、先端がサスペンションアー
ム104aとアクチュエータアーム104bから構成さ
れる。サスペンションアーム104aは一端がアクチュ
エータアーム104bに固定され、他端に磁気ヘッド1
03が保持される。サスペンションアーム104aによ
り、磁気ヘッド103が磁気ディスク101に対して弾
性的に変移可能とされている。接続線130は、FPC
200の他にサスペンションアーム104a表面に形成
された導電パターン部131、導電パターン131aと
FPC200とを接続する中継FPC132を有する。
【0052】図3に本発明の一実施例のサスペンション
アームの斜視図を示す。サスペンションアーム104a
表面には、接続線130を構成し、磁気ヘッド103を
電気的に接続するための導電パターン131aが形成さ
れる。導電パターン131aは、サスペンションアーム
104aの表面に樹脂薄膜を塗布し、塗布した樹脂薄膜
上に導電パターン131aを形成した後、再び樹脂薄膜
により導電パターン131aを被覆して形成される。
【0053】導電パターン131aは、一端が磁気ヘッ
ド103に接続され、他端が中継FPC132に接続さ
れる。サスペンション104aのアクチュエータアーム
104b側端部には、導電パターン131aを中継FP
C132に接続するための凸部104cが形成されてい
る。導電パターン131aは、凸部104cで外部に表
出され、中継FPC132に半田付けされる。
【0054】図4に本発明の一実施例のアクチュエータ
アーム部の構成図を示す。中継FPC132は、アクチ
ュエータアーム104bの側面に平行に配設され、一端
が導電パターン131bに接続され、他端がFPC20
0の接続部203に半田付けされる。なお、FPC20
0は、従来と略同様な構成とされているので、その説明
は省略する。
【0055】一方、回路基板500は、プリント配線板
上にICや抵抗素子などの各種チップを搭載することに
より形成される。回路基板500は、ベース410の平
面形状と略同様な構成とされており、ベース410の裏
面に密着して配置され、固定される。ベース410の底
面には回路基板500とFPC200とを接続するため
の開口部411が形成されている。回路基板500の開
口部411に対応する位置には、コネクタ421が搭載
されており、コネクタ421にFPC200の接続部2
07が係合して、FPC200と回路基板500との接
続が行われる。
【0056】以上のように、磁気ヘッド103により磁
気ディスク101から読み取られた再生信号は、サスペ
ンションアーム102a表面に形成された導電パターン
部131、アクチュエータアーム102bの側面に配置
された中継FPC132、ヘッドIC108が形成され
たFPC200に供給され、FPC200を介して回路
基板500に供給される。
【0057】また、本実施例では、プリアンプ301
は、回路基板500に搭載され、導電パターン部13
1、中継FPC132、FPC200、ヘッドIC10
8による周波数特性の劣化を回路基板500上に搭載さ
れるRDC110に供給する直前で補償している。図5
に本発明の一実施例のプリアンプの回路構成図を示す。
【0058】プリアンプ301は、ヘッドIC108の
出力信号を増幅するベース接地増幅回路310、ベース
接地増幅回路310の出力を増幅するコレクタ接地増幅
回路(エミッタフォロワ)320、電源電圧Vccを平滑
化するフィルタ330、出力信号から直流成分をカット
するコンデンサC11、C12から構成される。ベース接地
増幅回路310は、特許請求の範囲中の第2の増幅手段
に相当する。ベース接地増幅回路310は、磁気ヘッド
103の一方の極性の信号を増幅する第1のベース接地
増幅回路部311、他方の極性の信号を増幅する第2の
ベース接地増幅回路部312、第1及び第2のベース接
地増幅回路部311、312にバイアス電圧を供給する
バイアス回路313から構成される。
【0059】第1のベース接地増幅回路部311は、N
PNトランジスタQ1 及び抵抗R11、R12から構成され
る。トランジスタQ1 のベースは、バイアス回路に接続
され、一定のバイアス電圧でバイアスされている。トラ
ンジスタQ1 のエミッタは、抵抗R11を介してヘッドI
C108に接続され、ヘッドIC108の出力信号に応
じた電流が引き込まれる。トランジスタQ1 のコレクタ
は、抵抗R12を介してフィルタ330により整流され、
ノイズ成分が除去された電源電圧Vcc’に接続される。
