JPH0550970A - スクーターの車体後部構造 - Google Patents
スクーターの車体後部構造Info
- Publication number
- JPH0550970A JPH0550970A JP22848091A JP22848091A JPH0550970A JP H0550970 A JPH0550970 A JP H0550970A JP 22848091 A JP22848091 A JP 22848091A JP 22848091 A JP22848091 A JP 22848091A JP H0550970 A JPH0550970 A JP H0550970A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tubes
- frame
- fuel tank
- welded
- rear tubes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレームのリヤーチューブを左右の二本ずつ
のリヤーチューブで構成し、太さを細くしながら上下の
リヤーチューブで強度を保って燃料タンクを保持し、燃
料タンクの容積を大きくできるスクーターの車体後部構
造を得ること。 【構成】 フレーム1中央のボデーフレーム4の後端左
右に、上下二本ずつのリヤーチューブ5を溶着し、上下
のリヤーチューブ5の後部を連結片6で連結し、左右の
上下のリヤーチューブ5の間に燃料タンクを10挿入し
て取付けこと。そして、下側リヤーチューブ5の前端に
偏平部7を形成し、ボデーフレーム4に形成した凹部8
に偏平部7を嵌合せて溶着したことにある。
のリヤーチューブで構成し、太さを細くしながら上下の
リヤーチューブで強度を保って燃料タンクを保持し、燃
料タンクの容積を大きくできるスクーターの車体後部構
造を得ること。 【構成】 フレーム1中央のボデーフレーム4の後端左
右に、上下二本ずつのリヤーチューブ5を溶着し、上下
のリヤーチューブ5の後部を連結片6で連結し、左右の
上下のリヤーチューブ5の間に燃料タンクを10挿入し
て取付けこと。そして、下側リヤーチューブ5の前端に
偏平部7を形成し、ボデーフレーム4に形成した凹部8
に偏平部7を嵌合せて溶着したことにある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車体後部に取付ける
燃料タンクの容量を大きく確保できるようにしたスクー
ターの車体後部構造に関する。
燃料タンクの容量を大きく確保できるようにしたスクー
ターの車体後部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スクーターは、車体後部をフレームカバ
ーで覆っている。そして、車体後部に燃料タンクを取付
ける。一般に燃料タンクは、フレームカバーの内側を後
側に延したフレームの左右のリヤーチューブの間に挿入
し、リヤーチューブに設けたステーにボルトなどを用い
て締着するようにしている。
ーで覆っている。そして、車体後部に燃料タンクを取付
ける。一般に燃料タンクは、フレームカバーの内側を後
側に延したフレームの左右のリヤーチューブの間に挿入
し、リヤーチューブに設けたステーにボルトなどを用い
て締着するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フレームの後端の左右
のリヤーチューブで、重い燃料タンクを保持するには、
十分な強度を有する太さのパイプにする必要がある。左
右のリヤーチューブが太くなると、その間に挿入する燃
料タンクの横幅を狭くすることになり、燃料タンクの容
量が少くなる不都合がある。
のリヤーチューブで、重い燃料タンクを保持するには、
十分な強度を有する太さのパイプにする必要がある。左
右のリヤーチューブが太くなると、その間に挿入する燃
料タンクの横幅を狭くすることになり、燃料タンクの容
量が少くなる不都合がある。
【0004】かかる点に鑑み、この発明は、フレームの
左右のリヤーチューブを何れも上下二本とし、太さを細
くしながら上下のリヤーチューブで強度を保って燃料タ
ンクを保持し、燃料タンクの容積を大きくできるスクー
ターの車体後部構造を得ることを目的とする。
左右のリヤーチューブを何れも上下二本とし、太さを細
くしながら上下のリヤーチューブで強度を保って燃料タ
ンクを保持し、燃料タンクの容積を大きくできるスクー
ターの車体後部構造を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のスクーターの車体後部構造は、フレーム
中央のボデーフレームの後端左右に、上下二本ずつのリ
ヤーチューブを溶着し、上下のリヤーチューブの後部を
連結片で連結し、左右の上下のリヤーチューブの間に燃
料タンクを挿入して取付けたことにある。そして、下側
リヤーチューブの前端に偏平部を形成し、ボデーフレー
ムに形成した凹部に偏平部を嵌合せて溶着したことにあ
る。
に、この発明のスクーターの車体後部構造は、フレーム
中央のボデーフレームの後端左右に、上下二本ずつのリ
ヤーチューブを溶着し、上下のリヤーチューブの後部を
連結片で連結し、左右の上下のリヤーチューブの間に燃
