JPH09101410A - カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及びカラーフィルタ基板及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置 - Google Patents

カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及びカラーフィルタ基板及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置

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JPH09101410A
JPH09101410A JP16775196A JP16775196A JPH09101410A JP H09101410 A JPH09101410 A JP H09101410A JP 16775196 A JP16775196 A JP 16775196A JP 16775196 A JP16775196 A JP 16775196A JP H09101410 A JPH09101410 A JP H09101410A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッドの異常を迅速に検出し、不良品の削減を
図ることが出来るカラーフィルタの製造方法を提供す
る。 【解決手段】インクジェットヘッドにより基板上にイン
クを吐出してカラーフィルタ35,36,37,38の各
画素を着色することによりカラーフィルタを製造する方
法であって、一枚の基板53上に複数枚のカラーフィル
タを形成する場合、夫々のカラーフィルタの画素の着色
の直前の異常検出パターン描画領域31,32,33,3
4でインクジェットヘッドの吐出不良の検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドにより基板に向けてインクを吐出してカラーフィル
タの各画素を着色することによりカラーフィルタを製造
するためのカラーフィルタの製造方法及び製造装置及び
カラーフィルタ及びカラーフィルタ基板及び表示装置及
びこの表示装置を備えた装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に液晶表示装置は、パーソナルコン
ピュータ、ワードプロセッサ、パチンコ遊技台、自動車
ナビゲーションシステム、小型テレビ等に搭載され、近
年需要が増大している。しかしながら、液晶表示装置は
価格が高く、液晶表示装置のコストダウンに対する要求
は年々強まっている。
【0003】液晶表示装置を構成するカラーフィルタ
は、透明基板上に赤(R)、緑(G)、青(B)などの
各画素を配列して構成され、さらにこれらの各画素の周
囲には表示コントラストを高めるために、光遮蔽するた
めのブラックマトリクスが設けられている。
【0004】カラーフィルタの着色画素部分は、染色
法、顔料分散法、電着法等によって形成されている。
【0005】また、カラーフィルタのコストダウンに対
する要求から、印刷法またはインクジェット法で画素を
形成する方法が提案されている。しかし、印刷法におい
ては、印刷版から転写と乾燥の工程をR,G,Bの各画
素毎に3回繰り返して着色画素部を形成するため、歩留
まりが低下するという問題があった。
【0006】一方、インクジェット法に関しては、例え
ば特開昭59−75205号では、R,G,Bの3色の
色素を含有する着色液を基板上に、インクジェット方式
で噴射し、各着色液を乾燥させて着色画像部を形成する
ことが提案されている。こうしたインクジェット方式で
は、R,G,Bの各画素の形成を一度にすることが可能
で大幅な製造工程の簡略化と、大幅なコストダウン効果
を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インク
ジェット方式の場合、ヘッドが偶発的もしくはインクの
焦げつきなどによって吐出不可能になってしまう場合が
あり、この様な場合、迅速にヘッドの交換もしくはクリ
ーニング等で生産工程を正常に復帰させる必要がある
が、その際に、発生した不良基板は従来、全て破棄する
しか方法がなく、もしくは、多面取り基板であれば、部
分的破棄を行うしか方法がない。
【0008】さらに近年、生産の効率化のため、基板も
大型化し、300mm×200mmから360mm×4
60mmさらに550mm×650mmといった10イ
ンチサイズ2面取り、4面取り、6面取り等が主流にな
ってきている。そのため、従来技術のように、たとえ着
色前にヘッドの異常検出を行ったとしても、1枚目の途
中で不吐出等の異常が発生した場合、残りの5枚も全て
不良品となってしまい、欠陥カラーフィルタの製作によ
る歩留まりの低下がおこり、インクジェット法のコスト
メリットを充分にいかすことができないという問題点が
あった。
【0009】また、上記のようにヘッドが不吐出をおこ
さないまでも、ヘッドをある時間休止させた後に再び吐
出を開始した場合、吐出開始の直後においては、吐出さ
れるインクの量が不安定になり、カラーフィルタのよう
な高精細なパターンを着色しようとすると、インクの量
が多すぎて隣の画素との混色が発生したり、インクの量
が少なくて所望の画素を着色できずに白ぬけが発生した
りするという問題点もある。
【0010】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その第1の目的はヘッドの異常を迅
速に検出し、不良品の削減を図ることが出来るカラーフ
ィルタの製造方法及び製造装置を提供することである。
【0011】また、本発明の第2の目的は、インクジェ
ットヘッドの吐出状態を常に安定させた状態で各画素を
着色することが出来るカラーフィルタの製造方法及び製
造装置を提供することである。
【0012】また、本発明の第3の目的は上記の製造方
法及び製造装置により作成されたカラーフィルタ及びカ
ラーフィルタ基板及び表示装置及びこの表示装置を備え
た装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し目
的を達成するために、本発明に係わるカラーフィルタの
製造方法は、インクジェットヘッドにより基板に向けて
インクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色するこ
とによりカラーフィルタを製造する方法であって、カラ
ーフィルタとして機能する有効画素部内の少なくとも最
初の画素の着色前に前記インクジェットヘッドの吐出不
良の検出を行うことを特徴としている。
【0014】また、本発明に係わるカラーフィルタの製
造方法は、インクジェットヘッドにより基板に向けてイ
ンクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色すること
によりカラーフィルタを製造する方法であって、一枚の
前記基板上に複数枚のカラーフィルタを形成する場合、
夫々のカラーフィルタの有効画素部内の画素の着色前に
前記インクジェットヘッドの吐出不良の検出を行うこと
を特徴としている。
【0015】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記インクジェットヘッドの吐出不
良の検出は、前記基板上において前記夫々のカラーフィ
ルタの形成領域外の位置で行うことを特徴としている。
【0016】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記インクジェットヘッドの吐出不
良の検出は、夫々のカラーフィルタの着色シーケンスの
連続した動作の途中で行うことを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記インクジェットヘッドの吐出不
良の検出は、画像処理により行うことを特徴としてい
る。
【0018】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記インクジェットヘッドの吐出不
良の検出は、レーザ光をインクが通過するときの状態に
基づき行うことを特徴としている。
【0019】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記インクジェットヘッドの吐出不
良の検出は、インクを吐出して形成した着色部の光の反
射率を検出することにより行うことを特徴としている。
【0020】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記インクジェットヘッドの吐出不
良の検出は、着色部の光の透過率を検出することにより
行うことを特徴としている。
【0021】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記インクジェットヘッドは、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、
インクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネル
ギー発生体を備えることを特徴としている。
【0022】また、本発明に係わるカラーフィルタの製
造装置は、インクジェットヘッドにより基板上にインク
を吐出してカラーフィルタの各画素を着色することによ
りカラーフィルタを製造する装置であって、インクジェ
ットヘッドと、該インクジェットヘッドに対して前記基
板を相対的に移動させるためのステージと、一枚の基板
上に複数枚のカラーフィルタを形成するにあたり、夫々
のカラーフィルタの有効画素部内の画素の着色前に前記
インクジェットヘッドの吐出不良の検出を行う検出手段
とを具備することを特徴としている。
【0023】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記インクジェットヘッドは、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、
インクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネル
ギー発生体を備えることを特徴としている。
【0024】また、本発明に係わるカラーフィルタは、
インクジェットヘッドにより基板上にインクを吐出して
カラーフィルタの各画素を着色することにより製造され
たカラーフィルタであって、カラーフィルタとして機能
する有効画素領域と、前記インクジェットヘッドの吐出
不良の検出を行うための着色領域とを備えることを特徴
としている。
