JPH04351712A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

磁気ヘッド装置

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Publication number
JPH04351712A
JPH04351712A JP15214091A JP15214091A JPH04351712A JP H04351712 A JPH04351712 A JP H04351712A JP 15214091 A JP15214091 A JP 15214091A JP 15214091 A JP15214091 A JP 15214091A JP H04351712 A JPH04351712 A JP H04351712A
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JP
Japan
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core
gimbal
magnetic head
wiring board
magnetic
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15214091A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Yagi
八木 紀雄
Yukitake Saeki
佐伯 幸毅
Hiroshi Morita
博司 森田
Hideko Matsumoto
松本 秀子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、フロッピーデ
ィスク等に対して情報信号を書込み或いは読出しを行う
のに好適な磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フロッピーディスク用の磁気ヘッ
ド装置として、例えば図7に示すように構成されたもの
が提案されている。この磁気ヘッド装置は、記録再生用
磁気ギャップと消去用磁気ギャップを有する磁気ヘッド
素子を一対のスライダにより挾み込んで構成される磁気
ヘッド部51がジンバル52に搭載されてなる。
【0003】上記磁気ヘッド部51は、記録再生用磁気
ギャップと消去用磁気ギャップを有するフロントコア5
3と、断面略E字状をなすバックコア54と、駆動コイ
ルが巻装されたコイルボビン57,58とにより磁気回
路部が構成される磁気ヘッド素子が、フロッピーディス
クとの当たり特性を確保するため一対の断面略L字状を
なすスライダ55,56によって挾み込まれてなってい
る。そして、上記フロントコア53とバックコア54と
は、駆動コイルが巻装されたコイルボビン57,58内
でいわゆる段重ね状態で重ね合わされ、コア押さえ部材
59によって押圧支持され磁気的結合が図られるように
なっている。
【0004】上記のように構成されてなる磁気ヘッド部
51は、断面略矩形状をなす枠体として形成された磁気
シールド部材60に嵌合された状態で、複数のスリット
61,62が設けられたジンバル52の一方の面に搭載
されるようになっている。そして、上記ジンバル52の
スリット62より他方の面に突出する上記コイルボビン
57,58に設けられる外部端子63,64がプリント
配線基板65の各導体パターン66と電気的に接続され
るようになっている。
【0005】ところで、上述のフロッピーディスク用の
磁気ヘッド装置においては、フロッピーディスクと磁気
ヘッドとが接触した状態で情報信号の記録再生が行われ
るため、接触時に静電気が発生しやすい。静電気は、記
録再生信号と重複あるいはエキストラパルスとしてエラ
ーの原因となる。したがって、この種の磁気ヘッド装置
では、通常、フロントコア53をドライブ回路上に接地
するようにしている。
【0006】具体的には、図8に示すように、ジンバル
52に設けられた各切り欠き部67,68,69よりそ
の一部が臨むフロントコア53の各脚部とジンバル52
とに亘って電気的に接続を図るための導電塗料70が塗
布され、フロントコア53とジンバル52とが電気的に
接続される。そしてさらに、図9に示すように、上記ジ
ンバル52のスリット62より突出する外部端子63,
64とプリント配線基板65の各導体パターン66のラ
ンド部66a,66b・・・66eとがはんだ71によ
って電気的に接続されるとともに、プリント配線基板6
5に設けた接地用のアース導体パターン72のアースラ
ンド部72aとジンバル52とに亘り導電塗料73が塗
布されこれらが電気的に接続される。これによって、フ
ロントコア53は、ジンバル52を介してプリント配線
基板65のアース導体パターン72と接続され、ドライ
ブ回路上に接地される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリント配
線基板65に設けられるランド部66a,66b・・・
66eと外部端子63,64とをはんだ付けするに際し
ては、プリント配線基板65とジンバル52とを高精度
に位置決めした状態で行う必要がある。例えば図10に
示すように、プリント配線基板65のジンバル52に対
する対向面に両面接着テープ74を貼り付け、上記両面
接着テープ74により当該プリント配線基板65をジン
バル52に固定するような方法がとられている。すなわ
ち、プリント配線基板65に予め両面接着テープ74を
貼り付けておき、上記両面接着テープ74のはくり紙を
剥がしてジンバル52に対してプリント配線基板65を
取り付ける。
【0008】ところが、上述のようにした場合、ランド
部66a,66b・・・66eと外部端子63,64と
をはんだ付けする際に熱により両面接着テープ74がゆ
るみプリント配線基板65のジンバル52に対する位置
がずれることがある。プリント配線基板65のジンバル
52に対する位置ずれが特にひどい場合には、ジンバル
52に設けられたスリット62を塞ぎ、ジンバル52の
可動変位に支障を来す虞れがある。また、はんだ時の加
熱によりプリント配線基板65の端に両面接着テープ7
4がはみ出し、当該はみ出した部分にほこりや糸屑等が
付着する等品質の低下が起こる。さらには、両面接着テ
ープ74を使用することから、コストの増大が避けられ
ない。また、フロントコア53の接地をとるためにジン
バル52とアースランド部72aとに亘って塗布した導
電塗料73は接着強度が弱いために、プリント配線基板
65が剥がれやすく、アースの信頼性に問題がある。
【0009】そこで本発明は、かかる従来の実情に鑑み
て提案されたものであって、プリント配線基板のジンバ
ルに対する位置ずれのない高品質で且つ安価な磁気ヘッ
ド装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の磁気ヘッド装置は、磁気ギャップを介し
て閉磁路を構成する磁気コアとこの磁気コアに嵌合配設
されるコイルボビンとからなる磁気ヘッド部と、上記磁
気ヘッド部を搭載するジンバルと、上記ジンバルのヘッ
ド搭載面とは反対側の面に設けられ、上記コイルボビン
の外部端子と電気的に接続される導体パターンを有する
プリント配線基板とを備えてなり、上記プリント配線基
板は、ヘッド搭載面とは反対側の面に突出するコイルボ
ビンの外部端子と導体パターンとがはんだ固定されるこ
とによりジンバルに対して機械的に固定されてなること
を特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明においては、プリント配線基板をジンバ
ルに直接取付け、上記ジンバルのヘッド搭載面とは反対
側の面に突出するコイルボビンの外部端子とプリント配
線基板の導体パターンとをはんだにより固定しているの
で、はんだ時にプリント配線基板がジンバルに対してず
れることがなく、当該プリント配線基板のジンバルに対
する接合強度が向上する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。なお、本実施例は、
フロッピーディスクに対して情報信号の記録再生を行う
フロッピーディスク用の磁気ヘッド装置に適用した例で
ある。本実施例の磁気ヘッド装置は、図1に示すように
、磁気ギャップを介して閉磁路を構成する磁気コアとこ
の磁気コアに嵌合配設されるコイルボビンとからなる磁
気ヘッド部1と、上記磁気ヘッド部1を可動自在に搭載
するジンバル3と、上記ジンバル3のヘッド搭載面とは
反対側の面に設けられ、上記コイルボビンの外部端子と
電気的に接続される導体パターンを有するプリント配線
基板2とからなっている。
【0013】上記磁気ヘッド部1は、図2に示すように
、磁気ギャップを介して閉磁路を構成する磁気コアとな
るフロントコア4とバックコア5およびこれらフロント
コア4とバックコア5に嵌合配設される駆動コイルが巻
装されたコイルボビン6,7よりなる磁気ヘッド素子と
、これらフロントコア4、バックコア5の磁気的結合を
図るコア押さえ部材8と、フロッピーディスクに対する
当たりを確保するための一対のスライダ9,10とから
構成される。
【0014】上記フロントコア4は、磁気的に干渉しな
いように非磁性材11を介して接合された一対の棒状の
センターコア部12,13の両側に、それぞれ略L字状
をなすサイドコア部14,15が突き合わされ、当該突
合わせ面に第1の磁気ギャップg1 と第2の磁気ギャ
ップg2 を有している。この第1の磁気ギャップg1
 は、記録再生用磁気ギャップとして動作し、第2の磁
気ギャップg2 は消去用磁気ギャップとして動作する
ようになされている。
【0015】一方、バックコア5は、上記フロントコア
4のコア形状に対応して形成された一対のコア部材16
,17が非磁性材18を介して側面側で接合されること
によって構成されている。上記コア部材16,17は、
上記フロントコア4のセンターコア部12,13および
サイドコア部14,15と対向する位置にそれぞれセン
ター脚部19,20およびサイド脚部21,22を有し
、連結部材23,24にて連結され平面形状が略コ字状
とされている。したがって、上記センター脚部19,2
0とサイド脚部21,22を設けることにより、フロン
トコア4の奥行き方向での長さを長くするコア同士の接
合面積を確保することが可能となり、電磁変換特性の向
上が図れる。
【0016】上記コイルボビン6,7は、フープ材を打
ち抜き加工して形成した外部端子25a,25b,25
cおよび26a,26b,26cにインサート成型して
作製されてなる。消去用磁気ギャップ(第1の磁気ギャ
ップg2 )が構成される側のフロントコア4のサイド
コア部14を挿通させるコイルボビン6には、一本の駆
動コイル27が所定数巻回され、その巻始めと巻終わり
が外部端子25a,25bにそれぞれ巻き付けられる。 一方、記録再生用磁気ギャップ(第2の磁気ギャップg
1 )が構成される側のフロントコア4のサイドコア部
15を挿通させるコイルボビン7には、2本の駆動コイ
ル28が所定数それぞれ巻回され、巻始めと巻終わりお
よび共通部(コモン)がそれぞれ3本の外部端子26a
,26b,26cに巻き付けられる。
【0017】そして、上記フロントコア4とバックコア
5とは、上記コイルボビン6,7の貫通孔6a,7a内
でフロントコア4のサイドコア部14,15とバックコ
ア5のサイド脚部21,22とが接触していわゆる段重
ね状態で重ね合わされる。すなわち、サイドコア部14
の一側面14aとサイド脚部21の一側面21aとが接
触されるとともに、サイドコア部15の一側面15aと
サイド脚部22の一側面22aとが接触されて磁気的結
合が図られ、閉磁路が構成される。したがって、これら
フロントコア4、バックコア5、コイルボビン6,7と
によって、記録再生用磁気ギャップとして動作する第1
の磁気ギャップg1 を有した磁気ヘッド素子,つまり
記録再生ヘッドと、消去用磁気ギャップとして動作する
第2の磁気ギャップg2 を有した磁気ヘッド素子,つ
まり消去ヘッドが構成される。
【0018】また、上記コイルボビン6,7の貫通孔6
a,7a内には、上記フロントコア4とバックコア5を
磁気的に結合させるためのコア押さえ部材8の一対のコ
ア押さえ片29,30が挿入されている。上記コア押さ
え部材8は、磁気ヘッド素子の背面側に設けられる図示
しない磁気ヘッド支持機構のヘッド押圧部材(ピボット
)に対する受け部31と、上記サイドコア部14,15
およびサイド脚部21,22と共にコイルボビン6,7
内に挿入されるコア押さえ片29,30とからなってい
る。
【0019】上記受け部31は、上記押圧部材の受け面
31aを有する連結板32の略中央部に押圧部材の当接
方向に垂下して設けられ、当該押圧部材の衝撃に対する
支え台となされている。一方、コア押さえ片29,30
は、上記連結板32の一側縁に沿った両端部に薄板状の
板が上記受け部31と同方向に垂下して当該連結板32
に一体的に設けられてなっている。そのコア押さえ片2
9,30の先端部は、略円弧状とされ、上記コイルボビ
ン6,7内への挿入を容易ならしめ、作業性の向上が図
れるようになされている。なお、このコア押さえ部材7
は、ヘッド押圧部材からの衝撃を緩和する役割を果たす
ものであるため、ポリアセタール樹脂やABS樹脂等の
ように比較的塑性を有するプラスチックにより成型する
ことが好ましい。
【0020】また、上記コア押さえ片29,30の磁気
ヘッド素子との対向面と反対側の面、すなわちバックコ
ア5のサイド脚部21,22との対向面と反対側の面に
は、上記フロントコア4とバックコア5を密着させるた
めの半円錐状の突起部33,34が形成されている。し
たがって、上記コイルボビン6,7内においては、上記
コア押さえ片29,30に設けられた突起部33,34
がコイルボビン6,7の内壁面に当接して上記コア押さ
え片29,30をバックコア5側へ弾性変形させ、この
弾性力で当該コア押さえ片29,30が上記バックコア
5のサイド脚部21,22を押圧支持する。この結果、
上記バックコア5のサイド脚部21,22とフロントコ
ア4のサイドコア部14,15とが密着して押圧支持せ
しめられ、これらフロントコア4とバックコア5間の磁
気的、機械的結合が確実なものとなる。よって、上記フ
ロントコア4とバックコア5間には、隙間が生ずること
がなく、しかも磁気ヘッドの駆動時に上記隙間がバック
ギャップとして動作することもない。
【0021】そして、上記構成の磁気ヘッド素子は、フ
ロッピーディスクとの当たり特性を確保するための一対
のスライダ9,10によって挟み込まれることによって
、磁気ヘッド部1を構成する。すなわち、磁気ヘッド素
子の第1の磁気ギャップg1 と第2の磁気ギャップg
2 が設けられるフロントコア4のフロッピーディスク
との摺動面側の両側面に断面略L字状をなす一対のスラ
イダ9,10が設けられることにより磁気ヘッド部1が
構成される。
【0022】そして上記のようにして構成された磁気ヘ
ッド部1は、断面略矩形状をなす枠体として形成される
磁気シールド部材35に嵌合された状態でジンバル3の
一方のヘッド搭載面3aに搭載されるようになっている
。上記ジンバル3は、磁気ヘッド部1を搭載するヘッド
搭載部36を有するとともに、このヘッド搭載部36に
搭載した磁気ヘッド部1を衝撃等に対して前後左右方向
に可動可能となすように切り欠かれた複数のスリット3
7,38を有している。また、上記ヘッド搭載部36に
は、上記磁気ヘッド素子のセンターコア部12,13お
よびサイドコア部14,15の先端部の一部を臨ませる
ための切り欠き部36a,36b,36cが設けられて
いる。
【0023】上記のように形成されたジンバル3に対し
て磁気ヘッド部1は、図3に示すように、スライダ9,
10の先端部9a,10aと、フロントコア4のセンタ
ーコア部12,13およびサイドコア部14,15のそ
れぞれの先端部12a,13a,14b,15bが上記
ヘッド搭載部36に接触するようにして設けられ、この
磁気ヘッド部1の外周囲に嵌合された磁気シールド部3
5の側壁とジンバル3とに亘り塗布される接着剤(図示
は省略する。)によって固定される。上記ジンバル3に
搭載される磁気ヘッド部1の各コイルボビン6,7に設
けられた外部端子25a,25b,25cおよび26a
,26b,26cは、これと対向するスリット38,3
8より磁気ヘッド部1のヘッド搭載面3aと反対側の面
3b側に突出する。また、ヘッド搭載部36に接触する
フロントコア4のセンターコア部12,13およびサイ
ドコア部14,15のそれぞれの先端部12a,13a
および14b,15bは、これと対向する位置に設けら
れたそれぞれの切り欠き部36a,36b,36cより
その一部が臨む。
【0024】そして、上記各切り欠き部36a,36b
,36cよりその一部が臨むフロントコア4のセンター
コア部12,13とサイドコア部14,15のそれぞれ
の先端部12a,13aおよび14b,15bには、ジ
ンバル3とに亘って導電塗料39aが塗布され、電気的
にジンバル3との接続が図られている。また、消去用磁
気ギャップが設けられるフロントコア4のサイドコア部
14およびバックコア5のサイド脚部21を挿通させる
コイルボビン6に設けられる空き端子25cには、ジン
バル3とに亘って導電塗料39bが塗布され、同様に電
気的にジンバル3との接続が図られる。したがって、上
記フロントコア4は、ジンバル3を介して空き端子25
cと電気的に接続されるようになっている。
【0025】一方、プリント配線基板2は、ヘッド搭載
面3aとは反対側の面3bに突出するそれぞれの外部端
子25a,25b,25c,26a,26b,26cと
対応する位置にこれら外部端子25a,25b,25c
,26a,26b,26cを挿通させるスルーホールを
有したランド部40a,41a,42a,42b,43
a,44aを有している。上記ランド部40a,41a
,42a,42b,43a,44aは、いずれもそれぞ
れの導体パターン40,41,42,43,44に接続
される接続部分が幅広く形成されており、はんだ時にお
ける断線が防止されるようになっている。すなわち、図
7に示すような従来の円形状のランド部と導体パターン
との接続部の幅が少ないものについては、磁気ヘッドの
駆動時にヘッドの振動がプリント配線基板2に伝わりは
んだ付けの根元で断線する虞れがあるが、本例のプリン
ト配線基板2では、ランド部40a,41a,42a,
42b,43a,44aと導体パターン40,41,4
2,43,44の接続部が幅広とされていることから、
はんだ付けの根元で導体パターン40,41,42,4
3,44が断線するようなことはない。
【0026】また、上記ランド部40a,41a,42
a,42b,43a,44aのスルーホールと外部端子
25a,25b,25c,26a,26b,26cとは
、クリアランスが小さなものとなされており、当該ラン
ド部40a,41a,42a,42b,43a,44a
のスルーホールに外部端子25a,25b,25c,2
6a,26b,26cが挿通されることで、上記プリン
ト配線基板2のジンバル3への位置が決まるようになっ
ている。つまり、上記ランド部40a,41a,42a
,42b,43a,44aのスルーホールに外部端子2
5a,25b,25c,26a,26b,26cを挿入
した時点で、ジンバル3に対するプリント配線基板2の
位置が決まる。
【0027】そして、上記外部端子25a,25b,2
5c,26a,26b,26cと各ランド部40a,4
1a,42a,42b,43a,44aとは、図5に示
すように、カバー45によってプリント配線基板2が押
し付けられた状態ではんだ46によって電気的に接続さ
れる。具体的には、記録再生側のコイルボビン7の外部
端子26aが導体パターン42のランド部42aと、外
部端子26bが導体パターン41のランド部41aと、
外部端子26cが導体パターン40のランド部40aと
接続されている。一方、消去側のコイルボビン6の外部
端子25aは導体パターン42のランド部42bと、外
部端子25bは導体パターン43のランド部43aと、
空き端子25cは導体パターン44のランド部44aと
接続されている。なお、上記空き端子25cと接続され
る導体パターン44は、ドライブ回路上に接地される接
地用の導体パターンとなされている。したがって、上記
フロントコア4は、上記空き端子25cを介してドライ
ブ回路上に接地されることになる。
【0028】このようにフロントコア4の接地をコイル
ボビン6の空き端子25cを介してプリント配線基板2
の接地用導体パターン44と電気的に接続して行えば、
接地用のアースランドをわざわざ設ける必要がなくなり
、この接地用導体パターン44のランド部44aを通常
の外部端子と接続されるランド部形状と同一形状とする
ことができる。したがって、プリント配線基板2の方向
性が無くなり、同一形状のプリント配線基板2で1〜2
Mバイトと4Mバイトの磁気ヘッド装置に対応できる。 すなわち、1〜2Mバイトの磁気ヘッド装置と4Mバイ
トの磁気ヘッド装置では、記録再生用磁気ヘッドと消去
用磁気ヘッドが逆になるが、いずれも接地をとるための
空き端子となるのは消去側のコイルボビンの空いている
端子となるため、この空き端子に接地用導体パターン4
4を接続させれば、プリント配線基板2を共通化できる
。また、空き端子25cと接地用導体パターン44とは
、ハンダ46によって接続されるため、この部分の接合
強度が高くなり信頼性が向上する。
【0029】上述のように、上記プリント配線基板2は
、ジンバル3に対して直接設けられ位置決めされた状態
で、上記外部端子25a,25b,25c,26a,2
6b,26cと各ランド部40a,41a,42a,4
2b,43a,44aとがはんだ固定されることから、
当該ジンバル3に対して機械的に固定される。したがっ
て、プリント配線基板2は、ジンバル3に対して強固に
固定され、当該ジンバル3より剥がれることがない。
【0030】上記構成の磁気ヘッド装置を作製するには
、先ず、磁気ヘッド部1を作製する。すなわち、コイル
ボビン6,7をフロントコア4のサイドコア部14,1
5にそれぞれ嵌挿し、続いてバックコア5のサイド脚部
21,22を上記コイルボビン6,7内に挿入する。 そして、コア押さえ部材8のコア押さえ片29,30を
上記コイルボビン6,7内に押圧するかたちで挿入した
後、フロントコア4の両側にスライダ9,10を接着固
定する。そして、上記スライダ9,10の外周囲を取り
囲むように磁気シールド部材35を上記磁気ヘッド部1
にはめ込み、この状態でジンバル3に搭載して接着剤で
固定する。
【0031】次に、ジンバル3と接触するフロントコア
4の先端部とジンバル3とに亘り、また消去用のコイル
ボビン6の空き端子25cとジンバル3とに亘って導電
塗料39a,39bを塗布する。なお、空き端子25c
とジンバル3との接続を図るための導電塗料39bの塗
布は、フロントコア4とジンバル3との電気的接続を図
る同一工程で行えるため、作業が簡略化される。
【0032】次いで、上記各外部端子25a,25b,
25c,26a,26b,26cをプリント配線基板2
のそれぞれの導体パターン40,41,42,43,4
4にハンダ46付けして電気的に接続を図る。この結果
、上記フロントコア4は、空き端子25cを介して接地
用導体パターン44と接続され、ドライブ回路上に接地
される。
【0033】以上、本発明を適用した磁気ヘッド装置の
一例について説明したが、本発明は、上述の実施例に限
定されることなく種々の変更が可能である。例えば、上
述の例では、フロントコア4を接地するようにしたが、
バックコア5を接地するようにしても同様の作用効果が
ある。
【0034】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、プリント配線基板をジンバルに直接取付け
、上記ジンバルのヘッド搭載面とは反対側の面に突出す
るコイルボビンの外部端子とプリント配線基板の導体パ
ターンとをはんだにより固定しているので、プリント配
線基板をジンバルに対して位置ずれなく機械的に固定す
ることができる。したがって、プリント配線基板のジン
バルに対する固定が確実なものとなり、接合強度の面で
の信頼性の向上並びに製造コストのダウンが期待できる
。また、本発明においては、両面接着テープ等を使用し
ないので、プリント配線基板にほこりや糸屑等が付着す
ることがなく、製品の信頼性の面で効果絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した磁気ヘッド装置の一例を示す
分解斜視図である。
【図2】磁気ヘッド部の分解斜視図である。
【図3】磁気ヘッド部をジンバルに搭載した状態を示す
斜視図である。
【図4】磁気ヘッド部の外部端子にプリント配線基板を
取付けた状態を示す斜視図である。
【図5】外部端子と導体パターンをはんだ接続する際に
プリント配線基板をカバーによって押さえた状態を示す
側面図である。
【図6】磁気ヘッド部の外部端子にプリント配線基板の
導体パターンをはんだ接続した状態を示す斜視図である
【図7】従来の磁気ヘッド装置の一例を示す分解斜視図
である。
【図8】従来の磁気ヘッド装置の磁気ヘッド部をジンバ
ルに搭載した状態を示す斜視図である。
【図9】従来の磁気ヘッド装置の磁気ヘッド部にプリン
ト配線基板を取付けた状態を示す斜視図である。
【図10】図9の側面図である。
【符号の説明】
1・・・磁気ヘッド部 2・・・プリント配線基板 3・・・ジンバル 6,7・・・コイルボビン 46・・・はんだ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  磁気ギャップを介して閉磁路を構成す
    る磁気コアとこの磁気コアに嵌合配設されるコイルボビ
    ンとからなる磁気ヘッド部と、上記磁気ヘッド部を搭載
    するジンバルと、上記ジンバルのヘッド搭載面とは反対
    側の面に設けられ、上記コイルボビンの外部端子と電気
    的に接続される導体パターンを有するプリント配線基板
    とを備えてなり、上記プリント配線基板は、ヘッド搭載
    面とは反対側の面に突出するコイルボビンの外部端子と
    導体パターンとがはんだ固定されることによりジンバル
    に対して機械的に固定されてなることを特徴とする磁気
    ヘッド装置。
JP15214091A 1991-05-29 1991-05-29 磁気ヘッド装置 Withdrawn JPH04351712A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5612840A (en) * 1993-08-10 1997-03-18 Fujitsu Limited Magnetic spring arm assembly including structure for preventing damage to a conductive layer resulting from bending
US5901014A (en) * 1993-08-10 1999-05-04 Fujitsu Limited Thin film magnetic head and assembly configured to reduce risk of discharge between the coil and the core slider
US6341415B2 (en) 1992-08-31 2002-01-29 Fujitsu Limited Method for assembling a magnetic head assembly and magnetic disk drive using bonding balls connecting magnetic head terminals to wiring terminals

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