JPH0896383A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH0896383A
JPH0896383A JP22710894A JP22710894A JPH0896383A JP H0896383 A JPH0896383 A JP H0896383A JP 22710894 A JP22710894 A JP 22710894A JP 22710894 A JP22710894 A JP 22710894A JP H0896383 A JPH0896383 A JP H0896383A
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JP
Japan
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light
optical
detecting
light emitting
optical disk
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JP22710894A
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English (en)
Inventor
Mikio Yamamuro
美規男 山室
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光センサ検出装置の発光ダイオードへ流す駆動
電流を制御して寿命を伸ばし、装置の信頼性を向上させ
る。 【構成】CPU23は、レンズ位置を検出するためのレ
ンズ位置センサ回路24をレンズ位置を検出動作を行わ
ない場合にはオフとし、同時に光センサであるレンズ位
置検出器21の発光部であるLEDへ流す駆動電流を減
少(または遮断)する。また、CPU23は、レンズ位
置を検出する動作に入る場合、レンズ位置センサ回路2
4をオンとし、同時に光レンズ位置検出器21の発光部
であるLEDへ流す駆動電流を動作電流まで増加(また
は点灯)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光学ヘッドのレンズ
位置を光センサを用いて検出し、光ディスクに対して情
報を記録したり、光ディスクから情報を再生する光ディ
スク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク装置では、スパイラル
状または同心円状に多数のトラックが形成されている光
ディスクを回転させながらトラック上にデータが記録さ
れ、またはそれから記録データが再生される。
【0003】回転する光ディスクの下面に近接して設置
されている光学ヘッドでは、半導体レーザ発振器により
出力されるレーザ光が対物レンズによって光ディスクに
集光されて、データが記録され、または記録データが再
生される。光学ヘッドは、トラッキングされた光ディス
クのトラックが対物レンズにより集光されたレーザ光で
追従され、フォーカッシングされた光ディスクのトラッ
ク上に対物レンズによりレーザ光がフォーカスされる。
【0004】このような光ディスク装置において、レン
ズ位置検出に光センサ検出装置が用いられている。例え
ば、光センサ検出装置の発光部として発光ダイオード
(以下、LEDと記述する)が用いられ、このLEDへ
駆動電流を流しているLED駆動部、LEDから発光さ
れた光を受光して電気信号に変換する光電変換部として
のフォトダイオード(以下、PDと記述する)を用いた
光センサ出力検出部とから構成され、LEDからの光が
遮光されるセンサ出力信号によってレンズ位置の検出を
行っている。
【0005】しかしながら、このような光センサ検出装
置を搭載した光ディスク装置の電源が投入されると光セ
ンサ検出装置のLEDにも電流が流れてしまい、光セン
サ検出装置を利用していない時にもこのLEDに電流が
流れ、LEDの寿命を損ねて光センサ検出装置、及び光
ディスク装置の信頼性が悪くなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、光セ
ンサ検出装置を搭載した光ディスク装置の電源が投入さ