料タンクを挿入して取付けたことにある。そして、下側
リヤーチューブの前端に偏平部を形成し、ボデーフレー
ムに形成した凹部に偏平部を嵌合せて溶着したことにあ
る。
【0006】
【作用】燃料タンクは、左右の上下二本ずつのリヤーチ
ューブで保持するので、左右一本ずつのリヤーチューブ
で保持するのに較べて、一本ずつの太さを細くしても、
保持するのに十分な強度にできる。このため、燃料タン
クは、横幅を広げることができて、容量を大きくするこ
とができる。又、下側リヤーチューブは、前端に偏平部
を設けて、ボデーフレームの凹部に嵌合せるので、溶着
のとき、偏平部と凹部が位置合せになって、溶着精度を
高めることができる。
ューブで保持するので、左右一本ずつのリヤーチューブ
で保持するのに較べて、一本ずつの太さを細くしても、
保持するのに十分な強度にできる。このため、燃料タン
クは、横幅を広げることができて、容量を大きくするこ
とができる。又、下側リヤーチューブは、前端に偏平部
を設けて、ボデーフレームの凹部に嵌合せるので、溶着
のとき、偏平部と凹部が位置合せになって、溶着精度を
高めることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図6によっ
て説明する。フレーム1は、前部が鋼管の太いメインチ
ューブ2にしてあり、メインチューブ2の後端に、左右
のロアーチューブ3の前端を溶着し、左右のロアーチュ
ーブ3上にボデーフレーム4を乗せて溶着する。ボデー
フレーム4は、左右と下側に分けて、鋼板でプレス成形
したものを合せて溶着するモノコック型にしてある。そ
して、ボデーフレーム4の後端の左右上下に、左右の上
下各二本ずつにしたリヤーチューブ5の前端を溶着す
る。そして、上下のリヤーチューブ5は、後部で、連結
片6を溶着して連結する。下側のリヤーチューブ5の前
端には、平に押し潰した偏平部7を設け、ボデーフレー
ム4の後端に設けた凹部8に嵌合せて溶着する。
て説明する。フレーム1は、前部が鋼管の太いメインチ
ューブ2にしてあり、メインチューブ2の後端に、左右
のロアーチューブ3の前端を溶着し、左右のロアーチュ
ーブ3上にボデーフレーム4を乗せて溶着する。ボデー
フレーム4は、左右と下側に分けて、鋼板でプレス成形
したものを合せて溶着するモノコック型にしてある。そ
して、ボデーフレーム4の後端の左右上下に、左右の上
下各二本ずつにしたリヤーチューブ5の前端を溶着す
る。そして、上下のリヤーチューブ5は、後部で、連結
片6を溶着して連結する。下側のリヤーチューブ5の前
端には、平に押し潰した偏平部7を設け、ボデーフレー
ム4の後端に設けた凹部8に嵌合せて溶着する。
【0008】フレーム1の後部は、フレームカバー9を
取付けて覆うようにしてある。左右の上下のリヤーチュ
ーブ5の間には、燃料タンク10を挿入し、燃料タンク
10は、リヤーチューブ5に設けたステーにボルトで締
着して取付ける。
取付けて覆うようにしてある。左右の上下のリヤーチュ
ーブ5の間には、燃料タンク10を挿入し、燃料タンク
10は、リヤーチューブ5に設けたステーにボルトで締
着して取付ける。
【0009】リヤーチューブ5は、左右一本ずつにする
と、図4に二点鎖線で示すように、太さを太くして強度
を保つ必要があり、燃料タンク10の横幅が二点鎖線で
示すように狭くなる。これに対し、左右のリヤーチュー
ブ5を上下二本ずつにすることによって、強度を保ちな
がら細いパイプで構成でき、燃料タンク10の横幅を広
げることができて、容積を大きくすることができる。
又、下側のリヤーチューブ5の前端に偏平部7を設け、
ボデーフレーム4の凹部8に嵌合せることによって、溶
着時の位置決めができて、溶着強度を高めることができ
る。
と、図4に二点鎖線で示すように、太さを太くして強度
を保つ必要があり、燃料タンク10の横幅が二点鎖線で
示すように狭くなる。これに対し、左右のリヤーチュー
ブ5を上下二本ずつにすることによって、強度を保ちな
がら細いパイプで構成でき、燃料タンク10の横幅を広
げることができて、容積を大きくすることができる。
又、下側のリヤーチューブ5の前端に偏平部7を設け、
ボデーフレーム4の凹部8に嵌合せることによって、溶
着時の位置決めができて、溶着強度を高めることができ
る。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、フレ
ームの後部のリヤーチューブを、上下二本ずつの左右の
リヤーチューブにすることによって、強度を保ちながら
細くすることができて、左右のリヤーチューブの間に挿
入する燃料タンクの横幅を広げることができて、容積を
大きくすることができる。又、下側のリヤーチューブ
は、前端の偏平部をボデーフレームに設けた凹部に嵌合
せるようにしたので、溶着時の位置決めを正確にでき
て、溶着精度を向上することができる。
ームの後部のリヤーチューブを、上下二本ずつの左右の
リヤーチューブにすることによって、強度を保ちながら
細くすることができて、左右のリヤーチューブの間に挿
入する燃料タンクの横幅を広げることができて、容積を
大きくすることができる。又、下側のリヤーチューブ
は、前端の偏平部をボデーフレームに設けた凹部に嵌合