【0025】また、本発明に係わるカラーフィルタ基板
は、インクジェットヘッドにより基板上にインクを吐出
してカラーフィルタの各画素を着色することにより製造
されたカラーフィルタ基板であって、一枚の前記基板上
に形成された複数枚のカラーフィルタの夫々の有効画素
部の間の領域に前記インクジェットヘッドの吐出不良の
検出のための着色領域を有することを特徴としている。
【0026】また、本発明に係わる表示装置は、インク
ジェットヘッドにより基板上にインクを吐出してカラー
フィルタの各画素を着色することにより製造されたカラ
ーフィルタを備える表示装置であって、カラーフィルタ
として機能する有効画素領域と、前記インクジェットヘ
ッドの吐出不良の検出を行うための着色領域とを備える
カラーフィルタと、光量を可変とする光量可変手段とを
一体に備えることを特徴としている。
【0027】また、本発明に係わる表示装置を備えた装
置は、インクジェットヘッドにより基板上にインクを吐
出してカラーフィルタの各画素を着色することにより製
造されたカラーフィルタを有する表示装置を備えた装置
であって、カラーフィルタとして機能する有効画素領域
と、前記インクジェットヘッドの吐出不良の検出を行う
ための着色領域とを備えるカラーフィルタと、光量を可
変とする光量可変手段とを一体に備える表示装置と、該
表示装置に画像信号を供給する画像信号供給手段とを具
備することを特徴としている。
【0028】また、本発明に係わるカラーフィルタの製
造方法は、インクジェットヘッドにより基板に向けてイ
ンクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色すること
によりカラーフィルタを製造する方法であって、前記カ
ラーフィルタの有効画素部内の画素の着色の前に、前記
インクジェットヘッドの予備吐出を前記基板上に行うこ
とを特徴としている。
【0029】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記カラーフィルタの有効画素部内
の画素の着色工程に連続する前工程で前記インクジェッ
トヘッドの予備吐出を前記基板上に行うことを特徴とし
ている。
【0030】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記インクジェットヘッドは着色に
使用するノズルと、前記着色に使用するノズルに不吐出
が生じたときに使用される予備のノズルとを備え、前記
予備吐出は、前記着色に使用するノズルと前記予備のノ
ズルからインクを吐出することにより行うことを特徴と
している。
【0031】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記予備吐出は、前記基板上に形成
されたインクを吸収するインク受容層上にインクを吐出
して行うことを特徴としている。
【0032】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記予備吐出によりインクが着弾し
た位置と、前記カラーフィルタの画素の位置とを検出
し、それらにズレがあった場合には前記インクジェット
ヘッドの位置調整を行うことを特徴としている。
【0033】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記予備吐出は、前記基板上の、イ
ンクを吸収するインク受容層が形成されていない部位に
インクを吐出して行い、後に前記予備吐出により吐出さ
れたインクを前記基板上から洗い流すことを特徴として
いる。
【0034】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記予備吐出を、カラーフィルタの
画素の形成領域の両側に行うことを特徴としている。
【0035】また、本発明に係わるカラーフィルタの製
造装置は、インクジェットヘッドにより基板に向けてイ
ンクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色すること
によりカラーフィルタを製造するためのカラーフィルタ
の製造装置であって、インクジェットヘッドと、該イン
クジェットヘッドに対して前記基板を相対的に移動させ
るためのステージと、前記カラーフィルタの有効画素部
内の画素の着色の前に、前記インクジェットヘッドの予
備吐出を前記基板上に行うように前記インクジェットヘ
ッドと前記ステージとを制御する制御手段とを具備する
ことを特徴としている。
【0036】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記予備吐出によりインクが着弾し
た位置と、前記カラーフィルタの画素の位置とを検出す
る検出手段を更に具備し、前記制御手段は、前記インク
が着弾した位置と前記画素の位置にズレがあった場合に
は前記インクジェットヘッドの位置調整を行うことを特
徴としている。
【0037】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記制御手段は、前記予備吐出を、
カラーフィルタの画素の形成領域の両側に行うように制
御することを特徴としている。
【0038】また、本発明に係わるカラーフィルタは、
インクジェットヘッドにより基板に向けてインクを吐出
してカラーフィルタの各画素を着色することにより製造
されたカラーフィルタであって、カラーフィルタとして
機能する有効画素領域と、前記インクジェットヘッドの
予備吐出による着色領域とを備えることを特徴としてい
る。
【0039】また、本発明に係わる表示装置は、インク
ジェットヘッドにより基板に向けてインクを吐出してカ
ラーフィルタの各画素を着色することにより製造された
カラーフィルタを備えた表示装置であって、カラーフィ
ルタとして機能する有効画素領域と、前記インクジェッ
トヘッドの予備吐出による着色領域とを備えるカラーフ
ィルタと、光量を可変とする光量可変手段とを一体に備
えることを特徴としている。
【0040】また、本発明に係わる表示装置を備えた装
置は、インクジェットヘッドにより基板に向けてインク
を吐出してカラーフィルタの各画素を着色することによ
り製造されたカラーフィルタを有する表示装置を備えた
装置であって、カラーフィルタとして機能する有効画素
領域と、前記インクジェットヘッドの予備吐出による着
色領域とを備えるカラーフィルタと、光量を可変とする
光量可変手段とを一体に備える表示装置と、該表示装置
に画像信号を供給する画像信号供給手段とを具備するこ
とを特徴としている。
【0041】また、本発明に係わるカラーフィルタの製
造方法は、複数のインク吐出ノズルを有するインクジェ
ットヘッドにより基板に向けてインクを吐出してカラー
フィルタの各画素を着色することによりカラーフィルタ
を製造する方法であって、カラーフィルタの画素の形成
領域外に、前記インクジェットヘッドからインクの予備
吐出を行う予備吐出工程と、該予備吐出工程による着色
結果に基づき着色不良があるか否かを検出する検出工程
と、該検出工程において着色不良があった場合に、イン
クを吐出するノズルを各画素に対応する位置に移動する
べくインクジェットヘッドの位置を調整する位置調整工
程とを具備することを特徴としている。
【0042】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記複数のインク吐出ノズルは使用
するノズルと予備のノズルとを備え、前記着色不良が、
インクの不吐出であった場合には、前記位置調整工程に
おいて、使用するノズルを予備のノズルに置き換えてイ
ンクの吐出を行うべく予備のノズルを各画素に対応する
位置に移動することを特徴としている。
【0043】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記着色不良が、吐出の位置ズレで
あった場合には、前記位置調整工程において、使用して
いるノズルを各画素に対応する位置に移動することを特
徴としている。
【0044】また、本発明に係わるカラーフィルタの製
造装置は、インクジェットヘッドにより基板に向けてイ
ンクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色すること
によりカラーフィルタを製造する装置であって、複数の
インク吐出ノズルを有するインクジェットヘッドと、該
インクジェットヘッドによりカラーフィルタの画素の形
成領域外に、前記インクジェットヘッドからインクの予
備吐出を行って形成されたインクドットを検出し、着色
不良を検出する検出手段と、該検出手段により着色不良
が検出された場合に、インクを吐出するノズルを各画素
に対応する位置に移動するべくインクジェットヘッドの
位置を調整する位置調整手段とを具備することを特徴と
している。
【0045】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記複数のインク吐出ノズルは使用
するノズルと予備のノズルとを備え、前記着色不良が、
インクの不吐出であった場合には、前記位置調整手段に
より、使用するノズルを予備のノズルに置き換えてイン
クの吐出を行うべく予備のノズルを各画素に対応する位
置に移動することを特徴としている。
【0046】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記着色不良が、吐出の位置ズレで
あった場合には、前記位置調整手段により、使用してい
るノズルを各画素に対応する位置に移動することを特徴
としている。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施形態)図1はカラーフィルタの製造装置の
第1の実施形態の構成を示す概略図である。
【0048】図1において、51は装置架台、52は架
台51上に配置されたXYθステージ、53はXYθス
テージ52上にセットされたカラーフィルタ基板、54
はカラーフィルタ基板53上に形成されるカラーフィル
タ、55はカラーフィルタ54の着色を行うR(赤),
G(緑),B(青)のインクジェットヘッド、56は各
ヘッドの不吐出を検出するためのラインセンサを組み込
んだテレビカメラ、57はテレビカメラ56により取り
込んだデータを処理し、不吐出の有無を検査する画像処
理装置、58はカラーフィルタ製造装置90の全体動作
を制御するコントローラ、59はコントローラの表示部
であるところのティーチングペンダント(パソコン)、
60は59の操作部であるところのキーボードを示して
いる。
【0049】図2はカラーフィルタ製造装置90の制御
コントローラの構成図である。59は制御コントローラ
