JPH09259448A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JPH09259448A
JPH09259448A JP6672196A JP6672196A JPH09259448A JP H09259448 A JPH09259448 A JP H09259448A JP 6672196 A JP6672196 A JP 6672196A JP 6672196 A JP6672196 A JP 6672196A JP H09259448 A JPH09259448 A JP H09259448A
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constant
optical
binarization
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Application number
JP6672196A
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English (en)
Inventor
Kozo Ono
光三 大野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ディスクのシーク動作におけるヘッダ部の漏
れ込み信号による低速時の2値化誤検知を減少させてシ
ーク速度制御の向上を図る。 【解決手段】コントロール回路63は、検知回路70か
らの検知信号が高速を示す場合はスイッチ62をオフと
し、抵抗R1,R2によりコンパレータ61のヒステリ
シスが小さくなって入力されるトラック差信号(TSU
B)を2値化し、検知回路70からの検知信号が低速を
示す場合はスイッチ62をオンとし、抵抗R1,R2,
R3によりコンパレータ61のヒステリシスが大きくな
って入力されるトラック差信号(TSUB)を2値化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、光デ
ィスクに情報を記録したり光ディスクから情報を再生す
る光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置において、シーク動作
(目的トラックに光学ヘッドを移動する)を行う場合、
移動距離(トラック数)に応じてリニアモータの速度制
御を行う。光学ヘッドの移動距離は、トラック差信号
(TSUB)を2値化した信号のパルス数をカウントす
ることにより計測し、移動速度の検出は光学ヘッド移動
中に発生するトラック差信号のパルス間隔の時間を基準
となるクロックを用いて計測することにより検出する。
【0003】このように光ディスク装置においては、光
ディスクのシーク(検索)速度を制御するためにトラッ
ク差信号(TSUB)をコンパレータにより2値化し、
その2値化した信号のパルス長により速度を検出してい
る。この場合のコンパレータのヒステリシス(2値化定
数)は、シーク動作の高速時も低速時も一定である。
【0004】しかしながら、光ディスクにはフォーマッ
トによりヘッダ部が形成されている。その光ディスクの
シーク動作におけるヘッダ部の漏れ込み信号がトラック
差信号上に現れ、2値化する場合にそのヘッダ部漏れ込
み信号により特に低速時に2値化誤検知が発生し、光デ
ィスク装置としてのシーク動作を異常にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、光デ
ィスクにはフォーマットによりヘッダ部が形成されてい
るが、その光ディスクのシーク動作におけるヘッダ部の
漏れ込み信号がトラック差信号上に現れ、2値化する場
合にそのヘッダ部漏れ込み信号により特に低速時に2値
化誤検知が発生してシーク動作を異常にするという問題
があった。
【0006】そこで、この発明は、光ディスクのシーク
動作におけるヘッダ部の漏れ込み信号による低速時の2
値化誤検知を減少させてシーク速度制御の向上を図るこ
とのできる光ディスク装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク装
置は、光ディスクに光ビームを照射して情報の記録また
は再生を行う光ディスク装置において、上記光ディスク
に光ビームを照射して検索を行う検索手段と、この検索
手段で検索される検索速度を検知する検知手段と、上記
光ディスクからの反射光ビームをトラック差信号に変換
する変換手段と、この変換手段で変換されたトラック差
信号を2値化する2値化手段と、上記検知手段の検知結
果に応じて上記2値化手段の2値化定数を変更する変更
手段とから構成されている。
【0008】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
に光ビームを照射して情報の記録または再生を行う光デ
ィスク装置において、上記光ディスクに光ビームを照射
して検索を行う検索手段と、この検索手段で検索される
検索速度を検知する検知手段と、上記光ディスクからの
反射光ビームをトラック差信号に変換する変換手段と、
この変換手段で変換されたトラック差信号を2値化する
2値化手段と、上記検知手段で検知された検索速度が第
1の速度の場合に第1の2値化定数を上記2値化手段に
設定し、検索速度が第2の速度の場合に第2の2値化定
数を上記2値化手段に設定する設定手段とから構成され
ている。
【0009】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
に光ビームを照射して情報の記録または再生を行う光デ
ィスク装置において、上記光ディスクに光ビームを照射
して検索を行う検索手段と、この検索手段で検索される
検索速度を検知する検知手段と、上記光ディスクからの
反射光ビームをトラック差信号に変換する変換手段と、
この変換手段で変換されたトラック差信号を2値化する
2値化手段と、上記検知手段で検知された検索速度が高
速の時に第1の2値化定数を上記2値化手段に設定し、
低速の時に第2の2値化定数を上記2値化手段に設定す
る設定手段とから構成されている。
【0010】この発明の光ディスク装置は、トラックを
有する光ディスク上に光を集光させる集光手段と上記光
ディスクからの反射光を検出する検出手段とを有する光
学ヘッドと、この光学ヘッドの集光手段をその光軸と直
交し且つ上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動
させる移動手段と、この移動手段の移動速度を検知する
検知手段と、この検知手段の検知結果に応じて2値化定
数を変更する変更手段と、上記検出手段からの検出信号
によりトラック差信号を生成する生成手段と、この生成
手段で生成されたトラック差信号を上記変更手段で変更
された2値化定数で2値化する2値化手段とから構成さ
れている。
【0011】この発明の光ディスク装置は、トラックを
有する光ディスク上に光を集光させる集光手段と上記光
ディスクからの反射光を検出する検出手段とを有する光
学ヘッドと、この光学ヘッドの集光手段をその光軸と直
交し且つ上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動
させる移動手段と、この移動手段の移動速度を検知する
検知手段と、この検知手段で検知された移動速度が第1
の速度の場合に第1の2値化定数を設定し、第2の速度
の場合に第2の2値化定数を設定する設定手段と、上記
検出手段からの検出信号によりトラック差信号を生成す
る生成手段と、この生成手段で生成されたトラック差信
号を上記設定手段で設定された第1の2値化定数または
第2の2値化定数で2値化する2値化手段とから構成さ
れている。
【0012】この発明の光ディスク装置は、トラックを
有する光ディスク上に光を集光させる集光手段と上記光
ディスクからの反射光を検出する検出手段とを有する光
学ヘッドと、この光学ヘッドの集光手段をその光軸と直
交し且つ上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動
させる移動手段と、この移動手段の移動速度を検知する
検知手段と、この検知手段で検知された移動速度が高速
の時に第1の2値化定数を設定し、低速の時に第2の2
値化定数を設定する設定手段と、上記検出手段からの検
出信号によりトラック差信号を生成する生成手段と、こ
の生成手段で生成されたトラック差信号を上記設定手段
で設定された第1の2値化定数または第2の2値化定数
で2値化する2値化手段とから構成されている。
【0013】この発明の光ディスク装置は、トラックを
有する光ディスク上に光を集光させる集光手段と上記光
ディスクからの反射光を検出する検出手段とを有する光
学ヘッドと、この光学ヘッドの集光手段をその光軸と直
交し且つ上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動
させる移動手段と、この移動手段の移動速度を検知する
検知手段と、この検知手段で検知された移動速度が高速
の時に第1の2値化定数を設定し、低速の時に第2の2
値化定数を設定する設定手段と、上記検出手段からの検
出信号によりトラック差信号を生成する生成手段と、こ
の生成手段で生成されたトラック差信号を上記設定手段
で設定された第1の2値化定数または第2の2値化定数
で2値化する2値化手段と、この2値化手段で2値化さ
れた信号に基づいて上記移動手段の移動速度を制御する
制御手段とから構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図2は、この発明に係
る光ディスク装置の概略構成を示すものである。この光
ディスク装置は、光ディスク1に対し収束光を用いて情
報を記録、再生、消去を行うものである。
【0015】上記光ディスク1の表面にはスパイラル状
に溝(記録トラック)が形成されており、この光ディス
ク1は、モータ2によって例えば一定の速度で回転され
る。このモータ2は、モータ制御回路18によって制御
される。
【0016】上記光ディスク1に対する情報の記録、再
生は、上記光ディスク1の下部に設けられている光学ヘ
ッド3によって行われる。この光学ヘッド3は、駆動手
段としてのリニアモータ31の駆動部を構成する駆動コ
イル13に固定されており、この駆動コイル13はリニ
アモータ制御回路17に接続されている。
【0017】リニアモータ制御回路17には、リニアモ
ータ位置検出器26が接続されており、リニアモータ位
置検出器26は、光学ヘッド3に設けられる光学スケー
ル25を選出することで位置信号を出力する。
【0018】また、リニアモータ31の固定部には、図
示しない永久磁石が設けられており、上記駆動コイル1
3がリニアモータ制御回路17によって励磁されること
により、光学ヘッド3は、光ディスク1の半径方向に移
動される。
【0019】光学ヘッド3には、対物レンズ6が図示し
ないワイヤあるいは板ばねによって保持されており、対
物レンズ6は駆動コイル5によってフォーカシング方向
(レンズの光軸方向)に移動され、駆動コイル4によっ
てトラッキング方向(レンズの光軸と直交する方向)に
移動可能とされる。
【0020】また、レーザ制御回路51によって駆動さ
れる半導体レーザ発振器としてのレーザダイオード9よ
り発生されるレーザ光は、コリメータレンズ11a、ハ
ーフプリズム11b、対物レンズ6を介して光ディスク
1上に照射され、光ディスク1からの反射光は、対物レ
ンズ6、ハーフプリズム11b、集光レンズ10a、及
びシリンドリカルレンズ10bを介して光検出器(検出
手段)8に導かれる。
【0021】レーザダイオード9の近傍には、レーザダ
イオード9の発行量を検出する発行量検出装置としての
モニタ用フォトダイオードPDが設けられている。この
フォトダイオードPDからの検出信号としてのモニタ電
流は上記レーザ制御回路51に供給される。
【0022】光検出器8は、4分割のフォトダイオード
8a〜8dによって構成される。光学ヘッド3のフォト
ダイオード8a〜8dのカソード側は共通にビデオ信号
用のプリアンプ回路52に接続され、アノード側はそれ
ぞれフォーカス/トラッキング処理回路40に接続され
る。
【0023】これにより、光ディスク1からの反射光に
応じて、フォトダイオード8a〜8dにカソードからア
ノードへ向かって電流が流れ、これをカソード側から取
り出した和電流を用いてビデオ信号処理が行われ、アノ
ード側から取り出したそれぞれの電流を用いてフォーカ
ス(光ディスク1と対物レンズ6の距離を一定に保つ)
/トラッキング(予め光ディスク1に記録されている案
内溝に従う)処理が行われる。
【0024】フォーカス/トラッキング処理回路40は
フォーカシング制御回路15、トラッキング制御回路1
6、リニアモータ制御回路17、加算器30a、差動増
幅器OP1、OP2、及び本発明による利得切り替え可
能増幅器12a〜12dによって構成されている。これ
らの増幅器12a〜12dはフォトダイオード8a〜8
dの電流出力を電圧信号に変換する電流・電圧変換器で
あって、全て同一の構成を有する回路である。
【0025】すなわち、光検出器8のフォトダイオード
8aの出力信号は、増幅器12aを介して加算器30
a、30cの一端に供給され、フォトダイオード8bの
出力信号は増幅器12bを介して加算器30b、30d
の一端に供給され、フォトダイオード8cの出力信号は
増幅器12cを介して加算器30b、30cの他端に供
給され、フォトダイオード8dの出力信号は、増幅器1
2dを介して加算器30a、30dの他端に供給され
る。
【0026】加算器30aの出力信号は差動増幅器OP
1の反転入力端子に供給され、この差動増幅器OP1の
非反転入力端子には加算器30bの出力信号が供給され
る。これにより、差動増幅器OP1は、加算器30a、
30bの差電圧に対応する信号をトラッキング制御回路
16に供給する。トラッキング制御回路16は、差動増
幅器OP1から供給されるトラック差信号に応じてトラ
ック駆動信号を生成する。
【0027】トラッキング制御回路16には、後述する
2値化手段としての2値化回路60が設けられている。
トラッキング制御回路16から出力されるトラック駆動
信号は前記トラッキング方向の駆動コイル4に供給され
る。また、トラッキング制御回路16で用いられたトラ
ック差信号はリニアモータ制御回路17に供給される。
【0028】リニアモータ制御回路17には、シーク
(検索)動作時の高速、低速を検知する検知手段として
の検知回路70が設けられている。また、加算器30c
の出力信号は差動増幅器OP2の反転入力端子に供給さ
れ、差動増幅器OP2の非反転入力端子は加算器30d
の出力信号が供給される。これにより、差動増幅器OP
2は、加算器30c、30dの差に応じてフォーカス点
に関する信号をフォーカシング制御回路15に供給す
る。フォーカシング制御回路15の出力信号は、フォー
カシング駆動コイル5に供給され、レーザ光が光ディス
ク1上で常時ジャストフォーカスとなるように制御され
る。
【0029】前述のようにフォーカシング、トラッキン
グを行った状態での光検出器8のフォトダイオード8a
〜8dの出力の和電流は、トラック上に形成されたピッ
ト(記録情報)の凹凸が反映されている。この和電流
は、ビデオ信号用のプリアンプ回路52で電圧値に変換
されてビデオ信号処理回路19に供給され、ビデオ信号
処理回路19において画像データ、アドレスデータ(ト
ラック番号、セクタ番号等)が再生される。
【0030】また、レーザ制御回路51の前段には外部
装置としての記録媒体制御装置33からインターフェー
ス回路32を介して供給される記録データを記録パルス
に変調する変調回路としての記録信号生成回路34が設
けられている。
【0031】また、この光ディスク装置にはそれぞれフ
ォーカシング制御回路15、トラッキング制御回路1
6、リニアモータ制御回路17とCPU23との間で情
報の授受を行うときに用いられるD/A変換器22が設
けられている。
【0032】また、トラッキング制御回路16は、CP
U23からD/A変換器22を介して供給されるトラッ
クジャンプ信号に応じて対物レンズ6を移動させ、1ト
ラック分、レーザ光を移動させる。
【0033】レーザ制御回路51、フォーカシング制御
回路15、トラッキング制御回路16、リニアモータ制
御回路17、モータ制御回路18、信号処理回路19、
記録信号生成回路34等は、バスライン20を介してC
PU23によって制御され、CPU23はメモリ24に
記憶されたプログラムによって所定の動作を行う。
【0034】次に、このような構成において本発明は、
光ディスク装置における光ディスクのシーク(検索)動
作時にその速度を制御するための正しい位置へのトラッ
クジャンプを行うためのものである。
【0035】図1は、この発明に係る光ディスク装置の
トラッキング制御回路16における2値化回路60の構
成を示すものである。すなわち、2値化回路60は、コ
ンパレータ61、スイッチ62、検知回路70からの信
号に応じてスイッチ62のオンオフを制御するコントロ
ール回路63、及び抵抗R1,R2,R3とから構成さ
れている。
【0036】2値化回路60においては、検知回路70
からの光ディスク1のシーク動作が高速か低速かを示す
検知信号がコントロール回路63に入力されることによ
り、コントロール回路63がスイッチ62のオンオフを
制御する。すなわち、コントロール回路63は、検知回
路70からの検知信号が高速を示す場合はスイッチ62
をオフとし、検知回路70からの検知信号が低速を示す
場合はスイッチ62をオンとする。それによって、コン
パレータ61のヒステリシス(2値化定数)を大きくし
たり小さくしたりするものである。
【0037】すなわち、光ディスク1のシーク動作が高
速の場合、スイッチ62はオフとなって抵抗R1,R2
によりコンパレータ61のヒステリシスが小さくなり、
光ディスク1のシーク動作が低速の場合、スイッチ62
はオンとなって抵抗R1,R2,R3によりコンパレー
タ61のヒステリシスが大きくなる。
【0038】図3は、光ディスク1のシーク動作の高速
時と低速時における従来の2値化回路による2値化信号
を示すもので、図3の(a)は高速時におけるトラック
差信号(TSUB)であり、このトラック差信号が従来
の2値化回路で2値化されると図3の(b)に示すよう
な2値化信号となって正常にシーク動作の制御が行われ
る。
【0039】一方、図3の(c)は低速時におけるトラ
ック差信号(TSUB)であり、このトラック差信号に
おけるヘッダ部の漏れ込み信号が従来の2値化回路で2
値化されると図3の(d)に示すような2値化信号とな
って2値化誤検知が発生して正常にシーク動作の制御が
行われないことになる。
【0040】このように光ディスク1のシーク動作の高
速時と低速時では、ヘッダ部の漏れ込み方が異なってい
る。従って、図3の(b)と(d)とでわかるように、
高速時よりも低速時の方がヘッダ部漏れ込み信号による
2値化誤検知が発生しやすいのである。本発明の2値化
回路60では、コンパレータ61のヒステリシスをシー
ク動作の高速時と低速時とで変更するように制御してい
る。
【0041】図4は、コンパレータ61のヒステリシス
が大きい場合と小さい場合の2値化信号を示すものであ
る。図4の(a)は光ディスク1のシーク動作の低速時
におけるトラック差信号(TSUB)を2値化するコン
パレータ61のヒステリシスが小さい時(従来の2値化
回路)を示し、その結果として図4の(b)に示すよう
な2値化信号となって2値化誤検知している。
【0042】しかし、本発明の2値化回路60において
は、図4の(c)に示すように光ディスク1のシーク動
作の低速時におけるトラック差信号(TSUB)を2値
化するコンパレータ61のヒステリシスを大きくするこ
とにより、ヘッダ部の漏れ込み信号をさけて2値化を行
うことができ、正常なシーク動作として異常動作を減少
することができる。
【0043】以上説明したように上記発明の実施の形態
によれば、光ディスクのシーク動作の低速時に2値化回
路のヒステリシスを大きくしてヘッダ部の漏れ込み信号
による2値化誤検知を減少させてシーク速度制御を向上
させることができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
光ディスクのシーク動作におけるヘッダ部の漏れ込み信
号による低速時の2値化誤検知を減少させてシーク速度
制御の向上を図ることのできる光ディスク装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光ディスク装置のトラッキング
制御回路における2値化回路の構成を示すブロック図。
【図2】この発明に係る光ディスク装置の概略構成を示
す図。
【図3】シーク動作の高速時と低速時における従来の2
値化回路による2値化信号を示す図。
【図4】コンパレータのヒステリシスが大きい場合と小
さい場合の2値化信号を示す図。
【符号の説明】
1…光ディスク 2…モータ 3…光学ヘッド 16…トラッキング制御回路 17…リニアモータ制御回路 22…D/A変換器 23…CPU 60…2値化回路 61…コンパレータ 62…スイッチ 63…コントロール回路 70…検知回路 R1,R2,R3…抵抗

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに光ビームを照射して情報の
    記録または再生を行う光ディスク装置において、 上記光ディスクに光ビームを照射して検索を行う検索手
    段と、 この検索手段で検索される検索速度を検知する検知手段
    と、 上記光ディスクからの反射光ビームをトラック差信号に
    変換する変換手段と、 この変換手段で変換されたトラック差信号を2値化する
    2値化手段と、 上記検知手段の検知結果に応じて上記2値化手段の2値
    化定数を変更する変更手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクに光ビームを照射して情報の
    記録または再生を行う光ディスク装置において、 上記光ディスクに光ビームを照射して検索を行う検索手
    段と、 この検索手段で検索される検索速度を検知する検知手段
    と、 上記光ディスクからの反射光ビームをトラック差信号に
    変換する変換手段と、 この変換手段で変換されたトラック差信号を2値化する
    2値化手段と、 上記検知手段で検知された検索速度が第1の速度の場合
    に第1の2値化定数を上記2値化手段に設定し、検索速
    度が第2の速度の場合に第2の2値化定数を上記2値化
    手段に設定する設定手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 光ディスクに光ビームを照射して情報の
    記録または再生を行う光ディスク装置において、 上記光ディスクに光ビームを照射して検索を行う検索手
    段と、 この検索手段で検索される検索速度を検知する検知手段
    と、 上記光ディスクからの反射光ビームをトラック差信号に
    変換する変換手段と、 この変換手段で変換されたトラック差信号を2値化する
    2値化手段と、 上記検知手段で検知された検索速度が高速の時に第1の
    2値化定数を上記2値化手段に設定し、低速の時に第2
    の2値化定数を上記2値化手段に設定する設定手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 トラックを有する光ディスク上に光を集
    光させる集光手段と上記光ディスクからの反射光を検出
    する検出手段とを有する光学ヘッドと、 この光学ヘッドの集光手段をその光軸と直交し且つ上記
    光ディスクのトラックを横切る方向へ移動させる移動手
    段と、 この移動手段の移動速度を検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて2値化定数を変更する
    変更手段と、 上記検出手段からの検出信号によりトラック差信号を生
    成する生成手段と、 この生成手段で生成されたトラック差信号を上記変更手
    段で変更された2値化定数で2値化する2値化手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 トラックを有する光ディスク上に光を集
    光させる集光手段と上記光ディスクからの反射光を検出
    する検出手段とを有する光学ヘッドと、 この光学ヘッドの集光手段をその光軸と直交し且つ上記
    光ディスクのトラックを横切る方向へ移動させる移動手
    段と、 この移動手段の移動速度を検知する検知手段と、 この検知手段で検知された移動速度が第1の速度の場合
    に第1の2値化定数を設定し、第2の速度の場合に第2
    の2値化定数を設定する設定手段と、 上記検出手段からの検出信号によりトラック差信号を生
    成する生成手段と、 この生成手段で生成されたトラック差信号を上記設定手
    段で設定された第1の2値化定数または第2の2値化定
    数で2値化する2値化手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 トラックを有する光ディスク上に光を集
    光させる集光手段と上記光ディスクからの反射光を検出
    する検出手段とを有する光学ヘッドと、 この光学ヘッドの集光手段をその光軸と直交し且つ上記
    光ディスクのトラックを横切る方向へ移動させる移動手
    段と、 この移動手段の移動速度を検知する検知手段と、 この検知手段で検知された移動速度が高速の時に第1の
    2値化定数を設定し、低速の時に第2の2値化定数を設
    定する設定手段と、 上記検出手段からの検出信号によりトラック差信号を生
    成する生成手段と、 この生成手段で生成されたトラック差信号を上記設定手
    段で設定された第1の2値化定数または第2の2値化定
    数で2値化する2値化手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 トラックを有する光ディスク上に光を集
    光させる集光手段と上記光ディスクからの反射光を検出
    する検出手段とを有する光学ヘッドと、 この光学ヘッドの集光手段をその光軸と直交し且つ上記
    光ディスクのトラックを横切る方向へ移動させる移動手
    段と、 この移動手段の移動速度を検知する検知手段と、 この検知手段で検知された移動速度が高速の時に第1の
    2値化定数を設定し、低速の時に第2の2値化定数を設
    定する設定手段と、 上記検出手段からの検出信号によりトラック差信号を生
    成する生成手段と、 この生成手段で生成されたトラック差信号を上記設定手
    段で設定された第1の2値化定数または第2の2値化定
    数で2値化する2値化手段と、 この2値化手段で2値化された信号に基づいて上記移動
    手段の移動速度を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
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