れると光センサ検出装置のLEDにも電流が流れてしま
い、光センサ検出装置を利用していない時にもこのLE
Dに電流が流れ、LEDの寿命を損ねて光センサ検出装
置、及び光ディスク装置の信頼性が悪くなるという問題
があった。
【0007】そこで、この発明は、光センサ検出装置の
発光ダイオードへ流す駆動電流を制御して寿命を伸ば
し、装置の信頼性を向上させることのできる光ディスク
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク装
置は、トラックを有する光ディスク上に光を集光させる
集光手段と上記光ディスクからの反射光を検出する検出
手段とを有する光学ヘッドと、この光学ヘッドを上記集
光手段の光軸と直交し且つ上記光ディスクのトラックを
横切る方向へ移動させる移動手段と、を有する光ディス
ク装置において、上記移動手段で移動される光学ヘッド
の位置を検出するために設けられ、光を発光する発光手
段と、この発光手段から発光された光を受光して電気信
号に変換する光電変換手段と、この光電変換手段と上記
発光手段との間の光を遮光、または反射によって光量を
変化させる上記光学ヘッドに設けられた光量変化手段
と、この光量変化手段により光量が変化された際、上記
光電変換手段で変換される電気信号の変化により光学ヘ
ッドの位置を検出する検出手段と、この検出手段による
検出動作を行う時に上記発光手段をオンとし、検出動作
を行わない時に上記発光手段をオフとする制御を行う制
御手段とから構成されている。
【0009】この発明の光ディスク装置は、トラックを
有する光ディスク上に光を集光させる集光手段と上記光
ディスクからの反射光を検出する検出手段とを有する光
学ヘッドと、この光学ヘッドを上記集光手段の光軸と直
交し且つ上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動
させる移動手段と、を有する光ディスク装置において、
上記移動手段で移動される光学ヘッドの位置を検出する
ために設けられ、駆動電流により光を発光する発光手段
と、この発光手段から発光された光を受光して電気信号
に変換する光電変換手段と、この光電変換手段と上記発
光手段との間の光を遮光、または反射によって光量を変
化させる上記光学ヘッドに設けられた光量変化手段と、
この光量変化手段により光量が変化された際、上記光電
変換手段で変換される電気信号の変化により光学ヘッド
の位置を検出する検出手段と、この検出手段による検出
動作を行う時には上記発光手段を検出動作に必要な発光
量の駆動電流で駆動し、検出動作を行わない時には上記
発光手段の駆動電流を減少する制御を行う制御手段とか
ら構成されている。
【0010】この発明の光学的検出装置は、光を発光す
る発光手段と、光を受光して電気信号に変換する光電変
換手段との間の光が遮光、または反射によって光量が変
化されることにより検出する光学的検出手段を搭載した
光学的検出手段搭載装置において、上記光学的検出装置
の使用時には上記発光手段を発光し、上記光学的検出手
段の未使用時には上記発光手段を未発光とする制御を行
う制御手段とから構成されている。
【0011】この発明の光学的検出装置は、駆動電流に
より光を発光する発光手段と、光を受光して電気信号に
変換する光電変換手段との間の光が遮光、または反射に
よって光量が変化されることにより検出する光学的検出
手段を搭載した光学的検出手段搭載装置において、上記
光学的検出装置の使用時には上記発光手段を検出に必要
な発光量の駆動電流で駆動し、上記光学的検出手段の未
使用時には上記発光手段の駆動電流を減少する制御を行
う制御手段とから構成されている。
【0012】
【作用】この発明は、トラックを有する光ディスク上に
光を集光させる集光手段と上記光ディスクからの反射光
を検出する検出手段とを有する光学ヘッドと、この光学
ヘッドを上記集光手段の光軸と直交し且つ上記光ディス
クのトラックを横切る方向へ移動させる移動手段と、を
有する光ディスク装置において、上記移動手段で移動さ
れる光学ヘッドの位置を検出するために設けられる発光
手段で光を発光し、発光された光を受光して電気信号に
光電変換手段で変換し、この光電変換手段と上記発光手
段との間の光を遮光、または反射によって光量を光学ヘ
ッドに設けられた光量変化手段で変化させ、光量が変化
された際、上記光電変換手段から変換される電気信号の
変化により光学ヘッドの位置を検出手段で検出し、この
検出手段による検出動作を行う時に上記発光手段をオン
とし、検出動作を行わない時に上記発光手段をオフとす
る制御を行うようにしたものである。
【0013】この発明は、トラックを有する光ディスク
上に光を集光させる集光手段と上記光ディスクからの反
射光を検出する検出手段とを有する光学ヘッドと、この
光学ヘッドを上記集光手段の光軸と直交し且つ上記光デ
ィスクのトラックを横切る方向へ移動させる移動手段
と、を有する光ディスク装置において、上記移動手段で
移動される光学ヘッドの位置を検出するために設けられ
る発光手段で光を発光し、発光された光を受光して電気
信号に光電変換手段で変換し、この光電変換手段と上記
発光手段との間の光を遮光、または反射によって光量を
光学ヘッドに設けられた光量変化手段で変化させ、光量
が変化された際、上記光電変換手段から変換される電気
信号の変化により光学ヘッドの位置を検出手段で検出
し、この検出手段による検出動作を行う時には上記発光
手段を検出動作に必要な発光量の駆動電流で駆動し、検
出動作を行わない時には上記発光手段の駆動電流を減少
する制御を行うようにしたものである。
【0014】この発明は、光を発光する発光手段と、光
を受光して電気信号に変換する光電変換手段との間の光
が遮光、または反射によって光量が変化されることによ
り検出する光学的検出手段を搭載した光学的検出手段搭
載装置において、上記光学的検出装置の使用時には上記
発光手段を発光し、上記光学的検出手段の未使用時には
上記発光手段を未発光とする制御を行うようにしたもの
である。
【0015】この発明は、駆動電流により光を発光する
発光手段と、光を受光して電気信号に変換する光電変換
手段との間の光が遮光、または反射によって光量が変化
されることにより検出する光学的検出手段を搭載した光
学的検出手段搭載装置において、上記光学的検出装置の
使用時には上記発光手段を検出に必要な発光量の駆動電
流で駆動し、上記光学的検出手段の未使用時には上記発
光手段の駆動電流を減少する制御を行うようにしたもの
である。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明に係る光ディスク装置
を示すものである。すなわち、光ディスク1の表面に
は、スパイラル状または同心円状に溝(記録トラック)
が形成されており、この光ディスク1は、モータ2によ
って例えば一定の速度で回転される。このモータ2は、
モータ制御回路18によって制御されている。
【0017】光ディスク1に対する情報の記録再生は、
光学ヘッド3によって行われる。この光学ヘッド3は、
リニアモータ(移動手段)31の可動部を構成する駆動
コイル13に固定されており、この駆動コイル13はリ
ニアモータ制御回路17に接続されている。
【0018】また、リニアモータ31の固定部には図示
しない永久磁石が設けられ、駆動コイル13がリニアモ
ータ制御回路17によって励磁されることにより、光学
ヘッド3は光ディスク1の半径方向に略等速で移動され
るようになっている。
【0019】上記光学ヘッド3には、対物レンズ6が図
示しないワイヤあるいは板ばねによって保持されてお
り、この対物レンズ6は、駆動コイル(レンズアクチュ
エータ)5によってフォーカシング方向(レンズの光軸
方向)に移動され、駆動コイル(レンズアクチュエー
タ)4によってトラッキング方向(レンズの光軸と直交
方向)に移動可能とされている。
【0020】また、レーザ制御回路14によって駆動さ
れる半導体レーザ発振器9より発生されたレーザ光は、
コリメータレンズ11a、ハーフプリズム11b、対物
レンズ6を介して光ディスク1上に照射され、この光デ
ィスク1からの反射光は、対物レンズ6、ハーフプリズ
ム11b、集光レンズ10a、およびシリンドリカルレ
ンズ10bを介して光検出器8に導かれる。
【0021】上記光検出器8は、4分割の光検出セル8
a、8b、8c、8dによって構成されている。上記光
検出器8の光検出セル8aの出力信号は、増幅器12a
を介して加算器30a、30cの一端に供給され、光検
出セル8bの出力信号は、増幅器12bを介して加算器
30b、30dの一端に供給され、光検出セル8cの出
力信号は、増幅器12cを介して加算器30b、30c
の他端に供給され、光検出セル8dの出力信号は、増幅
器12dを介して加算器30a、30dの他端に供給さ
れるようになっている。
【0022】上記加算器30aの出力信号は差動増幅器
(第2の生成手段)OP1の反転入力端に供給され、こ
の差動増幅器OP1の非反転入力端には上記加算器30
bの出力信号が供給される。また、加算器30a,30
bの出力信号は、加算器30eに供給される。加算器3
0eの出力信号は信号処理回路19に供給される。
【0023】差動増幅器OP1は、上記加算器30a、
30bの差に応じてトラック差信号をトラッキング制御
回路16に供給するようになっている。このトラッキン
グ制御回路16は、差動増幅器OP1から供給されるト
ラック差信号に応じてトラック駆動信号を作成するもの
である。
【0024】上記トラッキング制御回路16から出力さ
れるトラック駆動信号は、前記トラッキング方向の駆動
コイル4に供給される。また、上記トラッキング制御回
路16で用いられたトラック差信号は、リニアモータ制
御回路17に供給されるようになっている。
【0025】リニアモータ制御回路17は、トラッキン
グ制御回路16からのトラック差信号やCPU23から
の移動制御信号に応じて後述するリニアモータ31内の
駆動コイル(導線体)13に移動速度に対応した電圧を
印加するものである。
【0026】リニアモータ制御回路17には、後述する
リニアモータ31内の駆動コイル13が磁気部材(図示
しない)より発生する磁束を横切る瞬間に生じる駆動コ
イル13の内部の電気的変化を利用して、駆動コイル1
3と磁気部材との相対速度つまりリニアモータ31の移
動速度を検知する速度検知回路(図示しない)が設けら
れている。
【0027】また、上記加算器30cの出力信号は差動
増幅器OP2の反転入力端に供給され、この差動増幅器
OP2の非反転入力端には上記加算器30dの出力信号
が供給される。これにより、差動増幅器OP2は、上記
加算器30c、30dの差に応じてフォーカス点に関す
るサーボ信号をフォーカシング制御回路15に供給する
ようになっている。このフォーカシング制御回路15の
出力信号は、フォーカシング方向の駆動コイル5に供給
され、レーザ光が光ディスク1上で常時ジャストフォー
カスとなるように制御される。
【0028】上記のようにフォーカシング、トラッキン
グを行った状態での光検出器8の各光検出セル8a、〜
8dの出力の和信号、つまり加算器30eからの出力信
号は、トラック上に形成されたピット(記録情報)から
の反射率の変化が反映されている。この信号は、信号処
理回路19に供給され、この信号処理回路19において
記録情報、アドレス情報(トラック番号、セクタ番号
等)が再生される。
【0029】また、レーザ制御回路14の前段には記録
信号を変調する変調回路としての記録信号作成回路33
が設けられている。また、この光ディスク装置にはそれ
ぞれフォーカシング制御回路15、トラッキング制御回
路16、リニアモータ制御回路17とCPU23との間
で情報の授受を行うために用いられるD/A変換器22
が設けられている。
【0030】上記トラッキング制御回路16は、上記C
PU23からD/A変換器22を介して供給されるトラ
ックジャンプ信号に応じて対物レンズ6を移動させ、1
トラック分、ビーム光を移動させるようになっている。
【0031】上記レーザ制御回路14、フォーカシング
制御回路15、トラッキング制御回路16、リニアモー
タ制御回路17、モータ制御回路18、信号処理回路1
9、記録信号作成回路33等は、バスライン20を介し
てCPU23によって制御されるようになっており、こ
のCPU23はメモリ24に記憶されたプログラムによ
って所定の動作を行うようになされている。
【0032】また、対物レンズ6の位置は、光センサを
用いたレンズ位置検出器21で検出され、その検出信号
は、レンズ位置センサ回路24に供給される。レンズ位
置センサ回路24からのレンズ位置センサ信号はリニア
モータ制御回路17へ出力され、リニアモータ制御回路
17によってリニアモータ31が励磁されてレンズを所
定位置、例えば、ホームポジションに位置させることが
できる。
【0033】図2は、第1実施例としてのレンズ位置検
出器21とレンズ位置センサ回路24との構成例を示す
ものである。すなわち、レンズ位置検出器21は、発光
手段としての発光ダイオード(LED)21aと受光部
としての光電変換手段であるフォトダイオード(PD)
21bとで構成され、光学ヘッド3に設けられている遮
光板(光量変化手段)3aによってLED21aからの
光が遮られることによって検出するものである。
【0034】また、レンズ位置センサ回路24は、LE
D駆動部24A、センサ出力検出部24B、及びリニア
モータ制御回路17へのレンズ位置センサ信号出力のオ
ン/オフを行うCPU23により制御されるスイッチS
2が設けられている。LED駆動部24Aは、CPU2
3によってオン/オフが制御されるスイッチS1、LE
D21aを駆動するトランジスタT1、電流を制限する
ための抵抗R1、及び抵抗R2,R3とから構成されて
いる。センサ出力検出部24Bは、PD21bからの出
力を増幅する増幅器A1と抵抗R4とから構成されてい
る。
【0035】次に、このような構成においてレンズ位置
制御の動作を図3のタイミングチャートを参照にして説
明する。図3の(a)において、光学ヘッド3が光ディ
スク1のトラック上を記録または再生等のアクセスして
いて、時点t1でトラッキング動作に移行したものとす
る。
【0036】図3の(b)において、リニアモータ31
が移動モードとなっていて、時点t1から予め定められ
た固定期間の後、時点t2でトラッキングモード(二重
ループ)となる。この際、CPU23は、固定期間の
後、時点t2でレンズ位置センサ回路24のスイッチS
2をオンとする。すなわち、レンズ位置センサ回路24
の出力は、図3の(c)に示すように時点t2まではス
イッチS2がオフになっていて使用されない(点線の部
分)で、時点t2でスイッチS2がオンとなって使用さ
れる。なお、符号Rで示す曲線は対物レンズ6の動きで
あり、偏芯に追跡している。
【0037】図3の(d)においてはリニアモータ31
の移動速度を示すもので、移動モードの時点t1までは
一定の移動速度であり、時点t1からは光ディスク1の
偏芯に追跡している。
【0038】図3の(e)は、第1実施例におけるレン
ズ位置検出器21とレンズ位置センサ回路24の制御動
作を示すものである。上記図3の(c)においてレンズ
位置センサ回路24の出力がスイッチS2によって使用
されない時間がある。この時間を第1実施例では、LE
D21aを消灯することにより、LED21aの寿命を
伸ばして劣化を防ぎ、信頼性を向上させる。
【0039】すなわち、CPU23は、時点t1までを
スイッチS1をオフとしていてLED21aを消灯とし
ておく。つまり、時点t1までは、スイッチ2がオフで
あるのでLED21cの光を用いたレンズ位置検出器2
1の検出信号は使われないから、LED21cを発光さ
せる必要がないのである。CPU23は、時点t1とな
った際にスイッチS1をオンとしてLED21aを点灯
することによって、レンズ位置検出器21による検出動
作を開始する。
【0040】以上説明したように上記第1実施例によれ
ば、光センサであるレンズ位置検出器21の未使用時に
はLED21aを消灯することにより、LED21aの
寿命を伸ばし、装置の信頼性を上げる。
【0041】図4は、第2実施例としてのレンズ位置検
出器21とレンズ位置センサ回路24との構成例を示す
ものである。すなわち、レンズ位置検出器21は、発光
手段としての発光ダイオード(LED)21cと受光部
としての光電変換手段であるフォトダイオード(PD)
21d,21eとで構成され、光学ヘッド3に設けられ
ている遮光板3aによってLED21cからの光が遮ら
れることによって検出するものである。
【0042】また、レンズ位置センサ回路24は、LE
D駆動部24C、センサ出力検出部24D、及びリニア
モータ制御回路17へのレンズ位置センサ信号出力のオ
ン/オフを行うCPU23により制御されるスイッチS
2が設けられている。なお、スイッチS2は、第1実施
例の動作と第2実施例の動作とが全く同様であるので同
一符号を付してその説明を省略する。
【0043】LED駆動部24Cは、LED21cを駆
動するトランジスタT2、電流を制限するための抵抗R
5、及び増幅器A2とから構成されている。センサ出力
検出部24Dは、PD21dからの出力を増幅する増幅
器A3、PD21eからの出力を増幅する増幅器A4、
増幅器A3の出力から増幅器A4の出力を減算する減算
器s1、減算器s1の出力を増幅する増幅器A5、増幅
器A3の出力と増幅器A4の出力を加算する加算器a
1、電圧を供給する直流電源H、この直流電源Hの電圧
より低い電圧を供給する直流電源L、CPU23により
制御されて直流電源Hと直流電源Lとを切換える切換ス
イッチS3、切換スイッチS3で切換えられる直流電源
Hまたは直流電源Lの電圧から加算器a1の出力を減算
する減算器s2、減算器s2の出力を増幅する増幅器A
6、及び抵抗R6とコンデンサCとから構成されてい
る。
【0044】次に、このような構成においてレンズ位置
制御の動作を図3のタイミングチャートを参照にして説
明する。図3の(a)〜(d)までは、上記第1実施例
と同じなので説明を省略する。
【0045】図3の(f)は、第2実施例におけるレン
ズ位置検出器21とレンズ位置センサ回路24の制御動
作を示すものである。上記図3の(c)においてレンズ
位置センサ回路24の出力がスイッチS2によって使用
されない時間がある。この時間を第2実施例では、LE
D21cに流す電流を減少することにより、LED21
cの寿命を伸ばして劣化を防ぎ、信頼性を向上させる。
【0046】すなわち、CPU23は、時点t1まで切
換スイッチS3を直流電源L側にして、減算器s2へ低
い電圧を供給してLED駆動部24CによるLED21
cの駆動電流を小さくしておく。つまり、時点t1まで
は、スイッチ2がオフであるのでLED21cの光を用
いたレンズ位置検出器21の検出信号は使われないか
ら、検出に必要な発光量は必要ないのである。CPU2
3は、時点t1となった際に切換スイッチS3を切換え
て直流電源H側にし、減算器s2へ高い電圧を供給し、
LED駆動部24CによるLED21cの駆動電流を大
きく(検出動作に必要な電流量)して、レンズ位置検出
器21による検出動作を開始する。
【0047】以上説明したように上記第2実施例によれ
ば、光センサであるレンズ位置検出器21のLED21
cに流す電流を制御することにより、LED21cの寿
命を伸ばし、装置の信頼性を上げる。
【0048】図5は、第1実施例としてのレンズ位置検
出器21とレンズ位置センサ回路24との他の構成例を
示すもので、光学ヘッド3に設けられている遮光板3a
を反射ミラー(光量変化手段)3bにしたもので、LE
D21aからの光が反射されてPD21bで受光される
光量が変化することによって検出するものである。な
お、制御動作は第1実施例と同様なので説明を省略す
る。
【0049】図6は、第2実施例としてのレンズ位置検
出器21とレンズ位置センサ回路24との他の構成例を
示すもので、光学ヘッド3に設けられている遮光板3a
を反射ミラー3bにしたもので、LED21cからの光
が反射されてPD21d、及び21eで受光される光量
が変化することによって検出するものである。なお、制
御動作は第2実施例と同様なので説明を省略する。な
お、本発明は上記第1実施例と第2実施例に限らず、光
センサを用いる機能が搭載されている機器に応用可能で
ある。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
光センサ検出装置の発光ダイオードへ流す駆動電流を制
御して寿命を伸ばし、装置の信頼性を向上させることの
できる光ディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク装置の概略構成を示す
ブロック図。
【図2】第1実施例に係るレンズ位置検出器とレンズ位
置センサ回路の構成例を示す図。
【図3】レンズ位置制御の動作を説明するためのタイミ
ングチャート。
【図4】第2実施例に係るレンズ位置検出器とレンズ位
置センサ回路の構成例を示す図。
【図5】第1実施例に係るレンズ位置検出器とレンズ位
置センサ回路の他の構成例を示す図。
【図6】第2実施例に係るレンズ位置検出器とレンズ位
置センサ回路の他の構成例を示す図。
【符号の説明】
1…光ディスク 3…光学ヘッド 3a…遮光板 3b…反射ミラー 17…リニアモータ制御回路 21…レンズ位置検出器21 21a,21c…発光ダイオード(LED) 21b,21d,21e…フォトダイオード(PD) 23…CPU 24…レンズ位置センサ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックを有する光ディスク上に光を集
    光させる集光手段と上記光ディスクからの反射光を検出
    する検出手段とを有する光学ヘッドと、 この光学ヘッドを上記集光手段の光軸と直交し且つ上記
    光ディスクのトラックを横切る方向へ移動させる移動手
    段と、 を有する光ディスク装置において、 上記移動手段で移動される光学ヘッドの位置を検出する
    ために設けられ、光を発光する発光手段と、 この発光手段から発光された光を受光して電気信号に変
    換する光電変換手段と、 この光電変換手段と上記発光手段との間の光を遮光、ま
    たは反射によって光量を変化させる上記光学ヘッドに設
    けられた光量変化手段と、 この光量変化手段により光量が変化された際、上記光電
    変換手段で変換される電気信号の変化により光学ヘッド
    の位置を検出する検出手段と、 この検出手段による検出動作を行う時に上記発光手段を
    オンとし、検出動作を行わない時に上記発光手段をオフ
    とする制御を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 トラックを有する光ディスク上に光を集
    光させる集光手段と上記光ディスクからの反射光を検出
    する検出手段とを有する光学ヘッドと、 この光学ヘッドを上記集光手段の光軸と直交し且つ上記
    光ディスクのトラックを横切る方向へ移動させる移動手
    段と、 を有する光ディスク装置において、 上記移動手段で移動される光学ヘッドの位置を検出する
    ために設けられ、駆動電流により光を発光する発光手段
    と、 この発光手段から発光された光を受光して電気信号に変
    換する光電変換手段と、 この光電変換手段と上記発光手段との間の光を遮光、ま
    たは反射によって光量を変化させる上記光学ヘッドに設
    けられた光量変化手段と、 この光量変化手段により光量が変化された際、上記光電
    変換手段で変換される電気信号の変化により光学ヘッド
    の位置を検出する検出手段と、 この検出手段による検出動作を行う時には上記発光手段
    を検出動作に必要な発光量の駆動電流で駆動し、検出動
    作を行わない時には上記発光手段の駆動電流を減少する
    制御を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 光を発光する発光手段と、光を受光して
    電気信号に変換する光電変換手段との間の光が遮光、ま
    たは反射によって光量が変化されることにより検出する
    光学的検出手段を搭載した光学的検出手段搭載装置にお
    いて、 上記光学的検出装置の使用時には上記発光手段を発光
    し、上記光学的検出手段の未使用時には上記発光手段を
    未発光とする制御を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする光学的検出手段搭載装置。
  4. 【請求項4】 駆動電流により光を発光する発光手段
    と、光を受光して電気信号に変換する光電変換手段との
    間の光が遮光、または反射によって光量が変化されるこ
    とにより検出する光学的検出手段を搭載した光学的検出
    手段搭載装置において、 上記光学的検出装置の使用時には上記発光手段を検出に
    必要な発光量の駆動電流で駆動し、上記光学的検出手段
    の未使用時には上記発光手段の駆動電流を減少する制御
    を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする光学的検出手段搭載装置。
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