JPH089821B2 - 織機の集中制御方法 - Google Patents

織機の集中制御方法

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JPH089821B2
JPH089821B2 JP60135937A JP13593785A JPH089821B2 JP H089821 B2 JPH089821 B2 JP H089821B2 JP 60135937 A JP60135937 A JP 60135937A JP 13593785 A JP13593785 A JP 13593785A JP H089821 B2 JPH089821 B2 JP H089821B2
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勉 西念
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Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の織機を集中的に制御する方法に関
し、さらに詳しくは、中央制御装置(ホストCPU)が、
複数の端末装置を順次スキャンして、その制御状態を読
み込んでおり、一方、端末装置は織機より設定データ要
求の信号を受け取ると、ホストCPUから自機が選択され
た時に、次のデータ要求を送信し、該当データがホスト
CPUより送られてくると、織機制御装置へ順次そのデー
タを設定していくような織機の集中制御装置における制
御方法に係る。
〔従来の技術〕
織機工場では、数10台から数100台の織機群が中央に
設置したホストCPUによって集中制御されている。例え
ば特開昭59-211658号公報の織機の群制御方法による
と、中央の制御装置側では、製織に必要な制御データ例
えば織機の原動モータの回転数、打ち込み数、たて糸張
力、各ノズルのオン・オフタイミングおよびよこ入れ用
空気の圧力等の制御パラメータが織物品種ごとにその記
憶手段に記憶されており、これらの制御データや特定の
指令は、各織機の制御装置側からの制御データの要求が
あった時に当該織機に順次転送されるようになってい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような織機の集中制御(群制御)方法に
おいては、織機台数が多くなると、複数の織機のすべて
に中央制御装置側から制御データや特定の指令を転送す
る時間(一巡スキャニング時間)が長くなり、しかも、
一時に伝送するデータ量が多くなると、織機側より端末
装置がデータ要求信号を受けてから、データ設定変更が
完了するまでの時間がかなり長くなるという問題点があ
る。この一巡スキャニング時間が長くなると、織機側で
は、データの設定完了前に運転釦を押してしまったり、
またいつの時点で運転釦を押したらよいか分からないと
いった不具合が生ずる。
〔発明の目的〕
本発明は、従来技術におけるこのような問題点や不具
合に鑑みてなされたもので、その目的は、織機側におい
てデータ設定未完了/完了の表示を行えるようにし、運
転釦をいつの時点で押したらよいのかを確実に判断でき
るようにするとともに、データ設定未完了時に誤って運
転釦を押しても、データ設定未完了なまま織機が稼動す
ることのない制御方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記した問題点を解決するために、中央制
御装置と複数の織機制御装置との間にあって、複数の織
機制御装置に対応して設けられた端末装置内に、織機側
から設定データ要求を受けると、織機制御装置に対して
運転禁止信号および警報表示を指示する信号を出力する
手段と、中央制御装置側から送られてきた全データの設
定が完了した後運転禁止および警報表示を解舒する信号
を出力する手段とを設けたものである。
このような手段によって、運転釦をいつの時点で押し
たらよいのかを確実に判断できるようにし、また、織機
制御装置に、データ設定が完了していない間に、運転釦
が押されても、織機が稼動することのないようにしてい
る。
〔集中制御装置の構成〕
まず、第1図は、本発明の制御方法の前提となる集中
制御装置の構成ブロック図である。
この集中制御装置は、主要部としての中央制御装置
(ホストCPU)1とこの中央制御装置1によって制御さ
れる複数の織機制御装置21〜2nとを備えている。中央制
御装置1は、内部にCPU11を備えており、これに入出力
ポート12を介して、キーボードのような入力機器13、CR
Tやプリンタのような出力機器14が接続されるととも
に、外部のメモリ15およびインターフェース16が接続さ
れている。各織機制御装置21〜2nは、それぞれ対応する
端末装置31〜3n、インターフェース41〜4nを介して共通
のデータバス5に接続され、さらにこのデータバス5
は、インターフェース16を介してCPU11に接続されてい
る。
上記中央制御装置1は、CPU11の制御、演算および記
憶機能のもとに、制御プログラムにより、各織機制御装
置21〜2nの制御に必要な制御データを取り入れ、メモリ
15に記憶させておき、各織機制御装置21〜2nからの要求
に基づいて、必要な制御データをデータバス5および端
末装置31〜3nを通じて転送する。
このような制御データは、入力機器13によって入力さ
れ、出力機器14で確認しながら作成し、作成後にメモリ
15の内部に、織物品種に固有な品種番号とともに記憶さ
れる。このようにして、織物品種ごとに、単位時間当た
りの織機の回転数、単位長さ当たりのよこ糸の打込み
数、製織時のたて糸張力、よこ入れ用ノズルのオン・オ
フタイミング、その他必要な製織条件のデータがあらか
じめ作成され、メモリ15の内部に格納される。
なお、このようにして設定された制御データの内容
は、必要に応じて変更され、また最適条件を実現するた
めに、実際の製織あるいは試織の都度変更される。
各織機制御装置21〜2nは、データバス5および端末装
置31〜3nを通じて、転送された中央制御装置1からの制
御データに基づき、各制御対象の織機61〜6n群を制御す
る。ここで、各制御装置21〜2nには、各織機61〜6nを起
動するための運転釦2a、およびこの運転釦2aを押して良
いか否かを表示する警報表示手段2bがそれぞれ設けられ
ている。
各端末装置31〜3nは、中央制御装置1と複数の織機制
御装置21〜2nとの間にあって、各織機制御装置21〜2n
対応して設けられており、織機21〜2n側から設定データ
要求の信号を受けると、中央制御装置1から自分が選択
された時点で次のデータ要求を送信し、そのデータ要求
に対する制御データが中央制御装置1から送られてくる
と、織機制御装置21〜2nへ、当該データを順次送り込ん
で設定する。この端末装置31〜3n内には、織機61〜6n
から設定データ要求信号を受けると、各織機制御装置21
〜2n側に運転禁止信号を出力するとともに、警報表示を
指示する手段3aと、中央制御装置1側から送られてきた
全データの設定が完了した後、運転禁止および警報を解
除する手段3bとが設けてある。なおこれらの各手段3a、
3bは、いずれも制御プログラムによって実現される。
〔本発明の集中制御方法〕
第2図は、本発明の織機の集中制御方法の主要な動作
を示すフローチャートであり、この動作は、端末装置31
〜3nの制御プログラムによって実行される。
まず、端末装置31〜3nは、担当している織機61〜6n
制御状態を読み込んでおり、データ要求が必要かどう
か、換言すれば、織機61〜6n側から設定データ要求信号
を受けているかどうかを判断する(ステップ、)。
このステップにおいて、データ要求不必要と判断され
ると、ステップに戻る。ステップにおいて、データ
要求が必要と判断されると、ステップに移り、織機制
御装置21〜2n側に運転禁止信号を出力すると同時に警報
表示を指示する信号が出力される(ステップ)。もち
ろん、データ要求の必要時には、対応の織機61〜6nは、
停止状態に設定されている。これによって織機制御装置
21〜2n側においては、運転釦2aが押されても、その指令
動作を無効とし、対応の織機61〜6nが起動しないように
するとともに、警報表示手段2bに、その旨の警報表示を
行う。
次に、データ要求フラグをセットし(ステップ)、
続いてデータ要求フラグがリセットか、すなわち中央制
御装置1からデータ要求に基づき送られた全データの設
定が完了したかを判断し(ステップ)、全データの設
定が終了する(ステップで“Yes"となる)と、織機61
〜6n側に警報解除を指示する信号を出力する(ステップ
)。また、運転禁止を解除する信号が出力される(ス
テップ)。これによって織機61〜6n側では、警報表示
が解除され、その時点より運転釦2aを押して各織機61
6nを稼動することができるようになる。ステップが終
了すると、最初のステップに戻る。
次に、第3図は、中央制御装置1側からの通信割込み
による端末装置31〜3nの動作を示すフローチャートであ
る。
この通信制御のフローは、はじめに自機が選択された
か判断し(ステップ)、自機が選択されたと判断され
ると、データ要求フラグがセットされているかどうか、
すなわち織機61〜6n側から設定要求信号を受けたかどう
か判断する(ステップ)。データ要求フラグがセット
されている場合、データ要求信号を中央制御装置1側に
送信する(ステップ)。中央制御装置1は、このデー
タ要求信号に基づき、該当するデータを端末装置31〜3n
に送る。そこで端末装置31〜3nは、このデータを受信し
(ステップ)、データ設定を行うとともに、データ要
求フラグをリセットし(ステップ、)、第2図に示
す端末側での制御プログラムのフローに移る。なお、ス
テップにおいて、データ要求フラグがセットされてい
ないと判断された場合は、データ不要信号を中央制御装
置1側に送信して、端末制御のフローに移る。
本発明においては、第2図において、ステップ、
およびステップ、を設けた点に特徴があり、これら
のステップによって織機61〜6n側では、警報表示手段2b
にデータ設定中に、警報表示が行われる。したがって、
織機61〜6n側では、この警報表示手段2bの表示を確認し
ながら、すなわち、警報表示が解除された後に、運転釦
2aを押せば、データ設定が完了した時点で、効果的にそ
れぞれの織機61〜6nを稼動させることができる。換言す
れば、データ設定未完了のまま織機61〜6nを稼動させる
という不具合が防止できることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、データ設定中は運
転禁止を行うようにし、または、データ設定未完了/完
了の表示を行うようにしたもので、データ設定未完了の
まま誤って運転釦を押しても、織機が稼動することはな
く、また、運転釦をいつの時点で押したらよいのかを確
実に判断できる。したがって、本発明の制御方法によれ
ば、複数の織機を効率良く稼動することができる。
特に本発明は、運転禁止指令がホストCPUからでな
く、端末装置から与えられる。この結果、下記の効果が
ある。
前記の特開昭59-211658号公報のものでは、ホストCPU
から織機に運転禁止指令が与えられるので、織機側に運
転を禁止すべき事象が発生してから、完全に織機が運転
禁止状態に設定されるまでに、ホストCPUのスキャン時
間に対応したタイムラグが発生する。すなわち、織機側
に運転を禁止すべき事象が発生した後、ホストCPUが他
の複数の織機をスキャンし終わって当該織機を選択した
ときにはじめて、当該織機は運転禁止状態に設定され
る。他の複数の織機をスキャンしている間は、当該織機
は依然として運転可能状態にあり、この間に誤って織機
運転されるおそれがある。ホストCPUが数百台の織機を
制御し、しかも大量の設定データをホストCPUから織機
へ転送する場合は、このスキャン時間は無視できないほ
どに長い時間となる。
これに対して、本発明では、端末装置から織機に運転
禁止指令が与えられるので、織機側に運転を禁止すべき
事象(データ要求信号の発生)が発生すると同時に、当
該織機は運転禁止状態に設定される。運転禁止指令は、
ホストCPUの動作とは無関係に出力されるから、上記従
来例のようなホストCPUのスキャン時間に起因したタイ
ムラグは存在しない。
なお、これは、運転禁止の解除時期についても同様の
ことがいえる。すなわち、上記従来例では、織機側で運
転を禁止すべき事象が消滅しても、実際に運転禁止状態
が解除されるまでには、ホストCPUのスキャン時間に起
因したタイムラグが発生し、織機側では事実上運転可能
状態にあるにもかかわらず、依然として運転禁止状態に
設定されたままであり、無駄な停止時間が発生してしま
う。
これに対して本発明は、織機側で運転を禁止すべき事
象が消滅する(データ設定完了)と同時に、運転禁止状
態が解除されるので、無駄な停台がなく、稼働率が向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の集中制御方法の前提となる集中制御装
置のブロック図、第2図および第3図は本発明の集中制
御方法の主要動作のフローチャートである。 1……中央制御装置、21〜2n……織機制御装置、31〜3n
……端末装置、41〜4n……インターフェース、61〜6n
…織機、2a……運転釦、2b……警報表示手段、3a……警
報表示指示手段、3b……運転禁止、警報表示解除手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央制御装置と、この中央制御装置に対し
    てデータバスを介して接続された複数の端末装置と、各
    端末装置毎に接続された織機制御装置と、各織機制御装
    置に接続された織機、各織機制御装置に設けられた起動
    用の運転釦および警報表示手段とを有する集中制御装置
    において、 前記中央制御装置は、前記複数の端末装置を順次スキャ
    ンし、その制御状態を読み込んでおり、前記各端末装置
    は、対応の織機より設定データ要求の信号を受けると、
    前記中央制御装置の順次スキャンにより自機が選択され
    た時に、データ要求を前記中央制御装置へ送信し、該当
    データが前記中央制御装置より送られてきたとき、対応
    の織機制御装置へ順次そのデータを設定する織機の集中
    制御であって、 前記各端末装置は、対応の織機側から設定データの要求
    の信号を受けると、対応の織機制御装置に運転禁止信号
    および警報表示を指示する信号を出力を送り、前記中央
    制御装置より送られた全データの設定が完了した後に、
    運転禁止信号および警報表示を解除する信号を出力し、 また対応の織機制御装置は、運転禁止信号により前記運
    転釦の指令動作を無効とし、また運転禁止信号を解除す
    る信号により前記運転釦の指令動作を有効とするととも
    に、警報表示を指示・解除する信号に応じて前記警報表
    示手段を動作させることを特徴とする織機の集中制御方
    法。
JP60135937A 1985-06-24 1985-06-24 織機の集中制御方法 Expired - Lifetime JPH089821B2 (ja)

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JPS59211658A (ja) * 1983-05-16 1984-11-30 株式会社豊田自動織機製作所 織機の群制御方法

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