せるようにしたので、溶着時の位置決めを正確にでき
て、溶着精度を向上することができる。
【図1】本発明の実施例を示す全体側面図である。
【図2】本発明の実施例を示すフレーム後部の分解斜視
図である。
図である。
【図3】本発明の実施例を示すフレーム後部の側面図で
ある。
ある。
【図4】図3のA−A線拡大断面図である。
【図5】本発明の実施例を示す下側のリヤーチューブ前
端部分の分解斜視図である。
端部分の分解斜視図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
1 フレームカバー 4 ボデーフレーム 5 リヤーチューブ 6 連結片 7 偏平部 8 凹部 10 燃料タンク
Claims (2)
- 【請求項1】 フレーム中央のボデーフレームの後端左
右に、上下二本ずつのリヤーチューブを溶着し、上下の
リヤーチューブの後部を連結片で連結し、左右の上下の
リヤーチューブの間に燃料タンクを挿入して取付けたこ
とを特徴とするスクーターの車体後部構造。 - 【請求項2】 下側リヤーチューブの前端に偏平部を形
成し、ボデーフレームに形成した凹部に嵌合せて溶着し
た請求項1記載のスクーターの車体後部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03228480A JP3094537B2 (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | スクータの車体後部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03228480A JP3094537B2 (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | スクータの車体後部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550970A true JPH0550970A (ja) | 1993-03-02 |
JP3094537B2 JP3094537B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=16877133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03228480A Expired - Fee Related JP3094537B2 (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | スクータの車体後部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094537B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2722754A1 (fr) * | 1994-07-25 | 1996-01-26 | Honda Motor Co Ltd | Structure de carrosserie de vehicule |
JP2015189426A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両の車体フレーム |
JP2017065438A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の車体フレーム構造 |
-
1991
- 1991-08-15 JP JP03228480A patent/JP3094537B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2722754A1 (fr) * | 1994-07-25 | 1996-01-26 | Honda Motor Co Ltd | Structure de carrosserie de vehicule |
ES2121671A1 (es) * | 1994-07-25 | 1998-12-01 | Honda Motor Co Ltd | Estructura de carroceria de vehiculo. |
JP2015189426A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両の車体フレーム |
JP2017065438A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の車体フレーム構造 |
CN107054533A (zh) * | 2015-09-30 | 2017-08-18 | 本田技研工业株式会社 | 摩托车的车体框架结构 |
CN107054533B (zh) * | 2015-09-30 | 2019-05-28 | 本田技研工业株式会社 | 摩托车的车体框架结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3094537B2 (ja) | 2000-10-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |