JPH0517619Y2 - - Google Patents

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JPH0517619Y2
JPH0517619Y2 JP1987089108U JP8910887U JPH0517619Y2 JP H0517619 Y2 JPH0517619 Y2 JP H0517619Y2 JP 1987089108 U JP1987089108 U JP 1987089108U JP 8910887 U JP8910887 U JP 8910887U JP H0517619 Y2 JPH0517619 Y2 JP H0517619Y2
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light
rotating shaft
plate
movement
pointer
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はアナログ式の指示計器に係り、詳しく
はレーザビーム等のビーム光を振らせて指示を行
う指示計器に関するものである。
〔考案の背景〕
一般に、アナログ式の指示計器は目盛等が表示
される文字板と、文字板の目盛を指示する指針
と、例えば機械的又は電気的に入力される被測定
量に応じて指針を所定角度回動させるムーブメン
トとから構成されている。
ところで、アナログ式の指示計器において、指
針はムーブメントの指針軸に片持支持状態で支持
固定されることから、指針後端部にはバランス調
整用のおもりが設けられるため、指針全体の重量
化を招き、例えば指針を長くしたり、太くしたり
すると、駆動トルクの大きいムーブメントに代え
なければならなかつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的とするところは、アナログ式指示
計器に必要不可欠である表示板の目盛等への被測
定量指示を、レーザビーム等のビーム光により疑
似指針的に行うことで、ムーブメントの駆動トル
クを増大させることなく指示長および指示幅を変
えることがてきるようにするとともに、同時に光
学的な疑似指針を採用することにより、非動作時
には計器に指針がないというデザイン的にも新規
な指示計器を提供せんとするものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細
に説明する。
10は、計器ケース11に取付けられたムーブ
メントであつて、このムーブメント10から突設
される第1回転軸13の先端には、はす歯歯車1
2が固定され、このはす歯歯車12は、第2回転
軸14の周囲に形成されているはす歯部16と噛
合され、被測定量に応じてムーブメント10の第
1回転軸13が回転されることにより、第2回転
軸14は所定の角度だけ回転されるようになつて
いる。またこの第2回転軸14はその先端部が表
示板15を貫通して支出されると共に、この第2
回転軸14は中空に形成されていて、その軸孔1
7の下部に、レーザ発振器18のレーザ発振口1
8aから出射されるレーザビームを軸孔17内を
通して上方に向け反射させる第1反射鏡19が設
けられている。
さらにこの第2回転軸14の上部は、キヤツプ
20により覆われていて、このキヤツプ20内に
第2回転軸14の軸孔17内を通過したレーザビ
ームを前記表示板15の表面上を半径方向外方に
向けて反射させる第2反射鏡21と、第2反射鏡
21で反射したスポツト状のレーザビームを幅を
変えずに帯状に長く出射させるシリンドリカルレ
ンズ22とが設けられ、このシリンドリカルレン
ズ22からの出射ビームは、第2図に示すよう
に、キヤツプ20の側面に形成されたスリツト状
のレーザ出射口23を通して表示板15に向けて
出射される。上記表示板15の構成は、反射板1
5aと、この反射板15aの表面に施された文
字、数字等の表示15bと、その反射板15aの
表面に層成されかつ金属性粉末等からなる光拡散
剤が混入されてなる例えば透明樹脂製の透光性板
材15cとからなつており、前記のレーザ出射口
23から出射されるレーザビームは、上記透光性
板材15cの中央部側面より外側面に向けて照射
されるようになつている。
すなわち、ムーブメント10に入力される被測
定量に応じて第2回転軸14が所定角度回転し、
その際レーザ発振器18からのレーザビームが第
1反射鏡19を介して第2反射鏡21に向けて第
2回転軸14の軸孔17内を直進する。第2反射
鏡21は第2回転軸14とともに回転しているの
で、第2反射鏡21からシリンドリカルレンズ2
2を透し、スポツト状から幅を変えずにレーザ出
射口23を通して表示板15の透光性板材15c
内へ照射される。かくして透光性板材15c内へ
導入されたレーザビーム24は、透光性板材15
c内に混入されている金属性粉末及びこの金属性
粉末を介して反射板15aに反射される反射光が
表示板15の上方へ反射され、該表示板15上で
は線状の指針の如く光り輝いて見える疑似指針が
得られるものである。
レーザ発振器18を常時駆動させるようにして
もよいが、指示計器を自動車等の車両用計器に用
いる場合には、第3図に示すように、イグニツシ
ヨンスイツチ25がオン状態になるとバツテリ2
6からの電源により駆動されるようにしておけ
ば、イグニツシヨンスイツチ25がオフでは指針
(実際には指針はない)が見えず、イグニツシヨ
ンスイツチ25をオンした状態で指針が見えるこ
とになる。
したがつて本実施例によれば、ムーブメント1
0の出力軸である第2回転軸14から出射される
レーザビームによる光学的な疑似指針によつて、
表示板15の目盛を指示するようにしているの
で、ムーブメント10の駆動トルクを大きくする
ことなく擬似指針長を長くしたり幅を広くしたり
することができ、さらには透光性板材15c内に
混入されている金属性粉末及びその透光性板材1
5cの下面に添設される反射板15aによりレー
ザビームの輝きが減衰されることがなく、表示用
として効果的な輝度が得られる特徴がある。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、被測定量に応じて所定
角度回転する回転軸14を有するムーブメント1
0と、金属性粉末からなる光拡散剤が混入された
透光性板材15c及びこの透光性板材15cの背
面に積層形成される反射板15aとによる表示板
15と、ビーム状の光を発する光源18と、前記
回転軸14に設けられて該回転軸と共に回動し、
該光源からの光を前記表示板15の透光性板材1
5cに導光せしめるための反射光学系路に、前記
光源18からのビーム光を、反射板15a方向へ
集光放射せしめるたのシリンドリカルレンズ22
とを備えたことを特徴とする指示計器である。
〔考案の効果〕
従つてこの指示計器によれば、ムーブメント1
0の出力軸である第2回転軸14から出射される
レーザビームによる光学的な疑似指針によつて、
表示板15の目盛を指示するようにしているの
で、ムーブメント10の駆動トルクを大きくする
ことなく疑似指針長を長くしたり幅を広くしたり
することができ、さらには透光性板材15c内に
混入されている金属性粉末及びその透光性板材1
5cの下面に添設される反射板15aによりレー
ザビームの輝きが減衰されることがなく、表示用
として効果的な輝度が得られる特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる指示計器の実施例を示
した概略断面図、第2図はその回転軸のみの斜視
図、第3図はレーザ発振器駆動回路の実施例を示
した回路図である。 10……ムーブメント、11……計器ケース、
12……はす歯歯車、13……第1の回転軸、1
4……第2の回転軸、15……表示板、15a…
…反射板、15b……表示、15c……透光性板
材、16……はす歯部、17……軸孔、18……
レーザ発振器、18a……レーザ発振口、19…
…第1の反射鏡、20……キヤツプ、21……第
2の反射鏡、22……シリンドリカルレンズ、2
3……レーザ出射口、24……レーザビーム、2
5……イグニツシヨンスイツチ、26……バツテ
リー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定量に応じて所定角度回転する回転軸14
    を有するムーブメント10と、金属性粉末からな
    る光拡散剤が混入された透光性板材15c及びこ
    の透光性板材15cの背面に積層形成される反射
    板15aとによる表示板15と、ビーム状の光を
    発する光源18と、前記回転軸14に設けられて
    該回転軸と共に回動し、該光源からの光を前記表
    示板15の透光性板材15cに導光せしめるため
    の反射光学系路に、前記光源18からのビーム光
    を、反射板15a方向へ集光放射せしめるための
    シリンドリカルレンズ22とを備えたことを特徴
    とする指示計器。
JP1987089108U 1987-06-10 1987-06-10 Expired - Lifetime JPH0517619Y2 (ja)

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JP1987089108U JPH0517619Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

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JPS63200726U JPS63200726U (ja) 1988-12-23
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6317494B2 (ja) * 1976-07-29 1988-04-14 Yunaitetsudo Kingudamu Atomitsuku Enaaji Oosoritei

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6317494U (ja) * 1986-07-17 1988-02-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6317494B2 (ja) * 1976-07-29 1988-04-14 Yunaitetsudo Kingudamu Atomitsuku Enaaji Oosoritei

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JPS63200726U (ja) 1988-12-23

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