58の入出力手段であるティーチングペンダント、62
は製造の進行状況及びヘッドの異常の有無等の情報を表
示する表示部、60はカラーフィルタ製造装置90の動
作等を指示する操作部(キーボード)である。
【0050】58はカラーフィルタ製造装置90の全体
動作を制御するところのコントローラ、65はティーチ
ングペンダント59とのデータの受け渡しを行うインタ
フェース、66はカラーフィルタ製造装置90の制御を
行うCPU、67はCPU66を動作させるための制御
プログラムを記憶しているROM、68は異常情報等を
記憶するRAM、57はテレビカメラ56に接続され、
着色ヘッド55の不吐出の検出を行う異常検出装置(例
えば画像処理装置)、70はカラーフィルタの各画素内
へのインクの吐出を制御する吐出制御部、71はカラー
フィルタ製造装置90のXYθステージ52の動作を制
御するステージ制御部、90はコントローラ58に接続
され、その指示に従って動作するカラーフィルタ製造装
置を示している。
【0051】次に、図3は、上記のカラーフィルタ製造
装置90に使用されるインクジェットヘッド55の構造
を示す図である。図1においては、インクジェットヘッ
ドはR,G,Bの3色に対応して3個設けられているが、
これらの3個のヘッドは夫々同一の構造であるので、図
3にはこれらの3個のヘッドのうちの1つの構造を代表
して示している。
【0052】図3において、インクジェットヘッド55
は、インクを加熱するための複数のヒータ102が形成
された基板であるヒータボード104と、このヒータボ
ード104の上にかぶせられる天板106とから概略構
成されている。天板106には、複数の吐出口108が
形成されており、吐出口108の後方には、この吐出口
108に連通するトンネル状の液路110が形成されて
いる。各液路110は、隔壁112により隣の液路と隔
絶されている。各液路110は、その後方において1つ
のインク液室114に共通に接続されており、インク液
室114には、インク供給口116を介してインクが供
給され、このインクはインク液室114から夫々の液路
110に供給される。
【0053】ヒータボード104と、天板106とは、
各液路110に対応した位置に各ヒータ102が来る様
に位置合わせされて図3の様な状態に組み立てられる。
図3においては、2つのヒータ102しか示されていな
いが、ヒータ102は、夫々の液路110に対応して1
つずつ配置されている。そして、図3の様に組み立てら
れた状態で、ヒータ102に所定の駆動パルスを供給す
ると、ヒータ102上のインクが沸騰して気泡を形成
し、この気泡の体積膨張によりインクが吐出口108か
ら押し出されて吐出される。従って、ヒータ102に加
える駆動パルスを制御、例えば電力の大きさを制御する
ことにより気泡の大きさを調整することが可能であり、
吐出口から吐出されるインクの体積を自在にコントロー
ルすることができる。
【0054】次に、図4はカラーフィルタの製造工程を
示した図である。図4を参照してカラーフィルタ53の
製造工程を説明する。
【0055】本発明のカラーフィルタにおいては、基板
として透光性の基板が好ましく、一般にガラス基板が用
いられるが、液晶用カラーフィルタとしての透明性、機
械的強度等の必要特性を有するものであればガラス基板
に限定されるものではない。
【0056】図4(a)は、光透過部9と遮光部10を
構成するブラックマトリックス2を備えたガラス基板1
を示す。まず、ブラックマトリックス2の形成された基
板1上に、それ自身はインク受容性に乏しいが、ある条
件下(例えば光照射、または光照射と加熱)で親インク
化されると共に、ある条件下で硬化する特性を有する樹
脂組成物を塗布し、必要に応じてプリベークを行って樹
脂組成物層3を形成する(図4(b))。樹脂組成物層
3の形成には、スピンコート、ロールコート、バーコー
ト、スプレーコート、ディップコート等の塗布方法を用
いることができ、特に限定されるものではない。
【0057】次に、フォトマスク4を使用して光透過部
9上の樹脂層に予めパターン露光を行うことにより樹脂
層を一部親インク化させて(図4(c))、樹脂組成物
層3に親インク化された部分6と親インク化されていな
い部分5を形成する(図4(d))。
【0058】その後インクジェット方式によりR
(赤),G(緑),B(青)の各色インクを樹脂組成物
層3に吐出して一度に着色し(図4(e))、必要に応
じてインクの乾燥を行う。インクジェット方式として
は、熱エネルギーによる方式あるいは機械エネルギーに
よる方式が挙げられるが、いずれの方式も好適に用いる
ことができる。使用するインクとしては、インクジェッ
ト用として用いることができるものであれば特に限られ
るものではなく、インクの着色材としては、各種染料あ
るいは顔料のなかから、R,G,Bの各画素に要求され
る透過スペクトルに適合したものが適宜選択される。
【0059】次いで、光照射または光照射と加熱処理を
行って着色された樹脂組成物層3を硬化させ、必要に応
じて保護層8を形成する(図4(f))。この樹脂組成
物層3を硬化させるには先の親インク化処理における条
件とは異なる条件、例えば光照射における露光量を大き
くするか、加熱条件を厳しくするか、もしくは光照射と
加熱処理を併用する等の方法が採用できる。
【0060】次に、図5は、カラーフィルタの製造工程
の他の例を示した図である。
【0061】図5(a)は、光透過部7と遮光部である
ブラックマトリクス2を備えたガラス基板1を示す。ま
ず、ブラックマトリクス2の形成された基板1上に光照
射又は光照射と加熱により硬化可能であり且つインク受
容性を有する樹脂組成物を塗布し、必要に応じてプリベ
ークを行って樹脂層3’を形成する(図5(b))。樹
脂層3’の形成には、スピンコート、ロールコート、バ
ーコート、スプレーコート、ディップコート等の塗布方
法を用いることができ、特に限定されるものではない。
【0062】次に、ブラックマトリクス2により遮光さ
れる部分の樹脂層をフォトマスク4’を使用して予めパ
ターン露光を行うことにより樹脂層の一部を硬化させて
インクを吸収しない部位5’(非着色部位)を形成し
(図5(c))、その後インクジェットヘッドを用いて
R、G、Bの各色を一度に着色し(図5(d))、必要
に応じてインクの乾燥を行う。
【0063】パターン露光の際に使用されるフォトマス
ク4’としては、ブラックマトリクスによる遮光部分を
硬化させるための開口部を有するものを使用する。この
際、ブラックマトリクスに接する部分での着色剤の色抜
けを防止するために、比較的多くのインクを付与するこ
とが必要である。そのためにブラックマトリクスの(遮
光)幅よりも狭い開口部を有するマスクを用いることが
好ましい。
【0064】着色に用いるインクとしては、色素系、顔
料系共に用いることが可能であり、また液状インク、ソ
リッドインク共に使用可能である。
【0065】本発明で使用する硬化可能な樹脂組成物と
しては、インク受容性を有し、且つ光照射又は光照射と
加熱の少なくとも一方の処理により硬化し得るものであ
ればいずれでも使用可能であり、樹脂としては例えばア
クリル系樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースなどの
セルロース誘導体あるいはその変性物等が挙げられる。
【0066】これらの樹脂を光あるいは光と熱により架
橋反応を進行させるために光開始剤(架橋剤)を用いる
ことも可能である。光開始剤としては、重クロム酸塩、
ビスアジド化合物、ラジカル系開始剤、カチオン系開始
剤、アニオン系開始剤等が使用可能である。またこれら
の光開始剤を混合して、あるいは他の増感剤と組み合わ
せて使用することもできる。更にオニウム塩などの光酸
発生剤を架橋剤として併用することも可能である。な
お、架橋反応をより進行させるために光照射の後に熱処
理を施してもよい。
【0067】これらの組成物を含む樹脂層は、非常に耐
熱性、耐水性等に優れており、後工程における高温ある
いは洗浄工程に十分耐え得るものである。
【0068】本発明で使用するインクジェット方式とし
ては、エネルギー発生素子として電気熱変換体を用いた
バブルジェットタイプ、あるいは圧電素子を用いたピエ
ゾジェットタイプ等が使用可能であり、着色面積及び着
色パターンは任意に設定することができる。
【0069】また、本例では基板上にブラックマトリク
スが形成された例を示しているが、ブラックマトリクス
は、硬化可能な樹脂組成物層を形成後、あるいは着色後
に樹脂層上に形成されたものであっても特に問題はな
く、その形態は本例に限定されるものではない。また、
その形成方法としては、基板上にスパッタもしくは蒸着
により金属薄膜を形成し、フォトリソ工程によりパター
ニングすることが好ましいが、これに限定されるもので
はない。
【0070】次いで光照射のみ、熱処理のみ、又は光り
照射及び熱処理を行って硬化可能な樹脂組成物を硬化さ
せ(図5(e))、必要に応じて保護層8を形成(図5
(f)する。なお、図中hνは光の強度を示し、熱処理
の場合は、hνの光の代わりに熱を加える。保護層8と
しては、光硬化タイプ、熱硬化タイプあるいは光熱併用
タイプの第2の樹脂組成物を用いて形成するか、あるい
は無機材料を用いて蒸着またはスパッタによって形成す
ることができ、カラーフィルタとした場合の透明性を有
し、その後のITO形成プロセス、配向膜形成プロセス
等に十分耐えうるものであれば使用可能である。
【0071】図6は上記のカラーフィルタを組み込んだ
カラー液晶表示装置30の基本構成を示す断面図であ
る。
【0072】11は偏光板、1はガラスなどの透明基
板、2はブラックマトリックス、3は樹脂組成物層、8
は保護層、16は共通電極、17は配向膜、18は液晶
化合物、19は配向膜、20は画素電極、21はガラス
基板、22は偏光板、23はバックライト光である。5
3は上記のカラーフィルタ、24は対向基板である。
【0073】カラー液晶表示装置30は、カラーフィル
タ53と対向基板24をあわせ込み、液晶化合物18が
封入されていて、カラーフィルタ53に対向する基板2
1の内側に透明な画素電極20がマトリックス状に形成
されている。カラーフィルタ53は、画素電極20の位
置にR,G,Bの画素が配列するように配置されてい
る。
【0074】さらに、両基板の内側には配向膜17が形
成されており、これをラビング処理することによって液
晶分子を一定方向に配列させることができる。また、そ
れぞれの基板の外側には偏光板11,22が接着されて
おり、液晶化合物は、これらの基板の隙間に充填され
る。また、バックライトとしては、蛍光灯と散乱板の組
み合わせ(両者とも不図示)が一般的に用いられてお
