JPH09101182A - 計器の指針装置 - Google Patents

計器の指針装置

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JPH09101182A
JPH09101182A JP29322195A JP29322195A JPH09101182A JP H09101182 A JPH09101182 A JP H09101182A JP 29322195 A JP29322195 A JP 29322195A JP 29322195 A JP29322195 A JP 29322195A JP H09101182 A JPH09101182 A JP H09101182A
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JP29322195A
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Toshinori Okuno
俊典 奥野
Yukihisa Iwanaga
幸久 岩永
Hiroshi Nakamura
弘 中村
Takayuki Tonomura
隆之 殿村
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SHINWA DENSHI DEVICE HANBAI KK
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SHINWA DENSHI DEVICE HANBAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光指針側との電気的接続を不要として構造
を簡易化すると共に、測定対象の被測定量に応じて発光
指針の発光状態を変化できるようにする。 【解決手段】 測定対象の被測定量に応じて発光する発
光源7と、この発光源7からの光を導く光ファイバー6
と、この光ファイバー6に光学的に導通すると共に、前
記被測定量に応じて駆動される発光指針9と、前記被測
定量に対応する電気信号に応じて発光源7に異なる色の
光を発生させる発光制御回路(電気信号に応じて論理演
算して、発光源7をオン・オフ制御する論理回路)とに
より構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指針型等の計器
類、特に自動車等の速度計や回転計に実施して好適であ
る、指針が発光できるようにした計器の指針装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】通常の
速度計や回転計等では、走行速度やエンジン回転数等の
被測定量を電気信号に変換し、これによって指針表示す
るものがある。例えば、自動車速度計では、タコジェネ
レータ(回転発電機)やエンコーダ(回転パルス発生
器)によって車軸の回転数に比例した電圧またはパルス
列を発生させ、これによって指針型の速度計を駆動し指
針表示する。一方、エンジン回転計では、タコジェネレ
ータやエンコーダによってエンジンの回転数に比例した
電圧またはパルス列を発生させ、これによって指針型の
回転計を駆動し指針表示する。
【0003】そして、従来の指針型計器では、目盛板
(パネル面)と指針が同一光線によって照明されてお
り、指針と目盛板が同色表示であるため、計器を見る者
に注意を惹き付けることができなかった。また、指針の
視認性を向上させるために、回動する指針に直接発光ダ
イオードを収設して発光させるものがあり、指針側と電
源側との電気的接続が不可欠であった。このため、接続
電線が指針の回動に対して負荷になったり、疲労等によ
って断線することが往々にしてあった。
【0004】本発明はこのような問題を解決したもので
あって、その目的は計器の目盛板側から分離独立した発
光源によって指針を強調して発光させることができ、し
かも、指針側との電気的接続を不要として構造を簡易化
すると共に、測定対象の被測定量に応じて指針の発光状
態を変化させ、計器を見る者の注意を強く惹き付けるこ
とができるように改良した計器の指針装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とする計器の指針装置は測定対象の被
測定量に応じて発光する発光源と、この発光源からの光
を導く光ファイバーと、この光ファイバーに光学的に導
通すると共に、測定対象の被測定量に応じて駆動される
発光指針と、前記被測定量に対応する電気信号に応じて
前記発光源の発光状態を制御する発光制御回路とによっ
て構成されている。
【0006】この構成において、発光源は少なくとも2
色以上の発光ダイオード乃至はそれぞれ異なる色を発光
する複数個の発光ダイオードからなり、発光指針は光フ
ァイバーと光学的に導通しているか、または順次導通で
きるようにされている。そして、発光指針が光ファイバ
ーと順次導通できるようにされている場合、発光指針は
該発光指針の回転中心軸線の外周に沿って配設されてい
る。また、発光制御回路は電気信号に応じて論理演算し
て前記各各の発光ダイオードの発光状態を制御する論理
回路である。
【0007】更に、前記発光指針は透明体であって、光
照射軸に対して所定角度傾斜し光を発光指針の先端方向
へ反射する反射面を有していると共に、その反射面から
の反射光を乱反射させる乱反射面が少なくとも下面側に
形成され、指針の上面側へ光が効率よく出るように考慮
されている。また、発光指針は、光拡散剤等が混入して
いる合成樹脂により成形することで、同様に発光させる
ことができる。
【0008】一方、本計器の指針装置は異なる色を発光
する複数個の発光源と、この発光源からの光を導く光フ
ァイバーに光学的に導通すると共に、測定対象の被測定
量に応じて駆動される発光指針により構成し、前記発光
源を発光指針の回転中心軸線の外周に沿って配設するこ
とにより、前記被測定量に応じて駆動される発光指針は
順次異なる色を発光できる。そして、この発光動作は、
所望の指標位置から発光源をオン動作に保持することに
より、継続させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。図1及び図2は本発
明に係る実施の形態の一つを示すものであって、1は計
器本体、2は目盛板、3は目盛板2の中心部分に回動可
能に設けられた基枠、4は基枠3の底面部中心部分(回
転中心)に該基枠3内に開口させて連設されたボス、5
はボス4に上端部側が嵌合固定された管状の回転軸、6
は回転軸5に内挿された光ファイバー、7は光ファイバ
ー6の下端に臨んで設置された発光源(発光ダイオード
が好ましい)、8は発光源7の周囲を蔽う遮蔽体であ
り、この遮蔽体8の内面は反射鏡面8aに形成されてい
る。
【0010】9は前記光ファイバー6と光学的に導通す
る発光指針であり、上面9aが先方に向かって傾斜し先
細状に形成されている。この発光指針9は基枠3に挿着
支持されており、その基部側に光照射軸(光ファイバー
6の中心線、即ち指針の回転中心線)に対して所定角度
傾斜した反射面9bを形成し、発光源7からの光を発光
指針9自体の先端方向へ全反射できるように形成されて
いる。また、蒸着ミラーを始めとする反射ミラーを反射
面9bに取付けて実施することもできる。
【0011】発光指針9はアクリル樹脂等の透明体によ
り形成され、少なくともその下面9cは乱反射できるよ
うに粗面に形成するか、或いは蛍光塗料の塗布や他の光
拡散剤を混入した合成樹脂層に形成して、光が発光指針
9の上面9aに出る乱反射面に形成する。更にまた、指
針自体を光拡散剤や蛍光剤等が混入している合成樹脂に
より成形しても同様に発光させることができる。
【0012】次に、発光指針9の駆動機構を説明する。
図2に示されているように、駆動機構はこの種の計器に
通常用いられているものと同様であって、回転軸5に固
定されている磁石円盤11と、固定枠12aに装着され
た巻線12とを備えており、例えば、車軸の回転数に比
例した電圧を巻線に印加すると、磁石円盤11と一体化
している回転軸5が回転し、この回転により基枠3を介
して発光指針9はある角度回動し、現在の走行速度等を
目盛板2上の目盛により指示する仕組になっている。な
お、発光源7としては後述するような少なくとも2色以
上の発光ダイオードを用いることができる。
【0013】以上の構成によれば、測定対象の被測定量
(例えば、走行速度やエンジン回転数)に比例する電圧
信号を後記の発光制御回路13に導く一方、既知の被測
定量に相当する電圧信号を該発光制御回路13に導くこ
とで、その発光制御回路13より得られる論理信号によ
って発光源7を点灯させ、発光指針9を発光させること
ができる。そして、上記各々の電圧信号はアナログ信号
のみに限るものではなく、デジタル信号でもよい。この
場合、発光制御回路13はデジタル的に処理できるもの
であればよい。
【0014】図3は発光源7が2色の発光ダイオードか
らなり、この発光ダイオードをオン・オフ制御する発光
制御回路13の一例を示すもので、同図において14は
基準電圧電源、15は基準電圧電源14の基準電圧E
〔V〕と測定対象の被測定量に応じて発生した電圧Eを
入力とする比較回路、16は比較回路15の出力電圧を
入力とする論理反転回路である。発光源7である2色の
発光ダイオードは赤色の発光ダイオード17aと緑色の
発光ダイオード17bとからなり、一方の発光ダイオー
ド17aには比較回路15の出力電圧が、他方の発光ダ
イオード17bには論理反転回路16によって比較回路
15の出力電圧を反転した電圧がそれぞれ入力される。
【0015】例えば、タコジェネレータやエンコーダ等
からE〔V〕=α・v〔km/h〕の電圧(αは比例定
数)を得て、この電圧Eと基準電圧Eを比較回路15
に入力し、論理出力を得る。この論理出力はE<E
は低レベル「0」、E>Eでは高レベル「1」を出力
する比較回路を設定するものとすると、図4(A)に示
すように、基準電圧Eに相当する基準速度V〔km
/h〕以下の速度では論理出力「0」を得、また、基準
電圧Eに相当する基準速度V〔km/h〕以上では
論理出力「1」を得ることとなる。なお、基準電圧E
は、例えば道路交通情報(制限速度情報)等による信号
を受信して、自動的に設定させることも可能であって、
この設定された基準電圧Eに対応させて発光指針の発
光状態を変化させることもできる。
【0016】比較回路15は、この論理出力をそのまま
赤色の発光ダイオード17aに、また論理反転回路16
を通じて緑色の発光ダイオード17bに接続することに
より、図4(B)に示すように基準電圧E,即ち基準
速度V〔km/h〕より小さい速度では緑色の発光ダ
イオード17b、大きい速度では赤色の発光ダイオード
17aがオンすることになる。ここでは、アナログ的な
電圧について処理する方法を説明したが、全てデジタル
的な処理でも可能である。
【0017】なお、図示説明は省略したが、本指針装置
においては、図3に示す発光制御回路を利用して該発光
制御回路に更に比較回路15等を追加並設することによ
り、2色発光ダイオード17a,17bを同時発光させ
て、更に異なる指標段階での被測定量に応じて発光指針
に混合色を発光させることができる。この場合、2色発
光ダイオード17a,17bのうちの何れかの発光量を
後述(図11の例)のように制御することによって、発
光指針の発光状態を強弱的に変化させることができる。
【0018】また、電圧Eについては速度に比例したパ
ルス列を単位時間当りのパルス数とすることにより、ま
た基準電圧Eについては既知であるのでこれを直接デ
ジタル比較することによりそれぞれ大小判断が可能であ
る。そして、比較回路は一つに限る訳ではなく、複数個
設置した場合は、回転数や速度が多段階的に弁別され、
その段階ごとに指針を異なる色で発光させることができ
る。比較回路が2個の場合は、弁別される段階は三つと
なり、例えば、図5,6の速度計の場合では、60km
/hまでは緑色、100km/hまでは黄色、100k
m/h以上は赤色等の発光ダイオードに対応させて指針
を発光させることが可能となる。
【0019】このような実施の形態が示されている図5
と図6においては、先の図1及び図2に示すものと同一
或いは相当部材に同一符号を用いて、それらの部材個々
の説明は省略する。基枠3はこれと一体の中心回転軸3
aにより回動可能とされ、その中心回転軸3aは管軸で
あって、該中心回転軸3aの連動軸(図示せず)が先の
図2に示すものと同様な駆動機構により駆動される。
【0020】そして、中心回転軸3aの外周に沿って発
光源7′が配設されており、この発光源7′は後述する
ように異なる色の複数個の発光ダイオードにより構成さ
れている。図示の場合、発光源7′として発光ダイオー
ドが3個用いられているが、これはそれ以上設けてもよ
く、また、その設置位置は任意の速度に対応させること
が可能である。発光ダイオードは、基枠3内に開口させ
て目盛板2の下面に固定されている、各各のボス18内
にそれぞれ嵌装された各光ファイバー19の下端に臨ん
で設けられており、これら複数個のボス18は、当然の
ことながら前記中心回転軸3aの外周に沿って並設され
ている。
【0021】この実施の形態における発光制御回路21
を図7により説明すると、22a,22bは基準電圧電
源、23a,23bは比較回路、24a,24bは論理
反転回路、25は論理積回路であり、発光源7′は緑色
の発光ダイオード26a、赤色の発光ダイオード26b
及び黄色の発光ダイオード26cである各発光体により
構成されている。比較回路23aは電圧Eと基準電圧E
を入力とし、比較回路23bは電圧Eと基準電圧E
を入力とする。また、論理反転回路24aは比較回路2
3aの出力信号を入力とし、論理反転回路24bは比較
回路23bの出力信号を入力とする。
【0022】そして、論理積回路25は比較回路23a
の出力信号と論理反転回路24bの反転出力信号を入力
とし、また、発光源7′においては、緑色の発光ダイオ
ード26aに論理反転回路24aの反転出力信号が、赤
色の発光ダイオード26bに比較回路23bの出力信号
が、また黄色の発光ダイオード26cに論理積回路25
の出力信号がそれぞれ入力される。
【0023】発光制御回路21において、基準電圧E
基準電圧E間ではE<Eに設定されており、入力
した電圧Eは速度vに比例して高くなり、図8(A)に
示すようにE=α・vで表わされる。ここで、vは車
速、αは比例定数であり、基準電圧Eは車速v=v
に対応し、基準電圧Eはv=vに対応する。E<E
のとき、比較回路23aと23bの出力は低レベル
「0」、論理反転回路24aの出力は高レベル「1」と
なり、発光ダイオード26aがオンし、発光ダイオード
26bはオンしない。したがって、発光指針9は発光ダ
イオード26aによって緑色で発光する。
【0024】一方、E<Eのとき、論理反転回路24
bの出力は「1」、比較回路23aの出力は「0」であ
るから、論理積回路25の出力は低レベル「0」とな
り、発光ダイオード26cはオンしない。車速が上昇し
てv<v<vになると、E<E<Eとなり、比
較回路23aの出力は「1」、比較回路23bの出力は
「0」になる。したがって、論理反転回路24aの出力
は「0」、論理反転回路24bの出力は「1」となり、
これにより論理積回路25の出力が高レベル「1」とな
って、発光ダイオード26cのみがオンし発光指針9は
黄色で発光する。
【0025】また、車速がvがv<vになると、比較
回路23aと23bの出力はともに「1」、論理反転回
路24aと24bの出力はともに「0」となり、発光ダ
イオード26bのみがオンし、発光指針9は赤色で発光
する。車の速度計の場合、当然のことであるが指針は車
速に応じて回動しある角度を示すが、発光源の物理的な
寸法制約のために指針の発光状態が低下する個所が発生
することは避けられない。
【0026】そこで、前述の3値方式を改良し、一部に
少なくとも2色以上の発光ダイオードを組込むことでこ
の問題を解決した。図9は図7に示す回路構成を一部改
変したもの、即ち、2色発光ダイオードが組込まれてい
る発光制御回路を示すものであって、図7に示すものと
同一或いは相当部材に同一符号を用いて、それらの部材
個々の説明は省略する。この発光制御回路21′では、
発光源7′として緑色の発光ダイオード26a(G1)
と赤色の発光ダイオード26b(R1)及び赤色と緑色
の2色発光ダイオード26d(R2,G2)が用いられ
ている。
【0027】そして、比較回路23aの出力は論理反転
回路24aを介して発光ダイオード26aに入力される
と共に、2色発光ダイオード26dの赤色の発光ダイオ
ード(R2)に入力され、また、比較回路23bの出力
は論理反転回路24bを介して2色発光ダイオード26
dの緑色の発光ダイオード(G2)に入力されると共
に、発光ダイオード26bに入力される。
【0028】発光制御回路21′において、v<v
E<Eのとき、比較回路23aと23bの出力は低レ
ベル「0」であり、論理反転回路24aと24bの出力
は高レベル「1」となり、図10に示すように発光ダイ
オード26a(G1)と2色発イオード26dの(G
2)がオンし、他の発光ダイオードはオフであって、発
光指針9は緑色で発光する。
【0029】v<v<vでE<E<Eのとき
は、比較回路23aの出力は「1」、比較回路23bの
出力は「0」であって、論理反転回路24aの出力は
「0」、論理反転回路24bの出力は「1」となり、2
色発光ダイオード26dの(R2)と(G2)がオン
し、他の発光ダイオードはオフであって、発光指針9は
混合色である橙色で発光する。また、v>vでE>E
のときは、比較回路23aと23bの出力が「1」、
論理反転回路24aと24bが「0]となり、2色発光
ダイオード26dの(R2)と発光ダイオード26b
(R1)がオンし、発光指針9は赤色で発光する。
【0030】なお、前記各実施例において、発光ダイオ
ードのオン・オフ切替え時には、その切替わる近傍の色
はちらつくようになる。これは、走行時での指針は所定
の位置に停止している訳ではないので、常に車速の微小
変動により微動状態に置かれているためである。このよ
うな「ちらつき」を防止するには、各各の比較回路にヒ
ステリシス特性を持たせる。
【0031】更に、本指針装置は、発光制御回路より得
られる論理信号によって発光源の発光量を増減させ、測
定対象の被測定量に応じて発光指針の発光状態を変化さ
せることができる。図11はその発光制御回路31の一
例を示すもので、発光源32として1個の発光ダイオー
ドが用いられている。同図において33a,33b,3
3cは各段階の基準電圧電源、34a,34b,34c
は各基準電圧電源33a,33b,33cの基準電圧E
,E,Eと測定対象の被測定量に応じて発生した
電圧Eを入力とする比較回路、35は逆流防止ダイオー
ド、36は発光ダイオードの常時点灯用電源である。
【0032】この発光制御回路31によれば、例えばタ
コジェネレータやエンコーダ等からE〔V〕=α・v
〔km/h〕の電圧(αは比例定数)を得て、比較回路
34a,34b,34cからの出力電圧の状態により発
光ダイオードの発光量を制御し、発光指標体の発光状態
を強弱的に変化できることになる。なお、図11は増光
する制御回路であり、また、比較回路を増減して実施で
きることは勿論である。
【0033】一方、本指針装置は、異なる色を発光する
複数個の発光源と、この発光源からの光を導く光ファイ
バーに光学的に導通すると共に、測定対象の被測定量に
応じて駆動される発光指針によって構成し、前記発光源
を発光指針の回転中心軸線の外周に沿って配設すること
により、前記被測定量に応じて駆動される発光指針は順
次異なる色を発光できる。そして、この発光動作は、所
望の指標位置から発光源をオン動作に保持することによ
り、継続させることができる。この場合、図11を参照
して先に説明したように、発光源の発光量を測定対象の
被測定量に応じて制御することも可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記の如くであって、発光指針
側との電気的接続を不要として発光でき、構造の簡易化
が達成できることは勿論であるが、測定対象の被測定量
に応じて発光指針の発光状態が変り、計器を見る者の注
意を強く惹き付けることができて、安全面でも有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断した要部断面図で
ある。
【図3】本発明に用いる発光制御回路の一例と発光源の
電気接続図である。
【図4】図3に示すものの動作特性図である。
【図5】本発明の他の実施の形態例を示す平面図であ
る。
【図6】図5のB−B線に沿って切断した要部断面図で
ある。
【図7】図5に示すものに用いる発光制御回路と発光源
の電気接続図である。
【図8】図7に示すものの動作特性図である。
【図9】図7に示すものの変形例の電気接続図である。
【図10】図9に示すものの発光動作図である。
【図11】本発明に用いる発光制御回路の他の例と発光
源の電気接続図である。
【符号の説明】
3は基枠、3aは中心回転軸、5は回転軸、6,19は
光ファイバー、7,7′,32は発光源、9は発光指
針、9bは反射面、9cは下面、13,21,21′,
31は発光制御回路、14,22a,22b,33a,
33b,33cは基準電圧電源、15,23a,23
b,34,34b,34cは比較回路、16,24a,
24bは論理反転回路、17a,17b,26dは2色
発光ダイオード、25は論理積回路、26a,26b,
26cは発光ダイオードである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 殿村 隆之 埼玉県行田市門井町二丁目4番16号 門井 ハイツ101号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象の被測定量に応じて発光する発
    光源と、この発光源からの光を導く光ファイバーと、こ
    の光ファイバーに光学的に導通すると共に、測定対象の
    被測定量に応じて駆動される発光指針と、前記被測定量
    に対応する電気信号に応じて前記発光源の発光状態を制
    御する発光制御回路とによって構成したことを特徴とす
    る計器の指針装置。
  2. 【請求項2】 発光源は少なくとも2色以上の発光ダイ
    オードであり、発光指針は該発光指針の回転中心軸線上
    で光ファイバーと光学的に導通しており、発光制御回路
    は、前記測定対象の被測定量に対応する電気信号に応じ
    て論理演算して、前記発光ダイオードの発光状態を制御
    する論理回路であることを特徴とする請求項1記載の計
    器の指針装置。
  3. 【請求項3】 発光源はそれぞれ異なる色を発光する複
    数個の発光ダイオードからなり、発光指針は該発光指針
    の回転中心軸線の外周に沿って配設されている各各の光
    ファイバーと光学的に順次導通できる一方、発光制御回
    路は、前記測定対象の被測定量に対応する電気信号に応
    じて論理演算して、前記各各の発光ダイオードの発光状
    態を制御する論理回路であることを特徴とする請求項1
    記載の計器の指針装置。
  4. 【請求項4】 発光指針は透明体であって、光照射軸に
    対して所定角度傾斜し光を発光指針の先端方向へ反射す
    る反射面を有していると共に、その反射面からの反射光
    を乱反射させる乱反射面が少なくとも下面側に形成され
    ていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の計器
    の指針装置。
  5. 【請求項5】 発光指針は光拡散剤等が混入している合
    成樹脂により成形されていることを特徴とする請求項
    1,2又は3記載の計器の指針装置。
  6. 【請求項6】 異なる色を発光する複数個の発光源と、
    この発光源からの光を導く光ファイバーに光学的に導通
    すると共に、測定対象の被測定量に応じて駆動される発
    光指針によって構成し、前記発光源は発光指針の回転中
    心軸線の外周に沿って配設されており、前記被測定量に
    よって発光指針が順次異なる色を発光することを特徴と
    する計器の指針装置。
JP29322195A 1995-10-05 1995-10-05 計器の指針装置 Pending JPH09101182A (ja)

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