ヘッドIC108の出力段は、オープンコレクタ、すな
わち、エミッタ接地増幅回路とされており、第1のベー
ス接地増幅回路部311とヘッドIC108の出力段と
で、いわゆる、カスコードアンプを構成する。
【0060】したがって、エミッタ接地増幅回路と同等
の利得を持ちながら、ベース接地増幅回路並に高周波特
性が優れた回路を実現できる。第2のベース接地増幅回
路部312は、NPNトランジスタQ2 及び抵抗R13、
R14から構成される。トランジスタQ2 のベースは、バ
イアス回路313に接続され、一定のバイアス電圧でバ
イアスされている。
【0061】トランジスタQ2 のエミッタは、抵抗R13
を介してヘッドIC108に接続され、ヘッドIC10
8の出力信号に応じた電流が引き込まれる。トランジス
タQ2 のコレクタは、抵抗R14を介してフィルタにより
整流され、ノイズ成分が除去された電源電圧Vcc’が接
続される。既存のヘッドIC108の出力段は、オープ
ンコレクタ、すなわち、エミッタ接地回路とされてお
り、第2のベース接地増幅回路部312とヘッドIC1
08の出力段とで、いわゆる、カスコードアンプを構成
する。
【0062】したがって、エミッタ接地増幅回路と同等
の利得を持ちながら、ベース接地増幅回路並に高周波特
性が優れた回路を実現できる。また、バイアス回路31
3は、抵抗R15、R16から構成される。抵抗R15の一端
はフィルタ330により整流され、ノイズ成分が除去さ
れた電源電圧Vccが接続され、他端は抵抗R16の一端に
接続される。抵抗R16は、一端が抵抗R15の他端に接続
され、他端が接地される。
【0063】バイアス回路313は、フィルタ330に
より整流され、ノイズ成分が除去された電源電圧Vcc’
を抵抗R15と抵抗R16とで分圧して、抵抗R15と抵抗R
16との接続点から一定のバイアス電圧を出力する。ま
た、コレクタ接地増幅回路320は、特許請求の範囲中
の第3の増幅手段に相当する。コレクタ接地増幅回路3
20は、第1のベース接地増幅回路部311の出力信号
を増幅する第1のコレクタ接地増幅回路321、第2の
ベース接地増幅回路部312の出力信号を増幅する第2
のコレクタ接地増幅回路322から構成される。
【0064】第1のコレクタ接地増幅回路321は、N
PNトランジスタQ13、負荷抵抗R17から構成される。
第1のコレクタ接地増幅回路321は、トランジスタQ
13のベースが入力端子となり、第1のベース接地増幅回
路部311の出力端子となる負荷抵抗R12とトランジス
タQ11のコレクタとの接続点に接続される。トランジス
タQ13のコレクタには、フィルタ330により整流さ
れ、ノイズ成分が除去された電源電圧Vcc’が供給され
る。トランジスタQ13のエミッタは、負荷抵抗R17を介
して接地される。
【0065】トランジスタQ13のエミッタと負荷抵抗R
17との接続点が第1のコレクタ接地増幅回路321の出
力端子とされ、コンデンサC11を介してRDC110に
接続される。第2のコレクタ接地増幅回路322は、N
PNトランジスタQ14、負荷抵抗R18から構成される。
第2のコレクタ接地増幅回路322は、トランジスタQ
14のベースが入力端子となり、第2のベース接地増幅回
路部312の出力端子となる負荷抵抗R14とトランジス
タQ12のコレクタとの接続点に接続される。
【0066】トランジスタQ14のコレクタには、フィル
タ330により整流され、ノイズ成分が除去された電源
電圧Vcc’が供給される。トランジスタQ14のエミッタ
は、負荷抵抗R18を介して接地される。トランジスタQ
14のエミッタと負荷抵抗R18との接続点が第1のコレク
タ接地増幅回路322の出力端子とされ、コンデンサC
12を介してRDC110に接続される。
【0067】フィルタ330は、コイルL11、及び、コ
ンデンサC13から構成される。コイルL11の一端に電源
電圧Vcc(=+12〔V〕)が印加される。コイルL11
の他端は、コンデンサC13を介して接地される。コイル
L11、及び、コンデンサC13は、LCフィルタを構成し
ており、コイルL11とコンデンサC13との接続点からノ
イズが除去された電源電圧Vcc’が出力される。
【0068】コイルL11とコンデンサC13との接続点
は、ベース接地増幅回路310の第1のベース接地増幅
回路部311の抵抗R12の一端、ベース接地増幅回路3
10の第2のベース接地増幅回路部312の抵抗R14の
一端、ベース接地増幅回路310のバイアス回路313
の抵抗R15の一端、コレクタ接地増幅回路320を構成
する第1のコレクタ接地増幅回路321のトランジスタ
Q13のコレクタ、コレクタ接地増幅回路320を構成す
る第2のコレクタ接地増幅回路322のトランジスタQ
14のコレクタが接続される。
【0069】このように、第1のベース接地増幅回路部
311、第2のベース接地増幅回路部312、バイアス
回路313、第1のコレクタ接地増幅回路321、第2
のコレクタ接地増幅回路322には、フィルタ330に
より安定化された電源電圧Vcc’が供給されるので、安
定した動作を行うことができる。図6に本発明の磁気デ
ィスク装置の一実施例のRDCに供給される信号の周波
数特性図である。
【0070】磁気ヘッド103、ヘッドIC108、及
び、磁気ヘッド103からヘッドIC108に至る接続
線107、ヘッドIC108からRDC110へ至る接
続線107、ヘッドIC108での周波数特性が劣化し
ても、RDC110の直前に設けられたプリアンプ30
1のベース接地増幅回路310とヘッドIC108の出
力段のエミッタ接地増幅回路とから構成されるカスコー
ドアンプにより周波数特性を補償することにより高周波
特性を図3に矢印D方向に示すように改善できる。
【0071】このとき、プリアンプ301のベース接地
増幅回路310とヘッドIC108の出力段のエミッタ
接地増幅回路とから構成されるカスコードアンプにより
図3に破線で示すように高周波側が必要以上に持ち上げ
られるが、ベース接地増幅回路320の負荷抵抗にR1
1、R13により図3の破線部分を抑制して、図3に実線
で示すように略フラットな特性を得ている。
【0072】以上、本実施例によれば、既存のヘッドI
C108の出力段のエミッタ接地増幅回路とプリアンプ
301のベース接地増幅回路310とを組み合わせるこ
とによりカスコードアンプを構成し、高周波特性を改善
するので、簡単な構成で、高周波特性を改善できる。ま
た、ベース接地増幅回路310の後段にコレクタ接地増
幅回路320を設けることにより、ヘッドIC108の
出力段のエミッタ接地増幅回路とプリアンプ301のベ
ース接地増幅回路310とを組み合わせたカスコードア
ンプによる信号の劣化を減少させることができる。
【0073】さらに、ベース接地増幅回路310、及
び、コレクタ接地増幅回路320を駆動する電源電圧V
ccは、フィルタ330によりノイズを除去された後、ベ
ース接地増幅回路310、及び、コレクタ接地増幅回路
320に供給されるので、ベース接地増幅回路310、
及び、コレクタ接地増幅回路320を電源系のノイズの
影響無く駆動できる。
【0074】このように、本実施例によれば、CAPS
やリード線、FPCなどの静電容量による高周波特性の
劣化や、ヘッドIC108の周波数特性による高周波特
性の劣化をプリアンプ301のベース接地増幅回路とヘ
ッドIC108の出力段のエミッタ接地増幅回路とから
なるカスケードアンプにより補償することができるの
で、高周波特性の劣化を低減でき、よって、高密度化、
データの高速転送を行っても、高周波特性の劣化がない
ので、再生信号を確実に再生できる。
【0075】なお、本実施例では、プリアンプ301を
RDC110が形成された回路基板500上に搭載した
が、これに限られるものではなく、FPC200上に搭
載してもよい。さらに、ヘッドIC108を構成する半
導体チップ上に一体的に搭載してもよく、要はヘッドI
C108とRDC110との間に搭載されれば、その搭
載位置は限定されるものではない。
【0076】なお、本実施例では、導電パターン、及
び、中継FPCにより磁気ヘッドにより読み取った信号
を伝達する構成の磁気ディスク装置について説明した
が、リード線により信号の伝達を行う構成の磁気ディス
ク装置に適用することも可能であるのは言うまでもな
い。また、本実施例では、磁気ディスク装置に適用した
例について説明したが、これに限られるものではなく、
光ディスク装置、光磁気ディスク装置など他の情報記憶
再生装置に適用することも可能であるのは、言うまでも
ない。
【0077】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、第1及び第2の増幅手段によりカスコードアンプが
構成されるので、再生信号が第1及び第2の増幅手段に
より高周波特性が改善され、第3の増幅手段で増幅さ
れ、安定化された後、再生手段に供給することができる
ため、高周波特性の優れた再生信号を得ることができる
ので、記録媒体への記録を高密度化した場合でも、再生
手段により確実に元の信号を再生できる等の特長を有す
る。
【0078】請求項2によれば、第1の増幅手段の出力
段のエミッタ接地増幅回路と、第2の増幅手段のベース
接地増幅回路とで、カスコードアンプを構成することが
でき、カスコードアンプは、一般に、エミッタ接地増幅
回路の利得と、ベース接地増幅回路の高周波特性を合わ
せ持ち、高周波特性の改善を図ることができるので、磁
気ヘッドから第1の増幅手段、及び、第1の増幅手段か
ら第2の増幅手段での劣化する高周波特性を第2の増幅
手段、第3の増幅手段で改善した後、再生手段に供給す
ることができ、したがって、高周波特性の優れた再生信
号を得ることができるので、記録媒体への記録を高密度
化した場合でも、再生手段により確実に元の信号を再生
できる等の特長を有する。
【0079】請求項3によれば、第2の増幅手段、及
び、第3の増幅手段を、再生手段に近接して設けること
により、第3の増幅手段と再生手段との間での高周波特
性の劣化を最小限にできるので、再生手段には第2の増
幅手段と第3の増幅手段により高周波特性が改善され、
劣化ない、高周波特性の優れた再生信号を供給できるの
で、記録媒体への記録を高密度化した場合でも、再生手
段により確実に元の信号を再生できる等の特長を有す
る。
【0080】請求項4によれば、トランジスタのベース
にバイアス電圧生成手段で生成された定電圧を供給し、
コレクタに負荷抵抗を介して電源電圧に接続し、エミッ
タ側からダンピング抵抗を介して第1の増幅手段の出力
信号を供給することによりエミッタ側の電流に応じた信
号をコレクタ側から出力する、いわゆる、ベース接地増
幅回路が構成できる。ベース接地増幅回路は、一般に、
高周波特性に優れるので、第1の増幅手段の出力信号に
対して高周波特性を改善して、第3の増幅手段に供給で
き、したがって、高周波特性の優れた再生信号を再生手
段に供給できるため、記録媒体への記録を高密度化した
場合でも、再生手段により確実に元の信号を再生できる
等の特長を有する。
【0081】請求項5によれば、ダンピング抵抗により
第2の増幅手段の出力信号の高周波特性を補正すること
により再生信号の高周波特性を最適化できる等の特長を
有する。請求項6によれば、第3の増幅手段をコレクタ
接地増幅回路(エミッタフォロワ)とすることにより、
最適なインピーダンスで再生手段に接続でき、したがっ
て、再生信号波形の測定時などに測定回路を接続して
も、測定回路の容量などの影響なく測定が可能となる等
の特長を有する。
【0082】請求項7によれば、トランジスタ及び負荷
抵抗によりコレクタ接地増幅回路が構成され、負荷抵抗
により最適なインピーダンスで再生手段に接続でき、し
たがって、再生信号波形の測定時などに測定回路を接続
しても、測定回路の容量などの影響なく測定が可能とな
る等の特長を有する。請求項8によれば、電源電圧をフ
ィルタにより整流して第2、第3の増幅手段に供給する
ことにより、第2、及び、第3の増幅手段の駆動電圧を
一定にできるので、第2、及び、第3の増幅手段を安定
して動作させることができる等の特長を有する。
【0083】請求項9によれば、第1乃至第3の増幅手
段を極性毎に設けることにより、両極性で高周波特性を
改善できる等の特長を有する。請求項10によれば、第
1及び第2の増幅手段によりカスコードアンプが構成さ
れるので、再生信号が第1及び第2の増幅手段により高
周波特性が改善され、第3の増幅手段で増幅され、安定
化された後、再生手段に供給することができるため、高
周波特性の優れた再生信号を得ることができるので、記
録媒体への記録を高密度化した場合でも、再生手段によ
り確実に元の信号を再生できる等の特長を有する。
【0084】請求項11によれば、第1の増幅手段の出
力段のエミッタ接地増幅回路と、第2の増幅手段のベー
ス接地増幅回路とで、カスコードアンプを構成すること
ができ、カスコードアンプは、エミッタ接地増幅回路の
利得と、ベース接地増幅回路の高周波特性を合わせ持ち
るため、高周波特性の改善を図ることができる等の特長
を有する。
【0085】請求項12によれば、第2の増幅手段、及
び、第3の増幅手段を、再生手段に近接して設けること
により、第3の増幅手段と再生手段との間での高周波特
性の劣化を最小限にできるので、再生手段には第2の増
幅手段と第3の増幅手段により高周波特性が改善され、
劣化ない、高周波特性の優れた再生信号を供給できるの
で、記録媒体への記録を高密度化した場合でも、再生手
段により確実に元の信号を再生できる等の特長を有す
る。
【0086】請求項13によれば、トランジスタのベー
スにバイアス電圧生成手段で生成された定電圧を供給
し、コレクタに負荷抵抗を介して電源電圧に接続し、エ
ミッタ側からダンピング抵抗を介して第1の増幅手段の
出力信号を供給することによりエミッタ側の電流に応じ
た信号をコレクタ側から出力し、いわゆる、ベース接地
増幅回路が構成でき、ベース接地増幅回路は、一般に、
高周波特性に優れるので、第1の増幅手段の出力信号に
対して高周波特性を改善して、第3の増幅手段に供給で
きるので、高周波特性の優れた再生信号を再生手段に供
給できることになり、よって、記録媒体への記録を高密
度化した場合でも、再生手段により確実に元の信号を再
生できる等の特長を有する。
【0087】請求項14によれば、ダンピング抵抗によ
り第2の増幅手段の出力信号の高周波特性を補正するこ
とにより再生信号の高周波特性を最適化できる等の特長
を有する。請求項15によれば、第3の増幅手段をコレ
クタ接地増幅回路(エミッタフォロワ)とすることによ
り、最適なインピーダンスで再生手段に接続でき、した
がって、再生信号波形の測定時などに測定回路を接続し
ても、測定回路の容量などの影響なく測定が可能となる
等の特長を有する。
【0088】請求項16によれば、トランジスタ及び負
荷抵抗によりコレクタ接地増幅回路が構成され、負荷抵
抗により最適なインピーダンスで再生手段に接続でき、
したがって、再生信号波形の測定時などに測定回路を接
続しても、測定回路の容量などの影響なく測定が可能と
なる等の特長を有する。請求項17によれば、電源電圧
をフィルタにより整流して第2、第3の増幅手段に供給
することにより、第2、及び、第3の増幅手段の駆動電
圧を一定にできるので、第2、及び、第3の増幅手段を
安定して動作させることができる等の特長を有する。
【0089】請求項18によれば、第1乃至第3の増幅
手段を極性毎に設けることにより、両極性で高周波特性
を改善できる等の特長を有する。請求項19によれば、
第2の増幅手段、及び、第3の増幅手段を、プリント配
線板上に搭載することにより、再生手段に近接して設け
ることができるので、ヘッド、フレキシブルプリント配
線板での高周波特性の劣化を改善した後、改善され、劣
化のない再生信号を直接的に再生手段に供給できるの
で、高周波特性に優れた記憶装置を実現できる等の特長
を有する。
【0090】請求項20によれば、第2の増幅手段、及
び、第3の増幅手段が、フレキシブルプリント配線板上
に搭載することにより、従来のプリント配線板をそのま
ま用いることができ、簡単な構成で高周波特性に優れた
記憶装置を実現できる等の特長を有する。請求項21に
よれば、第2の増幅手段、及び、第3の増幅手段を半導
体装置として再生手段と一体に形成することにより、フ
レキシブルプリント配線板、及び、プリント配線板を変
更することなく、半導体装置の回路構成を換えるだけ
で、高周波特性に優れた記憶装置が実現でき、また、再
生手段に一体に形成するため、再生手段に近接して設け
ることができるので、ヘッド、フレキシブルプリント配
線板での高周波特性の劣化を改善した後、改善され、劣
化のない再生信号を直接的に再生手段に供給できるの
で、高周波特性に優れた記憶装置を実現できる等の特長
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のブロッ
ク構成図である。
【図2】本発明の磁気ディスク装置の一実施例の斜視図
である。
【図3】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のサスペ
ンションアームの構成図である。
【図4】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のアクチ
ュエータアーム部分の側面図である。
【図5】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のプリア
ンプの回路構成図である。
【図6】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のRDC
に供給される信号の周波数特性図である。
【図7】従来の磁気ディスク装置の一例のブロック構成
図である。
【図8】従来の磁気ディスク装置の一例のアーム部分の
構成図である。
【図9】従来の磁気ディスク装置の一例のFPCの構成
図である。
【図10】従来の磁気ディスク装置の一例のプルアップ
回路の回路構成図である。
【図11】従来の磁気ディスク装置の一例のRDCに供
給される信号の周波数特性図である。
【符号の説明】
101 磁気ディスク 102 スピンドルモータ 103 磁気ヘッド 104 アーム 106 ボイスコイルモータ 107 接続線 108 ヘッドIC 110 RDC 300 磁気ディスク装置 301 プリアンプ 310 ベース接地増幅回路 311 第1のベース接地増幅回路部 312 第2のベース接地増幅回路部 313 バイアス回路 320 コレクタ接地増幅回路 321 第1のコレクタ接地増幅回路 322 第2のコレクタ接地増幅回路 330 フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/09

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体からヘッドにより再生された再
    生信号を増幅する第1の増幅手段と、前記第1の増幅手
    段で増幅された再生信号を元の信号に再生する再生手段
    とを有する再生装置において、 高周波増幅回路からなり、前記第1の増幅手段で増幅さ
    れた再生信号を高周波増幅する第2の増幅手段と、 前記第2の増幅手段の出力信号を増幅し、前記再生手段
    に供給する第3の増幅手段とを有することを特徴とする
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の増幅手段の出力段を、エミッ
    タ接地増幅回路から構成し、 前記第2の増幅手段を、ベース接地増幅回路から構成す
    ることにより、 前記第1の増幅手段と前記第2の増幅手段とでカスコー
    ドアンプを構成することを特徴とする請求項1記載の再
    生装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の増幅手段、及び、前記第3の
    増幅手段は、前記再生手段に近接して設けられたことを
    特徴とする請求項1又は2のいずれか一項記載の再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第2の増幅手段は、前記ヘッドアン
    プの出力端子に一端が接続されたダンピング抵抗と、 一端に電源電圧が印加された負荷抵抗と、 バイアス電圧を生成するバイアス電圧生成手段と、 前記ダンピング抵抗の他端にエミッタ接続され、前記付
    加抵抗の他端にコレクタが接続され、前記バイアス電圧
    生成手段で生成された前記バイアス電圧がベースに供給
    されるトランジスタとを有し、 前記負荷抵抗と前記トランジスタのコレクタとの接続点
    から出力信号を得ることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか一項記載の再生装置。
  5. 【請求項5】 前記ダンピング抵抗により前記第2の増
    幅手段の出力信号の高周波特性を補正することを特徴と
    する請求項4記載の再生装置。
  6. 【請求項6】 前記第3の増幅手段は、コレクタ接地
    増幅回路から構成されることを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれか一項記載の再生装置。
  7. 【請求項7】 前記第3の増幅手段は、前記第2の増幅
    手段の出力信号がベースに供給され、コレクタに前記電
    源電圧が供給されたトランジスタと、 前記トランジスタのエミッタに一端が接続され、他端が
    共通基準電位に接続された負荷抵抗とを有することを特
    徴とする請求項6記載の再生装置。
  8. 【請求項8】 前記電源電圧を整流するフィルタを有す
    ることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項記載
    の再生装置。
  9. 【請求項9】 前記第1乃至第3の増幅手段は、極性毎
    に設けられたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれ
    か一項記載の再生装置。
  10. 【請求項10】 記録媒体から情報を読み出す再生ヘッ
    ドと、該再生ヘッドにより該記録媒体から読み出された
    信号を導出するフレキシブルプリント配線板と、該フレ
    キシブルプリント配線板上に設けられ、該磁気ヘッドに
    より該記録媒体から読み出された再生信号を増幅する第
    1の増幅手段と、該フレキシブルプリント配線板が接続
    され、該第1の増幅手段により増幅された再生信号を復
    調する再生手段が搭載されたプリント配線板とを有する
    記憶装置において、 高周波増幅回路からなり、前記第1の増幅手段で増幅さ
    れた再生信号を高周波増幅する第2の増幅回路と、 前記第2の増幅手段の出力信号を増幅し、前記再生手段
    に供給する第3の増幅手段とを有することを特徴とする
    記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の増幅手段の出力段を、エミ
    ッタ接地増幅回路から構成し、 前記第2の増幅手段を、ベース接地増幅回路から構成す
    ることにより、 前記第1の増幅手段と前記第2の増幅手段とでカスコー
    ドアンプを構成することを特徴とする請求項10記載の
    記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の増幅手段、及び、前記第3
    の増幅手段は、前記再生手段に近接して設けられたこと
    を特徴とする請求項10又は11のいずれか一項記載の
    記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の増幅手段は、前記ヘッドア
    ンプの出力端子に一端が接続されたダンピング抵抗と、 一端に電源電圧が印加された負荷抵抗と、 バイアス電圧を生成するバイアス電圧生成手段と、 前記ダンピング抵抗の他端にエミッタ接続され、前記付
    加抵抗の他端にコレクタが接続され、前記バイアス電圧
    生成手段で生成された前記バイアス電圧がベースに供給
    されるトランジスタとを有し、 前記負荷抵抗と前記トランジスタのコレクタとの接続点
    から出力信号を得ることを特徴とする請求項10乃至1
    2のいずれか一項記載の記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記ダンピング抵抗により前記第2の
    増幅手段の出力信号の高周波特性を補正することを特徴
    とする請求項13記載の記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記第3の増幅手段は、コレクタ接
    地増幅回路から構成されることを特徴とする請求項10
    乃至14のいずれか一項記載の記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記第3の増幅手段は、前記第2の増
    幅手段の出力信号がベースに供給され、コレクタに前記
    電源電圧が供給されたトランジスタと、 前記トランジスタのエミッタに一端が接続され、他端が
    共通基準電位に接続された負荷抵抗とを有することを特
    徴とする請求項15記載の記憶装置。
  17. 【請求項17】 前記電源電圧を整流するフィルタを有
    することを特徴とする請求項13乃至16のいずれか一
    項記載の記憶装置。
  18. 【請求項18】 前記第1乃至第3の増幅手段は、極性
    毎に設けられたことを特徴とする請求項10乃至17の
    いずれか一項記載の記憶装置。
  19. 【請求項19】 前記第2の増幅手段、及び、前記第3
    の増幅手段は、前記プリント配線板上に搭載されたこと
    を特徴とする請求項10乃至18のいずれか一項記載の
    記憶装置。
  20. 【請求項20】 前記第2の増幅手段、及び、前記第3
    の増幅手段は、前記フレキシブルプリント配線板上に搭
    載されたこと特徴とする請求項10乃至18のいずれか
    一項記載の記憶装置。
  21. 【請求項21】 前記第2の増幅手段、及び、前記第3
    の増幅手段は、半導体装置として前記再生手段と一体に
    形成されたことを特徴とする請求項10乃至18のいず
    れか一項記載の記憶装置。
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