り、液晶化合物18をバックライト光23の透過率を変
化させる光シャッタとして機能させることにより表示を
行う。
【0075】このような液晶表示装置を情報処理装置に
適用した場合の例を図7乃至図9を参照して説明する。
【0076】図7は上記の液晶表示装置をワードプロセ
ッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ装置、複
写装置としての機能を有する情報処理装置に適用した場
合の概略構成を示すブロック図である。
【0077】図中、1801は装置全体の制御を行う制
御部で、マイクロプロセッサ等のCPUや各種I/Oポ
ートを備え、各部に制御信号やデータ信号等を出力した
り、各部よりの制御信号やデータ信号を入力して制御を
行っている。1802はディスプレイ部で、この表示画
面には各種メニューや文書情報及びイメージリーダ18
07で読み取ったイメージデータ等が表示される。18
03はディスプレイ部1802上に設けられた透明な感
圧式のタッチパネルで、指等によりその表面を押圧する
ことにより、ディスプレイ部1802上での項目入力や
座標位置入力等を行うことができる。
【0078】1804はFM(Frequency Modulation)音
源部で、音楽エディタ等で作成された音楽情報をメモリ
部1810や外部記憶装置1812にデジタルデータと
して記憶しておき、それらメモリ等から読み出してFM
変調を行うものである。FM音源部1804からの電気
信号はスピーカ部1805により可聴音に変換される。
プリンタ部1806はワードプロセッサ、パーソナルコ
ンピュータ、ファクシミリ装置、複写装置の出力端末と
して用いられる。
【0079】1807は原稿データを光電的に読取って
入力するイメージリーダ部で、原稿の搬送経路中に設け
られており、ファクシミリ原稿や複写原稿の他各種原稿
の読取りを行う。
【0080】1808はイメージリーダ部1807で読
取った原稿データのファクシミリ送信や、送られてきた
ファクシミリ信号を受信して復号するファクシミリ(F
AX)の送受信部であり、外部とのインタフェース機能
を有する。1809は通常の電話機能や留守番電話機能
等の各種電話機能を有する電話部である。
【0081】1810はシステムプログラムやマネージ
ャープログラム及びその他のアプリケーションプログラ
ム等や文字フォント及び辞書等を記憶するROMや、外
部記憶装置1812からロードされたアプリケーション
プログラムや文書情報、さらにはビデオRAM等を含む
メモリ部である。
【0082】1811は文書情報や各種コマンド等を入
力するキーボード部である。
【0083】1812はフロッピーディスクやハードデ
ィスク等を記憶媒体とする外部記憶装置で、この外部記
憶装置1812には文書情報や音楽あるいは音声情報、
ユーザのアプリケーションプログラム等が格納される。
【0084】図8は図7に示す情報処理装置の模式的概
観図である。
【0085】図中、1901は上記の液晶表示装置を利
用したフラットパネルディスプレイで、各種メニューや
図形情報及び文書情報等を表示する。このディスプレイ
1901上ではタッチパネル1803の表面は指等で押
圧することにより座標入力や項目指定入力を行うことが
できる。1902は装置が電話機として機能するときに
使用されているハンドセットである。キーボード190
3は本体と着脱可能にコードを介して接続されており、
各種文書機能や各種データ入力を行うことができる。ま
た、このキーボード1903には各種機能キー1904
等が設けられている。1905は外部記憶装置1812
へのフロッピーディスクの挿入口である。
【0086】1906はイメージリーダ部1807で読
取られる原稿を載置する用紙載置部で、読取られた原稿
は装置後部より排出される。またファクシミリ受信等に
おいては、インクジェットプリンタ1907よりプリン
トされる。
【0087】上記情報処理装置をパーソナルコンピュー
タやワードプロセッサとして機能する場合、キーボード
部1811から入力された各種情報が制御部1801に
より所定のプログラムに従って処理され、プリンタ部1
806に画像として出力される。
【0088】ファクシミリ装置の受信機として機能する
場合、通信回線を介してFAX送受信部1808から入
力したファクシミリ情報が制御部1801により所定の
プログラムに従って受信処理され、プリンタ部1806
に受信画像として出力される。
【0089】また、複写装置として機能する場合、イメ
ージリーダ部1807によって原稿を読取り、読取られ
た原稿データが制御部1801を介してプリンタ部18
06に複写画像として出力される。なお、ファクシミリ
装置の受信機として機能する場合、イメージリーダ部1
807によって読取られた原稿データは、制御部180
1により所定のプログラムに従って送信処理された後、
FAX送受信部1808を介して通信回線に送信され
る。
【0090】なお、上述した情報処理装置は図9に示す
ようにインクジェットプリンタを本体に内蔵した一体型
としてもよく、この場合は、よりポータブル性を高める
ことが可能となる。同図において、図8と同一機能を有
する部分には、対応する符号を付す。
【0091】次に、カラーフィルタの基板として用いら
れる多数枚取りのガラス基板の構成を図10を参照して
説明する。カラーフィルタ製造におけるガラス基板に3
60mm×460mmのガラス基板を例に取ると、10
インチサイズのカラーフィルタであれば、その中に4枚
のカラーフィルタ35,36,37,38を形成するこ
とが可能である。
【0092】本実施形態のカラーフィルタの製造工程を
図11に従って説明すると、例えば、10インチサイズ
の基板の長辺方向の長さをもったヘッドがカラーフィル
タを35,36,37,38の順番に着色を行っていく
場合、まず、カラーフィルタ製造装置90のXYθステ
ージ52上にガラス基板53をセットし、位置決めを行
う(ステップS1)。位置決めを行った後、ガラス基板
53上の不吐出検出パターン描画領域31が着色ヘッド
55の直下に移動された際(ステップS2)、例えば図
12に示される様な描画を行う。その描画パターンをテ
レビカメラ56と画像処理装置57によって認識し(ス
テップS3)、異常がない場合、XYθステージ52は
ガラス基板53上のカラーフィルタ形成領域35を着色
ヘッド55の直下に移動し(ステップS4)、カラーフ
ィルタの画素への着色を実行する。カラーフィルタ形成
領域35の着色が終了した場合、XYθステージ52は
ガラス基板53上の不吐出検出パターン形成領域32を
着色ヘッド55の直下に移動する(ステップS5)。そ
して、同様な動作を3回繰り返して、カラーフィルタ形
成領域36,37,38の着色を行う。一方、ステップS
3において不吐出等の異常が発見された場合、直ちにカ
ラーフィルタの画素部への着色を停止し、ヘッドの回復
手段による回復動作の実行(ステップS6)、もしくは
ヘッド交換等(ステップS7)を行う。 (第2の実施形態)上記の第1の実施形態では、カラー
フィルタの有効画素部への着色を行う直前に、ガラス基
板53上に不吐出検出パターンをインクジェットヘッド
から吐出させるようにしたが、この第2の実施形態で
は、画素部への着色を行う前に、ガラス基板53上にイ
ンクジェットヘッドの吐出状態を安定化させるための予
備吐出を行うようにしている。通常インクジェットヘッ
ドは、インクを連続して吐出している状態では、各ノズ
ルからのインク吐出量が安定しているが、一旦インクの
吐出を休止させると、ノズル内でインクが乾燥すること
等の影響で吐出を再開させたときのインクの吐出量が安
定しない。具体的には、インクの吐出を数分間休止する
とその後吐出を再開したときの初めの数発〜十数発はイ
ンクの吐出が安定せず、インクの種類によっては、数十
秒停止させただけでもインクの吐出が安定しなくなる場
合もある。本実施形態では、カラーフィルタの画素を着
色する直前に、ガラス基板53上に予備吐出を行い、イ
ンクの吐出状態を安定化させてから有効な画素部の着色
を行うようにしている。
【0093】図13は、ガラス基板53上への予備吐出
のパターンを示した図である。図13に示すように、ガ
ラス基板53上のカラーフィルタの有効画素部202の
画素を着色する直前において有効画素部202の脇のガ
ラス基板53上の予備吐出領域204,206に予備吐
出を行う。予備吐出のためのインクの吐出パターンとし
ては、図13(a)に示すように有効画素部202の各
画素の配列パターンと同一ピッチで吐出を行ってもよい
し、図13(b)に示すようにある範囲をべた塗りする
ように吐出してもよい。特に、本実施形態においては、
同一色の画素のピッチ(例えば300μm)に対してイ
ンクジェットヘッドのノズルの間隔は70.5μmに設
定されているため、同一色の画素の着色を行うために
は、例えば5ノズルおきの吐出ノズルが常時使用され他
のノズルは通常使用されない。しかしながら、常時使用
しているノズルに不吐出等の異常が発生した場合には、
1ノズルずつ使用するノズルをずらして予備のノズルで
着色を行う場合がある。この場合、通常使用していない
ノズルを使用することになるため不吐出等が発生する虞
がある。その点、上記のように予備吐出において、全ノ
ズルからインクを吐出させて、予備吐出領域をべた塗り
状態にすれば、すべてのノズルが即座に本吐出に対応で
きる状態となるため、使用するノズルを変更する場合で
もすぐに対応することが可能である。さらには、図13
(a),(b)に示すような予備吐出パターン以外に、
後に液晶表示装置を構成するためにガラス基板53に対
向基板を貼りあわせるときの位置決め用のアライメント
マークを予備吐出により形成するようにしても良い。
【0094】なお、インクが吐出された部分、即ち予備
吐出領域204,206と有効画素部202の部分で
は、ガラス基板53上に形成された樹脂組成物層3がイ
ンクを吸収して僅かに盛り上がる。そのため、インクを
吐出された部分と吐出されていない部分では、カラーフ
ィルタにわずかに凹凸が生ずることとなる。このような
場合、現状ではあまり問題になっていないが、今後大画
面化、狭額縁化により接着部が縮小すると、予備吐出領
域204,206を有効画素部202の片側にのみ設け
ると、上記のようにガラス基板53に対向基板を貼りあ
わせるときに、予備吐出領域204,206が形成され
ていない側の基板間隔が小さくなり、基板間の間隔ムラ
が生ずる可能性がある。そこで、例えば、図14に示す
ように、予備吐出領域204,206を有効画素部20
2の両側に形成し、有効画素部202を挟んだ両側の樹
脂組成物層3の高さを同一にして、基板間の間隔ムラを
なくすようにしても良い。この目的を達成するために
は、図14A(a),(b)に示す有効画素部202の
前後両側だけでなく、図14B(c),(d)に示すよ
うに左右両側にも予備吐出領域を形成するようにすれば
更に有効である。
【0095】上記のように、本実施形態によれば、カラ
ーフィルタの有効画素部の脇の基板上に予備吐出を行う
ことにより、基板外の部分に予備吐出用の受けを用意す
る必要がなく、装置の構成を単純化することが出来る。
また、予備吐出領域が有効画素部に近接しているので、
予備吐出後すぐに本吐出に移ることができるので、予備
吐出後のインクジェットヘッドの吐出安定性を高度に維
持したまま有効画素部の着色が可能となる。 (第3の実施形態)以下、第3の実施形態のカラーフィ
ルタの製造工程を説明する。
【0096】まず、図1に示すように、ガラス基板53
をカラーフィルタ製造装置90にセットし、ガラス基板
53とインクジェットヘッドIJHのアライメントを行
った後、各色のインクを所望の画素に所望の量で吐出す
る。
【0097】この際、本実施形態では、実際使用する有
効画素部202の外側から着色を開始することにより、
有効画素部202を均一なインク液滴量で着色すること
が可能になる。
【0098】一般にインクジェットヘッドでは、連続的
あるいは繰り返しパターンでインクを吐出し続けている
間は安定してインクを吐出させることが出来るが、最初
に吐出し始める場合や、次のラインに移して着色する場
合、その始めのほうのインク量は不安定である。
【0099】例えば図15(a)に示すように最初のイ
ンク吐出量が少なかったり、図15(b)に示すように
最初のインク吐出量が通常より大きくなったり、図15
(c)に示すようにインクの着弾点とインク濃度の中心
がずれる場合がある。
【0100】これは、インクを吐出させないでインクジ
ェットヘッドIJH又はガラス基板53を移動させる場
合、インクジェットヘッド先端のノズル近傍で、インク
中の溶媒が蒸発するためにインクの濃度が変ったり、イ
ンクの粘性が変わったりするために起こる現象である。
【0101】なお、本実施形態における予備吐出のパタ
ーンについては、図15のようにカラーフィルタ使用部
(有効画素部202)と同様のパターンを延長させても
よいし、全く別な形状でも良い。また、図16Aに示す
ように吐出不安定なインクの種類のみ長い距離の予備吐
出をさせても良い。
【0102】あるいは、図17に示したように、ガラス
基板53の端部に予備吐出領域を設けてそこで吐出が安
定するまでインクを吐出させた後、着色を開始しても良
い。この際予備吐出領域に図4及び図5に示す樹脂組成
物層3,3’を設けなければ、染料インクを用いる場合
には、樹脂組成物層3,3’の硬化後水洗いすることに
より予備吐出領域のインクを洗い流すことができるよう
になる。
【0103】また、図18に示すように着色走査方向を
画素パターンに対して垂直あるいは角度をつけても、走
査開始方向に予備吐出領域を設ければ良いことになる。
【0104】また、着色の一手法として、マルチパスと
いう複数回の重ね射ちを行う方法がある。その場合は、
1ライン着色するごとに休止が入ってしまうので、その
たびに予備吐出を行う必要が出てくる。この際も前記着
色と同様に、各着色毎に有効画素外に適宜吐出動作を行
わせ、吐出の安定したところで有効画素への着色を開始
すればよい。図16Bはその一例である。
【0105】以下、カラーフィルタを実際に製造した実
施例を説明する。
【0106】
【実施例1】ブラックマトリクスパターンの形成された
ガラス基板(基板ガラス)上に、水性インク吸収性のあ
る材料(N−メチロールアクリルアミドとメタクリル酸
メチルとヒドロキシエチルメタクリレートの3元共重合
体)をスピンコートで塗布し、60℃10分間のプリベ
ークを行って樹脂組成物層を形成した。この時、樹脂組
成物層の膜厚は約1μmであった。
【0107】その後、図1に示したようなインクジェッ
トヘッドを用いた製造装置で、R,G,Bの着色インク
を用いてブラックマトリクスのパターンの間に着色し
た。
【0108】この際、実際画素として使うパターンの外
側3mmの場所から描画を開始した。(図15のX)そ
の後、90℃30分間インクを乾燥を行った。引き続き
200℃1時間の熱処理によりこの着色ずみ組成物層を
硬化させてカラーフィルタを形成した。
【0109】このようにして形成されたカラーフィルタ
は実画素部では混色部分もない上、端の方で色濃度が他
の画素領域の濃度と比較して、5%以内のバラツキにお
さまっていた。また実使用画素領域内で色抜け等の障害
が観察されなかった。
【0110】
【実施例2】ブラックマトリクスパターンの形成された
ガラス基板(コーニング社製#7059)上に(a)N
−メチロールアクリルアミドとメタクリル酸メチルとヒ
ドロキシエチルメタクリレートの3元共重合体10重量
部と(b)トリフェニルスルホニウムトリフラート(ミ
ドリ化学製 TPS−105)0.4重量部からなる水
性インク吸収性を有し、光照射又は光照射と熱処理によ
り光照射部分のインク吸収性が低下し、かつ、インクに
対し発水性を示す組成物を調整し、ブラックマトリクス
の形成されたガラス基板上にスピンコートし、60℃1
0分間のプリベークを行って、次にブラックマトリクス
より細いパターン形状のフォトマスクを介して、高圧水
銀灯にて露光した。露光終了後、ホットプレートで11
0℃90秒加熱して、インク受容部と混色防止領域のパ
ターンを形成した。
【0111】その後、実施例1と同様にR、G、Bの着
色インクを用いてインクジェット方式により着色し、図
15のように実際画素として使うパターンの外側3mm
の場所から着色を開始した。
【0112】その後、実施例1と同様にしてカラーフィ
ルタを作成した。
【0113】このようにして形成されたカラーフィルタ
は、実画素部では混色部分もない上、端の方でも色濃度
は、2%以内のバラツキにおさえられていた。また、実
施例2の方法は実施例1の方法よりも微細パターン状の
樹脂組成物層が使用できるため高解像度を有している。
(実際の寸法は、画素幅が65μmである。)
【実施例3】実施例2において得られたカラーフィルタ
を用いて液晶素子を形成した。
【0114】すなわち図6に示す様に、ITOを500
オングストロームの厚さにスパッタリング法により成膜
し、透明電極16とした。この上に配向制御膜17とし
て、ポリイミド形成溶液(日立化成工業(株)製「PI
Q」)を3000rpmで回転するスピンナーで塗布
し、150℃で30分間加熱を行なって2000オング
ストロームのポリイミド被膜を形成した。しかる後、こ
のポリイミド被膜表面をラビング処理した。
【0115】このようにして形成したカラーフィルタ基
板と、対向する基板21を貼り合わせてセル組し、強誘
電性液晶を注入、封口して液晶素子を得た。平坦性に優
れたカラーフィルタを内設したこの液晶素子をクロスニ
コルの偏光顕微鏡で観察したところ、内部の液晶素子は
配向欠陥を生じなく、さらに解像度の優れたカラーフィ
ルタパターンを有することも加わり、表示品位の優れた
液晶素子を得ることができた。
【0116】本実施例の方法を用いて、薄膜トランジス
タ型液晶を用いた液晶素子を形成しても同様の効果が得
られる。
【0117】
【実施例4】実施例2において、図16に示したよう
に、吐出安定化するまで時間がかかる色のパターンの
み、予備吐出パターンの長さ(X)を長くしても良い。
BMブラックマトリクス)上のパターンも樹脂組成物層
のパターンと同様にすることにより、BMパターンとイ
ンクジェット用ヘッドのアライメント、あるいは着色位
置を補正するトラッキング補正が容易に行なえるように
なった。
【0118】
【実施例5】実施例2においては、一定速度でヘッド又
は基板を動かしながら(スキャンしながら)インクを吐
出させて描画させていたが、図17のようにある所定の
場所で吐出が安定化するまでインクを吐出させてから所
望のパターンに描画させても良い。この際、所定の場所
(予備吐出領域)の、樹脂組成物層を取り除いておけば
樹脂組成物層のキュア(硬化)後、水洗いすることによ
り、余分なインクを洗い流すことができる。
【0119】また、図18に示したように走査方向が異
なる場合でも画素パターンの外側にインクの予備吐出領
域を設ければよい。 (第4の実施形態)図19は、第4の実施形態のカラー
フィルタの製造装置の全体図であり、図19において、
301はステージ等の移動機構からなり、着色対象であ
るガラス基板53を図中X及びY方向に移動するもので
ある。302は回転ステージであり、ガラス基板534
をθ方向に回転することが可能な配置となっている。3
03は、ガラス基板53を保持し固定する台である。3
05は着色を行なうインクジェットヘッド、306は着
色されたパターンを読み取るセンサ、307はセンサ3
06の撮像範囲を照射する光源である。ガラス基板53
には、あらかじめアライメントマーク310が形成され
ており、これらのマークの位置は、アライメント用セン
サ308およびアライメント用センサ309によって読
み取ることができる。
【0120】図20は、カラーフィルタ製造装置のブロ
ック図である。図20において、311は全体の制御を
行うホストコンピュータ、312はステージ301の制
御部、313は着色を行うインクジェットヘッド305
の制御部、314はセンサ306によって読み取られた
映像データから、インクジェットヘッド305の吐出の
有無の検知やインクの着弾位置や画素の位置の計測等を
行う画像処理部、315はインクジェットヘッド305
の姿勢、位置を制御する姿勢調整制御部、301はステ
ージである。
【0121】図21は、図19で説明したインクジェッ
トヘッド305、センサ306、照明307の配置を詳
細に説明した図である。305はインクジェットヘッド
であり、θ方向調整機構325、Z方向調整機構32
6、Y方向調整機構327によって姿勢を調整できるよ
うになっており、Z方向調整機構326によって、イン
クジェットヘッド305とガラス基板53との間隔を、
所定の距離に設定することができる。また、θ方向調整
機構325は、インクジェットヘッド305を、ガラス
基板539に対して所定の角度に設定することができ
る。姿勢調整機構325,326,327は、例えば直動
ステージと回転ステージ等の移動機構を組合わせてY、
Z、θ軸を構成する。また、各軸の移動機構は手動で動
かすように構成してもよいし、モータ等の駆動源を取り
付けて動かすようにしても良い。インクジェットヘッド
305は、複数のインク吐出口を持ち、図中Y方向に並
んでいる。
【0122】319は、CCDラインセンサ等の撮像素
子であり、照明307によって照射された、ガラス基板
53上の2点ABを結ぶ直線上の像が、レンズ322を
介してラインセンサ319上に結像される。ラインセン
サ319は、θ方向調整機構320、Z方向調整機構3
21によって姿勢を調整できるようになっている。53
はガラス基板、2はガラス基板53上に形成されたブラ
ックマトリクス(以下BMと略す)であり、ガラス基板
53と、インクジェットヘッド305と、ラインセンサ
319との相対位置関係は、図19における移動機構3
01および302によって、図中X、Y、θ方向に移動
することができ、インクジェットヘッド305からイン
クを吐出しながらガラス基板53を移動させると、ガラ
ス基板上に着色パターンが形成される。また、ガラス基
板53を移動させながらラインセンサ319の読み取り
を行えば、ガラス基板53上に形成された着色パターン
や、BM(ブラックマトリクス)パターンを読み込むこ
とができ、着色パターンの位置や、BMパターンの位置
を算出することが可能で、着色パターンとBMパターン
の相互の位置関係や、インクジェットヘッド305の吐
出の有無を検知することができる。ここで、着色と読み
込みは、1回のステージの移動で同時に行なっても良
く、また別々に行なっても良い。331は、インクジェ
ットヘッド305の複数の吐出口より吐出されたインク
が、ガラス基板53上のBM以外の余白部に着弾した様
子を示す。
【0123】図22は、複数の着色ヘッドのそれぞれの
インク吐出口と着色対象であるガラス基板53の関係を
あらわした図である。図22において、334は着色ヘ
ッドであり、ブルー(以下Bと記す)のインクを吐出す
るもので、333はインクの吐出口で、B1、B2・・
・はインク吐出口の番号を示す。Bのヘッド以外にも、
グリーン(以下Gと記す)、レッド(以下Rと記す)の
複数の着色ヘッドの構成となっており、それぞれの着色
ヘッドのインク吐出口の番号はG1、G2・・・、R
1、R2・・・、となっている。2は基板上に形成され
たBMパターンで、335は光透過性部位であり、この
部分にR、G、B各色のインクを着色することで、カラ
ーフィルタが形成される。光透過性部位335には、相
対移動方向Sと垂直方向にR、G、Bのインクが繰り返
し着色され、相対移動方向Sの方向に隣接する光透過性
部位には、同一の色のインクが着色されるものである。
着色ヘッド334とガラス基板53の位置関係は、角度
θに設定されており、各着色ヘッドの吐出口のピッチ
と、光透過性部位のピッチとが異なる場合でも、角度θ
を調整することで、任意のピッチに対応できる。
【0124】図22の場合、Rの着色ヘッドの複数のイ
ンク吐出口のうち、着色に用いる吐出口は、R1、R
4、R7…であり、他の吐出口R2、R3、R5、R6
…は使用せず、予備の吐出口としておく。同様に、Gの
着色ヘッドでは、G1、G4、G7…を使用し、G2、
G3、G5、G6…を予備の吐出口とする。また、Bの
着色ヘッドでは、B1、B4、B7…を使用し、B2、
B3、B5、B6…を予備の吐出口とする。ここで、R
の着色ヘッドの着色に用いる吐出口R1が吐出しなくな
った場合は、図21のY方向調整機構327を用いて、
Rの着色ヘッド自体をY方向に移動させ、予備の吐出口
R2がR1の位置にくる様にする。この場合、新たに着
色に用いる吐出口は、R2、R5、R8…(R8は不図
示)となる。Gの着色ヘッド、Bの着色ヘッドも同様で
ある。
【0125】図23は、図22の様な構成を用いて、ガ
ラス基板に着色を行った例である。53はガラス基板、
2はガラス基板状に形成されたBMパターン、335は
光透過部位、331は着色されたパターンであり、ガラ
ス基板のうち、BMパターン2以外の余白部分に着色さ
れる。ここで、パターン331の着色は、光透過性部位
335の内部にインクを着色させてフィルタを形成する
前に、着色ヘッドのインク吐出状態を安定化させるため
の予備の吐出として行われるものである。
【0126】図24A、図24B、図24Cは、BMパ
ターンとその余白部に予備吐出されたドットの位置関係
を詳細に説明する図である。図24Aにおいて、2はガ
ラス基板上に形成されたBMパターン、335はBMパ
ターンのなかの光透過性部位、341は各インク吐出口
より吐出されたインクが、余白部に着弾した時に形成さ
れるドットである。ここで、ドット341およびBMパ
ターン2は、図21で説明したラインセンサ319によ
って読み取られ、図20における画像処理部314によ
って、ドットの位置は、R1(XR1,YR1)、光透
過性部位の位置はP1(X1,Y1)と求められる。ド
ットおよび光透過性部位の位置は、R1、P1以外にも
全て求められている。図24Aの場合は着弾したドット
341と光透過性部位の位置関係には、ずれはなくこの
まま光透過性部位にインクを着色し、フィルタを形成し
ても問題はない。
【0127】図24Bは、予備吐出されたインクのう
ち、赤(R)の着弾位置がずれている場合を示す。図2
4Bにおいて、予備吐出されたドットR1と、光透過性
部位R1’の位置関係は、算出されたそれぞれの位置座
標値R1(XR1,YR1)、P1(X1,Y1)を比
較すると、図中Y方向にdだけずれてしまっていること
がわかる。このままの状態でフィルタの形成を行なう
と、光透過性部位からインクがはずれ、結果的には光透
過性部位内にインクが均一に納まらず、フィルタの性能
上問題となる。そこでこの様な現象が予備吐出の段階で
検出されたら、図21で示したY方向姿勢調整機構32
7を用いて、ずれ量だけインクジェットヘッド305を
移動させてやれば良い。
【0128】図24Cは、予備吐出されたインクのう
ち、赤(R)のインクが吐出されなかった場合を示す。
図24Cにおいて、343は、本来吐出されるべきドッ
トR1が、吐出されなかった状態を示し、344は本来
のフィルタの形成では使用されない予備のノズルから吐
出されたドットの位置R2を示す。この様な現象が検出
された場合は、本来R1、R4を用いてフィルタの形成
を行なうかわりに、図21で示したY方向姿勢調整機構
327を用いて、ずれ量d2だけインクジェットヘッド
をY方向に移動し、予備のノズルであるR2、R5を使
う様にすればよい。
【0129】以上、Rの場合についてのみ説明したが、
G、Bの場合も同様である。
【0130】この様なヘッド位置の修正は、複数のイン
クジェットヘッドを並べて、フィルタの製造時間をさら
に高速化しようとした場合や複数色のインクジェットヘ
ッドを用いる場合には、必要不可欠である。ヘッドが1
本しかない場合は、図19の移動機構301によってず
れ量を吸収できるが、複数ヘッドの場合は、各ヘッド毎
にずれ量が異なったり、不吐出の発生するノズル位置が
必ずしも同じにはならない可能性があり、各ヘッド毎の
姿勢位置の調整が必要になってくるのである。
【0131】図25は、カラーフィルタ製造装置の動作
を記述したフローチャートである。まず始めに、S11
にてカラーフィルタ製造装置に着色対象である基板が、
図19の固定台303上に供給される。供給された基板
は、S12においてバキューム等の吸着手段により固定
される。次に、S13にて、基板上に形成されているア
ライメントマーク310を、センサ308,309で読
み取る。読み取ったアライメントマークから、基板の位
置を算出し、S14にて図19の移動機構301、30
2を用いて、基板のアライメントを行なう。基板のアラ
イメントが終了すると、S15にて予備吐出(予備吐)
を行なう。予備吐出は、着色対象であるガラス基板の余
白に行なわれる。この予備吐出は、画素に着色する前に
行なうことで、常に吐出の状態を安定させる効果があ
り、もし不吐出が発生したりインクの着弾位置がずれて
も、未然に検知することが可能で、不良品の発生を抑え
ることができる。次に、S16にて、着色された予備吐
出パターンとBMパターンを、センサ306で読み込
む。読み取られた予備吐出パターンから、S17にて不
吐出のチェックを行なう。具体的には、着色に使用する
ノズルからのインクが、ドットとしてガラス基板上に着
弾し、存在するか否かを読み取った画像データを処理す
ることで実現される。もし、使用するノズルに不吐出が
検出された場合は、S18にて、本来使用するノズル以
外のノズルのなかに、代わりに使用可能なノズルが存在
するか調べる。使用可能なノズルが存在しない場合は、
S28にてヘッドを新しいものに交換する。S18に
て、使用可能なノズルが存在する場合は、S19にて、
使用するノズルの変更を行ない、S20にて、新たに変
更されたノズル位置が、今まで使用していたノズルの位
置にくる様に、ヘッドの位置を調整機構によってずら
す。
【0132】S17にて不吐出がなかった場合は、読み
取られた画像データより、S21、S22にて予備吐出
パターンのドットの位置およびBMパターンの位置を算
出する。次にS23にて、ドットの位置とBMパターン
の位置のずれ量を算出する。ここで、S24において、
S23にて算出されたずれ量が、許容範囲を超えて画素
の着色に支障をきたすようなずれ量であれば、S25に
てずれ量の補正を行なう。S24において、S23にて
算出されたずれ量が、許容範囲内におさまっていれば補
正を行なわなくて良い。この時点で、フィルタの製造が
可能な状態となったので、S26にて画素に対する着色
を行ない、ガラス基板上にフィルタを形成する。フィル
タの形成が終了すると、S27にて、ガラス基板の排出
が行なわれ、フィルタの製造の1サイクルが終了する。
【0133】以上説明したように、上記の実施形態によ
れば、ガラス基板の有効画素領域外に予備吐出を行うこ
とにより、インクの吐出の安定性を向上させることがで
きるとともに、インクジェットヘッドと画素とのずれを
補正することもできる。
【0134】なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲
で、上記の実施形態を修正または変形したものに適用可
能である。
【0135】例えば、ヘッドの吐出を確認するために、
図12に示されるパターンを用いたが、吐出の有無を確
認できれば、このパターンに限られることはない。その
場合、パターンによってはエリアセンサカメラの方が適
しているのであれば、エリアセンサカメラを用いるのが
望ましい。
【0136】また、ヘッド異常検出パターン着色領域
は、図10の位置に配置するのが最も望ましいが、基板
上のどこか、もしくは、基板外の専用エリアであって
も、不良品の発生を最小限に抑制するという効果は同様
に得られる。
【0137】また、上記実施形態では、インクジェット
ヘッド及びラインセンサカメラを固定してXYθステー
ジ側を移動させるように説明したが、ステージ側を固定
して、インクジェットヘッド及びラインセンサカメラ側
を移動させるようにしてよい。
【0138】また、上記の実施形態では、インクジェッ
トヘッドの不吐出等の異常の検出をテレビカメラと画像
処理装置により行ったが、これに限定されず、レーザ光
をインクが通過するときの干渉縞の検出等により行って
もよい。また、着色されたヘッド異常検出パターンの光
の反射率または透過率を検出することにより行ってもよ
い。
【0139】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0140】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0141】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0142】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0143】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0144】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0145】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0146】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化する
ものを用いても良く、使用記録信号付与時にインクが液
状をなすものであればよい。
【0147】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一枚の基板上に複数枚のカラーフィルタを形成するにあ
たり、着色工程の最初だけでなく夫々のカラーフィルタ
の着色の直前でインクジェットヘッドの吐出不良の検出
を行うことにより、カラーフィルタの不良品を多数製造
することが防止され、カラーフィルタの歩留まりを向上
させることが出来る。
【0149】また、ヘッド異常検出を行うための吐出を
複数枚取りの夫々のカラーフィルタの着色途中で着色シ
ーケンスの経路上に存在するため、工程時間上は全く問
題にすることなしにカラーフィルタの生産性を向上させ
ることが出来る。
【0150】また、カラーフィルタの画素の着色の前に
基板上に予備吐出を行うことによりインクジェットの着
色動作を安定化させることが出来る。
【0151】
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーフィルタの製造装置の第1の実施形態の
構成を示す概略図である。
【図2】カラーフィルタの製造装置の動作を制御する制
御部の構成を示す図である。
【図3】カラーフィルタの製造装置に使用されるインク
ジェットヘッドの構造を示す図である。
【図4】カラーフィルタの製造工程を示した図である。
【図5】カラーフィルタの製造工程の他の例を示した図
である。
【図6】第1の実施形態のカラーフィルタを組み込んだ
カラー液晶表示装置の基本構成を示す断面図である。
【図7】液晶表示装置が使用される情報処理装置を示し
た図である。
【図8】液晶表示装置が使用される情報処理装置を示し
た図である。
【図9】液晶表示装置が使用される情報処理装置を示し
た図である。
【図10】カラーフィルタの製造時におけるヘッド異常
検出パターン描画領域とカラーフィルタ形成領域の位置
関係を示した図である。
【図11】カラーフィルタの製造工程を示すフローチャ
ートである。
【図12】カラーフィルタの製造時におけるヘッド異常
検出パターンの一例を示す図である。
【図13】ガラス基板上への予備吐出のパターンを示し
た図である。
【図14A】ガラス基板上への予備吐出のパターンを示
した図である。
【図14B】ガラス基板上への予備吐出のパターンを示
した図である。
【図15】インクジェットヘッドの吐出の初期にインク
の吐出状態が不安定になる様子を示した図である。
【図16A】吐出ノズルの状態のバラつきにより予備吐
出の長さを変更する様子を示した図である。
【図16B】マルチパスの場合の予備吐出動作を説明す
るための図である。
【図17】予備吐出のパターンを示した図である。
【図18】予備吐出のパターンを示した図である。
【図19】第4の実施形態のカラーフィルタの製造装置
の全体図である。
【図20】カラーフィルタ製造装置のブロック図であ
る。
【図21】図19で説明したインクジェットヘッド、セ
ンサ、照明の配置を詳細に説明した図である。
【図22】複数の着色ヘッドのそれぞれのインク吐出口
と着色対象であるガラス基板の関係をあらわした図であ
る。
【図23】図22の様な構成を用いて、ガラス基板に着
色を行った例を示した図である。
【図24A】BMパターンとその余白部に予備吐出され
たドットの位置関係を詳細に説明する図である。
【図24B】BMパターンとその余白部に予備吐出され
たドットの位置関係を詳細に説明する図である。
【図24C】BMパターンとその余白部に予備吐出され
たドットの位置関係を詳細に説明する図である。
【図25】カラーフィルタ製造装置の動作を記述したフ
ローチャートである。
【符号の説明】
31,32,33,34 ヘッド異常検出パターン描画領
域 35,36,37,38 カラーフィルタ形成領域 52 XYθステージ 53 ガラス基板 54 カラーフィルタ 55 着色ヘッド 56 テレビカメラ 57 画像処理装置 58 コントローラ 59 ティーチングペンダント 60 キーボード
フロントページの続き (72)発明者 茂村 芳裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鶴岡 真介 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 津田 尚徳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッドにより基板に向け
    てインクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色する
    ことによりカラーフィルタを製造する方法であって、 カラーフィルタとして機能する有効画素部内の少なくと
    も最初の画素の着色前に前記インクジェットヘッドの吐
    出不良の検出を行うことを特徴とするカラーフィルタの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 インクジェットヘッドにより基板に向け
    てインクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色する
    ことによりカラーフィルタを製造する方法であって、 一枚の前記基板上に複数枚のカラーフィルタを形成する
    場合、夫々のカラーフィルタの有効画素部内の画素の着
    色前に前記インクジェットヘッドの吐出不良の検出を行
    うことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記インクジェットヘッドの吐出不良の
    検出は、前記基板上において前記夫々のカラーフィルタ
    の形成領域外の位置で行うことを特徴とする請求項2に
    記載のカラーフィルタの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記インクジェットヘッドの吐出不良の
    検出は、夫々のカラーフィルタの着色シーケンスの連続
    した動作の途中で行うことを特徴とする請求項2に記載
    のカラーフィルタの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記インクジェットヘッドの吐出不良の
    検出は、画像処理により行うことを特徴とする請求項2
    に記載のカラーフィルタの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記インクジェットヘッドの吐出不良の
    検出は、レーザ光をインクが通過するときの状態に基づ
    き行うことを特徴とする請求項2に記載のカラーフィル
    タの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記インクジェットヘッドの吐出不良の
    検出は、インクを吐出して形成した着色部の光の反射率
    を検出することにより行うことを特徴とする請求項2に
    記載のカラーフィルタの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記インクジェットヘッドの吐出不良の
    検出は、着色部の光の透過率を検出することにより行う
    ことを特徴とする請求項2に記載のカラーフィルタの製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記インクジェットヘッドは、熱エネル
    ギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イン
    クに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー
    発生体を備えることを特徴とする請求項2に記載のカラ
    ーフィルタの製造方法。
  10. 【請求項10】 インクジェットヘッドにより基板上に
    インクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色するこ
    とによりカラーフィルタを製造する装置であって、 インクジェットヘッドと、 該インクジェットヘッドに対して前記基板を相対的に移
    動させるためのステージと、 一枚の基板上に複数枚のカラーフィルタを形成するにあ
    たり、夫々のカラーフィルタの有効画素部内の画素の着
    色前に前記インクジェットヘッドの吐出不良の検出を行
    う検出手段とを具備することを特徴とするカラーフィル
    タの製造装置。
  11. 【請求項11】 前記インクジェットヘッドは、熱エネ
    ルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イ
    ンクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギ
    ー発生体を備えることを特徴とする請求項10に記載の
    カラーフィルタの製造装置。
  12. 【請求項12】 インクジェットヘッドにより基板上に
    インクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色するこ
    とにより製造されたカラーフィルタであって、 カラーフィルタとして機能する有効画素領域と、前記イ
    ンクジェットヘッドの吐出不良の検出を行うための着色
    領域とを備えることを特徴とするカラーフィルタ。
  13. 【請求項13】 インクジェットヘッドにより基板上に
    インクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色するこ
    とにより製造されたカラーフィルタ基板であって、 一枚の前記基板上に形成された複数枚のカラーフィルタ
    の夫々の有効画素部の間の領域に前記インクジェットヘ
    ッドの吐出不良の検出のための着色領域を有することを
    特徴とするカラーフィルタ基板。
  14. 【請求項14】 インクジェットヘッドにより基板上に
    インクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色するこ
    とにより製造されたカラーフィルタを備える表示装置で
    あって、 カラーフィルタとして機能する有効画素領域と、前記イ
    ンクジェットヘッドの吐出不良の検出を行うための着色
    領域とを備えるカラーフィルタと、光量を可変とする光
    量可変手段とを一体に備えることを特徴とする表示装
    置。
  15. 【請求項15】 インクジェットヘッドにより基板上に
    インクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色するこ
    とにより製造されたカラーフィルタを有する表示装置を
    備えた装置であって、 カラーフィルタとして機能する有効画素領域と、前記イ
    ンクジェットヘッドの吐出不良の検出を行うための着色
    領域とを備えるカラーフィルタと、光量を可変とする光
    量可変手段とを一体に備える表示装置と、該表示装置に
    画像信号を供給する画像信号供給手段とを具備すること
    を特徴とする、表示装置を備えた装置。
  16. 【請求項16】 インクジェットヘッドにより基板に向
    けてインクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色す
    ることによりカラーフィルタを製造する方法であって、 前記カラーフィルタの有効画素部内の画素の着色の前
    に、前記インクジェットヘッドの予備吐出を前記基板上
    に行うことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  17. 【請求項17】 前記カラーフィルタの有効画素部内の
    画素の着色工程に連続する前工程で前記インクジェット
    ヘッドの予備吐出を前記基板上に行うことを特徴とする
    請求項16に記載のカラーフィルタの製造方法。
  18. 【請求項18】 前記インクジェットヘッドは着色に使
    用するノズルと、前記着色に使用するノズルに不吐出が
    生じたときに使用される予備のノズルとを備え、前記予
    備吐出は、前記着色に使用するノズルと前記予備のノズ
    ルからインクを吐出することにより行うことを特徴とす
    る請求項16に記載のカラーフィルタの製造方法。
  19. 【請求項19】 前記予備吐出は、前記基板上に形成さ
    れたインクを吸収するインク受容層上にインクを吐出し
    て行うことを特徴とする請求項16に記載のカラーフィ
    ルタの製造方法。
  20. 【請求項20】 前記予備吐出によりインクが着弾した
    位置と、前記カラーフィルタの画素の位置とを検出し、
    それらにズレがあった場合には前記インクジェットヘッ
    ドの位置調整を行うことを特徴とする請求項16に記載
    のカラーフィルタの製造方法。
  21. 【請求項21】 前記予備吐出は、前記基板上の、イン
    クを吸収するインク受容層が形成されていない部位にイ
    ンクを吐出して行い、後に前記予備吐出により吐出され
    たインクを前記基板上から洗い流すことを特徴とする請
    求項16に記載のカラーフィルタの製造方法。
  22. 【請求項22】 前記予備吐出を、カラーフィルタの画
    素の形成領域の両側に行うことを特徴とする請求項16
    に記載のカラーフィルタの製造方法。
  23. 【請求項23】 インクジェットヘッドにより基板に向
    けてインクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色す
    ることによりカラーフィルタを製造するためのカラーフ
    ィルタの製造装置であって、 インクジェットヘッドと、 該インクジェットヘッドに対して前記基板を相対的に移
    動させるためのステージと、 前記カラーフィルタの有効画素部内の画素の着色の前
    に、前記インクジェットヘッドの予備吐出を前記基板上
    に行うように前記インクジェットヘッドと前記ステージ
    とを制御する制御手段とを具備することを特徴とするカ
    ラーフィルタの製造装置。
  24. 【請求項24】 前記予備吐出によりインクが着弾した
    位置と、前記カラーフィルタの画素の位置とを検出する
    検出手段を更に具備し、前記制御手段は、前記インクが
    着弾した位置と前記画素の位置にズレがあった場合には
    前記インクジェットヘッドの位置調整を行うことを特徴
    とする請求項23に記載のカラーフィルタの製造装置。
  25. 【請求項25】 前記制御手段は、前記予備吐出を、カ
    ラーフィルタの画素の形成領域の両側に行うように制御
    することを特徴とする請求項23に記載のカラーフィル
    タの製造装置。
  26. 【請求項26】 インクジェットヘッドにより基板に向
    けてインクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色す
    ることにより製造されたカラーフィルタであって、 カラーフィルタとして機能する有効画素領域と、前記イ
    ンクジェットヘッドの予備吐出による着色領域とを備え
    ることを特徴とするカラーフィルタ。
  27. 【請求項27】 インクジェットヘッドにより基板に向
    けてインクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色す
    ることにより製造されたカラーフィルタを備えた表示装
    置であって、 カラーフィルタとして機能する有効画素領域と、前記イ
    ンクジェットヘッドの予備吐出による着色領域とを備え
    るカラーフィルタと、光量を可変とする光量可変手段と
    を一体に備えることを特徴とする表示装置。
  28. 【請求項28】 インクジェットヘッドにより基板に向
    けてインクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色す
    ることにより製造されたカラーフィルタを有する表示装
    置を備えた装置であって、 カラーフィルタとして機能する有効画素領域と、前記イ
    ンクジェットヘッドの予備吐出による着色領域とを備え
    るカラーフィルタと、光量を可変とする光量可変手段と
    を一体に備える表示装置と、 該表示装置に画像信号を供給する画像信号供給手段とを
    具備することを特徴とする、表示装置を備えた装置。
  29. 【請求項29】 複数のインク吐出ノズルを有するイン
    クジェットヘッドにより基板に向けてインクを吐出して
    カラーフィルタの各画素を着色することによりカラーフ
    ィルタを製造する方法であって、 カラーフィルタの画素の形成領域外に、前記インクジェ
    ットヘッドからインクの予備吐出を行う予備吐出工程
    と、 該予備吐出工程による着色結果に基づき着色不良がある
    か否かを検出する検出工程と、 該検出工程において着色不良があった場合に、インクを
    吐出するノズルを各画素に対応する位置に移動するべく
    インクジェットヘッドの位置を調整する位置調整工程と
    を具備することを特徴とするカラーフィルタの製造方
    法。
  30. 【請求項30】 前記複数のインク吐出ノズルは使用す
    るノズルと予備のノズルとを備え、前記着色不良が、イ
    ンクの不吐出であった場合には、前記位置調整工程にお
    いて、使用するノズルを予備のノズルに置き換えてイン
    クの吐出を行うべく予備のノズルを各画素に対応する位
    置に移動することを特徴とする請求項29に記載のカラ
    ーフィルタの製造方法。
  31. 【請求項31】 前記着色不良が、吐出の位置ズレであ
    った場合には、前記位置調整工程において、使用してい
    るノズルを各画素に対応する位置に移動することを特徴
    とする請求項29に記載のカラーフィルタの製造方法。
  32. 【請求項32】 インクジェットヘッドにより基板に向
    けてインクを吐出してカラーフィルタの各画素を着色す
    ることによりカラーフィルタを製造する装置であって、 複数のインク吐出ノズルを有するインクジェットヘッド
    と、 該インクジェットヘッドによりカラーフィルタの画素の
    形成領域外に、前記インクジェットヘッドからインクの
    予備吐出を行って形成されたインクドットを検出し、着
    色不良を検出する検出手段と、 該検出手段により着色不良が検出された場合に、インク
    を吐出するノズルを各画素に対応する位置に移動するべ
    くインクジェットヘッドの位置を調整する位置調整手段
    とを具備することを特徴とするカラーフィルタの製造装
    置。
  33. 【請求項33】 前記複数のインク吐出ノズルは使用す
    るノズルと予備のノズルとを備え、前記着色不良が、イ
    ンクの不吐出であった場合には、前記位置調整手段によ
    り、使用するノズルを予備のノズルに置き換えてインク
    の吐出を行うべく予備のノズルを各画素に対応する位置
    に移動することを特徴とする請求項32に記載のカラー
    フィルタの製造装置。
  34. 【請求項34】 前記着色不良が、吐出の位置ズレであ
    った場合には、前記位置調整手段により、使用している
    ノズルを各画素に対応する位置に移動することを特徴と
    する請求項32に記載のカラーフィルタの製造装置。
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