JP2582336Y2 - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JP2582336Y2
JP2582336Y2 JP380193U JP380193U JP2582336Y2 JP 2582336 Y2 JP2582336 Y2 JP 2582336Y2 JP 380193 U JP380193 U JP 380193U JP 380193 U JP380193 U JP 380193U JP 2582336 Y2 JP2582336 Y2 JP 2582336Y2
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JP
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magnetic head
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printed circuit
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坂 智 彦 大
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パソコン、ワープロ等
の電子機器に使用されている磁気記録装置の磁気ヘッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種パソコン、ワープロ等の
機器本体には、図3に示すように、磁気記録装置として
のフロッピーディスクドライブ1が設けられており、こ
のフロッピーディスクドライブ1にフロッピーディスク
2が挿着及び離脱できるようになっている。そして、上
記フロッピーディスクドライブ1にフロッピーディスク
2を挿入したとき、シャッター開閉レバー5によりシャ
ッター3が横方向にスライドして開口するようになって
いる。また、上記フロッピーディスクドライブ1には、
挿入されたフロッピーディスク2を回転駆動する回転ド
ラム6、この回転ドラム6をベルトを介して所定の速度
で回転させる駆動モータ7、及び磁気ヘッド8を有する
磁気ヘッド部10が設けられている。
【0003】上記磁気ヘッド部10は、磁気ヘッド8が
固着されたフレキシブルプリント基板11をキャリッジ
9に取付けた構成になっており、このフレキシブルプリ
ント基板11は、図4に示すように、絶縁体からなるベ
ースフイルム12の上面に貼着した導箔を所定のパター
ン形状にエッチングして導体13を形成し、その上面に
絶縁体からなるカバーフイルム14を貼着して所定の形
状に打ち抜いたものであり、そのフレキシブルプリント
基板11の先端部下面に、ジンバルプレート15を介し
て磁気ヘッド8が固着されている。
【0004】ここで、上記磁気ヘッド8をフレキシブル
プリント基板11に固着するには、磁気ヘッド8の摺動
面の反対側に突出した端子をフレキシブルプリント基板
11の取付け位置に差込み、カバーフイルム14の上面
に穿った穴より半田付け16等により固着している。な
お、上記カバーフイルム14の先端部近傍が所定の間隔
bだけ横方向に切除されており、磁気ヘッド8を固着し
たフレキシブルプリント基板11の首部に可動性を保持
している。
【0005】しかしながら、上記従来の磁気ヘッド構造
では、フレキシブルプリント基板の先端部に磁気ヘッド
を取付けたヘッド部の厚さh0が半田付けした分だけ磁
気ヘッド部10が厚くなり、フロッピーディスクドライ
ブの全体が厚くなる等、全体の薄型化及び小型化の妨げ
になっている等の問題があった。
【0006】そこで、上述した問題点を改善するため
に、最近の磁気ヘッド構造では、図5に示すように、磁
気ヘッド8の端子8aを摺動面と平行な横方向に突出さ
せると共に、ジンバルプレート15の一部を切欠き、上
記磁気ヘッド8の端子8aとフレキシブルプリント基板
11とをヘッド側で半田付け16により固着するように
したものが提案されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
磁気ヘッド構造では、半田付け部の分だけ薄型になると
いう利点がある反面、フレキシブルプリント基板の導体
部とジンバルプレートがショートして不良品が生ずる等
の難点があると共に、これを解消するためにジンバルプ
レートの一部を切欠く必要がある等、加工や組付け作業
が面倒であり、安定した高精度の磁気ヘッドを得ること
ができないという問題があった。
【0008】本考案の目的は、上記従来構造の課題を解
決するためになされたもので、磁気ヘッド部を構成する
フレキシブルプリント基板に磁気ヘッドを取付けたヘッ
ド部の高さを薄くして、フロッピーディスクドライブの
薄型化及び小型化を図ることを目的とした磁気ヘッドを
得るにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本考案による磁気ヘッド構造は、磁気ヘッド
を接続するフレキシブルプリント基板の導体が貼着され
たベースフイルムの先端部近傍の左右側面に、ジンバル
プレートが橋渡しされる間隔を有する切欠部を形成して
導体の複数端子を露出させると共に、上記磁気ヘッドの
摺動面の反対側に、上記導体の各端子に対応する導体ピ
ンを突設させ、この導体ピンをベースフイルムの切欠部
内に露出している各端子に溶着してなる構成したこと
を特徴とする。
【0010】
【作用】このような構成に基づいて、本考案の磁気ヘッ
ド構造では、フレキシブルプリント基板の導体が貼着さ
れているベースフイルムの先端部近傍に、左右の側面よ
り所定間隔の切欠部を形成し、この切欠部間に磁気ヘッ
ドを弾性保持したジンバルプレートが橋渡しされるよう
に組付け、上記ベースフイルムの切欠部の隙間より半田
コテ等を介して磁気ヘッドの各導体ピンを導体に溶着す
るよう構成したので、従来構造のようにカバーフイルム
の上面に半田部が突出することがなくなり、磁気ヘッド
構造を薄型に形成することができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0012】図1は本考案による磁気ヘッド構造の組立
て前を示す要部の斜視図、図2は図1における磁気ヘッ
ド構造の組立て状態を示す断面図図である。まず、本考
案による磁気ヘッド部を構成するフレキシブルプリント
基板20は、絶縁体からなるベースフイルム21の上面
に貼着した導箔を所定のパターン形状にエッチングして
導体22を形成し、その上面に絶縁体からなるカバーフ
イルム23を貼着して所定の形状に打ち抜いたものであ
る。
【0013】上記フレキシブルプリント基板20の上面
に貼着されたカバーフイルム23の先端部近傍が間隔b
だけ切除されており、磁気ヘッド25を取付けたフレキ
シブルプリント基板20の首部に可動性を保持してい
る。また、上記フレキシブルプリント基板20の導体2
2を挟持しているベースフイルム21の先端部左右の側
面には、ジンバルプレート26が橋渡しされるよう間隔
dを有する切欠部24が形成されており、この切欠部2
4によって導体22の複数端子22aが露出するように
なっている。
【0014】一方、上記ジンバルプレート26を介して
フレキシブルプリント基板20に取付けられる磁気ヘッ
ド25には、導体22の端子22aに対応する複数本の
信号用導体ピン25aが、磁気ヘッド25の摺動面の反
対側左右よりジンバルプレート26を貫通して突設され
ている。
【0015】次いで、上述したように構成されたフレキ
シブルプリント基板20の先端部にジンバルプレート2
6に弾性保持された磁気ヘッド25を取付ける場合につ
いて説明する。まず、ジンバルプレート26を貫通して
突設した磁気ヘッド25の各導体ピン25aの周囲にペ
ースト状の半田27を塗布した後、この導体ピン25a
をベースフイルム21の切欠部24内に露出している各
端子22aに接触させ、図2に示すように、上記ベース
フイルム21の切欠部24の隙間より半田コテ等を介し
て磁気ヘッド25の各導体ピン25aを端子22aに溶
着する。
【0016】したがって、本考案による実施例では、フ
レキシブルプリント基板20の先端部に磁気ヘッド25
を取付けた場合、従来構造のようにカバーフイルム23
の上面より半田付けする必要がなくなり、その分だけ磁
気ヘッド部の厚さh1が薄くなり、フロッピーディスク
ドライブの薄型化及び機器全体の小型化を図ることがで
きる。
【0017】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案によ
る磁気ヘッドは、ジンバルプレートを貫通して突設した
後、この導体ピンをベースフイルムの切欠部内に露出し
ている各端子に溶着してなる構成したので、フレキシ
ブルプリント基板の先端部に磁気ヘッドを取付けた場
合、従来のようにカバーフイルムの上面より半田付けす
る必要がなくなり、その分だけ磁気ヘッド部の厚さを薄
くすることができるので、フロッピーディスクドライブ
の薄型化及び機器全体の小型化を図ることができる。ま
たジンバルプレートや磁気ヘッドの端子加工及び組付け
作業が簡素化され、コスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による磁気ヘッドの組立て前を示す要部
の斜面図である。
【図2】図1における磁気ヘッドの組立て状態を示す断
面図である。
【図3】一般のパソコン、ワープロ等のフロッピーディ
スクドライブ装置の平面図である。
【図4】従来構造の磁気ヘッドを示す断面図である。
【図5】さらに他の従来構造による磁気ヘッドを示す斜
視図である。
【符号の説明】
2 フロッピーディスクドライブ 20 フレキシブルプリント基板 21 ベースフィルム 22 導体 22a 端子 23 カバーフィルム 24 切欠部 25 磁気ヘッド 25a 導体ピン 26 ジンバルプレート

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを接続するフレキシブルプリ
    ント基板の導体が貼着されたベースフイルムの先端部近
    傍の左右側面に、ジンバルプレートが橋渡しされる間隔
    を有する切欠部を形成して導体の複数端子を露出させる
    と共に、上記磁気ヘッドの摺動面の反対側に、上記導体
    の各端子に対応する導体ピンを突設させ、この導体ピン
    をベースフイルムの切欠部内に露出している各端子に溶
    してなる構成したことを特徴とする磁気ヘッド。
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