JP2530725Y2 - 磁気ヘッド装置 - Google Patents
磁気ヘッド装置Info
- Publication number
- JP2530725Y2 JP2530725Y2 JP1990081199U JP8119990U JP2530725Y2 JP 2530725 Y2 JP2530725 Y2 JP 2530725Y2 JP 1990081199 U JP1990081199 U JP 1990081199U JP 8119990 U JP8119990 U JP 8119990U JP 2530725 Y2 JP2530725 Y2 JP 2530725Y2
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- Japan
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- terminal
- electrode portion
- magnetic head
- head unit
- head device
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、磁気ヘッド装置に係り、特にパーソナルコ
ンピュータやワードプロセッサー等の外部記憶装置とし
て利用されるフロッピーディスク駆動装置における磁気
ベッド装置の端子基板に関する。
ンピュータやワードプロセッサー等の外部記憶装置とし
て利用されるフロッピーディスク駆動装置における磁気
ベッド装置の端子基板に関する。
従来、例えばフロッピーディスク駆動装置に使用され
る磁気ヘッド装置として、第5図の平面図、及び、第6
図の要部断面図で示すものが実施されている。
る磁気ヘッド装置として、第5図の平面図、及び、第6
図の要部断面図で示すものが実施されている。
図示するように、従来の磁気ヘッド装置における端子
基板1は、導体3による配線パターンを設けたベースフ
ィルム2に、カバーフィルム4を貼着し、導体3を露出
した状態で端子挿通穴5を設けたフレキシブルプリント
基板構成とされている。
基板1は、導体3による配線パターンを設けたベースフ
ィルム2に、カバーフィルム4を貼着し、導体3を露出
した状態で端子挿通穴5を設けたフレキシブルプリント
基板構成とされている。
そして、この構成からなる端子基板1の各端子挿通穴
5に磁気ヘッドの端子を嵌合挿通し、半田付けすること
より導通固着して配設するようになされている。
5に磁気ヘッドの端子を嵌合挿通し、半田付けすること
より導通固着して配設するようになされている。
しかしながら、上記した従来の磁気ヘッド装置10にあ
っては、磁気ヘッド装置の端子が短い場合、充分に端子
挿通穴5から磁気ヘッドの端子が突出せず、端子挿通穴
5の導体3と端子との半田が充分に行われず、導通不良
が発生するという課題が生じていた。
っては、磁気ヘッド装置の端子が短い場合、充分に端子
挿通穴5から磁気ヘッドの端子が突出せず、端子挿通穴
5の導体3と端子との半田が充分に行われず、導通不良
が発生するという課題が生じていた。
本考案は、上記した課題に鑑みて考案されたもので、
短い端子でも半田不良の発生しない磁気ヘッド装置を提
供することを目的とする。
短い端子でも半田不良の発生しない磁気ヘッド装置を提
供することを目的とする。
そこで、上記した課題を解決するための手段として、
本考案は、スライダーとヘッドチップが一体となったヘ
ッドユニットと、ヘッドユニットを支持するジンバル
と、ジンバルに固着され、ヘッドユニットの端子が導通
接続される端子基板とから構成される磁気ヘッド装置に
おいて、端子基板はフィルム状のフレキシブル基板と、
このフレキシブル基板に配設された電極部を形成した配
線パターンとからなり、この配線パターンの電極部はフ
レキシブル基板の外周端縁に向かって形成されるととも
に、この電極部の両側に切込みを設け、電極部をヘッド
ユニットの端子側へ折曲して溝部が形成され、この溝部
に端子を嵌合位置させて電極部と端子とが導通する構成
としたものである。
本考案は、スライダーとヘッドチップが一体となったヘ
ッドユニットと、ヘッドユニットを支持するジンバル
と、ジンバルに固着され、ヘッドユニットの端子が導通
接続される端子基板とから構成される磁気ヘッド装置に
おいて、端子基板はフィルム状のフレキシブル基板と、
このフレキシブル基板に配設された電極部を形成した配
線パターンとからなり、この配線パターンの電極部はフ
レキシブル基板の外周端縁に向かって形成されるととも
に、この電極部の両側に切込みを設け、電極部をヘッド
ユニットの端子側へ折曲して溝部が形成され、この溝部
に端子を嵌合位置させて電極部と端子とが導通する構成
としたものである。
そしてこの構成により、端子基板の各端子挿通穴はそ
れぞれ自在に折曲させることができ、磁気ヘッド装置の
端子側に折曲させることによって、端子の突出量を多く
とることができる。
れぞれ自在に折曲させることができ、磁気ヘッド装置の
端子側に折曲させることによって、端子の突出量を多く
とることができる。
また、端子基板の電極部が磁気ヘッド装置の端子と面
で接触することにより、半田付着面積が増え、半田付が
良好に行える。
で接触することにより、半田付着面積が増え、半田付が
良好に行える。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る磁気ヘッド装置の概略側面図で
ある。
ある。
図示するように、磁気ヘッド装置10は、スライダー11
とヘッドチップ12とが一体となったヘッドユニット13
と、このヘッドユニット13を支持するジンバル14と、ジ
ンバル14にヘッドユニット13の端子に導通接続して固着
したフレキシブルプリント基板からなる端子基板15とか
ら構成されている。
とヘッドチップ12とが一体となったヘッドユニット13
と、このヘッドユニット13を支持するジンバル14と、ジ
ンバル14にヘッドユニット13の端子に導通接続して固着
したフレキシブルプリント基板からなる端子基板15とか
ら構成されている。
ここで、端子基板15は第2図の要部平面図、及び第3
図の要部斜視図で示すように、その端子接続部15aに
は、導体で形成した配線パターン16が複数パターン配設
されている。
図の要部斜視図で示すように、その端子接続部15aに
は、導体で形成した配線パターン16が複数パターン配設
されている。
そして、この配線パターン16の電極部17は端子接続部
15aの内方から外方の外周端縁に向かって形成されてい
る。
15aの内方から外方の外周端縁に向かって形成されてい
る。
加えて、電極部17はその両側に切込み部18がそれぞれ
設けられ、電極部17は第3図で示すように、電極部17の
みが端子接続部15aと連続した状態で折曲され、電極部1
7が折曲されて形成された溝部19にヘッドユニット13の
端子20が嵌合位置するよう構成されている。
設けられ、電極部17は第3図で示すように、電極部17の
みが端子接続部15aと連続した状態で折曲され、電極部1
7が折曲されて形成された溝部19にヘッドユニット13の
端子20が嵌合位置するよう構成されている。
続いて、電極部17とヘッドユニット13の端子20との接
続状態について説明する。第4図の要部斜視図について
図示するように、電極部17は端子接続部15aからジンバ
ル14の孔を貫通して図中下方へ折曲された状態で、ヘッ
ドユニット13の端子20と嵌合し、端子20と面接触状態で
接触する。
続状態について説明する。第4図の要部斜視図について
図示するように、電極部17は端子接続部15aからジンバ
ル14の孔を貫通して図中下方へ折曲された状態で、ヘッ
ドユニット13の端子20と嵌合し、端子20と面接触状態で
接触する。
次にこの面接触状態の電極部17と端子20とが半田21に
より半田付けされて導通固着されるものである。
より半田付けされて導通固着されるものである。
従って、上記した構成からなる本考案の磁気ヘッド装
置によれば、端子基板の電極部を電極部の両側に切込み
を設けてヘッドユニットの端子側へ折曲し、電極部の折
曲によって形成された溝部に端子を嵌合させて、電極部
と導通半田付けするようにしたため、ヘッドユニットの
端子が短い場合でも、電極部と充分接触させることがで
き、半田面積を増やして半田付不良の発生が防止される
とともに、電極部はその弾性力によって常に端子側を押
圧するように作用し、接触不良の発生も防止できる。
置によれば、端子基板の電極部を電極部の両側に切込み
を設けてヘッドユニットの端子側へ折曲し、電極部の折
曲によって形成された溝部に端子を嵌合させて、電極部
と導通半田付けするようにしたため、ヘッドユニットの
端子が短い場合でも、電極部と充分接触させることがで
き、半田面積を増やして半田付不良の発生が防止される
とともに、電極部はその弾性力によって常に端子側を押
圧するように作用し、接触不良の発生も防止できる。
また、電極部が延在する状態となるため、ヘッドユニ
ットの端子長さを短く形成することができ、全体として
磁気ヘッド装置の薄型化を図ることができるという効果
が得られるものである。
ットの端子長さを短く形成することができ、全体として
磁気ヘッド装置の薄型化を図ることができるという効果
が得られるものである。
第1図は本考案に係る磁気ヘッド装置の一実施例を示す
概略構成側面図、第2図はその要部平面図、第3図は要
部斜視図、第4図は使用状態を示す要部斜視図、第5図
は従来例を示す要部平面図で、第6図はその要部断面図
である。 10……磁気ヘッド装置、11……スライダー、12……ヘッ
ドチップ、13……ヘッドユニット、14……ジンバル、15
……端子基板、15a……端子接続部、16……配線パター
ン、17……電極部、18……切込み部、19……溝部、20…
…端子、21……半田。
概略構成側面図、第2図はその要部平面図、第3図は要
部斜視図、第4図は使用状態を示す要部斜視図、第5図
は従来例を示す要部平面図で、第6図はその要部断面図
である。 10……磁気ヘッド装置、11……スライダー、12……ヘッ
ドチップ、13……ヘッドユニット、14……ジンバル、15
……端子基板、15a……端子接続部、16……配線パター
ン、17……電極部、18……切込み部、19……溝部、20…
…端子、21……半田。
Claims (1)
- 【請求項1】スライダーとヘッドチップが一体となった
ヘッドユニットと、該ヘッドユニットを支持するジンバ
ルと、該ジンバルに固着され、該ヘッドユニットの端子
が導通接続される端子基板とから構成される磁気ヘッド
装置において、該端子基板はフィルム状のフレキシブル
基板と、該フレキシブル基板に配設された電極部を形成
した配線パターンとからなり、該配線パターンの電極部
は該フレキシブル基板の外周端縁に向かって形成される
とともに、該電極部の両側に切込みを設け、該電極部を
該ヘッドユニットの端子側へ折曲して溝部が形成され、
該溝部に該端子を嵌合位置させて該電極部と該端子とが
導通する構成としてなることを特徴とする磁気ヘッド装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990081199U JP2530725Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990081199U JP2530725Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 磁気ヘッド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0439899U JPH0439899U (ja) | 1992-04-03 |
JP2530725Y2 true JP2530725Y2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=31626924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990081199U Expired - Fee Related JP2530725Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2530725Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6095001A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-28 | 日清紡績株式会社 | 直結型弾性まくらぎ用弾性被覆材 |
JPS614033A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-09 | Canon Inc | カメラの接写用中間リング |
JPS6151576A (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-14 | Nissin Electric Co Ltd | 誘電体損失測定装置 |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP1990081199U patent/JP2530725Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0439899U (ja) | 1992-04-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |