JPH0899672A - オートバイのフレーム構造 - Google Patents
オートバイのフレーム構造Info
- Publication number
- JPH0899672A JPH0899672A JP23756594A JP23756594A JPH0899672A JP H0899672 A JPH0899672 A JP H0899672A JP 23756594 A JP23756594 A JP 23756594A JP 23756594 A JP23756594 A JP 23756594A JP H0899672 A JPH0899672 A JP H0899672A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- carburetor
- fuel tank
- tank rail
- connecting metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャブレターの取付けにも都合がよく、燃料
タンクも普通に取付けできて両方に都合がよいオートバ
イのフレーム構造を得ること。 【構成】 フレームのタンクレール2の後端と左右のセ
ンターチューブ4の上端を連結金具3に溶着して連結金
具3を介して連結するようにし、連結金具3の下面に上
側に凹めた凹部10を形成し、該凹部10の下側にキャ
ブレター14の後上端が位置するようにしたこと。
タンクも普通に取付けできて両方に都合がよいオートバ
イのフレーム構造を得ること。 【構成】 フレームのタンクレール2の後端と左右のセ
ンターチューブ4の上端を連結金具3に溶着して連結金
具3を介して連結するようにし、連結金具3の下面に上
側に凹めた凹部10を形成し、該凹部10の下側にキャ
ブレター14の後上端が位置するようにしたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、キャブレターと燃料
タンクの配置が都合よくできるようにしたオートバイの
フレーム構造に関する。
タンクの配置が都合よくできるようにしたオートバイの
フレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】オートバイのフレームは、前端のヘッド
パイプの上部から、タンクレールを後側に延して配置
し、タンクレールの後端には、左右一対のセンターチュ
ーブの上端を溶着して連結するようにしている。そし
て、四サイクルの縦型エンジンを搭載する場合には、エ
ンジン搭載場所はタンクレールの下側で、エンジン上部
のシリンダーヘッドの後側にキャブレターが連結される
ので、キャブレター上面が、タンクレールの後部に最も
近くなる。
パイプの上部から、タンクレールを後側に延して配置
し、タンクレールの後端には、左右一対のセンターチュ
ーブの上端を溶着して連結するようにしている。そし
て、四サイクルの縦型エンジンを搭載する場合には、エ
ンジン搭載場所はタンクレールの下側で、エンジン上部
のシリンダーヘッドの後側にキャブレターが連結される
ので、キャブレター上面が、タンクレールの後部に最も
近くなる。
【0003】タンクレールは、後端がキャブレターに当
らないようにキャブレター位置より高くするか、タンク
レールをキャブレターの前側までの短いものにし、その
分だけ、左右のセンターチューブの上部を延すと共に左
右に広げ、この間にキャブレターの上部が収まるように
している。又、燃料タンクは、下側中央に前後方向に大
きい溝が設けてあって、タンクレールの上側に溝を嵌込
み、タンクレールを跨がせるようにして取付けている。
らないようにキャブレター位置より高くするか、タンク
レールをキャブレターの前側までの短いものにし、その
分だけ、左右のセンターチューブの上部を延すと共に左
右に広げ、この間にキャブレターの上部が収まるように
している。又、燃料タンクは、下側中央に前後方向に大
きい溝が設けてあって、タンクレールの上側に溝を嵌込
み、タンクレールを跨がせるようにして取付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】キャブレターを避け
て、フレームのタンクレールの後部の高さを高くする
と、シート高さや、燃料タンクの高さをそのままに保と
うとすると、燃料タンクのタンクレールを跨ぐ溝が深く
大きくなって、タンク容量が少くなる。又、左右のセン
ターチューブの上部を広げるようにすると、燃料タンク
は溝の後部が大きくなって、タンク容量が少くなる。燃
料タンクの横幅を広げてタンク容量を確保しようとする
と、燃料タンクの後部は、ライダーが太股の内側で挟み
つけるようにして乗車するので、ライディング姿勢が悪
くなる不都合が生れる。
て、フレームのタンクレールの後部の高さを高くする
と、シート高さや、燃料タンクの高さをそのままに保と
うとすると、燃料タンクのタンクレールを跨ぐ溝が深く
大きくなって、タンク容量が少くなる。又、左右のセン
ターチューブの上部を広げるようにすると、燃料タンク
は溝の後部が大きくなって、タンク容量が少くなる。燃
料タンクの横幅を広げてタンク容量を確保しようとする
と、燃料タンクの後部は、ライダーが太股の内側で挟み
つけるようにして乗車するので、ライディング姿勢が悪
くなる不都合が生れる。
【0005】かかる点に鑑み、この発明は、キャブレタ
ーの取付けにも都合がよく、燃料タンクも普通に取付け
できて両方に都合がよいオートバイのフレーム構造を得
ることを目的とする。
ーの取付けにも都合がよく、燃料タンクも普通に取付け
できて両方に都合がよいオートバイのフレーム構造を得
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のオートバイのフレーム構造は、フレーム
のタンクレールの後端と左右のセンターチューブの上端
を連結金具に溶着して連結金具を介して連結するように
し、連結金具の下面に上側に凹めた凹部を形成し、該凹
部の下側にキャブレターの後上端が位置するようにした
ことにある。
に、この発明のオートバイのフレーム構造は、フレーム
のタンクレールの後端と左右のセンターチューブの上端
を連結金具に溶着して連結金具を介して連結するように
し、連結金具の下面に上側に凹めた凹部を形成し、該凹
部の下側にキャブレターの後上端が位置するようにした
ことにある。
【0007】
【作用】連結金具に設けた凹部にキャブレターの上面を
近接させて配置することができるので、フレームのタン
クレールの後部を低くすることができる。このため、燃
料タンクのタンクレールを跨ぐ縦溝を小さくできて、燃
料タンクの幅を広げたり、燃料タンクの取付け位置を高
くするようにことをしなくても、タンク容量を確保する
ことができる。
近接させて配置することができるので、フレームのタン
クレールの後部を低くすることができる。このため、燃
料タンクのタンクレールを跨ぐ縦溝を小さくできて、燃
料タンクの幅を広げたり、燃料タンクの取付け位置を高
くするようにことをしなくても、タンク容量を確保する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1乃至図4によ
って説明する。フレームは、ヘッドパイプ1、タンクレ
ール2、連結金具3、左右のセンターチューブ4、左右
の後ホーク取付け部5、ダウンチューブ6、左右のロア
ーチューブ7、左右のシートレール8、左右のシートレ
ール支え9を主な構成部品とし、溶着して結合して製作
する。
って説明する。フレームは、ヘッドパイプ1、タンクレ
ール2、連結金具3、左右のセンターチューブ4、左右
の後ホーク取付け部5、ダウンチューブ6、左右のロア
ーチューブ7、左右のシートレール8、左右のシートレ
ール支え9を主な構成部品とし、溶着して結合して製作
する。
【0009】連結金具3は、鋼板を複数に分けてプレス
成形したものを溶着して結合するもので、前端にシート
レール2の後端を挿入して溶着し、左右の後側に、左右
のセンターチューブ4の上端を挿入して溶着する。連結
金具3の後端には、リヤーサスペンションユニットの上
端を締着するようにしてある。そして、連結金具3の下
面に上側に凹めた凹部10を形成する。
成形したものを溶着して結合するもので、前端にシート
レール2の後端を挿入して溶着し、左右の後側に、左右
のセンターチューブ4の上端を挿入して溶着する。連結
金具3の後端には、リヤーサスペンションユニットの上
端を締着するようにしてある。そして、連結金具3の下
面に上側に凹めた凹部10を形成する。
【0010】エンジン11は、タンクレール2の下側
で、左右のロアーチューブ7の上側に搭載する。エンジ
ン11はシリンダー12を縦型にしたもので、シリンダ
ーヘッド13の後側に連結したキャブレター14の後上
面が、連結金具3の凹部10に入り込むように位置させ
る。燃料タンク15は、中央に前後方向に下側から縦溝
が設けてあって、タンクレール2に跨がせらて取付け
る。燃料タンク15の後側には、シートレール8上にシ
ート16が装着される。
で、左右のロアーチューブ7の上側に搭載する。エンジ
ン11はシリンダー12を縦型にしたもので、シリンダ
ーヘッド13の後側に連結したキャブレター14の後上
面が、連結金具3の凹部10に入り込むように位置させ
る。燃料タンク15は、中央に前後方向に下側から縦溝
が設けてあって、タンクレール2に跨がせらて取付け
る。燃料タンク15の後側には、シートレール8上にシ
ート16が装着される。
【0011】連結金具3の凹部10に、キャブレター1
4の後上面を位置させるので、連結金具3の凹部10の
分だけ、タンクレール2の後部の高さを低くできる。こ
のため、燃料タンク15の縦溝も小さくできて、タンク
容量を確保できて、燃料タンク15の取付け位置を高く
したり、燃料タンク15の横幅を広げなくてもよい。
4の後上面を位置させるので、連結金具3の凹部10の
分だけ、タンクレール2の後部の高さを低くできる。こ
のため、燃料タンク15の縦溝も小さくできて、タンク
容量を確保できて、燃料タンク15の取付け位置を高く
したり、燃料タンク15の横幅を広げなくてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、フレームのタンクレールと左右の
センターチューブを連結金具を介して連結するように
し、連結金具の下面に凹部を形成して、凹部がキャブレ
ターの後上面に近接するように配置できる。このため、
タンクレールの後部の高さを連結金具の凹部の分だけ低
くでき、燃料タンクの位置を高くしたり、燃料タンクの
横幅を広げなくても、タンク容量を確保することができ
る。又、燃料タンクは、後部の位置が下がることによっ
て、タンク内に残量になって使い切れない燃料が少くで
きて、容積を有効に使用できる。連結金具は鋼板の板厚
さを適切なものに設定することによって、凹部を設けて
も強度上の問題がないものにできる。
ように構成したので、フレームのタンクレールと左右の
センターチューブを連結金具を介して連結するように
し、連結金具の下面に凹部を形成して、凹部がキャブレ
ターの後上面に近接するように配置できる。このため、
タンクレールの後部の高さを連結金具の凹部の分だけ低
くでき、燃料タンクの位置を高くしたり、燃料タンクの
横幅を広げなくても、タンク容量を確保することができ
る。又、燃料タンクは、後部の位置が下がることによっ
て、タンク内に残量になって使い切れない燃料が少くで
きて、容積を有効に使用できる。連結金具は鋼板の板厚
さを適切なものに設定することによって、凹部を設けて
も強度上の問題がないものにできる。
【図1】本発明の実施例を示す要部の側面図である。
【図2】本発明の実施例を示す連結金具の側面図であ
る。
る。
【図3】本発明の実施例を示す連結金具の平面図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例を示すフレーム全体の側面図で
ある。
ある。
2 タンクレール 3 連結金具 4 センターチューブ 10 凹部 14 キャブレター
Claims (1)
- 【請求項1】 フレームのタンクレールの後端と左右の
センターチューブの上端を連結金具に溶着して連結金具
を介して連結するようにし、連結金具の下面に上側に凹
めた凹部を形成し、該凹部の下側にキャブレターの後上
端が位置するようにしたことを特徴とするオートバイの
フレーム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23756594A JPH0899672A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | オートバイのフレーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23756594A JPH0899672A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | オートバイのフレーム構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0899672A true JPH0899672A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17017202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23756594A Pending JPH0899672A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | オートバイのフレーム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0899672A (ja) |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23756594A patent/JPH0899672A/ja active Pending
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