JPH075533Y2 - 回転磁気ヘッド装置 - Google Patents
回転磁気ヘッド装置Info
- Publication number
- JPH075533Y2 JPH075533Y2 JP13020889U JP13020889U JPH075533Y2 JP H075533 Y2 JPH075533 Y2 JP H075533Y2 JP 13020889 U JP13020889 U JP 13020889U JP 13020889 U JP13020889 U JP 13020889U JP H075533 Y2 JPH075533 Y2 JP H075533Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary
- magnetic head
- rotary cylinder
- cylinder
- head device
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案はVTR（ビデオテープレコーダ）等の磁気記録再
生装置に使用される回転磁気ヘッド装置に係り、特に磁
気ヘッドとロータリトランスの回転側トランスの電気的
接続部材を改良した回転磁気ヘッド装置に関する。
生装置に使用される回転磁気ヘッド装置に係り、特に磁
気ヘッドとロータリトランスの回転側トランスの電気的
接続部材を改良した回転磁気ヘッド装置に関する。
（ロ）従来の技術 この種の回転磁気ヘッド装置は例えば実公昭63-23783号
公報（G11B5/53）に記載されている。この公報に記載の
回転磁気ヘッド装置では、回転シリンダに取付けられた
磁気ヘッドの電極と該回転シリンダ同軸上に設けられた
回転側ロータリトランスの巻線とを電気的に接続する接
触子を保持するコネクタの平面状側面を回転シリンダの
透孔に挿着する際磁気ヘッドのベースの端面にガイドさ
せ接触子を磁気ヘッドの電極と合致するように位置決め
するようにしている。
公報（G11B5/53）に記載されている。この公報に記載の
回転磁気ヘッド装置では、回転シリンダに取付けられた
磁気ヘッドの電極と該回転シリンダ同軸上に設けられた
回転側ロータリトランスの巻線とを電気的に接続する接
触子を保持するコネクタの平面状側面を回転シリンダの
透孔に挿着する際磁気ヘッドのベースの端面にガイドさ
せ接触子を磁気ヘッドの電極と合致するように位置決め
するようにしている。
（ハ）考案が解決しようとする課題 ところで、磁気ヘッドは回転シリンダにμｍオーダの精
度で１本のネジにて取付けられているものであり、上記
従来技術の如く、磁気ヘッドを案内としてコネクタの挿
着を行なうと磁気ヘッドを所定の位置からずらしてしま
う場合があり、磁気ヘッドの取付け精度の信頼性を損う
という欠点があった。
度で１本のネジにて取付けられているものであり、上記
従来技術の如く、磁気ヘッドを案内としてコネクタの挿
着を行なうと磁気ヘッドを所定の位置からずらしてしま
う場合があり、磁気ヘッドの取付け精度の信頼性を損う
という欠点があった。
従って、本考案はかかる欠点を解決しようとするもので
ある。
ある。
（ニ）課題を解決するための手段 本考案は、固定シリンダ上に回転シリンダを回転自在に
支持し、前記回転シリンダに該回転シリンダの外周面よ
り少許突出する磁気ヘッドが固定された回転磁気ヘッド
装置において、上記課題を解決すべく、 前記磁気ヘッドの電極と前記回転シリンダに同軸上に設
けられた回転側ロータリトランスの巻線に接続された電
極とを電気的に接続する接触子を保持するホルダを設
け、該ホルダは前記回転シリンダに穿設された透孔に挿
着される挿着部と、前記回転シリンダの内面に密着係合
する腕部とを有している。
支持し、前記回転シリンダに該回転シリンダの外周面よ
り少許突出する磁気ヘッドが固定された回転磁気ヘッド
装置において、上記課題を解決すべく、 前記磁気ヘッドの電極と前記回転シリンダに同軸上に設
けられた回転側ロータリトランスの巻線に接続された電
極とを電気的に接続する接触子を保持するホルダを設
け、該ホルダは前記回転シリンダに穿設された透孔に挿
着される挿着部と、前記回転シリンダの内面に密着係合
する腕部とを有している。
（ホ）作用 上記構成によれば、ホルダが回転シリンダの内面に密着
係合する腕部によって、回転シリンダの所定位置に配備
されるので、ホルダを回転シリンダの透孔に挿着するだ
けで、接触子と磁気ヘッドが接続可能な状態となる。
係合する腕部によって、回転シリンダの所定位置に配備
されるので、ホルダを回転シリンダの透孔に挿着するだ
けで、接触子と磁気ヘッドが接続可能な状態となる。
（ヘ）実施例 以下、本考案の一実施例を第１図〜第５図を参照しつつ
説明する。
説明する。
