JPH02266227A

JPH02266227A - 指示計器

Info

Publication number: JPH02266227A
Application number: JP8863889A
Authority: JP
Inventors: Teruhisa Matoba; 的場　照久; Masao Sakata; 雅男坂田; Masayuki Hori; 雅之堀
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1989-04-07
Filing date: 1989-04-07
Publication date: 1990-10-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、レーザー光などのビーム光を計測量指示用
の指針として用いた指示計器に関するものであり、特に
ビーム光による鮮明な指示を可能とする指示計器に関す
る。

（従来の技術）近年、レーザー光などのビーム光により指針（ポインタ
）を形成し、目盛や文字などが表示された表示板にこの
ビーム光を送光させることにより被測定量を指示する、
いわゆるレーザーポインタメータと称される指示計器が
知られている。

例えば、この種の指示計器を開示したものとして、特開
昭６３−１９３０１２号公報等があり、その概略構成は
第３図に示すように構成されている。

すなわち、同公報には、被測定量に応じて所定角度回転
する回転軸２を有するムーブメント１と、被測定量を示
す表示板７と、ビーム状の光を発する光源６と、上記回
転軸２に設けられてこの回転軸２と共に回動し、上記光
源６からのビーム光を表示板７の表示面方向に向けて反
射させる反射光学手段５とを備えた構成の指示計器が示
されており、これにより、光源６から発せられたビーム
光が回転軸２とともに回転する反射鏡４などによって、
表示板７の内周縁７ａより外周縁７ｂ側の目盛１１方向
に向けて反射され、このビーム光を指針として被測定値
を読み取るものである。なお、図中１０は、遮蔽板であ
る。

（発明が解決しようとする課題）ところで、上記のようにこの種の指示計器は、いずれも
表示板の内周縁７ａ側から外周縁７ｂ側へ指針用ビーム
光を放射するように構成されている。

これは、仮に表示板７の外周縁７ｂ方向からビーム光が
放射された場合には、このビーム光が一方の内周縁７ａ
より出射され中央の回転軸２の部分を超えて反対側の内
周縁７ａ”へ入射されてしまい、所定の被測定値のみを
明確に指示することができなくなることによる。

一方、表示板７に対するビーム光の放射方法は、表示板
７上へ直接照射する方法や、表示板７に光拡散剤などを
混入しこの表示板７内へ表示板７の内周縁７ａよりビー
ム光を入射する方法があるが、塵埃などを防ぐ保護カバ
ーなどが不要でありコンパクトに形成することができる
などの理由によって、光拡散剤を混入した表示板７内へ
ビーム光を入射するものが主として用いられている。

しかして、特にビーム光が表示板７の内周縁７ａ側より
外周縁７ｂ方向へ表示板７内を通って送光される構成の
ものにあっては、ビーム光が表示板７内を進むにつれて
減衰するため、表示板７の外周縁７ｂ側目盛１１の付近
ではビーム光による指針が鮮明に表示されなくなり、正
確な被測定量の読み取りが行ない難いという問題点を有
していた。（第４図参照）この発明は、上記のような事情に鑑みてなされたもので
あり、ビーム光による鮮明な表示を可能とする指示計器
の提供を目的とする。

（問題点を解決するための手段）この発明は、上記のような目的を達成するために、被測
定量に応じて回転軸を所定角度回転させるムーブメント
と、光拡散剤が混入されてなり、かつ被測定量を示す表示板
と、レーザー光などのビーム光を発する光源と、上記回転軸
に付設されて回転軸と共に回動し、上記光源からのビー
ム光を上記表示板の外周縁方向へ反射させる第１反射光
学手段と、上記表示板の外周縁側に配置され、上記第１反射光学手
段からの反射光を表示板の外周縁より表示板内の半径方
向へ入射させる第２反射光学手段と、上記表示板内の内周縁側に設けられ、半径方向に沿って
送光される入射光がこの内周縁を透過して反対側の表示
板内へ入射されるのを防止する遮蔽手段と、を有することを特徴とする。

（実施例の説明）以下、この発明の実施例を図面に基き詳細に説明する。

第１図はこの発明に係わる指示計器の概略構成を示す断
面図であり、同図において１０は被測定量に応じて回転
軸を所定角度から回転させるムーブメントである。

１１はレーザー光などのビーム光を発する光源であり、
上記ムーブメント１０の上方位置には、上記光源１１か
ら発せられたビーム光を後述する表示板１３の裏面側に
送光せしめて、表示板１３の外周縁１３ａ方向へ反射す
る第１反射光学手段１２が設けられている。

すなわち、この第１反射光学手段１２は、ムーブメント
１０の上面一端側に起立されたアーム１２ｂを介して取
り付けられ、かつ光源１１からのビーム光をその上方へ
反射する下位側反射板１２ａと、アーム１２Ｃを介して
ムーブメント１０の回転軸１０ａに取り付けれており、
かつ回転軸１０ａの回動に伴って３６０°方向へ回転可
能とされるとともに、反射板１２ａからの反射ビーム光
を表示板１３の裏面側に沿って表示板１３の外周縁１３
ａ方向へ反射する上位側反射板１２ｄとにより構成され
ている。

１４は表示板１３の外周縁１３ａ側に配置されている第
２反射光学手段であり、この第２反射光学手段１４は、
上記第１反射光学手段１２の上位側反射鏡１２ｃから反
射されてきたビーム光を受光し、かつこれを表示板１３
の外周縁１３ａより表示板１３内へ入射せしめる。

すなわち、この第２反射光学手段１４は、反射板１２ｃ
からの反射ビーム光を一旦上方へ９０゜方向反射する下
位側反射板１４ａと、この反射光を表示板１３へ９０°
方向反射する」−値開反射板１４ｂとより構成されてい
る。

１３は表示板であり、この表示板１３は、ビーム光が入
射されるとこのビーム光を拡張させる光拡散剤が混入さ
れた透明な樹脂材からなる。

そして、中央には第１反射光学手段１２などが内蔵され
る孔部１３ｃが穿設されるとともに内周縁１３ｂ側に遮
蔽板１５が、また底面側にも、遮蔽板１５ａが設けられ
、かつ上記孔部１３Ｃの上面側には計器内部が透視でき
ないように化粧ぶた１６が設けられている。

しかして、光源１１より発せられたビ７ム光は、ムーブ
メント１０に取り付けられた第１反射光学手段１２およ
び第２反射光学手段１４を介して、この表示板１３の外
周縁１３ａ側から入射され表示板１３の孔部１３ｃへ向
けて半径方向上に表示板１３と平行に送光する。

１７は表示板１３の外周に設けられる目盛である。

この発明は、上記のように構成されているので、光源１
１より発せられたビーム光は、第１反射光学手段１２の
下位側反射板１２ａで反射されて回転軸１０ａ上の上方
に進み、更にこのビーム光は上位側反射板１２ｄで反射
され、表示板１３の外周縁１３ａ方向に送光される。

次いで、このビーム光は、第２反射光学手段１４の下位
側反射板１４ａにより反射されて上方へ送光されるとと
もに、上位側反射板１４ｂにより反射されて表示板１３
の外周縁１３ａ側より表示板１３内へ入射される。

しかして、光拡散剤の混入された表示板１３内をビーム
光が進行し拡散することにより、計器の指針として視認
される。

この場合、ビーム光は、表示板１３の外周縁１３ａ側よ
り入射されているので、表示板１３の外周縁１３ａに設
けられている目盛１７付近では減衰が少なく、鮮明な指
針としての表示が可能となる。

また、表示板１３の内周縁１３ｂ側には遮蔽板１５が設
けられているので１、ビーム光は表示板１３の回転軸１
０ａ部分の孔部１３Ｃを通過して反対側の表示板１３内
へ入射されることはない。

なお、第１反射光学手段１２と第２反射光学手段１４の
間を送光されるビーム光は表示板１３の底面に設けられ
ている遮蔽ｔｆ１５ａにより視認されることはない。

第２図に示すものは、この考案に係る他の実施例を示す
ものである。

この考案は、表示板１３の外周縁１３ａ部分および内周
縁１３ｄ部分を所定の形状に形成し、表示板１３の外周
縁１３ａに配置される第２反射光学手段１４の下位側反
射板１４ａおよび上位側反射板１４ｂをそれぞれ一体に
形成するとともに、この第２反射光学手段１４を表示板
１３の外周縁１３ａに一体的に設けるとともに、表示板
１３の内周縁１３ｂには、ビーム光を表示板１３の下面
側遮蔽板１５ａに向けて反射する反射面１８が形成され
ている。

従って、この実施例においても上記実施例と同様の作用
効果を何する。

（発明の効果）以上説明したように、この発明は光源から発せられたビ
ーム光を第１反射光学手段を介して表示板の外周縁方向
に反射するとともに、この反射光を第２反射光学手段を
介して表示板の外周縁側から表示板内の半径方向に入射
させるように構成されているので、表示板の外周縁側に
設けられている目盛付近において減衰率の少ない鮮明な
ビーム光により被測定量の指針を行うことができる。

また、表示板内において外周縁側より内周縁側へ竿径方
向上に送光される入射ビーム光は、内周縁側に設けられ
た遮蔽板によって遮蔽されるように構成されているので
、この内周縁を透過して反対側の表示板内へ入射される
ことがなく、所定の被測定値箇所のみを鮮明に指示する
ことができる。

よって、この発明によれば、レーザー光などのビーム光
を指針として用いた指示計器において被測定量の鮮明な
指示を行うことができ、ドライバー等乗員が正確な被測
定値を容易に目視することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る指示計器の概略構成を示す断面
図、第２図はこの発明に係る他の実施例の概略構成を示
す断面図、第３図は従来の指示計器の概略構成を示す断
面図、第４図は従来の指示計器における表示板のビーム
光指針状態を示す説明図である。１０・・・ムーブメント１１・・・光源１２・・・第１反射光学手段１３・・・表示板１４・・・第２反射光学手段

Claims

【特許請求の範囲】１、被測定量に応じて回転軸を所定角度回転させるムー
ブメントと、光拡散剤が混入されてなり、かつ被測定量を示す表示板
と、レーザー光などのビーム光を発する光源と、上記回転軸
に付設されて回転軸と共に回動し、上記光源からのビー
ム光を上記表示板の外周縁方向へ反射させる第１反射光
学手段と、上記表示板の外周縁側に配置され、上記第１反射光学手
段からの反射光を表示板の外周縁より表示板内の半径方
向へ入射させる第２反射光学手段と、上記表示板内の内周縁側に設けられ、半径方向に沿って
送光される入射光がこの内周縁を透過して反対側の表示
板内へ入射されるのを防止する遮蔽手段と、を有することを特徴とする指示計器。