第１図は本考案の回転磁気ヘッド装置の要部分解斜視
図、第２図は本考案の回転磁気ヘッド装置の垂直断面
図、第３図は回転シリンダの要部垂直断面図、第４図は
回転シリンダの平面図を示しており、回転磁気ヘッド装
置は大きく分けて下部の固定シリンダ（１）と上部の回
転シリンダ（２）とからなり、固定シリンダ（１）には
ロータリトランスの固定側トランス部（３）が固定され
ているとともにロータリトランスの回転側トランス部
（４）が前記回転シリンダ（２）とネジ（５）にて結合
されて固定シリンダ（１）に対し回転可能に取付けられ
ている。（６）はロータリトランスの回転側トランス部
（４）に結合された回転軸、（７）はボールベアリング
である。（８）は回転シリンダ（２）の外周面より少許
突出するよう配備される磁気ヘッド（９）を固定するベ
ースであり、該ベース（８）は一本のネジ（10）にて回
転シリンダ（２）に固定される。このベース（８）の上
にはプリント板（11）が貼着されており、このプリント
板（11）に形成された電極（12）（12）に磁気ヘッド
（９）のコイル線が半田付けされる。
図、第２図は本考案の回転磁気ヘッド装置の垂直断面
図、第３図は回転シリンダの要部垂直断面図、第４図は
回転シリンダの平面図を示しており、回転磁気ヘッド装
置は大きく分けて下部の固定シリンダ（１）と上部の回
転シリンダ（２）とからなり、固定シリンダ（１）には
ロータリトランスの固定側トランス部（３）が固定され
ているとともにロータリトランスの回転側トランス部
（４）が前記回転シリンダ（２）とネジ（５）にて結合
されて固定シリンダ（１）に対し回転可能に取付けられ
ている。（６）はロータリトランスの回転側トランス部
（４）に結合された回転軸、（７）はボールベアリング
である。（８）は回転シリンダ（２）の外周面より少許
突出するよう配備される磁気ヘッド（９）を固定するベ
ースであり、該ベース（８）は一本のネジ（10）にて回
転シリンダ（２）に固定される。このベース（８）の上
にはプリント板（11）が貼着されており、このプリント
板（11）に形成された電極（12）（12）に磁気ヘッド
（９）のコイル線が半田付けされる。
前記回転シリンダ（２）の前記ベース（８）取付け位置
の左右には透孔（13）が穿設されている。前記透孔（1
3）には第５図にも示されるホルダ（14）が挿着され
る。前記ホルダ（14）は前記透孔（13）に嵌入される筒
状の挿着部（14a）と、回転シリンダ（２）の内面（2
a）に密着係合する腕部（14b）と、前記回転シリンダ
（２）の上面の透孔（13）縁部に弾性係合する爪部（14
c）と、凹部（14d）（14d）が高分子材料からなる合成
樹脂にて一体成形されるとともに、前記凹部（14d）（1
4d）内でソケット形状に折曲され外部に導出された一対
の金属性接触子（15）（15）が取付けられている。
の左右には透孔（13）が穿設されている。前記透孔（1
3）には第５図にも示されるホルダ（14）が挿着され
る。前記ホルダ（14）は前記透孔（13）に嵌入される筒
状の挿着部（14a）と、回転シリンダ（２）の内面（2
a）に密着係合する腕部（14b）と、前記回転シリンダ
（２）の上面の透孔（13）縁部に弾性係合する爪部（14
c）と、凹部（14d）（14d）が高分子材料からなる合成
樹脂にて一体成形されるとともに、前記凹部（14d）（1
4d）内でソケット形状に折曲され外部に導出された一対
の金属性接触子（15）（15）が取付けられている。
よって、ホルダ（14）を回転シリンダ（２）の透孔（1
3）に挿着すると、その腕部（14b）が回転シリンダ
（２）の内面に密着係合し、この結果回転シリンダ
（２）の所定位置、すなわち接触子（15）（15）がプリ
ント板（11）の電極（12）（12）上に配備されるので、
半田付けによって容易に接触子（15）（15）と磁気ヘッ
ド（９）が電気的に接続されることになる。
3）に挿着すると、その腕部（14b）が回転シリンダ
（２）の内面に密着係合し、この結果回転シリンダ
（２）の所定位置、すなわち接触子（15）（15）がプリ
ント板（11）の電極（12）（12）上に配備されるので、
半田付けによって容易に接触子（15）（15）と磁気ヘッ
ド（９）が電気的に接続されることになる。
一方、ロータリトランスの回転側トランス部（４）には
該トランス部（４）の巻線に接続された電極ピン（16）
が植設されており、回転シリンダ（２）を固定シリンダ
（１）に組合せるに当たり、電極ピン（16）（16）…を
前記ホルダ（14）の凹部（14d）（14d）のソケットに挿
入する。これによって、磁気ヘッド（９）（９）…で磁
気電気変換された信号はロータリトランス回転側トラン
ス部（４）に伝達される訳である。
該トランス部（４）の巻線に接続された電極ピン（16）
が植設されており、回転シリンダ（２）を固定シリンダ
（１）に組合せるに当たり、電極ピン（16）（16）…を
前記ホルダ（14）の凹部（14d）（14d）のソケットに挿
入する。これによって、磁気ヘッド（９）（９）…で磁
気電気変換された信号はロータリトランス回転側トラン
ス部（４）に伝達される訳である。
（ト）考案の効果 以上の通り本考案によれば、接触子を有するホルダを回
転シリンダの透孔に挿着したとき、ホルダに設けた腕部
が回転シリンダの内面に密着係合することによって、ホ
ルダが回転シリンダの所定位置に配備されるので、磁気
ヘッドを不用意に移動させることがなく、この種回転磁
気ヘッド装置の信頼性及び組立て作業性の向上が図れ
る。
転シリンダの透孔に挿着したとき、ホルダに設けた腕部
が回転シリンダの内面に密着係合することによって、ホ
ルダが回転シリンダの所定位置に配備されるので、磁気
ヘッドを不用意に移動させることがなく、この種回転磁
気ヘッド装置の信頼性及び組立て作業性の向上が図れ
る。
第１図は本考案を実施した回転磁気ヘッドの要部分解斜
視図、第２図は本考案を実施した回転磁気ヘッド装置の
垂直断面図、第３図は回転シリンダの要部断面図、第４
図は回転シリンダの平面図、第５図（ａ）（ｂ）（ｃ）
はホルダを示す図であって、同図（ａ）は正面図、同図
（ｂ）は裏面図、同図（ｃ）は側面図である。 （１）……固定シリンダ、（２）……回転シリンダ、
（４）……ロータリトランスの回転側トランス部、
（９）……磁気ヘッド、（14）……ホルダ、（14a）…
…挿着部、（14b）……腕部、（15）……接触子、（1
6）……電極ピン。
視図、第２図は本考案を実施した回転磁気ヘッド装置の
垂直断面図、第３図は回転シリンダの要部断面図、第４
図は回転シリンダの平面図、第５図（ａ）（ｂ）（ｃ）
はホルダを示す図であって、同図（ａ）は正面図、同図
（ｂ）は裏面図、同図（ｃ）は側面図である。 （１）……固定シリンダ、（２）……回転シリンダ、
（４）……ロータリトランスの回転側トランス部、
（９）……磁気ヘッド、（14）……ホルダ、（14a）…
…挿着部、（14b）……腕部、（15）……接触子、（1
6）……電極ピン。
Claims (1)
- 【請求項１】固定シリンダ上に回転シリンダを回転自在
に支持し、前記回転シリンダに該回転シリンダの外周面
より少許突出する磁気ヘッドが固定された回転磁気ヘッ
ド装置において、 前記磁気ヘッドの電極と前記回転シリンダに同軸上に設
けられた回転側ロータリトランスの巻線に接続された電
極とを電気的に接続する接触子を保持するホルダを設
け、該ホルダは前記回転シリンダに穿設された透孔に挿
着される挿着部と、前記回転シリンダの内面に密着係合
する腕部とを有していることを特徴とする回転磁気ヘッ
ド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13020889U JPH075533Y2 (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | 回転磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13020889U JPH075533Y2 (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | 回転磁気ヘッド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0371406U JPH0371406U (ja) | 1991-07-19 |
| JPH075533Y2 true JPH075533Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31677797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13020889U Expired - Lifetime JPH075533Y2 (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | 回転磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075533Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-08 JP JP13020889U patent/JPH075533Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0371406U (ja) | 1991-07-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |